JPH1073909A - 感光材料用支持部材 - Google Patents
感光材料用支持部材Info
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- JPH1073909A JPH1073909A JP8342637A JP34263796A JPH1073909A JP H1073909 A JPH1073909 A JP H1073909A JP 8342637 A JP8342637 A JP 8342637A JP 34263796 A JP34263796 A JP 34263796A JP H1073909 A JPH1073909 A JP H1073909A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 汚れやクニックの発生を極力抑えることがで
き、良好な状態で吊り下げ現像が可能な感光材料用ハン
ガーのための感光材料用支持部材を提供する。 【解決手段】 感光材料用ハンガーのための感光材料用
支持部材において、所定の間隔を置かれ対向して設けら
れた第1および第2の支持プレート、およびこれらの支
持プレートの内面に、所定の円周上に間隔を置いてそれ
ぞれ配置された複数個の第1および第2の突起を備え、
これらの第1および第2の突起は、その上側部分に感光
材料の側縁を支持して感光材料を支持する支持面を有
し、この支持面が、下方に向かって傾斜もしくは湾曲し
ているとともに、その中心軸周りに湾曲していることを
特徴とする。
き、良好な状態で吊り下げ現像が可能な感光材料用ハン
ガーのための感光材料用支持部材を提供する。 【解決手段】 感光材料用ハンガーのための感光材料用
支持部材において、所定の間隔を置かれ対向して設けら
れた第1および第2の支持プレート、およびこれらの支
持プレートの内面に、所定の円周上に間隔を置いてそれ
ぞれ配置された複数個の第1および第2の突起を備え、
これらの第1および第2の突起は、その上側部分に感光
材料の側縁を支持して感光材料を支持する支持面を有
し、この支持面が、下方に向かって傾斜もしくは湾曲し
ているとともに、その中心軸周りに湾曲していることを
特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、感光材料を処理す
る際に用いられる感光材料用ハンガーのための感光材料
用支持部材に関し、特に写真フィルムを現像処理する際
に写真フィルムを吊り下げるハンガーのための感光材料
用支持部材として好適なものである。
る際に用いられる感光材料用ハンガーのための感光材料
用支持部材に関し、特に写真フィルムを現像処理する際
に写真フィルムを吊り下げるハンガーのための感光材料
用支持部材として好適なものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、感光材料である写真フィルム
(例えば、ネガフィルム等)は、塩化銀、臭化銀のよう
なハロゲン化銀の微細結晶と感光色素をゼラチン液中で
混合分散させた感光乳剤を、支持体上に極めて薄く塗布
して乾燥することによって形成している。
(例えば、ネガフィルム等)は、塩化銀、臭化銀のよう
なハロゲン化銀の微細結晶と感光色素をゼラチン液中で
混合分散させた感光乳剤を、支持体上に極めて薄く塗布
して乾燥することによって形成している。
【0003】この支持体として、従来、トリアセテート
(以下、TACと略す)が、最も多用され、ポリエチレ
ンテレフタレート(以下、PETと略す)も支持体に適
用されることがあった。
(以下、TACと略す)が、最も多用され、ポリエチレ
ンテレフタレート(以下、PETと略す)も支持体に適
用されることがあった。
【0004】一方、写真フィルムは用途によって分類さ
れたり、サイズによって分類されたりする。この内の用
途による分類では、モノクロとカラー、或はネガ用とポ
ジ用等に分類することができる。また、サイズによる分
類では、一般にロールフィルムとシートフィルムとに分
類されるが、パトローネにロール状に巻き取られて収容
されたロールフィルムが、「135」フィルムと称せら
れて最も流通されている写真フィルムである。
れたり、サイズによって分類されたりする。この内の用
途による分類では、モノクロとカラー、或はネガ用とポ
ジ用等に分類することができる。また、サイズによる分
類では、一般にロールフィルムとシートフィルムとに分
類されるが、パトローネにロール状に巻き取られて収容
されたロールフィルムが、「135」フィルムと称せら
れて最も流通されている写真フィルムである。
【0005】そして、このようにロール状に巻き取られ
るロールフィルムの支持体としても、光学的に異方性が
無く、透明度が高いことから、前述のようなTACが用
いられるが、さらに、このTACは現像処理後のカール
解消性についても優れた特性を持っている。
るロールフィルムの支持体としても、光学的に異方性が
無く、透明度が高いことから、前述のようなTACが用
いられるが、さらに、このTACは現像処理後のカール
解消性についても優れた特性を持っている。
【0006】すなわち、TACを支持体としたフィルム
の吸水性は、TACの分子構造からくる特徴としてプラ
スチックフィルムの中では比較的高い。このため、現像
処理における吸水に伴って、経時で固定化された分子鎖
が流動して再配列を起こす結果として、ロール状に巻か
れた状態で経時されて生じるカール等の巻き癖が、解消
される。
の吸水性は、TACの分子構造からくる特徴としてプラ
スチックフィルムの中では比較的高い。このため、現像
処理における吸水に伴って、経時で固定化された分子鎖
が流動して再配列を起こす結果として、ロール状に巻か
れた状態で経時されて生じるカール等の巻き癖が、解消
される。
【0007】ところで、写真フィルムの用途が近年多用
化するのに伴って、撮影時のフィルム搬送の高速化、撮
影倍率の高倍率化、ならびに撮影装置の小型化が著しく
進んでいる。このため、現在、支持体として適用されて
いるTACやPETに代わり、上述のような特性を有し
つつより一層、強度、寸度安定性、薄膜化等に優れた支
持体が開発され、提案されている。
化するのに伴って、撮影時のフィルム搬送の高速化、撮
影倍率の高倍率化、ならびに撮影装置の小型化が著しく
進んでいる。このため、現在、支持体として適用されて
いるTACやPETに代わり、上述のような特性を有し
つつより一層、強度、寸度安定性、薄膜化等に優れた支
持体が開発され、提案されている。
【0008】この支持体は、ポリエチレンナフタレート
(以下、PENと略す)と称されるものであり、特にア
ニーリング(熱処理)されたPENを支持体に適用する
ことによって、強度、寸法安定性が向上し、薄膜化を図
ることができる。
(以下、PENと略す)と称されるものであり、特にア
ニーリング(熱処理)されたPENを支持体に適用する
ことによって、強度、寸法安定性が向上し、薄膜化を図
ることができる。
【0009】さらに、感光層と反対側の支持体上に磁気
材料を塗布して、各種情報を磁気的に記録する写真フィ
ルムが提案されている。この写真フィルムは、1駒の画
像露光部に4個以下、例えば1個のパーフォレーション
を有すると共に、1駒の画像露光部の面積を350mm2
〜1200mm2 とし、磁気的情報が記録可能な磁気スペ
ースが、1駒の画像露光部の面積の15%以上とするの
が好ましい。
材料を塗布して、各種情報を磁気的に記録する写真フィ
ルムが提案されている。この写真フィルムは、1駒の画
像露光部に4個以下、例えば1個のパーフォレーション
を有すると共に、1駒の画像露光部の面積を350mm2
〜1200mm2 とし、磁気的情報が記録可能な磁気スペ
ースが、1駒の画像露光部の面積の15%以上とするの
が好ましい。
【0010】また、撮影装置の小型化に伴い、パトロー
ネの小型化の要求が強くなっているので、フィルム幅
「135」フィルムと称せられる35mm幅の写真フィル
ムと比較しても狭い20〜30mmであり、巻心も直径2
5mmから直径10mm以下と小さなものとなっている。
ネの小型化の要求が強くなっているので、フィルム幅
「135」フィルムと称せられる35mm幅の写真フィル
ムと比較しても狭い20〜30mmであり、巻心も直径2
5mmから直径10mm以下と小さなものとなっている。
【0011】なお、以上のような写真フィルム等の感光
材料(以下、アドバンスト フォトシステムつまり新シ
ステムによる感光材料と称することがある)について
は、公開技報の公技番号94−6023号(発明協会発
行)、特開平5−134332号、実開平4−1097
58号、USP4965627号(特表平4−5025
18号)および特開平6−35118号等の明細書に詳
細が開示されている。
材料(以下、アドバンスト フォトシステムつまり新シ
ステムによる感光材料と称することがある)について
は、公開技報の公技番号94−6023号(発明協会発
行)、特開平5−134332号、実開平4−1097
58号、USP4965627号(特表平4−5025
18号)および特開平6−35118号等の明細書に詳
細が開示されている。
【0012】ところで、撮影済の感光材料、例えば写真
フィルム(ネガフィルム等)は、現像所において自動現
像機によって現像処理を行っている。撮影済写真フィル
ムは、自動現像機によって、水洗処理を適宜挟みつつ、
現像、漂白、定着、安定等の処理が連続的に行われる。
フィルム(ネガフィルム等)は、現像所において自動現
像機によって現像処理を行っている。撮影済写真フィル
ムは、自動現像機によって、水洗処理を適宜挟みつつ、
現像、漂白、定着、安定等の処理が連続的に行われる。
【0013】この自動現像機のなかに、感光材料用支持
具で吊り下げられた状態の写真フィルムを各処理液が溜
められた処理槽に感光材料用支持具ごと順次漬けること
により、これらの処理を実行する形式(吊り下げ現像)
のものがある。そして、このような形式の現像に際して
用いられる感光材料用支持具として、ハンガーとこのハ
ンガーと対になるクリップとからなるものが知られてい
る。ハンガーは、棒部材で形成されたフレームを備えて
おり、フレームの横軸には、複数本のブラケットの上端
部が所定間隔で取り付けられている。これら複数のブラ
ケットの下端は貫通配置された連結棒で互いに連結され
ている。
具で吊り下げられた状態の写真フィルムを各処理液が溜
められた処理槽に感光材料用支持具ごと順次漬けること
により、これらの処理を実行する形式(吊り下げ現像)
のものがある。そして、このような形式の現像に際して
用いられる感光材料用支持具として、ハンガーとこのハ
ンガーと対になるクリップとからなるものが知られてい
る。ハンガーは、棒部材で形成されたフレームを備えて
おり、フレームの横軸には、複数本のブラケットの上端
部が所定間隔で取り付けられている。これら複数のブラ
ケットの下端は貫通配置された連結棒で互いに連結され
ている。
【0014】この連結棒には、ブラケットの間に支持ブ
ロックが取り付けられている。
ロックが取り付けられている。
【0015】長手方向両端部をクリップにより支持され
てループ状にされた写真フィルムの長手方向中程がこの
支持ブロックに巻き掛けられて、写真フィルムが吊り下
げられる。
てループ状にされた写真フィルムの長手方向中程がこの
支持ブロックに巻き掛けられて、写真フィルムが吊り下
げられる。
【0016】そして、このような状態でハンガーごとそ
れぞれ処理液の入った各処理槽内に写真フィルムを降下
させて、写真フィルムを各処理液に浸漬する。
