JPH1088385A - タングステン合金のメッキ方法 - Google Patents

タングステン合金のメッキ方法

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JPH1088385A
JPH1088385A JP23921196A JP23921196A JPH1088385A JP H1088385 A JPH1088385 A JP H1088385A JP 23921196 A JP23921196 A JP 23921196A JP 23921196 A JP23921196 A JP 23921196A JP H1088385 A JPH1088385 A JP H1088385A
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tungsten
plating
base electrode
ray
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JP23921196A
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Hideo Kato
日出夫 加藤
Hiroshi Maehara
広 前原
Keiko Chiba
啓子 千葉
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、低応力で、使用時の経時変化とプ
ロセス安定性に優れ、さらに表面状状態および精度が優
れた、タングステンを含む合金のメッキ膜を形成する方
法およびこのメッキ方法によって製造されるX線リソグ
ラフィー用マスクおよびモールド成形用型を提供するこ
とを目的とする。 【解決手段】 被メッキ材の表面にメッキ下地電極を形
成する工程と、このメッキ下地電極上に電解メッキ法に
よりタングステンとニッケルの合金、タングステンと鉄
の合金、およびタングステンとコバルトの合金のいずれ
かを析出させる工程とを含む電解メッキ方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電解メッキにより
微細な構造を製造する方法に関し、特にX線リソグラフ
ィー用マスクおよびその製造方法、並びにモールド成形
用型およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、タングステン(W)金属は化
学的に安定で、硬度が高く、熱膨張係数が小さく、融点
が高いために構造材料として注目されている。しかし高
価である上に、加工が難しいために、十分には使われて
いない。タングステンの特性を利用すべく、メッキ法の
表面処理材料としての検討がなされてきたが、W単独金
属膜のウエットプロセス(メッキ法)による成膜は成功
しなかった。唯一成功している例として他の金属との共
析が報告されている。その代表的なものとしてはニッケ
ルとの共析が知られている。
【0003】一方、リソグラフィー技術を用いて材料の
表面を加工する方法が、工業上、特に電子工業の分野に
おいて広く利用されている。この方法によれば同一のパ
ターンの製品を大量に製造できる。
【0004】この際に用いられるマスクとしては、照射
エネルギーが可視光や紫外光の場合にはガラス又は石英
等の透明基板上に銀、クロム等の黒色の不透明パターン
を設けたものが用いられる。
【0005】しかし近年、より微細なパターン形成が求
められ、さらにより短時間でのリソグラフィー加工が求
められるにつれて、照射エネルギー線として電子線、イ
オン線等の粒子線、更にX線が注目される様になった。
エネルギー線として、これらの電子線、イオン線、X線
等を用いる場合、従来の可視光や紫外光の場合にマスク
基板部材として用いられてきたガラスや石英板は、これ
らのエネルギー線を通過させることができないのでマス
クの基板材料として適していない。
【0006】例えばX線を用いるリソグラフィーにおい
ては、例えばシリコン、チッカシリコン、炭化シリコン
等のセラミックス薄膜等の各種の無機薄膜や、ポリイミ
ド、ポリアミド、ポリエステル等の有機高分子薄膜、さ
らにはこれらの積層薄膜等をエネルギー線透過体として
用い、このエネルギー線透過体の上に金、白金、タング
ステン等の金属をエネルギー線吸収体としてパターン状
に形成したものをマスクとして用いている。このマスク
は自己保形性が無いため、適宜の保持体に支持される。
保持体としては通常環状保持基板が用いられる。即ち、
エネルギー線吸収性体のパターンを片面に形成したエネ
ルギー線透過体薄膜の周辺部を、環状保持基板の一端面
に接着し固定することによりマスク構造体が形成されて
いる。
【0007】ところで、このようなマスク構造体を使用
してリソグラフィーを行うには従来はX線源としてパラ
ジウム、ロジウム等の金属ターゲットに電子線を作用さ
せてX線を発生させる所謂管球X線源が主流であった
が、近年シンクロトロンから発生する放射光を利用する
所謂SR(synchrotron radiation)リソグラフィーが
注目されてきている。これによれば、平行なエネルギー
線か得られるので、従来困難であったLIGA(Lithog
