JPH1081655A - スフィンゴ脂質及びスフィンゴ脂質誘導体の製造方法 - Google Patents

スフィンゴ脂質及びスフィンゴ脂質誘導体の製造方法

Info

Publication number
JPH1081655A
JPH1081655A JP9207354A JP20735497A JPH1081655A JP H1081655 A JPH1081655 A JP H1081655A JP 9207354 A JP9207354 A JP 9207354A JP 20735497 A JP20735497 A JP 20735497A JP H1081655 A JPH1081655 A JP H1081655A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sphingolipid
fatty acid
enzyme
sphingolipids
acid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9207354A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3734198B2 (ja
Inventor
Makoto Ito
信 伊東
Toyohisa Kurita
豊久 栗田
Susumu Mitsutake
進 光武
Nozomi Okino
望 沖野
Katsuhiro Kita
克洋 喜多
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takara Shuzo Co Ltd
Original Assignee
Takara Shuzo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takara Shuzo Co Ltd filed Critical Takara Shuzo Co Ltd
Priority to JP20735497A priority Critical patent/JP3734198B2/ja
Publication of JPH1081655A publication Critical patent/JPH1081655A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3734198B2 publication Critical patent/JP3734198B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07HSUGARS; DERIVATIVES THEREOF; NUCLEOSIDES; NUCLEOTIDES; NUCLEIC ACIDS
    • C07H15/00Compounds containing hydrocarbon or substituted hydrocarbon radicals directly attached to hetero atoms of saccharide radicals
    • C07H15/02Acyclic radicals, not substituted by cyclic structures
    • C07H15/04Acyclic radicals, not substituted by cyclic structures attached to an oxygen atom of the saccharide radical
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
    • C07F9/00Compounds containing elements of Groups 5 or 15 of the Periodic Table
    • C07F9/02Phosphorus compounds
    • C07F9/06Phosphorus compounds without P—C bonds
    • C07F9/08Esters of oxyacids of phosphorus
    • C07F9/09Esters of phosphoric acids
    • C07F9/10Phosphatides, e.g. lecithin
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N9/00Enzymes; Proenzymes; Compositions thereof; Processes for preparing, activating, inhibiting, separating or purifying enzymes
    • C12N9/14Hydrolases (3)
    • C12N9/78Hydrolases (3) acting on carbon to nitrogen bonds other than peptide bonds (3.5)
    • C12N9/80Hydrolases (3) acting on carbon to nitrogen bonds other than peptide bonds (3.5) acting on amide bonds in linear amides (3.5.1)
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12PFERMENTATION OR ENZYME-USING PROCESSES TO SYNTHESISE A DESIRED CHEMICAL COMPOUND OR COMPOSITION OR TO SEPARATE OPTICAL ISOMERS FROM A RACEMIC MIXTURE
    • C12P13/00Preparation of nitrogen-containing organic compounds
    • C12P13/02Amides, e.g. chloramphenicol or polyamides; Imides or polyimides; Urethanes, i.e. compounds comprising N-C=O structural element or polyurethanes

