JPH1083100A - 静電潜像用液体現像剤および画像形成方法 - Google Patents

静電潜像用液体現像剤および画像形成方法

Info

Publication number
JPH1083100A
JPH1083100A JP8236265A JP23626596A JPH1083100A JP H1083100 A JPH1083100 A JP H1083100A JP 8236265 A JP8236265 A JP 8236265A JP 23626596 A JP23626596 A JP 23626596A JP H1083100 A JPH1083100 A JP H1083100A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid developer
electrostatic latent
latent image
yellow
methacrylate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8236265A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Nagase
公一 長瀬
Kyoko Yokoyama
恭子 横山
Hiroyuki Takahata
洋行 高畑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toray Industries Inc filed Critical Toray Industries Inc
Priority to JP8236265A priority Critical patent/JPH1083100A/ja
Publication of JPH1083100A publication Critical patent/JPH1083100A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Liquid Developers In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】原稿に対して良好な色再現性を得ることができ
る静電潜像用液体現像剤を提供する。 【解決手段】電気絶縁性の脂肪族炭化水素溶剤に、
(a)樹脂,(b)着色剤,(c)分散剤を分散させて
なる静電潜像用液体現像剤において、着色剤としてイエ
ローとしてジスアゾイエロー、マゼンタとしてモノアゾ
レーキ、シアンとして銅フタロシアニン顔料を使用する
ことを特徴とする静電潜像用液体現像剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式また
は静電記録方式によって形成される静電潜像の現像に用
いられる液体現像剤に関する。特にイオン流によってイ
オン画像を形成するイオンプリンターを用いて、記録媒
体上にイオンパターンを形成し、このイオンパターン形
成画像に従って現像して情報記録、画像記録体を得るフ
ルカラーイオンフロー記録方法の現像剤として有効に用
いられる。
【0002】
【従来の技術】一般の液体現像剤は、脂肪族炭化水素系
溶剤の如く、電気抵抗が高く、かつ誘電率の低い電気絶
縁性担体液中に結着剤、着色剤、添加剤等を含有して成
るトナー粒子を分散させたものであって、通常結着剤と
して天然または合成樹脂、着色剤として顔料または染
料、添加剤として金属セッケン等の分散剤を各々担体液
に混合し、均一に混練して、不揮発分が1〜20wt%程
度の濃縮トナーを調製し、次いでこの濃縮トナーを不揮
発分0.1〜5wt%程度になるように希釈して調製する
もので、例えば特開昭62−89971などに記載され
る現像剤が挙げられる。
【0003】このような液体現像剤をフルカラーイオン
フロー記録方法の現像剤として使用して、フルカラー印
字を行った場合、原稿の色とのマッチングといった問題
が生じていた。
【0004】この原稿の色の再現ができない理由として
は、 (1)着色剤の違い (2)色による印字濃度の違い (3)色の重ねによる二次色の発色の違い 特に、二次色の発色については、色間の組み合わせが重
要になることが推測された。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来技
術の欠点に鑑み創案されたもので、その目的とするとこ
ろは、フルカラー印字において原稿の色とのマッチング
が良好な液体現像剤を得ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明は以下の構成からなる。
