JPH107090A - 舶用推進装置の油圧機構 - Google Patents
舶用推進装置の油圧機構Info
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- JPH107090A JPH107090A JP8165764A JP16576496A JPH107090A JP H107090 A JPH107090 A JP H107090A JP 8165764 A JP8165764 A JP 8165764A JP 16576496 A JP16576496 A JP 16576496A JP H107090 A JPH107090 A JP H107090A
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- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 舶用推進装置において、従来、推進ユニット
を左右揺動操作する油圧式操舵用シリンダーと、上下揺
動操作する油圧式チルト用シリンダーとで、油圧ポンプ
を別個に装備していたのを改良し、油圧ポンプを共通化
する。 【解決手段】 チルト用シリンダーTCと操舵用シリン
ダーSCに一つの油圧ポンプPより圧油供給する構成と
し、該チルト用シリンダーTC制御用のチルト用バルブ
TVは、チルト用シリンダーTCへの油路と操舵用シリ
ンダーSCへの油路を切り換えるバルブ構成とする。ま
た、油圧ポンプPの下手側に可変リリーフバルブRV4
を設けるか、或いは油圧ポンプPを電動モーター駆動式
とし、電動モーターMの回転数制御とするかして、各シ
リンダーの作動油設定圧の違いに対処する。
を左右揺動操作する油圧式操舵用シリンダーと、上下揺
動操作する油圧式チルト用シリンダーとで、油圧ポンプ
を別個に装備していたのを改良し、油圧ポンプを共通化
する。 【解決手段】 チルト用シリンダーTCと操舵用シリン
ダーSCに一つの油圧ポンプPより圧油供給する構成と
し、該チルト用シリンダーTC制御用のチルト用バルブ
TVは、チルト用シリンダーTCへの油路と操舵用シリ
ンダーSCへの油路を切り換えるバルブ構成とする。ま
た、油圧ポンプPの下手側に可変リリーフバルブRV4
を設けるか、或いは油圧ポンプPを電動モーター駆動式
とし、電動モーターMの回転数制御とするかして、各シ
リンダーの作動油設定圧の違いに対処する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、舶用推進装置に具
備する各種油圧装置駆動用の油圧機構における油圧ポン
プの共通化構造に関する。
備する各種油圧装置駆動用の油圧機構における油圧ポン
プの共通化構造に関する。
【0002】
【従来の技術】舶用推進装置の油圧機構に関しては、例
えば特公昭56−49796号公報に開示されている。
この中で、操舵用油圧シリンダーを有する操舵用油圧機
構は、船舶駆動用のエンジンにて駆動される油圧ポンプ
より圧油供給され、一方、推進ユニットを上下揺動する
チルト用油圧シリンダー(該公報では、トリムシリンダ
ーと称している。)は、電動モーターにて駆動される油
圧ポンプより圧油を供給されている。このように、従来
は、操舵用とチルト用とで油圧ポンプを別個に装備し、
独立に圧油を供給していた。
えば特公昭56−49796号公報に開示されている。
この中で、操舵用油圧シリンダーを有する操舵用油圧機
構は、船舶駆動用のエンジンにて駆動される油圧ポンプ
より圧油供給され、一方、推進ユニットを上下揺動する
チルト用油圧シリンダー(該公報では、トリムシリンダ
ーと称している。)は、電動モーターにて駆動される油
圧ポンプより圧油を供給されている。このように、従来
は、操舵用とチルト用とで油圧ポンプを別個に装備し、
独立に圧油を供給していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように油圧ポンプ
を別個に設けることは、コスト高に繋がることから、油
圧ポンプの共通化を図りたい。この点で、操舵用油圧シ
リンダーとチルト用油圧シリンダーとは、同時に駆動す
ることはないから、共通化の余地がある。更に共通化に
際しては、両シリンダーで、設定油圧が異なることが問
題であり、これをクリアしなければならない。
を別個に設けることは、コスト高に繋がることから、油
圧ポンプの共通化を図りたい。この点で、操舵用油圧シ
リンダーとチルト用油圧シリンダーとは、同時に駆動す
ることはないから、共通化の余地がある。更に共通化に
際しては、両シリンダーで、設定油圧が異なることが問
題であり、これをクリアしなければならない。
【0004】更に、従来のエンジン駆動式の(前記公報
では、操舵用油圧機構に対する)油圧ポンプは、既存の
エンジンの前部(推進ユニットに伝動される出力軸は、
後側より突設している。)に取り付けて、クランクシャ
フトよりベルト伝動させて駆動する。このようなエンジ
ンに対する油圧ポンプの後付けは困難であり、また、エ
ンジン前部にPTO軸も突設されていて、PTO駆動と
併用するのは、部品の配設スペース上も、また、動力上
も更に困難である。
では、操舵用油圧機構に対する)油圧ポンプは、既存の
エンジンの前部(推進ユニットに伝動される出力軸は、
後側より突設している。)に取り付けて、クランクシャ
フトよりベルト伝動させて駆動する。このようなエンジ
ンに対する油圧ポンプの後付けは困難であり、また、エ
ンジン前部にPTO軸も突設されていて、PTO駆動と
併用するのは、部品の配設スペース上も、また、動力上
も更に困難である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上のような
課題を解決するため、次のような手段を用いる。まず船
尾にて支持され、油圧式操舵用シリンダーの駆動にて水
平揺動可能、かつ油圧式チルト用シリンダーの駆動にて
上下揺動可能な推進ユニットを有する舶用推進装置にお
いて、両シリンダーに対し、共通の油圧ポンプより分配
手段を介して圧油を分配する構成とする。
課題を解決するため、次のような手段を用いる。まず船
尾にて支持され、油圧式操舵用シリンダーの駆動にて水
平揺動可能、かつ油圧式チルト用シリンダーの駆動にて
上下揺動可能な推進ユニットを有する舶用推進装置にお
いて、両シリンダーに対し、共通の油圧ポンプより分配
手段を介して圧油を分配する構成とする。
【0006】また、前記構成の舶用推進装置の油圧機構
において、該油圧ポンプの吐出側油圧回路に可変式リリ
ーフバルブを設け、操舵時とチルト時とで該リリーフバ
ルブの設定値を変更する構成とする。
において、該油圧ポンプの吐出側油圧回路に可変式リリ
ーフバルブを設け、操舵時とチルト時とで該リリーフバ
ルブの設定値を変更する構成とする。
【0007】また、前記構成の舶用推進装置の油圧機構
において、該油圧ポンプを電動モーターにて駆動するも
のとし、操舵時とチルト時とで該電動モーターの回転数
を変更する構成とする。
において、該油圧ポンプを電動モーターにて駆動するも
のとし、操舵時とチルト時とで該電動モーターの回転数
を変更する構成とする。
【0008】更に、船尾にて支持され、油圧式操舵用シ
リンダーの駆動にて水平揺動可能、かつ油圧式チルト用
シリンダーの駆動にて上下揺動可能な推進ユニットを有
し、更に、油圧式のトリム装置またはサイドスラスタを
付加した舶用推進装置において、操舵用シリンダー、チ
ルト用シリンダー、及び、トリム装置またはサイドスラ
スタに、共通の油圧ポンプより圧油供給する構成とす
る。
リンダーの駆動にて水平揺動可能、かつ油圧式チルト用
シリンダーの駆動にて上下揺動可能な推進ユニットを有
し、更に、油圧式のトリム装置またはサイドスラスタを
付加した舶用推進装置において、操舵用シリンダー、チ
ルト用シリンダー、及び、トリム装置またはサイドスラ
スタに、共通の油圧ポンプより圧油供給する構成とす
