JPH1089203A - スタータ - Google Patents
スタータInfo
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- JPH1089203A JPH1089203A JP24938596A JP24938596A JPH1089203A JP H1089203 A JPH1089203 A JP H1089203A JP 24938596 A JP24938596 A JP 24938596A JP 24938596 A JP24938596 A JP 24938596A JP H1089203 A JPH1089203 A JP H1089203A
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Abstract
ことなくブラシ等の消耗部品の交換を可能とし、もって
消耗部品の交換に要する工数を低減する。 【解決手段】フロントケース2、センタケース3、ヨー
ク4、リヤキャップ5及びリヤケース6が、順に接合さ
れて機枠体1を形成している。センタケース3をフロン
トケース2に締結固定している支持ボルト26の首部
に、ステー27を介して固定具28が保持されている。
固定具28は、リヤキャップ5の係止部と係合して、ワ
ンタッチでリヤキャップ5をヨーク4から着脱可能とし
ている。スタータの前半部をエンジン等から取り外すこ
となく、リヤキャップ5及びリヤケース6が容易に着脱
できるから、ブラシやマグネットスイッチの可動接点金
具等の交換に要する工数が少なくて済む。
Description
動して始動するスタータの技術分野に属する。
い、エンジンルームの過密化が進行してきており、一度
エンジンに搭載されエンジンルーム内に組み入れられた
スタータの部品交換は容易ではなくなっている。例え
ば、スタータに内蔵されているメインスイッチの接点や
ブラシ等の消耗部品の交換には、通常、スタータごと取
り外して分解し、交換作業を行っていた。ところがエン
ジンルームの過密化に伴い、スタータをエンジン等に固
定しているボルトを外す作業スペースがなくなってき
た。それゆえ、スタータを取り外すのにいったんエンジ
ンごとエンジンルームから取り外し、しかる後にスター
タをエンジンから取り外して分解する場合さえある。
スペースを少なくし単純な形状とするために、特開平5
−332229号公報に開示されている略円筒形状の機
枠体内にマグネットスイッチが配設されたスタータが提
案されていた。それゆえ、同スタータでは、通常のスタ
ータのようにマグネットスイッチをヨークの外側に並列
に装備する必要がなくなり、機枠体の外形が細身になっ
てエンジンルーム内に配設しやすくなっている。
従来技術では、スタータの機枠体の組立手段がスルーボ
ルトなど従来の組立手段と同様であり、スタータ全体を
エンジン等から取り外さずには、ブラシ等の消耗部品を
交換することは困難であった。それゆえ、ブラシ等の消
耗部品の交換に要する工数は依然として多く、修理や整
備に要するコストは小さくなかった。
ことなくブラシ等の消耗部品の交換が可能で、消耗部品
の交換に要する工数が少ないスタータを提供することを
解決すべき課題とする。
記課題を解決するために、発明者は以下の手段を発明し
た。 (第1手段)本発明の第1手段は、請求項1記載のスタ
ータである。本手段では、モータのリヤキャップが、ハ
ウジングまたはヨークに対して固定具で固定されてお
り、この固定具は手動で着脱が可能であるので、手動で
固定具を外すことによりリヤキャップの着脱が容易にで
きる。代表的な消耗部品であるブラシは、リヤキャップ
に固定されているブラシホルダに保持されているので、
容易に交換が可能である。このブラシの交換作業につい
ては、スタータ全体をエンジン等から取り外すことなく
実施可能であるので、ブラシの交換に要する工数は少な
い。
に配設されている場合には、マグネットスイッチおよび
リヤケースもリヤキャップと一体にヨークから分離する
ので、マグネットスイッチの分解と接点などの消耗部品
の交換も容易である。あるいはマグネットスイッチがヨ
ークの外側に並列に配設されている場合にも、マグネッ
トスイッチだけをスタータのハウジングから取り外して
部品交換をすることが可能である。それゆえ、どちらの
