JPH1079311A - インダクタンス調整機構を備えた小形巻線部品 - Google Patents
インダクタンス調整機構を備えた小形巻線部品Info
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- JPH1079311A JPH1079311A JP25222696A JP25222696A JPH1079311A JP H1079311 A JPH1079311 A JP H1079311A JP 25222696 A JP25222696 A JP 25222696A JP 25222696 A JP25222696 A JP 25222696A JP H1079311 A JPH1079311 A JP H1079311A
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- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単な構成で精度の高いインダクタンス値が
得られるインダクタンス調整機構を備えた小形巻線部品
を開発すること。 【解決手段】 中央脚51c、52cの先端面に傾斜面
51d、52dを形成し、中央脚51c、52cをボビ
ン53の巻線部53a内孔に挿入し、左右脚51b、5
2bを上記巻線部53aに装備したコイル54の外周周
囲に張出させるようにして2つのE形コア51、52を
ボビン53に組付け、中央脚51c、52cの先端面の
間に傾斜面51d、52dによる斜状のギャップ56を
形成し、E形コア51、52を脚心に直交する方向に相
互に位置ずれさせてギャップ幅を微調整し、インダクタ
ンス調整する構成としてある。
得られるインダクタンス調整機構を備えた小形巻線部品
を開発すること。 【解決手段】 中央脚51c、52cの先端面に傾斜面
51d、52dを形成し、中央脚51c、52cをボビ
ン53の巻線部53a内孔に挿入し、左右脚51b、5
2bを上記巻線部53aに装備したコイル54の外周周
囲に張出させるようにして2つのE形コア51、52を
ボビン53に組付け、中央脚51c、52cの先端面の
間に傾斜面51d、52dによる斜状のギャップ56を
形成し、E形コア51、52を脚心に直交する方向に相
互に位置ずれさせてギャップ幅を微調整し、インダクタ
ンス調整する構成としてある。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、小形トランスや
チョ−クコイル等の小形巻線部品に関し、特に、インダ
クタンス調整機構を備えた小形巻線部品に関する。
チョ−クコイル等の小形巻線部品に関し、特に、インダ
クタンス調整機構を備えた小形巻線部品に関する。
【0002】
【従来の技術】図10は、従来におけるギャップ付の小
形トランスを示したもので、この小形トランスに備えた
フエライトのE形コア1、2は、図11に示したよう
に、左右脚1b、2bがヨ−ク部1c、2cの両端か
ら、中央脚1a、2aがヨ−ク部1c、2cの中央から
各々延設され、また、左右脚1b、2bはヨ−ク部1
c、2cと同じ幅及び同じ肉厚となっているが、中央脚
1a、2aはヨ−ク部1c、2cと同じ肉厚で、左右脚
1b、2bに比べ2倍の断面積となっている。また、中
央脚1a、2aは左右脚1b、2bの脚長に比べて僅か
に短く形成されている。なお、この従来例で示すコア
1、2は、中央脚1a、2a各々の脚長を左右脚1b、
2bの脚長に比べて短く形成してあるが、一方のコアの
中央脚の脚長だけを短く形成してもよい。
形トランスを示したもので、この小形トランスに備えた
フエライトのE形コア1、2は、図11に示したよう
に、左右脚1b、2bがヨ−ク部1c、2cの両端か
ら、中央脚1a、2aがヨ−ク部1c、2cの中央から
各々延設され、また、左右脚1b、2bはヨ−ク部1
c、2cと同じ幅及び同じ肉厚となっているが、中央脚
1a、2aはヨ−ク部1c、2cと同じ肉厚で、左右脚
1b、2bに比べ2倍の断面積となっている。また、中
央脚1a、2aは左右脚1b、2bの脚長に比べて僅か
に短く形成されている。なお、この従来例で示すコア
1、2は、中央脚1a、2a各々の脚長を左右脚1b、
2bの脚長に比べて短く形成してあるが、一方のコアの
中央脚の脚長だけを短く形成してもよい。
【0003】合成樹脂材で形成されたボビン3は、角筒
状の巻線部3aの両側に鍔3b、3cを有し、鍔3b、
3c下方の肉厚部に端子ピン4が植設されている。
状の巻線部3aの両側に鍔3b、3cを有し、鍔3b、
3c下方の肉厚部に端子ピン4が植設されている。
