JPH1085547A - 脱臭材を湿潤状態に維持する方法及び装置 - Google Patents
脱臭材を湿潤状態に維持する方法及び装置Info
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- JPH1085547A JPH1085547A JP8242156A JP24215696A JPH1085547A JP H1085547 A JPH1085547 A JP H1085547A JP 8242156 A JP8242156 A JP 8242156A JP 24215696 A JP24215696 A JP 24215696A JP H1085547 A JPH1085547 A JP H1085547A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A50/00—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
- Y02A50/20—Air quality improvement or preservation, e.g. vehicle emission control or emission reduction by using catalytic converters
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- Treating Waste Gases (AREA)
- Drying Of Gases (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、複雑な機構や新たな動力を使用せ
ずに容易、確実に脱臭材を湿潤状態に維持することを目
的とする。 【解決手段】 脱臭材4に接触して脱臭処理される被処
理ガス中の水分を脱臭材4の湿潤に利用することを特徴
とする。
ずに容易、確実に脱臭材を湿潤状態に維持することを目
的とする。 【解決手段】 脱臭材4に接触して脱臭処理される被処
理ガス中の水分を脱臭材4の湿潤に利用することを特徴
とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生物脱臭等をする
脱臭材を湿潤状態に維持する方法及び装置に関する。
脱臭材を湿潤状態に維持する方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】生産設備や鋳造工程、さらに生ごみ処理
機などの廃棄物処理過程では、アンモニアやホルムアル
デヒド、脂肪酸など様々な成分を含んだ悪臭を有するガ
スが不可避的に生成される。そのようなガスに対して
は、脱臭処理を行ってから大気に放出することが必要と
なる。脱臭処理には、薬液により臭気ガスを洗浄する薬
液洗浄法、活性炭などに吸着させる物理的な方法、土壌
脱臭法、さらには担体に微生物を付着させたものを脱臭
材として臭気成分を生物分解する方法等がある。
機などの廃棄物処理過程では、アンモニアやホルムアル
デヒド、脂肪酸など様々な成分を含んだ悪臭を有するガ
スが不可避的に生成される。そのようなガスに対して
は、脱臭処理を行ってから大気に放出することが必要と
なる。脱臭処理には、薬液により臭気ガスを洗浄する薬
液洗浄法、活性炭などに吸着させる物理的な方法、土壌
脱臭法、さらには担体に微生物を付着させたものを脱臭
材として臭気成分を生物分解する方法等がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、薬液洗浄法で
は、薬品の保管、管理や脱臭液の調整が必要となるな
ど、作業が繁雑でランニングコストが高い。活性炭など
の物理的な吸着を利用する方法では、生ごみ処理機など
の多量の臭気成分の処理を必要とする場合などでは、吸
着可能な量を直ぐに超えてしまう。このため、頻繁に脱
臭材の再生や交換が必要となる。一方、土壌脱臭法や生
物学的脱臭法では、薬液洗浄法のような繁雑なメンテナ
ンスが不要でランニングコストが安く、長期間にわたっ
て脱臭性能を発揮する。しかし、微生物の活性を保ち、
酸素を働かせるためには、脱臭材又は脱臭材としての土
壌を湿潤状態に維持しておく必要がある。従来の脱臭材
又は脱臭材としての土壌を湿潤させる方法としては、例
えば、廃棄ガスを導入するための廃棄ガス導入室及び脱
臭用土壌の上方にそれぞれ散水管を配設し、貯水室から
ポンプで水を汲み上げて散水管から散水し、導入した廃
棄ガスを加湿することにより脱臭用土壌を間接的に湿潤
させるか又は脱臭用土壌を直接湿潤させるようにした方
法がある(特開昭60−209227号公報)。しか
し、脱臭用土壌を湿潤させるために散水装置や送液ポン
プを設置、稼働させることは、脱臭装置を複雑にし、そ
のための安全対策やエネルギー供給が必要となる。また
脱臭用土壌の上部から散水することによって、脱臭用土
壌の積層状態が変化したり、圧縮されたりし、使用時間
が長くなるにつれて脱臭用土壌による圧損が高くなると
いう不都合も生じる。
は、薬品の保管、管理や脱臭液の調整が必要となるな
ど、作業が繁雑でランニングコストが高い。活性炭など
の物理的な吸着を利用する方法では、生ごみ処理機など
の多量の臭気成分の処理を必要とする場合などでは、吸
着可能な量を直ぐに超えてしまう。このため、頻繁に脱
臭材の再生や交換が必要となる。一方、土壌脱臭法や生
物学的脱臭法では、薬液洗浄法のような繁雑なメンテナ
ンスが不要でランニングコストが安く、長期間にわたっ
て脱臭性能を発揮する。しかし、微生物の活性を保ち、
酸素を働かせるためには、脱臭材又は脱臭材としての土
壌を湿潤状態に維持しておく必要がある。従来の脱臭材
又は脱臭材としての土壌を湿潤させる方法としては、例
えば、廃棄ガスを導入するための廃棄ガス導入室及び脱
臭用土壌の上方にそれぞれ散水管を配設し、貯水室から
ポンプで水を汲み上げて散水管から散水し、導入した廃
棄ガスを加湿することにより脱臭用土壌を間接的に湿潤
させるか又は脱臭用土壌を直接湿潤させるようにした方
法がある(特開昭60−209227号公報)。しか
し、脱臭用土壌を湿潤させるために散水装置や送液ポン
プを設置、稼働させることは、脱臭装置を複雑にし、そ
のための安全対策やエネルギー供給が必要となる。また
脱臭用土壌の上部から散水することによって、脱臭用土
壌の積層状態が変化したり、圧縮されたりし、使用時間
が長くなるにつれて脱臭用土壌による圧損が高くなると
いう不都合も生じる。
【0004】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
複雑な機構や新たな動力を使用せずに容易、確実に脱臭
材を湿潤状態に維持することができてランニングコスト
が安く、さらに長期間使用しても、脱臭材の積層状態の
変化や圧損の増加が生じることのない脱臭材を湿潤状態
に維持する方法及び装置を提供することを目的とする。
複雑な機構や新たな動力を使用せずに容易、確実に脱臭
材を湿潤状態に維持することができてランニングコスト
が安く、さらに長期間使用しても、脱臭材の積層状態の
変化や圧損の増加が生じることのない脱臭材を湿潤状態
に維持する方法及び装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の脱臭材を湿潤状態に維持する方法
は、脱臭材に接触して脱臭処理される被処理ガス中の水
分を当該脱臭材の湿潤に利用することを要旨とする。こ
の構成により、複雑な機構や新たな動力を使用すること
なく、容易に脱臭材が湿潤状態に維持されて、脱臭性能
が良好に維持される。
に、請求項1記載の脱臭材を湿潤状態に維持する方法
は、脱臭材に接触して脱臭処理される被処理ガス中の水
分を当該脱臭材の湿潤に利用することを要旨とする。こ
の構成により、複雑な機構や新たな動力を使用すること
なく、容易に脱臭材が湿潤状態に維持されて、脱臭性能
が良好に維持される。
【0006】請求項2記載の脱臭材を湿潤状態に維持す
る方法は、上記請求項1記載の脱臭材を湿潤状態に維持
する方法において、前記被処理ガス中の水分を吸水捕捉
する吸水部材を、前記脱臭材が充填された脱臭材充填層
の構成要素として用いることを要旨とする。この構成に
より、乾燥した被処理ガスが流入したり、湿潤した被処
理ガスが流入するなど、湿り気の異なる被処理ガスが流
入するような場合には、湿潤した被処理ガスが流入した
ときに吸水部材に吸水捕捉された水分が、乾燥した被処
理ガスが流入して脱臭材が乾燥してきたときに、その脱
臭材に供給されて脱臭材が湿潤状態に維持される。
る方法は、上記請求項1記載の脱臭材を湿潤状態に維持
する方法において、前記被処理ガス中の水分を吸水捕捉
する吸水部材を、前記脱臭材が充填された脱臭材充填層
の構成要素として用いることを要旨とする。この構成に
より、乾燥した被処理ガスが流入したり、湿潤した被処
理ガスが流入するなど、湿り気の異なる被処理ガスが流
入するような場合には、湿潤した被処理ガスが流入した
ときに吸水部材に吸水捕捉された水分が、乾燥した被処
理ガスが流入して脱臭材が乾燥してきたときに、その脱
臭材に供給されて脱臭材が湿潤状態に維持される。
【0007】請求項3記載の脱臭材を湿潤状態に維持す
る方法は、上記請求項2記載の脱臭材を湿潤状態に維持
する方法において、前記吸水部材は、前記脱臭材に混合
することを要旨とする。この構成により、例えば、吸水
性ポリマ等の吸水部材を脱臭材に混合することで、上記
請求項2記載の発明の作用が適切に得られる。
る方法は、上記請求項2記載の脱臭材を湿潤状態に維持
する方法において、前記吸水部材は、前記脱臭材に混合
することを要旨とする。この構成により、例えば、吸水
性ポリマ等の吸水部材を脱臭材に混合することで、上記
請求項2記載の発明の作用が適切に得られる。
【0008】請求項4記載の脱臭材を湿潤状態に維持す
る方法は、上記請求項3記載の脱臭材を湿潤状態に維持
する方法において、前記吸水部材は、前記被処理ガスの
流れの上流側の前記脱臭材部分に混合することを要旨と
する。この構成により、乾燥した被処理ガスが流入した
場合、被処理ガスの流れの上流側の脱臭材部分が、その
影響を強く受けて乾燥し始める。したがって、吸水部材
は、被処理ガスの流れの上流側の脱臭材部分に混合する
ことで、脱臭材の全体を一層良好に湿潤状態に維持する
ことが可能となる。
る方法は、上記請求項3記載の脱臭材を湿潤状態に維持
する方法において、前記吸水部材は、前記被処理ガスの
流れの上流側の前記脱臭材部分に混合することを要旨と
