JPH1071870A - イグニッションスイッチ操作方法及びエンジン始動装置 - Google Patents

イグニッションスイッチ操作方法及びエンジン始動装置

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Publication number
JPH1071870A
JPH1071870A JP23062396A JP23062396A JPH1071870A JP H1071870 A JPH1071870 A JP H1071870A JP 23062396 A JP23062396 A JP 23062396A JP 23062396 A JP23062396 A JP 23062396A JP H1071870 A JPH1071870 A JP H1071870A
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JP
Japan
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shift lever
engine
card
parking position
ignition switch
Prior art date
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Application number
JP23062396A
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English (en)
Inventor
Masaru Horibe
優 堀部
Yoshimasa Kunimatsu
嘉昌 國松
Takehiko Niwa
武彦 丹羽
Chikao Nagasaka
近夫 長坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】エンジン始動の操作性を向上することができる
イグニッションスイッチ操作方法を提供する。 【解決手段】 シフトレバー5のパーキング位置PP
と、そのパーキング位置PPに対して連続して延びた位
置に設けたイグニッション位置PIGとの間で該シフトレ
バー5を操作することにより、エンジン始動用のイグニ
ッションスイッチSWをオン・オフさせるようにした。
従って、シフトレバー5が両位置PP,PIGの間を移動
すると、該シフトレバー5の移動と連動してイグニッシ
ョンスイッチSWはオン・オフされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、イグニッションス
イッチ操作方法及びエンジン始動装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、車両において、キャッシュカード
やクレジットカード等に使用されている硬質塩化ビニー
ル製カードに、例えばワンチップマイクロコンピュータ
(以下、単にマイコンという)が搭載されたICカード
が、通常使用されているキーの代用として注目されてい
る。
【0003】詳述すると、ICカードのマイコンには一
般的に電気的書換可能なEEPROMが備えられ、その
EEPROMには自己識別コードが記憶されている。そ
のICカードを運転席に設けられたスリットに挿入する
と、そのスリット内部に備えられたカードリーダによっ
てICカードの自己識別コードが読み取られる。カード
リーダによって読み取られた自己識別コードは、車両の
電子制御装置(以下、ECUという)で、予め格納され
ていた自己識別コードと同一の判別コードとの照合が行
われる。そして、ICカードの自己識別コードとECU
の判別コードが一致することによって、ECUは真の運
転者と判断し、エンジンがかけられる状態に切り換え
る。
【0004】前記ICカードは、自己識別コードを用い
ているため、本来のキーの鍵山の形状によって真の運転
者か否かを判断する場合と比較してセキュリティ性が高
い。又、ICカードを上記したキャッシュカードやクレ
ジットカード等と一体化することで、運転者等の携帯物
を減少させることが可能である。
【0005】しかしながら、本来キーの回動により行わ
れていたエンジンの始動停止のための摺動接点の開閉及
