JPH1085683A - 洗浄装置 - Google Patents

洗浄装置

Info

Publication number
JPH1085683A
JPH1085683A JP24599796A JP24599796A JPH1085683A JP H1085683 A JPH1085683 A JP H1085683A JP 24599796 A JP24599796 A JP 24599796A JP 24599796 A JP24599796 A JP 24599796A JP H1085683 A JPH1085683 A JP H1085683A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
organic solvent
cleaning
cleaned
vapor
ipa
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP24599796A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiharu Yamazawa
俊治 山沢
Takeshi Mori
剛 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba Development and Engineering Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Electronic Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Electronic Engineering Co Ltd filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP24599796A priority Critical patent/JPH1085683A/ja
Publication of JPH1085683A publication Critical patent/JPH1085683A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
  • Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 有機溶剤を用いた洗浄装置において、有機溶
剤の蒸気流の制御を可能にすることによって、有機溶剤
蒸気を被洗浄物の周囲に集中させると共に、有機溶剤蒸
気の吸引排気量を低減する。 【解決手段】 被洗浄物20の表面で有機溶剤蒸気43
を凝縮させ、被洗浄物20の洗浄および乾燥を行う洗浄
装置において、底部に滞留させた有機溶剤31を加熱し
て、有機溶剤蒸気43を生じさせる蒸気洗浄槽41内
に、被洗浄物20処理位置近傍に冷却手段45を設置す
ることによって、有機溶剤の蒸気流を被洗浄物20の周
囲に集中させる。また、予め被洗浄物20を有機溶剤3
1で浸漬洗浄する場合には、浸漬洗浄槽32内に収容さ
れた有機溶剤31を冷却し、この冷却された有機溶剤3
1で被洗浄物20を冷温置換する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶用ガラス基板
等の各種被洗浄物を有機溶剤で洗浄する洗浄装置に係
り、特に有機溶剤の蒸気を被洗浄物表面で凝縮させて洗
浄および乾燥を行う洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】各種基板等の製造工程においては、基板
を水系洗浄液や水等を用いて洗浄した後に、さらにイソ
プロピルアルコール(IPA)等の低沸点の有機溶剤を
用いて、表面の異物や水分等を除去しつつ乾燥させるこ
とが行われている。被洗浄物である基板の乾燥は、有機
溶剤の蒸気を基板表面で凝縮させ、表面の異物や水分等
と共に除去しつつ、最終的に基板表面の有機溶剤を乾燥
(揮発)させることによって行われる。このような乾燥
方法は、静電気等の影響によりごみ等の異物が付着しや
すい絶縁基板、例えばサイズの大きな液晶表示装置用の
ガラス基板に対して好適である。
【0003】従来の有機溶剤を用いた洗浄装置につい
て、図3および図4を参照して説明する。例えば表面が
水に濡れた複数枚の基板1は、バスケット2により縦向
きに支持され、この状態でまず有機溶剤への浸漬洗浄工
程Aに送られる。この浸漬洗浄工程Aは、IPA3等の
有機溶剤が収容された置換槽4を有しており、この置換
槽4にはオーバーフロー部5、循環ポンプ6および循環
フィルタ7による循環系が設けられている。被洗浄物で
ある基板1は、置換槽4で常温のIPA3に浸漬され、
基板1表面に付着する水等とIPA3との置換が行われ
る。
【0004】浸漬洗浄工程Aで水等とIPA3との置換