【0007】電気絶縁性の脂肪族炭化水素溶剤に、
(a)樹脂,(b)着色剤,(c)分散剤を分散させて
なる静電潜像用液体現像剤において、着色剤としてイエ
ローとしてジスアゾイエロー、マゼンタとしてモノアゾ
レーキ、シアンとして銅フタロシアニン顔料を使用する
ことを特徴とする静電潜像用液体現像剤。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明では、電気絶縁性の脂肪族
炭化水素溶剤を樹脂,着色剤,分散剤の分散媒ないし
は、担体液として用いる。
【0009】電気絶縁性の脂肪族炭化水素系溶剤として
は、特に制限するものではないが、通常電気抵抗が10
9 Ω・cm以上で誘電率が3以下であるもので、沸点が6
8〜250℃の範囲の例えばn−ヘキサン、n−ヘプタ
ン、n−オクタン、n−ノナン、n−デカン、n−ウン
デカン、n−ドデカン、n−トリデカン、イソオクタ
ン、リグロイン及びそれらの混合物等、市販品としては
エッソ石油株式会社から販売されている“アイソパー”
E,G,H,L,M、“ソルベッソ”150、シェル石
油株式会社から販売されている“シェルゾール”71、
出光石油株式会社から販売されている“IPソルベン
ト”1016,1620,2028、日本油脂株式会社
から販売されているNAS−3、NAS−4などの有機
溶剤が例として挙げられる。特に沸点が、150〜25
0℃の溶剤、例えば“アイソパー”G,H,Lが好まし
い。
【0010】本発明の液体現像剤に使用される樹脂とし
ては、エチレン系共重合体、アクリル系共重合体、エチ
レン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−アクリレート共
重合体、エチレンとメタクリル酸の金属イオン架橋ポリ
マー、エチレン−塩化ビニル共重合体、エチレン−無水
マレイン酸共重合体、エチレン−酢酸ビニル−アクリレ
ート三元共重合体、酢酸ビニル−アクリル共重合体、酢
酸ビニル−メタクリル共重合体などが用いられるが、好
ましくは、樹脂がアクリル酸アルキルおよびメタクリル
酸アルキルから選ばれた1種類以上とアクリル酸シクロ
アルキル、メタクリル酸シクロアルキル、アクリル酸ア
ラルキルおよびメタクリル酸アラルキルから選ばれた1
種類以上を主構成成分とする脂肪族炭化水素系溶剤に可
溶性の共重合体セグメントと酢酸ビニルを主構成成分と
する前記溶剤に不溶性の重合体セグメントからなり、全
体として前記溶剤に不溶性の非ゲル状の共重合体であ
る。
【0011】上記のような樹脂を用いることで、着色粒
子の溶剤中での帯電特性、分散性、および紙への定着性
のバランスがとれた現像剤を得ることができる。可溶性
の共重合体セグメントとしては、アクリル酸アルキルお
よびメタクリル酸アルキルから選ばれた1種類以上とア
クリル酸シクロアルキル、メタクリル酸シクロアルキ
ル、アクリル酸アラルキルおよびメタクリル酸アラルキ
ルから選ばれた1種類以上を主構成成分とする共重合体
セグメントが好ましく用いられ、このうち特にアクリル
酸アルキルおよびメタクリル酸アルキルから選ばれた1
種類以上とアクリル酸シクロアルキルおよびメタクリル
酸シクロアルキルから選ばれた1種類以上を主構成成分
とする共重合体セグメントが好ましい。可溶性の共重合
体セグメントとしては、他にこれら以外のビニル化合
物、例えばバーサチック酸ビニルなどと共重合してもよ
い。通常これらの共重合割合は目的に応じ変わりうる
が、強いて一般に使われる範囲を示せば、アクリル酸ア
ルキルおよびメタクリル酸アルキルから選ばれた1種が
40〜80wt%、好ましくは45〜75wt%、アクリル
酸シクロアルキル、メタクリル酸シクロアルキル、アク
リル酸アラルキルおよびメタクリル酸アラルキルから選
ばれた1種が20〜60wt%、好ましくは25〜50wt
%、ビニル化合物が0〜20wt%、好ましくは5〜15
wt%の範囲が用いられる。
【0012】可溶性の共重合体セグメントとして用いら
れるアクリル酸アルキルまたはメタクリル酸アルキルの
アルキル基としては特に制限するものではないが、通
常、炭素数3〜20、好ましくは、炭素数4〜18のア
ルキル基をもったものが好ましく使用される。具体例と
しては、アクリル酸またはメタクリル酸のブチル、イソ
ブチル、t−ブチル、2−エチルヘキシル、オクチル、
イソノニル、デシル、ラウリル、ドデシル、ステアリル
等のエステルが用いられる。本発明でいうアクリル酸シ
クロアルキルまたはメタクリル酸シクロアルキルのシク
