JPH1078015A - 中空リベット - Google Patents

中空リベット

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JPH1078015A
JPH1078015A JP26651196A JP26651196A JPH1078015A JP H1078015 A JPH1078015 A JP H1078015A JP 26651196 A JP26651196 A JP 26651196A JP 26651196 A JP26651196 A JP 26651196A JP H1078015 A JPH1078015 A JP H1078015A
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JP
Japan
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rivet
hollow
leg
hollow rivet
cracks
Prior art date
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Pending
Application number
JP26651196A
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English (en)
Inventor
Yukio Sasaki
幸雄 佐々木
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Nittoseiko Co Ltd
Original Assignee
Nittoseiko Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】かしめ割れを防止し、製造コストの低減を図る
中空リベットの提供。 【解決手段】中空穴5を形成したかしめ部4を有する脚
部3と脚部3の後端に一体に形成された頭部2とからな
る中空リベット1において、Mnを0.20%〜0.3
0%の範囲で含有させ、更に、Siを0.03%含有さ
せた炭素鋼線材から所望長さの素材を得て、圧造加工工
程10で所望形状の中空リベット1を得ることにより、
かしめ作業時において、かしめ部にひび及び割れが発生
せず、かしめ部の外観も優れた美観が得られる。また、
最小限の製造工程で中空リベットを製造できるので、製
造コストが低減され、安価に提供できるとともに加工工
程を変更することなく、全てのサイズの中空リベットの
製造が可能になる。更に、ひびや割れが発生しないの
で、ワークに傷が付かない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はリベットの形状を変
更することなく、しかもこの製造工程を増加することな
しに製造されたリベットであって、ワークのかしめ作業
において、このリベットのかしめ部に軸方向のひびや割
れが生じることなく、かしめられる中空リベットに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から頭部と脚部とからなるリベット
の中で、脚部先端を拡開してかしめる中空リベットは、
かしめたワークからリベットが抜け落ちないようにする
ために、かしめ作業においてこの脚部の先端を外側に拡
開するようになっている。このため、脚部先端のかしめ
部には所定長さの中空穴が脚部の軸心に沿い形成されて
いる。この中空リベットは通常、中空穴の直径がリベッ
トの軸部直径の70%の大きさで、この中空穴の深さは
軸部直径の90%に設定されるのが標準となっている。
【0003】しかしながら、このような標準的な寸法割
合で中空リベットを製造した場合、脚部のかしめ部にひ
びや割れが生じやすく、このことを防止するためにこれ
ら中空穴の直径及び深さの寸法割合を中空リベットの用
途に応じて種々変更しているのが常である。そして、こ
のような中空リベットは通常、炭素鋼線材を所望長さに
切断し、この線材から得られる所望長さの素材(図示せ
ず)を図6に示すように、圧造加工工程110で頭部2
を成形すると同時にこの中空穴5も成形してリベット素
材(図示せず)が成形されている。
【0004】この後、これに鍍金処理工程112及び潤
滑処理工程114で所望の処理を施し、製品としての中
空リベットが提供されている。しかしながら、現実には
リベット素材の寸法割合の変更のためには製造上の段取
りに手間が架かるにもかかわらず、中空リベットのかし
め部に発生するひびや割れ等の問題を完全に解消するこ
とができない。
【0005】このため、最近では、リベット素材の成形
後、再び、圧造加工を加えて脚部先端の中空穴の内面に
面取りを形成したり、中空穴成形時に生じる端面の傾き
をなくするように修正して、かしめ作業時にひびや割れ
