JPH1072236A - 濃色グレ−系ガラス - Google Patents
濃色グレ−系ガラスInfo
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- JPH1072236A JPH1072236A JP8228140A JP22814096A JPH1072236A JP H1072236 A JPH1072236 A JP H1072236A JP 8228140 A JP8228140 A JP 8228140A JP 22814096 A JP22814096 A JP 22814096A JP H1072236 A JPH1072236 A JP H1072236A
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- Japan
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- glass
- less
- transmittance
- wavelength
- tuv
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C4/00—Compositions for glass with special properties
- C03C4/02—Compositions for glass with special properties for coloured glass
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C3/00—Glass compositions
- C03C3/04—Glass compositions containing silica
- C03C3/076—Glass compositions containing silica with 40% to 90% silica, by weight
- C03C3/083—Glass compositions containing silica with 40% to 90% silica, by weight containing aluminium oxide or an iron compound
- C03C3/085—Glass compositions containing silica with 40% to 90% silica, by weight containing aluminium oxide or an iron compound containing an oxide of a divalent metal
- C03C3/087—Glass compositions containing silica with 40% to 90% silica, by weight containing aluminium oxide or an iron compound containing an oxide of a divalent metal containing calcium oxide, e.g. common sheet or container glass
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 高性能の紫外線および赤外線の吸収で、特に
紫外線Bを遮蔽し紫外線Aをより遮り、プライバシ−性
能を有し、濃いグレ−系色調を呈し、かつ易強化性に優
れ、居住性と安全性を高め、人的物的に優しく高環境性
を有し、軽量化も可能な建築用、殊に自動車用窓ガラス
等として好適なガラスを得る。 【解決手段】 ソーダ石灰シリカ系ガラスを基礎組成と
し、着色成分として重量%表示で、 Fe2O3(全鉄)が0.
75〜1.50、ならびにppm 表示で、 CoOが 70 〜250 、Se
が10〜50、NiO または/およびCr2O3 が 0〜330 を基本
的にそれぞれ含有し、該ガラスの板厚が 3.5mmでD65 光
源測定において、可視光透過率Tvが50%以下、日射透過
率Tsが45%以下ならびに紫外線透過率Tuv が15%以下、
しかも波長350nm における紫外線透過率Tuv350が8%以
下かつ波長370nm における紫外線透過率Tuv370が35%以
下である濃色グレ−系ガラス。
紫外線Bを遮蔽し紫外線Aをより遮り、プライバシ−性
能を有し、濃いグレ−系色調を呈し、かつ易強化性に優
れ、居住性と安全性を高め、人的物的に優しく高環境性
を有し、軽量化も可能な建築用、殊に自動車用窓ガラス
等として好適なガラスを得る。 【解決手段】 ソーダ石灰シリカ系ガラスを基礎組成と
し、着色成分として重量%表示で、 Fe2O3(全鉄)が0.
75〜1.50、ならびにppm 表示で、 CoOが 70 〜250 、Se
が10〜50、NiO または/およびCr2O3 が 0〜330 を基本
的にそれぞれ含有し、該ガラスの板厚が 3.5mmでD65 光
源測定において、可視光透過率Tvが50%以下、日射透過
率Tsが45%以下ならびに紫外線透過率Tuv が15%以下、
しかも波長350nm における紫外線透過率Tuv350が8%以
下かつ波長370nm における紫外線透過率Tuv370が35%以
下である濃色グレ−系ガラス。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、比較的低い透視性
で、既存のグレ−着色板ガラスとほぼ同等の色調を呈
し、格段に優れたプライバシ−性能、紫外線吸収性能な
らびに断熱性能(熱線吸収性能)を併せ持ち、ことに紫
外線B(290 〜320nm の紫外線、以下UVB という。)を
遮蔽しかつ紫外線A(波長320 〜400nm の紫外線、以下
UVA という。)をより遮るようにし、居住性と安全性を
高め、しかも種々の形状で軽量化をもでき得る濃色グレ
−系ガラスに関し、人的や物的に優しい建築用窓ガラス
や各種ガラス物品はもちろん、特に車両用窓ガラス、こ
とに自動車用窓ガラスとして有用な濃色グレ−系ガラス
を、より簡便に効率よく提供するものである。
で、既存のグレ−着色板ガラスとほぼ同等の色調を呈
し、格段に優れたプライバシ−性能、紫外線吸収性能な
らびに断熱性能(熱線吸収性能)を併せ持ち、ことに紫
外線B(290 〜320nm の紫外線、以下UVB という。)を
遮蔽しかつ紫外線A(波長320 〜400nm の紫外線、以下
UVA という。)をより遮るようにし、居住性と安全性を
高め、しかも種々の形状で軽量化をもでき得る濃色グレ
−系ガラスに関し、人的や物的に優しい建築用窓ガラス
や各種ガラス物品はもちろん、特に車両用窓ガラス、こ
とに自動車用窓ガラスとして有用な濃色グレ−系ガラス
を、より簡便に効率よく提供するものである。
【0002】
【従来の技術】近年富みに、冷房負荷の低減等省エネル
ギー化から、建築物用ではもちろん自動車用窓ガラス等
において、ことに熱線の反射吸収等多機能化をガラス自
体またはガラス表面に付加することにより、人的にも物
的にもより高居住性、より安全性に繋がる板ガラス物品
のニーズが急激に高まってきている。そのなかで、従来
に比して格段に優れた紫外線遮蔽性能を有する人的や物
的に優しくしかもプライバシ−性能を有する濃色グレ−
系ガラスが望まれるようになりつつある。
ギー化から、建築物用ではもちろん自動車用窓ガラス等
において、ことに熱線の反射吸収等多機能化をガラス自
体またはガラス表面に付加することにより、人的にも物
的にもより高居住性、より安全性に繋がる板ガラス物品
のニーズが急激に高まってきている。そのなかで、従来
に比して格段に優れた紫外線遮蔽性能を有する人的や物
的に優しくしかもプライバシ−性能を有する濃色グレ−
系ガラスが望まれるようになりつつある。
【0003】例えば、特開平8-67526 号公報には灰色ガ
ラス組成物が記載されており、重量%でSiO266〜75%、
Na2O10〜20%、CaO 5 〜15%、MgO O 〜5 %、Al2O30〜
5 %及びK2O0〜5 %からなる基礎ガラス部分、及びFe2O
3 (全鉄)0.15〜1.2 %、FeO 0.3 %以下、ppm 表示で
CoO 60〜180 、Se 0〜30、NiO 0 〜550 から本質的にな
る着色剤部分を有し、ガラスが3.9 mmの厚さで20〜50%
の視感透過率を有する、くすんだ灰色の着色ガラス組成
物が開示されている。
ラス組成物が記載されており、重量%でSiO266〜75%、
Na2O10〜20%、CaO 5 〜15%、MgO O 〜5 %、Al2O30〜
5 %及びK2O0〜5 %からなる基礎ガラス部分、及びFe2O
3 (全鉄)0.15〜1.2 %、FeO 0.3 %以下、ppm 表示で
CoO 60〜180 、Se 0〜30、NiO 0 〜550 から本質的にな
る着色剤部分を有し、ガラスが3.9 mmの厚さで20〜50%
の視感透過率を有する、くすんだ灰色の着色ガラス組成
物が開示されている。
【0004】なかでも、表1では着色剤部分としてFe2O
3 、CoO 、Seの各成分組成が記載されているなかでCr2O
36〜13ppm 、NiO 1ppmを含むこと、表2では着色剤部分
としてFe2O3 、CoO 、Se、NiO の各成分組成が記載され
ているなかでCr2O36〜13ppmを含むこと、表3では着色
剤部分としてFe2O3 、CoO 、Seの各成分組成が記載され
ているなかでCr2O35〜8ppm、NiO 3ppmを含むこと、さら
にガラスの全太陽紫外線透過率(TSUV;300〜390nm )を
減少させるため付加的紫外線吸収材料を含有させ、その
量がガラス組成物の2.0wt %までで、セリウム、バナジ
ウム、チタン及びモリブデン及びそれらの組合せから本
質的になる群から選択された材料の酸化物であること等
が記載されている。
3 、CoO 、Seの各成分組成が記載されているなかでCr2O
36〜13ppm 、NiO 1ppmを含むこと、表2では着色剤部分
としてFe2O3 、CoO 、Se、NiO の各成分組成が記載され
ているなかでCr2O36〜13ppmを含むこと、表3では着色
剤部分としてFe2O3 、CoO 、Seの各成分組成が記載され
ているなかでCr2O35〜8ppm、NiO 3ppmを含むこと、さら
にガラスの全太陽紫外線透過率(TSUV;300〜390nm )を
減少させるため付加的紫外線吸収材料を含有させ、その
量がガラス組成物の2.0wt %までで、セリウム、バナジ
ウム、チタン及びモリブデン及びそれらの組合せから本
質的になる群から選択された材料の酸化物であること等
が記載されている。
【0005】また例えば、特開平8-59287 号公報にはグ
レイソ−ダライムガラスが記載されており、鉄、セレ
ン、コバルト及びクロムが着色剤としてガラス中に、重
量%で、Fe2O3 が 0.5〜0.9 %、Co 0.012〜0.025 %、
Se 0.0025 〜0.010 %、Cr2O30.005 〜0.020 %に相当
する量で存在し、着色剤の割合はガラスが、30%未満の
光透過率(TL)及び12%未満の刺激純度(P )を有する
割合であるグレイソ−ダライムガラスが開示されてい
る。
レイソ−ダライムガラスが記載されており、鉄、セレ
ン、コバルト及びクロムが着色剤としてガラス中に、重
量%で、Fe2O3 が 0.5〜0.9 %、Co 0.012〜0.025 %、
Se 0.0025 〜0.010 %、Cr2O30.005 〜0.020 %に相当
する量で存在し、着色剤の割合はガラスが、30%未満の
光透過率(TL)及び12%未満の刺激純度(P )を有する
割合であるグレイソ−ダライムガラスが開示されてい
る。
【0006】また例えば、特開平8-157232号公報には濃
グレ−色ガラスが記載されており、重量%で、SiO2:65
〜75%、Al2O3:0.1 〜5.0 %、Na2O+K2O:10 〜18%、Ca
O:5〜15%、MgO:1 〜6 %、SO3:0.05〜1.0 %からなる
母成分100 重量部に対し、Fe 2O3 で表した全鉄:0.8〜1.
4 重量部、FeO:0.21重量部以下、TiO2:0.05 〜1.0 重量
部、Se:0.0005 〜0.015 重量部、CoO:0.02〜0.05重量部
を含有するものが開示されている。
グレ−色ガラスが記載されており、重量%で、SiO2:65
〜75%、Al2O3:0.1 〜5.0 %、Na2O+K2O:10 〜18%、Ca
O:5〜15%、MgO:1 〜6 %、SO3:0.05〜1.0 %からなる
母成分100 重量部に対し、Fe 2O3 で表した全鉄:0.8〜1.
4 重量部、FeO:0.21重量部以下、TiO2:0.05 〜1.0 重量
部、Se:0.0005 〜0.015 重量部、CoO:0.02〜0.05重量部
を含有するものが開示されている。
【0007】また例えば、特開平5-330847号公報には着
色ガラス組成物及びこのガラスを用いた窓ガラスが記載
されており、主成分が重量%で、SiO2:64 〜75%、Al2O
3:0〜5 %、B2O3:0〜5 %、CaO:5 〜15%、MgO:0 〜5
%、Na2O:10 〜18%、K2O:0〜5 %でなり、アルカリ土
類酸化物の合計が6 〜16重量%であり、アルカリ金属酸
化物の合計が10〜20重量%であり;そして着色剤とし
て、Fe2O3 (全鉄分):1.4〜4 重量%、CoO: 0〜0.05重
量%を含み、Fe2O3 含有率が約2重量%未満の場合にCo
O 含有率が約0.02重量%より大きく、そして必要に応じ
て更にセレン及び酸化クロムを含み、CoO+Se+Cr2O3の合
計が0.24重量%以下である着色ガラス組成物であって、
該着色ガラス組成物から作るガラスは、厚さ3.85mmに対
してA光源の全光透過率(TLA )が約20%以下であり且
つ全エネルギ−透過率(T E )が約12%以下であるもの
が記載されている。
色ガラス組成物及びこのガラスを用いた窓ガラスが記載
されており、主成分が重量%で、SiO2:64 〜75%、Al2O
3:0〜5 %、B2O3:0〜5 %、CaO:5 〜15%、MgO:0 〜5
%、Na2O:10 〜18%、K2O:0〜5 %でなり、アルカリ土
類酸化物の合計が6 〜16重量%であり、アルカリ金属酸
化物の合計が10〜20重量%であり;そして着色剤とし
て、Fe2O3 (全鉄分):1.4〜4 重量%、CoO: 0〜0.05重
量%を含み、Fe2O3 含有率が約2重量%未満の場合にCo
O 含有率が約0.02重量%より大きく、そして必要に応じ
て更にセレン及び酸化クロムを含み、CoO+Se+Cr2O3の合
計が0.24重量%以下である着色ガラス組成物であって、
該着色ガラス組成物から作るガラスは、厚さ3.85mmに対
してA光源の全光透過率(TLA )が約20%以下であり且
つ全エネルギ−透過率(T E )が約12%以下であるもの
が記載されている。
【0008】また例えば、特公平5-41574 号公報には黒
ずんだ、濁った灰色でニツケルを含まないガラス組成物
が記載されており、重量%で、SiO268〜75%、Na2O10〜
18%、CaO5〜15%、MgO0〜5 %、Al2O30〜5 %、K2O 0
〜5 %と、もしあれば溶融及び精製補助剤の痕跡を含む
アルカリガラス組成物と、本質的に酸化鉄〔III 〕Fe 2O
3 (全鉄)0.6 〜1.0 %、セレンSe 0.005〜0.02%、酸
化コバルト〔II〕CoO0.01〜0.02%であって、少なくと
も鉄の15%が2価の状態の鉄である構成より成る着色剤
を有する濁った灰色のガラス組成物で、そのガラスは5.
