JPH1087601A - 3−スルホプロピルベタイン類の製造方法 - Google Patents

3−スルホプロピルベタイン類の製造方法

Info

Publication number
JPH1087601A
JPH1087601A JP8242827A JP24282796A JPH1087601A JP H1087601 A JPH1087601 A JP H1087601A JP 8242827 A JP8242827 A JP 8242827A JP 24282796 A JP24282796 A JP 24282796A JP H1087601 A JPH1087601 A JP H1087601A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tertiary amine
reaction
group
carbon atoms
general formula
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8242827A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshimasa Oonishi
敏聖 大西
Tamaki Tojo
環 東條
Takayuki Morita
貴之 森田
Yoshi Yamamoto
嘉 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nagase Kasei Kogyo KK
Original Assignee
Nagase Kasei Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nagase Kasei Kogyo KK filed Critical Nagase Kasei Kogyo KK
Priority to JP8242827A priority Critical patent/JPH1087601A/ja
Publication of JPH1087601A publication Critical patent/JPH1087601A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pyridine Compounds (AREA)
  • Detergent Compositions (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】第3級アミンと1,3−ジハロゲン化プロパンと
を反応させて四級アンモニウム化合物とし、これに亜硫
酸塩を作用させて簡単な設備により工業的に安全容易に
高収率で3−スルホプロピルベタイン類を製造する方法
を提供する。 【解決手段】一般式I R≡N (I) (Rは第3級アミン残基を示す。)の第3級アミンと、
一般式II X−CH2CH2CH2−Cl (II) (Xは臭素又はヨウ素を示す。)の直鎖状1,3−ジハロ
ゲン化プロパンとを反応させ、反応生成物を亜硫酸塩、
亜硫酸水素塩又はピロ亜硫酸塩からなる硫黄の酸素酸塩
と反応させる一般式III R≡N+−CH2CH2CH2−SO3 - (III) の3−スルホプロピルベタイン類の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】スルホプロピルベタイン類
は、適当な処方下において適度な粘度を有し、低温にお
ける洗浄力にすぐれ、酸化条件下においても保存安定性
にもすぐれているところから、トイレタリー、化粧品、
金属洗浄等の分野において、洗浄剤、清浄剤、漂白剤の
成分として広く用いられており、更に、プラスチック成
形材料用の静電防止剤、フイルム、織布等の被覆剤や、
このほか、乳化剤等としても用いられている。
【0002】
【従来の技術】西独特許第2409412号に記載され
ているように、第3級アミンにプロパンサルトンを開環
反応させ、第3級アミンのスルホン化と第4級化とを同
時に行なうことによって、スルホプロピルベタイン類を
製造する方法は、既に知られている。しかしながら、プ
ロパンサルトンは、非常に強い発癌性を有することが知
られているので、上記方法は、スルホプロピルベタイン
類の工業的製造には不適当である。
【0003】他方、特開平2−160757号公報に記
載されているように、第3級アミンにハロアルキルスル
ホン酸塩類を反応させて、対応するスルホベタイン類を
製造する方法も提案されている。実際には、上記ハロア
ルキルスルホン酸塩類として、エピクロロヒドリンと炭
