JPH108004A - 両面粘着テープの製造方法 - Google Patents
両面粘着テープの製造方法Info
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- JPH108004A JPH108004A JP16441696A JP16441696A JPH108004A JP H108004 A JPH108004 A JP H108004A JP 16441696 A JP16441696 A JP 16441696A JP 16441696 A JP16441696 A JP 16441696A JP H108004 A JPH108004 A JP H108004A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 基材フィルムに和紙を用いた両面粘着テープ
の製造方法において、両面粘着テープ半製品を製造する
工程で離型紙や和紙にしわが発生するのを防止し、離型
紙の繰り返し使用ができる両面粘着テープの製造方法を
提供する。 【解決手段】 離型紙に和紙重ねた積層物を、塗布ロー
ルとベースロールからなる塗布装置に供給し、離型紙を
ベースロールに接して該積層物を通過させながら和紙面
に粘着剤を塗布した後、和紙から離型紙を剥離し、剥離
した離型紙と和紙との間に設けられた剥離ロール面に離
型紙を抱かせて通過させ、その後再び和紙と離型紙とを
積層し、粘着剤を乾燥する粘着テープの製造方法であっ
て、上記剥離ロール表面が50%圧縮強度が1.0〜
3.0kg/cm2 で、且つ、厚み2.5〜4.0mm
であるクッション材からなる。
の製造方法において、両面粘着テープ半製品を製造する
工程で離型紙や和紙にしわが発生するのを防止し、離型
紙の繰り返し使用ができる両面粘着テープの製造方法を
提供する。 【解決手段】 離型紙に和紙重ねた積層物を、塗布ロー
ルとベースロールからなる塗布装置に供給し、離型紙を
ベースロールに接して該積層物を通過させながら和紙面
に粘着剤を塗布した後、和紙から離型紙を剥離し、剥離
した離型紙と和紙との間に設けられた剥離ロール面に離
型紙を抱かせて通過させ、その後再び和紙と離型紙とを
積層し、粘着剤を乾燥する粘着テープの製造方法であっ
て、上記剥離ロール表面が50%圧縮強度が1.0〜
3.0kg/cm2 で、且つ、厚み2.5〜4.0mm
であるクッション材からなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、両面粘着テープの
製造方法に関する。
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】和紙を基材とした両面粘着テープは、基
材強度が大きいため、包装用、医療用、スプライシング
用その他工業用の粘着テープとして、特にOA機器のプ
ラスチック部材の固定や、金属部品の固定、再剥離を必
要とする製品の固定等に汎用されている。
材強度が大きいため、包装用、医療用、スプライシング
用その他工業用の粘着テープとして、特にOA機器のプ
ラスチック部材の固定や、金属部品の固定、再剥離を必
要とする製品の固定等に汎用されている。
【0003】しかしながら、和紙を基材とした両面粘着
テープの製造方法にあっては、基材である和紙が、みつ
また、こうぞ、がんぴ等の繊維質を分散し、糊料で相互
に接着しただけのものであるので、空隙に富み、通常の
塗布ロールを用いた直接塗布方法では、上記和紙の空隙
を透して塗布された粘着剤が上記塗布装置のベースロー
ルを汚染してしまう。
テープの製造方法にあっては、基材である和紙が、みつ
また、こうぞ、がんぴ等の繊維質を分散し、糊料で相互
に接着しただけのものであるので、空隙に富み、通常の
塗布ロールを用いた直接塗布方法では、上記和紙の空隙
を透して塗布された粘着剤が上記塗布装置のベースロー
ルを汚染してしまう。
