JPH1082424A - 転がり軸受用保持器 - Google Patents
転がり軸受用保持器Info
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- JPH1082424A JPH1082424A JP25585696A JP25585696A JPH1082424A JP H1082424 A JPH1082424 A JP H1082424A JP 25585696 A JP25585696 A JP 25585696A JP 25585696 A JP25585696 A JP 25585696A JP H1082424 A JPH1082424 A JP H1082424A
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Abstract
隙間16に潤滑剤を取り込み易くして、保持器音の発生
を抑える。 【解決手段】 ポケット8の開口周縁部14、14に、
バレル加工或は射出成形により面取り17、17を形成
する。この面取り17、17の存在に基づき、玉5の転
動に伴って隙間16内に入り込もうとする潤滑剤が、上
記開口周縁部14、14で掻き取られにくくなる。そし
て、上記隙間16内に十分な潤滑剤を取り込める。
Description
は、各種回転機械装置に使用される転がり軸受を構成す
る保持器の改良に関し、この保持器と転動体との滑り接
触部分の潤滑を十分に確保して、転がり軸受の振動と騒
音とを低減する。
部分を支持する為の転がり軸受として、例えば図6に示
す様な玉軸受が広く使用されている。この玉軸受は、外
周面に内輪軌道1を有する内輪2と内周面に外輪軌道3
を有する外輪4とを互いに同心に配置し、上記内輪軌道
1と外輪軌道3との間に複数個の玉5、5を転動自在に
設けて成る。図示の例の場合、上記内輪軌道1と外輪軌
道3とは、共に深溝型としている。又、上記複数個の玉
5、5は、保持器6に設けたポケット8、8内に、転動
自在に保持している。
6は、波形プレス保持器と呼ばれるもので、それぞれが
金属板材をプレス成形する事により得られる、波形で円
環状に形成された1対の素子9、9を組み合わせて成
る。これら両素子9、9は、それぞれの円周方向複数箇
所に、ポケット8、8を構成する為の凹部8a、8aを
形成している。そして、この1対の素子9、9同士を上
記凹部8a、8aから外れた部分で突き合わせ、これら
各部分を複数のリベット10により結合固定して、円環
状で円周方向複数箇所にポケット8、8を有する保持器
6としている。上記各凹部8a、8aの内面中間部は、
上記各玉5、5の外面の曲率半径よりも僅かに大きな曲
率半径を有する、断面円弧状の保持凹面11としてい
る。この為、1対の素子9、9を突き合わせると、上記
凹部8a、8aが組み合わされてポケット8、8を構成
する。
保持器6aは、合成樹脂等により造られた円環状の主部
7の円周方向複数箇所に、玉5、5(図6)を転動自在
に保持するポケット8、8を設けている。この様な冠型
の保持器6aの場合、上記各ポケット8、8は、上記主
部7に互いに間隔をあけて配置された1対の弾性片1
2、12の片側面と、上記主部7の軸方向(図7の上下
方向)片面(図7の上面)でこの1対の弾性片12、1
2の間部分に設けられた球面状の凹面部13、13とか
ら構成される。この凹面部13、13の曲率半径は、上
記玉5の外面の曲率半径よりも僅かに大きい。これら弾
性片12、12の片側面と凹面部13、13とが保持凹
面を構成する。
5を、各ポケット8、8を構成する1対ずつの弾性片1
2、12の先端縁同士の間隔を弾性的に押し広げつつ、
これら1対の弾性片12、12の間に押し込む。上記保
持器6aは、この様にして上記各ポケット8、8内に玉
5、5を抱き込む事により、これら各玉5、5を、前記
内輪軌道1と外輪軌道3(図6)との間に、転動自在に
保持する。
を備えた玉軸受の使用時には、上記複数個の玉5、5の
転動に伴って、上記内輪2と外輪4との相対回転を自在
とする。この際上記複数の玉5、5は、自転しつつ上記
内輪2の周囲を公転する。又、上記保持器6、6aは、
上記玉5、5の公転速度と同じ速度で、上記内輪2の周
囲を回転する。
間部分には、グリースその他の潤滑油等の潤滑剤を充填
若しくは連続的に供給して、上記相対回転が円滑に行な
われる様にする。そして、玉軸受に振動や騒音が生じな
