JPH1084698A - 色表示装置 - Google Patents

色表示装置

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Publication number
JPH1084698A
JPH1084698A JP25738296A JP25738296A JPH1084698A JP H1084698 A JPH1084698 A JP H1084698A JP 25738296 A JP25738296 A JP 25738296A JP 25738296 A JP25738296 A JP 25738296A JP H1084698 A JPH1084698 A JP H1084698A
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JP
Japan
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period
color display
coils
coil
magnet
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Pending
Application number
JP25738296A
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English (en)
Inventor
Tadahiko Nakagiri
忠彦 中桐
Naoki Kase
尚希 加瀬
Yoshihiko Yanagawa
芳彦 柳川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
T I SHII SHICHIZUN KK
Citizen Watch Co Ltd
Original Assignee
T I SHII SHICHIZUN KK
Citizen Watch Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 色表示装置の構成要素である各色表示素子
に、駆動パルスを印加して色表示体を回転させ動画を表
示する色表示装置において、モータの回転後の停止を素
早く行うことにより、シャープな画像、高いフレーム
数、低消費電力、小電源容量を実現する。 【解決手段】 駆動パルスを少なくとも、加速期間、減
速期間、制動期間に分割し、更に停止直前期間を設け、
それらの期間の一部にコイルの非励磁期間を設け、該非
励磁期間に磁石が移動する慣性エネルギーを利用して、
前記コイルで発電させ、該コイル両端を短絡することに
よって発電ブレーキをかけ、部品を増やすことなく、モ
ータ特性のばらつきを吸収し大きなダンピング効果を得
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多色に塗り分けた
色表示体を持つ色表示素子を複数用いて画面を構成し、
モータでそれぞれの色表示体を回転、停止させて表示す
る色を切り替えることにより文字や絵などの情報を毎秒
数十フレームの速さで、動画として表示する色表示装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】本出願人は、特願平4−128010号
(特開平5−297812号)により色表示装置を構成
する色表示素子の構造を提案した。前記出願は、多色に
塗り分けた筒状の色表示体と磁石を固定した回転軸とを
結合して、複数のコイル、複数の磁芯および複数のステ
ータを磁石の周囲に配置してモータを構成してなるもの
である。上記の色表示装置の色表示体のモータの駆動に
関し、本出願人は、特願平4−128010号(特開平
5−297812号)、特願平4−131836号(特
開平5−303338号)により、モータに必要な回転
と停止を行わせるための駆動パルスを提案している。該
駆動パルスを用いれば駆動パルスの期間内で色表示体を
回転させ停止させることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】特開平5−29781
2号、特開平5−303338号に開示した駆動パルス
によると、色表示体を回転させてから停止するまでの時
間は駆動パルスの期間内で完了している。モータには特
性のばらつきがあるので、個々のモータによって停止時
間はかなり前後する。もし、モータ特性のばらつきが原