【0004】又、別途離型紙上に形成された粘着剤層
を、基材である和紙に積層し、粘着剤層を上記和紙上に
転写する転写法も用いられてはいるが、和紙は前記する
如く、表面に凹凸、空隙が多く、転写される粘着剤層と
の接触面積率が低く、アンカー性が悪い。粘着剤のアン
カー性を上げるために和紙表面をプライマー処理した
り、プライマーを和紙に含浸させることが行われている
が、いずれも効果が不十分である上、コストも高くな
り、充分な問題解決には至ってはいない。
を、基材である和紙に積層し、粘着剤層を上記和紙上に
転写する転写法も用いられてはいるが、和紙は前記する
如く、表面に凹凸、空隙が多く、転写される粘着剤層と
の接触面積率が低く、アンカー性が悪い。粘着剤のアン
カー性を上げるために和紙表面をプライマー処理した
り、プライマーを和紙に含浸させることが行われている
が、いずれも効果が不十分である上、コストも高くな
り、充分な問題解決には至ってはいない。
【0005】更に、粘着剤中に和紙を直接ディッピング
して塗布、乾燥し、一括で両面粘着テープを製造するデ
ィッピング法も用いられているが、得られる両面粘着テ
ープは粘着剤のアンカー性がよく製品自体は優れたもの
であるが、一括塗工なので厚膜であり、乾燥に時間がか
かるので生産性が低いという問題点を有するものであっ
た。
して塗布、乾燥し、一括で両面粘着テープを製造するデ
ィッピング法も用いられているが、得られる両面粘着テ
ープは粘着剤のアンカー性がよく製品自体は優れたもの
であるが、一括塗工なので厚膜であり、乾燥に時間がか
かるので生産性が低いという問題点を有するものであっ
た。
【0006】和紙への粘着剤の十分な含浸を可能にする
ため、第1離型紙に和紙を重ねて搬送しながら粘着剤溶
液を和紙面に塗布乾燥し、次いで粘着剤塗布面に第2離
型紙を貼り合わせてから第1離型紙を除去することで得
られる両面粘着テープ半製品に別の離型紙面に形成した
粘着剤層を和紙面に積層する方法により、和紙に粘着剤
が十分に含浸された両面粘着テープの製造が可能となっ
た(発明協会発行の公開技報,公技番号95−5970
号参照)。
ため、第1離型紙に和紙を重ねて搬送しながら粘着剤溶
液を和紙面に塗布乾燥し、次いで粘着剤塗布面に第2離
型紙を貼り合わせてから第1離型紙を除去することで得
られる両面粘着テープ半製品に別の離型紙面に形成した
粘着剤層を和紙面に積層する方法により、和紙に粘着剤
が十分に含浸された両面粘着テープの製造が可能となっ
た(発明協会発行の公開技報,公技番号95−5970
号参照)。
【0007】しかし、第1剥離紙と和紙との間に挟まれ
た空気、つまり和紙中の空気や粘着剤塗工の際に巻き込
まれた空気の逃げ場がなくなり、離型紙と和紙の界面に
閉じ込められるため、他の離型紙と貼り合わせる際に第
1離型紙に気泡による皺が発生し、この離型紙が再使用
できなくなるという問題があった。
た空気、つまり和紙中の空気や粘着剤塗工の際に巻き込
まれた空気の逃げ場がなくなり、離型紙と和紙の界面に
閉じ込められるため、他の離型紙と貼り合わせる際に第
1離型紙に気泡による皺が発生し、この離型紙が再使用
できなくなるという問題があった。
【0008】そこで、第1離型紙に和紙を重ねて搬送し
ながら粘着剤溶液を塗工した後、離型紙と和紙との間に
剥離用ロールを介して離型紙を一旦和紙から剥離し、再
び貼り合わせて乾燥炉へ移送する方法が開発された。
ながら粘着剤溶液を塗工した後、離型紙と和紙との間に
剥離用ロールを介して離型紙を一旦和紙から剥離し、再
び貼り合わせて乾燥炉へ移送する方法が開発された。
【0009】上記公開技報に開示された両面粘着テープ
の製造方法において、従来問題となっていた粘着剤のア
ンカー性の改善と、製造時に発生する粘着剤層と離型紙
間の気泡の除去について或る程度の改善を見た。しか
し、離型紙表面には和紙を透過した粘着剤溶液がごく薄
い膜となって存在し、これが剥離用ロール表面に不均一
