JPH1085573A - 電解質と非電解質の混合溶液の調合方法 - Google Patents

電解質と非電解質の混合溶液の調合方法

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JPH1085573A
JPH1085573A JP8266566A JP26656696A JPH1085573A JP H1085573 A JPH1085573 A JP H1085573A JP 8266566 A JP8266566 A JP 8266566A JP 26656696 A JP26656696 A JP 26656696A JP H1085573 A JPH1085573 A JP H1085573A
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利雄 五津
Takeshi Shibata
猛 柴田
Yoshihiro Zokuma
由広 続麻
Hiroyuki Suzuki
博之 鈴木
Toshiyuki Nakama
敏之 中間
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バッチ方式の混合装置において、1回目調合
時の電解質溶液の濃度低下を簡単に防ぎ、複数回の調合
の当初から電解質濃度の低下がない、電解質と非電解質
を含む混合溶液を得ることである。 【解決手段】 混合装置1の調合槽15に水を供給し、
水を管路20等により循環して撹拌し、これに透析液A
剤の電解質薬剤101を連続的に添加混合し、伝導率計
24でその水溶液の電気伝導率を測定し、所定濃度の電
解質水溶液を作製する。電解質水溶液を撹拌したままグ
ルコース(非電解質)薬剤102を連続的に添加混合
し、その混合水溶液の電気伝導率を測定して、所定濃度
の電解質と非電解質を含む混合水溶液(A剤)を調合
し、その後に排出する。以上一連の工程を複数回繰り返
す。1回目調合では、水に電解質薬剤101を添加混合
する前に、1回目以降の調合により調合された混合水溶
液を排出後の混合装置1に不可避的に残留する残留液に
含まれるのと同量のグルコースを投入する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水等の水系溶媒に
所定濃度の電解質と非電解質を混合した混合溶液の調合
方法に関するものである。本発明は、特に、食品工業や
製薬工業において使用され、特に、医療分野における透
析液の調合などにおいて有効に使用される。
【0002】
【従来の技術】従来、食品工業や製薬工業において、例
えば食塩や炭酸ソーダなどの電解質と砂糖やアルコール
などの非電解質とを、水その他の水系の極性溶媒に溶解
して使用することが多い。又、医療分野においても、透
析治療に用いる透析液は、電解質の塩化ナトリウム、非
電解質のグルコース、及びその他の微量成分を溶解した
水溶液が使用されている。
【0003】これらの製品を製造する場合、従来は、所
定量の溶媒に所定量の電解質および非電解質を添加混合
する方法が行なわれていたが、添加物質の吸湿による重
量の不確実性や添加による溶液量の増加などにより、正
確な濃度の混合溶液を調合することが困難である問題が
あった。
【0004】そこで、溶液の溶質濃度を測定しながら、
溶質の添加、混合を行なえば、正確な濃度の混合溶液を
調合することができるが、このためには、溶質の添加、
混合に対し溶液の溶質濃度を実時間で測定できることが
必要である。
【0005】従来、塩化ナトリウムなどの電解質溶液の
濃度測定には各種の方法があるが、装置が簡単で取扱い
やすく、しかも測定値の変動要因が少なく高信頼性であ
るなど、多くの利点を有するために広く用いられている
方法に、電気伝導率計による溶液の電気伝導率測定の方
法がある。この溶液の電気伝導率測定の方法は、水など
に電解質を添加すると、電解質の添加量に応じて水の電
気伝導率が直線的に増加する電気伝導率変化を利用し
て、その溶液の電解質濃度を測定するもので、溶液の電
解質濃度と溶液の電気伝導率の関係(検量線)を予め求
めておくことにより、電解質の添加混合に対し実時間で
溶液の電解質濃度を測定することができる。
【0006】一方、グルコースなどの非電解質溶液の濃
度測定方法には、溶液の屈折率や偏光度の測定が知られ
ているが、これらの方法は、測定装置が複雑で取扱いが
難しく、かつ信頼性が低く、試料の調製によって測定値
が変動しやすいなどの欠点があり、溶液の非電解質濃度
を添加混合と実時間で測定するには不向きであった。
【0007】本発明者らは、電解質と非電解質を混合し
た正確な濃度の混合溶液を作製することを可能にするた
めに、溶液の非電解質濃度を測定する方法を鋭意研究し
た。その結果、従来、溶液の電気伝導率測定による溶質
濃度の測定方法が適用できるのは電解質についてであっ
て、イオン解離しないグルコースなどの非電解質につい
ては、電気伝導率測定では溶質の濃度測定ができないと
考えられていたのが、電解質溶液に非電解質を添加して
行くと、非電解質の添加量の増加に従って溶液の電気伝
導率が一定の関係で減少することを見出した。従って、
予め電解質と非電解質が同一な系について混合溶液の電