因で駆動パルス内で色表示体が停止しない場合には、ぶ
れなどが生じて表示品質が悪くなり、また、次のフレー
ムで異なる色を表示する場合には、色表示体が完全に停
止していない状態から回転することになるので誤動作の
原因となる。前記誤動作を起こさせないためには駆動パ
ルスの期間を十分長く設定することによって解決できる
が、1秒間に表示する画像数(以下フレーム数という)
が減少するので、動画表示能力が低下する。本発明の駆
動パルスは、フレーム数を安定、高速に保つため、色表
示体が停止するまでの時間を短くし、モータ特性のばら
つきがあっても色表示体を駆動パルス期間内で停止さ
せ、表示の品質および信頼性を増すことを目的とした色
表示装置を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
には、駆動パルスおよび回転動作期間を少なくとも、加
速期間、減速期間、制動期間、および停止直前期間に分
割し、加速期間は前記コイルを励磁する加速パルスで構
成し、減速期間は前記コイルを励磁する減速パルスで構
成し、制動期間は前記コイルの励磁期間とコイルを励磁
しない非励磁の期間を短周期で間欠的に繰り返すチョッ
パ方式の制動パルスによって構成する。上記制動期間に
非励磁の期間を設けることにより、回転中または停止に
向かって振動中の色表示体に発電ブレーキがかかる。該
発電ブレーキとは、励磁していないコイルの近くを磁石
が通過する際、磁石の影響によってコイル内に起電力が
生ずるが、この時コイルを含む閉回路を形成することに
よって、該起電力による電流をコイルに流してコイル周
辺に磁界を生じさせ、該磁界が磁石の磁極の運動に抵抗
を及ぼして一種の電磁ブレーキ作用をするもので、色表
示体の停止ダンピング特性が大幅に向上する。また、コ
イル内で誘起された起電力は、該コイルを含む閉回路に
発電による電流を流し、前記色表示体が回転中に有する
慣性エネルギーを、前記コイルを含む閉回路の熱、また
は仕事エネルギーで消費させ、結果的に回転中の前記色
表示体に対し、発電エネルギーによる一種の電磁ブレー
キをかかけている。本発明では、上記発電ブレーキを、
減速期間、制動期間、停止直前期間でも行い、またコイ
ルの短絡手段について説明し、容易に高いフレーム数を
得る手段を提供する。
【0005】
【発明の実施の形態】図6は色表示装置の構成要素であ
る色表示素子の一実施例の分解斜視図である。軟磁性材
料の地板61に4本の磁芯62が圧入され、磁芯62の
それぞれにコイル67〜70が巻かれており、互いに向
き合っているコイル67と68、69と70が直列に接
続されて2組のコイルを構成する。4本の磁芯62の上
端には、それぞれ1本の磁芯62につき1つのステータ
63が結合され、ステータ63a〜dの相互間の4箇所
の隙間であるステータギャップ65によりそれぞれのス
テータが分離されている。磁石66に取付けた回転軸7
5の下端部は、地板61に穿った穴にはまって回転自在
に支持され、磁石66は直径方向に着磁されており、1
つのステータ63に囲まれた空間に磁石ギャップ64を
隔てて位置し、モータを構成している。ステータ枠76
は、4個のステータ63a〜dを位置決めして保持する
プラスチック枠で、ステータ63a〜dおよび磁石66
を覆って構成されている。回転軸75の上端部は、ステ
ータ枠76の軸受け穴77を通って突き出しており、色
表示体78の中心穴79に押し込まれて結合されてい
る。色表示体78の円筒面は4色に塗り分けられてお
り、2組のコイルのそれぞれのコイル端子71と72、
73と74から駆動パルスを印加することによって、色
表示体78を回転させて表示する色を表示面に向けるよ
うになっている。
【0006】図7は、従来の駆動パルスの説明図であ
る。駆動パルスは、加速、減速および制動パルスで構成
されている。駆動パルスは、A、Bの2種類からなり、
これらを図6に示した2組のコイルにそれぞれ印加する
ことによって、色表示素子の色表示体を回転させる。駆
動パルスA、Bは、それぞれ3つの期間に区切られ、加
速期間80、減速期間82、制動期間84で構成されて
いる。加速期間80は、図示の如く、加速パルスA(9
0)と加速パルスB(92)で構成され、減速期間82
は、減速パルスA(94)と減速パルスB(96)で構
成され、制動期間84は、制動パルスA(98)と制動
パルスB(100)で構成されている。
【0007】図8は、図7の駆動パルスによるモータの