な状態で蓄積される。蓄積された粘着剤はロールの幅方
向において部分的に離型紙の粘着剤を筋状に剥がし、粘
着剤のない筋状の部分を形成する。そこで粘着剤が剥が
されない部分との厚み差を生じてこの部分に気泡が巻き
込まれるという新たな問題点が発生した。
の製造方法において、従来問題となっていた粘着剤のア
ンカー性の改善と、製造時に発生する粘着剤層と離型紙
間の気泡の除去について或る程度の改善を見た。しか
し、離型紙表面には和紙を透過した粘着剤溶液がごく薄
い膜となって存在し、これが剥離用ロール表面に不均一
な状態で蓄積される。蓄積された粘着剤はロールの幅方
向において部分的に離型紙の粘着剤を筋状に剥がし、粘
着剤のない筋状の部分を形成する。そこで粘着剤が剥が
されない部分との厚み差を生じてこの部分に気泡が巻き
込まれるという新たな問題点が発生した。
【0010】この結果、粘着剤を塗布する際に和紙への
粘着剤の含浸とともに巻き込まれたり、上記離型紙に巻
き込まれた気泡は逃げ場を失い、第1離型紙と和紙との
界面に気泡を生成する。この粘着剤を乾燥し、第2離型
紙に転写する工程で第1離型紙や和紙に上記気泡に起因
するしわが発生し、第1離型紙の再利用ができなくなる
という問題が残された。
粘着剤の含浸とともに巻き込まれたり、上記離型紙に巻
き込まれた気泡は逃げ場を失い、第1離型紙と和紙との
界面に気泡を生成する。この粘着剤を乾燥し、第2離型
紙に転写する工程で第1離型紙や和紙に上記気泡に起因
するしわが発生し、第1離型紙の再利用ができなくなる
という問題が残された。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来の問
題点を解消し、基材フィルムに和紙を用いた粘着テープ
の製造方法において、両面粘着テープ半製品を製造する
工程で離型紙や和紙にしわが発生するのを防止し、離型
紙の繰り返し使用ができる両面粘着テープの製造方法を
提供することを目的とする。
題点を解消し、基材フィルムに和紙を用いた粘着テープ
の製造方法において、両面粘着テープ半製品を製造する
工程で離型紙や和紙にしわが発生するのを防止し、離型
紙の繰り返し使用ができる両面粘着テープの製造方法を
提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、離型紙に和紙
を重ねた積層物を塗布ロールとベースロールからなる塗
布装置に供給し、離型紙をベースロールに接して該積層
物を通過させながら和紙面に粘着剤を塗布した後、和紙
から離型紙を剥離し、剥離した離型紙と和紙との間に設
けられた剥離ロール面に離型紙を抱かせて通過させ、そ
の後再び和紙と離型紙とを積層し、粘着剤を乾燥する両
面粘着テープの製造方法であって、上記剥離ロール表面
が50%圧縮強度が1.0〜3.0kg/cm2 で、且
つ、厚み2.5〜4.0mmであるクッション材からな
ることを特徴とするものである。
を重ねた積層物を塗布ロールとベースロールからなる塗
布装置に供給し、離型紙をベースロールに接して該積層
物を通過させながら和紙面に粘着剤を塗布した後、和紙
から離型紙を剥離し、剥離した離型紙と和紙との間に設
けられた剥離ロール面に離型紙を抱かせて通過させ、そ
の後再び和紙と離型紙とを積層し、粘着剤を乾燥する両
面粘着テープの製造方法であって、上記剥離ロール表面
が50%圧縮強度が1.0〜3.0kg/cm2 で、且
つ、厚み2.5〜4.0mmであるクッション材からな
ることを特徴とするものである。
【0013】粘着剤の塗布装置は、塗布ロールとこれと
対をなすベースロールからなる2ロールコーターであれ
ば、特に限定されるものではないが、例えば、コンマコ
ーター、ダイレクトグラビアロールコーター、グラビア
オフセットロールコーター、ナチュラルロールコータ
ー、リバースロールコーター、スクイズロールコータ
ー、キスロールコーター等が挙げられる。
対をなすベースロールからなる2ロールコーターであれ
