JPH1077374A - プロピレン系樹脂組成物、改質プロピレン系樹脂組成物および前記組成物の製法 - Google Patents
プロピレン系樹脂組成物、改質プロピレン系樹脂組成物および前記組成物の製法Info
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- JPH1077374A JPH1077374A JP23422596A JP23422596A JPH1077374A JP H1077374 A JPH1077374 A JP H1077374A JP 23422596 A JP23422596 A JP 23422596A JP 23422596 A JP23422596 A JP 23422596A JP H1077374 A JPH1077374 A JP H1077374A
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Abstract
もに、または、透明性、加工性、耐衝撃性をともに改良
する。 【解決手段】 直鎖状プロピレン系樹脂の分岐および架
橋反応によりえられた分岐パラメーター0.9〜0.1
の分岐プロピレン系樹脂10〜99.99重量%および
架橋プロピレン系樹脂0.01〜90重量%を含み、耐
衝撃性を改良するばあいには、さらに実質的に直鎖状ポ
リプロピレンと等しい屈折率を有するポリオレフィン系
ゴムを含む組成物を使用する。
Description
組成物および改質プロピレン系樹脂組成物を製造し、使
用する技術分野に属する。さらに詳しくは、透明性と加
工性がともにすぐれたプロピレン系樹脂組成物および透
明性と加工性と耐衝撃性がともにすぐれた改質プロピレ
ン系樹脂組成物を製造し、使用する技術分野に属する。
性などの物性のバランスはよいが、結晶性が高いために
透明性が劣り、その押出成形シート、カレンダー成形シ
ート、シートの真空成形、圧空成形などの熱成形体、射
出成形体、ブロー成形ボトルなどの透明性も低い。ま
た、結晶性が高いために加工時に必要な垂れ抵抗性も小
さく、シートの熱成形、カレンダー成形、ダイレクトブ
ロー成形などの加工性にも劣る。さらに、耐衝撃性も必
ずしも充分ではない。
ために造核剤の添加が一般的に行なわれてきており、有
機系造核剤の使用によりそれなりの効果がえられてい
る。
ためにポリエチレンの添加が一般的に行なわれてきてい
る。
するためにポリオレフィン系ゴムの添加が一般的に行な
われてきている。
機系造核剤の使用により透明性を改良すると、比較的高
い透明性がえられる低分子量体のばあいには、ブリード
アウトしやすく、低分子量体に起因する臭気が発生する
うえに、加工性も耐衝撃性も改良されないという欠点を
有する。
された高分子系造核剤のばあいには、ブリードアウトや
臭気の問題は少ないが、透明性の高いものはえられず、
やはり加工性も耐衝撃性も改良されないという欠点を有
する。
工性を改良すると、ポリプロピレンとポリエチレンとの
屈折率が異なるばあいには透明性は低下するし、ポリプ
ロピレンとポリエチレンとの屈折率が等しいばあいで
も、その透明性は向上しないという欠点を有する。
によって耐衝撃性を改良すると、ポリプロピレンとポリ
オレフィン系ゴムとの屈折率が異なるばあいには透明性
は低下するし、ポリプロピレンとポリオレフィン系ゴム
との屈折率が等しいばあいでも、その透明性は向上しな
いし、加工性も改良されないという欠点を有する。
し、ブリードアウトしにくいプロピレン系樹脂組成物、
さらには耐衝撃性をも併有するプロピレン系樹脂組成物
をうるためになされたものである。
とき実情に鑑み鋭意検討を重ねた結果、特定の分岐パラ
メーターを有するプロピレン系樹脂および特定の架橋プ
ロピレン系樹脂の組成物または直鎖状プロピレン系樹脂
と前記プロピレン系樹脂組成物との組成物が、透明性お
よび加工性にすぐれた成形体を与えること、分岐および
架橋プロピレン系樹脂の含量が多い方が透明性および加
工性も高くなること、また、前記2つの組成物に、さら
に実質的に直鎖状ポリプロピレンと等しい屈折率を有す
るポリオレフィン系ゴムを加えるばあいには、えられる
組成物は透明性および加工性にすぐれ、さらに耐衝撃性
にもすぐれた成形体を与えることを見出した。
れたものであり、直鎖状プロピレン系樹脂の分岐および
架橋反応によりえられた分岐パラメーター0.9〜0.