56mmの厚さで20%以下の光透過率及び40%未満の全太陽
エネルギ−透過率を有する組成物が開示されている。
ずんだ、濁った灰色でニツケルを含まないガラス組成物
が記載されており、重量%で、SiO268〜75%、Na2O10〜
18%、CaO5〜15%、MgO0〜5 %、Al2O30〜5 %、K2O 0
〜5 %と、もしあれば溶融及び精製補助剤の痕跡を含む
アルカリガラス組成物と、本質的に酸化鉄〔III 〕Fe 2O
3 (全鉄)0.6 〜1.0 %、セレンSe 0.005〜0.02%、酸
化コバルト〔II〕CoO0.01〜0.02%であって、少なくと
も鉄の15%が2価の状態の鉄である構成より成る着色剤
を有する濁った灰色のガラス組成物で、そのガラスは5.
56mmの厚さで20%以下の光透過率及び40%未満の全太陽
エネルギ−透過率を有する組成物が開示されている。
【0009】また例えば、特公平7-29813 号公報には暗
灰色赤外線吸収性ガラスが記載されており、重量%で、
SiO266〜75%、Na2O10〜20%、CaO5〜15%、MgO0〜5
%、Al 2O30〜5 %、K2O 0 〜5 %及び本質的に次のもの
からなる着色成分:Fe2O3 (全鉄)1.00%を超えかつ1.
7 %まで、FeO 少なくとも0.27%、Se0.0020〜0.0050
%、CoO0.0100 〜0.0200%を有するくすんだ灰色ガラス
組成物であって、3.9mm の厚さで32%以下の光透過率及
び15%より小さな全太陽赤外線透過率を有するガラス組
成物が開示され、紫外線透過率が2.84〜18.69 %程度で
あることが記載されている。
灰色赤外線吸収性ガラスが記載されており、重量%で、
SiO266〜75%、Na2O10〜20%、CaO5〜15%、MgO0〜5
%、Al 2O30〜5 %、K2O 0 〜5 %及び本質的に次のもの
からなる着色成分:Fe2O3 (全鉄)1.00%を超えかつ1.
7 %まで、FeO 少なくとも0.27%、Se0.0020〜0.0050
%、CoO0.0100 〜0.0200%を有するくすんだ灰色ガラス
組成物であって、3.9mm の厚さで32%以下の光透過率及
び15%より小さな全太陽赤外線透過率を有するガラス組
成物が開示され、紫外線透過率が2.84〜18.69 %程度で
あることが記載されている。
【0010】さらに例えば、本出願人が既に出願した特
開平6-247740号公報では中性灰色系色調ガラスを記載し
ており、ソ−ダ石灰シリカ系ガラスを基礎組成とし、着
色成分として重量%表示で、Fe2O3 (全鉄)0.45〜0.7
5、そのうちFeO 0.08〜0.30、TiO2 0〜0.70、ならびにp
pm 表示で、CoO140〜250 、NiO O 〜350 、Cr2O3 0 〜3
50 、Se10〜60を基本的に含有せしめ、主波長が490 〜5
75nm であるものを開示し、さらに紫外線透過率が25%
以下であることも記載した。
開平6-247740号公報では中性灰色系色調ガラスを記載し
ており、ソ−ダ石灰シリカ系ガラスを基礎組成とし、着
色成分として重量%表示で、Fe2O3 (全鉄)0.45〜0.7
5、そのうちFeO 0.08〜0.30、TiO2 0〜0.70、ならびにp
pm 表示で、CoO140〜250 、NiO O 〜350 、Cr2O3 0 〜3
50 、Se10〜60を基本的に含有せしめ、主波長が490 〜5
75nm であるものを開示し、さらに紫外線透過率が25%
以下であることも記載した。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】前述したような特開平
8-67526 号公報に記載の灰色ガラス組成物は着色成分が
Fe2O3-Se-CoO-NiO系となっているものの、例えば、Seと
NiO の成分組成が任意成分となっており、またNiO 成分
が本質的にない場合にはSe成分組成が5〜30ppmでCoO
成分組成が60〜160ppmであり、またNiO 成分が本質的に
ある場合にはSe成分組成が0〜25ppm でCoO 成分組成が
60〜180ppmでNiO 成分が25〜550ppmであり、しかも実質
的にCr2O3 成分組成が6〜13ppm または5〜8ppm 含む
というものである。さらに紫外線吸収性能を充分安定し
て確実に発揮するものとは必ずしも言い難く、場合によ
ってはガラスの全太陽紫外線透過率(TSUV;300〜390nm
)を減少させるためセリウム、バナジウム、チタン及
びモリブデン及びそれらの組合せから本質的になる酸化
物群から選択された付加的紫外線吸収材料を含有させる
必要があるものである。
8-67526 号公報に記載の灰色ガラス組成物は着色成分が
Fe2O3-Se-CoO-NiO系となっているものの、例えば、Seと
NiO の成分組成が任意成分となっており、またNiO 成分
が本質的にない場合にはSe成分組成が5〜30ppmでCoO
成分組成が60〜160ppmであり、またNiO 成分が本質的に
ある場合にはSe成分組成が0〜25ppm でCoO 成分組成が
60〜180ppmでNiO 成分が25〜550ppmであり、しかも実質
的にCr2O3 成分組成が6〜13ppm または5〜8ppm 含む
というものである。さらに紫外線吸収性能を充分安定し
て確実に発揮するものとは必ずしも言い難く、場合によ
ってはガラスの全太陽紫外線透過率(TSUV;300〜390nm
)を減少させるためセリウム、バナジウム、チタン及
びモリブデン及びそれらの組合せから本質的になる酸化
物群から選択された付加的紫外線吸収材料を含有させる
必要があるものである。
【0012】また、特開平8-59287 号公報に記載のグレ
イソ−ダライムガラスは着色成分がFe2O3-Se-Co-Cr2O3
系であり、例えば実質的にFe2O3 成分組成が 0.7wt%程
度まででしかもCo成分組成が170 〜200ppmかつCr2O3 成
分組成が160 〜200ppm、Se成分組成が50〜80ppm であっ
て、Co成分組成とCr2O3 成分組成の両者を同時に比較的
多く含有するものである。
イソ−ダライムガラスは着色成分がFe2O3-Se-Co-Cr2O3
系であり、例えば実質的にFe2O3 成分組成が 0.7wt%程
度まででしかもCo成分組成が170 〜200ppmかつCr2O3 成
分組成が160 〜200ppm、Se成分組成が50〜80ppm であっ
て、Co成分組成とCr2O3 成分組成の両者を同時に比較的
多く含有するものである。
【0013】また、特開平8-157232号公報に記載の濃グ
レ−色ガラスは着色成分がFe2O3-TiO2-Se-CoO 系であ
り、例えばTiO2成分組成を0.05〜1.0 部含み、TiO2成分
組成が紫外線透過率と可視光透過率を低減するために必
要であり、しかも紫外線吸収性能を充分安定して確実に
発揮するものとするためと、TiO2成分がない場合にはガ
ラス中に残存する気泡が多くなるためというものであ
る。
レ−色ガラスは着色成分がFe2O3-TiO2-Se-CoO 系であ
り、例えばTiO2成分組成を0.05〜1.0 部含み、TiO2成分
組成が紫外線透過率と可視光透過率を低減するために必
要であり、しかも紫外線吸収性能を充分安定して確実に
発揮するものとするためと、TiO2成分がない場合にはガ
ラス中に残存する気泡が多くなるためというものであ
る。
【0014】また、特開平5-330847号公報に記載の着色
ガラス組成物及びこのガラスを用いた窓ガラスは着色成
分がFe2O3-Se-CoO-Cr2O3系であるとはいえ、Fe2O3 成分
組成が1.4 〜4wt%と多く、CoO 成分は任意成分であ
り、また例えばFe2O3 成分組成が1.45wt%、Se成分組成
が24ppm 、CoO 成分組成が280ppmであって主波長λが48
5nm であるものでは可視光透過率は低いものの、紫外線
吸収性能を充分安定して確実に発揮するものとは言い難
いものでもある。
ガラス組成物及びこのガラスを用いた窓ガラスは着色成
分がFe2O3-Se-CoO-Cr2O3系であるとはいえ、Fe2O3 成分
組成が1.4 〜4wt%と多く、CoO 成分は任意成分であ
り、また例えばFe2O3 成分組成が1.45wt%、Se成分組成
が24ppm 、CoO 成分組成が280ppmであって主波長λが48
5nm であるものでは可視光透過率は低いものの、紫外線
吸収性能を充分安定して確実に発揮するものとは言い難
いものでもある。
【0015】また、特公平5-41574 号公報に記載の黒ず
んだ、濁った灰色でニツケルを含まないガラス組成物は
着色成分がFe2O3-Se-CoO系であり、Se成分組成が50〜20
0ppm、CoO 成分組成が100 〜200ppmであって、例えば実
質的にFe2O3 成分組成が0.70〜0.56wt%でSe成分組成が
55〜100ppmでCoO 成分組成が140 〜180ppmであり、さら
に例えばFe2O3 成分組成が0.667 wt%でSe成分組成が33
ppm でCoO 成分組成が140 ppm であって主波長が448.13
nmである。
んだ、濁った灰色でニツケルを含まないガラス組成物は
着色成分がFe2O3-Se-CoO系であり、Se成分組成が50〜20
0ppm、CoO 成分組成が100 〜200ppmであって、例えば実
質的にFe2O3 成分組成が0.70〜0.56wt%でSe成分組成が
55〜100ppmでCoO 成分組成が140 〜180ppmであり、さら
に例えばFe2O3 成分組成が0.667 wt%でSe成分組成が33
ppm でCoO 成分組成が140 ppm であって主波長が448.13
nmである。
【0016】また、特公平7-29813 号公報に記載の暗灰
色赤外線吸収性ガラスは着色成分がFe2O3-Se-CoO系であ
り、例えばFe2O3 成分組成が1.423 wt%でSe成分組成が
30ppm でCoO 成分組成が174 ppm であって主波長が488.
29nmで紫外線線透過率(TSUV)が8.07%であり、また例
えばFe2O3 成分組成が1.14wt%でSe成分組成が13ppmでC
oO 成分組成が107 ppm であって主波長が485.95nmで紫
外線線透過率(TSUV)が18.69 %である等、紫外線をよ
り遮るようにすることからは必ずしも充分であるとは言
い難いものである。
色赤外線吸収性ガラスは着色成分がFe2O3-Se-CoO系であ
り、例えばFe2O3 成分組成が1.423 wt%でSe成分組成が
30ppm でCoO 成分組成が174 ppm であって主波長が488.