する。この構成により、乾燥した被処理ガスが流入した
場合、被処理ガスの流れの上流側の脱臭材部分が、その
影響を強く受けて乾燥し始める。したがって、吸水部材
は、被処理ガスの流れの上流側の脱臭材部分に混合する
ことで、脱臭材の全体を一層良好に湿潤状態に維持する
ことが可能となる。
【0009】請求項5記載の脱臭材を湿潤状態に維持す
る方法は、上記請求項2記載の脱臭材を湿潤状態に維持
する方法において、前記吸水部材は、前記被処理ガスが
流入する被処理ガス流入口付近の前記脱臭材部分に配置
することを要旨とする。この構成により、例えば、吸水
性フィルタ等吸水部材を、被処理ガス流入口付近の脱臭
材部分に配置することで、上記請求項4記載の発明の作
用と略同様の作用に加えてさらに、脱臭材に土壌などを
用いた場合には、使用後の土壌をそのまま土などの環境
に返すことが可能となる。
る方法は、上記請求項2記載の脱臭材を湿潤状態に維持
する方法において、前記吸水部材は、前記被処理ガスが
流入する被処理ガス流入口付近の前記脱臭材部分に配置
することを要旨とする。この構成により、例えば、吸水
性フィルタ等吸水部材を、被処理ガス流入口付近の脱臭
材部分に配置することで、上記請求項4記載の発明の作
用と略同様の作用に加えてさらに、脱臭材に土壌などを
用いた場合には、使用後の土壌をそのまま土などの環境
に返すことが可能となる。
【0010】請求項6記載の脱臭材を湿潤状態に維持す
る方法は、上記請求項2記載の脱臭材を湿潤状態に維持
する方法において、前記脱臭材が、前記被処理ガスの流
れ方向に複数の層に分割充填されている場合において、
前記吸水部材は、当該各層における前記被処理ガスの流
れの上流側の前記脱臭材部分に混合ないしは配置するこ
とを要旨とする。この構成により、例えば、それぞれ所
要間隔をおいて配設された複数の脱臭材支持板等によ
り、脱臭材が、複数の層に分割充填されている場合に
は、吸水部材を、各層における被処理ガスの流れの上流
側の脱臭材部分に混合ないしは配置することで、各層ひ
いては、全体の脱臭材を一層良好に湿潤状態に維持する
ことが可能となる。
る方法は、上記請求項2記載の脱臭材を湿潤状態に維持
する方法において、前記脱臭材が、前記被処理ガスの流
れ方向に複数の層に分割充填されている場合において、
前記吸水部材は、当該各層における前記被処理ガスの流
れの上流側の前記脱臭材部分に混合ないしは配置するこ
とを要旨とする。この構成により、例えば、それぞれ所
要間隔をおいて配設された複数の脱臭材支持板等によ
り、脱臭材が、複数の層に分割充填されている場合に
は、吸水部材を、各層における被処理ガスの流れの上流
側の脱臭材部分に混合ないしは配置することで、各層ひ
いては、全体の脱臭材を一層良好に湿潤状態に維持する
ことが可能となる。
【0011】請求項7記載の脱臭材を湿潤状態に維持す
る方法は、請求項1乃至6の何れかに記載の脱臭材を湿
潤状態に維持する方法において、上記前記脱臭材に供給
する水を貯える貯水部を有し、該貯水部内の水を吸い上
げる水浸透性部材を用いて前記脱臭材に送水することを
要旨とする。この構成により、湿潤した被処理ガスが流
入したときに吸水部材に吸水捕捉された水分のみでは、
脱臭材の湿潤が十分でない場合は、貯水部から水浸透性
部材で脱臭材に吸い上げる水分量を適宜に調整し付加す
ることで、脱臭材を良好に湿潤状態に維持することが可
能となる。
る方法は、請求項1乃至6の何れかに記載の脱臭材を湿
潤状態に維持する方法において、上記前記脱臭材に供給
する水を貯える貯水部を有し、該貯水部内の水を吸い上
げる水浸透性部材を用いて前記脱臭材に送水することを
要旨とする。この構成により、湿潤した被処理ガスが流
入したときに吸水部材に吸水捕捉された水分のみでは、
脱臭材の湿潤が十分でない場合は、貯水部から水浸透性
部材で脱臭材に吸い上げる水分量を適宜に調整し付加す
ることで、脱臭材を良好に湿潤状態に維持することが可
能となる。
【0012】請求項8記載の脱臭材を湿潤状態に維持す
る方法は、脱臭材に供給する水を貯える貯水部を有し、
該貯水部内の水を吸い上げる水浸透性部材を用いて前記
脱臭材に送水することを要旨とする。この構成により、
貯水部から水浸透性部材で脱臭材に吸い上げられた水
が、さらに拡散作用で脱臭材に行き渡り、複雑な機構や
新たな動力を使用することなく、容易に脱臭材の全体が
湿潤状態に維持される。
る方法は、脱臭材に供給する水を貯える貯水部を有し、
該貯水部内の水を吸い上げる水浸透性部材を用いて前記
脱臭材に送水することを要旨とする。この構成により、
貯水部から水浸透性部材で脱臭材に吸い上げられた水
が、さらに拡散作用で脱臭材に行き渡り、複雑な機構や
新たな動力を使用することなく、容易に脱臭材の全体が
湿潤状態に維持される。
【0013】請求項9記載の脱臭材を湿潤状態に維持す
る方法は、上記請求項7又は8記載の脱臭材を湿潤状態
に維持する方法において、前記水浸透性部材は、多孔質
部材又は/及び親水性の繊維圧縮成形体であり、毛細管
現象ないしは吸水作用で前記脱臭材に送水することを要
旨とする。この構成により、水浸透性部材は、具体的に
は、多孔質部材又は/及び親水性の繊維圧縮成形体を用
いることで、容易且つ確実に貯水部の水を脱臭材に吸い
上げることが可能となる。
る方法は、上記請求項7又は8記載の脱臭材を湿潤状態
に維持する方法において、前記水浸透性部材は、多孔質
部材又は/及び親水性の繊維圧縮成形体であり、毛細管
現象ないしは吸水作用で前記脱臭材に送水することを要
旨とする。この構成により、水浸透性部材は、具体的に
は、多孔質部材又は/及び親水性の繊維圧縮成形体を用
いることで、容易且つ確実に貯水部の水を脱臭材に吸い
上げることが可能となる。
【0014】請求項10記載の脱臭材を湿潤状態に維持
する方法は、上記請求項9記載の脱臭材を湿潤状態に維
持する方法において、前記多孔質部材又は/及び親水性
の繊維圧縮成形体の一部は前記貯水部内の水に接触し、
他部は前記脱臭材に接触していることを要旨とする。こ
の構成により、多孔質部材又は/及び繊維圧縮成形体
は、貯水部内の水と脱臭材の双方に接触することで、貯
水部の水が確実に脱臭材に吸い上げられる。
する方法は、上記請求項9記載の脱臭材を湿潤状態に維
持する方法において、前記多孔質部材又は/及び親水性
の繊維圧縮成形体の一部は前記貯水部内の水に接触し、
他部は前記脱臭材に接触していることを要旨とする。こ
の構成により、多孔質部材又は/及び繊維圧縮成形体
は、貯水部内の水と脱臭材の双方に接触することで、貯
水部の水が確実に脱臭材に吸い上げられる。
【0015】請求項11記載の脱臭材を湿潤状態に維持
する方法は、上記請求項9又は10記載の脱臭材を湿潤
状態に維持する方法において、前記多孔質部材又は/及
び親水性の繊維圧縮成形体が、流入する被処理ガスで風
乾されるのを防止する風よけを有することを要旨とす
る。この構成により、被処理ガスが速い風速で流入する
と、多孔質部材又は/及び繊維圧縮成形体の毛細管現象
による水の汲み上げが妨げられる場合があるが、風よけ
を設けることで、風乾が防止されて、被処理ガスの流れ
の影響を受けずに貯水部の水を脱臭材に供給することが
可能となる。
する方法は、上記請求項9又は10記載の脱臭材を湿潤
状態に維持する方法において、前記多孔質部材又は/及
び親水性の繊維圧縮成形体が、流入する被処理ガスで風
乾されるのを防止する風よけを有することを要旨とす
る。この構成により、被処理ガスが速い風速で流入する
と、多孔質部材又は/及び繊維圧縮成形体の毛細管現象
による水の汲み上げが妨げられる場合があるが、風よけ
を設けることで、風乾が防止されて、被処理ガスの流れ
の影響を受けずに貯水部の水を脱臭材に供給することが
可能となる。
【0016】請求項12記載の脱臭材を湿潤状態に維持
する方法は、上記請求項7,8,9,10又は11記載
の脱臭材を湿潤状態に維持する方法において、前記貯水
部内の水の少なくとも一部は、前記被処理ガス中の水分
から生成された結露水であることを要旨とする。この構
成により、水資源の節約とともにランニングコストを低
くすることが可能となる。
する方法は、上記請求項7,8,9,10又は11記載
の脱臭材を湿潤状態に維持する方法において、前記貯水
部内の水の少なくとも一部は、前記被処理ガス中の水分
から生成された結露水であることを要旨とする。この構
成により、水資源の節約とともにランニングコストを低
くすることが可能となる。
【0017】請求項13記載の脱臭材を湿潤状態に維持
する方法は、上記請求項12記載の脱臭材を湿潤状態に
維持する方法において、前記貯水部内の水を濾過した
後、前記多孔質部材又は/及び親水性の繊維圧縮成形体
で吸い上げることを要旨とする。この構成により、被処
理ガス中の水分から生成された結露水には、塵などの固
形物が含まれる場合があるが、これを濾過することで、
水浸透性部材による脱臭材への水の汲み上げ機能の低下
が防止される。
する方法は、上記請求項12記載の脱臭材を湿潤状態に
維持する方法において、前記貯水部内の水を濾過した
後、前記多孔質部材又は/及び親水性の繊維圧縮成形体
で吸い上げることを要旨とする。この構成により、被処
理ガス中の水分から生成された結露水には、塵などの固
形物が含まれる場合があるが、これを濾過することで、
水浸透性部材による脱臭材への水の汲み上げ機能の低下
が防止される。
【0018】請求項14記載の脱臭材を湿潤状態に維持
する装置は、被処理ガスが流入する空気層と、該空気層
の上に構成され前記被処理ガスを脱臭処理する脱臭材が
充填された脱臭材充填層と、前記空気層の下方に設けら
れ前記脱臭材に供給する水を貯える貯水部と、該貯水部
と前記脱臭材充填層とを連結し前記貯水部内の水を前記
脱臭材に吸い上げ送水する多孔質部材又は/及び親水性
の繊維圧縮成形体とを有することを要旨とする。この構
成により、被処理ガスが空気層に流入し、脱臭材充填層
を通過する。このとき、脱臭材充填層には、多孔質部材
又は/及び繊維圧縮成形体により貯水部から水が汲み上
げられて常に湿潤しており、脱臭性能が高くなるような
条件になっているので、良好な脱臭処理が行われる。
する装置は、被処理ガスが流入する空気層と、該空気層
の上に構成され前記被処理ガスを脱臭処理する脱臭材が
充填された脱臭材充填層と、前記空気層の下方に設けら
れ前記脱臭材に供給する水を貯える貯水部と、該貯水部
と前記脱臭材充填層とを連結し前記貯水部内の水を前記
脱臭材に吸い上げ送水する多孔質部材又は/及び親水性
の繊維圧縮成形体とを有することを要旨とする。この構