い様にすると共に、焼き付き等の故障を防止する。尚、
一部の玉軸受では、シール板やシールド板等の密封部材
により、内輪2外周面と外輪4内周面との間の空間の両
端開口を塞ぎ、この空間から潤滑剤が漏洩したり、或は
この空間内に塵芥等の異物が進入するのを防止する場合
もある。但し、前記図6にはこの様な密封部材を持たな
い玉軸受を示している。
玉軸受の場合、必要量の潤滑剤を充填若しくは供給して
も、この保持器6、6aに振動が誘発され、当該保持器
6、6aを組み込んだ玉軸受に、保持器音と呼ばれる騒
音や振動が発生する場合がある。この様な保持器6、6
aの振動は、保持器6、6aの玉5、5に対する動き量
が大きい事に起因して、転動体である玉5、5と保持器
6、6aとの間の滑り摩擦に基づいて発生する。この様
な保持器音の発生を抑える為に従来から、ポケット8、
8の内面と玉5、5の転動面との間の隙間を小さくし
て、玉5、5に対する保持器6、6aの動き量を小さく
し、保持器音の発生を抑える事が行なわれている。
5、5に対する保持器6、6aの動き量を小さくしただ
けでは、上記保持器6、6aのポケット8、8の内周面
形状に起因して保持器音が発生する。この理由に就い
て、図8〜9により説明する。保持器6、6aのポケッ
ト8の開口周縁部14、14には、図8〜9に示す様
に、鋭い(曲率が大きい)角部15、15が存在し、こ
の角部15、15部分が潤滑剤の流れに対する抵抗とな
る。即ち、金属板をプレス成形する事により造る波形の
保持器6も、或は合成樹脂を射出成形する事により造る
冠型の保持器6aも、上記各ポケット8、8の開口周縁
部には、バリ等による鋭いエッヂが存在する為、上記各
角部15、15の曲率は非常に大きい。
の内面と玉5の転動面との間の隙間を小さくすると、玉
5の転動面と保持凹面11(図6に示した保持器6の場
合。図7に示した保持器6aに於いては弾性片12、1
2の片側面及び凹面部13部分。)との間の隙間16に
潤滑剤が流入しにくくなる。即ち、上記玉5の転動に伴
って周囲空間からこの隙間16内に入り込もうとする潤
滑剤は、上記各角部15、15に掻き取られて、上記隙
間16内に入り込みにくくなる。この為、上記保持凹面
11と玉5の転動面との間の隙間16に十分な量の潤滑
剤が取り込まれなくなって、保持器6、6aと玉5、5
との滑り接触部分の摩擦振動を十分に抑制できなくな
り、振動や騒音を誘発する。本発明の転がり軸受用保持
器は、この様な不都合を解消すべく考えたものである。
持器は、前述した従来の転がり軸受用保持器と同様に、
複数の転動体を転動自在に保持すべく、全体を円環状に
形成され、円周方向複数個所にポケットが設けられてい
る。特に、本発明の転がり軸受用保持器に於いては、少
なくとも上記各ポケットの開口周縁部の一部に面取りが
施されている。又、好ましくは、転動体を玉とし、面取
りを断面形状が円弧形である曲面とし、この面取りの断
面形状の曲率半径を上記玉の外径の1〜20%とする。
更に好ましくは、上記面取りの断面形状の曲率半径を上
記玉の外径の2〜16%とし、より好ましくは、上記面
取りの断面形状の曲率半径を上記玉の外径の5〜15%
とする。
持器が、複数の転動体を転動自在に保持する際の作用自
体は、前述した従来の転がり軸受用保持器の場合と同様
である。特に、本発明の転がり軸受用保持器の場合に
は、潤滑剤がポケットの内面と転動体の転動面との間の
隙間に取り込まれ易くなり、滑り接触部分の潤滑状態が
良好になる。即ち、各ポケットの開口周縁部に形成され
た面取りの存在に基づき、ポケット内部に潤滑剤が流入
するのが妨げられず、上記潤滑剤がポケット内部に流入
し易くなる。この為、保持器音と呼ばれる振動・騒音が
発生しにくくなる。
1例を示している。本例は、本発明を前記図7に示した
冠型保持器に適用したものである。この保持器18は、
前述した従来の保持器6a(図7)と同様に、合成樹脂
製で円環状の主部7と、この主部7の円周方向複数個所
に設けられ、その内側に転動体である玉5を1個ずつ転
動自在に保持する複数個のポケット8とを備えている。
各ポケット8は、上記主部7に互いに間隔をあけて配置
された1対の弾性片12、12(図7参照)と、上記主
部7の軸方向片面(図1の上面)でこの1対の弾性片1
2、12の間部分に設けられた凹面部13とから構成し
ている。これら凹面部13及び各弾性片12の片側面
