JPH108000A - 粘着組成物および粘着シート - Google Patents

粘着組成物および粘着シート

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JPH108000A
JPH108000A JP16430496A JP16430496A JPH108000A JP H108000 A JPH108000 A JP H108000A JP 16430496 A JP16430496 A JP 16430496A JP 16430496 A JP16430496 A JP 16430496A JP H108000 A JPH108000 A JP H108000A
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sensitive adhesive
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meth
emulsion
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JP16430496A
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English (en)
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Sunao Nakasaki
素直 中崎
Yuichi Ogawa
裕一 小川
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New Oji Paper Co Ltd
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Oji Paper Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】屋内外で使用される粘着シートに関し、特に紫
外線、太陽光、蛍光灯等に対する耐光変色が良好で、か
つ耐光暴露後も粘接着力の変化が少ない粘着組成物およ
びそのシートを提供するものである。 【解決手段】少なくとも(メタ)アクリル酸のC4 〜C
18アルキルエステルモノマーを60〜99重量%含む
(メタ)アクリル酸共重合体を主成分とするエマルジョ
ン型アクリル系粘着組成物において、(メタ)アクリル
酸共重合体100重量部に対し、0.1〜20重量部の
紫外線吸収剤を水分散液又はエマルジョンの形態で添加
することを特徴とするエマルジョン型アクリル系粘着組
成物である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エマルジョン型粘
着組成物及びこれを用いた粘着シートに関し、特に紫外
線、太陽光、蛍光灯等に対する耐光変色が良好で、かつ
耐光暴露後も粘接着力の変化が少ない粘着組成物および
粘着シート関する。
【0002】
【従来の技術】粘着シートは、商業用、事務用、工程管
理用、物流管理用、家庭用等として広範囲にわたってラ
ベル、ステッカー、ワッペン、配送伝票等の形で使用さ
れている。この粘着シートの一般的構成を説明すると、
表面基材と剥離シートとの間に粘着剤をサンドイッチに
した状態のものであり、表面基材としては紙、フォイ
ル、あるいはフィルム等が使用される。剥離シートとし
てはグラシン紙のような高密度原紙、クレーコート紙、
クラフト紙や上質紙等にポリエチレン等の樹脂フィルム
をラミネートしたポリラミ原紙、あるいはクラフト紙や
上質紙等にポリビニルアルコール、澱粉等の水溶性高分
子等と顔料とを主成分とするバリヤー層を設けた樹脂コ
ーティング原紙等にシリコーン化合物やフッ素化合物の
如き剥離剤を塗布したものが用いられる。粘着剤として
はゴム系、アクリル系、ビニルエーテル系等のエマルジ
ョン型、溶剤型ないしは無溶剤型の各種粘着剤が使用さ
れる。
【0003】しかしながら、従来の粘着シートでは、基
材として紙、塩ビフィルム、合成紙、蒸着PET等の不
透明なものを用いると、例えばラベル等をフィルム、プ
ラスチック、ガラス等の透明な被着体に貼りつけた場
合、屋内外で長期間にわたって紫外線、太陽光、蛍光灯
等に曝されると、粘着剤の変色により粘着剤層の面から
見て、被着体および内容物の外観等を著しく損なうなど
の欠点があった。基材としてポリエチレン、ポリプロピ
レン、PET等の透明な基材を用いると、被着体の透
明、不透明を問わず、屋内外で長期間にわたって紫外
線、太陽光、蛍光灯等に曝された場合、粘着剤の変色に
より被着体および内容物の外観等を著しく損なったり、
粘着剤の変色によりラベルの透明性が低下したりする。
印刷物にラミネートした場合では、印刷の変色や長期間
の耐光暴露により印刷の退色を防止できないなどの欠点
がある。さらに、ラベル等を被着体に貼付けた後、長期
間暴露された場合には、被着体に貼り付けたラベルが剥
がれるなど、経時的に粘接着力が低下するという欠点を
有していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、屋内外で使
用される粘着シートに関し、特に紫外線、太陽光、蛍光
灯等に対する耐光変色が良好で、かつ耐光暴露後も粘接
着力の変化が少ない粘着組成物およびそのシートを提供
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、屋内外で
使用する粘着シートの粘着組成物について鋭意研究の結
果、アクリルエマルジョン型粘着剤に特定の形態の紫外
線吸収剤を添加した粘着組成物および粘着シートが、紫