びステアリングロック機構の解除動作を上記したICカ
ードのみの操作で行うことが難しい。つまり、エンジン
の始動停止時には大電流が摺動接点を流れるため、その
摺動接点は大きくなってしまい開閉にはある程度荷重が
必要であって、又、同様にステアリングロック機構の解
除動作にもある程度の荷重が必要である。従って、硬質
塩化ビニール製カードで形成されたICカードでは、本
来のキーと比較して剛性不足であって、キーの回動によ
る摺動接点の開閉及びステアリングロック機構の解除動
作の代用はできない。
【0006】そのため、従来では、スリット近傍にステ
アリングロック機構解除スイッチ及びエンジン始動停止
ノブが設けられている。スリットに前記ICカードを挿
入して自己識別コードと判別コードとの照合を行い真の
運転者と判断すると、ステアリングロック機構解除スイ
ッチ及びエンジン始動停止ノブはその操作が可能とな
る。そして、ステアリングロック機構解除スイッチの解
除操作によってステアリングロックが解除され、又、エ
ンジン始動停止ノブの始動操作によってエンジンが始動
し、車両はシフトレバーの操作に基づいて走行すること
ができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、本来キーを
用いた場合、そのキーを挿入し回動してステアリングロ
ック機構解除及びエンジン始動し、エンジン始動後シフ
トレバーの操作に基づいて走行することができたが、上
記した構成では、ICカードを挿入しステアリングロッ
ク機構解除にはステアリングロック機構解除スイッチを
操作し、又、エンジン始動にはエンジン始動停止ノブを
始動操作してエンジン始動させ、エンジン始動後シフト
レバーの操作に基づいて走行するというように、それぞ
れ個別の操作が必要である。従って、運転者の操作性は
よくない。
【0008】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は、エンジン始動の操作性
を向上することができるイグニッションスイッチ操作方
法及びエンジン始動装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、請求項1に記載の発明は、シフトレバーのパーキン
グ位置と、そのパーキング位置に対して連続して延びた
位置に設けた新たなパーキング位置との間で該シフトレ
バーを操作することにより、エンジン始動用のイグニッ
ションスイッチをオン・オフさせるようにした。
【0010】請求項2に記載の発明は、シフトレバーの
パーキング位置に対して連続して延びる位置に、新たな
パーキング位置を設けるとともに、該シフトレバーが両
パーキング位置との間を移動するとき、該シフトレバー
の移動と連動して開閉するエンジン始動用のイグニッシ
ョンスイッチを設けた。
【0011】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
のエンジン始動装置において、前記シフトレバーは、自
己識別コードが記憶されたICカードの判別に基づいて
エンジン始動が許可されたとき移動可能な状態に切り換
えられ、エンジンを始動させるべく該シフトレバーの移
動と連動してイグニッションスイッチをオンするように
した。
【0012】従って、請求項1に記載の発明によれば、
シフトレバーのパーキング位置と、そのパーキング位置
に対して連続して延びた位置に設けた新たなパーキング
位置との間でシフトレバーを操作すると、エンジン始動
用のイグニッションスイッチはオン・オフされる。
【0013】又、請求項2に記載の発明によれば、シフ
トレバーのパーキング位置に対して連続して延びる位置
に、新たなパーキング位置が設けられる。エンジン始動
用のイグニッションスイッチは、シフトレバーが両パー
キング位置との間を移動するとき、シフトレバーの移動
と連動して開閉される。
【0014】又、請求項3に記載の発明によれば、シフ
トレバーは、自己識別コードが記憶されたICカードの
判別に基づいてエンジン始動が許可されたとき移動可能
な状態に切り換えられ、エンジンを始動させるべくシフ
トレバーの移動と連動してイグニッションスイッチをオ
ンする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した実施の