【0004】巻線部3aにコイル5を巻装し、各コイル
端部を所定の端子ピン4に止着し、また、ボビン3にE
形コア1、2を組付けて構成された小形トランスは、図
10に示すように、中央脚1a、2aの先端面の間にギ
ャップ6が形成される。なお、互いに接合する左右脚1
b、2bの先端面は接着材で固着され、或いは金具、テ
−プ等で接合固定されている。
端部を所定の端子ピン4に止着し、また、ボビン3にE
形コア1、2を組付けて構成された小形トランスは、図
10に示すように、中央脚1a、2aの先端面の間にギ
ャップ6が形成される。なお、互いに接合する左右脚1
b、2bの先端面は接着材で固着され、或いは金具、テ
−プ等で接合固定されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した小形トランス
のインダクタンスは、コアの材質及び組合せたコア間の
ギャップ長に大きく依存する。したがって、巻線部3a
に所定のコイル5を巻装し、ボビン3にコア1、2を組
付けて構成した小形トランスの場合、組付けたコア1、
2のギャップ長を変化させてインダクタンスを調整す
る。具体的には、図11において、一方のコアを脚心に
対して直交する方向にずらすと、インダクタンス値が減
少する。ただ、インダクタンス値を増加させることはで
きない。なお、ボビン3の巻線部内孔はコア中央脚1
a、2aに比べて多少大きく形成してあり、上記のイン
ダクタンス調整では、中央脚1a、2aが巻線部内孔の
内部で位置ずれする。
のインダクタンスは、コアの材質及び組合せたコア間の
ギャップ長に大きく依存する。したがって、巻線部3a
に所定のコイル5を巻装し、ボビン3にコア1、2を組
付けて構成した小形トランスの場合、組付けたコア1、
2のギャップ長を変化させてインダクタンスを調整す
る。具体的には、図11において、一方のコアを脚心に
対して直交する方向にずらすと、インダクタンス値が減
少する。ただ、インダクタンス値を増加させることはで
きない。なお、ボビン3の巻線部内孔はコア中央脚1
a、2aに比べて多少大きく形成してあり、上記のイン
ダクタンス調整では、中央脚1a、2aが巻線部内孔の
内部で位置ずれする。
【0006】しかしながら、完成された小形トランスは
製造上のバラツキや、コアの材質及びギャップ長のバラ
ツキ等によってインダクタンスがバラ付いてしまう。通
常、インダクタンスのバラツキは、ギャップ長の少ない
コアを使用しても±20%程度であり、ギャップ長の多
いコアを使用しても±4%程度生ずる。
製造上のバラツキや、コアの材質及びギャップ長のバラ
ツキ等によってインダクタンスがバラ付いてしまう。通
常、インダクタンスのバラツキは、ギャップ長の少ない
コアを使用しても±20%程度であり、ギャップ長の多
いコアを使用しても±4%程度生ずる。
【0007】そこで本発明は、構成簡単にして高精度の
インダクタンス値を得ることができるインダクタンス調
整機構を備えた小形巻線部品を開発することを目的とす
る。
インダクタンス値を得ることができるインダクタンス調
整機構を備えた小形巻線部品を開発することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ため、本発明では、外脚と内脚とを有する少なくとも2
つのコアを備え、ボビンの巻線筒状部内孔に内脚を挿入
させ、巻線筒状部に装備したコイルの外周囲に外脚を張
出させるようにして上記コアをボビンに組付けてなる小
形巻線部品において、上記コアの内脚先端面又は外脚先
端面を傾斜面に形成し、この傾斜面によって内脚又は外
脚の先端面の間にギャップを形成すると共に、コアを脚
心に直交する方向に相互に位置ずれさせて調整するイン
ダクタンス調整機構を備えた小形巻線部品を提案する。
ため、本発明では、外脚と内脚とを有する少なくとも2
つのコアを備え、ボビンの巻線筒状部内孔に内脚を挿入
させ、巻線筒状部に装備したコイルの外周囲に外脚を張
出させるようにして上記コアをボビンに組付けてなる小
形巻線部品において、上記コアの内脚先端面又は外脚先
端面を傾斜面に形成し、この傾斜面によって内脚又は外
脚の先端面の間にギャップを形成すると共に、コアを脚
心に直交する方向に相互に位置ずれさせて調整するイン
ダクタンス調整機構を備えた小形巻線部品を提案する。
【0009】また、上記コアをボビンの巻線筒状部内孔
に挿入させる内脚と、上記コイル及びボビンの外周囲を
包囲する周囲コアとから構成することができる。
に挿入させる内脚と、上記コイル及びボビンの外周囲を
包囲する周囲コアとから構成することができる。