酸水素ナトリウムとの反応によって得られる3−クロロ
−2−ヒドロキシプロパンスルホン酸ナトリウムが用い
られており、従って、スルホ−2−ヒドロキシプロピル
トリアルキルアンモニウムベタイン類が製造されている
にすぎない。
【0004】そこで、この反応において、3−クロロ−
2−ヒドロキシプロパンスルホン酸ナトリウムに代え
て、3−クロロプロパンスルホン酸ナトリウムを用いれ
ば、3−スルホプロピルベタイン類を得ることができる
と予想される。3−クロロプロパンスルホン酸ナトリウ
ムは、例えば、J. Amer. Chem. Soc., 82 (1960) 1988
に記載されているように、1−ブロモ−3−クロロプロ
パンと亜硫酸ナトリウムとをエタノール/水(容量比3
/1)混合溶媒中で反応させることによって得ることが
できるが、しかし、この方法によれば、収率も低く、ま
た、生成物の分離や精製が工業的に容易でなく、従っ
て、第3級アミンに3−クロロプロパンスルホン酸ナト
リウムを反応させる方法は、3−スルホプロピルベタイ
ン類の製造のための方法としては、製造費用及び製造工
程のいずれの点からも、工業的には採用し難いものであ
る。
【0005】更に、特開昭57−53456号公報に
は、トリアルキルアリルアンモニウム塩類と亜硫酸水素
塩類をその水溶液か、又はアルコール/水混合溶液中、
鉄(II)、銅(II)又はMn(II)イオン触媒の存在下
に反応させて、スルホベタイン類を製造する方法におい
て、上記溶液中に空気を吹き込みつつ、反応を行なわせ
ることによって、トリアルキルアリルアンモニウム塩類
の3位置に反マルコウニコウ的に亜硫酸根を選択的に導
入する方法が提案されている。
【0006】しかし、この方法においても、反応を水溶
液中で行なうとき、反応の進行に伴って、反応混合物が
非常に高粘度となるので、反応混合物の取扱いが困難で
あり、他方、イソプロパノール/水混合溶液のようなア
ルコール/水混合溶液中で反応を行なうときは、加熱攪
拌下に溶液中に継続的に酸素を送り込むことが必要であ
るが、この場合、反応混合物の泡立ちが激しく、反応装
置内の有効容積が著しく少なくなり、生産性が悪いうえ
に、反応の選択性も低い。更に、この方法は、工業生産
のための設備面からみれば、反応容器に空気を吹き込む
ための付属設備が必要であるので、設備が嵩ばり、ま
た、費用もかかるので、不利である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の3−
スルホプロピルベタイン類の製造における上述したよう
な種々の問題を解決するためになされたものであって、
プロパンサルトンを原料として用いることなく、第3級
アミンと1,3−ジハロゲン化プロパンとの反応によって
対応する第4級アンモニウム化合物とし、これに亜硫酸
塩を作用させることによって、簡単な設備を用いて、工
業的に安全に容易に且つ高収率にて3−スルホプロピル
ベタイン類を製造する方法を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、一般式
(I) R≡N (I) (式中、Rは第3級アミン残基を示す。)で表わされる
第3級アミンと、一般式(II) X−CH2CH2CH2−Cl (II) (式中、Xは臭素原子又はヨウ素原子を示す。)で表わ
される直鎖状1,3−ジハロゲン化プロパンとを反応さ
せ、次いで、得られた反応生成物を亜硫酸塩、亜硫酸水
素塩及びピロ亜硫酸塩から選ばれる硫黄の酸素酸塩と反
応させることを特徴とする一般式 R≡N+−CH2CH2CH2−SO3 - (III) で表わされる3−スルホプロピルベタイン類の製造方法
が提供される。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の方法において、出発原料
として用いる第3級アミンは、前記一般式(I)で表わ
されるが、好ましくは、一般式(IV)
【0010】
【化4】
【0011】(式中、R1は炭素数6〜28のアルキル
基、炭素数6〜28のシクロアルキル基若しくはシクロ
アルキルアルキル基、ベンジル基又は炭素数2又は3の
ヒドロキシアルキル基を示し、R2及びR3はそれぞれ独立
して炭素数1〜3のアルキル基又は炭素数2又は3のヒ
ドロキシアルキル基を示す。)で表わされる第3級アミ
ンであるか、一般式(V)
【0012】
【化5】
【0013】(式中、R4は水素、炭素数1又は2のアル
キル基、ヒドロキシル基又はベンジル基を示す。)で表
わされる第3級アミンであるか、又は一般式(VI)
【0014】