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Genetics & Genomics (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Biotechnology (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microbiology (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Saccharide Compounds (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Enzymes And Modification Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スフィンゴ脂質又はリゾスフィンゴ脂質から
スフィンゴイドの長鎖脂肪酸が修飾又は置換したスフィ
ンゴ脂質又はスフィンゴ脂質誘導体を製造する方法、あ
るいは該方法により得られる当該物質を提供する。 【解決手段】 スフィンゴ脂質のスフィンゴイドと脂肪
酸との酸アミド結合を特異的に加水分解する酵素、又は
該酵素の生産能を有する微生物を用いて、スフィンゴ脂
質又はリゾスフィンゴ脂質と、標識を有し、又は有しな
い脂肪族カルボン酸との反応で、酸交換又は酸アミド化
を行うか、スフィンゴ脂質又はスフィンゴ脂質誘導体同
志の酸交換を行うスフィンゴ脂質又はスフィンゴ脂質誘
導体の製造方法。該方法により得られたスフィンゴ脂質
又はスフィンゴ脂質誘導体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医薬、糖質工学及
び細胞工学等に有用なスフィンゴ脂質又はスフィンゴ脂
質誘導体の製造方法、並びに該製造方法により得られた
スフィンゴ脂質又はスフィンゴ脂質誘導体に関する。
【0002】スフィンゴ脂質はスフィンゴ糖脂質、スフ
ィンゴリン脂質、セラミド、を含む長鎖塩基スフィンゴ
イドを持つ脂質の総称であり、下等動物から高等動物に
まで広く分布している。これらスフィンゴ脂質は近年、
細胞の増殖、分化誘導、アポトーシス等のような生物活
性において重要な役割に関与していることが明らかにさ
れつつある。また、細胞表層の構成成分であることから
化粧料等への添加物としても使用されつつある。スフィ
ンゴ脂質は、共通構造としてスフィンゴイドのアミノ基
に不均一な鎖長の長鎖脂肪酸を酸アミド結合したセラミ
ド構造を有している。スフィンゴ脂質の長鎖脂肪酸を修
飾あるいは置換したスフィンゴ脂質又はスフィンゴ脂質
誘導体の製造法は、スフィンゴ脂質のスフィンゴイドの
アミノ基に酸アミド結合した脂肪酸を欠くリゾスフィン
ゴ脂質を出発原料として、化学的、酵素的に合成する方
法が知られている。化学的方法としては、リゾ体のアミ
ノ基に以下の様な方法で脂肪酸あるいは脂肪酸誘導体を
縮合させる方法がある。例えば、脂肪酸のN−ヒドロキ
シスクシンイミドエステル等の脂肪酸活性エステルを用
いる方法、脂肪酸とカルボニルジイミダゾールやジシク
ロヘキシルカルボジイミドなどのカップリング試薬を用
いる方法、脂肪酸の無水物を用いる方法、脂肪酸塩化物
を用いる方法などが知られている。酸性糖脂質のリゾ体
としてリゾガングリオシドを用いる方法は、メソッズ
イン エンザイモロジー(Methods in Enzymology)、第
138巻、第319〜341頁(1987)、特開平2
−200697号及び特開平7−309888号各公報
に報告されている。また、スフィンゴリン脂質のリゾ体
としてスフィンゴシルホスホリルコリン(リゾスフィン
ゴミエリン)を用いる方法が、ジャーナルオブ リピッ
ド リサーチ(Journal of Lipid Research)、第28
巻、第710〜718頁(1987)に記載されてい
る。これらの方法によるとO−アシル化等の副反応が起
こる場合があり選択的にN−アシル化された物を得るた
めには保護基の使用、精製等に煩雑な操作が必要であ
る。また、スフィンゴホスホノリピドの一種セラミドシ
リアチンやアミノ糖を含むスフィンゴ糖脂質を化学的に
脱アシル化して得られるデ−N−アセチルリゾガングリ
オシドのようにスフィンゴイドのアミノ基以外にアミノ
基をもつスフィンゴ脂質のスフィンゴイドのアミノ基だ
けを選択的にアシル化したいときには保護基の導入、部
分的アシル化、アシル化後の部分的脱アシル化といった
操作、あるいはデ−N−アセチルリゾガングリオシドを
リポソームに取り込ませた後、選択的にN−アシル化す
る等の煩雑な操作が必要であり困難を伴う。一方、酵素
的合成方法は、国際公開番号WO94/26919号公
報に記載されている。この方法は、有機溶媒中でリパー
ゼにより縮合を行う方法であり、実質的に無水の有機溶
媒が必要であり、基質の溶解性により基質が限定され
る。国際公開番号WO94/26919号公報には、セ
ラミド及びハイブリッドセラミドの酵素的合成方法が記
載されているが、反応も特異的なものではなくO−アシ
ル化物の生成が見出されており、また化学的合成法と同
様に複数のアミノ基をもつ場合、スフィンゴイドのアミ
ノ基だけに特異的に作用させることは困難である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の化学的あるいは酵素的にスフィンゴ脂質の長鎖脂肪酸
を修飾あるいは置換しスフィンゴ脂質あるいはスフィン
ゴ脂質誘導体を合成する方法は、望ましくない副生成物
ができたり、基質が限定されたりするものである。ま
た、従来の方法は、スフィンゴ脂質のスフィンゴイドの
2位に酸アミド結合する脂肪酸を欠くリゾスフィンゴ脂
質を出発原料として用いる方法であり、目的のスフィン
ゴ脂質又はスフィンゴ脂質誘導体を合成するためには、
その合成をする前に、まずリゾスフィンゴ脂質を調製す
る必要があった。したがって、本発明の目的は、リゾス
フィンゴ脂質のみならずスフィンゴ脂質からスフィンゴ
イドに結合する長鎖脂肪酸の修飾あるいは置換したスフ
ィンゴ脂質あるいはスフィンゴ脂質誘導体を特異的に合
成する製造方法を提供することにある。本発明の他の目
的は、該製造方法により得られたスフィンゴ脂質又はス
フィンゴ脂質誘導体を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明を概説すれば、本
発明の第1の発明は、スフィンゴ脂質又はスフィンゴ脂
質誘導体の製造方法に関する発明であって、スフィンゴ
脂質と、標識を有し、又は有しない脂肪族カルボン酸と
を、スフィンゴ脂質のスフィンゴイドと脂肪酸との酸ア
ミド結合を特異的に加水分解する酵素を用いて酵素的に
反応させ、脂肪酸鎖の異なるスフィンゴ脂質あるいはス
フィンゴ脂質誘導体を得ることを特徴とする。本発明の
第2の発明は、他のスフィンゴ脂質又はスフィンゴ脂質
誘導体の製造方法に関する発明であって、リゾスフィン
ゴ脂質と、標識を有し、又は有しない脂肪族カルボン酸
とを、スフィンゴ脂質のスフィンゴイドと脂肪酸との酸
アミド結合を特異的に加水分解する酵素を用いて酵素的
に反応させ、スフィンゴ脂質あるいはスフィンゴ脂質誘
導体を得ることを特徴とする。本発明の第3の発明は、
更に他のスフィンゴ脂質又はスフィンゴ脂質誘導体の製
造方法に関する発明であって、少なくとも異なる2種の
スフィンゴ脂質又はスフィンゴ脂質誘導体を、スフィン
ゴ脂質のスフィンゴイドと脂肪酸との酸アミド結合を特
