JPH1074678A - 現像方法及び露光装置 - Google Patents

現像方法及び露光装置

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JPH1074678A
JPH1074678A JP8229517A JP22951796A JPH1074678A JP H1074678 A JPH1074678 A JP H1074678A JP 8229517 A JP8229517 A JP 8229517A JP 22951796 A JP22951796 A JP 22951796A JP H1074678 A JPH1074678 A JP H1074678A
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resist layer
dissolution rate
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  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 現像方法及び露光装置に関し、現像工程にお
けるレジストパターン寸法のウェハ面内分布を低減させ
る。 【解決手段】 ポジ型のレジスト層1に所定パターンを
露光したのち、レジスト層1を現像する前に、前記所定
パターンを形成しない未露光領域のレジスト層1の表層
の溶解速度に面内分布を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は現像方法及び露光装
置に関するものであり、特に、レジストの現像処理工程
における半導体ウェハ面内の現像速度分布のばらつきを
補正することを目的とした現像方法、及び、その工程に
用いる露光装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体装置の集積度の向上に伴
い、パターンルールの微細化が要求されており、そのた
め寸法制御にも高い精度が要求され、半導体ウェハ面内
のパターン寸法を均一にする必要に迫られている
【0003】従来のフォトリソグラフィー工程において
は、まず、半導体ウェハ上に塗布されたレジスト層を、
要求する設計パターンに従って部分的に露光し、ポジ型
レジストの場合には、感光された部分を現像液により溶
解してパターンを形成している。
【0004】この様な現像工程においては、レジスト層
を塗布した半導体ウェハ上に、半導体ウェハを回転しな
がら、ノズルより現像液を滴下し、半導体ウェハ上に液
盛りして回転によって現像液を半導体ウェハ面全体に拡
げて現像することが一般に行なわれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この様な回転
滴下による現像法においては、現像後のレジストパター
ン寸法が、図6に示す様に半導体ウェハ面内で異なって
しまうという問題がある。
【0006】図6参照 図6は、レジストパターンの線幅の半導体ウェハ面内分
布を0.01μm単位で示したもので、半導体ウェハ5
1の中心部における線幅が0.32〜0.33μmであ
る場合、周辺部に行くにしたがって線幅が太くなる傾向
が見られ、半導体ウェハ51の周辺部における線幅は
0.37〜0.38μmで、中心部に比べて、0.06
μm、即ち、約18%程度太くなっている。
【0007】この場合の現像液滴下用のノズルは、ウェ
ハセンターに設置したものや、中心からずらして配置し
たもの、或いは、複数本設けたもの等、各種あるが、例
えば、ポジ型レジストの場合には、ノズルから現像液が
滴下されて最初に当たる点、即ち、半導体ウェハの中心
部の線幅が細くなる傾向がある。
【0008】この原因は、色々考えられるが、まず、現
像液の浸食のタイム・ラグにより現像液量に半導体ウェ
ハ面内分布が生ずるため、即ち、最初に現像液と接触す
る半導体ウェハ51の中心部がより現像されるため、線
幅が細くなると考えられる。
【0009】また、ノズルから現像液が出て当たる箇
所、即ち、半導体ウェハ51の中心部において、現像液
によるレジスト層に対する物理的ダメージが生じ、現像
後の線幅にばらつきが発生するものと考えられる。
【0010】さらに、回転により現像液を拡る際に、現