【化6】
【0015】(式中、R5は水素又は炭素数1〜3のアル
キル基を示し、Zは酸素原子又はメチレン基を示す。)
で表わされる第3級アミンである。
【0016】上記一般式(IV)で表わされる第3級アミ
ンにおいて、アルキル基としては、例えば、ヘキシル、
ヘプチル、オクチル、ノニル、デシル、ウンデシル、ド
デシル、トリデシル、テトラデシル、ペンタデシル、ヘ
キサデシル、ヘプタデシル、オクタデシル、ノナデシ
ル、エイコシル基等を挙げることができる。シクロアル
キル基としては、代表的にはシクロヘキシル基を、ま
た、シクロアルキルアルキル基としては、代表的にはシ
クロヘキシルメチル基を挙げることができる。炭素数1
〜3のアルキル基としては、メチル、エチル又はプロピ
ル基を挙げることができる。ヒドロキシアルキル基とし
ては、例えば、ヒドロキシエチル又はヒドロキシプロピ
ル基を挙げることができる。
【0017】従って、一般式(IV)で表わされる第3級
アミンの好ましい具体例として、例えば、N,N−ジメ
チル−N−ステアリルアミン、N,N−ジメチル−N−
n−オクチルアミン、N,N−ジメチル−N−シクロヘ
キシルアミン、トリエタノールアミン、トリプロパノー
ルアミン等を挙げることができる。
【0018】前記一般式(V)で表わされる第3級アミ
ンとしては、例えば、ピリジン、2−メチルピリジン、
2−エチルピリジン、4−メチルピリジン、4−エチル
ピリジン、2,6−ジメチルピリジン、2−ヒドロキシピ
リジン、4−ヒドロキシピリジン、2−ベンジルピリジ
ン、4−ベンジルピリジン等を挙げることができる。
【0019】また、前記一般式(VI)で表わされる第3
級アミンとしては、例えば、1−メチルモルホリン、1
−エチルモルホリン、1−プロピルモルホリン、1−メ
チルピペリジン、1−エチルピペリジン、1−プロピル
ピペリジン等を挙げることができる。
【0020】本発明の方法によれば、前記一般式(I)
で表わされる第3級アミンと前記一般式(II)で表わさ
れる直鎖状1,3−ジハロゲン化プロパンとを反応させ
て、次の一般式(VII) 〔R≡N+−CH2CH2CH2−Cl〕X- (VII) で表わされる対応する第4級アンモニウム化合物を生成
させる。
【0021】ここに、本発明の方法によれば、上記1,3
−ジハロゲン化プロパンとして、1−クロロ−3−ヨー
ドプロパン又は1−ブロモ−3−クロロプロパンが用い
られる。上述したように、第3級アミンとの反応におい
ては、ハロゲンイオンXが第4級窒素に対する対イオン
を形成する。
【0022】このような第3級アミンと1,3−ジハロゲ
ン化プロパンとの反応において、1,3−ジハロゲン化プ
ロパンは、第3級アミンに対して過剰に反応させること
が必要である。即ち、1,3−ジハロゲン化プロパンは、
第3級アミン1モル部に対して、通常、1.1〜10モル
部、好ましくは、2〜3モル部の範囲で用いられる。こ
のように、本発明の方法によれば、末端ハロゲン原子が
その反応性が相互に相違する1,3−ジハロゲン化プロパ
ンの少過剰量を第3級アミンに反応させることによっ
て、例えば、プロパンの両末端に第4級窒素が結合した
ビス(第4級アンモニウム)化合物のような好ましくな
い副生物の生成を抑えて、目的とする第4級アンモニウ
ム化合物を収率よく得ることができ、延いては、目的と
する3−スルホプロピルベタイン類を得ることができ
る。
【0023】本発明の方法においては、第3級アミンと
1,3−ジハロゲン化プロパンとの反応には、必要に応じ
て、反応溶剤が用いられる。反応溶剤としては、脂肪族
アルコール、脂肪族ケトン又は芳香族炭化水素が好まし
く、具体的には、例えば、メタノール、エタノール、n
−プロパノール、イソプロパノール、n−ブタノール、
t−ブタノール、n−ペンタノール、n−ヘキサノー
ル、2−エチルヘキサノール等の脂肪族アルコール、ア
セトン、メチルエチルケトン等の脂肪族ケトン、トルエ
ン、キシレン等の芳香族炭化水素が用いられる。
【0024】反応温度は、特に、限定されるものではな
いが、通常、0〜80℃、好ましくは、30〜50℃の
範囲であり、反応時間は、通常、24時間以内、好まし
くは、12〜18時間程度である。
【0025】本発明の方法によれば、第3級アミンと1,
3−ジハロゲン化プロパンとを反応させ、得られた反応
混合物から過剰の1,3−ジハロゲン化プロパンと反応溶
剤とを減圧下に留去し、生成した第4級アンモニウム化
合物を反応系から取り出すことなく、かくして、得られ
た濃縮残渣を反応溶剤に溶解させ、これに水と共に前記