ロアルキル基としては、特に制限はないが、通常炭素数
6〜8であり、好ましくはシクロヘキシル基が挙げられ
る。具体例としては、アクリル酸シクロヘキシルやメタ
クリル酸シクロヘキシルが最も好ましく用いられる。ま
た、アクリル酸アラルキルまたはメタクリル酸アラルキ
ルとしてはアクリル酸ベンジルやメタクリル酸ベンジル
が最も好ましく用いられる。
【0013】可溶性の共重合体セグメントの重合時に有
機メルカプタンを重合調製剤として用いると、不溶性の
重合体セグメントの分散安定性が向上するので、より好
ましい。この有機メルカプタンとしては、一般に重合調
製剤として用いられる高級アルキルメルカプタンが用い
られ、特に制限するものではないが、通常炭素数7以
上、好ましくは炭素数8〜20のアルキル基を有する高
級アルキルメルカプタンが用いられる。特にn−オクチ
ルメルカプタン、n−ドデシルメルカプタン、t−ドデ
シルメルカプタン、n−オクタデシルメルカプタンなど
が好ましく用いられる。また、可溶性の共重合体セグメ
ントの重合触媒としては、特に制限はないが、通常アル
キル基の炭素数が3〜6のアゾビスアルキルニトリルが
用いられる。特にアゾビスイソブチロニトリルが好まし
い。
【0014】不溶性の共重合体セグメントとしては、酢
酸ビニルを主構成成分とする共重合体セグメントが好ま
しく用いられ、アクリル酸アルキル、メタクリル酸アル
キル、アクリル酸シクロアルキル、メタクリル酸シクロ
アルキル、アクリル酸アラルキルおよびメタクリル酸ア
ラルキルなどの1種類以上との共重合体セグメントであ
ってもよい。酢酸ビニルを主構成成分とする重合体セグ
メントとしては、酢酸ビニル成分が50〜100wt%、
好ましくは65〜100wt%の重合体セグメントまたは
共重合体セグメントが好ましく用いられる。ここでいう
アクリル酸またはメタクリル酸アルキルとしては特に制
限するものではないが、そのアルキル基が通常炭素数1
〜20の、好ましくは1〜18のアルキル基を有するも
のであり、具体的には、アクリル酸またはメタクリル酸
メチル、エチル、2−ヒドロキシエチル、イソブチル、
オクチル、ステアリル、イソノニルなどのエステルが好
ましく用いられる。ここでいうアクリル酸シクロアルキ
ルまたはメタクリル酸シクロアルキルのシクロアルキル
基としては、特に制限するものではないが通常炭素数6
〜8であり、好ましくはシクロヘキシル基が挙げられ
る。具体例としては、アクリル酸シクロヘキシルやメタ
クリル酸シクロヘキシルが最も好ましく用いられる。ま
た、アクリル酸アラルキルまたはメタクリル酸アラルキ
ルとしてはアクリル酸ベンジルやメタクリル酸ベンジル
が最も好ましく用いられる。
【0015】不溶性の重合体セグメントを製造するとき
に用いられる重合触媒としては、通常ジアシルパーオキ
サイド類が使用可能であるが、ベンゾイルパーオキシ
ド、ラウロイルパーオキシド、p−クロロベンゾイルパ
ーオキシド等が好ましく用いられる。
【0016】本発明の液体現像剤に使用される樹脂とし
ての共重合体の製造法としては、例えば前記脂肪族炭化
水素性溶剤を反応溶媒として用いることができ、先ず該
反応溶媒中に可溶性の共重合体セグメントを構成するた
めのモノマーを加え、重合して可溶性の共重合体セグメ
ントを得たのち、そのままの状態で次いで不溶性の重合
体セグメントを構成するためのモノマーを加え、重合す
るという二段法で得ることもできる。共重合体の分子量
は、用いるモノマーの種類およびその組み合わせによっ
て異なるが、重量平均分子量で5,000〜50,00
0に調製するのが好ましく、8,000〜20,000
に調製するのが特に好ましい。可溶性の共重合セグメン
トと不溶性の重合体セグメントの割合は、用いるモノマ
ーの組み合わせによって異なるが、一般的には、可溶性
の共重合体セグメントが共重合体全体の25〜60重量
%、特に30〜45重量%の範囲にあるのが好ましい。
この範囲の場合、不溶性の重合体セグメントの粒子径が
小さくなると推定され、着色剤と可溶性の共重合体セグ
メントとの結合が充分なされる。なお、共重合体は、上
記可溶性の共重合体セグメントと不溶性の重合体セグメ
ントからなるグラフト共重合体であることが好ましい
が、両セグメントを有する共重合体であれば、必ずしも
これのみに限定されるわけでない。
【0017】本発明で使用される着色剤は、イエローと
してジスアゾイエロー、マゼンタとしてモノアゾレー
キ、シアンとして銅フタロシアニン顔料の組み合わせで
ある、さらに好ましくはジスアゾイエローAAA(C.