外線、太陽光、蛍光灯等に対する耐光変色が良好で、か
つ耐光暴露後の粘接着力の低下が少ないことを見いだ
し、本発明に至ったのである。
【0006】(1)即ち、本発明は、(a)少なくとも
(メタ)アクリル酸のC4 〜C18アルキルエステルモノ
マーを60〜99重量%含む(メタ)アクリル酸共重合
体を主成分とするエマルジョン型アクリル系粘着組成物
において、(メタ)アクリル酸共重合体100重量部に
対し、0.1〜20重量部の紫外線吸収剤を水分散液又
はエマルジョンの形態で添加することを特徴とするエマ
ルジョン型アクリル系粘着組成物である。
【0007】(2)紫外線吸収剤がベンゾトリアゾール
系および/またはベンゾフェノン系の紫外線吸収剤であ
る(1)記載のエマルジョン型アクリル系粘着組成物で
ある。
【0008】(3)紫外線吸収剤がマイクロカプセル化
した紫外線吸収剤である(1)又は(2)記載のエマル
ジョン型アクリル系粘着組成物である。
【0009】(4)(メタ)アクリル酸共重合体100
重量部に対し、0.1〜10重量部の酸化防止剤を含有
する(1)〜(3)の何れかに記載のエマルジョン型ア
クリル系粘着組成物である。
【0010】(5)基材上に(1)〜(4)の何れかに
記載のエマルジョン型アクリル系粘着組成物を有する層
を設けた粘着シートである。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明のエマルジョン型アクリル
系粘着組成物は、(メタ)アクリル酸共重合体を主成分
とするものである。(メタ)アクリル酸共重合体は、
(a).(メタ)アクリル酸のC4 〜C18アルキルエス
テルモノマー60〜99重量%を含み、更に(b).エ
チレン性不飽和カルボン酸含有モノマー0〜10重量
%、および、(c).上記(a),(b)と共重合可能
なその他の単量体1〜40重量%を有するものである。
【0012】かかる(メタ)アクリル酸共重合体100
重量部に対し、0.1〜20重量部の紫外線吸収剤を水
分散液又はエマルジョンの形態で添加することを特徴と
する。従来の粘着シートでは、粘着剤中の粘着性樹脂お
よび重合時に添加される乳化剤、重合開始剤、連鎖移動
剤等が紫外線、太陽光、蛍光灯等に曝されることにより
変色、分解等を起こす。恐らく、本発明の粘着組成物は
エマルジョン型であり、紫外線吸収剤を水分散液又はエ
マルジョンの形態で添加しているので、微細な紫外線吸
収剤を効率よく粘着組成物中に分散することができる。
このため、紫外線、太陽光、蛍光灯等からのエネルギー
を粘着組成物中の均等に分散された微細な紫外線吸収剤
が吸収し、熱エネルギーに変換するために、粘着剤の変
色および粘接着力の低下を抑制するものと思われる。
【0013】本発明で使用される紫外線吸収剤として
は、シアノアクリレート系、ベンゾトリアゾール系、ベ
ンゾフェノン系、サリチル酸系またはハイドロキノン系
等の紫外線吸収剤、および反応型紫外線吸収剤とポリマ
ーとを反応させるか、または反応性紫外線吸収剤とモノ
マーを重合させて得られる紫外線吸収性ポリマー等の各
種公知のものが使用可能である。
【0014】ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤の具体
例としては、例えば、2−(2’−ヒドロキシフェニ
ル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−
5’−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−
(2’−ヒドロキシ−5’−tert−ブチルフェニ
ル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−
5’−tert−オクチルフェニル)ベンゾトリアゾー
ル、2−(2’−ヒドロキシ−3’,5’−ジ−ter
t−ブチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’
−ヒドロキシ−3’−ジ−tert−ブチル−5’−メ
チルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2−
(2’−ヒドロキシ−3’,5’−ジ−tert−ブチ
ルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2−
(2’−ヒドロキシ−3’,5’−ジ−tert−アミ
ルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロ
キシ−3’,5’−ジ−tert−ブチルフェニル)−
5−tert−ブチルベンゾトリアゾール、2,2’−
メチレンビス[4−(1,1,3,3−テトラメチルブ
チル)−6−ベンゾトリアゾリル−フェノール]、2,
2’−メチレンビス(3−メトキシ−6−ベンゾイルフ
ェノール)、2,2’−オクチリデンビス[4−メチル
−6−(5’−メチルベンゾトリアゾリル)フェノー
ル]等が挙げられる。
【0015】ベンゾフェノン系紫外線吸収剤の具体例と
しては、2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、2−ヒ
ドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキ
シ−4−オクチルオキシベンゾフェノン、2−ヒドロキ
シ−4−ドデシルオキシベンゾフェノン、2,2’−ジ
ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2,2’−
ヒドロキシ−4,4’−ジメトキシベンゾフェノン、2