は、当該保持器18が保持すべき玉5の転動面の曲率半
径rよりも僅かに大きい曲率半径R13を有する球状凹面
としている。これら凹面部13及び1対の弾性片12、
12の片側面が、上記玉5を転動自在に保持する為の保
持凹面を構成する。更に、本発明の保持器18の場合に
は、図1に一点鎖線で囲んで示した、各ポケット8の開
口周縁部14、14に、バレル加工等により、断面円弧
状の面取り17、17を、上記開口周縁部14、14の
全長に亙って施している。
用保持器が、複数の玉5を転動自在に保持する際の作用
自体は、前述した従来の転がり軸受用保持器の場合と同
様である。特に、本発明の転がり軸受用保持器の場合に
は、上記玉5の転動に伴って周囲空間からこの玉5の転
動面と1対の弾性片12、12の片側面及び凹面部13
との間の隙間16内に入り込もうとする潤滑剤が、上記
開口周縁部14、14部分であまり掻き取られる事な
く、上記隙間16内に効率良く入り込む。この為、上記
1対の弾性片12、12の片側面及び凹面部13と玉5
の転動面との間の隙間16に十分な量の潤滑剤が取り込
まれ、しかもこの隙間16内に潤滑剤を長時間に亙り保
持できる。この結果、保持器18と玉5との滑り接触部
分の摩擦振動を十分に抑制できて、保持器音と呼ばれる
振動や騒音を誘発する可能性が低くなる。
例を示している。本例の場合には、保持器18aにポケ
ット8を構成すべく、主部7に互いに間隔をあけて配置
した1対の弾性片12、12の間部分に設けた凹面部1
3の両側部分(各ポケット8の底部)に、それぞれ面取
り17a、17aを設けている。この様な本例の場合
も、これら各面取り17a、17aを通じて玉の転動面
とポケット8の凹面部13との間の隙間内に潤滑剤が効
率良く取り込まれる為、保持器音と呼ばれる振動や騒音
を誘発する可能性が低くなる。
例を示している。本例の場合には、ポケット8の両端開
口部に円筒部19、19を形成し、これら各円筒部1
9、19の内端縁と、上記ポケット8の中央部に形成し
た球面状の凹面部13の両端縁とを、それぞれ面取り1
7b、17bにより連続させている。この面取り17
b、17bを設けたポケット8を有する保持器18b
は、合成樹脂の射出成形により形成する。上記各面取り
17b、17bは、この射出成形時に形成するが、場合
によっては、射出成形後、バレル加工により、上記面取
り17b、17bを形成しても良い。更には、射出成形
時に形成した面取り17b、17bの形状を、バレル加
工により仕上げる事もできる。
は、それぞれ断面形状が円弧形である曲面とする。そし
て、この面取りの断面形状の曲率半径を、上記ポケット
8に保持した玉5の外径の1〜20%とする。更に好ま
しくは、上記各面取り17b、17bの断面形状の曲率
半径を上記玉の外径の2〜16%とし、より好ましく
は、上記各面取り17b、17bの断面形状の曲率半径
を上記玉の外径の5〜15%とする。この様な本例の場
合も、上記各面取り17b、17bを通じて玉5の転動
面とポケット8の凹面部13との間の隙間内に潤滑剤が
効率良く取り込まれる為、保持器音と呼ばれる振動や騒
音を誘発する可能性が低くなる。
例を示している。本例の場合には、ポケット8の両端開
口部に、このポケット8の開口周縁部に向かうに従って
内径が大きくなる摺鉢状の傾斜面20、20を形成し、
これら各傾斜面20、20の内端縁と、上記ポケット8
の中央部に形成した球面状の凹面部13の両端縁とを、
それぞれ面取り17c、17cにより連続させている。
この面取り17c、17cを設けたポケット8を有する
保持器18cは、上述した第3例の場合と同様に、合成
樹脂の射出成形により形成する。上記各面取り17c、
17cは、この射出成形時に形成するが、場合によって
は、射出成形後、バレル加工により、上記面取り17
c、17cを形成しても良い。更には、射出成形時に形
成した面取り17c、17cの形状を、バレル加工によ
り仕上げる事もできる。
は、それぞれ断面形状が円弧形である曲面とする。そし
て、この面取りの断面形状の曲率半径を、上記ポケット
8に保持した玉5の外径の1〜20%とする。更に好ま
しくは、上記各面取り17c、17cの断面形状の曲率
半径を上記玉5の外径の2〜16%とし、より好ましく
は、上記各面取り17c、17cの断面形状の曲率半径
を上記玉5の外径の5〜15%とする。この様な本例の
場合も、上記各面取り17c、17cを通じて玉5の転
