JPH1086603A - ビーム式サスペンションのスピンドル取付構造 - Google Patents

ビーム式サスペンションのスピンドル取付構造

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JPH1086603A
JPH1086603A JP24828596A JP24828596A JPH1086603A JP H1086603 A JPH1086603 A JP H1086603A JP 24828596 A JP24828596 A JP 24828596A JP 24828596 A JP24828596 A JP 24828596A JP H1086603 A JPH1086603 A JP H1086603A
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inner end
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JP24828596A
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Inventor
Ryozo Ikeuchi
亮蔵 池内
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2202/00Indexing codes relating to the type of spring, damper or actuator
    • B60G2202/10Type of spring
    • B60G2202/13Torsion spring
    • B60G2202/136Twist-beam type arrangement
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2206/00Indexing codes related to the manufacturing of suspensions: constructional features, the materials used, procedures or tools
    • B60G2206/01Constructional features of suspension elements, e.g. arms, dampers, springs
    • B60G2206/50Constructional features of wheel supports or knuckles, e.g. steering knuckles, spindle attachments

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  • Vehicle Body Suspensions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】部品点数が少なく、また部品単体コストも安
く、組立作業性にも優れるビーム式サスペンションのス
ピンドル取付構造を提供する。 【解決手段】スピンドル2の車幅方向内側端部4に雌ネ
ジ7を形成し、これをビーム1端部のレインフォース部
3の嵌入穴に嵌入した後、スピンドル2の車幅方向内側
端部4の外側にブラケット8を介装し、このブラケット
8の貫通穴9にボルト10のネジ部11を挿通し、それ
をスピンドル2の雌ネジ7に螺合して締付けることによ
り、ブラケット8の両脚部12をレインフォース部3に
当接させると共に、その平面部14でボルト10の座面
13を受けて応力を発生せしめ、スピンドル2を引張力
で固定する。また、ブラケット8の脚部12をレインフ
ォース部3の溝(凹)部15に嵌入してもよい。また、
レインフォース部3の車幅方向内側端部に平坦部を形成
することにより、ブラケット8を省略してもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両のビーム式サ
スペンションにおいて、車軸を構成するスピンドルをビ
ームの端部に取付ける構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】このようなビーム式サスペンションのス
ピンドル取付構造としては、例えば実開昭60−105
206号公報に記載されるものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のビーム式サスペンションのスピンドル取付構造で
は、図6に示すように、ビーム1の端部に形成されてい
るレインフォース部3にスピンドル2を取付けるにあた
