JPH1077256A - 心臓血管系に活性のある新規のseco−ステロイドおよびそれらの調製方法およびそれらを含有する製薬用組成物 - Google Patents

心臓血管系に活性のある新規のseco−ステロイドおよびそれらの調製方法およびそれらを含有する製薬用組成物

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JPH1077256A
JPH1077256A JP9222855A JP22285597A JPH1077256A JP H1077256 A JPH1077256 A JP H1077256A JP 9222855 A JP9222855 A JP 9222855A JP 22285597 A JP22285597 A JP 22285597A JP H1077256 A JPH1077256 A JP H1077256A
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aminoethoxy
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マウロ・ゴビーニ
Sergio De Munari
セルジオ・ドゥ・ムナリ
Giorgio Fedrizzi
ジョルジオ・フェドリッツィ
Patrizia Ferrari
パトリツィア・フェラーリ
Piero Melloni
ピエロ・メローニ
Marco Santagostino
マルコ・サンタゴスティーノ
Marco Torri
マルコ・トーリ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 心臓血管系に活性のある新規のseco−ステロ
イドを提供する。 【解決手段】 次の一般式(I): 【化1】 {[上式(I)中、5および17位における波線からな
る符号は、5位の水素および17位の置換基R3が、α
またはβ配置とできることを意味し:RおよびR1は、
水素およびヒドロキシであるか、共同してケト基を形成
し:R2は、C1−C4のアルキルであり:R3は、次の
式: 【化2】 【化3】 [上式中、波線からなる符号は、Z異性体およびE異性
体の両方を意味し:R4は、NHC(=NH)NR56
またはOR7であり:ここで、R5およびR6は、水素、
C1−C4のアルキルであるか、共同して窒素と共に、
モノ−ヘテロ環を形成し:R7は、C1−C6のアルキ
ルまたは水素である]で示されるものである}で示され
る化合物にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、心臓血管系に活性
のある新規のseco−ステロイド誘導体、それらの調製方
法、およびそれらを含有する製薬用組成物に関する。本
発明に記載されている化合物は、心臓血管系の疾患、例
えば、心臓病および高血圧の治療に有用である。
【0002】
【従来の技術】特許請求されている化合物は、Na+,K+-A
TPアーゼにおけるジギタリスレセプター部位に高い親和
力で結合することが示されており、天然のジギタリス化
合物、例えばジゴキシン、ウワバイン、およびジギトキ
シゲニンにおいて基本的に重要であるとみなされている
構造上の必要条件のいくつかが欠落しているとしても、
心臓血管系に対して活性がある。
【0003】これらの必要条件とは:シクロペンタンペ
ルヒドロフェナントレン骨格:A/BおよびC/D環の
間のcis結合、および不飽和の17β−ラクトンの存在
である[レプケ(Repke)・K・R・H、ショーンフェ
ルド(Schonfeid)・Wらの「ジギタリスレセプターと
してのNa+/K+-ATPアーゼ」、Trends. Pharmacol. Sci.
第5巻、頁393-397、1984;トーマス(Thomas)・R、グ
レイ(Gray)・P、アンドリュー(Andrews)・Jらの
「ジギタリス:その作用方式、レセプター、および構造
活性の関係(its mode of action, receptor, and stru
cture-activity relationships)」、Adv. Drug Res.
第19巻、頁312-562、1990]。
【0004】
【発明の構成】本発明の化合物は、次の一般式(I):
【化9】 {[上式(I)中、5および17位における波線からな
る符号は、5位の水素および17位の置換基R3が、α
またはβ配置とできることを意味し:RおよびR1は、
それぞれ、水素およびヒドロキシであるか、またはRお
よびR1は、共同してケト基を形成し:R2は、メチル、
エチル、またはプロピルであり:R3は、次の式:
【化10】 または
【化11】 [上式中、波線からなる符号は、Z異性体およびE異性
体の両方を意味し:R4は、NHC(=NH)NR56
またはOR7であり:ここで、R5およびR6は、独立し
て、水素、C1−C4のアルキルであるか、またはR5
およびR6は、共同して窒素と共に、飽和した5員環ま
たは6員環であるモノ−ヘテロ環を形成し:R7は、N
89により置換されているか、またはされていないC
1−C6のアルキル、水素であり:ここで、R8、R
9は、独立して、水素またはC1−C4のアルキルであ
る]で示されるものである}で示される化合物に関す
る。
【0005】また、本発明の範囲内には、一般式(I)
の化合物の製薬的に許容可能な塩類も含まれる。
【0006】式(I)の化合物の製薬的に許容可能な塩
類とは、塩基に生物学的活性があり、公知の薬理学的に
許容可能な酸、例えば、塩酸、臭化水素酸、硫酸、リン
酸、フマル酸、コハク酸、シュウ酸、リンゴ酸、酒石
酸、マレイン酸、クエン酸、メタンスルホン酸、安息香
酸から誘導される塩類のことである。
【0007】アルキル基は、分枝状または直鎖状の基で
あってよい。
【0008】C1−C6のアルキル基は、好ましくは、
C1−C4のアルキル基、例えば、メチル、エチル、プ
ロピル、イソ−プロピル、ブチル、sec−ブチル、tert
−ブチルである。
【0009】C1−C4のアルキル基は、好ましくは、
メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、se
c−ブチル、tert−ブチルである。
【0010】NR56基は、好ましくは、アミノ、メチ
ルアミノ、ジメチルアミノ、ジエチルアミノ、1−ピロ
リジニル(pyrrolidinyl)、ピペリジノである。
【0011】NHC(=NH)NR56基は、好ましく
は、グアニジノ基である。
【0012】OR7基は、好ましくは、2−アミノエト
キシ、2−ジメチルアミノエトキシである。
【0013】本発明の特定の化合物(I)の好ましい実
施例は: E−17β−2−[(2−アミノエトキシ)イミノメチ
ル]−5β−14,15−seco−3β−ヒドロキシ−ア
ンドロスタン−14−オン E−17α−2−[(2−アミノエトキシ)イミノメチ
ル]−5β−14,15−seco−3β−ヒドロキシ−ア
ンドロスタン−14−オン E−17β−メチル−15−[(2−アミノエトキシ)
イミノ]−5β−14,15−seco−3β−ヒドロキシ
−アンドロスタン−14−オン E−17β−メチル−15−[(2−ジメチルアミノエ
トキシ)イミノ]−5β−14,15−seco−3β−ヒ
ドロキシ−アンドロスタン−14−オン E−17β−2−[(2−ジメチルアミノエトキシ)イ
ミノメチル]−5β−14,15−seco−3β−ヒドロ
キシ−アンドロスタン−14−オン E−17α−2−[(2−ジメチルアミノエトキシ)イ
ミノメチル]−5β−14,15−seco−3β−ヒドロ
キシ−アンドロスタン−14−オン E−17β−2−[(2−アミノエトキシ)イミノエチ
ル]−5β−14,15−seco−3β−ヒドロキシ−ア
ンドロスタン−14−オン E−17α−2−[(2−アミノエトキシ)イミノエチ
ル]−5β−14,15−seco−3β−ヒドロキシ−ア
ンドロスタン−14−オン E−17β−2−[(2−ジメチルアミノエトキシ)イ
ミノエチル]−5β−14,15−seco−3β−ヒドロ
キシ−アンドロスタン−14−オン E−17α−2−[(2−ジメチルアミノエトキシ)イ
ミノエチル]−5β−14,15−seco−3β−ヒドロ
キシ−アンドロスタン−14−オン E−17α−2−[(2−アミノエトキシ)イミノエチ
ル]−5β−14,15−seco−3β,14β−ジヒド
ロキシ−アンドロスタン E−17α−2−[(2−ジメチルアミノエトキシ)イ
ミノエチル]−5β−14,15−seco−3β,14β
−ジヒドロキシ−アンドロスタン E−17α−(2−グアニジノイミノエチル)−5β−
14,15−seco−3β−ヒドロキシ−アンドロスタン
−14−オン E−17β−プロピル−15−[(2−アミノエトキ
シ)イミノ]−5β−14,15−seco−3β−ヒドロ
キシ−アンドロスタン−14−オン E−17β−プロピル−15−[(2−ジメチルアミノ
エトキシ)イミノ]−5β−14,15−seco−3β−
ヒドロキシ−アンドロスタン−14−オン E,E−17α−4−[(2−ジメチルアミノエトキシ
イミノ)−2−ブテニル]−5β−14,15−seco−
3β−ヒドロキシ−アンドロスタン−14−オン E−17α−2−[(2−アミノエトキシ)イミノエチ
ル]−14,15−seco−3β−ヒドロキシ−アンドロ
スタン−14−オン E−17α−2−[(2−ジメチルアミノエトキシ)イ
ミノエチル]−14,15−seco−3β−ヒドロキシ−
アンドロスタン−14−オン E−17α−(2−グアニジノイミノエチル)−14,
15−seco−3β−ヒドロキシ−アンドロスタン−14
−オン である。
【0014】また、好ましい化合物は、Z異性体誘導体
に相当するものである。
【0015】さらに、本発明は、R3が次の式:
【化12】 で表される、一般式(I)の化合物を得るために、次の
一般式(II):
【化13】 [上式(II)中、波線からなる符号および置換基R2
は、上述で定義したものと同様であり、RおよびR1
ケト基を形成し、R10は、次の一般式(III)または
(IV):
【化14】
【化15】 (上式(III)および(IV)中、R5、R6およびR
7は、上述で定義したものと同様である)で表される化
合物を有する、CHOまたはCH2−CHOである]で
表される化合物の縮合反応を含んでなる、R3が次の
式:
【化16】 である一般式(I)の化合物の調製方法を提供するもの
である。
【0016】化合物(III)および(IV)は、フリ
ーの塩基として、または酸、例えば、塩酸、炭酸、シュ
ウ酸、ヨウ化水素酸、または硫酸との塩の形態で使用す
ることができる。反応は、溶媒、例えばエタノール、メ
タノール、アセトニトリル、ジオキサン、テトラヒドロ
フラン、水、または前記溶媒の混合物中で、0℃から、
上述した溶媒またはそれらの混合物の沸点までの間の温
度で行うことができる。反応混合物に、付加塩類、例え
ばNaH2PO4、Na2HPO4、NaOAc、並びに、
所望のpHを維持するために、酸、例えば塩酸、硫酸、
酢酸、リン酸、および塩基、例えば、水酸化カリウムま
たはナトリウムを添加することもできる。
【0017】R3が次の式:
【化17】 である一般式(I)の化合物は、R10が次の一般式
(V)および(VI):
【化18】
【化19】 (上式(V)および(VI)中、R5、R6およびR
7は、上述で定義したものと同様である)で表される化
合物を有するCH2−CHOである、一般式(II)の
化合物の縮合反応により調製される。
【0018】反応は、溶媒、例えばテトラヒドロフラン
またはトルエン、または前記溶媒の混合物中で、−78
℃から室温までの間の温度で、強塩基、例えば水素化ナ
トリウム、水素化カリウム、ブチルリチウムの存在下で
行うことができる。
【0019】R3が上述で定義したものと同様であり、
RおよびR1が、共同してケト基を形成する、上述した
ようにして調製された一般式(I)の化合物は、複合水
素化物、例えば、NaBH4、トリ−tert−ブトキシア
ルミニウム−ヒドリド、NaCNBH3で、ケト基を還
元することにより、R3が上述で定義したものと同様で
あり、RおよびR1が、それぞれ、水素およびヒドロキ
シである、他の一般式(I)の化合物に転化させること
ができる。反応は、溶媒、例えばエタノール、メタノー
ル、ジオキサン、テトラヒドロフラン、または前記溶媒