raphie Galvanoformung Abformung)プロセスの実現が
可能になる。このことはマイクロマシン実現のためのキ
イテクノジーの一つが解決することを意味している。
【0008】しかし、SRリソグラフィーを採用しよう
とすると、X線の波長が従来(X線源が管球ターゲット
を用いる方式)の4Åから10Åに変わり、照射強度が
二桁以上上昇し、熱の発生が増大する等、従来考えられ
なかった問題が生じるようになった。その一方で、さら
に微細加工が求められており、転写の線幅0.8μmか
ら0.2μm以下への期待が寄せられている。
【0009】これらの問題に対応するために種々の対策
が考えられてきた。エネルギー線透過体としては、例え
ばポリイミド等の有機膜よりも、熱伝導が良く、熱膨張
係数の小さいSi、SiN、SiC等の無機膜を用い、
膜厚も8μmから2μm程度の薄いものを用いるように
なった。X線吸収体に関しても同様に、低熱膨張率、低
応力の材料そしてプロセス安定性等が求められてきてい
る。
【0010】当初のX線リソグラフィー用のマスクパタ
ーンの作成には金(Au)メッキ法が主として採用され
てきたが、近年半導体製造プロセスへの汚染等が問題と
なり、金以外のW、Ta等の重金属をRIE(反応性イ
オンエッチング)ドライプロセスで加工する方法ヘと置
き換わってきている。
【0011】関連学会、文献等でもX線吸収体として今
後採用されて行く材料として有望なものとしてTa、
W、の2種の金属が取り上げられている。しかし、これ
らの金属材料をX線吸収体として使用する場合、従来は
単金属ターゲットを用いた減圧スパッター法による成膜
方法を用いているために、成膜時の異常結晶成長による
表面の荒れ、内部応力による平面性の悪化、位置歪みの
増大等の問題が発生し、精度の高いマスクを製造するこ
とができなかった。
【0012】これらの問題を解決するための試みとし
て、Wを窒化してWNにする方法、Wを合金化したW−
Ti、W−Taを用いる方法、Ta−Bを用いる方法等
が提案されているが、まだ十分ではなかった。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、低応力で、
使用時の経時変化とプロセス安定性に優れ、さらに表面
状態および精度が優れた、タングステンを含む合金のメ
ッキ膜を形成する方法を提供することを目的とする。
【0014】また本発明は、高X線吸収性、低応力、使
用時の経時変化とプロセス安定性に優れ、さらに表面状
態および精度が優れたX線リソグラフィー用マスク、お
よびその製造方法を提供することを、目的とする。
【0015】さらに本発明は、耐熱性、低応力、使用時
の経時変化とプロセス安定性に優れ、さらに表面状態お
よび精度が優れたモールド成形用型およびその製造方法
を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明者は、従来とは異
なった見地から鋭意検討を行った結果、タングステンを
含む合金をメッキ法により形成することでこれらの問題
点を解決できることを見いだし本発明に至った。
【0017】即ち本発明は、被メッキ材の表面にメッキ
下地電極を形成する工程と、このメッキ下地電極上に電
解メッキ法によりタングステンとニッケルの合金、タン
グステンと鉄の合金、およびタングステンとコバルトの
合金のいずれかを析出させる工程を含む電解メッキ方法
に関する。
【0018】本発明のメッキ方法によれば、タングステ
ンとニッケルの合金、タングステンと鉄の合金、および
タングステンとコバルトの合金を電解メッキで形成する
ことにより、タングステンを含む均一な組成の高密度
で、精度の優れたメッキ膜が形成できる。この合金メッ
キ膜は、低結晶性の合金であるため表面性が良く、低熱
膨張係数で内部応力が小さく、高硬度で耐磨耗性に優れ
ているので、使用時の経時変化とプロセス安定性に優れ
ている。さらに、濃硝酸等の酸やアルカリにも耐性があ
り安定である。
【0019】本発明のメッキ方法において、メッキ下地
電極を形成した後に、メッキ下地電極上に所定形状の開
口を有する非導電性物質のパターンを設け、その後に電
解メッキを行うと、この開口部にのみタングステンを含
む合金を析出させることができる。
【0020】非導電性物質としてフォトレジスト、電子
線レジスト等のレジスト材料を用い、パターンを形成す
ると、RIE等の高価な真空加工装置を必要とせず、ウ
ェットプロセスの採用により低温で精度の優れたタング
ステンを含む合金膜を形成できるので、製造コストを大
幅に低減することができる。
【0021】また、本発明はタングステンとニッケルの
合金、タングステンと鉄の合金、およびタングステンと
コバルトの合金のいずれかの合金膜をX線吸収体として
有するX線リソグラフィー用マスクに関する。
【0022】このX線リソグラフィー用マスクは、X線
透過体に前記のメッキ方法を用いて、X線吸収体として
タングステンを含む前記の合金膜を形成することにより
初めて得られたものであり、高X線吸収性、低応力、使
用時の経時変化とプロセス安定性に優れ、さらに表面状
態および精度が優れたX線リソグラフィー用マスクであ