1の分岐プロピレン系樹脂10〜99.99%(重量
%、以下同様)および架橋プロピレン系樹脂0.01〜
90%からなるプロピレン系樹脂組成物(I)(請求項
1)、直鎖状プロピレン系樹脂99〜1%およびプロピ
レン系樹脂組成物(I)1〜99%からなるプロピレン
系樹脂組成物(II)(請求項2)、プロピレン系樹脂組
成物(I)90〜10%および直鎖状ポリプロピレンと
実質的に等しい屈折率を有するポリオレフィン系ゴム1
0〜90%からなる改質プロピレン系樹脂組成物(II
I)(請求項3)、プロピレン系樹脂組成物(II)99
〜50%および、直鎖状ポリプロピレンと実質的に等し
い屈折率を有するポリオレフィン系ゴム1〜50%から
なる改質プロピレン系樹脂組成物(IV)(請求項4)、
直鎖状プロピレン系樹脂の分岐および架橋反応が、直鎖
状プロピレン系樹脂にシリル基含有モノマーをグラフト
共重合させたシリル化プロピレン系樹脂の分岐および架
橋反応である請求項1記載のプロピレン系樹脂組成物
(I)(請求項5)、直鎖状プロピレン系樹脂の分岐お
よび架橋反応が、直鎖状プロピレン系樹脂、ジビニル芳
香族系モノマーおよびラジカル重合開始剤による分岐お
よび架橋反応である請求項1記載のプロピレン系樹脂組
成物(I)(請求項6)、直鎖状プロピレン系樹脂にシ
リル基含有モノマーをグラフト共重合させたシリル化プ
ロピレン系樹脂を溶融混練状態にして分岐および架橋反
応させることを特徴とする請求項1記載のプロピレン系
樹脂組成物(I)の製法(請求項7)、直鎖状プロピレ
ン系樹脂、ジビニル芳香族系モノマーおよびラジカル重
合開始剤を溶融混練状態にして分岐および架橋反応させ
ることを特徴とする請求項1記載のプロピレン系樹脂組
成物(I)の製法(請求項8)、直鎖状プロピレン系樹
脂および直鎖状プロピレン系樹脂にシリル基含有モノマ
ーをグラフト共重合させたシリル化プロピレン系樹脂を
溶融混練状態にして分岐および架橋反応させることを特
徴とする請求項2記載のプロピレン系樹脂組成物(II)
の製法(請求項9)、直鎖状プロピレン系樹脂にシリル
基含有モノマーをグラフト共重合させたシリル化プロピ
レン系樹脂および直鎖状ポリプロピレンと実質的に等し
い屈折率を有するポリオレフィン系ゴムを溶融混練状態
にしてシリル化プロピレン系樹脂の分岐および架橋反応
を行なわせることを特徴とする請求項3記載の改質プロ
ピレン系樹脂組成物(III)の製法(請求項10)、お
よび直鎖状プロピレン系樹脂、直鎖状プロピレン系樹脂
にシリル基含有モノマーをグラフト共重合させたシリル
化プロピレン系樹脂および直鎖状ポリプロピレンと実質
的に等しい屈折率を有するポリオレフィン系ゴムを溶融
混練状態にしてシリル化プロピレン系樹脂の分岐および
架橋反応を行なわせることを特徴とする請求項4記載の
改質プロピレン系樹脂組成物(IV)の製法(請求項1
1)に関する。
(I)(以下、PP系組成物(I)ともいう)は直鎖状
プロピレン系樹脂(以下、直鎖状PP系樹脂ともいう)
の分岐および架橋反応によりえられた分岐パラメーター
0.9〜0.1、好ましくは0.7〜0.3の分岐プロ
ピレン系樹脂(以下、分岐PP系樹脂ともいう)が10
〜99.99%、好ましくは30〜99.99%と、架
橋プロピレン系樹脂(以下、架橋PP系樹脂ともいう)
が0.01〜90%、好ましくは0.01〜70%から
なる組成物である。このように、PP系組成物(I)が
直鎖状PP系樹脂の分岐反応と架橋反応とがともにおこ
る反応によってえられた分岐パラメーターが0.9〜
0.1の分岐PP系樹脂が10〜99.99%で、架橋
PP系樹脂が0.01〜90%の混合物であるため、直
鎖状PP系樹脂と比較して分岐および架橋が生じた分、
分子同士のからみあいが生じやすくなり、また、造核剤
的な作用を呈すると考えられ、結晶の大きさ、径を低下
させることによって透明性が向上し、また、加工時に必
要な垂れ抵抗性も大きくなる。
単独重合体(ポリプロピレン)およびランダム共重合体
のうちの1種以上であって、結晶性がアイソタクチック
ペンタッドの含有量として90%以上、さらには95%
以上で100%以下、メルトインデックスが0.1g/
10分以上、さらには0.2g/10分以上で通常10
0g/10分以下、分岐パラメーターが1以下で0.9
をこえるもの、すなわち、直鎖状のプロピレン系樹脂お
よび若干の分岐はあるが本発明の目的を達成することが
できるほどの分岐を有しないもののことである。なお、
直鎖状PP系樹脂に分岐または架橋反応をおこさせるた
めに官能基を導入したものも、分岐パラメーターが0.
9をこえるものは直鎖状PP系樹脂の範疇に含まれる。
未満のばあい、アタクチック重合体の含量が多くなり、
直鎖状PP系樹脂の結晶性、剛性、耐熱性、耐薬品性が
低下してしまう。また、前記メルトインデックスが0.
1g/10分未満のものは市場で入手しにくく、経済的
に高価となり、100g/10分をこえるものは直鎖状
PP系樹脂の結晶性、剛性、耐熱性、耐薬品性が低下し
てしまう。
は、プロピレンを75%以上、とくに90%以上含有し
ているものが、直鎖状PP系樹脂の特徴である結晶性、
剛性、耐熱性、耐薬品性などが保持されるという点から
好ましい。
するプロピレンと共重合可能な単量体の例としては、エ
チレン、ブテン−1、イソブテン、ペンテン−1、3−
メチルブテン−1、ヘキセン−1、4−メチルペンテン
−1、3,4−ジメチルブテン−1、ヘプテン−1、3
−メチルヘキセン−1、オクテン−1、デセン−1など
の炭素数2または4〜12のα−オレフィン、シクロペ
ンテン、ノルボルネンなどの環状オレフィン、5−メチ
レン−2−ノルボルネン、5−エチリデン−2−ノルボ
ルネン、1,4−ヘキサジエン、メチル−1,4−ヘキ
サジエン、7−メチル−1,6−オクタジエンなどのジ
