JPH1072117A - 遠隔制御輸送装置 - Google Patents
遠隔制御輸送装置Info
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- JPH1072117A JPH1072117A JP24728396A JP24728396A JPH1072117A JP H1072117 A JPH1072117 A JP H1072117A JP 24728396 A JP24728396 A JP 24728396A JP 24728396 A JP24728396 A JP 24728396A JP H1072117 A JPH1072117 A JP H1072117A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 制御信号や電力供給のためのケーブルを引き
回すことなく遠隔制御によって輸送装置の制御駆動が可
能であって、同時に複数の輸送装置を運行させることの
できる遠隔制御輸送装置の提供。 【解決手段】 キャスク10は、その駆動機構13に、
移動路20に沿って配設されて所定長のセクションSに
分割されると共に各セクションSが制御装置50によっ
て独立して給電制御されるブスバー30から給電される
ことで移動駆動されるように構成されている。
回すことなく遠隔制御によって輸送装置の制御駆動が可
能であって、同時に複数の輸送装置を運行させることの
できる遠隔制御輸送装置の提供。 【解決手段】 キャスク10は、その駆動機構13に、
移動路20に沿って配設されて所定長のセクションSに
分割されると共に各セクションSが制御装置50によっ
て独立して給電制御されるブスバー30から給電される
ことで移動駆動されるように構成されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原子力施設等の放
射線取り扱い施設内において、遠隔操作によって保守機
器や部品を保守ポートと保守作業施設との間で搬送する
輸送装置に関する。
射線取り扱い施設内において、遠隔操作によって保守機
器や部品を保守ポートと保守作業施設との間で搬送する
輸送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】原子力発電所等の放射線取り扱い施設で
は、作業者の被ばくを防ぐために遠隔操作によって作業
が行われる。
は、作業者の被ばくを防ぐために遠隔操作によって作業
が行われる。
【0003】原子炉等の大型装置の点検・保守は、専用
の保守機器を保守部位まで搬送してその保守機器によっ
てその場で行う場合と、点検・保守対象部品を装置から
取り外して保守作業施設で行う場合とがあるが、そのよ
うな保守の際に保守機器の搬送や取り外した部品を搬送
する構成として、原子炉等の装置側に保守ポートを設け
ると共にこの保守ポートと保守作業施設とを輸送路で結
び、この輸送路を遠隔操作で移動する輸送装置によって
保守機器や保守対象部品を搬送する構成が考えられてい
る。
の保守機器を保守部位まで搬送してその保守機器によっ
てその場で行う場合と、点検・保守対象部品を装置から
取り外して保守作業施設で行う場合とがあるが、そのよ
うな保守の際に保守機器の搬送や取り外した部品を搬送
する構成として、原子炉等の装置側に保守ポートを設け
ると共にこの保守ポートと保守作業施設とを輸送路で結
び、この輸送路を遠隔操作で移動する輸送装置によって
保守機器や保守対象部品を搬送する構成が考えられてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記保
守構成では、輸送装置の駆動電動機への電力供給や遠隔
操作のための駆動制御信号を如何に輸送装置に伝送する
かという問題があった。即ち、電源ケーブルや信号ケー
ブルを介して輸送装置に伝送する構成としたのでは、輸
送装置はこれらケーブルを引き回しつつ移動することと
なって好ましくない。特に、多数の保守ポートを備えた
装置では同時に複数の輸送装置を運行させることで効率
的な保守作業を行うことができるが、ケーブルが絡み合
う虞があり、複数の輸送装置を同時に運行することは困
難なものであった。
守構成では、輸送装置の駆動電動機への電力供給や遠隔
操作のための駆動制御信号を如何に輸送装置に伝送する
かという問題があった。即ち、電源ケーブルや信号ケー