I.Pigment Yellow12)、ブリリアン
トカーミン6B(C.I.Pigment Red 5
7:1)、フタロシアニンブルー (C.I.Pigm
ent Blue 15:3)の組み合わせが好まし
い。
【0018】この組み合わせ以外の顔料を使用した場合
には、イエローとマゼンタの重ね色であるレッド、イエ
ローとシアンの重ね色であるグリーン、マゼンタとシア
ンの重ね色であるブルーの色相が原稿に比べ異なるなど
の問題が生じる。
【0019】また、顔料の固形分の現像剤の固形分中の
割合は、25重量%以上80重量%以下、さらに好まし
くは30重量%以上70重量%以下が好ましい。固形分
が25重量%未満の場合には印字濃度が不足となり、8
0重量%を超える場合には定着性が不良となる。
【0020】また、現像剤の荷電特性を良好にするため
には、顔料の比電導度として、イエローで100μs/
cm以下、マゼンタで500μs/cm以下、シアンで
200μs/cm以下であることが好ましい。この上限
を超える場合には白地汚れが生じるなどの問題が起こ
る。 顔料の比電導度の測定方法としては、試料の顔料
の乾燥物5gを300mlビーカーに量り取り、エタノ
ール1mlを加えて良く湿潤させた後、イオン交換水
(比電導度5μs/cm以下、PH7.0±1.0)2
00mlを加え良く降り混ぜる。次に5分間煮沸し、煮
沸されたイオン交換水を常温になるまで水冷し、250
mlフラスコに洗い移し、イオン交換水を標線まで加え
良く降り混ぜる。次に濾紙(東洋濾紙No5C)を用い
て濾過する。濾液の最初の約30mlは捨て、残りをビ
ーカーに受け、得られた25mlについて電導度計を用
いて測定する。
【0021】イエロー用顔料の具体例としては、ジスア
ゾイエロー顔料である、セイカファーストイエロー23
00、H7055,2340TN,G2300,230
0M(大日精化製)、ファイネスイエローG20S−1
2E,ライオノールイエローGR,GRO,No120
6ライオノールイエロー(東洋インキ製)、シムラファ
ーストイエローGF、KETイエロー406(大日本イ
ンキ製)などが挙げられる。
【0022】マゼンタ用顔料の具体例としては、モノア
ゾレーキ顔料である、セイカファーストカーミン6B7
0−1(F),6B1476T−7,6B1478,6
B1480,6B1483LT,6B1488,6B7
0M(大日精化製)、ブリリアントカーミン6BA,ラ
イオノールレッド6BFG4215,6BFG4200
(東洋インキ製)、シムラファーストカーミン6B、ケ
ットレッド306、307(大日本インキ製)などが挙
げられる。
【0023】シアン用顔料の具体例としては、銅フタロ
シアニン顔料である、クロモファインブルー4920,
4927,4920G,KBN,4930,4933
M,4935,4938(大日精化製)、No.700
−10シアニンブルー、リオノールブルーFG−735
0(東洋インキ製)、ファストゲンブルーTGRケット
ブルー104(大日本インキ製)などが挙げられる。
【0024】ブラックについては、特に制限はなく、通
常の顔料が使用できる。ブラック用の着色剤の具体例と
しては、カーボンブラック、スピリットブラック、アニ
リンブラック(C.I.Pigment Black 1 )、金属の焼成顔
料などが用いられる。カーボンブラックとしては、ファ
ーネスブラック、アセチレンブラック、チャンネルブラ
ックなどいずれも使用できる。
【0025】本発明に使用される分散剤は、トナーの分
散安定性、保存性を向上させ得るものであればよく、例
えばナフテン酸、オクチル酸、ステアリン酸、アルキリ
ン酸、アルキルベンゼンスルホン酸、樹脂酸、脂肪酸の
金属塩が好ましく用いられる。上記金属塩を構成する金
属としては、Li、Ca、Ba、Zr、Mn、Co、N
i、Cu、Zn、Cd、Al、Pt等の金属および遷移
金属が有効である。特にアルミニウムオキサイドアシレ
ートの多量体好ましくは三量体も好ましく用いられる。
アルミニウムオキサイド・アシレートの多量体は例えば
“オリープ”AOS(ホープ製薬(株)製)、“オリー
プ”AOO(ホープ製薬(株)製)、潤滑剤OA−S
(川研ファインケミカル(株)製)、潤滑剤OA−O
(川研ファインケミカル(株)製)が特に好ましく用い
られる。
【0026】また、本発明には、荷電制御剤、高級脂肪
族ポリエステルなどを添加しても良い。
【0027】本発明に係る液体現像剤を製造する方法と
しては、液体を混合、分散する種々の公知の方法によっ