異的に加水分解する酵素を用いて酵素的に反応させ、脂
肪酸鎖の交換されたスフィンゴ脂質あるいはスフィンゴ
脂質誘導体を得ることを特徴とする。本発明の第4の発
明は、同じくスフィンゴ脂質又はスフィンゴ脂質誘導体
の製造方法に関する発明であって、前記した本発明の第
1〜第3の発明における酵素の代りに、該酵素の生産能
を有する微生物を用いて、それと反応原料とを接触させ
て目的物を得ることを特徴とする。本発明の第5の発明
は、スフィンゴ脂質又はスフィンゴ脂質誘導体に関する
発明であって、前記本発明の第1〜第4の発明のいずれ
かの製造方法により得られたものであることを特徴とす
る。
【0005】本発明者らは、任意のスフィンゴ脂質ある
いはスフィンゴ脂質誘導体の合成法について検討を行っ
た結果、リゾスフィンゴ脂質のスフィンゴイドのアミノ
基への脂肪酸の再結合、あるいはスフィンゴ脂質のスフ
ィンゴイドに酸アミド結合する脂肪酸と別の脂肪酸との
置換が、スフィンゴ脂質のスフィンゴイドの酸アミド結
合に作用しリゾスフィンゴ脂質と脂肪酸に加水分解する
酵素によって、任意のスフィンゴ脂質あるいはスフィン
ゴ脂質誘導体を合成できることを見出し、本発明に到達
した。従来、酵素による逆反応あるいは転移反応は、同
時に起こる加水分解反応を抑える必要から受容体に対し
て供与体を大過剰に添加したり、有機溶媒系で反応を行
わなければならなかった。しかしながら、本発明者ら
は、スフィンゴ脂質のスフィンゴイドと脂肪酸との酸ア
ミド結合を特異的に加水分解する酵素を用いることによ
り、水溶液中の緩和な条件において、受容体に対して供
与体を大過剰添加することなくスフィンゴ脂質あるいは
スフィンゴ脂質誘導体を合成できることを見出し、本発
明を完成した。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体的に説明す
る。本明細書において、スフィンゴ脂質とは、スフィン
ゴ糖脂質、スフィンゴリン脂質、セラミド、を含む長鎖
塩基スフィンゴイドを有する天然物あるいは合成物を単
体、あるいはそれらの混合物等が挙げられる。また、本
明細書において、リゾスフィンゴ脂質とは、スフィンゴ
イドのアミノ基に酸アミド結合した脂肪酸を欠くスフィ
ンゴ脂質のN−脱アシル体を示す。
【0007】本明細書において、脂肪族カルボン酸に
は、飽和脂肪酸、不飽和脂肪酸はもちろんのこと、それ
ら脂肪酸の炭化水素鎖が、ハロゲン、置換若しくは非置
換のアミノ基、オキソ基、水酸基等の官能性基で置換さ
れている酸、あるいは当該炭化水素鎖中に酸素、硫黄、
アミノ基を有する酸等の脂肪族性をもつカルボン酸がす
べて含まれる。
【0008】更に、本明細書において、スフィンゴリピ
ドセラミドデアシラーゼとは、スフィンゴ脂質のスフィ
ンゴイドのアミド結合に作用しリゾスフィンゴ脂質と脂
肪酸とに特異的に加水分解する酵素を意味する。すなわ
ち、特異的にはスフィンゴ脂質のスフィンゴイドと脂肪
酸との酸アミド結合のみを加水分解することを意味す
る。その例としては、スフィンゴ糖脂質(ガングリオシ
ド、中性糖脂質)、スフィンゴリン脂質(スフィンゴミ
エリン)を含むスフィンゴ脂質に幅広く作用する酵素と
してシュードモナス属に属する微生物の生産するスフィ
ンゴリピドセラミドデアシラーゼ〔SCDase、ジャ
ーナル オブ バイオロジカル ケミストリー(Journa
l of Biological Chemistry)、第270巻、第2437
0〜24374頁(1995)、特開平8−84587
号公報〕、ガングリオシドのみに作用する酵素としてノ
カルディア(Nocardia) 属に属する微生物の生産するガ
ングリオシド セラミダーゼ〔ジャーナル オブ バイ
オケミストリー(Journal of Biochemistry)、第103
巻、第1〜4頁(1988)、特開昭64−60379
号公報〕、ロドコッカス(Rhodococcus)属に属する微生
物の生産する中性糖脂質のみに作用しリゾ体を生ずる酵
素(特開平6−78782号公報)、スフィンゴ糖脂質
に作用する酵素としてストレプトミセス(Streptmyces)
属に属する微生物の生産するグリコスフィンゴリピドセ
ラミドデアシラーゼ〔バイオサイエンス,バイオテクノ
ロジー,アンド バイオケミストリー(Bioscience, Bi
otechnology, and Biochemistry)、第59巻、第202
8〜2032頁(1995)、特開平7−107988
号公報〕、あるいはセラミドに作用するセラミダーゼ
(アシルスフィンゴシンデアシラーゼ、EC3.5.
1.23、ジャーナル オブ バイオロジカル ケミス
トリー、第241巻、第3731〜3737頁(196
6)、バイオケミストリー(Biochemistry) 、第8巻、
第1692〜1698頁(1969)、バイオキミカ
エ バイオフィジカ アクタ(Biochimica Biophysica
Acta) 、第176巻、第339〜347頁(196
9)、サイエンス(Science)、第178巻、第1100
〜1102頁(1972)〕等が挙げられるが、これに
限定されるものではない。また、これら酵素をコードす
る遺伝子を用いて得られた組換体の酵素、更に、これら
酵素をコードする遺伝子が欠失、付加、挿入若しくは置
換された遺伝子を用いて得られる組換体の酵素であって
も、スフィンゴ脂質のスフィンゴイドと脂肪酸との酸ア
ミド結合を特異的に加水分解する酵素であれば、本明細
書で言うスフィンゴリピドセラミドデアシラーゼに含ま
れる。また、該酵素の使用に際しては、該酵素の精製
品、該酵素を含む培養液又は粗抽出液を用いることがで
きる。
【0009】更に、既述のように、前記した酵素の代り
に、該酵素の生産能を有する微生物を用いてもよい。本
明細書において、スフィンゴ脂質のスフィンゴイドと脂
肪酸との酸アミド結合を特異的に加水分解する酵素の生
産能を有する微生物とは、上記のスフィンゴリピドセラ
ミドデアシラーゼを生産することができる微生物であれ
ば、特に限定されるものではなく、細菌類、酵母類、放
線菌類、糸状菌類、子嚢菌類、担子菌類等の微生物、更
には、植物、昆虫、動物等の生体由来の細胞も含まれ
る。また、スフィンゴ脂質のスフィンゴイドの酸アミド
結合に作用しリゾスフィンゴ脂質と脂肪酸とに加水分解
する酵素、あるいはその酵素の生産能を有する菌体は、
従来周知であるような固体担体上に固定されても良い
し、リポソームや逆ミセルに取り込まれても良い。高分
子物質により修飾された酵素を用いることもできる。
【0010】本発明の反応は通常、原料となるスフィン
ゴ脂質又はリゾスフィンゴ脂質、標識を有し、又は有し
ない脂肪族カルボン酸、精製酵素、粗抽出液、培養液、
微生物のいずれかを含む緩衝液中で進行する。また、微
生物の場合、その微生物の培養液中に、原料となるスフ
ィンゴ脂質又はリゾスフィンゴ脂質、当該脂肪族カルボ
ン酸を加えてもよい。また、これら原料の使用量は特に
限定されず、その飽和量まで使用できる。通常、当該脂
肪族カルボン酸が過剰に存在する状態が望ましいが、本
発明においてはスフィンゴ脂質又はリゾスフィンゴ脂質
と、脂肪族カルボン酸とのモル比は1:1でも進行し、
スフィンゴ脂質又はリゾスフィンゴ脂質が過剰に存在し
ても良い。更に、酵素あるいは酵素を生産する微生物の
使用量は特に限定されるものではなく、広い範囲から適
宜選択でき、例えば出発溶液1ml当り、通常0.1m
U以上、より好ましくは3mU〜10U程度使用すれば
よい。緩衝液としては、pHが5〜9程度の好適な緩衝
液を用いれば良く、通常pH6〜7付近の緩衝液中で行