エン、塩化ビニル、塩化ビニリデン、アクリロニトリ
ル、酢酸ビニル、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン
酸、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、アクリル酸
グリシジル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸グリシ
ジル、無水マレイン酸、スチレン、メチルスチレン、ビ
ニルトルエン、ジビニルベンゼンなどのビニル単量体な
どがあげられる。これらは単独で共重合させてもよく2
種以上併用して共重合させてもよい。これらのうちで
は、エチレン、ブテン−1が透明性のよい重合体を与え
る、安価であるなどの点から好ましい。
ランダム共重合体の具体例としては、たとえばプロピレ
ン−エチレン共重合体、プロピレン−ブテン−1共重合
体などがあげられる。
どに制限はなく、粒子状でもペレット状でもよい。
が含まれるばあいには熱キシレン不溶分としてそれをの
ぞいたもの、すなわち熱キシレン可溶分の高温GPC測
定(カラム温度140℃)において、マルチディレクタ
ーGPCソフトウェアVer3.00(日本ウォーター
ズリミテッド製)により、RI検出器のクロマトグラム
とGPCに直結した粘度計のクロマトグラムから算出
し、重量平均分子量における値による分岐パラメーター
が0.9〜0.1のPP系樹脂のことである。分岐パラ
メーターが0.9をこえるばあいには、この範囲の分岐
を有するPP系樹脂を使用しても本発明の効果は充分に
えられない。
び架橋反応によってえられたPP系樹脂を10μmのポ
リフロンフィルターの袋に入れ、600倍重量のキシレ
ン中、130℃で6時間溶解させたのち、10μmのポ
リフロンフィルターの袋に残存したゲル分のPP系樹脂
のことである。
または前記架橋プロピレン系樹脂における架橋度として
は、分岐パラメーターが0.9以下、好ましくは0.7
以下、またはゲル分率が0.1%以上、好ましくは1%
以上であることが、造核剤的に作用し、垂れ抵抗性を高
めるという点から好ましい。
P系樹脂にシリル基含有モノマーをグラフト共重合させ
たシリル化プロピレン系樹脂(以下、シリル化PP系樹
脂ともいう)を溶融混練状態にして分岐および架橋反応
させる、直鎖状PP系樹脂、ジビニル芳香族系モノマー
およびラジカル重合開始剤の混合物を溶融混練状態にし
て分岐および架橋反応させるなどの方法によって製造す
ることができる。
るシリル基含有モノマーの具体例としては、ビニルトリ
メトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、ビニルト
リブトキシシラン、ビニルトリアセトキシシラン、3−
メタクリロイルオキシプロピルトリメトキシシラン、3
−メタクリロイルオキシプロピルメチルジメトキシシラ
ン、ビニルトリス(2−メトキシエトキシ)シラン、ト
リメチルシリルビニルビシクロ[2,2,1]ヘプタ
ン、N,N−ビス[(メチルジメトキシシリル)プロピ
ル]メタクリルアミド、N,N−ビス[(トリメトキシ
シリル)プロピル]メタクリルアミド、ビニルトリメト
キシシリルベンゼンなどがあげられるが、これらアルコ
キシシリル基が加水分解して生成するシラノール基を含
有するモノマーも含まれる。
直鎖状PP系樹脂100部に対して0.01〜15部、
好ましくは0.1〜10部である。シリル基含有モノマ
ーの使用量が0.01部未満になるとシリル化PP系樹
脂が分岐および架橋しにくく、透明性、加工性の改良効
果が小さくなり、15部をこえると経済的に不利にな
る。
をグラフト共重合させる際に使用するラジカル重合開始
剤としては、たとえば1,1−ビス(t−ブチルパーオ
キシ)3,3,5−トリメチルシクロヘキサン、1,1
−ビス(t−ブチルパーオキシ)シクロヘキサン、n−
ブチル4,4−ビス(t−ブチルパーオキシ)バレレー
ト、2,2−ビス(t−ブチルパーオキシ)ブタンなど
のパーオキシケタール、ジクミルパーオキサイド、2,
5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘ
キサン、α,α′−ビス(t−ブチルパーオキシ−m−
イソプロピル)ベンゼン、t−ブチルクミルパーオキサ
イド、ジ−t−ブチルパーオキサイド、2,5−ジメチ
ル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキシン−3
などのジアルキルパーオキサイド、ベンゾイルパーオキ
サイドなどのジアシルパーオキサイド、t−ブチルパー
オキシオクテート、t−ブチルパーオキシイソブチレー
ト、t−ブチルパーオキシラウレート、t−ブチルパー
オキシ−3,5,5−トリメチルヘキサノエート、t−
ブチルパーオキシイソプロピルカーボネート、2,5−
ジメチル−2,5ジ(ベンゾイルパーオキシ)ヘキサ
ン、t−ブチルパーオキシアセテート、t−ブチルパー
オキシベンゾエート、ジ−t−ブチルパーオキシイソフ
タレートなどのパーオキシエステルなどの過酸化物、ア
ゾイソブチロニトリル、メチルアゾイソブチレートなど
のアゾ化合物などがあげられる。
鎖状PP系樹脂100部に対して0.01〜5部、好ま
しくは0.01〜2部である。
とえば2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノー
ル、2,2′−メチレン−ビス−(4−メチル−6−t
−ブチルフェノール)、4,4′−メチリデン−ビス−
(3−メチル−6−t−ブチルフェノール)、4,4′
−チオビス−(3−メチル−6−t−ブチルフェノー
ル)、オクタデシル−3−(3,5−ジ−t−ブチル−