ブルを介して輸送装置に伝送する構成としたのでは、輸
送装置はこれらケーブルを引き回しつつ移動することと
なって好ましくない。特に、多数の保守ポートを備えた
装置では同時に複数の輸送装置を運行させることで効率
的な保守作業を行うことができるが、ケーブルが絡み合
う虞があり、複数の輸送装置を同時に運行することは困
難なものであった。
【0005】また、輸送装置によって保守ポートまで搬
送した保守機器に対する電力供給や遠隔操作のための駆
動制御信号の伝送を如何にするかという問題も有してい
る。
送した保守機器に対する電力供給や遠隔操作のための駆
動制御信号の伝送を如何にするかという問題も有してい
る。
【0006】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであって、制御信号や電力供給のためのケーブ
ルを引き回すことなく遠隔制御によって輸送装置の制御
駆動が可能であって、同時に複数の輸送装置を運行させ
ることのできる遠隔制御輸送装置を提供することを目的
とする。
れたものであって、制御信号や電力供給のためのケーブ
ルを引き回すことなく遠隔制御によって輸送装置の制御
駆動が可能であって、同時に複数の輸送装置を運行させ
ることのできる遠隔制御輸送装置を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明に係る遠隔制御輸送装置は、原子力施設等の放射線取
り扱い施設内において、遠隔操作によって保守機器や部
品を保守ポートと保守作業施設との間で搬送する輸送装
置であって、電動駆動手段を備えた輸送手段と、前記輸
送手段に給電すべくその移動経路に沿って配設され、そ
の延設方向に所定長さの区域毎に分割されてそれぞれ独
立して電力が供給される給電母線と、前記給電母線の区
域毎における前記輸送手段の在否を検知する検知手段
と、前記検知手段による前記輸送手段の検知情報に基づ
いて前記給電母線の対応区域への給電を制御する制御装
置と、を備え、前記制御装置による前記検知手段からの
検知情報に基づく前記給電母線の対応区域への給電制御
によって前記輸送手段の移動を制御するように構成され
ていることを特徴とする。
明に係る遠隔制御輸送装置は、原子力施設等の放射線取
り扱い施設内において、遠隔操作によって保守機器や部
品を保守ポートと保守作業施設との間で搬送する輸送装
置であって、電動駆動手段を備えた輸送手段と、前記輸
送手段に給電すべくその移動経路に沿って配設され、そ
の延設方向に所定長さの区域毎に分割されてそれぞれ独
立して電力が供給される給電母線と、前記給電母線の区
域毎における前記輸送手段の在否を検知する検知手段
と、前記検知手段による前記輸送手段の検知情報に基づ
いて前記給電母線の対応区域への給電を制御する制御装
置と、を備え、前記制御装置による前記検知手段からの
検知情報に基づく前記給電母線の対応区域への給電制御
によって前記輸送手段の移動を制御するように構成され
ていることを特徴とする。
【0008】また、上記保守ポートには固定端子が設け
られ、上記輸送手段は、前記保守ポートに位置すると前
記固定端子と接合する入力端子を備えると共に、該入力
端子と収容した作業機器とが接続ケーブルによって接続
されて構成され、前記輸送手段が前記保守ポートに位置
すると前記入力端子が前記固定端子に接合して前記固定
端子と前記作業機器とが接続され、エネルギー供給及び
情報伝達可能に構成されていることを特徴とする。
られ、上記輸送手段は、前記保守ポートに位置すると前
記固定端子と接合する入力端子を備えると共に、該入力
端子と収容した作業機器とが接続ケーブルによって接続
されて構成され、前記輸送手段が前記保守ポートに位置
すると前記入力端子が前記固定端子に接合して前記固定
端子と前記作業機器とが接続され、エネルギー供給及び
情報伝達可能に構成されていることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下添付図面を参照して本発明の
実施の形態を説明する。図1はトカマク型核融合炉の保
守に本発明に係る遠隔制御輸送装置を適用した際の輸送
路の概念平面図であり、図2はその輸送装置の概念図で
ある。
実施の形態を説明する。図1はトカマク型核融合炉の保
守に本発明に係る遠隔制御輸送装置を適用した際の輸送
路の概念平面図であり、図2はその輸送装置の概念図で
ある。
【0010】図示遠隔制御輸送装置は、トレンチ2で結