が少しでも発生しないようにしている。このようにして
得られたリベット素材は洗浄処理工程111に続いて、
焼鈍処理工程113で脚部の長いリベット素材には、脚
部の先端に、脚部の短いリベット素材には全体に、夫々
焼鈍処理がなされている。続いてこの工程が終了後、鍍
金処理工程112で鍍金され、この後ワックス処理、潤
滑皮膜処理等の潤滑処理工程114でリベット素材の表
面に潤滑処理を施して中空リベットが製品化されてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな工程を経て製造された中空リベットを用いてワーク
をかしめた場合でも、かしめ部がワークに対してある程
度滑ることができるから、ワークに中空リベットをかし
めることはできるが、脚部の先端が拡開する時に、材料
の靱性が乏しくそのため先端が十分に延びず、軸方向に
ひびや割れが依然として生じている。このひびや割れを
防止するために、従来のようにこの製造工程を種々検討
し、例えば、リベット素材の脚部に対して、かしめ荷重
に脚部の胴部が耐えることができ、しかも先端のかしめ
部がひびや割れを生ずることなくかしめられる程度に焼
鈍して中空リベットを製造しているが、現実には図5に
示すように、ワーク20をかしめた場合に脚部3のかし
め部4のひびや割れを完全になくすことはできなかっ
た。
【0007】また、このように種々の工程を増やすこと
で、中空リベットの種類に応じてその都度、焼鈍処理に
おける温度調整をしたり、圧造加工における中空穴成形
用のダイス等の大きさを変更する等の段取り時間が増加
し、多品種大量生産において、生産効率が悪く、コスト
の高騰を招いている。更に、このような工程で製品化さ
れた中空リベットを用いてかしめた場合、中空リベット
の脚部が膨らんでワークに確実にかしめられず、また、
ひびや割れが生じることにより外観上の美観を損なった
り、締結力が低い等の問題も十分に解消されていない等
の課題がある。
【0008】本発明の第1の目的は、このような課題を
解消するとともに完全なかしめ割れを防止し、製造コス
トの低減を図ることであり、本発明の第2の目的は、ワ
ークへの中空リベットの挿入が確実にでき、しかもかし
め部にひびや割れを生じることなく均等に拡開される中
空リベットを得ることであり、本発明の第3の目的は、
ワークとの間の滑りをよくし、かしめ部の拡開を滑らか
にした中空リベットを得ることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の目的は、
先端に中空穴5を形成したかしめ部4を有する脚部3と
この脚部3の後端に一体に形成された頭部2とからなる
中空リベットにおいて、材料成分において、Mnを0.
20%〜0.30%の範囲で含有させ、更に、Siを
0.03%含有させた炭素鋼線材から所望長さの素材を
得て、この素材を圧造加工工程10で成形して所望形状
のリベット素材を得ることによって製造された中空リベ
ットを得ることで達成され、また、本発明の第2の目的
は、先端に中空穴5を形成したかしめ部4を有する脚部
3とこの脚部3の後端に一体に形成された頭部2とから
なる中空リベットにおいて、材料成分において、Mnを
0.20%〜0.30%の範囲で含有させ、更に、Si
を0.03%含有させた炭素鋼線材から所望長さの素材
を得て、この素材を圧造加工工程10で成形して所望形
状のリベット素材を得るとともに、このリベット素材に
潤滑材を含有する鍍金処理工程12で潤滑表面処理が施
された中空リベットを得ることで達成される。更に、本
発明の第3の目的は、潤滑表面処理を樹脂コーティング
処理にした中空リベットを得ることで達成される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図1乃至
図4に基づき説明する。図1及び図2において、1は頭
部2と脚部3とからなる中空リベットであり、脚部3の
先端のかしめ部4には先端から脚部3の中心線に沿い脚
部直径の90%の寸法の深さの中空穴5が穿設されてい
る。この中空リベット1は低炭素鋼線材(図示せず)か
ら製造してあり、この線材はその成分が少なくともMn
が0.20〜0.30%の範囲で、Siが0.03%、
夫々含有されており、このような材料成分を有する線材
を所望長さに切断して製造されている。
【0011】このようにして得られた所望長さの素材
(図示せず)は図4に示す工程から製造されており、あ
らかじめ設定された長さに切断されている素材を圧造加
工工程10において頭部2と脚部3とからなるリベット
素材(図示せず)に成形する。この時、同時に中空穴5
が開けられる。続いて圧造成形されたリベット素材は洗
浄処理工程11に移り、この工程で圧造加工時に付着し
た油成分が除去される。この洗浄処理工程11で洗浄さ
れたリベット素材は続いて表面が乾燥されてから鍍金処
理工程12において、表面にその用途に応じてクロム、