一形態を図1及び図2に従って説明する。図2は、A/
T車の運転席を示す。運転席1にはブレーキペダル2が
運転席1の足元前方に設けられている。又、運転席1に
はシフトレバーハウジング3が運転席1の左前方に設け
られている。シフトレバーハウジング3にはシフトパタ
ーン孔4が形成され、そのシフトパターン孔4にシフト
レバー5が挿通され前後方向及び左右方向に支持されて
いる。一方、運転席右前方のインストルメントパネル
(以下、インパネという)部には挿入口6が形成され、
後記するICカード15を挿入するために設けられてい
る。尚、この場合、ICカード15の挿入口6は、シフ
トレバーハウジング3に隣接した位置に設けてもよい。
【0016】図1は、変速機操作装置の機械的電気的構
成を示す。前記シフトパターン孔4は、図1において上
下方向に延びる走行用パターン孔4aと、同パターン孔
4aと平行して延びる駐車用パターン孔4bとが形成さ
れている。又、駐車用パターン孔4bの上部と走行用パ
ターン孔4aの中央部とが接続されている。つまり、シ
フトレバー5は、両パターン孔4a,4bを移動するこ
とができるようになっている。尚、シフトレバー5は、
駐車用パターン孔4bにおいて、弾性部材(図示しな
い)にて常に上部の位置となるように弾性力が付与され
ている。両パターン孔4a,4bにはA/T車の自動変
速機(図示せず)に対応したシフトポジションがそれぞ
れ所定の位置に設定されている。
【0017】走行用パターン孔4aには3つのシフトポ
ジションが設けられ、上部に前進自動変速を行うドライ
ブ位置PD、中央部に変速要素が作用しないニュートラ
ル位置PN、下部に車両を後進させるリバース位置PR
が配置されている。又、駐車用パターン孔4bには2つ
のシフトポジションが設けられ、上部に駆動輪が機械的
にロックされるパーキング位置PP、及び、下部にエン
ジン始動停止を行うための新たなパーキング位置として
のイグニッション位置PIGが配置されている。尚、この
イグニッション位置PIGでは、パーキング位置PPと同
様に駆動輪が機械的にロックされている。そして、シフ
トレバー5を各シフトポジションに移動させることによ
りそのシフトポジションの機能を選択することができる
ようになっている。又、エンジンが停止しているときに
シフトレバー5をパーキング位置PPからイグニッショ
ン位置PIGに移動させると、その移動に連動して閉じる
イグニッションスイッチSWのオンに基づいてエンジン
が始動するとともに、ステアリングロック機構SLも解
除できるようになっている。逆に、エンジンが始動して
いるときにシフトレバー5をパーキング位置PPからイ
グニッション位置PIGに移動させると、その移動に連動
して開くイグニッションスイッチSWのオフに基づいて
エンジンは停止するようになっている。
【0018】パーキング位置PPとニュートラル位置P
Nとの間には、第1の規制部材7が備えられている。第
1の規制部材7は、第1のソレノイド8と係合してお
り、その第1のソレノイド8が励磁状態のときには傾動
可能に、第1のソレノイド8が非励磁状態のときには傾
動不能になるように駆動される。即ち、第1のソレノイ
ド8が励磁状態のとき、第1の規制部材7は傾動可能に
駆動され、前記シフトレバー5は、パーキング位置PP
とニュートラル位置PNとの間を移動することができ
る。一方、第1のソレノイド8が非励磁状態のとき、第
1の規制部材7は傾動不能に駆動され、シフトレバー5
は、その第1の規制部材7によってパーキング位置PP
とニュートラル位置PNとの間を移動することができな
いようになっている。
【0019】又、パーキング位置PPとイグニッション
位置PIGとの間には、第2の規制部材9が備えられてい
る。第2の規制部材9は、第2のソレノイド10と係合
しており、その第2のソレノイド10が励磁状態のとき
には傾動可能に、第2のソレノイド10が非励磁状態の
ときには傾動不能になるように駆動される。即ち、第2
のソレノイド10が励磁状態のとき、第2の規制部材9
は傾動可能に駆動され、前記シフトレバー5は、パーキ
ング位置PPとイグニッション位置PIGとの間を移動す
ることができる。又、この場合、上記したように、シフ
トレバー5は、弾性部材にて常に上部の位置、即ちパー