ばれた原子力施設としてのトカマク型核融合炉4の建屋
(トカマク建屋1)と保守作業施設であるホットセル建
屋3の間を、輸送手段としてのキャスク10(図1には
示さず)によって保守機器や取り外した炉内構造物を搬
送するものである。
ばれた原子力施設としてのトカマク型核融合炉4の建屋
(トカマク建屋1)と保守作業施設であるホットセル建
屋3の間を、輸送手段としてのキャスク10(図1には
示さず)によって保守機器や取り外した炉内構造物を搬
送するものである。
【0011】トカマク建屋1は、トロイダル磁場コイル
が円環状に配設されて平面形状円形を呈するトカマク型
核融合炉4のクライオスタットの周囲を、メンテナンス
セル5が囲むように設けられて構成されている。メンテ
ナンスセル5内には、核融合炉4に繋がる複数の保守ポ
ート4Aが核融合炉4を中心として放射状に配設されて
いる。
が円環状に配設されて平面形状円形を呈するトカマク型
核融合炉4のクライオスタットの周囲を、メンテナンス
セル5が囲むように設けられて構成されている。メンテ
ナンスセル5内には、核融合炉4に繋がる複数の保守ポ
ート4Aが核融合炉4を中心として放射状に配設されて
いる。
【0012】キャスク10は、図3に概念断面図を示す
ように、略直方体で所定容積の容器状であって、その一
方の端部に気密的に開閉可能な扉11が設けられ、底部
には駆動輪12Aと従動輪12Bより成る走行輪12が
設けられている。駆動輪12Aには電動駆動手段として
の駆動機構13が接続されており、走行輪12Aが一対
のレールより成る線路に嵌ると共に、駆動機構13によ
る駆動輪12Aの回転駆動によって当該キャスク10が
線路に沿って移動するようになっている。
ように、略直方体で所定容積の容器状であって、その一
方の端部に気密的に開閉可能な扉11が設けられ、底部
には駆動輪12Aと従動輪12Bより成る走行輪12が
設けられている。駆動輪12Aには電動駆動手段として
の駆動機構13が接続されており、走行輪12Aが一対
のレールより成る線路に嵌ると共に、駆動機構13によ
る駆動輪12Aの回転駆動によって当該キャスク10が
線路に沿って移動するようになっている。
【0013】駆動機構13は、主モーター13Aと副モ
ーター13Bとが作動ギア13Cを介して駆動輪12A
の駆動シャフトに接続されると共に、両モーター13
A,13Bにはそれぞれ集電装置13Dを介して外部か
ら電力が供給されるようになっており、何れのモーター
13A,13Bによっても独立して駆動輪12Aを回転
駆動可能に構成されている。
ーター13Bとが作動ギア13Cを介して駆動輪12A
の駆動シャフトに接続されると共に、両モーター13
A,13Bにはそれぞれ集電装置13Dを介して外部か
ら電力が供給されるようになっており、何れのモーター
13A,13Bによっても独立して駆動輪12Aを回転
駆動可能に構成されている。
【0014】キャスク10の移動経路としての移動路2
0は、ホットセル3からトカマク建屋1(メンテナンス
セル5)に至るトレンチ2内の連結路21と、メンテナ
ンスセル5内で核融合炉4の周囲を巡る円形の循環路2
2と、該循環路21から保守ポート4Aへの引き込み路
23とにより構成され、連結路21にはキャスク10の
線路が往路21Aと復路21Bに複線で敷設され、循環
路22及び引き込み路23は線路が単線で敷設されてい
る。キャスク10は、この移動路20を図中矢印で示す
ようにホットセル3から連結路21の往路21Aを通っ
てメンテナンスセル5の循環路22を反時計回りに周回
し、引き込み路23を介して所定の保守ポート4Aとを
往復した後、循環路22に戻って反時計周りに周回して
連結路21の復路21Bを介してホットセル3に戻るよ
うに一方方向に移動するものである。
0は、ホットセル3からトカマク建屋1(メンテナンス
セル5)に至るトレンチ2内の連結路21と、メンテナ
ンスセル5内で核融合炉4の周囲を巡る円形の循環路2
2と、該循環路21から保守ポート4Aへの引き込み路
23とにより構成され、連結路21にはキャスク10の
線路が往路21Aと復路21Bに複線で敷設され、循環
路22及び引き込み路23は線路が単線で敷設されてい
る。キャスク10は、この移動路20を図中矢印で示す
ようにホットセル3から連結路21の往路21Aを通っ
てメンテナンスセル5の循環路22を反時計回りに周回
し、引き込み路23を介して所定の保守ポート4Aとを