動面とポケット8の保持凹面13との間の隙間内に潤滑
剤が効率良く取り込まれる為、保持器音と呼ばれる振動
や騒音を誘発する可能性が低くなる。
する冠型の保持器に適用した例に就いて説明した。但
し、本発明は、上記玉軸受用の冠型保持器に限らず、転
がり軸受用の保持器であれば、波形保持器、更にはころ
軸受用の保持器等にも適用する事ができる。又、本発明
は、転動体に対する保持器の変位量を僅小にする為、転
動面とポケット内面との間の隙間を僅小にした構造は勿
論、この隙間が通常の寸法を有する構造でも効果を得ら
れる。
が行なった第一、第二の実験に就いて説明する。先ず、
第一の実験を行なうに当り、図7に示す様な冠型の保持
器6aを、ポリアミド66により射出成形し、射出成形
したままでポケット8の開口周縁部に角部が存在するも
の1種類(比較例)と、バレル加工により図1に示す様
な面取り17、17を形成したもの5種類(実施例1〜
5)と、切削加工により図2に示す様な面取り17a、
17aを形成したもの1種類(実施例6)との、7種類
の試料を用意した。各試料は、それぞれ同じものを10
個又は20個用意し、それぞれを玉軸受中に組み込んで
運転し、保持器音の発生の有無を観察した。尚、実施例
6の様な面取り17a、17aを工業的に形成する場合
は、切削によらず、射出成形時に形成する。
件、並びに総ての試料に関する運転条件は、次の通りで
ある。 バレル加工の条件 共通する条件 3mmの三角形のアルミナ粒子を砥粒として使用し、回転
式バレル又は遊星旋回式バレル加工機により加工。 実施例ごとに異なる条件 実施例1:加工時間=1時間 実施例2:加工時間=5時間 実施例3:加工時間=12時間 実施例4:加工時間=48時間 実施例5:加工時間=72時間 玉軸受の運転条件 潤滑条件:グリース充填 回転速度:4000r.p.m. ラジアル荷重:100kgf 雰囲気温度:0℃
察したところ、比較例に関しては、10個の試料全部に
就いて保持器音の発生が観察された。又、実施例1〜5
に関しては、それぞれ20個ずつの試料全部に就いて、
保持器音の発生が観察されなかった。更に、実施例6に
関しては、10個の試料全部に就いて、保持器音の発生
が観察されなかった。そして、これらの実験により、本
発明が保持器音の低減に効果がある事が確認された。
に及ぼす影響に就いて知る為に行なった、第二の実験に
就いて説明する。この第二の実験は、図3に示した実施
の形態の第3例の様な保持器18bを使用し、玉5の外
径(直径)に対する面取り17b、17bの曲率半径の
割合を種々変化させて、この割合が運転時に発生する保
持器音に及ぼす影響に就いて測定した。試験条件は次の
通りである。 使用した軸受:呼び番号が6202である深溝型玉
軸受(外径35mm、内径15mm、幅11mm) 使用した保持器:外径25.5mm、内径21.5mm、幅
5.80mmで、玉案内される冠型保持器 凹面部13の中心角θ(図3参照):46度 運転条件 潤滑条件:動粘度が100cst のエーテルウレア系グリ
ースを、充填可能な空間に、容積割合で40%充填 回転速度:4000r.p.m. ラジアル荷重:100kgf スラスト荷重:50kgf 雰囲気温湿度:0℃、20%
7bの曲率半径と運転時に発生する保持器音の大きさと
の関係を求めたところ、図5に示す様な結果を得られ
た。この図5に於いて、横軸は上記各面取り17b、1
7bの断面形状の曲率半径と上記ポケット8に保持した
玉5の外径との比率を、縦軸は図7に示す様な従来の保
持器6aを用いて構成された玉軸受が発生する騒音レベ
ルを0dBとして、上記各面取り17b、17bの曲率
半径を変化させた保持器を用いた時の玉軸受の騒音レベ
ルの差を、それぞれ表している。この図5から明らかな
通り、上記各面取り17b、17bの断面形状の曲率半
径を、上記ポケット8に保持した玉5の外径の1%以上
とすれば、一応保持器音を低減させる効果を得られる。
更に好ましくは、上記各面取り17b、17bの断面形
状の曲率半径を上記玉5の外径の2〜16%とすれば、
保持器音の低減効果が顕著になる。より好ましくは、上
記各面取り17b、17bの断面形状の曲率半径を上記
玉5の外径の4〜15%とすれば、上記保持器音の低減
効果が、より一層顕著になる。
きさに影響する他、加工性にも影響する。即ち、下限側
の規制は、金型加工の容易性につながり、上限側の規制