【0010】本発明の小形巻線部品は、コアの内脚先端
面又は外脚先端面に傾斜面を形成し、少なくとも2つの
コアをボビンに組付け、上記各コアの内脚先端面の間、
或いは、各々の外脚先端面の間に、上記傾斜面によるギ
ャップを形成するようにしてあるので、コアの相互の位
置を脚心に直交する方向にずらすことにより、ギャップ
長を微調整することができ、精度の高いインダクタンス
値に設定することができる。
面又は外脚先端面に傾斜面を形成し、少なくとも2つの
コアをボビンに組付け、上記各コアの内脚先端面の間、
或いは、各々の外脚先端面の間に、上記傾斜面によるギ
ャップを形成するようにしてあるので、コアの相互の位
置を脚心に直交する方向にずらすことにより、ギャップ
長を微調整することができ、精度の高いインダクタンス
値に設定することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明を小形トランスに実
施した実施形態について図面に沿って説明する。図1〜
図3は本発明の第1の実施形態であり、図1は小形トラ
ンスの縦断面図、図2は小形トランスに備えたE形コア
の斜視図、図3はE形コアの平面図である。
施した実施形態について図面に沿って説明する。図1〜
図3は本発明の第1の実施形態であり、図1は小形トラ
ンスの縦断面図、図2は小形トランスに備えたE形コア
の斜視図、図3はE形コアの平面図である。
【0012】これらの図面より、51、52はフエライ
ト材からなる同形状のE形コアで、ヨ−ク部51a、5
2aと、このヨ−ク部51a、52aと同じ幅及び同じ
肉厚でヨ−ク部51a、52aの長手方向両端部の各々
より延びた左右脚51b、52bと、ヨ−ク部51a、
52aの中央よりヨ−ク部51a、52aと同じ肉厚で
突出した中央脚51c、52cとからなり、各々の中央
脚51c、52cの先端面には傾斜面51d、52dが
形成してある。
ト材からなる同形状のE形コアで、ヨ−ク部51a、5
2aと、このヨ−ク部51a、52aと同じ幅及び同じ
肉厚でヨ−ク部51a、52aの長手方向両端部の各々
より延びた左右脚51b、52bと、ヨ−ク部51a、
52aの中央よりヨ−ク部51a、52aと同じ肉厚で
突出した中央脚51c、52cとからなり、各々の中央
脚51c、52cの先端面には傾斜面51d、52dが
形成してある。
【0013】上記した傾斜面51d、52dは、図2及
び図3に示すように、一方の側脚方向となる各中央脚5
1c、52cの先端側縁から、他方の側脚方向となるそ
の先端側縁に向かって斜状に形成してある。
び図3に示すように、一方の側脚方向となる各中央脚5
1c、52cの先端側縁から、他方の側脚方向となるそ
の先端側縁に向かって斜状に形成してある。
【0014】ボビン53は、角筒状の巻線部53aを有
し、巻線部53aの両側には端鍔53b、53cが形成
してあり、上記巻線部53aにはコイル54を巻装し、
コイル54の巻線端部は端鍔53b、53cの下方に形
成した肉厚部に植設した端子ピン55にからげて半田付
け等で固着してある。
し、巻線部53aの両側には端鍔53b、53cが形成
してあり、上記巻線部53aにはコイル54を巻装し、
コイル54の巻線端部は端鍔53b、53cの下方に形
成した肉厚部に植設した端子ピン55にからげて半田付
け等で固着してある。
【0015】E形コア51、52は、中央脚51c、5
2cを巻線部53a内孔に挿入するようにして端鍔53
b、53cの外側より嵌め合わせる。このとき、E形コ
ア51、52は、図2及び図3に示すように、傾斜面5
1d、52dによって斜状形成された互いの中央脚51
c、52cの先端面が平行となる。
2cを巻線部53a内孔に挿入するようにして端鍔53
b、53cの外側より嵌め合わせる。このとき、E形コ
ア51、52は、図2及び図3に示すように、傾斜面5
1d、52dによって斜状形成された互いの中央脚51
c、52cの先端面が平行となる。
【0016】上記のように構成した小形トランスは、E
形コア51、52の各々の中央脚51c、52cの間に
斜状のギャップ56が形成される。この小形トランス
は、E形コア51、52の相互の位置を脚心に直交する
方向に僅かにずらすようにしてインダクタンス調整し、
所望のインダクタンス値が得られたところで、各々の左
右脚51b、52bの対接面を接着材等で固着する。ボ
ビン53の巻線部53aは、その内孔径がE形コア5
1、52の中央脚断面径(脚心に直交する方向の断面)
に比べ多少大きく形成してあり、E形コア51、52を
相互にずらせた場合、中央脚51c、52cが巻線部5
3aの角筒孔内で位置ずれする。