像液の拡がりに微小な分布があるため、これが現像液量
の半導体ウェハ面内分布となって、線幅にばらつきが生
ずるものと考えられる。
【0011】したがって、本発明は、現像工程における
レジストパターン寸法のウェハ面内分布を低減させるこ
とを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理的構
成の説明図であり、この図1を参照して本発明における
課題を解決するための手段を説明する。 図1(a)及び(b)参照 (1)本発明は、現像方法において、ポジ型のレジスト
層1に所定パターンを露光したのち、レジスト層1を現
像する前に、所定パターンを形成していない未露光領域
のレジスト層1の表層の溶解速度に面内分布を形成する
ことを特徴とする。
【0013】この様に、回転滴下に伴う現像後のレジス
トパターン寸法の面内ばらつきを補正する様に、レジス
ト層1の表層の溶解速度に面内分布を形成することによ
り、フォトリソグラフィー工程の精度を高めることがで
きる。
【0014】(2)また、本発明は、上記(1)におい
て、現像前に、レジスト層1の表層を部分的に紫外線照
射することにより、溶解速度を部分的に速めることを特
徴とする。
【0015】この様に、ポジ型のレジスト層1の表層に
紫外線を照射することによって、照射された部分の溶解
速度を部分的に速めること、即ち、ウェハの周辺部を高
溶解速度部2とすることによって、回転滴下に伴う現像
後のレジストパターン寸法の面内ばらつきを効果的に補
正することができる。
【0016】(3)また、本発明は、上記(1)におい
て、現像前に、レジスト層1の表層を段階的に紫外線照
射することにより、溶解速度を段階的に速めることを特
徴とする。
【0017】この様に、紫外線の照射を段階的に、即
ち、例えば、4段階にする場合には、ウェハの周辺部よ
り高溶解速度部2−中高溶解速度部4−中低溶解速度部
5−低溶解速度部3の様に、同心円状の分布を有する様
にすることによって、回転滴下に伴う現像後のレジスト
パターン寸法の面内ばらつきをより効果的に補正するこ
とができる。
【0018】(4)また、本発明は、上記(1)におい
て、現像前に、レジスト層1を部分的に加熱すると共
に、レジスト層1の表層に遠紫外線を照射することによ
り、溶解速度を部分的に遅くすることを特徴とする。
【0019】この様に、レジスト層1を部分的温度分布
を有するホットプレート等を用いて部分的に加熱するこ
とによって、レジスト層1を架橋して部分的に硬化させ
ることによって、レジスト層1の溶解速度は遅くなるの
で、回転滴下に伴う現像後のレジストパターン寸法の面
内ばらつきを効果的に補正することができる。なお、遠
紫外線はレジスト層1の表層における架橋が生ずるよう
にするために照射するものである。
【0020】(5)また、本発明は、上記(1)におい
て、現像前に、レジスト層1を段階的に加熱すると共
に、レジスト層1の表層に遠紫外線を照射することによ
り、溶解速度を段階的に遅くすることを特徴とする。
【0021】この様に、レジスト層1を段階的温度分布
を有するホットプレート等を用いて段階的に加熱するこ
とによって、レジスト層1を架橋して段階的に硬化させ
ることによって、レジスト層1の溶解速度は遅くなるの
で、回転滴下に伴う現像後のレジストパターン寸法の面
内ばらつきをより効果的に補正することができる。
【0022】(6)また、本発明は、上記(4)または
(5)において、現像前に、レジスト層1の表層に遠紫
外線を部分的に照射することにより、照射された箇所の
溶解速度を遅くすることを特徴とする。
【0023】この様に、遠紫外線を部分的に照射するこ
とによって、温度分布によるレジスト層1の部分的硬化
或いは段階的硬化をより効果的に行なうことができる。
【0024】(7)また、本発明は、上記(1)におい
て、現像前に、レジスト層1を段階的に加熱して残存溶
媒量を減らすことにより、溶解速度を段階的に遅くする
ことを特徴とする。
【0025】この様に、段階的加熱処理、即ち、一般的
には比較的低温における段階的加熱処理によって、レジ
スト層1の残存溶媒量も段階的に減少し、残存量の少な
い部分において溶解度を遅くすることができる。
【0026】(8)また、本発明は、露光装置におい
て、所定のパターンを露光したポジ型のレジスト層1の