れぞれ処理液の入った各処理槽内に写真フィルムを降下
させて、写真フィルムを各処理液に浸漬する。
【0017】ところで、このような写真フィルムの現像
に際して、処理液の種類によっては、処理液に入った時
に写真フィルムの支持ブロックへの巻き掛け部分の下側
に液に濡れない部分が生じ、この部分の写真フィルムに
処理液がつかないおそれがあった。その結果、この写真
フィルムの部分に汚れが生じやすいという問題があっ
た。
に際して、処理液の種類によっては、処理液に入った時
に写真フィルムの支持ブロックへの巻き掛け部分の下側
に液に濡れない部分が生じ、この部分の写真フィルムに
処理液がつかないおそれがあった。その結果、この写真
フィルムの部分に汚れが生じやすいという問題があっ
た。
【0018】また従来の135フィルムに比べパーフォ
レーションが少なくなったために空中から水洗槽に入る
時に上部に空気溜りが多く逆U字部が洗われにくく、バ
ック面汚れが出易いという欠点があった。
レーションが少なくなったために空中から水洗槽に入る
時に上部に空気溜りが多く逆U字部が洗われにくく、バ
ック面汚れが出易いという欠点があった。
【0019】例えば、定着処理の際には適正に定着液が
付くが、定着処理後の水洗処理および安定処理に際して
気泡が生じて、これらの処理液が写真フィルムに部分的
に付かず、定着液を洗浄できないことが考えられた。そ
して、このように写真フィルム上に残った定着液が乾燥
して、汚れとして残ることがあった。
付くが、定着処理後の水洗処理および安定処理に際して
気泡が生じて、これらの処理液が写真フィルムに部分的
に付かず、定着液を洗浄できないことが考えられた。そ
して、このように写真フィルム上に残った定着液が乾燥
して、汚れとして残ることがあった。
【0020】なお、空気溜まりは、「135」フィルム
のごとくパーフォレーションがフィルム幅方向両端部に
均一に多数穿設されているものでは、比較的発生しがた
いが、パーフォレーションが片側にしかなく、また、間
隔も空いているものでは、パーフォレーションの無い部
分で発生しやすい。
のごとくパーフォレーションがフィルム幅方向両端部に
均一に多数穿設されているものでは、比較的発生しがた
いが、パーフォレーションが片側にしかなく、また、間
隔も空いているものでは、パーフォレーションの無い部
分で発生しやすい。
【0021】そこで、このような問題点を解決するた
め、本願の出願人は、特開平7−295191号公報で
次のような感光材料用ハンガー等を提案した。すなわ
ち、同出願公開で提案された感光材料用ハンガーは、感
光材料を処理する処理液がそれぞれ溜められる複数の処
理槽に連続して感光材料を漬ける際にこの感光材料が吊
り下げられる感光材料用ハンガーにおいて、感光材料の
長手方向中程が巻き掛けられてこの感光材料が吊り下げ
られる支持ブロックと、感光材料に対向して前記支持ブ
ロックに形成されかつ空気が抜ける凹部と、を有するこ
とを特徴とする。
め、本願の出願人は、特開平7−295191号公報で
次のような感光材料用ハンガー等を提案した。すなわ
ち、同出願公開で提案された感光材料用ハンガーは、感
光材料を処理する処理液がそれぞれ溜められる複数の処
理槽に連続して感光材料を漬ける際にこの感光材料が吊
り下げられる感光材料用ハンガーにおいて、感光材料の
長手方向中程が巻き掛けられてこの感光材料が吊り下げ
られる支持ブロックと、感光材料に対向して前記支持ブ
ロックに形成されかつ空気が抜ける凹部と、を有するこ
とを特徴とする。
【0022】次に、この従来の感光材料用ハンガーの作
用を以下に説明する。
用を以下に説明する。
【0023】感光材料用ハンガーに感光材料が吊り下げ
られ、感光材料を処理する処理液がそれぞれ溜められる
複数の処理槽内の処理液中に、連続してこの感光材料が
漬けられる。
られ、感光材料を処理する処理液がそれぞれ溜められる
複数の処理槽内の処理液中に、連続してこの感光材料が
漬けられる。
【0024】また、感光材料の長手方向中程が感光材料
用ハンガーの支持ブロックに、巻き掛けられて吊り下げ
られるが、この支持ブロックが感光材料と共に処理液に
漬けられる際に、感光材料と対向して支持ブロックに形
成される凹部から、空気が抜ける。
用ハンガーの支持ブロックに、巻き掛けられて吊り下げ
られるが、この支持ブロックが感光材料と共に処理液に
漬けられる際に、感光材料と対向して支持ブロックに形
成される凹部から、空気が抜ける。
【0025】従って、感光材料の巻き掛け部分に空気が
溜まらないことになり、感光材料に処理液が付かないお
それがなくなる。このため、適正に感光材料が処理され
ることになる。
溜まらないことになり、感光材料に処理液が付かないお
それがなくなる。このため、適正に感光材料が処理され
ることになる。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のハンガーの支持ブロックにおいては、支持ブロック
の芯の部分と感光材料(写真フィルム)との間の間隔が
せまいため、ハンガーを処理液から引き上げた際に、支
持ブロックの芯の部分と感光材料との間に処理液がとど
まってしまい、これがそのまま乾燥されており、液だれ
として感光材料の他の部分に付着したりして、感光材料
を汚すおそれがあった。
来のハンガーの支持ブロックにおいては、支持ブロック
の芯の部分と感光材料(写真フィルム)との間の間隔が
せまいため、ハンガーを処理液から引き上げた際に、支
持ブロックの芯の部分と感光材料との間に処理液がとど
まってしまい、これがそのまま乾燥されており、液だれ
として感光材料の他の部分に付着したりして、感光材料
を汚すおそれがあった。
【0027】また逆U字部が水洗されにくくバック面汚
れが大きくこれを解決するために特開平7−29519
1号公報図7、8のようなハンガーが提案されてきたが
クニックが発生しやすく、クニック増感の発生や物理的
クニックが原因でカラーリバーサルフィルムの場合マウ
ントできないという問題があった。
れが大きくこれを解決するために特開平7−29519
1号公報図7、8のようなハンガーが提案されてきたが
クニックが発生しやすく、クニック増感の発生や物理的
クニックが原因でカラーリバーサルフィルムの場合マウ
ントできないという問題があった。
【0028】そこで本発明は、汚れやクニックの発生を
極力抑えることができ、良好な状態で吊り下げ現像が可
能な感光材料用ハンガーのための感光材料用支持部材を
提供することを目的とするものである。
極力抑えることができ、良好な状態で吊り下げ現像が可
能な感光材料用ハンガーのための感光材料用支持部材を
提供することを目的とするものである。
【0029】
【課題を解決するための手段】このような目的は、下記
(1)〜(7)の本発明によって達成される。 (1)感光材料用ハンガーのための感光材料用支持部材
において、所定の間隔を置かれ対向して設けられた第1
および第2の支持プレート、およびこれらの支持プレー
トの内面に、所定の円周上に間隔を置いてそれぞれ配置
された複数個の第1および第2の突起を備え、これらの
第1および第2の突起は、その上側部分に感光材料の側
縁を支持して感光材料を支持支持する支持面を有し、こ
の支持面が、下方に向かって傾斜もしくは湾曲している
とともに、その中心軸周りに湾曲していることを特徴と
する感光材料用支持部材。 (2)前記第1および第2の突起の形状が、1/2〜1
/5球ないし回転だ円体、円錐形または円錐台形である
上記(1)の感光材料用支持部材。 (3)感光材料用ハンガーのための感光材料用支持部材
において、該感光材料用支持部材における感光材料の軌
跡がほぼ半円形になるように、前記感光材料の両側縁
を、所定の間隔を置いて対向して設けられほぼ円錐台側
面状に傾斜する第1および第2の傾斜支持面により支持
する感光材料懸け部分を有し、前記感光材料懸け部分の
傾斜支持面に感光材料が接する角度が45〜80度で、
前記感光材料の前記軌跡の直径が20〜45mmで、前
記感光材料懸け部分の中央部が最も径が小さく前記軌跡
の直径の3分の1以下であること特徴とする感光材料用
支持部材。 (4)前記感光材料懸け部分に、円周方向に間隔をおい
て複数の切欠が設けられている上記(3)の感光材料用
支持部材。 (5)感光材料を処理する処理液がそれぞれ満たされた
複数の処理槽に、長尺の感光材料を逆U字状でしかも感
光層を外側にして吊り下げた状態で浸漬して、該感光材
料を処理する際に用いられる感光材料用ハンガーのため
の感光材料用支持部材において、水平方向に延びる支持
棒にブラケットを介して対向して設けられた第1および
第2の支持プレートを備え、これらの第1および第2の
支持プレートの各々は、少なくともその上方半分が実質
的に円形の一部をなしており、その外周縁は断面が凸状
曲面の峰を備えており、前記第1および第2の支持プレ
ートは、前記峰によって前記長尺の感光材料の両側辺の
僅かに内側を支持するようになっており、この峰の高さ
における前記ブラケットの対向面は、前記感光材料の横
方向の移動を規制するストッパ面として作用し、2つの
支持プレートの峰の頂点の間の距離をd1、2つのスト
ッパ面間の距離をd2、1つの峰の頂点とその峰から遠
い側のブラケットのストッパ面との間の距離をd3、そ
して感光材料の幅をFとしたとき、d1<f<d3、お
よび d2<f を満足することを特徴とする感光材料用支持部材。 (6)上記(5)の第1および第2の支持プレートの内
面に、上記(1)または(2)に記載の第1および第2
の突起あいるは上記(3)または(4)に記載の感光材
料懸け部分が設けられ、前記第1および第2の支持プレ
ートの前記峰で幅の広いの感光材料を、前記第1および
第2の突起または感光材料懸け部分で幅の狭い感光材料
を支持できるようにした感光材料用支持部材。 (7)前記第1および第2の支持プレート、前記第1お
よび第2の突起、ならびに前記感光材料懸け部分が、吸
水性0.2%以下、ロックウエル硬度M+40以上で、
耐酸・耐アルカリ性の合成樹脂により形成された上記
(1)〜(6)のいずれかの感光材料用支持部材。
(1)〜(7)の本発明によって達成される。 (1)感光材料用ハンガーのための感光材料用支持部材
において、所定の間隔を置かれ対向して設けられた第1
および第2の支持プレート、およびこれらの支持プレー
トの内面に、所定の円周上に間隔を置いてそれぞれ配置
された複数個の第1および第2の突起を備え、これらの
第1および第2の突起は、その上側部分に感光材料の側
縁を支持して感光材料を支持支持する支持面を有し、こ
の支持面が、下方に向かって傾斜もしくは湾曲している
とともに、その中心軸周りに湾曲していることを特徴と
する感光材料用支持部材。 (2)前記第1および第2の突起の形状が、1/2〜1
/5球ないし回転だ円体、円錐形または円錐台形である
上記(1)の感光材料用支持部材。 (3)感光材料用ハンガーのための感光材料用支持部材
において、該感光材料用支持部材における感光材料の軌
跡がほぼ半円形になるように、前記感光材料の両側縁
を、所定の間隔を置いて対向して設けられほぼ円錐台側
面状に傾斜する第1および第2の傾斜支持面により支持
する感光材料懸け部分を有し、前記感光材料懸け部分の
傾斜支持面に感光材料が接する角度が45〜80度で、
前記感光材料の前記軌跡の直径が20〜45mmで、前
記感光材料懸け部分の中央部が最も径が小さく前記軌跡
の直径の3分の1以下であること特徴とする感光材料用
支持部材。 (4)前記感光材料懸け部分に、円周方向に間隔をおい
て複数の切欠が設けられている上記(3)の感光材料用