成により、被処理ガスが空気層に流入し、脱臭材充填層
を通過する。このとき、脱臭材充填層には、多孔質部材
又は/及び繊維圧縮成形体により貯水部から水が汲み上
げられて常に湿潤しており、脱臭性能が高くなるような
条件になっているので、良好な脱臭処理が行われる。
【0019】請求項15記載の脱臭材を湿潤状態に維持
する装置は、上記請求項14記載の脱臭材を湿潤状態に
維持する装置において、前記多孔質部材又は/及び親水
性の繊維圧縮成形体は、装置筐体の内壁面の少なくとも
一部を構成するように設けてなることを要旨とする。こ
の構成により、脱臭材充填層を通過する被処理ガスの通
過面積が狭まることなく、一層良好な脱臭処理が行われ
る。
する装置は、上記請求項14記載の脱臭材を湿潤状態に
維持する装置において、前記多孔質部材又は/及び親水
性の繊維圧縮成形体は、装置筐体の内壁面の少なくとも
一部を構成するように設けてなることを要旨とする。こ
の構成により、脱臭材充填層を通過する被処理ガスの通
過面積が狭まることなく、一層良好な脱臭処理が行われ
る。
【0020】請求項16記載の脱臭材を湿潤状態に維持
する装置は、上記請求項14又は15記載の脱臭材を湿
潤状態に維持する装置において、前記貯水部内の水の少
なくとも一部は、前記被処理ガス中の水分から生成され
た結露水であることを要旨とする。この構成により、前
記と同様に、水資源の節約とともにランニングコストを
低くすることが可能となる。
する装置は、上記請求項14又は15記載の脱臭材を湿
潤状態に維持する装置において、前記貯水部内の水の少
なくとも一部は、前記被処理ガス中の水分から生成され
た結露水であることを要旨とする。この構成により、前
記と同様に、水資源の節約とともにランニングコストを
低くすることが可能となる。
【0021】請求項17記載の脱臭材を湿潤状態に維持
する装置は、上記請求項16記載の脱臭材を湿潤状態に
維持する装置において、前記貯水部内の水を濾過した後
に前記多孔質部材又は/及び親水性の繊維圧縮成形体で
吸い上げるための濾過フィルタを有することを要旨とす
る。この構成により、被処理ガス中の水分から生成され
た結露水には、塵などの固形物が含まれる場合がある
が、これを濾過フィルタで濾過することで、多孔質部材
又は/及び繊維圧縮成形体による脱臭材への水の汲み上
げ機能の低下が防止される。
する装置は、上記請求項16記載の脱臭材を湿潤状態に
維持する装置において、前記貯水部内の水を濾過した後
に前記多孔質部材又は/及び親水性の繊維圧縮成形体で
吸い上げるための濾過フィルタを有することを要旨とす
る。この構成により、被処理ガス中の水分から生成され
た結露水には、塵などの固形物が含まれる場合がある
が、これを濾過フィルタで濾過することで、多孔質部材
又は/及び繊維圧縮成形体による脱臭材への水の汲み上
げ機能の低下が防止される。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
【0023】図1は、本発明の第1の実施の形態を示す
図である。同図において、装置筐体1内には、下方か
ら、土壌や微生物の担体となる脱臭材4に供給する水を
貯えている貯水部2、臭気ガス流入口6から流入してき
た臭気物質を含んだ廃棄ガス等の臭気ガスで充填されて
いる空気層3、臭気ガスを脱臭するための脱臭材4が充
填されている脱臭材充填層5が構成されている。脱臭材
充填層5の脱臭材4は、脱臭材4は通さないが、臭気ガ
スは通す程度のメッシュからなる金属等の脱臭材支持板
7で支持され、空気層3の上部に位置している。脱臭材
支持板7には、一部に多孔質部材8が貫通するような孔
が開いていて、多孔質部材8が、貯水部2、空気層3及
び脱臭材4にそれぞれ接するように配設されている。多
孔質部材8には、例えば、連通孔が形成されているセラ
ミック多孔板などを使用することができる。多孔質部材
8には毛細管現象によって、低い所にある水を高所に運
ぶことができる程度の微細な孔が形成されており、貯水
部2内の水を脱臭材充填層5まで持ち上げる。持ち上げ
られた水は、拡散作用によって脱臭材充填層5に広く行
き渡る。臭気ガスは、臭気ガス流入口6から空気層3に
流入し、脱臭材充填層5を通過する。脱臭材4は貯水部
2から水分が供給されているので、常に湿潤しており、
脱臭性能が高くなるような条件下にあるので脱臭が良好
に行われ、脱臭後の処理ガスが処理ガス排出口15から
排出される。
図である。同図において、装置筐体1内には、下方か
ら、土壌や微生物の担体となる脱臭材4に供給する水を
貯えている貯水部2、臭気ガス流入口6から流入してき
た臭気物質を含んだ廃棄ガス等の臭気ガスで充填されて
いる空気層3、臭気ガスを脱臭するための脱臭材4が充
填されている脱臭材充填層5が構成されている。脱臭材
充填層5の脱臭材4は、脱臭材4は通さないが、臭気ガ
スは通す程度のメッシュからなる金属等の脱臭材支持板
7で支持され、空気層3の上部に位置している。脱臭材
支持板7には、一部に多孔質部材8が貫通するような孔
が開いていて、多孔質部材8が、貯水部2、空気層3及
び脱臭材4にそれぞれ接するように配設されている。多
孔質部材8には、例えば、連通孔が形成されているセラ
ミック多孔板などを使用することができる。多孔質部材
8には毛細管現象によって、低い所にある水を高所に運
ぶことができる程度の微細な孔が形成されており、貯水
部2内の水を脱臭材充填層5まで持ち上げる。持ち上げ
られた水は、拡散作用によって脱臭材充填層5に広く行
き渡る。臭気ガスは、臭気ガス流入口6から空気層3に
流入し、脱臭材充填層5を通過する。脱臭材4は貯水部
2から水分が供給されているので、常に湿潤しており、
脱臭性能が高くなるような条件下にあるので脱臭が良好
に行われ、脱臭後の処理ガスが処理ガス排出口15から
排出される。
【0024】図2には、本発明の第2の実施の形態を示
す。本実施の形態は、繊維圧縮成形体の毛細管現象によ
る水の汲み上げ作用を利用したものである。図2におい
て、装置筐体1の内壁面には、例えば、微粒の高機能熱
硬化性樹脂をポリエステル不織布等の強化素材で複合化
したような多孔性の繊維圧縮成形体9が、土壌や微生物
の担体などの脱臭材4が充填されている脱臭材充填層
5、空気層3及び貯水部2にまたがって付着されてい
る。貯水部2に貯えられている水を、繊維圧縮成形体9
による毛細管現象によって、脱臭材充填層5まで汲み上
げる。この水によって脱臭材4は常に湿潤状態となる。
臭気ガスは、臭気ガス流入口6から空気層3に流入し、
脱臭材充填層5を通過して、処理ガス排出口15から排
出される。繊維圧縮成形体9は、脱臭材4と貯水部2の
水の双方に接触していればよく、装置筐体1の内壁面を
全て覆うような構成であっても、一部を覆うような構成
であってもよく、また2枚以上が使用されてもよい。
す。本実施の形態は、繊維圧縮成形体の毛細管現象によ
る水の汲み上げ作用を利用したものである。図2におい
て、装置筐体1の内壁面には、例えば、微粒の高機能熱
硬化性樹脂をポリエステル不織布等の強化素材で複合化
したような多孔性の繊維圧縮成形体9が、土壌や微生物
の担体などの脱臭材4が充填されている脱臭材充填層
5、空気層3及び貯水部2にまたがって付着されてい
る。貯水部2に貯えられている水を、繊維圧縮成形体9
による毛細管現象によって、脱臭材充填層5まで汲み上
げる。この水によって脱臭材4は常に湿潤状態となる。
臭気ガスは、臭気ガス流入口6から空気層3に流入し、
脱臭材充填層5を通過して、処理ガス排出口15から排
出される。繊維圧縮成形体9は、脱臭材4と貯水部2の
水の双方に接触していればよく、装置筐体1の内壁面を
全て覆うような構成であっても、一部を覆うような構成
であってもよく、また2枚以上が使用されてもよい。
【0025】図3には、本発明の第3の実施の形態を示
す。本実施の形態は、上記第1の実施の形態と第2の実
施の形態を組み合わせたものであり、脱臭材4に対し、
周囲と中心部から水分を供給することになるので、さら
に効率良く湿潤させることができる。図3において、装
置筐体1の内壁面の一部に親水性の繊維圧縮成形体9が
付着されている。繊維圧縮成形体9は、脱臭材充填層
5、空気層3及び貯水部2にまたがるように構成されて
いる。また脱臭材支持板7には、一部に多孔質部材8が
貫通するような孔が開いていて、多孔質部材8が、貯水
部2と脱臭材充填層5を連結するように構成されてい
る。このように、親水性の部材を複数組み合わせて毛細
管現象により脱臭材4に水を供給することで、脱臭材4
全体をより均一に湿潤させることができ、常時、脱臭性
能を維持することができる。
す。本実施の形態は、上記第1の実施の形態と第2の実
施の形態を組み合わせたものであり、脱臭材4に対し、
周囲と中心部から水分を供給することになるので、さら
に効率良く湿潤させることができる。図3において、装
置筐体1の内壁面の一部に親水性の繊維圧縮成形体9が
付着されている。繊維圧縮成形体9は、脱臭材充填層
5、空気層3及び貯水部2にまたがるように構成されて
いる。また脱臭材支持板7には、一部に多孔質部材8が
貫通するような孔が開いていて、多孔質部材8が、貯水
部2と脱臭材充填層5を連結するように構成されてい
る。このように、親水性の部材を複数組み合わせて毛細
管現象により脱臭材4に水を供給することで、脱臭材4
全体をより均一に湿潤させることができ、常時、脱臭性
能を維持することができる。
【0026】図4には、本発明の第4の実施の形態を示
す。毛細管現象を起こす複数の親水性の部材の組み合わ
せ方法は、上記の形態に限ったものではなく、例えば、
多孔質部材と多孔質部材の結合部に繊維圧縮成形体を挟
んだり、繊維圧縮成形体で多孔質部材を覆うようにした
組み合わせ方法でもよい。図4において、例えば、多孔
質部材8aと多孔質部材8bを高さ方向に重ねる場合、
その間に繊維圧縮成形体10を挟んで、結合部の水の上
昇を促進させるような使用方法をしてもよい。多孔質部
材を焼結によって作る場合は、大きな形状とするには、
それなりの設備や技術が必要である。多孔質部材8aと
多孔質部材8bの結合部に繊維圧縮成形体10を挟むこ
とによって、貯水部2から、より離れた所にある脱臭材
4にも水分を供給することが可能となる。
す。毛細管現象を起こす複数の親水性の部材の組み合わ
せ方法は、上記の形態に限ったものではなく、例えば、
多孔質部材と多孔質部材の結合部に繊維圧縮成形体を挟
んだり、繊維圧縮成形体で多孔質部材を覆うようにした
組み合わせ方法でもよい。図4において、例えば、多孔