−ヒドロキシ−4−メトキシ−5−スルホベンゾフェノ
ン等が挙げられる。
【0016】サリチル酸系紫外線吸収剤の具体例として
はフェニルサリシレート、p−tert−ブチルフェニ
ルサリシレート、p−オクチルフェニルサリシレート、
2,4−ジ−tert−ブチルフェニル−3’5’−ジ
−tert−ブチル−4’−ヒドロキシベンゾエート等
が挙げられる。
【0017】シアノアクリレート系紫外線吸収剤の具体
例としては、2−エチルヘキシル−2−シアノ−3,
3’−ジフェニルアクリレート、エチル−2−シアノ−
3,3’−ジフェニルアクリレート等が挙げられる。
【0018】ヒンダードアミン系紫外線吸収剤の具体例
としては、ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4−
ピペリジル)セバケート、コハク酸−ビス(2,2,
6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)エステル、2
−(3,5−ジ−tert−ブチル)マロン酸−ビス−
(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジ
ル)エステル等が挙げられる。
【0019】中でも、ベンゾトリアゾール系およびベン
ゾフェノン系の紫外線吸収剤が、紫外線、太陽光等に対
する耐光性能が優れているために、好ましく用いられ
る。勿論、使用する紫外線吸収剤はこれらに限定される
ものではなく、一種を単独で、また必要に応じて二種以
上を併用することができる。
【0020】本発明は、かかる紫外線吸収剤を水分散液
又はエマルジョンの形態でアクリル系粘着剤に添加する
ものである。例えば、紫外線吸収剤を、例えば水を分散
媒体とし、分散剤等の助剤を加え、ボールミル、サンド
ミル等の撹半機、粉砕機を用いて粉砕・分散処理して、
紫外線吸収剤の平均粒子径が0.5〜3.0μm程度の
水分散液にするとよい。また、紫外線吸収剤に例えば分
散剤、乳化剤等の助剤を加え、紫外線吸収剤の平均粒子
径が0.05〜0.3μm程度のエマルジョンにすると
よい。特に、エマルジョンの形態のものは、少量の添加
量で十分な改善効果が得られるので好ましい。
【0021】更に、紫外線吸収剤(紫外線吸収成分)を
マイクロカプセルに内包した紫外線吸収剤を用いると、
粘着組成物中に紫外線吸収成分を大量に含有せしめるこ
とができるので特に好ましい。中でもベンゾトリアゾー
ル系紫外線吸収剤が紫外線吸収効率の点で好ましく、特
に常温で液体のものは、水中油滴型のマイクロカプセル
を合成する場合、紫外線吸収剤を有機溶剤に溶解する必
要がないためマイクロカプセル中に高濃度で含有させる
ことができ、紫外線吸収能も著しく向上し、更に本発明
で使用するマイクロカプセル壁膜剤が常温で液体のベン
ゾトリアゾールとの相溶性が良好なため、より好ましく
用いられる。
【0022】なお、常温で液体のベンゾトリアゾール系
紫外線吸収剤の具体例としては、2−(2’−ヒドロキ
シ−3’,5’−ジ−n−アミノフェニル)ベンゾトリ
アゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3’−ドデシル−
メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−〔2’−ヒ
ドロキシ−4’−(2’’−エチルエキシル)オキシフ
ェニル〕ベンゾトリアゾール、メチル−3−〔3−te
rt−ブチル−5−(2H−ベンゾトリアゾール−2−
イル)−4−ヒドロキシフェニル〕プロピオネート−ポ
リエチレングリコール(分子量約300)との縮合物、
5−tert−ブチル−3−(5−クロロ−2H−ベン
ゾトリアゾール−2−イル)−4−ヒドロキシ−ベンゼ
ン−プロピオン酸オクチル、2−(2’−ヒドロキシ−
sec−ブチル−5’−tert−ブチルフェニル)−
5−tert−ブチルベンゾトリアゾール等が挙げられ
る。
【0023】紫外線吸収剤を内包するマイクロカプセル
は、各種公知の方法で調製することができ、一般には上
記の如き紫外線吸収剤を主成分とする溶液(油性液)を
水性媒体中に乳化分散し、油性液滴の周りに高分子物質
からなる壁膜を形成する方法によって調製される。中で
も、ポリイソシアネートから形成されるポリウレタン樹
脂、ポリウレア樹脂の壁膜を有するマイクロカプセル
は、耐熱性に優れるため、好ましく用いられる。
【0024】マイクロカプセルの製造方法については特
に限定されるものではなく、例えば、ポリウレタン/ポ
リウレア樹脂からなる膜壁を有するマイクロカプセル
は、多価イソシアネートおよびこれと反応するポリオー
ル、或いは多価イソシアネートとポリオールとの付加物
等のカプセル壁膜剤をカプセル化すべき芯物質中に混合
し、ポリビニールアルコール等の保護コロイド物質を溶
解した水性媒体中に乳化分散し、液温を上昇させて油滴
界面で高分子形成を起こすことによって製造される。
【0025】マイクロカプセル調製において、乳化剤と
して各種の水性高分子や界面活性剤等が使用される。な
お、乳化剤の使用量については特に限定されるものでは
なく、マイクロカプセル芯物質および壁膜剤に対して1
〜50重量%、より好ましくは3〜30重量%程度の範
囲となるように調節するのが望ましい。
【0026】また、マイクロカプセル化の際に、反応促
進剤として錫化合物、ポリアミド化合物、エポキシ化合
物、ポリアミン化合物などを併用することも可能であ
る。なお、ポリアミン化合物を使用する場合は、耐光性
の点で脂肪族ポリアミン化合物を用いるのが望ましい。
【0027】また、上記に例示した紫外線吸収剤の配合