支持部材。 (5)感光材料を処理する処理液がそれぞれ満たされた
複数の処理槽に、長尺の感光材料を逆U字状でしかも感
光層を外側にして吊り下げた状態で浸漬して、該感光材
料を処理する際に用いられる感光材料用ハンガーのため
の感光材料用支持部材において、水平方向に延びる支持
棒にブラケットを介して対向して設けられた第1および
第2の支持プレートを備え、これらの第1および第2の
支持プレートの各々は、少なくともその上方半分が実質
的に円形の一部をなしており、その外周縁は断面が凸状
曲面の峰を備えており、前記第1および第2の支持プレ
ートは、前記峰によって前記長尺の感光材料の両側辺の
僅かに内側を支持するようになっており、この峰の高さ
における前記ブラケットの対向面は、前記感光材料の横
方向の移動を規制するストッパ面として作用し、2つの
支持プレートの峰の頂点の間の距離をd1、2つのスト
ッパ面間の距離をd2、1つの峰の頂点とその峰から遠
い側のブラケットのストッパ面との間の距離をd3、そ
して感光材料の幅をFとしたとき、d1<f<d3、お
よび d2<f を満足することを特徴とする感光材料用支持部材。 (6)上記(5)の第1および第2の支持プレートの内
面に、上記(1)または(2)に記載の第1および第2
の突起あいるは上記(3)または(4)に記載の感光材
料懸け部分が設けられ、前記第1および第2の支持プレ
ートの前記峰で幅の広いの感光材料を、前記第1および
第2の突起または感光材料懸け部分で幅の狭い感光材料
を支持できるようにした感光材料用支持部材。 (7)前記第1および第2の支持プレート、前記第1お
よび第2の突起、ならびに前記感光材料懸け部分が、吸
水性0.2%以下、ロックウエル硬度M+40以上で、
耐酸・耐アルカリ性の合成樹脂により形成された上記
(1)〜(6)のいずれかの感光材料用支持部材。
【0030】
【発明の効果】本発明の感光材料用支持部材によれば、
上記のような構造であるため、感光材料の下面(バック
面)と感光材料用支持部材の対向面とが、極力離れるた
め、この間に入った処理液が、感光材料の処理液からの
引上げの際にその間に保持されずに脱落するので、従来
のように感光材料と支持部材との間に留まり、それが液
滴となって感光材料の表面に付着し、それを汚すような
ことがない。またクニックの発生もない。
上記のような構造であるため、感光材料の下面(バック
面)と感光材料用支持部材の対向面とが、極力離れるた
め、この間に入った処理液が、感光材料の処理液からの
引上げの際にその間に保持されずに脱落するので、従来
のように感光材料と支持部材との間に留まり、それが液
滴となって感光材料の表面に付着し、それを汚すような
ことがない。またクニックの発生もない。
【0031】また、上記特開平7−295191号の感
光材料用支持部材と同様、感光材料を吊り下げた感光材
料用支持部材を処理液に浸漬した際、感光材料と該感光
材料用支持部材の間に気泡が形成されることを防止で
き、この点からも感光材料をよごすようなことがない。
光材料用支持部材と同様、感光材料を吊り下げた感光材
料用支持部材を処理液に浸漬した際、感光材料と該感光
材料用支持部材の間に気泡が形成されることを防止で
き、この点からも感光材料をよごすようなことがない。
【0032】
【発明の実施の形態】本発明においては、上記「13
5」フィルムの他、特に上記新システムによる感光材料
である写真フィルムを用いることが望ましい。この写真
フィルムの構成の概略を説明すると、このフィルムは上
記の構造を基本とするもので、長尺の支持体、この支持
体の一方の面に形成された乳剤層、およびその他方の面
に形成された磁性層を有するものが特に好ましい。
5」フィルムの他、特に上記新システムによる感光材料
である写真フィルムを用いることが望ましい。この写真
フィルムの構成の概略を説明すると、このフィルムは上
記の構造を基本とするもので、長尺の支持体、この支持
体の一方の面に形成された乳剤層、およびその他方の面
に形成された磁性層を有するものが特に好ましい。
【0033】上記支持部材を用い、感光材料端部に設け
られた係止部材により、20〜40mmのスペーサー部で
感光材料下端両端を互いに隔離した状態で吊下げ現像す
ることが好ましい。
られた係止部材により、20〜40mmのスペーサー部で
感光材料下端両端を互いに隔離した状態で吊下げ現像す
ることが好ましい。
【0034】上記支持体は、ポリエチレン芳香族ジカル
ボキシレート系ポリエステルを用いて形成することが好
ましい。これらの中で好ましい材質はポリエチレンテレ
フタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(P
EN)などである。好ましい平均分子量は5000〜2
0000である。好ましい物理条件としてガラス移転温
度は、70℃以上より好ましくは100℃以上である。
ボキシレート系ポリエステルを用いて形成することが好
ましい。これらの中で好ましい材質はポリエチレンテレ
フタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(P
EN)などである。好ましい平均分子量は5000〜2
0000である。好ましい物理条件としてガラス移転温
度は、70℃以上より好ましくは100℃以上である。
【0035】具体的化合物は、(2,6−ナフタレンジ
カルボン酸/エチレングリコール(100/100)の
ポリエステル化合物である(PENと省略)。TGは1
19℃である。支持体の膜厚は80〜115μm 、好ま
しくは85〜105μm 、特に87〜103μm 程度が
よい。
カルボン酸/エチレングリコール(100/100)の
ポリエステル化合物である(PENと省略)。TGは1
19℃である。支持体の膜厚は80〜115μm 、好ま
しくは85〜105μm 、特に87〜103μm 程度が
よい。
【0036】ここで、参考のためPENの諸物性につい
て下記する。 PEN2軸配向 密度 1.36 屈折率X 1.76 Y 1.76 Z 1.50 ヤング率(kg/mm2 ) 620 破断強度(kg/mm2 ) 27〜28 破断伸度(%) 85〜90 軽荷重引製強度(kg/mm) 0.60 端製強度(kg/mm) 18 熱収縮(%) 0〜0.9% 0.2−1.5% 150℃−30分 吸水率(%) 0.3% 0.4%
て下記する。 PEN2軸配向 密度 1.36 屈折率X 1.76 Y 1.76 Z 1.50 ヤング率(kg/mm2 ) 620 破断強度(kg/mm2 ) 27〜28 破断伸度(%) 85〜90 軽荷重引製強度(kg/mm) 0.60 端製強度(kg/mm) 18 熱収縮(%) 0〜0.9% 0.2−1.5% 150℃−30分 吸水率(%) 0.3% 0.4%
【0037】乳剤層における乳剤は、通常のものであっ
てよい。そしてドライ時における乳剤層、中間層などか
らなる写真構成層の層厚が15〜25μm 、特に18〜
22μm であることが好ましい。
てよい。そしてドライ時における乳剤層、中間層などか
らなる写真構成層の層厚が15〜25μm 、特に18〜
22μm であることが好ましい。
【0038】一方、ウエット時には、その層厚が18〜
48μm 、特に23〜40μm 程度であることが好まし
い。
48μm 、特に23〜40μm 程度であることが好まし
い。
【0039】乳剤面のウエット時の引張り強度(支持体
と乳剤面の破壊に要する強度)は、30〜1000g 程
度、特に50〜500g 程度であることが好ましい。
と乳剤面の破壊に要する強度)は、30〜1000g 程
度、特に50〜500g 程度であることが好ましい。
【0040】なお、リバーサルフィルムの現像は、吊り
下げ現像が多いので、本発明の支持部材はリバーサルフ
ィルムの現像に用いた場合にも特に好ましい。
下げ現像が多いので、本発明の支持部材はリバーサルフ
ィルムの現像に用いた場合にも特に好ましい。
【0041】以下、添付図面を参照しつつ、本発明の感
光材料用支持部材の好ましい構成例について詳細に説明
する。
光材料用支持部材の好ましい構成例について詳細に説明
する。
【0042】構成例1 この構成例による感光材料用支持部材は、従来の支持部
材と同様、図1に示したように、感光材料用ハンガー
(以下、単にハンガーと称することがある)10に組み
込まれて使用される。
材と同様、図1に示したように、感光材料用ハンガー
(以下、単にハンガーと称することがある)10に組み
込まれて使用される。
【0043】次に、上記ハンガー10の詳細を説明す
る。図1に示すように、水平方向に延びように配置され
た状態で搬送装置に両端部が支持される横棒14と、U
字状に形成され且つこの横棒14に両端部分が溶接等で
接続され、主たる部分が上記横棒14と平行な状態で、
すなわち水平方向に延びように配置された状態で支持さ
れた支持棒16とで、本構成例の感光材料用ハンガーで
あるハンガー10のフレーム12が構成されている。な
お下部のクリップは、特開平7−319138号公報の
図4のものを用いた。
る。図1に示すように、水平方向に延びように配置され
た状態で搬送装置に両端部が支持される横棒14と、U
字状に形成され且つこの横棒14に両端部分が溶接等で
接続され、主たる部分が上記横棒14と平行な状態で、
すなわち水平方向に延びように配置された状態で支持さ
れた支持棒16とで、本構成例の感光材料用ハンガーで
あるハンガー10のフレーム12が構成されている。な
お下部のクリップは、特開平7−319138号公報の
図4のものを用いた。
【0044】このフレーム12の支持棒16には、一対
の第1ブラケット18およびこれら一対の第1ブラケッ
ト18の間に位置する複数(本実施例では3個)の第2
ブラケット20が、連続して取り付けられており、これ
ら第1ブラケット18および第2ブラケット20の下端
側を一本の連続棒22がそれぞれ貫通して、第1ブラケ
ット18および第2ブラケット20の下側が支持されて
いる。
の第1ブラケット18およびこれら一対の第1ブラケッ
ト18の間に位置する複数(本実施例では3個)の第2
ブラケット20が、連続して取り付けられており、これ
ら第1ブラケット18および第2ブラケット20の下端
側を一本の連続棒22がそれぞれ貫通して、第1ブラケ
ット18および第2ブラケット20の下側が支持されて
いる。
【0045】さらに、フレーム12の下部側のこれらブ
ラケット18、20の間には、連結棒22が貫通された
状態で、支持部材24が2〜8個配置されている。そし
て、この支持部材24においてターンする形でフィルム
Fが逆U字形に吊り下げられ、その下部がおもり付きク
リップ36で把持される。フィルムFの両下端は、この
クリップ36に設けられたスペーサーで互いに20〜4
0mm隔離されていることが好ましい。
ラケット18、20の間には、連結棒22が貫通された
状態で、支持部材24が2〜8個配置されている。そし
て、この支持部材24においてターンする形でフィルム
Fが逆U字形に吊り下げられ、その下部がおもり付きク
リップ36で把持される。フィルムFの両下端は、この
クリップ36に設けられたスペーサーで互いに20〜4
0mm隔離されていることが好ましい。
【0046】各支持部材24は、同一の構造を有するも
ので、所定の間隔で対向して設けられた一対の支持プレ
ート26を有している。この支持プレート26として
は、円形のものや、図2の(a)に示されたように上部
が半円形で円弧を描き、下部がほぼ逆3角形ないし漸次
狭巾となるいわゆる銀杏の葉状のものを用いることがで
きるが、図2の(a)に示されたようないわゆる銀杏の