場合でもマグネットスイッチの接点等の消耗部品の交換
は、スタータをエンジン等から外すことなくできるの
で、部品交換に要する工数は少なくて済む。
ンジン等から取り外すことなく(ましてやエンジンごと
スタータをエンジンルームから取り出す必要はなく)、
容易にブラシや接点金具等の消耗部品の交換ができる。
その結果、ブラシや接点金具等の消耗部品の部品交換に
要する工数が少なくて済むという効果がある。 (第2手段)本発明の第2手段は、請求項2記載のスタ
ータである。
に固定された固定具をフロントケースに対して締結固定
しており、これによりセンタケースを挟持した状態でフ
ロントケースとヨークとが一体に固定されている。固定
具はまた、リヤキャップをヨークに固定している。それ
ゆえ、支持ボルトでフロントケース、センタケースおよ
びヨークの締結がなされており、固定具でリヤキャップ
をヨークに接合固定している。それゆえ、固定具を解除
しても支持ボルトによりヨーク、センタケースおよびフ
ロントケースが一体に固定されていて分解しないので、
不用意にヨークを取り落とすなどの事故を防止すること
ができ、整備性が向上する。また、固定具が、支持ボル
トを介してのフロントケースとの接合と、リヤキャップ
の接合とを兼務しているので、部品点数の節減にもな
る。
段の効果に加えて、簡素な構成でコストダウンができ、
かつ整備性がいっそう向上するという効果がある。 (第3手段)本発明の第3手段は、請求項3記載のスタ
ータである。本手段では、整流子がフェイス型であるの
で、リヤキャップのブラシホルダに保持されているブラ
シは、略軸長方向に移動可能に保持されており、リヤキ
ャップがヨークから取り外されている状態でも求心方向
に突出してくることはない。それゆえ、リヤキャップを
ヨークに組み付ける際に、ブラシは整流子面と略軸長方
向に対向しているので、円筒面状の整流子面を持つ整流
子の場合と異なり、ブラシをブラシホルダ内に引き込ん
だ状態に保持して組み付ける必要がない。
段の効果に加えて、リヤキャップをヨークに組み付ける
作業が容易で、いっそうの工数低減になるという効果が
ある。 (第4手段)本発明の第4手段は、請求項4記載のスタ
ータである。
ジャをリヤキャップに配設された軸受けで支持している
ので、組立の際にプランジャの傾きによる組み付け不具
合や組み付け作業性の悪化を回避することができる。そ
れゆえ、再組立に際しても、作業が容易でいっそうの工
数低減が実現される。したがって本手段によれば、前述
の第1手段の効果に加えて、スタータのエンジンルーム
内への搭載が容易になると同時に、メインスイッチの接
点金具を含む消耗部品の交換がいっそう容易になるとい
う効果がある。
5記載のスタータである。本手段では、回転子がヨーク
の両端側で軸支されているので、リヤキャップを取り外
しても回転子が傾くことがない。それゆえ、リヤキャッ
プをヨークに再組み付けする際に、回転子の傾きを直し
てリヤキャップと軸心を合わせる作業が必要ないので、
再組立の作業が容易で作業工数が節減される。
段の効果に加えて、リヤキャップの再組み付けに要する
工数が節減され、いっそうの工数節減になるという効果
がある。 (第6手段)本発明の第6手段は、請求項6記載のスタ
ータである。
転子の一方の軸受けが失われている状態でも、回転子は
回転子傾き抑止部材に当接して傾斜が抑制される。それ
ゆえ、リヤキャップの再組み付けに際して回転子がほと
んど傾いていないので、軸心を合わせる作業が必要なく
なるか、または極めて容易になるので、リヤキャップの
再組み付け工数が低減される。
段の効果に加えて、リヤキャップの再組み付けに要する
工数が節減され、いっそうの工数節減になるという効果
がある。
ついては、当業者に実施可能な理解が得られるよう、以
下の実施例で明確かつ十分に説明する。 [実施例1] (実施例1の全体構成)本発明の実施例1としてのスタ
ータでは、図1および図2に示すように、フロントケー
ス2とセンタケース3とヨーク4とリヤキャップ5とリ
ヤケース6とが、同軸的に順に接合されて機枠体1が形
成されている。フロントケース2とセンタケース3と
は、支持ボルト26の先端部(図略)に形成されている
雄ねじ部と段差部とにより、互いに締結されてハウジン
グを形成している。