る。本発明のメッキ方法では、半導体デバイスの汚染原
因となる金属を含有しないメッキ液を用いることで、汚
染金属を含まないマスクを容易に製造することができ
る。従って、このX線リソグラフィー用のマスクを半導
体デバイス等の製造の際に用いると、正確なパターンを
形成することが可能であり、半導体デバイスを汚染する
ことがないので、信頼性の高い半導体デバイスを製造で
きる。
【0023】さらに本発明は、タングステンとニッケル
の合金、タングステンと鉄の合金、およびタングステン
とコバルトの合金のいずれかの合金膜を、型の表面に有
するモールド成形用型に関する。
【0024】このモールド成形用型は、母型表面に前記
のメッキ方法を適用して得られるものであり、耐熱性、
低応力、使用時の経時変化とプロセス安定性に優れ、さ
らに表面状態および精度が優れたモールド成形用型であ
る。このモールド成形用型を、ガラス、プラスチック、
金属等のモールド成形加工に用いると、表面状態の良い
成型品を得ることができる。
【0025】本発明のメッキ方法は、これらX線リソグ
ラフィー用マスクやモールド成形用型だけでなく、その
他のメッキ法(エレクトロフォーミング法)で加工成形
される構造体の製造に用いることができる。
【0026】
【発明の実施の形態】本発明ではメッキ液として、 (a)タングステン化合物 (b)ニッケル、鉄およびコバルトのいずれかの化合物 (c)有機酸 (d)アンモニア を含む水溶液を用いる。
【0027】タングステン化合物としては、水溶性の塩
が好ましく、例えばタングステン酸ナトリウム、タング
ステン酸カリウム、タングステン酸アンモニウム、タン
グステン酸マグネシウム等を挙げることができる。この
中でも、タングステン酸ナトリウムおよびタングステン
酸カリウムが好ましい。
【0028】タングステン化合物の含有量は、水100
部(重量部、以下同じ)に対して、1〜10部程度、好
ましくは4〜6部程度である。
【0029】ニッケル、鉄またはコバルトの化合物とし
ては、水溶性の塩が好ましく、例えば硫酸ニッケル、ス
ルファミン酸ニッケル、硫酸鉄、塩化鉄、硫酸コバル
ト、塩化コバルト等を挙げることができる。この中で
も、硫酸塩(水和物を含む)が好ましい。
【0030】ニッケル、鉄またはコバルトの化合物の含
有量は、水100部に対して、0.2〜4部程度、好ま
しくは1〜2部程度である。メッキ液中のタングステン
化合物に対する比率としては、タングステン化合物に対
して、モル比でW:Ni(またはFe、Co)が1:
(0.05〜0.5)程度、好ましくは1:(0.1〜
0.3)程度である。
【0031】有機酸としては、−COOH基と−OH基
の両方を有する化合物が好ましく、例えばリンゴ酸、乳
酸、クエン酸、グルコン酸、サリチル酸、没食子酸、酒
石酸等およびこれらの混合物を挙げることができる。こ
の中でも、リンゴ酸、乳酸、クエン酸、酒石酸、および
これらの混合物が好ましい。さらに、リンゴ酸と乳酸の
混合物を用いると、室温で2週間程度放置しても沈殿物
等の析出もなく保存安定性が極めてよいので最も好まし
い。この場合、リンゴ酸と乳酸の割合は、5:1〜1:
1程度である。
【0032】有機酸の含有量は、水100部に対して、
2〜10部程度、好ましくは4〜8部程度である。
【0033】また、アンモニアの含有量は、アンモニア
(28%)の水溶液の含有量として、水100部に対し
て、1〜10部程度、好ましくは2〜6部程度である。
【0034】このメッキ液は、さらに必要に応じてpH
調整剤、pH緩衝剤、界面活性剤、ピット防止剤等の通
常のメッキ液に用いられる添加剤を含んでいても良い。
【0035】本発明のメッキ条件は、常法に従い適宜選
択することができるが、処理温度が30〜90℃程度、
pHが4〜10程度、電流密度が0.1〜100mA/
cm 2程度が好ましい。
【0036】本発明のメッキ液は、中性の条件をも採用
しうるので、パターン状の合金メッキ膜を形成する際
に、特殊なレジストでなくとも、精度の良い一般に用い
られるノボラック系のアルカリ現像型レジストを用いる
ことができる。
【0037】このようなメッキ液および条件を用いるこ
とにより、タングステンを1〜60wt%、ニッケル、
鉄またはコバルトを99〜40wt%含む合金膜を得る
ことができる。合金膜中のタングステンの含有量は、p
H、液温、アンモニアの量、酸の種類および量を変える
ことで調整することができる。
【0038】このときに用いられる下地電極は、導電性
のものであれば使用できるが、タングステン単体および
タングステンの合金が好ましく、特に、密着性、膜応力
(歪力)、表面性(表面粗さ)の点で、モリブデン、チ
タン、コバルト、ニッケル、スズおよび鉄のいずれかと
タングステンの合金であることが好ましい。
【0039】下地電極は、合金膜を形成する被メッキ材
の表面に蒸着法やスパッター法等で、電極としての導電
性を有する程度の厚さに形成すればよい。厚すぎるとX
線を吸収する場合があるので通常は、0.01〜0.2
μm程度である。
【0040】本発明のX線リソグラフィー用のマスク
は、X線を実用上透過する材料と厚さを有するX線透過
体上に、X線を実用上透過する程度の厚さに下地電極を