葉状のものを用いることが好ましい。
ので、所定の間隔で対向して設けられた一対の支持プレ
ート26を有している。この支持プレート26として
は、円形のものや、図2の(a)に示されたように上部
が半円形で円弧を描き、下部がほぼ逆3角形ないし漸次
狭巾となるいわゆる銀杏の葉状のものを用いることがで
きるが、図2の(a)に示されたようないわゆる銀杏の
葉状のものを用いることが好ましい。
【0047】この支持プレート26の内面(それぞれの
対向面)上には、連通棒22の中心を軸とした円弧上
に、周方向に所定の間隔をおいて複数の突起28が配置
されている。この突起28の形状は、半球〜1/5球
(半球の例を図2に示した)、円錐(図3に示した)、
あるいは円錐台であることが好ましい。円錐形あるいは
円錐台形を用いる場合には、その頂角ないし傾斜角を3
0〜80度とすることが好ましい。30度未満であると
フィルムと面接触しやすくなり、一方80度をこえると
フィルムがすべりおちやすくなる。
対向面)上には、連通棒22の中心を軸とした円弧上
に、周方向に所定の間隔をおいて複数の突起28が配置
されている。この突起28の形状は、半球〜1/5球
(半球の例を図2に示した)、円錐(図3に示した)、
あるいは円錐台であることが好ましい。円錐形あるいは
円錐台形を用いる場合には、その頂角ないし傾斜角を3
0〜80度とすることが好ましい。30度未満であると
フィルムと面接触しやすくなり、一方80度をこえると
フィルムがすべりおちやすくなる。
【0048】突起20は複数個、すなわち2個以上必要
である。この突起の数は、3〜8個、さらに4〜6個で
あることが好ましい。1個であると、本発明の効果を奏
さず、余り多くなりすぎると、作り難くコストアップと
なる。
である。この突起の数は、3〜8個、さらに4〜6個で
あることが好ましい。1個であると、本発明の効果を奏
さず、余り多くなりすぎると、作り難くコストアップと
なる。
【0049】一対の支持プレート26の間隔は、幅24
mmのフィルムFを用いる場合、突起の形状や突起の高
さにもよるが、24.5〜34mm、特に、25〜30
mmが好ましい。
mmのフィルムFを用いる場合、突起の形状や突起の高
さにもよるが、24.5〜34mm、特に、25〜30
mmが好ましい。
【0050】突起28の形状が半球の場合、その半径は
2〜7mm、特に3〜5mmが好ましく、その時、上記
一対の支持プレート26の幅(直径)は、40〜70m
mとして、フィルムFの側縁が突起の半球の上方部分の
上方から図って8分の1の部分から2分の1の部分に接
触するように設定することが好ましい。なお、回転だ円
体の1/2〜1/5体であってもよい。なお、半球以外
の場合のサイズも半球に準ずる。
2〜7mm、特に3〜5mmが好ましく、その時、上記
一対の支持プレート26の幅(直径)は、40〜70m
mとして、フィルムFの側縁が突起の半球の上方部分の
上方から図って8分の1の部分から2分の1の部分に接
触するように設定することが好ましい。なお、回転だ円
体の1/2〜1/5体であってもよい。なお、半球以外
の場合のサイズも半球に準ずる。
【0051】図2および図3の構成例においては、この
支持部材24に逆U字形に吊り下げられるUの字の底部
の軌跡がほぼ半円形を示すことが好ましく、その場合、
その半円形の半径は、フィルムFの幅が24mmの場
合、20〜40mm、特に、23〜37mm、さらには
26〜35mmにすることが好ましい。この半径が、余
りに小さいと、U字形の一対の垂直部分に相当する部分
のフィルム同士が触れ合うおそれが生じ、余り大きすぎ
ると、効率的でないし、吊現時にハンガー同士がぶつか
る可能性が高くなる(落下トラブルが生じやすくな
る)。
支持部材24に逆U字形に吊り下げられるUの字の底部
の軌跡がほぼ半円形を示すことが好ましく、その場合、
その半円形の半径は、フィルムFの幅が24mmの場
合、20〜40mm、特に、23〜37mm、さらには
26〜35mmにすることが好ましい。この半径が、余
りに小さいと、U字形の一対の垂直部分に相当する部分
のフィルム同士が触れ合うおそれが生じ、余り大きすぎ
ると、効率的でないし、吊現時にハンガー同士がぶつか
る可能性が高くなる(落下トラブルが生じやすくな
る)。
【0052】なお、支持プレート26の形状をいわゆる
銀杏の葉状にした方が好ましいのは、この基板から滴り
落ちる処理液が、銀杏の葉の軸の部分に集まり、集中し
て落下するからである。この意味で、銀杏の葉の軸に該
当する基板26の下部部分は、図2の(a)および図3
の(b)に示されているように、外側にはね上げられて
いることが好ましい。これにより、銀杏の葉の軸に該当
する支持プレート26の下部部分から滴り落ちる処理液
が、フィルムF面に付着することが更に防止できる。即
ち、ハンガーの支持部材24は、そのフィルムの内側に
なる部分22(軸)が図2、図3で示すように表面積が
非常に少ないため、液の付着量が少なく、この部分22
からの液タレも非常に少ない。かつクリップがフィルム
両端を広げているために処理汚れが非常に少なかった。
銀杏の葉状にした方が好ましいのは、この基板から滴り
落ちる処理液が、銀杏の葉の軸の部分に集まり、集中し
て落下するからである。この意味で、銀杏の葉の軸に該
当する基板26の下部部分は、図2の(a)および図3
の(b)に示されているように、外側にはね上げられて
いることが好ましい。これにより、銀杏の葉の軸に該当
する支持プレート26の下部部分から滴り落ちる処理液
が、フィルムF面に付着することが更に防止できる。即
ち、ハンガーの支持部材24は、そのフィルムの内側に
なる部分22(軸)が図2、図3で示すように表面積が
非常に少ないため、液の付着量が少なく、この部分22
からの液タレも非常に少ない。かつクリップがフィルム
両端を広げているために処理汚れが非常に少なかった。
【0053】構成例2 本発明の感光材料用ハンガーのための感光材料用支持部
材は、そのフィルムの実質的吊り下げ部分が上記の構成
例1のように必ずしも突起である必要はない。
材は、そのフィルムの実質的吊り下げ部分が上記の構成
例1のように必ずしも突起である必要はない。
【0054】その場合、軸22の表面積が小さければよ
い。本発明の好ましい別の構成例による感光材料用支持
部材は、そこにおける感光材料の軌跡がほぼ半円形にな
るように、上記感光材料の両側縁を、所定の間隔を置い
て、対向して設けられほぼ円錐台側面状に傾斜する第1
および第2の傾斜支持面により支持する感光材料懸け部
分を有する。上記感光材料懸け部分の傾斜支持面に感光
材料が接する角度α(図4に示した)が45〜80度で
あることが好ましい。また、上記感光材料の上記軌跡の
直径が20〜45mmであることが好ましく、また、上
記感光材料懸け部分の中央部が最も径が小さく、上記軌
跡の直径の3分の1以下であることが好ましい。
い。本発明の好ましい別の構成例による感光材料用支持
部材は、そこにおける感光材料の軌跡がほぼ半円形にな
るように、上記感光材料の両側縁を、所定の間隔を置い
て、対向して設けられほぼ円錐台側面状に傾斜する第1
および第2の傾斜支持面により支持する感光材料懸け部
分を有する。上記感光材料懸け部分の傾斜支持面に感光
材料が接する角度α(図4に示した)が45〜80度で
あることが好ましい。また、上記感光材料の上記軌跡の
直径が20〜45mmであることが好ましく、また、上
記感光材料懸け部分の中央部が最も径が小さく、上記軌
跡の直径の3分の1以下であることが好ましい。
【0055】具体例を図4および図5に示した。図4の
支持部材124は、図1に示された連通棒22に所定の
間隔を置いて設けられた2つの支持プレート126を備
えている。それらの支持プレート126は、感光材料懸
け部分を構成するものであって、上部に半円形部分12
6aを有する形状とされており、その半円形部分126
aの外周面が、符号128および130で示される第1
および第2の傾斜面とされている。これらの傾斜面は、
それぞれほぼ円錐台側面状となっている。第1の傾斜面
128の傾斜は、第2の傾斜面130の傾斜より大きく
されていることが好ましく、これらの2つ傾斜面の接合
部において、フィルムFの側縁が支持されることが好ま
しい。したがって、フィルムFの幅が24mmの場合に
は、2つの支持プレート126の第1および第2の傾斜
面の接合部部分における間隔がほぼフィルムFの幅と一
致することが好ましい。すなわち、幅が24mmのフィ
ルムFを用いる場合には、上記の2つの支持プレート1
26の第1および第2の傾斜面の接合部部分における間
隔をほぼ24mmとする。そして、感光材料懸け部分の
中央部、すなわち軸22の径bが直径も径が小さく、上
記軌跡の直径aの3分の1以下となっている。図4、5
では、約1/7である。
支持部材124は、図1に示された連通棒22に所定の
間隔を置いて設けられた2つの支持プレート126を備
えている。それらの支持プレート126は、感光材料懸
け部分を構成するものであって、上部に半円形部分12
6aを有する形状とされており、その半円形部分126
aの外周面が、符号128および130で示される第1
および第2の傾斜面とされている。これらの傾斜面は、
それぞれほぼ円錐台側面状となっている。第1の傾斜面
128の傾斜は、第2の傾斜面130の傾斜より大きく
されていることが好ましく、これらの2つ傾斜面の接合
部において、フィルムFの側縁が支持されることが好ま
しい。したがって、フィルムFの幅が24mmの場合に
は、2つの支持プレート126の第1および第2の傾斜
面の接合部部分における間隔がほぼフィルムFの幅と一
致することが好ましい。すなわち、幅が24mmのフィ
ルムFを用いる場合には、上記の2つの支持プレート1
26の第1および第2の傾斜面の接合部部分における間
隔をほぼ24mmとする。そして、感光材料懸け部分の
中央部、すなわち軸22の径bが直径も径が小さく、上
記軌跡の直径aの3分の1以下となっている。図4、5
では、約1/7である。
【0056】そして、支持プレート126の少なくとも
内側面には、図4(a)および図5(a)に示したよう
に、周方向に間隔を置いて複数のスリット132を設け
ることが好ましい。これにより、フィルムFの側縁が支
持プレート126の斜面に接触する面積がさらに減少
し、これを上記角度(図にはαで示した)45〜80度
とが相まって、フィルムFと支持プレート126の傾斜
面との間に留まる処理液の量がさらに減少する。
内側面には、図4(a)および図5(a)に示したよう
に、周方向に間隔を置いて複数のスリット132を設け
ることが好ましい。これにより、フィルムFの側縁が支
持プレート126の斜面に接触する面積がさらに減少
し、これを上記角度(図にはαで示した)45〜80度
とが相まって、フィルムFと支持プレート126の傾斜
面との間に留まる処理液の量がさらに減少する。
【0057】さらに、図5(b)に示したように、支持
プレート126の下方部分を縮径すると、フィルムFが
支持プレート126に接触する距離が小さくなり、傾斜
面128から流れてくる液が少なくなるので、フィルム
Fと支持プレート126との間に留まってしまう処理液
がさらに少なくなる。なお、この縮径は、最大幅に対し
て、70〜85%程度とすることが好ましい。
プレート126の下方部分を縮径すると、フィルムFが
支持プレート126に接触する距離が小さくなり、傾斜
面128から流れてくる液が少なくなるので、フィルム
Fと支持プレート126との間に留まってしまう処理液
がさらに少なくなる。なお、この縮径は、最大幅に対し
