JPH1087488A - 皮膚疾患治療用外用剤 - Google Patents
皮膚疾患治療用外用剤Info
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- JPH1087488A JPH1087488A JP24357596A JP24357596A JPH1087488A JP H1087488 A JPH1087488 A JP H1087488A JP 24357596 A JP24357596 A JP 24357596A JP 24357596 A JP24357596 A JP 24357596A JP H1087488 A JPH1087488 A JP H1087488A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】皮膚疾患の治療効果が高く、また伸びがよいの
で塗布時に患部に刺激を与えない外用剤を提供する。 【解決手段】ビタミンE及びスクワラン(2重量%〜7
0重量%)を含有し、かつ展延性がスプレッドメーター
法による降伏値で400〜4000dyne/cm2 、
又はちょう度試験法によるちょう度が350〜540×
10-1mmである外用剤。特に軟膏剤。
で塗布時に患部に刺激を与えない外用剤を提供する。 【解決手段】ビタミンE及びスクワラン(2重量%〜7
0重量%)を含有し、かつ展延性がスプレッドメーター
法による降伏値で400〜4000dyne/cm2 、
又はちょう度試験法によるちょう度が350〜540×
10-1mmである外用剤。特に軟膏剤。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、皮膚疾患治療用外
用剤に関する。
用剤に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、皮膚疾患の治療、特にアトピ
ー性皮膚炎や接触性皮膚炎、乾癬等の難治性皮膚疾患の
治療に、副腎皮質ホルモンを含有する外用剤が広く用い
られており、その薬理効果が高いことが知られている
(月刊薬事;26,8,55,1984 )。そして特開昭62−14
9620号公報には副腎皮質ホルモンを主たる有効成分
とした外用剤が開示されている。
ー性皮膚炎や接触性皮膚炎、乾癬等の難治性皮膚疾患の
治療に、副腎皮質ホルモンを含有する外用剤が広く用い
られており、その薬理効果が高いことが知られている
(月刊薬事;26,8,55,1984 )。そして特開昭62−14
9620号公報には副腎皮質ホルモンを主たる有効成分
とした外用剤が開示されている。
【0003】しかしながら副腎皮質ホルモン外用剤は、
その適用部位に対し、易感染性の亢進、皮膚の菲薄化、
血管壁の脆弱化、毛胞脂腺系の異常活性化といった副作
用を惹起する恐れがある上に、経皮吸収された薬剤が全
身性の副作用を起こす可能性があり、その使用量には細
心の注意が必要とされる。このため日本薬局方において
は、代表的な副腎皮質ホルモンであるデキサメタゾン及
びプレドニゾロンに対して、その使用濃度の上限が外用
剤中の0.1〜0.5重量%程度に規制されている。
その適用部位に対し、易感染性の亢進、皮膚の菲薄化、
血管壁の脆弱化、毛胞脂腺系の異常活性化といった副作
用を惹起する恐れがある上に、経皮吸収された薬剤が全
身性の副作用を起こす可能性があり、その使用量には細
心の注意が必要とされる。このため日本薬局方において
は、代表的な副腎皮質ホルモンであるデキサメタゾン及
びプレドニゾロンに対して、その使用濃度の上限が外用
剤中の0.1〜0.5重量%程度に規制されている。
【0004】一方、副作用の少ない皮膚疾患治療用外用
剤としては、非ステロイド性抗炎症剤や抗ヒスタミン剤
等からなる外用剤があるが、上述のような難治性皮膚疾
患に対しては副腎皮質ホルモンを含むものに比べるとそ
の効果は極めて弱い(新薬と治療;25,298,41,1984 )。
剤としては、非ステロイド性抗炎症剤や抗ヒスタミン剤
等からなる外用剤があるが、上述のような難治性皮膚疾
