JPH1086517A - 金属錯体メチン色素を用いた光記録媒体及び記録方法 - Google Patents
金属錯体メチン色素を用いた光記録媒体及び記録方法Info
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- JPH1086517A JPH1086517A JP8247728A JP24772896A JPH1086517A JP H1086517 A JPH1086517 A JP H1086517A JP 8247728 A JP8247728 A JP 8247728A JP 24772896 A JP24772896 A JP 24772896A JP H1086517 A JPH1086517 A JP H1086517A
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Abstract
導体レーザに適合した吸収を有し、モル吸光係数が高
く、かつ耐光性に優れた色素を用いることにより光記録
特性、保存安定性に優れた光記録媒体およびそれを用い
る光記録方法を提供することにある。 【解決手段】 (1) 基板上に、少なくとも2つの配
位座を有するメチン色素を配位子とし、該配位座で金属
イオンとキレート結合した金属錯体メチン色素を含有す
る記録層を有することを特徴とする光記録媒体。 (2) 金属錯体メチン色素が下記一般式(1)で表さ
れることを特徴とする(1)に記載の光記録媒体。 【化1】
Description
る新規な金属錯体メチン色素を光吸収物質として用いた
光記録媒体およびそれを用いる光記録方法に関するもの
である。
繊維の染色剤、樹脂や塗料の着色剤、写真、印刷、複写
機、プリンターにおける画像形成剤、カラーフィルター
の光吸収剤等様々な用途で広範に利用されている。これ
ら色素の共通課題として吸収波長、波形の最適化、及び
モル吸光係数の向上、耐光性、耐熱性を始めとする保存
性の向上等が挙げられる。フルカラー、または3原色を
形成するためにはイエロー、マゼンタ、シアンの3種の
色素が必要となるが、特に良好な吸収特性、及び保存安
定性を有するシアン色素が望まれている。一方、近年、
情報量の急速な増大に伴い、大容量の光記録媒体が脚光
を浴びている。安価な半導体レーザにより容易に、かつ
高密度に情報記録できる有機光記録媒体には、赤色から
近赤外領域の光を吸収する長波長吸収色素が利用されて
いる。従来、種々の色素の中から吸収、反射特性に優れ
たシアニン色素がこの用途に用いられてきたが、耐光性
等の保存性が低いため、経時で情報が失われたり、書き
込めなくなる欠点があった。このような問題を解決する
ために、例えば米国特許3,432,300号、同4,
050,938号、特開昭60−118748号、同6
3−199248号、特開平2−300288号等に光
安定剤、あるいは光安定化方法が記載されているが、十
分な保存安定性を得るには至っていない。また、特開昭
64−44786号、特開平2−76884号、同5−
17701号には保存安定性に優れた金属キレート色素
が記載されているが、吸収波長が長波長過ぎるため光記
録媒体等の用途に用いることはできない。
目的は、光記録装置に使用される半導体レーザに適合し
た吸収を有し、モル吸光係数が高く、かつ耐光性に優れ
た色素を用いることにより光記録特性、保存安定性に優
れた光記録媒体およびそれを用いる光記録方法を提供す
ることにある。
記の構成により達成される。
座を有するメチン色素を配位子とし、該配位座で金属イ
オンとキレート結合した金属錯体メチン色素を含有する
記録層を有することを特徴とする光記録媒体。
(1)で表されることを特徴とする(1)に記載の光記
録媒体。
メチン色素を表す。Aは陰イオンを表し、mは1、2ま
たは3を表し、nは0、1、2または3を表す。〕 (3) 金属イオンが、Ni,Cu,Co,Zn,C