形成した後に、上記と同様にしてタングステンを含む合
金膜を所定のパターンに形成することで製造することが
できる。このX線透過体としては、Si、SiN、Si
C等のセラミックス薄膜、またはポリイミド、ポリアミ
ド、ポリエステル等の有機高分子薄膜等を用いることが
できる。しかし、耐熱性や高精度等の本発明の効果をよ
り発揮するためにはSi、SiN、SiC等のセラミッ
クス薄膜が好ましい。
【0041】このX線透過体は、取り扱い等の点から、
適当な保持体(機械的強度の大きい部材)に保持される
ことが好ましい。保持体として例えばシリコン基板を用
いて、その表面にX線透過体を形成すると、メッキ膜形
成後に反対側からエッチングしてX線透過体を露出させ
ることができる。この場合X線透過体としては、例え
ば、SiC膜、SiN膜等を用いることができる。
【0042】合金膜を所定のパターンに形成するには、
下地電極上に、フォトレジスト、電子線レジスト等のレ
ジスト材料を用い、露光、現像し所定形状の開口パター
ンを設けてメッキを行い、開口部分にのみ合金膜を析出
させることで行うことができる。
【0043】また、本発明のモールド成形用型を製造す
るには、まず、型材の表面に前記と同様な方法で下地電
極を形成する。この場合は、X線リソグラフィー用マス
クの場合とは異なり、厚くても問題はないが特にそのよ
うにする必要はない。
【0044】次にこの下地電極上に上記と同様にメッキ
することで表面に、タングステンを含む合金膜を形成す
ることができる。
【0045】
【実施例】次に実施例を示して、より具体的に本発明を
説明する。
【0046】[X線リソグラフィー用マスクの製造] [実施例1] (W−NiのX線マスク) マスクの保持体として直径3インチ、厚さ2mmのSi
基板2を用い、この表側と裏側の両面にCVD成膜法に
より、X線透過体であるSiC膜1を2μm厚で設け
た。Siバックエッチング用のマスクとするために、裏
側のSiC膜に20X20mmの窓4を設けた。
【0047】この基板の表側に、下地電極としてスパッ
ター蒸着法によりWの電極膜3を0.05μm厚で成膜
した[図1]。成膜装置としてはスパッター蒸着装置を
用いた。スパッターターゲットにはWの純度99.99
%を用いた。
【0048】このWの電極膜3を設けた基板にi線用レ
ジスト5を、スピンコート法で0.8μm厚n塗布し
た。所定のプリペークをおこなった後、i線用ステッパ
ー(キャノンFPA−3000−i4)をもちいて線幅
0.35μmのパターンを焼きつけた。現像処理及びリ
ンス処理を行った後、ポストベークを行いレジストパタ
ーンを形成した。
【0049】次に噴流式のメッキ装置[陰極(上部)に
マスク基板、陽極(下部)に白金メッシュ電極]を用い
てマスク基板表面を陽極に向けてセットして、電流密度
2A/dm2で5分間メッキを行い、W−Ni合金膜6
を形成した[図2]。このとき、メッキ液としては、水
100部、タングステン酸ナトリウム6部、硫酸ニッケ
ル1部、リンゴ酸4部、乳酸2部、アンモニア4部の混
合物を用い、pHを7.0に調整し、液温は65℃であ
る。
【0050】メッキされた基板を専用リムーバー液で処
理してレジストを剥離した後、メッキパターンの厚みを
測定したところ0.6μmであった。走査型電子顕微鏡
(SEM)で表面を観察したところ、表面の凹凸が極め
て小さく壁面が垂直な、線幅0.35μmのメッキパタ
ーンであった[図3]。
【0051】このメッキパターンを分析にかけたところ
W:Niの割合が42:58wt%の合金であることが
確認できた。
【0052】次にSi基板の裏面のバックエッチングを
行った。予め前以て設けてあるSiC膜の窓の部分にK
OHの30wt%、110℃溶液を作用させてエッチン
グを行った。なお表面の吸収体パターン部分にエッチン
グ液が作用しないように表面を完全にシールドした。2
mm厚のSi基板をエッチングするのに約6時間要し
た。最後に直径4インチ、厚さ8mmのドーナッツ状の
フレーム板7をエポキシ系接着剤8を用いて接着して、
X線リソグラフィー用マスクを作成した[図4]。
【0053】以下の実施例2〜22では、実施例1にお
いて、X線透過体の膜、メッキ下地電極およびメッキ液
を以下のものを用いた以外は実施例1を繰り返してX線
リソグラフィー用マスクを製造した。メッキ合金膜のパ
ターンは、いずれも表面の凹凸が極めて小さく壁面が垂
直で、パターン線幅0.35μmの精度の良いものであ
った。
【0054】[実施例2] (W−NiのX線マスク) X線透過体の膜:CVD−SiN膜2μm メッキ下地電極:W−Mo(95:5wt%)のスパッ
ター蒸着膜0.04μm厚 メッキ液:W−Niメッキ液;タングステン酸ナトリウ
ム6部、硫酸ニッケル1部、リンゴ酸3部、乳酸3部、
水100部、アンモニア4部、pH7.5、液温は62
℃ メッキされた合金の分析結果:W:Ni=44:56w
t%
【0055】[実施例3] (W−NiのX線マスク) X線透過体の膜:CVD−SiN膜2μm メッキ下地電極:W−Mo(95:5wt%)のスパッ
タ−蒸着膜0.04μm厚 メッキ液:W−Niメッキ液;タングステン酸アンモニ
ウム4部、硫酸ニッケル2部、リンゴ酸2部、乳酸4