気伝導率と非電解質の濃度との相関関係(検量線)を求
めておけば、混合溶液の電気伝導率を測定することによ
り、非電解質濃度を実時間で測定することができること
を知見し、先ごろ、「電解質溶液中の非電解質濃度測定
方法」と題して出願した(特願平7−70274号)。
【0008】図7は、透析液A剤のグルコースを除く電
解質分の水溶液にグルコースを添加したときの電気伝導
率の変化を示すグラフ、図8は、電解質分の水溶液にグ
ルコースを添加した混合水溶液における電気伝導率とグ
ルコース濃度の相関関係を示すグラフである。
【0009】透析液A剤のグルコースを除く電解質分
は、塩化ナトリウム(NaCl)、塩化カリウム(KC
l)、塩化カルシウム(CaCl2 ・2H2 O)、塩化
マグネシウム(MgCl2 )、酢酸ナトリウム(CH3
COONa)を、NaCl:KCl:CaCl2 ・2H
2 O:MgCl2 ・6H2 O:CH3 COONa=19
33:47:69:32:258の割合で含んだもので
ある。
【0010】この電解質分を約289g、20℃の水1
リットル中に均一に溶解し(A剤電解質分濃度4.4m
ol/l)、得られた水溶液を1リットル、ガラス容器
に入れ、これに粉末状のグルコースを約13.4gだけ
加え(グルコース濃度約74mmol/l)、均一に撹
拌混合した後、電気伝導率計を使用して混合水溶液の電
気伝導率を測定した。混合水溶液の電気伝導率は最初は
時間と共に低下するが、所定時間経過後に一定の値とな
る。以後、容器内に更にグルコースを約13.4gづつ
添加し(グルコース濃度約148、188、221.3
及び296mmol/l)、それぞれ混合水溶液の電気
伝導率を測定し、図7および図8のグラフを得た。
【0011】図7から、グルコースの添加量が増えるに
従って混合水溶液の電気伝導率が低下することが分か
り、図8から、その電気伝導率の低下は混合水溶液のグ
ルコース濃度の増加と直線的な相関関係が存在すること
が分かる。
【0012】従って、透析液A剤の電解質分の水溶液に
グルコースを添加した混合水溶液について、混合水溶液
の電気伝導率とグルコース濃度の検量線(相関関係)を
予め求めておけば、混合水溶液の電気伝導率の測定から
混合水溶液のグルコース濃度を実時間で直ちにかつ正確
に測定することができる。従って、電解質と非電解質
(グルコース)を混合した所定濃度の透析液A剤の水溶
液を正確に作製することができる。
【0013】このような濃度測定法を利用した混合溶
液、たとえば透析液A剤の調合は、調合槽と、調合槽に
水を供給する水供給手段と、調合槽に電解質を供給する
電解質供給手段と、調合槽に非電解質を供給する非電解
質供給手段と、調合槽に設けられた撹拌手段、排出手段
および電気伝導率計とを備えた混合装置を使用して、次
のように行なうことができる。
【0014】まず、調合槽に水を供給して満たし、その
水を撹拌手段により撹拌する。その撹拌下に電解質供給
手段により電解質を連続的に添加混合するとともに、電
気伝導率計によりその電解質を混合した電解質水溶液の
電気伝導率を測定して、水溶液の電解質濃度を検知し、
所定の電解質濃度を検知した時点で電解質の添加を停止
する。これにより所定濃度の電解質水溶液を得る。次い
で、得られた電解質水溶液を撹拌したまま、これに非電
解質供給手段によりグルコースを連続的に添加混合し、
前記の電気伝導率計によりグルコースを溶解した混合水
溶液の電気伝導率を測定して、混合水溶液のグルコース
濃度を検知し、所定のグルコース濃度を検知した時点で
グルコースの添加を停止する。これにより、所定濃度の
電解質と所定濃度のグルコースを含む混合水溶液が得ら
れる。その後、このようにして調合された混合水溶液
(A剤)を排出手段により調合槽から排出して、他の装
置にて調製された所定濃度の電解質溶液(炭酸水素ナト
リウム水溶液(B剤))と合するために、調合貯留槽な
どへと供給し、所定濃度の透析液或いは透析液原液に調
製される。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ところで、以上のよう
な透析液のA剤の調合作業、つまり、(a)調合槽への
水の供給、(b)水への電解質の連続的な添加混合、お
よびその水溶液の電気伝導率の測定による所定濃度の電
解質水溶液の作製、(c)電解質水溶液へのグルコース
の連続的な添加混合、およびその混合水溶液の電気伝導
率の測定による所定濃度の電解質と非電解質を含む混合
水溶液(A剤)の調合、(d)調合槽からの混合水溶液
の排出の一連の工程の調合作業は、作業を1度始めると
一連の工程を複数回繰り返して、複数回分の調合を行な
う。次に調合作業を再開するときには、調合槽やこれに
付帯した管路など、調合装置の各部位の殺菌、洗浄を行
なってから、上記(a)以下の作業を開始する。
【0016】このような調合装置の運用法から、第1回
目の調合時には、調合作業開始の際に、調合装置に前の
回に調合した混合水溶液を排出した残りの残留液が残っ
ていることはないが、第2回目以降の調合時には、調合
装置に前の回の混合水溶液の残留液が不可避的に残存し
ており、調合槽に水を供給、撹拌し、電解質を添加混合
すると、これに残留液が合せられる事態が生じる。
【0017】この残留液が合せられた電解質水溶液の電