質部材8aと多孔質部材8bを高さ方向に重ねる場合、
その間に繊維圧縮成形体10を挟んで、結合部の水の上
昇を促進させるような使用方法をしてもよい。多孔質部
材を焼結によって作る場合は、大きな形状とするには、
それなりの設備や技術が必要である。多孔質部材8aと
多孔質部材8bの結合部に繊維圧縮成形体10を挟むこ
とによって、貯水部2から、より離れた所にある脱臭材
4にも水分を供給することが可能となる。
【0027】図5には、本発明の第5の実施の形態を示
す。多孔質部材は、複数個設置してもよい。図5の例で
は、2個の多孔質部材8c,8dが設置されている。こ
の場合、それぞれの多孔質部材8c,8dは、一部が脱
臭材4に接触し、他の一部が貯水部2の水に接している
ことが必要である。
す。多孔質部材は、複数個設置してもよい。図5の例で
は、2個の多孔質部材8c,8dが設置されている。こ
の場合、それぞれの多孔質部材8c,8dは、一部が脱
臭材4に接触し、他の一部が貯水部2の水に接している
ことが必要である。
【0028】図6には、本発明の第6の実施の形態を示
す。臭気ガス流入口6から、速い風速で空気が流入する
ことによって親水性の部材が風乾され、毛細管現象によ
る水の汲み上げが妨げられる場合がある。本実施の形態
は、これを解決する手段として、毛細管現象による水の
汲み上げを目的として配置した部材の周囲に、風よけを
設けたものである。図6において、多孔質部材8は、そ
の一部が、脱臭材充填層5と貯水部2に接触し、貯水部
2の水を脱臭材4に供給している。また、空気層3に
は、臭気ガス流入口6からの流入空気が、直接多孔質部
材8に当たらないように、多孔質部材8を取り囲んで風
よけ11が配設されている。風よけ11を貯水部2にお
いて支えている台座11aの部分には、水を通す孔が開
いており、水は自由に多孔質部材8に到達するようにな
っている。このような構造により、空気の流れに影響を
受けずに貯水部2の水を脱臭材4に供給することができ
る。
す。臭気ガス流入口6から、速い風速で空気が流入する
ことによって親水性の部材が風乾され、毛細管現象によ
る水の汲み上げが妨げられる場合がある。本実施の形態
は、これを解決する手段として、毛細管現象による水の
汲み上げを目的として配置した部材の周囲に、風よけを
設けたものである。図6において、多孔質部材8は、そ
の一部が、脱臭材充填層5と貯水部2に接触し、貯水部
2の水を脱臭材4に供給している。また、空気層3に
は、臭気ガス流入口6からの流入空気が、直接多孔質部
材8に当たらないように、多孔質部材8を取り囲んで風
よけ11が配設されている。風よけ11を貯水部2にお
いて支えている台座11aの部分には、水を通す孔が開
いており、水は自由に多孔質部材8に到達するようにな
っている。このような構造により、空気の流れに影響を
受けずに貯水部2の水を脱臭材4に供給することができ
る。
【0029】図7には、本発明の第7の実施の形態を示
す。湿潤した空気ガスを処理する場合には、その臭気ガ
ス中の水分を利用することによって、複雑な機構や新た
な動力を使用せず、ランニングコストを安く抑えて、脱
臭性能を維持することが可能となる。臭気ガスが、脱臭
材を乾燥させるほどでない程度に湿潤している場合に
は、吸水性のよい微生物担体を充填することで、脱臭材
を湿潤させることも可能である。乾燥した臭気ガスが流
入したり、湿潤した臭気ガスが流入するなど湿り気の異
なる臭気ガスが流入する場合には、脱臭材に水を捕捉す
る部材を混合することによって、脱臭材を乾燥から防ぐ
ことが可能となる場合がある。このような実施の形態を
図7を用いて説明する。同図において、装置筐体1内に
は、水分をよく吸収する吸水部材、例えば、吸水性ポリ
マ13が混合された脱臭材4が充填されている。臭気ガ
ス流入口6から流入してきた臭気ガスには、水分が含ま
れており、その一部は、臭気ガスを放出する装置から脱
臭装置へ導入する配管を通る間に結露し、結露水貯水部
12に貯められるが、飽和状態に近い臭気ガス中の水分
は、脱臭材充填層5を通過する間に積極的に吸水性ポリ
マ13に吸水され貯えられる。貯えられた水分は、乾燥
した臭気ガスが流入してきて脱臭材4が乾燥してきたと
きに、脱臭材4に供給されて湿潤状態を長く保つことが
可能となる。この方法は、例えば、生ごみ処理機から廃
棄される臭気ガスを脱臭する場合などのように、臭気ガ
スの湿度が大きく変化する場合に特に有効である。
す。湿潤した空気ガスを処理する場合には、その臭気ガ
ス中の水分を利用することによって、複雑な機構や新た
な動力を使用せず、ランニングコストを安く抑えて、脱
臭性能を維持することが可能となる。臭気ガスが、脱臭
材を乾燥させるほどでない程度に湿潤している場合に
は、吸水性のよい微生物担体を充填することで、脱臭材
を湿潤させることも可能である。乾燥した臭気ガスが流
入したり、湿潤した臭気ガスが流入するなど湿り気の異
なる臭気ガスが流入する場合には、脱臭材に水を捕捉す
る部材を混合することによって、脱臭材を乾燥から防ぐ
ことが可能となる場合がある。このような実施の形態を
図7を用いて説明する。同図において、装置筐体1内に
は、水分をよく吸収する吸水部材、例えば、吸水性ポリ
マ13が混合された脱臭材4が充填されている。臭気ガ
ス流入口6から流入してきた臭気ガスには、水分が含ま
れており、その一部は、臭気ガスを放出する装置から脱
臭装置へ導入する配管を通る間に結露し、結露水貯水部
12に貯められるが、飽和状態に近い臭気ガス中の水分
は、脱臭材充填層5を通過する間に積極的に吸水性ポリ
マ13に吸水され貯えられる。貯えられた水分は、乾燥
した臭気ガスが流入してきて脱臭材4が乾燥してきたと
きに、脱臭材4に供給されて湿潤状態を長く保つことが
可能となる。この方法は、例えば、生ごみ処理機から廃
棄される臭気ガスを脱臭する場合などのように、臭気ガ
スの湿度が大きく変化する場合に特に有効である。
【0030】図8には、本発明の第8の実施の形態を示
す。流入してくる臭気ガスの水分が変化する場合、その
影響を強く受けるのは、空気層に近い場所に位置してい
る脱臭材である。臭気ガスが乾燥している場合、空気の
流れの上流側の脱臭材から乾燥し始める。そこで、この
空気層に近い空気の流れの上流付近の脱臭材に吸水部材
を混合させることによって、下流側での脱臭機能に影響
を与えることなく脱臭材全体を湿潤状態に保つことがで
きる。このような実施の形態を図8を用いて説明する。
同図において、臭気ガス流入口6から流入してくる臭気
ガスが充満している空気層3の近傍には、吸水性ポリマ
13が混合された脱臭材4が積層され、下流、つまり処
理ガス排出口15に近い部分には、吸水性ポリマ13を
含んでいない脱臭材4が積層されている。混在させる吸
水性ポリマ13の量は、処理ガス排出口15付近の脱臭
材4が乾燥しない程度に加減する。湿度の高い臭気ガス
が流入してきた場合は、その臭気ガス中の水分の一部が
結露水となり、結露水貯水部12に貯えられ、残りの一
部は、脱臭材支持板7の直ぐ上部の脱臭材4に混在して
いる吸水性ポリマ13に貯えられ、乾燥した臭気ガスが
流入してきた場合は、吸水性ポリマ13に貯えられてい
た水が、通過する臭気ガスや脱臭材4に供給され、湿潤
状態を保つ。乾燥した臭気ガスも上流である程度湿潤さ
れるため、脱臭材4全体が乾燥することを防ぐことがで
き、乾燥した臭気ガスが流入してきた際にも臭気性能を
保つことができる。
す。流入してくる臭気ガスの水分が変化する場合、その
影響を強く受けるのは、空気層に近い場所に位置してい
る脱臭材である。臭気ガスが乾燥している場合、空気の
流れの上流側の脱臭材から乾燥し始める。そこで、この
空気層に近い空気の流れの上流付近の脱臭材に吸水部材
を混合させることによって、下流側での脱臭機能に影響
を与えることなく脱臭材全体を湿潤状態に保つことがで
きる。このような実施の形態を図8を用いて説明する。
同図において、臭気ガス流入口6から流入してくる臭気
ガスが充満している空気層3の近傍には、吸水性ポリマ
13が混合された脱臭材4が積層され、下流、つまり処
理ガス排出口15に近い部分には、吸水性ポリマ13を
含んでいない脱臭材4が積層されている。混在させる吸
水性ポリマ13の量は、処理ガス排出口15付近の脱臭
材4が乾燥しない程度に加減する。湿度の高い臭気ガス
が流入してきた場合は、その臭気ガス中の水分の一部が
結露水となり、結露水貯水部12に貯えられ、残りの一
部は、脱臭材支持板7の直ぐ上部の脱臭材4に混在して
いる吸水性ポリマ13に貯えられ、乾燥した臭気ガスが
流入してきた場合は、吸水性ポリマ13に貯えられてい
た水が、通過する臭気ガスや脱臭材4に供給され、湿潤
状態を保つ。乾燥した臭気ガスも上流である程度湿潤さ
れるため、脱臭材4全体が乾燥することを防ぐことがで
き、乾燥した臭気ガスが流入してきた際にも臭気性能を
保つことができる。
【0031】図9には、本発明の第9の実施の形態を示
す。脱臭材に吸水性ポリマを混在させずに、吸水部材と
して吸水性フィルタ等を空気層付近の脱臭材に配置する
ことによっても、上記と同様な効果を得ることができ
る。このような構成をとることによって、脱臭材に土壌
などを利用した場合に、使用後の土壌をそのまま土など
の環境に返すことができる。このような実施の形態を図
9を用いて説明する。同図において、脱臭材支持板7の
直ぐ下流側、つまり脱臭材4側には、吸水性フィルタ1
4が配設されている。この吸水性フィルタ14は、臭気
ガスの通過を妨げるものではなく、もし吸水性フィルタ
14自身の通気性が流入風量に対応できない場合は、例
えば、複数の孔が開けられているなどによって、処理ガ
ス量に対応した通気性が保たれている。湿度の高い臭気
ガスが流入してきた場合は、その臭気ガス中の水分の一
部が結露水となり、結露水貯水部12に貯えられ、残り
の一部は、吸水性フィルタ14に貯えられる。乾燥した
臭気ガスが流入してきた場合は、吸水性フィルタ14に
貯えられていた水が、通過する臭気ガスに供給された
り、脱臭材4に拡散し、湿潤状態を保つ。乾燥した臭気
ガスも上流である程度湿潤されるため、脱臭材4全体が
乾燥することを防ぐことができ、乾燥した臭気ガスが流
入してきた際にも脱臭性能を保つことができる。ここ
で、脱臭材4の湿潤状態を保つために、脱臭材4に吸水
性ポリマ13を混合するのと、吸水性フィルタ14を空
気の流れの上流側に配設するのとを組み合わせた脱臭装
置としてもよい。
す。脱臭材に吸水性ポリマを混在させずに、吸水部材と
して吸水性フィルタ等を空気層付近の脱臭材に配置する