うことが望ましい。また、緩衝液中には通常、酵素の活
性化あるいは基質の溶解のために界面活性剤を添加する
のが好ましい。界面活性剤として胆汁酸系界面活性剤あ
るいは非イオン性界面活性剤等が使用できる。界面活性
剤の添加量は、その酵素の活性化、基質の溶解のため、
あるいは生成物が効率よく得られる量で使用すればよ
く、特に限定されるものではないが、好適には0.01
%〜2%の範囲内で添加することが好ましい。また更
に、これらの反応液に有機溶媒を添加しても良く、この
時の有機溶媒は水溶性有機溶媒でも良く、また不溶性有
機溶媒との2相系で反応を行っても良い。有機溶媒添加
量は酵素が失活せず生成物が効率よく得られる量であれ
ば良く、特に限定されるものではない。このようにして
生成したスフィンゴ脂質又はスフィンゴ脂質誘導体は、
薄層クロマトグラフィーによって確認できる。本発明に
よって得られたスフィンゴ脂質は有機化合物の一般的に
用いられるクロマトグラフィーによって単離精製でき
る。
【0011】このように本発明により、スフィンゴ脂質
の共通部分であるセラミド部分の長鎖脂肪酸の修飾、置
換を行いスフィンゴ脂質誘導体の製造方法が提供され
る。また当該製造方法を用いて任意のスフィンゴ脂質又
はスフィンゴ脂質誘導体を工業的に有利に製造すること
が可能となる。天然スフィンゴ脂質は一般に長鎖脂肪酸
鎖長に多様性があり、均一な長鎖脂肪酸鎖長のスフィン
ゴ脂質を得ることが困難であった。しかしながら、本発
明の長鎖脂肪酸の置換によって、長鎖脂肪酸が均一化さ
れたスフィンゴ脂質を得ることができる。また、スフィ
ンゴ脂質の脂肪酸部分に、発色団を形成する物質、蛍光
物質、ビオチン、放射性同位元素等を導入して、標識ス
フィンゴ脂質を作製することも可能となり、スフィンゴ
脂質の細胞内代謝や輸送経路の解明等への応用が可能と
なる。更に、スフィンゴ脂質のセラミド部分の変換、例
えばエイコサペンタエン酸(EPA)やドコサヘキサエ
ン酸(DHA)等の機能性高度不飽和脂肪酸を導入する
ことによって、細胞への浸透性、細胞での代謝、あるい
は生物活性を改変した新しいスフィンゴ脂質誘導体を作
出でき、医薬、化粧料、細胞工学等への応用ができる。
【0012】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を更に具体的に
示すが、本発明は以下の実施例に限定されるものではな
い。
【0013】実施例1 ガラクトシルスフィンゴシン(シグマ社製)5nmo
l、[1−14C]ステアリン酸(アマシャム社製)5n
mol、0.8%トリトン(Triton)X−100、シュ
ードモナス属由来SCDase[ジャーナル オブ バ
イオロジカル ケミストリー、第270巻、第2437
0〜24374頁(1995)、特開平8−84587
号公報]150μUを含む50mMの酢酸緩衝液(pH
6.0)50μlを37℃で一晩反応させた。反応液を
薄層クロマトグラフィーにより展開し(展開溶媒 クロ
ロホルム:メタノール:0.25%塩化マグネシウム水
溶液=65:25:4)、イメージングプレートに露光
しBAS1000イメージングアナライザー(富士フィ
ルム社製)でクロマトグラムを得た。この時[1−
14C]ステアリン酸と新たに生成したガラクトシルセラ
ミドのバンドだけが検出された。薄層プレートからガラ
クトシルセラミドに対応する部分をかき取りクロロホル
ム:メタノール=2:1(v/v)で抽出した。抽出液
を乾固した後、β−ガラクトシダーゼ[ジャック ビー
ン(Jack bean)由来]16mU 、0.4%タウロデオ
キシコール酸を含む50mM酢酸緩衝液(pH6.0)
10μlに溶解し37℃で一晩、酵素消化を行った。反
応液を再び薄層クロマトグラフィーにより展開し(展開
溶媒 クロロホルム:メタノール:アンモニア水=9
0:10:1)、BAS1000イメージングアナライ
ザー(富士フィルム社製)で解析した結果、セラミドと
同じRf値を与えるバンドが検出された。また非標識ス
テアリン酸を用い前述と同様の反応、薄層クロマトグラ
フィー、抽出操作によって得られた生成物をファースト
アトム ボンバードメント−マススペクトル(FAB
−MS)分析した結果、ガラクトシルセラミドの親イオ
ンピークに一致するm/z=462のピーク及びセラミ
ドの分子イオンピークに一致するフラグメントイオンピ
ークm/z=548が検出された。以上の結果により、
逆反応によりスフィンゴシン部分のアミノ基に脂肪酸が
転移されていることが明らかとなった。
【0014】実施例2 スフィンゴシルホスホリルコリン(リゾスフィンゴミエ
リン、シグマ社製)50nmol、[1−14C]ステア
リン酸5nmol、0.8%トリトンX−100、シュ
ードモナス属由来SCDase150μUを含む50m
M酢酸緩衝液(pH6.0)50μlを37℃で一晩反
応させた。反応液を薄層クロマトグラフィーにより展開
し(展開溶媒 クロロホルム:メタノール:0.02%
塩化カルシウム水溶液=5:4:1)、BAS1000
イメージングアナライザー(富士フィルム社製)で解析
した。この時[1−14C]ステアリン酸と新たに生成し
たスフィンゴミエリンのバンドだけが検出された。薄層
プレートからスフィンゴミエリンに対応する部分をかき
取り抽出した後、乾固し逆反応生成物を得た。生成物を
スタフィロコッカス アウレウス(Staphylococcus aur
eus) 由来スフィンゴミエリナーゼ(シグマ社製)3
5.7μUを含む25mMリン酸緩衝液(pH7.5)
20μlに溶解し、37℃で一晩、酵素消化を行った。
反応液を再び薄層クロマトグラフィーにより展開し(展
開溶媒 クロロホルム/メタノール/アンモニア水=9
0:10:1)、BAS1000イメージングアナライ
ザーで解析した結果、セラミドと同じRf値を与えるバ
ンドが検出された。このことから逆反応によりスフィン
ゴシン部分のアミノ基に脂肪酸が転移されていることが
明らかとなった。
【0015】実施例3 SCDaseによる各種アクセ
プターに対する逆反応1 [1−14C]ステアリン酸1nmol、リゾスフィンゴ
脂質1nmol、0.8%トリトンX−100、シュー
ドモナス属由来SCDase30μUを含む50mM酢
酸緩衝液(pH6.0)10μlを37℃で一晩反応さ
せた。得られた反応液を薄層クロマトグラフィーで展開
し、イメージングプレートに露光しBAS1000イメ
ージングアナライザー(富士フィルム社製)で反応生成
物の定量を行った。その結果を表1に示す。表1に示し
たように各種リゾスフィンゴ糖脂質に幅広く作用するの
みならずリゾスフィンゴリン脂質、スフィンゴシンをも
受容体とし作用することができる。
【0016】
【表1】 表 1 ───────────────────────────── リゾスフィンゴ脂質 相対活性(%) ───────────────────────────── ガラクトシルスフィンゴシン 100.0 リゾスルファチド 59.6 リゾラクトシルセラミド 37.2 リゾグロボシド 34.1 リゾガングリオシドGMla 15.4 リゾスフィンゴミエリン 5.7 スフィンゴシン 11.5 ─────────────────────────────
【0017】実施例4 SCDaseによる各種アクセ
プターに対する逆反応2 N−トリフルオロアセチル化アミノドデカン酸66.6
nmol、リゾスフィンゴ脂質33.3nmol、0.
3%トリトンX−100、シュードモナス属由来SCD
ase148μUを含む25mMグリシン−水酸化ナト
