JPH1079237A - イオンドーピング装置 - Google Patents
イオンドーピング装置Info
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- JPH1079237A JPH1079237A JP8232710A JP23271096A JPH1079237A JP H1079237 A JPH1079237 A JP H1079237A JP 8232710 A JP8232710 A JP 8232710A JP 23271096 A JP23271096 A JP 23271096A JP H1079237 A JPH1079237 A JP H1079237A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 イオン源で生成される各種イオンの生成量に
対する、ガス濃度の変化や処理室内壁の表面状態の変化
による脱ガス等の影響を抑制する。 【解決手段】 処理室5の内壁5aを、表面荒さが10
μm以下に研磨された金属材料で構成することにより、
ガスの吸着が少なく、長期間にわたる使用においても内
壁5a表面層からのガスの発生(脱ガス)等による処理
室5内の真空度の変動が少なくなり、イオン源1で生成
される各種イオンの生成量の変動が抑制される。また、
処理室5の内壁にガス吸着の少ない材料14を被覆した
り、処理室5の内壁の温度制御を行えるようにすること
も有効である。これらの手段により、再現性、安定性の
良いイオンドーピング処理が行え、高精度なドーピング
量の制御を行うことが可能なイオンドーピング装置が得
られる。
対する、ガス濃度の変化や処理室内壁の表面状態の変化
による脱ガス等の影響を抑制する。 【解決手段】 処理室5の内壁5aを、表面荒さが10
μm以下に研磨された金属材料で構成することにより、
ガスの吸着が少なく、長期間にわたる使用においても内
壁5a表面層からのガスの発生(脱ガス)等による処理
室5内の真空度の変動が少なくなり、イオン源1で生成
される各種イオンの生成量の変動が抑制される。また、
処理室5の内壁にガス吸着の少ない材料14を被覆した
り、処理室5の内壁の温度制御を行えるようにすること
も有効である。これらの手段により、再現性、安定性の
良いイオンドーピング処理が行え、高精度なドーピング
量の制御を行うことが可能なイオンドーピング装置が得
られる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、イオンドーピング
装置、特にLCD用薄膜トランジスタのコンタクト領域
形成工程等で用いられる、高精度で再現性の高いイオン
ドーピング装置に関するものである。
装置、特にLCD用薄膜トランジスタのコンタクト領域
形成工程等で用いられる、高精度で再現性の高いイオン
ドーピング装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は、従来のイオンドーピング装置を
示す概略図である。図において、1はRF電力等によっ
て所望のイオンを生成するイオン源、2はイオン源1で
生成された所望のイオンを取り出すための引き出し電
極、3はイオン源1にガスを供給するためのノズル、4
は基板ホルダー、5は基板にイオンドーピングする処理
室、6は真空搬送室、7は真空搬送ロボット、8は真空
予備室、9は大気搬送ロボット、10は基板収納カセッ
ト、11は処理室5と真空搬送室6を継ぐバルブ、12
は真空搬送室6と真空予備室8を継ぐバルブ、13は真
空予備室8と大気を分けるバルブである。処理室5およ
び真空搬送室6は内部を高真空に保つためにターボ分子
ポンプおよびドライポンプ等が接続されており、また真
空予備室8にはドライポンプ等が接続されている。
示す概略図である。図において、1はRF電力等によっ
て所望のイオンを生成するイオン源、2はイオン源1で
生成された所望のイオンを取り出すための引き出し電
極、3はイオン源1にガスを供給するためのノズル、4
は基板ホルダー、5は基板にイオンドーピングする処理
室、6は真空搬送室、7は真空搬送ロボット、8は真空
予備室、9は大気搬送ロボット、10は基板収納カセッ
ト、11は処理室5と真空搬送室6を継ぐバルブ、12
は真空搬送室6と真空予備室8を継ぐバルブ、13は真
空予備室8と大気を分けるバルブである。処理室5およ
び真空搬送室6は内部を高真空に保つためにターボ分子
ポンプおよびドライポンプ等が接続されており、また真
空予備室8にはドライポンプ等が接続されている。
【0003】以下に、従来のイオンドーピング装置の機
能を図に従って説明する。まず、カセット10に収納さ
れた未処理のガラス基板等は大気搬送ロボット9によっ