ニッケル等の鍍金が施されて製品として完成する。
【0012】更に、前記鍍金処理工程12では、この中
空リベット1の表面に潤滑性をもたせるため、シリコン
系樹脂、ポリエチレン系樹脂等の樹脂コーティング材を
含有した樹脂コーティング処理も行われており、これに
よりリベット素材には鍍金による光沢とともに、かしめ
作業時においてワークとの間に潤滑性が加わることにな
る。
【0013】このようにして製造された中空リベット1
の脚部3を図2に示すように、ワーク20のかしめ穴2
1に挿入し、かしめ装置(図示せず)によりかしめる
と、脚部3の先端のかしめ部4は外側へ拡開される。こ
の時、中空リベット1の先端はかしめ装置(図示せず)
の受け台(図示せず)によりワーク20の下面に沿い滑
らかに滑り、図3に示すように、脚部3の軸心を中心に
ほぼ円形状に広がる。また、かしめ部4には円周方向に
引張り荷重が発生するが、材料は靱性に富んでいるから
ひび及び割れが生じない。更に、胴部もかしめ作業にお
いて膨れることがない。
【0014】また、この脚部の先端の中空穴5の内面に
従来と同様に面取りを施すことにより、かしめ作業にお
いて、かしめ部4がより滑らかに確実に広がり、安定し
たかしめが得られる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、中空リ
ベット1の材料である炭素鋼線材の材料成分の含有率を
変更することにより、同一かしめ荷重によるかしめ作業
において、かしめ部にひび及び割れが発生することが皆
無となり、かしめ部の外観も優れた美観を有する。ま
た、従来のように、焼鈍及びリベット先端の傾きを除く
ための圧造加工工程を新たに加えることなく、最小限の
製造工程で中空リベットを製造することができるので、
これの製造に要するコストが低減され、安価に提供でき
るとともに中空リベットのサイズに応じて加工工程を変
更することがなく、通常の製造工程で全てのサイズの中
空リベットの製造が可能になる。更に、このようにひび
や割れが発生しないので、ワークに傷が付かないのは勿
論、これを使用した製品によりけがをすることも減少す
る等の特有の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す正面図である。
【図2】ワークとのかしめ状態を示す断面正面図であ
る。
【図3】図2の底面図である。
【図4】本発明の中空リベットの製造を示す工程図であ
る。
【図5】本発明の従来例の実施の形態を示す底面図であ
る。
【図6】従来の中空リベットの製造を示す工程図であ
る。
【符号の説明】
1 中空リベット 2 頭部 3 脚部 4 かしめ部 5 中空穴 10 圧造加工工程 11 洗浄処理工程 12 鍍金処理工程 20 ワーク 21 かしめ穴

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端に中空穴5を形成したかしめ部4を
    有する脚部3とこの脚部3の後端に一体に形成された頭
    部2とからなる中空リベットにおいて、 材料成分において、Mnを0.20%〜0.30%の範
    囲で含有させ、更に、Siを0.03%含有させた炭素
    鋼線材から所望長さの素材を得て、この素材を圧造加工
    工程10で成形して所望形状のリベット素材を得ること
    によって製造されたことを特徴とする中空リベット。
  2. 【請求項2】 先端に中空穴5を形成したかしめ部4を
    有する脚部3とこの脚部3の後端に一体に形成された頭
    部2とからなる中空リベットにおいて、 材料成分において、Mnを0.20%〜0.30%の範
    囲で含有させ、更に、Siを0.03%含有させた炭素
    鋼線材から所望長さの素材を得て、この素材を圧造加工
    工程10で成形して所望形状のリベット素材を得るとと
    もに、このリベット素材に潤滑材を含有する鍍金処理工
    程12で潤滑表面処理が施されたことを特徴とする中空
    リベット。
  3. 【請求項3】 潤滑表面処理は樹脂コーティング処理で
    あることを特徴とする請求項2に記載の中空リベット。
JP26651196A 1996-08-30 1996-08-30 中空リベット Pending JPH1078015A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6988862B1 (en) 1999-10-26 2006-01-24 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Rivet, riveted joint structure riveting apparatus, and riveting method
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