る。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について添付
の図面より説明する。図1は舶用推進装置の側面図、図
2は図1図示の舶用推進装置における操舵用油圧機構部
分の平面図、図3は同じく正面図、図4は操舵用油圧機
構の回路図、図5は油圧ポンプを共通とする操舵用及び
チルト用油圧機構の回路図、図6は同じく油量調整用の
可変リリーフバルブを設けた場合の回路図、図7は同じ
く操舵用シリンダーとチルト用シリンダーを同時作動可
能とした場合の回路図、図8は図7図示の油圧機構に基
づく操舵及びチルト操作における電動モーターの回転数
制御フローチャート図、図9は油圧ポンプを共通とする
操舵用、チルト用、及び油圧フラップ駆動用油圧機構の
回路図、図10は油圧ポンプを共通とする操舵用、チル
ト用、及びサイドスラスタ駆動用油圧機構の回路図、図
11は船尾に取り付けた油圧フラップを示す船舶後方斜
視図、図12は船舶のサイドスラスタ配設部分を示す側
面略図、図13は同じく平面略図である。
の図面より説明する。図1は舶用推進装置の側面図、図
2は図1図示の舶用推進装置における操舵用油圧機構部
分の平面図、図3は同じく正面図、図4は操舵用油圧機
構の回路図、図5は油圧ポンプを共通とする操舵用及び
チルト用油圧機構の回路図、図6は同じく油量調整用の
可変リリーフバルブを設けた場合の回路図、図7は同じ
く操舵用シリンダーとチルト用シリンダーを同時作動可
能とした場合の回路図、図8は図7図示の油圧機構に基
づく操舵及びチルト操作における電動モーターの回転数
制御フローチャート図、図9は油圧ポンプを共通とする
操舵用、チルト用、及び油圧フラップ駆動用油圧機構の
回路図、図10は油圧ポンプを共通とする操舵用、チル
ト用、及びサイドスラスタ駆動用油圧機構の回路図、図
11は船尾に取り付けた油圧フラップを示す船舶後方斜
視図、図12は船舶のサイドスラスタ配設部分を示す側
面略図、図13は同じく平面略図である。
【0010】まず、船舶推進装置の概略構成を図1より
説明する。船尾Tに、舶用推進装置の支持ブラケット2
を取り付けており、該支持ブラケット2に対して、推進
ユニット1を、上下揺動軸Aを支点として上下揺動可能
に、また、左右揺動軸Bを支点として左右揺動可能に支
持している。
説明する。船尾Tに、舶用推進装置の支持ブラケット2
を取り付けており、該支持ブラケット2に対して、推進
ユニット1を、上下揺動軸Aを支点として上下揺動可能
に、また、左右揺動軸Bを支点として左右揺動可能に支
持している。
【0011】支持ブラケット2の前方、即ち船内部分に
おいては、伝動ハウジング3が取り付けられており、そ
の前端の入力端3aを、船内に搭載するエンジンの出力
軸L1に連結する。該エンジンの出力軸L1は、該伝動
ハウジング3内にてユニバーサルジョイントL2を介し
て、推進ユニット1内の伝動軸L3に連結される。該推
進ユニット1においては、該伝動軸L3よりベベルギア
を介して、側面視Z形状に伝動軸L4、伝動軸L5と伝
動され、プロペラ1aを回転駆動するものである。
おいては、伝動ハウジング3が取り付けられており、そ
の前端の入力端3aを、船内に搭載するエンジンの出力
軸L1に連結する。該エンジンの出力軸L1は、該伝動
ハウジング3内にてユニバーサルジョイントL2を介し
て、推進ユニット1内の伝動軸L3に連結される。該推
進ユニット1においては、該伝動軸L3よりベベルギア
を介して、側面視Z形状に伝動軸L4、伝動軸L5と伝
動され、プロペラ1aを回転駆動するものである。
【0012】更に、該伝動ハウジング3の上部に油圧式
操舵用シリンダーSC(図2)を配設し、そのピストン
ロッドSCaに、推進ユニット1より延設する操舵用ア
ーム5を連結して、該操舵用シリンダーSCの駆動にて
推進ユニット1を左右揺動する構成としており、更に支
持ブラケット2の側面より推進ユニット1の側面に油圧
式チルト用シリンダーTCを架設しており(ピストンロ
ッドTCaの先端を推進ユニット1の側面に枢支してい
る。)、その駆動にて推進ユニット1を上下揺動する構
成としている。
操舵用シリンダーSC(図2)を配設し、そのピストン
ロッドSCaに、推進ユニット1より延設する操舵用ア
ーム5を連結して、該操舵用シリンダーSCの駆動にて
推進ユニット1を左右揺動する構成としており、更に支
持ブラケット2の側面より推進ユニット1の側面に油圧
式チルト用シリンダーTCを架設しており(ピストンロ
ッドTCaの先端を推進ユニット1の側面に枢支してい
る。)、その駆動にて推進ユニット1を上下揺動する構
成としている。
【0013】推進ユニット1の揺動用油圧機構について
説明する。まず、操舵用油圧機構について、図1乃至図
4にて説明する。前記伝動ハウジング3の上端に、操舵
用支持ブラケット4を固設しており、一方、推進ユニッ
ト1の上端に操舵アーム5の後端を螺止して、船尾Tに
設けた孔に通し、更に、該操舵用支持ブラケット4に形
成する縦板部4aの横長孔4bに通して、該操舵アーム
5の前端には、枢支部材6を枢支ピン6aにて枢支して
おり、操舵アーム5の回動とともに推進ユニット1が左
右揺動するものとしている。
説明する。まず、操舵用油圧機構について、図1乃至図
4にて説明する。前記伝動ハウジング3の上端に、操舵
用支持ブラケット4を固設しており、一方、推進ユニッ
ト1の上端に操舵アーム5の後端を螺止して、船尾Tに
設けた孔に通し、更に、該操舵用支持ブラケット4に形
成する縦板部4aの横長孔4bに通して、該操舵アーム
5の前端には、枢支部材6を枢支ピン6aにて枢支して
おり、操舵アーム5の回動とともに推進ユニット1が左
右揺動するものとしている。
【0014】該枢支部材6には、前記操舵用シリンダー
(パワーステアリングシリンダー)SCを左右方向に配
設して、該操舵用支持ブラケット4のシリンダー固定部
4cに枢支しており、該ピストンロッドSCaの先端を
該枢支部材6に連結し、該操舵用シリンダーSCのピス
トンロッドSCaの伸縮によって、該操舵アーム5が回
動する構成となっている。更に、該操舵用シリンダーS
Cには操舵用バルブSVが付設されており、インポート
SVbとアウトポートSVcを設けている。インポート
SVbには、後記のチルト用バルブTVより油圧管7
を、またアウトポートSVcより油戻し用の油圧管8を
配管している。
(パワーステアリングシリンダー)SCを左右方向に配
設して、該操舵用支持ブラケット4のシリンダー固定部
4cに枢支しており、該ピストンロッドSCaの先端を
該枢支部材6に連結し、該操舵用シリンダーSCのピス
トンロッドSCaの伸縮によって、該操舵アーム5が回
動する構成となっている。更に、該操舵用シリンダーS
Cには操舵用バルブSVが付設されており、インポート
SVbとアウトポートSVcを設けている。インポート
SVbには、後記のチルト用バルブTVより油圧管7
を、またアウトポートSVcより油戻し用の油圧管8を
配管している。
【0015】一方、操舵用のハンドル12基端のヘルム
11より延設する操舵ケーブル10の後端を、該枢支部
材6に締結しており、ハンドル12の回動操作にて操舵
ケーブル10が押し引きされる。該操舵ケーブル10に
はサポートチューブ9を外嵌しており、その一端は該操
舵用バルブSVの入力部SVaに固着されている。該入
力部SVaは、該操舵用バルブSV内にて摺動して、バ
ルブの切換を行うものとなっている。
11より延設する操舵ケーブル10の後端を、該枢支部
材6に締結しており、ハンドル12の回動操作にて操舵
ケーブル10が押し引きされる。該操舵ケーブル10に
はサポートチューブ9を外嵌しており、その一端は該操
舵用バルブSVの入力部SVaに固着されている。該入
力部SVaは、該操舵用バルブSV内にて摺動して、バ
ルブの切換を行うものとなっている。
【0016】操舵用シリンダーSVの作動機構につい
て、図4より説明する。ハンドル12の回動操作にて操
舵ケーブル10が押し引きされるが、この力は、その後