磁石とステータの状態を示す説明図である。図に示され
た(A)〜(D)のステータ63a〜dの磁極は、図7
の駆動パルスの各期間でコイルを励磁したときの状態を
示してあり、図8(A)を開始状態として、図8(B)
が図7の加速期間80、図8(C)が図7の減速期間8
2、図8(D)が図7の制動期間84となっている。図
8(A)は、モータの回転前の静止状態を示し、ステー
タ63a、cが、図6で説明したように1組のコイルで
構成され、図7の駆動パルスAが供給される。ステータ
63b、dも同様に他の1組のコイルで構成され、図7
の駆動パルスBが供給される。その結果、図7の加速期
間80では、加速パルスA(90)、B(92)が供給
され、図8(A)の開始位置Aの状態から図8(B)の
状態に向かって磁石66が回転し始め、図8(B)のよ
うに、磁石66のN極は位置110まで回転した状態で
加速期間80が終了し、図7の減速期間82に移る。S
極については、N極と対称位置にあるので説明を省略す
る。
【0008】減速期間82では、加速パルスA(90)
が反転し、減速パルスA(94)となり、図8(C)に
示すように、ステータ63a〜dに磁極が生じ、磁石6
6のN極はもとの開始位置Aに引き戻される力をうけ、
逆方向ブレーキとなって減速しながら停止位置Bに向か
って回転を続け、磁石66のN極が停止位置Bに到達
し、少し通り越して位置111まで回り込んだ状態で減
速期間82が終了し、図7の制動期間84に移る。
【0009】制動期間84では、減速パルスA(94)
が反転し、制動パルスA(98)となり、図8(D)に
示すように、ステータ63a〜dの磁極が生じ、磁石6
6のN極をステータ63b、cのS極が吸引し、吸引ブ
レーキとなって図示の停止位置Bに静止させるように作
用し、磁石66は停止位置Bを中心に減衰振動をして、
停止位置Bに停止する。前記の如く、駆動パルスをコイ
ルに印加して、時間経過にともない磁石66が90゜の
停止位置Bに停止するまでの角度を波形で表すと、図7
の回転動作波形102となり、停止位置Bを数回横切っ
て停止する。
【0010】図1は、本発明の駆動パルスの一実施例で
ある。駆動パルスおよび停止直前期間は、加速期間1
0、減速期間12、制動期間14、および停止直前期間
16に分割して示してあり、加速期間10、減速期間1
2は図8の駆動パルスの期間と同じであるが、制動期間
14は、電圧を間欠的に加え、コイルの励磁中と非励磁
中の繰り返しによって平均電流を減じたチョッパ方式の
制動パルスを用いている。駆動パルスはA、Bの2種類
からなり、これらを2組のコイルにそれぞれ印加して図
6に示した色表示体78を回転させている。駆動パルス
A、Bを期間毎に区切ると、加速期間10、減速期間1
2、制動期間14、停止直前期間16で構成されてい
る。加速期間10は、加速パルスA(20)と加速パル
スB(22)で構成されている。減速期間12は、減速
パルスA(24)と減速パルスB(26)で構成されて
いる。制動期間14は、駆動パルスAのチョッパ式制動
パルスA(28)と非励磁A(29)、駆動パルスBの
チョッパ式制動パルスB(32)と非励磁B(33)で
構成されている。停止直前期間16は、非励磁A(3
0)、非励磁B(34)で構成されている。
【0011】図2は、図1の駆動パルスによるモータの
磁石とステータの状態を示す説明図である。図2(A)
は、磁石66の回転前の静止状態を示し、図6で説明し
たように、ステータ63a、cが1組のコイルで構成さ
れ、図1の駆動パルスAが供給される。ステータ63
b、dも同様に他の1組のコイルで構成され、図1の駆
動パルスBが供給される。図1の加速期間10では、加
速パルスA(20)、加速パルスB(22)が供給さ
れ、図2(A)の開始位置Aの状態から図2(B)の状
態に向かって、磁石66のN極が回転し始め、図2
(B)に示すように位置40まで回転した状態で加速期
間10が終了し、図1の減速期間12に移る。
【0012】減速期間12は、加速パルスA(20)が
減速パルスA(24)になり、図2(C)に示すよう
に、ステータ63a〜dの磁極が生じ、磁石66のN極
はもとの開始位置Aに引き戻される力をうけ、逆方向ブ
レーキとなって減速しながら停止位置Bに向かって回転
を続け、磁石66のN極が停止位置Bに到達し、少し通
り越した位置41まで回り込んだ状態で減速期間12が
終了し、図1の制動期間14に移る。ここまでは、図7
