JPH1072680A - 亜鉛系金属材料の保護皮膜の形成方法 - Google Patents

亜鉛系金属材料の保護皮膜の形成方法

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JPH1072680A
JPH1072680A JP9222503A JP22250397A JPH1072680A JP H1072680 A JPH1072680 A JP H1072680A JP 9222503 A JP9222503 A JP 9222503A JP 22250397 A JP22250397 A JP 22250397A JP H1072680 A JPH1072680 A JP H1072680A
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protective film
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concentration
transition metal
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JP9222503A
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Read Hall James
リード ホール ジェームス
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Nihon Parkerizing Co Ltd
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Nihon Parkerizing Co Ltd
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    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C22/00Chemical surface treatment of metallic material by reaction of the surface with a reactive liquid, leaving reaction products of surface material in the coating, e.g. conversion coatings, passivation of metals
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    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
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Abstract

(57)【要約】 【課題】遷移金属カチオンとフルオロメタレートアニオ
ンを含む処理液を用いて亜鉛系材料に保護皮膜を形成す
るに際し、性能の変動が少ない保護皮膜を得る方法。 【解決手段】使用中の処理液のpH、遷移金属カチオン
及びフルオロメタレートアニオンの濃度を繰り返し測定
し、処理液の一定割合の量を繰り返し除き、処理液のp
Hと遷移金属カチオンとフルオロメタレートアニオンの
濃度を管理範囲内にするように補充液を繰り返し添加す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表面の亜鉛が55
重量%以上である亜鉛系金属材料の表面を、フルオロメ
タレートアニオンと遷移金属カチオンとを含有する酸性
の処理液に接触させて、防食皮膜を形成する方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】本発明で用いる処理液の通常品は、PC
TのWO/85/05131号公報で開示されている。
即ち該公報には、下記の(a),(b)を必須成分とし
て含有し、(c),(d)を選択成分として含有する、
金属表面への皮膜形成処理液が記載されている。即ち、
(a)フルオロメタリック酸(HBF4,H2SiF6
2TiF6,H2ZrF6)又はそのアンモニウム塩、ア
ルカリ金属塩、弗化水素酸又はその塩を、弗化物として
0.1〜10g/L,(b)コバルト、銅、鉄、マンガ
ン、ニッケル、ストロンチウムの1〜2以上の塩を0.
015〜6g/L,(c)ニトリロアセチツク酸、エチ
レンジアミンテトラアセチック酸、グルコン酸、クエン
酸又はこれ等の誘導体の1または2から選ばれるseques
tantを(b)に記載の金属イオンに対してモル比で1:
1〜3:1の量、(d)ポリアクリル酸、ポリメタクリ
ル酸又はC1〜C8の上記のアルカノールエステルを0
〜3.0g/L。
【0003】しかし該公報には、この処理液を長期間に
亘り使用する際のメンテナンス方法に関する記載はな
い。この処理液は長期間使用すると、金属表面から溶出
した亜鉛イオンが蓄積されて、その組成が変化する事が
知られている。米国パテント5344504号は、亜鉛
イオンが30g/L以上になっても使用できるこの種の
処理液と、環境汚染を防止するために処理液をオバーフ
ローさせないで亜鉛系金属材料を処理するプロセスを記
載している。しかしこの方法で形成した皮膜は、皮膜の