端に締結する枢支部材6を、即ち、操舵アーム5を動か
す程の力ではない。従って、操舵ケーブル10は、サポ
ートチューブ9と枢支部材6との間で撓んだり緊張した
りし、それに連れて、サポートチューブ9が操舵ケーブ
ル10上を摺動する。このサポートチューブ9の摺動と
ともに、入力部SVaも移動し、操舵用バルブSVの切
換がなされるのである。例えば、ハンドル12の動きに
て、操舵ケーブル10が、枢支部材6側、即ち図4中L
側(船体左側)に押されると、サポートチューブ9は、
反対のR側(船体右側)に移動し、それとともに入力部
SVaもR側に移動して、操舵用バルブSVは、右旋回
位置a’に切り換わり、操舵用シリンダーSCはピスト
ンロッドSCaを伸長して、枢支部6をL側に押し、操
舵アーム5がそれとともに回動し、推進ユニット1はR
側に回動して、船体は右旋回する。なお、戻しバネによ
り、ハンドル12の動きを止めると、操舵用バルブSV
は中立位置c’に復帰する。
て、図4より説明する。ハンドル12の回動操作にて操
舵ケーブル10が押し引きされるが、この力は、その後
端に締結する枢支部材6を、即ち、操舵アーム5を動か
す程の力ではない。従って、操舵ケーブル10は、サポ
ートチューブ9と枢支部材6との間で撓んだり緊張した
りし、それに連れて、サポートチューブ9が操舵ケーブ
ル10上を摺動する。このサポートチューブ9の摺動と
ともに、入力部SVaも移動し、操舵用バルブSVの切
換がなされるのである。例えば、ハンドル12の動きに
て、操舵ケーブル10が、枢支部材6側、即ち図4中L
側(船体左側)に押されると、サポートチューブ9は、
反対のR側(船体右側)に移動し、それとともに入力部
SVaもR側に移動して、操舵用バルブSVは、右旋回
位置a’に切り換わり、操舵用シリンダーSCはピスト
ンロッドSCaを伸長して、枢支部6をL側に押し、操
舵アーム5がそれとともに回動し、推進ユニット1はR
側に回動して、船体は右旋回する。なお、戻しバネによ
り、ハンドル12の動きを止めると、操舵用バルブSV
は中立位置c’に復帰する。
【0017】次に、チルト用シリンダーTCの作動油圧
機構について、図5より説明する。前記チルト用シリン
ダーTCのピストンを隔てた両圧油室よりチルト用バル
ブTVに油路を連結しており、両油路に、チルト用リリ
ーフバルブRV1とオーバーロードリリーフバルブRV
2を設け、各油路におけるチルト用リリーフバルブRV
1・オーバーロードリリーフバルブRV2間に、それぞ
れ逆止弁Va・Vbを設けている。推進ユニット1の上
下揺動操作(昇降操作)は、高水圧に抗してなされ、か
つ、微妙な位置操作を要するので、チルト用シリンダー
TCは、チルト用バルブTVが中立位置cになった時に
直ちにピストンロッドTCaの動きを停止しなければな
らない。逆止弁Va・Vbは、該チルト用バルブTCが
中立位置cになって、バルブ側からの圧油供給が停止す
ると、直ちに閉弁して、チルト用シリンダーTCからの
圧油のバルブ側への流出を停止し、直ちにチルト用シリ
ンダーTCのピストンロッドTCaの動きが停止するの
である。
機構について、図5より説明する。前記チルト用シリン
ダーTCのピストンを隔てた両圧油室よりチルト用バル
ブTVに油路を連結しており、両油路に、チルト用リリ
ーフバルブRV1とオーバーロードリリーフバルブRV
2を設け、各油路におけるチルト用リリーフバルブRV
1・オーバーロードリリーフバルブRV2間に、それぞ
れ逆止弁Va・Vbを設けている。推進ユニット1の上
下揺動操作(昇降操作)は、高水圧に抗してなされ、か
つ、微妙な位置操作を要するので、チルト用シリンダー
TCは、チルト用バルブTVが中立位置cになった時に
直ちにピストンロッドTCaの動きを停止しなければな
らない。逆止弁Va・Vbは、該チルト用バルブTCが
中立位置cになって、バルブ側からの圧油供給が停止す
ると、直ちに閉弁して、チルト用シリンダーTCからの
圧油のバルブ側への流出を停止し、直ちにチルト用シリ
ンダーTCのピストンロッドTCaの動きが停止するの
である。
【0018】その一方で、チルト用バルブTVがa位置
またはb位置に移動すると、直ちにチルト用シリンダー
TCの両圧油室に対する両油路にて、圧油流動がなされ
なければならない。ところが、逆止弁Va・Vbを設け
ているので、そのままでは、チルト用シリンダーTCか
らチルト用バルブTVへの圧油の戻しができない。そこ
で、両逆止弁Va・Vbを、シャトルピストンSPの動
きにて開弁できるようにしている。例えば、チルト用バ
ルブTVをa位置にセットすると、逆止弁Vaが開弁
し、チルト用シリンダーTCのヘッド側圧油室に圧油が
供給されるが、この時、油路xにも圧油が流入してシャ
トルピストンSPを逆止弁Vb側に押し、逆止弁Vbは
開弁して、チルト用シリンダーTCのロッド側圧油室よ
り油路yを介してチルト用バルブTV側に圧油が戻され
るのである。
またはb位置に移動すると、直ちにチルト用シリンダー
TCの両圧油室に対する両油路にて、圧油流動がなされ
なければならない。ところが、逆止弁Va・Vbを設け
ているので、そのままでは、チルト用シリンダーTCか
らチルト用バルブTVへの圧油の戻しができない。そこ
で、両逆止弁Va・Vbを、シャトルピストンSPの動
きにて開弁できるようにしている。例えば、チルト用バ
ルブTVをa位置にセットすると、逆止弁Vaが開弁
し、チルト用シリンダーTCのヘッド側圧油室に圧油が
供給されるが、この時、油路xにも圧油が流入してシャ
トルピストンSPを逆止弁Vb側に押し、逆止弁Vbは
開弁して、チルト用シリンダーTCのロッド側圧油室よ
り油路yを介してチルト用バルブTV側に圧油が戻され
るのである。
【0019】次に、図5図示のチルト用シリンダーTC
及び操舵用シリンダーSVに対する油圧回路について説
明する。なお、図5において、太実線(または太破線)
が油圧回路、細一点鎖線は電気回路である。従来は、そ
れぞれ別個の油圧ポンプを、例えば、操舵用シリンダー
SVにはエンジン動力による油圧ポンプを、チルト用シ
リンダーTCには別途、電動モーター駆動の油圧ポンプ
を設ける等していた。本実施例では、チルト用シリンダ
ーTCと操舵用シリンダーSVの駆動時期は同期しない
(旋回と推進ユニット1の上下位置調整とは、同時には
行わない)ことに鑑みて、油圧ポンプを共通化してい
る。即ち、共通の油圧ポンプPより、まずチルト用バル
ブTVに圧油を供給し、更に、該チルト用バルブTVよ
り(前記の圧油管7を介して)操舵用バルブSVに圧油
を供給している。なお、該チルト用バルブTV・該操舵
用バルブSV間の油路(圧油管7)には、操舵用リリー
フバルブRV3が設けられている。
及び操舵用シリンダーSVに対する油圧回路について説
明する。なお、図5において、太実線(または太破線)
が油圧回路、細一点鎖線は電気回路である。従来は、そ
れぞれ別個の油圧ポンプを、例えば、操舵用シリンダー
SVにはエンジン動力による油圧ポンプを、チルト用シ
リンダーTCには別途、電動モーター駆動の油圧ポンプ
を設ける等していた。本実施例では、チルト用シリンダ
ーTCと操舵用シリンダーSVの駆動時期は同期しない
(旋回と推進ユニット1の上下位置調整とは、同時には
行わない)ことに鑑みて、油圧ポンプを共通化してい
る。即ち、共通の油圧ポンプPより、まずチルト用バル
ブTVに圧油を供給し、更に、該チルト用バルブTVよ
り(前記の圧油管7を介して)操舵用バルブSVに圧油
を供給している。なお、該チルト用バルブTV・該操舵
用バルブSV間の油路(圧油管7)には、操舵用リリー
フバルブRV3が設けられている。
【0020】該チルト用バルブTVは、油路の切替バル
ブ、即ちチルト用シリンダーTCと操舵用シリンダーS
Cへの圧油の分配手段としても機能している。即ち、中
立位置cにセットされている時には、チルト用シリンダ
ーTCへの油路が絶たれる一方で、操舵用バルブSVへ
の油路(圧油管7)に連通させる。そして、a位置、ま
たはb位置にセットした時には、操舵用バルブSVへの