が行われた基板1は、次いで有機溶剤の蒸気槽8を有す
る蒸気洗浄(凝縮・乾燥)工程Bに送られる。蒸気槽8
内の下方には、有機溶剤として例えばIPA9が滞留し
ており、蒸気槽8底部に設置された加熱ヒータ10によ
りIPA9が昇温されて、IPAの蒸気11を生じさせ
ている。浸漬洗浄工程Aを経た基板1は、このIPA蒸
気11が充満している蒸気槽8内の所定の処理位置に移
送配置され、IPA蒸気11を基板1表面で凝縮させる
ことによって、基板1の洗浄および乾燥が行われる。
【0005】蒸気槽8内の基板1の処理位置下方には、
基板1表面で凝縮して滴下するIPA廃液を回収する廃
液受皿12が設けられており、これらIPA廃液はドレ
ンタンク13等を介して廃棄される。また、蒸気槽8の
上方には、冷水が循環される凝縮コイル14と排気ダク
ト15とが設けられており、IPAの蒸気11が蒸気槽
8の外部に流出することを抑制している。
【0006】上述した従来の洗浄装置の蒸気洗浄(凝縮
・乾燥)工程Bにおいては、被洗浄物である基板1はI
PA蒸気11内に移送配置され、基板1表面でIPA蒸
気11の凝縮が行われるが、図4に示すように、IPA
蒸気11は基本的には蒸気槽8上部の凝縮コイル14に
向けて流れており、また基板1としてガラス基板等を洗
浄する場合にはそれ自体の熱容量が小さいために、IP
A蒸気11の流れが基板1周囲に集中しずらいという問
題がある。加えて、従来の洗浄装置においては、浸漬洗
浄工程Aで常温(室温に近い)のIPA3が用いられて
いるために、蒸気洗浄工程BでIPA蒸気11と基板1
との温度差が小さく、これもIPA蒸気11の基板1周
囲への集中を妨げている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のIPA等の有機溶剤を用いた洗浄装置においては、I
PA蒸気を被洗浄物の周囲に効率的に集中させることが
難しく、洗浄密度(洗浄性)や洗浄効率等が低いという
問題を有していた。また、発生させたIPA蒸気のう
ち、基板表面で凝縮した蒸気以外は基本的には蒸気槽上
部の凝縮コイルで凝縮されて回収されるが、IPA蒸気
の多くが蒸気槽上部に達するため、それだけ排気ダクト
で吸引排気されるIPA蒸気量も多くなり、IPAの使
用量が増加するという問題を有していた。
【0008】このようなことから、従来の有機溶剤を用
いた洗浄装置においては、有機溶剤の蒸気流の制御を可
能にすることによって、有機溶剤の蒸気を被洗浄物の周
囲に集中させると共に、有機溶剤の蒸気の吸引排気量を
低減することが課題とされている。
【0009】本発明は、このような課題に対処するため
になされたもので、有機溶剤の蒸気を被洗浄物の周囲に
集中させて、洗浄密度(洗浄性)や洗浄効率等の向上を
図ると共に、有機溶剤の使用量の削減を図った洗浄装置
を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の洗浄装置
は、被洗浄物の表面で有機溶剤の蒸気を凝縮させ、前記
被洗浄物の洗浄および乾燥を行う洗浄装置において、前
記被洗浄物の移送手段と、底部に滞留させた前記有機溶
剤を加熱して、前記有機溶剤の蒸気を生じさせると共
に、前記被洗浄物が前記有機溶剤の蒸気流内の所定の処
理位置に移送配置される蒸気洗浄槽と、前記蒸気洗浄槽
内における前記被洗浄物の処理位置近傍に設置され、前
記有機溶剤の蒸気を冷却する冷却手段とを具備し、前記
冷却手段により前記有機溶剤の蒸気流を前記被洗浄物の
周囲に集中させるよう構成されていることを特徴として
いる。
【0011】請求項2記載の洗浄装置は、被洗浄物を有
機溶剤で洗浄する洗浄装置において、前記被洗浄物の移
送手段と、有機溶剤が収容され、前記有機溶剤内に前記
被洗浄物が浸漬される浸漬洗浄槽と、前記浸漬洗浄槽内
に収容された前記有機溶剤を冷却する冷却手段とを有す
る浸漬洗浄部と、底部に滞留させた有機溶剤を加熱し
て、前記有機溶剤の蒸気を生じさせると共に、前記浸漬
洗浄部を経た前記被洗浄物が前記有機溶剤の蒸気流内の
所定の処理位置に移送配置される蒸気洗浄槽と、前記蒸
気洗浄槽内における前記被洗浄物の処理位置近傍に設置
され、前記有機溶剤の蒸気を冷却する冷却手段とを有
し、前記冷却手段により前記有機溶剤の蒸気流を前記被
洗浄物の周囲に集中させるよう構成されている蒸気洗浄
部とを具備することを特徴としている。
【0012】請求項1記載の洗浄装置においては、蒸気
洗浄槽内における被洗浄物の処理位置近傍に冷却手段を
設け、この被洗浄物の処理位置近傍で有機溶剤の蒸気を
冷却している。この被洗浄物の処理位置近傍での有機溶
剤蒸気の冷却によって、蒸気洗浄槽の底部から上部に向
けた有機溶剤の蒸気流が被洗浄物の処理位置近傍に集中
する。すなわち、有機溶剤の蒸気流が被洗浄物に集中す
