JPH1076454A - ピッチ盤の溝成形装置及び研磨装置ならびにそれらを用いたピッチ盤の溝成形方法及び研磨方法 - Google Patents
ピッチ盤の溝成形装置及び研磨装置ならびにそれらを用いたピッチ盤の溝成形方法及び研磨方法Info
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- JPH1076454A JPH1076454A JP23186496A JP23186496A JPH1076454A JP H1076454 A JPH1076454 A JP H1076454A JP 23186496 A JP23186496 A JP 23186496A JP 23186496 A JP23186496 A JP 23186496A JP H1076454 A JPH1076454 A JP H1076454A
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- Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 光学結晶や光学ガラスなどの研磨に用いられ
るピッチ盤の溝形成作業を、切削屑や切り粉が全く発生
させずに行え、しかも被研磨材料の研磨面に微少な傷が
発生することがなく、精密、高精度な研磨加工が可能な
研磨装置及び研磨方法、ならびに溝成形方法を提供す
る。 【解決手段】 溝成形装置1の略円柱形状の溝成形用棒
部材本体2に複数個の溝成形用リング14を脱着自在で
かつ位置移動可能に挿通して固定し、溝成形用リング1
4を挿通した溝成形用棒部材本体2を、ピッチ盤6の回
転中心近傍を横切るようにピッチ盤上面において遊動可
能に載置するとともに、研磨装置本体部に固接されたス
トッパー部材12A、12Bに当接させて、ピッチ盤を
回転させ、溝成形用リング14をピッチ盤上面に当接さ
せて、押圧回転させながら同心円状に溝6Aを成形する
とともに、研磨材料保持装置8によって、被研磨材料A
をピッチ盤上面に当接させて研磨する。
るピッチ盤の溝形成作業を、切削屑や切り粉が全く発生
させずに行え、しかも被研磨材料の研磨面に微少な傷が
発生することがなく、精密、高精度な研磨加工が可能な
研磨装置及び研磨方法、ならびに溝成形方法を提供す
る。 【解決手段】 溝成形装置1の略円柱形状の溝成形用棒
部材本体2に複数個の溝成形用リング14を脱着自在で
かつ位置移動可能に挿通して固定し、溝成形用リング1
4を挿通した溝成形用棒部材本体2を、ピッチ盤6の回
転中心近傍を横切るようにピッチ盤上面において遊動可
能に載置するとともに、研磨装置本体部に固接されたス
トッパー部材12A、12Bに当接させて、ピッチ盤を
回転させ、溝成形用リング14をピッチ盤上面に当接さ
せて、押圧回転させながら同心円状に溝6Aを成形する
とともに、研磨材料保持装置8によって、被研磨材料A
をピッチ盤上面に当接させて研磨する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は各種光学機械や精密
測定機械などに用いられる、光学結晶や光学ガラスなど
を、精密に研磨加工するための研磨装置、及び研磨方法
に関する。
測定機械などに用いられる、光学結晶や光学ガラスなど
を、精密に研磨加工するための研磨装置、及び研磨方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】このような各種光学機械や精密測定器械
等に用いれられる、例えばKNbO3などの光学結晶や
光学ガラスなどは、非常に精密な精度が必要とされてお
り、光学結晶や光学ガラスなどを研磨加工する際には、
その研磨面の平坦度を、光の波長の四分の一以下にする
事が求められている。従来より、光学結晶や光学ガラス
などの被研磨材料をピッチや松脂などの樹脂を溶融して
円盤状に形成したピッチ盤を用いた研磨装置を用いるこ
とによって、このような高い精度で研磨することが行な
われている。
等に用いれられる、例えばKNbO3などの光学結晶や
光学ガラスなどは、非常に精密な精度が必要とされてお
り、光学結晶や光学ガラスなどを研磨加工する際には、
その研磨面の平坦度を、光の波長の四分の一以下にする
事が求められている。従来より、光学結晶や光学ガラス
などの被研磨材料をピッチや松脂などの樹脂を溶融して
円盤状に形成したピッチ盤を用いた研磨装置を用いるこ
とによって、このような高い精度で研磨することが行な
われている。
【0003】図8に示したように、このような研磨装置
100は、駆動モーター102の回転軸103にギアー
など(図示せず)を介して接続されて回転駆動する円盤
状の回転テーブル104と、回転テーブル104の上面
に固着された円盤状のピッチ盤106を備えている。ま
た、研磨装置本体101には、被研磨材料Aを保持して
ピッチ盤106上に当接(押しつけ)して研磨する被研
磨材料保持装置108と、研磨作業で摩耗したピッチ盤
106の上面を摩削してその平坦度を保つためのドレッ
サー装置110が設けられている。
100は、駆動モーター102の回転軸103にギアー
など(図示せず)を介して接続されて回転駆動する円盤
状の回転テーブル104と、回転テーブル104の上面
に固着された円盤状のピッチ盤106を備えている。ま
た、研磨装置本体101には、被研磨材料Aを保持して
ピッチ盤106上に当接(押しつけ)して研磨する被研
磨材料保持装置108と、研磨作業で摩耗したピッチ盤
106の上面を摩削してその平坦度を保つためのドレッ
サー装置110が設けられている。
【0004】ところで、ピッチ盤106の表面には同心
円状に溝106Aが形成されているが、これは研磨液を
供給した際に、溝106Aを介して研磨液をピッチ盤1
06の表面に均一に分散させて、被研磨材料Aを研磨し
た際にその研磨面の平坦性を向上させるとともに、研磨
の際に、ピッチ盤106の表面のピッチ材が欠けた場合
に、その欠け落ちたピッチ材を溝106Aにてトラップ
することによって、被研磨材料の研磨面にピッチ材によ
って傷が発生するのを防止するためのものである。
円状に溝106Aが形成されているが、これは研磨液を
供給した際に、溝106Aを介して研磨液をピッチ盤1
06の表面に均一に分散させて、被研磨材料Aを研磨し
た際にその研磨面の平坦性を向上させるとともに、研磨
の際に、ピッチ盤106の表面のピッチ材が欠けた場合
に、その欠け落ちたピッチ材を溝106Aにてトラップ
することによって、被研磨材料の研磨面にピッチ材によ
って傷が発生するのを防止するためのものである。
【0005】このようなピッチ盤表面に形成される溝の
形状は、被研磨材料やピッチ盤の大きさ等によっても変
わってくるが、代表的な溝の形成方法としては、同心円
状の溝を形成する場合はバイトを使う方法や、また格子
状溝の形状の場合は網目ネットを押しつける方法等が行
なわれている。
形状は、被研磨材料やピッチ盤の大きさ等によっても変
わってくるが、代表的な溝の形成方法としては、同心円
状の溝を形成する場合はバイトを使う方法や、また格子
状溝の形状の場合は網目ネットを押しつける方法等が行
なわれている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
研磨装置100を用いて、被研磨材料Aを研磨する場合
には、ピッチ盤を作製する必要があるが、このピッチ盤
を作製する方法は、一般的には、以下の手順で行われて
いる。
研磨装置100を用いて、被研磨材料Aを研磨する場合
には、ピッチ盤を作製する必要があるが、このピッチ盤
を作製する方法は、一般的には、以下の手順で行われて
いる。
【0007】まず、被研磨材料の物性に適したピッチ材
を選択して、選んだピッチ材をピッチ盤の大きさに合わ
せてピッチ材の量を確保し、ピッチ材を所定の温度に加
温し溶融させる。次ぎに、溶融したピッチ材を、ピッチ
盤の型枠の中に移して、自然冷却させながら固化させ、
型枠の中で固化したピッチ盤を型枠より取り出して、回
転盤に装着する。その後、ピッチ盤を回転させながら専