の従来の駆動パルスと同じである。次に、本発明の制動
期間、停止直前期間について説明する。
【0013】図1の制動期間14は、駆動パルスA、B
ともにチョッパ方式で構成され、駆動パルスA、Bのチ
ョッパ式制動パルスA(28)、B(32)の非励磁A
(29)、B(33)の期間のタイミングは同じにして
あり、これを連続的に繰り返した構成になっている。チ
ョッパ式制動パルスA(28)、チョッパ式制動パルス
B(32)をコイルに印加するときは、図2(D)に示
すように、ステータ63a〜dの磁極を生じさせて、磁
石66のN極をステータ63b、cのS極により停止位
置Bに吸引する吸引ブレーキとして作用する。しかし、
磁石66のN極は停止位置Bを再度通り過ぎて位置42
まで回転し、その後停止位置Bに停止する。
【0014】非励磁A(29)、非励磁B(33)の期
間は、コイルの非励磁期間であり、両コイルへの印加電
圧はゼロであるが、磁石66は惰性で図2(C)の段階
で振動中であるため、両コイルには誘起発電による起電
力が発生する。このとき、コイル両端が短絡されている
と、起電力による電流が流れるため、発電ブレーキの効
果を生じ、色表示体の停止ダンピング特性が向上する。
つまり、図1の制動期間14のチョッパ式制動パルスA
(28)、B(32)の方が図7の制動パルスA(9
8)に比べ、消費電力が少なく色表示体の振動も早く収
まることが実験的に確認されている。その理由は、図8
(D)の停止位置Bでは、図7の制動パルスA(98)
は回転静止のモーメント力として働かず、単に停止位置
Bへの磁石66の吸引力としてしか働かないためで、図
1に示したチョッパ式制動パルスA、Bの方が発電ブレ
ーキの作用を生じて停止ダンピング力を増大させ、回転
動作波形38の振動を早く収斂させている。
【0015】停止直前期間16は、制動期間14に続き
非励磁A(30)、非励磁B(34)で構成され、制動
期間14の非励磁A(29)、非励磁B(33)の期間
と同様、発電ブレーキがかけてある。図1の回転動作波
形38は、制動期間14の効果により、素早く振動が収
斂するとして示してあるが、モータ特性にばらつきが生
じたりして制動期間14の時間内に振動が収まらないと
きには、停止直前期間16においても連続的に発電ブレ
ーキをかけることが有効となり、速やかな振動の収斂を
はかることができる。
【0016】図1の減速期間14においては、両コイル
を同時に励磁して磁石66の減速を行っていたが、一方
のコイルを励磁中に、他の一方のコイルを非励磁にして
(図示せず)1組のコイルだけで発電ブレーキの作用を
利用することもできる。その場合は、一方のコイルが減
速力つまり、電磁ブレーキとして働き、他の一方のコイ
ルは発電ブレーキとして働き、振動停止への相乗効果が
生ずるだけでなく、コイルへの励磁が常に一方だけであ
るため、電源容量を半分にできる効果がある。
【0017】図3は、図1の制動期間の第2の実施例で
ある。図1の制動期間14は、チョッパ式制動パルスA
(28)、B(32)と非励磁A(29)、B(33)
のタイミングは同じであったが、図3では、チョッパ式
制動パルスA(50)と非励磁B(56)、チョッパ式
制動パルスB(54)と非励磁A(52)のタイミング
が同じで、一方のコイルへ電圧を加えているときは他の
一方のコイルへは電圧を加えず、コイルの駆動位相の重
畳をさけて電源の容量を半分にしてある。
【0018】加速期間10、減速期間12は図1と同様
で、制動期間14に入る直前では図2の磁石66はほぼ
停止位置B付近まで回転している。したがって、制動期
間14では一方のコイルに電圧を加え、停止位置方向へ
の力を発生させ、他の一方のコイルには発電ブレーキを
発生させてダンピング効果を高めている。チョッパ式制
動パルスによるコイルの励磁と非励磁の周期は、図6の
色表示体78の減衰振動周期より早ければ顕著な制動効
果があり、効果がある範囲内でチョッパ式制動パルスと
非励磁の周期を定めればよい。
【0019】図4は、本発明の駆動回路の動作について
の説明図である。この駆動回路は、単電源駆動を行うと
きの一般的な回路で、1組のコイルだけが例示されてい
る。実際には図6で示した色表示素子の如く、コイルお
よび駆動回路はともに色表示素子1個につき2組で構成
されている。2つの駆動回路を用いて、それぞれトラン
ジスタTr1〜Tr4をON、OFFに切り替えてモー
タの回転を行っている。駆動回路は、4つのトランジス