部、水100部、アンモニア2部、pH7.2、液温は
60℃ メッキされた合金の分析結果:W:Ni=40:60w
t%
【0056】[実施例4] (W−NiのX線マスク) X線透過体の膜:CVD−SiC膜2μm メッキ下地電極:Niのスパッター蒸着膜0.05μm
厚 メッキ液:W−Niメッキ液;タングステン酸ナトリウ
ム6部、硫酸ニッケル2部、クエン酸6部、水100
部、アンモニア3部、pH7、液温は60℃ メッキされた合金の分析結果:W:Ni=41:59w
t%
【0057】[実施例5] (W−NiのX線マスク) X線透過体の膜:CVD−SiN膜2μm メッキ下地電極:Wのスパッター蒸着膜0.02μm厚 メッキ液:W−Niメッキ液;タングステン酸ナトリウ
ム6部、硫酸ニッケル2部、酒石酸6部、水100部、
アンモニア3部、pH9、液温は65℃ メッキされた合金の分析結果:W:Ni=40:60w
t%
【0058】[実施例6] (W−NiのX線マスク) メッキ液として、実施例4のメッキ液中のクエン酸に代
えてグルコン酸を用いたが、同様に表面状態が良く精度
の高いX線リソグラフィー用マスクを製造することがで
きた。
【0059】[実施例7] (W−NiのX線マスク) メッキ液として、実施例4のメッキ液中のクエン酸に代
えて乳酸、リンゴ酸、およびそれらの混合物を用いた
が、同様に表面状態が良く精度の高いX線リソグラフィ
ー用マスクを製造することができた。
【0060】[実施例8] (W−FeのX線マスク) X線透過体の膜:CVD−SiC膜2μm メッキ下地電極:Wのスパッター蒸着膜0.04μm厚 メッキ液:W−Feメッキ液;水100部、タングステ
ン酸ナトリウム6部、硫酸鉄1部、リンゴ酸4部、乳酸
2部、アンモニア8部、pH8.5、液温65℃メッキ
合金の分析結果:W:Fe=42:58wt%
【0061】[実施例9] (W−FeのX線マスク) X線透過体の膜:CVD−SiN膜2μm メッキ下地電極:W−Mo(95:5wt%)のスパッ
ター蒸着膜0.04μm厚 メッキ液:W−Feメッキ液;タングステン酸ナトリウ
ム6部、硫酸鉄2部、リンゴ酸3部、乳酸3部、水10
0部、アンモニア6部、pH8.2、液温は62℃ メッキ合金の分析結果:W:Fe=42:58wt%
【0062】[実施例10] (W−FeのX線マス
ク) X線透過体の膜:CVD−SiC膜2μm メッキ下地電極:Niのスパッター蒸着膜0.05μm
厚 メッキ液:W−Feメッキ液;水100部、タングステ
ン酸ナトリウム6部、硫酸鉄2部、クエン酸6部、アン
モニア7部、pH8.8、液温62℃ メッキ合金の分析結果:W:Fe=38:62wt%
【0063】[実施例11] (W−FeのX線マス
ク) X線透過体の膜:CVD−SiN膜2μm メッキ下地電極:Wのスパッター蒸着膜0.02μm厚 メッキ液:W−Feメッキ液;水100部、タングステ
ン酸ナトリウム6部、硫酸鉄2部、酒石酸6部、アンモ
ニア8部、pH9、液温65℃ メッキ合金の分析結果:W:Fe=42:58wt%
【0064】[実施例12] (W−FeのX線マス
ク) メッキ液として、実施例10のメッキ液中のクエン酸に
代えてグルコン酸を用いたが、同様に表面状態が良く精
度の高いX線リソグラフィー用マスクを製造することが
できた。
【0065】[実施例13] (W−FeのX線マス
ク) メッキ液として、実施例10のメッキ液中のクエン酸に
代えて乳酸、リンゴ酸、およびそれらの混合物を用いた
が、同様に表面状態が良く精度の高いX線リソグラフィ
ー用マスクを製造することができた。
【0066】[実施例14] (W−CoのX線マス
ク) X線透過体の膜:CVD−SiC膜2μm メッキ下地電極:Wのスパッター蒸着膜0.05μm厚 メッキ液:W−Coメッキ液;水100部、タングステ
ン酸ナトリウム6部、硫酸コバルト2部、リンゴ酸4
部、乳酸2部、アンモニア3部、pH7、液温65℃ メッキ合金の分析結果:W:Co=41:59wt%
【0067】[実施例15] (W−CoのX線マス
ク) X線透過体の膜:CVD−SiN膜2μm メッキ下地電極:W−Mo(95:5wt%)のスパッ
ター蒸着膜0.04μm厚 メッキ液:W−Coメッキ液;タングステン酸ナトリウ
ム6部、硫酸コバルト1部、リンゴ酸3部、乳酸3部、
水100部、アンモニア4部、pH7.5、液温62℃ メッキ合金の分析結果:W:Co=40:60wt%
【0068】[実施例16] (W−CoのX線マス
ク) X線透過体の膜:CVD−SiC膜2μm メッキ下地電極:Niのスパッター蒸着膜0.05μm
厚 メッキ液:W−Coメッキ液;水100部、タングステ
ン酸ナトリウム6部、硫酸コバルト2部、クエン酸6
部、アンモニア4部、pH9、液温60℃ メッキ合金の分析結果:W:Co=41:59wt%
【0069】[実施例17] (W−CoのX線マス
ク) X線透過体の膜:CVD−SiN膜2μm メッキ下地電極:Wのスパッター蒸着膜0.02μm厚 メッキ液:W−Coメッキ液;水100部、タングステ
ン酸ナトリウム6部、硫酸コバルト2部、酒石酸6部、
アンモニア4部、pH9、液温65℃ メッキ合金の分析結果:W:Co=40:60wt%
【0070】[実施例18] (W−CoのX線マス