性能の変動が大きく、商業的に許容できないという問題
点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、遷移
金属カチオンとフルオロメタレートアニオンを含む処理
液を用いて亜鉛系金属材料を長期間に亘って処理するに
際して、亜鉛系金属材料の表面に形成された保護皮膜を
性能の変動が少ない保護皮膜とすることができる、改善
されたプロセスの提供にある。
【0005】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】本
発明は、亜鉛系金属材料の表面を、水と遷移金属カチオ
ンとフルオロメタレートアニオンを必須成分として含有
し、必要に応じて酸性度調整剤を含有する処理液に接触
させ、その表面に保護皮膜を形成させる方法において、
該保護皮膜の形成方法が、下記の3ステップを有する事
を特徴とする、亜鉛系金属材料の保護皮膜の形成方法で
ある。I.使用中の該処理液のpH値、遷移金属カチオ
ンの濃度、フルオロメタレートアニオンの濃度を繰り返
し測定するステップ。II.一定割合の該処理液を繰り返
し該処理液全体から取り除くステップ。III.該処理液
のpHと遷移金属カチオンの濃度と、フルオロメタレー
トアニオンの濃度がそれぞれの管理範囲内になるよう
に、一種又はそれ以上の補充液を該処理液に添加するス
テップ。
【0006】一定割合の処理液を繰り返し該処理液全体
から取り除くステップは、建浴時の処理液の組成や処理
する亜鉛系金属材料の種類に関係なく、性能の変動が少
ない保護皮膜を常に得るために重要なステップである。
尚取り除いた一定割合の処理液は元に戻さない。
【0007】理論的には詳かではないが、本発明の処理
液中には、使用中に、あるいは非使用の間に、性質が詳
かではない不純物が蓄積される。そしてこの不純物は、
形成される皮膜の性能に悪影響を及ぼす。
【0008】この悪影響は、一定割合の該処理液を繰り
返し取り除く事によって解決される。そして繰り返し除
去することによって処理液中に有害な亜鉛イオンが蓄積
する事も併せ防止する。従って本発明では処理液中の亜
鉛イオンの濃度の測定は不必要であり、亜鉛イオンに格
別の考慮を払う必要はない。取り除いた処理液には環境
汚染防止処理を施す必要があるが、これは当業者に公知
の方法によって容易に行うことができる。
【0009】遷移金属カチオンは、本発明の処理液の必
須成分である。ニッケル、コバルト、銅、鉄、マンガン
から選ばれる1または2以上を指す。ニッケル、コバル
ト、鉄が望ましく、ニッケルが最も好ましい。これ等の
カチオンは、十分な量の酸を含有する水溶液に該金属又
は該金属合金を添加し、水素を発生させて溶解せしめる
事により得られる。
【0010】またこれ等のカチオンは、該金属等の酸化
物あるいは塩を添加する事によっても得られる。アニオ
ンには、本発明において好ましくないものもあるが、金
属の酸化物、炭酸塩、硫酸塩は好ましくないアニオンを
発生させないために望ましい。本発明のこれ等のカチオ
ンの量の表示は、含有合計量を指し、そのイオン化の程
度は考慮しない。
【0011】本発明の処理液の遷移金属カチオンの濃度
は、下記の量(モル/L)以上である事が望ましく、後
の順の濃度が特に好ましい。0.0004,0.000
6,0.0008,0.0010,0.0015,0.
0020,0.0025,0.0030,0.003
4,0.0038,0.0042,0.0045。しか
し経済的見地から下記の量(モル/L)未満である事が
望ましく、後の順の濃度が特に好ましい。0.050,
0.040,0.030,0.020,0.015,
0.012,0.0100,0.0080,0.007
0,0.0067,0.0062,0.0057,0.
0052,0.0048。
【0012】フルオロメタレートアニオンも、本発明の
処理液の必須成分である。BF4~,SiF6 2~,TiF6
2~,ZrF6 2~から選ばれる1または2以上を指す。T
iF6 2~とZrF6 2~が望ましく、TiF6 2~は最も好ま
しい。これ等のアニオンは、その酸または塩を本発明の
処理液に添加する事により得られるが、経済的見地から
酸が好ましい。本発明のこれ等のアニオンの量の表示
は、合計含有量を指し、そのイオン化の程度は考慮しな
い。
【0013】本発明の処理液のフルオロメタレートアニ
オンの濃度は、下記の量(モル/L)以上である事が望
ましく、後の順の濃度が特に好ましい。0.001,
0.002,0.004,0.006,0.0070,
0.0080,0.0085,0.0090,0.00
95,0.0100,0.0105,0.0110,
0.00115。しかし経済的見地から下記の量(モル
/L)未満である事が望ましく、後の順の濃度が特に好
ましい。0.20,0.15,0.10,0.070,
0.040,0.035,0.030,0.025,
0.022,0.019,0.016,0.0140,
0.0135,0.0130,0.0125,0.01
21,0.0118,0.0116。
【0014】更に、(フルオロメタレートアニオン濃
度:遷移金属カチオン濃度)は、下記の割合以上である
事が望ましく、後の順の割合が特に好ましい。0.5
0:1.0,0.80:1.0,1.20:1.0,
1.60:1.0,1.80:1.0,2.00:1.