量は、(メタ)アクリル酸共重合体100重量部に対
し、0.1〜20重量部部範囲で調節される。因みに、
0.1重量部に満たないと紫外線等の暴露により粘着剤
が変色し、20重量部を越える場合には、初期の接着性
能の低下および粘着組成物が着色してしまうので好まし
くなく、0.3〜15重量部程度の配合にとどめること
が好ましい。
【0028】エマルジョン型アクリル系粘着組成物に
は、紫外線吸収剤の他に、酸化防止剤を含有せしめるこ
とが好ましい。酸化防止剤としては、ヒンダードフェノ
ール系、ヒンダードアミン系等の各種公知のものが使用
可能である。
【0029】ヒンダードフェノール系酸化防止剤の具体
例としては、トリエチレングリコール−ビス〔3−(3
−tert−ブチル−5−メチル−4−ヒドロキシフェ
ニル)プロピオネート〕、1,6−ヘキサンジオール−
ビス〔3−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒド
ロキシフェニル)プロピオネート〕、ペンタエリスリチ
ル−テトラキス〔3−(3,5−ジ−tert−ブチル
−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート〕、2,
2’−メチレンビス(4−メチル−6−tert−ブチ
ルフェノール)、2,2’−メチレンビス(4−エチル
−6−tert−ブチルフェノール)、2,2’−エチ
リデンビス(4,6−ジ−tert−ブチルフェノー
ル)、4,4’−チオビス(2−メチル−6−tert
−ブチルフェノール)、4,4’−ブチリデンビス(6
−tert−ブチル−m−クレゾール)、1−〔α−メ
チル−α−(4’−ヒドロキシフェニル)エチル〕−4
−〔α’,α’−ビス(4”−ヒドロキシフェニル)エ
チル〕ベンゼン、1,1,3−トリス(2−メチル−4
−ヒドロキシ−5−tert−ブチルフェニル)ブタ
ン、4,4’−チオビス(3−メチルフェノール)、
4,4’−ジヒドロキシ−3,3’,5,5’−テトラ
ブロモジフェニルスルホン、4,4’−ジヒドロキシ−
3,3’,5,5’−テトラメチルジフェニルスルホ
ン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジブロモ
フェニル)プロパン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−
3,5−ジクロロフェニル)プロパン、2,2−ビス
(4−ヒドロキシ−3,5−ジメチルフェニル)プロパ
ン等が挙げられる。
【0030】ヒンダードアミン系酸化防止剤の具体例と
しては、コハク酸ジメチル・1−(2−ヒドロキシエチ
ル)−4−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル
ピペリジン重縮合物、ポリ〔{6−(1,1,3,3−
テトラメチルブチル)アミノ−1,3,5−トリアジン
−2,4−ジイル}{(2,2,6,6−テトラメチル
−4−ピペリジル)イミノ}ヘキサメチレン{(2,
2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)イミ
ノ}〕、N,N’−ビス(3−アミノプロピル)エチレ
ンジアミン・2,4−ビス〔N−ブチル−N−(1,
2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル)アミ
ノ〕−6−クロロ−1,3,5−トリアジン縮合物、ビ
ス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)
セバケート、2−(3,5−ジ−tert−ブチル−4
−ヒドロキシベベンジル)−2−n−ブチルマロン酸ビ
ス(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジ
ル)等が挙げられる。勿論、使用する酸化防止剤はこれ
らに限定されるものではなく、一種を単独で、また必要
に応じて二種以上を併用することができる。
【0031】また、上記に例示した酸化防止剤の配合量
は、エマルジョン型アクリル系粘着剤100重量部に対
し、0.1〜10重量部の範囲で調節される。因みに、
0.1重量部に満たないと熱および酸化により粘着剤が
変色し、10重量部を越える場合には、初期の接着性能
の低下および粘着組成物が着色してしまうので好ましく
なく、0.3〜5重量部程度の配合にとどめることが好
ましい。
【0032】酸化防止剤は、一般に水を分散媒体とし、
ボールミル、サンドミル等の撹半機、粉砕機により分散
する方法、またはエマルジョン化する方法等により調製
するとよい。
【0033】次に、(メタ)アクリル酸共重合体につい
て詳しく説明すると、 (a).(メタ)アクリル酸のC4 〜C18アルキルエス
テルモノマーとしては、例えば、(メタ)アクリル酸ブ
チル、(メタ)アクリル酸ヘキシル、(メタ)アクリル
酸オクチル、(メタ)アクリル酸−2−エチルヘキシ
ル、(メタ)アクリル酸ステアリル等が挙げられ、共重
合体中に60〜99重量%、好ましくは70〜95重量
%含まれるとよい。因みに、60重量%に満たないと初
期の接着力が低下してしまい、また99重量%を越える
過剰な配合は、ラベルを貼り付けた際に、粘着剤がはみ
出したり、凝集破壊の原因となる。
【0034】(b).エチレン性不飽和カルボン酸含有
モノマーとしては、例えば、アクリル酸、メタクリル
酸、クロトン酸、マレイン酸、フマル酸、モノアルキル
マレイン酸、モノアルキルイタコン酸、モノアルキルフ
マル酸等が挙げられ、共重合体に0〜10重量%、好ま
しくは0.1〜3重量%含まれるとよい。因みに、0.