29nmで紫外線線透過率(TSUV)が8.07%であり、また例
えばFe2O3 成分組成が1.14wt%でSe成分組成が13ppmでC
oO 成分組成が107 ppm であって主波長が485.95nmで紫
外線線透過率(TSUV)が18.69 %である等、紫外線をよ
り遮るようにすることからは必ずしも充分であるとは言
い難いものである。
【0017】さらに例えば、本出願人が既に出願した特
開平6-247740号公報に記載の中性灰色系色調ガラスで
は、ことに紫外線吸収能として例えば紫外線透過率が15
〜25%あるいは25%以下と向上しているものの、場合に
よっては更なる高性能の紫外線吸収能ならびに断熱性能
が望まれ、例えば特に自動車用窓ガラスにおいて望まれ
ることがある。
開平6-247740号公報に記載の中性灰色系色調ガラスで
は、ことに紫外線吸収能として例えば紫外線透過率が15
〜25%あるいは25%以下と向上しているものの、場合に
よっては更なる高性能の紫外線吸収能ならびに断熱性能
が望まれ、例えば特に自動車用窓ガラスにおいて望まれ
ることがある。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は、従来のかかる
欠点に鑑みてなしたものであって、着色成分がFe2O3-Se
-CoO-NiO-Cr2O3系としているものの、NiO とCr2O3 の成
分組成を任意成分としながら適宜種々に成分組成を組み
合わせ、格段に優れたプライバシ−性能、紫外線吸収性
能ならびに断熱性能(熱線吸収性能)を併せ持ち、こと
に紫外線Bを遮蔽しかつ紫外線Aをより遮るようにし、
居住性と安全性を高め、しかも種々の形状で軽量化をも
でき得る濃色グレ−系ガラスを、ことに光学特性をバラ
ンスさせ、比較的低透視性能を有し、既存の濃色グレ─
ガラスのグレ─色系と言えるような色調を発現せしめる
ものであって、建築用窓ガラスはもとより自動車用窓ガ
ラスとして充分使用でき、しかもさらに基礎ガラス組成
としては易強化性を発現し、耐候性、成形性も充分に有
するものとし得、居住性と安全性を高め、かつ高環境性
である、人的や物的により優しい建築物用はもちろん、
ことに自動車等車輌用窓ガラスとして有用な紫外線赤外
線吸収濃色グレ─系ガラスを、より簡便に効率よく提供
するものである。
欠点に鑑みてなしたものであって、着色成分がFe2O3-Se
-CoO-NiO-Cr2O3系としているものの、NiO とCr2O3 の成
分組成を任意成分としながら適宜種々に成分組成を組み
合わせ、格段に優れたプライバシ−性能、紫外線吸収性
能ならびに断熱性能(熱線吸収性能)を併せ持ち、こと
に紫外線Bを遮蔽しかつ紫外線Aをより遮るようにし、
居住性と安全性を高め、しかも種々の形状で軽量化をも
でき得る濃色グレ−系ガラスを、ことに光学特性をバラ
ンスさせ、比較的低透視性能を有し、既存の濃色グレ─
ガラスのグレ─色系と言えるような色調を発現せしめる
ものであって、建築用窓ガラスはもとより自動車用窓ガ
ラスとして充分使用でき、しかもさらに基礎ガラス組成
としては易強化性を発現し、耐候性、成形性も充分に有
するものとし得、居住性と安全性を高め、かつ高環境性
である、人的や物的により優しい建築物用はもちろん、
ことに自動車等車輌用窓ガラスとして有用な紫外線赤外
線吸収濃色グレ─系ガラスを、より簡便に効率よく提供
するものである。
【0019】すなわち、本発明は、ソーダ石灰シリカ系
ガラスを基礎組成とし、着色成分として重量%表示で、
Fe2O3(全鉄)が0.75〜1.50、ならびにppm 表示で、 C
oOが70 〜250 、Seが10〜50、NiO または/およびCr2O3
が 0〜330 を基本的にそれぞれ含有し、該ガラスの板
厚が 3.5mmでD65 光源測定において、可視光透過率Tvが
50%以下、日射透過率Tsが45%以下ならびに紫外線透過
率Tuv が15%以下、しかも波長350nm における紫外線透
過率Tuv350が8%以下かつ波長370nm における紫外線透
過率Tuv370が35%以下であることを特徴とする濃色グレ
−系ガラス。
ガラスを基礎組成とし、着色成分として重量%表示で、
Fe2O3(全鉄)が0.75〜1.50、ならびにppm 表示で、 C
oOが70 〜250 、Seが10〜50、NiO または/およびCr2O3
が 0〜330 を基本的にそれぞれ含有し、該ガラスの板
厚が 3.5mmでD65 光源測定において、可視光透過率Tvが
50%以下、日射透過率Tsが45%以下ならびに紫外線透過
率Tuv が15%以下、しかも波長350nm における紫外線透
過率Tuv350が8%以下かつ波長370nm における紫外線透
過率Tuv370が35%以下であることを特徴とする濃色グレ
−系ガラス。
【0020】ならびに、前記着色成分が重量%表示で、
Fe2O3(全鉄)が0.75〜1.00ならびにppm 表示で、 CoO
が70〜110 、Seが12〜35、NiO または/およびCr2O3 が
0〜120 であって少なくとも1種を基本的にそれぞれ含
有し、該ガラスの板厚が 3.5mmでD65 光源測定におい
て、可視光透過率Tvが45%以下30%以上、日射透過率Ts
が40%以下20%以上ならびに紫外線透過率Tuv が14%以
下、しかも波長350nm における紫外線透過率Tuv350が7
%以下かつ波長370nm における紫外線透過率Tuv3 70が33
%以下であることを特徴とする上述した濃色グレ−系ガ
ラス。
Fe2O3(全鉄)が0.75〜1.00ならびにppm 表示で、 CoO
が70〜110 、Seが12〜35、NiO または/およびCr2O3 が
0〜120 であって少なくとも1種を基本的にそれぞれ含
有し、該ガラスの板厚が 3.5mmでD65 光源測定におい
て、可視光透過率Tvが45%以下30%以上、日射透過率Ts
が40%以下20%以上ならびに紫外線透過率Tuv が14%以
下、しかも波長350nm における紫外線透過率Tuv350が7
%以下かつ波長370nm における紫外線透過率Tuv3 70が33
%以下であることを特徴とする上述した濃色グレ−系ガ
ラス。
【0021】ならびに、前記着色成分が重量%表示で、
Fe2O3(全鉄)0.90〜1.50ならびにppm 表示で、 CoO 1
40〜250 、Se15〜45、NiO または/およびCr2O30〜320
であって少なくとも1種を基本的にそれぞれ含有し、該
ガラスの板厚が 3.5mmでD65光源測定において、可視光
透過率Tvが29%以下10%以上、日射透過率Tsが25%以下
10%以上ならびに紫外線透過率Tuv が10%以下、しかも
波長350nm における紫外線透過率Tuv350が3%以下かつ
波長370nm における紫外線透過率Tuv370が25%以下であ
ることを特徴とする上述した濃色グレ−系ガラス。
Fe2O3(全鉄)0.90〜1.50ならびにppm 表示で、 CoO 1
40〜250 、Se15〜45、NiO または/およびCr2O30〜320
であって少なくとも1種を基本的にそれぞれ含有し、該
ガラスの板厚が 3.5mmでD65光源測定において、可視光
透過率Tvが29%以下10%以上、日射透過率Tsが25%以下
10%以上ならびに紫外線透過率Tuv が10%以下、しかも
波長350nm における紫外線透過率Tuv350が3%以下かつ
波長370nm における紫外線透過率Tuv370が25%以下であ
ることを特徴とする上述した濃色グレ−系ガラス。
【0022】ならびに、前記着色成分が重量%表示で、
Fe2O3(全鉄)0.8 〜1.4 ならびにppm 表示で、 CoO 2
00〜250 、Se20〜50を基本的にそれぞれ含有し、該ガラ
スの板厚が 3.5mmでD65 光源測定において、可視光透過
率Tvが27%以下10%以上、日射透過率Tsが25%以下10%
以上ならびに紫外線透過率Tuv が10%以下、しかも波長
350nm における紫外線透過率Tuv350が3%以下かつ波長
370nm における紫外線透過率Tuv370が25%以下であるこ
とを特徴とする上述した濃色グレ−系ガラス。
Fe2O3(全鉄)0.8 〜1.4 ならびにppm 表示で、 CoO 2
00〜250 、Se20〜50を基本的にそれぞれ含有し、該ガラ
スの板厚が 3.5mmでD65 光源測定において、可視光透過
率Tvが27%以下10%以上、日射透過率Tsが25%以下10%
以上ならびに紫外線透過率Tuv が10%以下、しかも波長
350nm における紫外線透過率Tuv350が3%以下かつ波長
370nm における紫外線透過率Tuv370が25%以下であるこ
とを特徴とする上述した濃色グレ−系ガラス。
【0023】また、前記濃色グレ−系ガラスの還元率
(Fe2+/Fe3+)が、0.35以上0.55以下であるようにした
ことを特徴とする上述した濃色グレ−系ガラス。また、
前記濃色グレ−系ガラスの波長1100nmにおける透過率Ts
1100が、該ガラスの板厚が 3.5mmでD65 光源測定におい
て、20%以下であることを特徴とする上述した濃色グレ
−系ガラス。
(Fe2+/Fe3+)が、0.35以上0.55以下であるようにした
ことを特徴とする上述した濃色グレ−系ガラス。また、
前記濃色グレ−系ガラスの波長1100nmにおける透過率Ts
1100が、該ガラスの板厚が 3.5mmでD65 光源測定におい
て、20%以下であることを特徴とする上述した濃色グレ
−系ガラス。
【0024】さらに、前記濃色グレ−系ガラスの主波長
が、該ガラスの板厚が 3.5mmでD65光源測定において、5
60nm 以上590nm 以下であることを特徴とする上述した
濃色グレ−系ガラス。
が、該ガラスの板厚が 3.5mmでD65光源測定において、5
60nm 以上590nm 以下であることを特徴とする上述した
濃色グレ−系ガラス。
【0025】さらに、前記ソーダ石灰シリカ系ガラスの
基礎組成が、重量%表示で、SiO267〜75、Al2O3 0.05〜
3.0 、CaO 7 〜11、MgO 2 〜4.5 、ZnO 0 〜0.1 、Na2O
11.5〜16、K2O 0.5 〜3.0 、SO30.05 〜0.4 、かつSiO2
+Al2O3 +TiO2 68 〜74、CaO +Mg0+ZnO 11〜15、Na2O
+K2O 12〜17である基本的に板ガラス組成物であること
を特徴とする上述した濃色グレ−系ガラス。
基礎組成が、重量%表示で、SiO267〜75、Al2O3 0.05〜
3.0 、CaO 7 〜11、MgO 2 〜4.5 、ZnO 0 〜0.1 、Na2O
11.5〜16、K2O 0.5 〜3.0 、SO30.05 〜0.4 、かつSiO2
+Al2O3 +TiO2 68 〜74、CaO +Mg0+ZnO 11〜15、Na2O
+K2O 12〜17である基本的に板ガラス組成物であること
を特徴とする上述した濃色グレ−系ガラス。
【0026】さらにまた、前記Se成分の調合原料とし
て、セレン系フリットもしくは亜セレン酸亜鉛を用いる
ことを特徴とする上述した濃色グレ−系ガラスを提供す
るものである。
て、セレン系フリットもしくは亜セレン酸亜鉛を用いる
ことを特徴とする上述した濃色グレ−系ガラスを提供す
るものである。
【0027】
【発明の実施の形態】ここで、前記着色成分として重量
%表示で、 Fe2O3(全鉄)が0.75〜1.50、ならびにppm
表示で、 CoOが 70 〜250 、Seが10〜50、NiO または/
およびCr2O3が 0〜330 を基本的にそれぞれ含有せしめ
ることとしたのは、優れた紫外線吸収作用をするCeO2と
TiO2の成分組成を比較的多量にガラス中に含有せしめ、
紫外線吸収のためのFe2O3 とCeO2とTiO2の各成分組成、
ならびに赤外線吸収のためのFeO の成分組成を基本的に
バランスさせた高性能の紫外線赤外線吸収緑色系ガラス
と同等の紫外線と赤外線の吸収性能を、CeO2とTiO2の各
成分組成を基本的に使用せず維持するようにしつつ、可
視光透過率を下げ、色調を比較的濃いグレ−色系とする
ため必要であるからである。
%表示で、 Fe2O3(全鉄)が0.75〜1.50、ならびにppm
表示で、 CoOが 70 〜250 、Seが10〜50、NiO または/
およびCr2O3が 0〜330 を基本的にそれぞれ含有せしめ
ることとしたのは、優れた紫外線吸収作用をするCeO2と
TiO2の成分組成を比較的多量にガラス中に含有せしめ、
紫外線吸収のためのFe2O3 とCeO2とTiO2の各成分組成、
ならびに赤外線吸収のためのFeO の成分組成を基本的に
バランスさせた高性能の紫外線赤外線吸収緑色系ガラス
と同等の紫外線と赤外線の吸収性能を、CeO2とTiO2の各
成分組成を基本的に使用せず維持するようにしつつ、可
視光透過率を下げ、色調を比較的濃いグレ−色系とする
ため必要であるからである。
【0028】また、 Fe2O3(全鉄)が0.75〜1.50重量%
としたのは、実窯の操業条件、例えば還元率(0.35〜0.
50)等を大幅に変えることなく、比較的緩やかな溶融条
件下で製造することができるよう考慮しつつ、必要とす
る濃色の濃淡を調整して定め、かつ必要とする紫外線・
赤外線吸収性能をどちらかと言えば青色味系を生じるFe
O 成分組成による熱線吸収性能ならびにどちらかと言え
ば黄色味系を生じるFe 2O3 成分組成による紫外線吸収性
能の両者で、ガラスに同時にバランスよく持たせ、めざ
す所期の光学特性を満足するものとするために必要なFe
2O3 (全鉄)の量である。
としたのは、実窯の操業条件、例えば還元率(0.35〜0.