ことによっても、上記と同様な効果を得ることができ
る。このような構成をとることによって、脱臭材に土壌
などを利用した場合に、使用後の土壌をそのまま土など
の環境に返すことができる。このような実施の形態を図
9を用いて説明する。同図において、脱臭材支持板7の
直ぐ下流側、つまり脱臭材4側には、吸水性フィルタ1
4が配設されている。この吸水性フィルタ14は、臭気
ガスの通過を妨げるものではなく、もし吸水性フィルタ
14自身の通気性が流入風量に対応できない場合は、例
えば、複数の孔が開けられているなどによって、処理ガ
ス量に対応した通気性が保たれている。湿度の高い臭気
ガスが流入してきた場合は、その臭気ガス中の水分の一
部が結露水となり、結露水貯水部12に貯えられ、残り
の一部は、吸水性フィルタ14に貯えられる。乾燥した
臭気ガスが流入してきた場合は、吸水性フィルタ14に
貯えられていた水が、通過する臭気ガスに供給された
り、脱臭材4に拡散し、湿潤状態を保つ。乾燥した臭気
ガスも上流である程度湿潤されるため、脱臭材4全体が
乾燥することを防ぐことができ、乾燥した臭気ガスが流
入してきた際にも脱臭性能を保つことができる。ここ
で、脱臭材4の湿潤状態を保つために、脱臭材4に吸水
性ポリマ13を混合するのと、吸水性フィルタ14を空
気の流れの上流側に配設するのとを組み合わせた脱臭装
置としてもよい。
【0032】図10には、本発明の第10の実施の形態
を示す。これまでの各実施の形態では、積層された脱臭
材が一層の場合について説明してきたが、脱臭材が複数
の脱臭材支持板によって複数層に分けて構成されている
ような脱臭装置にも、本発明を適用することができる。
脱臭材を複数層に分け、その各層間に空気層を設けるこ
とによって臭気ガスのショートパスを防ぐことができ
る。たとえ、上流側の一層目の脱臭材の特定の場所に周
囲よりも高い圧で空気が接触し、ショートパスが生じて
も、次の層との間に形成されている空気層で圧が均一化
され、二層目ではショートパスが生じない。したがっ
て、より確実に脱臭を行うことができる。このような実
施の形態を図10を用いて説明する。同図において、脱
臭材4が複数の層に分割されて充填されている。脱臭材
4が、幾つかの容器に分割されて充填されることによっ
て複数の層になっていても構わないし、図示のように、
ある程度の間隔で脱臭材支持板7,7a,7b,7cが
配設され、脱臭材4が、これらの脱臭材支持板7,7
a,7b,7cでそれぞれ支えられるように積層される
ことによって、複数の層に分割されていても構わない。
各層の底部を支えている脱臭材支持板7a,7b,7c
とその直ぐ下の層の脱臭材4の上部には、それぞれ空気
層3a,3b,3cが形成され、上流側に位置する脱臭
材4を通過してきた臭気ガスの圧が均一化され、処理ガ
ス排出口15方向へと流れていく。各層の上流側、つま
り底部付近には、下流側、つまり上部よりも吸水性ポリ
マ13が混合された脱臭材4が積層されている。脱臭材
充填層が多層構造の場合、空気の流れの上流側が最も臭
気ガスの湿度の影響を受ける。そこで、最下層、つまり
最も上流側の脱臭材充填層の底部には、吸水性フィルタ
14が配設されている。この構造により、各層の脱臭材
4を湿潤状態に保つことが可能となる。
を示す。これまでの各実施の形態では、積層された脱臭
材が一層の場合について説明してきたが、脱臭材が複数
の脱臭材支持板によって複数層に分けて構成されている
ような脱臭装置にも、本発明を適用することができる。
脱臭材を複数層に分け、その各層間に空気層を設けるこ
とによって臭気ガスのショートパスを防ぐことができ
る。たとえ、上流側の一層目の脱臭材の特定の場所に周
囲よりも高い圧で空気が接触し、ショートパスが生じて
も、次の層との間に形成されている空気層で圧が均一化
され、二層目ではショートパスが生じない。したがっ
て、より確実に脱臭を行うことができる。このような実
施の形態を図10を用いて説明する。同図において、脱
臭材4が複数の層に分割されて充填されている。脱臭材
4が、幾つかの容器に分割されて充填されることによっ
て複数の層になっていても構わないし、図示のように、
ある程度の間隔で脱臭材支持板7,7a,7b,7cが
配設され、脱臭材4が、これらの脱臭材支持板7,7
a,7b,7cでそれぞれ支えられるように積層される
ことによって、複数の層に分割されていても構わない。
各層の底部を支えている脱臭材支持板7a,7b,7c
とその直ぐ下の層の脱臭材4の上部には、それぞれ空気
層3a,3b,3cが形成され、上流側に位置する脱臭
材4を通過してきた臭気ガスの圧が均一化され、処理ガ
ス排出口15方向へと流れていく。各層の上流側、つま
り底部付近には、下流側、つまり上部よりも吸水性ポリ
マ13が混合された脱臭材4が積層されている。脱臭材
充填層が多層構造の場合、空気の流れの上流側が最も臭
気ガスの湿度の影響を受ける。そこで、最下層、つまり
最も上流側の脱臭材充填層の底部には、吸水性フィルタ
14が配設されている。この構造により、各層の脱臭材
4を湿潤状態に保つことが可能となる。
【0033】図11には、本発明の第11の実施の形態
を示す。吸水部材と、毛細管現象によって水を汲み上げ
る多孔質部材とを組み合わせ使用して脱臭材を湿潤状態
に保つようにしてもよい。このような実施の形態を図1
1を用いて説明する。同図において、脱臭材4は、それ
ぞれ脱臭材支持板7,7a,7b,7cが底部に形成さ
れている複数の容器に分割されて充填され、複数の層に
重ねられている。最下段に位置する脱臭材支持板7に
は、毛細管現象によって結露水貯水部12に貯えられて
いる水を脱臭材4に汲み上げる多孔質部材8が貫通し、
さらに吸水性フィルタ14が配置されている。各層の脱
臭材4には吸水性ポリマ13が混合され、通過する臭気
ガスの水分を捕捉している。通過する臭気ガスや脱臭材
4で捕捉しきれなかった水分は、脱臭材4が乾燥してき
た際の補給用の水として結露水貯水部12に貯えられ
る。最下層の脱臭材4は、多孔質部材8の毛細管現象に
よって供給された水分と、臭気ガス中に含まれる水分に
よって湿潤した状態になっている。この湿潤した脱臭材
4の層を通過する臭気ガスは、流速や温度に対応した水
分を含んで下流へと流れていくため、各層の脱臭材4を
脱臭に必要な水分を含んだ状態に維持することが可能と
なる。
を示す。吸水部材と、毛細管現象によって水を汲み上げ
る多孔質部材とを組み合わせ使用して脱臭材を湿潤状態
に保つようにしてもよい。このような実施の形態を図1
1を用いて説明する。同図において、脱臭材4は、それ
ぞれ脱臭材支持板7,7a,7b,7cが底部に形成さ
れている複数の容器に分割されて充填され、複数の層に
重ねられている。最下段に位置する脱臭材支持板7に
は、毛細管現象によって結露水貯水部12に貯えられて
いる水を脱臭材4に汲み上げる多孔質部材8が貫通し、
さらに吸水性フィルタ14が配置されている。各層の脱
臭材4には吸水性ポリマ13が混合され、通過する臭気
ガスの水分を捕捉している。通過する臭気ガスや脱臭材
4で捕捉しきれなかった水分は、脱臭材4が乾燥してき
た際の補給用の水として結露水貯水部12に貯えられ
る。最下層の脱臭材4は、多孔質部材8の毛細管現象に
よって供給された水分と、臭気ガス中に含まれる水分に
よって湿潤した状態になっている。この湿潤した脱臭材
4の層を通過する臭気ガスは、流速や温度に対応した水
分を含んで下流へと流れていくため、各層の脱臭材4を
脱臭に必要な水分を含んだ状態に維持することが可能と
なる。
【0034】図12には、本発明の第12の実施の形態
を示す。以上説明してきた脱臭材を湿潤状態に維持する
各方法は、幾つ組み合わせても構わない。本実施の形態
では、多層構造の脱臭材充填層が構成されている装置筐
体1の内壁面に、各層の脱臭材4と結露水貯水部12の
水に接触して水を汲み上げる親水性の繊維圧縮成形体9
が付着されている。また複数の多孔質部材8c〜8fが
空気層3によって隔てられた結露水貯水部12と最下層
の脱臭材4を連結している。各層の脱臭材4の上流側に
は吸水性ポリマ13が混合され、最下層の脱臭材4の底
面には吸水性フィルタ14が配置されている。そして、
流入する臭気ガスの水分や水分変化に適するように、こ
れらの水分維持手段を組み合わせて使用することができ
る。
を示す。以上説明してきた脱臭材を湿潤状態に維持する
各方法は、幾つ組み合わせても構わない。本実施の形態
では、多層構造の脱臭材充填層が構成されている装置筐
体1の内壁面に、各層の脱臭材4と結露水貯水部12の
水に接触して水を汲み上げる親水性の繊維圧縮成形体9
が付着されている。また複数の多孔質部材8c〜8fが
空気層3によって隔てられた結露水貯水部12と最下層
の脱臭材4を連結している。各層の脱臭材4の上流側に
は吸水性ポリマ13が混合され、最下層の脱臭材4の底
面には吸水性フィルタ14が配置されている。そして、
流入する臭気ガスの水分や水分変化に適するように、こ
れらの水分維持手段を組み合わせて使用することができ
る。
【0035】図13には、本発明の第13の実施の形態
を示す。これまでの実施の形態においても利用してきた
が、脱臭材に供給するための水分として、脱臭装置に流
入する臭気ガス中の水蒸気から生成した結露水を利用す
ると、貯水部に水を供給する手間が省ける。貯水部に
は、例えば、脱臭材充填層の上部から水を撒いたり、貯
水部に直接給水できる給水口から水を供給したりするな
どして、必要時に備えて水を貯えておく必要がある。例
えば、生ごみ処理機から廃棄される臭気ガスなどには、
多量の水分が含まれており、その一部は、生ごみ処理機
の排気口と、脱臭装置の臭気ガス流入口6を連結してい
る配管の途中で結露水となる。この結露水を脱臭材に供
給するための水として利用することができる。また、臭
気ガス中の結露水や脱臭材に吸収しきれずに漏れ出てき
た水には、埃や塵などの固形物が含まれている場合があ
り、貯水部には、これらの固形物が溜まる。この固形物
が水浸透性の吸水部材に付着すると、吸水部材への水の
浸水性が低下する。これを防ぐためには、吸水部材へ濾
過した水を接触させることが有効である。このような実
施の形態を図13を用いて説明する。図13は、脱臭装
置の下部の部分を示した図である。図の脱臭装置は、方
形状であるが、勿論円筒型であっても構わない。臭気ガ
ス流入口6からは、臭気ガスと臭気ガス中の水分が結露
してできた結露水が流入してくる。結露水は結露水貯水
部12に貯えられる。結露水貯水部12には、結露水以
外にも臭気ガスが脱臭材4を通過中に結露し脱臭材4で