て一枚毎に真空予備室8へ搬送され、ドライポンプ等に
よって低真空排気された後、真空搬送ロボット7で処理
室5に搬送され、基板ホルダー4にセットされる。基板
がセットされると、ガスノズル3からホスフィン(PH
3 )等の所望の不純物を含んだガスがイオン源1へ向け
て放出され、イオン源1にRF電力を供給することでイ
オン源1内部にプラズマが発生し、ホスフィンガスが分
解されてP+ 等のイオンが生成される。生成されたイオ
ンはイオン源1および引き出し電極2へ所定の直流電圧
を印加することでエネルギーを得て加速し、基板ホルダ
ー4にセットされた基板に照射されて、ドーピング処理
が行われる。処理が終わると不純物ガスおよびRF電力
の供給が停止される。ドーピングされた基板は、真空搬
送ロボット7により真空予備室8へ搬送され、真空状態
から大気圧に戻された後、大気搬送ロボット9でカセッ
ト10に収納される。
能を図に従って説明する。まず、カセット10に収納さ
れた未処理のガラス基板等は大気搬送ロボット9によっ
て一枚毎に真空予備室8へ搬送され、ドライポンプ等に
よって低真空排気された後、真空搬送ロボット7で処理
室5に搬送され、基板ホルダー4にセットされる。基板
がセットされると、ガスノズル3からホスフィン(PH
3 )等の所望の不純物を含んだガスがイオン源1へ向け
て放出され、イオン源1にRF電力を供給することでイ
オン源1内部にプラズマが発生し、ホスフィンガスが分
解されてP+ 等のイオンが生成される。生成されたイオ
ンはイオン源1および引き出し電極2へ所定の直流電圧
を印加することでエネルギーを得て加速し、基板ホルダ
ー4にセットされた基板に照射されて、ドーピング処理
が行われる。処理が終わると不純物ガスおよびRF電力
の供給が停止される。ドーピングされた基板は、真空搬
送ロボット7により真空予備室8へ搬送され、真空状態
から大気圧に戻された後、大気搬送ロボット9でカセッ
ト10に収納される。
【0004】ところで、上記のように、不純物ガスとし
てホスフィン等を使用した場合、イオン源1ではH+ 、
H2 + 、H3 + 、P+ 、PH+ 、PH2 + 、PH3 + 等
の各種イオンが生成される。そして質量分析することな
くすべてのイオンを基板に照射するため、必要とするリ
ン(P)系イオン(P+ 、PH+ 、PH2 + 、PH3 +
等)以外の水素系イオン(H+ 、H2 + 、H3 + 等)
も照射されることになる。イオンドーピングによる半導
体素子の製作においては、これら各種イオンのドーピン
グ量を制御して電気的特性の低下を防ぎ、さらに高精
度、高性能且つ再現性よくイオンドーピング処理を行う
必要がある。
てホスフィン等を使用した場合、イオン源1ではH+ 、
H2 + 、H3 + 、P+ 、PH+ 、PH2 + 、PH3 + 等
の各種イオンが生成される。そして質量分析することな
くすべてのイオンを基板に照射するため、必要とするリ
ン(P)系イオン(P+ 、PH+ 、PH2 + 、PH3 +
等)以外の水素系イオン(H+ 、H2 + 、H3 + 等)
も照射されることになる。イオンドーピングによる半導
体素子の製作においては、これら各種イオンのドーピン
グ量を制御して電気的特性の低下を防ぎ、さらに高精
度、高性能且つ再現性よくイオンドーピング処理を行う
必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような各種イオ
ンの生成量は、例えばRFを使ったイオン源1の場合は
RF電力、周波数、真空度、ガス濃度等に依存するた
め、ドーピング量の制御にはこれらのパラメータを常に
一定範囲に収めておくことが必要となる。RF電力、周
波数、真空度等は、電気的な制御および計測が可能であ
り、パラメータを一定範囲に保つことも容易である。し
かし、従来のイオンドーピング装置では、イオン源1で
生成された各種イオンは処理室5にセットされた基板だ
けでなく処理室5の内壁等の他の部分にも照射されるこ
とから、それらの表面層がリンを多量に含有する材質に
変化し、ドーピングガスの吸着を増大させ、その結果、
処理室5の内壁表面層からのガスの発生(脱ガス)等が
あり、真空度や濃度変動に大きく影響するという問題が
あった。
ンの生成量は、例えばRFを使ったイオン源1の場合は
RF電力、周波数、真空度、ガス濃度等に依存するた
め、ドーピング量の制御にはこれらのパラメータを常に
一定範囲に収めておくことが必要となる。RF電力、周
波数、真空度等は、電気的な制御および計測が可能であ
り、パラメータを一定範囲に保つことも容易である。し
かし、従来のイオンドーピング装置では、イオン源1で
生成された各種イオンは処理室5にセットされた基板だ
けでなく処理室5の内壁等の他の部分にも照射されるこ