の混合物中、場合によっては水の存在下で、−78℃か
ら室温までの間の温度で行うことができる。反応混合物
に、付加塩類、例えばNaH2PO4、Na2HPO4、N
aOAc、並びに、所望のpHを維持するために、酸、
例えば塩酸、硫酸、酢酸、リン酸、および塩基、例え
ば、水酸化カリウムまたはナトリウムを添加することも
できる。
【0020】ケト基の還元により、β/α異性体の混合
物になり、その特定の比率は、出発化合物の構造、およ
び反応条件に依存し:β異性体を所望するならば、溶
媒、例えばエタノール、メタノール、酢酸エチル、ヘキ
サン、シクロヘキサン、ジエチルエーテル、または前記
溶媒の混合物中で結晶化させる、または移動相として溶
媒、例えば酢酸エチル、ヘキサン、シクロヘキサン、ジ
エチルエーテル、または前記溶媒の混合物を使用した、
シリカゲルによるクロマトグラフィーで精製することに
より単離することができる。
【0021】波線からなる符号および置換基R2が、上
述で定義したものと同様であり、RおよびR1がケト基
を形成し、R10がCH2−CHOである、一般式(I
I)の化合物は、次の一般式(VII):
【化20】 の化合物をオゾン分解することによって調製される。
【0022】反応は、溶媒、例えばエタノール、メタノ
ール、ジオキサン、テトラヒドロフラン、クロロホル
ム、メチレンジクロリドまたは前記溶媒の混合物中で、
−78℃から室温までの間の温度で行うことができる。
得られたオゾン化物は、室温と−30℃との間の温度
で、亜リン酸エチル(ethyl phosphite)、亜リン酸メ
チル(methyl phosphite)、チオ尿素、亜硫酸ナトリウ
ム、亜硫酸ジメチル、または酢酸の存在下、還元剤、例
えば亜鉛で反応混合物を処理することにより、所望の生
成物に還元することができる。また、オゾン化物は、反
応混合物から単離し、ついで、溶媒、例えばエタノー
ル、メタノール、ジオキサン、テトラヒドロフラン、ク
ロロホルム、メチレンジクロリド、または前記溶媒の混
合物に溶解し、上述したような還元剤と反応させること
により、還元することもできる。ついで、3位にある保
護基が公知の方法で除去される。
【0023】波線からなる符号および置換基R2が、上
述で定義したものと同様であり、RおよびR1がケト基
を形成し、R10がCHOである、一般式(II)の化合
物は、R10がCH2−CHOである、一般式(II)の
化合物を、トリエチルアミンの存在下、溶媒、例えばテ
トラヒドロフラン、クロロホルム、メチレンジクロリ
ド、または前記溶媒の混合物中で、−30℃から溶媒ま
たは溶媒類の混合物の沸点までの間の温度で、無水酢酸
と反応させ、アルデヒドのエノールアセタートとし、こ
れを上述したようなオゾンで処理することにより調製さ
れる。
【0024】波線からなる符号が上述で定義したものと
同様であり、置換基R2がメチルである、一般式(VI
I)の化合物は、次の一般式(VIII):
【化21】 [上式(VIII)中、置換基R11は、Hであるか、ま
たは保護基を表す]で表される化合物を、0℃から室温
までの間の温度で、ピリジン中でSOCl2、またはピ
リジン中でPOCl3と反応させるか、または室温で、
エタノール/水またはメタノール/水中で、希釈された
鉱酸、例えば塩酸または硫酸と、または室温から溶媒の
沸点までの間の温度で、トルエン中でp−トルエンスル
ホン酸と反応させることにより調製される。
【0025】波線からなる符号および置換基R11が上述
で定義したものと同様である、一般式(VIII)の化
合物は、次の一般式(IX):
【化22】 [上式(IX)中、R11は、上述で定義したものと同様
である]で表される化合物のオキソ官能基を脱酸素化す
ることにより調製される。
【0026】反応は、極性プロトン性溶媒、例えば、メ
タノール、エタノール、酢酸、または前記溶媒の混合物
に溶解させた一般式(IX)の化合物を、p−トルエン
スルホン酸ヒドラジドで、室温から上述した溶媒または
それらの混合物の沸点までの間の温度で処理することに
よって行うことができる。得られたp−トルエンスルホ
ン酸ヒドラゾンは、室温から上述した溶媒またはそれら
の混合物の沸点までの間の温度で、場合によっては、触
媒量のヨウ化亜鉛または塩化亜鉛の存在下で、還元剤、
例えばNaBH4またはNaCNBH3を、反応混合物に
添加することにより、順次還元される。または、得られ
たp−トルエンスルホン酸ヒドラゾンは、反応混合物か
ら単離され、極性プロトン性溶媒、例えば、メタノー
ル、エタノール、酢酸、または前記溶媒の混合物に溶解
し、室温から上述した溶媒またはそれらの混合物の沸点
までの間の温度で、場合によっては、触媒量のヨウ化亜
鉛または塩化亜鉛の存在下で、還元剤、例えばNaBH
4またはNaCNBH3で処理することにより還元され
る。
【0027】R11が、HまたはAcである、一般式(I
X)の化合物は、公知の化合物である:5β,17β
[ボータギー(Boutagy)・Jおよびトーマス・Rらの
「Aust.J. Chem.」、1971、24、2723];5β,17α
(ボータギー・Jおよびトーマス・Rらの「Aust. J. P
harm. Sc.」、1973、NS2、9)。5α,17β誘導体
は、商業的に入手可能なウザゲニン(uzarigenin)か
ら、ジギトキシゲニンからの類似の変換について、ボー
タギーにより記載されている手順により調製され(ボー
タギー・Jおよびトーマス・Rらの「Aust. J. Che
m.」、1971、24、2723);5α,17α誘導体は、アル
カリ状態下で、相当する5α,17βエピマー化合物を
異性化させることにより調製される。
【0028】波線からなる符号が上述で定義したものと
同様であり、置換基R2がエチルである、一般式(VI
I)の化合物は、次の一般式(X):
【化23】 [上式(X)中、R11は、上述した一般式(IX)の化
合物で定義したものと同様である]で表される化合物の
オキソ官能基を脱酸素化することにより調製される。
【0029】R11が、HまたはAcである、一般式
(X)の化合物は、公知の化合物である:5β,17β
[ドノバン(Donovan)・S・Fらの「Tetrahedron Let
t.」、1979、35、3287];5α,17β(ナンバラ・T
らの「Chem. Pharm. Bull.」、1970、18、453);5
α,17α[ウェイス(Weiss)・Eらの「Helv. Chim.
Acta.」、1969、52、2583]。公知でない化合物であ
る、5β,17αは、アルカリ状態下で、相当する5
β,17βのエピマー化合物を異性化させることにより
調製される。
【0030】波線からなる符号が上述で定義したものと
同様であり、置換基R2がプロピルある、一般式(VI
I)の化合物は、溶媒、例えばエーテル、またはTH
F、または前記溶媒の混合物中で、室温から上述した溶
媒またはそれらの混合物の沸点までの間の温度で、R11
がt−ブチルジメチルシリルである一般式(IX)の化
合物と、EtMgBrとを反応させることによって調製
される。得られた第2級アルコールは、バートン法(バ
ートン・D・H・Rらの「J. Chem. Soc. PerkinI」、1
975、1574)を使用して、順次、脱酸素化されて、所望
の化合物になる。
【0031】一般式(III)、(IV)、(V)およ
び(VI)の化合物は、公知の化合物であり、一般的に
商業的に入手可能であるか、または公知の方法で、公知
の化合物から調製することができる。上述した全ての化
学反応は、有機化学における一般的な手順例である[例
えば、J・マーチ(March)の「上級有機化学(Advance
d Organic Chemistry)」、J・ウィリー&サンズ(Wil
ey & Sons)社、1985;D・バートンおよびW・D・オ
リス(Ollis)らの「総合有機化学(Comprehensive Org
anic Chemistry)」、パーガモン・プレス(Pergamon P
ress)社、1979]。
【0032】本発明により調製された一般式(I)の化
合物、およびそれらの製薬的に許容可能な塩類は、心臓
血管系の疾病、例えば心臓病および高血圧の治療に有用
な薬剤である。
【0033】本発明により調製された一般式(I)の化
合物、およびそれらの製薬的に許容可能な塩類は、公知
の陽性の筋変力作用剤(positive inotropic agent
s)、例えばジゴキシンおよびジギトキシンと比較し
て、良好な治療指数を有する。前記化合物(I)は、Na
+,K+−ATPアーゼのレセプター部位に対し、良好な親和
力を示す。
【0034】Na+,K+−ATPアーゼのレセプター部位への
親和力、および酵素に対するアゴニストまたはアンタゴ
ニスト活性をテストするために、次のテストを使用し
た: a)ジョージヘンセン(Jorghensen)(ジョージヘンセ
ン・P、「BBA」、1974、356、36)、およびエルドマン
(Erdmann)[エルドマン・Eらの「Arzneim.Fors
h.」、1984、33、1314]法により精製されたNa+,K+−AT
Pアーゼレセプターからの特定の3H−ウアバイン結合の
置換; b)テスト化合物が存在する場合と存在しない場合の、
32P-ATPの加水分解率%として測定される、精製されたN
a+,K+−ATPアーゼの活性阻害[ドウセット(Doucet)・
Aらの「Am. J. Physiol.」、1986、251、F851]。
【0035】抗高血圧活性をテストするために、次のテ
ストを使用した:収縮血圧(SBP)および心拍数(H
P)を、SBPの基底値を記録するため、高血圧が発現
する前(4週)の、前高血圧(prehypertensive)の若
い雄のラット(MHSまたはSHR)の系統において、
テールカフ法(tail cuff method)により測定した。7
匹のラットのグループを作り、対照グループと処理グル
ープに細分割した。メソセル(Methocel)0.5%(w/
v)に懸濁した化合物を処理グループに、少なくとも5
週間、毎日経口的に付与した。対照グループには、メソ
セルのみを与えた。
【0036】SBPおよびHRを、毎週、処理後6およ
び24時間後に測定した。治療5週間後、対照グループ
に、完全に高血圧が発現した時(9週)、治療により、
低血圧を維持しているか、または基底値にもどっている
かを証明するために、少なくとも1週間、ワッシュアウ
ト(washout)を開始した。
【0037】低血圧活性を検出するためのこの手順の有
効性は、β遮断(β blockers)について予めテストし
ておいた。その場合、急性高血圧になったラット(SH
R)に対しては、何ら、低血圧効果を示さないが、5週
間を越える離乳から、投与を開始した場合は、高血圧の
発現の防止に効果的であった(タケダ・Kらの「Japan
J. Pharmacol.」、1979、29、171;タケダ・Kらの「Jap
an J. Pharmacol.」、1982、32、283;リチャー(Riche
r)・Cらの「Eur. J. Pharmacol.」、1978、47、39
3)。
【0038】筋変力作用性は、ボバ(Bova)法[ボバ・
Sらの「高血圧」、1991、17、944]により、電気的に
整調されているモルモットの左心房において測定した。
【0039】上述したテストについての一般式(I)の
いくつかの化合物の薬理学的プロファイルを次の表に示
す。
【0040】
【表1】
【0041】
【表2】
【0042】
【表3】
【0043】本発明の化合物の毒性は低く、よって、治
療に使用しても安全である。9時間絶食させたマウス
に、1回、多量に投与して、経口的に治療し、ついで、
収容して通常に食餌させた。配向性(orientative)急
性毒性(LD50)を、治療後7日目に評価した。
【0044】
【表4】
【0045】本発明の化合物は、種々の投与形態、例え
ば経口的には、錠剤、カプセル、糖衣または薄膜で被覆
された錠剤、液剤、または懸濁液の形態で;直腸には坐
薬の形態で;非経口的には、例えば筋内または静脈注射
または注入で;筋内注射、または(例えば、皮下または
筋内への)移植により投与される補給処方物(depotpre
paration)の形態で投与され得る。
【0046】投与量は、患者の年齢、体重、コンデョシ
ョン、および投与経路に依存し;例えば、成人(体重、
約70kg)への投与量は、経口投与においては、0.