て、70〜85%程度とすることが好ましい。
【0058】構成例3 本発明の支持部材においては、上記第1および第2の支
持プレートの外周縁を感光材料懸け部分として用いるこ
とができる。この場合、上記第1および第2の支持プレ
ートの各々は、少なくともその上方半分が実質的に円形
の一部をなしており、その外周縁が断面凸状曲面の峰を
備えていることが好ましい。上記第1および第2の支持
プレートは、上記峰によって上記フィルムFの両側辺の
僅かに内側を支持するようになっており、一方、この峰
の高さにおける上記ブラケットの対向面を、上記フィル
ムFの横方向の移動を規制するストッパ面として作用さ
せる。そして、2つの支持プレートの峰の頂点の間の距
離をd1、2つのストッパ面間の距離をd2、1つの峰
の頂点とその峰から遠い側のブラケットのストッパ面と
の間の距離をd3、そして感光材料の幅をfとしたと
き、d1<f<d3、および d2<f、 特に、d3=(d1+d2)/2=f+(0.1〜5m
m)を満足するように各部分を設定する(図6、図7参
照)。
持プレートの外周縁を感光材料懸け部分として用いるこ
とができる。この場合、上記第1および第2の支持プレ
ートの各々は、少なくともその上方半分が実質的に円形
の一部をなしており、その外周縁が断面凸状曲面の峰を
備えていることが好ましい。上記第1および第2の支持
プレートは、上記峰によって上記フィルムFの両側辺の
僅かに内側を支持するようになっており、一方、この峰
の高さにおける上記ブラケットの対向面を、上記フィル
ムFの横方向の移動を規制するストッパ面として作用さ
せる。そして、2つの支持プレートの峰の頂点の間の距
離をd1、2つのストッパ面間の距離をd2、1つの峰
の頂点とその峰から遠い側のブラケットのストッパ面と
の間の距離をd3、そして感光材料の幅をfとしたと
き、d1<f<d3、および d2<f、 特に、d3=(d1+d2)/2=f+(0.1〜5m
m)を満足するように各部分を設定する(図6、図7参
照)。
【0059】この第1および第2の支持プレートの外周
縁を感光材料懸け部分として用いる場合は、支持するフ
ィルムFとしては、上記新システムによる感光材料や
「135」フィルムと称される感光材料等いずれのタイ
プのものであってもよいが、特に「135」フィルムと
称される35mm幅の写真フィルムであることが好まし
い。この写真フィルムは、よく知られているように両側
縁に駆動用のパーフォレーションが形成されており、そ
の部分の強度があまり高くないので、この構成例3の支
持の仕方の方が構成例1および2より確実に支持するこ
とができるからである。
縁を感光材料懸け部分として用いる場合は、支持するフ
ィルムFとしては、上記新システムによる感光材料や
「135」フィルムと称される感光材料等いずれのタイ
プのものであってもよいが、特に「135」フィルムと
称される35mm幅の写真フィルムであることが好まし
い。この写真フィルムは、よく知られているように両側
縁に駆動用のパーフォレーションが形成されており、そ
の部分の強度があまり高くないので、この構成例3の支
持の仕方の方が構成例1および2より確実に支持するこ
とができるからである。
【0060】また、峰の頂角は120度より鋭角である
ことが好ましく、またその上に載置されるフィルムF3
5と2つの斜面のそれぞれがなす角度が30度以上であ
ることが好ましい。しかし、支持プレート自体が薄い場
合には、斜面が形成されずに、その周縁そのものが峰を
構成するものとする。さらに、峰の頂点は、面取りがさ
れて、凸状曲面とされていることが好ましい。要する
に、フィルムFが可能な限り面でなく線で支持され、し
かも、フィルムFの下面と支持プレートの峰の近傍の面
とが、それらの間に気泡を形成したり、処理液等を保持
したりしないように充分に離隔されていればよい。
ことが好ましく、またその上に載置されるフィルムF3
5と2つの斜面のそれぞれがなす角度が30度以上であ
ることが好ましい。しかし、支持プレート自体が薄い場
合には、斜面が形成されずに、その周縁そのものが峰を
構成するものとする。さらに、峰の頂点は、面取りがさ
れて、凸状曲面とされていることが好ましい。要する
に、フィルムFが可能な限り面でなく線で支持され、し
かも、フィルムFの下面と支持プレートの峰の近傍の面
とが、それらの間に気泡を形成したり、処理液等を保持
したりしないように充分に離隔されていればよい。
【0061】具体例を図6および図7に示した。なお、
以下の具体例においては、構成例1および2の変形例と
して説明する。
以下の具体例においては、構成例1および2の変形例と
して説明する。
【0062】まず、図6の支持部材224について説明
する。この支持部材224は、図2に示した例の変形例
であって、その左右に配置されるブラケット218もし
くは220の対向面218a、220aも支持部材22
4の1部として機能させる。すなわち、2つの支持プレ
ート226の外周縁すなわち峰226aでフィルムF
(135フィルム)の両側縁の僅かに内側を支持させる
とともに、対向面218a、220aをフィルムFの横
方向移動のストッパ面として機能させる(以下、これら
の対向面218a、220aをストッパ面218a、2
20aと称することがある)。(以下の説明において
は、ブラケット220およびその対向面220aを代表
させて説明する。)その他の基本的な構造は、図2に示
した例のものと同じであってよく、すなわち、図6にお
ける支持プレート226、226および複数の突起22
8は、図2における支持プレート26、26および複数
の突起28にそれぞれ対応し、サイズ、形状が同一であ
ってよい。
する。この支持部材224は、図2に示した例の変形例
であって、その左右に配置されるブラケット218もし
くは220の対向面218a、220aも支持部材22
4の1部として機能させる。すなわち、2つの支持プレ
ート226の外周縁すなわち峰226aでフィルムF
(135フィルム)の両側縁の僅かに内側を支持させる
とともに、対向面218a、220aをフィルムFの横
方向移動のストッパ面として機能させる(以下、これら
の対向面218a、220aをストッパ面218a、2
20aと称することがある)。(以下の説明において
は、ブラケット220およびその対向面220aを代表
させて説明する。)その他の基本的な構造は、図2に示
した例のものと同じであってよく、すなわち、図6にお
ける支持プレート226、226および複数の突起22
8は、図2における支持プレート26、26および複数
の突起28にそれぞれ対応し、サイズ、形状が同一であ
ってよい。
【0063】ブラケット220は、その下部において支
持プレート226の外側面に取り付けられてこれを支持
する。ブラケット220は、図6に示されているよう
に、支持プレート226の外周縁より下方の部位までほ
ぼ上方に垂直に延び、支持プレート226との間に間隔
を開けるため、そこから支持プレート226から離れる
方向に斜め上方に僅かに延びる。ブラケット220のこ
の斜めの部分の最上部は、支持プレート226の外周縁
より下方になるようにしておき、ブラケット220は、
この斜め部分の最上部から支持プレート226の外周縁
を超えた位置まで再び垂直方向上方に延び(この垂直方
向上方に延びる部分をストッパ部220bと称する)、
この後再びブラケット220から離れる方向に斜め上方
に延びる。上記2つのストッパ部220bの対向面が、
フィルムFの横方向の移動を規制するストッパ面220
cとして機能する。
持プレート226の外側面に取り付けられてこれを支持
する。ブラケット220は、図6に示されているよう
に、支持プレート226の外周縁より下方の部位までほ
ぼ上方に垂直に延び、支持プレート226との間に間隔
を開けるため、そこから支持プレート226から離れる
方向に斜め上方に僅かに延びる。ブラケット220のこ
の斜めの部分の最上部は、支持プレート226の外周縁
より下方になるようにしておき、ブラケット220は、
この斜め部分の最上部から支持プレート226の外周縁
を超えた位置まで再び垂直方向上方に延び(この垂直方
向上方に延びる部分をストッパ部220bと称する)、
この後再びブラケット220から離れる方向に斜め上方
に延びる。上記2つのストッパ部220bの対向面が、
フィルムFの横方向の移動を規制するストッパ面220
cとして機能する。
【0064】以上の機能のため、図6に示したように、
2つの支持プレート226の峰226aの頂点の間の距
離をd1、2つのストッパ面220cの間の距離をd
2、2つの支持プレート226の峰226aの一方の頂
点とその峰から遠い方のストッパ面220cの間の距離
をd3とし、そしてフィルムFの幅をf35としたと
き、d1<f35<d2、d3<f35であるように、
特に、f35=(d1+d2)/2−(0.1〜5m
m)=d3−(0.1〜5mm)であるように各部材を
設置、設定する。好ましくは、f35=d3−(0.1
〜2mm)である。
2つの支持プレート226の峰226aの頂点の間の距
離をd1、2つのストッパ面220cの間の距離をd
2、2つの支持プレート226の峰226aの一方の頂
点とその峰から遠い方のストッパ面220cの間の距離
をd3とし、そしてフィルムFの幅をf35としたと
き、d1<f35<d2、d3<f35であるように、
特に、f35=(d1+d2)/2−(0.1〜5m
m)=d3−(0.1〜5mm)であるように各部材を
設置、設定する。好ましくは、f35=d3−(0.1
〜2mm)である。
【0065】以上により支持部材224は、2つの支持
プレート226により良好にフィルムFを支持すること
ができる。
プレート226により良好にフィルムFを支持すること
ができる。
【0066】次に、図7の支持部材324について説明
する。この支持部材324は、図4に示した例の変形例
であって、図6の場合と同様、その左右に配置されるブ
ラケット318もしくは320の対向面318a、32
0aも支持部材324の1部として機能させる。すなわ
ち、2つの支持プレート326の外周縁すなわち峰32
6bでフィルムFの両側縁の僅かに内側を支持させると
ともに、対向面318a、320aをフィルムFの横方
向移動のストッパ面として機能させる(以下、これらの
対向面318a、320aをストッパ面318a、32
0aと称することがある)。(以下の説明においては、
ブラケット320およびその対向面320aを代表させ
て説明する。)その他の基本的な構造は、図4に示した
例のものと同じであってよく、すなわち、図7における
支持プレート326、半円形部分326a、傾斜面32
8、330等は、図4における支持プレート126、半
円形部分126a、傾斜面128、130等にそれぞれ
対応し、サイズ、形状が同一であってよい。
する。この支持部材324は、図4に示した例の変形例
であって、図6の場合と同様、その左右に配置されるブ
ラケット318もしくは320の対向面318a、32
0aも支持部材324の1部として機能させる。すなわ
ち、2つの支持プレート326の外周縁すなわち峰32
6bでフィルムFの両側縁の僅かに内側を支持させると
ともに、対向面318a、320aをフィルムFの横方
向移動のストッパ面として機能させる(以下、これらの
対向面318a、320aをストッパ面318a、32
0aと称することがある)。(以下の説明においては、
ブラケット320およびその対向面320aを代表させ
て説明する。)その他の基本的な構造は、図4に示した
例のものと同じであってよく、すなわち、図7における
支持プレート326、半円形部分326a、傾斜面32