とから、それらの表面層がリンを多量に含有する材質に
変化し、ドーピングガスの吸着を増大させ、その結果、
処理室5の内壁表面層からのガスの発生(脱ガス)等が
あり、真空度や濃度変動に大きく影響するという問題が
あった。
【0006】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、イオン源で生成される各種イ
オンの生成量に対する、処理室内壁の表面状態の変化に
よる脱ガス等の影響を抑制し、高精度なドーピング量の
制御を行うことが可能なイオンドーピング装置を得るこ
とを目的とする。
るためになされたもので、イオン源で生成される各種イ
オンの生成量に対する、処理室内壁の表面状態の変化に
よる脱ガス等の影響を抑制し、高精度なドーピング量の
制御を行うことが可能なイオンドーピング装置を得るこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係わるイオン
ドーピング装置は、ガスの導入手段、所定の不純物元素
を含むイオンの生成手段および加速手段、イオンが打ち
込まれる被処理体を保持する保持部を有する処理室を備
え、処理室の内壁を、表面荒さが10μm以下に研磨さ
れた金属材料で構成したものである。また、ガスの導入
手段、所定の不純物元素を含むイオンの生成手段および
加速手段、イオンが打ち込まれる被処理体を保持する保
持部を有する処理室を備え、処理室の内壁を、ガス吸着
の少ない材料で被覆したものである。また、ガスの導入
手段、所定の不純物元素を含むイオンの生成手段および
加速手段、イオンが打ち込まれる被処理体を保持する保
持部を有する処理室と、処理室内壁の表面温度を感知す
る温度センサと、内壁を加熱または冷却する手段と、温
度センサの検出結果に基づいて加熱または冷却手段を駆
動し、処理室内壁の表面温度を目標温度に制御するコン
トローラを備えたものである。
ドーピング装置は、ガスの導入手段、所定の不純物元素
を含むイオンの生成手段および加速手段、イオンが打ち
込まれる被処理体を保持する保持部を有する処理室を備
え、処理室の内壁を、表面荒さが10μm以下に研磨さ
れた金属材料で構成したものである。また、ガスの導入
手段、所定の不純物元素を含むイオンの生成手段および
加速手段、イオンが打ち込まれる被処理体を保持する保
持部を有する処理室を備え、処理室の内壁を、ガス吸着
の少ない材料で被覆したものである。また、ガスの導入
手段、所定の不純物元素を含むイオンの生成手段および
加速手段、イオンが打ち込まれる被処理体を保持する保
持部を有する処理室と、処理室内壁の表面温度を感知す
る温度センサと、内壁を加熱または冷却する手段と、温
度センサの検出結果に基づいて加熱または冷却手段を駆
動し、処理室内壁の表面温度を目標温度に制御するコン
トローラを備えたものである。
【0008】また、ガスの導入手段、所定の不純物元素
を含むイオンの生成手段および加速手段、イオンが打ち
込まれる被処理体を保持する保持部を有する処理室と、
処理室の内壁を被覆する着脱可能なシールド板を備えた
ものである。また、シールド板は、表面荒さが10μm
以下に研磨されているものである。また、シールド板の
表面を、ガス吸着の少ない材料で被覆したものである。
さらに、シールド板は、温度制御が行えるよう構成され
ているものである。
を含むイオンの生成手段および加速手段、イオンが打ち
込まれる被処理体を保持する保持部を有する処理室と、
処理室の内壁を被覆する着脱可能なシールド板を備えた
ものである。また、シールド板は、表面荒さが10μm
以下に研磨されているものである。また、シールド板の
表面を、ガス吸着の少ない材料で被覆したものである。
さらに、シールド板は、温度制御が行えるよう構成され
ているものである。
【0009】また、ガスの導入手段、所定の不純物元素
を含むイオンの生成手段および加速手段、イオンが打ち
込まれる被処理体を保持する保持部を有する処理室と、
イオンの処理室内壁への飛散を防ぐために処理室内の保
持部周辺に設けられたカバーを備えたものである。ま
た、カバーは、表面荒さが10μm以下に研磨されてい
るものである。また、カバーの表面を、ガス吸着の少な
い材料で被覆したものである。さらに、カバーは、温度
制御が行えるよう構成されているものである。
を含むイオンの生成手段および加速手段、イオンが打ち
込まれる被処理体を保持する保持部を有する処理室と、
イオンの処理室内壁への飛散を防ぐために処理室内の保
持部周辺に設けられたカバーを備えたものである。ま
た、カバーは、表面荒さが10μm以下に研磨されてい
るものである。また、カバーの表面を、ガス吸着の少な
い材料で被覆したものである。さらに、カバーは、温度