リウム緩衝液(pH11)41.6μlを37℃、48
時間反応させた。得られた反応液を薄層クロマトグラフ
ィーで展開し、スフィンゴ糖脂質はオルシノール硫酸に
より発色させ、その他のスフィンゴ脂質はクマシーブリ
リアントブルーにより発色させた後、イメージングデン
シトメーター(バイオラッド社製)で反応生成物の定量
を行った。その結果を表2に示す。実施例3と同様に、
表2に示したように各種リゾスフィンゴ脂質に幅広く作
用するのみならず、スフィンゴシンをも受容体とし作用
することができる。
【0018】
【表2】 表 2 ──────────────────────────── リゾスフィンゴ脂質 反応効率(%) ──────────────────────────── スフィンゴシン 69 リゾガングリオシドGM3 24 リゾガングリオシドGD3 13 リゾガングリオシドGM1a 29 リゾガングリオシドGD1a 32 ────────────────────────────
【0019】実施例5 SCDaseの逆反応の脂肪酸
分子種に対する特異性 ガラクトシルスフィンゴシン(シグマ社製)5nmo
l、各種非標識脂肪酸5nmol、0.8%トリトンX
−100、シュードモナス属由来SCDase150μ
Uを含む50mM酢酸緩衝液(pH6.0)50μlを
37℃で一晩反応させた。得られた反応液を薄層クロマ
トグラフィーで展開後、オルシノール硫酸により発色し
クロマトスキャナーCS9000(島津製作所社製)で
定量した。その結果を図1に示す。すなわち、図1はS
CDaseの逆反応の脂肪酸分子種に対する特異性を示
す図であり、縦軸に脂肪酸、横軸に収率(%)を示す。
【0020】実施例6 SCDaseによる逆反応の至
適pH ガラクトシルスフィンゴシン1nmol、[1−14C]
ステアリン酸1nmol、0.8%トリトンX−10
0、シュードモナス属由来SCDase30μUを含む
10μlの各種緩衝液を37℃で3時間反応させた。こ
の結果を図2に示す。すなわち、図2は逆反応の至適p
Hを示す図であり、縦軸に分解率(%)、横軸にpHを
示す。図中、白四角印は酢酸緩衝液、黒三角印はリン酸
緩衝液、黒丸印はグリシン−NaOH緩衝液を示す。
【0021】実施例7 SCDaseによる各種アクセ
プターに対する脂肪酸交換反応 [1−14C]ステアリン酸1nmol、スフィンゴ脂質
1nmol、0.8%トリトンX−100、シュードモ
ナス属由来SCDase30μUを含む50mM酢酸緩
衝液(pH6.0)10μlを37℃で一晩反応させ
た。得られた反応液を薄層クロマトグラフィーで展開
後、イメージングプレートに露光し、BAS1000イ
メージングアナライザー(富士フィルム社製)で反応生
成物の定量を行った。その結果を表3に示す。表3に示
したようにスフィンゴ脂質に対して幅広く脂肪酸交換反
応を行うことが可能である。
【0022】
【表3】 表 3 ──────────────────────────── スフィンゴ脂質 相対活性(%) ──────────────────────────── ガラクトシルセラミド 100.0 グルコシルセラミド 129.0 スルファチド 31.7 ラクトシルセラミド 112.0 アシアロGM1 164.0 グロボシド 141.0 ガングリオシドGM3 54.4 ガングリオシドGM2 5.5 ガングリオシドGM1a 2.4 ガングリオシドGD1a 6.2 ガングリオシドGD1b 1.2 スフィンゴミエリン 2.9 セラミド 77.5 ────────────────────────────
【0023】実施例8 反応条件の検討 加水分解反応、逆反応、脂肪酸交換反応の条件を検討す
るために、下記反応条件(A)及び(B)を用い反応を
行った。 反応条件(A): シュードモナス属由来SCDase
120μU、0.8%トリトンX−100を含む25m
Mリン酸緩衝液(pH6.0)200μlに、基質とし
て、加水分解反応時には100μM14C−ガラクトシル
セラミドを、逆反応時には100μM[1−14C]ステ
アリン酸と100μMガラクトシルスフィンゴシンを、
脂肪酸交換反応時には100μM[1−14C]ステアリ
ン酸と100μMガラクトシルセラミドをそれぞれ含
む。 反応条件(B): シュードモナス属由来SCDase
120μU、0.1%トリトンX−100を含む25m
Mリン酸緩衝液(pH7.0)200μlに、基質とし
て、加水分解反応時には100μM14C−ガラクトシル
セラミドを、逆反応時には100μM[1−14C]ステ
アリン酸と100μMガラクトシルスフィンゴシンを、
脂肪酸交換反応時には100μM[1−14C]ステアリ
ン酸と100μMガラクトシルセラミドをそれぞれ含
む。上記反応条件において37℃で反応させ、0.2
5、0.5、1、3、7、21時間経過ごとに各反応液
からそれぞれ20μlずつを取り、100℃、5分間加
熱し反応を止めた。得られた反応液を薄層クロマトグラ
フィーで展開し(展開溶媒 クロロホルム:メタノー
ル:0.02%塩化カルシウム水溶液=5:4:1)、
BAS1000イメージングアナライザー(富士フィル
ム社製)で反応生成物及び未反応物を定量し反応率を算
出した。その結果を図3に示す。すなわち、図3は上記
反応条件(A)及び(B)でのSCDaseの加水分解
反応、逆反応、脂肪酸交換反応の反応率を示す図であ
り、縦軸に反応率(%)、横軸に反応時間(h)を示
す。図中、白丸印は加水分解反応、白四角印は逆反応、
白三角印は脂肪酸交換反応の反応率を示す。この結果、
SCDaseの加水分解反応は、反応液が酸性pHで、
かつ、高濃度の界面活性剤存在下で優先的に進行し、ま
た、SCDaseの逆反応及び脂肪酸交換反応は、反応
液が中性域で、かつ、界面活性剤の濃度が下がると優先
的に進行することが明らかとなった。
【0024】実施例9 14Cセラミドの合成 エタノールに溶解した[1−14C]パルミチン酸(アマ
シャム社製)100nmol(5.0μCi)とスフィ
ンゴシン200nmolを反応容器に入れ、窒素ガスに
より完全に乾固した。その容器に、0.6%トリトンX
−100を含む50mMリン酸緩衝液(pH7.0)
0.5mlを加え、よくかくはんした後、超音波処理に
より均一化した。この均一化した溶液に、シュードモナ
ス由来SCDase(1mU/ml)0.5mlを加
え、37℃、20時間反応を行った。反応終了後、得ら
れた反応液を遠心濃縮機により乾固し、この乾固した反
応物をヘキサン:エーテル:酢酸=50:50:1(v
/v)1mlに溶解させ、同溶液にて平衡化したSep
−Pak(登録商標)シリカカートリッジに添加し、未
反応の[1−14C]パルミチン酸を10mlの同溶液で
洗い流した後、クロロホルム:メタノール=2:1(v
/v)10mlで14Cセラミドを溶出した。溶出液は、
窒素ガスにより乾固した後、蒸留水に懸濁し、更に超音
波処理により均一化した。この均一化した溶液をSep
−Pak(登録商標)C18カートリッジに添加した。
このカートリッジを蒸留水20mlで洗浄し、メタノー
ル3mlとクロロホルム:メタノール=2:1(v/
v)10mlで14Cセラミドを溶出した。次に、得られ
た溶出液は窒素ガスにより乾固し、クロロホルム:メタ
ノール:蒸留水=90:10:1(v/v)に溶解した
後、同溶液で平衡化したSep−Pak(登録商標)C
Mカートリッジに添加することにより、未反応のスフィ
ンゴシンを吸着させた。この際、通過画分を窒素ガスに
より乾固し、混在脂肪酸及びスフィンゴシン1%以下の