説明する。フロントケース2は、ピニオンギヤおよびワ
ンウェイ・クラッチを含む出力軸22を、回転自在また
は軸長方向(前後方向)移動可能に保持している。また
フロントケース2は、外側に貫通孔20が開いている固
定部を有し、この貫通孔に固定ボルトが通されてエンジ
ン側のネジ孔と締結され、スタータがエンジンに対して
固定される。センタケース3は、円筒状の部材で、遊星
減速装置(図略)を内蔵している。
の部材で、内周面に複数個配設されている永久磁石から
なる界磁磁極8とでモータの固定子を形成している。ヨ
ーク4は、界磁磁極8の内周面と所定の空隙を空けて回
転する回転子(電機子)7を内蔵している。ヨーク4の
前端面にはセンタプレート4aが形成されており、その
中央部にはセンタプレートと連続して円筒部4bが形成
されている。円筒部4bは、その内周面で軸受け12を
保持しており、軸受け12で回転子7の回転軸71をそ
の前方部分で回転自在に軸支している。一方、回転子7
の外周面の後端部は、ヨーク4の内周面に固定されてい
る玉軸受け13により、回転自在に軸支されている。す
なわち、回転子7は軸長方向の前後両側で、軸受け12
および玉軸受け13を介してヨーク4に軸支されてい
る。
に開口しており、その後方からマグネットスイッチ9の
プランジャロッド24が挿入されている。一方、回転軸
71の前方からは、中空部70に出力軸22が挿入され
ていて、この出力軸22の後端面に開口している孔内に
は鋼球8が配置されている。それゆえ、メインスイッチ
9が作動してプランジャロッド24が前方へ突出する
と、鋼球23を介して出力軸22が前方へ押され、ピニ
オン移動体を前方へ押し出すようになっている。
て垂直に形成されているブラシ摺接面7bが形成されて
いるフェイス型整流子7aがある。リヤキャップ5は、
略円盤状の絶縁樹脂製の部材でブラシホルダを兼ねて整
流子7aに摺接するブラシ10を保持していると共に、
ヨーク4の後端面を封止している。リヤキャップ5の中
央部には前後に開口している貫通孔5aが形成されてお
り、貫通孔5a内に摺動軸受け21が固定保持されてい
て、摺動軸受け21に摺接しながらパイプ状部材20が
前後に移動可能に支持されている。
シ10は、それぞれスプリング11に付勢されて前方へ
の押圧力をもって整流子面7bと摺接している。一方、
ブラシ10と背向する側、すなわち後方にマグネットス
イッチ9が配設されている。マグネットスイッチ9は、
機枠体1の後端部を形成しているリヤケース6に覆わ
れ、リヤケース6内に格納されている。リヤケース6
は、前方に開口している略有底円筒状の金属製の部材で
あって、リヤキャップ5から締結されている複数のボル
ト25で、リヤキャップ5に対して固定されている。
15と吸引コイル15を囲み磁路を形成しているコイル
フレーム16とが、リヤケース6に固定されている。吸
引コイル15およびコイルフレーム16の円筒状の内周
面に摺接して、可動鉄心17が前後に移動可能に保持さ
れている。可動鉄心17の中央部には、先端に有底部2
0aを有するパイプ状部材20が溶接により固定されて
前方に延在している。バイプ状部材20の外周面には、
リング状の可動接点金具18が絶縁部材19を介して保
持されており、スプリングにより前方に押圧付勢されて
いる。
コイルスプリング25が収容されており、プランジャロ
ッド24のピストン状の後端部を前方に押圧付勢してい
る。プランジャロッド24は、ピニオン移動体を後方へ
付勢しているスプリング(図略)により、出力軸22お
よび鋼球23を介して後方へ押圧付勢されている。それ
ゆえ、吸引コイル15に通電されていない場合は、プラ
ンジャロッド24、パイプ状部材20および可動鉄心1
7は、図1に示すように後退した位置にある。
の構成要素は、以上のように構成されている。 (実施例1の固定具)図2に示すように、リヤキャップ
5は、ヨーク4の外周面に溶接で固定されているステー
27に保持され、手動で着脱が可能な固定具28によ
り、ヨーク4に引きつけられて嵌合固定されている。一
方、支持ボルト26は、ステー27の貫通孔およびフロ
ントケース2の貫通孔を貫通して、センタケース3に形
成されている雌ねじ孔に締結されている。すなわち、支
持ボルト26は、固定具28とフロントケース2とをセ