気伝導率を測定すると、電解質濃度が同一であっても、
電気伝導率計の指示値は、残留液中に含まれるグルコー
ス量の分だけ低目に出る。従って、第2回目以降の調合
にあわせて電解質水溶液の電気伝導率と電解質濃度の検
量線を作製し、電解質濃度の測定に使用して電解質水溶
液を調製すると、得られた電解質水溶液の電解質濃度が
第2回目以降よりも第1回目で低くなり、従って、調合
した混合水溶液(A剤)の電解質濃度が第2回目以降よ
りも第1回目で低いという問題があった。
【0018】本発明の目的は、第1回目の調合における
電解質溶液の電解質濃度低下を簡単に防ぐことができ、
第1回目から最終回目の調合に亙って電解質濃度の低下
がない、所定濃度の電解質と所定濃度の非電解質を含む
混合溶液を安定して得ることを可能とした混合溶液の調
合方法を提供することである。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明に係
る混合溶液の調合方法にて達成される。要約すれば、本
発明は、調合槽と、調合槽に水系の極性溶媒を供給する
溶媒供給手段と、調合槽に電解質を供給する電解質供給
手段と、調合槽に非電解質を供給する非電解質供給手段
と、調合槽に設けられた撹拌手段と、調合槽に設けられ
た排出手段と、調合槽に設けられた電気伝導率計とを備
えた混合装置を使用して行なう電解質と非電解質の混合
溶液の調合方法であって、(a)調合槽に溶媒を供給
し、(b)供給された溶媒に、撹拌手段による撹拌下に
電解質供給手段により電解質を連続的に添加混合しなが
ら、電気伝導率計によりその電解質を混合した電解質溶
液の電気伝導率を測定して、前記電解質溶液の電解質濃
度を検知することにより所定濃度の電解質溶液を作製
し、(c)次いでその電解質溶液を撹拌したまま、これ
に非電解質供給手段により非電解質を連続的に添加混合
しながら、前記電気伝導率計によりその非電解質を混合
した混合溶液の電気伝導率を測定して、混合溶液の非電
解質濃度を検知することにより、所定濃度の電解質と所
定濃度の非電解質を含む混合溶液を調合し、(d)然る
後に排出手段により混合溶液を排出する、前記(a)、
(b)、(c)、(d)の一連の工程を複数回繰り返
す、電解質と非電解質の混合溶液の調合方法において、
前記混合溶液の複数回の調合のうちの第1回目の調合に
おいては、前記(a)工程の後(b)工程の前に、前記
調合槽に供給した水に、第1回目以降の調合により調合
された混合溶液を排出後の前記混合装置に不可避的に残
留する残留液に含まれる非電解質量と同量の非電解質を
投入することを特徴とする電解質と非電解質の混合溶液
の調合方法である。
【0020】本発明によれば、前記撹拌手段は調合槽に
取付けた循環路を含む循環手段とすることができ、前記
電気伝導率計は前記循環路に設置される。また、前記溶
媒は水であり、前記電解質は塩化ナトリウムを主成分と
する電解質薬剤であり、前記非電解質はグルコース薬剤
である。
【0021】本発明の他の態様では、前記混合溶液の複
数回の調合のうちの第1回目の調合においては、前記
(a)工程の後(b)工程の前に、前記調合槽に供給し
た溶媒に、第2回目以降の調合時に調合された混合溶液
を排出後の前記混合装置に不可避的に残留する残留液に
含まれる非電解質量と同量の非電解質を投入する代わり
に、前記電気伝導率の測定による電解質溶液の電解質濃
度を検知する前記電気伝導率計の濃度設定値を、第1回
目以降の調合により調合された混合溶液を排出後の前記
混合装置に不可避適に残留する残留液に含まれる非電解
質分に相当する変動量だけ変更して設定することを特徴
とする。
【0022】本発明の更に他の態様は、第1の調合槽
と、第1の調合槽に水系の極性溶媒を供給する溶媒供給
手段と、第1の調合槽に電解質を供給する電解質供給手
段と、第1の調合槽に設けられた第1の撹拌手段と、第
1の調合槽に設けられた第1の電気伝導率計と、第1の
調合槽に設けられた第1の排出手段と、第2の調合槽
と、第2の調合槽に非電解質を供給する非電解質供給手
段と、第2の調合槽に設けられた第2の撹拌手段と、第
2の調合槽に設けられた第2の電気伝導率計と、第2の
調合槽に設けられた第2の排出手段と備えた混合装置を
使用して行なう電解質と非電解質の混合溶液の調合方法
であって、(a)第1の調合槽に溶媒を供給し、(b)
供給された溶媒に、第1の撹拌手段による撹拌下に電解
質供給手段により電解質を連続的に添加混合しながら、
第1の電気伝導率計によりその電解質を混合した電解質
溶液の電気伝導率を測定して、前記電解質溶液の電解質
濃度を検知することにより所定濃度の電解質溶液を作製
し、(c)その電解質溶液を第1の排出手段により排出
して第2の調合槽に供給し、(d)次いで、供給された
電解質溶液に、第2の撹拌手段による撹拌下に非電解質
供給手段により非電解質を連続的に添加混合しながら、
第2の電気伝導率計によりその非電解質を混合した混合
溶液の電気伝導率を測定して、混合質溶液の非電解質濃
度を検知することにより、所定濃度の電解質と所定濃度
の非電解質を含む混合溶液を調合し、(e)然る後に第
2の排出手段により混合溶液を排出する、前記(a)、
(b)、(c)、(d)、(e)の一連の工程を複数回