用の切削バイトを使って所定の間隔で深さを一定にして
切り込んでいくと、ピッチ盤上面に同心円上の溝が形成
されていく。
を選択して、選んだピッチ材をピッチ盤の大きさに合わ
せてピッチ材の量を確保し、ピッチ材を所定の温度に加
温し溶融させる。次ぎに、溶融したピッチ材を、ピッチ
盤の型枠の中に移して、自然冷却させながら固化させ、
型枠の中で固化したピッチ盤を型枠より取り出して、回
転盤に装着する。その後、ピッチ盤を回転させながら専
用の切削バイトを使って所定の間隔で深さを一定にして
切り込んでいくと、ピッチ盤上面に同心円上の溝が形成
されていく。
【0008】この溝形成の際には、ピッチ盤面上には切
削の際に発生するピッチ材の切り粉が散乱し、形成され
た溝の肩部および溝の底部等に付着することがある。こ
れらの切り屑は、作業環境を悪化させる上、しかも研磨
液中に混入して被研磨材料の研磨面に傷を作る原因とな
るので作業後はとくに入念な清掃が必要であった。
削の際に発生するピッチ材の切り粉が散乱し、形成され
た溝の肩部および溝の底部等に付着することがある。こ
れらの切り屑は、作業環境を悪化させる上、しかも研磨
液中に混入して被研磨材料の研磨面に傷を作る原因とな
るので作業後はとくに入念な清掃が必要であった。
【0009】本発明は、このような現状を考慮して 光
学結晶や光学ガラスなどの研磨に用いられるピッチ盤の
溝形成作業を、切削屑や切り粉が全く発生させずに行
え、しかも被研磨材料の研磨面に微少な傷が発生するこ
とがなく、精密、高精度な研磨加工が可能な研磨装置及
び研磨方法、ならびに溝成形方法を提供することを目的
とする。
学結晶や光学ガラスなどの研磨に用いられるピッチ盤の
溝形成作業を、切削屑や切り粉が全く発生させずに行
え、しかも被研磨材料の研磨面に微少な傷が発生するこ
とがなく、精密、高精度な研磨加工が可能な研磨装置及
び研磨方法、ならびに溝成形方法を提供することを目的
とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述したよう
な従来技術における課題及び目的を達成するために発明
されたものであって、本発明の溝成形装置は、円盤状の
ピッチ盤を載置可能で回転駆動する回転テーブルと、前
記ピッチ盤上面に同心円状の溝を成形する溝成形機構を
備えたピッチ盤の溝成形装置であって、前記溝成形機構
が、略円柱形状の溝成形用棒部材本体と、該溝成形用棒
部材本体に脱着自在でかつ位置移動可能に挿通した複数
個の溝成形用リングを備えており、前記溝成形用リング
を挿通した溝成形用棒部材本体が、ピッチ盤の回転中心
近傍を横切るようにピッチ盤上面において遊動可能に載
置されるとともに、前記ピッチ盤の溝成形装置本体部に
固接されたストッパー部材によって、溝成形用棒部材本
体がピッチ盤上面において転動するのが抑止されてお
り、前記溝成形機構の溝成形用リングをピッチ盤上面に
当接させて、押圧回転させながら同心円状に溝を成形す
るように構成したことを特徴とする。
な従来技術における課題及び目的を達成するために発明
されたものであって、本発明の溝成形装置は、円盤状の
ピッチ盤を載置可能で回転駆動する回転テーブルと、前
記ピッチ盤上面に同心円状の溝を成形する溝成形機構を
備えたピッチ盤の溝成形装置であって、前記溝成形機構
が、略円柱形状の溝成形用棒部材本体と、該溝成形用棒
部材本体に脱着自在でかつ位置移動可能に挿通した複数
個の溝成形用リングを備えており、前記溝成形用リング
を挿通した溝成形用棒部材本体が、ピッチ盤の回転中心
近傍を横切るようにピッチ盤上面において遊動可能に載
置されるとともに、前記ピッチ盤の溝成形装置本体部に
固接されたストッパー部材によって、溝成形用棒部材本
体がピッチ盤上面において転動するのが抑止されてお
り、前記溝成形機構の溝成形用リングをピッチ盤上面に
当接させて、押圧回転させながら同心円状に溝を成形す
るように構成したことを特徴とする。
【0011】また、本発明の研磨装置は、被研磨材料を
研磨加工するための研磨装置であって、回転駆動する回
転テーブルと、前記回転テーブル上面に装着され、回転
テーブルとともに回転する円盤状のピッチ盤と、被研磨
材料を保持して、被研磨材料をピッチ盤上面に当接させ
て研磨する被研磨材料保持装置とから構成される研磨装
置において、前記ピッチ盤上面に同心円状の溝を成形す
る溝成形装置を備え、前記溝成形装置が、略円柱形状の
溝成形用棒部材本体と、該溝成形用棒部材本体に脱着自
在でかつ位置移動可能に挿通した複数個の溝成形用リン
グを備えており、前記溝成形用リングを挿通した溝成形
用棒部材本体が、ピッチ盤の回転中心近傍を横切るよう
にピッチ盤上面において遊動可能に載置されるととも
に、前記研磨装置本体部に固接されたストッパー部材に
よって、溝成形用棒部材本体がピッチ盤上面において転
動するのが抑止されており、前記溝成形装置の溝成形用
リングをピッチ盤上面に当接させて、押圧回転させなが
ら同心円状に溝を成形するように構成したことを特徴と
する。
研磨加工するための研磨装置であって、回転駆動する回
転テーブルと、前記回転テーブル上面に装着され、回転
テーブルとともに回転する円盤状のピッチ盤と、被研磨
材料を保持して、被研磨材料をピッチ盤上面に当接させ
て研磨する被研磨材料保持装置とから構成される研磨装
置において、前記ピッチ盤上面に同心円状の溝を成形す
る溝成形装置を備え、前記溝成形装置が、略円柱形状の
溝成形用棒部材本体と、該溝成形用棒部材本体に脱着自
在でかつ位置移動可能に挿通した複数個の溝成形用リン
グを備えており、前記溝成形用リングを挿通した溝成形
用棒部材本体が、ピッチ盤の回転中心近傍を横切るよう
にピッチ盤上面において遊動可能に載置されるととも
に、前記研磨装置本体部に固接されたストッパー部材に
よって、溝成形用棒部材本体がピッチ盤上面において転
動するのが抑止されており、前記溝成形装置の溝成形用
リングをピッチ盤上面に当接させて、押圧回転させなが
ら同心円状に溝を成形するように構成したことを特徴と
する。
【0012】また、本発明の研磨方法は、回転駆動する
回転テーブルと、前記回転テーブル上面に装着され、回
転テーブルとともに回転する円盤状のピッチ盤と、被研
磨材料を保持して、被研磨材料をピッチ盤上面に当接さ
せて研磨する被研磨材料保持装置とから構成される研磨
装置を用いて、被研磨材料を研磨加工するための研磨方
法であって、溝成形装置の略円柱形状の溝成形用棒部材
本体に複数個の溝成形用リングを脱着自在でかつ位置移
動可能に挿通して固定し、前記溝成形用リングを挿通し
た溝成形用棒部材本体を、ピッチ盤の回転中心近傍を横
切るようにピッチ盤上面において遊動可能に載置すると
ともに、研磨装置本体部に固接されたストッパー部材に
当接させて、ピッチ盤を回転させ、前記溝成形装置の溝
成形用リングをピッチ盤上面に当接させて、押圧回転さ
せながら同心円状に溝を成形するとともに、研磨材料保
持装置によって、被研磨材料をピッチ盤上面に当接させ
て研磨することを特徴とする。
回転テーブルと、前記回転テーブル上面に装着され、回
転テーブルとともに回転する円盤状のピッチ盤と、被研
磨材料を保持して、被研磨材料をピッチ盤上面に当接さ
せて研磨する被研磨材料保持装置とから構成される研磨
装置を用いて、被研磨材料を研磨加工するための研磨方
法であって、溝成形装置の略円柱形状の溝成形用棒部材
本体に複数個の溝成形用リングを脱着自在でかつ位置移
動可能に挿通して固定し、前記溝成形用リングを挿通し
た溝成形用棒部材本体を、ピッチ盤の回転中心近傍を横
切るようにピッチ盤上面において遊動可能に載置すると
ともに、研磨装置本体部に固接されたストッパー部材に
当接させて、ピッチ盤を回転させ、前記溝成形装置の溝
成形用リングをピッチ盤上面に当接させて、押圧回転さ
せながら同心円状に溝を成形するとともに、研磨材料保
持装置によって、被研磨材料をピッチ盤上面に当接させ
て研磨することを特徴とする。
【0013】さらに、本発明のピッチ盤の溝成形方法
は、回転駆動する回転テーブルと、前記回転テーブル上
面に装着され、回転テーブルとともに回転する円盤状の