4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート、テトラキス
−[メチレン−3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒ
ドロキシフェニル)プロピオネート]メタン、6−
(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシアニリノ)
−2,4−ビス−オクチルチオ−1,3,5−トリアジ
ン、トリス−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキ
シベンジル)イソシアヌレート、ジラウリルチオジプロ
ピオネート、ジステアリルチオジプロピオネート、トリ
スノニルフェニルホスファイトなどの酸化防止剤を添加
してもよい。
系樹脂100部に対して0.005〜10部、好ましく
は、0.01〜5部である。
としては、たとえば130〜300℃、さらには160
〜250℃程度の温度で、1〜60分間、さらには1〜
10分間程度の時間混練して反応させるというような条
件が例示される。
たとえばシリル化PP系樹脂100部あたり水0.1〜
100部を添加するのが好ましい。前記水の量が0.1
部未満のばあいには分岐および架橋が充分でないばあい
があり、100部をこえると水冷により樹脂温度が低下
し、シリル化PP系樹脂が結晶化するばあいがある。ま
た、たとえばジブチルスズジラウレート、ジブチルスズ
ジアセテート、ジブチルスズジオクテートなどの分岐お
よび架橋反応促進触媒を添加してもよい。添加する触媒
の量としては、シリル化PP系樹脂100部に対して
0.001〜10部、さらには0.1〜5部が好まし
い。
としては、たとえば三菱化学(株)製のリンクロンなど
があげられる。
脂、ジビニル芳香族系モノマーおよびラジカル重合開始
剤の混合物を用いて製造するのに使用されるジビニル芳
香族系モノマーとしては、たとえばジビニルベンゼンが
透明性、加工性を高めるものがえられる点から好まし
い。
しては、直鎖状PP系樹脂100部に対して0.1〜1
0部、さらには0.2〜5部が、透明性改良効果が大き
く、経済的であるという点から好ましい。
樹脂とを反応させるのに使用されるラジカル重合開始剤
としては、一般に過酸化物、アゾ化合物などが好まし
い。直鎖状PP系樹脂とジビニル芳香族系モノマーある
いは直鎖状PP系樹脂との間にグラフト反応が起こるた
めには、いわゆる水素引抜能を有することが必要であ
り、一般にケトンパーオキサイド、パーオキシケター
ル、ハイドロパーオキサイド、ジアルキルパーオキサイ
ド、ジアシルパーオキサイド、パーオキシジカーボネー
ト、パーオキシエステルなどの有機過酸化物があげられ
る。これらのうち、とくに水素引抜能が高いものが好ま
しく、たとえば1,1−ビス(t−ブチルパーオキシ)
3,3,5−トリメチルシクロヘキサン、1,1−ビス
(t−ブチルパーオキシ)シクロヘキサン、n−ブチル
4,4−ビス(t−ブチルパーオキシ)バレレート、
2,2−ビス(t−ブチルパーオキシ)ブタンなどのパ
ーオキシケタール、ジクミルパーオキサイド、2,5−
ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキサ
ン、α,α′−ビス(t−ブチルパーオキシ−m−イソ
プロピル)ベンゼン、t−ブチルクミルパーオキサイ
ド、ジ−t−ブチルパーオキサイド、2,5−ジメチル
−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキシン−3な
どのジアルキルパーオキサイド、ベンゾイルパーオキサ
イドなどのジアルシルパーオキサイド、t−ブチルパー
オキシオクテート、t−ブチルパーオキシイソブチレー
ト、t−ブチルパーオキシラウレート、t−ブチルパー
オキシ−3,5,5−トリメチルヘキサノエート、t−
ブチルパーオキシイソプロピルカーボネート、2,5−
ジメチル−2,5ジ(ベンゾイルパーオキシ)ヘキサ
ン、t−ブチルパーオキシアセテート、t−ブチルパー
オキシベンゾエート、ジ−t−ブチルパーオキシイソフ
タレートなどのパーオキシエステルなどがあげられる。
は、直鎖状PP系樹脂100部に対して0.05〜5
部、さらには0.1〜2部が、透明性改良効果が大き
く、かつ経済的であるという点から好ましい。
モノマーおよびラジカル重合開始剤を溶融状態で架橋さ
せる際の条件としては、たとえば130〜300℃、さ
らには160〜250℃程度の温度で、1〜60分間、
さらには1〜10分間程度の時間混練して反応させると
いうような条件が例示される。
マーおよびラジカル重合開始剤を、溶融状態で分岐およ
び架橋させる際に、ジビニル芳香族系モノマーとラジカ
ル重合開始剤とを直鎖状PP系樹脂中に均一に分散させ
るために、キシレン、トルエン、ベンゼンなどの芳香族
化合物、オクタン、ヘプタン、ヘキサン、ペンタン、ブ
タンなどの脂肪族化合物、シクロオクタン、シクロヘプ
タン、シクロヘキサン、シクロペンタン、シクロブタン
などの脂環式化合物などの分散媒をジビニル芳香族系モ
ノマーやラジカル重合開始剤に添加してもよい。前記分
散媒の使用量としては、直鎖状PP系樹脂100部に対
して1〜50部、とくに2〜30部が、透明性改良効果
が大きく、かつ経済的であるという点から好ましい。
脂と架橋PP系樹脂との割合としては、分岐PP系樹脂
10〜99.99%、さらには30〜99.99%と、
架橋PP系樹脂0.01〜90%、さらには0.01〜
70%とからなる組成物であるのが透明性、加工性の点
から好ましい。
成形品を製造するばあい、直鎖状PP系樹脂を使用する
ばあいの特徴である良好な剛性、耐熱性、耐薬品性など
を保持しながら、高い透明性と加工性を併有し、ブリー
ドアウトがおこりにくい成形品を、低分子量有機系造核