油路は絶ち、チルト用シリンダーTCとの間で圧油流動
がなされるのである。このように、チルト用シリンダー
TCと操舵用シリンダーSVとの駆動は同時になされな
いようにしているので、共通の油圧ポンプPより圧油を
供給されるようにしても、各シリンダーの駆動油圧が不
足するという事態は生じないのである。
ブ、即ちチルト用シリンダーTCと操舵用シリンダーS
Cへの圧油の分配手段としても機能している。即ち、中
立位置cにセットされている時には、チルト用シリンダ
ーTCへの油路が絶たれる一方で、操舵用バルブSVへ
の油路(圧油管7)に連通させる。そして、a位置、ま
たはb位置にセットした時には、操舵用バルブSVへの
油路は絶ち、チルト用シリンダーTCとの間で圧油流動
がなされるのである。このように、チルト用シリンダー
TCと操舵用シリンダーSVとの駆動は同時になされな
いようにしているので、共通の油圧ポンプPより圧油を
供給されるようにしても、各シリンダーの駆動油圧が不
足するという事態は生じないのである。
【0021】なお、油圧ポンプPは、従来のように、エ
ンジンに取り付け(船内搭載のエンジンにおいては、前
面に付設されている)て、エンジン動力にて駆動するも
のとしてもよいが、図5のように、電動モーターMにて
駆動するようにしてもよい。この場合、電動モーターM
の配設位置に応じて、油圧ポンプPを配設すればよい。
従って、エンジン前面に油圧ポンプPを取り付ける必要
がないので、該エンジンにて具備するPTOに、他の駆
動装置を取り付ける自由度が高まるのであり、PTO駆
動力を、油圧ポンプPの駆動力によって低減させてしま
うという事態もなくなる。
ンジンに取り付け(船内搭載のエンジンにおいては、前
面に付設されている)て、エンジン動力にて駆動するも
のとしてもよいが、図5のように、電動モーターMにて
駆動するようにしてもよい。この場合、電動モーターM
の配設位置に応じて、油圧ポンプPを配設すればよい。
従って、エンジン前面に油圧ポンプPを取り付ける必要
がないので、該エンジンにて具備するPTOに、他の駆
動装置を取り付ける自由度が高まるのであり、PTO駆
動力を、油圧ポンプPの駆動力によって低減させてしま
うという事態もなくなる。
【0022】更に、このように油圧ポンプPを共通化し
た場合に、両シリンダーTC・SCの許容作動油圧が異
なることが問題となるが、図5のように、チルト用バル
ブTVとチルト用シリンダーTCとの間の油路にチルト
用リリーフバルブRV1を設けて、チルト用バルブTV
よりチルト用シリンダーTCへの圧油の圧力調整がなさ
れ、また、チルト用バルブTVと操舵用バルブSVとの
間の油路(圧油管7)に操舵用リリーフバルブRV3を
設けて、操舵用バルブSVに供給される圧油の圧力制御
がなされるようにしている。即ち、図5図示の油圧回路
構成では、油圧ポンプPより吐出されたままの油量でチ
ルト用バルブTVに圧油が供給され、該チルト用バルブ
TVが上昇位置aまたは下降位置bの時に、チルト用シ
リンダーTCに対して、チルト用リリーフバルブRV1
にて圧力制御されて圧油が供給されるものであり、該チ
ルト用バルブTVが中立位置cになった状態において、
操舵用リリーフバルブRV3にて圧力制御された圧油が
操舵用バルブSVに供給され、操舵用シリンダーSCへ
と供給されるのである。
た場合に、両シリンダーTC・SCの許容作動油圧が異
なることが問題となるが、図5のように、チルト用バル
ブTVとチルト用シリンダーTCとの間の油路にチルト
用リリーフバルブRV1を設けて、チルト用バルブTV
よりチルト用シリンダーTCへの圧油の圧力調整がなさ
れ、また、チルト用バルブTVと操舵用バルブSVとの
間の油路(圧油管7)に操舵用リリーフバルブRV3を
設けて、操舵用バルブSVに供給される圧油の圧力制御
がなされるようにしている。即ち、図5図示の油圧回路
構成では、油圧ポンプPより吐出されたままの油量でチ
ルト用バルブTVに圧油が供給され、該チルト用バルブ
TVが上昇位置aまたは下降位置bの時に、チルト用シ
リンダーTCに対して、チルト用リリーフバルブRV1
にて圧力制御されて圧油が供給されるものであり、該チ
ルト用バルブTVが中立位置cになった状態において、
操舵用リリーフバルブRV3にて圧力制御された圧油が
操舵用バルブSVに供給され、操舵用シリンダーSCへ
と供給されるのである。
【0023】ここで、図5におけるチルト用バルブTV
の切換制御用電気回路について説明する。この実施例で
は、油圧ポンプPを電動モーターMにて駆動する構成と
しているが、電動モーターMには、コントローラーCよ
り制御信号が発せられて、モーター回転数が制御され
る。また、チルトスイッチTSの入力信号がコントロー
ラーCに入力され、そのスイッチ位置に基づいて、ソレ
ノイドTVaに出力制御信号が発せられ、チルト用バル
ブTVを、上昇位置a、下降位置b、または中立位置c
に切り換えるのである。浅瀬航行の時のように推進ユニ
ット1をハーフチルト状態に保持する場合は、上昇過程
の任意の位置でチルトスイッチTSを切れば良い。
の切換制御用電気回路について説明する。この実施例で
は、油圧ポンプPを電動モーターMにて駆動する構成と
しているが、電動モーターMには、コントローラーCよ
り制御信号が発せられて、モーター回転数が制御され
る。また、チルトスイッチTSの入力信号がコントロー
ラーCに入力され、そのスイッチ位置に基づいて、ソレ
ノイドTVaに出力制御信号が発せられ、チルト用バル
ブTVを、上昇位置a、下降位置b、または中立位置c
に切り換えるのである。浅瀬航行の時のように推進ユニ
ット1をハーフチルト状態に保持する場合は、上昇過程
の任意の位置でチルトスイッチTSを切れば良い。
【0024】更に、チルト用シリンダーTCは、旋回時
(操舵用シリンダーSCの作動時)には作動させないよ
うに、操舵用バルブSVの動きを感知する(ハンドル1
2の動きを感知するものでもよい)入力感知スイッチS
Wの入力信号がコントローラーCに入力され、この信号
に基づき、操舵用バルブSVが右旋回位置a’または左
旋回位置b’位置にある場合には、ソレノイドTVaを
制御して、チルト用バルブTVを中立位置cにする。こ
うして、チルトスイッチTSを上昇位置、或いは下降位
置にセットしていても、旋回時の場合には、推進ユニッ
ト1の上下揺動はなされないのである。
(操舵用シリンダーSCの作動時)には作動させないよ
うに、操舵用バルブSVの動きを感知する(ハンドル1
2の動きを感知するものでもよい)入力感知スイッチS
Wの入力信号がコントローラーCに入力され、この信号
に基づき、操舵用バルブSVが右旋回位置a’または左
旋回位置b’位置にある場合には、ソレノイドTVaを
制御して、チルト用バルブTVを中立位置cにする。こ
うして、チルトスイッチTSを上昇位置、或いは下降位
置にセットしていても、旋回時の場合には、推進ユニッ
ト1の上下揺動はなされないのである。
【0025】図5では、チルト用シリンダーTCと操舵
用シリンダーSCとの異なる作動油圧に対応するため、
固定式のリリーフバルブRV1及びRV3を設けている
が、リリーフバルブが合計で3個必要となり(リリーフ
バルブRV1は、両油路の二個)、配設スペース及びコ
スト面で不利である。そこで、図6では、チルト時と操
舵時の油圧を切換可能に、油圧ポンプPの吐出側油路
(チルト用バルブTVの上手側)に、可変リリーフバル
ブRV4を設けて、ソレノイドRV4aの電動調節で、
チルト時と操舵時で設定油圧を変更するようにしてい
る。即ち、一つのリリーフバルブで、チルト用シリンダ
ーTCと操舵用シリンダーSCとの異なる許容作動油圧
に対応でき、配設スペース及びコスト面で有利である。
用シリンダーSCとの異なる作動油圧に対応するため、
固定式のリリーフバルブRV1及びRV3を設けている
が、リリーフバルブが合計で3個必要となり(リリーフ
バルブRV1は、両油路の二個)、配設スペース及びコ
スト面で不利である。そこで、図6では、チルト時と操