ンタケース3を挟持して締結しており、ハウジングを構
成しているフロントケース2およびセンタケース3とヨ
ーク4とは支持ボルト26により一体に固定されてい
る。
されているステー27に保持されている。ステー27
は、支持ボルト26を通す貫通孔の開いたブロック部2
7aと、ブロック部27aに連続してヨーク4の外周面
にそって延在する板状の台座部27bとからなり、固定
具28は、台座部27bの外周面に固定保持されてい
る。
6、ステー27および固定具28は二組あり、ヨーク4
を挟んで互いに対向する位置に配設されている。ここ
で、ステー27の台座部27bは板厚が薄いので、ヨー
ク4より外径が大きいリヤケース6の陰に隠れて、図3
には表れない。なお、図3には吸引コイル15に導通し
ているスイッチ端子(いわゆる50番端子)10eも示
されている(図2では省略)。スイッチ端子10eは、
リヤケース6の外周面から突出している。
の外周部に突起状の係止部5cが形成されており、ステ
ー27側の固定具28は先端部(後端部)29aの形状
が鈎状の係止部材29を有し、固定具28の係止部材2
9はリヤキャップ5の係止部5cに係合している。すな
わち、固定具28の係止部材29の先端部29aが係止
部5cの凹部5dに係合して係止され、引っ張り力をも
ってリヤキャップ5がフロントケース2およびセンタケ
ース3に対して保持される。
図4(a)〜(b)を参照して詳細に説明する。前方と
後方との区別は、図中に示されているように、スタータ
全体の前後と一致させて説明する。固定具28は再び図
4(a)に示すように、ステー27と一体に形成されて
いる中空の箱形部材33と、手動で操作するレバー30
と、レバー30を軸支しているピン34と、先端部(後
端部)29aが鈎状の係止部材29と、レバー30と係
止部材29とを連結している連結部材32と、レバー3
0の前端部を外側に付勢している板バネ31とから構成
されている。連結部材32は、略矩形に成形されている
線材からなり、レバー30の後端部と係止部材29の後
端部とを連結している。
側壁部の前方にそれぞれ形成されている孔33bに差し
込まれたピン34を支点として傾動自在に軸支され、ス
テー27に一端が固定されている板バネ31により、後
端突起部30cを常時外方へ押圧付勢されている。レバ
ー30の前端部に形成されている孔30bには、連結部
材32の前端部32bが回動自在に嵌合している。連結
部材32の後端部32aは、箱形部材33の傾斜部を有
する三角孔33aを通して、係止部材29の後端部の孔
29bに回動自在に嵌合している。
ヨーク4との嵌合部の近くの外周面上に、略直方体の突
起状の係止部5cが形成されており、係止部5cの後壁
5eには、係止部材29の鈎状の先端部29aが係合す
る凹部5cが形成されている。 (実施例1の分解組立手順)リヤキャップ5をヨーク4
から取り外す際には、図4(b)に示すように、レバー
30の後端部を板バネ31に逆らって手指で(ドライバ
等を使っても良い)外方に持ち上げる。すると、係止部
材29の前端部が三角孔33aの斜辺に沿って後下方へ
移動し、係止部材29の鈎状の先端部29aは後退し、
係止部5cの凹部5dから外れて外方へ持ち上がる。こ
のようにして、一対の二つの固定具28の係止部材29
をリヤキャップ5の係止部5cから外した状態で、リヤ
ケース6を後方へ引っ張ればリヤキャップ5は容易にヨ
ーク4との嵌合から抜けて外れる。
0が露出するので、摩滅したブラシ10を容易に新品に
交換することができる。また、複数のボルト25を緩め
てリヤキャップ5とリヤケース6とを分離すれば、マグ
ネットスイッチ9の内部が露出するので、容易に損耗し
た可動接点金具18を新品に交換することができる。損
耗部品の交換を終えて逆に再び組み立てる場合には、先
ずリヤキャップ5とリヤケース6とを嵌合させ、複数の
ボルト25を締めて両者5,6を互いに一体に固定す
る。次に、リヤキャップ5の前端部をヨーク4の後端部
に嵌合させ、リヤキャップ5の係止部5cを固定具28
の係止部材29の位置に合わせた上で、レバー30を手
動で内方に倒し、係止部材29を係止部5cに係合させ
て固定する。すなわち、レバー30の前端部を内方へ押
し下げると、係止部5cの鈎状の先端部29aがリヤキ
ャップ5の係止部5cの凹部5dに係合し、連結部材3