往復した後、循環路22に戻って反時計周りに周回して
連結路21の復路21Bを介してホットセル3に戻るよ
うに一方方向に移動するものである。
【0015】連結路21の屈曲部,連結路21と循環路
22の接続部及び循環路22と引き込み路23の接続部
位には、それぞれ線路を備えたターンテーブル24が配
設されており、当該ターンテーブル24にキャスク10
が搭載された状態で回転することによってキャスク10
の移動方向を変えることができるようになっている。
尚、循環路22は、線路がターンテーブル24を直線的
に結ぶように敷設されて、全体として円形を呈するよう
に構成されているものである。
22の接続部及び循環路22と引き込み路23の接続部
位には、それぞれ線路を備えたターンテーブル24が配
設されており、当該ターンテーブル24にキャスク10
が搭載された状態で回転することによってキャスク10
の移動方向を変えることができるようになっている。
尚、循環路22は、線路がターンテーブル24を直線的
に結ぶように敷設されて、全体として円形を呈するよう
に構成されているものである。
【0016】また、移動路20には、図2に示すよう
に、給電母線としてのブスバー30が線路に沿って配設
されており、このブスバー30にキャスク10の駆動機
構13の集電装置13Dが接触し、これによって駆動機
構13に給電するようになっている。
に、給電母線としてのブスバー30が線路に沿って配設
されており、このブスバー30にキャスク10の駆動機
構13の集電装置13Dが接触し、これによって駆動機
構13に給電するようになっている。
【0017】ブスバー30は、主給電線31と副給電線
32から成り、主給電線31には駆動機構13の主モー
ター13Aの集電装置13Dが接触すると共に、副給電
線32には駆動機構13の副モーター13Bの集電装置
13Dが接触し、主・副モーター13A,13Bに独立
して給電し得るようになっている。尚、副給電線32は
予備のためのものであって、通常、主給電線31からの
給電による主モーター13Aによってキャスク10を駆
動し、主給電線31又は主モーター13Aに何らかの障
害が生じた場合に副給電線3を介して給電して副モータ
ー13Bによってキャスク10を駆動できるようになっ
ているものである。
32から成り、主給電線31には駆動機構13の主モー
ター13Aの集電装置13Dが接触すると共に、副給電
線32には駆動機構13の副モーター13Bの集電装置
13Dが接触し、主・副モーター13A,13Bに独立
して給電し得るようになっている。尚、副給電線32は
予備のためのものであって、通常、主給電線31からの
給電による主モーター13Aによってキャスク10を駆
動し、主給電線31又は主モーター13Aに何らかの障
害が生じた場合に副給電線3を介して給電して副モータ
ー13Bによってキャスク10を駆動できるようになっ
ているものである。
【0018】主給電線31と副給電線32は、それぞれ
所定長さのセクションS(S1,S2…Sn)に分割さ
れており、この分割されたそれぞれのセクションSに独
立して給電されると共に、その給電は当該輸送装置の制
御装置50によって制御されるようになっている。
所定長さのセクションS(S1,S2…Sn)に分割さ
れており、この分割されたそれぞれのセクションSに独
立して給電されると共に、その給電は当該輸送装置の制
御装置50によって制御されるようになっている。
【0019】つまり、移動路20はセクションS毎に直
列に複数の輸送エリアに分割構成され、それぞれの輸送
エリアは独立して制御装置によって給電制御されるよう
になっているものであり、これによって所定のセクショ
ンS(輸送エリア)に給電することで当該輸送エリアに
位置するキャスク10を移動駆動できるようになってい
るものである。
列に複数の輸送エリアに分割構成され、それぞれの輸送
エリアは独立して制御装置によって給電制御されるよう
になっているものであり、これによって所定のセクショ
ンS(輸送エリア)に給電することで当該輸送エリアに
位置するキャスク10を移動駆動できるようになってい
るものである。
【0020】また、各輸送エリアには、それぞれ当該輸
送エリア内に位置するキャスクを検知するキャスクセン
サ40が設けられており、その検知情報は制御装置50
に入力されるようになっている。
送エリア内に位置するキャスクを検知するキャスクセン