ク) メッキ液として、実施例16のメッキ液中のクエン酸に
代えてグルコン酸を用いたが、同様に表面状態が良く精
度の高いX線リソグラフィー用マスクを製造することが
できた。
【0071】[実施例19] (W−CoのX線マス
ク) メッキ液として、実施例16のメッキ液中のクエン酸に
代えて乳酸、リンゴ酸、およびそれらの混合物を用いた
が、同様に表面状態が良く精度の高いX線リソグラフィ
ー用マスクを製造することができた。
【0072】[実施例20] (X線マスク) 以上の実施例では、下地電極としてW、W−Moまたは
Niを用いたが、この実施例においては、次のようにW
とTiの合金を用いた。その結果、同様に表面状態が良
く精度の高いX線リソグラフィー用マスクを製造するこ
とができた。 X線透過体の膜:CVD−SiC膜2μm メッキ下地電極:W−Ti(99:1wt%)のスパッ
ター蒸着膜0.05μm厚 メッキ液:W−Feメッキ液;水100部、タングステ
ン酸ナトリウム6部、硫酸鉄2部、グルコン酸6部、ア
ンモニア3部、pH7、液温60℃
【0073】[実施例21] (X線マスク) 下地電極として、次のようにWとCoの合金を用いた
が、同様に表面状態が良く精度の高いX線リソグラフィ
ー用マスクを製造することができた。 X線透過体の膜:CVD−SiC膜2μm メッキ下地電極:W−Co(90:10wt%)のスパ
ッター蒸着膜0.04μm厚 メッキ液:W−Coメッキ液;水100部、タングステ
ン酸ナトリウム6部、硫酸コバルト2部、リンゴ酸4
部、乳酸2部、アンモニア3部、pH7、液温60℃
【0074】[実施例22] (X線マスク) メッキ下地電極として、WとTaの合金、WとFeの合
金、およびWとSnの合金のスパッター蒸着膜を用い
て、他の実施例と同様にしてX線リソグラフィー用マス
クを製造したところ、いずれも同様に表面状態が良く精
度の高いものが得られた。
【0075】[実施例23] (モールド成形用型) ガラスモールド用の鋳型の表面に、下地電極としてスパ
ッター蒸着により0.05μmのW薄膜を形成した。こ
の表面に、実施例1と同様のメッキ液および条件にてW
−Ni合金のメッキ膜を形成した。
【0076】この鋳型を用いてガラスレンズを製造した
ところ、1000℃近い温度にも十分に耐え、ガラスレ
ンズ材料に対して良好な型離れを示した。
【0077】[実施例24] (モールド成形用型) 回折格子の母型の表面に、実施例23と同様にしてW−
Ni合金のメッキ膜を形成した。
【0078】この母型は、ガラス材料に対して良好な型
離れを示し、高品質の回折格子を作成することができ
た。
【0079】[実施例25] (モールド成形用型) プラスチックモールド用の鋳型の表面に、以下の条件で
W−Ni合金のメッキ膜形成した。 メッキ下地電極:W−Mo(95:5wt%)のスパッ
ター蒸着膜0.04μm厚 メッキ液:W−Niメッキ液;タングステン酸ナトリウ
ム6部、硫酸ニッケル1部、リンゴ酸3部、乳酸3部、
水100部、アンモニア4部、pH7.5、液温は62
℃ プラスチックモールド用の鋳型は、300℃近い温度に
も十分に耐え、プラスチックレンズ材料に対しても良好
な型離れを示し高精度のプラスチックレンズを作成する
ことができた。
【0080】[実施例26] (モールド成形用型) ガラスモールド用の鋳型の表面に、以下の条件でW−F
e合金のメッキ膜を形成した。この鋳型を用いてガラス
レンズを製造したところ、1000℃近い温度にも十分
に耐え、ガラスレンズ材料に対して良好な型離れを示し
た。 メッキ下地電極:Wのスパッター蒸着膜0.04μm厚 メッキ液:W−Feメッキ液;水100部、タングステ
ン酸ナトリウム6部、硫酸鉄1部、リンゴ酸4部、乳酸
2部、アンモニア4部、pH7.2、液温65℃ [実施例27] (モールド成形用型) 回折格子の母型の表面に、実施例26と同様にしてW−
Fe合金のメッキ膜を形成した。この母型は、ガラス材
料に対して良好な型離れを示し、高品質の回折格子を作
成することができた。
【0081】[実施例28] (モールド成形用型) プラスチックモールド用の鋳型の表面に、以下の条件で
W−Fe合金のメッキ膜形成した。 メッキ下地電極:W−Mo(95:5wt%)のスパッ
ター蒸着膜0.04μm厚 メッキ液:W−Feメッキ液;タングステン酸ナトリウ
ム6部、硫酸鉄2部、リンゴ酸3部、乳酸3部、水10
0部、アンモニア3部、pH7、液温は62℃ プラスチックモールド用の鋳型は、300℃近い温度に
も十分に耐え、プラスチックレンズ材料に対しても良好
な型離れを示し高精度のプラスチックレンズを作成する
ことができた。
【0082】[実施例29] (X線リソグラフィー用
マスクの使用例1) 実施例1〜22で作成されたX線リソグラフィー用マス
クを用いて、レジストのパターニングを次のように行っ
た。
【0083】先ず、Siウエハーの表面にX線用レジス
ト(SAL−601レジスト SHIPLEY社製)を
スピンコーターを用いて1.2μmの厚さで塗布し、所
定の条件でプリベークした。
【0084】図5のように、このSiウエハー16のレ
ジスト面とマスク15との間隔を30μmギャップに保