r,Pt,PdおよびFeのイオンから選ばれる少なく
とも1つであることを特徴とする(1)に記載の光記録
媒体。
表されることを特徴とする(1)に記載の光記録媒体。
成可能な基又は原子の集まりを表し、Yは芳香族炭化水
素環又は複素環を形成する原子の集まりを表す。R1、
R2およびR3は各々、水素原子、ハロゲン原子または1
価の置換基を表す。pは0、1または2を表す。〕 (5) 前記一般式(2)において、X=が下記一般式
(3)で表されることを特徴とする(4)に記載の光記
録媒体。
化可能な窒素原子を含む基で置換された含窒素複素環を
形成する原子の集まりを表す。〕 (6) メチン色素が下記一般式(4)で表されること
を特徴とする(1)に記載の光記録媒体。
成可能な基又は原子の集まりを表し、Yは芳香族炭化水
素環又は複素環を形成する原子の集まりを表し、R4お
よびR5は各々、水素原子、ハロゲン原子又は1価の置
換基を表す。qは0、1、または2を表す。〕 (7) 前記一般式(4)においてX=が前記一般式
(3)で表されることを特徴とする(6)に記載の光記
録媒体。
表されることを特徴とする(1)に記載の光記録媒体。
各々、水素原子、ハロゲン原子または1価の置換基を表
し、rは0、1、2または3を表す。Z2およびZ3は複
素環を形成する原子の集まりを表し、該環上には更に置
換基を有していてもよく、縮合環を有していても良
い。〕 (9) 前記(1)記載の光記録媒体に、600〜80
0nmの半導体レーザを用いて記録及び再生から選ばれ
る少なくとも1つを行うことを特徴とする光記録方法。
する。
とも2つの配位座を有するメチン色素を配位子とし、該
配位座で金属イオンとキレート結合した金属錯体メチン
色素であり、少なくとも2つの配位座を有するメチン色
素と金属イオンとがキレート結合した金属錯体メチン色
素を用いることを本発明の特徴とする。
(1)で表される金属錯体メチン色素等が特に好ましい
ものとして挙げられる。
イオン(金属錯体を形成する金属イオン)としては、周
期律表の第I〜VIII族に属する1価及び多価の金属イオ
ンが挙げられる。そして、中でもAl、Co、Cr、C
u、Fe、Mg、Mn、Mo、Ni、Sn、Ti、P
t、Pd、Zr及びZn等の金属の金属イオンが好まし
く、Ni、Cu、Cr、Co、Zn及びFeの金属の金
属イオンが特に好ましい。
オンとしては、例えばエノレート(アセチルアセトナー
ト、ヘキサフルオロアセチルアセトナート)、ハロゲン
イオン(フルオライド、クロライド、ブロマイド、アイ
オダイドなど)、水酸イオン、亜硫酸イオン、硫酸イオ
ン、アルキル又はアリールスルホン酸イオン、硝酸イオ
ン、亜硝酸イオン、炭酸イオン、過塩素酸イオン、アル
キルまたはアリールカルボン酸イオン、テトラアルキル
ボレート、サリシネート、ベンゾエート、PF6 -、BF
4 -、SbF6 -等が好ましいものとして挙げられる。
メチン色素としては金属錯体メチン色素を形成しうるメ
チン色素である。
は、例えば前記一般式(2)、(4)、(5)で表され
るメチン色素等が挙げられる。
れる芳香族炭化水素環又は複素環を形成する原子の集ま
りとしては、該環上には更に置換基を有していても良
く、縮合環を有していても良い。Yの具体例としては例
えばベンゼン環、ナフタレン環、3H−ピロール環、オ
キサゾール環、イミダゾール環、チアゾール環、3H−
ピロリジン環、オキサゾリジン環、イミダゾリジン環、
チアゾリジン環、3H−インドール環、ベンズオキサゾ
ール環、ベンズイミダゾール環、ベンゾチアゾール環、
キノリン環、ピリジン環、5−ピラゾロン環、ピラゾロ
ピロール環、ピラゾロピラゾール環、ピラゾロイミダゾ
ール環、ピラゾロトリアゾール環、ピラゾロテトラゾー
ル環、バルビツール酸環、チオバルビツール酸環、ロー
ダニン環、ヒダントイン環、チオヒダントイン環、オキ
サゾロン環、イソオキサゾロン環、インダンジオン環、