ば、特に限定されるものではないが、例えば、コンマコ
ーター、ダイレクトグラビアロールコーター、グラビア
オフセットロールコーター、ナチュラルロールコータ
ー、リバースロールコーター、スクイズロールコータ
ー、キスロールコーター等が挙げられる。
【0014】本発明で用いる和紙は坪量が30〜80g
/m2 、厚さ50〜100μmのものが好ましい。
/m2 、厚さ50〜100μmのものが好ましい。
【0015】上記粘着剤としては、水系、有機溶剤系の
いずれの粘着剤でもよく、例えば、ゴム系粘着剤、アク
リル系粘着剤もしくはエマルジョン系粘着剤等が挙げら
れる。特にアクリル系粘着剤はゴム系に比べて分子量が
小さく、和紙に対して含浸されやすいので好ましい。両
面粘着テープとするためには、第1回目の粘着剤塗工時
の粘着剤塗工量を多くして、和紙中に充分含浸すること
が和紙の強度を向上させることができるので好ましく、
その塗工量は粘着剤固形分で50g/m2 以上であるこ
とが好ましい。
いずれの粘着剤でもよく、例えば、ゴム系粘着剤、アク
リル系粘着剤もしくはエマルジョン系粘着剤等が挙げら
れる。特にアクリル系粘着剤はゴム系に比べて分子量が
小さく、和紙に対して含浸されやすいので好ましい。両
面粘着テープとするためには、第1回目の粘着剤塗工時
の粘着剤塗工量を多くして、和紙中に充分含浸すること
が和紙の強度を向上させることができるので好ましく、
その塗工量は粘着剤固形分で50g/m2 以上であるこ
とが好ましい。
【0016】上記離型紙は、特に限定されるものではな
いが、例えば、上質紙、グラシン紙、クラフト紙等やポ
リエステルフィルムの少なくとも一面が離型処理されて
いるものが使用できる。片面が離型処理されている離型
紙が用いられる場合には、上記離型処理面に和紙が重ね
合わされるようにする。
いが、例えば、上質紙、グラシン紙、クラフト紙等やポ
リエステルフィルムの少なくとも一面が離型処理されて
いるものが使用できる。片面が離型処理されている離型
紙が用いられる場合には、上記離型処理面に和紙が重ね
合わされるようにする。
【0017】本発明では、離型紙に和紙を重ねた積層物
を離型紙をベースロール側にして塗布装置へ供給し、和
紙面に粘着剤を塗布する。塗布した積層物がベースロー
ルから離れた直後に離型紙を和紙から剥離し、和紙の搬
送方向外へ誘導して和紙と離型紙との間に配置された剥
離ロールを通過させる。この剥離ロールは和紙に接する
ことなく離型紙だけに接して、離型紙を再び和紙に向け
て送るように配置される。剥離ロールを通過した後離型
紙を再び和紙に貼り合わせ、粘着剤の乾燥装置へ送り乾
燥する。このように、和紙から離型紙を一旦剥離するの
は、和紙と離型紙との界面に挟まれた気泡を開放するこ
とが目的である。
を離型紙をベースロール側にして塗布装置へ供給し、和
紙面に粘着剤を塗布する。塗布した積層物がベースロー
ルから離れた直後に離型紙を和紙から剥離し、和紙の搬
送方向外へ誘導して和紙と離型紙との間に配置された剥
離ロールを通過させる。この剥離ロールは和紙に接する
ことなく離型紙だけに接して、離型紙を再び和紙に向け
て送るように配置される。剥離ロールを通過した後離型
紙を再び和紙に貼り合わせ、粘着剤の乾燥装置へ送り乾
燥する。このように、和紙から離型紙を一旦剥離するの
は、和紙と離型紙との界面に挟まれた気泡を開放するこ
とが目的である。
【0018】剥離ロールは、粘着剤を塗布した和紙に積
層して剥離した離型紙の積層面に接して回転するため、
離型紙に付着した微量の粘着剤が剥離ロールに付着す
る。剥離ロールとして表面が金属製の通常のロールを用
いると、粘着剤が剥離ロールに付着した部分には次第に
粘着剤が蓄積される。この粘着剤の付着・蓄積はロール
表面において不均一であり、付着した粘着剤の厚みが厚
い部分では離型紙表面の粘着剤が取り込まれ一層厚くな
る。しかし、付着した粘着剤の厚みが薄い部分は次第に