保水しきれずに滴下してきた滴下水や外部から給水した
水が混在している場合もある。結露水貯水部12と臭気
ガス流入口6との間には、排水口16が設けられてい
る。排水口16は、結露水貯水部12への貯水量が多く
なって臭気ガス流入口6を塞いだり、空気層3がなくな
ることのないように、余分な水を結露水貯水部12から
引き抜き等のために設けられている。排水方法として
は、排水口16に排水コック17が付けられ、人の管理
によって水を引き抜く方法や、排水コック等はなく、オ
ーバーフローにより、必要時に常時引き抜けるような方
法があるが、これは結露水の発生状況や排水口16が下
水管につなげることができるかなどの、使用状況によっ
て選択するのがよい。結露水貯水部12には、水浸透性
の吸水部材、例えば、板状の多孔質部材8の一部が浸漬
しており、多孔質部材8の別の一部は脱臭材4に接触し
ている。多孔質部材8が結露水貯水部12内の水に浸漬
する部分の周囲には、結露水貯水部12に混在する固形
物を通さない孔が形成されている濾過部材、例えば金属
製の濾過フィルタ18が設けられ、多孔質部材8に、濾
過フィルタ18を通過できない大きさの固形物が付着し
ないようになっている。結露水貯水部12の底部には、
特に固形物が堆積しやすいので、水の通過面を狭めぬよ
うに、濾過フィルタ18には、台座19が備えられてい
る。以上のように各部材を構成することによって、結露
水貯水部12に貯められた結露水などの水から濾過フィ
ルタ18によって固形物が除去された水が多孔質部材8
に接し、毛細管現象によって空気層3の上方に位置する
脱臭材4に汲み上げられ、脱臭材4を湿潤させて乾燥に
よる脱臭性能の低下を防ぐことができる。
を示す。これまでの実施の形態においても利用してきた
が、脱臭材に供給するための水分として、脱臭装置に流
入する臭気ガス中の水蒸気から生成した結露水を利用す
ると、貯水部に水を供給する手間が省ける。貯水部に
は、例えば、脱臭材充填層の上部から水を撒いたり、貯
水部に直接給水できる給水口から水を供給したりするな
どして、必要時に備えて水を貯えておく必要がある。例
えば、生ごみ処理機から廃棄される臭気ガスなどには、
多量の水分が含まれており、その一部は、生ごみ処理機
の排気口と、脱臭装置の臭気ガス流入口6を連結してい
る配管の途中で結露水となる。この結露水を脱臭材に供
給するための水として利用することができる。また、臭
気ガス中の結露水や脱臭材に吸収しきれずに漏れ出てき
た水には、埃や塵などの固形物が含まれている場合があ
り、貯水部には、これらの固形物が溜まる。この固形物
が水浸透性の吸水部材に付着すると、吸水部材への水の
浸水性が低下する。これを防ぐためには、吸水部材へ濾
過した水を接触させることが有効である。このような実
施の形態を図13を用いて説明する。図13は、脱臭装
置の下部の部分を示した図である。図の脱臭装置は、方
形状であるが、勿論円筒型であっても構わない。臭気ガ
ス流入口6からは、臭気ガスと臭気ガス中の水分が結露
してできた結露水が流入してくる。結露水は結露水貯水
部12に貯えられる。結露水貯水部12には、結露水以
外にも臭気ガスが脱臭材4を通過中に結露し脱臭材4で
保水しきれずに滴下してきた滴下水や外部から給水した
水が混在している場合もある。結露水貯水部12と臭気
ガス流入口6との間には、排水口16が設けられてい
る。排水口16は、結露水貯水部12への貯水量が多く
なって臭気ガス流入口6を塞いだり、空気層3がなくな
ることのないように、余分な水を結露水貯水部12から
引き抜き等のために設けられている。排水方法として
は、排水口16に排水コック17が付けられ、人の管理
によって水を引き抜く方法や、排水コック等はなく、オ
ーバーフローにより、必要時に常時引き抜けるような方
法があるが、これは結露水の発生状況や排水口16が下
水管につなげることができるかなどの、使用状況によっ
て選択するのがよい。結露水貯水部12には、水浸透性
の吸水部材、例えば、板状の多孔質部材8の一部が浸漬
しており、多孔質部材8の別の一部は脱臭材4に接触し
ている。多孔質部材8が結露水貯水部12内の水に浸漬
する部分の周囲には、結露水貯水部12に混在する固形
物を通さない孔が形成されている濾過部材、例えば金属
製の濾過フィルタ18が設けられ、多孔質部材8に、濾
過フィルタ18を通過できない大きさの固形物が付着し
ないようになっている。結露水貯水部12の底部には、
特に固形物が堆積しやすいので、水の通過面を狭めぬよ
うに、濾過フィルタ18には、台座19が備えられてい
る。以上のように各部材を構成することによって、結露
水貯水部12に貯められた結露水などの水から濾過フィ
ルタ18によって固形物が除去された水が多孔質部材8
に接し、毛細管現象によって空気層3の上方に位置する
脱臭材4に汲み上げられ、脱臭材4を湿潤させて乾燥に
よる脱臭性能の低下を防ぐことができる。
【0036】図14には、本発明の第14の実施の形態
を示す。図14は、これまで述べてきた脱臭装置の一例
を、微生物によって厨芥を分解処理する生ごみ処理機の
筐体内に組み込んだ構成例を示している。同図におい
て、生ごみを分解処理する処理槽21内には、有機物を
分解する微生物が生息している媒体22が収容され、厨
芥投入口23から投入された厨芥を媒体22と混合し、
送気口から流入してきた空気を媒体22に送り込むため
の撹拌装置24が構成されている。媒体22に生息する
微生物は、外部から供給された空気中の酸素を利用して
厨芥の有機物を二酸化炭素と水に分解処理する。分解過
程や分解産物として生じるアンモニアや酢酸などの臭気
成分や二酸化炭素や水は排気口25から処理槽21外へ
放出される。排気口25には、脱臭装置20の臭気ガス
流入口6へと連結されている排気管26が設けられてい
る。有機物が分解されているときは、分解熱によって処
理槽21は、外部よりも高温になっており、排気口25
から放出される廃棄ガス(臭気ガス)は、ほぼ飽和湿度
である。そのため、排気管26を通過する途中で、水蒸
気が結露し、それが結露水として脱臭装置20の結露水
貯水部12へ貯えられる。結露水貯水部12には、結露
水の他にも、脱臭材4から滴下してきた滴下水なども貯
水されており、若干、固形分を含む液体となっている。
この固形分を濾過フィルタ18の容器によって除去され
た水が焼結部材からなる多孔質部材8によって吸い上げ
られ、空気層3を経て、脱臭材4へ供給される。脱臭材
4は、空気層3の上部に、それぞれ脱臭材支持板7,7
a,7b,7cが底部に形成されている複数の容器に分
割されて充填され、多層に構成されている。各脱臭材支
持板7a,7b,7cとその直ぐ下の層の脱臭材4の上
部には、それぞれ空気層3a,3b,3cが形成されて
いる。各層の上流部の脱臭材4には吸水性ポリマ13が
混合され、通過する廃棄ガス中の水分を捕捉するように
なっている。吸水性ポリマ13は、脱臭材4が乾燥して
きたときには、捕捉した水分を脱臭材4へ供給するよう
な水分平衡を持つものである。厨芥の分解が盛んで、含
水率の高い廃棄ガスが脱臭装置20に導入される場合に
は、結露水が増加する。必要以上に結露水が貯水された
場合には、臭気ガス流入口6が水に漬からないように、
排水口16の排水コックを開け、結露水を引き抜く。処
理槽21への厨芥の投入がないなどで、乾燥した廃棄ガ
スが脱臭装置20に流入した場合には、結露水貯水部1
2の水が不足する場合がある。この場合には、排水口1
6から水を供給することができる。乾燥した廃棄ガスが
脱臭材4を通過し、脱臭材4が乾燥してしまうと脱臭性
能は著しく低下し、その性能はなかなか回復しない。そ
のため、結露水貯水部12には必要量以上の水が常に含
まれていることが望ましい。本実施の形態によれば、脱
臭材4への水分の供給を無動力で且つ簡単なシステムで
行えるため、コンパクトながら性能のよい脱臭装置20
が実現でき、生ごみ処理機内部に設置しても十分に脱臭
性能を発揮することが可能となる。
を示す。図14は、これまで述べてきた脱臭装置の一例
を、微生物によって厨芥を分解処理する生ごみ処理機の
筐体内に組み込んだ構成例を示している。同図におい
て、生ごみを分解処理する処理槽21内には、有機物を
分解する微生物が生息している媒体22が収容され、厨
芥投入口23から投入された厨芥を媒体22と混合し、
送気口から流入してきた空気を媒体22に送り込むため
の撹拌装置24が構成されている。媒体22に生息する
微生物は、外部から供給された空気中の酸素を利用して
厨芥の有機物を二酸化炭素と水に分解処理する。分解過
程や分解産物として生じるアンモニアや酢酸などの臭気
成分や二酸化炭素や水は排気口25から処理槽21外へ
放出される。排気口25には、脱臭装置20の臭気ガス
流入口6へと連結されている排気管26が設けられてい
る。有機物が分解されているときは、分解熱によって処
理槽21は、外部よりも高温になっており、排気口25
から放出される廃棄ガス(臭気ガス)は、ほぼ飽和湿度
である。そのため、排気管26を通過する途中で、水蒸
気が結露し、それが結露水として脱臭装置20の結露水
貯水部12へ貯えられる。結露水貯水部12には、結露
水の他にも、脱臭材4から滴下してきた滴下水なども貯
水されており、若干、固形分を含む液体となっている。
この固形分を濾過フィルタ18の容器によって除去され
た水が焼結部材からなる多孔質部材8によって吸い上げ
られ、空気層3を経て、脱臭材4へ供給される。脱臭材
4は、空気層3の上部に、それぞれ脱臭材支持板7,7
a,7b,7cが底部に形成されている複数の容器に分
割されて充填され、多層に構成されている。各脱臭材支
持板7a,7b,7cとその直ぐ下の層の脱臭材4の上
部には、それぞれ空気層3a,3b,3cが形成されて
いる。各層の上流部の脱臭材4には吸水性ポリマ13が
混合され、通過する廃棄ガス中の水分を捕捉するように
なっている。吸水性ポリマ13は、脱臭材4が乾燥して
きたときには、捕捉した水分を脱臭材4へ供給するよう
な水分平衡を持つものである。厨芥の分解が盛んで、含
水率の高い廃棄ガスが脱臭装置20に導入される場合に
は、結露水が増加する。必要以上に結露水が貯水された
場合には、臭気ガス流入口6が水に漬からないように、
排水口16の排水コックを開け、結露水を引き抜く。処
理槽21への厨芥の投入がないなどで、乾燥した廃棄ガ
スが脱臭装置20に流入した場合には、結露水貯水部1
2の水が不足する場合がある。この場合には、排水口1
6から水を供給することができる。乾燥した廃棄ガスが
脱臭材4を通過し、脱臭材4が乾燥してしまうと脱臭性