り、当該レインフォース部3の車幅方向外側から形成さ
れている嵌入穴内にスピンドル2の車幅方向内側端部4
を嵌入し、当該レインフォース部2から車幅方向内側に
突出しているスピンドル2の車幅方向内側端部4に対し
て全周溶接を行って両者を固着させる構成となっている
ため、同図でビーム1そのものがあるスピンドル2の車
幅方向内側端部4の下方部分に溶接のトーチが回りにく
く、作業性に劣るという問題がある。この問題は、例え
ば図7のように前記レインフォース部3から突出するス
ピンドル2の車幅方向内側端部4の更に車幅方向内側
に、ブラケットやトレーリングアーム等101が配設さ
れている場合に、より一層顕著になる。
【0004】このような問題を回避するためには、例え
ば図8に示すように、前記レインフォース部3の車幅方
向外側に配設されるエンドプレート5の更に外側に取付
け可能な支持プレート102をスピンドル2と一体に形
成し、この支持プレート102を回転不可能なように複
数のボルト103でエンドプレート5に固定することが
考えられる。しかしながら、このような構成の場合、ま
ず部品点数が多いし、支持プレート102が一体に形成
されたスピンドル2自体の部品単価が高く、また複数の
ボルト103を締付ける手間などの面から、全体的にコ
スト高になり易いし、組立作業性にも劣り、更に工数の
面でも不利である。
【0005】本発明はこれらの諸問題に鑑みて開発され
たものであり、部品点数が少なく、部品単価も安いこと
から全体的にコストの低廉化が可能で、しかも組立作業
性に優れるビーム式サスペンションのスピンドル取付構
造を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に、本発明のうち請求項1に係るビーム式サスペンショ
ンのスピンドル取付構造は、ビーム式サスペンションの
ビーム端部の所定部位に、車軸を構成するスピンドルを
取付ける構造であって、スピンドルの車幅方向内側端部
に雌ネジを形成し、このスピンドルの車幅方向内側端部
をビーム端部の所定部位に差込み、車幅方向内側からボ
ルトのネジ部を螺合して締付けることにより、ボルトの
座面の応力とネジの推力とからなる引張力でスピンドル
を車幅方向内側から固定することを特徴とするものであ
る。なお、ここに言うネジの推力とは、一般的にネジを
回転させることによってネジがリード方向に進み力に加
えて、例えばボルトの座面が当接することなどによって
ネジが進まなくなったときに、接触するネジ山同士の圧
縮応力の反力が変換されたネジ部の軸線方向への引張力
をも示す。また、ボルトの座面の応力は、その反力が周
知のようにボルト自体の特に緩み方向への回転を阻止す
る摩擦力となると共に、前述と同様にネジ部の軸線方向
への引張力にもなる。従って、これらの引張力でスピン
ドルを固定することが可能となる。
【0007】また、本発明のうち請求項2に係るビーム
式サスペンションのスピンドル取付構造は、ビームの端
部に形成されたレインフォース部に前記スピンドルを取
付けるにあたり、レインフォース部の嵌入穴にスピンド
ルの車幅方向内側端部を差込んだ後、レインフォース部
の車幅方向内側端部に突出するスピンドルの車幅方向内
側端部の外側に、ボルトの座面を受ける平面部が形成さ
れ且つレインフォース部の車幅方向内側端部に当接する
ブラケットを被せ、当該ブラケットに形成されている貫
通穴にボルトのネジ部を挿通し、それを前記スピンドル
の雌ネジに螺合して締付けることを特徴とするものであ
る。
【0008】また、本発明のうち請求項3に係るビーム
式サスペンションのスピンドル取付構造は、ビームの端
部に形成されたレインフォース部に前記スピンドルを取
付けるにあたり、ボルトの座面を受ける平面部が形成さ
れ且つレインフォース部とボルトとの間に介装されるブ
ラケットを用い、レインフォース部の車幅方向内側端部
には前記ブラケットの一部が嵌入する凹部を形成し、レ
インフォース部の嵌入穴にスピンドルの車幅方向内側端
部を差込んだ後、前記凹部内にブラケットの一部が嵌入
するようにして、レインフォース部の車幅方向内側端部
に突出するスピンドルの車幅方向内側端部の外側にブラ
ケットを被せ、当該ブラケットに形成されている貫通穴
にボルトのネジ部を挿通し、それを前記スピンドルの雌
ネジに螺合して締付けることを特徴とするものである。
【0009】これらの発明は、ビームの端部に形成され
ているレインフォース部にスピンドルを取付けることを
前提としている。このレインフォース部は、一般的に設
計上の要求から、その車幅方向内側端部が、前記ボルト
の座面が緊密に当接可能なほど平滑でない。そこで、従