て製造出来る。例えば共重合体の分散液と着色剤、分散
剤と上記化合物との混合物を脂肪族炭化水素系溶剤中で
ボールミル、サンドミル、アトライター等で均一に混練
して、従来と同様、1〜20wt%程度の不揮発分を有す
る濃縮トナーを調製し、この濃縮トナーを前記脂肪族炭
化水素系溶剤で不揮発分が0.05〜5wt%程度になる
ように希釈することによって調製することができる。
【0028】本発明の液体現像剤は、電子写真方式また
は静電記録方式により得られた静電潜像を現像すること
ができ、これらの現像剤として有効に用いられる。
【0029】本発明は、特にイオン流によってイオン画
像を形成するイオンプリンターを用いて記録媒体上にイ
オンパターンを形成し、このイオンパターン形成画像に
従って現像して情報記録、画像記録体を得るフルカラー
イオンフロー記録法の現像剤として有効に用いられる。
【0030】
【実施例】以下に本発明の実施例を示す。以下、部数は
重量部を意味する。
【0031】参考例1 脂肪族系溶剤“アイソパー”H(エクソン化学(株)
製)490部を90℃に加熱撹拌している中へ、メタク
リル酸2−エチルヘキシル140部、メタクリル酸ベン
ジル60部、ドデシルメルカプタン4部、アゾビスイソ
ブチロニトリル2部の混合液を1時間かけて滴下させた
後、さらに1時間90℃で加熱撹拌しながら重合反応さ
せた。次いで、酢酸ビニル250部、メタクリル酸2−
エチルヘキシル35部、メタクリル酸ベンジル15部、
過酸化ベンゾイル1部の混合液を3時間かけて滴下させ
て90℃に保って重合反応を進めた。滴下後一時間ごと
に3回、0.1部のアゾビスイソブチロニトリルを加え
た後重合をおなった。
【0032】得られた溶液は、極めて分散安定性の優れ
た白色エマルジョンであった。このエマルジョンの不揮
発分は50wt%であった。上記製造例において、可溶性
の共重合体セグメントは、メタクリル酸2−エチルヘキ
シル140部とメタクリル酸ベンジル60部との共重合
体セグメントであり、不溶性の重合体セグメントは、酢
酸ビニル250部とメタクリル酸2−エチルヘキシル3
5部とメタクリル酸ベンジルとの共重合体セグメントで
ある。
【0033】実施例1 (1)シアン現像剤 参考例1で得た樹脂 100部 No.700−10 シアニンブルー(銅フタロシアニン顔料) 50部 (東洋インキ製造(株)製) 比電導度:95μs/cm 固形分中の顔料濃度 43% アルミニウムオキサイドステアレート 10部 (ホープ製薬(株)製“オリープ”AOS) オレイン酸メチル 6部 (日本油脂(株)製ユニスターM−182A) “アイソパー”G 150部 (エッソ化学(株)製) (2)マゼンタ現像剤 参考例1で得た樹脂 100部 ライオノールレッド6B FG−4213(モノアゾレーキ顔料) 50部 (東洋インキ製造(株)製) 比電導度:255μs/cm 固形分中の顔料濃度 43% アルミニウムオキサイドステアレート 5部 (ホープ製薬(株)製“オリープ”AOS) オレイン酸メチル 3部 (日本油脂(株)製ユニスターM−182A) “アイソパー”G 150部 (エッソ化学(株)製) (3)イエロー現像剤 参考例1で得た樹脂 100部 ファイネスイエローG20S−12E(ジスアゾイエロー顔料) 50部 (東洋インキ製造(株)製) 比電導度:34μs/cm 固形分中の顔料濃度 43% アルミニウムオキサイドステアレート 10部 (ホープ製薬(株)製“オリープ”AOS) オレイン酸メチル 6部 (日本油脂(株)製ユニスターM−182A) “アイソパー”G 150部 (エッソ化学(株)製) をアトライターで5時間混練した後、さらに“アイソパ
ー”Gを550部加えて2時間混練して濃縮トナーを
得、これを40部とり、960部の“アイソパー”Gに
希釈して現像剤を得た。この現像剤を用いて静電記録方
式により得られた潜像をもつ静電記録紙を現像したとこ
ろ、荒れのない明瞭な画像が得られた。こ現像剤で20
0枚印字を続けても荒れのない鮮明で再現性の良い画像
が得られた。
【0034】また、原稿に対してイエロー、マゼンタ、
シアンの一次色の色差をΔE<1以内に押さえた場合、
二次色の色差ΔE=2.3で、良好な再現性を示した。
【0035】ここで、色差の測定は、ミノルタ社製色彩
色差計CR−121を用いて測定した。
【0036】実施例2 実施例1の顔料の代わりに次の顔料を用いてフルカラー
現像液を作成した。
【0037】イエロー:セイカファーストイエロー23