キング位置PPとなるように弾性力が付与されているた
め、弾性力に抗してイグニッション位置PIGに移動させ
るとパーキング位置PPにはその弾性力によって自動的
に復帰するようになっている。一方、第2のソレノイド
10が非励磁状態のとき、第2の規制部材9は傾動不能
に駆動され、シフトレバー5は、その第2の規制部材9
によってパーキング位置PPとイグニッション位置PIG
との間を移動することができないようになっている。
【0020】又、ニュートラル位置PNとリバース位置
PRとの間には、第3の規制部材11が備えられてい
る。第3の規制部材11は、第3のソレノイド12と係
合しており、その第3のソレノイド12が非励磁状態の
ときには傾動可能に、第3のソレノイド12が励磁状態
のときには傾動不能になるように駆動される。即ち、第
3のソレノイド12が非励磁状態のとき、第3の規制部
材11は傾動可能に駆動され、前記シフトレバー5は、
ニュートラル位置PNとリバース位置PRとの間を移動
することができる。一方、第3のソレノイド12が励磁
状態のとき、第3の規制部材11は傾動不能に駆動さ
れ、シフトレバー5は、その第3の規制部材11によっ
てニュートラル位置PNとリバース位置PRとの間を移
動することができないようになっている。
【0021】前記第1〜第3のソレノイド8,10,1
2は、ともに車両に備えられた電子制御装置(以下、E
CUという)13に接続され、そのECU13からそれ
ぞれ制御信号が入力される。前記第1〜第3のソレノイ
ド8,10,12は、その制御信号に基づいて励磁状態
又は非励磁状態に切り換えられる。
【0022】前記ECU13には、ブレーキペダル2に
備えられたブレーキスイッチ2aが接続され、そのブレ
ーキスイッチ2aによってブレーキペダル2の踏み込み
を検出する。又、ECU13には、前記インパネ部の挿
入口6内部に備えられたカードリーダ14が接続されて
いる。一方、挿入口6に挿入されるICカード15は、
上記したように、キャッシュカードやクレジットカード
等に使用されている硬質塩化ビニール製のカード本体1
6に、例えばワンチップマイクロコンピュータ(以下、
単にマイコンという)17が取着されている。このマイ
コン17には、電気的書換可能なEEPROM17aが
備えられ、そのEEPROM17aには自己識別コード
が記憶されている。尚、ICカード15は、挿入口6に
一旦挿入されると、シフトレバー5がパーキング位置P
Pにあり、かつエンジンが停止状態のときのみ抜き出せ
るようになっている。
【0023】前記ECU13には、EEPROM17a
に記憶された自己識別コードと同一の判別コードが予め
格納されている。そして、挿入口6にICカード15が
挿入されると、カードリーダ14は、ICカード15の
EEPROM17aに記憶された自己識別コードを読み
出しECU13に出力する。ECU13は、予め格納さ
れていた自己識別コードと同一の判別コードとの照合を
行い、ICカード15の自己識別コードとECU13の
判別コードが一致することによって、ECUは、真の運
転者と判断しエンジンがかけられる状態に切り換える。
【0024】つまり、前記ECUは、シフトレバー5を
パーキング位置PPからイグニッション位置PIGに移動
できるように、前記第2のソレノイド10を非励磁状態
から励磁状態に切り換えて第2の規制部材9を傾動可能
にする。そして、シフトレバー5をイグニッション位置
PIGに移動させることによって、イグニッションスイッ
チSWはオンしてエンジンは始動するようになってい
る。エンジンが始動され前記ブレーキスイッチ2aによ
ってブレーキペダル2の踏み込みを検出すると、ECU
13は、シフトレバー5をパーキング位置PPからニュ
ートラル位置PNに移動できるように、前記第1のソレ
ノイド8を非励磁状態から励磁状態に切り換えて第1の
規制部材7を傾動可能にする。そして、シフトレバー5
がニュートラル位置PNに移動すると、そのシフトレバ
ー5をさらにドライブ位置PD又はリバース位置PRに
移動することによって、車両は前進又は後進することが
できるようになる。
【0025】この場合、A/T車が前進走行中にはドラ
イブ位置PDにあるシフトレバー5がリバース位置PR
に入らないようになっている。即ち、シフトレバー5を