来と同様に、スピンドルの車幅方向内側端部を、レイン
フォース部の車幅方向内側端部から少し突出させ、この
スピンドルの車幅方向内側端部に形成されている雌ネジ
にボルトのネジ部を螺合して締付けるにあたり、ボルト
の座面を当接可能な平面部が形成されたブラケットを、
当該ボルトと前記レインフォース部との間に介装する。
このとき、請求項2に係る発明ではブラケットの一端部
がレインフォース部の車幅方向内側端部に当接し、請求
項3に係る発明ではブラケットの一部がレインフォース
部の凹部内に嵌入されることによって、回り止めの機能
を果たし、ボルトを締付ける際,或いは車輪が回転する
ことによってスピンドルに入力される回転力に対してブ
ラケット自体を安定させ、これによりボルトやスピンド
ルを一定の状態に固定することができる。
【0010】また、本発明のうち請求項4に係るビーム
式サスペンションのスピンドル取付構造は、ビームの端
部に形成されたレインフォース部に前記スピンドルを取
付けるにあたり、レインフォース部の車幅方向内側端部
にボルトの座面が当接する平面部と、スピンドルの車幅
方向内側端部が嵌入される嵌入穴から前記平面部に貫通
する貫通穴とを形成し、前記嵌入穴にスピンドルの車幅
方向内側端部を差込んだ後、前記貫通穴にボルトのネジ
部を挿通し、それを前記スピンドルの雌ネジに螺合して
締付けることを特徴とするものである。
【0011】これらの発明も、ビームの端部に形成され
ているレインフォース部にスピンドルを取付けることを
前提としている。そして、この発明では、前述のように
一般的には平滑でないレインフォース部に、ボルトの座
面が当接する平面部を形成すると共に、この平面部から
嵌入穴まで貫通穴を穿設することにより、この貫通穴に
ボルトのネジ部を挿通し、それをスピンドルの車幅方向
内側端部に形成されている雌ネジにボルトのネジ部を螺
合して締付けることができ、これによりボルトやスピン
ドルを一定の状態に固定することができる。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のうち請求
項1に係るビーム式サスペンションのスピンドル取付構
造によれば、スピンドルの車幅方向内側端部をビーム端
部の所定部位に差込み、このスピンドルの車幅方向内側
端部の雌ネジに車幅方向内側からボルトのネジ部を螺合
して締付けるだけで、ボルトの座面の応力とネジの推力
とからなる引張力でスピンドルを車幅方向内側から固定
することができるので、作業性に優れ、また部品点数も
少なく、またスピンドルに雌ネジを形成する程度で部品
単価も安いために、全体的にコストの低廉化を図ること
ができる。
【0013】また、本発明のうち請求項2に係るビーム
式サスペンションのスピンドル取付構造によれば、ビー
ムの端部に形成されているレインフォース部にスピンド
ルを取付けるにあたり、嵌入穴に差込まれたスピンドル
の車幅方向内側端部を、レインフォース部の車幅方向内
側端部から少し突出させ、この突出しているスピンドル
の車幅方向内側端部にブラケットを被せ、当該ブラケッ
トに形成されている貫通穴にボルトのネジ部を挿通し、
それを前記スピンドルの雌ネジに螺合して締付けること
により、ボルトの座面はブラケットの平面部に当接して
応力が生じ、一方ブラケットの一端部がレインフォース
部の車幅方向内側端部に当接して回り止めの機能を果た
し、ボルトを締付ける際,或いは車輪が回転することに
よってスピンドルに入力される回転力に対してブラケッ
ト自体を安定させ、これによりボルトやスピンドルを一
定の状態に固定することができる。
【0014】また、本発明のうち請求項3に係るビーム
式サスペンションのスピンドル取付構造によれば、ビー
ムの端部に形成されているレインフォース部にスピンド
ルを取付けるにあたり、嵌入穴に差込まれたスピンドル
の車幅方向内側端部を、レインフォース部の車幅方向内
側端部から少し突出させ、この突出しているスピンドル
の車幅方向内側端部にブラケットを被せ、当該ブラケッ
トに形成されている貫通穴にボルトのネジ部を挿通し、
それを前記スピンドルの雌ネジに螺合して締付けること
により、ボルトの座面はブラケットの平面部に当接して
応力が生じ、一方ブラケットの一部がレインフォース部
の凹部内に嵌入されることにより回り止めの機能を果た
し、ボルトを締付ける際,或いは車輪が回転することに
よってスピンドルに入力される回転力に対してブラケッ
ト自体を安定させ、これによりボルトやスピンドルを一
定の状態に固定することができる。
【0015】また、本発明のうち請求項4に係るビーム
式サスペンションのスピンドル取付構造によれば、ビー
ムの端部に形成されているレインフォース部にスピンド