離型紙表面に触れることがなくなり、剥離ロールを通過
した後の離型紙表面は粘着剤の付着量が不均一となる。
層して剥離した離型紙の積層面に接して回転するため、
離型紙に付着した微量の粘着剤が剥離ロールに付着す
る。剥離ロールとして表面が金属製の通常のロールを用
いると、粘着剤が剥離ロールに付着した部分には次第に
粘着剤が蓄積される。この粘着剤の付着・蓄積はロール
表面において不均一であり、付着した粘着剤の厚みが厚
い部分では離型紙表面の粘着剤が取り込まれ一層厚くな
る。しかし、付着した粘着剤の厚みが薄い部分は次第に
離型紙表面に触れることがなくなり、剥離ロールを通過
した後の離型紙表面は粘着剤の付着量が不均一となる。
【0019】この状態で和紙に再び積層すると和紙と離
型紙との間に空気を巻き込んで気泡が発生しやすくな
り、この気泡がラミネートロールの手前に蓄積され、ロ
ールで押し潰される際、離型紙や和紙にしわが発生す
る。そこで、本発明ではロール表面が50%圧縮強度が
1.0〜3.0kg/cm 2 であるクッション材からな
るものを用いる。クッション材は通常の金属ロール表面
に巻付けて接着して使用すればよい。
型紙との間に空気を巻き込んで気泡が発生しやすくな
り、この気泡がラミネートロールの手前に蓄積され、ロ
ールで押し潰される際、離型紙や和紙にしわが発生す
る。そこで、本発明ではロール表面が50%圧縮強度が
1.0〜3.0kg/cm 2 であるクッション材からな
るものを用いる。クッション材は通常の金属ロール表面
に巻付けて接着して使用すればよい。
【0020】クッション材としては50%の圧縮強度が
1.0〜3.0kg/cm2 で、且つ、厚み2.5〜
4.0mmのものであれば材質は限定するものではな
く、ポリエチレンやポリウレタン等の発泡体が挙げられ
る。厚み、圧縮強度が上記の範囲のものを用いると離型
紙表面と剥離ロールとの面接触状態を常に均一で一定状
態とすることができ、離型紙表面の粘着剤の分布が平均
化される。
1.0〜3.0kg/cm2 で、且つ、厚み2.5〜
4.0mmのものであれば材質は限定するものではな
く、ポリエチレンやポリウレタン等の発泡体が挙げられ
る。厚み、圧縮強度が上記の範囲のものを用いると離型
紙表面と剥離ロールとの面接触状態を常に均一で一定状
態とすることができ、離型紙表面の粘着剤の分布が平均
化される。
【0021】(作用)離型紙に和紙を重ねた積層物の和
紙面に粘着剤を塗布し、該積層物がベースロールを通過
した後、和紙から離型紙を一旦剥離するので、和紙と離
型紙との界面に挟まれた気泡が開放される。剥離した離
型紙を表面が50%の圧縮強度が1.0〜3.0kg/
cm2 で、且つ、厚み2.5〜4.0mmのクッション
材からなる剥離ロールを通過させるので、離型紙表面と
剥離ロールとの面接触状態を常に均一で一定状態とする
ことができ、離型紙表面の粘着剤の分布が平均化され、
和紙と離型紙との間に気泡が発生せず、離型紙や和紙に
しわが発生することがない。
紙面に粘着剤を塗布し、該積層物がベースロールを通過
した後、和紙から離型紙を一旦剥離するので、和紙と離
型紙との界面に挟まれた気泡が開放される。剥離した離
型紙を表面が50%の圧縮強度が1.0〜3.0kg/
cm2 で、且つ、厚み2.5〜4.0mmのクッション
材からなる剥離ロールを通過させるので、離型紙表面と
剥離ロールとの面接触状態を常に均一で一定状態とする
ことができ、離型紙表面の粘着剤の分布が平均化され、
和紙と離型紙との間に気泡が発生せず、離型紙や和紙に
しわが発生することがない。
【0022】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施例を図面を参照
して説明する。使用した材料は以下のものである。離型紙 :上質紙の両面にポリエチレンが厚さ20μmで
ラミネートされ、剥離力が50g/mmとなるようにシ