硫黄の酸素酸塩を加え、反応させることによって、目的
とする3−スルホプロピルベタイン類を得ることができ
る。
【0026】しかし、必要に応じて、第3級アミンと1,
3−ジハロゲン化プロパンとを反応させ、得られた反応
混合物から第4級アンモニウム化合物を分離し、必要に
応じて、精製したうえで、これを反応溶剤に溶解させ、
更に、これに水と前記硫黄の酸素酸塩を加え、反応させ
ることによっても、目的とする3−スルホプロピルベタ
イン類を得ることができる。
【0027】第4級アンモニウム化合物を反応混合物か
ら取り出すには、反応混合物を濃縮し、得られた濃縮残
渣を適宜の有機溶剤に、必要に応じて加熱して、溶解さ
せ、不溶性固体(特に、無機ナトリウム塩類)を除去し
た後、濃縮するか、冷却すれば、第4級アンモニウム化
合物の精製品を得ることができる。上記有機溶剤として
は、例えば、アセトンのようなケトンか、又はイソプロ
パノールのようなアルコールが好ましく用いられる。必
要ならば、これよの溶剤から更に再結晶すれば、一層の
精製品を得ることができる。
【0028】このようにして生成した第4級アンモニウ
ム化合物と前記硫黄の酸素酸塩との反応は、通常、反応
溶剤中にて行なわれる。反応溶剤としては、第3級アミ
ンと1,3−ジハロゲン化プロパンとの反応におけるもの
と同じでよく、通常、アルコール/水混合物が好ましく
用いられる。
【0029】本発明においては、硫黄の酸素酸塩として
は、亜硫酸塩、亜硫酸水素塩又はピロ亜硫酸塩が用いら
れ、特に、ナトリウム塩が好ましく用いられる。以下、
これらを単に亜硫酸塩ということがある。これら亜硫酸
塩は、第4級アンモニウム化合物の1当量部に対して、
通常、1.1〜6等量部、好ましくは、1.5〜2等量部の
範囲で用いられる。
【0030】第4級アンモニウム化合物と亜硫酸塩との
反応温度は、特に、限定されるものではないが、通常、
30〜105℃の範囲であり、好ましくは、60〜80
℃の範囲であり、反応時間は、通常、1〜72時間の範
囲であり、好ましくは、6〜12時間の範囲である。
【0031】第4級アンモニウム化合物と亜硫酸塩との
反応の終了後、例えば、反応混合物を水洗して、無機塩
類を水層に除去し、更に、共沸によって有機層中の水分
を除去しつつ、目的とする3−スルホプロピルベタイン
類が辛うじて流動性を有する程度にまで、有機層を濃縮
し、次いで、このような濃縮残渣に、これを急激に冷却
しないように、目的とする3−スルホプロピルベタイン
類を溶解する有機溶剤を徐々に加え、この後、再度、加
熱還流させ、均一な溶液を得た後、冷却し、再結晶すれ
ば、目的とする3−スルホプロピルベタイン類の精製品
を得ることができる。
【0032】別の方法として、第4級アンモニウム化合
物と亜硫酸塩との反応の終了後、例えば、反応混合物を
そのまま濃縮して、反応溶剤を除去し、無機塩類を含む
粘稠な濃縮残渣を得、この状態にて、目的とする3−ス
ルホプロピルベタイン類を溶解する有機溶剤を加えて、
3−スルホプロピルベタイン類を抽出し、冷却し、再結
晶すれば、目的とする3−スルホプロピルベタイン類の
精製品を得ることができる。
【0033】いずれの方法においても、目的とする3−
スルホプロピルベタイン類を溶解する有機溶剤、即ち、
再結晶溶剤としては、特に、限定されるものではない
が、通常、アセトン又はイソプロパノールが好ましく用
いられる。
【0034】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明を説明するが、
本発明はこれら実施例により何ら限定されるものではな
い。
【0035】実施例1 (N,N−ジメチル−N−ステアリル−N−(3−スル
ホプロピル)アンモニウムベタインの製造)攪拌機、冷
却管及び温度計を備えた三つ口フラスコにn−ブタノー
ル100g、N,N−ジメチル−N−ステアリルアミン
94.0g(0.3モル)と1−ブロモ−3−クロロプロパ
ン94.5g(0.6モル)を仕込み、温度を40〜50℃
の範囲に保持しつつ、24時間反応させた後、n−ブタ
ノールと過剰の1−ブロモ−3−クロロプロパンを減圧
留去した。
【0036】得られた濃縮残渣にn−ブタノール10
g、水100g及びピロ亜硫酸ナトリウム45g(0.2
25モル)を加えて、80〜85℃で8時間反応させ
た。反応後、得られた反応混合物にn−ブタノールを加
え、水洗した後、n−ブタノール層を濃縮し、この後、
得られた濃縮物にアセトンを徐々に加えながら冷却し
て、結晶を得、これを乾燥して、白色結晶120.0g
(収率95%)を得た。