ルを取付けるにあたり、レインフォース部に、ボルトの
座面が当接する平面部を形成すると共に、この平面部か
ら嵌入穴まで貫通穴を穿設することにより、この貫通穴
にボルトのネジ部を挿通し、それをスピンドルの車幅方
向内側端部に形成されている雌ネジにボルトのネジ部を
螺合して締付けることができ、これによりボルトやスピ
ンドルを一定の状態に固定することができ、その分だけ
部品点数を減じて作業性を向上することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】それでは次に本発明のビーム式サ
スペンションのスピンドル取付構造の第1実施形態につ
いて図面を用いて詳細に説明する。この実施形態はFF
(フロントエンジン・フロントドライブ)車両の後輪マ
ルチリンクビームサスペンションに採用されたものであ
る。
【0017】このマルチリンクビームサスペンション
は、先に提案したものとほぼ同様の構成を有し、車幅方
向に配設されるトーションビーム1とトレーリングビー
ム21とが溶接固定されたビーム本体22と、前記トー
ションビーム1のいずれか一方の端部と図示されない車
体側部材とを上下方向に揺動可能に連結するラテラルリ
ンク23と、このラテラルリンク23の中央部と前記ト
ーションビーム1とを上下方向に揺動可能に連結するコ
ントロールロッド24とを備えて構成される。このマル
チリンクビームサスペンションの作用について簡潔に説
明すると、前記ラテラルリンク23やコントロールロッ
ド24の長さ或いはそれらの連結点間の長さ及び例えば
前記トーションビーム1とラテラルリンク23との連結
点におけるブッシュ25の横方向への剛性を適切に設定
することにより、所謂スコットラッセル機構の横方向へ
の変位を吸収してバウンス・リバウンス時のスカッフ変
化を抑制防止したり、コーナリング時のタイヤへの横力
によるジャッキアップ(ダウン)力を相殺したりするこ
とにより、乗心地と操安性との両立を可能とすることが
できる。
【0018】そして、前記トーションビーム1の車幅方
向両側端部に形成されているのがレインフォース部3で
あり、その外側に被嵌さているのがエンドプレート5で
ある。このエンドプレート5からレインフォース部3に
かけて、車幅方向外側から図示されない嵌入穴が形成さ
れており、この嵌入穴に、後輪軸を構成するスピンドル
2の車幅方向内側端部4を差込んで固定する。このスピ
ンドル2やレインフォース部3の近傍を表したのが図2
である。なお、図2aは左後輪の背面図,図2bは右後
輪の平面図であって、左右対称形である以外は同等の構
成を有する。このスピンドル2にはボールベアリング2
6を介してハブ27が回転自在に取付けられ、このハブ
27に車輪28が取付けられるから、スピンドル2は車
輪28の車軸となり得る。なお、図示される符号29は
ディスクロータ、30はホイールシリンダキャリパ、3
1はハブ27を回転自在に保持するためのロックナット
である。また、前述のように前記レインフォース部3
は、設計上の要求から、その車幅方向内側端部が平滑で
はなく、この実施形態では、車両平面視において中央部
が膨出する円弧面となし、これが車両背面視において下
方になるほど厚さが厚くなる斜めに連続する不規則な形
状となっている。
【0019】一方、前記スピンドル2の中央部には前記
エンドプレート5に当接して軸線方向への位置決めを行
うためのフランジ部6が形成され、これより車幅方向内
側となる端部4は、円柱状から円錐状(場合によって母
線は円弧でもよい)を経て小径の円柱状に形成されてい
る。また、このスピンドル2の車幅方向内側端部4に
は、その軸線に沿って車幅方向内側から雌ネジ7が形成
されている。そして、前記エンドプレート5からレイン
フォース部3にかけて、前記スピンドル2の車幅方向内
側端部4の形状を模した図示されない嵌入穴が形成され
ており、これに前記スピンドル2の車幅方向内側端部4
を嵌入した状態が図3aである。このように、嵌入穴に
スピンドル2の車幅方向内側端部4を差込むと、前述し
た小径の円柱状部の先端部が、前記レインフォース部3
の車幅方向内側端部から僅かに突出する。
【0020】このようにレインフォース部3から突出す
るスピンドル2の車幅方向内側端部4の外側に、断面コ
字状のブラケット8を被せる。このブラケット8は、板
状の金属片を折り曲げて構成されたものであり、その中
央部には平面部14が形成されると共にその中央部に貫
通穴9が形成され、その両端部,即ち断面コ字状のもの
にあってはその両脚部12の端部が、前記レインフォー
ス部3の車幅方向内側端面に緊密に当接する形状になっ
ている。従って、この脚部12の端部がレインフォース