溶解速度に面内分布を形成するための互いに異なった光
透過分布特性を有する複数のフィルタを備えたフィルタ
可動レボルバーを有することを特徴とする。
【0027】現像装置のノズルの形状や、ウェハの回転
数等の違いに起因して、レジストパターン寸法の面内ば
らつきが異なるウェハを現像する際に、予め、各ウェハ
の面内ばらつきに対応する異なった光透過分布特性を有
する複数のフィルタを備えたフィルタ可動レボルバーを
設けることによって、異なった種類のウェハの現像に容
易に対処することができる。
【0028】(9)また、本発明は、露光装置におい
て、所定のパターンを露光したポジ型のレジスト層1の
溶解速度に面内分布を形成するための、面内温度分布を
設けたホットプレートを有することを特徴とする。
【0029】レジスト層1を加熱処理する場合、段階的
温度制御領域を設けたホットプレートを用いて各温度制
御領域の温度を制御することによって、段階的温度分布
或いは部分的温度分布を任意に設定することができる。
【0030】
【発明の実施の形態】ここで、本発明の第1の実施の形
態を図2を参照して説明する。 図2(a)参照 図2(a)は、第1の実施の形態に用いる露光装置の概
略的構成を示す図であり、半導体ウェハ11を載置する
ステージ12、i線(365nm)を中心としたブロー
ドバンドの紫外線を発生するHgランプ13、Hgラン
プ13からの光を反射して半導体ウェハ11に照射する
楕円ミラー14、照射する紫外線強度に分布を形成する
フィルタ15から構成される。
【0031】図2(b)参照 このフィルタ15は、周辺部を構成する100%透過ガ
ラス16と、中心部を構成する50%減衰色付きガラス
17とによって構成され、例えば、500mW/cm-3
の紫外線を照射した場合に、中央部においては250m
W/cm-3の光が照射されることになる。
【0032】図2(c)参照 まず、i線ポジレジストを回転塗布した半導体ウェハ1
1に、ステッパーを用いて所定回路パターンを露光した
のち、90℃で90秒間ベークを行い、次いで、図2
(a)に示した露光装置を用いて、500mW/cm-3
の紫外線をフィルタ15を介して部分的に10秒間照射
することによって、半導体ウェハ11に塗布したレジス
ト層表面の周辺部は高溶解速度部18となり、中央部は
低溶解速度部19となる。
【0033】なお、この紫外線照射によって、所定回路
パターンが露光された領域は既に露光されているので影
響を受けないが、所定回路パターンが露光されていない
未露光領域の表面の溶解速度が紫外線の照射量に応じて
変化することになる。
【0034】次いで、2.38%のTMAH(Tetr
aMethyle Ammonium HydroOx
ycide)水溶液からなる現像液を、半導体ウェハ1
1を回転させながら6秒間滴下させたのち、70秒間停
止させ、次いで、半導体ウェハ11を回転させながら1
5秒間純水を滴下することによって現像液を除く。
【0035】この場合、露光量30%の変化に対して線
幅が10%変化するレジスト、即ち、Exposure
Latitudeが30%のレジストを用いた場合に
は、露光量が50%変化した場合には、線幅が約20%
変化するので、図6の様な線幅分布に対して、0.06
μmの線幅差を故意に操作することができ、線幅の面内
分布を緩和することができる。
【0036】次に、図3を参照して本発明の第2の実施
の形態を説明する。 図3(a)参照 図3(a)は、第2の実施の形態に用いるフィルタ20
を表すものであり、周辺部から中央部にかけて、100
%透過ガラス21−10%減衰色付きガラス22−30
%減衰色付きガラス23−50%減衰色付きガラス24
の様に段階的分布を持つ様に構成されている。
【0037】図3(b)参照 まず、i線ポジレジストを回転塗布した半導体ウェハ1
1に、ステッパーを用いて所定回路パターンを露光した
のち、90℃で90秒間ベークを行い、次いで、図2
(a)に示した露光装置を用いて、500mW/cm-3
の紫外線をフィルタ20を介して部分的に10秒間照射
することによって、半導体ウェハ11に塗布したレジス
ト層表面は、周辺部から中央部にかけて、高溶解速度部
25−中高溶解速度部26−中低溶解速度部27−低溶
解速度部28の様に、段階的な溶解速度分布が形成され
る。
【0038】次いで、第1の実施の形態と同様に、2.