形コア51、52の各々の中央脚51c、52cの間に
斜状のギャップ56が形成される。この小形トランス
は、E形コア51、52の相互の位置を脚心に直交する
方向に僅かにずらすようにしてインダクタンス調整し、
所望のインダクタンス値が得られたところで、各々の左
右脚51b、52bの対接面を接着材等で固着する。ボ
ビン53の巻線部53aは、その内孔径がE形コア5
1、52の中央脚断面径(脚心に直交する方向の断面)
に比べ多少大きく形成してあり、E形コア51、52を
相互にずらせた場合、中央脚51c、52cが巻線部5
3aの角筒孔内で位置ずれする。
【0017】図4は、様々な寸法のギャップを備えた小
形トランスのインダクタンス値を測定した実験デ−タで
ある。この実験デ−タは、図3に示すE形コア51のギ
ャップ長Dを0.4mm、0.5mm、0.6mm、・
・・・・・・1mmとしたコアを各々3組づつ製作し、
これらコアを用いた各小形トランスのインダクタンス値
を測定し、その最大値(MAX)、中間値(MID)、
最小値(MIN)のデ−タを中間値に対する変化率のデ
−タと共に示したデ−タ値である。なお、中間値は、中
央脚51c、52cの傾斜面51d、52dを正対させ
たときのインダクタンス値であり、最大値はコアをずら
せてギャップ長Dを最も狭くした場合のインダクタンス
値、また、最小値は同様にコアをずらせてギャツプ長D
を最も広くした場合のインダクタンス値を表わしてい
る。また、各小形トランスは、同材質のフエライトコア
を使用し、ボビンの巻線部には同巻数のコイルが巻装し
てある。
形トランスのインダクタンス値を測定した実験デ−タで
ある。この実験デ−タは、図3に示すE形コア51のギ
ャップ長Dを0.4mm、0.5mm、0.6mm、・
・・・・・・1mmとしたコアを各々3組づつ製作し、
これらコアを用いた各小形トランスのインダクタンス値
を測定し、その最大値(MAX)、中間値(MID)、
最小値(MIN)のデ−タを中間値に対する変化率のデ
−タと共に示したデ−タ値である。なお、中間値は、中
央脚51c、52cの傾斜面51d、52dを正対させ
たときのインダクタンス値であり、最大値はコアをずら
せてギャップ長Dを最も狭くした場合のインダクタンス
値、また、最小値は同様にコアをずらせてギャツプ長D
を最も広くした場合のインダクタンス値を表わしてい
る。また、各小形トランスは、同材質のフエライトコア
を使用し、ボビンの巻線部には同巻数のコイルが巻装し
てある。
【0018】また、図5は、図4に示した最大値、中間
値、最小値における各々の平均値(AVG)の推移を示
したグラフである。これらの図面から分かるように、ギ
ャップ長Dを小さく設計する程微調整が容易となり、精
度の高いインダクタンス値が得られる。
値、最小値における各々の平均値(AVG)の推移を示
したグラフである。これらの図面から分かるように、ギ
ャップ長Dを小さく設計する程微調整が容易となり、精
度の高いインダクタンス値が得られる。
【0019】図6及び図7は小形トランスに備える他の
フエライトコアを示したもので、図6に示すE形コア5
7は、中央脚57cと左右脚57bとがヨ−ク部57a
から一体に張出し、中央脚57cはその下面がヨ−ク部
57aの下面と面一となすように片寄っている。そし
て、中央脚57cの先端面に傾斜面57dが形成してあ
る。上記コア57と同形状の一対のE形コアを使用して
小形トランスを構成すれば、各々の中央脚の間に斜状の
ギャップが形成され、上記第1の実施形態同様にインダ
クタンス値の微調整を行なうことができる。
フエライトコアを示したもので、図6に示すE形コア5
7は、中央脚57cと左右脚57bとがヨ−ク部57a
から一体に張出し、中央脚57cはその下面がヨ−ク部
57aの下面と面一となすように片寄っている。そし
て、中央脚57cの先端面に傾斜面57dが形成してあ
る。上記コア57と同形状の一対のE形コアを使用して
小形トランスを構成すれば、各々の中央脚の間に斜状の
ギャップが形成され、上記第1の実施形態同様にインダ
クタンス値の微調整を行なうことができる。
【0020】図7に示すフエライトコア58は、周囲コ
ア58aと内部コア58bからなり、周囲コア58a
は、コア側部58cと天井部58dとをヨ−ク部58e
とに一体形成し、ヨ−ク部58eの中央部から突出した
長方形断面の内部コア58bは、その下面をヨ−ク部5
8eの下面と面一となるように片寄って形成してある。
上記した脚付コア58は、内部コア58bの先端面に傾
斜面58fが形成してある。上記した脚付コア58と同
形状の一対のコアを使用した小形トランスは、各々の内