部3の車幅方向内側端部に当接するように前記スピンド
ル2の車幅方向内側端部4を跨いで被せ、前記平面部1
4の貫通穴9内にボルト10のネジ部11を挿通し、そ
れを前記スピンドル2の雌ネジ7に螺合して締付ける。
このとき、ボルト10の座面13は前記ブラケット8の
平面部14に緊密に当接すると共に、ブラケット8の両
脚部12がレインフォース部3の車幅方向端部に緊密に
当接するため、ブラケット8の回転を阻止し、ボルト1
0の座面13に応力を発生させると共にボルト10のネ
ジ部11にネジの推力が発生し、両者によってネジ部1
1の軸線方向に車幅方向内側から引張力が発生してスピ
ンドル2を固定することができる。
【0021】なお、前記ブラケット8は断面コ字状の,
所謂中空状のものである必要はなく、例えば図3bに示
すように中実のバルク(塊)状のもので構成してもよ
い。そして、このようなバルク状のブラケット8は、機
械加工による削り出しでも、鋳造による成形でもよい
が、何れにしても前記レインフォース部3に当接する面
は緊密に当接する必要があるし、前記ボルト10の座面
13が当接する平面部14は或る程度の精度が必要とな
るので、必要に応じて機械加工を施すのが好ましい。
【0022】次に、本発明のビーム式サスペンションの
スピンドル取付構造の第2実施形態について図4を用い
て説明する。この実施形態でも断面コ字状のブラケット
8を用いるが、前述した第1実施形態に比して、その両
端部,即ち前記両脚部12の長さが長くなっており、ま
たその端部形状も必ずしもレインフォース部3に緊密に
当接する形状にはなっていない。その代わりに、前記レ
インフォース部3の車幅方向内側端部には、前記ブラケ
ット8の脚部12の先端部が緊密に嵌入する溝(凹)部
15が形成されている。従って、この実施形態では、前
記ブラケット8の両脚部12の端部がレインフォース部
3の溝(凹)部15内に嵌入するように前記スピンドル
2の車幅方向内側端部4を跨いで被せ、前記平面部14
の貫通穴9内にボルト10のネジ部11を挿通し、それ
を前記スピンドル2の雌ネジ7に螺合して締付ける。こ
のとき、ボルト10の座面13は前記ブラケット8の平
面部14に緊密に当接すると共に、ブラケット8の両脚
部12がレインフォース部3の車幅方向端部に緊密に当
接するため、ブラケット8の回転を阻止し、ボルト10
の座面13に応力を発生させると共にボルト10のネジ
部11にネジの推力が発生し、両者によってネジ部11
の軸線方向に車幅方向内側から引張力が発生してスピン
ドル2を固定することができる。
【0023】次に、本発明のビーム式サスペンションの
スピンドル取付構造の第3実施形態について図5を用い
て説明する。この実施形態では、前述の第1,第2実施
形態のようにレインフォース部3とボルト10との間に
個別のブラケットを用いない。そして、レインフォース
部3にブラケットと同等の機能を与えるために、以下の
ようにレインフォース部3自体に改良を加えている。ま
ず、レインフォース部3の厚さを増し、スピンドル2の
車幅方向内側端部4を嵌入するための嵌入穴も深くする
が、そのようにしても当該スピンドル2の車幅方向内側
端部4はレインフォース部3の車幅方向内側端部から突
出しないようにする。そして、このスピンドル2の車幅
方向内側端部4が嵌入されているレインフォース部3の
車幅方向内側端部に、適宜機械加工等によりボルト10
の座面13が当接るための平面部17を形成し、この平
面部17から前記嵌入穴にかけて貫通穴16を穿設す
る。そして、前記平面部17の貫通穴16内にボルト1
0のネジ部11を挿通し、それを前記スピンドル2の雌
ネジ7に螺合して締付ける。このとき、ボルト10の座
面13は前記レインフォース部3の平面部17に緊密に
当接するために、ボルト10の座面13に応力を発生さ
せると共にボルト10のネジ部11にネジの推力が発生
し、両者によってネジ部11の軸線方向に車幅方向内側
から引張力が発生してスピンドル2を固定することがで
きる。
【0024】なお、前記実施形態ではマルチリンクビー
ムリヤサスペンションについてのみ詳述したが、本発明
のスピンドル取付構造はあらゆるビーム式サスペンショ
ンに適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のビーム式サスペンションのスピンドル
取付構造をマルチリンクビームサスペンションに展開し
た一例を示す斜視図である。
【図2】図1のスピンドル近傍の詳細説明図であり、
(a)は左後輪の背面図、(b)は右後輪の平面図であ
る。
【図3】本発明のビーム式サスペンションのスピンドル
取付構造の第1実施形態を示す説明図であり、(a)は