ピラゾリジンジオン環、オキサゾリジンジオン環、ヒド
ロキシピリドン環、ピラゾロピリドン環等が挙げられ
る。これらの環は更に他の炭素環(例えばベンゼン環)
や複素環(例えばピリジン環)と縮合環を形成してもよ
い。環上の置換基としてはアルキル基、アリール基、ヘ
テロ環基、アシル基、アミノ基、ニトロ基、シアノ基、
アシルアミノ基、アルコキシ基、ヒドロキシ基、アルコ
キシカルボニル基、ハロゲン原子等が挙げられ、それら
の基は更に置換されていても良い。
R2、R3、R4、R5で表される水素原子、ハロゲン原子
又は1価の置換基において、ハロゲン原子としては例え
ばフッ素原子、塩素原子等が挙げられ、1価の置換基と
しては、例えばアルキル基、アルコキシ基、シアノ基、
アルコキシカルボニル基、アリール基、ヘテロ環基、カ
ルバモイル基、ヒドロキシ基、アシル基、アシルアミノ
基等が挙げられる。
れる少なくとも2座のキレート形成可能な基または原子
の集まりとしては、共役系を介して色素を形成する基を
表し、Xとして好ましくは下記一般式(3)で表される
基または原子の集まりが挙げられる。
化可能な窒素原子を含む基で置換された含窒素複素環を
形成する原子の集まりを表す。〕 一般式(3)で表される基または原子の集まりとして
は、下記一般式(6)〜(13)で表される基が特に好
ましい。
ロゲン原子(例えば、フッ素原子、塩素原子、臭素原子
等)又は一価の置換基(例えば、アルキル基、アリール
基、ヘテロ環基、アシル基、アミノ基、ニトロ基、シア
ノ基、アシルアミノ基、アルコキシ基、ヒドロキシ基、
アルコキシカルボニル基等)を表し、R14は水素原子又
は一価の置換基(例えばアルキル基、アリール基、ヘテ
ロ環基、アシル基、アミノ基、ニトロ基、シアノ基、ア
シルアミノ基、アルコキシ基、ヒドロキシ基、アルコキ
シカルボニル基等)を表す。Qは含窒素複素環を形成す
る原子の集まりを表し、ピロール環、ピロリジン環、ピ
ラゾール環、イミダゾール環、オキサゾール環、チアゾ
ール環、トリアゾール環、チアジアゾール環、ピリジン
環、キノリン環、ピリダジン環、ピリミジン環、ピラジ
ン環、トリアジン環、インドール環、ベンズチアゾール
環、ベンズイミダゾール環などが好ましい。該環上には
更に置換基を有していてもよく、縮合環を有していても
良い。〕 一般式(5)において、R6、R7、R8、R9、R10で表
される水素原子、ハロゲン原子又は1価の置換基におい
て、ハロゲン原子としては、例えば、フッ素原子、塩素
原子等が挙げられ、1価の置換基としては、例えば、ア
ルキル基、アルコキシ基、シアノ基、アルコキシカルボ
ニル基、アリール基、ヘテロ環基、カルバモイル基、ヒ
ドロキシ基、アシル基、アシルアミノ基等が挙げられ
る。R9、R10としてとくに好ましいものとしては、ア
ルキル基、置換アルキル基が挙げられる。rは0、1、
2又は3を表す。
る複素環を形成する原子の集まりとしては、例えば具体
例としては3H−ピロール環、オキサゾール環、イミダ
ゾール環、チアゾール環、3H−ピロリジン環、オキサ
ゾリジン環、イミダゾリジン環、チアゾリジン環、3H
−インドール環、ベンズオキサゾール環、ベンズイミダ
ゾール環、ベンゾチアゾール環、キノリン環、ピリジン
環、5−ピラゾロン環、ピラゾロピロール環、ピラゾロ
ピラゾール環、ピラゾロイミダゾール環、ピラゾロトリ
アゾール環、ピラゾロテトラゾール環、バルビツール酸
環、チオバルビツール酸環、ローダニン環、ヒダントイ
ン環、チオヒダントイン環、オキサゾロン環、イソオキ
サゾロン環、インダンジオン環、ピラゾリジンジオン
環、オキサゾリジンジオン環、ヒドロキシピリドン環、
ピラゾロピリドン環等が挙げられる。これらの環は更に
他の炭素環(例えばベンゼン環)や複素環(例えばピリ
ジン環)と縮合環を形成してもよい。環上の置換基とし
てはアルキル基、アリール基、ヘテロ環基、アシル基、
アミノ基、ニトロ基、シアノ基、アシルアミノ基、アル