50)等を大幅に変えることなく、比較的緩やかな溶融条
件下で製造することができるよう考慮しつつ、必要とす
る濃色の濃淡を調整して定め、かつ必要とする紫外線・
赤外線吸収性能をどちらかと言えば青色味系を生じるFe
O 成分組成による熱線吸収性能ならびにどちらかと言え
ば黄色味系を生じるFe 2O3 成分組成による紫外線吸収性
能の両者で、ガラスに同時にバランスよく持たせ、めざ
す所期の光学特性を満足するものとするために必要なFe
2O3 (全鉄)の量である。
【0029】また、ppm 表示で、 CoOが 70 〜250 、Se
が10〜50、NiO またはCr2O3 が 0〜330 とし、このうち
CoOとSeを必須の成分組成でNiO またはCr2O3 を任意の
成分組成として適宜組み合わせその添加量の範囲とした
のは、例えば着色剤として Fe2O3成分組成のみで前記色
調を発現しようとするとグリ−ン色系で可視域の透過率
が低下しめざす所期の濃色色調とならず、 CoO成分組成
については可視域の長波長側の透過率を決め、濃色グレ
−系色調に必要である可視域における透過率曲線のフラ
ット化をSe成分組成もしくはSe成分組成とNiO または/
およびCr2O3 のSe成分組成によって決めるものである。
が10〜50、NiO またはCr2O3 が 0〜330 とし、このうち
CoOとSeを必須の成分組成でNiO またはCr2O3 を任意の
成分組成として適宜組み合わせその添加量の範囲とした
のは、例えば着色剤として Fe2O3成分組成のみで前記色
調を発現しようとするとグリ−ン色系で可視域の透過率
が低下しめざす所期の濃色色調とならず、 CoO成分組成
については可視域の長波長側の透過率を決め、濃色グレ
−系色調に必要である可視域における透過率曲線のフラ
ット化をSe成分組成もしくはSe成分組成とNiO または/
およびCr2O3 のSe成分組成によって決めるものである。
【0030】すなわち、濃色グレ−系色調が得られるFe
2O3 、 CoO、Seの成分組成系に対しNiO とCr2O3 の各成
分組成は補助剤的存在であり、濃色グレ−系色調におい
ては一般的にはNiO とCr2O3 の各成分組成を少なくし、
Seの成分組成を多くした方がよいが、多くし過ぎるとブ
ロンズ系を示し、少ないとグリ−ン系を示し易いもので
あり、例えば鉄(黄色、青色)、セレン(鉄と化合し、
褐色、ピンク)、コバルト(青色)、ニッケル(緑褐色
〜黄褐色)、クロム(薄緑色、黄青色)を発現するなか
で適宜調整したものである。
2O3 、 CoO、Seの成分組成系に対しNiO とCr2O3 の各成
分組成は補助剤的存在であり、濃色グレ−系色調におい
ては一般的にはNiO とCr2O3 の各成分組成を少なくし、
Seの成分組成を多くした方がよいが、多くし過ぎるとブ
ロンズ系を示し、少ないとグリ−ン系を示し易いもので
あり、例えば鉄(黄色、青色)、セレン(鉄と化合し、
褐色、ピンク)、コバルト(青色)、ニッケル(緑褐色
〜黄褐色)、クロム(薄緑色、黄青色)を発現するなか
で適宜調整したものである。
【0031】上述したような着色成分とその組成範囲に
よって、可視域の透過率を平坦化させ、可視光透過率を
ガラスの板厚約 3.5mmにおいてD65光源で約50%以下程
度に保持し、安定して濃色グレ−系色調を発揮せしめて
維持するとともに優れたプライバシ−保護性を発揮し、
しかもめざす所期の熱線吸収性能ならびに紫外線吸収性
能、特に紫外線Bを遮蔽し紫外線Aをより遮ることを兼
ね備えるものにでき、上述した光学特性を確保維持する
ことによって、居住性と安全性を高め、人的物的に優し
くかつ高環境性を実現できるものである。
よって、可視域の透過率を平坦化させ、可視光透過率を
ガラスの板厚約 3.5mmにおいてD65光源で約50%以下程
度に保持し、安定して濃色グレ−系色調を発揮せしめて
維持するとともに優れたプライバシ−保護性を発揮し、
しかもめざす所期の熱線吸収性能ならびに紫外線吸収性
能、特に紫外線Bを遮蔽し紫外線Aをより遮ることを兼
ね備えるものにでき、上述した光学特性を確保維持する
ことによって、居住性と安全性を高め、人的物的に優し
くかつ高環境性を実現できるものである。
【0032】好ましくは、 Fe2O3(全鉄)が0.77〜1.4
5、ならびにppm 表示で、 CoOが 75〜245 、Seが10〜4
8、NiO または/およびCr2O3 が 0〜320 である。な
お、使用原料あるいはカレット等から、MnO 、SnO2、V2
O5、CeO2、TiO2の各成分等任意成分として、極く微量の
不純物成分が含有することは言うまでもないし、極く微
量であれば特に問題とはならないものである。例えばこ
れら微量成分の好ましい範囲は合計で約0.1 重量%程度
以下、より好ましくは約0.05重量%程度以下であって、
最適には約0.03重量%程度以下もしくは数十ppm オ−ダ
−以下である。
5、ならびにppm 表示で、 CoOが 75〜245 、Seが10〜4
8、NiO または/およびCr2O3 が 0〜320 である。な
お、使用原料あるいはカレット等から、MnO 、SnO2、V2
O5、CeO2、TiO2の各成分等任意成分として、極く微量の
不純物成分が含有することは言うまでもないし、極く微
量であれば特に問題とはならないものである。例えばこ
れら微量成分の好ましい範囲は合計で約0.1 重量%程度
以下、より好ましくは約0.05重量%程度以下であって、
最適には約0.03重量%程度以下もしくは数十ppm オ−ダ
−以下である。
【0033】また、該ガラスの板厚が 3.5mmでD65 光源
測定において、可視光透過率Tvが50%以下、日射透過率
Tsが45%以下ならびに紫外線透過率Tuv が15%以下、し
かも波長350nm における紫外線透過率Tuv350が8%以下
かつ波長370nm における紫外線透過率Tuv370が35%以下
であることとしたのは、各種プライバシ−保護用ガラス
としてより低透視性であり、かつ熱線吸収性能ならびに
紫外線吸収性能が格段に優れ従来品より数段向上し、例
えば冷暖房効果を高めて車内・室内での居住性を高め、
例えば紫外線による物品の脱色・劣化あるいは肌焼け等
人的・物的な悪影響を減じ、車・室外の環境に優しいも
のとするためである。
測定において、可視光透過率Tvが50%以下、日射透過率
Tsが45%以下ならびに紫外線透過率Tuv が15%以下、し
かも波長350nm における紫外線透過率Tuv350が8%以下
かつ波長370nm における紫外線透過率Tuv370が35%以下
であることとしたのは、各種プライバシ−保護用ガラス
としてより低透視性であり、かつ熱線吸収性能ならびに
紫外線吸収性能が格段に優れ従来品より数段向上し、例
えば冷暖房効果を高めて車内・室内での居住性を高め、
例えば紫外線による物品の脱色・劣化あるいは肌焼け等
人的・物的な悪影響を減じ、車・室外の環境に優しいも
のとするためである。
【0034】しかも、350nm 波長透過率Tuv350が8%以
下かつ370nm 波長透過率Tuv370が35%以下であること
で、紫外線のうち、波長約290 〜320nm の紫外線B(UV
B)をもちろんゼロとして例えば人の肌を赤く熱を持たせ
たりあるいは腫れて水泡化しその後黒化する所謂日焼け
を防止し、波長約320 〜400nm の紫外線A(UVA)を従来
より小さい値とすることで、例えば人の肌への浸透力が
強くてかなりの紫外線が皮膚の真皮内の膠原繊維や弾力
繊維などの繊維質にダメ−ジを与えシワやタルミの原因
となり、肌中に存在するメラニンに作用してシミやソバ
カスを悪化させるようなことを防ぐためである。
下かつ370nm 波長透過率Tuv370が35%以下であること
で、紫外線のうち、波長約290 〜320nm の紫外線B(UV
B)をもちろんゼロとして例えば人の肌を赤く熱を持たせ
たりあるいは腫れて水泡化しその後黒化する所謂日焼け
を防止し、波長約320 〜400nm の紫外線A(UVA)を従来
より小さい値とすることで、例えば人の肌への浸透力が
強くてかなりの紫外線が皮膚の真皮内の膠原繊維や弾力
繊維などの繊維質にダメ−ジを与えシワやタルミの原因
となり、肌中に存在するメラニンに作用してシミやソバ
カスを悪化させるようなことを防ぐためである。
【0035】好ましくは板厚3.5 mm での可視光透過率
Tvが45%以下程度、日射透過率Tsが40%以下ならびに紫
外線透過率Tuv が14%程度以下であり、波長350nm にお
ける紫外線透過率Tuv350が7%以下かつ波長370nm にお
ける紫外線透過率Tuv370が33%以下である。
Tvが45%以下程度、日射透過率Tsが40%以下ならびに紫
外線透過率Tuv が14%程度以下であり、波長350nm にお
ける紫外線透過率Tuv350が7%以下かつ波長370nm にお
ける紫外線透過率Tuv370が33%以下である。
【0036】またなかでも、前記着色成分が重量%表示
で、 Fe2O3(全鉄)が0.75〜1.00ならびにppm 表示で、
CoOが70〜110 、Seが12〜35、NiO または/およびCr2O
3 が0〜120 であって少なくとも1種を基本的にそれぞ
れ含有し、該ガラスの板厚が3.5mmでD65 光源測定にお
いて、可視光透過率Tvが45%以下30%以上、日射透過率
Tsが40%以下20%以上ならびに紫外線透過率Tuv が14%
以下、しかも波長350nm における紫外線透過率Tuv350が
7%以下かつ波長370nm における紫外線透過率Tuv370が
33%以下である。
で、 Fe2O3(全鉄)が0.75〜1.00ならびにppm 表示で、
CoOが70〜110 、Seが12〜35、NiO または/およびCr2O
3 が0〜120 であって少なくとも1種を基本的にそれぞ
れ含有し、該ガラスの板厚が3.5mmでD65 光源測定にお
いて、可視光透過率Tvが45%以下30%以上、日射透過率
Tsが40%以下20%以上ならびに紫外線透過率Tuv が14%
以下、しかも波長350nm における紫外線透過率Tuv350が
7%以下かつ波長370nm における紫外線透過率Tuv370が
33%以下である。
【0037】また、前記着色成分が重量%表示で、 Fe2
O3(全鉄)0.90〜1.50ならびにppm表示で、 CoO 140〜2
50 、Se15〜45、NiO または/およびCr2O30〜320 であ
って少なくとも1種を基本的にそれぞれ含有し、該ガラ
スの板厚が 3.5mmでD65 光源測定において、可視光透過
率Tvが29%以下10%以上、日射透過率Tsが25%以下10%
以上ならびに紫外線透過率Tuv が10%以下、しかも波長
350nm における紫外線透過率Tuv350が3%以下かつ波長
370nm における紫外線透過率Tuv370が25%以下である。
O3(全鉄)0.90〜1.50ならびにppm表示で、 CoO 140〜2
50 、Se15〜45、NiO または/およびCr2O30〜320 であ
って少なくとも1種を基本的にそれぞれ含有し、該ガラ
スの板厚が 3.5mmでD65 光源測定において、可視光透過
率Tvが29%以下10%以上、日射透過率Tsが25%以下10%
以上ならびに紫外線透過率Tuv が10%以下、しかも波長
350nm における紫外線透過率Tuv350が3%以下かつ波長
370nm における紫外線透過率Tuv370が25%以下である。
【0038】また、前記着色成分が重量%表示で、 Fe2
O3(全鉄)0.8 〜1.4 ならびにppm表示で、 CoO 200〜2
50 、Se20〜50を基本的にそれぞれ含有し、該ガラスの
板厚が 3.5mmでD65 光源測定において、可視光透過率Tv
が27%以下10%以上、日射透過率Tsが25%以下10%以上
ならびに紫外線透過率Tuv が10%以下、しかも波長350n
m における紫外線透過率Tuv350が3%以下かつ波長370n
m における紫外線透過率Tuv370が25%以下である。
O3(全鉄)0.8 〜1.4 ならびにppm表示で、 CoO 200〜2
50 、Se20〜50を基本的にそれぞれ含有し、該ガラスの
板厚が 3.5mmでD65 光源測定において、可視光透過率Tv
が27%以下10%以上、日射透過率Tsが25%以下10%以上
ならびに紫外線透過率Tuv が10%以下、しかも波長350n
m における紫外線透過率Tuv350が3%以下かつ波長370n
m における紫外線透過率Tuv370が25%以下である。
【0039】また、前記濃色グレ−系ガラスの還元率
(Fe2+/Fe3+)が、0.35以上0.55以下であるとしたの
は、前述した各着色剤成分およびその特定した量におい
て、ガラス原料からガラスにする溶融条件をできるだけ
変化させないようにして均一性が高くかつ色むらも発現
するようなこともなく、濃色グレ−系色調および前述し
た熱線吸収性能ならびに紫外線吸収性能等の各光学特性
を得、しかもフロ−ト法等の製板工程ならびに強化ガラ
スあるいは曲げ板ガラス等の熱処理工程においてより色
調等に変化がなく安定せしめるためである。好ましくは
0.37以上0.54以下である。還元率の調整としては、カ−
ボン、芒硝等および燃焼状態等操炉によって行うもので
ある。
(Fe2+/Fe3+)が、0.35以上0.55以下であるとしたの
は、前述した各着色剤成分およびその特定した量におい
て、ガラス原料からガラスにする溶融条件をできるだけ
変化させないようにして均一性が高くかつ色むらも発現
するようなこともなく、濃色グレ−系色調および前述し
た熱線吸収性能ならびに紫外線吸収性能等の各光学特性
を得、しかもフロ−ト法等の製板工程ならびに強化ガラ
スあるいは曲げ板ガラス等の熱処理工程においてより色
調等に変化がなく安定せしめるためである。好ましくは
0.37以上0.54以下である。還元率の調整としては、カ−
ボン、芒硝等および燃焼状態等操炉によって行うもので
ある。
【0040】またなお、例えばガラス溶融窯の調整域に
おける雰囲気に酸素ガスまたは酸素ガスを含む混合ガ
ス、空気あるいは酸素ガス濃度高めた燃焼排ガス等、も
しくはこれらの複合ガスを導入することも場合によって
は色調安定に寄与するものである。
おける雰囲気に酸素ガスまたは酸素ガスを含む混合ガ
ス、空気あるいは酸素ガス濃度高めた燃焼排ガス等、も
しくはこれらの複合ガスを導入することも場合によって