1重量%に満たない場合には、エマルジョンが不安定と
なり、重合時に凝集物が発生し易い傾向になる。また1
0重量%を越える過剰な配合は、経時的に剥離力が重く
なるなどの問題がある。
【0035】(c).前記(a),(b)と共重合可能
なその他の単量体としては、例えば、(メタ)アクリル
酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリ
ル酸プロピル、(メタ)アクリル酸シクロヘキシル、
(メタ)アクリル酸メトキシエチル、(メタ)アクリル
酸エトキシエチル、(メタ)アクリル酸ジメチルアミノ
エチル、(メタ)アクリル酸ジエチルアミノエチル、
(メタ)アクリル酸グリシジル、酢酸ビニル、プロピオ
ン酸ビニル、塩化ビニル、塩化ビニリデン、スチレン、
ジビニルベンゼン、エチレン、(メタ)アクリロニトリ
ル、(メタ)アクリルアミド、N−ブトキシメチル(メ
タ)アクリルアミド、N,N’−メチレンビス(メタ)
アクリルアミド等のオレフィン系不飽和化合物等が例示
できる。これらは、共重合体中に0〜40重量%程度、
適宜配合することができる。
【0036】上記の共重合体の製造方法は、乳化剤、連
鎖移動剤、重合開始剤、分散剤等の存在下の水系でエマ
ルション重合する方法にて製造される。なお、重合時の
モノマー濃度は、通常30〜70重量%、好ましくは4
0〜60重量%程度が適当である。また、重合の際に使
用される重合開始剤としては、例えば過硫酸カリウム、
過硫酸アンモニウム等の過硫酸塩、2,2’−アゾビス
ブチロニトリル、2,2’−アゾビス(2,4’−ジメ
チルバレロニトリル)等のアゾ系化合物、過酸化水素、
ベンゾイルパーオキサイド、ラウリルパーオキサイド等
の過酸化物、過硫酸アンモニウムと亜硫酸ソーダ、酸性
亜硫酸ソーダ等との組み合せからなる、所謂レドックス
系の重合開始剤等が挙げられる。上記重合開始剤の使用
量は、通常重合に供するモノマー全量に対して、0.2
〜2重量%、より好ましくは、0.3〜1重量%の範囲
で調節される。
【0037】さらに、共重合に際して添加する連鎖移動
剤としては、オクチルメルカプタン、ノニルメルカプタ
ン、デシルメルカプタン、ドデシルメルカプタン等のア
ルキルメルカプタン類、チオグリコール酸オクチル、チ
オグリコール酸ノニル、チオグリコール酸−2−エチル
ヘキシル、β−メルカプトプロピオン酸−2−エチルヘ
キシル等のチオグリコール酸エステル類、2,4−ジフ
ェニル−4−メチル−1−ペンテン、1−メチル−4−
イソプロピリデン−1−シクロヘキセン等を挙げること
ができる。特に、チオグリコール酸エステル類、2,4
−ジフェニル−4−メチル−1−ペンテン、1−メチル
−4−イソプロピリデン−1−シクロヘキセンを使用し
た場合には、得られる共重合体が低臭気となり好まし
い。なお、連鎖移動剤の使用量は、重合させる全モノマ
ーの0.001〜3重量%程度の範囲で調節される。な
お、重合反応は、通常40〜100℃の温度条件下、2
〜8時間かけて行われる。さらに、増粘剤、濡れ剤、レ
ベリング剤、消泡剤等を適宜添加することができる。
【0038】本発明の粘着シートを構成する表面基材と
しては、例えばアート紙、コート紙、上質紙、感熱記録
紙等の紙類、セルローストリアセテート、セルロースジ
アセテート、ポリエチレン、ポリプロピレン、軟質ポリ
塩化ビニル、硬質ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ポリ
カーボネート、ナイロン、ポリビニルアルコール、エチ
レン−酢酸ビニル共重合体、ポリエチレンテレフタレー
ト等のフィルム類が挙げられる。
【0039】なお、本発明の粘着シートの形成方法は、
常法に従がって、剥離シートの剥離剤表面上に粘着組成
物を塗被、乾燥して粘着剤層を設け、次いで、上記表面
基材と貼合わせる方法、あるいは、上記表面基材上に粘
着組成物を塗被、乾燥して粘着剤層を設け、次いで、剥
離シートを貼合わせる方法にて仕上げられる。
【0040】この場合の剥離シートの基材としては、グ
ラシン紙の如き高密度原紙、クレーコート紙、クラフト
紙、または上質紙等に、例えばカゼイン、デキストリ
ン、澱粉、カルボキシメチルセルロース、メチルセルロ
ース、エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロー
ス、ポリビニルアルコール、スチレン−ブタジエン共重
合体、メチルメタクリレート−ブタジエン共重合体、エ
チレン−塩化ビニル共重合体、エチレン−酢酸ビニル共
重合体、アクリル酸エステル共重合体等の天然、または
合成樹脂と顔料とを主成分とした目止め層を設けた剥離
基材、または、クラフト紙または上質紙等にポリエチレ
ン等をラミネートしたポリラミ紙、またはポリプロピレ
ン、ポリエチレンテレフタレートのフィルム等に水、溶