繰り返すことを特徴とする電解質と非電解質の混合溶液
の調合方法である。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施例を詳細に説明する。
【0024】実施例1 図1は、本発明の混合溶液の調合方法を実施するのに使
用する混合装置を示す構成図である。本混合装置は、透
析液の特にA剤を調合するのに好適に使用でいる装置で
あるが、広く他の種類の混合溶液を調合するのに使用す
ることもできる。
【0025】図1に示すように、混合装置1は、調合槽
15と、透析液のA剤におけるグルコースを除いた電解
質分である粉末状の電解質薬剤101を貯留したホッパ
のような貯留手段11と、非電解質分である粉末状のグ
ルコース102を貯留したホッパのような貯留手段12
とを有し、貯留手段11、12はそれぞれ供給装置1
3、14を介して調合槽15に接続されている。調合槽
15には、R/O水(逆浸透膜処理水)などの細菌を含
まない水を供給する管路16が電磁弁17を介して接続
され、又調合槽15の出口には、管路18を介してポン
プ19が接続されている。このポンプ19には、調合槽
15から吐出した水溶液を再度調合槽15内へ還流し、
循環する管路20と、調合槽15内の調合された所定濃
度の混合水溶液(A剤)を図示しない調合貯留槽あるい
は透析装置へと送給するための管路21が接続されてい
る。管路20には電磁弁22および電気伝導率計24が
設置され、管路21には電磁弁23が設置されている。
【0026】この混合装置1により透析液A剤の調合を
行なうには、まず、電磁弁17が開き、管路16を通し
てR/O水を調合槽15に導入する。水量は、調合槽1
5内に設けたフロートスイッチのような計量手段25で
計量される。水量が計量されると、弁22を開、弁23
を閉とした状態でポンプ19を作動して、調合槽15内
の水を管路18及び20を介して循環し、撹拌する。
【0027】続いて、ホッパ11から電解質薬剤101
を供給装置13を介して調合槽15内へと連続的に供給
する。この電解質薬剤101は、透析液のA剤における
グルコースを除いた塩化ナトリウムを主体とした電解質
分で、塩化ナトリウム(NaCl)、塩化カリウム(K
Cl)、塩化カルシウム(CaCl2 ・2H2 O)、塩
化マグネシウム(MgCl2 )、酢酸ナトリウム(CH
3 COONa)を、NaCl:KCl:CaCl2 ・2
2 O:MgCl2 ・6H2 O:CH3 COONa=1
933:47:69:32:258の割合で含む粉末状
の薬剤である。
【0028】電解質薬剤101は、循環する水により調
合槽15内にて撹拌、混合される。従って、管路20に
設置された電気伝導率計24により、この管路20内を
流動する電解質水溶液の電気伝導率を測定すれば、水溶
液の電気伝導率と電解質濃度との検量線に基づき、水溶
液の電解質濃度を測定することができる。この電気伝導
率計24の指示に従い、電解質薬剤101を調合槽15
内へと適宜供給して、所定の電解質濃度を検知した時点
で電解質薬剤101の供給を停止することにより、塩化
ナトリウムを主成分とする所定濃度の電解質水溶液が調
製される。
【0029】所定濃度の電解質水溶液が調合槽15内に
調製されると、次に、電解質水溶液の流動による撹拌下
に、粉末状のグルコース薬剤102をホッパ12から、
供給装置14により所定量づつ調合槽15へと供給す
る。調合槽15内の電解質水溶液とグルコースとはポン
プ19により、管路20を介して循環流動することによ
り十分に撹拌され、電解質水溶液にグルコースを溶解し
た混合水溶液となる。この管路20内を流動する混合水
溶液の電気伝導率を管路20に設置された電気伝導率計
24により測定することにより、例えば上記図8に示す
ような、透析液のA剤に関し、所定濃度の電解質水溶液
にグルコースを添加したときの、混合水溶液の電気伝導
率とグルコース濃度の検量線から、混合水溶液のグルコ
ース濃度を測定することができる。
【0030】このようにして、所定濃度の電解質水溶液
に所定濃度のグルコースを含有した混合水溶液(A剤)
が調合槽15内にて調製されると、次に弁22を閉と
し、弁23を開とすることによって、調合槽15内の混
合水溶液は管路21へ排出され、管路21を流動して調
合貯留槽(図示せず)などへと供給される。調合貯留槽
には、他の装置にて調製された所定濃度の炭酸水素ナト
リウムからなる電解質水溶液(B剤)が供給され、所定
濃度の透析液、或いは透析液原液が調製される。
【0031】上述したように、以上のようなA剤の調合
作業、つまり、(a)調合槽15への水の供給、(b)
水への電解質の連続的な添加混合、およびその水溶液の
電気伝導率の測定による所定濃度の電解質水溶液の作
製、(c)電解質水溶液へのグルコースの連続的な添加
混合、およびその混合水溶液の電気伝導率の測定による
所定濃度の電解質と所定濃度のグルコースを含む混合水
溶液(A剤)の調合、(d)調合槽からの混合水溶液の
排出の一連の工程の調合作業は、一連の工程を複数回繰
り返して行なってから終了し、次に調合作業を再開する
ときには、調合槽やこれに付帯した管路など、混合装置
の各部位の殺菌、洗浄を行なってから、上記(a)以下
の作業を開始する。