斜視図、(b)は異なるブラケット形状の斜視図であ
る。
【図4】本発明のビーム式サスペンションのスピンドル
取付構造の第2実施形態を示す斜視図である。
【図5】本発明のビーム式サスペンションのスピンドル
取付構造の第3実施形態を示す斜視図である。
【図6】従来のビーム式サスペンションのスピンドル取
付構造の一例を示す斜視図である。
【図7】図6のスピンドル取付構造の正面図である。
【図8】従来のビーム式サスペンションのスピンドル取
付構造の他の例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1はビーム 2はスピンドル 3はレインフォース部 4は車幅方向内側端部 5はエンドプレート 6はフランジ部 7は雌ネジ 8はブラケット 9は貫通穴 10はボルト 11はネジ部 12は脚部 13は座面 14は平面部 15は溝(凹)部 16は貫通穴 17は平面部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビーム式サスペンションのビーム端部の
    所定部位に、車軸を構成するスピンドルを取付ける構造
    であって、スピンドルの車幅方向内側端部に雌ネジを形
    成し、このスピンドルの車幅方向内側端部をビーム端部
    の所定部位に差込み、車幅方向内側からボルトのネジ部
    を螺合して締付けることにより、ボルトの座面の応力と
    ネジの推力とからなる引張力でスピンドルを車幅方向内
    側から固定することを特徴とするビーム式サスペンショ
    ンのスピンドル取付構造。
  2. 【請求項2】 ビームの端部に形成されたレインフォー
    ス部に前記スピンドルを取付けるにあたり、レインフォ
    ース部の嵌入穴にスピンドルの車幅方向内側端部を差込
    んだ後、レインフォース部の車幅方向内側端部に突出す
    るスピンドルの車幅方向内側端部の外側に、ボルトの座
    面を受ける平面部が形成され且つレインフォース部の車
    幅方向内側端部に当接するブラケットを被せ、当該ブラ
    ケットに形成されている貫通穴にボルトのネジ部を挿通
    し、それを前記スピンドルの雌ネジに螺合して締付ける
    ことを特徴とする請求項1に記載のビーム式サスペンシ
    ョンのスピンドル取付構造。
  3. 【請求項3】 ビームの端部に形成されたレインフォー
    ス部に前記スピンドルを取付けるにあたり、ボルトの座
    面を受ける平面部が形成され且つレインフォース部とボ
    ルトとの間に介装されるブラケットを用い、レインフォ
    ース部の車幅方向内側端部には前記ブラケットの一部が
    嵌入する凹部を形成し、レインフォース部の嵌入穴にス
    ピンドルの車幅方向内側端部を差込んだ後、前記凹部内
    にブラケットの一部が嵌入するようにして、レインフォ
    ース部の車幅方向内側端部に突出するスピンドルの車幅
    方向内側端部の外側にブラケットを被せ、当該ブラケッ
    トに形成されている貫通穴にボルトのネジ部を挿通し、
    それを前記スピンドルの雌ネジに螺合して締付けること
    を特徴とする請求項1に記載のビーム式サスペンション
    のスピンドル取付構造。
  4. 【請求項4】 ビームの端部に形成されたレインフォー
    ス部に前記スピンドルを取付けるにあたり、レインフォ
    ース部の車幅方向内側端部にボルトの座面が当接する平
    面部と、スピンドルの車幅方向内側端部が嵌入される嵌
    入穴から前記平面部に貫通する貫通穴とを形成し、前記
    嵌入穴にスピンドルの車幅方向内側端部を差込んだ後、
    前記貫通穴にボルトのネジ部を挿通し、それを前記スピ
    ンドルの雌ネジに螺合して締付けることを特徴とする請
    求項1に記載のビーム式サスペンションのスピンドル取
    付構造。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013071496A (ja) * 2011-09-27 2013-04-22 Daihatsu Motor Co Ltd ドディオン式リアサスペンション
JP2014097769A (ja) * 2012-11-15 2014-05-29 Toyota Motor Corp サスペンション用ビームおよびサスペンション用ビームの製造方法
JP2015137000A (ja) * 2014-01-22 2015-07-30 トヨタ自動車株式会社 車両用サスペンション

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