患に対しては副腎皮質ホルモンを含むものに比べるとそ
の効果は極めて弱い(新薬と治療;25,298,41,1984 )。
【0005】これらの問題を解決するために、本発明者
らはこれまでにビタミンE及びスクワランを含有する皮
膚疾患治療用外用剤が上述のような難治性皮膚疾患に対
して有効であることを見出した。しかしながら、難治性
皮膚疾患においては、硬い軟膏ではのびが悪いため、塗
布により患部に刺激が加わり症状が悪化するおそれがあ
る。
らはこれまでにビタミンE及びスクワランを含有する皮
膚疾患治療用外用剤が上述のような難治性皮膚疾患に対
して有効であることを見出した。しかしながら、難治性
皮膚疾患においては、硬い軟膏ではのびが悪いため、塗
布により患部に刺激が加わり症状が悪化するおそれがあ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点を
解決するものであり、その目的は、副腎皮質ホルモンを
有効成分とする外用剤と同等以上の効果を有し、かつ延
びがよく塗布しやすい皮膚疾患治療用外用剤を提供する
ことである。
解決するものであり、その目的は、副腎皮質ホルモンを
有効成分とする外用剤と同等以上の効果を有し、かつ延
びがよく塗布しやすい皮膚疾患治療用外用剤を提供する
ことである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の皮膚疾患治療用
外用剤は、ビタミンE及びスクワランを含有する。
外用剤は、ビタミンE及びスクワランを含有する。
【0008】上記ビタミンEとは、トコフェロール(ビ
タミンE)及びその誘導体をいい、日本薬局方に収載さ
れているものとしては、例えば、dl−α−トコフェロ
ール、酢酸トコフェロール(ビタミンE酢酸エステ
ル)、コハク酸トコフェロール(ビタミンEコハク酸エ
ステル)等が挙げられる。日本薬局方収載外のものとし
ては、例えば、α−トコフェロール、β−トコフェロー
ル、γ−トコフェロール、δ−トコフェロール、ニコチ
ン酸トコフェロール(ビタミンEニコチン酸エステ
ル)、リン酸トコフェロール(ビタミンEリン酸エステ
ル)等が挙げられる。
タミンE)及びその誘導体をいい、日本薬局方に収載さ
れているものとしては、例えば、dl−α−トコフェロ
ール、酢酸トコフェロール(ビタミンE酢酸エステ
ル)、コハク酸トコフェロール(ビタミンEコハク酸エ
ステル)等が挙げられる。日本薬局方収載外のものとし
ては、例えば、α−トコフェロール、β−トコフェロー
ル、γ−トコフェロール、δ−トコフェロール、ニコチ
ン酸トコフェロール(ビタミンEニコチン酸エステ
ル)、リン酸トコフェロール(ビタミンEリン酸エステ
ル)等が挙げられる。
【0009】上記スクワランとは、深海産の魚類、特
に、サメ類の肝油中、あるいは植物油、例えばオリーブ
油、コメヌカ油、小麦胚芽油、ゴマ油、綿実油等に存在
する不飽和炭化水素であるスクワレンを還元してなる物
質である。またイソプレンより合成して得られる合成ス
クワランも含まれる。
に、サメ類の肝油中、あるいは植物油、例えばオリーブ
油、コメヌカ油、小麦胚芽油、ゴマ油、綿実油等に存在
する不飽和炭化水素であるスクワレンを還元してなる物
質である。またイソプレンより合成して得られる合成ス
クワランも含まれる。
【0010】上記ビタミンE及びスクワランは、共に弱
いながら皮膚疾患治療効果を持つが、含有量が少ない場
合は、上述の難治性皮膚疾患に対する治療効果が弱く、
多すぎると基剤によっては剤型の保持が困難になる。従
って、外用剤中の含有量は、ビタミンEは2重量%を越
え70重量%以下が好ましく、より好ましくは5重量%
を越え60重量%以下、さらに好ましくは10〜50重
量%であり、スクワランは2重量%以上70重量%以下
が好ましく、より好ましくは5重量%以上60重量%以
下、さらに好ましくは10〜50重量%である。従っ
て、外用剤中の含有量の特に好ましい組み合わせは、ビ
タミンE10〜50重量%及びスクワラン10〜50重
量%である。
いながら皮膚疾患治療効果を持つが、含有量が少ない場