8、330等は、図4における支持プレート126、半
円形部分126a、傾斜面128、130等にそれぞれ
対応し、サイズ、形状が同一であってよい。
【0067】この例においては、図7に示したように、
支持プレート326の外側部分にも、内側部分の傾斜面
328とともに峰332を形成するため、傾斜面334
が形成されている。これらの傾斜面の角度および峰の頂
角は、上記の条件を満足する角度とすることが必要であ
る。
支持プレート326の外側部分にも、内側部分の傾斜面
328とともに峰332を形成するため、傾斜面334
が形成されている。これらの傾斜面の角度および峰の頂
角は、上記の条件を満足する角度とすることが必要であ
る。
【0068】この例においては、支持プレート326に
充分な厚さがあるため、支持部材324を構成する2つ
の支持プレート326の外側面間の距離が上記条件を満
足する距離d2となるように設定することができる。こ
うすることにより、この例においては、図1に示した例
と同様に、下方部分が支持プレート326に沿って垂直
方向に延びるブラケット320を支持プレート326の
外側面に取り付けるだけで、上記峰332の高さ位置に
おけるブラケット320の内側面が、上記距離条件を満
足するストッパ面320aとして機能する(図8)。
充分な厚さがあるため、支持部材324を構成する2つ
の支持プレート326の外側面間の距離が上記条件を満
足する距離d2となるように設定することができる。こ
うすることにより、この例においては、図1に示した例
と同様に、下方部分が支持プレート326に沿って垂直
方向に延びるブラケット320を支持プレート326の
外側面に取り付けるだけで、上記峰332の高さ位置に
おけるブラケット320の内側面が、上記距離条件を満
足するストッパ面320aとして機能する(図8)。
【0069】以上により支持部材324は、2つの支持
プレート326により良好にフィルムFを支持すること
ができる。
プレート326により良好にフィルムFを支持すること
ができる。
【0070】以上説明した構成例3の支持部材は、図2
および図4の支持部で、幅が24mmの新システムによ
るフィルム(図7にF24で示した)を支持し、2つの
支持プレートにより従来の幅35mmの従来からの「1
35」フィルム(図7にF35で示した)を支持する兼
用支持部材として機能することができる。勿論、2つの
支持プレートのみでフィルムを支持する支持部材であっ
てもよい。この時、支持するフィルムは、2つの支持プ
レートの幅を狭めて、上記幅24mmのフィルムを支持
するようにしてもよい。
および図4の支持部で、幅が24mmの新システムによ
るフィルム(図7にF24で示した)を支持し、2つの
支持プレートにより従来の幅35mmの従来からの「1
35」フィルム(図7にF35で示した)を支持する兼
用支持部材として機能することができる。勿論、2つの
支持プレートのみでフィルムを支持する支持部材であっ
てもよい。この時、支持するフィルムは、2つの支持プ
レートの幅を狭めて、上記幅24mmのフィルムを支持
するようにしてもよい。
【0071】なお、上記した感光材料支持部材の材質
は、ステンレススチールや、ポリスチレン、耐熱高耐衝
撃ポリスチレン、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチ
レン、高密度ポリエチレン、、ポリプロピレン、ポリモ
ノクロロトリフルオロエチレン、塩化ビニリデン樹脂、
軟質塩化ビニル樹脂、硬質塩化ビニル樹脂、塩化ビニル
−酢酸ビニル共重合体、アクリロリトリル−ブタジエン
−スチレン共重合樹脂、メチルメタクリル樹脂、ビニル
ホルマール樹脂、ビニルブチラール樹脂、ポリエチレン
テレフタレート、テフロン、ナイロン、フェノール樹
脂、メラミン樹脂、ABS樹脂等を用いることが好まし
い。特に、JIS K6911による吸水性が0.5%
以下、特に0.2%以下(特に下限値はないが、通常
0.001%程度である)、ASTM D785−51
Tロックウエル硬度MスケールでM+40以上(耐傷
性)、特にM+65以上(特に上限値はないがM+15
0程度である)、そして耐酸・耐アルカリ性が良好な材
料が好ましい。このような材料としては、上記のうち、
ポリスチレン(ダイヤフレックス・ハイフロ−77)、
耐熱高耐衝撃ポリスチレン(ダイヤフレックス・ハイフ
ロ−89)、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレ
ン、硬質塩化ビニル樹脂、ABS樹脂等が挙げられる。
これらの特に好ましい材料の吸水性等の特性を表1に示
した。なお、表における耐酸性、耐アルカリ性は、AS
TM D543における20℃×7日によった。
は、ステンレススチールや、ポリスチレン、耐熱高耐衝
撃ポリスチレン、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチ
レン、高密度ポリエチレン、、ポリプロピレン、ポリモ
ノクロロトリフルオロエチレン、塩化ビニリデン樹脂、
軟質塩化ビニル樹脂、硬質塩化ビニル樹脂、塩化ビニル
−酢酸ビニル共重合体、アクリロリトリル−ブタジエン
−スチレン共重合樹脂、メチルメタクリル樹脂、ビニル
ホルマール樹脂、ビニルブチラール樹脂、ポリエチレン
テレフタレート、テフロン、ナイロン、フェノール樹
脂、メラミン樹脂、ABS樹脂等を用いることが好まし
い。特に、JIS K6911による吸水性が0.5%
以下、特に0.2%以下(特に下限値はないが、通常
0.001%程度である)、ASTM D785−51
Tロックウエル硬度MスケールでM+40以上(耐傷
性)、特にM+65以上(特に上限値はないがM+15
0程度である)、そして耐酸・耐アルカリ性が良好な材
料が好ましい。このような材料としては、上記のうち、
ポリスチレン(ダイヤフレックス・ハイフロ−77)、
耐熱高耐衝撃ポリスチレン(ダイヤフレックス・ハイフ
ロ−89)、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレ
ン、硬質塩化ビニル樹脂、ABS樹脂等が挙げられる。
これらの特に好ましい材料の吸水性等の特性を表1に示
した。なお、表における耐酸性、耐アルカリ性は、AS
TM D543における20℃×7日によった。
【0072】
【表1】
【0073】なお、本発明の支持部材においては、図9
に示したように、連結軸を省略すれば、本発明の効果が
さらに顕著なものとなる。
に示したように、連結軸を省略すれば、本発明の効果が
さらに顕著なものとなる。
【0074】
実施例1 まず、図2、図4および図5に示した構造の支持部材を
備えたハンガーを準備した。
備えたハンガーを準備した。
【0075】図2に示した構造の支持部材の支持プレー
トにおいては、上部の半円形部分の半径を25mmと
し、突起を直径12mmの半球とした。そして、この突
起4個をその中心位置が上記の半円形部分の半径17m
mの円弧上に位置するようにして、上記半円形部分に一
体的に形成した。上記突起の円弧上の位置は、中心軸を
含む水平線から測って、下方の2つを15度の位置に、
上方の2つを65度の位置にそれぞれ配置した。そし
て、2枚の支持プレートを突起が内側にくるようにし
て、対向する突起の先端同士の間隔を、20mmとし、
24mm幅のフィルムの側縁が半球の(45度)部分に
接触するようにした。なお、材質としては、軟質塩ビ
(以下の支持部材においても軟質塩ビを用いた)を用
い、射出成形により一体成形した。以下、この支持プレ
ートを用いた支持部材を第1支持部材と称する。なお、
軟質塩ビは、吸水性が0.15〜0.75%、ロックウ
エル硬度(耐傷性)Mが−40〜+20で、耐酸性、耐
アルカリ性とともに良好である。
トにおいては、上部の半円形部分の半径を25mmと
し、突起を直径12mmの半球とした。そして、この突
起4個をその中心位置が上記の半円形部分の半径17m
mの円弧上に位置するようにして、上記半円形部分に一
体的に形成した。上記突起の円弧上の位置は、中心軸を
含む水平線から測って、下方の2つを15度の位置に、
上方の2つを65度の位置にそれぞれ配置した。そし
て、2枚の支持プレートを突起が内側にくるようにし
て、対向する突起の先端同士の間隔を、20mmとし、
24mm幅のフィルムの側縁が半球の(45度)部分に
接触するようにした。なお、材質としては、軟質塩ビ
(以下の支持部材においても軟質塩ビを用いた)を用
い、射出成形により一体成形した。以下、この支持プレ
ートを用いた支持部材を第1支持部材と称する。なお、
軟質塩ビは、吸水性が0.15〜0.75%、ロックウ
エル硬度(耐傷性)Mが−40〜+20で、耐酸性、耐
アルカリ性とともに良好である。
【0076】図4に示した構造の支持部材の支持プレー
トにおいては、上部の半円形部分の半径を19mmと
し、第2傾斜面の傾斜角(α)を60度とし、2枚の支
持プレートを各支持プレートにおける2つの傾斜角の結
合点における間隔が24mmとなるようにして配置し
た。スリットは、その幅を5mmとし、中心軸を含む水
平線から測って、下方の2つを45度の位置に、そして
垂直軸上に1つ配して、計3つ形成した。なお、連結軸
22の直径は、5.4mmのものを用いた。以下、この
支持プレートを用いた支持部材を第2支持部材と称す
る。
トにおいては、上部の半円形部分の半径を19mmと
し、第2傾斜面の傾斜角(α)を60度とし、2枚の支
持プレートを各支持プレートにおける2つの傾斜角の結
合点における間隔が24mmとなるようにして配置し
た。スリットは、その幅を5mmとし、中心軸を含む水
平線から測って、下方の2つを45度の位置に、そして
垂直軸上に1つ配して、計3つ形成した。なお、連結軸
22の直径は、5.4mmのものを用いた。以下、この
支持プレートを用いた支持部材を第2支持部材と称す
る。
【0077】図5に示した構造の支持プレートは、図4
に示した構造の支持プレートの下方のスリットより下の
部分を、スリットより上の部分の最大幅より僅かに小さ
くなるように削って作製した。以下、この支持プレート
を用いた支持部材を第3支持部材と称する。
に示した構造の支持プレートの下方のスリットより下の
部分を、スリットより上の部分の最大幅より僅かに小さ
くなるように削って作製した。以下、この支持プレート
を用いた支持部材を第3支持部材と称する。
【0078】そして、比較用として、図4に示した構造
で第2傾斜面の傾斜角が30度のもの(第4支持部材と
称す)、および図4に示した構造で連結軸の半径が10
mmのもの(第5支持部材と称す)を準備した。
で第2傾斜面の傾斜角が30度のもの(第4支持部材と
称す)、および図4に示した構造で連結軸の半径が10
mmのもの(第5支持部材と称す)を準備した。
【0079】フィルムFとしては、幅24mm、長さ
1.57mの新システムによる写真フィルムFを用い、
このフィルムFを、図10に示したように、支持部材の
ところでターンさせ、逆U字形とし、そして2つの下端
を重り付きクリップで把持した状態で吊り下げた。クリ
ップとしては、特開平7−319138号公報の図4お
よび図5に示された構造のもので、スペーサー部のスペ
ーサー幅が30mmで、重さが95グラムのものを用い
た。
1.57mの新システムによる写真フィルムFを用い、
このフィルムFを、図10に示したように、支持部材の
ところでターンさせ、逆U字形とし、そして2つの下端
を重り付きクリップで把持した状態で吊り下げた。クリ
ップとしては、特開平7−319138号公報の図4お