リコーンを塗布して離型処理されたもの。 和紙:DP原紙(大福製紙社製,厚み65μm,坪量3
5g/m2 ) 粘着剤:アクリル系粘着剤(綜研化学社製,商品名「S
K−1717」,固形分45%)100重量部に、硬化
剤(日本ポリウレタン社製,商品名「コロネートL55
E」)1重量部を添加したもの。
して説明する。使用した材料は以下のものである。離型紙 :上質紙の両面にポリエチレンが厚さ20μmで
ラミネートされ、剥離力が50g/mmとなるようにシ
リコーンを塗布して離型処理されたもの。 和紙:DP原紙(大福製紙社製,厚み65μm,坪量3
5g/m2 ) 粘着剤:アクリル系粘着剤(綜研化学社製,商品名「S
K−1717」,固形分45%)100重量部に、硬化
剤(日本ポリウレタン社製,商品名「コロネートL55
E」)1重量部を添加したもの。
【0023】(実施例1)図1は本発明の粘着テープの
製造方法の実施例を説明するための説明図、図2は図1
のA部の拡大図である。3は塗布装置であり、コンマロ
ール31とベースロール32からなる。ロール状の巻重
体から繰り出した和紙1と第1離型紙2のそれぞれの張
力を調整し、和紙1を第1離型紙2の離型処理面に重ね
て積層した積層物4を、第1離型紙2がベースロール3
2に接するようにして塗布装置3に供給した。
製造方法の実施例を説明するための説明図、図2は図1
のA部の拡大図である。3は塗布装置であり、コンマロ
ール31とベースロール32からなる。ロール状の巻重
体から繰り出した和紙1と第1離型紙2のそれぞれの張
力を調整し、和紙1を第1離型紙2の離型処理面に重ね
て積層した積層物4を、第1離型紙2がベースロール3
2に接するようにして塗布装置3に供給した。
【0024】塗布装置3でコンマコーター31により粘
着剤33を乾燥後に80g/m2 となるように積層物4
の和紙1面に塗布した。積層物4がベースロール32を
離れたところで第1離型紙2だけをベースロール32側
へ剥離し、表面にポリエチレン発泡体(積水化学工業社
製,商品名「ソフトロンS#3003」,50%圧縮強
度が1.0kg/cm2 ,厚み3mm)が巻かれた剥離
ロール34に上記第1離型紙2の剥離面を接して通過さ
せ、ガイドロール35へ誘導し、ここで再び和紙1と積
層し、表1に示すような5段階の温度ゾーンに設定され
た乾燥装置5へ移送した。
着剤33を乾燥後に80g/m2 となるように積層物4
の和紙1面に塗布した。積層物4がベースロール32を
離れたところで第1離型紙2だけをベースロール32側
へ剥離し、表面にポリエチレン発泡体(積水化学工業社
製,商品名「ソフトロンS#3003」,50%圧縮強
度が1.0kg/cm2 ,厚み3mm)が巻かれた剥離
ロール34に上記第1離型紙2の剥離面を接して通過さ
せ、ガイドロール35へ誘導し、ここで再び和紙1と積
層し、表1に示すような5段階の温度ゾーンに設定され
た乾燥装置5へ移送した。
【0025】第1離型紙2よりも剥離力の大きい第2離
型紙6を繰り出し、乾燥装置5で粘着剤が乾燥された積
層物4の和紙面を第2離型紙6に重ね、ピンチロール
9、91で圧着することにより和紙1を第2離型紙6に
転写し、第1離型紙2を剥離した。第2離型紙6に転写
された和紙1を第2離型紙6とともに巻取り、粘着テー
プ製品とする。第2離型紙6とともに巻き取った和紙を
用いて両面粘着テープを製造する場合は、この状態が半
製品61である。
型紙6を繰り出し、乾燥装置5で粘着剤が乾燥された積
層物4の和紙面を第2離型紙6に重ね、ピンチロール
9、91で圧着することにより和紙1を第2離型紙6に
転写し、第1離型紙2を剥離した。第2離型紙6に転写
された和紙1を第2離型紙6とともに巻取り、粘着テー
プ製品とする。第2離型紙6とともに巻き取った和紙を
用いて両面粘着テープを製造する場合は、この状態が半
製品61である。
【0026】
【表1】
【0027】両面粘着テープとするために、図3に示す
ように、第3離型紙8を繰り出して粘着剤塗布装置3に