舵時の油圧を切換可能に、油圧ポンプPの吐出側油路
(チルト用バルブTVの上手側)に、可変リリーフバル
ブRV4を設けて、ソレノイドRV4aの電動調節で、
チルト時と操舵時で設定油圧を変更するようにしてい
る。即ち、一つのリリーフバルブで、チルト用シリンダ
ーTCと操舵用シリンダーSCとの異なる許容作動油圧
に対応でき、配設スペース及びコスト面で有利である。
【0026】図5のように油圧ポンプPを電動モーター
Mにて駆動する構成においては、各シリンダーSC・T
Cの作動時に際して、モーター回転数を変更して、油圧
ポンプPの吐出流量を変更するようにしてもよい。具体
的に言えば、チルトスイッチTSがON、即ち、上昇、
または下降位置に設定され、更に入力感知スイッチSW
により、旋回状態でないことを検知できれば、電動モー
ターMの回転数を、チルト用シリンダーTC駆動用の回
転数に制御し、一方、チルトスイッチTSがOFF、即
ち停止位置であるか、或いはON、即ち、上昇または下
降位置に設定されていても、該入力感知スイッチSWに
より、ハンドル12が旋回操作されている(或いは操舵
用バルブSVが旋回位置a’・b’にある)ことが検知
されれば、電動モーターMを、操舵用シリンダーSCの
駆動用回転数にセットすればよいのである。
Mにて駆動する構成においては、各シリンダーSC・T
Cの作動時に際して、モーター回転数を変更して、油圧
ポンプPの吐出流量を変更するようにしてもよい。具体
的に言えば、チルトスイッチTSがON、即ち、上昇、
または下降位置に設定され、更に入力感知スイッチSW
により、旋回状態でないことを検知できれば、電動モー
ターMの回転数を、チルト用シリンダーTC駆動用の回
転数に制御し、一方、チルトスイッチTSがOFF、即
ち停止位置であるか、或いはON、即ち、上昇または下
降位置に設定されていても、該入力感知スイッチSWに
より、ハンドル12が旋回操作されている(或いは操舵
用バルブSVが旋回位置a’・b’にある)ことが検知
されれば、電動モーターMを、操舵用シリンダーSCの
駆動用回転数にセットすればよいのである。
【0027】更に、図6図示の油圧回路構造において
は、コントローラーCに、操舵用シリンダーSCの制御
用入力信号としてエンジン回転数信号ENが入力され
る。操舵用シリンダーSCの駆動力は、低速航行時に
は、操作力低減のため、大きくする(舵の動きを早くす
る)のが望ましく、一方、高速航行時には、安定性確保
のため、小さくする(舵の動きを遅くする)のが望まし
い。そこで、操舵用シリンダーSCの操作時(チルト用
バルブTVが中立位置cの時か、或いは上昇位置a・下
降位置bで、入力感知スイッチSWがハンドル12の旋
回操作を感知している時)において、操舵用バルブSV
への圧油流量を、エンジン回転数信号ENに対応して変
更する。その手段は、電動モーターMの回転数を変更す
る方法であって、この場合にはリリーフバルブに関係な
く(即ち、図5、図6のいずれの油圧回路構造にも適用
可能)、操舵用バルブSVへの流量調整が可能である。
即ち、低速航行時には、操舵用シリンダーSCの圧油流
量を多くするよう、電動モーターMの回転数を高め、高
速航行時には逆に低減するのである。
は、コントローラーCに、操舵用シリンダーSCの制御
用入力信号としてエンジン回転数信号ENが入力され
る。操舵用シリンダーSCの駆動力は、低速航行時に
は、操作力低減のため、大きくする(舵の動きを早くす
る)のが望ましく、一方、高速航行時には、安定性確保
のため、小さくする(舵の動きを遅くする)のが望まし
い。そこで、操舵用シリンダーSCの操作時(チルト用
バルブTVが中立位置cの時か、或いは上昇位置a・下
降位置bで、入力感知スイッチSWがハンドル12の旋
回操作を感知している時)において、操舵用バルブSV
への圧油流量を、エンジン回転数信号ENに対応して変
更する。その手段は、電動モーターMの回転数を変更す
る方法であって、この場合にはリリーフバルブに関係な
く(即ち、図5、図6のいずれの油圧回路構造にも適用
可能)、操舵用バルブSVへの流量調整が可能である。
即ち、低速航行時には、操舵用シリンダーSCの圧油流
量を多くするよう、電動モーターMの回転数を高め、高
速航行時には逆に低減するのである。
【0028】なお、油圧ポンプP及び電動モーターMの
駆動力に余裕がある場合には、チルト用シリンダーTC
と操舵用シリンダーSCとを同時に作動させてもよい。
この場合は、図7の如く、操舵用バルブSVへの油路の
開閉切換構造のないチルト用バルブTV’を設け、油圧
ポンプPよりフローディバイダーFDを介して、チルト
用バルブTV’への油路と操舵用バルブSVへの油路に
分岐させる構造としている。
駆動力に余裕がある場合には、チルト用シリンダーTC
と操舵用シリンダーSCとを同時に作動させてもよい。
この場合は、図7の如く、操舵用バルブSVへの油路の
開閉切換構造のないチルト用バルブTV’を設け、油圧
ポンプPよりフローディバイダーFDを介して、チルト
用バルブTV’への油路と操舵用バルブSVへの油路に
分岐させる構造としている。
【0029】また、図7図示の油圧回路構造において、
電動モーターMの回転数制御にて、これらの流量設定量
の変更に対応することもできる。図8は、この場合の電
動モーターMの回転数制御フローチャートである。電動
モーターMの回転数は、両シリンダーTC・SCを作動
させる時のモーター回転数N1 、チルト用シリンダーT
Cのみを作動せる時のモーター回転数N2 、及び操舵用
シリンダーSCのみを作動させる時のモーター回転数N
3 の三段階に設定される。コントローラーCの入力信号
において、チルトスイッチTSがOFF(停止位置)に
なっている場合(チルト用バルブTV’が中立位置cで
ある場合)には、電動モーターMの回転数は、操舵用シ
リンダーSC作動用の回転数N3 に設定される。そし
て、チルトスイッチTSがON(上昇位置または下降位
置)になっている場合(チルト用バルブTV’が上昇位
置aまたは下降位置bである場合)で、入力感知スイッ
チSWがOFFの時(操舵用バルブSVが中立位置c’
の時)には、チルト用シリンダーTC作動用の回転数N
2 に設定され、入力感知スイッチSWがONの時(左右
旋回位置a’またはb’である時)には、両シリンダー
SC・TC作動用の回転数N1 に設定されるのである。
勿論、三つの設定回転数N1 ・N2 ・N3 の中で、N1
が最も高く、油圧ポンプPの吐出流量は最大になる。
電動モーターMの回転数制御にて、これらの流量設定量
の変更に対応することもできる。図8は、この場合の電
動モーターMの回転数制御フローチャートである。電動
モーターMの回転数は、両シリンダーTC・SCを作動
させる時のモーター回転数N1 、チルト用シリンダーT
Cのみを作動せる時のモーター回転数N2 、及び操舵用
シリンダーSCのみを作動させる時のモーター回転数N
3 の三段階に設定される。コントローラーCの入力信号
において、チルトスイッチTSがOFF(停止位置)に
なっている場合(チルト用バルブTV’が中立位置cで
ある場合)には、電動モーターMの回転数は、操舵用シ
リンダーSC作動用の回転数N3 に設定される。そし
て、チルトスイッチTSがON(上昇位置または下降位
置)になっている場合(チルト用バルブTV’が上昇位
置aまたは下降位置bである場合)で、入力感知スイッ
チSWがOFFの時(操舵用バルブSVが中立位置c’
の時)には、チルト用シリンダーTC作動用の回転数N
2 に設定され、入力感知スイッチSWがONの時(左右
旋回位置a’またはb’である時)には、両シリンダー
SC・TC作動用の回転数N1 に設定されるのである。
勿論、三つの設定回転数N1 ・N2 ・N3 の中で、N1
が最も高く、油圧ポンプPの吐出流量は最大になる。
【0030】以上のように、操舵用シリンダーSC及び
チルト用シリンダーTCは、共通の油圧ポンプPにより
制御可能である。図9では、更に、トリム装置としての