ドライブ位置PDに移動させると、ECU13は、第3
のソレノイド12を非励磁状態励から励磁状態に切り換
えて第3の規制部材11を傾動不能にする。従って、シ
フトレバー5は、その第3の規制部材11によってニュ
ートラル位置PNからリバース位置PRへの移動が禁止
される。これは、シフトレバー5が不用意にニュートラ
ル位置PNからリバース位置PRに入るのを防いでい
る。つまり、A/T車が前進走行中にはドライブ位置P
Dにあるシフトレバー5がリバース位置PRに入ってし
まうと、車両に大きなショックが発生する。そのため、
車両の停止等の条件を満足しないとシフトレバー5をリ
バース位置PRに移動させることができないようになっ
ている。
【0026】そして、車両を停止して、シフトレバー5
をパーキング位置PPに移動させ、さらに、そのシフト
レバー5をイグニッション位置PIGに移動させると、シ
フトレバー5は自動的にパーキング位置PPに復帰する
とともにイグニッションスイッチSWはオフしてECU
13はエンジンを停止させる。このとき、シフトレバー
5はパーキング位置PPにあり、かつエンジンが停止状
態にあるので、前記ICカード15は、挿入口6から抜
き出すことが可能となる。
【0027】又、前記ECU13は、自己識別コードと
判別コードが不一致な場合には、真の運転者ではないと
判断しエンジンがかけられない状態に切り換える。つま
り、ECU13は、シフトレバー5をパーキング位置P
Pからイグニッション位置PIGに移動できないように、
前記第2のソレノイド10の非励磁状態を保持し、第2
の規制部材9を傾動不能のままにする。従って、シフト
レバー5をイグニッション位置PIGに移動させることが
できず、エンジンは始動できない。
【0028】次に、上記のように構成された変速機操作
装置の作用を説明する。初期状態として、エンジンは停
止しており、シフトレバー5はパーキング位置PPにあ
る。又、第1,第2のソレノイド8,10は非励磁状態
であって、第1,第2の規制部材7,9は回動不能であ
る。つまり、パーキング位置PPにあるシフトレバー5
は、第1,第2の規制部材7,9によって移動ができな
い状態にある。
【0029】この状態で、運転者が挿入口6にICカー
ド15を挿入すると、カードリーダ14は、ICカード
15のEEPROM17aに記憶された自己識別コード
を読み出しECU13に出力する。ECU13は、予め
格納されていた自己識別コードと同一の判別コードとの
照合を行う。そして、ECUは、ICカード15の自己
識別コードとECU13の判別コードが一致すると、真
の運転者と判断しエンジンがかけられる状態にすべく、
シフトレバー5をパーキング位置PPからイグニッショ
ン位置PIGに移動できるように切り換える。
【0030】即ち、前記第2のソレノイド10を非励磁
状態から励磁状態に切り換えて第2の規制部材9を傾動
可能にする。そして、運転者がシフトレバー5をイグニ
ッション位置PIGに移動させると、その移動に連動して
閉じるイグニッションスイッチSWのオンに基づいて、
ECU13はエンジンを始動させるとともに、ステアリ
ングロック機構SLが解除される。尚、この場合、上記
したように、シフトレバー5は、弾性部材にて常にパー
キング位置PPとなるように弾性力が付与されているた
め、弾性力に抗してイグニッション位置PIGに移動させ
るとエンジンが始動するとともに運転者がシフトレバー
5の保持を解除するとパーキング位置PPにはその弾性
力によって自動的に復帰される。
【0031】前記エンジンが始動された状態で運転者が
ブレーキペダル2を踏み込むと、ブレーキスイッチ2a
がそのブレーキペダル2の踏み込みを検出する。する
と、ECU13は、シフトレバー5をパーキング位置P
Pからニュートラル位置PNに移動できるように、第1
のソレノイド8を非励磁状態から励磁状態に切り換えて
第1の規制部材7を傾動可能にする。そして、運転者が
シフトレバー5をニュートラル位置PNに移動させ、さ
らにシフトレバー5をドライブ位置PDに移動させると
車両は前進することができる。
【0032】このとき、ドライブ位置PDにあるシフト
レバー5がリバース位置PRに入らないように、前記E
CU13は、第3のソレノイド12を非励磁状態から励
磁状態に切り換えて第3の規制部材11を傾動不能にす