ち、SR(synchrotron radiation)光源11とX線ス
テッパー14を用いてステッピング露光を行った。所定
の露光後ベーク(PostExposure Bak
e)を行った後、専用の現像及びリンス液で現像処理を
行った。
【0085】その結果、線幅0.35μm高さ1.2μ
mのネガ型のレジストパターンをSiウエハー上に精度
良く形成できた。
【0086】[実施例30] (X線リソグラフィー用
マスクの使用例2) 実施例1〜22で作成したX線リソグラフィー用マスク
を用いて、例えば次のように半導体デバイスを製造する
ことができる。
【0087】図6は、シリコンウエハーにデバイスを製
造する工程を示したものである。
【0088】ステップ1(酸化)ではウエハーの表面を
酸化させる。ステップ2(CVD)ではウエハー表面に
絶縁膜を形成する。ステップ3では必要に応じて電極な
どを形成する。ステップ4(イオン打込み)ではウエハ
ーにイオンを打込む。ステップ5(レジスト処理)では
ウエハー上にX線レジストを塗布する。ステップ6(露
光)では実施例23と同じようにX線(SR)露光方法
によってX線マスクの回路パターンをウエハー上のレジ
スト膜上に焼付け露光する。ステップ7(現像)では露
光したウエハー上のレジストを現像する。この工程では
予め化学増幅型レジストに特有なPEB(post E
xposure Bake)工程を含む。ステップ8
(エッチング)では現像したレジスト像以外の部分を削
り取る。ステップ9(レジスト剥離)ではエッチングか
済んで不要となったレジストを取り除く。これらのステ
ップを必要に応じて繰り返し行うことによって、ウエハ
ー上に多重に回路パターンが形成される。
【0089】本発明のX線リソグラフィー用マスクを用
いると、従来は製造が難しかった高集積度の半導体デバ
イスを製造することができる。
【0090】
【発明の効果】本発明によれば、低応力で、使用時の経
時変化とプロセス安定性に優れ、さらに表面状態および
精度が優れた、タングステンを含む合金のメッキ膜を形
成することができる。
【0091】また本発明によれば、高X線吸収性、低応
力、使用時の経時変化とプロセス安定性に優れ、さらに
表面状態および精度が優れたX線リソグラフィー用マス
クを提供することができる。
【0092】さらに本発明によれば、耐熱性、低応力、
使用時の経時変化とプロセス安定性に優れ、さらに表面
状態および精度が優れたモールド成形用型を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のX線リソグラフィー用マスクの製造工
程を示す図である。
【図2】本発明のX線リソグラフィー用マスクの製造工
程を示す図である。
【図3】本発明のX線リソグラフィー用マスクの製造工
程を示す図である。
【図4】本発明のX線リソグラフィー用マスクの製造工
程を示す図である。
【図5】本発明のX線リソグラフィー用マスクを用いた
X線露光工程を示す図である。
【図6】シリコンウエハーを用いてデバイスを製造する
工程を示す図である。
【符号の説明】
1 X線透過体(SiC) 2 保持体(Si基板) 3 下地電極(W) 4 バックエッチング用窓 5 レジスト 6 メッキ合金膜(W−Ni) 7 フレーム板 8 エポキシ系接着剤 11 SR光源 12 X線 13 ミラー 14 X線ステッパー 15 マスク 16 Siウエハー

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被メッキ材の表面にメッキ下地電極を形
    成する工程と、 このメッキ下地電極上に電解メッキ法によりタングステ
    ンとニッケルの合金、タングステンと鉄の合金、および
    タングステンとコバルトの合金のいずれかを析出させる
    工程とを含む電解メッキ方法。
  2. 【請求項2】 被メッキ材の表面にメッキ下地電極を形
    成する工程と、 このメッキ下地電極上に所定形状の開口を有する非導電
    性物質のパターンを形成する工程と、 このメッキ下地電極上に電解メッキ法によりタングステ
    ンとニッケルの合金、タングステンと鉄の合金、および
    タングステンとコバルトの合金のいずれかを析出させる
    工程とを含む電解メッキ方法。
  3. 【請求項3】 前記電解メッキ法が、 (a)タングステン化合物 (b)ニッケル、鉄およびコバルトのいずれかの化合物 (c)有機酸 (d)アンモニア を含む水溶液をメッキ液として用いることを特徴とする
    請求項1または2記載の電解メッキ方法。
  4. 【請求項4】 前記有機酸がリンゴ酸および乳酸の混合
    物であることを特徴とする請求項3記載の電解メッキ方
    法。
  5. 【請求項5】 前記下地電極の材料が、モリブデン、チ
    タン、コバルト、ニッケル、スズおよび鉄のいずれかと
    タングステンの合金であることを特徴とする請求項1〜
    4のいずれかに記載の電解メッキ方法。
  6. 【請求項6】 タングステンとニッケルの合金、タング
    ステンと鉄の合金、およびタングステンとコバルトの合
    金のいずれかの合金膜をX線吸収体として有するX線リ