【0032】このような混合装置1の運用法から、第1
回目の調合時には、調合作業開始の際に、混合装置1に
前の回に調合した混合水溶液を排出した残りの残留液が
残っているということはないが、第2回目以降の調合時
は、混合装置1、特に管路20等に前の回の混合水溶液
の残留液が不可避的に残存しており、調合槽1に水を供
給、循環して撹拌し、電解質を添加混合すると、これに
残留液が合せられる事態が生じる。
【0033】この残留液が合せられた電解質水溶液の電
気伝導率ρ(mS/cm)を測定すると、残留液中に含
まれるグルコースにより電気伝導率が影響を受け、電解
質濃度C(mmol/l)が同一であっても、残留液が
合せられない電解質水溶液の電気伝導率よりも、含まれ
るグルコース量の分だけ低くなる。つまり、電気伝導度
率と電解質濃度との関係は、第2回目以降の調合時に
は、第1回目の調合時の図2の直線L1 から直線L2 に
変化し、同一電解質濃度C0 に対し、第2回目以降の調
合時の電気伝導率計の指示値ρ=ρ2 は、第1回目の調
合時の指示値ρ=ρ1 よりも低目に出る。
【0034】今、説明の簡単のために、図2において、
直線L2 が、第2回目以降の調合にあわせて作製した電
解質水溶液の電気伝導率と電解質濃度との検量線である
とし、電気伝導率計の指示値ρ2 が水溶液の求める電解
質濃度C0 に対応する電気伝導率であるとする。する
と、この検量線L2 を電解質水溶液の電解質濃度の測定
に使用して、第1回目調合時の電解質水溶液に対する電
気伝導率計の指示値がρ=ρ2 となるように電解質を添
加したとき、水溶液の電解質濃度は見かけ上は求める電
解質濃度C0 になるが、実際の電解質濃度はC0 を下回
るC0 ′となって、所定の電解質濃度C0 が正確に得ら
れない。
【0035】そこで、本実施例では、混合水溶液(A
剤)の複数回の調合のうちの第1回目の調合において
は、調合槽15に水を供給した後、その水に電解質を添
加混合する前に、調合槽15に供給した水に、第1回目
以降の調合時に調合された混合溶液を排出後の混合装置
1に不可避的に残留する残留液に含まれるグルコース量
と同量のグルコースを投入し、その後は、その水に電解
質を連続的に添加混合しながら水溶液の電気伝導率を測
定し、検量線L2 を使用して電解質濃度を求める。
【0036】これによれば、第2回目以降の調合時と同
量のグルコースを含有した状態にして、第1回目の調合
時の電解質水溶液の電解質濃度を測定するので、第1回
目の調合時の電解質水溶液の電解質濃度が正確に求ま
る。従って、電気伝導率ρ=ρ2 により所定の電解質濃
度C0 を検知した時点で、電解質薬剤101の供給を停
止すれば、第1回目の調合において、塩化ナトリウムを
主成分とする濃度が正確な所定濃度の電解質水溶液を調
製することができる。これにより、その後のグルコース
の添加混合によって、所定濃度の電解質と所定濃度のグ
ルコースを溶解した混合水溶液を調合することができ
る。
【0037】本実施例の方法によって透析液のA剤を5
回調合したときのNa、グルコースの各濃度の変化を図
3に示す。第1回目調合の電解質水溶液の調製時に投入
したグルコース量は、調合した混合水溶液を排出後の混
合装置1に残留した残留液について、本発明者らが過去
に測定した経験値から35gとした。比較例として、第
1回目調合時に電解質水溶液の調製をグルコースの投入
なしに行なう方法で、透析液A剤を5回調合した。その
ときのNa、グルコースの各濃度の変化を図4に示す。
【0038】図3及び図4に示されるように、本実施例
の方法によれば、調合の第1回目から最終回の5回目ま
で、電解質濃度の低下がない所定濃度の電解質と非電解
質とを含む透析液A剤を安定して得ることができた。
【0039】実施例2 本実施例では、第1回目の調合時の電解質水溶液の電解
質濃度低下を防ぐために、第1回目の調合においては、
電解質水溶液に対する電気伝導率計の濃度検知の設定値
を、第1回目以降の調合時の混合装置1に不可避的に残
留する残留溶液に含まれる非電解質分による濃度変動量
だけ高く設定した。
【0040】すなわち、先の図2で説明すれば、第1回
目調合時の検量線として関係直線L1 を採用し、水溶液
の求める電解質濃度C0 に対する電気伝導率計の指示値
の設定値をρ=ρ1 とすることである。
【0041】これによれば、第1回目調合時の電気伝導
率計の電解質水溶液に対する電解質濃度の設定値を、第
2回目以降の調合時の残留溶液中の非電解質による濃度
低下分だけ高く設定したので、第1回目の調合時の電解
質水溶液の電解質濃度が正確に求まる。従って、電気伝
導率ρ=ρ1 により所定の電解質濃度C0 を検知した時
点で、電解質薬剤101の供給を停止すれば、第1回目
の調合において、塩化ナトリウムを主成分とする所定濃
度の電解質水溶液を正確に調製することができる。これ
により、その後のグルコースの添加混合によって、所定
濃度の電解水溶液に所定濃度のグルコースを溶解した混
合溶液を調合することができる。
【0042】本実施例の方法によって透析液A剤を5回
調合したときのNa、グルコースの各濃度の変化を図5
に示す。第1回目調合時の濃度設定値は216.5mS
/cm、第2回目以降の調合時の濃度設定値は212.