油圧フラップFの制御用油圧を、共通の油圧ポンプPよ
り供給する構成が示されている。トリム装置とは、船体
のバランス制御のための装置であって、チルト用シリン
ダーTCもその一つであり、図9に図示されるトリム装
置は、チルト用シリンダーTCと左右の油圧フラップF
・Fとの複合体ということになる。油圧フラップFは、
図11のように、船尾の左右に取り付けられ、フラップ
昇降シリンダーFCによって上下揺動する構成となって
おり、従来は、左右各油圧フラップF・Fの上に、油圧
ポンプアセンブリを装備していた。本実施例では、両油
圧フラップF・Fへの圧油供給を、操舵用及びチルト用
の油圧ポンプPより行うようにしているのであって、各
油圧フラップF・F上には、フラップ用バルブFVのみ
装備すればよく、低コスト化、コンパクト化を図ること
ができる。フラップ用バルブFVは、電磁ソレノイドF
Vaの電動制御にて切り換えられ、図11の如く、その
制御用ケーブル13がコントローラーCより各フラップ
用バルブFVに延設されている。
チルト用シリンダーTCは、共通の油圧ポンプPにより
制御可能である。図9では、更に、トリム装置としての
油圧フラップFの制御用油圧を、共通の油圧ポンプPよ
り供給する構成が示されている。トリム装置とは、船体
のバランス制御のための装置であって、チルト用シリン
ダーTCもその一つであり、図9に図示されるトリム装
置は、チルト用シリンダーTCと左右の油圧フラップF
・Fとの複合体ということになる。油圧フラップFは、
図11のように、船尾の左右に取り付けられ、フラップ
昇降シリンダーFCによって上下揺動する構成となって
おり、従来は、左右各油圧フラップF・Fの上に、油圧
ポンプアセンブリを装備していた。本実施例では、両油
圧フラップF・Fへの圧油供給を、操舵用及びチルト用
の油圧ポンプPより行うようにしているのであって、各
油圧フラップF・F上には、フラップ用バルブFVのみ
装備すればよく、低コスト化、コンパクト化を図ること
ができる。フラップ用バルブFVは、電磁ソレノイドF
Vaの電動制御にて切り換えられ、図11の如く、その
制御用ケーブル13がコントローラーCより各フラップ
用バルブFVに延設されている。
【0031】左右の各フラップ用バルブFV及びフラッ
プ昇降シリンダーFCに対しての油路は、チルト用バル
ブTV’と操舵用バルブSVとの間の油路より分岐させ
ている。チルト用バルブTVと違って、分配構造のない
チルト用バルブTV’を採用したのは、トリム装置とし
て、チルト用シリンダーTCと同時に油圧フラップFを
作動させる場合もあるからである。油圧ポンプPの吐出
側油路(チルト用バルブTV’の上手側油路)には固定
式のリリーフバルブRV5を設けている。更に操舵用バ
ルブSVの上手側油路は、切換弁CVを介して、固定式
リリーフバルブである抵抗弁RV6を設けた油路と設け
ない油路とに切り換えられる構造としている。該切換弁
CVは、ソレノイドCVaの電動制御によって、抵抗弁
RV6介設油路と、抵抗弁RV6のない油路とに連通切
換するが、チルト用シリンダーTC及び油圧フラップF
・Fの各トリム装置を作動させる場合には、油路が3つ
に分岐されるので、高油圧が必要であり、一方、操舵は
トリム操作と同時に行わないので、操舵用バルブSVを
中立位置c’(図5等参照)とし、該操舵用バルブSV
への流量も少なくてすむことから、この場合には、切換
弁CVを、抵抗弁RV6介設油路に連通させ、チルト用
バルブTV’、フラップ用バルブFV・FVへの油路に
規定油圧の圧油を供給できるう、油圧を高めるのであ
る。そして、トリム装置の各バルブTV’、FV・FV
を中立位置にした時や、或いは入力切換スイッチSWが
操舵を検出した時には、該切換弁CVを、抵抗弁RV6
のない油路に連通させ、操舵用シリンダーSCの作動油
圧を確保するのである。
プ昇降シリンダーFCに対しての油路は、チルト用バル
ブTV’と操舵用バルブSVとの間の油路より分岐させ
ている。チルト用バルブTVと違って、分配構造のない
チルト用バルブTV’を採用したのは、トリム装置とし
て、チルト用シリンダーTCと同時に油圧フラップFを
作動させる場合もあるからである。油圧ポンプPの吐出
側油路(チルト用バルブTV’の上手側油路)には固定
式のリリーフバルブRV5を設けている。更に操舵用バ
ルブSVの上手側油路は、切換弁CVを介して、固定式
リリーフバルブである抵抗弁RV6を設けた油路と設け
ない油路とに切り換えられる構造としている。該切換弁
CVは、ソレノイドCVaの電動制御によって、抵抗弁
RV6介設油路と、抵抗弁RV6のない油路とに連通切
換するが、チルト用シリンダーTC及び油圧フラップF
・Fの各トリム装置を作動させる場合には、油路が3つ
に分岐されるので、高油圧が必要であり、一方、操舵は
トリム操作と同時に行わないので、操舵用バルブSVを
中立位置c’(図5等参照)とし、該操舵用バルブSV
への流量も少なくてすむことから、この場合には、切換
弁CVを、抵抗弁RV6介設油路に連通させ、チルト用
バルブTV’、フラップ用バルブFV・FVへの油路に
規定油圧の圧油を供給できるう、油圧を高めるのであ
る。そして、トリム装置の各バルブTV’、FV・FV
を中立位置にした時や、或いは入力切換スイッチSWが
操舵を検出した時には、該切換弁CVを、抵抗弁RV6
のない油路に連通させ、操舵用シリンダーSCの作動油
圧を確保するのである。
【0032】図10は、油圧のサイドスラスタSTを、
操舵用シリンダーSCとチルト用シリンダーTCの共通
の油圧ポンプPからの供給圧油にて駆動する油圧機構を
示すものである。サイドスラスタSTは、図12及び図
13に示すように、船体に左右方向の貫通孔14を穿設
し、その中の左右中央に配設した正逆回転可能なプロペ
ラであって、その回転駆動により、貫通孔14から横方
向の噴流を生じさせ、船体を横方向に滑らせるように移
動させるためのものである。油圧のサイドスラスタST
は、油圧モーターにて駆動されるものである。
操舵用シリンダーSCとチルト用シリンダーTCの共通
の油圧ポンプPからの供給圧油にて駆動する油圧機構を
示すものである。サイドスラスタSTは、図12及び図
13に示すように、船体に左右方向の貫通孔14を穿設
し、その中の左右中央に配設した正逆回転可能なプロペ
ラであって、その回転駆動により、貫通孔14から横方
向の噴流を生じさせ、船体を横方向に滑らせるように移
動させるためのものである。油圧のサイドスラスタST
は、油圧モーターにて駆動されるものである。
【0033】図10の油圧回路について説明する。サイ
ドスラスタST駆動用の正逆回転駆動可能なサイドスラ
スタ用油圧モーターSTMに、サイドスラスタ用バルブ
STVを介して圧油が供給される。該サイドスラスタ用
バルブSTVは、電磁ソレノイドSTVaの電動制御に
て切換制御されるものであり、該ソレノイドSTVaの
制御信号は、コントローラーCへのサイドスラスタスイ
ッチSTSの操作に基づく入力信号によって発せられ
る。サイドスラスタスイッチSTSは、ダイヤル式で、
中央をOFF位置とし、その左右にそれぞれ正転・逆転
位置を設定して、左右に回動でき、回動量に比例して、
油圧ポンプP駆動の電動モーターMの回転数を制御し
て、サイドスラスタ用油圧モーターSTMの駆動量を調
節する。
ドスラスタST駆動用の正逆回転駆動可能なサイドスラ
スタ用油圧モーターSTMに、サイドスラスタ用バルブ
STVを介して圧油が供給される。該サイドスラスタ用
バルブSTVは、電磁ソレノイドSTVaの電動制御に
て切換制御されるものであり、該ソレノイドSTVaの
制御信号は、コントローラーCへのサイドスラスタスイ
ッチSTSの操作に基づく入力信号によって発せられ
る。サイドスラスタスイッチSTSは、ダイヤル式で、
中央をOFF位置とし、その左右にそれぞれ正転・逆転
位置を設定して、左右に回動でき、回動量に比例して、
油圧ポンプP駆動の電動モーターMの回転数を制御し
て、サイドスラスタ用油圧モーターSTMの駆動量を調