38%のTMAH水溶液からなる現像液を、半導体ウェ
ハ11を回転させながら6秒間滴下させたのち、70秒
間停止させ、次いで、半導体ウェハ11を回転させなが
ら15秒間純水を滴下することによって現像液を除く。
【0039】この場合も、Exposure Lati
tudeが30%のレジストを用いた場合には、露光量
が50%変化した場合には、線幅が約20%変化するの
で、図6の様な線幅分布に対して、最大0.06μmの
線幅差を故意に操作することができ、線幅の面内分布を
より高精度に緩和することができる。
【0040】次に、図4を参照して、本発明の実施の形
態に用いるスキャン方式露光装置の概略的構成を説明す
る。 図4参照 このスキャン方式露光装置は、Hgランプ13からの紫
外線の形状を円弧スリット状光束39に変化させてフィ
ルタ15に導く、楕円ミラー14、ミラー30,31、
フライアイレンズ32、ミラー33、レンズ34、及
び、ミラー35からなる光学系、互いに異なった紫外線
透過性分布を有するフィルタ15を複数個(図の場合に
は4個)備えたフィルタ可動レボルバー29、半導体ウ
ェハ11を載置するステージ12、及び、ステージ12
上の半導体ウェハ11にフィルタ15からの紫外線を照
射する台形レンズ36、凹面鏡37、及び、凸面鏡38
からなる光学系によってその概略が構成される。
【0041】この場合、円弧スリット状光束39をフィ
ルタ15上でスキャンニングすることによって、半導体
ウェハ11を光強度分布を形成した円弧スリット状光束
39で矢印で示す様にスキャンニングするものである。
【0042】また、この場合の各フィルタ15は、紫外
線透過分布の段階が互いに異なったもの、例えば、2段
階、3段階、4段階、及び、5段階のフィルタ、或い
は、同じ段階でも各透過率領域の相対面積が異なるも
の、或いは、同じ段階でも各領域における透過率の関係
が異なるもの、即ち、減衰率が0−10−30−50の
組み合わせ、0−20−40−60の組み合わせ等を、
製造工程に組み込んでいる各種の現像装置のノズルの形
状やスピナーの回転数等に応じて予め各種設定してお
き、半導体ウェハを実際に現像する現像装置に応じて、
フィルタ15を選択すれば良いので、各種の状況に容易
に対応することができる。
【0043】次に、図5を参照して、熱によるレジスト
層の硬化を利用する本発明の第3の実施の形態を説明す
る。 図5(a)参照 図5(a)は、本発明の第3の実施の形態に用いる露光
装置、即ち、キュア装置の概略的構成を示す図であり、
半導体ウェハ11を載置・加熱するホットプレート4
0、Hgランプ13からの波長100〜314nmの遠
紫外線(DeepUV)を部分的に照射する開口部を有
する遮光板41、及び、加熱による架橋反応の際に発生
するガスを排出する排気口42によってその概略が構成
される。
【0044】図5(b)参照 このホットプレート40は、例えば、第1加熱領域4
3、第2加熱領域44、第3加熱領域45、及び、第4
加熱領域46の4つの領域から構成されており、夫々の
加熱領域の温度を任意に設定できるものである。
【0045】本発明の第3の実施の形態の場合には、第
1加熱領域43を160℃に設定し、第2加熱領域44
乃至第4加熱領域46を20℃、即ち、非加熱に設定す
ることによって、中央部のみを部分的に加熱する様に設
定する。
【0046】まず、i線ポジレジストを回転塗布した半
導体ウェハ11に、ステッパーを用いて所定回路パター
ンを露光したのち、90℃で90秒間ベークを行い、次
いで、図5(a)に示したキュア装置を用い、且つ、ホ
ットプレート40の温度を上記の様に設定して加熱しな
がら、500mW/cm-3の遠紫外線を遮光板41を介
して半導体ウェハ11の中心部に部分的に30秒間照射
する。
【0047】この工程において、部分的に加熱された中
心部においてはレジスト層の架橋が進行し、溶解速度が
低くなり、部分的な溶解速度分布が形成される。なお、
遠紫外線は、レジスト層の表層における架橋反応を助け
るものであり、第1加熱領域43に応じた領域にのみ照
射する様にしても良いし、もっと広い範囲に照射する様
にしても良い。
【0048】次いで、第1の実施の形態と同様に、2.