より該第3離型紙8に粘着剤を塗布し、乾燥装置5で乾
燥して粘着剤層を形成し、一方、上記半製品61を繰り
出して和紙表面に該粘着剤層を転写して両面粘着テープ
とした後、第2離型紙6を剥離して第3離型紙8ととも
に両面粘着テープ7を巻き取った。
ように、第3離型紙8を繰り出して粘着剤塗布装置3に
より該第3離型紙8に粘着剤を塗布し、乾燥装置5で乾
燥して粘着剤層を形成し、一方、上記半製品61を繰り
出して和紙表面に該粘着剤層を転写して両面粘着テープ
とした後、第2離型紙6を剥離して第3離型紙8ととも
に両面粘着テープ7を巻き取った。
【0028】(実施例2)実施例1と同じ製造装置を用
いて、ポリエチレン発泡体(積水化学工業社製,商品名
「ソフトロンS#1003」,厚み3mm,50%圧縮
強度が1.7kg/cm2 )を用いた以外は実施例1と
同様にして両面粘着テープを得た。
いて、ポリエチレン発泡体(積水化学工業社製,商品名
「ソフトロンS#1003」,厚み3mm,50%圧縮
強度が1.7kg/cm2 )を用いた以外は実施例1と
同様にして両面粘着テープを得た。
【0029】(比較例1)ポリエチレン発泡体(積水化
学工業社製,商品名「ソフトロンS#1003」,厚み
1mmのスライス品,50%圧縮強度が1.3kg/c
m2 )を用いた以外は実施例1と同様にして両面粘着テ
ープを得た。
学工業社製,商品名「ソフトロンS#1003」,厚み
1mmのスライス品,50%圧縮強度が1.3kg/c
m2 )を用いた以外は実施例1と同様にして両面粘着テ
ープを得た。
【0030】(比較例2)ポリエチレン発泡体の厚みが
2mmのものを用いた以外は比較例1と同様にして両面
粘着テープを得た。
2mmのものを用いた以外は比較例1と同様にして両面
粘着テープを得た。
【0031】(比較例3)ポリエチレン発泡体(積水化
学工業社製,商品名「ソフトロンF#30025」,厚
み2.5mm、50%圧縮強度が0.9kg/cm2 )
を用いた以外は実施例1と同様にして両面粘着テープを
得た。
学工業社製,商品名「ソフトロンF#30025」,厚
み2.5mm、50%圧縮強度が0.9kg/cm2 )
を用いた以外は実施例1と同様にして両面粘着テープを
得た。
【0032】(比較例4)ポリエチレン発泡体の厚みが
3mm、50%圧縮強度が5.7kg/cm2 のものを
用いた以外は実施例1と同様にして両面粘着テープを得
た。
3mm、50%圧縮強度が5.7kg/cm2 のものを
用いた以外は実施例1と同様にして両面粘着テープを得
た。
【0033】(比較例5)ポリエチレン発泡体の厚みが
4.5mm、50%圧縮強度が1.5kg/cm 2 のも
のを用いた以外は実施例1と同様にして両面粘着テープ
を得た。
4.5mm、50%圧縮強度が1.5kg/cm 2 のも
のを用いた以外は実施例1と同様にして両面粘着テープ
を得た。
【0034】上記実施例1、2及び比較例1〜5で得た
両面粘着テープのしわの発生状態を目視で観察した。そ
の結果を表2に示す。
両面粘着テープのしわの発生状態を目視で観察した。そ
の結果を表2に示す。
【0035】
【表2】
【0036】表2から明らかなとおり、本発明の方法に
より製造した両面粘着テープにはしわの発生が全くない
が、比較例のものはいずれもしわが発生した。
より製造した両面粘着テープにはしわの発生が全くない
が、比較例のものはいずれもしわが発生した。
【0037】
【発明の効果】本発明両面粘着テープの製造方法は以上
の構成であり、粘着剤を塗布した直後に和紙から離型紙
を一旦剥離し、剥離した離型紙を表面が50%の圧縮強
度が1.0〜3.0kg/cm2 で、且つ、厚み2.5
〜4.0mmのクッション材からなる剥離ロールを通過
させるので、離型紙表面と剥離ロールとの面接触状態を
常に均一で一定状態とすることができ、離型紙表面の粘
着剤の分布が平均化され、粘着剤塗布から乾燥に至る工