コキシ基、ヒドロキシ基、アルコキシカルボニル基、ハ
ロゲン原子等が挙げられ、それらの基は更に置換されて
いてもよい。
体製造時に金属錯体メチン色素として供給されるほか
に、塗布液調製時にメチン色素と金属イオン供給化合物
とを添加することでも供給することができる。
例を挙げるが、本発明はこれらに限定されるものではな
い。
重合可能な置換基を導入することにより高分子とするこ
とができるほか、油溶性基、親水性基の導入によるLB
膜形成、オイルを用いた分散、あるいはマイクロカプセ
ル等さまざまな形態に加工することが可能である。ま
た、本発明の金属錯体メチン色素は単独、または他の色
素と組み合わせて使用できる。本発明の金属錯体メチン
色素に種々の保存性改良剤を加えて保存性を更に改良す
ることも可能である。例えば、ベンズトリアゾリルフェ
ノール誘導体等の紫外線吸収剤、β−カロチン、トコフ
ェロール誘導体、ハイドロキノン誘導体、スピロインダ
ン誘導体、フェノール誘導体、アミン誘導体、チオエー
テル誘導体、Niジチオール誘導体、Niフェナンスロ
リン誘導体、Niベンジリデンアニリン誘導体等の酸化
防止剤、及び光安定剤が挙げられ、単独でも2種以上を
混合して添加してもよい。
るが、本発明の態様はこれに限定されない。
比較として金属錯体を形成していないメチン色素(比較
化合物A)のメタノール中での分光吸収特性を表1に示
す。
金属錯体メチン色素は高いモル吸光係数と半導体レーザ
に適合した吸収を有する。
た光記録媒体について説明する。
は、記録・再生に用いるレーザ光の波長領域(600〜
800nm)において実質的に透明(透過率が80%以
上)であることが必要とされる。基板の形状としては、
通常のコンパクトディスクとして用いる場合において、
厚さ1.2mm程度、直径80〜120mm程度とされ
る。基板を構成する材料としては、例えばポリメチルメ
タクリレート樹脂、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹
脂、エポキシ樹脂、ポリサルフォン樹脂、メチルペンテ
ンポリマー等の透明性樹脂、ガラスなどが挙げられる。
には、必要に応じて酸素遮断性被膜が形成されていても
よい。
ラッキング用のグルーブが形成されていることが好まし
い。
層は、レーザ光の波長領域における消衰係数kが光記録
媒体の記録層として好ましいものとなり、記録のために
好適な光吸収性と再生のために好適な反射率とを兼ね備
えたものとなる。ここに、レーザ光の波長領域における
記録層の消衰係数kが過大である場合には、反射率の低
下を招き、反射光による再生を十分良好に行うことがで
きない。また、消衰係数kが過小である場合には、通常
の記録パワーによって記録を行うことが困難となる。消
衰係数kの好ましくは0.01〜0.1である。一方、
レーザ光の波長領域における記録層の屈折率n(複素屈
折率の実部)としては1.8〜4.0であることが好ま
しい。
層には、他の種類の色素化合物、各種樹脂、界面活性
剤、帯電防止剤、分散剤、酸化防止剤、架橋剤などが含
まれていてもよい。
もよく、基板の両面上に形成されていてもよい。
〜3000Åが好ましい。基板上に記録層を形成するた
めの方法としては特に限定されるものではなく、例えば
スピンコーティング法、浸せきコーティング法、スプレ
ーコーティング法、ブレードコーティング法、ローラー
コーティング法、ビードコーティング法、マイヤーコー
ティング法、カーテンコーティング法など各種の方法を
適用することができる。また、記録層の形成にあたって
用いる溶媒としては、例えばシクロヘキサノン等のケト
ン系溶媒、酢酸ブチル等のエステル系溶媒、エチルセロ
ソルブ等のエーテル系溶媒、アルコール系溶媒、トルエ
ン等の芳香族系溶媒、ハロゲン化アルキル系溶媒などを
挙げることができる。
い。反射層としては、例えばAu、Al−Mg合金、A
l−Ni合金、Ag、PtおよびCu等の反射率の高い