2のバネ弾性により前方へ引っ張られる。いったん内方
へ押し下げられたレバー30は、板バネ31の作用と連
結部材32の引っ張りバネ弾性力とにより押し下げられ
た位置で安定するので、振動等で不用意に外れることは
ない。
固定具28に前方へ引きつけられ、再び図2に示すよう
に、リヤキャップ5はヨーク4にしっかりと嵌合固定さ
れる。 (実施例1の効果)以上詳述したように、本実施例のス
タータにおいては、ブラシ10および可動接点金具18
等の消耗部品の交換が、スタータがエンジン等に装着さ
れたままの状態で手作業により容易に行えるという効果
がある。この効果については、分解の際と交換の際と再
組立の際とについて、再び図1および図2を参照しなが
ら以下にもう少し詳しく説明する。
り、リヤケース6をヨーク4から容易に分離できる。こ
の際の工数は、二つの固定具28を外し、リヤケース6
を後方に引き抜くだけなので、ほとんどワンタッチとい
えるほどの少なさである。第2に、この状態でブラシ1
0が前方に向いて露出しているので、ブラシの交換作業
も極めて容易である。また、リヤキャップ5から複数の
ボルト25を緩めるだけでリヤキャップ5とリヤケース
6とが分離でき、マグネットスイッチ9の内部が露出す
るので、可動接点金具18の交換もまた容易である。
の再組立が容易である。すなわち、先ずマグネットスイ
ッチ9のプランジャロッド24およびパイプ状部材20
を、リヤキャップ5の中央の摺動軸受け21の貫通孔に
通し、しかる後、リヤキャップ5とリヤケース6とを嵌
合させて複数のボルト25を締結して固定する。次に、
リヤキャップ5の中央部から前方に突出しているマグネ
ットスイッチ9のプランジャロッド24およびパイプ状
部材20を、回転子7の回転軸71の貫通孔70に通
す。この際、プランジャロッド24は、摺動軸受け21
によりリヤキャップ5の軸心と同軸に保たれているの
で、回転軸71の貫通孔70への挿入作業は容易であ
る。しかる後に、リヤキャップ5をヨーク4に嵌合させ
れば、その過程でブラシ10は自然に整流子7aに当接
する。
組付けの過程で、ブラシ10をことさら引き込んだ位置
に保持しておく必要はない。また、回転子7は前後両端
で軸受け12および玉軸受け13によりヨーク4に軸支
されているので、ヨーク4とリヤキャップ5との組付け
の過程で、ことさら回転子7の軸合わせをする必要がな
い。
5は、前述の固定具28により手動で容易に固定される
ので、再組立の工数も極めて少なくて済む。したがって
本実施例のスタータによれば、スタータをエンジン等に
取り付けたままの状態で、極めて少ない工数によりブラ
シ10および可動接点金具18等の消耗部品の交換作業
ができ、整備性が極めて良いという効果がある。
の変形態様1〜3は、固定具28の構成や形状を変形さ
せた変形態様である。変形態様1は、図5に示すよう
に、リヤキャップ5に溝状の係止部5fが形成されてい
る変形態様である。本変形態様の固定具28’では、係
止部材29に替えて先端部50aが溝状の係止部5fに
係合する係止部材50が使用されている点が、実施例1
の固定具28と異なっている。なお、係止部材50の先
端部50aおよび係止部5fの前壁面は、振動等で互い
に外れることがないように、リヤキャップ5の外周面に
対して鋭角に形成されていても良い。
用効果が得られ、さらにリヤキャップ5に突出した係止
部5cを設ける必要がないので、リヤキャップ5をより
安価に製造できるという利点がある。 (実施例1の変形態様2)本変形態様は、図6および図
7に示すように、実施例1の係止部材29および連結部
材32に替えて、固定具28”に連結部材32を前後方
向に延長した形状の連結部材51を採用している。ま
た、凹部5dの形成された係止部5cに替わって、溝部
5hが後壁面に形成されている略直方体状の突起部であ
る係止部5gが、リヤキャップ5の外周面から突出して
いる。連結部材51の先端部51aは、係止部5gの溝
部5hにはまり込んで係合している。
用効果が得られる上、固定具28”の部品点数が少なく
なっているので、コストダウンの効果もある。 (実施例1の変形態様3)本変形態様では、図8(a)
〜(b)および図9に示すように、固定具28”’は、
箱形部材67と、軸66回りに回動可能なレバー65