精製14Cセラミド66nmol(3.3μCi)を得
た。
【0025】実施例10 アミノセラミド及びその蛍光
誘導体の合成 N−トリフルオロアセチル化アミノドデカン酸66.6
μmol、スフィンゴシン(シグマ社製)33.3μm
ol、0.3%トリトンX−100、シュードモナス属
由来SCDase148mUを含む25mMグリシン−
水酸化ナトリウム緩衝液(pH11)41.6mlを3
7℃、48時間反応させた。反応終了後、反応液をC1
8逆相シリカカラムに負荷し、水でカラムを洗浄して脱
塩し、クロロホルム:メタノール=2:1(v/v)で
N−トリフルオロアセチル化アミノセラミドを溶出し
た。溶媒を留去後、クロロホルム:メタノール:水=9
0:10:1に溶かし、Sep−Pak(登録商標)C
Mカートリッジ(ウォ−ターズ社製)に負荷して未反応
のスフィンゴシンを吸着させ、N−トリフルオロアセチ
ル化アミノセラミドを含む非吸着画分を得た。この非吸
着画分をSep−Pak(登録商標)QMAカートリッ
ジ(ウォ−ターズ社製)に負荷して、未反応のN−トリ
フルオロアセチル化アミノドデカン酸を吸着させ、精製
されたN−トリフルオロアセチル化アミノセラミドを含
む非吸着画分を得た。得られたN−トリフルオロアセチ
ル化アミノセラミド、1%ナトリウムメトキシドを含む
クロロホルム:メタノール=2:1(v/v)20ml
を室温で一晩反応させた。反応終了後、溶媒を留去し、
水に懸濁してSep−Pak(登録商標)C18カート
リッジ(ウォ−ターズ社製)に負荷し、水でカラムを洗
浄して脱塩し、クロロホルム:メタノール=2:1(v
/v)でアミノセラミドを溶出した。溶媒を留去後、ク
ロロホルム:メタノール:水=60:30:5に溶かし
てSep−Pak(登録商標)CMカートリッジに負荷
し、クロロホルム:メタノール:1N HCl=60:
30:5で溶出した後、乾固し、精製されたアミノセラ
ミド5.6μmolを得た。メタノールに溶かした10
0nmolアミノセラミド70μl、50mMフッ化N
BD(シグマ社製)エタノール溶液20μl、トリエチ
ルアミン10μlを60℃で1時間反応させた。反応終
了後、溶媒を留去し、ヘキサン:エーテル:酢酸=5
0:50:1に溶かしてSep−Pak(登録商標)シ
リカカートリッジ(ウォーターズ社製)に負荷し、クロ
ロホルム:メタノール=2:1(v/v)で溶出した
後、乾固し、精製されたNBDセラミド30nmolを
得た。
【0026】実施例11 蛍光スフィンゴ脂質誘導体N
BDセラミドを用いたカブトガニセラミダーゼのスクリ
ーニング カブトガニ血液を遠心分離して得られた血清10μl
と、実施例10で作製したNBDセラミド1nmol、
0.5%トリトンX−100を含む50mM酢酸緩衝液
(pH5.0)10μlを37℃、18時間反応させ
た。反応終了後、反応液を薄層クロマトグラフィーによ
り展開し(展開溶媒 クロロホルム:メタノール:25
%アンモニア水=90:20:0.5)、紫外線ランプ
で検出した。このとき新たに生成したNBDアミノドデ
カン酸が検出され、カブトガニの血清中にセラミダーゼ
活性が検出された。カブトガニの血清中で確認されたセ
ラミダーゼ活性が本当にセラミダーゼ由来の活性である
かどうか確認するため、このセラミダーゼを精製したと
ころ、ゲルろ過法により分子量約205kDa、至適p
H4.5の酸性セラミダーゼであることが分かった。ま
た、このカブトガニセラミダーゼは、N−ステアロイル
スフィンゴシン(C18:0、d18:1)を最もよく
分解し、長鎖塩基としてスフィンガニンやフィトスフィ
ンゴシンを含むセラミドに対しても活性を有しているこ
とが分かった。このように、これまで存在が知られてい
なかった無脊椎動物のセラミダーゼが、本発明の製造方
法で得た蛍光スフィンゴ脂質誘導体NBDセラミドを用
いることにより、その存在が初めて明らかとなり、蛍光
スフィンゴ脂質誘導体NBDセラミドがセラミダーゼ活
性測定用の基質として有用であることが分かった。
【0027】実施例12 放射性同位体標識14Cセラミ
ド(C12−14C−Cer)及び蛍光スフィンゴ脂質誘
導体NBDセラミド(C12−NBD−Cer)を基質
とするB16細胞におけるセラミダーゼ活性測定 6×106 個のB16細胞を10mMリン酸緩衝液20
0μlに懸濁し、細胞破砕液を調製した。タンパク量は
MicroBCATM protein assay r
eagent(ピアス社製)により定量した。 反応条件1:細胞破砕液10μl(タンパク量50μg
に希釈)、基質として実施例10で得たC12−NBD
−Cer200pmol又は実施例9で用いたパルミチ
ン酸の代りにラウリン酸を用いて得たC12−14C−C
er100pmol、0.5%トリトンX−100を含
む50mM酢酸緩衝液(pH4.0)10μlの酸性条
件下。 反応条件2:細胞破砕液10μl(タンパク量50μg
に希釈)、基質としてC12−NBD−Cer200p
mol又はC12−14C−Cer100pmol、0.
5%トリトンX−100を含む50mMリン酸緩衝液
(pH7.0)10μlの中性条件下。 反応条件3:細胞破砕液10μl(タンパク量50μg
に希釈)、基質としてC12−NBD−Cer200p
mol又はC12−14C−Cer100pmol、0.
5%トリトンX−100を含む50mMトリス塩酸緩衝
液(pH8.5)10μlの塩基性条件下。 上記反応条件で、それぞれ37℃、3又は6時間反応を
行った。その後、反応液にクロロホルム:メタノール
(2:1)100μlを加え反応を止めた。得られた反
応液は乾固した後、クロロホルム:メタノール(2:
1)に溶解し試料とした。各試料は薄層クロマトグラフ
ィーで展開し(展開溶媒 クロロホルム:メタノール:
25%アンモニア水=90:20:0.5)、遊離した
14C脂肪酸はBAS1000イメージングアナライザー
(富士フィルム社製)を用い定量し、反応率を算出し
た。また、遊離したNBD脂肪酸はクロマトスキャナー
CS9000(島津製作所社製)を用い、それぞれ定量
し、反応率を算出した。その結果を図4に示す。すなわ
ち、図4はB16細胞におけるセラミダーゼの活性測定
を比較する図であり、縦軸の上からC12−NBD−C
erを基質とし3時間(3hr)及び6時間(6hr)
反応を、C12−14C−Cerを基質とし3時間及び6
時間反応を示し、横軸に分解率(%)を示す。この結果
から、B16細胞にはC12−NBD−Cerによく作
用するがC12−14C−Cerにあまり作用しないアル
カリ性セラミダーゼと、C12−14C−Cerによく作
用するがC12−NBD−Cerにあまり作用しない酸
性セラミダーゼが存在することが示唆された。
【0028】
【発明の効果】本発明の製造方法により、任意のスフィ
ンゴ脂質又はスフィンゴ脂質誘導体を効率よく安価に調
製することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】SCDaseによる逆反応の脂肪酸分子種に対
する特異性を示す図である。
【図2】SCDaseによる逆反応の至適pHを示す図
である。
【図3】SCDaseの加水分解反応、逆反応、脂肪酸
交換反応の反応率を示す図である。
【図4】B16細胞におけるセラミダーゼの活性測定を
比較する図である。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C12P 19/44 C12P 19/44 (72)発明者 喜多 克洋 長崎県長崎市丸尾町3−19