0mS/cmとした。
【0043】実施例3 本実施例は、第1回目調合時の水溶液の電解質濃度の低
下を防ぐために、混合装置の構成そのものを変更した。
図6は、本実施例の調合方法を実施するのに使用する混
合装置を示す構成図である。
【0044】本混合装置1は、実施例1に示したのと同
様の透析液の特にA剤の混合装置であるが、本実施例で
は、電解質薬剤101に対し調合槽15Aを、非電解質
薬剤(グルコース薬剤)102に対して15Bをそれぞ
れ設けた点が相違する。従って、本混合装置において、
実施例1の混合装置と同様な機能をなす部材には同一の
符号を付して詳しい説明は省略する。
【0045】この混合装置1により透析液A剤の調合を
行なうには、まず、電磁弁17が開き、管路16を通し
てR/O水を調合槽15Aに導入する。水量は、調合槽
15A内に設けたフロートスイッチのような計量手段2
5Aで計量される。水量が計量されると、弁22を開、
弁31を閉とした状態でポンプ19Aを作動して、調合
槽15A内の水を管路18A及び20Aを介して循環
し、撹拌する。
【0046】続いて、ホッパ11から電解質薬剤101
を供給装置13を介して調合槽15A内へと連続的に供
給する。電解質薬剤101は、循環する水により調合槽
15A内にて撹拌、混合される。従って、管路20Aに
設置された電気伝導率計24Aにより、この管路20A
内を流動する電解質水溶液の電気伝導率を測定すれば、
水溶液の電気伝導率と電解質濃度との検量線に基づき、
水溶液の電解質濃度を測定することができる。この電気
伝導率計24Aの指示に従い、電解質薬剤101を調合
槽15A内へと適宜供給して、所定の電解質濃度を検知
した時点で電解質薬剤101の供給を停止することによ
り、塩化ナトリウムを主成分とする所定濃度の電解質水
溶液が調製される。
【0047】所定濃度の電解質水溶液が調合槽15A内
に調製されると、弁31を開とし、弁22を閉として、
ポンプ19Aを作動させる。これによって、調合槽15
B内へと、上記の所定濃度とされた調合槽15A内の電
解質水溶液が導入される。フロートスイッチ25Bによ
り所定量の電解質水溶液が調合槽15B内に導入された
ことが検知されると、ポンプ19Aの作動を停止し、弁
31が閉とされる。調合槽15B内に導入された電解質
水溶液は、弁23を開、弁32を閉として、ポンプ19
Bにより管路18C及び20Bを介して循環流動され
る。
【0048】次に、水溶液の流動による撹拌下に、粉末
状のグルコース薬剤102をホッパ12から、供給装置
14により所定量づつ調合槽15Bへと供給する。調合
槽調合槽15B内の電解質水溶液とグルコースとはポン
プ19Bにより、管路20Bを介して循環流動すること
により十分に撹拌され、電解質水溶液にグルコースを溶
解した混合水溶液となる。この調合槽15B内の混合水
溶液中のグルコース濃度は、管路20Bに設置された電
気伝導率計24Bにより測定される。
【0049】このようにして、所定濃度の電解質水溶液
に所定濃度のグルコースを含有した混合水溶液(A剤)
が調合槽15B内にて調製されると、次に弁32を開、
弁23を閉とすることによって、調合槽15B内の混合
水溶液は管路21へ排出され、管路21を流動して調合
貯留槽(図示せず)などへと供給される。上述と同様、
調合貯留槽には、他の装置にて調製された所定濃度の炭
酸水素ナトリウムからなる電解質水溶液(B剤)が供給
され、所定濃度の透析液、或いは透析液原液が調製され
る。
【0050】このような混合装置1を使用した調合によ
れば、電解質水溶液を調製する調合槽15Aの管路20
A等に、グルコースを含有した残留液が残存することが
ないので、第1回目の調合時は勿論、第2回目以降の調
合時にも、調合槽15Aで調製した電解質水溶液の電気
伝導率にグルコースによる低下がない。従って、電気伝
導率計24Aにより水溶液の電気伝導率を測定し、これ
に図2の検量線L1 を使用することによって、第1回目
から最終回目までの調合における電解質水溶液の電解質
濃度を正確に所定の濃度C0 にできる。
【0051】以上の実施例では、いずれも、透析液のA
剤の調合を例にとって説明したが、本発明はこれに限ら
れず、製薬工業や食品工業を初めとする電解質と非電解
質の混合溶液の調合を実施する分野において広く適用す
ることができる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
第1回目の調合における電解質溶液の電解質濃度低下を
簡単に防いで、第1回目から最終回目の調合に亙って電
解質濃度の低下がない、所定濃度の電解質と所定濃度の
