JPH1090971A - 帯電部材 - Google Patents
帯電部材Info
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Abstract
装すると画像欠陥のない良好な画像を与える帯電部材を
提供する。 【解決手段】 感光体に接触する表面層を備える帯電部
材において、該表面層にその全重量の0.01〜30%
の融点40℃以上を有する固体シリコーン系化合物を含
有させる。
Description
画像形成装置に用いられる帯電部材に関する。
て、電子写真感光体、静電記録誘電体等の像担体の帯電
(除電も含む)手段としては、近年、接触帯電方式のも
のが用いられてきている。接触帯電方式は、電圧を印加
した帯電部材(導電性部材)を被帯電体に接触させるこ
とで被帯電体面を所定の極性、電位に帯電させるもの
で、非接触帯電方式と比較すると電源の低圧化が可能で
あり、オゾン等のコロナ生成物の発生が少ない、構造が
簡単で低コスト化が図れる等の利点がある。
光体の周速が高速であるような電子写真装置で繰り返し
用いた場合には、帯電部材や感光体にトナーや紙粉など
が付着し易く、画像欠陥を生じ易いという問題があっ
た。
20794に開示されているように、帯電部材の表面層
にシリコーンオイルを含有させる技術が提案された。こ
の技術は、トナーや紙粉等の付着の問題をある程度解決
したものの、添加するシリコーンオイルが部材の表面に
ブリードしやすく、表面にオイルが付き、感光体表面を
汚染するという欠点を引き起こした。結果として、複写
または印刷した際、画像欠陥(画像を乱す)を与えるこ
とになる。
術に従い帯電部材の表面層にシリコーンオイルを含ませ
ると、トナーや紙粉の帯電部材あるいは感光体に対する
付着は防止されるが、一方で感光体の汚染の問題があっ
た。
ても、トナーや紙粉等を表面に吸着しにくく、画像欠陥
のない良質な画像が得られるような帯電部材を提供する
ことにある。
する表面層を備える帯電部材において、該表面層がその
全重量の0.01〜30%の融点40℃以上を有する固
体シリコーン系化合物を含有することを特徴とする。
シリコーン系化合物が固体シリコーンまたはシリコーン
改質樹脂である。
シリコーン−ポリアクリレート系グラフト共重合体であ
る。
部材の表面層にシリコーン系化合物を固体状で含ませる
とトナーや紙粉の帯電部材あるいは感光体に対する付着
が防止されるとともに、シリコーン系化合物が表面層か
らブリードしない帯電部材が得られることを見出し、本
発明を完成した。
詳しく説明する。
ある帯電ローラの断面図が示されている。図中、1は芯
金を、2は発泡ゴム層を、3は中間層を、4は表面層
を、5,6は帯電ローラを表す。
は、たとえば鉄やアルミニウム、各種ステンレス鋼等の
金属や導電性を有する合成樹脂等から成る。
構成する導電性を有するゴムの材料としては、導電剤を
配合した発泡ゴム組成物を用いることができる。この発
泡ゴム組成物のゴム成分としては、具体的にはクロロプ
レンゴム、スチレン−ブタジエンゴム、エチレンプロピ
レンゴム、ブチルゴム、アクリロニトリル−ブタジエン
ゴム、イソプレンゴム、シリコンゴム等およびこれらの
ゴムの単量体を共重合して得られるゴムが挙げられる。
これらの合成ゴムおよび天然ゴムのうちいずれか1種か
ら成る単体、もしくは2種以上の混合物を使用する。
ーボンブラック、グラファイト、金属、導電性の金属酸
化物(たとえば、酸化錫、酸化チタン)等の粒子が挙げ
られる。
ては、ジニトロソペンタメチレンテトラミン、アゾジカ
ルボンアミド、パラトルエンスルフォニルヒドラジン、
アゾビスイソブチロニトリル、4,4’−オキシビスベ
ンゼンスルフォニルヒドラジン等の有機発泡剤、または
重炭酸ソーダ等の無機発泡剤が挙げられる。
外に必要に応じて、公知の加硫剤、加硫助剤、軟化剤、
充填剤、加工助剤等の各種配合剤や添加剤等を添加、混
合して使用できる。
層3が形成されている帯電ローラ6を示す。この中間層
3は、発泡ゴム層2と同様に発泡ゴムから成っていても
よいが、好ましくは非発泡ゴムから形成される。いずれ
の場合も、中間層3を構成する導電性を有するゴム材料