は色調安定に寄与するものである。
【0041】また、前記濃色グレ−系ガラスの波長1100
nmにおける透過率Ts1100が、該ガラスの板厚が 3.5mmで
D65 光源測定において、20%以下であることとしたの
は、より熱線吸収性能を高めるためであり、例えば冷暖
房効果を高めて車内・室内での居住性を高め、違和感な
く、人的・物的ならびに環境に格段に優しいものとする
ためである。
nmにおける透過率Ts1100が、該ガラスの板厚が 3.5mmで
D65 光源測定において、20%以下であることとしたの
は、より熱線吸収性能を高めるためであり、例えば冷暖
房効果を高めて車内・室内での居住性を高め、違和感な
く、人的・物的ならびに環境に格段に優しいものとする
ためである。
【0042】さらに、前記濃色グレ−系ガラスの主波長
が、該ガラスの板厚が 3.5mmでD65光源測定において、5
60nm 以上590nm 以下であることが、より色調上等から
好ましいものである。
が、該ガラスの板厚が 3.5mmでD65光源測定において、5
60nm 以上590nm 以下であることが、より色調上等から
好ましいものである。
【0043】さらに、前記ソーダ石灰シリカ系ガラスの
基礎組成が、重量%表示で、SiO267〜75、Al2O3 0.05〜
3.0 、CaO 7 〜11、MgO2〜4.5 、ZnO 0 〜0.1 、Na2O1
1.5〜16、K2O 0.5 〜3.0 、SO30.05 〜0.4 、かつSiO2
+Al2O3 +TiO2 68 〜74、CaO+Mg0 11〜15、Na2O+K2O
12〜17である基本的に板ガラス組成物であることとし
たのは、SiO2成分を重量%で67〜75としたのは、67未満
では表面にヤケ等が発生しやすく耐候性が下がり実用上
の問題が生じてくるものであり、75を超えるとその易強
化性が下がり、溶融も難しくなるものであり、Al2O3 成
分を重量%で0.05〜3.0 としたのは、0.05未満では耐候
性が下がり表面にやけ等が発生しやすく実用上の問題が
生じてくるものであって、好ましくは1.0 以上であり、
3.0 を超えると失透が生じやすくなり成形温度範囲が狭
くなり製造が難しくなるものであり、CaO 成分を重量%
で7 〜11としたのは、7 未満では易強化性が下がり、ま
た融剤として不足気味となり溶融温度も高くなりまた流
動温度を低くしないので製造しにくくなり、11を超える
と失透し易くなり、成形作業範囲が狭くなり製造が難し
くなるものであり、MgO 成分を重量%で2 〜4.5 とした
のは、2 未満では溶融温度が上がり操作範囲を狭めるの
で製造がしにくくなり、4.5 を超えると易強化性が下が
るものである。ZnO 成分を重量%で0 〜0.1 としたの
は、Se等の原料や不純物等から入り、ガラスの物性品質
を向上するものであり、好ましくは0 〜0.05程度であ
る。
基礎組成が、重量%表示で、SiO267〜75、Al2O3 0.05〜
3.0 、CaO 7 〜11、MgO2〜4.5 、ZnO 0 〜0.1 、Na2O1
1.5〜16、K2O 0.5 〜3.0 、SO30.05 〜0.4 、かつSiO2
+Al2O3 +TiO2 68 〜74、CaO+Mg0 11〜15、Na2O+K2O
12〜17である基本的に板ガラス組成物であることとし
たのは、SiO2成分を重量%で67〜75としたのは、67未満
では表面にヤケ等が発生しやすく耐候性が下がり実用上
の問題が生じてくるものであり、75を超えるとその易強
化性が下がり、溶融も難しくなるものであり、Al2O3 成
分を重量%で0.05〜3.0 としたのは、0.05未満では耐候
性が下がり表面にやけ等が発生しやすく実用上の問題が
生じてくるものであって、好ましくは1.0 以上であり、
3.0 を超えると失透が生じやすくなり成形温度範囲が狭
くなり製造が難しくなるものであり、CaO 成分を重量%
で7 〜11としたのは、7 未満では易強化性が下がり、ま
た融剤として不足気味となり溶融温度も高くなりまた流
動温度を低くしないので製造しにくくなり、11を超える
と失透し易くなり、成形作業範囲が狭くなり製造が難し
くなるものであり、MgO 成分を重量%で2 〜4.5 とした
のは、2 未満では溶融温度が上がり操作範囲を狭めるの
で製造がしにくくなり、4.5 を超えると易強化性が下が
るものである。ZnO 成分を重量%で0 〜0.1 としたの
は、Se等の原料や不純物等から入り、ガラスの物性品質
を向上するものであり、好ましくは0 〜0.05程度であ
る。
【0044】また、Na2O成分を重量%で11.5〜16とした
のは、11.5未満では易強化性が下がり、成形性が難しく
なり、失透も生じ易くなるので操作範囲が狭まり製造し
にくくなり、16を超えると耐候性が下がり、表面にヤケ
等が発生しやすくなり実用上の問題が生じてくるもので
あり、K2O 成分を重量%で0.5 〜3.0 としたのは、0.5
未満では易強化性が下がり、3.0 を超えると耐候性が下
がりかつコストも高くなるものであり、SO3 成分を重量
%で0.05〜0.4 としたのは、0.05未満では例えば通常の
溶融において脱泡あるいは均質性上不充分となり易い程
度にしかできなくなり、好ましくは0.2 程度より以上で
あり、0.4 を超えると特にガラスの着色状態に影響を与
え、例えば黄色やアンバー色がかった色調に移行し易く
なる等が発現し所期の濃色グレ−系色調が得られ難くな
るためであって、好ましくは0.35前後以下である。
のは、11.5未満では易強化性が下がり、成形性が難しく
なり、失透も生じ易くなるので操作範囲が狭まり製造し
にくくなり、16を超えると耐候性が下がり、表面にヤケ
等が発生しやすくなり実用上の問題が生じてくるもので
あり、K2O 成分を重量%で0.5 〜3.0 としたのは、0.5
未満では易強化性が下がり、3.0 を超えると耐候性が下
がりかつコストも高くなるものであり、SO3 成分を重量
%で0.05〜0.4 としたのは、0.05未満では例えば通常の
溶融において脱泡あるいは均質性上不充分となり易い程
度にしかできなくなり、好ましくは0.2 程度より以上で
あり、0.4 を超えると特にガラスの着色状態に影響を与
え、例えば黄色やアンバー色がかった色調に移行し易く
なる等が発現し所期の濃色グレ−系色調が得られ難くな
るためであって、好ましくは0.35前後以下である。
【0045】さらに、SiO2+Al2O3 +TiO2を重量百分率
で68〜74%としたのは、68%未満では耐候性が下がり、
74%を超えると易強化性が下がる問題が生じるものであ
り、CaO +MgO を重量百分率で11〜15%としたのは、Ca
O およびMgO 成分は溶融温度を下げるために用いられる
とともに、11%未満では易強化性が下がり、15%を超え
ると失透しやすくなり製造上難しくなるものであり、Na
2O+K2O を重量百分率で12〜17%としたのは、12%未満
では易強化性が下がり、失透も生じやすくなって成形に
おいて作業温度範囲が狭くなり、製造が難しくなり、17
%を超えると耐候性が下がり実用上の問題を生じるもの
であるとともにコスト的にも高くなるものである。
で68〜74%としたのは、68%未満では耐候性が下がり、
74%を超えると易強化性が下がる問題が生じるものであ
り、CaO +MgO を重量百分率で11〜15%としたのは、Ca
O およびMgO 成分は溶融温度を下げるために用いられる
とともに、11%未満では易強化性が下がり、15%を超え
ると失透しやすくなり製造上難しくなるものであり、Na
2O+K2O を重量百分率で12〜17%としたのは、12%未満
では易強化性が下がり、失透も生じやすくなって成形に
おいて作業温度範囲が狭くなり、製造が難しくなり、17
%を超えると耐候性が下がり実用上の問題を生じるもの
であるとともにコスト的にも高くなるものである。
【0046】また、前記Se成分の調合原料として、セレ
ン系フリットもしくは亜セレン酸亜鉛を用いることとし
たのは、金属セレンではガラス中への残留率が低く過ぎ
て経済てきでないためであり、さらに亜セレン酸亜鉛
(ZnSeO3) の 残留率はセレン系フリットの 残留率の
約2倍前後程度が見込め、亜セレン酸亜鉛の原料として
の使用が好ましいものである。
ン系フリットもしくは亜セレン酸亜鉛を用いることとし
たのは、金属セレンではガラス中への残留率が低く過ぎ
て経済てきでないためであり、さらに亜セレン酸亜鉛
(ZnSeO3) の 残留率はセレン系フリットの 残留率の
約2倍前後程度が見込め、亜セレン酸亜鉛の原料として
の使用が好ましいものである。
【0047】なお、ガラスの密度ができるだけ、従来の
フロ−ト法で製造しているガラス成分組成物の密度に近
いものであることが、製造上ならびに品質上好ましいも
のである。
フロ−ト法で製造しているガラス成分組成物の密度に近
いものであることが、製造上ならびに品質上好ましいも
のである。
【0048】さらに、本発明の濃色グレ−系ガラスは易
強化ガラス組成物となるものであって、板厚1mm 前後の
薄板ガラスから10mm前後の厚板ガラスで、例えば平板ま
たは曲げ板として生板から強度アップしたもの、半強化
したもの、強化したもの等で、単板ガラス、合せガラ
ス、積層ガラスあるいは複層ガラス、これらの各種機能
性膜付きガラス等で用いることが、建築物用窓ガラスを
はじめ、ことに車両用、特に自動車用窓ガラスに用いる
ことができ有用である。
強化ガラス組成物となるものであって、板厚1mm 前後の
薄板ガラスから10mm前後の厚板ガラスで、例えば平板ま
たは曲げ板として生板から強度アップしたもの、半強化
したもの、強化したもの等で、単板ガラス、合せガラ
ス、積層ガラスあるいは複層ガラス、これらの各種機能
性膜付きガラス等で用いることが、建築物用窓ガラスを
はじめ、ことに車両用、特に自動車用窓ガラスに用いる
ことができ有用である。
【0049】前述したとおり、本発明の濃色グレ−系ガ
ラスは、ソーダ石灰シリカガラスを基礎ガラス組成とし
て、特定した着色剤成分を特定した組成範囲で組み合わ
せた濃色グレ−系色調の着色ガラスとし、さらに該基礎
ガラス組成に易強化性を持たせ、しかもガラスの還元率
を調整したものとすることができ、上述した着色剤成分
とその量的範囲内において、前述した所期の光学特性、
すなわち可視光透過率Tvが板厚3.5 mm、D65光源で50%
以下、日射透過率Tsが45%以下ならびに紫外線透過率Tu
v が15%以下、ことに350nm 波長透過率Tuv350が8%程
度以下、370nm波長透過率Tuv370が35%程度以下と格段
に優れたものとできることとなり、さらにまた例えば溶
融性、清澄性、耐候性、成形性、失透性、コスト等を考
慮し、酸化状態とする以外従来のガラス溶融窯で製造条
件ならびにそのガラスの性質等をほとんど変化させず、
加えて易強化性を持ち合わせ、人的物的にも快適となっ
て居住性を高めるものであって、優れた低透視性を充分
持ちかつギラつきも少なく、優れたプライバシ−性保護
と紫外線Bの遮蔽と紫外線Aのより遮り等高安全性を確
保でき、濃色グレ−系色調で例えば車・室内外と充分調
和のあるものとなって環境的にも優しく優れたものとな
り、さらに、従来の熱強化方法では得られなかった薄板
着色ガラス等でも、充分な強化度あるいは充分強度アッ
プが得られ易くなるようになり、建築用窓ガラスはもち
ろん家具用ガラス、調理用ガラス、ことに各種自動車用
窓ガラスなどの車両用、船舶用または航空機用窓ガラス
等に有用な濃色グレ−系ガラスを提供できるものであ
る。
ラスは、ソーダ石灰シリカガラスを基礎ガラス組成とし
て、特定した着色剤成分を特定した組成範囲で組み合わ
せた濃色グレ−系色調の着色ガラスとし、さらに該基礎
ガラス組成に易強化性を持たせ、しかもガラスの還元率
を調整したものとすることができ、上述した着色剤成分
とその量的範囲内において、前述した所期の光学特性、
すなわち可視光透過率Tvが板厚3.5 mm、D65光源で50%
以下、日射透過率Tsが45%以下ならびに紫外線透過率Tu
v が15%以下、ことに350nm 波長透過率Tuv350が8%程
度以下、370nm波長透過率Tuv370が35%程度以下と格段
に優れたものとできることとなり、さらにまた例えば溶
融性、清澄性、耐候性、成形性、失透性、コスト等を考
慮し、酸化状態とする以外従来のガラス溶融窯で製造条
件ならびにそのガラスの性質等をほとんど変化させず、
加えて易強化性を持ち合わせ、人的物的にも快適となっ
て居住性を高めるものであって、優れた低透視性を充分
持ちかつギラつきも少なく、優れたプライバシ−性保護
と紫外線Bの遮蔽と紫外線Aのより遮り等高安全性を確
保でき、濃色グレ−系色調で例えば車・室内外と充分調
和のあるものとなって環境的にも優しく優れたものとな
り、さらに、従来の熱強化方法では得られなかった薄板
着色ガラス等でも、充分な強化度あるいは充分強度アッ
プが得られ易くなるようになり、建築用窓ガラスはもち
ろん家具用ガラス、調理用ガラス、ことに各種自動車用
窓ガラスなどの車両用、船舶用または航空機用窓ガラス
等に有用な濃色グレ−系ガラスを提供できるものであ
る。
【0050】
【実施例】以下本発明の実施例について説明する。実施例1 ガラス原料として例えば珪砂、長石、ソーダ灰、ドロマ
イト、石灰石、芒硝、ベンガラ、あるいはイルメナイ
ト、ならびにセレン系フリット(SiO2-Al2O3-Fe2O3-RO-
R2O-Se系、SiO2-Al2O3-Fe2O3-RO-R2O-Se-NiO系)、酸化
コバルト、酸化ニッケル等を、さらに場合によっては各
種カレットを用い、前記着色剤組成成分範囲内となるよ
うにするとともに、例えば粘性温度が109 ポイズで650
〜685 ℃程度、1012ポイズで555 〜590 ℃程度、かつ両
者の温度差が95〜105 ℃程度になるようになるガラス組
成を目標組成として設定し、該目標組成量を秤量調合
し、小型電気溶融窯で例えば還元剤としてカ−ボンを相
当量(例えば、ガラス100gに対し約0.05〜0.055 %程
度)用い、また清澄剤として芒硝を相当量、一例として
は対珪砂比約0.5 % 程度を用い、還元率を調整して充
分確保しつつ約1400〜1450°C 前後程度で約3〜4 時間
程度溶融し、均質化および清澄等をした後、流し出し製
板化して板ガラス状とし、充分な徐冷を行い、厚み約3.