非電解質を含む混合溶液を安定して得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の混合溶液の調合方法の一実施例で使用
する混合装置を示す構成図である。
【図2】図1の方法における第1回目調合時の電解質水
溶液の電解質濃度低下を防ぐ原理を示す説明図である。
【図3】図1の方法で調合した透析液A剤の電解質及び
グルコースの各濃度の変化を示すグラフである。
【図4】比較例の方法で調合した透析液A剤の電解質及
びグルコースの各濃度の変化を示すグラフである。
【図5】本発明の他の実施例における方法で調合した透
析液A剤の電解質及びグルコースの各濃度の変化を示す
グラフである。
【図6】本発明の更に他の実施例で使用する混合装置を
示す構成図である。
【図7】透析液A剤のグルコースを除く電解質分の水溶
液にグルコースを添加したときの電気伝導率の変化を示
すグラフである。
【図8】図7の水溶液の電気伝導率とグルコース濃度と
の相関関係を示すグラフである。
【符号の説明】
1 混合装置 11、12 貯留手段 13、14 供給装置 15 調合層 16、18、20、21 管路 17、22、23 弁 19 ポンプ 24 電気伝導率計 25 水量計 101 電解質薬剤 102 グルコース薬剤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 続麻 由広 埼玉県狭山市大字北入曽613番地 東亜電 波工業株式会社狭山事業所内 (72)発明者 鈴木 博之 埼玉県狭山市大字北入曽613番地 東亜電 波工業株式会社狭山事業所内 (72)発明者 中間 敏之 埼玉県狭山市大字北入曽613番地 東亜電 波工業株式会社狭山事業所内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 調合槽と、調合槽に水系の極性溶媒を供
    給する溶媒供給手段と、調合槽に電解質を供給する電解
    質供給手段と、調合槽に非電解質を供給する非電解質供
    給手段と、調合槽に設けられた撹拌手段と、調合槽に設
    けられた排出手段と、調合槽に設けられた電気伝導率計
    とを備えた混合装置を使用して行なう電解質と非電解質
    の混合溶液の調合方法であって、 (a)調合槽に溶媒を供給し、(b)供給された溶媒
    に、撹拌手段による撹拌下に電解質供給手段により電解
    質を連続的に添加混合しながら、電気伝導率計によりそ
    の電解質を混合した電解質溶液の電気伝導率を測定し
    て、前記電解質溶液の電解質濃度を検知することにより
    所定濃度の電解質溶液を作製し、(c)次いでその電解
    質溶液を撹拌したまま、これに非電解質供給手段により
    非電解質を連続的に添加混合しながら、前記電気伝導率
    計によりその非電解質を混合した混合溶液の電気伝導率
    を測定して、混合溶液の非電解質濃度を検知することに
    より、所定濃度の電解質と所定濃度の非電解質を含む混
    合溶液を調合し、(d)然る後に排出手段により混合溶
    液を排出する、前記(a)、(b)、(c)、(d)の
    一連の工程を複数回繰り返す、電解質と非電解質の混合
    溶液の調合方法において、 前記混合溶液の複数回の調合のうちの第1回目の調合に
    おいては、前記(a)工程の後(b)工程の前に、前記
    調合槽に供給した水に、第1回目以降の調合により調合
    された混合溶液を排出後の前記混合装置に不可避的に残
    留する残留液に含まれる非電解質量と同量の非電解質を
    投入することを特徴とする電解質と非電解質の混合溶液
    の調合方法。
  2. 【請求項2】 前記撹拌手段は調合槽に取付けた循環路
    を含む循環手段からなる請求項1の混合溶液の調合方
    法。
  3. 【請求項3】 前記電気伝導率計は前記循環路に設置さ
    れる請求項2の混合溶液の調合方法。
  4. 【請求項4】 前記溶媒は水であり、前記電解質は塩化
    ナトリウムを主成分とする電解質薬剤であり、前記非電
    解質はグルコース薬剤である請求項1の混合溶液の調合
    方法。
  5. 【請求項5】 調合槽と、調合槽に水系の極性溶媒を供
    給する溶媒供給手段と、調合槽に電解質を供給する電解
    質供給手段と、調合槽に非電解質を供給する非電解質供
    給手段と、調合槽に設けられた撹拌手段と、調合槽に設
    けられた排出手段と、調合槽に設けられた電気伝導率計
    とを備えた混合装置を使用して行なう電解質と非電解質