合は、上述の難治性皮膚疾患に対する治療効果が弱く、
多すぎると基剤によっては剤型の保持が困難になる。従
って、外用剤中の含有量は、ビタミンEは2重量%を越
え70重量%以下が好ましく、より好ましくは5重量%
を越え60重量%以下、さらに好ましくは10〜50重
量%であり、スクワランは2重量%以上70重量%以下
が好ましく、より好ましくは5重量%以上60重量%以
下、さらに好ましくは10〜50重量%である。従っ
て、外用剤中の含有量の特に好ましい組み合わせは、ビ
タミンE10〜50重量%及びスクワラン10〜50重
量%である。
【0011】本発明の外用剤は、硬すぎると塗布する際
の伸びが悪く患部に刺激を与えるおそれがあり、柔らか
すぎると外用剤としての剤型を保持しにくいので、展延
性がスプレッドメーター法による降伏値で400〜40
00dyne/cm2 であり、好ましくは1000〜3
000dyne/cm2 である。本発明において上記展
延性とは外用剤の延びを示し、また上記降伏値とは、J
IS K 5101の流動特性試験のスプレッドメータ
ー法に準じて、外用剤の25℃における最大広がり径を
測定し、下記式(高野正彦,病院薬学;8,3,175
−181,1982)により算出した値である。なお式
中、Yは降伏値(dyne/cm2)、Gは平行板重量
(g)、Vは試料の量(cm3)、Dは25℃における試
料の最大広がり径(cm)を表す。 Y=19960・GV/(πD3)
の伸びが悪く患部に刺激を与えるおそれがあり、柔らか
すぎると外用剤としての剤型を保持しにくいので、展延
性がスプレッドメーター法による降伏値で400〜40
00dyne/cm2 であり、好ましくは1000〜3
000dyne/cm2 である。本発明において上記展
延性とは外用剤の延びを示し、また上記降伏値とは、J
IS K 5101の流動特性試験のスプレッドメータ
ー法に準じて、外用剤の25℃における最大広がり径を
測定し、下記式(高野正彦,病院薬学;8,3,175
−181,1982)により算出した値である。なお式
中、Yは降伏値(dyne/cm2)、Gは平行板重量
(g)、Vは試料の量(cm3)、Dは25℃における試
料の最大広がり径(cm)を表す。 Y=19960・GV/(πD3)
【0012】また本発明の外用剤は、同様に硬すぎると
塗布する際の伸びが悪く患部に刺激を与えるおそれがあ
り、柔らかすぎると外用剤としての剤型を保持しにくい
ので、ちょう度試験法によるちょう度が350〜540
×10-1mmであり、好ましくは400〜500×10
-1mmである。本発明において上記ちょう度とは外用剤
の硬さを示し、JIS K 2220のちょう度試験法
による不混和ちょう度を、宮崎順一らの方法(薬剤学;
20,1,42−46,1960)により得られるペネ
トロメーターの針入度として測定した値である。
塗布する際の伸びが悪く患部に刺激を与えるおそれがあ
り、柔らかすぎると外用剤としての剤型を保持しにくい
ので、ちょう度試験法によるちょう度が350〜540
×10-1mmであり、好ましくは400〜500×10
-1mmである。本発明において上記ちょう度とは外用剤
の硬さを示し、JIS K 2220のちょう度試験法
による不混和ちょう度を、宮崎順一らの方法(薬剤学;
20,1,42−46,1960)により得られるペネ
トロメーターの針入度として測定した値である。
【0013】本発明の外用剤の剤型は、例えば、基剤中
に上記薬物を溶解または混合分散させてクリーム状、ペ
ースト状、ジェリー状、ゲル状等の形状になされたもの
(軟膏剤、クリーム剤等)が挙げられ、特に軟膏剤が好
ましい。
に上記薬物を溶解または混合分散させてクリーム状、ペ
ースト状、ジェリー状、ゲル状等の形状になされたもの
(軟膏剤、クリーム剤等)が挙げられ、特に軟膏剤が好
ましい。
【0014】上記基剤としては、薬学的に許容しうるも
のであればよく、軟膏剤、クリーム剤等の基剤として従
来公知のものを用いることができ、例えば、脂肪;オリ
ーブ油、カカオ油、ゴマ油、ダイズ油、ツバキ油、ラッ