【0037】実施例2 (N,N−ジメチル−N−n−オクチル−N−(3−ス
ルホプロピル)アンモニウムベタインの製造)攪拌機、
冷却管及び温度計を備えた三つ口フラスコに2−エチル
ヘキサノール100g、N,N−ジメチル−N−n−オ
クチルアミン49.7g(0.3モル)及び1−ブロモ−3
−クロロプロパン94.5g(0.6モル)を仕込み、温度
を40〜50℃の範囲に保持しつつ、24時間反応させ
た後、過剰の1−ブロモ−3−クロロプロパンを減圧留
去し、これを回収した。
【0038】得られた反応混合物に水100gと亜硫酸
ナトリウム57.5g(0.45モル)を加えて、80〜8
5℃で8時間反応させた。反応後、得られた反応混合物
を水洗し、2−エチルヘキサノールを留去して濃縮し、
得られた濃縮物にアセトンを徐々に加えながら冷却し
て、結晶を得、これを乾燥して、白色結晶78.3g(収
率93%)を得た。
【0039】実施例3 (N,N−ジメチル−N−シクロヘキシル−N−(3−
スルホプロピル)アンモニウムベタインの製造)攪拌
機、冷却管及び温度計を備えた三つ口フラスコにイソプ
ロパノール100g、N,N−ジメチル−N−シクロヘ
キシルアミン38.6g(0.3モル)及び1−クロロ−3
−ヨードプロパン122.7g(0.6モル)を仕込み、温
度を30〜40℃の範囲に保持しつつ、24時間反応さ
せた後、イソプロパノールと過剰の1−クロロ−3−ヨ
ードプロパンを減圧留去した。
【0040】得られた濃縮残渣にアセトンを加え 加熱
して、溶解させ、不溶性の固体を除去し、冷却して、
N,N−ジメチル−N−シクロヘキシル−N−(3−ク
ロロプロピル)アンモニウムベタインヨウ素を白色結晶
として濾取した。上記白色結晶をn−ブタノール10g
に溶解させ、これに水100gと亜硫酸ナトリウム57.
5g(0.45モル)を加えて、60〜65℃で12時間
反応させた。反応後、反応混合物にn−ブタノールを加
え、水洗、分液し、n−ブタノール層を濃縮し、得られ
た濃縮物にアセトンを徐々に加えながら冷却して、結晶
を得、これを乾燥して、白色結晶70.3g(収率94
%)を得た。
【0041】実施例4 (1−(3−スルホプロピル)−ピリジニウムベタイン
の製造)攪拌機、冷却管及び温度計を備えた三つ口フラ
スコにイソプロパノール100g、ピリジン24.0g
(0.3モル)及び1−ブロモ−3−クロロプロパン11
9g(0.75モル)を仕込み、温度を40〜50℃の範
囲に保持しつつ、24時間反応させた後、イソプロパノ
ールと過剰の1−ブロモ−3−クロロプロパンを減圧留
去した。
【0042】得られた濃縮残渣に水100gと亜硫酸ナ
トリウム57.5g(0.45モル)を加え、80〜85℃
で12時間反応させた。反応後、得られた反応混合物を
濃縮し、無機ナトリウム塩を含む粘稠な濃縮残渣を得
た。この濃縮残渣にイソプロパノールを加え、加熱下に
抽出し、この抽出液を冷却して、結晶を得た。この結晶
を乾燥して、白色結晶48.3g(収率80%)を得た。
【0043】実施例5 (4−メチル−1−(3−スルホプロピル)ピリジニウ
ムベタインの製造)攪拌機、冷却管及び温度計を備えた
三つ口フラスコにイソプロパノール100g、4−ピコ
リン28.5g(0.3モル)及び1−ヨード−3−クロロ
プロパン153.3g(0.75モル)を仕込み、温度を3
0〜40℃の範囲に保持しつつ、24時間反応させた。
反応の終了後、イソプロパノールと過剰の1−ヨード−
3−クロロプロパンを減圧留去した。
【0044】得られた反応混合物に水100gと亜硫酸
ナトリウム57.5g(0.45モル)を加え、80〜85
℃で18時間反応させた。反応後、得られた反応混合物
を濃縮し、無機ナトリウム塩を含む粘稠な濃縮残渣を得
た。この濃縮残渣にアセトンを加え、加熱下に抽出し、
この抽出液を冷却して、結晶を得、これを乾燥して、白
色結晶53.2g(収率82%)を得た。
【0045】実施例6 (4−ベンジル−1−(3−スルホプロピル)ピリジニ
ウムベタインの製造)攪拌機、冷却管及び温度計を備え
た三つ口フラスコにイソプロパノール100g、4−ベ
ンジルピリジン51.0g(0.3モル)及び1−ブロモ−
3−クロロプロパン119.0g(0.75モル)を仕込
み、温度を30〜40℃の範囲に保持しつつ、24時間
反応させた。反応の終了後、イソプロパノールと過剰の
1−ブロモ−3−クロロプロパンを減圧留去した。
【0046】得られた反応混合物に水100gと亜硫酸
ナトリウム57.5g(0.45モル)を加え、80〜85
℃で18時間反応させた。反応後、得られた反応混合物
を濃縮し、無機ナトリウム塩を含む粘稠な濃縮残渣を得