38%のTMAH水溶液からなる現像液を、半導体ウェ
ハ11を回転させながら6秒間滴下させたのち、70秒
間停止させ、次いで、半導体ウェハ11を回転させなが
ら15秒間純水を滴下することによって現像液を除く。
【0049】この場合は、レジスト層表面の硬化によっ
て中央部の溶解速度が遅くなるので、図6の様な線幅分
布を緩和することができる。
【0050】次に、温度分布を段階的に設けた本発明の
第4の実施の形態を説明する。この第4の実施の形態に
おいては、ホットプレート40における第1加熱領域4
3を160℃、第2加熱領域44を140℃、第3加熱
領域を100℃、及び、第4加熱領域を20℃の4段階
に設定するものである。
【0051】まず、第3の実施の形態と同様に、i線ポ
ジレジストを回転塗布した半導体ウェハ11に、ステッ
パーを用いて所定回路パターンを露光したのち、90℃
で90秒間ベークを行い、次いで、図5(a)に示した
キュア装置を用い、且つ、ホットプレート40の温度を
上記の様に4段階に設定して加熱しながら、500mW
/cm-3の遠紫外線を遮光板41を介して半導体ウェハ
11の中心部に部分的に30秒間照射する。
【0052】この工程において、段階的に加熱されたレ
ジスト層の表面の架橋が段階的に進行し、ウェハの周辺
部から中央部にかけて段階的に溶解速度が遅くなり、段
階的な溶解速度分布が形成される。
【0053】次いで、第3の実施の形態と同様に、2.
38%のTMAH水溶液からなる現像液を、半導体ウェ
ハ11を回転させながら6秒間滴下させたのち、70秒
間停止させ、次いで、半導体ウェハ11を回転させなが
ら15秒間純水を滴下することによって現像液を除く。
【0054】この場合は、レジスト層表面の段階的硬化
によって周辺部から中央部にかけてなだらかに溶解速度
が遅くなるので、図6の様な線幅分布をより高精度に緩
和することができる。
【0055】次に、ホットプレート40による加熱処理
をベーク工程として行なう、本発明の第5の実施の形態
を説明する。この第5の実施の形態においては、ホット
プレート40における第1加熱領域43を95℃、第2
加熱領域44を94℃、第3加熱領域を93℃、及び、
第4加熱領域を90℃の4段階に設定するものである。
【0056】まず、i線ポジレジストを回転塗布した半
導体ウェハ11に、ステッパーを用いて所定回路パター
ンを露光したのち、図5(a)に示したキュア装置を用
い、且つ、ホットプレート40の温度を上記の様に4段
階に設定してベーク処理を行なう。
【0057】このベーク工程において、段階的に加熱さ
れたレジスト層内の残存溶媒の量が、加熱温度に応じて
変化、即ち、温度が高い領域で残存溶媒量が少なくなる
ので、ウェハの周辺部から中央部にかけて段階的に溶解
速度が遅くなり、段階的な溶解速度分布が形成される。
【0058】次いで、第3の実施の形態と同様に、2.
38%のTMAH水溶液からなる現像液を、半導体ウェ
ハ11を回転させながら6秒間滴下させたのち、70秒
間停止させ、次いで、半導体ウェハ11を回転させなが
ら15秒間純水を滴下することによって現像液を除く。
【0059】この場合は、レジスト層内の残存溶媒量の
段階的変化によって周辺部から中央部にかけてなだらか
に溶解速度が遅くなるので、図6の様な線幅分布を緩和
することができる。
【0060】なお、上記の各実施の形態の説明において
は、フィルタの減衰率分布、或いは、ホットプレートの
温度分布を2段階(部分的)或いは4段階(段階的)に
しているが、用いるレジストの特性、或いは、現像装置
の特性に応じて任意の段階数に適宜設定しても良く、ま
た、同じ段階数でも各領域の相対面積、或いは、各領域
の相対減衰率・相対温度を適宜変化させても良い。
【0061】また、上記の第1の実施の形態の説明にお
いては、100%透過ガラスと50%減衰色付きガラス
でフィルタを構成しているが、100%透過ガラスと1
00%減衰遮光板で構成しても良い。
【0062】また、上記の第3及び第4の実施の形態に
おいては、遠紫外線を遮光板41を介して部分的に照射
しているが、遮光板にフィルタの様な段階的透過率分布
を設けて段階的に照射する様にしても良いし、さらに
は、遠紫外線は架橋を助けるものであり、主たる作用は
加熱によるものであるので、多少、線幅分布緩和効果は
劣るものの全面に照射しても良いものである。
【0063】また、本発明の露光装置或いはキュア装置
は、単独で構成しても良いし、或いは、現像装置とゲー
トバルブ等を介してインライン接続しても良いし、さら