カセイ油、牛油、豚油、豚油等の油脂類;ラノリン、ワ
セリン、パラフィン、ミツロウ等のロウ類;樹脂;プラ
スティック;プロピレングリコール、ポリエチレングリ
コール等のグリコール類;セチルアルコール、ステアリ
ルアルコール等の高級アルコール;グリセリン;水;非
イオン性界面活性剤、イオン性界面活性剤等の乳化剤;
ゼラチン、アラビアゴム、トラガント、メチルセルロー
ス、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセ
ルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ポリビニル
アルコール、ポリビニルピロリドン、カルボキシビニル
ポリマー、プルロニックス等の懸濁化剤などが挙げられ
る。
のであればよく、軟膏剤、クリーム剤等の基剤として従
来公知のものを用いることができ、例えば、脂肪;オリ
ーブ油、カカオ油、ゴマ油、ダイズ油、ツバキ油、ラッ
カセイ油、牛油、豚油、豚油等の油脂類;ラノリン、ワ
セリン、パラフィン、ミツロウ等のロウ類;樹脂;プラ
スティック;プロピレングリコール、ポリエチレングリ
コール等のグリコール類;セチルアルコール、ステアリ
ルアルコール等の高級アルコール;グリセリン;水;非
イオン性界面活性剤、イオン性界面活性剤等の乳化剤;
ゼラチン、アラビアゴム、トラガント、メチルセルロー
ス、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセ
ルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ポリビニル
アルコール、ポリビニルピロリドン、カルボキシビニル
ポリマー、プルロニックス等の懸濁化剤などが挙げられ
る。
【0015】さらに必要に応じて、ミリスチン酸イソプ
ロピル、中鎖脂肪酸トリグリセリド、オレイン酸、エタ
ノール、D−ソルビトール等の溶解剤;BHT、EDT
A、没食子酸エステル等の安定化剤;安息香酸類、ソル
ビン酸類、パラオキシ安息香酸エステル等の防腐・殺菌
剤;水酸化ナトリウム、塩酸、希塩酸等のpH調節剤な
どを添加してもよい。
ロピル、中鎖脂肪酸トリグリセリド、オレイン酸、エタ
ノール、D−ソルビトール等の溶解剤;BHT、EDT
A、没食子酸エステル等の安定化剤;安息香酸類、ソル
ビン酸類、パラオキシ安息香酸エステル等の防腐・殺菌
剤;水酸化ナトリウム、塩酸、希塩酸等のpH調節剤な
どを添加してもよい。
【0016】本発明の皮膚疾患治療用外用剤の使用量
は、疾患の種類や症状の程度、患部の大きさ等によって
異なるが、外用剤の量として、1日当たり好ましくは
0.01〜10gであり、これを1回又は適当な回数に
分けて患部に適用する。
は、疾患の種類や症状の程度、患部の大きさ等によって
異なるが、外用剤の量として、1日当たり好ましくは
0.01〜10gであり、これを1回又は適当な回数に
分けて患部に適用する。
【0017】本発明の外用剤の治療対象となる疾患とし
ては、例えば、肌荒れ、かぶれ、あせも、ただれ、しも
やけ、おむつかぶれ、アトピー性皮膚炎、接触性皮膚
炎、脂漏性皮膚炎、ヴィダール苔癬、貨幣状湿疹、主婦
湿疹、日光皮膚炎、虫刺症、皮膚掻痒症、痒疹、薬疹、
中毒疹、乾癬、類乾癬、掌蹠膿疱症、偏平苔癬、光沢苔
癬、毛孔性紅色粃糖症、ジベル薔薇色粃糖症、紅斑症、
紅皮症、円板状紅斑性狼瘡、全身性紅斑性狼瘡、天疱
瘡、類天疱瘡、ジューリング疱疹状皮膚炎、尋常性白
斑、サルコイドーシス、皮膚アミロイドーシス、ケロイ
ド、肥厚性瘢痕、創傷、褥創及び皮膚潰瘍等が挙げられ
る。
ては、例えば、肌荒れ、かぶれ、あせも、ただれ、しも
やけ、おむつかぶれ、アトピー性皮膚炎、接触性皮膚
炎、脂漏性皮膚炎、ヴィダール苔癬、貨幣状湿疹、主婦
湿疹、日光皮膚炎、虫刺症、皮膚掻痒症、痒疹、薬疹、
中毒疹、乾癬、類乾癬、掌蹠膿疱症、偏平苔癬、光沢苔
癬、毛孔性紅色粃糖症、ジベル薔薇色粃糖症、紅斑症、
紅皮症、円板状紅斑性狼瘡、全身性紅斑性狼瘡、天疱
瘡、類天疱瘡、ジューリング疱疹状皮膚炎、尋常性白