た。この濃縮残渣にイソプロパノールを加え、加熱下に
抽出し、この抽出液を冷却して、結晶を得、これを乾燥
して、白色結晶81.3g(収率93%)を得た。
【0047】実施例7 (N−エチル−N−モルホリノ−N−(3−スルホプロ
ピル)アンモニウムベタインの製造)攪拌機、冷却管及
び温度計を備えた三つ口フラスコにn−ブタノール10
0g、1−エチルモルホリン34.9g(0.3モル)及び
1−ブロモ−3−クロロプロパン94.5g(0.6モル)
を仕込み、温度を40〜50℃の範囲に保持しつつ、2
4時間反応させた。反応の終了後、n−ブタノールと過
剰の1−ブロモ−3−クロロプロパンを減圧留去した。
【0048】得られた反応混合物に水100gと亜硫酸
ナトリウム57.5g(0.45モル)を加え、60〜65
℃で6時間反応させた。反応後、得られた反応混合物を
濃縮し、無機ナトリウム塩を含む粘稠な濃縮残渣を得
た。この濃縮残渣にイソプロパノールを加え、加熱下に
抽出し、この抽出液を冷却して、結晶を得、これを乾燥
して、白色結晶66.2g(収率93%)を得た。
【0049】融点:250℃(分解) 元素分析(%): 理論値 C: 45.55; H: 8.08; N: 5.91; O: 26.98; S: 13.48 実験値 C: 45.57; H: 8.09; N: 5.94; O: 26.97; S: 13.45 赤外線吸収スペクトル(cm-1):1150〜1250
(SO3-13 C−核磁気共鳴スペクトル(TMSを基準物質とする
ケミカルシフト(ppm):
【0050】
【化7】
【0051】実施例8 (N−エチル−N−ピペリジノ−N−(3−スルホプロ
ピル)アンモニウムベタインの製造)攪拌機、冷却管及
び温度計を備えた三つ口フラスコにn−ブタノール10
0g、1−エチルピペリジン34.3g(0.3モル)及び
1−ブロモ−3−クロロプロパン94.5g(0.6モル)
を仕込み、温度を40〜50℃の範囲に保持しつつ、2
4時間反応させた。反応の終了後、n−ブタノールと過
剰の1−ブロモ−3−クロロプロパンを減圧留去した。
【0052】得られた反応混合物にイソプロパノール1
5g、水100g及び亜硫酸ナトリウム59.6g(0.4
5モル)を加え、60〜65℃で6時間反応させた。反
応後、得られた反応混合物を濃縮し、無機ナトリウム塩
を含む粘稠な濃縮残渣を得た。この濃縮残渣にイソプロ
パノールを加え、加熱下に抽出し、この抽出液を冷却し
て結晶を得、これを乾燥して、白色結晶63.4g(収率
90%)を得た。
【0053】融点:206.3℃ 元素分析(%): 理論値 C: 51.04; H: 9.00; N: 5.96; O: 20.41; S: 13.60 実験値 C: 51.08; H: 9.01; N: 5.98; O: 20.40; S: 13.58 赤外線吸収スペクトル(cm-1):1150〜1200
(SO3-13 C−核磁気共鳴スペクトル(TMSを基準物質とする
ケミカルシフト(ppm):
【0054】
【化8】
【0055】
【発明の効果】以上のように、本発明の方法によれば、
プロパンサルトンを原料として用いることなく、第3級
アミンと1,3−ジハロゲン化プロパンとの反応によって
容易に高収率にて3−スルホプロピルベタイン類を製造
することができる。用いる原料の安全性及び所要設備の
簡単さ等から、本発明の方法は、3−スルホプロピルベ
タイン類の工業的な製造に好適である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 嘉 大阪市西区新町1丁目1番17号 ナガセ化 成工業株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式(I) R≡N (I) (式中、Rは第3級アミン残基を示す。)で表わされる
    第3級アミンと、一般式(II) X−CH2CH2CH2−Cl (II) (式中、Xは臭素原子又はヨウ素原子を示す。)で表わ
    される直鎖状1,3−ジハロゲン化プロパンとを反応さ
    せ、次いで、得られた反応生成物を亜硫酸塩、亜硫酸水
    素塩及びピロ亜硫酸塩から選ばれる硫黄の酸素酸塩と反
    応させることを特徴とする一般式 R≡N+−CH2CH2CH2−SO3 - (III) で表わされる3−スルホプロピルベタイン類の製造方
    法。
  2. 【請求項2】第3級アミンが一般式(IV) 【化1】 (式中、R1は炭素数6〜28のアルキル基、炭素数6〜
    28のシクロアルキル基若しくはシクロアルキルアルキ