金属を用い、蒸着、スパッタ等の手段によって形成する
ことができる。反射層の厚さは500Å以上であること
が好ましい。
らなる保護膜が形成されていてもよい。保護膜の厚さと
しては0.1〜100μm程度とされ、その硬度が25
℃における鉛筆硬度でH〜8Hであることが好ましい。
せるための接着層が設けられていてもよい。接着層の厚
さは10〜300Åであることが望ましい。
源としては、固体レーザ、ガスレーザ、色素レーザ、半
導体レーザが考えられるが、コンパクトディスクに見ら
れるように安価、小型、低消費電力等の観点から半導体
レーザが好ましい。本発明の化合物は特に高い記録感度
を有していることから、600〜800nmの半導体レ
ーザが好適である。
た光記録媒体の実施例を示す。
吸収極大、耐光性、光記録特性等の評価を行った。
1)、(D−45)及び比較化合物(B)、(C)を各
1g秤量し、50mlのフッ化アルコールに溶解した。
塗布液を、スピンコーティング法によりガラス基板(厚
さ1.1mm、直径80mm)上に塗布し、80℃で3
0分間乾燥することにより当該ガラス基板上に厚さ10
00Å前後の記録層を形成した。
い、各試料の記録層にキセノン光を照射し、照射後にお
ける色素残存率を測定した。ここで、照射条件として
は、記録層表面の照度を7万ルクス、照射時の温度を4
3℃、照射時間を30時間とした。また、色素残存率
は、色素の最大吸収波長の光透過率をキセノン光照射前
後で測定して下式から求めた。
ノン光照射後の透過率] 結果を表2に示す。
金属錯体メチン色素を用いた記録媒体である試料1、2
および3はシアニン色素を使用した比較の試料4と同等
の吸収極大を有し、かつ比較に比べ色素残存率が高く、
優れた耐光性を有することが分かる。一方、本発明とは
異なる金属錯体色素を用いた試料5は吸収極大が長波長
過ぎて光記録媒体としては適さないことがわかる。
ト基板上に本発明の金属錯体メチン色素(D−30)を
用いて記録層を塗布し、反射層(Au、厚さ1000
Å)、保護膜(紫外線硬化樹脂、厚さ5μm)を定法に
したがって順次形成し、本発明の光記録媒体6を製造し
た。比較として、比較化合物(B)を記録層に用いて同
様に光記録媒体7を製造した。反射率を測定したとこ
ろ、光記録媒体6、及び7の両者とも70%以上を示し
た。これらの試料に780nmの半導体レーザによりパ
ワーを変化させて情報記録し、0.8mWで再生を行っ
た。
メータを使用し、7万ルクス、30時間の光曝射を行っ
た後に同様の記録再生実験を行った。表3にその結果を
示す。
属錯体メチン色素の代わりに、下記色素(D)及び金属
イオン供給化合物(M)を塗布液に添加して調製したほ
かは実施例2(3−1)と同様にして本発明の光記録媒
体8を製造した。同様に記録、保存性評価を行った結果
を表3に併せて示す。
光記録媒体6、8はCD規格を満足する良好な記録・再
生を行うことができたほか、特に耐光性に優れた安定し
た記録・再生特性を有することが明らかとなった。一
方、比較の光記録媒体7はレーザの再生光で反射率が低
下し、再生不良を起こした他、キセノンフェードメータ
による光曝射でも記録できなくなる現象がみられた。
属錯体メチン色素を用いた光記録媒体は、光記録特性、
保存安定性に優れた特性を有する。
半導体レーザに適合した吸収を有し、モル吸光係数が高
く、かつ耐光性に優れた本発明による金属錯体メチン色
素を用いることにより光記録特性、保存安定性に優れた
光記録媒体およびそれを用いる光記録方法を提供するこ
とができた。
Claims (9)
- 【請求項1】 基板上に、少なくとも2つの配位座を有
するメチン色素を配位子とし、該配位座で金属イオンと
キレート結合した金属錯体メチン色素を含有する記録層
を有することを特徴とする光記録媒体。 - 【請求項2】 金属錯体メチン色素が下記一般式(1)
で表されることを特徴とする請求項1に記載の光記録媒