斑、サルコイドーシス、皮膚アミロイドーシス、ケロイ
ド、肥厚性瘢痕、創傷、褥創及び皮膚潰瘍等が挙げられ
る。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例を説明す
る。 (実施例1) プラスチベース(大正製薬社製) 72(重量部) 酢酸トコフェロール(和光純薬社製) 3 スクワラン(和光純薬社製) 25 上記成分を、全体が均一になるように、よく混練して油
性軟膏剤を調製した。
る。 (実施例1) プラスチベース(大正製薬社製) 72(重量部) 酢酸トコフェロール(和光純薬社製) 3 スクワラン(和光純薬社製) 25 上記成分を、全体が均一になるように、よく混練して油
性軟膏剤を調製した。
【0019】(実施例2) プラスチベース 62(重量部) 酢酸トコフェロール 13 スクワラン 25 上記成分を、全体が均一になるように、よく混練して油
性軟膏剤を調製した。
性軟膏剤を調製した。
【0020】(実施例3) プラスチベース 35(重量部) 酢酸トコフェロール 55 スクワラン 10 上記成分を、全体が均一になるように、よく混練して油
性軟膏剤を調製した。
性軟膏剤を調製した。
【0021】(実施例4) プラスチベース 72(重量部) 酢酸トコフェロール 25 スクワラン 3 上記成分を、全体が均一になるように、よく混練して油
性軟膏剤を調製した。
性軟膏剤を調製した。
【0022】(実施例5) プラスチベース 62(重量部) 酢酸トコフェロール 25 スクワラン 13 上記成分を、全体が均一になるように、よく混練して油
性軟膏剤を調製した。
性軟膏剤を調製した。
【0023】(実施例6) プラスチベース 35(重量部) 酢酸トコフェロール 10 スクワラン 55 上記成分を、全体が均一になるように、よく混練して油
性軟膏剤を調製した。
性軟膏剤を調製した。
【0024】(実施例7) 酢酸トコフェロール 20(重量部) スクワラン 10 ステアリン酸(ナカライテスク社製) 2 ステアリルアルコール(ナカライテスク社製) 7 ミリスチン酸イソプロピル(日本油脂社製) 7 オクチルドデカノール(ヘンケル社製) 6 ポリオキシエチレンセチルエーテル(日光ケミカル社製) 3 親油性モノステアリン酸グリセリン(日本油脂社製) 2 プロピレングリコール(和光純薬社製) 5 精製水 38 上記成分のうち、酢酸トコフェロール、スクワラン、ス
テアリン酸、ステアリルアルコール及びミリスチン酸イ
ソプロピルを加熱して溶解混合した後、その他の成分を
添加し、乳化してクリーム剤を調製した。
テアリン酸、ステアリルアルコール及びミリスチン酸イ
ソプロピルを加熱して溶解混合した後、その他の成分を
添加し、乳化してクリーム剤を調製した。
【0025】(実施例8) 酢酸トコフェロール 10(重量部) スクワラン 20 ミツロウ(アストラジャパン社製) 6 セタノール(川研ファインケミカル社製) 5 還元ラノリン(CRODA社製) 8 ミリスチン酸イソプロピル 7 脂肪酸グリセリン(ヘンケル社製) 4 親油性モノステアリン酸グリセリン 2 ポリオキシエチレンソルビタンラウリル酸エステル(日光ケミカル社製) 2 プロピレングリコール 5 精製水 31 上記成分のうち、酢酸トコフェロール、スクワラン、ミ
ツロウ、セタノール、還元ラノリン、ミリスチン酸イソ
プロピル、脂肪酸グリセリン及び親油性モノステアリン
酸グリセリンを加熱して溶解混合した後、その他の成分
を添加し、乳化してクリーム剤を調製した。
ツロウ、セタノール、還元ラノリン、ミリスチン酸イソ
プロピル、脂肪酸グリセリン及び親油性モノステアリン
酸グリセリンを加熱して溶解混合した後、その他の成分
を添加し、乳化してクリーム剤を調製した。
【0026】(実施例9) 酢酸トコフェロール 20(重量部) スクワラン 10 セバシン酸ジエチル(和光純薬社製) 15 モノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン(日光ケミカル社製) 1 カルボキシビニルポリマー4%水溶液(日光ケミカル社製) 10 トリエタノールアミン2%水溶液(ナカライテスク社製) 4 精製水 40 上記成分を、全体が均一になるように、よく混練してゲ