    ル基、ベンジル基又は炭素数2又は3のヒドロキシアル
    キル基を示し、R2及びR3はそれぞれ独立して炭素数1〜
    3のアルキル基又は炭素数2又は3のヒドロキシアルキ
    ル基を示す。)で表わされる第3級アミンである請求項
    1に記載の3−スルホプロピルベタイン類の製造方法。
  3. 【請求項3】第3級アミンが一般式(V) 【化2】 (式中、R4は水素、炭素数1又は2のアルキル基、ヒド
    ロキシル基又はベンジル基を示す。)で表わされる第3
    級アミンである請求項1に記載の3−スルホプロピルベ
    タイン類の製造方法。
  4. 【請求項4】第3級アミンが一般式(VI) 【化3】 (式中、R5は水素又は炭素数1〜3のアルキル基を示
    し、Zは酸素原子又はメチレン基を示す。)で表わされ
    る第3級アミンである請求項1に記載の3−スルホプロ
    ピルベタイン類の製造方法。
  5. 【請求項5】1,3−ジハロゲン化プロパンが1−クロロ
    −3−ヨードプロパン又は1−ブロモ−3−クロロプロ
    パンである請求項1に記載の3−スルホプロピルベタイ
    ン類の製造方法。
  6. 【請求項6】硫黄の酸素酸塩がナトリウム塩である請求
    項1に記載の3−スルホプロピルベタイン類の製造方
    法。
JP8242827A 1996-09-13 1996-09-13 3−スルホプロピルベタイン類の製造方法 Pending JPH1087601A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8242827A JPH1087601A (ja) 1996-09-13 1996-09-13 3−スルホプロピルベタイン類の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8242827A JPH1087601A (ja) 1996-09-13 1996-09-13 3−スルホプロピルベタイン類の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1087601A true JPH1087601A (ja) 1998-04-07

Family

ID=17094889

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8242827A Pending JPH1087601A (ja) 1996-09-13 1996-09-13 3−スルホプロピルベタイン類の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1087601A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001085678A1 (de) * 2000-05-10 2001-11-15 Raschig Gmbh VERFAHREN ZUR HERSTELLUNG VON φ-AMINOALKANSULFONSÄUREN
CN1081903C (zh) * 1996-06-12 2002-04-03 宝酒造株式会社 食品或饮料
DE102012110156A1 (de) * 2012-10-24 2014-04-24 Karlsruher Institut für Technologie Verfahren zur Herstellung von zwitterionischen Monomeren sowie die Verwendung dieser Monomere
JP2014084477A (ja) * 2012-10-19 2014-05-12 Shimizu:Kk 非シアン銅‐錫合金めっき浴
WO2018174111A1 (ja) 2017-03-24 2018-09-27 ナガセケムテックス株式会社 スルホベタイン基含有反応性化合物、その重合体、及び重合体の製造方法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1081903C (zh) * 1996-06-12 2002-04-03 宝酒造株式会社 食品或饮料
WO2001085678A1 (de) * 2000-05-10 2001-11-15 Raschig Gmbh VERFAHREN ZUR HERSTELLUNG VON φ-AMINOALKANSULFONSÄUREN
JP2014084477A (ja) * 2012-10-19 2014-05-12 Shimizu:Kk 非シアン銅‐錫合金めっき浴
