JPH1085U - 高周波リレー - Google Patents
高周波リレーInfo
- Publication number
- JPH1085U JPH1085U JP006376U JP637697U JPH1085U JP H1085 U JPH1085 U JP H1085U JP 006376 U JP006376 U JP 006376U JP 637697 U JP637697 U JP 637697U JP H1085 U JPH1085 U JP H1085U
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Abstract
(57)【要約】
【課題】高周波特性の優れた高周波リレーを提供する。
【解決手段】金属製のベース1に形成した直径が一定な
断面円形の小径の貫通孔4の中心線上に、直径が一定な
断面円形の固定端子3を挿通する。固定端子3と貫通孔
4の内周面戸の間にフッ素樹脂の絶縁物5が充電され
る。貫通孔4および固定端子3が断面円形でありかつ固
定端子3が貫通孔4の中心線を通ることにより、貫通孔
4内の分布定数が一定であり、貫通孔4に対応する部位
を所望のインピーダンスに設計することが容易である。
断面円形の小径の貫通孔4の中心線上に、直径が一定な
断面円形の固定端子3を挿通する。固定端子3と貫通孔
4の内周面戸の間にフッ素樹脂の絶縁物5が充電され
る。貫通孔4および固定端子3が断面円形でありかつ固
定端子3が貫通孔4の中心線を通ることにより、貫通孔
4内の分布定数が一定であり、貫通孔4に対応する部位
を所望のインピーダンスに設計することが容易である。
Description
【0001】
本考案は、プリント板用の高周波リレーに関するものである。
【0002】
図2は従来の高周波リレーを示し、外殻は、平板状で金属製のベース1と、こ のベース1を覆う箱型で金属製のカバー2とで構成されている。ベース1の両側 には直線上に固定端子3が配列してあり、各固定端子3は貫通孔4の中央部にベ ース1を貫通する形で配置されている。各固定端子3は貫通孔4内に配置した絶 縁物5’によりベース1と絶縁されている。また、ベース1の略中央部には絶縁 材を介して電磁石部6が配置されており、この電磁石部6により駆動される接触 バネ7により各一対の固定端子3間が開閉される。
【0003】
かかる高周波リレーにおいては、金属製のベース1を用い、固定端子3の回り を絶縁物5’にて囲み、全体を金属製のカバー2で覆ったハーメチックシールタ イプのプリント板用のリレーが高周波特性において優れているとされていた。し かし、インピーダンスの整合が悪く、良好な周波数特性が得られないという問題 があった。
【0004】 本考案は、上述の点に鑑みて提供したものであって、高周波特性の優れた高周 波リレーを提供することを目的としたものである。
【0005】
本考案は、直径が一定な断面円形の固定端子と、固定端子に離接する可動接触 片と、可動接触片を駆動する電磁石部と、断面円形であって直径が一定な小径の 貫通孔を設けた金属製のベースと、少なくとも固定端子と可動接触片との接触部 位をベースとの間で囲むようにベースに結合される金属製のカバーと、上記貫通 孔にその中心線上で挿通される上記固定端子と上記貫通孔の内周面との間に充填 されるフッ素樹脂の絶縁物とを備えたものである。この構成によれば、貫通孔お よび固定端子が断面円形でありかつ固定端子が貫通孔の中心線を通ることにより 、貫通孔内の分布定数が一定になり貫通孔に対応する部位を所望のインピーダン スに設計することが容易である。
【0006】
以下、本考案の実施例を図面を参照して説明する。図1において、ベース1は 金属製であり、中央部の長手方向に3個の貫通孔4が穿孔されていて、各貫通孔 4の中心線上で固定端子3を貫通配置するようになっている。各固定端子3と各 貫通孔4の内周面との間には絶縁物5を充填している。隣接する各一対の固定端 子3の間には夫々カード8が平行移動自在に配置され、各カード8に導電性でバ ネ性の可動接触片9が保持されている。各可動接触片9は夫々1枚ものでカード 8と一体成形され、固定端子3の側面に接触することによって、中央部の固定端 子3と各端の固定端子3との間を各可動接触片9を介して夫々接続するようにな っている。固定端子3の一部と可動接触片9とはベース1と金属製のカバー2と により覆われる。すなわち、カバー2は下面に凹所10が形成されており、この 凹所10内に固定端子3の一部と可動接触片9とを収納するように、カバー2が ベース1に結合される。カバー2には長孔11が穿孔してあって、この長孔11 にカード8を挿通させている。また、可動接触片9の先端部に対応したカバー2 の内側には夫々アース接点12が形成されていて、アース接点12と導通したア ース端子13をベース1の下面より突出させている。尚、カバー2の上にはカー ド8を駆動する電磁石部6(図2参照)が配置される。両カード8が電磁石部6 により図1(a)の上下方向に駆動されると各一対の固定端子3間が夫々開閉さ れる。
【0007】 金属製のベース1と固定端子3との絶縁を図る絶縁物5にはフッ素樹脂を用い る。フッ素樹脂は、誘電率が低く(誘電率ε=2〜3)、誘電正接が小さく、耐 熱性が高いという特性を有している。貫通孔4に対応する部位における特性イン ピーダンスZ0 は、数1で表される。
【0008】
【数1】