と、軸66を方向可変に軸支しているピン64と、ピン
64の内端に固定されており傾動可能なカム部材62
と、係止部材61と、係止部材61とカム部材62とを
スライド可能に結合しているピン63とからなる。
に示すように、箱形部材67の前端部に開いている係合
孔67と先端部の爪65aで係合しているレバー65を
矢印Aに沿って起こし、ピン64回りに外側から見て時
計方向Bに回す。すると、図9に示すようにカム部材6
2も時計方向Bに傾動し、図8(b)に示すように係止
部材61が後方へ移動して、鈎状の先端部61aが係止
部5cの凹部5dから外れる。しかる後に、リヤキャッ
プ5を軸心回りにどちらかへ回転させて係止部5cの位
置を係止部材61からずらし、リヤキャップ5を後方へ
抜き取る。
ヨーク4に固定する際には、前述の取り外す際の手順を
逆に行う。すると、図9に示すR方向へカム部材62が
傾動して係止部材61が前方に引き込まれ、鈎状の先端
部61aが係止部5cの凹部5dに嵌合する。この状態
で、再び図8(a)に示すように、レバー65を倒して
その先端の爪65aを箱形部材67の係合孔67aと係
合させれば、固定具28”’の作用でリヤキャップ5は
ヨーク4に固定される。
様の作用効果が得られる。 (実施例1のその他の変形態様)前述の実施例1および
その各変形態様では、フロントケース2とリヤキャップ
5の間にセンタケース3とヨーク4を挟持して、支持ボ
ルト26および固定具28で上記4者2〜5を一体に接
合固定している。しかし、リヤキャップ5とリヤケース
6とを、固定具28と同様の固定具で接合固定している
変形態様も可能である。本変形態様では、リヤケース6
をリヤキャップ5から外して可動接点金具18を交換す
る作業にドライバも要せず、交換作業がいっそう容易に
なる。
およびヨーク4を互いに固定具28と同様の固定具で接
合固定する変形態様も可能である。すると、支持ボルト
26が不要になり、スタータ全体の分解も手動でワンタ
ッチでできるようになり、整備性は向上する。 [実施例2] (実施例2の構成)本発明の実施例2としてのスタータ
では、図10に示すように、ピニオン移動体(図略)を
保持しているハウジング101と、遊星減速装置(図
略)を内蔵しているセンタケース3と、回転子7を内蔵
しているヨーク4と、回転子7の整流子7aに摺接する
ブラシ10を保持しヨーク4の後端を封止しているリヤ
キャップ106とが、順に接合されて機枠体1’を形成
している。なおここで、フロントケース101とセンタ
ケース3とでハウジングを構成しているものと定義して
も構わない。
よびヨーク4と並列にマグネットスイッチ102が配設
されており、ハウジング101に前端部を接合されてい
てハウジング101に内蔵のドライブレバー(図略)で
ピニオン移動体を押し出すように構成されている点であ
る。また、リヤキャップ106がブラシホルダを兼ねて
いる点は同じであるが、リヤキャップ106の背後にマ
グネットスイッチ9が配設されておらず、リヤキャップ
5の中央部に貫通孔が形成されていない点は、実施例1
と異なっている。
タケース3を挟んで対向する位置にある2本の支持ボル
ト26で、ハウジング101とヨーク4との間に挟持固
定されている。固定具28も実施例1と同様にヨーク4
に溶接されており、支持ボルト26の首部はステー27
を介して保持されている。また、固定具28はリヤキャ
ップ5をヨーク4に対して固定保持している。固定具2
8は実施例1と同様のものであり、ワンタッチでリヤキ
ャップ5の着脱が可能である。
様であり、整流子7aは回転子7の回転軸71’に対し
て垂直に形成されているブラシ摺接面を有するフェイス
型整流子である。この整流子7aに対するブラシ10
は、実施例1と同様に軸長方向に移動可能にリヤキャッ
プ5に保持されており、スプリング11によって前方に
押圧付勢されて整流子7aに当接している。
って、その後端部はリヤキャップ106の中央部の孔に
固定されている軸受け114により、回転自在に軸支さ
れている。それゆえ、リヤキャップ106をヨーク4か
ら取り外すと、回転子7は後端部の支持を失ってヨーク
4内で傾くが、本実施例では回転子傾き抑止部材113
がヨーク4内に配設されていて、回転子7の傾きをわず
かなものに抑制している。
に固定されている界磁磁極8よりも内径が小さなリング