タで構成され、トランジスタTr1、Tr2は、PNP
型のトランジスタ、トランジスタTr3、Tr4は、N
PN型のトランジスタである。以下、各トランジスタを
Tr1〜Tr4と略記する。また、Tr1〜Tr4に並
列にコイルの逆起防止用のダイオードD1〜D4が設け
られている。以下、各ダイオードをD1〜D4と略記す
る。Tr1〜Tr4がすべてOFFの時は、電流が流れ
ない待機状態であってコイル67、68は励磁されてい
ない。Tr1、Tr3をONすると電流は、コイル6
7、68の左から右方向に流れ込み、Tr2、Tr4を
ONすると電流は、コイル67、68の右から左方向に
流れ込む。この電流の方向は、図1の駆動パルスA、B
のH、Lの方向によって定められる。
【0020】次に、図1の減速期間12、制動期間1
4、停止直前期間16で説明したコイルの非励磁期間
に、コイル内に発生する起電力を強制的に短絡する3つ
の手段について説明する。
【0021】図4のコイル67、68に起電力が発生し
た時、この起電力を短絡する第1の手段は、OFF状態
にあるTr1〜Tr4のうち、Tr1、Tr3をONに
して、コイル、Tr3、電源GND、電源+(以下電源
と略)、Tr1という閉ループ回路を構成する。図4に
接続される電源回路は、図示は省くが変圧器、整流回
路、平滑回路などを含む構成であり、この際、非励磁期
間なので電源回路に駆動電圧を加えることをしていない
から、電源回路は平滑コンデンサなどを経由する電源電
圧がゼロの低いインピーダンス短絡回路として見ること
ができる。起電力の極性が逆の場合には、コイル、Tr
4、電源、Tr2という閉ループ回路を構成する。
【0022】コイル起電力を短絡する第2の手段は、コ
イル、D2、電源、D4という閉ループ回路を構成す
る。起電力の極性が逆の場合には、コイル、D1、電
源、D3という閉ループ回路を構成する。
【0023】コイル起電力を短絡する第3の手段は、電
源を経由せず、コイル、D2、Tr1という閉ループ回
路か、コイル、Tr3、D4という閉ループ回路を構成
する。起電力の極性が逆の場合には、コイル、D1、T
r2という閉ループ回路か、コイル、Tr4、D3とい
う閉ループ回路を構成する。
【0024】図5は、本発明の駆動回路の動作について
の他の説明図である。図4のコイル短絡手段は従来のコ
イル駆動回路を利用しているが、数個のトランジスタや
ダイオードが短絡回路内にあるため、大きな短絡電流が
とれない欠点があった。本図においては、発電ブレーキ
の性能を高めるため、コイル短絡用のトランスミッショ
ンゲート等の双方向スイッチSw1と回路からのコイル
切り離し用の双方向スイッチSw2、Sw3を別に設け
てある。コイルの励磁期間中は、Sw2、Sw3がO
N、Sw1はOFFで、図4と同じ構成になっている
が、非励磁期間ではSw2、Sw3をOFFにしてコイ
ル内に生じた発電エネルギーを1個の双方向スイッチS
w1のON抵抗とコイル抵抗で消費し、前記の電磁ブレ
ーキの効果をより高めている。なお、図5ではSw2、
Sw3を用いてコイルの電源からの切り離しと短絡を強
調したが、Tr1〜Tr4(またはTr1とTr2ある
いはTr3とTr4)をOFFすればコイルは電源から
切り離されるから、Sw2、Sw3は、省くことができ
る。
【0025】本発明では、図6で示したように、色表示
素子の構成は、4つのコイルを使用して、2つのコイル
を直列に接続し2組のコイルに駆動パルスを印加して、
色表示体を回転させ色表示を行うものであるが、3組以
上のコイルを用いて構成する場合もある。このような場
合でも、図1、図3で説明した駆動パルスを使用するこ
とにより、上記で説明したときと同様の効果を上げるこ
とができる。
【0026】
【発明の効果】従来はコイルを励磁することによって色
表示体の加速、逆方向ブレーキによる減速、吸引ブレー
キによる制動を行っていたが、本発明では励磁期間中ま
たはその直後に、コイルの一部または全部をある一定期
間非励磁とし、非励磁期間に磁石が移動する慣性エネル
ギーを利用して該コイルで発電させ、該コイル両端を短
絡することによって発電ブレーキをかけ、部品を増やす
ことなく、モータ特性のばらつきを吸収し大きなダンピ
ング効果を得ている。コイルの交互励磁やチョッパ方式
により電源容量は1/2となり、ブレーキ力に自己発電
を利用しているから消費電力も小さい。また、発電ブレ
ーキは磁石の慣性速度が大きい程起電力が増大するか