剤を使用したばあいに発生する臭いを発生させることな
く製造することができる。高い透明性が発現した原因の
詳細については明らかではないが、分岐および架橋PP
系樹脂による造核作用の結果と考えられる。
の製造に用いてもよいが、さらに直鎖状PP系樹脂と配
合してプロピレン系樹脂組成物(II)(以下、PP系組
成物(II)ともいう)として使用してもよい。
配合して使用するばあい、直鎖状PP系樹脂99〜1
%、さらには99〜50%とPP系組成物(I)1〜9
9%、さらには1〜50%とからなる組成物になるよう
に配合するのが、PP系組成物(II)の調製が容易で、
透明性、加工性が良好になるという経済性の点から好ま
しい。このように、PP系組成物(I)を直鎖状PP系
樹脂の透明性、加工性の改質剤として用いることができ
る。さらにPP系組成物(II)も直鎖状PP系樹脂の改
質剤として用いることができる。
(I)を直鎖状PP系樹脂と配合したPP系組成物(I
I)、PP系組成物(II)を直鎖状PP系樹脂と配合し
たPP系組成物、の分岐パラメーターは0.9以下、さ
らには0.7以下が、ゲル分率は0.1%以上、さらに
は1%以上が、透明性および加工性の改良という点から
好ましい。
に耐衝撃性を改良するために、直鎖状ポリプロピレン
(以下、直鎖状PPともいう)と実質的に等しい屈折率
を有するポリオレフィン系ゴム(以下、特定のポリオレ
フィン系ゴムともいう)を加えてもよい。
の差が0.02以下、好ましくは0.01以下、さらに
好ましくは0.005以下であることをいう。屈折率
は、実測値、簡便にはたとえばポリマーハンドブック第
三版(ジョン・ウィリー・アンド・サンズ社、198
9)などに記載されている値に基づくものであって、共
重合体の屈折率は、それぞれの単量体の重量分率で比例
計算された値(共重合体を構成する単量体の単独重合体
の屈折率の単量体の重量分率での加重平均値)が用いら
れる。
ンドブックおよび実測値より、 直鎖状PP;1.503 低密度ポリエチレン;1.51 ポリイソブテン(ポリイソブチレン、ポリブテン);
1.505〜1.51 ブチルゴム;1.508 ポリスチレン;1.59〜1.592 エチレン−プロピレンゴム;1.4748〜1.48 エチレン−ブチレンゴム;1.457〜1.47(実測
値) である。
としては、液状ポリブテン(たとえば日本石油化学
(株)製の日石ポリブテンHV−15、HV−300、
HV−3000など)やクラム状ポリブテン(たとえば
日本石油化学(株)製のテトラックス3T、5T、6T
など);ポリイソブチレン(たとえばエクソン化学
(株)製のビスタネックスLM−MS、MML−80、
MML−140など);イソブチレンと少量のイソプレ
ンからなるブチルゴムのうちの液状ブチルゴム(たとえ
ばエクソン化学(株)製のカレン800、カレン130
0など)やクラム状ブチルゴム(たとえば日本合成ゴム
(株)製のブチル−065、ブチル−268、ブチル−
365、エクソン化学(株)製のエクソンブチル06
5、165、077、007など);芳香族ビニル単量
体とジエン系単量体よりなるランダム共重合体の水素化
物(たとえば日本合成ゴム(株)製のダイナロン191
0Pなど);芳香族ビニル単量体とジエン系単量体より
なるブロック共重合体の水素化物(たとえばスチレン−
ブタジエン系のトリブロック共重合体またはジブロック
共重合体の水素化物);スチレン−エチレン−ブチレン
−スチレンブロック系共重合体(たとえばシェル社製の
クレイトンG1650、G1652、G1726Xな
ど);スチレン−イソプレン系のトリブロック共重合体
またはジブロック共重合体の水素化物;スチレン−エチ
レン−プロピレン−スチレン共重合体(たとえば(株)
クラレ製のセプトン2007、4033など);水素化
スチレン−ビニル化イソプレン−スチレン系ブロック共
重合体(たとえば(株)クラレ製のHVS−3など);
プロピレン−αオレフィン共重合体(たとえば三井石油
化学工業(株)製のタフマーXR106Lなど)などが
あげられる。
としては、10〜90%、さらには10〜70%、とく
には10〜50%が、透明性、加工性、耐衝撃性、剛性
のバランスの点から好ましい。とくにポリオレフィン系
ゴムの含量が50%をこえるものは、さらに直鎖状PP
系樹脂に添加し、直鎖状PP系樹脂の透明性、加工性、
耐衝撃性を改良する改質剤のマスターバッチとして用い
ることができる。マスターバッチを製造する方が、プロ
セス、コスト的に有利である。
は、PP系組成物(I)を製造する際に、具体的には、
シリル基含有モノマーをグラフト共重合させたプロピレ
ン系樹脂(シリル化PP系樹脂)を架橋させるときまた
は直鎖状PP系樹脂、ジビニル芳香族系モノマーおよび
ラジカル重合開始剤を架橋させるときに行なってもよ
い。
ン系ゴムを添加するばあいには、分散させやすくなる点
から好ましい。
系ゴムを添加するばあいのうち、シリル化PP系樹脂を
使用するばあい、まず特定のポリオレフィン系ゴム、シ
リル化PP系樹脂を充分に溶融混練したのち架橋させる
のが、分散させやすくなるという点から好ましい。
ゴムを含むPP系組成物(I)である改質プロピレン系
樹脂組成物(以下、改質PP系組成物ともいう)(II
I)が製造される。
系組成物(I)の特徴である透明性および加工性の改良
に加えて、さらに耐衝撃性が改良されたものである。な
お、直鎖状PP系樹脂と屈折率の等しいポリオレフィン
系ゴムを使用するため透明性を阻害しない。
ン系ゴムと配合して、PP系組成物(II)の耐衝撃性を
改良した改質PP系組成物(IV)を製造してもよい。こ
のばあいの配合割合は、PP系組成物(II)および特定
のポリオレフィン系ゴムの合計量に対して特定のポリオ
レフィン系ゴム1〜50%、さらには2〜25%である