サ40が設けられており、その検知情報は制御装置50
に入力されるようになっている。
【0021】尚、図示しないが各ターンテーブル24も
それぞれ一つのセクションとして制御装置50によって
給電制御されると共にキャスクセンサを備えて一つの輸
送エリアとして構成され、更に、その回転も制御装置5
0によって制御されるようになっているものである。
それぞれ一つのセクションとして制御装置50によって
給電制御されると共にキャスクセンサを備えて一つの輸
送エリアとして構成され、更に、その回転も制御装置5
0によって制御されるようになっているものである。
【0022】制御装置50は、移動路20の各輸送エリ
アに設けられたキャスクセンサ40からのキャスク検知
情報に基づいてブスバー30への給電を各輸送エリア
(セクションS)毎に制御し、キャスク10の移動を制
御する。即ち、所定の輸送エリアのキャスクセンサ40
がキャスク10を検知している状態(当該輸送エリアに
キャスク10が位置している状態)でその輸送エリアの
セクションSに給電することにより、当該輸送エリアに
位置するキャスク10をその前方側の輸送エリアに向け
て移動させることができるものである。
アに設けられたキャスクセンサ40からのキャスク検知
情報に基づいてブスバー30への給電を各輸送エリア
(セクションS)毎に制御し、キャスク10の移動を制
御する。即ち、所定の輸送エリアのキャスクセンサ40
がキャスク10を検知している状態(当該輸送エリアに
キャスク10が位置している状態)でその輸送エリアの
セクションSに給電することにより、当該輸送エリアに
位置するキャスク10をその前方側の輸送エリアに向け
て移動させることができるものである。
【0023】上記構成では、制御装置50による各輸送
エリア(セクションS)への給電制御によって、輸送エ
リア毎に独立してキャスク10を前方の輸送エリアに順
送りに移動駆動することができ、従って、移動路20中
に複数のキャスク10を運行させると共にそれぞれ独立
して移動制御することができる。即ち、移動路20に位
置する複数のキャスク10を輸送エリア毎に個々に移動
させ、特定のキャスク10をその目的とする任意の保守
ポート4Aと対応するターンテーブル24(輸送エリ
ア)によって循環路22から引き込み路23側に方向転
換させて保守ポート4Aに接岸させて作業させ、その作
業の間はターンテーブル24を循環路22を接続する側
に戻すことで当該保守ポート部位を他のキャスク10は
素通りできる。
エリア(セクションS)への給電制御によって、輸送エ
リア毎に独立してキャスク10を前方の輸送エリアに順
送りに移動駆動することができ、従って、移動路20中
に複数のキャスク10を運行させると共にそれぞれ独立
して移動制御することができる。即ち、移動路20に位
置する複数のキャスク10を輸送エリア毎に個々に移動
させ、特定のキャスク10をその目的とする任意の保守
ポート4Aと対応するターンテーブル24(輸送エリ
ア)によって循環路22から引き込み路23側に方向転
換させて保守ポート4Aに接岸させて作業させ、その作
業の間はターンテーブル24を循環路22を接続する側
に戻すことで当該保守ポート部位を他のキャスク10は
素通りできる。
【0024】つまり、セクション分けされていない給電
線からキャスクに給電する構成として給電線への給電の
ON・OFFによってキャスクの移動を制御しようとす
ると移動路中の全てのキャスクが同時に移動又は停止す
ることとなって個々のキャスクを独立して移動制御する
ことができず、また、個々のキャスクの駆動系をON・
OFFして移動制御しようとすると制御信号を伝送する
ケーブルの引き回しが困難となるものであるが、本構成
では遠隔の制御装置50によって各輸送エリア(セクシ
ョンS)への給電を制御することで移動路20中に複数
のキャスク10を運行させ得ると共に信号ケーブルを引
き回すことなく個々のキャスク10を独立して移動制御
することができるものである。
線からキャスクに給電する構成として給電線への給電の
ON・OFFによってキャスクの移動を制御しようとす
ると移動路中の全てのキャスクが同時に移動又は停止す
ることとなって個々のキャスクを独立して移動制御する
ことができず、また、個々のキャスクの駆動系をON・
OFFして移動制御しようとすると制御信号を伝送する
ケーブルの引き回しが困難となるものであるが、本構成