01〜10mgを、毎日1〜3回、非経口投与において
は、0.01〜50mgを、毎日1〜3回投与する。
【0047】このような化合物に要求されている全ての
条件のためには、経口経路が、一般的に使用される。急
性の高血圧の治療には、非経口経路、例えば、静脈注射
または注入が好ましい。
【0048】もちろん、これらの投与法は、最良の治療
反応になるように調節することができる。
【0049】本発明には、製薬的に許容可能な賦形剤
(キャリアまたは希釈剤とすることもできる)と組み合
わせて、本発明の化合物を含有する、製薬用組成物も含
まれる。
【0050】本発明の製薬用組成物は、通常、次の従来
の方法により調製され、製薬的に適切な形態で投与され
る。例えば、固体状の経口用の形態のものには、活性化
合物と共に、希釈液、例えば、ラクトース、ブドウ糖、
サッカロース、セルロース、コーンスターチ、およびポ
テトスターチ、潤滑剤、例えば、シリカ、タルク、ステ
アリン酸、ステアリン酸カルシウムまたはマグネシウ
ム、および/またはポリエチレングリコール;結合剤
(binding agents)、例えば、デンプン、アラビアガ
ム、ゼラチン、メチルセルロース、カルボキシメチルセ
ルロース、ポリビニルピロリドン、離解剤(disaggrega
ting agents)、例えば、デンプン、アルギン酸、アル
ギナート、デンプングリコール酸ナトリウム(sodium s
tarch glycolate);発泡混合物;染料;甘味料;湿潤
剤、例えば、レシチン、ポリソルベイト、硫酸ラウリ
ル;および製薬用調製物に使用され、一般的には無毒で
薬理学的に不活性な物質が含有されてもよい。
【0051】前記製薬用組成物は、公知の方法、例え
ば、混合、造粒、錠剤化、糖衣化、または薄膜被覆工程
等の手段により製造することができる。
【0052】経口投与用の分散液は、例えば、シロッ
プ、エマルション、懸濁液、および液剤とすることがで
きる。
【0053】シロップは、キャリアとして、例えば、サ
ッカロース、ソルビトール、および/またはマンニトー
ル、および/またはグリセリンが加えられたサッカロー
スを含有していてもよく、特に、糖尿病の患者に投与さ
れるシロップは、キャリアとして、グルコースに代謝さ
れないか、または非常に少量でグルコースに代謝される
生成物のみ、例えばソルビトールを含有してもよい。
【0054】懸濁液およびエマルションは、キャリアと
して、例えば、天然ガム、寒天、アルギン酸ナトリウ
ム、ペクチン、メチルセルロース、カルボキシメチルセ
ルロース、またはポリビニルアルコールを含有してもよ
い。
【0055】経口投与用の液剤は、キャリアとして、例
えば、水、エタノール、プロピレングリコール、グリセ
リン、サッカロース、および場合によっては製薬的に許
容可能な塩類を含有してもよい。
【0056】筋内注射用の液剤は、活性化合物と共に、
製薬的に許容なキャリア、例えば、無菌水、オリブ油、
オレイン酸エチル、グリコール類、例えば、プロピレン
グリコール、および望むならば、適量の塩酸リドカイン
を含有してもよい。
【0057】静脈注射または注入用の液剤は、キャリア
として、例えば、無菌水、エタノール、プロピレングリ
コール、および場合によっては、無菌の等張塩類溶液を
調製するために、製薬的に許容可能な塩類を含有しても
よい。
【0058】坐薬は、活性化合物と共に、製薬的に許容
可能なキャリア、例えば、ココア−バター、ポリエチレ
ングリコール、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エ
ステル界面活性剤、またはレシチンを含有してもよい。
【0059】
【実施例】次に、本発明の実施例を例証するが、本発明
を制限するものではない。
【0060】実施例1 E−17β−2−[(2−アミノエトキシ)イミノメチ
ル]−5β−14,15−seco−3β−ヒドロキシ−ア
ンドロスタン−14−オン−オキサラート(I-aa)、お
よびZ−17β−2−[(2−アミノエトキシ)イミノ
メチル]−5β−14,15−seco−3β−ヒドロキシ
−アンドロスタン−14−オン−オキサラート(I-ab) 3β−アセトキシ−14−オキソ−17β−ホルミル−
14,15−seco−5β−アンドロスタン(II−e、
プレップ.10)(5.0g)、無水酢酸ナトリウム
(6.0g)、ジオキサン(27mL)、および水(1
3mL)の溶液に、2−アミノエトキシアミン−ジヒド
ロクロリド(2.7g)を添加し、反応混合物を室温
で、2.5時間撹拌した。有機溶媒を減圧下で蒸発さ
せ、水性懸濁液をEtOAcで抽出し、有機層を無水硫
酸ナトリウム上で乾燥させ、所定の乾燥度になるまで蒸
発させた。粗残査をMeOH(65mL)に溶解し、1
MのNaOH溶液を28mL添加し;反応混合物を室温
で数時間撹拌し、有機溶媒を減圧下で蒸発させた。水性
懸濁液をEtOAcで抽出し、有機層を無水硫酸ナトリ
ウム上で乾燥させ、所定の乾燥度になるまで蒸発させ
た。フラッシュクロマトグラフィー(CHCl3/Me
OH/NH4OH:98.5/2.5/0.25)によ
り得られた純粋なZおよびE化合物を、化学量論的に当
量のシュウ酸のジエチルエーテル溶液と反応させたとこ
ろ、白色固体状のZ異性体(I-ab)が0.8g、および
E異性体(I-aa)が2.5g得られた。
【0061】E異性体(I-aa) 1H−NMR(300
MHz、CD3OD、TMSからのppm):0.89
(3H、t);1.03(3H、s);1.18(3
H、s);2.64(1H、m);3.02(2H、
m);4.01(1H、bs);4.36(2H、
m);7.52(1H、d) Z異性体(I-ab) 1H−NMR(300MHz、CD3
OD、TMSからのppm):0.91(3H、t);
1.05(3H、s);1.21(3H、s);2.6
3(1H、m);3.03(2H、m);4.03(1
H、bs);4.41(2H、m);6.84(1H、
d)
【0062】実施例2 E−17α−2−[(2−アミノエトキシ)イミノメチ
ル]−5β−14,15−seco−3β−ヒドロキシ−ア
ンドロスタン−14−オン−オキサラート(I-ac)、お
よびZ−17α−2−[(2−アミノエトキシ)イミノ
メチル]−5β−14,15−seco−3β−ヒドロキシ
−アンドロスタン−14−オン−オキサラート(I-ad) 実施例1に記載されたものと同様にして、3β−アセト
キシ−14−オキソ−17α−ホルミル−14,15−
seco−5β−アンドロスタン(II−c、プレップ.
8)(3.2g)と、2−アミノエトキシアミン(1.
4MのTHF溶液、33mL)とを反応させ;フラッシ
ュクロマトグラフィーにより得られた純粋なZおよびE
化合物を、化学量論的に当量のシュウ酸のジエチルエー
テル溶液と反応させたところ、白色固体状のZ異性体
(I-ad)が0.6g、およびE異性体(I-ac)が0.8
g得られた。
【0063】E異性体(I-ac) 1H−NMR(300
MHz、CD3OD、TMSからのppm):0.81
(3H、t);0.95(3H、s);1.07(3
H、s);3.25(2H、m);3.80(1H、b
s);4.27(2H、m);7.51(1H、d) Z異性体(I-ad) 1H−NMR(300MHz、CD3
OD、TMSからのppm):0.78(3H、t);
0.95(3H、s);1.07(3H、s);3.2
5(2H、m);3.80(1H、bs);4.27
(2H、m);6.90(1H、d)
【0064】実施例3 E−17β−メチル−15−[(2−アミノエトキシ)
イミノ]−5β−14,15−seco−3β−ヒドロキシ
−アンドロスタン−14−オン−オキサラート(I-a
e)、およびZ−17β−メチル−15−[(2−アミ
ノエトキシ)イミノ]−5β−14,15−seco−3β
−ヒドロキシ−アンドロスタン−14−オン−オキサラ
ート(I-af) 実施例1に記載されたものと同様にして、3β−アセト
キシ−14,15−ジオキソ−17β−メチル−14,
15−seco−5β−アンドロスタン(II−a、プレッ
プ.6)(3.0g)と、2−アミノエトキシアミン−
ジヒドロクロリド(1.3g)とを反応させ;フラッシ
ュクロマトグラフィーにより得られた純粋なZおよびE
化合物を、化学量論的に当量のシュウ酸のジエチルエー
テル溶液と反応させたところ、白色固体状のZ異性体
(I-af)が0.2g、およびE異性体(I-ae)が1.6
g得られた。
【0065】E異性体(I-ae) 1H−NMR(300
MHz、CD3OD、TMSからのppm):0.83
(3H、d);1.07(3H、s);1.16(3
H、s);3.21(2H、bt);4.02(1H、
bs);4.20(2H、bt);7.53(1H、d
d) Z異性体(I-af) 1H−NMR(300MHz、CD3
OD、TMSからのppm):0.85(3H、d);
1.07(3H、s);1.16(3H、s);3.2
5(2H、bt);4.02(1H、bs);4.26
(2H、bt);6.85(1H、dd)
【0066】実施例4 E−17β−メチル−15−[(2−ジメチルアミノエ
トキシ)イミノ]−5β−14,15−seco−3β−ヒ
ドロキシ−アンドロスタン−14−オン−オキサラート
(I-ag)、およびZ−17β−メチル−15−[(2−
ジメチルアミノエトキシ)イミノ]−5β−14,15
−seco−3β−ヒドロキシ−アンドロスタン−14−オ
ン−オキサラート(I-ah) 実施例1に記載されたものと同様にして、3β−アセト
キシ−14,15−ジオキソ−17β−メチル−14,
15−seco−5β−アンドロスタン(II−a、プレッ
プ.6)(7.8g)と、2−ジメチルアミノエトキシ
アミン−ジヒドロクロリド(5.0g)とを反応させ;
フラッシュクロマトグラフィーにより得られた純粋なZ
およびE化合物を、化学量論的に当量のシュウ酸のジエ
チルエーテル溶液と反応させたところ、白色固体状のZ
異性体(I-ah)が0.5g、およびE異性体(I-ag)が
1.5g得られた。
【0067】E異性体(I-ag) 1H−NMR(300
MHz、CD3OD、TMSからのppm):0.84
(3H、d);1.06(3H、s);1.16(3
H、s);2.95(6H、s);3.47(2H、
m);4.03(1H、bs);4.32(2H、
m);7.53(1H、dd) Z異性体(I-ah) 1H−NMR(300MHz、CD3
OD、TMSからのppm):0.86(3H、d);
1.06(3H、s);1.16(3H、s);2.9
5(6H、s);3.47(2H、m);4.03(1
H、bs);4.37(2H、m);6.88(1H、
dt)
【0068】実施例5 E−17β−2−[(2−ジメチルアミノエトキシ)イ
ミノメチル]−5β−14,15−seco−3β−ヒドロ
キシ−アンドロスタン−14−オン−オキサラート(I-
ai)、およびZ−17β−2−[(2−ジメチルアミノ
エトキシ)イミノメチル]−5β−14,15−seco−
3β−ヒドロキシ−アンドロスタン−14−オン−オキ
サラート(I-aj) 実施例1に記載されたものと同様にして、3β−アセト
キシ−14−オキソ−17β−ホルミル−14,15−
seco−5β−アンドロスタン(II−e、プレップ.1
0)(4.0g)と、2−ジメチルアミノエトキシアミ
ン(1.4MのTHF溶液、4.1mL)とを反応さ
せ;フラッシュクロマトグラフィーにより得られた純粋
なZおよびE化合物を、化学量論的に当量のシュウ酸の
ジエチルエーテル溶液と反応させたところ、白色固体状
のZ異性体(I-aj)が1.0g、およびE異性体(I-a
i)が1.8g得られた。
【0069】E異性体(I-ai) 1H−NMR(300
MHz、CD3OD、TMSからのppm):0.89
(3H、t);1.03(3H、s);1.18(3
H、s);2.64(1H、m);2.3(6H、
s);3.46(2H、m);4.01(1H、b
s);4.36(2H、m);7.52(1H、d) Z異性体(I-aj) 1H−NMR(300MHz、CD3
OD、TMSからのppm):0.91(3H、t);
1.05(3H、s);1.21(3H、s);2.6
3(1H、m);3.01(6H、s);3.48(2
H、m);4.01(1H、bs);4.41(2H、
m);6.84(1H、d)
【0070】実施例6 E−17α−2−[(2−ジメチルアミノエトキシ)イ
ミノメチル]−5β−14,15−seco−3β−ヒドロ
キシ−アンドロスタン−14−オン−オキサラート(I-
ak)、およびZ−17α−2−[(2−ジメチルアミノ
エトキシ)イミノメチル]−5β−14,15−seco−
3β−ヒドロキシ−アンドロスタン−14−オン−オキ
サラート(I-al) 実施例1に記載されたものと同様にして、3β−アセト
キシ−14−オキソ−17α−ホルミル−14,15−
seco−5β−アンドロスタン(II−c、プレップ.