は、バレル加工時間の節約により、加工コストの節減に
つながる。又、上記各面取り17b、17b部分を所望
の曲率半径とする為の加工方法は、従来から知られてい
る何れの加工方法を採用しても良い。但し、合成樹脂製
保持器の場合には、加工コストの面から、金型で加工す
るのが好ましい。又、金属製保持器の場合には、やはり
加工コストの面からバレル加工により加工する事が好ま
しい。尚、上記各面取り17b、17bの断面形状の曲
率半径が、上記ポケット8に保持した玉5の外径の20
%よりも大きくなると、玉5の保持力が弱くなり、保持
器の動き量が大きくなったり、玉5がポケット8から抜
けたりする弊害が生じる。この為、上記曲率半径が玉5
の外径の20%を越えるものは、正常な軸受の運転を可
能とする保持器としては不適当で、この様な保持器を組
み込んだ転がり軸受の設計は困難である。従って、上記
曲率半径は、玉5の外径の20%以下とする必要があ
る。
述べた通り構成され作用する為、転動体の転動面と保持
器のポケットの内周面との滑り接触部分の潤滑状態が良
好になる。この結果、本発明の転がり軸受用保持器を用
いて構成した転がり軸受は、保持器音の発生が抑制さ
れ、低振動、低騒音の転がり軸受を得られる。更に、本
発明の転がり軸受用保持器の場合、転動体の転動面と保
持器のポケットの内周面との滑り接触部分の摩擦が低減
する為、保持器の耐摩耗性の向上も図れる。
一部を玉を保持した状態で示す拡大断面図。
の大きさとの関係を示す線図。
切断斜視図。
図。
拡大断面図。
拡大断面図。
Claims (2)
- 【請求項1】 複数の転動体を転動自在に保持すべく、
全体を円環状に形成され、円周方向複数個所にポケット
が設けられている転がり軸受用保持器に於いて、少なく
とも上記各ポケットの開口周縁部の一部に面取りが施さ
れている事を特徴とする転がり軸受用保持器。 - 【請求項2】 転動体が玉であり、面取りが断面形状が
円弧形である曲面であり、この面取りの断面形状の曲率
半径が上記玉の外径の1〜20%である、請求項1に記
載した転がり軸受用保持器。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25585696A JPH1082424A (ja) | 1996-07-17 | 1996-09-27 | 転がり軸受用保持器 |
| US08/728,078 US6068408A (en) | 1995-10-19 | 1996-10-09 | Cage for a rolling bearing |
| GB9621167A GB2306582B (en) | 1995-10-19 | 1996-10-10 | Cage for a rolling bearing |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18776996 | 1996-07-17 | ||
| JP8-187769 | 1996-07-17 | ||
| JP25585696A JPH1082424A (ja) | 1996-07-17 | 1996-09-27 | 転がり軸受用保持器 |
Related Child Applications (2)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2004066649A Division JP2004162922A (ja) | 1996-07-17 | 2004-03-10 | 保持器及び転がり軸受 |
| JP2004066648A Division JP2004162921A (ja) | 1996-07-17 | 2004-03-10 | 転がり軸受 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1082424A true JPH1082424A (ja) | 1998-03-31 |
Family
ID=26504550
Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP25585696A Pending JPH1082424A (ja) | 1995-10-19 | 1996-09-27 | 転がり軸受用保持器 |
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