0,2.10:1.0,2.20:1.0,2.30:
1.0,2.40:1.0,2.45:1.0,2.4
9:1.0,2.52:1.0。そしてこの割合は下記
未満が望ましく、後の順の割合が特に好ましい。10.
0:1.0,8.0:1.0,6.0:1,0,5.
0:1.0,4.5:1.0,4.0:1.0,3.
5:1.0,3.20:1.0,3.00:1.0,
2.80:1.0,2.60:1.0。
【0015】本発明の処理液は、水及び添加物の相手イ
オンを除いて、他の成分を特に含有する必要はないが、
通常はpH調整剤を加える。本発明の処理液のpHは下
記以上が好ましい。2.5,2.7,2.9,3.1,
3.3,3.5,3.60,3.70,3.80。また
下記未満である事が好ましい。5.0,4.8,4.
6,4.4,4.30,4.20。pHが低すぎると処
理する基材が過度に侵食され、表面が粗くなり、保護皮
膜は形成されない。一方pHが高過ぎると保護皮膜の形
成速度が遅くなる。
【0016】pHとは別個に、本発明者はTotal Acid値
を用いた。Total Acid値はポイントで表示するが、この
ポイントとは、本発明の処理液10ミリリットルに0.
1Nの強アルカリ液を添加し、pHを8.5にする強ア
ルカリのミリリットル数である。pHが8.5の終点の
判定にはフェノールフタレインを用いた。本発明の処理
液のTotal Acid値は、下記のポイント未満が望ましく、
後の順のものが特に好ましい。50,40,35,3
0,25,21,18,16。
【0017】この好ましい酸性は、酸性領域の変動を緩
衝する緩衝剤を用いる事によって得られる。フルオロメ
タレートアニオンの供給にフルオロメタリック酸を用
い、遷移金属カチオンの供給に炭酸塩を用い、フルオロ
メタレートアニオンと遷移金属カチオンとが好ましい割
合となるように添加すると、pHは好ましい範囲よりも
低くなり、アルカリ剤の添加が必要となる。この際に添
加するアルカリ剤としては炭酸アンモニウムが好まし
い。炭酸アンモニウムは安価であり、かつトラブルの原
因となる種類のアニオンを含有させない。しかしこの際
に添加するアリカリは、十分な溶解度を有し、処理液中
であるいは皮膜形成に際して沈澱しないものであれば、
他の種類のものであってもよい。
【0018】既に述べた如く、本発明の処理液で亜鉛系
金属材料を処理すると、処理液中に亜鉛イオンが生成す
る。しかし本発明の適正な処理条件下では、亜鉛イオン
は処理効率を損なう影響を及ぼすものではない。また硫
酸イオンも不都合な影響を及ぼす事がない。従って本発
明の処理液への硫酸の添加は、本発明の処理液のメンテ
ナンスの1つとして好ましい選択である。
【0019】保護皮膜を形成する際の本発明の処理液の
温度(℃)は下記以上が好ましく、後の順の温度が特に
好ましい。30,34,38,40,42,44,4
6,48,50,52,54。また下記の温度(℃)未
満が望ましく、後の順の温度が特に好ましい。90,7
5,73,71,69,67,65,63,61,6
0。低温に過ぎると経済的に許容できる時間内に十分な
皮膜が形成され難く、一方高温に過ぎると処理温度に維
持するためのエネルギーコストが大きくなる。
【0020】本発明における、処理液と被処理金属材料
の接触時間は、処理後の被処理金属材料の単位表面積当
たりに存在している、処理液中においてフルオロメタレ
ートアニオンとなって存在していた金属の存在量によっ
て定める事ができる。この接触時間は、下記の時間
(秒)以上が望ましく、後の順の時間が特に好ましい。
0.5,1.0,2.0,3.0,4.0,5.0。ま
た経済上の観点から、下記の時間(秒)未満が望まし
く、後の順の時間が特に好ましい。300,200,1
00,75,50,40,30,25,22,19,1
6。
【0021】本発明の保護皮膜の性能は、処理後に被処
理金属材料の単位面積当たりに存在するに至った金属分