ピッチ盤とから構成されるピッチ盤の溝成形装置を用い
て、略円柱形状の溝成形用棒部材本体に複数個の溝成形
用リングを脱着自在でかつ位置移動可能に挿通して固定
し、前記溝成形用リングを挿通した溝成形用棒部材本体
を、ピッチ盤の回転中心近傍を横切るようにピッチ盤上
面において遊動可能に載置するとともに、ピッチ盤の溝
成形装置本体部に固接されたストッパー部材に当接させ
て、ピッチ盤を回転させ、前記溝成形装置の溝成形用リ
ングをピッチ盤上面に当接させて、押圧回転させながら
同心円状に溝を成形することを特徴とする。
は、回転駆動する回転テーブルと、前記回転テーブル上
面に装着され、回転テーブルとともに回転する円盤状の
ピッチ盤とから構成されるピッチ盤の溝成形装置を用い
て、略円柱形状の溝成形用棒部材本体に複数個の溝成形
用リングを脱着自在でかつ位置移動可能に挿通して固定
し、前記溝成形用リングを挿通した溝成形用棒部材本体
を、ピッチ盤の回転中心近傍を横切るようにピッチ盤上
面において遊動可能に載置するとともに、ピッチ盤の溝
成形装置本体部に固接されたストッパー部材に当接させ
て、ピッチ盤を回転させ、前記溝成形装置の溝成形用リ
ングをピッチ盤上面に当接させて、押圧回転させながら
同心円状に溝を成形することを特徴とする。
【0014】なお、これらの場合、前記溝成形用棒部材
本体の両端部に不均衡な重錘部材を装着するのが好まし
い。また、略円柱形状の溝成形用棒部材本体の両端部に
不均衡な重錘部材を装着して、ピッチ盤の回転中心近傍
をピッチ盤を横切るようにピッチ盤上面に溝成形用棒部
材本体を遊動可能に載置して、ストッパー部材に当接さ
せて、ピッチ盤を回転させることによって、溝成形用棒
部材本体ピッチ盤上で同一方向に回転することになる
が、加重の重い方ではピッチ盤の表面の移動方向(回転
方向)と同じ方向に溝成形用棒部材本体が回転し、加重
の軽いほうではピッチ盤の表面の移動方向と逆向きに回
転することになる。
本体の両端部に不均衡な重錘部材を装着するのが好まし
い。また、略円柱形状の溝成形用棒部材本体の両端部に
不均衡な重錘部材を装着して、ピッチ盤の回転中心近傍
をピッチ盤を横切るようにピッチ盤上面に溝成形用棒部
材本体を遊動可能に載置して、ストッパー部材に当接さ
せて、ピッチ盤を回転させることによって、溝成形用棒
部材本体ピッチ盤上で同一方向に回転することになる
が、加重の重い方ではピッチ盤の表面の移動方向(回転
方向)と同じ方向に溝成形用棒部材本体が回転し、加重
の軽いほうではピッチ盤の表面の移動方向と逆向きに回
転することになる。
【0015】このように、溝成形装置の溝成形用リング
をピッチ盤上面に当接させて押圧回転させるので、溝成
形用リングにてピッチ盤上面に同心円状の溝を成形でき
るとともに、ピッチ盤上面が研磨で摩削され浅くなった
溝の修整成形も行なうことができる。
をピッチ盤上面に当接させて押圧回転させるので、溝成
形用リングにてピッチ盤上面に同心円状の溝を成形でき
るとともに、ピッチ盤上面が研磨で摩削され浅くなった
溝の修整成形も行なうことができる。
【0016】また、本発明は、従来のバイトを使った切
削法ではなく、溝成形用リングを回転、押圧させながら
食い込ませて、溝をピッチ盤の表面に成形するものであ
り、従来のバイトによる切削のように切削時に発生する
切り粉が全く発生せず、作業環境の改善は勿論、研磨液
中への異物の混入もなく、被研磨材の研磨面への傷も発
生しない。
削法ではなく、溝成形用リングを回転、押圧させながら
食い込ませて、溝をピッチ盤の表面に成形するものであ
り、従来のバイトによる切削のように切削時に発生する
切り粉が全く発生せず、作業環境の改善は勿論、研磨液
中への異物の混入もなく、被研磨材の研磨面への傷も発
生しない。
【0017】さらに、溝成形用棒部材本体をピッチ盤上
面に当接させて、押圧回転させることによって、ピッチ
盤上面の研磨によって摩耗した研磨面を平坦に磨削する
こともできる。
面に当接させて、押圧回転させることによって、ピッチ
盤上面の研磨によって摩耗した研磨面を平坦に磨削する
こともできる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明では、溝成形用棒部材本体
のピッチ盤面に当接している部分のうち、長手方向にお
いて1/2に相当する範囲(すなわち、ピッチ盤の略直
径の1/2に相当する片側部分)に、一定間隔離間して
脱着自在でかつ位置移動可能に挿通して固定した略円盤
状の溝成形用リングで、ピッチ盤面を押圧することで表
面の修整を行なうと同時に溝の成形を行うことを特徴と
するものである。
のピッチ盤面に当接している部分のうち、長手方向にお
いて1/2に相当する範囲(すなわち、ピッチ盤の略直
径の1/2に相当する片側部分)に、一定間隔離間して
脱着自在でかつ位置移動可能に挿通して固定した略円盤
状の溝成形用リングで、ピッチ盤面を押圧することで表
面の修整を行なうと同時に溝の成形を行うことを特徴と
するものである。
【0019】この場合、溝成形用リングの形状は、図5
に示したように、溝成形用棒部材本体に挿通させるた
め、その内径Rは、溝成形用棒部材本体の略円柱形状部
の外径rより僅かに大きい径とし、幅Lは溝幅lに相当
する0.1〜3mm程度とし、溝の深さs(リングの外
径に相当)に相当する溝成形用リングの厚みTは0.1
〜5mm程度とするのが好ましい。また、溝成形用リン
グの形状は、その中心部分に挿通用孔が形成された略円
盤状のリング形状であって、その両面の半径方向の面F
が、半径方向に対して45度以下のテーパー状の傾斜面
となるようなソロバン玉の様な形状とすることが望まし
い。これは、この傾斜面Fが、半径方向に対して45度
を超えるテーパー状の傾斜面である場合には、ピッチ盤
表面への押圧時に、この半径方向の面Fにて、ピッチ盤
表面に溝を成形することができないからである。
に示したように、溝成形用棒部材本体に挿通させるた
め、その内径Rは、溝成形用棒部材本体の略円柱形状部
の外径rより僅かに大きい径とし、幅Lは溝幅lに相当
する0.1〜3mm程度とし、溝の深さs(リングの外
径に相当)に相当する溝成形用リングの厚みTは0.1
〜5mm程度とするのが好ましい。また、溝成形用リン
グの形状は、その中心部分に挿通用孔が形成された略円
盤状のリング形状であって、その両面の半径方向の面F
が、半径方向に対して45度以下のテーパー状の傾斜面
となるようなソロバン玉の様な形状とすることが望まし
い。これは、この傾斜面Fが、半径方向に対して45度
を超えるテーパー状の傾斜面である場合には、ピッチ盤
表面への押圧時に、この半径方向の面Fにて、ピッチ盤
表面に溝を成形することができないからである。
【0020】さらに、溝成形用リングの溝成形用棒部材
本体への固定は、溝成形用リングに座グリのネジ加工を
して、ネジ止めで固定させ、リングの取り外し及び位置
移動も自在可能なタイプとしておくことが好ましい。こ
のようにすることによって、被研磨材料やピッチ盤の大
きさ等によってピッチ盤表面に形成される溝の形状、間
隔などを種々変更することが可能となる。
本体への固定は、溝成形用リングに座グリのネジ加工を
して、ネジ止めで固定させ、リングの取り外し及び位置
移動も自在可能なタイプとしておくことが好ましい。こ
のようにすることによって、被研磨材料やピッチ盤の大
きさ等によってピッチ盤表面に形成される溝の形状、間
隔などを種々変更することが可能となる。
【0021】また、溝成形用のリングの材質は、溝成形
用棒部材本体と同じく、耐食性、耐磨耗性に優れている
ステンレス鋼などの金属材料、またはガラス、アルミナ
などのセラミック、樹脂などの非金属材料でもよく、ピ
ッチ盤の材質に応じて選択することが可能である。
用棒部材本体と同じく、耐食性、耐磨耗性に優れている
ステンレス鋼などの金属材料、またはガラス、アルミナ
などのセラミック、樹脂などの非金属材料でもよく、ピ
ッチ盤の材質に応じて選択することが可能である。
【0022】さらに、重錘部材は、リング状の金属製の
重りであって、溝成形用棒部材本体の両端に設けたネジ
孔にネジによつて脱着自在に取り付ける構造にするのが
好ましい。
重りであって、溝成形用棒部材本体の両端に設けたネジ
孔にネジによつて脱着自在に取り付ける構造にするのが
好ましい。
【0023】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいてより
詳細に説明する。図1は、本発明の研磨装置の全体を示
す斜視図、図2は、図1の部分的な斜視図、図3は図2
の平面図、図4は、図3のA−A線についての部分拡大
断面図であり、ピッチ盤に溝を成形した状態を示してお
り、図5は、図4のB部の拡大図、図6は、図5のC−
C線についての断面図である。
詳細に説明する。図1は、本発明の研磨装置の全体を示
す斜視図、図2は、図1の部分的な斜視図、図3は図2
の平面図、図4は、図3のA−A線についての部分拡大
断面図であり、ピッチ盤に溝を成形した状態を示してお
り、図5は、図4のB部の拡大図、図6は、図5のC−
C線についての断面図である。
【0024】図1において、1は全体で発明の研磨装置
を示しており、研磨装置1は、駆動モーター1Aの回転
軸1Bにギアなど(図示せず)を介して接続されて回転
駆動する円盤状の回転テーブル4と、回転テーブル4の
上面に装着された円盤状のピッチ盤6を備えている。な
お、ピツチ盤6はピッチや松脂などの樹脂を溶融して円
盤状に成形したもので、ピツチ盤6の表面には研磨の際
の研磨材のトラップや研磨屑を逃がすために同心円状に
溝6Aが形成されている。
を示しており、研磨装置1は、駆動モーター1Aの回転
軸1Bにギアなど(図示せず)を介して接続されて回転
駆動する円盤状の回転テーブル4と、回転テーブル4の
上面に装着された円盤状のピッチ盤6を備えている。な
お、ピツチ盤6はピッチや松脂などの樹脂を溶融して円
盤状に成形したもので、ピツチ盤6の表面には研磨の際
の研磨材のトラップや研磨屑を逃がすために同心円状に
溝6Aが形成されている。
【0025】また、研磨装置本体3には、被研磨材料A
を保持してピッチ盤6上に当接させて研磨する被研磨材
料保持装置8と、研磨作業で摩耗したピッチ盤6の上面
の溝6Aを成形してその溝の機能を保つための溝成形装
置10が設けられている。
を保持してピッチ盤6上に当接させて研磨する被研磨材
料保持装置8と、研磨作業で摩耗したピッチ盤6の上面
の溝6Aを成形してその溝の機能を保つための溝成形装
置10が設けられている。
【0026】この被研磨材料保持装置8には、被研磨材
料保持装置本体8Aに固定された2本の保持棒部材8B
の先端部に、回転ローラ8Cが設けられており、この回
転ローラ8Cが、リング状の被研磨材料固定部材8Dの
外周に設けられたガイド溝(図示せず)内を回転可能に
嵌着されている。そして、被研磨材料Aを被研磨材料固
定部材8Dのリング内にネジ止めなどの周知の固定手段
によって固定保持して、ピッチ盤6を回転させて、ピッ
チ盤6上に当接することによって、被研磨材料Aを保持
した被研磨材料固定部材8Dが回転ローラ8Cを介して
自転して、研磨するようになっている。
料保持装置本体8Aに固定された2本の保持棒部材8B
の先端部に、回転ローラ8Cが設けられており、この回
転ローラ8Cが、リング状の被研磨材料固定部材8Dの
外周に設けられたガイド溝(図示せず)内を回転可能に
嵌着されている。そして、被研磨材料Aを被研磨材料固
定部材8Dのリング内にネジ止めなどの周知の固定手段
によって固定保持して、ピッチ盤6を回転させて、ピッ
チ盤6上に当接することによって、被研磨材料Aを保持
した被研磨材料固定部材8Dが回転ローラ8Cを介して
自転して、研磨するようになっている。
【0027】一方、溝成形装置10は、研磨装置本体3
上に、ピッチ盤6の直径を挟んで両側の端部に固定的に
立設された2個のストッパー部材12A、12Bと、ピ
ッチ盤の回転中心近傍をピッチ盤6を横切るように、ピ
ツチ盤6の上面に遊動可能に載置された略円柱形状の溝
成形用棒部材本体2と、溝成形用棒部材本体2の両端部
の支持部材2A、2Bに脱着自在に装着して、溝成形用
棒部材本体2に偏加重を負荷する重錘部材16とを備え
ている。
上に、ピッチ盤6の直径を挟んで両側の端部に固定的に
立設された2個のストッパー部材12A、12Bと、ピ
ッチ盤の回転中心近傍をピッチ盤6を横切るように、ピ
ツチ盤6の上面に遊動可能に載置された略円柱形状の溝
成形用棒部材本体2と、溝成形用棒部材本体2の両端部
の支持部材2A、2Bに脱着自在に装着して、溝成形用
棒部材本体2に偏加重を負荷する重錘部材16とを備え
ている。
【0028】すなわち、溝成形装置10は、ピツチ盤6
の直径より僅かに大きい長さを有する略円柱形状の溝成
形用棒部材本体2と、溝成形用棒部材本体2に挿通した
複数個の溝成形用リング14と、溝成形用棒部材本体2
の両端の支持部材2A、2Bを支持するストッパー部材
12A、12Bから構成されている。そして、この溝成
形用棒部材本体2は、図2及び図3に示したように、ス
トッパー部材12A、12Bに形成された支持凹部12
C、12D内に溝成形用棒部材本体2の両端の支持部材
2A、2Bを嵌入することによって、ピツチ盤6が回転
する際に、支持部材2A、2Bに当接することによっ
て、溝成形用棒部材本体2がピツチ盤6の回転方向には
移動できないようになっているが、ピッチ盤6の上面に
垂直な方向の上下動、及び溝成形用棒部材本体2の軸周
りの回転(すなわち自転)は可能となっている。なお、
本実施例の場合には、ストッパー部材12A、12Bに
支持凹部12C、12Dを設けて、溝成形用棒部材本体
2の両端の支持部材2A、2Bを嵌入したが、このよう
な構造に限定されるものではなく、例えば、図示しない
が、ストッパー部材12A、12Bを、支持部材2A、
2Bにピツチ盤6の回転方向に対して当接して、溝成形
用棒部材本体2がピツチ盤6とともに回転しないような
構造でも良い。
の直径より僅かに大きい長さを有する略円柱形状の溝成
形用棒部材本体2と、溝成形用棒部材本体2に挿通した
複数個の溝成形用リング14と、溝成形用棒部材本体2
の両端の支持部材2A、2Bを支持するストッパー部材
12A、12Bから構成されている。そして、この溝成
形用棒部材本体2は、図2及び図3に示したように、ス
トッパー部材12A、12Bに形成された支持凹部12
C、12D内に溝成形用棒部材本体2の両端の支持部材
2A、2Bを嵌入することによって、ピツチ盤6が回転
する際に、支持部材2A、2Bに当接することによっ
て、溝成形用棒部材本体2がピツチ盤6の回転方向には
移動できないようになっているが、ピッチ盤6の上面に
垂直な方向の上下動、及び溝成形用棒部材本体2の軸周
りの回転(すなわち自転)は可能となっている。なお、
本実施例の場合には、ストッパー部材12A、12Bに
支持凹部12C、12Dを設けて、溝成形用棒部材本体
2の両端の支持部材2A、2Bを嵌入したが、このよう
な構造に限定されるものではなく、例えば、図示しない
が、ストッパー部材12A、12Bを、支持部材2A、
2Bにピツチ盤6の回転方向に対して当接して、溝成形
用棒部材本体2がピツチ盤6とともに回転しないような
構造でも良い。
【0029】また、図4及び図5に示したように、溝成
形用棒部材本体2には、溝成形用棒部材本体のピッチ盤
面に当接している部分のうち、長手方向において1/2
に相当する範囲(すなわち、ピッチ盤6の略直径の1/
2に相当する片側部分)に、複数個の溝成形用リング1
4が一定間隔で挿通して固定されている。
形用棒部材本体2には、溝成形用棒部材本体のピッチ盤
面に当接している部分のうち、長手方向において1/2
に相当する範囲(すなわち、ピッチ盤6の略直径の1/
2に相当する片側部分)に、複数個の溝成形用リング1
4が一定間隔で挿通して固定されている。
【0030】この場合、溝成形用リング14の形状は、
図5に示したように、溝成形用棒部材本体に挿通させる
ため、その内径Rは、溝成形用棒部材本体2の略円柱形
状部の外径rより僅かに大きい径とし、幅Lは溝幅lに
相当する0.1〜3mm程度とし、溝の深さs(リング
の外径に相当)に相当する溝成形用リング14の厚みT
は0.1〜5mm程度とするのが好ましい。また、溝成
形用リング14の形状は、その中心部分に挿通用孔が形
成された略円盤状のリング形状であって、その両面の半
径方向の面Fが、半径方向に対して45度以下のテーパ
ー状の傾斜面となるようなソロバン玉の様な形状とする
ことが望ましい。これは、この傾斜面Fが、半径方向に
対して45度を超えるテーパー状の傾斜面である場合に
は、ピッチ盤表面への押圧時に、この半径方向の面Fに
て、ピッチ盤表面に溝を成形することができないからで
ある。
図5に示したように、溝成形用棒部材本体に挿通させる
ため、その内径Rは、溝成形用棒部材本体2の略円柱形
状部の外径rより僅かに大きい径とし、幅Lは溝幅lに
相当する0.1〜3mm程度とし、溝の深さs(リング
の外径に相当)に相当する溝成形用リング14の厚みT
は0.1〜5mm程度とするのが好ましい。また、溝成
形用リング14の形状は、その中心部分に挿通用孔が形
成された略円盤状のリング形状であって、その両面の半
径方向の面Fが、半径方向に対して45度以下のテーパ
ー状の傾斜面となるようなソロバン玉の様な形状とする
ことが望ましい。これは、この傾斜面Fが、半径方向に
対して45度を超えるテーパー状の傾斜面である場合に
は、ピッチ盤表面への押圧時に、この半径方向の面Fに
て、ピッチ盤表面に溝を成形することができないからで
ある。
【0031】さらに、図6に示したように、溝成形用リ
ング14の溝成形用棒部材本体2への固定は、溝成形用
リング14に座グリ部14Aを設けて、ネジ加工をし
て、ネジ14Bにてネジ止めで固定して、リングの取り
外し及び位置移動も自在可能なタイプとしておくことが
好ましい。これによって、被研磨材料やピッチ盤の大き
さ等に応じて、ピッチ盤表面に形成される溝の形状、間
隔などを種々変更することが可能となる。
ング14の溝成形用棒部材本体2への固定は、溝成形用
リング14に座グリ部14Aを設けて、ネジ加工をし
て、ネジ14Bにてネジ止めで固定して、リングの取り
外し及び位置移動も自在可能なタイプとしておくことが
好ましい。これによって、被研磨材料やピッチ盤の大き
さ等に応じて、ピッチ盤表面に形成される溝の形状、間
隔などを種々変更することが可能となる。
【0032】一方、溝成形用棒部材本体2の支持部材2
A、2Bの両端近傍には、図7に示したように、複数個
のネジ孔15が形成されており、リング状の重錘部材1
6を支持部材2A、2Bに挿通した後、このネジ孔15
に重錘部材16に設けられた取付ネジ17を締め付ける
ことによって、重錘部材16を支持部材2A、2Bに脱
着自在に装着できるように構成されている。
A、2Bの両端近傍には、図7に示したように、複数個
のネジ孔15が形成されており、リング状の重錘部材1
6を支持部材2A、2Bに挿通した後、このネジ孔15
に重錘部材16に設けられた取付ネジ17を締め付ける
ことによって、重錘部材16を支持部材2A、2Bに脱
着自在に装着できるように構成されている。
【0033】なお、溝成形棒部材本体2の形状は略円柱
形状であるが、軸方向中央部に向かって直径が減少する
テーパー形状に形成されているのが、ピッチ盤6に同心
円状に溝が成形されていく表面を押圧して平坦に修整さ
せるために好ましく、この減少割合としては溝成形用棒
部材本体2の棒中心部の直径が、ピッチ盤の両端に接す
る溝成形用棒部材本体2両端部の直径より0〜1/20
だけ細くするのが好ましい。
形状であるが、軸方向中央部に向かって直径が減少する
テーパー形状に形成されているのが、ピッチ盤6に同心
円状に溝が成形されていく表面を押圧して平坦に修整さ
せるために好ましく、この減少割合としては溝成形用棒
部材本体2の棒中心部の直径が、ピッチ盤の両端に接す
る溝成形用棒部材本体2両端部の直径より0〜1/20
だけ細くするのが好ましい。
【0034】また、溝成形用棒部材本体2及び溝成形用
リング14の材質は、特に限定されるものではないが耐
食性、耐摩耗性に優れているステンレス鋼などの金属材
料、またはガラス、アルミナなどの非金属材料など、ピ
ッチ盤6の材質に応じて選択すればよい。
リング14の材質は、特に限定されるものではないが耐
食性、耐摩耗性に優れているステンレス鋼などの金属材
料、またはガラス、アルミナなどの非金属材料など、ピ
ッチ盤6の材質に応じて選択すればよい。
【0035】このように構成される研磨装置装置を用い
て、被研磨材料を研磨加工する研磨方法及び溝成形方法
について、以下に説明する。先ず、溶融したピッチ材を
型枠に流し込み冷却固化して、円盤状のピッチ盤6とし
て回転テーブル4の上面に装着する。そして、溝成形用
棒部材本体2が、ピツチ盤6の回転中心近傍を横切るよ
うに、ストッパー部材12A、12Bの支持凹部12
C、12D内に支持部材2A、2Bを嵌入することによ
って遊動可能に載置した後、溝成形用棒部材本体2の両
端部、すなわち支持部材2A、2Bに不均衡な重錘部材
16を装着する。これによって、ピッチ盤6の回転方向
に対して溝成形用棒部材本体2をストッパー部材1A、
1Bに当接させて、溝成形用棒部材本体2がピツチ盤6
とともに回転しないようにして、ピッチ盤の表面を軟ら
かくするため、ピツチ盤6上面にを適度に温まった温水
を散水させながらゆっくりと回転させる。
て、被研磨材料を研磨加工する研磨方法及び溝成形方法
について、以下に説明する。先ず、溶融したピッチ材を
型枠に流し込み冷却固化して、円盤状のピッチ盤6とし
て回転テーブル4の上面に装着する。そして、溝成形用
棒部材本体2が、ピツチ盤6の回転中心近傍を横切るよ
うに、ストッパー部材12A、12Bの支持凹部12
C、12D内に支持部材2A、2Bを嵌入することによ
って遊動可能に載置した後、溝成形用棒部材本体2の両
端部、すなわち支持部材2A、2Bに不均衡な重錘部材
16を装着する。これによって、ピッチ盤6の回転方向
に対して溝成形用棒部材本体2をストッパー部材1A、
1Bに当接させて、溝成形用棒部材本体2がピツチ盤6
とともに回転しないようにして、ピッチ盤の表面を軟ら
かくするため、ピツチ盤6上面にを適度に温まった温水
を散水させながらゆっくりと回転させる。
【0036】これによつて、図2に示したように、溝成
形用リング14が取り付けられている側である溝成形用
棒部材本体2の加重の重い方(図2においてF側、すな
わちストッパー部材12A側)では、ピツチ盤6の表面
の移動方向(回転方向)Dと同じE方向に溝成形用棒部
材本体2が回転する(ダウンローリング)。一方、反対
側の荷重の軽い方(図2においてG側、すなわちストッ
パー部材12B側)では、ピツチ盤6の表面の移動方向
Dと逆向き方向Hに回転することになる(アッパーロー
リング)。その結果、溝成形用棒部材本体2が長手方向
の軸を中心として回転して、溝成形用棒部材本体2の加
重の重い方で溝成形用リング14がピッチ盤6の表面に
押圧される(すなわちピッチ盤6に食い込むような状
態)ことになって、ピッチ盤6への溝6Aの形成が、こ
の溝成形用リング14の押圧によって、徐々に深く成形
されていくことになる。
形用リング14が取り付けられている側である溝成形用
棒部材本体2の加重の重い方(図2においてF側、すな
わちストッパー部材12A側)では、ピツチ盤6の表面
の移動方向(回転方向)Dと同じE方向に溝成形用棒部
材本体2が回転する(ダウンローリング)。一方、反対
側の荷重の軽い方(図2においてG側、すなわちストッ
パー部材12B側)では、ピツチ盤6の表面の移動方向
Dと逆向き方向Hに回転することになる(アッパーロー
リング)。その結果、溝成形用棒部材本体2が長手方向
の軸を中心として回転して、溝成形用棒部材本体2の加
重の重い方で溝成形用リング14がピッチ盤6の表面に
押圧される(すなわちピッチ盤6に食い込むような状
態)ことになって、ピッチ盤6への溝6Aの形成が、こ
の溝成形用リング14の押圧によって、徐々に深く成形
されていくことになる。
【0037】この際、溝成形用棒部材本体2がピツチ盤
6の直径全体で支持されているので、溝成形用リング1
4に掛かる荷重によって、ピツチ盤6表面に成形されて