ら、ブレーキ力も比例的に増大し効果が大きい。上記の
結果、電磁ブレーキの構成が従来の逆方向ブレーキ、吸
引ブレーキだけでなく発電ブレーキを加えた3種類とな
り、その相乗効果によって色表示体のダンピング特性が
改善され、振動の収斂時間が短くなり、シャープな画像
切り替えと高いフレーム数が可能となり、低消費電力、
小電源容量化が実現される様になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の駆動パルスの一実施例である。
【図2】図1の駆動パルスによるモータの磁石とステー
タの状態を示す説明図である。
【図3】図1の制動期間の第2の実施例である。
【図4】本発明の駆動回路の動作についての説明図であ
る。
【図5】本発明の駆動回路の動作についての他の説明図
である。
【図6】色表示装置の構成要素である色表示素子の一実
施例の分解斜視図である。
【図7】従来の駆動パルスの説明図である。
【図8】図7の駆動パルスによるモータの磁石とステー
タの状態を示す説明図である。
【符号の説明】
10 加速期間 12 減速期間 14 制動期間 16 停止直前期間 20 加速パルスA 22 加速パルスB 24 減速パルスA 26 減速パルスB 28 チョッパ式制動パルスA 29 非励磁A 30 非励磁A 32 チョッパ式制動パルスB 33 非励磁B 34 非励磁B 50 チョッパ式制動パルスA 52 非励磁A 54 チョッパ式制動パルスB 56 非励磁A 62 磁芯 63a〜d ステータ 66 磁石 67〜70 コイル 78 色表示体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加瀬 尚希 東京都小金井市前原町5丁目6番12号 株 式会社テイ・アイ・シイ・シチズン小金井 工場内 (72)発明者 柳川 芳彦 埼玉県所沢市大字下富字武野840番地 シ チズン時計株式会社技術研究所内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多色に塗り分けた色表示体に磁石を固定
    して回転自在に支持し、前記磁石の周辺に、コイル、ス
    テータ、および磁芯を配置してなるモータを備えた色表
    示素子で構成され、前記コイルを複数組に分け、該複数
    組のコイルに駆動パルスを印加して前記色表示体を回転
    動作させる色表示装置において、 前記駆動パルスおよび回転動作期間は、少なくとも加速
    期間、減速期間、制動期間、および停止直前期間によっ
    て構成され、前記色表示体が回転中であり前記減速期
    間、制動期間、または停止直前期間にある時、前記複数
    組のコイルの一部または全部に非励磁期間を設け、該非
    励磁期間にあるコイルに前記磁石の運動により誘起され
    る起電力により、該コイルを含む閉回路に電流を流して
    該コイルに磁界を発生させ、該磁界が前記磁石の磁極の
    運動に及ぼす抵抗により、発電ブレーキを構成したこと
    を特徴とする色表示装置。
  2. 【請求項2】 多色に塗り分けた色表示体に磁石を固定
    して回転自在に支持し、前記磁石の周辺に、コイル、ス
    テータ、および磁芯を配置してなるモータを備えた色表
    示素子で構成され、前記コイルを複数組に分け、該複数
    組のコイルに駆動パルスを印加して前記色表示体を回転
    動作させる色表示装置において、 前記駆動パルスおよび回転動作期間は、少なくとも加速
    期間、減速期間、制動期間、および停止直前期間によっ
    て構成され、前記色表示体が回転中であり前記減速期
    間、制動期間、または停止直前期間にある時、前記複数
    組のコイルの一部または全部に非励磁期間を設け、該非
    励磁期間にあるコイルに前記磁石の運動により誘起され
    る起電力により、該コイルを含む閉回路に電流を流し、
    前記色表示体が回転中に有する慣性エネルギーを前記コ
    イルを含む閉回路の熱または仕事エネルギーに変換する
    ことにより、発電ブレーキを構成したことを特徴とする
    色表示装置。
  3. 【請求項3】 多色に塗り分けた色表示体に磁石を固定
    して回転自在に支持し、前記磁石の周辺に、コイル、ス
    テータ、および磁芯を配置してなるモータを備えた色表
    示素子で構成され、前記コイルを複数組に分け、該複数
    組のコイルに駆動パルスを印加して前記色表示体を回転