(メタル及びメタロイド)の量を測定する事により評価
することができる。この金属分を形成している金属は、
処理液中ではフルオロメタレートアニオンとなって存在
していたものである。この金属分の化学的結合構造は詳
かではないが、被処理金属材料の単位表面積当たりの重
量は、例えば螢光X線を用いて容易に測定する事ができ
る。被処理金属材料の単位面積当たりのこの金属分の量
は、下記の量(ミリグラム/m2)以上が望ましく、後
の順の量が特に好ましい。1.0,1.5,2.0,
2.5,3.0,3.5。しかし経済上の観点から、下
記の量(ミリグラム/m2)未満が望ましい。80,6
0,40,35,30,25,21,17。
【0022】本発明の方法の特徴の1つは、処理液の一
定割合の量を繰り返して分離除去し、新たな補充液で充
足する点にある。1回当たりに分離除去する処理液の割
合と、分離除去を行う時間間隔は、処理液の全容量の入
れ替わりが下記の時間(時間)以内となる事が望まし
く、後の順の時間以内となる事が更に好ましい。尚操業
上は50時間以内が好ましい。500,400,30
0,200,100,80,60,50,40,30,
25。
【0023】上記の分離除去を行う時間間隔は下記の時
間(分)未満とする事が望ましく、後の順の時間(分)
未満が更に好ましい。尚操業上は30分未満が好まし
い。200,100,80,60,50,40,30,
20,17,15,13,11,9.0,8.0,7.
0,6.0,5.0,4.1。計量ポンプを用いて一定
割合の処理液を連続的に分離除去することが最も好まし
いが、他の市販の装置を用いて一定割合の処理液を高い
頻度で分離除去することによっても、十分に満足できる
結果が得られる。
【0024】分離除去により減少した処理液は、建浴時
のものと同じ化学的特性を有する補充液により充足す
る。この目的のために用いる補充液を以下体積補充液と
記載する。体積補充液には、遷移金属カチオンとフルオ
ロメタレートアニオンの比率が建浴時のものと略同じで
あるものを用いる。遷移金属カチオン用にはその炭酸塩
を用い、フルオロメタレートアニオン用にはその酸を用
いる。それ以外は水で、格別の添加物はない。
【0025】しかし、処理により処理液の他の成分割合
も変化する。このため少なくとも他の補充液を併せ用い
る事が好ましい。このために用いる補充液を以下反応補
充液と記載する。反応補充液の含有成分は、建浴時の処
理液と全く同じというものではない。反応補充液は、建
浴時の処理液よりも濃厚な成分で、酸性も強く、弗化物
の含有量も多い。
【0026】本発明の反応補充液の(フルオロメタレー
トアニオン分子数:遷移金属カチオン分子数)は、下記
以上である事が望ましく、後の順のものが更に好まし
い。0.50:1.0,0.80:1.0,1.00:1.
0,1.20:1.0,1.40:1.0,1.60:1.
0,1.70:1.0,1.80:1.0,1.90:1.
0,1.95:1.0,2.00:1.0,2.05:1.
0。また下記未満である事が望ましく、後の順のものが
更に好ましい。10:1.0,8.0:1.0,6.0:
1.0,5.0:1.0,4.5:1.0,4.0:1.0,
3.5:1.0,3.20:1.0,3.00:1.0,2.
80:1.0,2.60:1.0,2.40:1.0,2.2
0:1.0,2.10:1.0。
【0027】反応補充液は更に硫酸と弗化水素酸を含有
するが、(硫酸分子数:弗化水素酸分子数)は、下記以
上が望ましく、後の順のものが更に好ましい。0.5
0:1.0,0.80:1.0,1.00:1.0,1.2
0:1.0,1.40:1.0,1.60:1.0,1.7
0:1.0,1.80:1.0,1.90:1.0,1.9
5:1.0,2.00:1.0,2.05:1.0。また下
記未満である事が望ましく、後の順のものが更に好まし
い。10:1.0,8.0:1.0,6.0:1.0,5.