状の回転子傾き抑止部材113が、界磁磁極8の後端面
とヨーク4の内周面とに当接して固定されている。回転
子傾き抑止部材113の内径は、界磁磁極8の内径より
もわずかに小さく、回転子7の外径よりも極めてわずか
に大きいのみである。それゆえ、リヤキャップ106が
取り外されて軸受け114が回転軸71’の後端部から
外されても、回転子7はほとんど傾くことがなく、その
軸心をヨーク4とほぼ同軸に合わせたままヨーク4内に
保持される。
ク4に組み付ける際に、回転子7がほとんど傾いていな
いので、回転軸71’を軸受け114に挿入するために
回転子7の軸合わせを行う必要がない。それゆえ、容易
にリヤキャップ5をヨーク4後端に嵌合させ、再組立が
できるという効果がある。また、回転軸71’を前方で
軸支しているもう一つの軸受け(図略)に、無理な曲げ
変形や曲げモーメントが加わらないので、前方の軸受け
が痛みにくいという効果もある。
は、バッテリ(図略)に接続される外部端子102b
と、ブラシ10にリード線112を介して導通している
端子102aとが、後方に突出している。リヤキャップ
5を取り外す際には、リード線112の一端を端子10
2aに締結しているナット103を予め外しておけばよ
い。
ジング101に一対のボルト117で締結固定されてい
る。 (実施例2の変形態様1)マグネットスイッチ102を
ハウジング101に接合固定する手段として、ボルト1
17に替えて固定具28と同様の固定具を使用する変形
態様も可能である。本変形態様では、マグネットスイッ
チ102の取り外しが容易になるという効果がある。
でも、実施例1の変形態様1〜3やその他の変形態様に
相当する変形態様が可能であり、同様の作用効果が得ら
れる。
部分側端面図
示す側面図
を示す背面図
図 (a)固定具を装着状態で示す側断面図 (b)固定具を離脱状態で示す側断面図
側断面図
側断面図
側面図
作用を示す組図 (a)固定具を装着状態で示す側断面図 (b)固定具を離脱状態で示す側断面図
IX矢視断面図
側端面図
孔 5c:突起状の係止部 5d:凹部 5e:後壁 5f:溝状の係止部 5g:突起状の係止部 5h:溝部 6:リヤケース 7:回転子(電機子) 7a:フェイス型整流子
7b:整流子面 8:界磁磁極(複数) 9:マグネットスイッチ 10:ブラシ 10a:固定接点 10b:リード
線 10c:固定接点 10d:外部端子 10e:スイッチ端子(50番端子) 11:スプリング 12:軸受け 13:玉軸受け 14:円筒状の絶縁部材 15:吸引コイル 1
6:コイルフレーム 17:可動鉄心 18:可動接点(金具) 19:
絶縁部材 20:有底パイプ状部材 20a:有底部内面 21:摺動軸受け 22:出力軸 23:鋼球 24:プランジャロッド 25:ボルト(複数)
26:支持ボルト 27:ステー 27a:ブロック部 27b:台座
部 28,28’,28”,28”’:固定具 29:係止部材 30:レバー 31:板バネ 32:連結部材 33:箱形部材 34:ピン 50,51:係止部材 50a,51a:先端部 61:係止部材 61a:鈎状の先端部 62:カム部材 63,64:ピン 65:レバー 65a:爪 67:箱形部材 67a:係合孔 70:中空部、貫通孔 71,71’:回転軸 101:ハウジング 102:マグネットスイッチ 102a,102b:端子 103:ナット 106:リヤキャップ 112:リード線 113:回転子傾き抑止部材 114:軸受け 1
17:ボルト
Claims (6)
- 【請求項1】少なくとも、ピニオンギヤを搭載した出力
軸を回転自在又は軸方向に移動可能に保持している略円
筒形のハウジングと、回転自在に軸支されている回転子
を内蔵しているヨークと、該回転子の整流子に摺接する
ブラシを保持し該ヨークのハウジングと背向している端
面を封止しているリヤキャップとが、順に接合して機枠
体を形成しているスタータにおいて、 前記リヤキャップは、前記ハウジングおよび前記ヨーク
のうちいずれかに対して手動で着脱が可能な固定具によ
り固定されており、 該固定具は、該リヤキャップと該ハウジングまたは該ヨ
ークとのうち、一方の外周部に凹部、突起部および溝部
のうちいずれかの係止部が形成されており、他方には先
端部の形状が鈎状または環状の係止部材が保持されてい