には、前述のゴム成分のいずれをも用いることができ、
そして発泡ゴム層2のゴム成分と同一のものであっても
よい。中間層3が発泡ゴムから成るとき、このゴムの発
泡倍率を内側の発泡ゴム層2の発泡倍率より小さく設定
することが好ましいが、これは各層を与える発泡ゴム組
成物に配合される発泡剤の量を適宜、制御することによ
って達成される。
設けられる。この表面層4は、導電剤を分散した塗工液
(熱可塑性樹脂、たとえばウレタン等を溶剤に溶解し
た)を用いて、発泡ゴム層2あるいは中間層3上に浸漬
コーティング法などにより塗布、形成することができ
る。
ン系化合物が含有されていることである。本発明に使用
できる固体シリコーン系化合物は、融点が40℃以上
(すなわち環境温度40℃以下で固体状で存在し)であ
り、好ましくは固体シリコーンあるいはシリコーン改質
樹脂である。重量平均分子量が約100万以上のシリコ
ーンは樹脂状であり、前記条件を満たす。
コーンで改質したものを指し、本発明に適した代表例と
しては、シリコーン−ポリアクリレート系グラフト共重
合体(特に、シリコーン−PMMAグラフト共重合体)
が挙げられる。
物の添加量は、表面層の全重量に対し、0.01〜30
%の範囲にあることが好ましい。添加量が0.01%未
満であると、添加しても本発明の効果である感光体汚染
の防止効果が認められない。一方、30%を超えると帯
電ローラ5,6の抵抗(体積抵抗率)を安定的に半導電
抵抗領域内(106〜1011Ωcm)に調整することが
難しい。
ン系化合物を表面層に添加することにより、固体シリコ
ーン系化合物が有する耐汚染性が表面層に付与され、本
発明の効果を発揮する。
成物を用いて、たとえば次のようにして製造される。す
なわち、芯金1の外周面に発泡ゴム組成物をチューブ状
に押出し成形する。次いで、適当な寸法(発泡による膨
張を考慮した)円筒形状のキャビティを有する金型に設
置し、加熱して発泡、加硫する。
6は、たとえば特開平7−295331に開示されてい
るように、様々な押出成形方法によって製造される。こ
れらのうち特に好適な押出成形方法は、共押出が可能な
押出成形機を用い、内側の発泡ゴム層2を形成する発泡
ゴム組成物と、外側の中間層3を形成するゴム組成物と
を芯金1とともに同時に押出し、連続した円筒状の積層
体を得る方法である。芯金1を備える前記の積層体を円
筒形状のキャビティを有する金型に配置する。その後、
加熱による加硫、発泡を行って、内側の発泡ゴム層2、
中間層3、および芯金1を一体化させ、金型の内周面に
沿った形状を有する目的の帯電ローラ6を得る。
のように常法を用いてコーティングする。
に適用するのが最適であるが、OA関連機器に用いられ
る転写ローラ、現像ローラ、転写ベルト等にも使用可能
である。
施の形態をさらに説明するが、これらは本発明の範囲を
限定するものではない。すべての部は特に示す以外、重
量基準である。
ン三元共重合体(EPDM)100部に対して、カーボ
ンブラック60部、発泡剤としてアゾジカルボンアミド
(ADCA)、15部、その他加硫剤等の添加剤を適宜
配合して、オープンロールで混練し、発泡ゴム層用のゴ
ム組成物を調製した。
周囲に外形φ12になるように加硫、成形し、導電性発
泡EPDMゴムローラを製造した。
し、これを前記ゴムローラにコーティングし、110℃
で1時間加熱乾燥して膜厚約100μmの表面層を形成
した。
層の全重量に対して12.5%であった。
として、表1に記載のものを所定の添加量で配合し、塗
工液を調製した以外は、実施例1と全く同様に、表面層
を備える導電性発泡EPDMゴムローラを製造した。
として、表1に記載のものを所定の添加量で配合し、塗
工液を調製した以外は、実施例1と全く同様に、表面層
を備える導電性発泡EPDMゴムローラを製造した。
の代わりに、表1に記載のシリコーンオイルを所定の添
加量で配合し、塗工液を調製した以外は、実施例1と全
く同様に、表面層を備える導電性発泡EPDMゴムロー
ラを製造した。
PDMゴムローラについて、実機(LBPキャノンL
X)に装着し、複写(4000枚)を実行した後、得ら
れた画像の評価を行った。