00(大日精化製、ジスアゾイエロー顔料) マゼンタ:セイカファーストカーミン6B1480(大
日精化製、モノアゾレーキ顔料) シアン:クロモファインブルー4920(大日精化製、
銅フタロシアニン顔料) このフルカラー現像剤を用いて実施例1と同様に印字を
行ったところ、二次色の色差ΔE=1.8で、良好な再
現性を示した。
【0038】比較例1 実施例1の顔料の代わりにイエローとして、オリエンタ
ルイエローG(東洋インキ製造(株)製、ファストイエ
ロー顔料)を用いて印字した結果、イエローとマゼンタ
の二次色であるレッド部でΔE=4.1を示し、目で見
て違いが生じ、再現性が不十分であった。
【0039】比較例2 実施例1の顔料の代わりにマゼンタとして、ウルトラロ
ーズRN(東洋インキ製造(株)製、ローダミン6Gレ
ーキ顔料)を用いて印字した結果、シアンとマゼンタの
二次色であるブルー部でΔE=5.6を示し、目で見て
違いが生じ、再現性が不十分であった。
【0040】比較例3 実施例1の顔料の代わりにシアンとして、リオノーゲン
ブルーR(東洋インキ製造(株)製、インダストロンブ
ルー顔料)を用いて印字した結果、シアンとイエローの
二次色であるグリーン部でΔE=3.7を示し、目で見
て違いが生じ、再現性が不十分であった。
【0041】
【発明の効果】以上のとうり、本発明の液体現像剤を用
いることによって原稿に対して良好な色再現性を得るこ
とができる静電潜像用液体現像剤を提供できる。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電気絶縁性の脂肪族炭化水素溶剤に、
    (a)樹脂,(b)着色剤,(c)分散剤を分散させて
    なる静電潜像用液体現像剤において、着色剤としてイエ
    ローとしてジスアゾイエロー、マゼンタとしてモノアゾ
    レーキ、シアンとして銅フタロシアニン顔料を使用する
    ことを特徴とする静電潜像用液体現像剤。
  2. 【請求項2】樹脂が、アクリル酸アルキルおよびメタク
    リル酸アルキルから選ばれた1種以上とアクリル酸シク
    ロアルキル、メタクリル酸シクロアルキルおよびアクリ
    ル酸アラルキルまたはメタクリル酸アラルキルから選ば
    れた1種以上を主構成成分とし、かつ前記脂肪族炭化水
    素溶剤に可溶性の共重合セグメントと、酢酸ビニルを主
    構成成分とする前記溶剤に不溶性の重合セグメントから
    なり、全体として前記溶剤に不溶性の非ゲル状の共重合
    体である請求項1記載の静電潜像用液体現像剤。
  3. 【請求項3】顔料の固形分が液体現像剤の固形分中、2
    5重量%以上80重量%以下であることを特徴とする請
    求項1もしくは2のいずれかに記載の静電潜像用液体現
    像剤。
  4. 【請求項4】イオン流によって記録媒体上に形成された
    イオン画像パターンを液体現像剤によって現像し、フル
    カラー画像形成させるプロセスに用いられる請求項1も
    しくは2、3のいずれかに記載の静電潜像用液体現像
    剤。
  5. 【請求項5】電気絶縁性の脂肪族炭化水素溶剤に、
    (a)樹脂,(b)着色剤,(c)分散剤を分散させて
    なる静電潜像用液体現像剤において、着色剤としてイエ
    ローとしてジスアゾイエロー、マゼンタとしてモノアゾ
    レーキ、シアンとして銅フタロシアニン顔料を使用した
    静電潜像用液体現像剤を用いて、イオン流によって記録
    媒体上に形成されたイオン画像パターンを現像し、フル
    カラー画像を形成することを特徴とする画像形成方法。
JP8236265A 1996-09-06 1996-09-06 静電潜像用液体現像剤および画像形成方法 Pending JPH1083100A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8236265A JPH1083100A (ja) 1996-09-06 1996-09-06 静電潜像用液体現像剤および画像形成方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8236265A JPH1083100A (ja) 1996-09-06 1996-09-06 静電潜像用液体現像剤および画像形成方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1083100A true JPH1083100A (ja) 1998-03-31