8)(2.9g)と、2−ジメチルアミノエトキシアミ
ン(1.4MのTHF溶液、30mL)とを反応させ;
フラッシュクロマトグラフィーにより得られた純粋なZ
およびE化合物を、化学量論的に当量のシュウ酸のジエ
チルエーテル溶液と反応させたところ、白色固体状のZ
異性体(I-al)が0.3g、およびE異性体(I-ak)が
0.4g得られた。
【0071】E異性体(I-ak) 1H−NMR(300
MHz、CD3OD、TMSからのppm):0.80
(3H、t);0.93(3H、s);1.07(3
H、s);2.81(6H、s);3.32(2H、
m);3.87(1H、bs);4.28(2H、
m);7.53(1H、d) Z異性体(I-al) 1H−NMR(300MHz、CD3
OD、TMSからのppm):0.76(3H、t);
0.93(3H、s);1.07(3H、s);2.8
1(6H、s);3.32(2H、m);3.87(1
H、bs);4.28(2H、m);6.69(1H、
d)
【0072】実施例7 E−17β−2−[(2−アミノエトキシ)イミノエチ
ル]−5β−14,15−seco−3β−ヒドロキシ−ア
ンドロスタン−14−オン−オキサラート(I-am)、お
よびZ−17β−2−[(2−アミノエトキシ)イミノ
エチル]−5β−14,15−seco−3β−ヒドロキシ
−アンドロスタン−14−オン−オキサラート(I-an) 実施例1に記載されたものと同様にして、3β−アセト
キシ−14,15−ジオキソ−17α−エチル−14,
15−seco−5β−アンドロスタン(II−d、プレッ
プ.9)(2.5g)と、2−アミノエトキシアミン−
ジヒドロクロリド(1.0g)とを反応させ;フラッシ
ュクロマトグラフィーにより得られた純粋なZおよびE
化合物を、化学量論的に当量のシュウ酸のジエチルエー
テル溶液と反応させたところ、白色固体状のZ異性体
(I-an)が0.4g、およびE異性体(I-am)が1.2
g得られた。
【0073】E異性体(I-am) 1H−NMR(300
MHz、CD3OD、TMSからのppm):0.92
(3H、t);1.02(3H、s);1.14(3
H、s);2.64(1H、m);3.03(2H、
m);4.02(1H、bs);4.32(2H、
m);7.63(1H、bt) Z異性体(I-an) 1H−NMR(300MHz、CD3
OD、TMSからのppm):0.92(3H、t);
1.02(3H、s);1.14(3H、s);3.0
5(2H、m);4.07(1H、bs);4.38
(2H、m);6.91(1H、bt)
【0074】実施例8 E−17α−2−[(2−アミノエトキシ)イミノエチ
ル]−5β−14,15−seco−3β−ヒドロキシ−ア
ンドロスタン−14−オン−オキサラート(I-ao)、お
よびZ−17α−2−[(2−アミノエトキシ)イミノ
エチル]−5β−14,15−seco−3β−ヒドロキシ
−アンドロスタン−14−オン−オキサラート(I-ap) 実施例1に記載されたものと同様にして、3β−アセト
キシ−14,15−ジオキソ−17β−エチル−14,
15−seco−5β−アンドロスタン(II−b、プレッ
プ.7)(3.0g)と、2−アミノエトキシアミン−
ジヒドロクロリド(1.1g)とを反応させ;フラッシ
ュクロマトグラフィーにより得られた純粋なZおよびE
化合物を、化学量論的に当量のシュウ酸のジエチルエー
テル溶液と反応させたところ、白色固体状のZ異性体
(I-ap)が0.2g、およびE異性体(I-ao)が1.3
g得られた。
【0075】E異性体(I-ao) 1H−NMR(300
MHz、CD3OD、TMSからのppm):0.94
(3H、t);1.05(3H、s);1.17(3
H、s);3.20(2H、m);4.02(1H、b
s);4.18(2H、m);7.60(1H、bt) Z異性体(I-ap) 1H−NMR(300MHz、CD3
OD、TMSからのppm):0.94(3H、t);
1.05(3H、s);1.17(3H、s);3.2
0(2H、m);4.02(1H、bs);4.25
(2H、m);6.93(1H、bt)
【0076】実施例9 E−17β−2−[(2−ジメチルアミノエトキシ)イ
ミノエチル]−5β−14,15−seco−3β−ヒドロ
キシ−アンドロスタン−14−オン−オキサラート(I-
aq)、およびZ−17β−2−[(2−ジメチルアミノ
エトキシ)イミノエチル]−5β−14,15−seco−
3β−ヒドロキシ−アンドロスタン−14−オン−オキ
サラート(I-ar) 実施例1に記載されたものと同様にして、3β−アセト
キシ−14,15−ジオキソ−17α−エチル−14,
15−seco−5β−アンドロスタン(II−d、プレッ
プ.9)(3.15g)と、2−ジメチルアミノエトキ
シアミン−ジヒドロクロリド(1.3g)とを反応さ
せ;フラッシュクロマトグラフィーにより得られた純粋
なZおよびE化合物を、化学量論的に当量のシュウ酸の
ジエチルエーテル溶液と反応させたところ、白色固体状
のZ異性体(I-ar)が0.5g、およびE異性体(I-a
q)が1.7g得られた。
【0077】E異性体(I-aq) 1H−NMR(300
MHz、CD3OD、TMSからのppm):0.92
(3H、t);1.02(3H、s);1.14(3
H、s);2.64(1H、m);2.96(6H、
s);3.48(2H、m);4.02(1H、b
s);4.32(2H、m);7.63(1H、t) Z異性体(I-ar) 1H−NMR(300MHz、CD3
OD、TMSからのppm):0.92(3H、t);
1.02(3H、s);1.14(3H、s);2.9
6(6H、s);3.48(2H、m);4.38(2
H、m);6.91(1H、t)
【0078】実施例10 E−17α−2−[(2−ジメチルアミノエトキシ)イ
ミノエチル]−5β−14,15−seco−3β−ヒドロ
キシ−アンドロスタン−14−オン−オキサラート(I-
as)、およびZ−17α−2−[(2−ジメチルアミノ
エトキシ)イミノエチル]−5β−14,15−seco−
3β−ヒドロキシ−アンドロスタン−14−オン−オキ
サラート(I-at) 実施例1に記載されたものと同様にして、3β−アセト
キシ−14,15−ジオキソ−17β−エチル−14,
15−seco−5β−アンドロスタン(II−b、プレッ
プ.7)(3.4g)と、2−ジメチルアミノエトキシ
アミン−ジヒドロクロリド(1.4g)とを反応させ;
フラッシュクロマトグラフィーにより得られた純粋なZ
およびE化合物を、化学量論的に当量のシュウ酸のジエ
チルエーテル溶液と反応させたところ、白色固体状のZ
異性体(I-at)が0.4g、およびE異性体(I-as)が
1.4g得られた。
【0079】E異性体(I-as) 1H−NMR(300
MHz、CDCl3、TMSからのppm):0.92
(3H、t);1.04(3H、s);1.12(3
H、s);2.90(6H、s);3.36(2H、
m);4.10(1H、bs);4.38(2H、
m);7.50(1H、bt) Z異性体(I-at) 1H−NMR(300MHz、CD
Cl3、TMSからのppm):0.92(3H、
t);1.04(3H、s);1.16(3H、s);
2.90(6H、s);3.49(2H、m);4.1
0(1H、bs);4.44(2H、m);6.88
(1H、bt)
【0080】実施例11 E−17α−2−[(2−アミノエトキシ)イミノエチ
ル]−5β−14,15−seco−3β,14β−ジヒド
ロキシ−アンドロスタン−オキサラート(I-au) −30℃に維持された、E−17α−2−[(2−アミ
ノエトキシ)イミノエチル]−5β−14,15−seco
−3β−ヒドロキシ−アンドロスタン−14−オンのフ
リーの塩基(実施例8に記載されたものと同様にして調
製)(5.0g)のMeOH(250mL)溶液に、N
aBH4(1.3g)を滴下した。12時間後、反応混
合物を、チルド冷却された10%のAcOH水溶液に注
ぎ、混合物をCHCl3で抽出した。有機層を無水硫酸
ナトリウム上で乾燥させ、減圧下で所定の乾燥度になる
まで蒸発させた。残査を、CHCl3:MeOH:NH4
OHが98/2/0.25である溶離剤を使用し、クロ
マトグラフィー(SiO2)で精製して純粋な化合物を
得、これを、化学量論的に当量のシュウ酸のメタノール
溶液と反応させたところ、白色固体状の表題の化合物
(I-au)の化合物が、1.4g得られた。1 H−NMR(300MHz、CD3OD、TMSからの
ppm):0.92(3H、t);1.04(3H、
s);1.07(3H、s);3.20(2H、m);
3.26(1H、d);4.02(1H、bs);4.