剤型あるいは無溶剤型のシリコーン樹脂やフッ素樹脂等
を乾燥重量で0.05〜3g/m2 程度塗被後、熱硬化
あるいは電離放射線硬化等によって剥離層を形成したも
のが使用される。なお、離型剤を塗被する塗被装置とし
ては、特に限定されるものではないが、例えば、バーコ
ーター、ダイレクトグラビアコーター、オフセットグラ
ビアコーター、エアーナイフコーター、多段ロールコー
ター等が適宜使用される。
【0041】粘着剤を塗被する塗被装置としては、例え
ばロールコーター、ナイフコーター、バーコーター、ダ
イコーター、コンマコーター、リップコーター、リバー
スグラビアコーター、バリオグラビアコーター等が適宜
使用される。そして、粘着剤の塗被量は、乾燥重量で5
〜50g/m2 程度の範囲で調節される。因みに、5g
/m2 未満では、得られる粘着シートの接着性能が不十
分となり、一方50g/m2 を越えると粘着シートの貼
り合わせ時に粘着剤がはみ出したり、剥離時に凝集破壊
の原因となる恐れがある。
【0042】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明をより具体的に
説明するが、勿論本発明はそれらに限定されるものでは
ない。尚、例中の部、重量、割合、塗被量等は特に断ら
ない限り、全て固形分重量で示すものである。
【0043】
【実施例1】 〔(メタ)アクリル酸共重合体の製造〕単量体混合物と
してアクリル酸−2−エチルヘキシル85重量部、アク
リル酸0.2重量部、メタクリル酸メチル14.8重量
部、重合開始剤として過硫酸ナトリウム0.4重量部、
乳化剤としてドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム
1.0重量部、ポリオキシエチレンノニルフェニルエー
テル1.0重量部および水40重量部を用意した。撹半
機、温度調節器および還流式冷却器を備えたオートクレ
ーブに水と重合開始剤を仕込み、70℃に昇温した。つ
いで、単量体混合物、乳化剤を添加した後、撹半、乳化
してプレエマルジョンを調製した。このプレエマルジョ
ン全量を3時間かけて連続的に添加しながら80℃で撹
半して乳化重合させた。その後、さらに80℃で2時間
撹拌を続けて共重合を完結させ、(メタ)アクリル酸共
重合体を得た。
【0044】〔粘着組成物の製造〕得られた(メタ)ア
クリル酸共重合体100重量部に対し、紫外線吸収剤と
して2−(2’−ヒドロキシ−3’,5’−ジ−ter
t−アミルフェニル)ベンソトリアゾールを5重量部、
平均粒子径1.5μmの水分散液の形態で添加混合し、
本発明で使用する粘着組成物を得た。
【0045】〔粘着シートの製造〕市販のポリエチレン
ラミネート剥離紙に粘着組成物を、乾燥重量で20g/
2 となるように塗布、乾燥させた後、この粘着剤層面
と表面基材(ポリエステルフィルム,25μm)を貼り
合わせて粘着シートを作成した。上記ポリエチレンラミ
ネート剥離紙は、上質紙にポリエチレン層を15μm程
度の厚さで熱融着し、該ポリエチレン層にシリコーン樹
脂等剥離剤を塗布乾燥したものである。
【0046】
【実施例2】2−(2’−ヒドロキシ−3’,5’−ジ
−tert−アミルフェニル)ベンソトリアゾールの添
加量を0.5重量部、水分散液の状態で添加した以外
は、実施例1と同様にして、粘着組成物および粘着シー
トを得た。
【0047】
【実施例3】2−(2’−ヒドロキシ−3’,5’−ジ
−tert−アミルフェニル)ベンソトリアゾールの添
加量を10重量部、水分散液の状態で添加した以外は、
実施例1と同様にして、粘着組成物および粘着シートを
得た。
【0048】
【実施例4】2−(2’−ヒドロキシ−3’,5’−ジ
−tert−アミルフェニル)ベンソトリアゾールの添
加量を3重量部、平均粒子径0.2μmのエマルジョン
の形態で添加した以外は、実施例1と同様にして、粘着
組成物および粘着シートを得た。
【0049】
【実施例5】実施例1において、2−(2’−ヒドロキ
シ−3’,5’−ジ−tert−アミルフェニル)ベン
ソトリアゾールの水分散液5重量部を、2−(2’−ヒ
ドロキシ−5’−tert−オクチルフェニル)ベンゾ
トリアゾールの水分散液を5重量部とした以外は、実施
例1と同様にして、粘着組成物および粘着シートを得
た。
【0050】
【実施例6】実施例1において、2−(2’−ヒドロキ
シ−3’,5’−ジ−tert−アミルフェニル)ベン
ソトリアゾールの水分散液5重量部を、2,4−ジヒド
ロキシベンソフェノンの水分散液を5重量部とした以外
は、実施例1と同様にして、粘着組成物および粘着シー
トを得た。
【0051】
【実施例7】表面基材として、20μmのポリプロピレ
ンフィルムを用いた以外には、実施例1と同様にして、
粘着シートを得た。
【0052】