能は著しく低下し、その性能はなかなか回復しない。そ
のため、結露水貯水部12には必要量以上の水が常に含
まれていることが望ましい。本実施の形態によれば、脱
臭材4への水分の供給を無動力で且つ簡単なシステムで
行えるため、コンパクトながら性能のよい脱臭装置20
が実現でき、生ごみ処理機内部に設置しても十分に脱臭
性能を発揮することが可能となる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の脱
臭材を湿潤状態に維持する方法によれば、脱臭材に接触
して脱臭処理される被処理ガス中の水分を当該脱臭材の
湿潤に利用するようにしたため、複雑な機構や新たな動
力を使用することなく、容易に脱臭材を湿潤状態に維持
することができて、脱臭性能を常に良好にすることがで
き、さらにはランニングコストを低くすることができ
る。
臭材を湿潤状態に維持する方法によれば、脱臭材に接触
して脱臭処理される被処理ガス中の水分を当該脱臭材の
湿潤に利用するようにしたため、複雑な機構や新たな動
力を使用することなく、容易に脱臭材を湿潤状態に維持
することができて、脱臭性能を常に良好にすることがで
き、さらにはランニングコストを低くすることができ
る。
【0038】請求項2記載の脱臭材を湿潤状態に維持す
る方法によれば、前記被処理ガス中の水分を吸水捕捉す
る吸水部材を、前記脱臭材が充填された脱臭材充填層の
構成要素として用いるようにしたため、湿潤した被処理
ガスが流入したときに吸水部材に吸水捕捉された水分
を、乾燥した被処理ガスが流入して脱臭材が乾燥してき
たときに、その脱臭材に供給することができて、湿り気
の異なる被処理ガスが流入するような場合においても、
脱臭材を常に湿潤状態に維持することができる。
る方法によれば、前記被処理ガス中の水分を吸水捕捉す
る吸水部材を、前記脱臭材が充填された脱臭材充填層の
構成要素として用いるようにしたため、湿潤した被処理
ガスが流入したときに吸水部材に吸水捕捉された水分
を、乾燥した被処理ガスが流入して脱臭材が乾燥してき
たときに、その脱臭材に供給することができて、湿り気
の異なる被処理ガスが流入するような場合においても、
脱臭材を常に湿潤状態に維持することができる。
【0039】請求項3記載の脱臭材を湿潤状態に維持す
る方法によれば、前記吸水部材は、前記脱臭材に混合す
るようにしたため、上記請求項2記載の発明の効果を適
切に得ることができる。
る方法によれば、前記吸水部材は、前記脱臭材に混合す
るようにしたため、上記請求項2記載の発明の効果を適
切に得ることができる。
【0040】請求項4記載の脱臭材を湿潤状態に維持す
る方法によれば、前記吸水部材は、前記被処理ガスの流
れの上流側の前記脱臭材部分に混合するようにしたた
め、乾燥した被処理ガスが流入した場合、被処理ガスの
流れの上流側の脱臭材部分が、その影響を強く受けて乾
燥し始めるので、吸水部材を被処理ガスの流れの上流側
の脱臭材部分に混合することで、脱臭材の全体を一層良
好に湿潤状態に維持することができる。
る方法によれば、前記吸水部材は、前記被処理ガスの流
れの上流側の前記脱臭材部分に混合するようにしたた
め、乾燥した被処理ガスが流入した場合、被処理ガスの
流れの上流側の脱臭材部分が、その影響を強く受けて乾
燥し始めるので、吸水部材を被処理ガスの流れの上流側
の脱臭材部分に混合することで、脱臭材の全体を一層良
好に湿潤状態に維持することができる。
【0041】請求項5記載の脱臭材を湿潤状態に維持す
る方法によれば、前記吸水部材は、前記被処理ガスが流
入する被処理ガス流入口付近の前記脱臭材部分に配置す
るようにしたため、上記請求項4記載の発明の効果と略
同様の効果に加えてさらに、脱臭材に土壌などを用いた
場合には、使用後の土壌をそのまま土などの環境に返す
ことができる。
る方法によれば、前記吸水部材は、前記被処理ガスが流
入する被処理ガス流入口付近の前記脱臭材部分に配置す
るようにしたため、上記請求項4記載の発明の効果と略
同様の効果に加えてさらに、脱臭材に土壌などを用いた
場合には、使用後の土壌をそのまま土などの環境に返す
ことができる。
【0042】請求項6記載の脱臭材を湿潤状態に維持す
る方法によれば、前記脱臭材が、前記被処理ガスの流れ
方向に複数の層に分割充填されている場合において、前
記吸水部材は、当該各層における前記被処理ガスの流れ
の上流側の前記脱臭材部分に混合ないしは配置するよう
にしたため、各層ひいては、全体の脱臭材を一層良好に
湿潤状態に維持することができる。
る方法によれば、前記脱臭材が、前記被処理ガスの流れ
方向に複数の層に分割充填されている場合において、前
記吸水部材は、当該各層における前記被処理ガスの流れ
の上流側の前記脱臭材部分に混合ないしは配置するよう
にしたため、各層ひいては、全体の脱臭材を一層良好に
湿潤状態に維持することができる。
【0043】請求項7記載の脱臭材を湿潤状態に維持す
る方法によれば、前記脱臭材に供給する水を貯える貯水
部を有し、該貯水部内の水を吸い上げる水浸透性部材を
用いて前記脱臭材に送水するようにしたため、湿潤した
被処理ガスが流入したときに吸水部材に吸水捕捉された
水分のみでは脱臭材の湿潤が十分でない場合、貯水部か
ら水浸透性部材で脱臭材に吸い上げる水分量を適宜に調
整し付加することで、脱臭材を良好に湿潤状態に維持す
ることができる。
る方法によれば、前記脱臭材に供給する水を貯える貯水
部を有し、該貯水部内の水を吸い上げる水浸透性部材を
用いて前記脱臭材に送水するようにしたため、湿潤した
被処理ガスが流入したときに吸水部材に吸水捕捉された
水分のみでは脱臭材の湿潤が十分でない場合、貯水部か
ら水浸透性部材で脱臭材に吸い上げる水分量を適宜に調
整し付加することで、脱臭材を良好に湿潤状態に維持す
ることができる。
【0044】請求項8記載の脱臭材を湿潤状態に維持す
る方法によれば、脱臭材に供給する水を貯える貯水部を
有し、該貯水部内の水を吸い上げる水浸透性部材を用い
て前記脱臭材に送水するようにしたため、複雑な機構や
新たな動力を使用せずに容易に脱臭材を湿潤状態に維持
することができてランニングコストが安く、さらには長
期間使用しても、脱臭材の積層状態の変化や圧損が増加
するのを防止することができる。
る方法によれば、脱臭材に供給する水を貯える貯水部を
有し、該貯水部内の水を吸い上げる水浸透性部材を用い
て前記脱臭材に送水するようにしたため、複雑な機構や
新たな動力を使用せずに容易に脱臭材を湿潤状態に維持
することができてランニングコストが安く、さらには長
期間使用しても、脱臭材の積層状態の変化や圧損が増加
するのを防止することができる。
【0045】請求項9記載の脱臭材を湿潤状態に維持す
る方法によれば、前記水浸透性部材は、多孔質部材又は
/及び親水性の繊維圧縮成形体であり、毛細管現象ない
しは吸水作用で前記脱臭材に送水するようにしたため、
容易に貯水部の水を脱臭材に吸い上げることができる。
る方法によれば、前記水浸透性部材は、多孔質部材又は
/及び親水性の繊維圧縮成形体であり、毛細管現象ない
しは吸水作用で前記脱臭材に送水するようにしたため、
容易に貯水部の水を脱臭材に吸い上げることができる。
【0046】請求項10記載の脱臭材を湿潤状態に維持
する方法によれば、前記多孔質部材又は/及び親水性の
繊維圧縮成形体の一部は前記貯水部内の水に接触し、他
部は前記脱臭材に接触するようにしたため、貯水部の水
を確実に脱臭材に吸い上げることができる。
する方法によれば、前記多孔質部材又は/及び親水性の
繊維圧縮成形体の一部は前記貯水部内の水に接触し、他
部は前記脱臭材に接触するようにしたため、貯水部の水
を確実に脱臭材に吸い上げることができる。
【0047】請求項11記載の脱臭材を湿潤状態に維持
する方法によれば、前記多孔質部材又は/及び親水性の
繊維圧縮成形体が、流入する被処理ガスで風乾されるの
を防止する風よけを有するようにしたため、被処理ガス
が速い風速で流入しても多孔質部材又は/及び繊維圧縮
成形体の風乾が防止されて、毛細管現象による水の汲み
上げが妨げられることがなく、貯水部の水を確実に脱臭
材に供給することができる。
する方法によれば、前記多孔質部材又は/及び親水性の
繊維圧縮成形体が、流入する被処理ガスで風乾されるの
を防止する風よけを有するようにしたため、被処理ガス
が速い風速で流入しても多孔質部材又は/及び繊維圧縮
成形体の風乾が防止されて、毛細管現象による水の汲み
上げが妨げられることがなく、貯水部の水を確実に脱臭
材に供給することができる。
【0048】請求項12記載の脱臭材を湿潤状態に維持
する方法によれば、前記貯水部内の水の少なくとも一部
は、前記被処理ガス中の水分から生成された結露水とし
たため、水資源の節約とともにランニングコストを低く
することができる。
する方法によれば、前記貯水部内の水の少なくとも一部
は、前記被処理ガス中の水分から生成された結露水とし
たため、水資源の節約とともにランニングコストを低く
することができる。
【0049】請求項13記載の脱臭材を湿潤状態に維持
する方法によれば、前記貯水部内の水を濾過した後、前
記多孔質部材又は/及び親水性の繊維圧縮成形体で吸い
上げるようにしたため、被処理ガス中の水分から生成さ
れた結露水には、塵などの固形物が含まれる場合がある
が、これを濾過することで、水浸透性部材による脱臭材
への水の汲み上げ機能の低下を防止することができる。
する方法によれば、前記貯水部内の水を濾過した後、前
記多孔質部材又は/及び親水性の繊維圧縮成形体で吸い
上げるようにしたため、被処理ガス中の水分から生成さ
れた結露水には、塵などの固形物が含まれる場合がある
が、これを濾過することで、水浸透性部材による脱臭材
への水の汲み上げ機能の低下を防止することができる。
【0050】請求項14記載の脱臭材を湿潤状態に維持
する装置によれば、被処理ガスが流入する空気層と、該
空気層の上に構成され前記被処理ガスを脱臭処理する脱
臭材が充填された脱臭材充填層と、前記空気層の下方に
設けられ前記脱臭材に供給する水を貯える貯水部と、該
貯水部と前記脱臭材充填層とを連結し前記貯水部内の水
を前記脱臭材に吸い上げ送水する多孔質部材又は/及び
親水性の繊維圧縮成形体とを具備させたため、脱臭材充
填層には、多孔質部材又は/及び繊維圧縮成形体により
貯水部からの水が汲み上げられ、常に湿潤状態となって
いるので、脱臭性能が高く維持されて良好な脱臭処理を
行うことができる。
する装置によれば、被処理ガスが流入する空気層と、該
空気層の上に構成され前記被処理ガスを脱臭処理する脱