る。従って、被洗浄物の洗浄密度(洗浄性)や洗浄効率
等を向上させることができ、かつ有機溶剤蒸気の吸引排
気量を低減することが可能となる。
【0013】請求項2記載の洗浄装置においては、蒸気
洗浄槽内の冷却手段に加えて、有機溶剤内に被洗浄物を
浸漬させる浸漬洗浄槽にも有機溶剤を冷却する冷却手段
を付設しており、これによって、蒸気洗浄槽には冷温置
換された被洗浄物が移送される。このように、蒸気洗浄
槽に移送する被洗浄物の温度を低下させることによっ
て、有機溶剤の蒸気流をより一層被洗浄物に集中させる
ことができる。従って、被洗浄物の洗浄密度(洗浄性)
や洗浄効率等をさらに向上させることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施するための形
態について説明する。
【0015】図1は、本発明の洗浄装置の一実施形態の
概略構成を示す図である。同図に示す洗浄装置は、大別
して浸漬洗浄工程Aと蒸気洗浄工程Bとから主要部が構
成されており、これら各工程A、Bに被洗浄物20とし
ての例えば基板21が複数収納されたバスケット22を
順に移送する移送機構Cを有している。
【0016】被洗浄物20としての複数の基板21は、
例えば別途設置された他の洗浄装置で水系洗浄液や水等
による洗浄工程を経たものであり、その表面には例えば
水が付着している。このような複数の基板21は、バス
ケット22により縦向きに支持されており、この状態で
浸漬洗浄工程Aおよび蒸気洗浄工程Bに送られる。
【0017】浸漬洗浄工程(浸漬洗浄部)Aは、基板2
1の表面に付着する水と置換されるイソプロピルアルコ
ール(IPA)31等の有機溶剤が収容された浸漬洗浄
槽32を有しており、この浸漬洗浄槽32は置換洗浄槽
と言い換えることができる。浸漬洗浄槽32に収容され
る有機溶剤は、必ずしも限定されるものではないが、後
工程の蒸気洗浄工程Bで使用される有機溶剤と同一のも
のが用いられ、このような有機溶剤としては上記したよ
うにIPA31が挙げられる。
【0018】なお、有機溶剤としてはIPA31に限ら
ず、他の有機溶剤を使用することも可能であり、例えば
主として水との置換・洗浄を行う場合には、水と相溶性
を有しかつ低沸点の有機溶剤等が使用される。
【0019】浸漬洗浄槽32は、置換洗浄液としてのI
PA31を循環させる循環系33を有している。この循
環系33は、IPA31を浸漬洗浄槽32の上部に設け
られたオーバーフロー部34から循環ポンプ35を介し
て浸漬洗浄槽32に循環させるように構成されている。
そして、この循環系33には循環フィルタ36に加え
て、冷却装置37が介挿されている。この冷却装置37
においては、冷却コイル38の周囲に冷水が供給されて
おり、冷却コイル38内を通過するIPA31が冷却さ
れる。
【0020】このように、浸漬洗浄工程Aにおいては、
IPA31を循環系33で循環させる際に冷却装置37
で冷却している。従って、浸漬洗浄槽32に収容された
IPA31は常温以下に冷却されている。この実施形態
においては、IPA31の設定温度は例えば283Kとされ
ている。
【0021】蒸気洗浄工程(蒸気洗浄部)Bは、蒸気洗
浄槽41を有している。この蒸気洗浄槽41の内部下方
にはIPA31が滞留しており、このIPA31を蒸気
洗浄槽41の底部に設置された加熱ヒータ42で昇温す
ることによって、IPA31の蒸気43を生じさせてい
る。このように、蒸気洗浄槽41内にはIPA蒸気43
がたえず生じている。
【0022】蒸気洗浄槽41の内部下方に滞留している
IPA31の加熱温度は、例えば図示を省略したサーマ
ルコントローラ等により最適な温度に制御されており、
またIPA31の減少分は、図示を省略した液面検出セ
ンサ等に連動したIPA供給機構から随時供給され、蒸
気洗浄槽41内には所定量のIPA31が滞留している
ように構成されている。
【0023】蒸気洗浄槽41内には、浸漬洗浄工程Aを
経た被洗浄物20としてのバスケット22に保持された
基板21が所定の処理位置に移送配置されるが、この被
洗浄物20の配置位置、すなわち蒸気洗浄処理位置の下
方には、基板21表面で凝縮して滴下するIPA廃液を
回収する廃液受皿44が設けられている。廃液受皿44
で回収したIPA廃液は、IPA廃液回収・再生機構D
に送られる。このIPA廃液の回収・再生機構Dについ
ては後に詳述する。
【0024】そして、上述した廃液受皿44には、IP
A蒸気43を冷却する冷却手段として冷却コイル45が
設置されており、この冷却コイル45には冷水が循環し
ている。この廃液受皿44上に設けられた冷却コイル4
5、言い換えると蒸気洗浄槽41内における被洗浄物2
0の処理位置の下方近傍に設けられている冷却コイル4
5により、IPA蒸気43が冷却されるため、蒸気洗浄