ル剤を調製した。
ル剤を調製した。
【0027】(実施例10) 酢酸トコフェロール 10(重量部) スクワラン 20 ステアリルアルコール 25 ステアリン酸 5 ポリエチレングリコール(和光純薬社製) 40 上記成分を、全体が均一になるように、よく混練してゲ
ル剤を調製した。
ル剤を調製した。
【0028】(比較例1) 白色ワセリン(丸石製薬社製) 80(重量部) 酢酸トコフェロール 10 スクワラン 10 上記成分を、全体が均一になるように、よく混練して油
性軟膏剤を調製した。
性軟膏剤を調製した。
【0029】(比較例2) プラスチベース 98(重量部) 酢酸トコフェロール 1 スクワラン 1 上記成分を、全体が均一になるように、よく混練して油
性軟膏剤を調製した。
性軟膏剤を調製した。
【0030】(比較例3) 白色ワセリン 99.5(重量部) プレドニゾロン(和光純薬社製) 0.5 上記成分を、全体が均一になるように、よく混練して油
性軟膏剤を調製した。
性軟膏剤を調製した。
【0031】上記で得られた外用剤を供試剤として以下
の試験を行った。なお試験はn=5で行い、得られた結
果はその平均値である。
の試験を行った。なお試験はn=5で行い、得られた結
果はその平均値である。
【0032】〔試験例1〕TPA誘発マウス表皮細胞増
殖性モデルに対する作用効果 T.G.O’Brienの方法(Canser Reserch;35,16
62-1670,1975)に準じて行った。6週齡ddy系マウス
の左耳介に30μg/mlのTPA(12−O−テトラ
デカノイルホルボール−13−アセテート、シグマ社
製)のアセトン溶液を20μl塗布し、よく乾燥させ
た。次いで上記実施例及び比較例で得られた供試剤の
0.1gを、TPA塗布部位に適用した。塗布6時間後
に、ダイアルシックネスゲージを用いて耳介厚みを測定
した。コントロールとして、上記供試剤のかわりに基剤
(プラスチベース)のみを同様に適用し、その後同様の
操作を行って耳介厚みを測定した。上記のコントロール
適用部位の耳介厚み(A)及び供試剤適用部位の耳介厚
み(B)の測定結果から、下記式により耳介浮腫抑制率
を算出した。結果を表1に示す。 耳介浮腫抑制率(%)={(A−B)/A}×100
殖性モデルに対する作用効果 T.G.O’Brienの方法(Canser Reserch;35,16
62-1670,1975)に準じて行った。6週齡ddy系マウス
の左耳介に30μg/mlのTPA(12−O−テトラ
デカノイルホルボール−13−アセテート、シグマ社
製)のアセトン溶液を20μl塗布し、よく乾燥させ
た。次いで上記実施例及び比較例で得られた供試剤の
0.1gを、TPA塗布部位に適用した。塗布6時間後
に、ダイアルシックネスゲージを用いて耳介厚みを測定
した。コントロールとして、上記供試剤のかわりに基剤
(プラスチベース)のみを同様に適用し、その後同様の
操作を行って耳介厚みを測定した。上記のコントロール
適用部位の耳介厚み(A)及び供試剤適用部位の耳介厚
み(B)の測定結果から、下記式により耳介浮腫抑制率
を算出した。結果を表1に示す。 耳介浮腫抑制率(%)={(A−B)/A}×100
【0033】〔試験例2〕展延性の測定 JIS K 5101の流動特性試験のスプレッドメー
ター法に準じて、最大広がり径を測定した。25℃の環
境下において、スプレッドメーター(離合社製)の目盛
板の試料孔に、上記実施例及び比較例で得られた供試剤
を間隙のないように満たし、へらで表面が目盛板と同一
平面になるようにした。試料孔の底面が目盛板と同一平
面になるように、試料孔の底を押し上げ、供試剤の広が
りが止まったときの広がり径を読み取り、最大広がり径
とした。次いで高野正彦らの方法(病院薬学;8,3,
175−181,1982)に準じて、上記最大広がり
径の数値と下記式により、降伏値を算出した。結果を表