制御が行えるよう構成されているものである。
【0010】
実施の形態1.以下、本発明の実施の形態を図について
説明する。図1は、本発明の実施の形態1であるイオン
ドーピング装置を示す概略図である。図において、1は
RF電力等によって所望のイオンを生成するイオン源、
2はイオン源1で生成された所望のイオンを取り出すた
めの引き出し電極、3はイオン源1にガスを供給するた
めのノズル、4は被処理体である基板を保持する基板ホ
ルダー、5は基板にイオンドーピングする処理室、5a
は表面荒さが10μm以下に研磨された金属材料よりな
る処理室5の内壁である。6は真空搬送室、7は真空搬
送ロボット、8は真空予備室、9は大気搬送ロボット、
10は基板収納カセット、11は処理室5と真空搬送室
6を継ぐバルブ、12は真空搬送室6と真空予備室8を
継ぐバルブ、13は真空予備室8と大気を分けるバルブ
である。処理室5および真空搬送室6は内部を高真空に
保つためにターボ分子ポンプおよびドライポンプ等が接
続されており、また真空予備室8にはドライポンプ等が
接続されている。
説明する。図1は、本発明の実施の形態1であるイオン
ドーピング装置を示す概略図である。図において、1は
RF電力等によって所望のイオンを生成するイオン源、
2はイオン源1で生成された所望のイオンを取り出すた
めの引き出し電極、3はイオン源1にガスを供給するた
めのノズル、4は被処理体である基板を保持する基板ホ
ルダー、5は基板にイオンドーピングする処理室、5a
は表面荒さが10μm以下に研磨された金属材料よりな
る処理室5の内壁である。6は真空搬送室、7は真空搬
送ロボット、8は真空予備室、9は大気搬送ロボット、
10は基板収納カセット、11は処理室5と真空搬送室
6を継ぐバルブ、12は真空搬送室6と真空予備室8を
継ぐバルブ、13は真空予備室8と大気を分けるバルブ
である。処理室5および真空搬送室6は内部を高真空に
保つためにターボ分子ポンプおよびドライポンプ等が接
続されており、また真空予備室8にはドライポンプ等が
接続されている。
【0011】以下に、本実施の形態によるイオンドーピ
ング装置の機能および動作を図に従って説明する。ま
ず、カセット10に収納された未処理のガラス基板等は
大気搬送ロボット9によって一枚毎に真空予備室8へ搬
送され、ドライポンプ等によって低真空排気された後、
真空搬送ロボット7で処理室5に搬送され、基板ホルダ
ー4にセットされる。基板がセットされると、ガスノズ
ル3からホスフィン(PH3 )等の所望の不純物を含ん
だガスがイオン源1へ向けて放出され、イオン源1にR
F電力を供給することでイオン源1内部にプラズマが発
生し、ホスフィンガスが分解されてP+ 等のイオンが生
成される。生成されたイオンはイオン源1および引き出
し電極2へ所定の直流電圧を印加することでエネルギー
を得て加速し、基板ホルダー4にセットされた基板に照
射されて、ドーピング処理が行われる。処理が終わると
不純物ガスおよびRF電力の供給が停止される。ドーピ
ングされた基板は、真空搬送ロボット7により真空予備
室8へ搬送され、真空状態から大気圧に戻された後、大
気搬送ロボット9でカセット10に収納される。
ング装置の機能および動作を図に従って説明する。ま
ず、カセット10に収納された未処理のガラス基板等は
大気搬送ロボット9によって一枚毎に真空予備室8へ搬
送され、ドライポンプ等によって低真空排気された後、
真空搬送ロボット7で処理室5に搬送され、基板ホルダ
ー4にセットされる。基板がセットされると、ガスノズ
ル3からホスフィン(PH3 )等の所望の不純物を含ん
だガスがイオン源1へ向けて放出され、イオン源1にR
F電力を供給することでイオン源1内部にプラズマが発
生し、ホスフィンガスが分解されてP+ 等のイオンが生
成される。生成されたイオンはイオン源1および引き出
し電極2へ所定の直流電圧を印加することでエネルギー
を得て加速し、基板ホルダー4にセットされた基板に照
射されて、ドーピング処理が行われる。処理が終わると
不純物ガスおよびRF電力の供給が停止される。ドーピ
ングされた基板は、真空搬送ロボット7により真空予備
室8へ搬送され、真空状態から大気圧に戻された後、大
気搬送ロボット9でカセット10に収納される。
【0012】本実施の形態では、処理室5の内壁5a
を、表面荒さが10μm以下に研磨された金属材料で構
成することにより、ガスの吸着が少なく、長期間にわた
る使用においても処理室内壁5a表面層からのガスの発
生(脱ガス)による処理室5内の真空度の変動も少なく
なる。これにより、イオン源1で生成される各種イオン
の生成量が変動することも少なくなり、再現性、安定性
の良いイオンドーピング処理が行え、高精度なドーピン