では遠隔の制御装置50によって各輸送エリア(セクシ
ョンS)への給電を制御することで移動路20中に複数
のキャスク10を運行させ得ると共に信号ケーブルを引
き回すことなく個々のキャスク10を独立して移動制御
することができるものである。
【0025】ところで、キャスク10は、図3に示すよ
うに、核融合炉4に対する保守機器や取り外した部品を
搬送するための搬送機器(作業機器60)を収容してい
る。これら作業機器60は図示しないが駆動機構を備え
ており、キャスク10が保守ポート4Aに接岸した後に
キャスク10内から保守ポート4A内に自走して目的位
置に移動して作業を行うが、この作業機器60の走行駆
動や作業駆動のための給電や制御信号の伝送及びその他
必要なエネルギーを供給しなければならない。しかし、
そのために専用のケーブル等を引き回したのでは、前述
のキャスク駆動電源や制御信号の場合と同様にキャスク
10の移動の障害となる。
うに、核融合炉4に対する保守機器や取り外した部品を
搬送するための搬送機器(作業機器60)を収容してい
る。これら作業機器60は図示しないが駆動機構を備え
ており、キャスク10が保守ポート4Aに接岸した後に
キャスク10内から保守ポート4A内に自走して目的位
置に移動して作業を行うが、この作業機器60の走行駆
動や作業駆動のための給電や制御信号の伝送及びその他
必要なエネルギーを供給しなければならない。しかし、
そのために専用のケーブル等を引き回したのでは、前述
のキャスク駆動電源や制御信号の場合と同様にキャスク
10の移動の障害となる。
【0026】このため、本構成では、各保守ポート4A
のキャスク接岸面に、電源やその他必要な諸伝達端子を
備えた集合コネクタ4Bが予め配設されてこの集合コネ
クタ4Bに電源等が供給されるように構成されると共
に、キャスク10の前面にこの集合コネクタ4Bと接合
する入力コネクタ14が配設されている。
のキャスク接岸面に、電源やその他必要な諸伝達端子を
備えた集合コネクタ4Bが予め配設されてこの集合コネ
クタ4Bに電源等が供給されるように構成されると共
に、キャスク10の前面にこの集合コネクタ4Bと接合
する入力コネクタ14が配設されている。
【0027】入力コネクタ14とキャスク10内の作業
機器60とは、内蔵されたケーブルリール15を介して
接続ケーブル16によって接続され、ケーブルリール1
5が接続ケーブル16を作業機器60の移動に伴って繰
り出し又は巻き取るように構成されている。
機器60とは、内蔵されたケーブルリール15を介して
接続ケーブル16によって接続され、ケーブルリール1
5が接続ケーブル16を作業機器60の移動に伴って繰
り出し又は巻き取るように構成されている。
【0028】上記のごとき構成により、キャスク10が
保守ポート4Aに接岸すると、その入力コネクタ14が
保守ポート4Aの集合コネクタ4Bと接合し、保守ポー
ト4A側(ホットシェル5側)からキャスク10(即ち
作業機器60)に給電や制御信号の伝送及びその他必要
なエネルギーの供給が行われるものである。
保守ポート4Aに接岸すると、その入力コネクタ14が
保守ポート4Aの集合コネクタ4Bと接合し、保守ポー
ト4A側(ホットシェル5側)からキャスク10(即ち
作業機器60)に給電や制御信号の伝送及びその他必要
なエネルギーの供給が行われるものである。
【0029】尚、保守ポート4Aへの引き込み路23に
は、その進入方向前後に二つのキャスク検知のリミット
スイッチ23A,23Bが設けられこれらの検知信号が
制御装置50に入力されるようになっており、キャスク
10が保守ポート4Aへ接岸する際には、手前側のリミ
ットスイッチ23Aによるキャスク検知信号によってキ
ャスク10を減速し、リミットスイッチ23Bによるキ
ャスク検知信号によってキャスク10の移動駆動を停止
することで、キャスク10が保守ポート4Aの所定位置
に接岸し、その入力コネクタ14が保守ポート4Aの集
合コネクタ4Bと接合するようになっているものであ
る。
は、その進入方向前後に二つのキャスク検知のリミット
スイッチ23A,23Bが設けられこれらの検知信号が
制御装置50に入力されるようになっており、キャスク
10が保守ポート4Aへ接岸する際には、手前側のリミ
ットスイッチ23Aによるキャスク検知信号によってキ
ャスク10を減速し、リミットスイッチ23Bによるキ
ャスク検知信号によってキャスク10の移動駆動を停止