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スフィンゴ脂質と、標識を有し、又は有
    しない脂肪族カルボン酸とを、スフィンゴ脂質のスフィ
    ンゴイドと脂肪酸との酸アミド結合を特異的に加水分解
    する酵素を用いて酵素的に反応させ、脂肪酸鎖の異なる
    スフィンゴ脂質あるいはスフィンゴ脂質誘導体を得るこ
    とを特徴とするスフィンゴ脂質又はスフィンゴ脂質誘導
    体の製造方法。
  2. 【請求項2】 リゾスフィンゴ脂質と、標識を有し、又
    は有しない脂肪族カルボン酸とを、スフィンゴ脂質のス
    フィンゴイドと脂肪酸との酸アミド結合を特異的に加水
    分解する酵素を用いて酵素的に反応させ、スフィンゴ脂
    質あるいはスフィンゴ脂質誘導体を得ることを特徴とす
    るスフィンゴ脂質又はスフィンゴ脂質誘導体の製造方
    法。
  3. 【請求項3】 少なくとも異なる2種のスフィンゴ脂質
    又はスフィンゴ脂質誘導体を、スフィンゴ脂質のスフィ
    ンゴイドと脂肪酸との酸アミド結合を特異的に加水分解
    する酵素を用いて酵素的に反応させ、脂肪酸鎖の交換さ
    れたスフィンゴ脂質あるいはスフィンゴ脂質誘導体を得
    ることを特徴とするスフィンゴ脂質又はスフィンゴ脂質
    誘導体の製造方法。
  4. 【請求項4】 スフィンゴ脂質と、標識を有し、又は有
    しない脂肪族カルボン酸とを、スフィンゴ脂質のスフィ
    ンゴイドと脂肪酸との酸アミド結合を特異的に加水分解
    する酵素の生産能を有する微生物と接触させ、脂肪酸鎖
    の異なるスフィンゴ脂質あるいはスフィンゴ脂質誘導体
    を得ることを特徴とするスフィンゴ脂質又はスフィンゴ
    脂質誘導体の製造方法。
  5. 【請求項5】 リゾスフィンゴ脂質と、標識を有し、又
    は有しない脂肪族カルボン酸とを、スフィンゴ脂質のス
    フィンゴイドと脂肪酸との酸アミド結合を特異的に加水
    分解する酵素の生産能を有する微生物と接触させ、スフ
    ィンゴ脂質あるいはスフィンゴ脂質誘導体を得ることを
    特徴とするスフィンゴ脂質又はスフィンゴ脂質誘導体の
    製造方法。
  6. 【請求項6】 少なくとも異なる2種のスフィンゴ脂質
    又はスフィンゴ脂質誘導体を、スフィンゴ脂質のスフィ
    ンゴイドと脂肪酸との酸アミド結合を特異的に加水分解
    する酵素の生産能を有する微生物と接触させ、脂肪酸鎖
    の交換されたスフィンゴ脂質あるいはスフィンゴ脂質誘
    導体を得ることを特徴とするスフィンゴ脂質又はスフィ
    ンゴ脂質誘導体の製造方法。
  7. 【請求項7】 スフィンゴ脂質のスフィンゴイドと脂肪
    酸との酸アミド結合を特異的に加水分解する酵素が、ス
    フィンゴリピドセラミドデアシラーゼである請求項1〜
    6のいずれか1項に記載の製造方法。
  8. 【請求項8】 酵素が、シュードモナス(Pseudomonas)
    属の細菌の生産する酵素である請求項7記載の製造方
    法。
  9. 【請求項9】 スフィンゴ脂質と、標識を有し、又は有
    しない脂肪族カルボン酸を添加した培地中で微生物を培
    養することを特徴とする請求項4記載の製造方法。
  10. 【請求項10】 リゾスフィンゴ脂質と、標識を有し、
    又は有しない脂肪族カルボン酸を添加した培地中で微生
    物を培養することを特徴とする請求項5記載の製造方
    法。
  11. 【請求項11】 少なくとも異なる2種のスフィンゴ脂
    質又はスフィンゴ脂質誘導体を添加した培地中で微生物
    を培養することを特徴とする請求項6記載の製造方法。
  12. 【請求項12】 微生物がシュードモナス属に属する細
    菌である請求項4〜6のいずれか1項に記載の製造方
    法。
  13. 【請求項13】 請求項1〜12のいずれか1項に記載
    の製造方法により得られたスフィンゴ脂質又はスフィン
    ゴ脂質誘導体。
JP20735497A 1996-07-19 1997-07-17 スフィンゴ脂質及びスフィンゴ脂質誘導体の製造方法 Expired - Fee Related JP3734198B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20735497A JP3734198B2 (ja) 1996-07-19 1997-07-17 スフィンゴ脂質及びスフィンゴ脂質誘導体の製造方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20760696 1996-07-19
JP8-207606 1996-07-19
JP20735497A JP3734198B2 (ja) 1996-07-19 1997-07-17 スフィンゴ脂質及びスフィンゴ脂質誘導体の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1081655A true JPH1081655A (ja) 1998-03-31
JP3734198B2 JP3734198B2 (ja) 2006-01-11