いく溝6Aは、一定の位置で同心円状に溝成形用リング
14の数だけ形成されることになる。
6の直径全体で支持されているので、溝成形用リング1
4に掛かる荷重によって、ピツチ盤6表面に成形されて
いく溝6Aは、一定の位置で同心円状に溝成形用リング
14の数だけ形成されることになる。
【0038】ところで、ピッチ盤6の表面は最初のうち
は、溝成形用リング14で押し上げされるピッチ材によ
ってその表面は凸凹の状態になっているが、溝成形用リ
ング14がその厚み分まで沈むと、その後は溝成形用棒
部材本体2に掛かる荷重が、溝成形用棒部材本体2の全
体で、ピッチ盤6に当接してピッチ盤6に負荷されるこ
とになるので、ピッチ盤6の表面は平坦に修整されるこ
とになる。
は、溝成形用リング14で押し上げされるピッチ材によ
ってその表面は凸凹の状態になっているが、溝成形用リ
ング14がその厚み分まで沈むと、その後は溝成形用棒
部材本体2に掛かる荷重が、溝成形用棒部材本体2の全
体で、ピッチ盤6に当接してピッチ盤6に負荷されるこ
とになるので、ピッチ盤6の表面は平坦に修整されるこ
とになる。
【0039】その後、ピッチ盤6の表面が平坦になった
後、温水の散水を止めて研磨液に切り替えならし運転を
し、例えばKNbO3などの光学結晶や光学ガラスなど
を、円柱形状のステンレス製のブロックの下面にホット
メルト接着剤で固定して研磨試料を作成し、被研磨材料
保持装置8に保持してピッチ盤6上に当接させて研磨す
れば、従来のバイト切削のような切り粉は発生せず、研
磨液への異物混入も全くないので、被研磨材料の研磨面
に微少な傷が発生することがなく、精密、高精度な研磨
加工が可能となる。
後、温水の散水を止めて研磨液に切り替えならし運転を
し、例えばKNbO3などの光学結晶や光学ガラスなど
を、円柱形状のステンレス製のブロックの下面にホット
メルト接着剤で固定して研磨試料を作成し、被研磨材料
保持装置8に保持してピッチ盤6上に当接させて研磨す
れば、従来のバイト切削のような切り粉は発生せず、研
磨液への異物混入も全くないので、被研磨材料の研磨面
に微少な傷が発生することがなく、精密、高精度な研磨
加工が可能となる。
【0040】なお、本実施例の場合には、ピッチ盤6の
溝成形の後に、被研磨材料の研磨加工を行ったが、ピッ
チ盤6の溝成形を行いながら、被研磨材料の研磨加工を
同時に実施できることは勿論である。
溝成形の後に、被研磨材料の研磨加工を行ったが、ピッ
チ盤6の溝成形を行いながら、被研磨材料の研磨加工を
同時に実施できることは勿論である。
【0041】また、図4において右側、すなわちストッ
パー部材12B側の重錘部材16の方を重くすることに
よって、溝成形用棒部材本体2の溝成形用リング14を
装着していない部分(図4において右半分)をピッチ盤
6の上面に接触させることにより、被研磨材料の研磨加
工と同時にピッチ盤6の上面のドレッシング(研磨作業
で摩耗したピッチ盤6の上面を磨削してその平坦度を保
つこと)を行うことも可能である。
パー部材12B側の重錘部材16の方を重くすることに
よって、溝成形用棒部材本体2の溝成形用リング14を
装着していない部分(図4において右半分)をピッチ盤
6の上面に接触させることにより、被研磨材料の研磨加
工と同時にピッチ盤6の上面のドレッシング(研磨作業
で摩耗したピッチ盤6の上面を磨削してその平坦度を保
つこと)を行うことも可能である。
【0042】
【実施例1】直径30mm、長さ35cmのステンレス
製の丸棒を、旋盤を用いて長手軸方向の中央部の直径が
両端部の直径よりも0.6mm小さくなるように、長さ
方向にテーパー形状に切削加工し溝成形用棒部材本体と
した。また、その両端部にはリング状の重りに取り付け
た取付ネジによつて、重りを取り付けられるようにネジ
加工を施した。
製の丸棒を、旋盤を用いて長手軸方向の中央部の直径が
両端部の直径よりも0.6mm小さくなるように、長さ
方向にテーパー形状に切削加工し溝成形用棒部材本体と
した。また、その両端部にはリング状の重りに取り付け
た取付ネジによつて、重りを取り付けられるようにネジ
加工を施した。
【0043】また、溝成形用リングはアルミ製で、幅3
mm、厚さ3mm、内径30.2mmで製作し、その外
形が両面の半径方向の面が、半径方向に対して約45度
のテーパーの傾きの面をもったソロバン玉の様な形状と
した。この溝成形用リングを溝成形用棒部材本体に挿通
し、0.7mm間隔でネジで固定して、計12個の溝成
形用リングを取り付けた。
mm、厚さ3mm、内径30.2mmで製作し、その外
形が両面の半径方向の面が、半径方向に対して約45度
のテーパーの傾きの面をもったソロバン玉の様な形状と
した。この溝成形用リングを溝成形用棒部材本体に挿通
し、0.7mm間隔でネジで固定して、計12個の溝成
形用リングを取り付けた。
【0044】一方、アスファルトからなるピッチ材を溶
融して、金型枠に流し込んで冷却固化して、直径30c
mの円盤状に成形した。これを研磨装置の回転テーブル
に装着した。
融して、金型枠に流し込んで冷却固化して、直径30c
mの円盤状に成形した。これを研磨装置の回転テーブル
に装着した。
【0045】溝成形用棒部材本体の両端を、予め回転テ
ーブルの外側で直径方向に対向する2箇所に設けたスト
ッパ−間に収めるようにピッチ盤上に載置した。なお、
この際には、溝成形用棒部材本体の両端の重錘部材は外
した状態であり、溝成形用棒部材本体2の自重のみにし
ておいた。
ーブルの外側で直径方向に対向する2箇所に設けたスト
ッパ−間に収めるようにピッチ盤上に載置した。なお、
この際には、溝成形用棒部材本体の両端の重錘部材は外
した状態であり、溝成形用棒部材本体2の自重のみにし
ておいた。
【0046】次ぎに、ピッチ盤の表面を軟らかくするた
め、温水をピッチ盤上に散水しながらピッチ盤を低速で
ゆっくり回転させると、溝成形用棒部材本体にセットし
た溝成形用リングがピッチ盤上を転がり始める。この時
点では溝成形用棒部材本体2は、溝成形用リングを取り
付けている部分のみがピッチ盤に接触している状態のた
めやや揺れの大きい不安定な回転をしていた。
め、温水をピッチ盤上に散水しながらピッチ盤を低速で
ゆっくり回転させると、溝成形用棒部材本体にセットし
た溝成形用リングがピッチ盤上を転がり始める。この時
点では溝成形用棒部材本体2は、溝成形用リングを取り
付けている部分のみがピッチ盤に接触している状態のた
めやや揺れの大きい不安定な回転をしていた。
【0047】溝成形用棒部材本体の自重のみの状態で暫
く回転を続けていると、ピッチ盤の表面に溝成形用リン
グで押しつけられた箇所に、浅い溝成形用リングの轍が
同心円状に12本作られていくのが確認出来た。この状
態から、溝成形用棒部材本体の両端に重錘部材を少しづ
づ増やしていった。この際、溝成形用リングが取り付け
てある方に少し重錘部材を多く装着した。溝成形用棒部
材本体は、重錘部材を加えた時から、溝成形用リングの
とりつけられていない方へ傾きながら依然として揺れの
大きい不安定な回転を続けていた。
く回転を続けていると、ピッチ盤の表面に溝成形用リン
グで押しつけられた箇所に、浅い溝成形用リングの轍が
同心円状に12本作られていくのが確認出来た。この状
態から、溝成形用棒部材本体の両端に重錘部材を少しづ
づ増やしていった。この際、溝成形用リングが取り付け
てある方に少し重錘部材を多く装着した。溝成形用棒部
材本体は、重錘部材を加えた時から、溝成形用リングの
とりつけられていない方へ傾きながら依然として揺れの
大きい不安定な回転を続けていた。
【0048】この際、溝成形用棒部材本体は、加重の大
きい側すなわち溝成形用リングを取り付けている側で、
ダウンローリングをし、その際にピッチ盤表面に引きず
られるが、両端のストッパーに当接して止まり、長手方
向の軸を中心として回転する。また、アルミ製の溝成形
用リングも徐々にピッチ盤に食い込むような状態を続け
ながらピッチ盤表面に同心円状の溝が形成されていっ
た。
きい側すなわち溝成形用リングを取り付けている側で、
ダウンローリングをし、その際にピッチ盤表面に引きず