度を肉眼で観察した。これらの結果を表2に示す。
ンオイルを表面層に配合した帯電ゴムローラでは、シリ
コーンオイル量を一定量(0.01%)以上とすると、
良好な画像特性が得られるものの、シリコーンオイルが
表面層から接触する感光体ドラムへ移行してドラム表面
が汚染された。一方、本発明の帯電ゴムローラでは、良
好な画像特性が得られる固体シリコーン系化合物の添加
範囲でも、感光体ドラム汚染は全くなかった。
接触する表面層を備える帯電部材において、表面層に所
定量の固体シリコーン系化合物を配合したことにより、
帯電部材を接触帯電装置に用いるとトナー、紙粉などの
帯電部材や感光体への付着が発生しない。さらに固体シ
リコーン系化合物は表面層からブリードして接触する感
光体を汚染することもない。したがって、本発明の帯電
部材を高速画像形成装置で繰り返し使用しても画像欠陥
のない良好な画像を得ることができる。
ラの断面図である。
の断面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 感光体に接触する表面層を備える帯電部
材において、該表面層がその全重量の0.01〜30%
の融点40℃以上を有する固体シリコーン系化合物を含
有することを特徴とする帯電部材。 - 【請求項2】 前記固体シリコーン系化合物は、固体シ
リコーンまたはシリコーン改質樹脂であることを特徴と
する請求項1記載の帯電部材。 - 【請求項3】 前記シリコーン改質樹脂は、シリコーン
−ポリアクリレート系グラフト共重合体であることを特
徴とする請求項2記載の帯電部材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08246639A JP3116000B2 (ja) | 1996-09-18 | 1996-09-18 | 帯電部材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08246639A JP3116000B2 (ja) | 1996-09-18 | 1996-09-18 | 帯電部材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1090971A true JPH1090971A (ja) | 1998-04-10 |
| JP3116000B2 JP3116000B2 (ja) | 2000-12-11 |
Family
ID=17151409
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP08246639A Expired - Fee Related JP3116000B2 (ja) | 1996-09-18 | 1996-09-18 | 帯電部材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3116000B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109709781A (zh) * | 2018-12-12 | 2019-05-03 | 东莞市沃顿橡塑新材料有限公司 | 一种eco离子导电型充电辊及其制备方法 |
-
1996
- 1996-09-18 JP JP08246639A patent/JP3116000B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109709781A (zh) * | 2018-12-12 | 2019-05-03 | 东莞市沃顿橡塑新材料有限公司 | 一种eco离子导电型充电辊及其制备方法 |
| CN109709781B (zh) * | 2018-12-12 | 2021-07-30 | 东莞市沃顿橡塑新材料有限公司 | 一种eco离子导电型充电辊及其制备方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3116000B2 (ja) | 2000-12-11 |
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