よび図5に示された構造のもので、スペーサー部のスペ
ーサー幅が30mmで、重さが95グラムのものを用い
た。
【0080】そして、支持棒16に上記支持部材を4つ
並列して配置し、吊り下げ式自動現像機(ノーリツ鋼機
製H4R)で現像を実際に行い、乾燥後にフィルムFの
汚れを観察した。
並列して配置し、吊り下げ式自動現像機(ノーリツ鋼機
製H4R)で現像を実際に行い、乾燥後にフィルムFの
汚れを観察した。
【0081】その結果を表2に示した。この表におい
て、SP汚れはスポット汚れ、A汚れはターン部分の汚
れ、B汚れはターン部分の少し下の部分の汚れ、C汚れ
は下部たれ汚れをさす。これらの汚れを図10に示し
た。また、フィルムF側縁のしわの状態を観察し、表2
にクニックとして示した。
て、SP汚れはスポット汚れ、A汚れはターン部分の汚
れ、B汚れはターン部分の少し下の部分の汚れ、C汚れ
は下部たれ汚れをさす。これらの汚れを図10に示し
た。また、フィルムF側縁のしわの状態を観察し、表2
にクニックとして示した。
【0082】評価は以下のようにして行なった。下記す
る実施例2および3も同様である。 (1)汚れの発生割合を分数の形で表した。実験を行な
った本数を分母に、汚れ等が発見された本数を分子に示
した。 (2)汚れが発生したサンプルにおける汚れの状態を、
目視で評価し、◎◎、◎、○、△、×で示した。各記号
の意味を次に説明する。 ◎◎ 発生しないか、発生しても極めてわずかであっ
た。 ◎ わずかに発生した。 ○ 少し発生したが、実用上問題にならない程度であっ
た。 △ 発生し、実用に適さなかった。 × かなり発生してしまった。
る実施例2および3も同様である。 (1)汚れの発生割合を分数の形で表した。実験を行な
った本数を分母に、汚れ等が発見された本数を分子に示
した。 (2)汚れが発生したサンプルにおける汚れの状態を、
目視で評価し、◎◎、◎、○、△、×で示した。各記号
の意味を次に説明する。 ◎◎ 発生しないか、発生しても極めてわずかであっ
た。 ◎ わずかに発生した。 ○ 少し発生したが、実用上問題にならない程度であっ
た。 △ 発生し、実用に適さなかった。 × かなり発生してしまった。
【0083】
【表2】
【0084】この表2から分かるように、本発明の実施
例による支持部材を用いて現像した場合には、各部分の
汚れも、クニックも少なく、良好に現像ができる。ただ
し、新システム用の写真フィルム(APS)では、クリ
ップにより先端、後端に穴があいてしまい、APSの後
工程、すなわちカラープリンタでのプリント処理、TV
出し装置、画像処理装置等に用いる場合には、リシェイ
プ加工が必要であった。このクリップの代わりに、後述
する図11のクリップを用いると、フィルムの先端後端
に穴があかないため、新システムには最適であった。
例による支持部材を用いて現像した場合には、各部分の
汚れも、クニックも少なく、良好に現像ができる。ただ
し、新システム用の写真フィルム(APS)では、クリ
ップにより先端、後端に穴があいてしまい、APSの後
工程、すなわちカラープリンタでのプリント処理、TV
出し装置、画像処理装置等に用いる場合には、リシェイ
プ加工が必要であった。このクリップの代わりに、後述
する図11のクリップを用いると、フィルムの先端後端
に穴があかないため、新システムには最適であった。
【0085】上の実施例において、支持部材の材質を硬
質塩ビとしたこと以外は、全て上記と同様にして実験を
行なった。結果を表3に示した。
質塩ビとしたこと以外は、全て上記と同様にして実験を
行なった。結果を表3に示した。
【0086】
【表3】
【0087】この表から分かるように、感光材料用支持
部材の材質としては、軟質塩ビよりも硬質塩ビの方が好
ましい。
部材の材質としては、軟質塩ビよりも硬質塩ビの方が好
ましい。
【0088】実施例2 図7に示した支持部材324の内側部分の傾斜面330
部分がないもの(すなわち24mm幅のフィルムの支持
部がないもの)を用いたハンガーを作成した。ここで、
支持プレート326における傾斜面328と支持するフ
ィルム面(すなわち水平面)との成す角を約75度、傾
斜面334とフィルム面との成す角を約45度とし、峰
332の頂角を約60度とした。また、峰332と峰3
32との間隔d1を32mm、一方の峰とその峰から遠
い側のブラケット320(318)のストッパ面320
a(318a)との距離d3を34.5mm、対向する
ストッパ面間320a(318a)の距離d2を37m
mとした。支持部材の材料としては、表3に示したもの
を用いた。また、クリップとしては、以下に説明し、図
11に示した構造のものを用いた。
部分がないもの(すなわち24mm幅のフィルムの支持
部がないもの)を用いたハンガーを作成した。ここで、
支持プレート326における傾斜面328と支持するフ
ィルム面(すなわち水平面)との成す角を約75度、傾
斜面334とフィルム面との成す角を約45度とし、峰
332の頂角を約60度とした。また、峰332と峰3
32との間隔d1を32mm、一方の峰とその峰から遠
い側のブラケット320(318)のストッパ面320
a(318a)との距離d3を34.5mm、対向する
ストッパ面間320a(318a)の距離d2を37m
mとした。支持部材の材料としては、表3に示したもの
を用いた。また、クリップとしては、以下に説明し、図
11に示した構造のものを用いた。
【0089】上記クリップ436は、ほぼ全体がステン
レススチールでできた基体440を有している。この基
体440は、垂直に延びる第1および第2側辺442、
444を備えている。
レススチールでできた基体440を有している。この基
体440は、垂直に延びる第1および第2側辺442、
444を備えている。
【0090】各クリップ436には、上記第1側辺44
2の上部にフィルムFの端部に設けられた開口(図示せ
ず。「135」フィルムの場合には現像処理に先立って
予め開口しておく。)に係合するフック状の第1係止部
450が、また上記第1側辺442にフィルムFの他端
を挟持する第2係止部460が、それぞれ設けられてい
る。
2の上部にフィルムFの端部に設けられた開口(図示せ
ず。「135」フィルムの場合には現像処理に先立って
予め開口しておく。)に係合するフック状の第1係止部
450が、また上記第1側辺442にフィルムFの他端
を挟持する第2係止部460が、それぞれ設けられてい
る。
【0091】上記フック状の第1係止部450は、2本
のフック451、452で構成されていることが好まし
い。このフックの断面形状は、円形であることが好まし
い。
のフック451、452で構成されていることが好まし
い。このフックの断面形状は、円形であることが好まし
い。
【0092】上記第1係止部450には、フック45
1、452に引き掛けられたフィルムFの端部が容易に
外れないようにするため、自由端453aがフック45
1、452に向かって付勢された板バネ453が設けら
れていることが好ましい。
1、452に引き掛けられたフィルムFの端部が容易に
外れないようにするため、自由端453aがフック45
1、452に向かって付勢された板バネ453が設けら
れていることが好ましい。
【0093】上記第2係止部460においては、上記第
2側辺444がフィルムFの乳剤層とは反対側の面(す
なわち磁性層が設けられた面)に接する支持面とされて
いる。また、この第2係止部460は、フィルムFの端
部を上記第2側辺444に押し付ける押圧部材461を
有している。この押圧部材461は、通常の書類を挟む
クリップ(洗濯挟み状のもの)の片側部分とほぼ同様の
構造のものであるが、その先端がジクザグ状とされて歯
状とされ、水平方向に間隔を開けられて配置された複数
の尖端462が形成されている。この尖端462の個数
は、3〜9個であることが好ましい。
2側辺444がフィルムFの乳剤層とは反対側の面(す
なわち磁性層が設けられた面)に接する支持面とされて
いる。また、この第2係止部460は、フィルムFの端
部を上記第2側辺444に押し付ける押圧部材461を
有している。この押圧部材461は、通常の書類を挟む
クリップ(洗濯挟み状のもの)の片側部分とほぼ同様の
構造のものであるが、その先端がジクザグ状とされて歯
状とされ、水平方向に間隔を開けられて配置された複数
の尖端462が形成されている。この尖端462の個数
は、3〜9個であることが好ましい。
【0094】上記尖端462は、バネ463により第2
側辺444に向かって付勢されている。押圧部材461
の符号464で示された部分は、人によって開閉操作さ
れる部分であるが、その下端は、図に示したように、外
方に跳ねていることが好ましい。この跳ねにより、処理
液の滴りがフィルムFから離れた位置に落下する。ま
た、押圧部材461は、熱処理をして弾力性をもたせて
おくことが好ましい。また、場合によっては、押圧部材
461を板バネとして、バネ463を省略してもよい。
側辺444に向かって付勢されている。押圧部材461
の符号464で示された部分は、人によって開閉操作さ
れる部分であるが、その下端は、図に示したように、外
方に跳ねていることが好ましい。この跳ねにより、処理
液の滴りがフィルムFから離れた位置に落下する。ま
た、押圧部材461は、熱処理をして弾力性をもたせて
おくことが好ましい。また、場合によっては、押圧部材
461を板バネとして、バネ463を省略してもよい。
【0095】以上のように、第1係止部においては、平
面と尖端の間でフィルム端を挟持しているので、従来の
ように、フィルム端に傷を付けてしまうようなことがな
い。
面と尖端の間でフィルム端を挟持しているので、従来の
ように、フィルム端に傷を付けてしまうようなことがな
い。
【0096】上記第1および第2係止部450および4
60は、互いに対して20〜40mm離されていること
が好ましい。20mm未満であると、フィルムFの下部
同士が接触し、タレによる処理ムラが発生するおそれが
大きくなる。また、40mmを超えると、クリップ同士
が接触したり、クリップが処理槽の仕切り板にぶつかる
おそれが大きくなり、フィルムの乳剤面に傷が付きやす
くなる。実験では30mmとした。
60は、互いに対して20〜40mm離されていること
が好ましい。20mm未満であると、フィルムFの下部
同士が接触し、タレによる処理ムラが発生するおそれが
大きくなる。また、40mmを超えると、クリップ同士
が接触したり、クリップが処理槽の仕切り板にぶつかる
おそれが大きくなり、フィルムの乳剤面に傷が付きやす
くなる。実験では30mmとした。
【0097】第1および第2係止部450および460
を好ましい距離離間させるため第1および第2側辺44
2、444の間には、それぞれ並列して配置された2本
の丸棒からなる上方および下方のスペーサ440a、4
40bが設けられることが好ましい。
を好ましい距離離間させるため第1および第2側辺44
2、444の間には、それぞれ並列して配置された2本
の丸棒からなる上方および下方のスペーサ440a、4
40bが設けられることが好ましい。
【0098】上記基体440の上記下方のスペーサ44
0b上には、ブロック状の錘470が固定されている。
この固定は、溶接等によって行なうことが好ましく、ま
た、斜めに配置せず、水平に配置することが好ましい。
斜めに配置すると、フィルムFを吊り下げたとき、揺れ
やすくなるが、水平であると安定するからである。
0b上には、ブロック状の錘470が固定されている。
この固定は、溶接等によって行なうことが好ましく、ま
た、斜めに配置せず、水平に配置することが好ましい。