には、現像装置と一体化しても良い。
【0064】
【発明の効果】本発明によれば、レジスト層の表面に溶
解速度の分布を形成することにより、現像液の浸食のタ
イム・ラグや現像液による物理的ダメージ等による現像
ムラを補償し、現像時の全体的な溶解速度を均一化する
ことできるので、パターン寸法の正確な制御が可能にな
り、半導体集積回路装置の高集積化、製造歩留り向上に
寄与するところが大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理的構成の説明図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態の説明図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態の説明図である。
【図4】本発明の実施の形態に用いるスキャン方式露光
装置の説明図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態の説明図である。
【図6】従来の現像工程における線幅の半導体ウェハ面
内分布の説明図である。
【符号の説明】
1 レジスト層 2 高溶解速度部 3 低溶解速度部 4 中高溶解速度部 5 中低溶解速度部 11 半導体ウェハ 12 ステージ 13 Hgランプ 14 楕円ミラー 15 フィルタ 16 100%透過ガラス 17 50%減衰色付きガラス 18 高溶解速度部 19 低溶解速度部 20 フィルタ 21 100%透過ガラス 22 10%減衰色付きガラス 23 30%減衰色付きガラス 24 50%減衰色付きガラス 25 高溶解速度部 26 中高溶解速度部 27 中低溶解速度部 28 低溶解速度部 29 フィルタ可動レボルバー 30 ミラー 31 ミラー 32 フライアレンズ 33 ミラー 34 レンズ 35 ミラー 36 台形ミラー 37 凹面鏡 38 凸面鏡 39 円弧スリット状光束 40 ホットプレート 41 遮光板 42 排気口 43 第1加熱領域 44 第2加熱領域 45 第3加熱領域 46 第4加熱領域 51 半導体ウェハ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポジ型のレジスト層に所定パターンを露
    光したのち、前記レジスト層を現像する前に、前記所定
    パターンを形成していない未露光領域における前記レジ
    スト層の表層の溶解速度に面内分布を形成することを特
    徴とする現像方法。
  2. 【請求項2】 上記現像前に、上記レジスト層の表層を
    部分的に紫外線照射することにより、溶解速度を部分的
    に速めることを特徴とする請求項1記載の現像方法。
  3. 【請求項3】 上記現像前に、上記レジスト層の表層を
    段階的に紫外線照射することにより、溶解速度を段階的
    に速めることを特徴とする請求項1記載の現像方法。
  4. 【請求項4】 上記現像前に、上記レジスト層を部分的
    に加熱すると共に、前記レジスト層の表層を遠紫外線を
    照射することにより、溶解速度を部分的に遅くすること
    を特徴とする請求項1記載の現像方法。
  5. 【請求項5】 上記現像前に、上記レジスト層を段階的
    に加熱すると共に、前記レジスト層の表層を遠紫外線を
    照射することにより、溶解速度を段階的に遅くすること
    を特徴とする請求項1記載の現像方法。
  6. 【請求項6】 上記遠紫外線を部分的に照射することに
    より、溶解速度を遅くすることを特徴とする請求項4ま
    たは5に記載の現像方法。
  7. 【請求項7】 上記現像前に、上記レジスト層を段階的
    に加熱して残存溶媒量を減らすことにより、溶解速度を
    段階的に遅くすることを特徴とする請求項1記載の現像
    方法。
  8. 【請求項8】 所定のパターンを露光したポジ型のレジ
    スト層の溶解速度に面内分布を形成するための互いに異
    なった光透過分布特性を有する複数のフィルタを備えた
    フィルタ可動レボルバーを有することを特徴とする露光
    装置。
  9. 【請求項9】 所定のパターンを露光したポジ型のレジ
    スト層の溶解速度に面内分布を形成するための面内温度
    分布を設けたホットプレートを有することを特徴とする
    露光装置。
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