体。 【化1】 〔式中、Mは金属イオンを表し、Dyeはメチン色素を
表す。Aは陰イオンを表し、mは1、2または3を表
し、nは0、1、2または3を表す。〕 - 【請求項3】 金属イオンが、Ni,Cu,Co,Z
n,Cr,Pt,PdおよびFeのイオンから選ばれる
少なくとも1つであることを特徴とする請求項1に記載
の光記録媒体。 - 【請求項4】 メチン色素が下記一般式(2)で表され
ることを特徴とする請求項1に記載の光記録媒体。 【化2】 〔式中、Xは少なくとも2座のキレート形成可能な基又
は原子の集まりを表し、Yは芳香族炭化水素環又は複素
環を形成する原子の集まりを表す。R1、R2およびR3
は各々、水素原子、ハロゲン原子または1価の置換基を
表す。pは0、1または2を表す。〕 - 【請求項5】 前記一般式(2)において、X=が下記
一般式(3)で表されることを特徴とする請求項4に記
載の光記録媒体。 【化3】 〔式中、Z1は少なくとも1つのキレート化可能な窒素
原子を含む基で置換された含窒素複素環を形成する原子
の集まりを表す。〕 - 【請求項6】 メチン色素が下記一般式(4)で表され
ることを特徴とする請求項1に記載の光記録媒体。 【化4】 〔式中、Xは少なくとも2座のキレート形成可能な基又
は原子の集まりを表し、Yは芳香族炭化水素環又は複素
環を形成する原子の集まりを表し、R4およびR5は各
々、水素原子、ハロゲン原子又は1価の置換基を表す。
qは0、1、または2を表す。〕 - 【請求項7】 前記一般式(4)においてX=が前記一
般式(3)で表されることを特徴とする請求項6に記載
の光記録媒体。 - 【請求項8】 メチン色素が下記一般式(5)で表され
ることを特徴とする請求項1に記載の光記録媒体。 【化5】 〔式中、R6、R7、R8、R9およびR10は各々、水素原
子、ハロゲン原子または1価の置換基を表し、rは0、
1、2または3を表す。Z2およびZ3は複素環を形成す
る原子の集まりを表し、該環上には更に置換基を有して
いてもよく、縮合環を有していても良い。〕 - 【請求項9】 請求項1記載の光記録媒体に、600〜
800nmの半導体レーザを用いて記録及び再生から選
ばれる少なくとも1つを行うことを特徴とする光記録方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24772896A JP3443723B2 (ja) | 1996-09-19 | 1996-09-19 | 金属錯体メチン色素を用いた光記録媒体 |
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24772896A JP3443723B2 (ja) | 1996-09-19 | 1996-09-19 | 金属錯体メチン色素を用いた光記録媒体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1086517A true JPH1086517A (ja) | 1998-04-07 |
| JP3443723B2 JP3443723B2 (ja) | 2003-09-08 |
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ID=17167797
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24772896A Expired - Lifetime JP3443723B2 (ja) | 1996-09-19 | 1996-09-19 | 金属錯体メチン色素を用いた光記録媒体 |
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| JP (1) | JP3443723B2 (ja) |
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