23(2H、m);7.61(1H、bt)
【0081】実施例12 Z−17α−2−[(2−アミノエトキシ)イミノエチ
ル]−5β−14,15−seco−3β,14β−ジヒド
ロキシ−アンドロスタン−オキサラート(I-av) Z−17α−2−[(2−アミノエトキシ)イミノエチ
ル]−5β−14,15−seco−3β−ヒドロキシ−ア
ンドロスタン−14−オンの遊離の塩基(実施例8に記
載されたものと同様にして調製)(2.0g)を、実施
例11に記載されたものと同様にして、NaBH
4(0.7g)、ついで化学量論的に当量のシュウ酸と
反応させたところ、白色固体状の表題の化合物(I-av)
が、0.5g得られた。1 H−NMR(300MHz、CD3OD、TMSからの
ppm):0.92(3H、t);1.07(3H、
s);3.20(2H、m);3.33(1H、d);
4.02(1H、bs);4.23(2H、m);6.
89(1H、bt)
【0082】実施例13 E−17α−2−[(2−ジメチルアミノエトキシ)イ
ミノエチル]−5β−14,15−seco−3β,14β
−ジヒドロキシ−アンドロスタン−オキサラート(I-a
w) E−17α−2−[(2−ジメチルアミノエトキシ)イ
ミノエチル]−5β−14,15−seco−3β−ヒドロ
キシ−アンドロスタン−14−オンの遊離の塩基(実施
例10に記載されたものと同様にして調製)(4.0
g)を、実施例11に記載されたものと同様にして、N
aBH4(1.2g)、ついで化学量論的に当量のシュ
ウ酸と反応させたところ、白色固体状の表題の化合物
(I-aw)が、1.2g得られた。1 H−NMR(300MHz、CDCl3、TMSからの
ppm):0.92(3H、t);1.05(3H、
s);1.07(3H、s);2.91(6H、s);
3.25(1H、d);3.44(2H、m);4.1
2(1H、bt);4.37(2H、m);7.44
(1H、bt)
【0083】実施例14 Z−17α−2−[(2−ジメチルアミノエトキシ)イ
ミノエチル]−5β−14,15−seco−3β,14β
−ジヒドロキシ−アンドロスタン−オキサラート(I-a
x) Z−17α−2−[(2−ジメチルアミノエトキシ)イ
ミノエチル]−5β−14,15−seco−3β−ヒドロ
キシ−アンドロスタン−14−オンの遊離の塩基(実施
例10に記載されたものと同様にして調製)(2.0
g)を、実施例11に記載されたものと同様にして、N
aBH4(0.75g)、ついで化学量論的に当量のシ
ュウ酸と反応させたところ、白色固体状の表題の化合物
(I-ax)が、0.6g得られた。1 H−NMR(300MHz、CDCl3、TMSからの
ppm):0.92(3H、t);1.04(3H、
s);1.06(3H、s);2.91(6H、s);
3.20(1H、d);3.45(2H、m);4.1
0(1H、bs);4.35(2H、m);6.75
(1H、bt)
【0084】実施例15 E−17α−(2−グアニジノイミノエチル)−5β−
14,15−seco−3β−ヒドロキシ−アンドロスタン
−14−オン−オキサラート(I-ay)、およびZ−17
α−(2−グアニジノイミノエチル)−5β−14,1
5−seco−3β−ヒドロキシ−アンドロスタン−14−
オン−オキサラート(I-az) 実施例1に記載されたものと同様にして、3β−アセト
キシ−14,15−ジオキソ−17β−エチル−14,
15−seco−5β−アンドロスタン(II−b、プレッ
プ.7)(4.0g)と、重炭酸アミノグアニジン
(1.7g)とを反応させ;フラッシュクロマトグラフ
ィーにより得られた純粋なZおよびE化合物を、化学量
論的に当量のシュウ酸のジエチルエーテル溶液と反応さ
せたところ、白色固体状のZ異性体(I-az)が0.4
g、およびE異性体(I-ay)が2.4g得られた。
【0085】E異性体(I-ay) 1H−NMR(300
MHz、CD3OD、TMSからのppm):0.93
(3H、t);1.05(3H、s);1.18(3
H、s);4.01(1H、bs);7.55(1H、
bt) Z異性体(I-az) 1H−NMR(300MHz、CD3
OD、TMSからのppm):0.93(3H、t);
1.06(3H、s);1.18(3H、s);4.0
1(1H、bs);7.03(1H、bt)
【0086】実施例16 E−17β−プロピル−15−[(2−アミノエトキ
シ)イミノ]−5β−14,15−seco−3β−ヒドロ
キシ−アンドロスタン−14−オン−オキサラート(I-
ba)、およびZ−17β−プロピル−15−[(2−ア
ミノエトキシ)イミノ]−5β−14,15−seco−3
β−ヒドロキシ−アンドロスタン−14−オン−オキサ
ラート(I-bb) シリルオキシ保護基を分裂させるために、希釈したHC
lのエタノール溶液を使用した他は、実施例1に記載さ
れたものと同様にして、3β−t−ブチルジメチルシリ
ルオキシ−14,15−ジオキソ−17β−プロピル−
14,15−seco−5β−アンドロスタン(II−g、
プレップ.12)(3.2g)と、2−アミノエトキシ
アミン−ジヒドロクロリド(1.1g)とを反応させ;
フラッシュクロマトグラフィーにより得られた純粋なZ
およびE化合物を、化学量論的に当量のシュウ酸のジエ
チルエーテル溶液と反応させたところ、白色固体状のZ
異性体(I-bb)が1.0g、およびE異性体(I-ba)が
1.1g得られた。
【0087】E異性体(I-ba) 1H−NMR(300
MHz、CD3OD、TMSからのppm):0.89
(3H、m);1.05(3H、s);1.17(3
H、s);2.20−2.70(3H、m);3.12
(2H、m);4.02(1H、s);4.19(2
H、m);7.58(1H、m) Z異性体(I-bb) 1H−NMR(300MHz、CD3
OD、TMSからのppm):0.89(3H、m);
1.05(3H、s);1.17(3H、s);2.2
0−2.70(3H、m);3.12(2H、m);
4.02(1H、s);4.26(2H、m);6.9
0(1H、m)
【0088】実施例17 E−17β−プロピル−15−[(2−ジメチルアミノ
エトキシ)イミノ]−5β−14,15−seco−3β−
ヒドロキシ−アンドロスタン−14−オン−オキサラー
ト(I-bc)、およびZ−17β−プロピル−15−
[(2−ジメチルアミノエトキシ)イミノ]−5β−1
4,15−seco−3β−ヒドロキシ−アンドロスタン−
14−オン−オキサラート(I-bd) シリルオキシ保護基を分裂させるために、希釈したHC
lのエタノール溶液を使用した他は、実施例1に記載さ
れたものと同様にして、3β−t−ブチルジメチルシリ
ルオキシ−14,15−ジオキソ−17β−プロピル−
14,15−seco−5β−アンドロスタン(II−g、
プレップ.12)(2.0g)と、2−ジメチルアミノ
エトキシアミン−ジヒドロクロリド(1.2g)とを反
応させ;フラッシュクロマトグラフィーにより得られた
純粋なZおよびE化合物を、化学量論的に当量のシュウ
酸のジエチルエーテル溶液と反応させたところ、白色固
体状のZ異性体(I-bd)が0.5g、およびE異性体
(I-bc)が0.8g得られた。
【0089】E異性体(I-bc) 1H−NMR(300
MHz、CD3OD、TMSからのppm):0.89
(3H、m);1.05(3H、s);1.17(3
H、s);2.20−2.70(3H、m);2.81
(6H、s);3.02(2H、m);4.00(1
H、s);4.15(2H、m);7.55(1H、
m) Z異性体(I-bd) 1H−NMR(300MHz、CD3
OD、TMSからのppm):0.89(3H、m);
1.05(3H、s);1.17(3H、s);2.2
0−2.70(3H、m);2.75(6H、s);
3.05(2H、m);4.01(1H、s);4.2
9(2H、m);6.92(1H、m)
【0090】実施例18 E,E−17α−4−[(2−ジメチルアミノエトキシ
イミノ)−2−ブテニル]−5β−14,15−seco−
3β−ヒドロキシ−アンドロスタン−14−オン−オキ
サラート(I-be)、およびE,Z−17α−4−[(2
−ジメチルアミノエトキシイミノ)−2−ブテニル]−
5β−14,15−seco−3β−ヒドロキシ−アンドロ
スタン−14−オン−オキサラート(I-bf) −78℃に維持された、E,Z−(EtO)2POCH2
CH=NOCH2CH2NMe2(3.0g)のトルエン
(100mL)溶液に、窒素下で、BuLi(7.2m
L)を滴下し;反応混合物を同じ温度で1時間撹拌し、
ついで室温まで上げた。この溶液に、3β−アセトキシ
−14,15−ジオキソ−17β−エチル−14,15
−seco−5β−アンドロスタン(II−b、プレップ.
7)(3.5g、50mLのトルエンに溶解)を滴下し
た。反応混合物を室温で20時間撹拌し、ついで、NH
4Clの飽和水溶液に注ぎ、混合物をEtOAcで抽出
した。有機層を無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、減圧
下で所定の乾燥度になるまで蒸発させた。残査を、CH
Cl3:MeOH:NH4OHが98/2/0.25であ
る溶離剤を使用し、クロマトグラフィー(SiO2)で
精製して、表題の化合物の3β−アセトキシ誘導体を、
2.7g得た。3β−アセトキシ誘導体を、MeOH/
水(130/30mL)の混合物に溶解し、K2CO
3(8.2g)を添加した。反応混合物を室温で20時
間撹拌し、ついで、NH4Clの飽和水溶液に注ぎ、混
合物をEtOAcで抽出した。有機層を無水硫酸ナトリ
ウム上で乾燥させ、減圧下で所定の乾燥度になるまで蒸
発させた。E,EおよびE,Z異性体を、CHCl3
MeOH:NH4OHが98/2/0.25である溶離
剤を使用するクロマトグラフィー(SiO2)により分
離し、得られた純粋なE,EおよびE,Z化合物を化学
量論的に当量のシュウ酸のジエチルエーテル溶液と反応
させたところ、白色固体状のE,Z異性体(I-bf)が
1.0g、およびE,E異性体(I-be)が1.1g得ら
れた。
【0091】E,E異性体(I-be) 1H−NMR(3
00MHz、CD3OD、TMSからのppm):0.