グ量の制御を行うことが可能なイオンドーピング装置が
得られる。
を、表面荒さが10μm以下に研磨された金属材料で構
成することにより、ガスの吸着が少なく、長期間にわた
る使用においても処理室内壁5a表面層からのガスの発
生(脱ガス)による処理室5内の真空度の変動も少なく
なる。これにより、イオン源1で生成される各種イオン
の生成量が変動することも少なくなり、再現性、安定性
の良いイオンドーピング処理が行え、高精度なドーピン
グ量の制御を行うことが可能なイオンドーピング装置が
得られる。
【0013】実施の形態2.図2は、本発明の実施の形
態2であるイオンドーピング装置を示す概略図である。
図において、5bは、ガス吸着の少ない材料14が被覆
された処理室5の内壁である。なお、図中、同一、相当
部分には同一符号を付し、説明を省略する。本実施の形
態によるイオンドーピング装置の基本的構成および動作
等は実施の形態1に示すものと同様である。本実施の形
態では、処理室内壁5bにガス吸着の少ない材料14を
被覆することにより、脱ガス等による処理室の真空度の
変動を小さくすることができ、実施の形態1と同様に、
再現性、安定性の良いイオンドーピング処理が行え、高
精度なドーピング量の制御を行うことが可能なイオンド
ーピング装置が得られる。
態2であるイオンドーピング装置を示す概略図である。
図において、5bは、ガス吸着の少ない材料14が被覆
された処理室5の内壁である。なお、図中、同一、相当
部分には同一符号を付し、説明を省略する。本実施の形
態によるイオンドーピング装置の基本的構成および動作
等は実施の形態1に示すものと同様である。本実施の形
態では、処理室内壁5bにガス吸着の少ない材料14を
被覆することにより、脱ガス等による処理室の真空度の
変動を小さくすることができ、実施の形態1と同様に、
再現性、安定性の良いイオンドーピング処理が行え、高
精度なドーピング量の制御を行うことが可能なイオンド
ーピング装置が得られる。
【0014】実施の形態3.図3は、本発明の実施の形
態3であるイオンドーピング装置を示す概略図である。
図において、5cは、温度制御が可能な処理室5の内
壁、15は処理室5の内壁5cの表面温度を測定する温
度センサ、16は温度センサ15の測定結果を受けて、
内壁5cの温度を一定に制御するコントローラ、17は
コントローラ16により制御される処理室内壁5cの加
熱または冷却手段である。なお、図中、同一、相当部分
には同一符号を付し、説明を省略する。本実施の形態に
よるイオンドーピング装置の基本的構成および動作等は
実施の形態1に示すものと同様である。ガス吸着および
脱ガスの量は、処理室5の内壁の表面状態だけでなく、
表面温度にも依存するため、本実施の形態では、処理室
5の内壁5cの温度を制御できるようにし、脱ガスの量
を制御するものである。
態3であるイオンドーピング装置を示す概略図である。
図において、5cは、温度制御が可能な処理室5の内
壁、15は処理室5の内壁5cの表面温度を測定する温
度センサ、16は温度センサ15の測定結果を受けて、
内壁5cの温度を一定に制御するコントローラ、17は
コントローラ16により制御される処理室内壁5cの加
熱または冷却手段である。なお、図中、同一、相当部分
には同一符号を付し、説明を省略する。本実施の形態に
よるイオンドーピング装置の基本的構成および動作等は
実施の形態1に示すものと同様である。ガス吸着および
脱ガスの量は、処理室5の内壁の表面状態だけでなく、
表面温度にも依存するため、本実施の形態では、処理室
5の内壁5cの温度を制御できるようにし、脱ガスの量
を制御するものである。
【0015】温度制御の方法としては、処理室5の内壁
5cの表面温度を例えば内壁5cに埋設された熱電対等
の温度センサ15でモニターし、イオンドーピング装置
外部に備えられたコントローラ16にフィードバック
し、加熱または冷却手段17を駆動して内壁5cの温度
を一定に制御するものである。図3では、温度センサ1
5を内壁5cの1箇所に設けたが、複数箇所に設置して
も良い。また、加熱手段としては、ヒータを設置する方
法が簡易であり、冷却手段としては、例えば冷却水等を
循環させる方法がある。本実施の形態によれば、処理室
5の内壁5cの温度を制御することにより、脱ガスの量
を制御することができ、これによって脱ガスによる処理
室の真空度の変動を小さくすることができる。その結
果、再現性、安定性が良く、高精度なイオンドーピング
装置が得られる。
5cの表面温度を例えば内壁5cに埋設された熱電対等
の温度センサ15でモニターし、イオンドーピング装置
外部に備えられたコントローラ16にフィードバック
し、加熱または冷却手段17を駆動して内壁5cの温度
を一定に制御するものである。図3では、温度センサ1