槽41の底部付近で発生したIPA蒸気43は冷却コイ
ル45方向に引き寄せられる。すなわち、IPA蒸気4
3の流れ(蒸気流)は冷却コイル45により制御され、
被洗浄物20の処理位置近傍に集中している。
【0025】蒸気洗浄槽41の上方には凝縮コイル46
が設けられており、この凝縮コイル46には廃液受皿4
4上の冷却コイル45と共に冷水が循環している。この
凝縮コイル46によって、蒸気洗浄槽41内を上昇する
ΙPA蒸気43を冷却して凝縮させ、ΙPA蒸気43の
外部放出を抑制している。また、蒸気洗浄槽41の上部
には排気ダクト47が設けられている。
【0026】IPA廃液の回収・再生機構Dは、廃液受
皿44で回収したIPA廃液を廃液回収管48を介して
回収するドレンタンク49を有している。なお、廃液回
収管48には必要に応じて回収したIPA廃液を蒸気洗
浄槽41に戻す再送配管50が付設されている。
【0027】この実施形態の洗浄装置は、冷却コイル4
5の存在により廃液受皿44で回収するIPA廃液の量
が増大するため、IPA廃液を単に廃棄するだけではな
く、ドレンタンク49から移送ポンプ51を介して一旦
廃液貯留槽52に収容し、この廃液貯留槽52からIP
A精製回収装置53に送るように構成されている。この
IPA精製回収装置53で精製された再生IPAは、蒸
気洗浄槽41に送られて再使用される。廃液貯留槽52
には、必要に応じて廃液を廃棄し得るようにポンプ54
が接続されている。
【0028】上述した浸漬洗浄工程Aおよび蒸気洗浄工
程Bに被洗浄物20を順に移送する移送機構Cは、各工
程間を移送する横送り機構と、各工程で被洗浄物20を
所定の処理位置に移送配置する昇降機構とを有してい
る。各工程位置および処理位置における被洗浄物20の
位置制御や処理時間制御は、図示を省略したセンサや制
御部により実施される。
【0029】次に、上記実施形態の洗浄装置の動作につ
いて説明する。
【0030】まず、基板21は例えば前工程にて洗浄処
理され、表面が水に濡れた状態でバスケット22内に縦
向きに収容されている。この状態でまず浸漬洗浄工程A
に送られ、浸漬洗浄槽32でIPA31内に浸漬され
る。この浸漬洗浄槽32において、基板21の表面に付
着する水等とIPA31との置換が行われ、また同時に
基板21表面に存在する異物等が除去される。
【0031】この際、浸漬洗浄槽32内に収容されたI
PA31は、循環系33を循環する際に冷却装置37で
冷却されており、例えば283K程度の温度とされているた
め、浸漬洗浄槽32内のIPA31に浸漬された基板2
1は冷温置換される。基板21は、この状態で次の蒸気
洗浄工程Bに送られる。すなわち、基板21は室温より
冷却された状態で蒸気洗浄工程Bに送られる。
【0032】蒸気洗浄工程Bに送られた基板21(被洗
浄物20)は、蒸気洗浄槽41内の所定の処理位置に移
送配置される。このとき、蒸気洗浄槽41内のIPA3
1はヒータ42により加熱されており、所定温度例えば
353K以上に昇温されたIPA蒸気43が蒸気洗浄槽41
内に充満している。
【0033】このIPA蒸気43は、基本的には蒸気洗
浄槽41の下方から上方に向けて流れており、この蒸気
流に沿って移送配置された基板21の表面で凝縮する
が、図2に拡大して示すように、前述した廃液受皿44
上に設けられた冷却コイル45、言い換えると蒸気洗浄
槽41内における被洗浄物20の処理位置の下方近傍に
設けられた冷却コイル45により、IPA蒸気43がた
えず冷却されているため、IPA蒸気43の流れ(蒸気
流)は図中矢印Xで示すように、冷却コイル45方向に
引き寄せられている。すなわち、IPA蒸気流Xは被洗
浄物20近傍に集中している。加えて、基板21(被洗
浄物20)は浸漬洗浄工程Aで冷温置換されており、I
PA蒸気43との温度差が拡大されているため、より一
層効率よくIPA蒸気流Xを被洗浄物20に集中させる
ことができる。
【0034】このように、冷却コイル45によりIPA
蒸気43の流れを制御し、IPA蒸気流Xを被洗浄物2
0の近傍に集中させることによって、基板21の表面で
IPA蒸気43を効率よく凝縮させることができる。言
い換えると、短時間で多量のIPA蒸気43を基板21
の表面で凝縮させることができる。この基板21の表面
で凝縮したIPA蒸気43は、基板21に付着する水分
や異物等と共に落下して、基板21の最終的な洗浄が行
われると共に、蒸気洗浄槽41外に移送される際に基板
21表面のIPAが揮散して、基板21の洗浄および乾
燥工程が終了する。落下したIPA廃液は廃液受皿44
で回収される。
【0035】上述したように、IPA蒸気43を基板2
1表面で効率よく凝縮させることにより、洗浄密度(洗
浄性)や洗浄効率等を大幅に向上させることが可能とな
る。すなわち、基板21により高度な洗浄品質を付与す