る。従って、シフトレバー5は、その第3の規制部材1
1によってニュートラル位置PNからリバース位置PR
への移動が禁止される。つまり、車両の停止等の条件を
満足しない限り、シフトレバー5が不用意にニュートラ
ル位置PNからリバース位置PRに入るのが防止され
る。
【0033】又、運転者がシフトレバー5をニュートラ
ル位置PNに移動させ、さらにシフトレバー5をリバー
ス位置PRに移動させると車両は後進することができ
る。このとき、第3の規制部材11は作用せず、常に傾
動可能の状態である。
【0034】そして、車両を停止して、運転者がシフト
レバー5をニュートラル位置PNを経由してパーキング
位置PPに移動させ、さらに、そのシフトレバー5をイ
グニッション位置PIGに移動させると、シフトレバー5
は自動的にパーキング位置PPに復帰するとともにイグ
ニッションスイッチSWはオフしてECU13はエンジ
ンを停止させる。このとき、シフトレバー5はパーキン
グ位置PPにあり、かつエンジンが停止状態にあるの
で、運転者は前記ICカード15を挿入口6から抜き出
すことが可能となる。
【0035】又、初期状態において、ICカード15を
挿入し、そのICカード15の自己識別コードと判別コ
ードが不一致な場合には、前記ECU13は、真の運転
者ではないと判断しエンジンがかけられない状態にすべ
く、シフトレバー5をパーキング位置PPからイグニッ
ション位置PIGに移動できないように切り換える。即
ち、前記第2のソレノイド10の非励磁状態を保持し、
第2の規制部材9を傾動不能のままにする。従って、シ
フトレバー5をイグニッション位置PIGに移動させるこ
とができず、エンジンは始動することができない。
【0036】上記したように、本実施の形態によれば、
以下の特徴を有する。 (1)ICカード15挿入後、シフトレバー5をパーキ
ング位置PPからイグニッション位置PIGに移動すれ
ば、ステアリングロック機構SLが解除できかつエンジ
ンが始動される。従って、従来に示したようなステアリ
ングロック機構解除スイッチ及びエンジン始動停止ノブ
を排除しそれぞれ個別の操作が省略でき、又、車両を走
行させるためにはシフトレバー5を操作する必要があ
り、その走行のための一連の動作にステアリングロック
機構SLの解除及びエンジン始動を組み込むことができ
るため運転者の操作性を向上することができる。
【0037】(2)ICカード15によるエンジン始動
等の操作性が向上することによって、そのICカード1
5の利便性を高めることができる。ICカード15の利
便性を高めることは、本来のキーの鍵山の形状によって
真の運転者か否かを判断する場合と比較して、自己識別
コードを用いているためセキュリティ性を高めることが
でき、又、ICカードを例えばキャッシュカードやクレ
ジットカード等と一体化することで、運転者等の携帯物
を減少させることにつながる。
【0038】尚、本発明は以下のように変更してもよ
く、その場合にも同様の作用及び効果が得られる。 (1)上記実施の形態では、ICカード15を挿入する
ための挿入口6は、運転席右前方のインパネ部に形成し
たが、この場所に限定されず、例えば、シフトレバー5
に隣接した位置に挿入口6を形成してもよい。
【0039】(2)上記実施の形態では、シフトパター
ン孔4の形状は、図1に示す形状としたが、これに限定
されるものではない。例えば、前進自動変速を行うドラ
イブ位置PDの他に、変速機の前進2段,1段等に固定
できるシフトポジションを新たに追加した形状としても
よい。
【0040】又、図3に示すように、シフトパターン孔
4を図3において上下方向に形成し、上部からパーキン
グ位置PP、リバース位置PR、ニュートラル位置P
N、ドライブ位置PD、変速機の前進2段に固定される
固定位置P2、及び、同じく変速機の前進1段に固定さ
れる固定位置PLのシフトポジションをこの記載順に設
ける。又、シフトパターン孔4にパーキング位置PPか
ら左方に延びた、初期状態においてシフトレバー5が配
置される新たなパーキング位置としてのパーキング原位
置PHの2位置を設け、前記シフトレバー5がパーキン
グ位置PPに移動されると、その連動に基づいて前記イ
グニッションスイッチをオンしてエンジンを始動させ、