5を内壁5cの1箇所に設けたが、複数箇所に設置して
も良い。また、加熱手段としては、ヒータを設置する方
法が簡易であり、冷却手段としては、例えば冷却水等を
循環させる方法がある。本実施の形態によれば、処理室
5の内壁5cの温度を制御することにより、脱ガスの量
を制御することができ、これによって脱ガスによる処理
室の真空度の変動を小さくすることができる。その結
果、再現性、安定性が良く、高精度なイオンドーピング
装置が得られる。
【0016】実施の形態4.図4は、本発明の実施の形
態4であるイオンドーピング装置を示す概略図である。
図において、18は処理室5の内壁に設けられた着脱可
能なシールド板である。なお、図中、同一、相当部分に
は同一符号を付し、説明を省略する。本実施の形態によ
るイオンドーピング装置の基本的構成および動作等は実
施の形態1に示すものと同様である。本実施の形態で
は、処理室5の内壁に着脱可能なシールド板18を設け
ることにより、処理室5の内壁がイオンに照射されて表
面層が変化することを防止するものである。シールド板
18表面は、イオンに照射されて表面層が変化するが、
容易に着脱が可能であるので、一定時間使用したら取り
替えることができ、脱ガス等の影響が大きくなる前に交
換すればよい。
態4であるイオンドーピング装置を示す概略図である。
図において、18は処理室5の内壁に設けられた着脱可
能なシールド板である。なお、図中、同一、相当部分に
は同一符号を付し、説明を省略する。本実施の形態によ
るイオンドーピング装置の基本的構成および動作等は実
施の形態1に示すものと同様である。本実施の形態で
は、処理室5の内壁に着脱可能なシールド板18を設け
ることにより、処理室5の内壁がイオンに照射されて表
面層が変化することを防止するものである。シールド板
18表面は、イオンに照射されて表面層が変化するが、
容易に着脱が可能であるので、一定時間使用したら取り
替えることができ、脱ガス等の影響が大きくなる前に交
換すればよい。
【0017】また、上記実施の形態1〜3と同様に、シ
ールド板18の表面を10μm以下に研磨したり、ガス
吸着の少ない材料14を被覆したり、シールド板18の
温度制御を行えるようにすることにより、さらにシール
ド板18からの脱ガスが少なくなり、シールド板18の
効果が増す。本実施の形態によれば、処理室5の内壁に
着脱可能なシールド板18を設けることにより、脱ガス
等による処理室の真空度の変動を小さくすることがで
き、再現性、安定性が良く、高精度なイオンドーピング
装置が得られる。
ールド板18の表面を10μm以下に研磨したり、ガス
吸着の少ない材料14を被覆したり、シールド板18の
温度制御を行えるようにすることにより、さらにシール
ド板18からの脱ガスが少なくなり、シールド板18の
効果が増す。本実施の形態によれば、処理室5の内壁に
着脱可能なシールド板18を設けることにより、脱ガス
等による処理室の真空度の変動を小さくすることがで
き、再現性、安定性が良く、高精度なイオンドーピング
装置が得られる。
【0018】実施の形態5.図5は、本発明の実施の形
態5であるイオンドーピング装置を示す概略図である。
図において、19は、処理室5内の被処理体保持部であ
る基板ホルダー4周辺に設けられたカバーである。な
お、図中、同一、相当部分には同一符号を付し、説明を
省略する。本実施の形態によるイオンドーピング装置の
基本的構成および動作等は実施の形態1に示すものと同
様である。本実施の形態では、処理室5内の基板ホルダ
ー4周辺にカバー19を設けることにより、イオンが処
理室5内壁に漏れるのを防ぐもので、特にイオン照射に
よる基板からの二次イオンの発散を積極的に防止するも
のである。このカバー19を設けることにより、処理室
5の内壁がイオンに照射されて表面層が変化することを
防止する効果がある。
態5であるイオンドーピング装置を示す概略図である。
図において、19は、処理室5内の被処理体保持部であ
る基板ホルダー4周辺に設けられたカバーである。な
お、図中、同一、相当部分には同一符号を付し、説明を
省略する。本実施の形態によるイオンドーピング装置の
基本的構成および動作等は実施の形態1に示すものと同
様である。本実施の形態では、処理室5内の基板ホルダ
ー4周辺にカバー19を設けることにより、イオンが処
理室5内壁に漏れるのを防ぐもので、特にイオン照射に
よる基板からの二次イオンの発散を積極的に防止するも
のである。このカバー19を設けることにより、処理室
5の内壁がイオンに照射されて表面層が変化することを
防止する効果がある。
【0019】また、上記実施の形態1〜3と同様に、カ
バー19の表面を10μm以下に研磨したり、ガス吸着