5mm 程度に光学研磨して、大きさ100mm ×100mm のガラ
ス板とし、ガラス成分組成分析および各種光学特性等の
測定用濃色グレ−系ガラスを得た。なお、種々のカレッ
トをめざす成分組成と光学特性ならびに品質等を勘案し
て適宜用いてもよいことは言うまでもない。以下各実施
例も同様である。
イト、石灰石、芒硝、ベンガラ、あるいはイルメナイ
ト、ならびにセレン系フリット(SiO2-Al2O3-Fe2O3-RO-
R2O-Se系、SiO2-Al2O3-Fe2O3-RO-R2O-Se-NiO系)、酸化
コバルト、酸化ニッケル等を、さらに場合によっては各
種カレットを用い、前記着色剤組成成分範囲内となるよ
うにするとともに、例えば粘性温度が109 ポイズで650
〜685 ℃程度、1012ポイズで555 〜590 ℃程度、かつ両
者の温度差が95〜105 ℃程度になるようになるガラス組
成を目標組成として設定し、該目標組成量を秤量調合
し、小型電気溶融窯で例えば還元剤としてカ−ボンを相
当量(例えば、ガラス100gに対し約0.05〜0.055 %程
度)用い、また清澄剤として芒硝を相当量、一例として
は対珪砂比約0.5 % 程度を用い、還元率を調整して充
分確保しつつ約1400〜1450°C 前後程度で約3〜4 時間
程度溶融し、均質化および清澄等をした後、流し出し製
板化して板ガラス状とし、充分な徐冷を行い、厚み約3.
5mm 程度に光学研磨して、大きさ100mm ×100mm のガラ
ス板とし、ガラス成分組成分析および各種光学特性等の
測定用濃色グレ−系ガラスを得た。なお、種々のカレッ
トをめざす成分組成と光学特性ならびに品質等を勘案し
て適宜用いてもよいことは言うまでもない。以下各実施
例も同様である。
【0051】得られた該濃色グレ−系ガラスについて、
JIS R-3101に基づく湿式分析法等で確認したところ、重
量%表示でSiO270.8%、Al2O31.95 、CaO9.15 、MgO3.
5、Na 2O13.45 、K2O0.91 、SO30.2の基礎ガラス組成
で、表1に示すように着色剤は重量%表示でFe2O3 (全
鉄) 0.948と、ppm 表示でSe15.5、CoO80.0 、NiO110.0
程度と成り、成分の総和が約99.981%であって、SiO2+
Al2O3 72.75 %、CaO +MgO 12.65 %、Na2O+K2O 14.3
6 %であった。なお、セレンフリット使用によるガラス
中におけるSeの残留率は約14.1%であった。なお不純物
等からくるppm オ−ダ−の微量成分組成については分析
しなかった。以下各実施例も同様である。
JIS R-3101に基づく湿式分析法等で確認したところ、重
量%表示でSiO270.8%、Al2O31.95 、CaO9.15 、MgO3.
5、Na 2O13.45 、K2O0.91 、SO30.2の基礎ガラス組成
で、表1に示すように着色剤は重量%表示でFe2O3 (全
鉄) 0.948と、ppm 表示でSe15.5、CoO80.0 、NiO110.0
程度と成り、成分の総和が約99.981%であって、SiO2+
Al2O3 72.75 %、CaO +MgO 12.65 %、Na2O+K2O 14.3
6 %であった。なお、セレンフリット使用によるガラス
中におけるSeの残留率は約14.1%であった。なお不純物
等からくるppm オ−ダ−の微量成分組成については分析
しなかった。以下各実施例も同様である。
【0052】さらに、還元率(Fe2+/Fe3+)について
は、図1に示す板厚3.5 mmでD65光源による分光透過率
曲線(後述する測定器による測定)において、FeO 量を
赤外域波長約 1.1μm (1100nm)での透過率Ts1100から
求め、その値が0.248 重量%となり、上述した分析値の
全鉄量(Fe2O3 )0.948 重量%とから計算し、該還元率
は0.41であった。
は、図1に示す板厚3.5 mmでD65光源による分光透過率
曲線(後述する測定器による測定)において、FeO 量を
赤外域波長約 1.1μm (1100nm)での透過率Ts1100から
求め、その値が0.248 重量%となり、上述した分析値の
全鉄量(Fe2O3 )0.948 重量%とから計算し、該還元率
は0.41であった。
【0053】さらにまた、光学特性(D65光源にて、3.
5mm 厚みにおける)としての可視光線透過率Tv〔%、波
長 0.38 〜0.78μm ( 380〜780nm )〕、紫外線透過率
Tuv〔%、波長 0.30 〜0.38μm ( 300〜380nm )、ISO
(国際標準化機構)に準ず〕ならびに波長0.35μm (3
50nm )における透過率Tuv350(%)ならびに波長0.35
μm (370nm )における透過率Tuv370(%)、および日
射透過率Ts〔%、波長0.34 〜1.8 μm ( 340〜1800n
m)〕ならびに波長1100nmにおける透過率Ts
1100(%)、主波長λd (nm)、刺激純度Pe(%)等に
ついては340 型自記分光光度計(日立製作所製)とJIS
Z-8722、JIS R-3106、ISO/DIS-9050にて測定計算して求
める等を行った。
5mm 厚みにおける)としての可視光線透過率Tv〔%、波
長 0.38 〜0.78μm ( 380〜780nm )〕、紫外線透過率
Tuv〔%、波長 0.30 〜0.38μm ( 300〜380nm )、ISO
(国際標準化機構)に準ず〕ならびに波長0.35μm (3
50nm )における透過率Tuv350(%)ならびに波長0.35
μm (370nm )における透過率Tuv370(%)、および日
射透過率Ts〔%、波長0.34 〜1.8 μm ( 340〜1800n
m)〕ならびに波長1100nmにおける透過率Ts
1100(%)、主波長λd (nm)、刺激純度Pe(%)等に
ついては340 型自記分光光度計(日立製作所製)とJIS
Z-8722、JIS R-3106、ISO/DIS-9050にて測定計算して求
める等を行った。
【0054】その結果、表2に示すように、可視光線透
過率Tvが38.7%程度、日射透過率Tsが29.2%程度、波長
1100nm透過率Ts1100が14.8%程度、紫外線透過率Tuv が
9.1%程度、波長350nm 透過率Tuv350が3.3 %程度、波
長370nm 透過率Tuv370が24.5%程度、主波長λd が570.
4nm 程度、刺激純度Peが 9.3%程度であり、格段に優れ
たプライバシ−性能と紫外線赤外線吸収性能を示す等、
めざす所期の濃色グレ−系ガラスであった。
過率Tvが38.7%程度、日射透過率Tsが29.2%程度、波長
1100nm透過率Ts1100が14.8%程度、紫外線透過率Tuv が
9.1%程度、波長350nm 透過率Tuv350が3.3 %程度、波
長370nm 透過率Tuv370が24.5%程度、主波長λd が570.