て、該固定具の該係止部材の該先端部が該係止部に係止
され、引っ張り力をもって該一方が該他方に対して保持
される、請求項1記載のスタータ。 - 【請求項2】前記固定具は、前記ヨークの外周面に固定
されており、前記ハウジングに先端が固定されている支
持ボルトの首部を保持していると共に、 該ハウジングは、前記ピニオンギヤを保持しているフロ
ントケースと遊星減速装置を内蔵しているセンタケース
とから構成されていて、該センタケースは、該支持ボル
トの締結により該フロントケースおよび該ヨークに挟持
されて固定されている、請求項1記載のスタータ。 - 【請求項3】前記整流子は、前記回転子の回転軸に対し
て略垂直の形成されているブラシ摺接面を有するフェイ
ス型整流子である、請求項1記載のスタータ。 - 【請求項4】プランジャロッドを突出させるマグネット
スイッチを有し、 該プランジャロッドは、該リヤキャップまたは該リヤキ
ャップに固定されている軸受けにより、軸方向に摺動可
能に支持されている、請求項1記載のスタータ。 - 【請求項5】前記回転子は、軸長方向の両側で前記ヨー
クに軸受けを介して軸支されている、請求項1記載のス
タータ - 【請求項6】前記ヨークに固定されている界磁磁極より
も内径が小さな回転子傾き抑止部材が、該ヨーク内の前
記ハウジングと背向する側に該界磁磁極と近接して配設
されている、請求項1記載のスタータ。
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24938596A JP3669532B2 (ja) | 1996-09-20 | 1996-09-20 | スタータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24938596A JP3669532B2 (ja) | 1996-09-20 | 1996-09-20 | スタータ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1089203A true JPH1089203A (ja) | 1998-04-07 |
| JP3669532B2 JP3669532B2 (ja) | 2005-07-06 |
Family
ID=17192223
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24938596A Expired - Fee Related JP3669532B2 (ja) | 1996-09-20 | 1996-09-20 | スタータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3669532B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006137494A1 (ja) * | 2005-06-23 | 2006-12-28 | Mitsuba Corporation | スタータ |
| US7584676B2 (en) | 2007-04-18 | 2009-09-08 | Ingersoll Rand Company | Rear serviceable engine starter |
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| US7806011B2 (en) | 2007-05-14 | 2010-10-05 | Ingersoll Rand Company | Balanced bearing assembly |
| CN110474489A (zh) * | 2019-08-20 | 2019-11-19 | 浙江新特立汽车电器有限公司 | 一种电子控制起动机电磁开关及使用该开关的起动机 |
-
1996
- 1996-09-20 JP JP24938596A patent/JP3669532B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3669532B2 (ja) | 2005-07-06 |
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