【実施例8】表面基材として、米坪50g/m2 の上質
紙を用いた以外には、実施例1と同様にして、粘着シー
トを得た。
【0053】
【実施例9】 〔(メタ)アクリル酸共重合体の製造〕単量体混合物と
してアクリル酸−2−エチルヘキシル85重量部、アク
リル酸0.2重量部、メタクリル酸メチル14.8重量
部、重合開始剤として過硫酸ナトリウム0.4重量部、
乳化剤としてドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム
1.0重量部、ポリオキシエチレンノニルフェニルエー
テル1.0重量部および水40重量部を用いた以外は実
施例1と同様にして(メタ)アクリル酸共重合体を得
た。
【0054】〔粘着組成物の製造〕得られた(メタ)ア
クリル酸共重合体100重量部に対し、2−(2’−ヒ
ドロキシ−3’,5’−ジ−tert−アミルフェニ
ル)ベンソトリアゾールの水分散液5重量部、およびコ
ハク酸ジメチル・1−(2−ヒドロキシエチル)−4−
ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン
重縮合物の水分散物1重量部を混合し、粘着組成物を得
た。 〔粘着シートの製造〕該粘着組成物を使用し、表面基材
として25μmのポリエステルフィルムを用いて、粘着
シートを得た。
【0055】
【比較例1】2−(2’−ヒドロキシ−3’,5’−ジ
−tert−アミルフェニル)ベンソトリアゾールの水
分散液を除いた以外は、実施例1と同様にして、粘着組
成物および粘着シートを得た。
【0056】
【比較例2】2−(2’−ヒドロキシ−3’,5’−ジ
−tert−アミルフェニル)ベンソトリアゾールの水
分散液を0.05重量部とした以外は、実施例1と同様
にして、粘着組成物および粘着シートを得た。
【0057】
【比較例3】2−(2’−ヒドロキシ−3’,5’−ジ
−tert−アミルフェニル)ベンソトリアゾールの水
分散液を25重量部とした以外は、実施例1と同様にし
て、粘着組成物および粘着シートを得た。
【0058】
【比較例4】表面基材として、20μmのポリプロピレ
ンフィルムを用いた以外には、比較例1と同様にして、
粘着シートを得た。
【0059】
【比較例5】表面基材として、米坪50g/m2 の上質
紙を用いた以外には、比較例1と同様にして、粘着シー
トを得た。
【0060】
【比較例6】2−(2’−ヒドロキシ−3’,5’−ジ
−tert−アミルフェニル)ベンソトリアゾールの水
分散液を除いた以外は、実施例8と同様にして、粘着組
成物および粘着シートを得た。
【0061】
【実施例10】 〔マイクロカプセル内包紫外線吸収剤の製造〕 .マイクロカプセル壁膜剤の調製 攪拌機、温度計、窒素ガス導入管およびジムロート冷却
管を備えた1リットルのガラス製四つ口フラスコに窒素
ガス雰囲気下、1,6−ヘキサメチレンジイソシアネー
ト(以下HDIと略す)500gおよび5−エチル−2
−ノナノール5gを仕込んで80℃に加温し、2時間保
持して均一溶液とした後50℃に降温した。次にイソシ
アヌレート化触媒としてトリメチル−N−2−ヒドロキ
シプロピルアンモニウム・2−エチルヘキサノエート
0.1g、次いでテトラフェニルジプロピレングリコー
ルジホスファイト0.25gを加えた。この混合物を6
0℃に昇温し、3時間反応を続行せしめ、触媒の失効剤
としてベンゾイルクロライド0.05gを加えて反応を
停止させた。得られた反応液を薄膜蒸留装置(真空度
0.7mmHg,温度150℃)にかけて未反応のHD
Iモノマーを除去し淡黄色透明の生成物92.4g(転
化率18.3%)を得た。
【0062】 A液調製 加熱装置を備えた攪拌混合容器中に、アセトアセチル基
変性部分鹸化ポリビニルアルコール〔商品名:ゴーセフ
ァイマーZ−210,日本合成化学社製〕の12%水溶
液220部を加え、カプセル製造用水性媒体とした。別
に、2−(2’−ヒドロキシ−3’−ドデシル−5’−
メチルフェニル)ベンゾトリアゾール77部、上記で得
られたマイクロカプセル壁膜剤33部を40℃まで加熱
混合撹拌して得られた溶液を上記カプセル製造用水性媒
体中にTKホモミキサー〔モデルHV−M、特殊機化工
業社製〕を用いて、平均粒子径が1.5μmになるよう
に冷却しながら乳化分散した。次いで、この乳化分散液
に水175部を加えて、攪拌しながら90℃で5時間反
応させて紫外線吸収剤を内包したポリウレタン/ポリウ
レア樹脂からなる壁膜を有するマイクロカプセル分散液
を調製した。
【0063】〔粘着組成物の製造〕実施例1と同様にし
て得られた(メタ)アクリル酸共重合体100重合部に
対し、A液3重量部を混合し、粘着組成物を得た。 〔粘着シートの製造〕該粘着組成物を使用し、表面基材
として25μmのポリエステルフィルムを用いて、粘着