することで、キャスク10が保守ポート4Aの所定位置
に接岸し、その入力コネクタ14が保守ポート4Aの集
合コネクタ4Bと接合するようになっているものであ
る。
【0030】
【発明の効果】以上述べたように、本願発明に係る遠隔
制御輸送装置によれば、輸送手段に給電すべくその移動
経路に沿って配設された給電母線が所定長さの区域毎に
分割されると共にそれぞれの給電母線区域が制御装置に
よって給電制御されるように構成されているため、制御
装置による給電母線区域への給電制御によって、給電母
線区域毎に独立して輸送手段を順送りに移動駆動するこ
とができ、従って、給電ケーブルや制御信号ケーブルを
引き回すことなく移動経路中に複数の輸送手段を運行さ
せると共にそれぞれ独立して移動制御することができる
ものである。 また、保守ポートに固定端子が設けら
れ、輸送手段は当該輸送手段が保守ポートに位置すると
固定端子と接合する入力端子を備えると共に、該入力端
子と収容した作業機器とが接続ケーブルによって接続さ
れて構成されることにより、輸送手段が保守ポートに位
置すると入力端子が固定端子に接合して固定端子から作
業機器にエネルギー供給及び情報伝達を行うことができ
るため、作業機器の駆動に要する制御情報やエネルギー
の伝送のためにケーブルを引き回す必要が無く、当該ケ
ーブルによって輸送手段の運行に障害を来すことがない
ものである。
制御輸送装置によれば、輸送手段に給電すべくその移動
経路に沿って配設された給電母線が所定長さの区域毎に
分割されると共にそれぞれの給電母線区域が制御装置に
よって給電制御されるように構成されているため、制御
装置による給電母線区域への給電制御によって、給電母
線区域毎に独立して輸送手段を順送りに移動駆動するこ
とができ、従って、給電ケーブルや制御信号ケーブルを
引き回すことなく移動経路中に複数の輸送手段を運行さ
せると共にそれぞれ独立して移動制御することができる
ものである。 また、保守ポートに固定端子が設けら
れ、輸送手段は当該輸送手段が保守ポートに位置すると
固定端子と接合する入力端子を備えると共に、該入力端
子と収容した作業機器とが接続ケーブルによって接続さ
れて構成されることにより、輸送手段が保守ポートに位
置すると入力端子が固定端子に接合して固定端子から作
業機器にエネルギー供給及び情報伝達を行うことができ
るため、作業機器の駆動に要する制御情報やエネルギー
の伝送のためにケーブルを引き回す必要が無く、当該ケ
ーブルによって輸送手段の運行に障害を来すことがない
ものである。
【図1】カマク型核融合炉の保守に本発明に係る遠隔制
御輸送装置を適用した際の輸送路の概念平面図である。
御輸送装置を適用した際の輸送路の概念平面図である。
【図2】輸送装置の概念構成図である。
【図3】キャスクが保守ポートに接岸した状態の概念断
面図である。
面図である。
1 トカマク建屋(原子力施設) 2 ホットセル(保守作業施設) 4A 保守ポート 4B 集合コネクタ(固定端子) 10 キャスク(輸送手段) 13 駆動機構(電動駆動手段) 14 入力コネクタ(入力端子) 16 接続ケーブル 20 移動路(移動経路) 30 ブスバー(給電母線) 40 キャスクセンサ(検知手段) 50 制御装置 60 作業機器 S セクション(区域)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 彰 茨城県那珂郡那珂町大字向山801−1 日 本原子力研究所 那珂研究所内 (72)発明者 多田 栄介 茨城県那珂郡那珂町大字向山801−1 日 本原子力研究所 那珂研究所内 (72)発明者 佐藤 雅樹 神奈川県横浜市磯子区新中原町1番地 石 川島播磨重工業株式会社横浜エンジニアリ ングセンター内
Claims (2)
- 【請求項1】 原子力施設等の放射線取り扱い施設内に
おいて、遠隔操作によって保守機器や部品を保守ポート
と保守作業施設との間で搬送する輸送装置であって、 電動駆動手段を備えた輸送手段と、 前記輸送手段に給電すべくその移動経路に沿って配設さ
れ、その延設方向に所定長さの区域毎に分割されてそれ
ぞれ独立して電力が供給される給電母線と、 前記給電母線の区域毎における前記輸送手段の在否を検
知する検知手段と、 前記検知手段による前記輸送手段の検知情報に基づいて
前記給電母線の対応区域への給電を制御する制御装置
と、を備え、 前記制御装置による前記検知手段からの検知情報に基づ