ることができる。また、従来と同程度の洗浄品質を得る
場合であれば、洗浄時間の短縮を図ることができる。こ
のような洗浄品質の向上は、静電気等の影響によりごみ
等の異物が付着しやすい絶縁基板、例えば大型化してい
る液晶表示装置用のガラス基板等に対して多大な効果を
もたらすものである。ただし、本発明における被洗浄物
は液晶表示装置用のガラス基板に限らず、各種の基板さ
らには基板以外の各種の工業用部品等に適用することが
できる。
【0036】また、IPA蒸気流Xを被洗浄物20の近
傍に集中させることによって、蒸気洗浄槽41外への排
出を抑制することができる。すなわち、排気ダクト47
から外部へ排出されていたIPA蒸気43を、冷却コイ
ル45の設置により抑制することができるため、揮発排
出されていたIPA蒸気量を削減することができ、これ
によりIPAの使用量すなわち洗浄コストを低減するこ
とが可能となる。
【0037】このように、この実施形態の洗浄装置によ
れば、液晶表示装置用のガラス基板等の各種被洗浄物に
対して高度な洗浄品質を低コストで付与することが可能
となる。なお、この実施形態では浸漬洗浄工程Aと蒸気
洗浄工程Bとを有する洗浄装置について説明したが、蒸
気洗浄工程Bのみで洗浄装置を構成する場合において
も、上述した廃液受皿44上の冷却コイル45は有効で
あり、IPA蒸気流の集中による洗浄密度(洗浄性)や
洗浄効率等の向上を達成することができる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の洗
浄装置によれば、被洗浄物の処理位置近傍に設置された
冷却手段により、有機溶剤蒸気を被洗浄物の周囲に集中
させることができるため、洗浄密度(洗浄性)や洗浄効
率等の向上を図ることができると共に、有機溶剤の使用
量の削減を図ることが可能となる。また、請求項2記載
の洗浄装置によれば、被洗浄物の浸漬洗浄時における冷
温置換によって、有機溶剤蒸気の被洗浄物周囲への集中
をより効果的に達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の洗浄装置の一実施形態の概略構成を
示す図である。
【図2】 図1に示す洗浄装置の蒸気洗浄槽部分を拡大
して示す図である。
【図3】 従来の洗浄装置の一例の概略構成を示す図で
ある。
【図4】 図3に示す洗浄装置の蒸気洗浄槽部分を拡大
して示す図である。
【符号の説明】
A………浸漬洗浄工程 B………蒸気洗浄工程 C………移送機構 D………IPA廃液の回収・再生機構 20……被洗浄物 31……イソプロピルアルコール(IPA) 32……浸漬洗浄槽 37……冷却装置 41……蒸気洗浄槽 42……加熱ヒータ 43……IPA蒸気 44……廃液受皿 45……冷却コイル
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年9月25日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被洗浄物の表面で有機溶剤の蒸気を凝縮
    させ、前記被洗浄物の洗浄および乾燥を行う洗浄装置に
    おいて、 前記被洗浄物の移送手段と、 底部に滞留させた前記有機溶剤を加熱して、前記有機溶
    剤の蒸気を生じさせると共に、前記被洗浄物が前記有機
    溶剤の蒸気流内の所定の処理位置に移送配置される蒸気
    洗浄槽と、 前記蒸気洗浄槽内における前記被洗浄物の処理位置近傍
    に設置され、前記有機溶剤の蒸気を冷却する冷却手段と
    を具備し、 前記冷却手段により前記有機溶剤の蒸気流を前記被洗浄
    物の周囲に集中させるよう構成されていることを特徴と
    する洗浄装置。
  2. 【請求項2】 被洗浄物を有機溶剤で洗浄する洗浄装置
    において、 前記被洗浄物の移送手段と、 有機溶剤が収容され、前記有機溶剤内に前記被洗浄物が
    浸漬される浸漬洗浄槽と、前記浸漬洗浄槽内に収容され
    た前記有機溶剤を冷却する冷却手段とを有する浸漬洗浄
    部と、 底部に滞留させた有機溶剤を加熱して、前記有機溶剤の
    蒸気を生じさせると共に、前記浸漬洗浄部を経た前記被
    洗浄物が前記有機溶剤の蒸気流内の所定の処理位置に移
    送配置される蒸気洗浄槽と、前記蒸気洗浄槽内における
    前記被洗浄物の処理位置近傍に設置され、前記有機溶剤
    の蒸気を冷却する冷却手段とを有し、前記冷却手段によ
    り前記有機溶剤の蒸気流を前記被洗浄物の周囲に集中さ
    せるよう構成されている蒸気洗浄部とを具備することを
    特徴とする洗浄装置。