節する。
【0034】サイドスラスタ用バルブSTVへの油路
は、チルト用バルブTV(チルト用シリンダーTCと操
舵用シリンダーSCが同期せぬよう、操舵用シリンダー
SV’ではなく、分配機能を有するチルト用シリンダー
TVを採用したもの)と操舵用バルブSVとの間の油路
より分岐される。その分岐点より下手側において、該操
舵用バルブSVの上手側には、前記の図9の場合と同様
に、切換弁CVと抵抗弁RV6が配設されている。該切
換弁CVのソレノイドCVaは、サイドスラスタ用バル
ブSTVを正転位置a”または逆転位置b”に切り換え
た時に、そのソレノイドSTVaの電気制御信号により
駆動されて、該切換弁CVは、抵抗弁RV6への油路に
連通し、該サイドスラスタ用バルブSTVからサイドス
ラスタ用油圧モーターSTMへの油路の圧油を確保す
る。また、サイドスラスタ用バルブSTVが中立位置
c”になれば、切換弁CVは抵抗弁RV6のない油路に
連通し、操舵用バルブSV及び操舵用シリンダーSCへ
の圧油を確保するのである。
は、チルト用バルブTV(チルト用シリンダーTCと操
舵用シリンダーSCが同期せぬよう、操舵用シリンダー
SV’ではなく、分配機能を有するチルト用シリンダー
TVを採用したもの)と操舵用バルブSVとの間の油路
より分岐される。その分岐点より下手側において、該操
舵用バルブSVの上手側には、前記の図9の場合と同様
に、切換弁CVと抵抗弁RV6が配設されている。該切
換弁CVのソレノイドCVaは、サイドスラスタ用バル
ブSTVを正転位置a”または逆転位置b”に切り換え
た時に、そのソレノイドSTVaの電気制御信号により
駆動されて、該切換弁CVは、抵抗弁RV6への油路に
連通し、該サイドスラスタ用バルブSTVからサイドス
ラスタ用油圧モーターSTMへの油路の圧油を確保す
る。また、サイドスラスタ用バルブSTVが中立位置
c”になれば、切換弁CVは抵抗弁RV6のない油路に
連通し、操舵用バルブSV及び操舵用シリンダーSCへ
の圧油を確保するのである。
【0035】
【発明の効果】本発明は、舶用推進装置における油圧機
構において、以上のように構成したので、次のような効
果を奏する。まず、請求項1記載の如く、操舵用シリン
ダーとチルト用シリンダーへの駆動圧油を、共通の油圧
ポンプより供給するようにしたので、別個に油圧ポンプ
を設ける必要がなく、既存のエンジン付設等の油圧ポン
プ一つを使用すればよいので、低コストかつ配設スペー
スの削減に繋がる。なお分配手段を設けることで、各条
件に応じて、チルト用シリンダーへの圧油供給時と操舵
用シリンダーへの圧油供給時に切り換えることができ、
各シリンダーを効率的に作動させることができる。
構において、以上のように構成したので、次のような効
果を奏する。まず、請求項1記載の如く、操舵用シリン
ダーとチルト用シリンダーへの駆動圧油を、共通の油圧
ポンプより供給するようにしたので、別個に油圧ポンプ
を設ける必要がなく、既存のエンジン付設等の油圧ポン
プ一つを使用すればよいので、低コストかつ配設スペー
スの削減に繋がる。なお分配手段を設けることで、各条
件に応じて、チルト用シリンダーへの圧油供給時と操舵
用シリンダーへの圧油供給時に切り換えることができ、
各シリンダーを効率的に作動させることができる。
【0036】また、請求項2の如く、操舵用シリンダー
とチルト用シリンダーとの駆動圧油を共通の油圧ポンプ
とした構造において、可変リリーフバルブを油圧ポンプ
の吐出側油路に設けることで、操舵用シリンダー作動時
とチルト用シリンダー作動時とで可変リリーフバルブの
圧力設定を変更し、各シリンダーの許容作動油圧にする
ことができ、各シリンダーを最も効率のよく作動させる
ことができる。更に可変リリーフバルブは、一つで圧力
設定を様々に変更できるので、チルト用シリンダーへの
油路と操舵用シリンダーへの油路にそれぞれ独立的に固
定式リリーフバルブを設ける構造に比して、リリーフバ
ルブの配設スペースを削除でき、バルブ構成が単純化
し、低コストにも貢献できる。
とチルト用シリンダーとの駆動圧油を共通の油圧ポンプ
とした構造において、可変リリーフバルブを油圧ポンプ
の吐出側油路に設けることで、操舵用シリンダー作動時
とチルト用シリンダー作動時とで可変リリーフバルブの
圧力設定を変更し、各シリンダーの許容作動油圧にする
ことができ、各シリンダーを最も効率のよく作動させる
ことができる。更に可変リリーフバルブは、一つで圧力
設定を様々に変更できるので、チルト用シリンダーへの
油路と操舵用シリンダーへの油路にそれぞれ独立的に固
定式リリーフバルブを設ける構造に比して、リリーフバ
ルブの配設スペースを削除でき、バルブ構成が単純化
し、低コストにも貢献できる。
【0037】また、請求項3の如く、操舵用シリンダー
とチルト用シリンダーの共通の油圧ポンプを電動モータ
ーにて駆動することで、従来のようなエンジン駆動油圧
ポンプをエンジンの前部に後付けする作業を、不要と
し、油圧ポンプの配設スペースも自由化し、更に、エン
ジン前部に形成するPTOも、油圧ポンプの配設に煩わ
されることなく使用でき、油圧ポンプの駆動分だけPT
O駆動圧が不足するという事態も解消する。更に、電動
モーター駆動であると、モーター回転数の調節により、
油圧ポンプの吐出流量を様々に変更でき、チルト用シリ
ンダーと操舵用シリンダーの異なる作動油設定量にも対
処できる。
とチルト用シリンダーの共通の油圧ポンプを電動モータ
ーにて駆動することで、従来のようなエンジン駆動油圧
ポンプをエンジンの前部に後付けする作業を、不要と
し、油圧ポンプの配設スペースも自由化し、更に、エン
ジン前部に形成するPTOも、油圧ポンプの配設に煩わ
されることなく使用でき、油圧ポンプの駆動分だけPT
O駆動圧が不足するという事態も解消する。更に、電動
モーター駆動であると、モーター回転数の調節により、
油圧ポンプの吐出流量を様々に変更でき、チルト用シリ
ンダーと操舵用シリンダーの異なる作動油設定量にも対
処できる。
【0038】更に、請求項4の如く、その他に油圧のト
リム装置やサイドスラスタも、共通の油圧ポンプで駆動
できるので、別個に専用の油圧ポンプを取り付ける必要
がなく、低コスト化、配設スペースの削減に繋がるので
ある。
リム装置やサイドスラスタも、共通の油圧ポンプで駆動
できるので、別個に専用の油圧ポンプを取り付ける必要
がなく、低コスト化、配設スペースの削減に繋がるので
ある。
【図1】舶用推進装置の側面図である。
【図2】図1図示の舶用推進装置における操舵用油圧機
構部分の平面図である。
構部分の平面図である。
【図3】同じく正面図である。
【図4】操舵用油圧機構の回路図である。
【図5】油圧ポンプを共通とする操舵用及びチルト用油
圧機構の回路図である。
圧機構の回路図である。
【図6】同じく油量調整用の可変リリーフバルブを設け
た場合の回路図である。
た場合の回路図である。
【図7】同じく操舵用シリンダーとチルト用シリンダー
を同時作動可能とした場合の回路図である。
を同時作動可能とした場合の回路図である。
【図8】図7図示の油圧機構に基づく操舵及びチルト操
作における電動モーターの回転数制御フローチャート図
である。
作における電動モーターの回転数制御フローチャート図
である。
【図9】油圧ポンプを共通とする操舵用、チルト用、及
び油圧フラップ駆動用油圧機構の回路図である。
び油圧フラップ駆動用油圧機構の回路図である。
【図10】油圧ポンプを共通とする操舵用、チルト用、
及びサイドスラスタ駆動用油圧機構の回路図である。
及びサイドスラスタ駆動用油圧機構の回路図である。
【図11】船尾に取り付けた油圧フラップを示す船舶後
方斜視図である。
方斜視図である。
【図12】船舶のサイドスラスタ配設部分を示す側面略
図である。
図である。
【図13】同じく平面略図である。