臭材が充填された脱臭材充填層と、前記空気層の下方に
設けられ前記脱臭材に供給する水を貯える貯水部と、該
貯水部と前記脱臭材充填層とを連結し前記貯水部内の水
を前記脱臭材に吸い上げ送水する多孔質部材又は/及び
親水性の繊維圧縮成形体とを具備させたため、脱臭材充
填層には、多孔質部材又は/及び繊維圧縮成形体により
貯水部からの水が汲み上げられ、常に湿潤状態となって
いるので、脱臭性能が高く維持されて良好な脱臭処理を
行うことができる。
【0051】請求項15記載の脱臭材を湿潤状態に維持
する装置によれば、前記多孔質部材又は/及び親水性の
繊維圧縮成形体は、装置筐体の内壁面の少なくとも一部
を構成するようにしたため、脱臭材充填層を通過する被
処理ガスの通過面積が狭まることがなく、一層良好な脱
臭処理を行うことができる。
する装置によれば、前記多孔質部材又は/及び親水性の
繊維圧縮成形体は、装置筐体の内壁面の少なくとも一部
を構成するようにしたため、脱臭材充填層を通過する被
処理ガスの通過面積が狭まることがなく、一層良好な脱
臭処理を行うことができる。
【0052】請求項16記載の脱臭材を湿潤状態に維持
する装置によれば、前記貯水部内の水の少なくとも一部
は、前記被処理ガス中の水分から生成された結露水とし
たため、前記と同様に、水資源の節約とともにランニン
グコストを低くすることができる。
する装置によれば、前記貯水部内の水の少なくとも一部
は、前記被処理ガス中の水分から生成された結露水とし
たため、前記と同様に、水資源の節約とともにランニン
グコストを低くすることができる。
【0053】請求項17記載の脱臭材を湿潤状態に維持
する装置によれば、前記貯水部内の水を濾過した後に前
記多孔質部材又は/及び親水性の繊維圧縮成形体で吸い
上げるための濾過フィルタを設けたため、被処理ガス中
の水分から生成された結露水には、塵などの固定物が含
まれる場合があるが、これを濾過フィルタで濾過するこ
とで、多孔質部材又は/及び繊維圧縮成形体による脱臭
材への水の汲み上げ機能の低下を防止することができ
る。
する装置によれば、前記貯水部内の水を濾過した後に前
記多孔質部材又は/及び親水性の繊維圧縮成形体で吸い
上げるための濾過フィルタを設けたため、被処理ガス中
の水分から生成された結露水には、塵などの固定物が含
まれる場合があるが、これを濾過フィルタで濾過するこ
とで、多孔質部材又は/及び繊維圧縮成形体による脱臭
材への水の汲み上げ機能の低下を防止することができ
る。
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す構成図であ
る。
る。
【図2】本発明の第2の実施の形態を示す構成図であ
る。
る。
【図3】本発明の第3の実施の形態を示す構成図であ
る。
る。
【図4】本発明の第4の実施の形態を示す要部構成図で
ある。
ある。
【図5】本発明の第5の実施の形態を示す構成図であ
る。
る。
【図6】本発明の第6の実施の形態を示す構成図であ
る。
る。
【図7】本発明の第7の実施の形態を示す構成図であ
る。
る。
【図8】本発明の第8の実施の形態を示す構成図であ
る。
る。
【図9】本発明の第9の実施の形態を示す構成図であ
る。
る。
【図10】本発明の第10の実施の形態を示す構成図で
ある。
ある。
【図11】本発明の第11の実施の形態を示す構成図で
ある。
ある。
【図12】本発明の第12の実施の形態を示す構成図で
ある。
ある。
【図13】本発明の第13の実施の形態を示す要部構成
図である。
図である。
【図14】本発明の第14の実施の形態を示す構成図で
ある。
ある。
1 装置筐体 2 貯水部 3,3a,3b,3c 空気層 4 脱臭材 5 脱臭材充填層 6 臭気ガス流入口 7,7a,7b,7c 脱臭材支持板 8,8a,8b,8c,8d,8e,8f 多孔質部材 9 繊維圧縮成形体 11 風よけ 12 結露水貯水部 13 吸水性ポリマ(吸水部材) 14 吸水性フィルタ(吸水部材) 18 濾過フィルタ 20 脱臭装置
Claims (17)
- 【請求項1】 脱臭材に接触して脱臭処理される被処理
ガス中の水分を当該脱臭材の湿潤に利用することを特徴
とする脱臭材を湿潤状態に維持する方法。 - 【請求項2】 前記被処理ガス中の水分を吸水捕捉する
吸水部材を、前記脱臭材が充填された脱臭材充填層の構
成要素として用いることを特徴とする請求項1記載の脱
臭材を湿潤状態に維持する方法。 - 【請求項3】 前記吸水部材は、前記脱臭材に混合する
ことを特徴とする請求項2記載の脱臭材を湿潤状態に維
持する方法。 - 【請求項4】 前記吸水部材は、前記被処理ガスの流れ
の上流側の前記脱臭材部分に混合することを特徴とする
請求項3記載の脱臭材を湿潤状態に維持する方法。 - 【請求項5】 前記吸水部材は、前記被処理ガスが流入
する被処理ガス流入口付近の前記脱臭材部分に配置する
ことを特徴とする請求項2記載の脱臭材を湿潤状態に維
持する方法。 - 【請求項6】 前記脱臭材が、前記被処理ガスの流れ方
向に複数の層に分割充填されている場合において、前記
吸水部材は、当該各層における前記被処理ガスの流れの
上流側の前記脱臭材部分に混合ないしは配置することを
特徴とする請求項2記載の脱臭材を湿潤状態に維持する
方法。 - 【請求項7】 前記脱臭材に供給する水を貯える貯水部
を有し、該貯水部内の水を吸い上げる水浸透性部材を用
いて前記脱臭材に送水することを特徴とする請求項1乃
至6の何れかに記載の脱臭材を湿潤状態に維持する方
法。 - 【請求項8】 脱臭材に供給する水を貯える貯水部を有
し、該貯水部内の水を吸い上げる水浸透性部材を用いて
前記脱臭材に送水することを特徴とする脱臭材を湿潤状
態に維持する方法。 - 【請求項9】 前記水浸透性部材は、多孔質部材又は/
及び親水性の繊維圧縮成形体であり、毛細管現象ないし
は吸水作用で前記脱臭材に送水することを特徴とする請
求項7又は8記載の脱臭材を湿潤状態に維持する方法。 - 【請求項10】 前記多孔質部材又は/及び親水性の繊
維圧縮成形体の一部は前記貯水部内の水に接触し、他部
は前記脱臭材に接触していることを特徴とする請求項9
記載の脱臭材を湿潤状態に維持する方法。 - 【請求項11】 前記多孔質部材又は/及び親水性の繊
維圧縮成形体が、流入する被処理ガスで風乾されるのを
防止する風よけを有することを特徴とする請求項9又は
10記載の脱臭材を湿潤状態に維持する方法。 - 【請求項12】 前記貯水部内の水の少なくとも一部
は、前記被処理ガス中の水分から生成された結露水であ
ることを特徴とする請求項7,8,9,10又は11記
載の脱臭材を湿潤状態に維持する方法。 - 【請求項13】 前記貯水部内の水を濾過した後、前記
多孔質部材又は/及び親水性の繊維圧縮成形体で吸い上
げることを特徴とする請求項12記載の脱臭材を湿潤状
態に維持する方法。 - 【請求項14】 被処理ガスが流入する空気層と、該空
気層の上に構成され前記被処理ガスを脱臭処理する脱臭
材が充填された脱臭材充填層と、前記空気層の下方に設
けられ前記脱臭材に供給する水を貯える貯水部と、該貯
水部と前記脱臭材充填層とを連結し前記貯水部内の水を
前記脱臭材に吸い上げ送水する多孔質部材又は/及び親
水性の繊維圧縮成形体とを有することを特徴とする脱臭
材を湿潤状態に維持する装置。 - 【請求項15】 前記多孔質部材又は/及び親水性の繊
維圧縮成形体は、装置筐体の内壁面の少なくとも一部を
構成するように設けてなることを特徴とする請求項14
記載の脱臭材を湿潤状態に維持する装置。 - 【請求項16】 前記貯水部内の水の少なくとも一部
は、前記被処理ガス中の水分から生成された結露水であ
ることを特徴とする請求項14又は15記載の脱臭材を
湿潤状態に維持する装置。 - 【請求項17】 前記貯水部内の水を濾過した後に前記
多孔質部材又は/及び親水性の繊維圧縮成形体で吸い上
げるための濾過フィルタを有することを特徴とする請求
項16記載の脱臭材を湿潤状態に維持する装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8242156A JPH1085547A (ja) | 1996-09-12 | 1996-09-12 | 脱臭材を湿潤状態に維持する方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8242156A JPH1085547A (ja) | 1996-09-12 | 1996-09-12 | 脱臭材を湿潤状態に維持する方法及び装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1085547A true JPH1085547A (ja) | 1998-04-07 |
Family
ID=17085168
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8242156A Pending JPH1085547A (ja) | 1996-09-12 | 1996-09-12 | 脱臭材を湿潤状態に維持する方法及び装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1085547A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008304056A (ja) * | 2007-05-03 | 2008-12-18 | Air Products & Chemicals Inc | ガスの貯蔵と送給を行うための装置及び方法 |
| JP2017020674A (ja) * | 2015-07-08 | 2017-01-26 | 株式会社野田ハッピー | ノンダクト式無煙ロースター |
-
1996
- 1996-09-12 JP JP8242156A patent/JPH1085547A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008304056A (ja) * | 2007-05-03 | 2008-12-18 | Air Products & Chemicals Inc | ガスの貯蔵と送給を行うための装置及び方法 |
| JP2017020674A (ja) * | 2015-07-08 | 2017-01-26 | 株式会社野田ハッピー | ノンダクト式無煙ロースター |
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