のが、透明性、加工性、耐衝撃性、剛性の点から好まし
い。
組成物(I)またはPP系組成物(II)とからなる本発
明の改質PP系組成物(III)または改質PP系組成物
(IV)を、さらに直鎖状PP系樹脂の改質剤として使用
することも可能である。改質PP系組成物(III)また
は(IV)は、透明性、加工性、耐衝撃性などにすぐれる
ため、直鎖状PP系樹脂の透明性、加工性、耐衝撃性な
どの改質剤として使用することができる。また、改質P
P系組成物(III)または(IV)をPP系組成物(I)
または(II)の耐衝撃性の改良のために使用することも
でき、このばあいには任意の割合で混合させても良好な
透明性および加工性が維持される。
(I)、PP系組成物(II)、改質PP系組成物(II
I)、改質PP系組成物(IV)には、さらに必要に応じ
て、本発明の効果を損わない範囲で、酸化防止剤、金属
不活性剤、リン系加工安定剤、紫外線吸収剤、紫外線安
定剤、蛍光増白剤、金属石鹸などの安定剤、連鎖移動
剤、滑剤、可塑剤、充填材、強化材、顔料、染料、難燃
剤、帯電防止剤などの添加剤を使用してもよい。
系ゴムおよびシリル化PP系樹脂の混合物を、溶融状態
で分岐および架橋させるときに使用する装置(シリル基
含有モノマーとラジカル重合開始剤と直鎖状PP系樹脂
とを、溶融状態でグラフト共重合させるときに使用する
装置を含む)、ジビニル芳香族系モノマーとラジカル重
合開始剤と直鎖状PP系樹脂とを、溶融状態で分岐およ
び架橋させるときに使用する装置としては、ロール、コ
ニーダー、バンバリーミキサー、ブラベンダー、1軸押
出機、2軸押出機などの混練機、2軸表面更新機、2軸
多円板装置などの横型撹拌機、ダブルヘリカルリボン撹
拌機などの縦型撹拌機などがあげられる。これらのう
ち、とくに押出機が生産性の点から好ましい。
PP系樹脂が溶融し、かつ熱分解しないという点から好
ましい。またその時間は一般に1〜60分である。
物(II)、改質PP系組成物(III)、改質PP系組成
物(IV)は、すぐれた透明性、加工性などを発現し、特
定のオレフィン系ゴムを含むばあいには、さらに良好な
耐衝撃性などを発現するので、従来のプロピレン系樹脂
組成物を用いたばあいには困難であった成形方法も含め
て、種々の成形方法によって有用な成形体を製造するこ
とができる。
物(II)、改質PP系組成物(III)、改質PP系組成
物(IV)に用いられる成形方法としては、たとえば押出
成形法、カレンダー成形法、真空成形、圧空成形などの
熱成形法、射出成形法、ブロー成形法、発泡成形法など
があげられる。
P系組成物(II)、改質PP系組成物(III)、改質P
P系組成物(IV)を押出成形またはカレンダー成形する
ことにより、フィルムないしシート状成形体をうること
ができる。さらに該フィルムないしシート状成形体に、
適した温度で熱成形を行なうことによって、熱成形体を
うることができる。また、前記組成物を射出成形または
ブロー成形することにより、それぞれ射出成形体または
ブロー成形体をうることができる。さらに、前記組成物
に発泡剤を添加し、オートクレーブや押出機を用いて発
泡成形することにより、発泡体をうることができる。
て説明するが、本発明はこれらに限定されるものではな
い。
る2軸押出機は(株)日本製鋼所製のラボテックス(3
2mmφ、L/D=25.5)である。
脂などを表1に示す。
プロピレンパウダー(三井石油化学工業(株)製のJ3
00P、MI 1.4)100部とメタクリロキシプロ
ピルトリメトキシシラン(日本ユニカー(株)製のA
174)3.5部と重合開始剤ベンゾイルパーオキサイ
ド(日本油脂(株)製のナイバーBW)0.5部とを2
00℃の2軸押出機で溶融グラフト重合させたものであ
る。
方法を以下に示す。
のポリフロンフィルターの袋に入れ、600倍重量のキ
シレン中、130℃で6時間溶解させたのち、金網袋に
残存したゲル分を50℃で8時間真空乾燥させ、ついで
その重量を測定し、はじめのペレット重量に対する割合
を求めた。
改質PP系組成物の熱キシレン可溶分(ポリオレフィン
系ゴムは常温キシレン可溶分として除く)の高温GPC
測定において、マルチディレクターGPCソフトウェア
Ver3.00(日本ウォーターズリミッテッド製)に
より、RI検出器のクロマトグラムとGPCに直結した
粘度計のクロマトグラムから算出し、重量平均分子量に
おける値を採用した。
STM−D1003に準じて全光線透過率(T%)およ
び濁度(HAZE%)を測定した。
6、ASTM−D790に準じて23℃および−20℃
の衝撃強度を測定した。
部が180mm×180mmのクランプに200mm×
200mm、厚さ1.0mmのシートを固定し、250
℃のオーブン中に3分間保持し、ドローダウン(mm)
を測定した。垂れの値が小さいものが垂れ抵抗性が高
く、加工性にすぐれる。
機系造核剤を用いたばあいに発生する臭いの問題がない
かを調べた。
レート0.05部をフィーダーから、また、水20部を
サイドフィーダーから200℃に設定した2軸押出機に
供給し、溶融状態で分岐および架橋反応させたのちスト
ランドをペレタイズすることにより、直径約5mm、長
さ約5mmのPP系樹脂含有組成物(PP系組成物I−
1)ペレットをえた(なお、ペレット化する工程および
製造するペレットの形状は、以下の実施例および比較例
においても同じであるので以下における記載は省略す
る)。
分岐パラメーターを求めた。また、えられたペレットを
200℃でロール混練してロールシートを製造し、20
0℃、30kgf/cm2、10分、20℃、50kg
f/cm2、5分の条件でプレス成形して、各試験法に
用いる試験片およびシートを作製し、評価した。結果を
表2に示す。
ブチルスズジラウレート0.05部をフィーダーから、