られるが、両端のストッパーに当接して止まり、長手方
向の軸を中心として回転する。また、アルミ製の溝成形
用リングも徐々にピッチ盤に食い込むような状態を続け
ながらピッチ盤表面に同心円状の溝が形成されていっ
た。
【0049】しばらくして、ピッチ盤表面に溝成形用リ
ングの厚みに相当する3mm程度の深さの溝が食い込む
ようになり、溝成形用リングの取り付けられてていない
反対側の部分も全面ピッチ盤表面に当接されて、溝成形
用棒部材本体の傾きもほぼ水平になり、回転も揺れのな
い安定した回転になって、溝の成形と併せて表面が平坦
になっていった。ピッチ盤表面がほぼ理想的な面に仕上
がった後、温水の散水を止めて、研磨液に切り替えなら
し運転をした。
ングの厚みに相当する3mm程度の深さの溝が食い込む
ようになり、溝成形用リングの取り付けられてていない
反対側の部分も全面ピッチ盤表面に当接されて、溝成形
用棒部材本体の傾きもほぼ水平になり、回転も揺れのな
い安定した回転になって、溝の成形と併せて表面が平坦
になっていった。ピッチ盤表面がほぼ理想的な面に仕上
がった後、温水の散水を止めて、研磨液に切り替えなら
し運転をした。
【0050】その後、光学結晶であるKNbO3の単結
晶を円柱形状のステンレス製のブロックの下面にホット
メルト接着剤で固定して研磨試料を作成した。これを、
図1に示したような研磨装置を用いて、被研磨材料保持
装置に保持してピッチ盤上にKNbO3の被研磨面を当
接して研磨した。
晶を円柱形状のステンレス製のブロックの下面にホット
メルト接着剤で固定して研磨試料を作成した。これを、
図1に示したような研磨装置を用いて、被研磨材料保持
装置に保持してピッチ盤上にKNbO3の被研磨面を当
接して研磨した。
【0051】その結果、KNbO3の単結晶は、研磨面
の平坦度も良好であり傷が発生していないことが確認で
きた。
の平坦度も良好であり傷が発生していないことが確認で
きた。
【0052】
【発明の効果】本発明に係る研磨装置及び研磨方法、な
らびに溝成形方法によれば、以下のような顕著で特有な
作用効果を奏する極めて優れた発明である。 (1)本発明では、従来のバイトを使った切削法ではな
く、溝成形用リングを回転、押圧させながら食い込ませ
て、溝をピッチ盤の表面に成形するものであり、従来の
バイト切削のような切り粉は発生せず、研磨液への異物
混入も全くなく、ピッチ盤の溝形成作業を行える。従っ
て被研磨材料の研磨面に微少な傷が発生することがな
く、精密、高精度な研磨加工が可能である。 (2)溝成形用リングの溝成形用棒部材本体への固定
が、リングの取り外し及び位置移動も自在可能な構成と
なっているので、被被研磨材料やピッチ盤の大きさ等に
応じて、ピッチ盤表面に形成される溝の形状、間隔など
を種々変更することが可能である。 (3)しかも、溝成形用リングをピッチ盤上面に当接さ
せて押圧回転させるので、溝成形用リングにてピッチ盤
上面に同心円状の溝を成形できるとともに、研磨作業に
よる磨削で溝の形状が変化して、溝が浅くなり溝幅も徐
々に狭くなった場合にも、溝の修整成形も簡単で、且つ
迅速に行うことができる。 (4)被研磨材料によってピッチ材の材料を変えるが、
それに合わせて溝の間隔も調整する場合があるが、ピッ
チ盤表面の溝の形状と併せて溝の間隔もまた研磨面の精
度に影響を与えるものであり、本発明では、溝成形用リ
ングはネジで固定しているため自在にしかもスケールで
正確に間隔を揃えることができ、精密、高精度な研磨加
工が可能となる。 (5)ピッチ盤の溝成形の後に、被研磨材料の研磨加工
を行うことも、ピッチ盤の溝成形を行いながら、被研磨
材料の研磨加工を同時に実施できる。 (6)また、溝成形用棒部材本体の溝成形用リングを装
着していない部分をピッチ盤の上面に接触させることに
より、被研磨材料の研磨加工と同時にピッチ盤の上面の
ドレッシングを行うことも可能である。
らびに溝成形方法によれば、以下のような顕著で特有な
作用効果を奏する極めて優れた発明である。 (1)本発明では、従来のバイトを使った切削法ではな
く、溝成形用リングを回転、押圧させながら食い込ませ
て、溝をピッチ盤の表面に成形するものであり、従来の
バイト切削のような切り粉は発生せず、研磨液への異物
混入も全くなく、ピッチ盤の溝形成作業を行える。従っ
て被研磨材料の研磨面に微少な傷が発生することがな
く、精密、高精度な研磨加工が可能である。 (2)溝成形用リングの溝成形用棒部材本体への固定
が、リングの取り外し及び位置移動も自在可能な構成と
なっているので、被被研磨材料やピッチ盤の大きさ等に
応じて、ピッチ盤表面に形成される溝の形状、間隔など
を種々変更することが可能である。 (3)しかも、溝成形用リングをピッチ盤上面に当接さ
せて押圧回転させるので、溝成形用リングにてピッチ盤
上面に同心円状の溝を成形できるとともに、研磨作業に
よる磨削で溝の形状が変化して、溝が浅くなり溝幅も徐
々に狭くなった場合にも、溝の修整成形も簡単で、且つ
迅速に行うことができる。 (4)被研磨材料によってピッチ材の材料を変えるが、
それに合わせて溝の間隔も調整する場合があるが、ピッ
チ盤表面の溝の形状と併せて溝の間隔もまた研磨面の精
度に影響を与えるものであり、本発明では、溝成形用リ
ングはネジで固定しているため自在にしかもスケールで
正確に間隔を揃えることができ、精密、高精度な研磨加
工が可能となる。 (5)ピッチ盤の溝成形の後に、被研磨材料の研磨加工
を行うことも、ピッチ盤の溝成形を行いながら、被研磨
材料の研磨加工を同時に実施できる。 (6)また、溝成形用棒部材本体の溝成形用リングを装
着していない部分をピッチ盤の上面に接触させることに
より、被研磨材料の研磨加工と同時にピッチ盤の上面の
ドレッシングを行うことも可能である。
【図1】本発明の研磨装置の全体を示す斜視図である。
【図2】図1の部分的な斜視図である。
【図3】図2の平面図である。
【図4】図3のA−A線についての部分拡大断面図であ
る。
る。
【図5】図4のB部の拡大図である。
【図6】図5のC−C線についての断面図である。
【図7】本発明の研磨装置の溝成形用棒部材本体と重錘
部材との結合状態を説明する断面図である。
部材との結合状態を説明する断面図である。
【図8】従来の研磨装置の斜視図である。
1・・・…研磨装置 2・・・溝成形用棒部材本体 2A、2B・・・支持部材 3・・・研磨装置本体 4・・・回転テーブル 6・・・ピッチ盤 6A・・・溝 8・・・被研磨材料保持装置 8B・・・保持棒部材 8C・・・機転ローラ 8D・・・被研磨材料固定部材 10・・・溝成形装置 12A、12B・・・ストッパー部材 12C、12D・・・支持凹部 14・・・溝成形用リング 16・・・重錘部材 A・・・被研磨材料
Claims (12)
- 【請求項1】 円盤状のピッチ盤を載置可能で回転駆動
する回転テーブルと、前記ピッチ盤上面に同心円状の溝
を成形する溝成形機構を備えたピッチ盤の溝成形装置で
あって、 前記溝成形機構が、略円柱形状の溝成形用棒部材本体
と、該溝成形用棒部材本体に脱着自在でかつ位置移動可
能に挿通した複数個の溝成形用リングを備えており、 前記溝成形用リングを挿通した溝成形用棒部材本体が、
ピッチ盤の回転中心近傍を横切るようにピッチ盤上面に
おいて遊動可能に載置されるとともに、 前記ピッチ盤の溝成形装置本体部に固接されたストッパ
ー部材によって、溝成形用棒部材本体がピッチ盤上面に
おいて転動するのが抑止されており、 前記溝成形機構の溝成形用リングをピッチ盤上面に当接
させて、押圧回転させながら同心円状に溝を成形するよ
うに構成したことを特徴とするピッチ盤の溝成形装置。 - 【請求項2】 前記溝成形用棒部材本体の両端部に脱着
自在に装着して、溝成形部材に偏加重を負荷する重錘部
材を備えることを特徴とする請求項1に記載のピッチ盤
の溝成形装置。 - 【請求項3】 前記溝成形用棒部材本体をピッチ盤上面
に当接させて、押圧回転させて、ピッチ盤上面の研磨に
よって摩耗した研磨面を平坦に磨削するように構成しこ
とを特徴とする請求項1又は2に記載のピッチ盤の溝成
形装置。 - 【請求項4】 被研磨材料を研磨加工するための研磨装