82(3H、t);1.04(3H、s);1.17
(3H、s);2.94(6H、s);3.48(2
H、m);4.01(1H、bs);4.37(2H、
m);6.15(1H、dd);6.83(1H、
m);7.84(1H、d) E,Z異性体(I-bf) 1H−NMR(300MHz、
CD3OD、TMSからのppm):0.82(3H、
t);1.04(3H、s);1.17(3H、s);
2.94(6H、s);3.48(2H、m);4.0
1(1H、bs);4.37(2H、m);6.70
(1H、dd);6.83(1H、m);7.18(1
H、d)
【0092】実施例19 E−17α−2−[(2−アミノエトキシ)イミノエチ
ル]−14,15−seco−3β−ヒドロキシ−アンドロ
スタン−14−オン−オキサラート(I-bg)、およびZ
−17α−2−[(2−アミノエトキシ)イミノエチ
ル]−14,15−seco−3β−ヒドロキシ−アンドロ
スタン−14−オン−オキサラート(I-bh) 実施例1に記載されたものと同様にして、3β−アセト
キシ−14,15−ジオキソ−17β−エチル−14,
15−seco−アンドロスタン(II−f、プレップ.1
1)(3.4g)と、2−アミノエトキシアミン−ジヒ
ドロクロリド(1.7g)とを反応させ;フラッシュク
ロマトグラフィーにより得られた純粋なZおよびE化合
物を、化学量論的に当量のシュウ酸のジエチルエーテル
溶液と反応させたところ、白色固体状のZ異性体(I-b
h)が0.4g、およびE異性体(I-bg)が0.7g得
られた。
【0093】E異性体(I-bg) 1H−NMR(300
MHz、CD3OD、TMSからのppm):0.89
(3H、s);1.15(3H、s);3.21(2
H、m);4.20(2H、t);7.59(1H、d
d) Z異性体(I-bh) 1H−NMR(300MHz、CD3
OD、TMSからのppm):0.89(3H、s);
1.15(3H、s);3.52(2H、m);4.2
6(2H、t);6.92(1H、t)
【0094】実施例20 E−17α−2−[(2−ジメチルアミノエトキシ)イ
ミノエチル]−14,15−seco−3β−ヒドロキシ−
アンドロスタン−14−オン−オキサラート(I-bi)、
およびZ−17α−2−[(2−ジメチルアミノエトキ
シ)イミノエチル]−14,15−seco−3β−ヒドロ
キシ−アンドロスタン−14−オン−オキサラート(I-
bj) 実施例1に記載されたものと同様にして、3β−アセト
キシ−14,15−ジオキソ−17β−エチル−14,
15−seco−アンドロスタン(II−f、プレップ.1
1)(3.0g)と、2−ジメチルアミノエトキシアミ
ン−ジヒドロクロリド(1.7g)とを反応させ;フラ
ッシュクロマトグラフィーにより得られた純粋なZおよ
びE化合物を、化学量論的に当量のシュウ酸のジエチル
エーテル溶液と反応させたところ、白色固体状のZ異性
体(I-bj)が0.3g、およびE異性体(I-bi)が0.
8g得られた。
【0095】E異性体(I-bi) 1H−NMR(300
MHz、DMSO−d6、TMSからのppm):0.
82(3H、s);1.05(3H、s);3.22
(2H、m);4.22(2H、m);7.52(1
H、m) Z異性体(I-bj) 1H−NMR(300MHz、DM
SO−d6、TMSからのppm):0.82(3H、
s);1.05(3H、s);3.32(2H、m);
4.27(2H、t);6.92(1H、m)
【0096】実施例21 E−17α−(2−グアニジノイミノエチル)−14,
15−seco−3β−ヒドロキシ−アンドロスタン−14
−オン−オキサラート(I-bk)、およびZ−17α−
(2−グアニジノイミノエチル)−14,15−seco−
3β−ヒドロキシ−アンドロスタン−14−オン−オキ
サラート(I-bl) 実施例1に記載されたものと同様にして、3β−アセト
キシ−14,15−ジオキソ−17β−エチル−14,
15−seco−アンドロスタン(II−f、プレップ.1
1)(2.0g)と、硫酸アミノグアニジン(2.0
g)とを反応させ;フラッシュクロマトグラフィーによ
り得られた純粋なZおよびE化合物を、化学量論的に当
量のシュウ酸のメタノール溶液と反応させたところ、白
色固体状のZ異性体(I-bl)が0.3g、およびE異性
体(I-bk)が0.8g得られた。
【0097】E異性体(I-bk) 1H−NMR(300
MHz、CD3OD、TMSからのppm):0.88
(3H、s);1.18(3H、s);3.51(1
H、m);7.53(1H、t) Z異性体(I-bl) 1H−NMR(300MHz、CD3
OD、TMSからのppm):0.88(3H、s);
1.18(3H、s);3.51(1H、m);7.0
1(1H、t)
【0098】実施例22 各々100mgの重量で、1mgの活性物質を含有する
錠剤は、次のようにして調製することができる:組成 (錠剤10000個用) E−17α−2−[(2−アミノエトキシ)イミ ノエチル]−5β−14,15−seco−3β−ヒ ドロキシ−アンドロスタン−14−オン−オキサ ラート(I-ao) 10.0g ラクトース 700.0g コーンスターチ 240.0g タルクパウダー 35.0g ステアリン酸マグネシウム 15.0g
【0099】活性成分を適切なふるいを通してふるい分
けし、ラクトースおよびコーンスターチと混合する。適
量の精製水を添加し、パウダーを粒状化する。乾燥させ
た後、顆粒をふるいにかけ、タルクおよびステアリン酸
マグネシウムと混合する。ついで、顆粒を、直径が7m
mのパンチを使用して錠剤に圧密化する。他の強度の錠
剤は、活性成分とラクトースの比率、または圧縮重量を
変え、適切なパンチを使用して調製することができる。
【0100】実施例23 5mgの活性物質を含有する経口投与用の液剤は、10
mlの70%エタノールに、5mgのE−17α−2−
[(2−アミノエトキシ)イミノエチル]−5β−1
4,15−seco−3β−ヒドロキシ−アンドロスタン−
14−オン−オキサラート(I-ao)を溶解することによ
って製造することができる。適量の滴剤を水で希釈する
こともできる。
【0101】実施例24 0.1mgの活性物質を含有する筋内注射用のアンプル
は、次のようにして製造することができる:組成 (アンプル10000個用) E−17α−2−[(2−アミノエトキシ)イミ ノエチル]−5β−14,15−seco−3β−ヒ ドロキシ−アンドロスタン−14−オン−オキサ ラート(I-ao) 1.0g 滅菌水 10.0L
【0102】活性成分を滅菌水に溶解した。液剤を適切
なフィルターで濾過して滅菌し、アンプルに満たした。
【0103】調製物1 3β−アセトキシ−17β−メチル−5β−アンドロス
ト−14−エン(VII−a) 3β,14β−ジヒドロキシ−5β−アンドロスタンー
17β−カルボキシアルデヒド(carboxaldehyde)(ボ
ータギー・Jおよびトーマス・Rらの「Aust.J. Che
m.」、1971、24、2723)(9.1g)とp−トルエンス
ルホニル−ヒドラジド(5.6g)とのAcOH(60
mL)溶液を室温で3時間撹拌し、ついで、リン酸水素
化二ナトリウムの飽和水溶液に注いだ。混合物を酢酸エ
チルで抽出し、有機層を無水硫酸ナトリウム上で乾燥さ
せ、減圧下で所定の乾燥度になるまで蒸発させた。残査
をMeOH(200mL)に溶解し、ヨウ化亜鉛(1.
2g)を添加した。この溶液に、シアノホウ水素化ナト
リウム(2.6g)を少しずつ添加し、温度を反応混合
物の沸点まで上げた。3時間後、溶媒を減圧下で所定の
乾燥度になるまで蒸発させ、粗生成物を酢酸エチルに溶
解し、0.1NのNaOHで中和し;有機層を無水硫酸
ナトリウム上で乾燥させ、減圧下で所定の乾燥度になる
まで蒸発させた。残査をn−ヘキサン/エチルエーテ
ル:75/25である溶離剤を使用するクロマトグラフ
ィー(SiO2)により精製し、白色固体状の3β−ア
セトキシ−14β−ヒドロキシ−17β−メチル−5β
−アンドロスタン(VIII−a)を、5.7g得た。1 H−NMR(300MHz、CDCl3、TMSからの
ppm):0.92(3H、s);0.96(3H、
s);1.03(3H、d);2.05(3H、s);
5.04(1H、bs)
【0104】3β−アセトキシ−14β−ヒドロキシ−
17β−メチル−5β−アンドロスタン(VIII−
a)(5.0g)のピリジン(100mL)溶液に、
3.5gの塩化チオニルを0℃で添加した。溶液を、同
じ温度で2.5時間撹拌し、ついで、100mLのHC
l(1N)と砕いた氷に注ぎ;混合物をエチルエーテル
で抽出し;有機層をリン酸水素化二ナトリウムの飽和水
溶液で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、減圧
下で所定の乾燥度になるまで蒸発させたところ、白色固
体状の3β−アセトキシ−17β−メチル−5β−アン
ドロスト−14−エンが4.5g得られた。1 H−NMR(300MHz、CDCl3、TMSからの
ppm):0.82(3H、s);0.96(3H、
d);1.00(3H、s);2.06(3H、s);
5.05(1H、bs);5.17(1H、bs)
【0105】調製物2 3β−アセトキシ−5β−プレグン−14−エン(VI
I−b) 3β−アセトキシ−5β−プレグン−14−エン−20
−オン[バッチ(Bach)・Gらの「Can. J. Chem.」、1
968、46、733](27.4g)とp−トルエンスルホニ
ル−ヒドラジド(17.1g)とのAcOH(50m
L)溶液を室温で4時間撹拌した。溶媒を減圧下で所定
の乾燥度になるまで蒸発させ;得られた残査をMeOH
(600mL)に溶解し、ヨウ化亜鉛(3.0g)を添
加した。この溶液に、シアノホウ水素化ナトリウム(1
4.4g)を少しずつ添加し、温度を反応混合物の沸点
まで上げた。4時間後、溶媒を減圧下で所定の乾燥度に
なるまで蒸発させ、粗生成物を酢酸エチルに溶解し、
0.1NのNaOHで中和し;有機層を無水硫酸ナトリ
ウム上で乾燥させ、減圧下で所定の乾燥度になるまで蒸
発させた。残査をn−ヘキサン/エチルエーテル:95
/5である溶離剤を使用するフラッシュクロマトグラフ
ィー(SiO2)により精製したところ、白色固体状の
3β−アセトキシ−5β−プレグン−14−エンが、1
8.2g得られた。 1H−NMR(300MHz、C
DCl3、TMSからのppm):0.84(3H、
s);0.92(3H、t);1.01(3H、s);
2.06(3H、s);5.04(1H、bs);5.
17(1H、bs)
【0106】調製物3 3β−アセトキシ−5β,17α−プレグン−14−エ
ン(VII−c) 3β−アセトキシ−5β−プレグン−14−エン−20
−オン(バッチ・Gらの「Can. J. Chem.」、1968、4
6、733](10.0g)とK2CO3(25.0g)との
MeOH/水(160mL/80mL)溶液を室温で2
時間撹拌し;有機溶媒を減圧下で所定の乾燥度になるま
で蒸発させ、得られた水性懸濁液をCH2Cl2で抽出
し;有機層を無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、減圧下
で所定の乾燥度になるまで蒸発させ;得られた粗3β−
アセトキシ−5β,17α−プレグン−14−エン−2
0−オンを、さらに精製することなく、次の工程で使用
した。 粗中間生成物とp−トルエンスルホニル−ヒド
ラジド(11.1g)とのAcOH(300mL)溶液
を室温で12時間撹拌した。この溶液に、NaBH
4(7.8g)を少しずつ添加し、2時間後、反応混合
物を水/氷に注ぎ、得られた水性懸濁液をAcOEtで
抽出し、0.1NのNaOHで中和し;有機層を無水硫
酸ナトリウム上で乾燥させ、減圧下で所定の乾燥度にな
るまで蒸発させた。残査をn−ヘキサン/酢酸エチル:
1/1である溶離剤を使用するフラッシュクロマトグラ
フィー(SiO2)により精製したところ、白色固体状
の3β−アセトキシ−5β,17α−プレグン−14−
エンが、7.0g得られた。1 H−NMR(300MHz、CDCl3、TMSからの
ppm):0.90(3H、t);1.01(3H、
s);1.06(3H、s);2.06(3H、s);
2.54(1H、m);5.05(1H、bs);5.