く前記給電母線の対応区域への給電制御によって前記輸
送手段の移動を制御するように構成されていることを特
徴とする遠隔制御輸送装置。 - 【請求項2】 上記保守ポートには固定端子が設けら
れ、上記輸送手段は、前記保守ポートに位置すると前記
固定端子と接合する入力端子を備えると共に、該入力端
子と収容した作業機器とが接続ケーブルによって接続さ
れて構成され、 前記輸送手段が前記保守ポートに位置すると前記入力端
子が前記固定端子に接合して前記固定端子と前記作業機
器とが接続され、エネルギー供給及び情報伝達可能に構
成されていることを特徴とする請求項1に記載の遠隔制
御輸送装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24728396A JPH1072117A (ja) | 1996-08-29 | 1996-08-29 | 遠隔制御輸送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24728396A JPH1072117A (ja) | 1996-08-29 | 1996-08-29 | 遠隔制御輸送装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1072117A true JPH1072117A (ja) | 1998-03-17 |
Family
ID=17161156
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24728396A Pending JPH1072117A (ja) | 1996-08-29 | 1996-08-29 | 遠隔制御輸送装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1072117A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2785713A1 (fr) * | 1998-11-10 | 2000-05-12 | Commissariat Energie Atomique | Systeme de commande d'unites de levage et de telemanipulation placees en enceinte confinee |
| CN118936608A (zh) * | 2024-10-15 | 2024-11-12 | 安徽天平机械股份有限公司 | 便于维护的地磅及其称量和维护方法 |
-
1996
- 1996-08-29 JP JP24728396A patent/JPH1072117A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2785713A1 (fr) * | 1998-11-10 | 2000-05-12 | Commissariat Energie Atomique | Systeme de commande d'unites de levage et de telemanipulation placees en enceinte confinee |
| WO2000028550A1 (fr) * | 1998-11-10 | 2000-05-18 | Commissariat A L'energie Atomique | Systeme de commande d'unites de levage et de telemanipulation placees en enceinte confinee |
| CN118936608A (zh) * | 2024-10-15 | 2024-11-12 | 安徽天平机械股份有限公司 | 便于维护的地磅及其称量和维护方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20060228 |
|
| RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Effective date: 20060303 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060817 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20061219 |