また、水20部をサイドフィーダーから200℃に設定
した2軸押出機に供給し、溶融状態で分岐および架橋反
応させることにより、改質PP系組成物(改質PP系組
成物III−1)ペレットをえた。
にして評価した。結果を表2に示す。
ブチルスズジラウレート0.05部をフィーダーから、
また、水20部をサイドフィーダーから200℃に設定
した2軸押出機に供給し、溶融状態で分岐および架橋反
応させることにより、改質PP系組成物(改質PP系組
成物III−2)ペレットをえた。
にして評価した。結果を表2に示す。
ブチルスズジラウレート0.05部とをフィーダーか
ら、また、水20部をサイドフィーダーから200℃に
設定した2軸押出機に供給し、溶融状態で分岐および架
橋反応させることにより、改質PP系組成物(改質PP
系組成物III−3)ペレットをえた。
にして評価した。結果を表2に示す。
ブチルスズジラウレート0.05部をフィーダーから、
また、水20部をサイドフィーダーから200℃に設定
した2軸押出機に供給し、溶融状態で分岐および架橋反
応させることにより、改質PP系樹脂組成物(改質PP
系組成物III−4)ペレットをえた。
にして評価した。結果を表2に示す。
ブチルスズジラウレート0.05部をフィーダーから、
また、水20部をサイドフィーダーから200℃に設定
した2軸押出機に供給し、溶融状態で分岐および架橋反
応させることにより、改質PP系樹脂組成物(改質PP
系組成物III−5)ペレットをえた。
にして、評価した。結果を表2に示す。なお、表1中の
NBは破断しなかったをことを示す。
ィーダーから200℃に設定した2軸押出機に供給し、
溶融状態で混練することにより、PP系組成物(PP系
組成物II−1)ペレットをえた。
にして評価した。結果を表2に示す。
ィーダーから200℃に設定した2軸押出機に供給し、
溶融状態で混練することにより、PP系組成物(PP系
組成物II−2)ペレットをえた。
にして評価した。結果を表2に示す。
EBS 10部をフィーダーから200℃に設定した2
軸押出機に供給し、溶融状態で混練することにより、改
質PP系樹脂組成物(改質PP系組成物IV−1)ペレッ
トをえた。
にして評価した。結果を表2に示す。
ィーダーから200℃に設定した2軸押出機に供給し、
溶融状態で混練することにより、PP系組成物(PP系
組成物II−3)ペレットをえた。
にして評価した。結果を表2に示す。
ーダーから200℃に設定した2軸押出機に供給し、溶
融状態で混練することにより、PP系組成物ペレットを
えた。
にして評価した。結果を表2に示す。
0部をフィーダーから200℃に設定した2軸押出機に
供給し、溶融状態で混練することにより、PP系組成物
(PP系組成物II−4)ペレットをえた。
にして評価した。結果を表2に示す。
成物I−1の20部をフィーダーから200℃に設定し
た2軸押出機に供給し、溶融状態で混練することによ
り、PP系組成物II−5ペレットをえた。
にして評価した。結果を表3に示す。
系組成物III−1の10部をフィーダーから200℃に
設定した2軸押出機に供給し、溶融状態で混練すること
により、改質PP系樹脂組成物IV−2ペレットをえた。
にして評価した。結果を表3に示す。
系組成物III−1の20部をフィーダーから200℃に
設定した2軸押出機に供給し、溶融状態で混練すること
により、改質PP系組成物IV−3ペレットをえた。
にして評価した。結果を表3に示す。
系組成物III−1の80部をフィーダーから200℃に
設定した2軸押出機に供給し、溶融状態で混練すること
により、改質PP系組成物IV−4ペレットをえた。
にして評価した。結果を表3に示す。
成物III−1の20部およびブチルゴム10部をフィー
ダーから200℃に設定した2軸押出機に供給し、溶融
状態で混練することにより、改質PP系組成物IV−5ペ
レットをえた。
にして評価した。結果を表3に示す。
成物III−1の20部およびブチルゴム80部をフィー
ダーから200℃に設定した2軸押出機に供給し、溶融
状態で混練することにより、改質PP系組成物IV−6ペ
レットをえた。
にして評価した。結果を表3に示す。
系組成物III−2の20部をフィーダーから200℃に
設定した2軸押出機に供給し、溶融状態で混練すること
により、改質PP系組成物IV−7ペレットをえた。
にして評価した。結果を表3に示す。
系組成物III−3の20部をフィーダーから200℃に
設定した2軸押出機に供給し、溶融状態で混練すること
により、改質PP系組成物IV−8ペレットをえた。
にして評価した。結果を表3に示す。
系組成物III−4の20部をフィーダーから200℃に
設定した2軸押出機に供給し、溶融状態で混練すること
により、改質PP系組成物IV−9ペレットをえた。
にして評価した。結果を表3に示す。
系組成物III−5の20部をフィーダーから200℃に
設定した2軸押出機に供給し、溶融状態で混練すること
により、改質PP系組成物IV−10ペレットをえた。
にして評価した。結果を表3に示す。
成物II−1の20部とをフィーダーから200℃に設定
した2軸押出機に供給し、溶融状態で混練することによ
り、PP系組成物II−6ペレットをえた。
にして評価した。結果を表3に示す。
組成物II−4の20部をフィーダーから200℃に設定
した2軸押出機に供給し、溶融状態で混練することによ
り、PP系樹脂組成物II−7ペレットをえた。
にして評価した。結果を表3に示す。
改質PP系組成物III−2の20部をフィーダーから2
00℃に設定した2軸押出機に供給し、溶融状態で混練
することにより、改質PP系組成物IV−11ペレットを
えた。
にして評価した。結果を表3に示す。
/キシレン=0.75部/20部の混合物をフィーダー
から、ジ−t−ブチルパーオキサイド/キシレン=0.