10(1H、bs)
【0107】調製物4 3β−アセトキシ−プレグン−14−エン(VII−
d) 3β−アセトキシ−プレグン−14−エン−20−オン
[ガンバラ(Gambara)・Tらの「Chem. Pharm. Bul
l.」、1970、18、453](5.2g)とp−トルエンス
ルホニル−ヒドラジド(3.5g)とのAcOH(50
mL)溶液を室温で3時間撹拌した。溶媒を減圧下で所
定の乾燥度になるまで蒸発させ;得られた残査をMeO
H(200mL)に溶解し、ヨウ化亜鉛(0.6g)を
添加した。この溶液に、シアノホウ水素化ナトリウム
(1.5g)を少しずつ添加し、温度を反応混合物の沸
点まで上げた。2時間後、溶媒を減圧下で所定の乾燥度
になるまで蒸発させ、粗生成物を酢酸エチルに溶解し、
0.1NのNaOHで中和し;有機層を無水硫酸ナトリ
ウム上で乾燥させ、減圧下で所定の乾燥度になるまで蒸
発させた。残査をn−ヘキサン/酢酸エチル:97/3
である溶離剤を使用するフラッシュクロマトグラフィー
(SiO2)により精製したところ、白色固体状の3β
−アセトキシ−プレグン−14−エンが、3.7g得ら
れた。1 H−NMR(300MHz、CDCl3、TMSからの
ppm):0.82(3H、s);0.86(3H、
s);0.93(3H、t);2.05(3H、s);
2.37(3H、m);4.69(1H、m);5.1
6(1H、bs)
【0108】調製物5 3β−t−ブチルジメチルシリルオキシ−17β−n−
プロピル−5β−アンドロスト−14−エン(VII−
e) 室温に維持された、エチルマグネシウム−ブロミドのジ
エチルエーテル(3M、100mL)溶液に、3β−t
−ブチルジメチルシリルオキシ−14β−ヒドロキシ−
5β−アンドロスタン−17β−カルボキシアルデヒド
(10.0g)のトルエン(400mL)溶液(公知の
3β,14β−ジヒドロキシ−5β−アンドロスタン−
17β−カルボキシアルデヒドから調製:ボータギー・
Jおよびトーマス・Rらの「Aust. J. Chem.」、1971、
24、2723)を、少しずつ添加し、反応混合物を室温で2
時間撹拌した。ついで、反応混合物をチルド冷却された
塩化アンモニウムの飽和溶液に注ぎ、懸濁液をEtOA
cで抽出した。有機層を無水硫酸ナトリウム上で乾燥さ
せ、所定の乾燥度になるまで蒸発させ、粗第2級アルコ
ールである、3β−t−ブチルジメチルシリルオキシ−
14β,20ζ−ジヒドロキシ−17β−n−プロピル
−5β−アンドロスタンを得た。
【0109】粗第2級アルコールのTHF(400m
L)溶液に、NaH(65%の油性分散液、4.7g)
を少しずつ添加し、反応混合物を2時間還流した。この
混合物に、二硫化炭素(13.0mL)を滴下し、3
0’後、ヨウ化メチル(27.0mL)を滴下した。3
0’後、反応混合物を0℃に冷却し、塩化アンモニウム
の飽和溶液(200mL)を添加した。懸濁液をEtO
Acで抽出し、有機層を無水硫酸ナトリウム上で乾燥さ
せ、所定の乾燥度になるまで蒸発させ、粗チオ誘導体で
ある、3β−t−ブチルジメチルシリルオキシ−14β
−ヒドロキシ−17β−n−プロピル−20ζ−[(メ
チルチオ)チオカルボニルオキシ]−5β−アンドロス
タンを得た。
【0110】粗チオ誘導体、トリス(トリメチルシリ
ル)シラン(12.0mL)、およびAIBN(0.5
g)のトルエン(400mL)溶液を2時間還流し、つ
いで、他のトリス(トリメチルシリル)シラン(5.0
mL)とAIBN(0.3g)を添加し、反応体を1時
間還流した。反応混合物を0℃に冷却し、塩化ナトリウ
ムの飽和溶液(200mL)を添加した。懸濁液をEt
OAcで抽出し、有機層を無水硫酸ナトリウム上で乾燥
させ、所定の乾燥度になるまで蒸発させ、粗3β−t−
ブチルジメチルシリルオキシ−14β−ヒドロキシ−1
7β−n−プロピル−5β−アンドロスタンを得た。
【0111】0℃に維持された、粗17β−n−プロピ
ル誘導体のピリジン(100mL)溶液に、塩化チオニ
ル(2.4mL)を添加した。溶液を0℃で2.5時間
撹拌し、ついで、1NのHCl(100mL)と砕いた
氷に注いだ。混合物をエチルエーテルで抽出し、有機層
をリン酸水素化二ナトリウムの飽和水溶液で洗浄し、無
水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、減圧下で所定の乾燥度
になるまで蒸発させたところ、白色固体状の、3β−t
−ブチルジメチルシリルオキシ−17β−n−プロピル
−5β−アンドロスト−14−エンが、3.5g得られ
た。1 H−NMR(300MHz、CDCl3、TMSからの
ppm):0.02(6H、s);0.83(3H、
d);0.86(12H、m);0.92(3H、
s);2.32(1H、m);4.00(1H、s);
5.16(1H、m)
【0112】調製物6 3β−アセトキシ−14,15−ジオキソ−17β−メ
チル−14,15−seco−5β−アンドロスタン(II
−a) 3β−アセトキシ−17β−メチル−5β−アンドロス
ト−14−エン(VII−a)(7.0g)の塩化メチ
レン(400mL)溶液を−78℃に冷却し、反応が終
了するまでオゾン流を通した(1時間)。過度のオゾン
を窒素流で除去し、ついで亜鉛(30.0g)とAcO
H(45mL)とをゆっくりと添加し、温度を室温まで
上げた。混合物を撹拌して3時間後に濾過し、固体物を
CH2Cl2で洗浄し、溶液を減圧下で所定の乾燥度にな
るまで蒸発させた。残査をEtOAcに溶解し、リン酸
水素化二ナトリウムの飽和水溶液で洗浄し;有機層を無
水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、所定の乾燥度になるま
で蒸発させたところ、白色固体状の3β−アセトキシ−
14,15−ジオキソ−17β−メチル−14,15−
seco−5β−アンドロスタンが、7.8g得られた。1 H−NMR(300MHz、CDCl3、TMSからの
ppm):0.84(3H、d);1.07(3H、
s);1.12(3H、s);2.05(3H、s);
5.05(1H、m);9.78(1H、t)
【0113】調製物7 3β−アセトキシ−14,15−ジオキソ−17β−エ
チル−14,15−seco−5β−アンドロスタン(II
−b) 3β−アセトキシ−5β−プレグン−14−エン(VI
I−b)(16.0g)の塩化メチレン(800mL)
溶液を−78℃に冷却し、反応が終了するまでオゾン流
を通した(1時間)。過度のオゾンを窒素流で除去し、
ついで亜鉛(63.0g)とAcOH(90.0mL)
とをゆっくりと添加し、温度を室温まで上げた。混合物
を撹拌して3時間後に濾過し、固体物をCH2Cl2で洗
浄し、溶液を減圧下で所定の乾燥度になるまで蒸発させ
た。残査をEtOAcに溶解し、リン酸水素化二ナトリ
ウムの飽和水溶液で洗浄し;有機層を無水硫酸ナトリウ
ム上で乾燥させ、所定の乾燥度になるまで蒸発させたと
ころ、白色固体状の3β−アセトキシ−14,15−ジ
オキソ−17β−エチル−14,15−seco−5β−ア
ンドロスタンが、17.1g得られた。1 H−NMR(300MHz、CDCl3、TMSからの
ppm):0.90(3H、t);1.04(3H、
s);1.12(3H、s);2.06(3H、s);
5.06(1H、m);9.82(1H、t)
【0114】調製物8 3β−アセトキシ−14−オキソ−17α−ホルミル−
14,15−seco−5β−アンドロスタン(II−c) 3β−アセトキシ−14,15−ジオキソ−17β−エ
チル−14,15−seco−5β−アンドロスタン(II
−b)(30.4g)、Ac2O(94.0mL)、T
EA(94.0mL)、およびDMAP(1.0g)の
塩化メチレン(400mL)溶液を、室温で8時間撹拌
した。過度のAc2OをEtOH(100mL)で分解
し、溶液を水/砕いた氷に注いだ。混合物をエチルエー
テルで抽出し、有機層をNaHCO3の5%水溶液で洗
浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、所定の乾燥度
になるまで蒸発させた。残査をn−ヘキサン/エチルエ
ーテル:90/10〜80/20である溶離剤を使用す
るフラッシュクロマトグラフィー(SiO2)により精
製し、酢酸エノールを17.5g得た。
【0115】酢酸エノール(17.0g)の塩化メチレ
ン(500mL)溶液を−78℃に冷却し、反応が終了
するまでオゾン流を通した(1時間)。過度のオゾンを
窒素流で除去し、ついでジメチルスルフィド(6.0m
L)を滴下し、温度を室温まで上げた。溶液を撹拌して
48時間後に、減圧下で所定の乾燥度になるまで蒸発さ
せ、残査をn−ヘキサン/エチルエーテル:80/20
である溶離剤を使用するフラッシュクロマトグラフィー
(SiO2)により精製したところ、白色固体状の3β
−アセトキシ−14−オキソ−17α−ホルミル−1
4,15−seco−5β−アンドロスタンが、13.1g
得られた。1 H−NMR(300MHz、CDCl3、TMSからの
ppm):0.94(3H、t);1.06(3H、
s);1.30(3H、s);2.09(3H、s);
5.03(1H、bs);9.90(1H、t)
【0116】調製物9 3β−アセトキシ−14,15−ジオキソ−17α−エ
チル−14,15−seco−5β−アンドロスタン(II
−d) 3β−アセトキシ−5β,17α−プレグン−14−エ
ン(VII−c)(10.0g)の塩化メチレン(20
0mL)溶液を−78℃に冷却し、反応が終了するまで
オゾン流を通した(1時間)。過度のオゾンを窒素流で
除去し、ついで亜鉛(200g)とAcOH(300m
L)とをゆっくりと添加し、温度を室温まで上げた。混
合物を撹拌して3時間後に濾過し、固体物をCH2Cl2
で洗浄し、溶液を減圧下で所定の乾燥度になるまで蒸発
させた。残査をEtOAcに溶解し、リン酸水素化二ナ
トリウムの飽和水溶液で洗浄し;有機層を無水硫酸ナト
リウム上で乾燥させ、所定の乾燥度になるまで蒸発させ
たところ、白色固体状の3β−アセトキシ−14,15
−ジオキソ−17α−エチル−14,15−seco−5β
−アンドロスタンが、9.2g得られた。1 H−NMR(300MHz、CDCl3、TMSからの
ppm):0.92(3H、t);1.03(3H、
s);1.18(3H、s);2.06(3H、s);
2.56(1H、m);5.05(1H、bs);9.