シートを得た。
【0064】
【実施例11】A液を0.5重量部とした以外は、実施
例10と同様にして、粘着組成物および粘着シートを得
た。
【0065】
【実施例12】A液を7重量部とした以外は、実施例1
0と同様にして、粘着組成物および粘着シートを得た。
【0066】
【実施例13】実施例10において、2−(2’−ヒド
ロキシ−3’−ドデシル−5’−メチルフェニル)ベン
ソトリアゾールを内包したマイクロカプセル5重量部を
2−(2’−ヒドロキシ−3’,5’−ジ−n−アミル
フェニル)ベンソトリアゾールを内包したマイクロカプ
セルを5重量部とした以外は、実施例10と同様にし
て、粘着組成物および粘着シートを得た。
【0067】
【比較例7】A液を0.05重量部とした以外は、実施
例10と同様にして、粘着組成物および粘着シートを得
た。
【0068】
【比較例8】A液を25重量部とした以外は、実施例1
0と同様にして、粘着組成物および粘着シートを得た。
【0069】このようにして得られた粘着シートについ
て、下記評価を行い、結果を表1に示した。
【0070】<評価項目> 「耐光性」赤、黒、黄の3色を印刷したアート紙および
白紙のアート紙にサンプルを貼着し、紫外線照射前後の
白紙変色、基材の脆化および印刷の退色を目視にて評価
した(但し、実施例8および比較例5は除く)。紫外線
照射は基材面に低温サイクルサンシャイン・キセノンロ
ングライフウエザーメーター(商品名:WEL−7XS
−LHP−B・EcS,スガ試験機社製)(放射照度:
390W/m2 ,照射波長:300〜700nm)によ
り720時間照射した。また、実施例8と比較例5につ
いては、サンプルを25μmのポリエステルフィルムに
貼着し、ポリエステルフィルム面から紫外線を照射し、
紫外線照射前後の変色を目視評価した。
【0071】
【0072】〔接着力〕JIS−Z−0237の常態粘
着力の測定方法に準拠して、紫外線照射前後のガラスに
対する接着力を測定した(単位:g/25mm)。紫外
線の照射は、基材面およびガラス面に低温サイクルサン
シャイン・キセノンロングライフウエザーメーター(商
品名:WEL−7XS−LHP−B・EcS,スガ試験
機社製)(放射照度:390W/m2 ,照射波長:30
0〜700nm)により400時間照射した(但し、実
施例8および比較例5は除く)。また、実施例8と比較
例5については、ガラス面からから紫外線を照射し、紫
外線照射前後のガラスに対する接着力を測定した。
【0073】
【表1】
【0074】
【発明の効果】表1の結果から明らかなように、本発明
の粘着シートは、耐光暴露による変色および印刷の退色
防止に優れ、かつ、耐光暴露後の接着力の変化の少ない
粘着シートであった。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも(メタ)アクリル酸のC4 〜C
    18アルキルエステルモノマーを60〜99重量%含む
    (メタ)アクリル酸共重合体を主成分とするエマルジョ
    ン型アクリル系粘着組成物において、(メタ)アクリル
    酸共重合体100重量部に対し、0.1〜20重量部の
    紫外線吸収剤を水分散液又はエマルジョンの形態で添加
    することを特徴とするエマルジョン型アクリル系粘着組
    成物。
  2. 【請求項2】紫外線吸収剤がベンゾトリアゾール系およ
    び/またはベンゾフェノン系の紫外線吸収剤である請求
    項1記載のエマルジョン型アクリル系粘着組成物。
  3. 【請求項3】紫外線吸収剤がマイクロカプセル化した紫
    外線吸収剤である請求項1又は2記載のエマルジョン型
    アクリル系粘着組成物。
  4. 【請求項4】(メタ)アクリル酸共重合体100重量部
    に対し、0.1〜10重量部の酸化防止剤を含有する請
    求項1〜請求項3の何れか一項に記載のエマルジョン型
    アクリル系粘着組成物。
  5. 【請求項5】基材上に請求項1〜請求項4の何れか一項
    に記載のエマルジョン型アクリル系粘着組成物を有する
    層を設けた粘着シート。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006077072A (ja) * 2004-09-08 2006-03-23 Nitto Denko Corp 粘着テープおよびそれを用いた映像センサの実装方法
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JP2017203129A (ja) * 2016-05-13 2017-11-16 三菱ケミカル株式会社 積層ポリエステルフィルム

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