Family

ID=16542571

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20735497A Expired - Fee Related JP3734198B2 (ja) 1996-07-19 1997-07-17 スフィンゴ脂質及びスフィンゴ脂質誘導体の製造方法

Country Status (8)

Country Link
EP (1) EP0940409B1 (ja)
JP (1) JP3734198B2 (ja)
KR (1) KR100468306B1 (ja)
CN (1) CN1193035C (ja)
AU (1) AU718171B2 (ja)
CA (1) CA2260768C (ja)
DE (1) DE69729111T2 (ja)
WO (1) WO1998003529A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007102396A1 (ja) * 2006-03-02 2007-09-13 Kyushu University 標識スフィンゴ脂質の製造方法

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1067196B1 (en) * 1998-03-31 2009-02-18 Takara Bio Inc. Process for producing lysosphingolipids
AU2001292238A1 (en) * 2000-09-26 2002-04-08 Takara Bio Inc. Shingolipid ceramide deacylase gene
CA2432978C (en) 2000-12-22 2012-08-28 Medlyte, Inc. Compositions and methods for the treatment and prevention of cardiovascular diseases and disorders, and for identifying agents therapeutic therefor
FR2839310A1 (fr) * 2002-05-03 2003-11-07 Pasteur Institut Nouveau procede de preparation d' alpha-glycosylceramides, nouveaux derives alpha-glycosylceramide et leurs applications
US9217749B2 (en) 2006-05-31 2015-12-22 Lpath, Inc. Immune-derived moieties reactive against lysophosphatidic acid
US9274130B2 (en) 2006-05-31 2016-03-01 Lpath, Inc. Prevention and treatment of pain using antibodies to lysophosphatidic acid
US8796429B2 (en) 2006-05-31 2014-08-05 Lpath, Inc. Bioactive lipid derivatives, and methods of making and using same
US9274129B2 (en) 2006-05-31 2016-03-01 Lpath, Inc. Methods and reagents for detecting bioactive lipids
PL2087002T3 (pl) 2006-10-27 2015-02-27 Lpath Inc Kompozycje i sposoby do wiązania sfingozyno-1 fosforanu
US8614103B2 (en) 2006-10-27 2013-12-24 Lpath, Inc. Compositions and methods for treating sphingosine-1-phosphate (S1P) related ocular diseases and conditions
US7943750B2 (en) 2007-06-18 2011-05-17 Laboratoire Medidom S.A. Process for obtaining pure monosialoganglioside GM1 for medical use
US8871202B2 (en) 2008-10-24 2014-10-28 Lpath, Inc. Prevention and treatment of pain using antibodies to sphingosine-1-phosphate
BR112012004689A2 (pt) * 2009-09-01 2019-09-24 Lz Therapeutics Inc métodos para extração e purificação de gangliosídeos.
US9556467B2 (en) 2012-01-20 2017-01-31 Garnet Bio Therapeutics, Inc. Methods of ganglioside production
CN109721632B (zh) * 2017-10-27 2023-10-31 齐鲁制药有限公司 一种高纯度神经节苷脂gm1及其制备方法
CN110464874B (zh) * 2019-08-30 2021-11-05 中国科学院深圳先进技术研究院 一种具有神经组织修复活性的聚合物材料及其制备方法和应用

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07508889A (ja) * 1993-05-06 1995-10-05 コスモフェルム ベースローテン フェンノートシャップ セラミド及びハイブリッドセラミドの酵素的合成
JP3669595B2 (ja) * 1994-07-21 2005-07-06 タカラバイオ株式会社 スフィンゴ脂質セラミドデアシラーゼ
EP0707063B1 (en) * 1994-07-21 1998-06-17 Takara Shuzo Co. Ltd. Glycolipid ceramide deacylase

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007102396A1 (ja) * 2006-03-02 2007-09-13 Kyushu University 標識スフィンゴ脂質の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
EP0940409B1 (en) 2004-05-12
AU718171B2 (en) 2000-04-06
CN1193035C (zh) 2005-03-16
EP0940409A4 (en) 2001-01-17
KR100468306B1 (ko) 2005-01-27
AU3461897A (en) 1998-02-10
DE69729111T2 (de) 2005-04-28
WO1998003529A1 (en) 1998-01-29
DE69729111D1 (de) 2004-06-17
EP0940409A1 (en) 1999-09-08
CA2260768A1 (en) 1998-01-29
JP3734198B2 (ja) 2006-01-11
KR20000067921A (ko) 2000-11-25
CN1230964A (zh) 1999-10-06
CA2260768C (en) 2008-06-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH1081655A (ja) スフィンゴ脂質及びスフィンゴ脂質誘導体の製造方法
Morell et al. Specificity in ceramide biosynthesis from long chain bases and various fatty acyl coenzyme A's by brain microsomes
Takao et al. Biosynthesis of different gangliosides in two types of rat ascites hepatoma cells with different degrees of cell adhesiveness
Tani et al. Enzymatic synthesis of ω-amino-ceramide: preparation of a sensitive fluorescent substrate for ceramidase
JPH05279379A (ja) ガングリオシドgm3組成物及びその製造法
Kita et al. Characterization of the reversible nature of the reaction catalyzed by sphingolipid ceramide N‐deacylase: A novel form of reverse hydrolysis reaction
US6428999B1 (en) Sphingolipid ceramide N-deacylase, methods for producing sphingolipids and sphingolipid derivatives, and spingolipid ceramide N-deacylase gene
JP3625244B2 (ja) リゾスフィンゴ脂質の製造方法
JP3669595B2 (ja) スフィンゴ脂質セラミドデアシラーゼ
DE69503016T2 (de) Glycolipid-Ceramiddeacylase
Arora et al. Ceramide-like synthetic amides that inhibit cerebroside galactosidase
JP3868052B2 (ja) スフィンゴ脂質セラミドn−デアシラーゼ
Basu et al. [31] Properties of animal ceramide glycanases
Ito et al. [52] Enzymatic synthesis of [14C] ceramide,[14C] glycosphingolipids, and ω-aminoceramide
JP4331896B2 (ja) リゾスフィンゴ脂質の製造方法
US5856453A (en) Glycophospholipid
JPH03123493A (ja) ジアシルグリセロリン脂質の加水分解法
WO2007102396A1 (ja) 標識スフィンゴ脂質の製造方法
den Kamp et al. Two isomers of glucosaminylphosphatidylglycerol. Their occurrence in Bacillus megaterium, structural analysis, and chemical synthesis
JPH0499494A (ja) スフィンゴ糖脂質の製造方法
Huang et al. A facile method for controlling the reaction equilibrium of sphingolipid ceramide
Rosenberg Sphingomyelin: enzymatic reactions
Snyder THE PHOSPHONOLIPIDS OF TETRAHYMENA PYRIFORMIS CILIA AND STUDIES ON THE KINETICS OF ACTION OF PORCINE PANCREATIC PHOSPHOLIPASE-A2
JPH11276191A (ja) スフィンゴ糖脂質の製造法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20020227

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20020227

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20020516

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20020805

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20020806

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050725

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050916

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20051014

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20051014

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050916

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091028

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101028

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111028

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121028

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees