JPH1086040A - 多系統の自動プログラミング方法及びその装置 - Google Patents

多系統の自動プログラミング方法及びその装置

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JPH1086040A
JPH1086040A JP9130826A JP13082697A JPH1086040A JP H1086040 A JPH1086040 A JP H1086040A JP 9130826 A JP9130826 A JP 9130826A JP 13082697 A JP13082697 A JP 13082697A JP H1086040 A JPH1086040 A JP H1086040A
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machining
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Eiji Harada
英治 原田
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Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特定の加工工程を何れの系統で加工を実施で
きるかを自動的に決定できること。 【解決手段】 各加工工程に対応する加工工程種類及び
加工仕様を含む加工工程情報SAと、各ワークに対応す
るワーク材質及び形状を含むワーク情報SBと、各加工
実施系統に対応する工具仕様、加工可能工程種類及び加
工可能ワーク材質を含む工具情報SCと、各加工工程に
対応するワークを含む加工工程対応ワーク情報SDとに
基づいて、前記加工工程に対応する加工の実施可能な加
工実施系統を決定し、前記加工工程が複数の加工実施系
統で加工可能なときの優先加工実施系統を定めた規則を
含む優先系統決定規則情報SFに従って、加工工程に対
応する加工を実施する加工実施系統の加工実施系統及び
ワーク情報SGを決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は多系統の自動プロ
グラミング方法及びその装置に関するもので、更に詳し
くは、加工工程情報等に基づき待合せの決定、加工実施
系統における加工工程の決定、それに基づく加工プログ
ラムの生成を自動で行う多系統の自動プログラミング方
法及びその装置に関するものであリ、NC加工装置、放
電加工装置等に使用される。
【0002】
【従来の技術】図67は従来の多系統の自動プログラミ
ング装置の一例を示す構成図である。図において、1は
自動プログラミング情報制御部であり、オペレータは入
力部3、入力制御部4を介して加工工程情報等を自動プ
ログラミング情報制御部1へ入力する。加工プログラム
制御部2は加工工程情報等に基づいて加工プログラムを
生成する。この生成された加工プログラムは記憶制御部
7を介して半導体メモリ、固定ディスク等の記憶部8に
格納される。このような一連の作業は、表示制御部5に
接続されたCRT等の表示部6の画面を見ながら対話的
に行われる。
【0003】次に、従来の多系統の自動プログラミング
装置における多系統加工プログラムの作成手順について
説明する。まず、オペレータはワーク情報、系統毎の工
具情報、加工工程情報等を入力する。その際、表示部6
で入力した情報を確認しながら入力部3から入力する。
ワーク情報、工具情報、加工工程情報等は入力制御部4
から、更に、自動プログラミング情報制御部1へ入力さ
れる。しかし、これだけでは、まだ、系統毎の加工プロ
グラムを作成することはできない。即ち、各加工系統が
何れの系統で可能であるかの判別、何れの系統で加工を
実施するか、同一系統で複数の加工工程を加工する場合
の加工順序等が決定されていないからである。
【0004】そこで、オペレータは、まず、加工したい
加工工程が、これらワーク情報、系統毎の工具情報等で
表されるワーク、工具で加工可能である系統を判別する
必要がある。例えば、穴あけ加工する場合は、加工を実
施する系統には穴あけ可能な工具が、少なくとも、1つ
存在しなければならず、更に、その工具径は穴径が一致
していなければならない。全ての系統で加工不可能であ
れば、ワーク、或いは工具の変更、追加等を行う必要が
ある。オペレータはこのことも考慮しなければならな
い。
【0005】次に、加工可能な系統が複数ある場合、オ
ペレータは実際に加工を実施する系統を1つだけ決定し
なければならない。例えば、系統“1”と系統“2”で
加工可能な加工工程は常に系統“1”で加工を実施する
というように決定する。そして、全ての加工工程を何れ
の系統で加工するかを決定すると、オペレータは系統内
での加工工程の加工順序を決定する必要がある。例え
ば、穴あけ加工工程は溝加工工程よりも常に後に加工す
るというように決定する。これらのことをオペレータが
決定すると、系統毎の加工プログラムを生成する準備が
完了したことになる。
【0006】そこで、自動プログラミング情報制御部1
では、与えられた加工工程情報、ワーク情報、工具情報
及びオペレータが決定した各加工工程の系統への割当
て、系統内での加工順序を加工プログラム制御部2へと
出力する。加工プログラム制御部2では、それらに基づ
き系統毎の加工プログラムを生成する。系統毎の加工プ
ログラムは記憶制御部7を介して記憶部8へ格納され
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の多系統の自動プ
ログラミング装置では、何れの加工工程が何れの系統で
加工可能であるか、加工可能な系統が複数存在する場合
には、何れの系統で加工を実施するか、系統内の加工順
序をどうするか等を全てオペレータが予め判断し、入力
しなければならないという問題があった。当然、系統毎
の加工プログラムはそれらが入力された後でなければ生
成できない。
【0008】このように、オペレータは系統毎の加工プ
ログラムを作成する前に、膨大な準備作業を行う必要が
あった。そして、この準備作業における決定が誤ってい
たり不適切であったりすると、工具に過大な負荷がかか
り損傷を早めたり、加工物の加工精度が低下したり、最
悪の場合は加工できない等の問題が生じていた。そのた
め、オペレータは高度な熟練を必要とし、多系統加工プ
ログラムの作成効率は非常に低いという問題があった。
【0009】更に、オペレータが系統内での加工工程の
加工順序を決定し、複数の系統の加工を同時に開始した
場合、ある系統の加工工程が他の系統の加工工程と同時
に加工可能かを調べ、同時に加工不可能であれば何れの
系統に対して何れの系統が待たなければならないかとい
う待合せを決定しなければならない。待合せを行わずに
多系統のプログラムを実行すると、工具相互が干渉した
り、他系統の加工が終了していることを前提にした加工
工程の加工ができなくなる可能性がある。例えば、同一
のワークを複数の系統の加工工程で加工する場合、粗加
工の加工工程はその他の加工工程よりも先に加工を実施
する必要がある。もし、粗加工よりも前に他の加工工程
の加工を行うと切り込みが大き過ぎ、工具を破損する可
能性が高くなる。この場合、粗加工以外の加工工程は粗
加工の終了を待つ必要があり、系統が異なる加工工程に
対して、ここで待合せの必要性が生ずる。
【0010】また、ワークを回転させながら加工する加
工工程と、ワークを回転させずに加工する加工工程を同
時に加工することはできない。したがって、先に加工を
はじめた系統の加工工程の加工が完了するのを待たなけ
れば、他方の系統の加工工程の加工を開始することがで
きず、ここにも待合せの必要性が生ずる。そして、同時
に加工を行うと工具相互が干渉する可能性がある場合、
先に加工をはじめた系統の加工工程の加工が完了するの
を待たなければ、他方の系統の加工工程の加工を開始す
ることは危険であり、ここでも待合せの必要性が生ず
る。オペレータはこのように非常に多様な待合せを行わ
なければならない条件を熟慮し、適切に待合せを指定し
なければならなかった。即ち、従来の多系統の自動プロ
グラミング装置では、系統内の加工順序をどうするか、
待合せをどうするかなどをすべてオペレータが予め判断
し、入力しなければならなかった。
【0011】したがって、オペレータは系統毎の加工プ
ログラムを作成する前に、膨大な準備作業を行う必要が
あった。故に、オペレータの熟練度によって生成される
加工プログラムは大きく異なることになる。この準備作
業における決定が誤っていたり、不適切であったりする
と、工具に過大な負荷がかかり損傷を早めたり、加工物
の加工精度が低下したり、最悪の場合は加工できない等
の問題が生じていた。そのためオペレータは高度な熟練
を必要とし、そのため多系統加工プログラムの作成効率
は非常に低いという問題があった。
【0012】一方、特開平4−360749号公報に
は、オペレータが複合加工における貫通穴の加工形状の
データを一括入力すれば、この加工形状データを第1次
加工データと第2次加工データに自動的に分割し、プロ
グラムを作成する技術が記載されているが、この加工工
程自動決定方式においても、種々の加工を多系統の機械
で加工する場合においては、何れの加工工程が何れの系
統で加工可能であるか、加工可能な系統が複数存在する
場合、何れの系統で加工を実施するか、系統内の加工順
序をどうするか等については、オペレータが予め判断
し、入力しなければならないという問題が依然存在して
いる。
【0013】そこで、この発明は上記のような問題点を
解決するためになされたもので、第1の目的は、ある加
工工程を何れの系統で加工を実施できるかを自動的に決
定することのできる多系統の自動プログラミング方法及
びその装置を提供することにある。また、第2の目的
は、同一系統に複数の加工工程が割当てられた場合、そ
の系統に属する全加工工程の系統内加工順序を自動的に
決定できる多系統の自動プログラミング方法及びその装
置を提供することにある。そして、第3の目的は、系統
間の待合せを自動的に決定することのできる多系統の自
動プログラミング方法及びその装置を提供することにあ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1にかかる多系統
の自動プログラミング方法は、少なくとも、各加工工程
に対応する加工工程種類及び加工仕様を含む加工工程情
報と、各ワークに対応するワーク材質及び形状を含むワ
ーク情報と、各加工実施系統に対応する工具仕様、加工
可能工程種類及び加工可能ワーク材質を含む工具情報
と、各加工工程に対応するワークを含む加工工程対応ワ
ーク情報とに基づいて、前記加工工程に対応する加工の
実施可能な加工実施系統を決定し、更に、前記加工工程
が複数の加工実施系統で加工可能なときの優先加工実施
系統を定めた規則を含む優先系統決定規則情報に従っ
て、前記加工工程に対応する加工を実施する加工実施系
統を決定するものである。
【0015】請求項2にかかる多系統の自動プログラミ
ング方法は、前記加工工程に対応する加工の実施する加
工実施系統の決定に加えて、前記工具情報の工具及び前
記ワーク情報のワークを同時に決定するものである。
【0016】請求項3にかかる多系統の自動プログラミ
ング方法は、前記決定された加工工程に対応する加工と
して、実施する加工実施系統、前記工具情報及び前記ワ
ーク情報に基づいて、前記各加工実施系統毎の加工プロ
グラムを生成するものである。
【0017】請求項4にかかる多系統の自動プログラミ
ング方法は、前記加工工程種類の優先順位を定めた加工
工程優先順位規則情報と、前記加工工程の優先順位が同
一のときに、何れの加工工程を優先するかを定めた同一
優先順位加工工程の加工順序規則情報とを具備し、前記
決定された加工実施系統に複数の同じ加工工程が存在す
る場合、前記加工工程優先順位規則情報と加工順序規則
情報とに基づいて、前記同じ加工実施系統に属する複数
の加工工程の加工順序を決定するものである。
【0018】請求項5にかかる多系統の自動プログラミ
ング方法は、前記決定された同じ加工実施系統に属する
複数の加工工程の加工順序の情報に基づいて、前記各加
工実施系統毎の加工プログラムを生成するものである。
【0019】請求項6にかかる多系統の自動プログラミ
ング装置は、少なくとも、各加工工程に対応する加工工
程種類及び加工仕様を含む加工工程情報と、各ワークに
対応するワーク材質及び形状を含むワーク情報と、各加
工実施系統に対応する工具仕様、加工可能工程種類及び
加工可能ワーク材質を含む工具情報と、各加工工程に対
応するワークを含む加工工程対応ワーク情報とに基づい
て、前記加工工程に対応する加工の実施可能な加工実施
系統を決定する加工可能系統判別部と、前記加工可能系
統判別部から出力された加工可能系統判別情報と、前記
加工工程が複数の加工実施系統で加工可能なときの優先
加工実施系統を定めた規則を含む優先系統決定規則情報
とに基づいて、前記加工工程に対応する実施可能な加工
実施系統を決定する加工工程系統割当部とを具備するも
のである。
【0020】請求項7にかかる多系統の自動プログラミ
ング装置は、更に、前記加工工程系統割当部によって決
定された同じ加工実施系統に複数の加工工程が存在する
場合、前記加工工程種類の優先順位を定めた加工工程優
先順位規則情報と、前記加工工程の優先順位が同一のと
きに、何れの加工工程を優先するかを定めた同一優先順
位加工工程の加工順序規則情報とに基づいて、前記同じ
加工実施系統に属する複数の加工工程の加工順序を決定
する系統内加工順序決定部を具備するものである。
【0021】請求項8にかかる多系統の自動プログラミ
ング方法は、少なくとも、各加工工程に対応する加工工
程種類及び加工仕様を含む加工工程情報と、前記加工工
程種類の系統内優先順位を定めた加工工程系統内優先順
位規則情報とに基づいて、前記加工工程に対応する系統
内優先順位を決定し、前記加工工程の系統内優先順位が
同一のとき、何れの加工工程を優先するかを定めた系統
内同一優先順位加工工程の加工順序規則情報と、前記加
工工程を何れの系統で加工するかを定めた加工実施系統
情報とに基づいて、前記系統内加工順序を決定し、ま
た、前記加工工程情報と、前記加工工程種類の系統間優
先順位を定めた加工工程系統間優先順位規則情報とに基
づいて、前記加工工程に対応する系統間優先順位を決定
し、更に、前記加工工程情報に基づいて前記加工工程に
対応する加工時間を算出し、前記加工工程情報と、前記
系統内加工順序と、前記加工工程に対応する系統間優先
順位と、前記加工工程の系統間優先順位が同一のときに
何れの系統を優先するかを定めた系統間同一優先順位加
工工程の加工順序規則情報と、前記加工時間情報とに基
づいて、待合せを決定するものである。
【0022】請求項9にかかる多系統の自動プログラミ
ング方法は、更に、前記加工工程情報と、前記系統内加
工順序と、前記加工工程に対応する系統間優先順位と、
前記加工工程の系統間優先順位が同一の場合に何れの系
統を優先するかを定めた系統間同一優先順位加工工程の
加工順序規則情報とに加えて、工具相互間の干渉の判別
に基づいて、待合せを決定するものである。
【0023】請求項10にかかる多系統の自動プログラ
ミング方法は、更に、前記加工工程情報と、前記系統内
加工順序と、前記加工工程に対応する系統間優先順位
と、前記加工工程の系統間優先順位が同一の場合に何れ
の系統を優先するかを定めた系統間同一優先順位加工工
程の加工順序規則情報と、工具相互間の干渉の判別とに
加えて、同時に加工可能な加工形態か否かの判別を基に
待合せを決定するものである。
【0024】請求項11にかかる多系統の自動プログラ
ミング方法は、前記決定された待合せの情報に基づい
て、前記加工実施系統毎の加工プログラムを生成するも
のである。
【0025】請求項12にかかる多系統の自動プログラ
ミング装置は、少なくとも、各加工工程に対応する加工
工程種類及び加工仕様を含む加工工程情報と、前記加工
工程種類の系統内優先順位を定めた加工工程系統内優先
順位規則情報とに基づいて、前記加工工程に対応する系
統内優先順位を決定する加工工程系統内優先順位決定部
と、前記加工工程系統内優先順位決定部から得た加工工
程系統内優先順位情報と、前記加工工程の系統内優先順
位が同一のとき、何れの加工工程を優先するかを定めた
系統内同一優先順位加工工程の加工順序規則情報と、前
記加工工程を何れの系統で加工するかを定めた加工実施
系統情報とに基づいて、系統内加工順序を決定する系統
内加工順序決定部と、前記加工工程情報と、前記加工工
程種類の系統間優先順位を定めた加工工程系統間優先順
位規則情報とに基づいて、前記加工工程に対応する系統
間優先順位を決定する加工工程系統間優先順位決定部
と、前記加工工程情報と、前記加工工程種類の加工形態
を定めた加工形態規則情報とに基づいて、前記加工工程
に対応する加工形態を決定する加工形態決定部と、前記
加工工程情報に基づいて、前記加工工程に対応する加工
時間を算出する加工時間算出部と、前記加工工程情報
と、前記加工実施系統情報と、前記加工工程系統間優先
順位情報と、前記加工形態情報と、前記加工時間情報
と、前記加工工程の系統間優先順位が同一のときに何れ
の系統を優先するかを定めた系統間同一優先順位加工工
程の加工順序規則情報とに基づいて、待合せを決定する
系統間待合せ決定部とを具備するものである。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図に基づいて、この発明の
実施の形態を説明する。なお、図中、同一符号及び記号
は、前記従来例及び各実施の形態の構成部分と同一また
は相当する構成部分を示すものであるから、各実施の形
態においては、それら重複する説明を省略する。 実施の形態1.図1は本発明の実施の形態1による多系
統の自動プログラミング装置のブロック図で、図2は図
1における加工工程情報SAの一例を示す説明図、図3
は図1におけるワーク情報SBの一例を示す説明図、図
4は図1における工具情報SCの一例を示す説明図、図
5は図1における加工工程対応ワーク情報SDの一例を
示す説明図、図6は図1における加工可能系統及びワー
ク情報SEの一例を示す説明図、図7は図1における優
先系統決定規則情報SFの一例を示す説明図、図8は図
1における加工実施系統及びワーク情報の一例を示す説
明図である。
【0027】図1において、1は自動プログラミング情
報制御部であり、オペレータは入力部3、入力制御部4
を介して加工工程情報等を自動プログラミング情報制御
部1に入力する。加工プログラム制御部2は加工工程情
報等に基づいて加工プログラムを生成する。この生成さ
れた加工プログラムは記憶制御部7を介して半導体メモ
リ、固定ディスク等の記憶部8に格納される。このよう
な一連の作業は、表示制御部5に接続されたCRT等の
表示部6の画面を見ながら対話的に行われる。また、加
工可能系統判別部11は、加工工程情報SA、ワーク情
報SB、工具情報SC、及び加工工程対応ワーク情報S
Dに基づいて、ある加工工程が何れの系統で加工可能で
あるかを判別し、加工可能系統及びワーク情報SEを作
成するものである。また、加工可能である場合には工具
番号も同時に書き込む。
【0028】加工工程系統割当部12は、加工可能系統
及びワーク情報SEからある加工工程に対する加工可能
系統及び工具番号を読み出し、複数の系統で加工可能で
ある場合には、優先系統決定規則情報SFに基づいて加
工を実施する系統をただ1つ割り当て、その加工工程番
号、加工実施系統番号、工具番号及びワーク番号を有す
る加工実施系統及びワーク情報SGを作成する。単一の
系統でのみ加工可能である加工工程については、その系
統番号を加工実施系統番号とする。加工可能な系統が1
つも存在しない場合は加工実施系統及びワーク情報SG
には何も書き込まないか、または存在しないことを表示
してもよい。
【0029】図2は加工工程情報SAの一例を示す説明
図であり、1つのワークを1つ以上の加工工程により加
工する場合の各加工工程に関する情報を示している。こ
の事例では、加工工程情報SAは、加工工程番号、加工
工程種類、位置、加工半径及び加工深さ等で構成されて
いる。加工工程種類には「穴あけ加工」、「突切り加
工」、「溝加工」等がある。例えば、図2における加工
工程番号“1”の加工工程は、加工工程種類が「穴あ
け」、位置はZ方向に“100”、加工半径は“5”、
加工深さは”10”であることを表している。また、加
工工程種類によっては対応する情報が一部存在しない場
合がある。例えば、図2において、加工工程種類が「突
切り」の場合には、加工半径及び加工深さに関する情報
は“−”で存在しない。
【0030】図3はワーク情報SBの一例を示す説明図
であり、ワークに関する情報が格納されている。この事
例では、ワーク情報SBは、ワーク番号、ワーク材質、
ワーク形状であるワーク長さ及びワーク半径で構成され
ている。例えば、図3において、ワーク番号“1”のワ
ークはワーク材質が「炭素鋼」、ワーク形状としては円
柱であり、その長さは“500”、その半径は“40”
であることを示している。
【0031】図4は工具情報SCの一例を示す説明図で
あり、工具に関する情報が格納されている。この例で
は、工具情報SCは、系統番号、系統内工具番号、工具
種類、加工可能工程種類、工具長さ、工具半径及び加工
可能ワーク材質で構成されている。例えば、図4の系統
番号“1”、系統内工具番号“1”の工具は、工具種類
は「ドリル」、加工可能工程種類は「穴あけ」、工具長
さは“50”、工具半径は“5”、加工可能ワーク材質
は「炭素鋼」であることを示している。また、工具によ
っては、対応する情報が一部存在しない場合がある。例
えば、図4においては、系統番号“1”、系統内工具番
号“2”の工具には、工具半径に関する情報が“−”で
存在しない。
【0032】また、工具情報SCにおいて、工具長さや
工具半径は工具種類によって意味が異なる場合がある。
例えば、図4において、ドリルの長さは穴あけ可能な穴
の深さを表し、旋盤加工における突切り工具の長さは突
切り可能なワークの半径を表している。
【0033】図5は加工工程対応ワーク情報SDの一例
を示す説明図であり、各加工工程で加工するワークに関
する情報が格納されている。この事例では、加工工程番
号に対応するワーク番号が決められており、加工工程番
号“1”、“2”、“3”に対してワーク番号“1”、
“2”、“1”が、それぞれ割り付けられている。
【0034】これら加工工程情報SA、ワーク情報S
B、工具情報SC及び加工工程対応ワーク情報SDは、
入力部3、入力制御部4、自動プログラミング情報制御
部1を介して予め入力しておく必要がある。また、ワー
クに関しては、ワーク情報SB内の何れのワークを選択
するかについても、図5の加工工程対応ワーク情報SD
に示すように加工工程対応で予め決めておく必要があ
る。
【0035】図6は加工可能系統及びワーク情報SEの
一例を示す説明図であり、各加工工程が何れの系統で加
工可能であるか、及び何れのワークを加工するかを示す
情報が格納されている。この事例では、加工可能系統及
びワーク情報SEは、加工工程番号、系統番号として各
系統での加工が可“○”か、不可“×”かを格納した加
工可能性、加工可能な場合の工具番号、及びワーク番号
から構成されている。加工工程によっては複数の系統で
加工可能である場合もある。例えば、図6の加工工程番
号“1”の加工工程は、系統番号“1”または“2”の
どちらでも加工可能である場合を示している。
【0036】図7は優先系統決定規則情報SFの一例を
示す説明図であり、複数の系統で加工可能な場合に、何
れの系統で加工するかを決定する場合に使用する規則が
格納されている。この優先系統決定規則情報SFも、加
工工程情報SA、ワーク情報SB、工具情報SC及び加
工工程対応ワーク情報SDと共に予め入力されているも
のである。この事例では、優先系統決定規則情報SF
は、規則番号と規則から構成されている。例えば、図7
の規則番号“1”の規則は、「系統番号の最小の系統を
優先」、規則番号“2”の規則は、「系統番号の最大の
系統を優先」するものである。また、これ以外にも、工
具の加工寿命、系統が有する加工機械の馬力及びワーク
材質の硬度等の条件を組み合わせ、優先規則を作成する
こともできる。そして、これらの規則から何れの規則を
採用するかは予め選択しておくものである。
【0037】図8は加工実施系統及びワーク情報SGの
一例を示す説明図であり、加工実施系統及びワーク情報
SGには、各加工工程の加工を何れの系統で実施するか
を示す情報が格納されている。この事例では、加工実施
系統及びワーク情報SGは加工工程番号、加工実施系統
番号、工具番号、及びワーク番号から構成されている。
例えば、図8の加工工程番号“1”の加工工程は系統
“1”で加工を実施し、その場合の使用工具は工具番号
“1”の工具、そしてワーク番号は“1”であることを
示している。
【0038】加工プログラム制御部2は、加工実施系統
及びワーク情報SGから加工を実施する系統を知り、ま
た、加工工程情報SA、ワーク情報SB、工具情報S
C、及び加工工程対応ワーク情報SDに基づいて、各加
工工程に対応する系統毎の加工プログラムを作成し、そ
の作成したプログラムを記憶制御部7を介し記憶装置8
に格納する。
【0039】次に、この多系統の自動プログラミング装
置の動作について説明する。ここでは、工作機械として
旋盤を用い、チャックに保持された円柱形状のワークを
円柱の軸線とは直角方向に工具を移動させて、軸線とは
直角方向に穴あけや溝加工をしたり、突切って円柱ワー
クを切断したりする加工をする事例で説明する。
【0040】図9乃至図11は、本実施の形態の加工可
能系統判別部11の動作を示すフローチャートについて
説明する。図9は本発明の実施の形態1による加工可能
系統判別部11の動作の一部を示すフローチャート、図
10は本発明の実施の形態1による加工可能系統判別部
11の動作を示す図9のフローチャートの残りのフロー
チャートである。図12は本発明の実施の形態1による
加工可能系統判別部11の動作を示す図9及び図10の
フローチャートの残りのフローチャート、図11は本発
明の実施の形態1による加工可能系統判別部11の動作
を示す図9及び図10のフローチャートの残りのフロー
チャートである。
【0041】まず、ステップS101で加工可能系統及
びワーク情報SEを初期化する。例えば、初期値とし
て、加工工程情報SAに格納されている全ての加工工程
番号に対応する加工工程番号に対して、加工可能性の欄
に加工不可能「×」を、工具番号の数字を格納する欄に
“0”を、そして、ワーク番号の欄に“0”を書き込
む。ステップS102で加工工程情報SAから加工工程
番号に対応する加工工程種類、位置、加工半径、加工深
さ、及びワーク情報SBからワーク番号に対応するワー
ク材質、ワーク長さ、ワーク半径を、及び工具情報SC
から系統番号と系統内工具番号との組み合わせに対応す
る工具種類、加工可能工程種類、工具長さ、工具半径、
及び加工可能ワーク材質を、そして、加工工程対応ワー
ク情報SDから加工工程番号に対応するワーク番号をそ
れぞれ読み込む。
【0042】ステップS103で加工工程情報SAの中
から一つの加工工程を選択する。例えば、加工工程番号
“1”を選択すると、加工工程種類は穴あけ、加工半径
は“5”、加工深さは“10”である。そしてステップ
S104で工具情報SCの中から一つの系統を選択す
る。例えば、系統番号“1”を選択すると、工具は2種
類存在し、それらは系統内工具番号“1”と“2”であ
る。
【0043】ステップS105において、選択した系統
番号内の複数の工具の中から一つの工具を選択する。例
えば、系統内工具番号“1”を選択する。次に、ステッ
プS106でこの選択した系統内工具番号の工具の加工
可能ワーク材質が加工工程対応ワーク情報SD及びワー
ク情報SBのワーク材質を含んでいるかどうかチェック
する。ここで、もし加工工程対応ワーク情報SD及びワ
ーク情報SBのワーク材質を含んでいればステップS1
11に進み、含んでいなければステップS107に進
み、そこで、同一系統内に他の工具があるかどうかチェ
ックする。ここで、他の工具がない場合には、ステップ
S109に進み工具情報SCに他の系統があるかどうか
チェックする。ここで他の系統がある場合には、ステッ
プS110で工具情報SCの中から次の系統を選択し、
再度、ステップS105へ進む。また、ステップS10
7で他の工具がある場合には、ステップS108で他の
工具を選択しステップS106へ進む。
【0044】また、ステップS109で他の系統がない
場合には、ステップS116へ進み、加工工程情報SA
の中に他の加工工程があるかどうかをチェックする。こ
こで他の加工工程が残っている場合には、ステップS1
17で次の加工工程を選択し、再度、ステップS104
へ進む。一方、他の加工工程が残っていない場合には、
このルーチンを終了する。
【0045】ステップS111においては、この選択し
た工具の加工可能工程種類が加工工程情報SAの中から
選択した加工工程種類を含むかどうかチェックする。こ
こで、もし加工工程情報SAの中から選択した加工工程
種類を含んで入れば、ステップS112に進み、含んで
いなければ再度ステップS107に進む。
【0046】ステップS112において、加工工程種類
は「穴あけ」であるかどうかをチェックする。例えば、
加工工程番号“1”のように「穴あけ」の場合にはステ
ップS113へ進み、加工工程情報SAの加工半径は工
具情報SCの工具半径と同じであるかどうかをチェック
する。例えば、加工工程番号“1”の場合は加工半径は
“5”で、系統番号“1”の系統内工具番号“1”の場
合はドリルの工具半径は“5”であるので、両者は一致
してステップS114へ進む。一方、一致しない場合は
ステップS107へ進む。また、加工工程種類が「穴あ
け」でない場合はステップS118へ進む。
【0047】ステップS114で加工工程情報SAの加
工深さは、加工工程対応ワーク情報SDの加工工程番号
に対応するワーク番号に一致するワーク番号のワーク半
径の2倍(直径)より小さいかどうかをチェックする。
例えば、加工工程番号“1”の場合は加工深さは“5”
で、加工工程番号“1”のワーク番号は“1”で、この
ワーク番号“1”のワーク半径は“40(直径は8
0)”であるので、加工深さはワーク半径の2倍より小
さく、ステップS115へ進む。一方、一致しない場合
はステップS107へ進む。
【0048】ステップS115では、ある加工工程につ
いて、加工可能系統及びワーク情報SEの対応する加工
工程番号に対して、系統番号の加工可能性欄に○印を、
工具番号欄に番号を、ワーク番号欄に番号を書き込む。
例えば、加工工程番号“1”に対して、系統番号“1”
で系統内工具番号“1”の場合は、加工可能性欄は○印
を、工具番号欄は“1”を、ワーク番号欄は“1”を書
き込む。そして、ステップS107へ進み、同一系統内
の他の工具についても同様のチェックを行って、加工可
能系統及びワーク情報SEの対応する欄にデータを書き
込む。例えば、加工工程番号“1”の「穴あけ」に対し
て、工具情報SCの加工可能工程種類が「穴あけ」のも
のは、系統番号“2”において系統内工具番号が“1”
と“2”の2種類あるが、系統内工具番号“2”の加工
可能ワーク材質は「炭素鋼」でワーク情報SBのワーク
番号“1”と一致するので、加工可能系統及びワーク情
報SEの系統番号“2”の加工可能性欄に○印を、工具
番号欄に“1”を書き込む。
【0049】次に、ステップS118では、加工工程種
類が「突切り」かどうかをチェックし、加工工程種類が
「突切り」の場合は、ステップS119へ進み、ワーク
情報SBのワーク半径は工具情報SCの工具長さより小
さいかどうかをチェックする。ワーク半径が工具長さよ
り小さい場合はステップS115へ進み、加工可能系統
及びワーク情報SEの対応する加工工程番号に対して、
系統番号の加工可能性欄に○印を、工具番号欄に番号
を、ワーク番号欄に番号を書き込む。例えば、加工工程
番号“2”の場合は、加工工程対応ワーク情報SDから
ワーク番号“2”が呼び出され、更に、ワーク情報SB
からワーク半径が“30”であることが分かる。
【0050】また、工具情報SCから、系統番号“1”
には系統内工具番号“2”の加工可能工程種類が「突切
り」であることが分かり、かつ、その工具長さは“10
0”であるのでワーク半径“30”より大きいことが分
かる。したがって、加工可能系統及びワーク情報SEの
加工工程番号“2”に対して、系統番号“1”の加工可
能性欄に○印を、工具番号欄に“2”を、ワーク番号欄
に“2”を書き込む。また、系統番号“2”の系統内工
具番号“1”、“2”、“3”に対しても同様にチェッ
クし、その結果を加工可能系統及びワーク情報SEに書
き込む。この事例では、系統番号“2”の各工具の加工
可能工程種類には「突切り」はないので、加工工程番号
“2”の系統番号“2”の加工可能性欄には×印を、工
具番号欄には−印を書き込むことになる。
【0051】ステップS118で加工工程種類が「突切
り」でない場合は、ステップS120へ進み、加工工程
種類が「溝加工」であるかどうかをチェックする。「溝
加工」でない場合はステップS107へ進み、「溝加
工」である場合はステップS121へ進む。ステップS
121において、工具情報SCの工具長さは加工工程情
報SAの「加工深さ」より大きいかどうかをチェックす
る。大きくない場合にはステップS107へ進み、大き
い場合にはステップS115で、加工可能系統及びワー
ク情報SEの対応する加工工程番号に対して、系統番号
の加工可能性欄に○印を、工具番号欄に番号を、ワーク
番号欄に番号を書き込む。例えば、加工工程番号“3”
の場合は、加工工程対応ワーク情報SDからワーク番号
“1”が呼び出され、更に、加工工程情報SAから加工
深さが“20”であることが分かる。
【0052】また、工具情報SCから、系統番号“1”
には溝加工がなく、系統番号“2”の系統内工具番号
“3”の加工可能工程種類が溝加工であることが分か
る。そして、その工具長さは“80”であることから、
加工深さ“20”より大きいことが分かる。したがっ
て、加工可能系統及びワーク情報SEの加工工程番号
“3”に対して、系統番号“1”の加工可能性欄に×印
を、工具番号欄に−印を、ワーク番号欄に“1”を書き
込み、また、系統番号“2”の加工可能性欄に○印を、
工具番号欄に“3”を書き込むことになる。
【0053】このように、加工可能系統判別部11は、
各加工工程に対して加工することができる系統と工具番
号とワーク番号とを関係づける加工可能系統及び情報S
Eを生成することになる。
【0054】図12は本発明の実施の形態1による加工
工程系統割当部12の動作を示すフローチャートであ
る。次に、図12に示すフローチャートを用いて、加工
工程系統割当部12の動作を説明する。まず、ステップ
S201で加工実施系統及びワーク情報SGを初期化す
るために、加工可能系統及びワーク情報SE内の全ての
加工工程番号に対応する加工工程番号に対して、加工実
施系統及びワーク情報SGの加工実施系統番号欄、工具
番号欄、ワーク番号欄に“0”を書き込む。
【0055】ステップS202において、加工可能系統
及びワーク情報SEから1つの加工工程番号に対する各
系統の加工可否及び工具番号、ワーク番号を読み出す。
次にステップS203において、加工可能な系統が1つ
でも存在するか調べ、存在しない場合は後述のステップ
S211へ進む。存在する場合は、ステップS204に
おいて、加工可能な系統数が1つだけであるかどうかチ
ェックし、1つだけの場合は、ステップS209におい
て、その系統番号、工具番号、ワーク番号を候補として
記憶する。
【0056】ステップS204において、系統数が2つ
以上存在する場合は、ステップS205で優先系統決定
規則番号を読み出し、ステップS206で規則番号が
“1”かどうかチェックする。規則番号が“1”でなけ
れば、ステップS208で、加工可能な系統の中で系統
番号の最も大きい系統番号、その工具番号、ワーク番号
を候補として記憶する。規則番号が“1”であれば、ス
テップS207において、加工可能な系統の中で系統番
号の最も小さい系統番号、その工具番号、ワーク番号を
候補として記憶する。次に、ステップS210では、加
工実施系統及びワーク情報SGに、記憶しておいた候補
の加工可能な系統番号、その工具番号、ワーク番号を書
き込む。そして、ステップS211において、加工可能
系統及びワーク情報SE内の全ての加工工程番号につい
て処理したかどうかチェックし、処理していなければ、
ステップS212において他の加工工程番号を読み出
し、ステップS203に戻る。一方、全ての加工工程番
号について処理してあれば終了する。
【0057】このように、加工工程系統割当部12は、
加工工程番号と加工を実施する系統番号、その工具番
号、ワーク番号とを1対1に対応づける加工実施系統及
びワーク情報SGを作成する。
【0058】図13は図1の加工プログラム制御部2の
動作を示すフローチャート、図14は図1の穴あけ加工
のプログラム例を示す説明図、図15は図1の突切り加
工のプログラム例を示す説明図、図16は図1の同一加
工実施系統の加工プログラムとしてまとめた例を示す説
明図である。次に、図13に示すフローチャートに基づ
いて、加工プログラム制御部2の系統毎の加工プログラ
ムを生成する動作について説明する。まず、ステップS
301で、最初に処理する系統番号と加工工程番号を決
定する。次に、ステップS302において、加工実施系
統及びワーク情報SGから、一つの加工工程番号に対応
する加工実施系統番号を読み出す。ステップS303に
おいて、読み出した系統番号は現在処理中の系統番号と
同じかどうかをチェックする。同じでない場合はステッ
プS308へ進み、同じ場合はステップS304で、加
工工程情報SAから、その加工工程番号に対応する加工
工程種類、位置、加工半径、加工深さを読み出す。
【0059】ステップS305において、加工実施系統
及びワーク情報SGから、その加工工程番号に対応する
工具番号、ワーク番号を読み出す。次に、ステップS3
06において、ワーク情報SBからそのワーク番号に対
応するワーク材質、ワーク長さ、ワーク半径を読み出
す。そして、ステップS307において、加工工程単位
の加工プログラムを作成する。
【0060】例えば、図14は加工工程番号“1”で、
かつ、加工実施系統番号“1”の穴あけ加工のプログラ
ム例を示すものであり、旋盤にチャッキングされた半径
“40”の円柱状のワークの外周面に、原点からZ方向
に“100”の位置に、深さ“10”の穴を穿設するも
のである。また、図15は加工工程番号“2”で、か
つ、加工実施系統番号“1”の「突切り」加工のプログ
ラム例を示すものであり、旋盤にチャッキングされた半
径“40”の円柱状のワークを、原点からZ方向に“4
00”の位置において、「突切り」で切断するものであ
る。
【0061】ステップS308では、加工実施系統及び
ワーク情報SG内の全ての加工工程番号について処理し
たかどうかをチェックし、全てについて処理してなけれ
ば、ステップS309において他の加工工程番号を読み
出し、ステップS302へ戻り、ステップS302から
のルーチンを繰返し実行する。一方、全ての加工工程に
ついて処理が完了していれば、ステップS310に進
み、加工工程単位の複数の加工プログラムを系統単位の
プログラムファイルに格納する。即ち、同一の加工実施
系統番号に含まれる複数の加工工程単位の加工プログラ
ムを一つのグループとしてまとめる。
【0062】例えば、図8の加工実施系統及びワーク情
報SGの場合について説明すると、加工実施系統番号
“1”に含まれる加工工程番号は“1”と“2”とがあ
り、図14に示す加工工程番号“1”の加工プログラム
と図15に示す加工工程番号“2”の加工プログラムと
を、図16に示すように、加工実施系統番号“1”の加
工プログラムとしてまとめることになる。
【0063】このように、この実施の形態によれば、系
統毎の加工プログラムを自動的に生成することができ
る。更に、加工工程を何れの系統で加工するかを自動的
に決定することもできる。したがって、従来オペレータ
が検討していた加工工程と系統の関係を容易に自動決定
することができ、また、不用意な誤りを防ぐことも可能
となる。即ち、オペレータの負担を減少できるだけでな
く、熟練していないオペレータでも多系統加工プログラ
ムを容易に作成することができる。
【0064】実施の形態2.図17乃至図30に基づい
て、本発明の実施の形態2を説明する。なお、本実施の
形態は、実施の形態1と組合せて使用するものであり、
この実施の形態では付加する機能のみを説明する。図1
7は本発明の実施の形態2による多系統の自動プログラ
ミング装置のブロック図、図18は図17の加工工程情
報JAの一例を示す説明図、図19は図17の加工工程
優先順位規則情報JBの一例を示す説明図、図20は図
17の加工工程優先順位情報JCの一例を示す説明図、
図21は図17の加工実施系統情報JEの一例を示す説
明図、図22は図17の同一優先順位加工工程の加工順
序規則情報JDの一例を示す説明図、図23は図17の
系統内加工順序情報JFの一例を示す説明図である。
【0065】図17は実施の形態2の多系統の自動プロ
グラミング装置のブロック構成を示すもので、21は加
工工程優先順位決定部であり、加工工程情報JA、加工
工程優先順位規則情報JBに基づいて加工工程優先順位
情報JCを出力する。22は系統内加工順序決定部であ
り、加工工程優先順位情報JC、同一優先順位加工工程
の加工順序規則情報JD、加工実施系統情報JEに基づ
いて系統内加工順序情報JFを出力する。更に、系統内
加工順序情報JFに基づいて加工順序を変更した加工実
施系統情報JE1を出力するものである。
【0066】図18は加工工程情報JAの一例を示すも
ので、加工工程情報JAは加工工程番号、加工工程種類
から構成されている。加工工程情報JAには1つのワー
クを1つ以上の加工工程により加工する場合の各加工工
程に関する情報が格納されている。
【0067】図19は加工工程優先順位規則情報JBの
一例を示すもので、加工工程優先順位規則情報JBには
加工工程を加工する順序の優先順位に関する情報が格納
されており、この加工工程優先順位規則情報JBは加工
工程種類、優先順位から構成されている。例えば、この
図の加工工程種類Aの加工は、加工工程種類B、Cの加
工終了後でなければ開始することができないことを示し
ている。
【0068】図20は加工工程優先順位情報JCの一例
を示すもので、加工工程優先順位情報JCには系統に属
する各加工工程の優先順位が格納されており、この加工
工程優先順位情報JCは加工工程番号、優先順位から構
成されている。そして、この情報においては、異なる加
工工程が同じ優先順位である場合もある。例えば、この
図において加工工程番号“1”と“5”は優先順位がと
もに“2”である。
【0069】図21は加工実施系統情報JEの一例を示
す説明図であり、加工実施系統情報JEにはある加工工
程の加工を何れの系統で実施するかに関する加工実施系
統情報JEが格納されており、この情報は加工工程番
号、加工実施系統番号から構成されている。
【0070】図22は同一優先順位加工工程の加工順序
規則情報JDの一例を示す説明図であり、同一優先順位
加工工程の加工順序規則情報JDには同一の優先順位を
もつ加工工程が複数存在する場合の加工順序を決定する
ための規則が格納されており、この加工順序規則情報J
Dは規則番号と規則により構成されている。例えば、規
則番号“1”の規則は「加工工程番号の最小の加工工程
が優先」、規則番号“2”の規則は「加工工程番号の最
大の加工工程が優先」となっている。また、これ以外に
も、加工の軽いもの、加工穴の小さいもの、またはその
逆の方法等を優先させるような優先規則を作成すること
もできる。そして、これらの規則から何れの規則を採用
するかは予め選択しておくものである。
【0071】図23は系統内加工順序情報JFの一例を
示す説明図であり、系統内加工順序情報JFは加工工程
番号、加工順序から構成されている。この系統内加工順
序情報JFにより加工順序は確定しているので、同一系
統内で異なる加工工程が同じ加工順序であることは有り
得なくなる。
【0072】次に、この多系統の自動プログラミング装
置の動作について説明する。図24は図17の加工工程
優先順位決定部21の動作を示すフローチャート、図2
5は図17の系統内加工順序決定部22の動作を示すフ
ローチャート、図26は図17の系統内加工順序決定部
22の残りの動作を示すフローチャートである。また、
図27は図17の系統内加工順序情報JF(1)の一例
を示す説明図、図28は図17の系統内加工順序情報J
F(2)の一例を示す説明図、図29は図17の系統内
加工順序情報JF(3)の一例を示す説明図、図30は
図17の系統内加工順序情報JFに基づいて加工順序を
変更した加工実施系統情報JE1の一例を示す説明図で
ある。
【0073】図24の加工工程優先順位決定部21の動
作を示すフローチャートにおいて、ステップS401で
加工工程優先順位情報JCを初期化する。次に、ステッ
プS402で、加工工程情報JA内から一つの加工工程
番号を選択する。ステップS403で加工工程情報JA
から選択した加工工程番号に対応する加工工程種類を読
み込む。例えば、加工工程番号“1”は加工工程種類
“A”、加工工程番号“2”は加工工程種類“B”等で
ある。
【0074】ステップS404で加工工程優先順位規則
情報JBから選択した加工工程種類の優先順位を読み込
む。次に、ステップS405で加工工程番号とそれに対
応する優先順位を加工工程優先順位情報JCに書き込
む。そして、ステップS406で加工工程情報JA内の
全ての加工工程番号について処理したかどうかをチェッ
クし、全てが処理されてない場合は、ステップS407
で他の加工工程番号を選択し、ステップS403へ戻
る。一方、全て処理した場合はこのルーチンを終了す
る。このようにして加工工程番号と優先順位の関係が確
定される。
【0075】次に、系統内加工順序決定部22の動作に
ついて説明する。図25及び図26は系統内加工順序決
定部22の動作を示すフローチャートである。まず、ス
テップS501で系統内加工工程順序情報JFをクリア
することで初期化する。次に、ステップS502で加工
実施系統情報JE内の一つの加工実施系統番号を選択す
る。更に、ステップS503で加工実施系統情報JEか
ら一つの加工工程番号と加工実施系統番号を読み込む。
ステップS504で読み込まれた加工実施系統番号が現
在選択されている加工実施系統番号と同一かどうかチェ
ックする。同一でない場合は、後述のステップS509
へ進む。一方、同一のときは、ステップS505で系統
内加工順序情報JFが空かどうかをチェックする。空の
場合はステップS506で、読み込まれた加工工程の加
工工程番号と優先順位とを系統内加工順序情報JFの先
頭に書き込む。一方、空でない場合は、ステップS50
7で読み込まれた加工工程番号の優先順位を系統内加工
順序情報JF内の加工工程番号の優先順位と比較する。
【0076】ステップS508では、読み込まれた加工
工程番号に対して、優先順位の低い加工工程番号の前の
位置へ読み込まれた加工工程番号と優先順位とを書き込
むと共に、もし、優先順位の同一の加工工程番号が複数
存在する場合は、図22に示した同一優先順位加工工程
の加工順序規則情報JDの規則を適用し、書き込まれた
加工工程の加工工程番号と優先順位を系統内加工順序情
報JF内の所定の位置に書き込む。
【0077】例えば、最初に図21の加工実施系統情報
JEから、加工実施系統番号“1”を選択しかつ加工工
程番号“1”を選択したとすると、まず、系統内加工順
序情報JF内の情報は、図18の加工工程情報JA及び
図19の加工工程優先順位規則情報JBを参照して、図
26に示すごとくなる。次に、加工実施系統情報JEか
ら加工工程番号2を選択すると、加工実施系統番号は
“1”で現在のものと同一であるので、図26の系統内
加工順序情報JF(1)内の情報と比較する。ここで、
加工工程情報JAより加工工程番号“1”の加工工程種
類は“A”、加工工程番号“2”の加工工程種類は
“B”であることから、加工工程優先順位規則情報JB
を用いて、優先順位の高い加工工程番号“2”を加工工
程番号“1”の前の位置に書き込むことになる。この結
果を図27に示す。
【0078】更に、加工実施系統情報JEから加工工程
番号“3”を選択すると、加工実施系統番号は“1”で
現在のものと同一であるので、図28の系統内加工順序
情報JF(2)内の情報と比較する。ここで、加工工程
情報JAより加工工程番号“3”の加工工程種類は
“C”であることから、優先順位は“1”であることが
分かる。そこで、加工工程番号“2”との加工順序を決
定するために、同一優先順位加工工程の加工順序規則情
報JDの規則を適用して、規則番号“1”を採用してあ
ったと仮定すると、加工工程番号“2”の方が加工工程
番号“3”より加工順序が早くなるので、加工工程番号
“3”を加工工程番号“2”の後の位置に書き込むこと
になる。この結果を、図29の系統内加工順序情報JF
(3)に示す。即ち、図23の系統内加工順序情報JF
はこのようにして作成されることになる。
【0079】次に、ステップS509では、加工実施系
統情報JE内の全ての加工工程について処理したかどう
かをチェックし、全てについて処理してなければ、ステ
ップS504へ戻る。一方、全てについて処理した場合
は、ステップS510へ進み、全ての加工実施系統につ
いて処理したかどうかをチェックする。ここで、全てに
ついて処理していなければ、ステップS503へ戻る。
一方、全てについて処理した場合は、ステップS511
へ進み、作成された系統内加工順序情報JFの内容と同
じ加工順序に、加工実施系統情報JE内の加工工程番号
の順序を変更し、図30に示す加工実施系統情報JE1
が生成される。ここで、加工実施系統情報JE1に示さ
れている加工工程番号“4”、“5”についても、加工
工程番号“1”〜“3”と同様の手順で処理された結果
である。
【0080】このように、加工順序を変更した加工実施
系統情報JE1には加工すべき順序に加工工程番号、加
工実施系統番号が格納されることになる。そして、加工
プログラム制御部2は、実施の形態1で説明した図13
に示すフローチャートで示す動作と同様にして、加工順
序を変更した加工実施系統情報JE1内の情報に基づい
て加工工程単位の加工プログラム及び加工実施系統単位
の加工プログラムを作成することができる。
【0081】このように、この実施の形態によれば、同
一系統内での加工工程の加工順序を自動的に決定するこ
とができ、系統毎の加工プログラムを得ることができ
る。したがって、オペレータは実際の加工順序を考慮す
ることなく加工工程に関する情報を入力することが可能
となり、オペレータの負荷を大幅に減少させると共に加
工順序を容易に決定することができる。更に、加工工程
優先順位規則情報JBや同一優先順位加工工程の加工順
序規則情報JDを充実させることにより、熟練したオペ
レータと同等の最適な加工順序を自動決定することがで
きる。
【0082】実施の形態3 図31乃至図66に基づいて、本発明の実施の形態3を
説明する。図31は本発明の実施の形態3による多系統
の自動プログラミング装置のブロック図である。また、
図32は図31の加工工程情報PAの一例を示す説明
図、図33は図31の加工工程系統内優先順位規則情報
PBの一例を示す説明図、図34は図31の加工工程系
統内優先順位情報PCの一例を示す説明図、図35は図
31の加工実施系統情報PEの一例を示す説明図、図3
6は図31の系統内同一優先順位加工工程の加工順序規
則情報PDの一例を示す説明図、図37は図31の系統
内加工順序情報PFの一例を示す説明図、図38は図3
1の加工工程系統間優先順位規則情報PGの一例を示す
説明図、図39は図31の加工工程系統間優先順位情報
PHの一例を示す説明図、図40は図31の加工形態規
則情報PIの一例を示す説明図、図41は図31の加工
形態情報PJの一例を示す説明図、図42は図31の加
工時間情報PKの一例を示す説明図、図43は図31の
系統間同一優先順位加工工程の加工順序規則情報PLの
一例を示す説明図、図44は図31の加工工程待合せ情
報PMの一例を示す説明図、図45は図31のワーク情
報PNの一例を示す説明図である。
【0083】図31において、31は加工工程系統内優
先順位決定部であり、加工工程情報PA、加工工程系統
内優先順位規則情報PBに基づいて加工工程系統内優先
順位情報PCを出力する。32は系統内加工順序決定部
であり、加工工程系統内優先順位情報PC、系統内同一
優先順位加工工程の加工順序規則情報PD、加工実施系
統情報PEに基づいて系統内加工順序情報PFを出力す
る。また、系統内加工順序情報PFに基づいて加工順序
を変更した加工実施系統情報PE1を出力する。33は
加工工程系統間優先順位決定部であり、加工工程情報P
A、加工工程系統間優先順位規則情報PGに基づいて加
工工程系統間優先順位情報PHを出力する。34は加工
形態決定部であり、加工工程情報PA、加工形態規則情
報PIに基づいて加工形態情報PJを出力する。35は
加工時間算出部であり、加工工程情報PAに基づいて加
工時間情報PKを出力する。36は系統間待合せ決定部
であり、加工工程情報PA、系統内加工順序情報PFに
基づいて加工順序を変更した加工実施系統情報PE1、
加工工程系統間優先順位情報PH、加工形態情報PJ、
加工時間情報PK、系統間同一優先順位加工工程の加工
順序規則情報PLに基づいて加工工程待合せ情報PMを
出力するものである。
【0084】図32は加工工程情報PAの一例を示す説
明図であり、加工工程情報PAには1つのワークを1つ
以上の加工工程により加工する場合の各加工工程に関す
る情報が格納されており、加工工程番号、加工工程種
類、加工速度、始点位置、終点位置、加工深さから構成
されている。加工深さはワークの回転中心からの距離を
表している。
【0085】図33は加工工程系統内優先順位規則情報
PBの一例を示す説明図であり、加工工程系統内優先順
位規則情報PBには同一系統内の加工工程を加工する順
序の優先順位に関する情報が格納されており、この情報
は加工工程種類、系統内優先順位から構成されている。
例えば、図における加工工程種類「穴あけ」の加工は加
工工程種類「粗旋削加工」、「溝加工」の加工終了後で
なければ開始することができないことを示している。
【0086】図34は加工工程系統内優先順位情報PC
の一例を示す説明図であり、加工工程系統内優先順位情
報PCには各加工工程の系統内優先順位が格納されてお
り、この情報は加工工程番号、系統内優先順位から構成
されている。そして、この情報においては異なる加工工
程が同じ優先順位である場合もあり得る。例えば、この
図において加工工程番号1、2と3は系統内優先順位は
ともに3である。
【0087】図35は加工実施系統情報PEの一例を示
す説明図であり、加工実施系統情報PEにはある加工工
程の加工を何れの系統で実施するかに関する情報が格納
されており、この情報は加工工程番号、加工実施系統番
号から構成されている。何れの加工工程を何れの系統で
加工するかは予め設定しておく。
【0088】図36は系統内同一優先順位加工工程の加
工順序規則情報PDの一例を示す説明図であり、系統内
同一優先順位加工工程の加工順序規則情報PDには同一
の系統内優先順位をもつ加工工程が系統内に複数存在す
る場合の加工順序を決定するための規則が格納されてお
り、この情報は規則番号と規則により構成されている。
例えば、規則番号“1”の規則は「加工工程番号の最小
の加工工程が優先」、規則番号“2”の規則は「加工工
程番号の最大の加工工程が優先」となっている。また、
これ以外にも、加工の軽いもの、加工穴の小さいもの、
その逆の方法等を優先させるような優先規則を作成する
こともできる。そして、これらの規則から何れの規則を
採用するかは予め選択しておくことになる。
【0089】図37は系統内加工順序情報PFの一例を
示す説明図であり、系統内加工順序情報PFは加工工程
番号、系統内優先順位から構成されている。この情報に
格納されている順番に加工を行うものである。この情報
により加工順序は確定しているので、同一系統内で異な
る加工工程が同じ加工順序であることはあり得なくな
る。
【0090】図38は加工工程系統間優先順位規則情報
PGの一例を示す説明図であり、加工工程系統間優先順
位規則情報PGには系統間の加工工程を加工する順序の
優先順位に関する情報が格納されており、この情報は加
工工程種類、系統間優先順位から構成されている。例え
ば、この図では加工工程種類「突切り加工」、「穴あ
け」、「溝加工」の加工は加工工程種類「粗旋削加工」
の加工終了後でなければ加工することができないことを
示している。
【0091】図39は加工工程系統間優先順位情報PH
の一例を示す説明図であり、加工工程系統間優先順位情
報PHには各加工工程の系統間優先順位が格納されてお
り、この情報は加工工程番号、系統間優先順位から構成
されている。そして、この情報においては異なる加工工
程が同じ優先順位である場合もあり得る。例えば、図の
加工工程番号“1”、“2”、“3”、“4”と“6”
は系統間優先順位はともに“2”であり、加工工程番号
“5”は系統間優先順位は“1”である。
【0092】図40は加工形態規則情報PIの一例を示
す説明図であり、加工形態規則情報PIには加工工程種
類に対応する加工形態に関する情報が格納されており、
この情報は加工工程種類、加工形態から構成されてい
る。例えば、この図では加工工程種類「突切り加工」、
「粗旋削加工」の加工はワークを回転させながら加工
し、加工工程種類「穴あけ」、「溝加工」の加工はワー
クを回転させることなく加工することを示している。
【0093】図41は加工形態情報PJの一例を示す説
明図であり、加工形態情報PJには各加工工程の加工形
態に関する情報が格納されており、この情報は加工工程
番号、加工形態から構成されている。例えば、図の加工
工程番号“1”、“2”、“3”、“4”の加工形態は
ワーク非回転、加工工程番号“5”、“6”の加工形態
はワーク回転である。
【0094】図42は加工時間情報PKの一例を示す説
明図であり、加工時間情報PKには各加工工程の加工時
間に関する情報が格納されており、この情報は加工工程
番号、加工時間から構成されている。例えば、図の加工
工程番号“1”は加工時間6分、加工工程番号“2”は
加工時間5分、加工工程番号“5”は加工時間9分であ
る。
【0095】図43は系統間同一優先順位加工工程の加
工順序規則情報PLの一例を示す説明図であり、系統間
同一優先順位加工工程の加工順序規則情報PLには同一
の優先順位をもつ加工工程が系統間で同時に加工する可
能性がある場合の加工順序を決定するための規則が格納
されており、この情報は規則番号と規則により構成され
ている。例えば、規則番号“1”の規則は「系統番号の
最小の加工工程が優先」、規則番号“2”の規則は「系
統番号の最大の加工工程が優先」となっている。またこ
れ以外にも、加工の軽いもの、加工穴の小さいもの、ま
たはその逆の方法等を優先させるような優先規則を作成
することもできる。そして、これらの規則から何れの規
則を採用するかは予め選択しておく。
【0096】図44は加工工程待合せ情報PMの一例を
示す説明図であり、加工工程待合せ情報PMには各加工
工程間の待合せに関する情報が格納されており、この情
報は加工工程番号、加工実施系統番号、加工前待合せ番
号、加工後待合せ番号により構成されている。例えば、
加工工程番号“4”の加工工程は加工前待合せ番号
“1”で他の系統の加工工程の加工完了を待つ必要があ
り、加工後待合せ番号“2”で他の系統の加工工程を待
たせている。加工工程番号“1”の加工工程は加工前待
合せ番号が存在しないことから同一系統の加工が終了す
るとすぐに加工を開始してよく、加工後待合せ番号が存
在しないことから他系統の加工工程を待たせることはな
い。
【0097】図45はワーク情報PNの一例を示す説明
図であり、ワーク情報PNにはワークに関する情報が格
納されており、この情報はワーク番号、ワーク形状であ
るワーク長さ及びワーク半径により構成されている。例
えば、図のワーク番号“1”のワークはワーク形状とし
ては円柱であり、その長さは“500”、半径は“4
0”であることを示している。
【0098】次に、この多系統の自動プログラミング装
置の動作について説明する。ここでは、工作機械として
2系統の旋盤を用い、チャックに保持された円柱形状の
ワークを回転させ円柱の軸線方向に工具を移動させる旋
削加工、突切って円柱ワークを切断したりする加工、ワ
ークを回転させずに円柱の軸線とは直角方向に工具を移
動させて、軸線とは直角方向に穴あけや溝加工をする場
合について説明する。
【0099】図46は本発明の実施の形態による加工工
程系統内優先順位決定部31の動作を示すフローチャー
ト、図47は本発明の実施の形態による系統内加工順序
決定12の動作を示すフローチャート、図48は本発明
の実施の形態による系統内加工順序決定12の動作を示
すフローチャートである。また、図49は本発明の実施
の形態による系統内加工順序情報PF(1)の一例を示
す説明図、図50は本発明の実施の形態による系統内加
工順序情報PF(2)の一例を示す説明図、図51は本
発明の実施の形態による系統内加工順序情報PF(3)
の一例を示す説明図、図52は本発明の実施の形態によ
る加工順序を変更した加工実施系統情報PE1の一例を
示す説明図である。
【0100】図46において、まず、ステップS601
で加工工程系統内優先順位情報PCを初期化する。次
に、ステップS602で加工工程情報PA内から一つの
加工工程番号を選択する。ステップS603で加工工程
情報PAから選択した加工工程番号に対応する加工工程
種類を読み込む。例えば、加工工程番号“1”は加工工
程種類「穴あけ」、加工工程番号“4”は加工工程種類
「溝加工」等である。
【0101】ステップS604で加工工程優先順位規則
情報PBから、選択した加工工程種類の系統内優先順位
を読み込む。次に、ステップS605で加工工程番号と
それに対応する系統内優先順位を加工工程系統内優先順
位情報PCに書き込む。そして、ステップS606で加
工工程情報PA内の全ての加工工程番号について処理し
たかどうかをチェックし、全て処理してない場合は、ス
テップS607で他の加工工程番号を選択し、ステップ
S603へ戻る。一方、全て処理した場合は終了する。
このようにして、加工工程番号と系統内優先順位の関係
が確定される。
【0102】次に、図47、図48を用いて系統内加工
順序決定部32の動作について説明する。まず、ステッ
プS701で系統内加工順序情報PFをクリアすること
で初期化する。次に、ステップS702で加工実施系統
情報PE内の一つの加工実施系統番号を選択する。更
に、ステップS703で加工実施系統情報PEから、次
の一つの加工工程番号と加工実施系統番号を読み込む。
ステップS704で読み込まれた加工実施系統番号が現
在選択されている加工実施系統番号と同一かどうかチェ
ックする。同一でない場合は後述のステップS710へ
進む。一方、同一のときはステップS705で、加工工
程番号に対応する系統内優先順位を加工工程系統内優先
順位情報PCから読み込む。次に、ステップS706で
系統内加工順序情報PFは空かどうかをチェックする。
空の場合はステップS707で、読み込まれた加工工程
の加工工程番号と系統内優先順位とを系統内加工順序情
報PFの先頭に書き込む。一方、空でない場合は、ステ
ップS708で、読み込まれた加工工程番号の系統内優
先順位を系統内加工順序情報PF内の加工工程番号の系
統内優先順位と比較する。
【0103】ステップS709では、読み込まれた加工
工程番号に対して、系統内優先順位の低い加工工程番号
の前の位置へ読み込まれた加工工程番号と系統内優先順
位とを書き込むと共に、もし、優先順位の同一の加工工
程番号が複数存在する場合は、図36に示した系統内同
一優先順位加工工程の加工順序規則情報PDの規則を適
用し、読み込まれた加工工程の加工工程番号と系統内優
先順位を系統内加工順序情報PF内の所定の位置に書き
込む。読み込まれた加工工程番号の系統内優先順位より
優先順位の低い加工工程番号が存在しない場合は、読み
込まれた加工工程の加工工程番号と系統内優先順位を系
統内加工順序情報PFの末尾に書き込む。
【0104】例えば、最初に図35の加工実施系統情報
PEから加工実施系統番号“1”を選択し、かつ、加工
工程番号“1”を選択したとすると、まず、系統内加工
順序情報PF内の情報は、図32の加工工程情報PA及
び図33の加工工程系統内優先順位規則情報PBを参照
して、図49の系統内加工順序情報PF(1)に示すご
とくなる。次に、加工実施系統情報PEから加工工程番
号“2”を選択すると、加工実施系統番号は“2”で現
在のものと異なるので、更に、次の加工工程番号“3”
を選択する。加工工程番号“3”の実施系統番号は
“1”で現在のものと同一であるので、図49の系統内
加工順序情報PF(1)内の情報と比較する。ここで、
加工工程情報PAより加工工程番号“1”の加工工程種
類は「穴あけ」、加工工程番号“3”の加工工程種類は
「穴あけ」であることから、加工工程系統内優先順位規
則情報PBを用いて、共に優先順位は“3”であること
がわかる。そこで、加工工程番号“1”との加工順序を
決定するために、系統内同一優先順位加工工程の加工順
序規則情報PDの規則を適用して、規則番号“1”を採
用してあったと仮定すると、加工工程番号“1”の方が
加工工程番号3より加工順序が早くなるので、加工工程
番号“3”を加工工程番号“1”の後の位置に書き込む
ことになる。この結果を、図50の系統内加工順序情報
PF(2)に示す。
【0105】更に、加工実施系統情報PEから加工工程
番号“4”を選択すると、加工実施系統番号は“1”で
現在のものと同一であるので、図50の系統内加工順序
情報PF(2)内の情報と比較する。ここで、加工工程
情報PAより加工工程番号“1”の加工工程種類は「穴
あけ」、加工工程番号“4”の加工工程種類は「溝加
工」であることから、加工工程系統内優先順位規則情報
PBを用いて、優先順位の高い加工工程番号“4”を加
工工程“1”の前の位置に書き込むことになる。この結
果を図51の系統内加工順序情報PF(3)に示す。即
ち、図37の系統内加工順序情報PFはこのようにして
作成されることになる。
【0106】次に、ステップS710では、加工実施系
統情報PE内の全ての加工工程について処理したかどう
かをチェックし、全てについて処理していなければ、ス
テップS703に戻る。一方、全てについて処理した場
合は、ステップS711へ進み、全ての加工実施系統に
ついて処理したかどうかをチェックする。ここで、全て
について処理していなければ、ステップS702へ戻
る。一方、全てについて処理した場合は、ステップS7
12へ進み、作成された系統内加工順序情報PFの内容
と同じ加工順序に、加工実施系統情報PE内の加工工程
番号と加工実施系統番号の順序を変更し、図52に示す
加工順序を変更した加工実施系統情報PE1が生成され
る。ここで、加工順序を変更した加工実施系統情報PE
1に示されている加工工程番号“2”、“5”、“6”
についても、加工工程番号“1”、“3”、“4”と同
様の手順で処理された結果である。
【0107】次に、加工工程系統間優先順位決定部33
の動作について、図53のフローチャートを用いて説明
する。図53は本発明の実施の形態における加工工程系
統間優先順位決定部の動作を示すフローチャートであ
る。まず、ステップS801で加工工程系統間優先順位
情報PHを初期化する。次に、ステップS802で加工
工程情報PA内から一つの加工工程番号を選択する。ス
テップS803で加工工程情報PAから選択した加工工
程番号に対応する加工工程種類を読み込む。例えば、加
工工程番号“1”は加工工程種類「穴あけ」、加工工程
番号“4”は加工工程種類「溝加工」等である。
【0108】ステップS804で加工工程系統間優先順
位規則情報PGから選択した加工工程種類に対応する系
統間優先順位を読み込む。次に、ステップS805で、
加工工程番号とそれに対応する系統間優先順位を加工工
程間優先順位情報PHに書き込む。そして、ステップS
806において、加工工程情報PA内の全ての加工工程
番号について処理したかどうかをチェックし、全て処理
していない場合は、ステップS807で他の加工工程番
号を選択し、ステップS803へ戻る。一方、全て処理
した場合は終了する。このようにして、加工工程番号と
系統間優先順位の関係が確定される。
【0109】次に、加工形態決定部34の動作につい
て、図54のフローチャートを用いて説明する。図54
は本発明の実施の形態における加工形態決定部の動作を
示すフローチャートである。まず、ステップS901で
加工形態情報PJを初期化する。次に、ステップS90
2で加工工程情報PA内から一つの加工工程番号を選択
する。ステップS903で加工工程情報PAから選択し
た加工工程番号に対応する加工工程種類を読み込む。例
えば、加工工程番号“1”は加工工程種類「穴あけ」、
加工工程番号“4”は加工工程種類「溝加工」等であ
る。
【0110】ステップS904で加工形態規則規則情報
PIから選択した加工工程種類の加工形態を読み込む。
次に、ステップS905で加工工程番号とそれに対応す
る加工形態を加工形態情報PJに書き込む。そして、ス
テップS906で加工工程情報PA内の全ての加工工程
番号について処理したかどうかをチェックし、全て処理
してない場合は、ステップS907で他の加工工程番号
を選択し、ステップS903へ戻る。一方、全て処理し
た場合はこのルーチンを終了する。このようにして加工
工程番号と加工形態の関係が確定される。
【0111】次に、加工時間算出部35の動作につい
て、図55のフローチャートを用いて説明する。図55
は本発明の実施の形態における加工時間算出部の動作を
示すフローチャートである。まず、ステップS1001
で加工時間情報PKを初期化する。次に、ステップS1
002で加工工程情報PA内から一つの加工工程番号を
選択する。ステップS1003で加工工程情報PAから
選択した加工工程番号に対応する加工速度、始点位置、
終点位置を読み込み、これらから加工時間を算出する。
【0112】ステップS1004で加工工程番号とそれ
に対応する加工時間を加工時間情報PKに書き込む。そ
して、ステップS1005で加工工程情報PA内の全て
の加工工程番号について処理したかどうかをチェック
し、全て処理してない場合はステップS1006で他の
加工工程番号を選択し、ステップS1003へ戻る。一
方、全て処理した場合はこのルーチンを終了する。この
ようにして加工工程番号と加工時間の関係が確定され
る。
【0113】次に、系統間待合せ決定部36の動作につ
いて説明する。図56乃至図61は本発明の実施の形態
による系統間待合せ決定部36の動作を示すフローチャ
ートである。まず、ステップS1101で加工工程待合
せ情報PM及び待合せ番号を初期化する。加工工程待合
せ情報PMの初期化では、加工実施系統情報PE1から
加工工程番号及び加工実施系統番号を読み込み、それを
そのまま加工工程待合せ情報PMに書き込む。次に、ス
テップS1102で加工実施系統情報から第1の加工実
施系統から加工工程を選択し、更に、第2の加工実施系
統から加工工程を選択する。ステップS1103で両加
工工程の加工状態がともに「未加工」であるか調べ、と
もに「未加工」であればステップS1104へ移り、そ
うでなければステップS1109に移る。ステップS1
104では、系統間優先順位が同じか確認し、同じであ
ればステップS1120へ移り、同じでなければステッ
プS1105に移る。ステップS1105では、系統間
優先順位の高い加工工程の加工状態を「済」、残加工時
間を“0”にし、系統間優先順位の低い加工工程の加工
状態を「待合せ検索中」にする。ステップS1106で
は、系統間優先順位の高い加工工程の実施系統に他の加
工工程が存在するか調べ、存在しなければステップS1
108へ移り、存在すればステップS1107へ移る。
ステップS1107では系統間優先順位の高い加工工程
の実施系統から次の加工工程を選択し、ステップS11
03へ戻る。ステップS1108では系統間優先順位の
低い加工工程の実施系統の全加工工程の加工状態を
「済」、残加工時間を“0”にし、ステップS1109
に移る。
【0114】ステップS1109では、一方の加工工程
の加工状態が「未加工」、他方の加工状態が「待合せ検
索中」であるか調べ、そうであればステップS1111
に移り、そうでなければステップS1110へ移る。ス
テップS1110ではエラー処理を行いこのルーチンを
終了する。ステップS1111では「未加工」状態の加
工工程の系統間優先順位が「待合せ検索中」の加工工程
の系統間優先順位よりも高いか調べ、「未加工」状態の
加工工程の系統間優先順位が「待合せ検索中」の加工工
程の系統間優先順位よりも高いときステップS1112
に、そうでなければステップS1116へ移る。ステッ
プS1112では「未加工」状態の加工工程の加工状態
を「済」、残加工時間を“0”にする。ステップS11
13では「未加工」状態の加工工程の実施系統に他の加
工工程が存在するか調べ、存在すればステップS111
4に移り、存在しなければステップS1115に移る。
ステップS1114では「未加工」状態の加工工程の実
施系統から次の加工工程を選択し、ステップS1109
に戻る。ステップS1115では「待合せ検索中」の加
工工程の実施系統の全加工工程の加工状態を「済」、残
加工時間を“0”にし、このルーチンを終了する。
【0115】ステップS1116では「未加工」状態の
加工工程の加工後待合せ番号と「待合せ検索中」状態の
加工工程の加工前待合せ番号に同じ待合せ番号を書き込
み、待合せ番号を“1”増やす。次に「待合せ検索中」
状態の加工工程の加工時間を加工時間情報PKから読み
込み、残加工時間として記憶する。更に「待合せ検索
中」状態の加工工程の加工状態を「未加工」とする。ス
テップS1117では「待合せ検索中」状態だった加工
工程の実施系統に他の加工工程が存在するか調べ、存在
すればステップS1118に移り、存在しなければステ
ップS1119に移る。ステップS1118では「待合
せ検索中」状態だった加工工程の実施系統から次の加工
工程を選択し、ステップS1103に戻る。ステップS
1119では「未加工」状態だった加工工程の実施系統
の全加工工程の加工状態を「済」、残加工時間を“0”
にし、ステップS1103に戻る。
【0116】ステップS1120では2つの加工工程間
で工具干渉の可能性があるかどうか調べ、可能性がなけ
ればステップS1121に移り、可能性があればステッ
プS1122に移る。ステップS1121では2つの加
工工程の加工形態が同じか調べ、同じであればステップ
S1132に移り、同じでなければステップS1122
に移る。ステップS1122では予め選択されている系
統間同一優先順位加工工程の加工順序情報PLの規則番
号を読み出す。ステップS1123では読み出した規則
番号が“1”かどうか調べ、“1”でればステップS1
124へ、“1”でなければステップS1128へ移
る。ステップS1124では最小の系統番号の加工工程
の加工後待合せ番号と他方の加工工程の加工前待合せ番
号に同じ待合せ番号を書き込み、待合せ番号を“1”増
やす。そして、最小の系統番号の加工工程の加工状態を
「済」、残加工時間を“0”にする。ステップS112
5では最小の系統番号の加工工程の実施系統に他の加工
工程が存在するか調べ、存在すればステップS1126
へ、存在しなければステップS1127へ移る。ステッ
プS1126では最小の系統番号の加工工程の実施系統
から次の加工工程を選択し、ステップS1103へ戻
る。ステップS1127では系統番号の大きい方の加工
工程の実施系統の全加工工程の加工状態を「済」、残加
工時間を“0”にし、ステップS1103へ戻る。
【0117】ステップS1128では大きい方の系統番
号の加工工程の加工後待合せ番号と他方の加工工程の加
工前待合せ番号に同じ待合せ番号を書き込み、待合せ番
号を“1”増やす。そして大きい方の系統番号の加工工
程の加工状態を「済」、残加工時間を“0”にする。ス
テップS1129では大きい方の系統番号の加工工程の
実施系統に他の加工工程が存在するか調べ、存在すれば
ステップS1130に、存在しなければステップS11
31に移る。ステップS1130では大きい方の系統番
号の加工工程の実施系統から次の加工工程を選択し、ス
テップS1103に移る。ステップS1131では最小
の系統番号の加工工程の実施系統の全加工工程の加工状
態を「済」、残加工時間を“0”に設定し、ステップS
1103に戻る。
【0118】ステップS1132では加工時間が同じか
調べ、同じであればステップS1140に、同じでなけ
ればステップS1133に移る。ステップS1133で
は系統間優先順位が同じか調べ、同じであればステップ
S1134に、同じでなければステップS1144に移
る。ステップS1134では工具干渉ありか調べ、工具
干渉があればステップS1144に、なければステップ
S1135に移る。ステップS1135では加工形態が
同じか調べ、同じならばステップS1136に、同じで
なければステップS1144に移る。ステップS113
6では残加工時間を比較し、長い方の残加工時間から短
い方の残加工時間を減算し、残加工時間の短かった方の
加工工程の加工状態を「済」、残加工時間を“0”に
し、残加工時間の長かった方の加工工程の加工状態を
「同時加工中」にする。ステップS1137では残加工
時間の短かった方の加工工程の実施系統に他の加工工程
が存在するか調べ、存在すればステップS1138に、
存在しなければステップS1139に移る。ステップS
1138では残加工時間の短かった方の加工工程の実施
系統から次の加工工程を選択し、ステップS1133に
移る。ステップS1139では残加工時間の長かった方
の加工工程の実施系統の全加工工程の加工状態を
「済」、残加工時間を“0”にし、終了する。
【0119】ステップS1140では両方の加工工程の
加工状態を「済」、残加工時間を“0”にする。ステッ
プS1141では両方の加工工程の実施系統に他の加工
工程が存在するか調べ、存在すればステップS1142
に、存在しなければステップS1143に移る。ステッ
プS1142では両方の実施系統でそれぞれ次の加工工
程を選択し、ステップS1103に移る。ステップS1
143では他の加工工程が存在する方の実施系統の全加
工工程の加工状態を「済」、残加工時間を“0”にし、
ステップS1103に移る。
【0120】ステップS1133またはステップS11
34またはステップS1135からステップS1144
に移ると、ステップS1144では「同時加工中」状態
の加工工程の加工工程の加工状態を「済」、残加工時間
を“0”にし、「同時加工中」状態の加工工程の加工後
待合せ番号と他方の加工工程の加工前待合せ番号に同じ
待合せ番号を書き込み、待合せ番号を“1”増やす。ス
テップS1145では「同時加工中」状態だった加工工
程の実施系統に他の加工工程が存在するか調べ、存在す
ればステップS1146に、存在しなければステップS
1147に移る。ステップS1146では「同時加工
中」状態だった加工工程の実施系統から次の加工工程を
選択し、ステップS1103に移る。ステップS114
7では「同時加工中」状態でなかった加工工程の実施系
統の全加工工程の加工状態を「済」、残加工時間を
“0”にし、このルーチンを終了する。
【0121】次に、図62に示すフローチャートに基づ
いて、加工プログラム制御部2の系統毎の加工プログラ
ムを生成する動作について説明する。図62は本発明の
実施の形態による加工プログラム制御部2の動作を示す
フローチャートである。また、図63は本発明の実施の
形態による穴あけ加工のプログラム例を示す説明図、図
64は本発明の実施の形態による突切り加工のプログラ
ム例を示す説明図、図65は本発明の実施の形態による
加工実施系統番号“1”の加工プログラムとしてまとめ
た例を示す説明図、図66は本発明の実施の形態による
加工実施系統番号“2”の加工プログラムとしてまとめ
た例を示す説明図である。まず、ステップS1201
で、ワーク情報PNから予め選択されているワーク番号
に対応するワークのワーク長さ、ワーク半径を読み込
む。次に、ステップS1202において、処理する系統
番号と加工工程番号を決定する。ステップS1203に
おいて、加工工程待合せ情報PMから加工工程番号に対
応する加工実施系統番号を読み込む。ステップS120
4において、読み出した系統番号は現在処理中の系統番
号と同じかどうかをチェックする。同じでない場合はス
ップS1207へ進み、同じ場合はステップS1205
で、加工工程情報PAから、その加工工程番号に対応す
る加工工程種類、加工速度、位置、加工深さを読み出
す。そして、ステップS1206において、加工工程単
位の加工プログラムを作成する。
【0122】例えば、図63は加工工程番号“1”で、
かつ、加工実施系統番号“1”の穴あけ加工のプログラ
ム例を示すものであり、旋盤にチャッキングされた半径
“40”の円柱状のワークの外周面に、原点からZ方向
に“350”の位置に、深さ位置“12”の穴を明ける
ものである。また、図64は加工工程番号“6”で、か
つ、加工実施系統番号“1”の突切り加工のプログラム
例を示すものであり、旋盤にチャッキングされた半径
“40”の円柱状のワークを、原点からZ方向に“1
0”の位置において、突切りで切断するものである。
【0123】ステップS1207では、加工工程待合せ
情報PM内の全ての加工工程番号について処理したかど
うかをチェックし、全てについて処理していなければ、
ステップS1208において他の加工工程番号を読み出
し、ステップS1203へ戻る。一方、全ての加工工程
について処理が完了していれば、ステップS1209ヘ
進み、加工工程単位の複数の加工プログラムを系統単位
のプログラムファイルに格納する。即ち、同一の加工実
施系統番号に含まれる複数の加工工程単位の加工プログ
ラムを一つのグループとしてまとめる。
【0124】例えば、図44の加工工程待合せ情報PM
の場合においては、加工実施系統番号“1”に含まれる
加工工程番号は“4”と“1”と“3”とがあり、図6
3に示す加工工程番号“4”の加工プログラムと加工工
程番号“1”、“3”の加工プログラムとを、図65、
図66に示す加工実施系統番号“1”、“2”の加工プ
ログラムとしてまとめることになる。
【0125】この実施の形態によれば、同一系統内での
加工工程の加工順序を自動的に決定することができ、ま
た、系統間の待合せを自動的に決定でき、系統毎の加工
プログラムを得ることができる。したがって、オペレー
タは待合せを考慮することなく加工工程に関する情報を
入力することが可能となる。オペレータの負荷を大幅に
減少させることができ、多系統加工プログラムの生産性
を大幅に向上させることができる。
【0126】このように、本発明の実施の形態1の多系
統の自動プログラミング方法は、少なくとも、各加工工
程に対応する加工工程種類及び加工半径、加工深さ等の
加工仕様を含む加工工程情報SAと、各ワークに対応す
るワーク材質及びワーク長さ、ワーク半径等の形状を含
むワーク情報SBと、各加工実施系統に対応する工具種
類、工具長さ、工具半径等の工具仕様、加工可能工程種
類及び加工可能ワーク材質を含む工具情報SCと、各加
工工程に対応するワークを含む加工工程対応ワーク情報
SDとに基づいて、例えば、ステップS115で前記加
工工程に対応する加工の実施可能な加工可能系統及びワ
ーク情報SEを決定し、更に、前記加工工程が複数の加
工実施系統で加工可能なときの優先加工実施系統を定め
た規則を含む優先系統決定規則情報SFに従って、例え
ば、ステップS210で前記加工工程に対応する加工を
実施する加工実施系統及びワーク情報SGを決定するも
のであるから、加工工程を何れの加工実施系統で加工す
るかを人手を介在することなく、多系統の自動プログラ
ミングを決定でき、熟練していないオペレータでも加工
工程と加工実施系統の関係を容易に決定することができ
る。
【0127】また、例えば、ステップS115の前記加
工工程に対応する加工の実施可能な加工可能系統及びワ
ーク情報SEの決定の際に、工具番号及びワーク番号を
も同時に決定するので、加工実施系統毎の加工プログラ
ムの作成に必要な情報を決定することになり、熟練して
いないオペレータでも加工実施系統毎の加工プログラム
の作成に必要な工具及びワーク等の条件を容易に決定す
ることができる。
【0128】そして、例えば、ステップS210で前記
決定された前記加工工程に対応する加工を実施する加工
実施系統及びワーク情報SGとして、実施する加工実施
系統、工具情報SC及びワーク情報SBに基づいて、前
記各加工実施系統毎の加工プログラムを生成するもので
あるから、加工実施系統毎の加工プログラムを人手を介
在することなく生成することになり、熟練していないオ
ペレータでも実施する加工実施系統、工具情報SC及び
ワーク情報SBを選択でき、多系統加工プログラムを容
易に作成することができる。
【0129】上記実施の形態2の多系統の自動プログラ
ミング方法は、上記実施の形態1に加えて、前記加工工
程種類の優先順位を定めた加工工程優先順位規則情報J
Bと、前記加工工程の優先順位が同一のときに、何れの
加工工程を優先するかを定めた同一優先順位加工工程の
加工順序規則情報JDとを具備し、例えば、ステップS
508で前記決定された加工実施系統に複数の同じ加工
工程が存在する場合、前記加工工程優先順位規則情報J
Bと同一優先順位加工工程の加工順序規則情報JDとに
基づいて前記同じ加工実施系統に属する複数の加工工程
の加工順序を決定するものであるから、同一加工実施系
統内での加工工程の加工順序を自動的に決定することに
なり、熟練していないオペレータでも同一加工実施系統
内での加工順序を容易に決定することができる。
【0130】また、実施の形態2の多系統の自動プログ
ラミング方法は、例えば、ステップS511で前記決定
された同じ加工実施系統に属する複数の加工工程の加工
順序の加工実施系統情報JEと系統内加工順序情報JF
に基づいて、前記各加工実施系統毎の加工順序を変更し
た加工実施系統情報JE1からなる加工プログラムを生
成するものであるから、各加工実施系統毎の加工順序に
不都合があった場合、加工実施系統毎の加工順序の決定
された加工プログラムを人手を介在することなく変更生
成することになり、熟練していないオペレータでも多系
統加工プログラムを容易に作成することができる。
【0131】上記実施の形態1の多系統の自動プログラ
ミング装置においては、少なくとも、各加工工程に対応
する加工工程種類及び加工仕様を含む加工工程情報SA
と、各ワークに対応するワーク材質及び形状を含むワー
ク情報SBと、各加工実施系統に対応する工具仕様、加
工可能工程種類及び加工可能ワーク材質を含む工具情報
SCと、各加工工程に対応するワークを含む加工工程対
応ワーク情報SDとに基づいて、前記加工工程に対応す
る加工の実施可能な加工実施系統を決定する加工可能系
統判別部11と、前記加工可能系統判別部11から出力
された加工可能系統及びワーク情報SEと、前記加工工
程が複数の加工実施系統で加工可能なときの優先加工実
施系統を定めた規則を含む優先系統決定規則情報SFと
に基づいて、前記加工工程に対応する実施可能な加工実
施系統を決定する加工工程系統割当部12とを具備する
ものであるから、加工工程を何れの加工実施系統で加工
するかを人手を介在させることなく決定でき、熟練して
いないオペレータでも加工工程と加工実施系統の関係を
容易に決定することができる。
【0132】上記実施の形態2の多系統の自動プログラ
ミング装置においては、上記実施の形態1に対して更
に、前記加工工程系統割当部12によって決定された同
じ加工実施系統に複数の加工工程が存在する場合、前記
加工工程種類の優先順位を定めた加工工程優先順位規則
情報JBと、前記加工工程の優先順位が同一のときに、
何れの加工工程を優先するかを定めた同一優先順位加工
工程の加工順序規則情報JDとに基づいて、前記同じ加
工実施系統に属する複数の加工工程の加工順序を決定す
る系統内加工順序決定部22を具備するものであるか
ら、同一加工実施系統内での加工工程の加工順序を人手
を介在させることなく加工順序規則に従って決定するこ
とになり、熟練していないオペレータでも同一加工実施
系統内での加工順序を容易に決定することができる。
【0133】上記実施の形態3の多系統の自動プログラ
ミング方法は、少なくとも、各加工工程に対応する加工
工程種類及び加工仕様を含む加工工程情報PAと、前記
加工工程種類の系統内優先順位を定めた加工工程系統内
優先順位規則情報PBとに基づいて前記加工工程に対応
する系統内優先順位を加工工程優先順位情報PCとして
決定し、前記加工工程の系統内優先順位が同一のとき、
何れの加工工程を優先するかを定めた系統内同一優先順
位加工工程の加工順序規則情報PDと、前記加工工程を
何れの系統で加工するかを定めた加工実施系統情報PE
とに基づいて、前記系統内加工順序を系統内加工順序情
報PFとして決定し、また、前記加工工程情報PAと、
前記加工工程種類の系統間優先順位を定めた加工工程系
統間優先順位規則情報PGとに基づいて、前記加工工程
に対応する系統間優先順位を加工工程系統間優先順位情
報PHとして決定し、更に、前記加工工程情報PAに基
づいて前記加工工程に対応する加工時間を加工時間情報
PKとして算出し、前記加工工程情報PAと、前記系統
内加工順序と、前記加工工程に対応する系統間優先順位
と、前記加工工程の系統間優先順位が同一のときに何れ
の系統を優先するかを定めた系統間同一優先順位加工工
程の加工順序規則情報PLと、前記加工時間情報PKと
に基づいて待合せを加工工程待合せ情報PMとして決定
するものであるから、熟練していないオペレータでも系
統間の待合せを容易に決定することができる。
【0134】上記実施の形態の前記加工工程情報PA
と、前記系統内加工順序と前記加工工程に対応する系統
間優先順位と前記加工工程の系統間優先順位が同一の場
合に何れの系統を優先するかを定めた系統間同一優先順
位加工工程の加工順序規則情報PDとに加えて、工具相
互間の干渉の判別に基づいて待合せを加工工程待合せ情
報PMとして決定するものであるから、工具相互の干渉
の判別を基に待合せを決定するので、熟練していないオ
ペレータでも系統間の待合せを容易に決定することがで
きる。
【0135】上記実施の形態の多系統の自動プログラミ
ング方法は、更に、例えば、ステップS709で前記加
工工程情報PAと、前記系統内加工順序と、前記加工工
程に対応する系統間優先順位と、前記加工工程の系統間
優先順位が同一の場合に何れの系統を優先するかを定め
た系統間同一優先順位加工工程の加工順序規則情報PD
と、工具相互間の干渉の判別とに加えて、同時に加工可
能な加工形態か否かの判別を基に待合せを決定するもの
であるから、前記加工順序の判別、工具相互の干渉の判
別に加えて、同時に加工可能な加工形態か否かの判別を
基に待合せを決定できるので、熟練していないオペレー
タでも、前記加工順序の判別、工具相互の干渉の判別、
同時に加工可能な加工形態か否かの判別という重要で難
しい問題を意識する必要性がなくなり、系統間の待合せ
を容易に決定することができる。
【0136】上記実施の形態の多系統の自動プログラミ
ング方法は、前記決定された待合せの情報に基づいて、
前記加工実施系統毎の加工プログラムを生成するもので
あるから、前記決定された待合せの情報に基づいて、前
記加工実施系統毎の加工プログラムを生成するので、加
工実施系統毎の加工順序の決定された加工プログラムを
自動的に生成することになり、熟練していないオペレー
タでも多系統加工プログラムを容易に作成することがで
きる。
【0137】上記実施の形態3の多系統の自動プログラ
ミング装置においては、少なくとも、各加工工程に対応
する加工工程種類及び加工仕様を含む加工工程情報PA
と、前記加工工程種類の系統内優先順位を定めた加工工
程系統内優先順位規則情報PBとに基づいて前記加工工
程に対応する系統内優先順位を決定する加工工程系統内
優先順位決定部31と、加工工程系統内優先順位決定部
31から得た加工工程系統内優先順位情報PCと、前記
加工工程の系統内優先順位が同一のとき、何れの加工工
程を優先するかを定めた系統内同一優先順位加工工程の
加工順序規則情報PDと、前記加工工程を何れの系統で
加工するかを定めた加工実施系統情報PEとに基づいて
系統内加工順序を決定する系統内加工順序決定部32
と、前記加工工程情報PAと、前記加工工程種類の系統
間優先順位を定めた加工工程系統間優先順位規則情報P
Gとに基づいて、前記加工工程に対応する系統間優先順
位を決定する加工工程系統間優先順位決定部33と、加
工工程情報PAと前記加工工程種類の加工形態を定めた
加工形態規則情報PIとに基づいて前記加工工程に対応
する加工形態を決定する加工形態決定部34と、加工工
程情報PAに基づいて前記加工工程に対応する加工時間
を算出する加工時間算出部35と、加工工程情報PAと
加工実施系統情報PEと加工工程系統間優先順位情報P
Hと加工形態情報PJと加工時間情報PKと、前記加工
工程の系統間優先順位が同一のときに何れの系統を優先
するかを定めた系統間同一優先順位加工工程の加工順序
規則情報PLとに基づいて待合せを決定する系統間待合
せ決定部36とを具備するものであるから、系統間の待
合せを人手を介在させることなく決定することになり、
熟練していないオペレータでも系統間の加工工程の待合
せ関係を容易に決定することができる。
【0138】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の多系統
の自動プログラミング方法は、少なくとも、各加工工程
に対応する加工工程種類及び加工仕様を含む加工工程情
報と、各ワークに対応するワーク材質及び形状を含むワ
ーク情報と、各加工実施系統に対応する工具仕様、加工
可能工程種類及び加工可能ワーク材質を含む工具情報
と、各加工工程に対応するワークを含む加工工程対応ワ
ーク情報とに基づいて、前記加工工程に対応する加工の
実施可能な加工実施系統を決定し、更に、前記加工工程
が複数の加工実施系統で加工可能なときの優先加工実施
系統を定めた規則を含む優先系統決定規則情報に従っ
て、前記加工工程に対応する加工を実施する加工実施系
統を決定するものであるから、加工工程を何れの加工実
施系統で加工するかを人手を介在することなく、多系統
の自動プログラミングを決定でき、熟練していないオペ
レータでも加工工程と加工実施系統の関係を容易に決定
することができる。
【0139】請求項2の多系統の自動プログラミング方
法は、請求項1に記載の前記加工工程に対応する加工を
実施する加工実施系統の決定に加えて、工具番号及びワ
ーク番号をも同時に決定するので、加工実施系統毎の加
工プログラムの作成に必要な情報を決定することにな
り、請求項1に記載の効果に加えて、熟練していないオ
ペレータでも加工実施系統毎の加工プログラムの作成に
必要な工具及びワーク等の条件を容易に決定することが
できる。
【0140】請求項3の多系統の自動プログラミング方
法は、請求項1または請求項2に記載の前記決定された
加工工程に対応する加工として、実施する加工実施系
統、前記工具情報及び前記ワーク情報に基づいて、前記
各加工実施系統毎の加工プログラムを生成するものであ
るから、請求項1または請求項2に記載の効果に加え
て、加工実施系統毎の加工プログラムを人手を介在する
ことなく生成することになり、熟練していないオペレー
タでも実施する加工実施系統、工具情報及びワーク情報
を選択でき、多系統加工プログラムを容易に作成するこ
とができる。
【0141】請求項4の多系統の自動プログラミング方
法は、請求項1乃至請求項3の何れか1つに記載に対し
て、更に、前記加工工程種類の優先順位を定めた加工工
程優先順位規則情報と、前記加工工程の優先順位が同一
のときに、何れの加工工程を優先するかを定めた同一優
先順位加工工程の加工順序規則情報とを具備し、前記決
定された加工実施系統に複数の同じ加工工程が存在する
場合、前記加工工程優先順位規則情報と加工順序規則情
報とに基づいて、前記同じ加工実施系統に属する複数の
加工工程の加工順序を決定するものであるから、請求項
1乃至請求項3の何れか1つに記載の効果に加えて、同
一加工実施系統内での加工工程の加工順序を自動的に決
定することになり、熟練していないオペレータでも同一
加工実施系統内での加工順序を容易に決定することがで
きる。
【0142】請求項5の多系統の自動プログラミング方
法は、請求項4に記載の前記決定された同じ加工実施系
統に属する複数の加工工程の加工順序の情報に基づい
て、前記各加工実施系統毎の加工プログラムを生成する
ものであるから、請求項4に記載の効果に加えて、各加
工実施系統毎の加工順序に不都合があった場合、加工実
施系統毎の加工順序の決定された加工プログラムを人手
を介在することなく変更生成することになり、熟練して
いないオペレータでも多系統加工プログラムを容易に作
成することができる。
【0143】請求項6の多系統の自動プログラミング装
置は、少なくとも、各加工工程に対応する加工工程種類
及び加工仕様を含む加工工程情報と、各ワークに対応す
るワーク材質及び形状を含むワーク情報と、各加工実施
系統に対応する工具仕様、加工可能工程種類及び加工可
能ワーク材質を含む工具情報と、各加工工程に対応する
ワークを含む加工工程対応ワーク情報とに基づいて、前
記加工工程に対応する加工の実施可能な加工実施系統を
決定する加工可能系統判別部と、前記加工可能系統判別
部から出力された加工可能系統判別情報と、前記加工工
程が複数の加工実施系統で加工可能なときの優先加工実
施系統を定めた規則を含む優先系統決定規則情報とに基
づいて、前記加工工程に対応する実施可能な加工実施系
統を決定する加工工程系統割当部とを具備するものであ
るから、加工工程を何れの加工実施系統で加工するかを
人手を介在させることなく決定でき、熟練していないオ
ペレータでも加工工程と加工実施系統の関係を容易に決
定することができる。
【0144】請求項7の多系統の自動プログラミング装
置は、請求項6に記載の構成に加えて、更に、前記加工
工程系統割当部によって決定された同じ加工実施系統に
複数の加工工程が存在する場合、前記加工工程種類の優
先順位を定めた加工工程優先順位規則情報と、前記加工
工程の優先順位が同一のときに、何れの加工工程を優先
するかを定めた同一優先順位加工工程の加工順序規則情
報とに基づいて、前記同じ加工実施系統に属する複数の
加工工程の加工順序を決定する系統内加工順序決定部を
具備するものであるから、請求項6の効果に加えて、同
一加工実施系統内での加工工程の加工順序を人手を介在
させることなく加工順序規則に従って決定することにな
り、熟練していないオペレータでも同一加工実施系統内
での加工順序を容易に決定することができる。
【0145】請求項8の多系統の自動プログラミング方
法は、少なくとも、各加工工程に対応する加工工程種類
及び加工仕様を含む加工工程情報と、前記加工工程種類
の系統内優先順位を定めた加工工程系統内優先順位規則
情報とに基づいて、前記加工工程に対応する系統内優先
順位を決定し、前記加工工程の系統内優先順位が同一の
とき、何れの加工工程を優先するかを定めた系統内同一
優先順位加工工程の加工順序規則情報と、前記加工工程
を何れの系統で加工するかを定めた加工実施系統情報と
に基づいて、前記系統内加工順序を決定し、また、前記
加工工程情報と、前記加工工程種類の系統間優先順位を
定めた加工工程系統間優先順位規則情報とに基づいて、
前記加工工程に対応する系統間優先順位を決定し、更
に、前記加工工程情報に基づいて前記加工工程に対応す
る加工時間を算出し、前記加工工程情報と、前記系統内
加工順序と、前記加工工程に対応する系統間優先順位
と、前記加工工程の系統間優先順位が同一のときに何れ
の系統を優先するかを定めた系統間同一優先順位加工工
程の加工順序規則情報と、前記加工時間情報とに基づい
て待合せを決定するものであるから、熟練していないオ
ペレータでも系統間の待合せを容易に決定することがで
きる。
【0146】請求項9の多系統の自動プログラミング方
法は、請求項8に記載の前記加工工程情報と、前記系統
内加工順序と、前記加工工程に対応する系統間優先順位
と、前記加工工程の系統間優先順位が同一の場合に何れ
の系統を優先するかを定めた系統間同一優先順位加工工
程の加工順序規則情報とに加えて、工具相互間の干渉の
判別に基づいて待合せを決定するものであるから、請求
項8に記載の効果に加えて、工具相互の干渉の判別を基
に待合せを決定するので、熟練していないオペレータで
も系統間の待合せを容易に決定することができる。
【0147】請求項10の多系統の自動プログラミング
方法は、請求項8の記載に対して、更に、前記加工工程
情報と、前記系統内加工順序と、前記加工工程に対応す
る系統間優先順位と、前記加工工程の系統間優先順位が
同一の場合に何れの系統を優先するかを定めた系統間同
一優先順位加工工程の加工順序規則情報と、工具相互間
の干渉の判別とに加えて、同時に加工可能な加工形態か
否かの判別を基に待合せを決定するものであるから、請
求項8の記載の効果に加えて、前記加工順序の判別、工
具相互の干渉の判別に加えて、同時に加工可能な加工形
態か否かの判別を基に待合せを決定できるので、熟練し
ていないオペレータでも、前記加工順序の判別、工具相
互の干渉の判別、同時に加工可能な加工形態か否かの判
別という重要で難しい問題を意識する必要性がなくな
り、系統間の待合せを容易に決定することができる。
【0148】請求項11の多系統の自動プログラミング
方法は、請求項8乃至請求項10の何れか1つに記載の
前記決定された待合せの情報に基づいて、前記加工実施
系統毎の加工プログラムを生成するものであるから、請
求項8乃至請求項10の何れか1つに記載の効果に加え
て、前記決定された待合せの情報に基づいて、前記加工
実施系統毎の加工プログラムを生成するので、加工実施
系統毎の加工順序の決定された加工プログラムを自動的
に生成することになり、熟練していないオペレータでも
多系統加工プログラムを容易に作成することができる。
【0149】請求項12の多系統の自動プログラミング
装置においては、少なくとも、各加工工程に対応する加
工工程種類及び加工仕様を含む加工工程情報と、前記加
工工程種類の系統内優先順位を定めた加工工程系統内優
先順位規則情報とに基づいて、前記加工工程に対応する
系統内優先順位を決定する加工工程系統内優先順位決定
部と、前記加工工程系統内優先順位決定部から得た加工
工程系統内優先順位情報と、前記加工工程の系統内優先
順位が同一のとき、何れの加工工程を優先するかを定め
た系統内同一優先順位加工工程の加工順序規則情報と、
前記加工工程を何れの系統で加工するかを定めた加工実
施系統情報とに基づいて、系統内加工順序を決定する系
統内加工順序決定部と、前記加工工程情報と、前記加工
工程種類の系統間優先順位を定めた加工工程系統間優先
順位規則情報とに基づいて、前記加工工程に対応する系
統間優先順位を決定する加工工程系統間優先順位決定部
と、前記加工工程情報と、前記加工工程種類の加工形態
を定めた加工形態規則情報とに基づいて、前記加工工程
に対応する加工形態を決定する加工形態決定部と、前記
加工工程情報に基づいて、前記加工工程に対応する加工
時間を算出する加工時間算出部と、前記加工工程情報
と、前記加工実施系統情報と、前記加工工程系統間優先
順位情報と、前記加工形態情報と、前記加工時間情報
と、前記加工工程の系統間優先順位が同一のときに何れ
の系統を優先するかを定めた系統間同一優先順位加工工
程の加工順序規則情報とに基づいて、待合せを決定する
系統間待合せ決定部とを具備するものであるから、系統
間の待合せを人手を介在させることなく決定することに
なり、熟練していないオペレータでも系統間の加工工程
の待合せ関係を容易に決定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の実施の形態1による多系統の
自動プログラミング装置のブロック図である。
【図2】 図2は本発明の実施の形態1における加工工
程情報の一例を示す説明図である。
【図3】 図3は本発明の実施の形態1におけるワーク
情報の一例を示す説明図である。
【図4】 図4は本発明の実施の形態1における工具情
報の一例を示す説明図である。
【図5】 図5は本発明の実施の形態1における加工工
程対応ワーク情報の一例を示す説明図である。
【図6】 図6は本発明の実施の形態1における加工可
能系統及びワーク情報の一例を示す説明図である。
【図7】 図7は本発明の実施の形態1における優先系
統決定規則情報の一例を示す説明図である。
【図8】 図8は本発明の実施の形態1における加工実
施系統及びワーク情報の一例を示す説明図である。
【図9】 図9は本発明の実施の形態1における加工可
能系統判別部の動作を示すフローチャートである。
【図10】 図10は本発明の実施の形態1における加
工可能系統判別部の動作を示すフローチャートである。
【図11】 図11は本発明の実施の形態1における加
工可能系統判別部の動作を示すフローチャートである。
【図12】 図12は本発明の実施の形態1における加
工工程系統割当部の動作を示すフローチャートである。
【図13】 図13は本発明の実施の形態1における加
工プログラム制御部の動作を示すフローチャートであ
る。
【図14】 図14は本発明の実施の形態1における穴
あけ加工のプログラム例を示す説明図である。
【図15】 図15は本発明の実施の形態1における突
切り加工のプログラム例を示す説明図である。
【図16】 図16は本発明の実施の形態1における同
一加工実施系統の加工プログラムとしてまとめた例を示
す説明図である。
【図17】 図17は本発明の実施の形態2による多系
統の自動プログラミング装置のブロック図である。
【図18】 図18は本発明の実施の形態2における加
工工程情報の一例を示す説明図である。
【図19】 図19は本発明の実施の形態2における加
工工程優先順位規則情報の一例を示す説明図である。
【図20】 図20は本発明の実施の形態2における加
工工程優先順位情報の一例を示す説明図である。
【図21】 図21は本発明の実施の形態2における加
工実施系統情報の一例を示す説明図である。
【図22】 図22は本発明の実施の形態2における同
一優先順位加工工程の加工順序規則情報の一例を示す説
明図である。
【図23】 図23は本発明の実施の形態2における系
統内加工順序情報の一例を示す説明図である。
【図24】 図24は本発明の実施の形態2における加
工工程優先順位決定部の動作を示すフローチャートであ
る。
【図25】 図25は本発明の実施の形態2における系
統内加工順序決定部の動作を示すフローチャートであ
る。
【図26】 図26は本発明の実施の形態2における系
統内加工順序決定部の動作を示すフローチャートであ
る。
【図27】 図27は本発明の実施の形態2における系
統内加工順序情報の一例を示す説明図である。
【図28】 図28は本発明の実施の形態2における系
統内加工順序情報の一例を示す説明図である。
【図29】 図29は本発明の実施の形態2における系
統内加工順序情報の一例を示す説明図である。
【図30】 図30は本発明の実施の形態2における加
工実施系統情報の一例を示す説明図である。
【図31】 図31は本発明の実施の形態3による多系
統の自動プログラミング装置のブロック図である。
【図32】 図32は本発明の実施の形態3における加
工工程情報の一例を示す説明図である。
【図33】 図33は本発明の実施の形態3における加
工工程系統内優先順位規則情報の一例を示す説明図であ
る。
【図34】 図34は本発明の実施の形態3における加
工工程系統内優先順位情報の一例を示す説明図である。
【図35】 図35は本発明の実施の形態3における加
工実施系統情報の一例を示す説明図である。
【図36】 図36は本発明の実施の形態3における系
統内同一優先順位加工工程の加工順序規則情報の一例を
示す説明図である。
【図37】 図37は本発明の実施の形態3における系
統内加工順序情報PFの一例を示す説明図である。
【図38】 図38は本発明の実施の形態3における加
工工程系統間優先順位規則情報PGの一例を示す説明図
である。
【図39】 図39は本発明の実施の形態3における加
工工程系統間優先順位情報PHの一例を示す説明図であ
る。
【図40】 図40は本発明の実施の形態3における加
工形態規則情報の一例を示す説明図である。
【図41】 図41は本発明の実施の形態3における加
工形態情報の一例を示す説明図である。
【図42】 図42は本発明の実施の形態3における加
工時間情報の一例を示す説明図である。
【図43】 図43は本発明の実施の形態3における系
統間同一優先順位加工工程の加工順序規則情報の一例を
示す説明図である。
【図44】 図44は本発明の実施の形態3における加
工工程待合せ情報の一例を示す説明図である。
【図45】 図45は本発明の実施の形態3におけるワ
ーク情報の一例を示す説明図である。
【図46】 図46は本発明の実施の形態3における加
工工程系統内優先順位決定部の動作を示すフローチャー
トである。
【図47】 図47は本発明の実施の形態3における系
統内加工順序決定の動作を示すフローチャートである。
【図48】 図48は本発明の実施の形態3における系
統内加工順序決定の動作を示すフローチャートである。
【図49】 図49は本発明の実施の形態3における系
統内加工順序情報の一例を示す説明図である。
【図50】 図50は本発明の実施の形態3における系
統内加工順序情報の一例を示す説明図である。
【図51】 図51は本発明の実施の形態3における系
統内加工順序情報の一例を示す説明図である。
【図52】 図52は本発明の実施の形態3における加
工実施系統情報の一例を示す説明図である。
【図53】 図53は本発明の実施の形態3における加
工工程系統間優先順位決定部の動作を示すフローチャー
トである。
【図54】 図54は本発明の実施の形態3における加
工形態決定部の動作を示すフローチャートである。
【図55】 図55は本発明の実施の形態3における加
工時間算出部の動作を示すフローチャートである。
【図56】 図56は本発明の実施の形態3における系
統間待合せ決定の動作を示すフローチャートである。
【図57】 図57は本発明の実施の形態3における系
統間待合せ決定の動作を示すフローチャートである。
【図58】 図58は本発明の実施の形態3における系
統間待合せ決定の動作を示すフローチャートである。
【図59】 図59は本発明の実施の形態3における系
統間待合せ決定の動作を示すフローチャートである。
【図60】 図60は本発明の実施の形態3における系
統間待合せ決定の動作を示すフローチャートである。
【図61】 図61は本発明の実施の形態3における系
統間待合せ決定の動作を示すフローチャートである。
【図62】 図62は本発明の実施の形態3における加
工プログラム制御部2の動作を示すフローチャートであ
る。
【図63】 図63は本発明の実施の形態3における穴
あけ加工のプログラム例を示す説明図である。
【図64】 図64は本発明の実施の形態3における突
切り加工のプログラム例を示す説明図である。
【図65】 図65は加工実施系統番号1の加工プログ
ラムとしてまとめた例を示す説明図である。
【図66】 図66は加工実施系統番号2の加工プログ
ラムとしてまとめた例を示す説明図である。
【図67】 図67は従来の多系統の自動プログラミン
グ装置のブロック図である。
【符号の説明】
11 加工可能系統判別部、12 加工工程系統割当
部、21 加工工程優先順位決定部、22 系統内加工
順序決定部、31 加工工程系統内優先順位決定部、3
2 系統内加工順序決定部、33 加工工程系統間優先
順位決定部、34加工形態決定部、35 加工時間算出
部、36 系統間待合せ決定部、SA加工工程情報、S
B ワーク情報、SC 工具情報、SD 加工工程対応
ワーク情報、SE 加工可能系統及びワーク情報、SF
優先系統決定規則情報、SG加工実施系統及びワーク
情報、JA 加工工程情報、JB 加工工程優先順位規
則情報、JC 加工工程優先順位情報、JD 同一優先
順位加工工程の加工順序規則情報、JE 加工実施系統
情報、JF 系統内加工順序情報、JE1 加工順序を
変更した加工実施系統情報、PA 加工工程情報、PB
加工工程系統内優先順位規則情報、PC 加工工程系
統内優先順位情報、PD 系統内同一優先順位加工工程
の加工順序規則情報、PE 加工実施系統情報、PF
系統内加工順序情報、PE1 加工順序を変更した加工
実施系統情報、PG 加工工程系統間優先順位規則情
報、PH 加工工程系統間優先順位情報、PI 加工形
態規則情報、PJ 加工形態情報、PK 加工時間情
報、PL 系統間同一優先順位加工工程の加工順序規則
情報、PM 加工工程待合せ情報。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、各加工工程に対応する加工
    工程種類及び加工仕様を含む加工工程情報と、各ワーク
    に対応するワーク材質及び形状を含むワーク情報と、各
    加工実施系統に対応する工具仕様、加工可能工程種類及
    び加工可能ワーク材質を含む工具情報と、各加工工程に
    対応するワークを含む加工工程対応ワーク情報とに基づ
    いて、 前記加工工程に対応する加工の実施可能な加工実施系統
    を決定し、更に、前記加工工程が複数の加工実施系統で
    加工可能なときの優先加工実施系統を定めた規則を含む
    優先系統決定規則情報に従って、前記加工工程に対応す
    る加工を実施する加工実施系統を決定することを特徴と
    する多系統の自動プログラミング方法。
  2. 【請求項2】 前記加工工程に対応する加工の実施する
    加工実施系統の決定に加えて、前記工具情報の工具番号
    及び前記ワーク情報のワーク番号を同時に決定すること
    を特徴とする請求項1に記載の多系統の自動プログラミ
    ング方法。
  3. 【請求項3】 前記決定された加工工程に対応する加工
    として、実施する加工実施系統、前記工具情報及び前記
    ワーク情報に基づいて前記各加工実施系統毎の加工プロ
    グラムを生成することを特徴とする請求項1または請求
    項2に記載の多系統の自動プログラミング方法。
  4. 【請求項4】 前記加工工程種類の優先順位を定めた加
    工工程優先順位規則情報と、前記加工工程の優先順位が
    同一のときに、何れの加工工程を優先するかを定めた同
    一優先順位加工工程の加工順序規則情報とを具備し、前
    記決定された加工実施系統に複数の同じ加工工程が存在
    する場合、前記加工工程優先順位規則情報と加工順序規
    則情報とに基づいて、前記同じ加工実施系統に属する複
    数の加工工程の加工順序を決定することを特徴とする請
    求項1乃至請求項3の何れか1つに記載の多系統の自動
    プログラミング方法。
  5. 【請求項5】 前記決定された同じ加工実施系統に属す
    る複数の加工工程の加工順序の情報に基づいて、前記各
    加工実施系統毎の加工プログラムを生成することを特徴
    とする請求項4に記載の多系統の自動プログラミング方
    法。
  6. 【請求項6】 少なくとも、各加工工程に対応する加工
    工程種類及び加工仕様を含む加工工程情報と、各ワーク
    に対応するワーク材質及び形状を含むワーク情報と、各
    加工実施系統に対応する工具仕様、加工可能工程種類及
    び加工可能ワーク材質を含む工具情報と、各加工工程に
    対応するワークを含む加工工程対応ワーク情報とに基づ
    いて、前記加工工程に対応する加工の実施可能な加工実
    施系統を決定する加工可能系統判別部と、 前記加工可能系統判別部から出力された加工可能系統判
    別情報と、前記加工工程が複数の加工実施系統で加工可
    能なときの優先加工実施系統を定めた規則を含む優先系
    統決定規則情報とに基づいて、前記加工工程に対応する
    実施可能な加工実施系統を決定する加工工程系統割当部
    とを具備することを特徴とする多系統の自動プログラミ
    ング装置。
  7. 【請求項7】 更に、前記加工工程系統割当部によって
    決定された同じ加工実施系統に複数の加工工程が存在す
    る場合、前記加工工程種類の優先順位を定めた加工工程
    優先順位規則情報と、前記加工工程の優先順位が同一の
    ときに、何れの加工工程を優先するかを定めた同一優先
    順位加工工程の加工順序規則情報とに基づいて、前記同
    じ加工実施系統に属する複数の加工工程の加工順序を決
    定する系統内加工順序決定部を具備することを特徴とす
    る請求項6に記載の多系統の自動プログラミング装置。
  8. 【請求項8】 少なくとも、各加工工程に対応する加工
    工程種類及び加工仕様を含む加工工程情報と、前記加工
    工程種類の系統内優先順位を定めた加工工程系統内優先
    順位規則情報とに基づいて、前記加工工程に対応する系
    統内優先順位を決定し、 前記加工工程の系統内優先順位が同一のとき、何れの加
    工工程を優先するかを定めた系統内同一優先順位加工工
    程の加工順序規則情報と、前記加工工程を何れの系統で
    加工するかを定めた加工実施系統情報とに基づいて、前
    記系統内加工順序を決定し、 また、前記加工工程情報と、前記加工工程種類の系統間
    優先順位を定めた加工工程系統間優先順位規則情報とに
    基づいて、前記加工工程に対応する系統間優先順位を決
    定し、 更に、前記加工工程情報に基づいて前記加工工程に対応
    する加工時間を算出し、前記加工工程情報と、前記系統
    内加工順序と、前記加工工程に対応する系統間優先順位
    と、前記加工工程の系統間優先順位が同一のときに何れ
    の系統を優先するかを定めた系統間同一優先順位加工工
    程の加工順序規則情報と、前記加工時間情報とに基づい
    て、待合せを決定することを特徴とする多系統の自動プ
    ログラミング方法。
  9. 【請求項9】 更に、前記加工工程情報と、前記系統内
    加工順序と、前記加工工程に対応する系統間優先順位
    と、前記加工工程の系統間優先順位が同一の場合に何れ
    の系統を優先するかを定めた系統間同一優先順位加工工
    程の加工順序規則情報とに加えて、工具相互間の干渉の
    判別に基づいて、待合せを決定することを特徴とする請
    求項8に記載の多系統の自動プログラミング方法。
  10. 【請求項10】 更に、前記加工工程情報と、前記系統
    内加工順序と、前記加工工程に対応する系統間優先順位
    と、前記加工工程の系統間優先順位が同一の場合に何れ
    の系統を優先するかを定めた系統間同一優先順位加工工
    程の加工順序規則情報と、工具相互間の干渉の判別とに
    加えて、同時に加工可能な加工形態か否かの判別を基に
    待合せを決定することを特徴とする請求項8に記載の多
    系統の自動プログラミング方法。
  11. 【請求項11】 前記決定された待合せの情報に基づい
    て、前記加工実施系統毎の加工プログラムを生成するこ
    とを特徴とする請求項8乃至請求項10の何れか1つに
    記載の多系統の自動プログラミング方法。
  12. 【請求項12】 少なくとも、各加工工程に対応する加
    工工程種類及び加工仕様を含む加工工程情報と、前記加
    工工程種類の系統内優先順位を定めた加工工程系統内優
    先順位規則情報とに基づいて、前記加工工程に対応する
    系統内優先順位を決定する加工工程系統内優先順位決定
    部と、 前記加工工程系統内優先順位決定部から得た加工工程系
    統内優先順位情報と、前記加工工程の系統内優先順位が
    同一のとき、何れの加工工程を優先するかを定めた系統
    内同一優先順位加工工程の加工順序規則情報と、前記加
    工工程を何れの系統で加工するかを定めた加工実施系統
    情報とに基づいて、系統内加工順序を決定する系統内加
    工順序決定部と、 前記加工工程情報と、前記加工工程種類の系統間優先順
    位を定めた加工工程系統間優先順位規則情報とに基づい
    て、前記加工工程に対応する系統間優先順位を決定する
    加工工程系統間優先順位決定部と、 前記加工工程情報と、前記加工工程種類の加工形態を定
    めた加工形態規則情報とに基づいて、前記加工工程に対
    応する加工形態を決定する加工形態決定部と、 前記加工工程情報に基づいて、前記加工工程に対応する
    加工時間を算出する加工時間算出部と、前記加工工程情
    報と、前記加工実施系統情報と、前記加工工程系統間優
    先順位情報と、前記加工形態情報と、前記加工時間情報
    と、前記加工工程の系統間優先順位が同一のときに何れ
    の系統を優先するかを定めた系統間同一優先順位加工工
    程の加工順序規則情報とに基づいて、待合せを決定する
    系統間待合せ決定部とを具備することを特徴とする多系
    統の自動プログラミング装置。
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