0:1.0,4.5:1.0,4.0:1.0,3.5:1.
0,3.20:1.0,3.00:1.0,2.80:1.
0,2.60:1.0,2.40:1.0,2.20:1.
0,2.10:1.0。
【0028】また反応補充液の(硫酸分子数:フルオロ
メタレートイオン分子数)の割合は下記以上が望まし
く、後の順が更に好ましい。0.25:1.0,0.4
0:1.0,0.50:1.0,0.60:1.0,0.7
0:1.0,0.80:1.0,0.85:1.0,0.9
0:1.0,0.95:1.0,1.0:1.0。また下記
未満が望ましく、後の順が更に好ましい。5.0:1.
0,4.0:1.0,3.0:1.0,2.5:1.0,2.
2:1.0,2.0:1.0,1.70:1.0,1.
60:1.0,1.50:1.0,1.40:1.0,1.
30:1.0,1.20:1.0,1.10:1.0。
【0029】両補充液は、計量ポンプを用いて連続的に
処理液へ供給する事が好ましく、最も好ましい性能の処
理液となる割合でそれぞれを供給する。しかし適正な供
給量を連続的な方法によって確保する事は容易ではな
い。このためには本発明に基づき処理液の重要な化学特
性について管理範囲を定め、この化学特性を頻繁に、望
ましく連続的に測定し、該化学特性が管理範囲を外れた
際に間欠的に、連続供給を開始する事が好ましく、また
該化学特性が管理範囲を逆に外れた際に、連続供給を停
止する事が好ましい。
【0030】反応補充液の供給量の調節に用いる化学特
性としては、電気伝導度を挙げることができる。また体
積補充液の供給量の調節に対しては遷移金属カチオンの
濃度、フルオロメタレートアニオンの濃度の測定が好ま
しい。
【0031】本発明の方法は、他のステップを伴う連続
プロセス全体の一部として実施するが、他のステップは
通常のものである。即ち被処理金属材料は、本発明の処
理液と接触させる前に洗浄するが、この洗浄は被処理金
属材料の表面からオイル、グリース、ワックス、腐食生
成物、他の異物を除去するもので、常に一定の高品位の
皮膜を得るためのステップである。この洗浄は、公知の
方法で行う。また被処理金属材料を空気、水以外の物質
と接触させた後には水洗を行うが、この水洗は付着した
化学物質が次のステップの液を汚損するのを防止するた
めである。本発明の処理を行った後で、更に6価クロム
と3価クロムを含有し必要に応じて亜鉛カチオンと弗酸
を含む溶液で後処理することがあるが、この後処理は極
めて好ましい。
【0032】
【実施例】亜鉛めっき鋼板のコイルを、下記のステップ
で処理した。 1.水性アルカリクリーナー(PARCO(登録商標)
Cleaner 363, ParkerAmchem Division of Henkel Cor
p.製)を用い60〜66℃で2秒間スプレー処理して前
洗浄した。 2.60〜71℃の水で0.5秒間スプレー洗浄した。 3.上記1と同じ水洗アルカリクリナーを用い、66〜
71℃で6.2秒間スプレー処理して第1主洗浄を行っ
た。 4.60〜71℃の水で1.5秒間スプレー洗浄した。 5.54〜60℃の水で1.5秒間スプレー洗浄した。 6.後で述べる本発明の処理液で処理した。 7.50〜60℃の温水で1.5秒間スプレー洗浄し
た。 8.冷水を1.0秒間スプレーして第1冷水洗浄した。 9.冷水を1.0秒間スプレーして第2冷水洗浄した。 10.PARCOLENE(登録商標)62,62R,
62RX,62RSを用い、温水条件を除き、説明書通
りに調整した60〜80℃の溶液を6.0秒間スプレー
した。(この溶液は、6価クロム、3価クロム、亜鉛カ
チオン及び弗化水素酸を含有する)。 11.乾燥させ、表面の水分を除去した。
【0033】上記のステップ6においては、26キロリ
ットルの処理液を作成し貯蔵タンクに貯蔵した。貯蔵タ
ンクには処理液を亜鉛めっき鋼板に接触させるための、
スプレーノズル、ポンプを有するパイプ循環路の入口と
出口とが連結されている。
【0034】最初の処理液は、水に十分な量のフルオチ
タニック酸、炭酸ニッケル、炭酸アンモンを添加する事
により作成し、1.90g/Lのフルオチタネートアニ
オンと、0.54g/Lのニッケルカチオンを含有しp
Hが約3.8の処理液とした。タンク内の処理液の温度
は54〜60℃であり、走行中の亜鉛めっき鋼板が8.