斜めに配置すると、フィルムFを吊り下げたとき、揺れ
やすくなるが、水平であると安定するからである。
【0099】感光材料用クリップは、この錘470を含
めた重量が60〜120gであることが好ましい。60
g未満であると、処理槽への循環や、ハンガー上下動時
の揺れで、フィルムFが振れ(揺れ)やすくなり、クリ
ップ同士が接触したり、クリップが処理槽の仕切り板に
ぶつかるおそれが大きくなり、フィルムの乳剤面に傷が
付きやすくなる。一方、120gをこえると、重さで、
フィルムFが切れやすくなるとともに、作業がしずらく
なる。なお、大型現像機の場合には、感光材料用クリッ
プは、なるべく重い方がよい。実験では、90gとし
た。
めた重量が60〜120gであることが好ましい。60
g未満であると、処理槽への循環や、ハンガー上下動時
の揺れで、フィルムFが振れ(揺れ)やすくなり、クリ
ップ同士が接触したり、クリップが処理槽の仕切り板に
ぶつかるおそれが大きくなり、フィルムの乳剤面に傷が
付きやすくなる。一方、120gをこえると、重さで、
フィルムFが切れやすくなるとともに、作業がしずらく
なる。なお、大型現像機の場合には、感光材料用クリッ
プは、なるべく重い方がよい。実験では、90gとし
た。
【0100】使用写真フィルムとして従来からの「13
5」フィルムを用いた他は、実施例1と同様にして、現
像処理乾燥後のフィルムの汚れを観察した。結果を表4
に示した。
5」フィルムを用いた他は、実施例1と同様にして、現
像処理乾燥後のフィルムの汚れを観察した。結果を表4
に示した。
【0101】
【表4】
【0102】この表からも分かるように、本発明の実施
例による支持部材を用いて現像した場合には、各部分に
おける汚れが極めて少なく、良好に現像ができる。
例による支持部材を用いて現像した場合には、各部分に
おける汚れが極めて少なく、良好に現像ができる。
【0103】実施例3 次に、実施例1における第2支持部材の支持プレートの
部分を実施例2の支持部材のものと同じにし、「13
5」フィルム(幅35mm)支持用として、支持部材を
24mm幅と35mm幅のフィルムの両方に用いること
のできる兼用支持部材とした。この支持部材を材質を表
4のように種々変え、上記の実施例と同様にして24m
m幅のフィルムを現像処理乾燥してフィルムの汚れを観
察した。結果を表5に示した。
部分を実施例2の支持部材のものと同じにし、「13
5」フィルム(幅35mm)支持用として、支持部材を
24mm幅と35mm幅のフィルムの両方に用いること
のできる兼用支持部材とした。この支持部材を材質を表
4のように種々変え、上記の実施例と同様にして24m
m幅のフィルムを現像処理乾燥してフィルムの汚れを観
察した。結果を表5に示した。
【0104】
【表5】
【0105】この表からも分かるように、汚れの極めて
少ない現像処理を行なうことができた。
少ない現像処理を行なうことができた。
【0106】さらに、この実施例3における兼用支持部
材を用いて35mmフィルムの現像処理を行い、フィル
ムの汚れを観察したところ、実施例2と同様の汚れの極
めて少ない良好な結果がえられた。
材を用いて35mmフィルムの現像処理を行い、フィル
ムの汚れを観察したところ、実施例2と同様の汚れの極
めて少ない良好な結果がえられた。
【0107】以上、本発明の感光材料用支持部材を用い
て感光材料の現像処理を行なえば、極めて汚れの少ない
良好な現像処理を行なうことができる。
て感光材料の現像処理を行なえば、極めて汚れの少ない
良好な現像処理を行なうことができる。
【図1】本発明の好ましい構成例による感光材料用支持
部材を組み込んだ感光材料用ハンガーを示す正面図であ
る。
部材を組み込んだ感光材料用ハンガーを示す正面図であ
る。
【図2】本発明の好ましい構成例による感光材料用支持
部材の1例を示す図であって、(a)は支持プレートの
内側からみた側面図、(b)は正面図である。
部材の1例を示す図であって、(a)は支持プレートの
内側からみた側面図、(b)は正面図である。
【図3】本発明の好ましい構成例による感光材料用支持
部材の他の例を示す図であって、(a)は支持プレート
の内側からみた側面図、(b)は正面図である。
部材の他の例を示す図であって、(a)は支持プレート
の内側からみた側面図、(b)は正面図である。
【図4】本発明の好ましい構成例による感光材料用支持
部材のさらに他の例を示す図であって、(a)は支持プ
レートの内側からみた側面図、(b)は正面図である。
部材のさらに他の例を示す図であって、(a)は支持プ
レートの内側からみた側面図、(b)は正面図である。
【図5】本発明の好ましい構成例による感光材料用支持
部材のさらに他の例を示す図であって、(a)は支持プ
レートの内側からみた側面図、(b)は正面図である。
部材のさらに他の例を示す図であって、(a)は支持プ
レートの内側からみた側面図、(b)は正面図である。
【図6】本発明の好ましい構成例による感光材料用支持
部材のさらに他の例を示す正面図でる。
部材のさらに他の例を示す正面図でる。
【図7】本発明の好ましい構成例による感光材料用支持
部材のさらに他の例を示す正面図である。
部材のさらに他の例を示す正面図である。
【図8】図7に示した感光材料支持部材を用いた感光材
料用ハンガーを示す正面図である。
料用ハンガーを示す正面図である。
【図9】連結軸を省略した感光材料用ハンガーの例を示
す正面図である。
す正面図である。
【図10】汚れの位置を説明する説明図である。
【図11】実施例2等で用いたクリップの斜視図であ
る。
る。
10 感光材料用ハンガー 24 感光材料支持部材 26 支持プレート 28 突起
Claims (7)
- 【請求項1】 感光材料用ハンガーのための感光材料用
支持部材において、所定の間隔を置かれ対向して設けら
れた第1および第2の支持プレート、およびこれらの支
持プレートの内面に、所定の円周上に間隔を置いてそれ
ぞれ配置された複数個の第1および第2の突起を備え、
これらの第1および第2の突起は、その上側部分に感光
材料の側縁を支持して感光材料を支持する支持面を有
し、この支持面が、下方に向かって傾斜もしくは湾曲し
ているとともに、その中心軸周りに湾曲していることを
特徴とする感光材料用支持部材。 - 【請求項2】 前記第1および第2の突起の形状が、1
/2〜1/5球ないし回転だ円体、円錐形または円錐台
形である請求項1の感光材料用支持部材。 - 【請求項3】 感光材料用ハンガーのための感光材料用
支持部材において、該感光材料用支持部材における感光
材料の軌跡がほぼ半円形になるように、前記感光材料の
両側縁を、所定の間隔を置いて対向して設けられほぼ円
錐台側面状に傾斜する第1および第2の傾斜支持面によ
り支持する感光材料懸け部分を有し、前記感光材料懸け
部分の傾斜支持面に感光材料が接する角度が45〜80
度で、前記感光材料の前記軌跡の直径が20〜45mm
で、前記感光材料懸け部分の中央部が最も径が小さく前
記軌跡の直径の3分の1以下であることを特徴とする感
光材料用支持部材。 - 【請求項4】 前記感光材料懸け部分に、円周方向に間
隔をおいて複数の切欠が設けられている請求項3の感光
材料用支持部材。 - 【請求項5】 感光材料を処理する処理液がそれぞれ満
たされた複数の処理槽に、長尺の感光材料を逆U字状で
しかも感光層を外側にして吊り下げた状態で浸漬して、
該感光材料を処理する際に用いられる感光材料用ハンガ
ーのための感光材料用支持部材において、水平方向に延
びる支持棒にブラケットを介して対向して設けられた第
1および第2の支持プレートを備え、これらの第1およ
び第2の支持プレートの各々は、少なくともその上方半
分が実質的に円形の一部をなしており、その外周縁は断
面が凸状曲面の峰を備えており、前記第1および第2の
支持プレートは、前記峰によって前記長尺の感光材料の
両側辺の僅かに内側を支持するようになっており、この
峰の高さにおける前記ブラケットの対向面は、前記感光
材料の横方向の移動を規制するストッパ面として作用
し、2つの支持プレートの峰の頂点の間の距離をd1、
2つのストッパ面間の距離をd2、1つの峰の頂点とそ
の峰から遠い側のブラケットのストッパ面との間の距離
をd3、そして感光材料の幅をFとしたとき、 d1<f<d3、および d2<f を満足することを特徴とする感光材料用支持部材。 - 【請求項6】 請求項5の第1および第2の支持プレー
トの内面に、請求項1または2に記載の第1および第2
の突起あいるは請求項3または4に記載の感光材料懸け
部分が設けられ、前記第1および第2の支持プレートの
前記峰で幅の広い感光材料を、前記第1および第2の突
起または感光材料懸け部分で幅の狭い感光材料を支持で
きるようにした感光材料用支持部材。 - 【請求項7】 前記第1および第2の支持プレート、前
記第1および第2の突起、ならびに前記感光材料懸け部
分が、吸水性0.2%以下、ロックウエル硬度M+40
以上で、耐酸・耐アルカリ性の合成樹脂により形成され
た請求項1〜6のいずれかの感光材料用支持部材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8342637A JPH1073909A (ja) | 1996-06-27 | 1996-12-06 | 感光材料用支持部材 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18658196 | 1996-06-27 | ||
| JP8-186581 | 1996-06-27 | ||
| JP8342637A JPH1073909A (ja) | 1996-06-27 | 1996-12-06 | 感光材料用支持部材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1073909A true JPH1073909A (ja) | 1998-03-17 |
Family
ID=26503855
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8342637A Pending JPH1073909A (ja) | 1996-06-27 | 1996-12-06 | 感光材料用支持部材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1073909A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6053644A (en) * | 1997-07-04 | 2000-04-25 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Clip and hanger for sheet-like photosensitive material |
-
1996
- 1996-12-06 JP JP8342637A patent/JPH1073909A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6053644A (en) * | 1997-07-04 | 2000-04-25 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Clip and hanger for sheet-like photosensitive material |
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