又、同シフトレバー5がパーキング原位置PHに移動さ
れると、その連動に基づいて前記イグニッションスイッ
チをオフしてエンジンを停止させるようにする。さら
に、この2位置PP,PHの間には規制部材18を設け
て、ICカード15の識別コードとECU13の判別コ
ードとが一致しない限りこの規制部材18によってシフ
トレバー5が移動できないように構成してもよい。
【0041】即ち、パーキング位置に対して連続して延
びる位置に新たなパーキング位置を設けて、両パーキン
グ位置との間の移動に連動して開閉するエンジン始動用
のイグニッションスイッチを設ければよい。
【0042】(3)上記実施の形態では、ICカード1
5は車両のみに使用したが、このICカード15を例え
ばキャッシュカードやクレジットカード等と一体化し
て、車両以外に使用してもよい。
【0043】以上、この発明の実施の各形態について説
明したが、各形態から把握できる請求項以外の技術思想
について、以下にそれらの効果とともに記載する。 (イ)請求項1に記載のイグニッションスイッチ操作方
法において、エンジンを始動させるべく前記シフトレバ
ーの移動と連動してイグニッションスイッチをオンする
とともにステアリングロック機構を解除するようにした
イグニッションスイッチ操作方法。このように構成すれ
ば、シフトレバーの移動と連動してイグニッションスイ
ッチをオンするとともにステアリングロック機構を解除
できるためさらに操作性を向上することができる。
【0044】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、エ
ンジン始動の操作性を向上することができるイグニッシ
ョンスイッチ操作方法及びエンジン始動装置を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施の形態における変速機操作装置の機械
的電気的構成図。
【図2】 A/T車の運転席を示す概略図。
【図3】 シフトパターン孔の別例を示す平面図。
【符号の説明】
5…シフトレバー、15…ICカード、PIG,PH…新
たなパーキング位置としてのイグニッション位置,パー
キング原位置、PP…パーキング位置、SW…イグニッ
ションスイッチ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長坂 近夫 愛知県丹羽郡大口町大字豊田字野田1番地 株式会社東海理化電機製作所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シフトレバー(5)のパーキング位置
    (PP)と、そのパーキング位置(PP)に対して連続
    して延びた位置に設けた新たなパーキング位置(PIG,
    PH)との間で該シフトレバー(5)を操作することに
    より、エンジン始動用のイグニッションスイッチ(S
    W)をオン・オフさせるようにしたイグニッションスイ
    ッチ操作方法。
  2. 【請求項2】 シフトレバー(5)のパーキング位置
    (PP)に対して連続して延びる位置に、新たなパーキ
    ング位置(PIG,PH)を設けるとともに、該シフトレ
    バー(5)が両パーキング位置(PP,PIG,PH)と
    の間を移動するとき、該シフトレバー(5)の移動と連
    動して開閉するエンジン始動用のイグニッションスイッ
    チ(SW)を設けたことを特徴とするエンジン始動装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のエンジン始動装置にお
    いて、 前記シフトレバー(5)は、自己識別コードが記憶され
    たICカード(15)の判別に基づいてエンジン始動が
    許可されたとき移動可能な状態に切り換えられ、エンジ
    ンを始動させるべく該シフトレバー(5)の移動と連動
    してイグニッションスイッチ(SW)をオンするように
    したエンジン始動装置。
JP23062396A 1996-08-30 1996-08-30 イグニッションスイッチ操作方法及びエンジン始動装置 Pending JPH1071870A (ja)

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