Family

ID=16998226

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8236265A Pending JPH1083100A (ja) 1996-09-06 1996-09-06 静電潜像用液体現像剤および画像形成方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1083100A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8142974B2 (en) 2008-03-19 2012-03-27 Seiko Epson Corporation Liquid developer and image forming apparatus
KR20180022899A (ko) * 2015-10-16 2018-03-06 에이치피 인디고 비.브이. 정전 잉크 조성물

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8142974B2 (en) 2008-03-19 2012-03-27 Seiko Epson Corporation Liquid developer and image forming apparatus
KR20180022899A (ko) * 2015-10-16 2018-03-06 에이치피 인디고 비.브이. 정전 잉크 조성물
CN107850864A (zh) * 2015-10-16 2018-03-27 惠普印迪戈股份公司 静电墨水组合物
JP2018526672A (ja) * 2015-10-16 2018-09-13 エイチピー・インディゴ・ビー・ブイHP Indigo B.V. 静電インク組成物
US10414936B2 (en) 2015-10-16 2019-09-17 Hp Indigo B.V. Electrostatic ink composition

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4818657A (en) Liquid developer for electrostatic latent image
JPH0654396B2 (ja) 静電荷像現像用トナ−
US5204207A (en) Magenta color liquid developer for electrophotography
US4060493A (en) Liquid electrostatic developer
JP3073821B2 (ja) 静電写真用マゼンタ液体現像剤
US4497886A (en) Electrophotographic liquid developer for the reversal development _of negatively-charged images
JPH09311507A (ja) 静電潜像用液体現像剤
US4957842A (en) Liquid developer for electrostatic latent images using flushed pigments
JPH1083100A (ja) 静電潜像用液体現像剤および画像形成方法
JP3073791B2 (ja) 静電写真用マゼンタ液体現像剤
JPH1097105A (ja) 静電潜像用液体現像剤および画像形成方法
JPH10254183A (ja) 静電潜像用液体現像剤の製造方法
JPH10254184A (ja) 静電潜像用液体現像剤および画像形成方法
JPH10254185A (ja) 静電潜像用液体カラー現像剤セットおよび画像形成方法
JPH10254182A (ja) 静電潜像用液体現像剤および画像形成方法
JPH1063039A (ja) 静電潜像用液体現像剤
JP3077184B2 (ja) 静電潜像現像用湿式現像剤
JP2514636B2 (ja) 電子写真現像剤用樹脂分散液
JPH01145666A (ja) 静電写真用カラー液体現像剤
JP3081637B2 (ja) 静電写真用カラー液体現像剤
JP3219334B2 (ja) 静電写真用マゼンタ液体現像剤
JP2901013B2 (ja) 静電写真用イエロー液体現像剤
JP3612216B2 (ja) 液体現像剤
JPH07261466A (ja) 電子写真用液体現像剤
JPH0654397B2 (ja) 静電荷像現像用トナ−