1に示す。 降伏値(dyne/cm2)=19960・GV/(πD
3) なお式中、Gは平行板重量(115g)、Vは試料の量
(0.5cm3)、Dは25℃における試料の最大広がり
径(cm)を表す。
ター法に準じて、最大広がり径を測定した。25℃の環
境下において、スプレッドメーター(離合社製)の目盛
板の試料孔に、上記実施例及び比較例で得られた供試剤
を間隙のないように満たし、へらで表面が目盛板と同一
平面になるようにした。試料孔の底面が目盛板と同一平
面になるように、試料孔の底を押し上げ、供試剤の広が
りが止まったときの広がり径を読み取り、最大広がり径
とした。次いで高野正彦らの方法(病院薬学;8,3,
175−181,1982)に準じて、上記最大広がり
径の数値と下記式により、降伏値を算出した。結果を表
1に示す。 降伏値(dyne/cm2)=19960・GV/(πD
3) なお式中、Gは平行板重量(115g)、Vは試料の量
(0.5cm3)、Dは25℃における試料の最大広がり
径(cm)を表す。
【0034】〔試験例3〕ちょう度の測定 JIS K 2220のちょう度試験法に準じて、不混
和ちょう度を測定した。25℃の環境下において、ちょ
う度試験器(益田理化工業社製)の試験容器(内径約1
00mm、深さ65mm)に、上記実施例及び比較例で
得られた供試剤を間隙のないように満たし、へらで表面
を平らにした。この試料容器を25℃になるまで恒温水
浴に浸した後、容器を取り出し円錐の先端を試料容器の
中心部の試料の表面に接触させた。次いでホルダーを圧
して円錐を自重により5秒間試料中に貫入させ、貫入測
定用のラックを静かに止まるところまで下げて目盛板の
示度を読み取り、10-1mm単位の値をちょう度とし
た。結果を表1に示す。
和ちょう度を測定した。25℃の環境下において、ちょ
う度試験器(益田理化工業社製)の試験容器(内径約1
00mm、深さ65mm)に、上記実施例及び比較例で
得られた供試剤を間隙のないように満たし、へらで表面
を平らにした。この試料容器を25℃になるまで恒温水
浴に浸した後、容器を取り出し円錐の先端を試料容器の
中心部の試料の表面に接触させた。次いでホルダーを圧
して円錐を自重により5秒間試料中に貫入させ、貫入測
定用のラックを静かに止まるところまで下げて目盛板の
示度を読み取り、10-1mm単位の値をちょう度とし
た。結果を表1に示す。
【0035】〔試験例4〕官能試験による使用感の評価 上記実施例及び比較例で得られた供試剤について、5人
のヒト皮膚に塗布し、その使用感について下記の基準に
従って評価し、平均値を求めた。結果を表1に示す。 0:非常に硬く、塗布の際、指先に抵抗を感じるほど延
びが悪い 1:軟らかく、塗布の際、延びは良いが指先にわずかに
抵抗を感じる 2:非常に軟らかく、塗布の際、指先に抵抗を感じずに
延びる
のヒト皮膚に塗布し、その使用感について下記の基準に
従って評価し、平均値を求めた。結果を表1に示す。 0:非常に硬く、塗布の際、指先に抵抗を感じるほど延
びが悪い 1:軟らかく、塗布の際、延びは良いが指先にわずかに
抵抗を感じる 2:非常に軟らかく、塗布の際、指先に抵抗を感じずに
延びる
【0036】表1中の「VE」は酢酸トコフェロール、
「SQ」はスクワラン、「PR」はプレドニゾロンをそ
れぞれ表す。
「SQ」はスクワラン、「PR」はプレドニゾロンをそ
れぞれ表す。
【0037】
【表1】
【0038】
【発明の効果】本発明の皮膚疾患治療用外用剤は、上述
の通りであり、副腎皮質ホルモンを有効成分とする外用
剤と比べて、同等以上の治療効果を有し、しかも延びが
良いので塗布の際に患部に与える刺激が少ない。従っ
て、各種皮膚疾患の治療に有効な外用剤が得られる。
の通りであり、副腎皮質ホルモンを有効成分とする外用
剤と比べて、同等以上の治療効果を有し、しかも延びが
良いので塗布の際に患部に与える刺激が少ない。従っ
て、各種皮膚疾患の治療に有効な外用剤が得られる。
Claims (4)
- 【請求項1】ビタミンE及びスクワランを含有する外用
剤であって、かつ展延性がスプレッドメーター法による