DE102012110156A1 (de) * 2012-10-24 2014-04-24 Karlsruher Institut für Technologie Verfahren zur Herstellung von zwitterionischen Monomeren sowie die Verwendung dieser Monomere
WO2014064146A1 (de) 2012-10-24 2014-05-01 Karlsruher Institut für Technologie Verfahren zur herstellung von zwitterionischen monomeren sowie die verwendung dieser monomere
DE102012110156B4 (de) * 2012-10-24 2016-12-22 Karlsruher Institut für Technologie Verfahren zur Herstellung von zwitterionischen Monomeren sowie die Verwendung dieser Monomere
WO2018174111A1 (ja) 2017-03-24 2018-09-27 ナガセケムテックス株式会社 スルホベタイン基含有反応性化合物、その重合体、及び重合体の製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH1087601A (ja) 3−スルホプロピルベタイン類の製造方法
JP4750337B2 (ja) スルホン酸エステルの製造方法
EP0645365B1 (en) Process for producing 2-fluoroisobutyric acid or ester thereof
KR100551926B1 (ko) 시로스타졸의 제조 방법
US4504665A (en) Process for producing chloronicotinic acid compounds
JP4468699B2 (ja) スルホニル基を有するイミド有機溶液の処理方法
EP0259663B1 (en) Process for producing tetrafluorophihalic acid
JP7587215B2 (ja) 化合物の製造、その新しい塩形態および治療的使用
US3365480A (en) Nitrogen-containing thiolsulfonates
CA1135268A (en) Synthesis of 2-¬1-(2,5-dimethylphenyl) ethylsulfonyl|pyridine-1-oxide herbicide and intermediates therefor
JPH03106860A (ja) スルホフェニル炭酸エステルの製法
JPH05500813A (ja) アルキル―〔3クロロフェニル〕―スルホンの製造方法
US3285930A (en) Isothiazoles
JPH04346969A (ja) スルフェートベタインの製法
JP3067786B2 (ja) 有機過酸塩の製造方法
JPS5840546B2 (ja) 2− ベンズイミダゾ−ルカルバミンサンアルキルエステルノ セイゾウホウ
JPH0416462B2 (ja)
SE441182B (sv) Forfarande for framstellning av halogenacetamider genom omsettning av n-halogenalkylacylamider med alkoholer
JPH05310646A (ja) ジ−tert−ブチルジカーボネートの製造法
HU201741B (en) Novel process for producing 2,3,5,6-tetrachloro-pyridine
JP2003238500A (ja) 含フッ素3級アミン化合物及び含フッ素4級アンモニウム塩の製造方法
US3687974A (en) Process for the preparation of n-(4-chlorophenylthiomethyl)-phthalimide
JP3799580B2 (ja) N−置換−n−スルホニルアミド類の製造方法
JPH0558988A (ja) スルホベタインの製造法
WO2023156905A1 (en) A process for the preparation of triclopyr-butotyl