76(1H、bs)
【0117】調製物10 3β−アセトキシ−14−オキソ−17β−ホルミル−
14,15−seco−5β−アンドロスタン(II−e) 3β−アセトキシ−14,15−ジオキソ−17α−エ
チル−14,15−seco−5β−アンドロスタン(II
−d)(5.0g)、Ac2O(16.1mL)、TE
A(16.1mL)、およびDMAP(0.4g)の塩
化メチレン(100mL)溶液を、室温で9時間撹拌し
た。過度のAc2OをEtOH(15mL)で分解し、
溶液を水/砕いた氷に注いだ。混合物をエチルエーテル
で抽出し、有機層をNaHCO3の5%水溶液で洗浄
し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、所定の乾燥度に
なるまで蒸発させた。残査をn−ヘキサン/エチルエー
テル:90/10〜80/20である溶離剤を使用する
フラッシュクロマトグラフィー(SiO2)により精製
し、酢酸エノールを3.1g得た。
【0118】酢酸エノール(3.0g)の塩化メチレン
(25mL)溶液を−78℃に冷却し、反応が終了する
までオゾン流を通した(1時間)。過度のオゾンを窒素
流で除去し、ついでジメチルスルフィド(1.7mL)
を滴下し、温度を室温まで上げた。溶液を撹拌して48
時間後に、減圧下で所定の乾燥度になるまで蒸発させ、
残査をn−ヘキサン/酢酸エチル:80/20である溶
離剤を使用するフラッシュクロマトグラフィー(SiO
2)により精製したところ、白色固体状の3β−アセト
キシ−14−オキソ−17β−ホルミル−14,15−
seco−5β−アンドロスタンが、2.0g得られた。1 H−NMR(300MHz、CDCl3、TMSからの
ppm):0.94(3H、t);1.05(3H、
s);1.15(3H、s);2.12(3H、s);
5.06(1H、bs);9.87(1H、t)
【0119】調製物11 3β−アセトキシ−14,15−ジオキソ−17β−エ
チル−14,15−seco−アンドロスタン(II−f) 3β−アセトキシ−プレグン−14−エン(VII−
d)(2.0g)の塩化メチレン(200mL)溶液を
−78℃に冷却し、反応が終了するまでオゾン流を通し
た(20’)。過度のオゾンを窒素流で除去し、ついで
亜鉛(7.6g)とAcOH(11.0mL)とをゆっ
くりと添加し、温度を室温まで上げた。混合物を撹拌し
て3時間後に濾過し、固体物をCH2Cl2で洗浄し、溶
液を減圧下で所定の乾燥度になるまで蒸発させた。残査
をEtOAcに溶解し、リン酸水素化二ナトリウムの飽
和水溶液で洗浄し;有機層を無水硫酸ナトリウム上で乾
燥させ、所定の乾燥度になるまで蒸発させたところ、油
状の3β−アセトキシ−14,15−ジオキソ−17β
−エチル−14,15−seco−アンドロスタンが、1.
1g得られた。1 H−NMR(300MHz、CDCl3、TMSからの
ppm):0.86(6H、t);1.08(3H、
s);2.03(3H、s);4.69(1H、m);
9.81(1H、t)
【0120】調製物12 3β−t−ブチルジメチルシリルオキシ−14,15−
ジオキソ−17β−n−プロピル−14,15−seco−
5β−アンドロスタン(II−g) 3β−t−ブチルジメチルシリルオキシ−17β−n−
プロピル−5β−アンドロスト−14−エン(VII−
e)(3.3g)の塩化メチレン(300mL)溶液を
−78℃に冷却し、反応が終了するまでオゾン流を通し
た(20’)。過度のオゾンを窒素流で除去し、ついで
亜鉛(27.0g)とAcOH(25.0mL)とをゆ
っくりと添加し、温度を室温まで上げた。混合物を撹拌
して3時間後に濾過し、固体物をCH2Cl2で洗浄し、
溶液を減圧下で所定の乾燥度になるまで蒸発させた。残
査をEtOAcに溶解し、リン酸水素化二ナトリウムの
飽和水溶液で洗浄し;有機層を無水硫酸ナトリウム上で
乾燥させ、所定の乾燥度になるまで蒸発させたところ、
油状の3β−t−ブチルジメチルシリルオキシ−14,
15−ジオキソ−17β−プロピル−14,15−seco
−5β−アンドロスタンが、3.2g得られた。1 H−NMR(300MHz、CDCl3、TMSからの
ppm):0.02(6H、s);0.88(9H、
s);1.00(3H、s);1.08(3H、s);
2.00−2.60(3H、m);4.03(1H、
s);9.80(1H、bs)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // C07M 7:00 (72)発明者 セルジオ・ドゥ・ムナリ イタリア・I−20148・ミラン・ヴィア・ フランチェスコ・アルバーニ・55 (72)発明者 ジョルジオ・フェドリッツィ イタリア・I−24147・トレヴィギーロ・ (BG)・ヴィア・フォルツェ・アルマー テ・6 (72)発明者 パトリツィア・フェラーリ イタリア・I−21100・ヴァレセ・ヴィ ア・ガスパロット・57 (72)発明者 ピエロ・メローニ イタリア・I−20091・ブレッソ・(ミラ ン)・ヴィア・チェントゥレリ・1 (72)発明者 マルコ・サンタゴスティーノ イタリア・I−20013・マジェンタ・(M I)・ヴィア・スタディオ・52 (72)発明者 マルコ・トーリ イタリア・I−20017・RHO・ヴィア・ モンテ・グラッパ・20

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の一般式(I): 【化1】 {[上式(I)中、5および17位における波線からな
    る符号は、5位の水素および17位の置換基R3が、α
    またはβ配置とできることを意味し:RおよびR1は、
    それぞれ、水素およびヒドロキシであるか、またはRお
    よびR1は、共同してケト基を形成し:R2は、C1−C4
    のアルキルであり:R3は、次の式: 【化2】 または 【化3】 [上式中、波線からなる符号は、Z異性体およびE異性
    体の両方を意味し:R4は、NHC(=NH)NR56
    またはOR7であり:ここで、R5およびR6は、独立し
    て、水素、C1−C4のアルキルであるか、またはR5
    およびR6は、共同して窒素と共に、飽和した5員環ま
    たは6員環であるモノ−ヘテロ環を形成し:R7は、N
    89により置換されているか、またはされていないC
    1−C6のアルキル、または水素であり:ここで、
    8、R9は、独立して、水素またはC1−C4のアルキ
    ルである]で示されるものである}で示される化合物。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の一般式(I)の化合物
    の立体異性体、ZおよびE異性体、互変異性体、光学異
    性体、製薬的に許容可能な塩類、およびそれらの混合
    物。
  3. 【請求項3】 E−17β−2−[(2−アミノエトキ
    シ)イミノメチル]−5β−14,15−seco−3β−
    ヒドロキシ−アンドロスタン−14−オン E−17α−2−[(2−アミノエトキシ)イミノメチ
    ル]−5β−14,15−seco−3β−ヒドロキシ−ア
    ンドロスタン−14−オン E−17β−メチル−15−[(2−アミノエトキシ)
    イミノ]−5β−14,15−seco−3β−ヒドロキシ
    −アンドロスタン−14−オン E−17β−メチル−15−[(2−ジメチルアミノエ
    トキシ)イミノ]−5β−14,15−seco−3β−ヒ
    ドロキシ−アンドロスタン−14−オン E−17β−2−[(2−ジメチルアミノエトキシ)イ
    ミノメチル]−5β−14,15−seco−3β−ヒドロ
    キシ−アンドロスタン−14−オン E−17α−2−[(2−ジメチルアミノエトキシ)イ
    ミノメチル]−5β−14,15−seco−3β−ヒドロ
    キシ−アンドロスタン−14−オン E−17β−2−[(2−アミノエトキシ)イミノエチ
    ル]−5β−14,15−seco−3β−ヒドロキシ−ア
    ンドロスタン−14−オン E−17α−2−[(2−アミノエトキシ)イミノエチ
    ル]−5β−14,15−seco−3β−ヒドロキシ−ア
    ンドロスタン−14−オン E−17β−2−[(2−ジメチルアミノエトキシ)イ
    ミノエチル]−5β−14,15−seco−3β−ヒドロ
    キシ−アンドロスタン−14−オン E−17α−2−[(2−ジメチルアミノエトキシ)イ
    ミノエチル]−5β−14,15−seco−3β−ヒドロ
    キシ−アンドロスタン−14−オン E−17α−2−[(2−アミノエトキシ)イミノエチ
    ル]−5β−14,15−seco−3β,14β−ジヒド
    ロキシ−アンドロスタン E−17α−2−[(2−ジメチルアミノエトキシ)イ
    ミノエチル]−5β−14,15−seco−3β,14β
    −ジヒドロキシ−アンドロスタン E−17α−(2−グアニジノイミノエチル)−5β−
    14,15−seco−3β−ヒドロキシ−アンドロスタン
    −14−オン E−17β−プロピル−15−[(2−アミノエトキ
    シ)イミノ]−5β−14,15−seco−3β−ヒドロ
    キシ−アンドロスタン−14−オン E−17β−プロピル−15−[(2−ジメチルアミノ
    エトキシ)イミノ]−5β−14,15−seco−3β−
    ヒドロキシ−アンドロスタン−14−オン E,E−17α−4−[(2−ジメチルアミノエトキシ
    イミノ)−2−ブテニル]−5β−14,15−seco−
    3β−ヒドロキシ−アンドロスタン−14−オン E−17α−2−[(2−アミノエトキシ)イミノエチ
    ル]−14,15−seco−3β−ヒドロキシ−アンドロ
    スタン−14−オン E−17α−2−[(2−ジメチルアミノエトキシ)イ
    ミノエチル]−14,15−seco−3β−ヒドロキシ−
    アンドロスタン−14−オン E−17α−(2−グアニジノイミノエチル)−14,
    15−seco−3β−ヒドロキシ−アンドロスタン−14
    −オン から選択される請求項1に記載の化合物。
  4. 【請求項4】 次の一般式(II): 【化4】 [上式(II)中、波線からなる符号および置換基R2
    は、上述で定義したものと同様であり、RおよびR1
    ケト基を形成し、R10は、次の一般式(III)、(I
    V)、(V)または(VI): 【化5】 【化6】 【化7】 【化8】 で表される化合物を有するCHOまたはCH2−CHO
    である]で表される化合物の縮合反応を含み、R3が上
    述で定義したものである一般式(I)の化合物にする、
    請求項1に記載の一般式(I)の化合物の調製方法。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の一般式(I)の化合
    物、またはそれらの製薬的に許容可能な塩類、および製
    薬的に許容可能なキャリアおよび/または希釈液を含有
    する製薬用組成物。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の一般式(I)の化合
    物、またはそれらの製薬的に許容可能な塩類の、心臓血
    管系疾患の治療に有用な医薬の調製における使用。
  7. 【請求項7】 心臓血管系疾患が、心臓病または高血圧
    である請求項7に記載の使用。
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