の少ない材料14を被覆したり、カバー19の温度制御
を行えるようにすることにより、さらにカバー19から
の脱ガスが少なくなり、カバー19の効果が増す。本実
施の形態によれば、処理室5の基板保持部周辺にカバー
19を設けることにより、脱ガス等による処理室の真空
度の変動を小さくすることができ、再現性、安定性が良
く、高精度なイオンドーピング装置が得られる。
バー19の表面を10μm以下に研磨したり、ガス吸着
の少ない材料14を被覆したり、カバー19の温度制御
を行えるようにすることにより、さらにカバー19から
の脱ガスが少なくなり、カバー19の効果が増す。本実
施の形態によれば、処理室5の基板保持部周辺にカバー
19を設けることにより、脱ガス等による処理室の真空
度の変動を小さくすることができ、再現性、安定性が良
く、高精度なイオンドーピング装置が得られる。
【0020】なお、上記実施の形態1〜5を複数組み合
わせることにより、処理室5内の真空度の変動をさらに
小さくすることが可能である。
わせることにより、処理室5内の真空度の変動をさらに
小さくすることが可能である。
【0021】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、処理
室の内壁を、表面荒さが10μm以下に研磨された金属
材料で構成したので、ガスの吸着が少なく、長期間にわ
たる使用においても脱ガス等による処理室内の真空度の
変動が抑制され、イオンの生成量の変動が少なくなり、
再現性、安定性が良く、高精度なイオンドーピング装置
が得られる効果がある。
室の内壁を、表面荒さが10μm以下に研磨された金属
材料で構成したので、ガスの吸着が少なく、長期間にわ
たる使用においても脱ガス等による処理室内の真空度の
変動が抑制され、イオンの生成量の変動が少なくなり、
再現性、安定性が良く、高精度なイオンドーピング装置
が得られる効果がある。
【0022】また、処理室内壁の表面温度を制御できる
ようにしたので、脱ガス等による処理室内の真空度の変
動が抑制され、再現性、安定性が良く、高精度なイオン
ドーピング装置が得られる。
ようにしたので、脱ガス等による処理室内の真空度の変
動が抑制され、再現性、安定性が良く、高精度なイオン
ドーピング装置が得られる。
【0023】さらに、処理室の内壁を被覆する着脱可能
なシールド板を設けたので、処理室内壁へのイオンの吸
着が抑制され、脱ガス等による処理室内の真空度の変動
を抑制することができ、再現性、安定性が良く、高精度
なイオンドーピング装置が得られる。
なシールド板を設けたので、処理室内壁へのイオンの吸
着が抑制され、脱ガス等による処理室内の真空度の変動
を抑制することができ、再現性、安定性が良く、高精度
なイオンドーピング装置が得られる。
【図1】 この発明の実施の形態1であるイオンドーピ
ング装置を示す概略図である。
ング装置を示す概略図である。
【図2】 この発明の実施の形態2であるイオンドーピ
ング装置を示す概略図である。
ング装置を示す概略図である。
【図3】 この発明の実施の形態3であるイオンドーピ
ング装置を示す概略図である。
ング装置を示す概略図である。
【図4】 この発明の実施の形態4であるイオンドーピ
ング装置を示す概略図である。
ング装置を示す概略図である。
【図5】 この発明の実施の形態5であるイオンドーピ
ング装置を示す概略図である。
ング装置を示す概略図である。
【図6】 従来のイオンドーピング装置を示す概略図で
ある。
ある。
1 イオン源、2 引き出し電極、3 ガス供給ノズ
ル、4 基板ホルダー、5 処理室、5a 表面荒さ1
0μm以下に研磨された内壁、5b ガス吸着の少ない
材料が被覆された内壁、5c 温度制御が可能な内壁、
6 真空搬送室、7 真空搬送ロボット、8 真空予備
室、9 大気搬送ロボット、10 基板収納カセット、
11、12、13 バルブ、14 ガス吸着の少ない材
料、15 温度センサ、16 コントローラ、17 加
熱または冷却手段、18 シールド板、19 カバー。
ル、4 基板ホルダー、5 処理室、5a 表面荒さ1
0μm以下に研磨された内壁、5b ガス吸着の少ない
材料が被覆された内壁、5c 温度制御が可能な内壁、
6 真空搬送室、7 真空搬送ロボット、8 真空予備
室、9 大気搬送ロボット、10 基板収納カセット、
11、12、13 バルブ、14 ガス吸着の少ない材
料、15 温度センサ、16 コントローラ、17 加
熱または冷却手段、18 シールド板、19 カバー。
Claims (11)
- 【請求項1】 ガスの導入手段、所定の不純物元素を含
むイオンの生成手段および加速手段、上記イオンが打ち
込まれる被処理体を保持する保持部を有する処理室を備
え、上記処理室の内壁を、表面荒さが10μm以下に研