部コアの間に斜状のギャップが形成され、上記第1の実
施形態同様にインダクタンス値の微調整を行なうことが
できる。
ア58aと内部コア58bからなり、周囲コア58a
は、コア側部58cと天井部58dとをヨ−ク部58e
とに一体形成し、ヨ−ク部58eの中央部から突出した
長方形断面の内部コア58bは、その下面をヨ−ク部5
8eの下面と面一となるように片寄って形成してある。
上記した脚付コア58は、内部コア58bの先端面に傾
斜面58fが形成してある。上記した脚付コア58と同
形状の一対のコアを使用した小形トランスは、各々の内
部コアの間に斜状のギャップが形成され、上記第1の実
施形態同様にインダクタンス値の微調整を行なうことが
できる。
【0021】上記した第1の実施形態では、E形コア5
1、52の中央脚51c、52cの先端面に同形状の傾
斜面51d、52dを形成し、E形コア51、52をボ
ビン53に組付けることにより、中央脚51c、52c
の傾斜面51d、52dを平行させてギャップ56を形
成するようになっているが、上記ギャップ56は、中央
脚51c、52c先端面(傾斜面)が平行しないもので
あってもよい。
1、52の中央脚51c、52cの先端面に同形状の傾
斜面51d、52dを形成し、E形コア51、52をボ
ビン53に組付けることにより、中央脚51c、52c
の傾斜面51d、52dを平行させてギャップ56を形
成するようになっているが、上記ギャップ56は、中央
脚51c、52c先端面(傾斜面)が平行しないもので
あってもよい。
【0022】次に、本発明の第2の実施形態について説
明する。図8は、小形トランスに備えるコアの平面図で
あり、E形コア59、60は、ヨ−ク部59a、60a
と同じ幅及び同じ肉厚でヨ−ク部59a、60aの長手
方向両端部の各々より延びた左右脚59b、60bと、
ヨ−ク部59a、60aの中央よりヨ−ク部59a、6
0aと同じ肉厚で突出した中央脚59c、60cとから
なり、各々の左右脚59b、60bの先端面には傾斜面
59d、60dが形成してある。
明する。図8は、小形トランスに備えるコアの平面図で
あり、E形コア59、60は、ヨ−ク部59a、60a
と同じ幅及び同じ肉厚でヨ−ク部59a、60aの長手
方向両端部の各々より延びた左右脚59b、60bと、
ヨ−ク部59a、60aの中央よりヨ−ク部59a、6
0aと同じ肉厚で突出した中央脚59c、60cとから
なり、各々の左右脚59b、60bの先端面には傾斜面
59d、60dが形成してある。
【0023】上記したコア59、60を使用して小形ト
ランスを構成すると、各々の左右脚59b、60bの間
にギャップ61、62が形成される。
ランスを構成すると、各々の左右脚59b、60bの間
にギャップ61、62が形成される。
【0024】図9は、本発明の第3の実施形態を示した
もので、小形トランスに備えるコアの平面図である。左
右脚63b、64bがヨ−ク部63a、64aの両端か
ら、中央脚63c、64cがヨ−ク部63a、64aの
中央から各々延設したE形コア63、64を設け、一方
のE形コア63の中央脚63cの先端面にのみ傾斜面6
3dを形成してある。
もので、小形トランスに備えるコアの平面図である。左
右脚63b、64bがヨ−ク部63a、64aの両端か
ら、中央脚63c、64cがヨ−ク部63a、64aの
中央から各々延設したE形コア63、64を設け、一方
のE形コア63の中央脚63cの先端面にのみ傾斜面6
3dを形成してある。
【0025】上記したE形コア63、64を使用して小
形トランスを構成すると、各々の中央脚63c、64c
の間にギャップ65が形成される。
形トランスを構成すると、各々の中央脚63c、64c
の間にギャップ65が形成される。
【0026】なお、第2、第3の実施形態では、標準的
なE形コアを用いて構成したが、図6に示すようなE形
コア及び図7に示すような脚付コアを用いて構成するこ
ともできる。本発明は、フエライトコアに限らず、アモ
ルファス材を使用したコアや、積層コアを用いて構成す
ることもできる。また、本発明は小形トランスに限ら
ず、チョ−クコイルとして実施することもできる。
なE形コアを用いて構成したが、図6に示すようなE形
コア及び図7に示すような脚付コアを用いて構成するこ
ともできる。本発明は、フエライトコアに限らず、アモ
ルファス材を使用したコアや、積層コアを用いて構成す
ることもできる。また、本発明は小形トランスに限ら
ず、チョ−クコイルとして実施することもできる。
【0027】
【発明の効果】上記した通り、本発明に係る小形巻線部
品は、少なくとも2つのコアをボビンに組付け、各々の