【0009】 ここで、図1(b)に示すように、D1 は固定端子3の外径、D2 は貫通孔4の 内径、εは絶縁物5の誘電率である。特性インピーダンスZ0 を数1のような簡 単な式で表すことができるのは、固定端子3が断面円形で一定の直径を有すると ともに貫通孔4が断面円形で一定の直径を有し、しかも固定端子3が貫通孔4に その中心線上で挿通されているからである。数1から明らかなように絶縁物5の 誘電率εが小さいほど特性インピーダンスZ0 が大きくなる。また、固定端子3 はプリント板への実装性により上限が規定され強度により下限が規定されるから 一定値とみなすことができるが、貫通孔4は固定端子3よりも内径D2 が大きけ ればよく、数1によれば内径D2 が大きいほど特性インピーダンスZ0 が大きく なることがわかる。つまり、特性インピーダンスZ0 が一定であるとすれば、絶 縁物5の誘電率εが小さいほど貫通孔4の内径D2 を小さくすることが可能にな る。したがって、低誘電率であるフッ素樹脂を絶縁物5として用いることにより 貫通孔4の内径D2 を小さくすることができ、結果的に固定端子3間の距離を小 さくすることが可能になる。このことは、挿入損失の低下につながる。しかも、 フッ素樹脂は絶縁材料として一般に用いられているPBT(ポリブチレンテレフ タレート)などに比較して誘電正接が小さいから、この点からも挿入損失を小さ くすることができる。
【0010】 また、図1により明らかなように、貫通孔4の両端間の距離(固定端子3の長 手方向における絶縁物5の厚み)に対して固定端子3と可動接触片9との接触部 位から絶縁物5までの距離は十分に小さく設定してあり、固定端子3において可 動接触片9との接触部位と絶縁物5との間の部位(つまり、空中に露出している 部位)の特性インピーダンスへの影響を小さくすることができる。このことは、 数1による設計値にほぼ一致した特性インピーダンスを得ることができるという ことであり、特性インピーダンスの設定が容易になる。
【0011】
本考案は、直径が一定な断面円形の固定端子と、固定端子に離接する可動接触 片と、可動接触片を駆動する電磁石部と、断面円形であって直径が一定な小径の 貫通孔を設けた金属製のベースと、少なくとも固定端子と可動接触片との接触部 位をベースとの間で囲むようにベースに結合される金属製のカバーと、上記貫通 孔にその中心線上で挿通される上記固定端子と上記貫通孔の内周面との間に充填 されるフッ素樹脂の絶縁物とを備えたものであり、貫通孔および固定端子が断面 円形でありかつ固定端子が貫通孔の中心線を通ることにより、貫通孔内の分布定 数が一定になり貫通孔に対応する部位を所望のインピーダンスに設計することが 容易になるという利点を有する。
【図1】本考案の実施形態を示し、(a)は平面図、
(b)は断面図である。
(b)は断面図である。
【図2】従来例を示し、(a)は破断平面図、(b)は
横断面図、(c)は縦断面図である。
横断面図、(c)は縦断面図である。
1 ベース 2 カバー 3 固定端子 4 貫通孔 5 絶縁物 6 電磁石部 9 可動接触片
Claims (1)
- 【請求項1】 直径が一定な断面円形の固定端子と、固
定端子に離接する可動接触片と、可動接触片を駆動する
電磁石部と、断面円形であって直径が一定な小径の貫通
孔を設けた金属製のベースと、少なくとも固定端子と可
動接触片との接触部位をベースとの間で囲むようにベー
スに結合される金属製のカバーと、上記貫通孔にその中
心線上で挿通される上記固定端子と上記貫通孔の内周面
との間に充填されるフッ素樹脂の絶縁物とを備えて成る
高周波リレー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1997006376U JP2603789Y2 (ja) | 1997-07-22 | 1997-07-22 | 高周波リレー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1997006376U JP2603789Y2 (ja) | 1997-07-22 | 1997-07-22 | 高周波リレー |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1085U true JPH1085U (ja) | 1998-04-10 |
| JP2603789Y2 JP2603789Y2 (ja) | 2000-03-21 |
Family
ID=18527911
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1997006376U Expired - Lifetime JP2603789Y2 (ja) | 1997-07-22 | 1997-07-22 | 高周波リレー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2603789Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6024524B2 (ja) | 2013-03-07 | 2016-11-16 | 株式会社デンソー | コネクタ付き通電制御素子収容筐体並びに発熱体通電制御装置 |
-
1997
- 1997-07-22 JP JP1997006376U patent/JP2603789Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2603789Y2 (ja) | 2000-03-21 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19991221 |