JP24599796A 1996-09-18 1996-09-18 洗浄装置 Withdrawn JPH1085683A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24599796A JPH1085683A (ja) 1996-09-18 1996-09-18 洗浄装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24599796A JPH1085683A (ja) 1996-09-18 1996-09-18 洗浄装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1085683A true JPH1085683A (ja) 1998-04-07

Family

ID=17141938

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24599796A Withdrawn JPH1085683A (ja) 1996-09-18 1996-09-18 洗浄装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1085683A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6607605B2 (en) * 2000-08-31 2003-08-19 Chemtrace Corporation Cleaning of semiconductor process equipment chamber parts using organic solvents
JP2010022884A (ja) * 2008-07-15 2010-02-04 Shin Ootsuka Kk 被処理物洗浄装置
US12402271B2 (en) 2012-12-14 2025-08-26 Midas Green Technologies, Llc Appliance immersion cooling system

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6607605B2 (en) * 2000-08-31 2003-08-19 Chemtrace Corporation Cleaning of semiconductor process equipment chamber parts using organic solvents
JP2010022884A (ja) * 2008-07-15 2010-02-04 Shin Ootsuka Kk 被処理物洗浄装置
US12402271B2 (en) 2012-12-14 2025-08-26 Midas Green Technologies, Llc Appliance immersion cooling system

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH06103686B2 (ja) 表面乾燥処理方法および装置
JPH1085683A (ja) 洗浄装置
WO2008038610A1 (fr) Appareil de déshydratation/séchage et procédé de déshydratation/séchage
JPS62183804A (ja) 処理液の補給および/または再生方法
JPH1022257A (ja) 乾燥処理装置
JP3782314B2 (ja) 塗布処理装置
JP4167720B2 (ja) 溶剤洗浄機
JP3275044B2 (ja) 乾燥処理装置
JP3009006B2 (ja) 半導体基板の乾燥装置
JP4906198B2 (ja) イソプロピルアルコール蒸気乾燥装置及びシリコンウエハの乾燥方法
JP3298037B2 (ja) 乾燥処理装置
JPH07308644A (ja) 蒸気リンス−蒸気乾燥処理装置
JP2609203B2 (ja) 回転式洗浄装置
JPH0629276A (ja) 乾燥装置および洗浄装置
KR980011979A (ko) 웨이퍼 세정/건조 장치 및 방법
JPH02251285A (ja) 洗浄装置
JPH0574753A (ja) 乾燥方法および装置
JPS6245124A (ja) 処理装置
JP6927827B2 (ja) 洗浄装置
JP2008272607A (ja) 蒸気乾燥洗浄装置
JP2011196575A (ja) 光学素子の蒸気乾燥装置および方法
JP2023154140A (ja) 溶剤再生装置
JP2995067B2 (ja) 塩素系有機溶剤を使用する水切り・乾燥装置及び水切り・乾燥方法
JPH04251929A (ja) 蒸気洗浄乾燥装置
JPH104080A (ja) 蒸気洗浄乾燥装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20031202