    ソグラフィー用マスク。
  7. 【請求項7】 X線透過体の表面にメッキ下地電極を形
    成する工程と、 このメッキ下地電極上に電解メッキ法によりタングステ
    ンとニッケルの合金、タングステンと鉄の合金、および
    タングステンとコバルトの合金のいずれかを析出させる
    工程とを含む請求項6記載のX線リソグラフィー用マス
    クの製造方法。
  8. 【請求項8】 シリコン基板表面にX線透過体を形成す
    る工程と、 このX線透過体上にメッキ下地電極を形成する工程と、 このメッキ下地電極上に所定形状の開口を有するレジス
    トパターンを形成する工程と、 電解メッキ法によりタングステンとニッケルの合金、タ
    ングステンと鉄の合金、およびタングステンとコバルト
    の合金のいずれかを、前記レジスト開口部分に析出させ
    メッキパターンを形成する工程と、 このメッキパターンの下部のシリコン基板を反対側表面
    から取り除く工程とを含む請求項6記載のX線リソグラ
    フィー用マスクの製造方法。
  9. 【請求項9】 前記電解メッキ法が、 (a)タングステン化合物 (b)ニッケル、鉄およびコバルトのいずれかの化合物 (c)有機酸 (d)アンモニア を含む水溶液をメッキ液として用いることを特徴とする
    請求項7または8に記載のX線リソグラフィー用マスク
    の製造方法。
  10. 【請求項10】 前記有機酸がリンゴ酸および乳酸の混
    合物であることを特徴とする請求項9記載のX線リソグ
    ラフィー用マスクの製造方法。
  11. 【請求項11】 前記下地電極の材料が、モリブデン、
    チタン、コバルト、ニッケル、スズおよび鉄のいずれか
    とタングステンの合金であることを特徴とする請求項7
    〜10のいずれかに記載のX線リソグラフィー用マスク
    の製造方法。
  12. 【請求項12】 タングステンとニッケルの合金、タン
    グステンと鉄の合金、およびタングステンとコバルトの
    合金のいずれかの合金膜を、型の表面に有するモールド
    成形用型。
  13. 【請求項13】 型材の表面にメッキ下地電極を形成す
    る工程と、 このメッキ下地電極上に電解メッキ法によりタングステ
    ンとニッケルの合金、タングステンと鉄の合金、および
    タングステンとコバルトの合金のいずれかを析出させる
    工程とを含む請求項12記載のモールド成形用型の製造
    方法。
  14. 【請求項14】 前記電解メッキ法が、 (a)タングステン化合物 (b)ニッケル、鉄およびコバルトのいずれかの化合物 (c)有機酸 (d)アンモニア を含む水溶液をメッキ液として用いることを特徴とする
    請求項12記載のモールド成形用型の製造方法。
  15. 【請求項15】 前記有機酸がリンゴ酸および乳酸の混
    合物であることを特徴とする請求項14記載のモールド
    成形用型の製造方法。
  16. 【請求項16】 前記下地電極の材料が、モリブデン、
    チタン、コバルト、ニッケル、スズおよび鉄のいずれか
    とタングステンの合金であることを特徴とする請求項1
    3〜15のいずれかに記載のモールド成形用型の製造方
    法。
  17. 【請求項17】 請求項6のX線リソグラフィー用マス
    クを用いることを特徴とするX線リソグラフィー方法。
  18. 【請求項18】 請求項6のX線リソグラフィー用マス
    クを用いるX線リソグラフィー方法による半導体デバイ
    スの製造方法。
  19. 【請求項19】 請求項12のモールド成形用型を用い
    ることを特徴とするモールド方法。
  20. 【請求項20】 (a)タングステン化合物 (b)ニッケル、鉄およびコバルトのいずれかの化合物 (c)リンゴ酸および乳酸の混合物 (d)アンモニア を含む水溶液からなるタングステン合金のメッキ膜形成
    用メッキ液。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005082856A (ja) * 2003-09-08 2005-03-31 Osaka Prefecture ニッケル−モリブデン合金めっき液とそのめっき皮膜及びめっき物品
JP2007092157A (ja) * 2005-09-30 2007-04-12 Univ Waseda 金−コバルト系アモルファス合金めっき皮膜、電気めっき液及び電気めっき方法
US7896061B2 (en) 2005-02-02 2011-03-01 Nomura Plating Co., Ltd. Product having improved zinc erosion resistance
JP2015062212A (ja) * 2013-09-23 2015-04-02 ナショナル シンクロトロン ラディエイション リサーチ センターNational Synchrotron Radiation Research Center X線マスク構造およびその製造方法

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