P 油圧ポンプ M 電動モーター C コントローラー TC チルト用シリンダー TV チルト用バルブ SC 操舵用シリンダー SV 操舵用バルブ RV4 可変リリーフバルブ F 油圧フラップ FC フラップ昇降シリンダー FV フラップ用バルブ ST サイドスラスタ STM サイドスラスタ用油圧モーター STV サイドスラスタ用バルブ 1 推進ユニット 2 支持ブラケット 3 伝動ハウジング 5 操舵アーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福岡 輝人 大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマ ーディーゼル株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 船尾にて支持され、油圧式操舵用シリン
ダーの駆動にて水平揺動可能、かつ油圧式チルト用シリ
ンダーの駆動にて上下揺動可能な推進ユニットを有する
舶用推進装置において、両シリンダーに対し、共通の油
圧ポンプより分配手段を介して圧油を分配する構成とし
たことを特徴とする舶用推進装置の油圧機構。 - 【請求項2】 請求項1記載の舶用推進装置の油圧機構
において、該油圧ポンプの吐出側油圧回路に可変式リリ
ーフバルブを設け、操舵時とチルト時とで該リリーフバ
ルブの設定値を変更することを特徴とする舶用推進装置
の油圧機構。 - 【請求項3】 請求項1記載の舶用推進装置の油圧機構
において、該油圧ポンプを電動モーターにて駆動するも
のとし、操舵時とチルト時とで該電動モーターの回転数
を変更することを特徴とする舶用推進装置の油圧機構。 - 【請求項4】 船尾にて支持され、油圧式操舵用シリン
ダーの駆動にて水平揺動可能、かつ油圧式チルト用シリ
ンダーの駆動にて上下揺動可能な推進ユニットを有し、
更に油圧式のトリム装置またはサイドスラスタを付加し
た舶用推進装置において、操舵用シリンダー、チルト用
シリンダー、及び、トリム装置またはサイドスラスタ
に、共通の油圧ポンプより圧油供給する構成としたこと
を特徴とする舶用推進装置の油圧機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8165764A JPH107090A (ja) | 1996-06-26 | 1996-06-26 | 舶用推進装置の油圧機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8165764A JPH107090A (ja) | 1996-06-26 | 1996-06-26 | 舶用推進装置の油圧機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH107090A true JPH107090A (ja) | 1998-01-13 |
Family
ID=15818606
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8165764A Pending JPH107090A (ja) | 1996-06-26 | 1996-06-26 | 舶用推進装置の油圧機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH107090A (ja) |
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014046865A (ja) * | 2012-08-31 | 2014-03-17 | Yanmar Co Ltd | 自動校正機能を有する船舶 |
| KR20140060571A (ko) * | 2011-09-09 | 2014-05-20 | 바르실라 핀랜드 오이 | 해양 선박의 스러스터용의 유압식 조타 장치 |
| WO2014115442A1 (ja) | 2013-01-25 | 2014-07-31 | ヤンマー株式会社 | アウトドライブ装置用操船システム |
| JP2015199373A (ja) * | 2014-04-04 | 2015-11-12 | ヤンマー株式会社 | マリンギヤ装置及びこれを備えた船舶 |
| JP2015199372A (ja) * | 2014-04-04 | 2015-11-12 | ヤンマー株式会社 | マリンギヤ装置及びこれを備えた船舶 |
| KR20170000950U (ko) | 2015-09-04 | 2017-03-14 | 훌루테크 주식회사 | 조타장치용 유압식 오일블럭밸브 |
| JP2017158507A (ja) * | 2016-03-10 | 2017-09-14 | 株式会社 和仁農園 | 除草用ラジコンボート |
| US9908605B2 (en) | 2014-01-30 | 2018-03-06 | Yanmar Co., Ltd. | Ship steering system for outdrive device |
| US12065230B1 (en) | 2022-02-15 | 2024-08-20 | Brunswick Corporation | Marine propulsion control system and method with rear and lateral marine drives |
| US12110088B1 (en) | 2022-07-20 | 2024-10-08 | Brunswick Corporation | Marine propulsion system and method with rear and lateral marine drives |
| US12134454B1 (en) | 2022-07-20 | 2024-11-05 | Brunswick Corporation | Marine propulsion system and method with single rear drive and lateral marine drive |
| US12258115B2 (en) | 2022-07-20 | 2025-03-25 | Brunswick Corporation | Marine propulsion system and joystick control method |
-
1996
- 1996-06-26 JP JP8165764A patent/JPH107090A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| KR20140060571A (ko) * | 2011-09-09 | 2014-05-20 | 바르실라 핀랜드 오이 | 해양 선박의 스러스터용의 유압식 조타 장치 |
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| US20150353179A1 (en) * | 2013-01-25 | 2015-12-10 | Yanmar Co., Ltd. | Ship steering system for out-drive device |
| JP2014141213A (ja) * | 2013-01-25 | 2014-08-07 | Yanmar Co Ltd | アウトドライブ装置用操船システム |
| WO2014115442A1 (ja) | 2013-01-25 | 2014-07-31 | ヤンマー株式会社 | アウトドライブ装置用操船システム |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040216 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040309 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040428 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040615 |