置であって、 回転駆動する回転テーブルと、前記回転テーブル上面に
装着され、回転テーブルとともに回転する円盤状のピッ
チ盤と、被研磨材料を保持して、被研磨材料をピッチ盤
上面に当接させて研磨する被研磨材料保持装置とから構
成される研磨装置において、 前記ピッチ盤上面に同心円状の溝を成形する溝成形装置
を備え、 前記溝成形装置が、略円柱形状の溝成形用棒部材本体
と、該溝成形用棒部材本体に脱着自在でかつ位置移動可
能に挿通した複数個の溝成形用リングを備えており、 前記溝成形用リングを挿通した溝成形用棒部材本体が、
ピッチ盤の回転中心近傍を横切るようにピッチ盤上面に
おいて遊動可能に載置されるとともに、 前記研磨装置本体部に固接されたストッパー部材によっ
て、溝成形用棒部材本体がピッチ盤上面において転動す
るのが抑止されており、 前記溝成形装置の溝成形用リングをピッチ盤上面に当接
させて、押圧回転させながら同心円状に溝を成形するよ
うに構成したことを特徴とする研磨装置。 - 【請求項5】 前記溝成形用棒部材本体の両端部に脱着
自在に装着して、溝成形部材に偏加重を負荷する重錘部
材を備えることを特徴とする請求項4に記載の研磨装
置。 - 【請求項6】 前記溝成形用棒部材本体をピッチ盤上面
に当接させて、押圧回転させて、ピッチ盤上面の研磨に
よって摩耗した研磨面を平坦に磨削するように構成しこ
とを特徴とする請求項4又は5に記載の研磨装置。 - 【請求項7】 回転駆動する回転テーブルと、前記回転
テーブル上面に装着され、回転テーブルとともに回転す
る円盤状のピッチ盤と、被研磨材料を保持して、被研磨
材料をピッチ盤上面に当接させて研磨する被研磨材料保
持装置とから構成される研磨装置を用いて、被研磨材料
を研磨加工するための研磨方法であって、 溝成形装置の略円柱形状の溝成形用棒部材本体に複数個
の溝成形用リングを脱着自在でかつ位置移動可能に挿通
して固定し、 前記溝成形用リングを挿通した溝成形用棒部材本体を、
ピッチ盤の回転中心近傍を横切るようにピッチ盤上面に
おいて遊動可能に載置するとともに、研磨装置本体部に
固接されたストッパー部材に当接させて、ピッチ盤を回
転させ、 前記溝成形装置の溝成形用リングをピッチ盤上面に当接
させて、押圧回転させながら同心円状に溝を成形すると
ともに、 研磨材料保持装置によって、被研磨材料をピッチ盤上面
に当接させて研磨することを特徴とする研磨方法。 - 【請求項8】 前記溝成形用棒部材本体の両端部に不均
衡な重錘部材を装着して研磨することを特徴とする請求
項7に記載の研磨方法。 - 【請求項9】 前記溝成形用棒部材本体をピッチ盤上面
に当接させて、押圧回転させて、ピッチ盤上面の研磨に
よって摩耗した研磨面を平坦に磨削することを特徴とす
る請求項7又は8に記載の研磨方法。 - 【請求項10】 回転駆動する回転テーブルと、前記回
転テーブル上面に装着され、回転テーブルとともに回転
する円盤状のピッチ盤とから構成されるピッチ盤の溝成
形装置を用いて、 略円柱形状の溝成形用棒部材本体に複数個の溝成形用リ
ングを脱着自在でかつ位置移動可能に挿通して固定し、 前記溝成形用リングを挿通した溝成形用棒部材本体を、
ピッチ盤の回転中心近傍を横切るようにピッチ盤上面に
おいて遊動可能に載置するとともに、ピッチ盤の溝成形
装置本体部に固接されたストッパー部材に当接させて、
ピッチ盤を回転させ、 前記溝成形装置の溝成形用リングをピッチ盤上面に当接
させて、押圧回転させながら同心円状に溝を成形するこ
とを特徴とする研磨装置のピッチ盤の溝成形方法。 - 【請求項11】 前記溝成形用棒部材本体の両端部に不
均衡な重錘部材を装着して溝を成形することを特徴とす
る請求項10に記載のピッチ盤の溝成形方法。 - 【請求項12】 前記溝成形用棒部材本体をピッチ盤上
面に当接させて、押圧回転させて、ピッチ盤上面の研磨
によって摩耗した研磨面を平坦に磨削することを特徴と
する請求項10又は11に記載のピッチ盤の溝成形方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23186496A JPH1076454A (ja) | 1996-09-02 | 1996-09-02 | ピッチ盤の溝成形装置及び研磨装置ならびにそれらを用いたピッチ盤の溝成形方法及び研磨方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23186496A JPH1076454A (ja) | 1996-09-02 | 1996-09-02 | ピッチ盤の溝成形装置及び研磨装置ならびにそれらを用いたピッチ盤の溝成形方法及び研磨方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1076454A true JPH1076454A (ja) | 1998-03-24 |
Family
ID=16930222
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23186496A Pending JPH1076454A (ja) | 1996-09-02 | 1996-09-02 | ピッチ盤の溝成形装置及び研磨装置ならびにそれらを用いたピッチ盤の溝成形方法及び研磨方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1076454A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009208205A (ja) * | 2008-03-05 | 2009-09-17 | Ngk Insulators Ltd | 分割碍管の端面切削方法および分割碍管の端面切削用の総型砥石 |
| JP2011523596A (ja) * | 2008-05-06 | 2011-08-18 | ヒューレット−パッカード デベロップメント カンパニー エル.ピー. | マイクロスケール光学構造を作製する方法 |
| KR101363890B1 (ko) * | 2012-06-07 | 2014-02-19 | 에이엠테크놀로지 주식회사 | 웨이퍼 양면 연마장치의 정반 페이싱 장치 |
| KR101400876B1 (ko) * | 2012-05-29 | 2014-06-02 | 영남대학교 산학협력단 | 서피스 텍스쳐링을 위한 연삭 장치 및 방법 |
| CN110170901A (zh) * | 2019-06-21 | 2019-08-27 | 上海智睿水晶有限公司 | 一种用于显晶类水晶表面的集中处理系统 |
-
1996
- 1996-09-02 JP JP23186496A patent/JPH1076454A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009208205A (ja) * | 2008-03-05 | 2009-09-17 | Ngk Insulators Ltd | 分割碍管の端面切削方法および分割碍管の端面切削用の総型砥石 |
| JP2011523596A (ja) * | 2008-05-06 | 2011-08-18 | ヒューレット−パッカード デベロップメント カンパニー エル.ピー. | マイクロスケール光学構造を作製する方法 |
| KR101400876B1 (ko) * | 2012-05-29 | 2014-06-02 | 영남대학교 산학협력단 | 서피스 텍스쳐링을 위한 연삭 장치 및 방법 |
| KR101363890B1 (ko) * | 2012-06-07 | 2014-02-19 | 에이엠테크놀로지 주식회사 | 웨이퍼 양면 연마장치의 정반 페이싱 장치 |
| CN110170901A (zh) * | 2019-06-21 | 2019-08-27 | 上海智睿水晶有限公司 | 一种用于显晶类水晶表面的集中处理系统 |
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