4nm 程度、刺激純度Peが 9.3%程度であり、格段に優れ
たプライバシ−性能と紫外線赤外線吸収性能を示す等、
めざす所期の濃色グレ−系ガラスであった。
【0055】さらにまた、易強化性については、上述し
たガラスが前述した粘性温度が所期の特定範囲をクリヤ
ーしていること等を確認した上、前記試料を雰囲気温度
約650 〜730 ℃の炉内で約5分間前後加熱した後、通常
の風冷強化を行い強化ガラス板を得、該ガラス板をJIS
R-3211に従って調べたところ、高効率かつ高歩留りで、
決められた規格を充分満足する易強化性を有する濃色グ
レ−系ガラスであった。
たガラスが前述した粘性温度が所期の特定範囲をクリヤ
ーしていること等を確認した上、前記試料を雰囲気温度
約650 〜730 ℃の炉内で約5分間前後加熱した後、通常
の風冷強化を行い強化ガラス板を得、該ガラス板をJIS
R-3211に従って調べたところ、高効率かつ高歩留りで、
決められた規格を充分満足する易強化性を有する濃色グ
レ−系ガラスであった。
【0056】実施例2 前記実施例1と同様にして、所期の濃色グレ−系ガラス
となるようなガラス調合組成を計算して秤量調合し、溶
融操作をし、得られたガラスを同様に試料化した。
となるようなガラス調合組成を計算して秤量調合し、溶
融操作をし、得られたガラスを同様に試料化した。
【0057】得られた試料について前記実施例1と同様
に分析、測定、評価した結果、その基礎ガラス成分組成
の分析値はほぼ実施例1と同様となり、各着色剤成分組
成あるいは還元率、Seの残留率は表1に示すとおりであ
り、また前記各光学特性は表2のとおりとなり、前記実
施例1と同様に、所期の濃色グレ−系色調であって、格
段に優れたプライバシ−性能と紫外線赤外線吸収性能を
持つ等、所期のめざす濃色グレ−系ガラスであった。
に分析、測定、評価した結果、その基礎ガラス成分組成
の分析値はほぼ実施例1と同様となり、各着色剤成分組
成あるいは還元率、Seの残留率は表1に示すとおりであ
り、また前記各光学特性は表2のとおりとなり、前記実
施例1と同様に、所期の濃色グレ−系色調であって、格
段に優れたプライバシ−性能と紫外線赤外線吸収性能を
持つ等、所期のめざす濃色グレ−系ガラスであった。
【0058】さらに易強化性についても、前記実施例1
と同様に実施したところ、前記実施例1と同様となるも
のであった。実施例3〜4 セレンフリットに変えて亜セレン酸亜鉛(SeZnO3)を用
い、かつ実施例4において酸化ニッケルに変えて酸化ク
ロムを主として酸化ニッケルを微量とした以外、前記実
施例1と同様にして、所期の濃色グレ−系ガラスとなる
ようなガラス調合組成を計算して秤量調合し、溶融操作
をし、得られたガラスを同様に試料化した。
と同様に実施したところ、前記実施例1と同様となるも
のであった。実施例3〜4 セレンフリットに変えて亜セレン酸亜鉛(SeZnO3)を用
い、かつ実施例4において酸化ニッケルに変えて酸化ク
ロムを主として酸化ニッケルを微量とした以外、前記実
施例1と同様にして、所期の濃色グレ−系ガラスとなる
ようなガラス調合組成を計算して秤量調合し、溶融操作
をし、得られたガラスを同様に試料化した。
【0059】得られた試料について前記実施例1と同様
に分析、測定、評価した結果、その基礎ガラス成分組成
の分析値は両者ともZnO 成分組成が約0.02wt%含有する
もほぼ実施例1と同様となり、各着色剤成分組成あるい
は還元率、Seの残留率は表1に示すとおりであり、また
前記各光学特性は表2のとおりとなり(実施例4の分光
透過率曲線は図1に示す)、ことに刺激純度Peが約5.6
%と約5.9 %であり、前記実施例1と同様に、所期の濃
色グレ−系色調であって、格段に優れたプライバシ−性
能と紫外線赤外線吸収性能を持つ等、所期のめざす濃色
グレ−系ガラスであった。さらにSeの残留率は約20.1%
および約23.8%となり、セレンフリット使用におけるSe
の残留率に対し約1.3 〜1.7 倍程度となった。
に分析、測定、評価した結果、その基礎ガラス成分組成
の分析値は両者ともZnO 成分組成が約0.02wt%含有する
もほぼ実施例1と同様となり、各着色剤成分組成あるい
は還元率、Seの残留率は表1に示すとおりであり、また
前記各光学特性は表2のとおりとなり(実施例4の分光
透過率曲線は図1に示す)、ことに刺激純度Peが約5.6
%と約5.9 %であり、前記実施例1と同様に、所期の濃
色グレ−系色調であって、格段に優れたプライバシ−性
能と紫外線赤外線吸収性能を持つ等、所期のめざす濃色
グレ−系ガラスであった。さらにSeの残留率は約20.1%
および約23.8%となり、セレンフリット使用におけるSe
の残留率に対し約1.3 〜1.7 倍程度となった。
【0060】さらに易強化性についても、前記実施例1
と同様となるものであった。実施例5〜6 酸化ニッケルに変えて酸化クロムを用いた以外、前記実
施例1と同様にして、所期の濃色グレ−系ガラスとなる
ようなガラス調合組成を計算して秤量調合し、溶融操作
をし、得られたガラスを同様に試料化した。
と同様となるものであった。実施例5〜6 酸化ニッケルに変えて酸化クロムを用いた以外、前記実
施例1と同様にして、所期の濃色グレ−系ガラスとなる
ようなガラス調合組成を計算して秤量調合し、溶融操作
をし、得られたガラスを同様に試料化した。
【0061】得られた試料について前記実施例1と同様
に分析、測定、評価した結果、その基礎ガラス成分組成
の分析値はほぼ実施例1と同様となり、各着色剤成分組
成あるいは還元率、Seの残留率は表1に示すとおりであ
り、Se、CoO 、Cr2O3 の各成分組成が増量されたガラス
であり、また前記各光学特性は表2のとおりとなり(実
施例5は図1にまた実施例6は図2にそれぞれ分光透過
率曲線を示す)、可視光線透過率Tvが23.9%と22.9%程
度、日射透過率Tsが23.7%と21.5%程度、波長1100nm透
過率Ts1100が16.4%と13.4%程度、紫外線透過率Tuv が
6.0 %と5.8 %程度、波長350nm 透過率Tuv350が1.6 %
と1.4 %程度、波長370nm 透過率Tuv370が17.3%と16.3
%程度、主波長λd が570.9nm と570.6nm 程度、刺激純
度Peが10.3%と10.0%程度であり、所期の濃色グレ−系
色調であって、格段に優れたプライバシ−性能と紫外線
赤外線吸収性能を持つ等、所期のめざす濃色グレ−系ガ
ラスであった。
に分析、測定、評価した結果、その基礎ガラス成分組成
の分析値はほぼ実施例1と同様となり、各着色剤成分組
成あるいは還元率、Seの残留率は表1に示すとおりであ
り、Se、CoO 、Cr2O3 の各成分組成が増量されたガラス
であり、また前記各光学特性は表2のとおりとなり(実
施例5は図1にまた実施例6は図2にそれぞれ分光透過
率曲線を示す)、可視光線透過率Tvが23.9%と22.9%程
度、日射透過率Tsが23.7%と21.5%程度、波長1100nm透
過率Ts1100が16.4%と13.4%程度、紫外線透過率Tuv が
6.0 %と5.8 %程度、波長350nm 透過率Tuv350が1.6 %
と1.4 %程度、波長370nm 透過率Tuv370が17.3%と16.3
%程度、主波長λd が570.9nm と570.6nm 程度、刺激純
度Peが10.3%と10.0%程度であり、所期の濃色グレ−系
色調であって、格段に優れたプライバシ−性能と紫外線
赤外線吸収性能を持つ等、所期のめざす濃色グレ−系ガ
ラスであった。
【0062】さらに易強化性についても、前記実施例1
と同様となるものであった。実施例7と9 セレンフリットに変えて亜セレン酸亜鉛(SeZnO3)を用
いた以外、前記実施例1と同様にして、所期の濃色グレ
−系ガラスとなるようなガラス調合組成を計算して秤量
調合し、溶融操作をし、得られたガラスを同様に試料化
した。
と同様となるものであった。実施例7と9 セレンフリットに変えて亜セレン酸亜鉛(SeZnO3)を用
いた以外、前記実施例1と同様にして、所期の濃色グレ
−系ガラスとなるようなガラス調合組成を計算して秤量
調合し、溶融操作をし、得られたガラスを同様に試料化
した。
【0063】得られた試料について前記実施例1と同様
に分析、測定、評価した結果、その基礎ガラス成分組成
の分析値は両者ともZnO 成分組成が約0.03〜0.04wt%含
有するもほぼ実施例1と同様となり、各着色剤成分組成
あるいは還元率、Seの残留率は表1に示すとおりであ
り、Fe2O3 、CoO 、NiO の各成分組成が増量されたガラ
スでSeの残留率が約29%と約23.7%とセレンフリット使
用におけるSeの残留率に対し約1.5 〜2.1 倍であり、ま
た前記各光学特性は表2のとおりとなり(実施例7と9
の分光透過率曲線は図3にそれぞれを示す)、ことに可
視光線透過率Tvが16.6%と15.8%程度、日射透過率Tsが
13.1%と14.3%程度、波長1100nm透過率Ts 1100が 4.8%
と 6.6%程度、紫外線透過率Tuv が2.5 %と2.7 %程
度、波長350nm 透過率Tuv350が0.1 %と0.2 %程度、波
長370nm 透過率Tuv370が 7.7%と 8.2%程度とさらに格
段に優れ、所期の濃色グレ−系色調であって、格段に優
れたプライバシ−性能と紫外線赤外線吸収性能を持つ
等、所期のめざす濃色グレ−系ガラスであった。
に分析、測定、評価した結果、その基礎ガラス成分組成
の分析値は両者ともZnO 成分組成が約0.03〜0.04wt%含
有するもほぼ実施例1と同様となり、各着色剤成分組成
あるいは還元率、Seの残留率は表1に示すとおりであ
り、Fe2O3 、CoO 、NiO の各成分組成が増量されたガラ
スでSeの残留率が約29%と約23.7%とセレンフリット使
用におけるSeの残留率に対し約1.5 〜2.1 倍であり、ま
た前記各光学特性は表2のとおりとなり(実施例7と9
の分光透過率曲線は図3にそれぞれを示す)、ことに可
視光線透過率Tvが16.6%と15.8%程度、日射透過率Tsが
13.1%と14.3%程度、波長1100nm透過率Ts 1100が 4.8%
と 6.6%程度、紫外線透過率Tuv が2.5 %と2.7 %程
度、波長350nm 透過率Tuv350が0.1 %と0.2 %程度、波
長370nm 透過率Tuv370が 7.7%と 8.2%程度とさらに格
段に優れ、所期の濃色グレ−系色調であって、格段に優
れたプライバシ−性能と紫外線赤外線吸収性能を持つ
等、所期のめざす濃色グレ−系ガラスであった。
【0064】さらに易強化性についても、前記実施例1
と同様となるものであった。実施例8と11 セレンフリットに変えて亜セレン酸亜鉛(SeZnO3)を用
い、酸化ニッケルに変えて酸化クロムを用いた以外、前
記実施例1と同様にして、所期の濃色グレ−系ガラスと
なるようなガラス調合組成を計算して秤量調合し、溶融
操作をし、得られたガラスを同様に試料化した。
と同様となるものであった。実施例8と11 セレンフリットに変えて亜セレン酸亜鉛(SeZnO3)を用
い、酸化ニッケルに変えて酸化クロムを用いた以外、前
記実施例1と同様にして、所期の濃色グレ−系ガラスと
なるようなガラス調合組成を計算して秤量調合し、溶融
操作をし、得られたガラスを同様に試料化した。
【0065】得られた試料について前記実施例1と同様
に分析、測定、評価した結果、その基礎ガラス成分組成
の分析値は共にZnO 成分組成が約0.03wt%含有するもほ
ぼ実施例1と同様となり、各着色剤成分組成あるいは還
元率、Seの残留率は表1に示すとおりであり、Fe2O3 、
Se、CoO 、Cr2O3 の各成分組成を微変させたガラスでSe
の残留率が約36.9%と約27.0%とセレンフリット使用に
おけるSeの残留率に対し約1.7 〜2.6 倍であり、また前
記各光学特性は表2のとおりとなり(実施例8の分光透
過率曲線は図4に示す)、ことに可視光線透過率Tvが1
6.8%と13.9%程度、日射透過率Tsが12.6%と11.O%程
度、波長1100nm透過率Ts1100が 6.6%と 3.5%程度、紫
外線透過率Tuv が2.1 %と2.4 %程度、波長350nm 透過
率Tuv350が0.0 %と0.0 %程度、波長370nm 透過率Tuv
370が 6.5%と 6.6%程度とさらに格段に優れ、所期の
濃色グレ−系色調であって、格段に優れたプライバシ−
性能と紫外線赤外線吸収性能を持つ等、所期のめざす濃
色グレ−系ガラスであった。
に分析、測定、評価した結果、その基礎ガラス成分組成
の分析値は共にZnO 成分組成が約0.03wt%含有するもほ
ぼ実施例1と同様となり、各着色剤成分組成あるいは還
元率、Seの残留率は表1に示すとおりであり、Fe2O3 、
Se、CoO 、Cr2O3 の各成分組成を微変させたガラスでSe
の残留率が約36.9%と約27.0%とセレンフリット使用に
おけるSeの残留率に対し約1.7 〜2.6 倍であり、また前
記各光学特性は表2のとおりとなり(実施例8の分光透
過率曲線は図4に示す)、ことに可視光線透過率Tvが1
6.8%と13.9%程度、日射透過率Tsが12.6%と11.O%程
度、波長1100nm透過率Ts1100が 6.6%と 3.5%程度、紫
外線透過率Tuv が2.1 %と2.4 %程度、波長350nm 透過
率Tuv350が0.0 %と0.0 %程度、波長370nm 透過率Tuv
370が 6.5%と 6.6%程度とさらに格段に優れ、所期の
濃色グレ−系色調であって、格段に優れたプライバシ−
性能と紫外線赤外線吸収性能を持つ等、所期のめざす濃
色グレ−系ガラスであった。
【0066】さらに易強化性についても、前記実施例1
と同様となるものであった。実施例10 セレンフリットに変えて亜セレン酸亜鉛(SeZnO3)を用
い、酸化ニッケルに変えて酸化クロムを主として酸化ニ
ッケルを微量とした以外、前記実施例1と同様にして、
所期の濃色グレ−系ガラスとなるようなガラス調合組成
を計算して秤量調合し、溶融操作をし、得られたガラス
を同様に試料化した。
と同様となるものであった。実施例10 セレンフリットに変えて亜セレン酸亜鉛(SeZnO3)を用
い、酸化ニッケルに変えて酸化クロムを主として酸化ニ
ッケルを微量とした以外、前記実施例1と同様にして、