降伏値で400〜4000dyne/cm2であること
を特徴とする皮膚疾患治療用外用剤。 - 【請求項2】ビタミンE及びスクワランを含有する外用
剤であって、かつちょう度試験法によるちょう度が35
0〜540×10-1mmであることを特徴とする皮膚疾
患治療用外用剤。 - 【請求項3】ビタミンEの含有量が2重量%を越え70
重量%以下、スクワランの含有量が2重量%以上70重
量%以下である請求項1又は2記載の皮膚疾患治療用外
用剤。 - 【請求項4】外用剤が軟膏剤である請求項1、2又は3
記載の皮膚疾患治療用外用剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24357596A JPH1087488A (ja) | 1996-09-13 | 1996-09-13 | 皮膚疾患治療用外用剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24357596A JPH1087488A (ja) | 1996-09-13 | 1996-09-13 | 皮膚疾患治療用外用剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1087488A true JPH1087488A (ja) | 1998-04-07 |
Family
ID=17105877
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24357596A Pending JPH1087488A (ja) | 1996-09-13 | 1996-09-13 | 皮膚疾患治療用外用剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1087488A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006518359A (ja) * | 2003-02-20 | 2006-08-10 | ブザン アンテルナスィヨナル ベルジーク | 経皮または経粘膜投与用の医薬組成物 |
| US9125816B2 (en) | 2000-08-30 | 2015-09-08 | Besins Healthcare Inc. | Pharmaceutical composition and method for treating hypogonadism |
-
1996
- 1996-09-13 JP JP24357596A patent/JPH1087488A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9125816B2 (en) | 2000-08-30 | 2015-09-08 | Besins Healthcare Inc. | Pharmaceutical composition and method for treating hypogonadism |
| US9132089B2 (en) | 2000-08-30 | 2015-09-15 | Besins Healthcare Inc. | Pharmaceutical composition and method for treating hypogonadism |
| JP2006518359A (ja) * | 2003-02-20 | 2006-08-10 | ブザン アンテルナスィヨナル ベルジーク | 経皮または経粘膜投与用の医薬組成物 |
| JP4925103B2 (ja) * | 2003-02-20 | 2012-04-25 | ブザン ヘルスケア ルクセンブルグ エスアーエールエル | 経皮または経粘膜投与用の医薬組成物 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20050202 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050622 |