程で和紙と離型紙との間に気泡が発生せず、離型紙や和
紙にしわが発生することがない。また、離型紙の繰り返
し使用ができる。
の構成であり、粘着剤を塗布した直後に和紙から離型紙
を一旦剥離し、剥離した離型紙を表面が50%の圧縮強
度が1.0〜3.0kg/cm2 で、且つ、厚み2.5
〜4.0mmのクッション材からなる剥離ロールを通過
させるので、離型紙表面と剥離ロールとの面接触状態を
常に均一で一定状態とすることができ、離型紙表面の粘
着剤の分布が平均化され、粘着剤塗布から乾燥に至る工
程で和紙と離型紙との間に気泡が発生せず、離型紙や和
紙にしわが発生することがない。また、離型紙の繰り返
し使用ができる。
【図1】本発明両面粘着テープの製造方法の実施例を示
す説明図。
す説明図。
【図2】図1のA部拡大図。
【図3】本発明で両面粘着テープを製造する場合の実施
例を示す説明図。
例を示す説明図。
1 :和紙 2 :第1離型紙 3 :塗布装置 4 :積層物 5 :乾燥装置 6 :第2離型紙 7 :両面粘着テープ 8 :第3離型紙 9,91:ピンチロール 31:コンマロール 32:ベースロール 33:粘着剤 34:剥離ロール 35:ガイドロール 61:半製品
Claims (1)
- 【請求項1】 離型紙に和紙を重ねた積層物を塗布ロー
ルとベースロールからなる粘着剤塗布装置に供給し、離
型紙をベースロールに接して該積層物を通過させながら
和紙面に粘着剤を塗布した後、和紙から離型紙を剥離
し、剥離した離型紙と和紙との間に設けられ、離型紙だ
けが接するように配置された剥離ロール面に離型紙を通
過させ、その後再び和紙と離型紙とを積層し、粘着剤を
乾燥する粘着テープの製造方法であって、上記剥離ロー
ル表面が50%圧縮強度が1.0〜3.0kg/cm2
で、且つ、厚みが2.5〜4.0mmであるクッション
材からなることを特徴とする両面粘着テープの製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16441696A JPH108004A (ja) | 1996-06-25 | 1996-06-25 | 両面粘着テープの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16441696A JPH108004A (ja) | 1996-06-25 | 1996-06-25 | 両面粘着テープの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH108004A true JPH108004A (ja) | 1998-01-13 |
Family
ID=15792740
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16441696A Pending JPH108004A (ja) | 1996-06-25 | 1996-06-25 | 両面粘着テープの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH108004A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102002324A (zh) * | 2010-11-08 | 2011-04-06 | 昆山上艺电子有限公司 | 能够快速剥离离型纸的双面胶 |
-
1996
- 1996-06-25 JP JP16441696A patent/JPH108004A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102002324A (zh) * | 2010-11-08 | 2011-04-06 | 昆山上艺电子有限公司 | 能够快速剥离离型纸的双面胶 |
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