所期の濃色グレ−系ガラスとなるようなガラス調合組成
を計算して秤量調合し、溶融操作をし、得られたガラス
を同様に試料化した。
【0067】得られた試料について前記実施例1と同様
に分析、測定、評価した結果、その基礎ガラス成分組成
の分析値はZnO 成分組成が約0.03wt%含有するもほぼ実
施例1と同様となり、各着色剤成分組成あるいは還元
率、Seの残留率は表1に示すとおりであり、Fe2O3 、S
e、CoO 、Cr2O3 の各成分組成を微変させかつNiO の各
成分組成が微量含有したガラスでSeの残留率が約31.3%
とセレンフリット使用におけるSeの残留率に対し約1.9
〜2.2 倍であり、また前記各光学特性は表2のとおりと
なり(分光透過率曲線は図4に示す)、ことに可視光線
透過率Tvが14.9%程度、日射透過率Tsが12.1%程度、波
長1100nm透過率Ts1100が 4.7%程度、紫外線透過率Tuv
が2.2 %程度、波長350nm 透過率Tuv350が0.1 %程度、
波長370nm 透過率Tuv370が 6.6%程度とさらに格段に優
れ、所期の濃色グレ−系色調であって、格段に優れたプ
ライバシ−性能と紫外線赤外線吸収性能を持つ等、所期
のめざす濃色グレ−系ガラスであった。
に分析、測定、評価した結果、その基礎ガラス成分組成
の分析値はZnO 成分組成が約0.03wt%含有するもほぼ実
施例1と同様となり、各着色剤成分組成あるいは還元
率、Seの残留率は表1に示すとおりであり、Fe2O3 、S
e、CoO 、Cr2O3 の各成分組成を微変させかつNiO の各
成分組成が微量含有したガラスでSeの残留率が約31.3%
とセレンフリット使用におけるSeの残留率に対し約1.9
〜2.2 倍であり、また前記各光学特性は表2のとおりと
なり(分光透過率曲線は図4に示す)、ことに可視光線
透過率Tvが14.9%程度、日射透過率Tsが12.1%程度、波
長1100nm透過率Ts1100が 4.7%程度、紫外線透過率Tuv
が2.2 %程度、波長350nm 透過率Tuv350が0.1 %程度、
波長370nm 透過率Tuv370が 6.6%程度とさらに格段に優
れ、所期の濃色グレ−系色調であって、格段に優れたプ
ライバシ−性能と紫外線赤外線吸収性能を持つ等、所期
のめざす濃色グレ−系ガラスであった。
【0068】さらに易強化性についても、前記実施例1
と同様となるものであった。実施例12 セレンフリットに変えて亜セレン酸亜鉛(SeZnO3)を用
い、酸化ニッケルと酸化クロムを用いない以外、前記実
施例1と同様にして、所期の濃色グレ−系ガラスとなる
ようなガラス調合組成を計算して秤量調合し、溶融操作
をし、得られたガラスを同様に試料化した。
と同様となるものであった。実施例12 セレンフリットに変えて亜セレン酸亜鉛(SeZnO3)を用
い、酸化ニッケルと酸化クロムを用いない以外、前記実
施例1と同様にして、所期の濃色グレ−系ガラスとなる
ようなガラス調合組成を計算して秤量調合し、溶融操作
をし、得られたガラスを同様に試料化した。
【0069】得られた試料について前記実施例1と同様
に分析、測定、評価した結果、その基礎ガラス成分組成
の分析値はZnO 成分組成が約0.03wt%含有するもほぼ実
施例1と同様となり、各着色剤成分組成あるいは還元
率、Seの残留率は表1に示すとおりであり、Fe2O3 、S
e、CoO の各成分組成を微変させかつSe、CoO の各成分
組成が微増したガラスでSeの残留率が約27.9%とセレン
フリット使用におけるSeの残留率に対し約1.7 〜2.0 倍
であり、また前記各光学特性は表2のとおりとなり(分
光透過率曲線は図2に示す)、ことに可視光線透過率Tv
が17.2%程度、日射透過率Tsが16.5%程度、波長1100nm
透過率Ts1100が 8.8%程度、紫外線透過率Tuv が3.6 %
程度、波長350nm 透過率Tuv350が0.4 %程度、波長370n
m 透過率Tuv3 70が10.6%程度、刺激純度Peが約4.7 %と
より格段に優れ、所期の濃色グレ−系色調であって、格
段に優れたプライバシ−性能と紫外線赤外線吸収性能を
持つ等、所期のめざす濃色グレ−系ガラスであった。
に分析、測定、評価した結果、その基礎ガラス成分組成
の分析値はZnO 成分組成が約0.03wt%含有するもほぼ実
施例1と同様となり、各着色剤成分組成あるいは還元
率、Seの残留率は表1に示すとおりであり、Fe2O3 、S
e、CoO の各成分組成を微変させかつSe、CoO の各成分
組成が微増したガラスでSeの残留率が約27.9%とセレン
フリット使用におけるSeの残留率に対し約1.7 〜2.0 倍
であり、また前記各光学特性は表2のとおりとなり(分
光透過率曲線は図2に示す)、ことに可視光線透過率Tv
が17.2%程度、日射透過率Tsが16.5%程度、波長1100nm
透過率Ts1100が 8.8%程度、紫外線透過率Tuv が3.6 %
程度、波長350nm 透過率Tuv350が0.4 %程度、波長370n
m 透過率Tuv3 70が10.6%程度、刺激純度Peが約4.7 %と
より格段に優れ、所期の濃色グレ−系色調であって、格
段に優れたプライバシ−性能と紫外線赤外線吸収性能を
持つ等、所期のめざす濃色グレ−系ガラスであった。
【0070】さらに易強化性についても、前記実施例1
と同様となるものであった。
と同様となるものであった。
【0071】
【表1】
【0072】
【表2】
【0073】
【発明の効果】本発明によれば、特定した着色剤成分を
特定した組成範囲内で巧みに組み合わせ、可視光透過
率、日射透過率、紫外線透過率、ことに波長350nm 透過
率と波長370nm 透過率を特定した濃色グレ−系ガラスと
したことにより、充分なプライバシ−性を持ち、所期の
濃色グレ−系色調を呈するガラスを得るとともに、格段
に優れた紫外線吸収性能を示すとともに、紫外線Bを遮
蔽しかつ紫外線Aをより遮るようになり、優れた可視光
透過率と日射透過率をバランス良く付与し、易強化性を
保持させ、さらに実窯の操業条件を大幅に変更すること
なく、充分安定して製造することができ、該ガラスは人
的物的両面で居住性と安全性をより高めて、高環境性を
有し軽量化も可能であるものとすることができるものと
成り、建築用窓ガラス等はもちろん、自動車用窓ガラス
に適用して有用なものとなる濃色グレ−系ガラスを提供
するものである。
特定した組成範囲内で巧みに組み合わせ、可視光透過
率、日射透過率、紫外線透過率、ことに波長350nm 透過
率と波長370nm 透過率を特定した濃色グレ−系ガラスと
したことにより、充分なプライバシ−性を持ち、所期の
濃色グレ−系色調を呈するガラスを得るとともに、格段
に優れた紫外線吸収性能を示すとともに、紫外線Bを遮
蔽しかつ紫外線Aをより遮るようになり、優れた可視光
透過率と日射透過率をバランス良く付与し、易強化性を
保持させ、さらに実窯の操業条件を大幅に変更すること
なく、充分安定して製造することができ、該ガラスは人
的物的両面で居住性と安全性をより高めて、高環境性を
有し軽量化も可能であるものとすることができるものと
成り、建築用窓ガラス等はもちろん、自動車用窓ガラス
に適用して有用なものとなる濃色グレ−系ガラスを提供
するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1、4および5における濃色グ
レ−系ガラスの板厚3.5 mmでD 65光源による分光透過率
曲線である。
レ−系ガラスの板厚3.5 mmでD 65光源による分光透過率
曲線である。
【図2】本発明の実施例6および12における濃色グレ−
系ガラスの板厚3.5 mmでD65光源による分光透過率曲線
である。
系ガラスの板厚3.5 mmでD65光源による分光透過率曲線
である。
【図3】本発明の実施例7および9における濃色グレ−
系ガラスの板厚3.5 mmでD65光源による分光透過率曲線
である。
系ガラスの板厚3.5 mmでD65光源による分光透過率曲線
である。
【図4】本発明の実施例8および10における濃色グレ−
系ガラスの板厚3.5 mmでD65光源による分光透過率曲線
である。
系ガラスの板厚3.5 mmでD65光源による分光透過率曲線
である。
Claims (9)
- 【請求項1】 ソーダ石灰シリカ系ガラスを基礎組成と
し、着色成分として重量%表示で、 Fe2O3(全鉄)が0.
75〜1.50、ならびにppm 表示で、 CoOが 70〜250 、Se
が10〜50、NiO または/およびCr2O3 が 0〜330 を基本
的にそれぞれ含有し、該ガラスの板厚が 3.5mmでD65 光
源測定において、可視光透過率Tvが50%以下、日射透過
率Tsが45%以下ならびに紫外線透過率Tuv が15%以下、
しかも波長350nm における紫外線透過率Tuv350が8%以
下かつ波長370nm における紫外線透過率Tuv370が35%以
下であることを特徴とする濃色グレ−系ガラス。 - 【請求項2】 前記着色成分が重量%表示で、 Fe2O
3(全鉄)が0.75〜1.00ならびにppm 表示で、 CoOが70
〜110 、Seが12〜35、NiO または/およびCr2O3が 0〜1
20 であって少なくとも1種を基本的にそれぞれ含有
し、該ガラスの板厚が 3.5mmでD65 光源測定において、
可視光透過率Tvが45%以下30%以上、日射透過率Tsが40
%以下20%以上ならびに紫外線透過率Tuv が14%以下、
しかも波長350nm における紫外線透過率Tuv350が7%以
下かつ波長370nm における紫外線透過率Tuv370が33%以
下であることを特徴とする請求項1記載の濃色グレ−系
ガラス。 - 【請求項3】 前記着色成分が重量%表示で、 Fe2O
3(全鉄)0.90〜1.50ならびにppm 表示で、 CoO 140〜2
50 、Se15〜45、NiO または/およびCr2O30〜320 であ
って少なくとも1種を基本的にそれぞれ含有し、該ガラ
スの板厚が 3.5mmでD65 光源測定において、可視光透過
率Tvが29%以下10%以上、日射透過率Tsが25%以下10%
以上ならびに紫外線透過率Tuv が10%以下、しかも波長
350nm における紫外線透過率Tuv350が3%以下かつ波長
370nm における紫外線透過率Tuv370が25%以下であるこ
とを特徴とする請求項1記載の濃色グレ−系ガラス。 - 【請求項4】 前記着色成分が重量%表示で、 Fe2O
3(全鉄)0.8 〜1.4 ならびにppm 表示で、 CoO 200〜2
50 、Se20〜50を基本的にそれぞれ含有し、該ガラスの
板厚が 3.5mmでD65 光源測定において、可視光透過率Tv
が27%以下10%以上、日射透過率Tsが25%以下10%以上
ならびに紫外線透過率Tuv が10%以下、しかも波長350n
m における紫外線透過率Tuv350が3%以下かつ波長370n
m における紫外線透過率Tuv370が25%以下であることを
特徴とする請求項1記載の濃色グレ−系ガラス。 - 【請求項5】 前記濃色グレ−系ガラスの還元率(Fe2+
/Fe3+)が、0.35以上0.55以下であるようにしたことを
特徴とする請求項1乃至4記載の濃色グレ−系ガラス。 - 【請求項6】 前記濃色グレ−系ガラスの波長1100nmに
おける透過率Ts1100が、該ガラスの板厚が 3.5mmでD65
光源測定において、20%以下であることを特徴とする請
求項1乃至5記載の濃色グレ−系ガラス。 - 【請求項7】 前記濃色グレ−系ガラスの主波長が、該
ガラスの板厚が 3.5mmでD65 光源測定において、560nm
以上590nm 以下であることを特徴とする請求項1乃至6
記載の濃色グレ−系ガラス。 - 【請求項8】 前記ソーダ石灰シリカ系ガラスの基礎組
成が、重量%表示で、SiO267〜75、Al2O3 0.05〜3.0 、
CaO 7 〜11、MgO 2 〜4.5 、ZnO 0 〜0.1 、Na2O11.5〜
16、K2O 0.5 〜3.0 、SO30.05 〜0.4 、かつSiO2+Al2O
3 +TiO2 68〜74、CaO +Mg0+ZnO 11〜15、Na2O+K2O 1
2〜17である基本的に板ガラス組成物であることを特徴
とする請求項1乃至7記載の濃色グレ−系ガラス。 - 【請求項9】 前記Se成分の調合原料として、セレン系
フリットもしくは亜セレン酸亜鉛を用いることを特徴と
する請求項1乃至8記載の濃色グレ−系ガラス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8228140A JPH1072236A (ja) | 1996-08-29 | 1996-08-29 | 濃色グレ−系ガラス |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8228140A JPH1072236A (ja) | 1996-08-29 | 1996-08-29 | 濃色グレ−系ガラス |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1072236A true JPH1072236A (ja) | 1998-03-17 |
Family
ID=16871853
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8228140A Pending JPH1072236A (ja) | 1996-08-29 | 1996-08-29 | 濃色グレ−系ガラス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1072236A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| US10773991B2 (en) | 2015-10-28 | 2020-09-15 | AGC Inc. | Soda-lime glass |
-
1996
- 1996-08-29 JP JP8228140A patent/JPH1072236A/ja active Pending
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