    動作させる色表示装置において、 前記駆動パルスおよび回転動作期間は、少なくとも加速
    期間、減速期間、制動期間、および停止直前期間によっ
    て構成され、前記色表示体が回転中にあるとき、前記減
    速期間の駆動パルスは、前記複数組のコイルの一部を逆
    方向ブレーキとして構成し、その他の非励磁のコイルは
    短絡することにより発電ブレーキを構成したことを特徴
    とする色表示装置。
  4. 【請求項4】 多色に塗り分けた色表示体に磁石を固定
    して回転自在に支持し、前記磁石の周辺に、コイル、ス
    テータ、および磁芯を配置してなるモータを備えた色表
    示素子で構成され、前記コイルを複数組に分け、該複数
    組のコイルに駆動パルスを印加して前記色表示体を回転
    動作させる色表示装置において、 前記駆動パルスおよび回転動作期間は、少なくとも加速
    期間、減速期間、制動期間、および停止直前期間によっ
    て構成され、前記色表示体が回転中にあるとき、前記制
    動期間の駆動パルスは、チョッパ方式による励磁期間と
    非励磁期間を有する繰り返しパルスによって構成し、非
    励磁期間の前記コイルの一部または全部を短絡すること
    により発電ブレーキを構成したことを特徴とする色表示
    装置。
  5. 【請求項5】 多色に塗り分けた色表示体に磁石を固定
    して回転自在に支持し、前記磁石の周辺に、コイル、ス
    テータ、および磁芯を配置してなるモータを備えた色表
    示素子で構成され、前記コイルを複数組に分け、該複数
    組のコイルに駆動パルスを印加して前記色表示体を回転
    動作させる色表示装置において、 前記駆動パルスおよび回転動作期間は、少なくとも加速
    期間、減速期間、制動期間、および停止直前期間によっ
    て構成され、前記色表示体が回転中にあるとき、前記制
    動期間の駆動パルスは、チョッパ方式による励磁期間と
    非励磁期間を有する繰り返しパルスによって構成し、か
    つ、前記複数組のコイルの一部とその他のコイルの駆動
    位相の重畳をさけた上で非励磁期間の前記コイルの一部
    または全部を短絡することにより発電ブレーキを構成し
    たことを特徴とする色表示装置。
  6. 【請求項6】 多色に塗り分けた色表示体に磁石を固定
    して回転自在に支持し、前記磁石の周辺に、コイル、ス
    テータ、および磁芯を配置してなるモータを備えた色表
    示素子で構成され、前記コイルを複数組に分け、該複数
    組のコイルに駆動パルスを印加して前記色表示体を回転
    動作させる色表示装置において、 前記駆動パルスおよび回転動作期間は、少なくとも加速
    期間、減速期間、制動期間、および停止直前期間によっ
    て構成され、前記色表示体が回転中であり前記減速期
    間、制動期間、または停止直前期間にある時、前記複数
    組のコイルの一部または全部に非励磁期間を設け、該非
    励磁期間にあるコイルの発電エネルギーを、該コイルを
    駆動するトランジスタ回路、および、または逆起防止の
    保護ダイオード回路によって、短絡消費することにより
    発電ブレーキを構成したことを特徴とする色表示装置。
  7. 【請求項7】 多色に塗り分けた色表示体に磁石を固定
    して回転自在に支持し、前記磁石の周辺に、コイル、ス
    テータ、および磁芯を配置してなるモータを備えた色表
    示素子で構成され、前記コイルを複数組に分け、該複数
    組のコイルに駆動パルスを印加して前記色表示体を回転
    動作させる色表示装置において、 前記駆動パルスおよび回転動作期間は、少なくとも加速
    期間、減速期間、制動期間、および停止直前期間によっ
    て構成され、前記色表示体が回転中であり前記減速期
    間、制動期間、または停止直前期間にある時、前記複数
    組のコイルの一部または全部に非励磁期間を設け、該非
    励磁期間で生ずるコイルの発電エネルギーを、該コイル
    を駆動するトランジスタ回路とは別のコイル短絡回路に
    よって短絡消費することにより、発電ブレーキを構成し
    たことを特徴とする色表示装置。
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