    の混合溶液の調合方法であって、 (a)調合槽に溶媒を供給し、(b)供給された溶媒
    に、撹拌手段による撹拌下に電解質供給手段により電解
    質を連続的に添加混合しながら、電気伝導率計によりそ
    の電解質を混合した電解質溶液の電気伝導率を測定し
    て、前記電解質溶液の電解質濃度を検知することにより
    所定濃度の電解質溶液を作製し、(c)次いでその電解
    質溶液を撹拌したまま、これに非電解質供給手段により
    非電解質を連続的に添加混合しながら、前記電気伝導率
    計によりその非電解質を混合した混合溶液の電気伝導率
    を測定して、混合溶液の非電解質濃度を検知することに
    より、所定濃度の電解質と所定濃度の非電解質を含む混
    合溶液を調合し、(d)然る後に排出手段により混合溶
    液を排出する、前記(a)、(b)、(c)、(d)の
    一連の工程を複数回繰り返す、電解質と非電解質の混合
    溶液の調合方法において、 前記混合溶液の複数回の調合のうちの第1回目の調合に
    おいては、前記電気伝導率の測定による電解質溶液の電
    解質濃度を検知する前記電気伝導率計の濃度設定値を、
    第1回目以降の調合により調合された混合溶液を排出後
    の前記混合装置に不可避適に残留する残留液に含まれる
    非電解質分に相当する変動量だけ変更して設定すること
    を特徴とする電解質と非電解質の混合溶液の調合方法。
  6. 【請求項6】 前記撹拌手段は調合槽に取付けた循環路
    を含む循環手段からなる請求項5の混合溶液の調合方
    法。
  7. 【請求項7】 前記電気伝導率計は前記循環路に設置さ
    れる請求項6の混合溶液の調合方法。
  8. 【請求項8】 前記溶媒は水であり、前記電解質は塩化
    ナトリウムを主成分とする電解質薬剤であり、前記非電
    解質はグルコース薬剤である請求項5の混合溶液の調合
    方法。
  9. 【請求項9】 第1の調合槽と、第1の調合槽に水系の
    極性溶媒を供給する溶媒供給手段と、第1の調合槽に電
    解質を供給する電解質供給手段と、第1の調合槽に設け
    られた第1の撹拌手段と、第1の調合槽に設けられた第
    1の電気伝導率計と、第1の調合槽に設けられた第1の
    排出手段と、第2の調合槽と、第2の調合槽に非電解質
    を供給する非電解質供給手段と、第2の調合槽に設けら
    れた第2の撹拌手段と、第2の調合槽に設けられた第2
    の電気伝導率計と、第2の調合槽に設けられた第2の排
    出手段と備えた混合装置を使用して行なう電解質と非電
    解質の混合溶液の調合方法であって、 (a)第1の調合槽に溶媒を供給し、(b)供給された
    溶媒に、第1の撹拌手段による撹拌下に電解質供給手段
    により電解質を連続的に添加混合しながら、第1の電気
    伝導率計によりその電解質を混合した電解質溶液の電気
    伝導率を測定して、前記電解質溶液の電解質濃度を検知
    することにより所定濃度の電解質溶液を作製し、(c)
    その電解質溶液を第1の排出手段により排出して第2の
    調合槽に供給し、(d)次いで、供給された電解質溶液
    に、第2の撹拌手段による撹拌下に非電解質供給手段に
    より非電解質を連続的に添加混合しながら、第2の電気
    伝導率計によりその非電解質を混合した混合溶液の電気
    伝導率を測定して、混合質溶液の非電解質濃度を検知す
    ることにより、所定濃度の電解質と所定濃度の非電解質
    を含む混合溶液を調合し、(e)然る後に第2の排出手
    段により混合溶液を排出する、前記(a)、(b)、
    (c)、(d)、(e)の一連の工程を複数回繰り返す
    ことを特徴とする電解質と非電解質の混合溶液の調合方
    法。
  10. 【請求項10】 前記第1の撹拌手段は第1の調合槽に
    取付けた循環路を含む循環手段からなり、前記第2の撹
    拌手段は第2の調合槽に取付けた循環路を含む循環手段
    からなる請求項9の混合溶液の調合方法。
  11. 【請求項11】 前記電気伝導率計は前記循環路に設置
    される請求項10の混合溶液の調合方法。
  12. 【請求項12】 前記溶媒は水であり、前記電解質は塩
    化ナトリウムを主成分とする電解質薬剤であり、前記非
    電解質はグルコース薬剤である請求項9の混合溶液の調
    合方法。
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