0秒間この処理液と接触するように、1分間当たり45
00リットルの処理液をスプレーから流した。
【0035】処理液の電気伝導度を通常の測定装置を用
いて連続的に測定した。処理中に処理液のpHは上昇し
伝導度は低下した。これは亜鉛めっき鋼板が反応するこ
とにより、処理液中の、伝導性に優れたH+(H3+)イ
オンが消耗し、その一部が伝導性の悪い亜鉛カチオンに
変わったためである。
【0036】pHが4.1になった時に、計量ポンプは
自動的に起動し、反応補充液を貯蔵タンクに供給した。
この反応補充液は、1kg当たりに、18gのフルオチ
タニック酸と、ニッケル当量で2.6grの炭酸ニッケ
ルと、10gの硫酸と1.0gの弗化水素酸を含有する
ものであった。pHが3.8に達すると補充液の供給を
断ち、次にpHが4.1になったら次回の供給を行っ
た。
【0037】処理液のチタン濃度は、処理液から5ミリ
リットルの試料を採取し、これを測定する事により間欠
的にモニターした。この測定にはPORTASPEC M
odel2501 X線スペクトログラフ(Cianflone Scientifi
c 製)を用いた。この測定でチタン濃度が550ppm
以下になると、体積補充液をチタン濃度が650ppm
になる迄加えた。その後は供給を断ち、次に550pp
m以下になったらまた次回の供給を行った。
【0038】体積補充液は、1kg当たり19gのフル
オチタニック酸と、ニッケル当量で2.6gの炭酸ニッ
ケルを含有するものであったが、この方法は、保護皮膜
の性能が一定の所望の範囲内にあるように、処理液のニ
ッケルとチタンの双方の濃度を調整するのに有効であっ
た。
【0039】pHの測定及びチタン等の濃度測定とは別
個に、操業中は4分毎に60リットル宛の処理液を取り
だした。この取りだした処理液は貯蔵タンクや循環路に
戻すことなく、環境汚染防止処理を施した後で廃棄し
た。(取りだした処理液中の成分は、分離し再使用する
ことができるが、現状では経済的ではない)。取りだし
たための処理液の体積の減少量は、上記の両補充液の供
給によってまかなわれた。
【0040】この連続操業方法により、チタンを約10
mg/m2含有する高品位の皮膜を、常に安定して形成
することができた。
【0041】
【発明の効果】本発明の方法を用いると、遷移金属カチ
オンとフルオロメタレートアニオンを含む処理液を用い
て亜鉛系金属材料を長期間に亘って処理するに際して、
亜鉛系金属材料の表面に形成された保護皮膜を、性能の
変動が少ない保護皮膜とすることができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】亜鉛系金属材料の表面を、水と遷移金属カ
    チオンとフルオロメタレートアニオンと必要に応じて酸
    性度調整剤とを含有する処理液に接触させ、その表面に
    保護皮膜を形成する、亜鉛系金属材料の保護皮膜の形成
    方法において、該保護皮膜の形成方法が、下記の3ステ
    ップを有する事を特徴とする、亜鉛系金属材料の保護皮
    膜の形成方法。 I.使用中の該処理液のpH値、遷移金属カチオンの濃
    度、フルオロメタレートアニオンの濃度を繰り返し測定
    するステップ。 II.該処理液の一定割合の量を繰り返し取り除くステッ
    プ。 III.該処理液のpHと遷移金属カチオンの濃度とフルオ
    ロメタレートアニオンの濃度が、それぞれの管理範囲内
    となるように、一種類またはそれ以上の補充液を該処理
    液に繰り返し添加するステップ。
JP9222503A 1996-08-20 1997-08-19 亜鉛系金属材料の保護皮膜の形成方法 Pending JPH1072680A (ja)

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