25部/3.5部の混合物をサイドフィーダーから20
0℃に設定した2軸押出機に供給し、溶融状態で反応さ
せることにより、PP系組成物I−2ペレットをえた。
にして評価した。また、分岐パラメーターについても評
価した。結果を表4に示す。
=0.75部/40部の混合物をフィーダーから、ま
た、ジ−t−ブチルパーオキサイド/キシレン=0.2
5部/7部の混合物をサイドフィーダーから、200℃
に設定した2軸押出機に供給し、溶融状態で反応させる
ことにより、PP系組成物I−3ペレットをえた。
様にして評価した。結果を表4に示す。
=1.5部/40部の混合物をフィーダーから、また、
ジ−t−ブチルパーオキサイド/キシレン=0.5部/
7部の混合物をサイドフィーダーから200℃に設定し
た2軸押出機に供給し、溶融状態で反応させることによ
り、PP系組成物I−4ペレットをえた。
同様にして評価した。結果を表4に示す。
ンゼン/キシレン=0.75部/20部の混合物をフィ
ーダーから、また、ジ−t−ブチルパーオキサイド/キ
シレン=0.25部/3.5部の混合物をサイドフィー
ダーから、200℃に設定した2軸押出機に供給し、溶
融状態で反応させることにより、改質PP系組成物III
−6ペレットをえた。
様にして評価した。結果を表4に示す。
びブチルゴム50部をフィーダーから200℃に設定し
た2軸押出機に供給し、溶融状態で混練することによ
り、改質PP系組成物III−7ペレットをえた。
様にして評価した。結果を表4に示す。
た。結果を表5に示す。
DPE、有機系造核剤などを添加し、実施例1と同様に
してペレット化し、評価した。結果を表5に示す。
含むPP系組成物(II)は透明性および加工性がともに
改良されており、また、本発明の改質PP系組成物(II
I)およびこれを含む改質PP系組成物(IV)は、透明
性、加工性および耐衝撃性がともに改良されていること
がわかる。とくに、透明性に関しては、従来の低分子量
の有機系造核剤を添加した系並以上の透明性を示す成形
体がえられることがわかる。また、加工性に関しては、
従来の低密度ポリエチレンを添加した系並以上の加工性
を示す成形体がえられることがわかる。なお、従来の低
分子量の有機系造核剤で発生する加工中の臭いの問題な
どもないことがわかる。さらに、耐衝撃性に関しても、
従来のポリオレフィン系ゴムを添加した系に近い耐衝撃
性を示す成形体もえられることがわかる。
成物を含むPP系組成物(II)は、高い透明性および加
工性を併有し、ブリードアウトしにくい成形品を与え
る。また、本発明の改質PP系組成物(III)および該
組成物を含む改質PP系組成物(IV)は、高い透明性、
加工性および耐衝撃性を併有し、ブリードアウトしにく
い成形品を与える。そして、これらの成形品は、プロピ
レン系樹脂の特徴である、剛性、耐熱性、耐薬品性など
の特徴をそのまま保持しているものである。
Claims (11)
- 【請求項1】 直鎖状プロピレン系樹脂の分岐および架
橋反応によりえられた分岐パラメーター0.9〜0.1
の分岐プロピレン系樹脂10〜99.99重量%および
架橋プロピレン系樹脂0.01〜90重量%からなるプ
ロピレン系樹脂組成物(I)。 - 【請求項2】 直鎖状プロピレン系樹脂99〜1重量%
およびプロピレン系樹脂組成物(I)1〜99重量%か
らなるプロピレン系樹脂組成物(II)。 - 【請求項3】 プロピレン系樹脂組成物(I)90〜1
0重量%および直鎖状ポリプロピレンと実質的に等しい
屈折率を有するポリオレフィン系ゴム10〜90重量%
からなる改質プロピレン系樹脂組成物(III)。 - 【請求項4】 プロピレン系樹脂組成物(II)99〜5
0重量%および直鎖状ポリプロピレンと実質的に等しい
屈折率を有するポリオレフィン系ゴム1〜50重量%か
らなる改質プロピレン系樹脂組成物(IV)。 - 【請求項5】 直鎖状プロピレン系樹脂の分岐および架
橋反応が、直鎖状プロピレン系樹脂にシリル基含有モノ
マーをグラフト共重合させたシリル化プロピレン系樹脂
の分岐および架橋反応である請求項1記載のプロピレン
系樹脂組成物(I)。 - 【請求項6】 直鎖状プロピレン系樹脂の分岐および架
橋反応が、直鎖状プロピレン系樹脂、ジビニル芳香族系
モノマーおよびラジカル重合開始剤による分岐および架
橋反応である請求項1記載のプロピレン系樹脂組成物
(I)。 - 【請求項7】 直鎖状プロピレン系樹脂にシリル基含有
モノマーをグラフト共重合させたシリル化プロピレン系
樹脂を溶融混練状態にして分岐および架橋反応させるこ
とを特徴とする請求項1記載のプロピレン系樹脂組成物
(I)の製法。 - 【請求項8】 直鎖状プロピレン系樹脂、ジビニル芳香
族系モノマーおよびラジカル重合開始剤を溶融混練状態
にして分岐および架橋反応させることを特徴とする請求
項1記載のプロピレン系樹脂組成物(I)の製法。 - 【請求項9】 直鎖状プロピレン系樹脂および直鎖状プ
ロピレン系樹脂にシリル基含有モノマーをグラフト共重
合させたシリル化プロピレン系樹脂を溶融混練状態にし
て分岐および架橋反応させることを特徴とする請求項2
記載のプロピレン系樹脂組成物(II)の製法。 - 【請求項10】 直鎖状プロピレン系樹脂にシリル基含
有モノマーをグラフト共重合させたシリル化プロピレン
系樹脂および直鎖状ポリプロピレンと実質的に等しい屈
折率を有するポリオレフィン系ゴムを溶融混練状態にし
てシリル化プロピレン系樹脂の分岐および架橋反応を行
なわせることを特徴とする請求項3記載の改質プロピレ
ン系樹脂組成物(III)の製法。 - 【請求項11】 直鎖状プロピレン系樹脂、直鎖状プロ
ピレン系樹脂にシリル基含有モノマーをグラフト共重合
させたシリル化プロピレン系樹脂および直鎖状ポリプロ
ピレンと実質的に等しい屈折率を有するポリオレフィン
系ゴムを溶融混練状態にしてシリル化プロピレン系樹脂
の分岐および架橋反応を行なわせることを特徴とする請
求項4記載の改質プロピレン系樹脂組成物(IV)の製
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23422596A JPH1077374A (ja) | 1996-09-04 | 1996-09-04 | プロピレン系樹脂組成物、改質プロピレン系樹脂組成物および前記組成物の製法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23422596A JPH1077374A (ja) | 1996-09-04 | 1996-09-04 | プロピレン系樹脂組成物、改質プロピレン系樹脂組成物および前記組成物の製法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1077374A true JPH1077374A (ja) | 1998-03-24 |
Family
ID=16967664
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23422596A Pending JPH1077374A (ja) | 1996-09-04 | 1996-09-04 | プロピレン系樹脂組成物、改質プロピレン系樹脂組成物および前記組成物の製法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1077374A (ja) |
Cited By (7)
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| WO2002088255A1 (fr) * | 2001-04-26 | 2002-11-07 | Orient Chemical Industries, Ltd. | Materiau polymere, article moule et leurs procedes de fabrication |
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| KR100589510B1 (ko) | 2004-12-08 | 2006-06-14 | 삼성토탈 주식회사 | 난연성 폴리프로필렌 수지 조성물 |
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-
1996
- 1996-09-04 JP JP23422596A patent/JPH1077374A/ja active Pending
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