磨された金属材料で構成したことを特徴とするイオンド
ーピング装置。 - 【請求項2】 ガスの導入手段、所定の不純物元素を含
むイオンの生成手段および加速手段、上記イオンが打ち
込まれる被処理体を保持する保持部を有する処理室を備
え、上記処理室の内壁を、ガス吸着の少ない材料で被覆
したことを特徴とするイオンドーピング装置。 - 【請求項3】 ガスの導入手段、所定の不純物元素を含
むイオンの生成手段および加速手段、上記イオンが打ち
込まれる被処理体を保持する保持部を有する処理室、 上記処理室内壁の表面温度を感知する温度センサ、 上記内壁を加熱または冷却する手段、 上記温度センサの検出結果に基づいて上記加熱または冷
却手段を駆動し、上記処理室内壁の表面温度を目標温度
に制御するコントローラを備えたことを特徴とするイオ
ンドーピング装置。 - 【請求項4】 ガスの導入手段、所定の不純物元素を含
むイオンの生成手段および加速手段、上記イオンが打ち
込まれる被処理体を保持する保持部を有する処理室、 上記処理室の内壁を被覆する着脱可能なシールド板を備
えたことを特徴とするイオンドーピング装置。 - 【請求項5】 シールド板は、表面荒さが10μm以下
に研磨されていることを特徴とする請求項4記載のイオ
ンドーピング装置。 - 【請求項6】 シールド板の表面を、ガス吸着の少ない
材料で被覆したことを特徴とする請求項4記載のイオン
ドーピング装置。 - 【請求項7】 シールド板は、温度制御が行えるよう構
成されていることを特徴とする請求項4〜請求項6のい
ずれかに記載のイオンドーピング装置。 - 【請求項8】 ガスの導入手段、所定の不純物元素を含
むイオンの生成手段および加速手段、上記イオンが打ち
込まれる被処理体を保持する保持部を有する処理室、 上記イオンの上記処理室内壁への飛散を防ぐために上記
処理室内の保持部周辺に設けられたカバーを備えたこと
を特徴とするイオンドーピング装置。 - 【請求項9】 カバーは、表面荒さが10μm以下に研
磨されていることを特徴とする請求項8記載のイオンド
ーピング装置。 - 【請求項10】 カバーの表面を、ガス吸着の少ない材
料で被覆したことを特徴とする請求項8記載のイオンド
ーピング装置。 - 【請求項11】 カバーは、温度制御が行えるよう構成
されていることを特徴とする請求項8〜請求項10のい
ずれかに記載のイオンドーピング装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8232710A JPH1079237A (ja) | 1996-09-03 | 1996-09-03 | イオンドーピング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8232710A JPH1079237A (ja) | 1996-09-03 | 1996-09-03 | イオンドーピング装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1079237A true JPH1079237A (ja) | 1998-03-24 |
Family
ID=16943575
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8232710A Pending JPH1079237A (ja) | 1996-09-03 | 1996-09-03 | イオンドーピング装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1079237A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002045112A1 (en) * | 2000-11-28 | 2002-06-06 | Saes Getters S.P.A. | Acceleration and focalization unit with improved vacuum for ion implanters |
-
1996
- 1996-09-03 JP JP8232710A patent/JPH1079237A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002045112A1 (en) * | 2000-11-28 | 2002-06-06 | Saes Getters S.P.A. | Acceleration and focalization unit with improved vacuum for ion implanters |
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