コアの内脚先端面の間又は、外脚先端面の間に斜状のギ
ャップを形成し、このギャップ長を調整するようにした
ので、構成簡単にして高精度のインダクタンス値が得ら
れ、製品としての信頼性が大きく向上すると共に、量産
に適したものとなる。
品は、少なくとも2つのコアをボビンに組付け、各々の
コアの内脚先端面の間又は、外脚先端面の間に斜状のギ
ャップを形成し、このギャップ長を調整するようにした
ので、構成簡単にして高精度のインダクタンス値が得ら
れ、製品としての信頼性が大きく向上すると共に、量産
に適したものとなる。
【図1】本発明を小形トランスに実施した第1の実施形
態であり、当該トランスの縦断面図である。
態であり、当該トランスの縦断面図である。
【図2】同小形トランスに備えたE形コアの斜視図であ
る。
る。
【図3】上記E形コアの平面図である。
【図4】小形トランスのインダクタンス値の測定デ−タ
である。
である。
【図5】上記測定デ−タに基づく平均値の推移表であ
る。
る。
【図6】小形トランスに備える他のコアの斜視図であ
る。
る。
【図7】小形トランスに備える上記と異なる他のコアの
斜視図である。
斜視図である。
【図8】本発明の第2の実施形態であり、小形トランス
に備えるE形コアの平面図である。
に備えるE形コアの平面図である。
【図9】本発明の第3の実施形態であり、小形トランス
に備えるE形コアの平面図である。
に備えるE形コアの平面図である。
【図10】従来の小形トランスの縦断面図である。
【図11】従来の小形トランスに備えたE形コアの斜視
図である。
図である。
51、52 E形コア 51a、52a ヨ−ク部 51b、52b 左右脚 51c、52c 中央脚 51d、52d 傾斜面 53 ボビン 53a 巻線部 54 コイル 55 端子ピン 56 ギャップ
Claims (2)
- 【請求項1】 外脚と内脚とを有する少なくとも2つの
コアを備え、ボビンの巻線筒状部内孔に内脚を挿入さ
せ、巻線筒状部に装備したコイルの外周囲に外脚を張出
させるようにして上記コアをボビンに組付けてなる小形
巻線部品において、上記コアの内脚先端面又は外脚先端
面を傾斜面に形成し、この傾斜面によって内脚又は外脚
の先端面の間にギャップを形成すると共に、コアを脚心
に直交する方向に相互に位置ずれさせて調整するインダ
クタンス調整機構を備えた小形巻線部品。 - 【請求項2】 上記のコアが、ボビンの巻線筒状部内孔
に挿入させる内脚と、上記コイル及びボビンの外周囲を
包囲する周囲コアとからなる請求項(1)記載のインダ
クタンス調整機構を備えた小形巻線部品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25222696A JPH1079311A (ja) | 1996-09-04 | 1996-09-04 | インダクタンス調整機構を備えた小形巻線部品 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25222696A JPH1079311A (ja) | 1996-09-04 | 1996-09-04 | インダクタンス調整機構を備えた小形巻線部品 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1079311A true JPH1079311A (ja) | 1998-03-24 |
Family
ID=17234276
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25222696A Pending JPH1079311A (ja) | 1996-09-04 | 1996-09-04 | インダクタンス調整機構を備えた小形巻線部品 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1079311A (ja) |
-
1996
- 1996-09-04 JP JP25222696A patent/JPH1079311A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051104 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051115 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20051227 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060411 |