JPH109159A - 容積形圧縮機 - Google Patents

容積形圧縮機

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JPH109159A
JPH109159A JP16411396A JP16411396A JPH109159A JP H109159 A JPH109159 A JP H109159A JP 16411396 A JP16411396 A JP 16411396A JP 16411396 A JP16411396 A JP 16411396A JP H109159 A JPH109159 A JP H109159A
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JP
Japan
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suction
check valve
compressor
shaft
chamber
Prior art date
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Pending
Application number
JP16411396A
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English (en)
Inventor
Isamu Tsubono
勇 坪野
Kenichi Oshima
健一 大島
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Publication of JPH109159A publication Critical patent/JPH109159A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C2270/00Control; Monitoring or safety arrangements
    • F04C2270/70Safety, emergency conditions or requirements
    • F04C2270/72Safety, emergency conditions or requirements preventing reverse rotation

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  • Rotary Pumps (AREA)
  • Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】圧縮機運転停止時の圧縮性ガスの圧力による圧
縮機構部の逆転運動を抑制する吸込み側逆止弁で、その
動作が確実となるようにしまた、加工性の向上を図る。 【解決手段】弁板24aが弁軸24cのまわりに回転す
ることで開閉動作を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は容積形圧縮機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】容積形圧縮機のうちで、圧縮機構として
吐出口または吸込み口に圧縮流体自身の流れによって開
閉を行う自動弁を設ける必要のない形式では、駆動源を
停止させて圧縮機の運転を停止させた直後は、吐出圧力
と吸込み圧力の圧力差によって吐出室から吸込み室への
流体の流れが生じて圧縮機構部が膨張機構となり、圧縮
機構部が本来の動きと逆の動きを行う。そのような動き
を行っても、圧縮機の信頼性が損なわれないように設計
を行わなければならず、コストアップの要因となる。そ
のため通常の場合、吐出室から吸込み室への通常とは逆
の流れが生じないように逆止弁を設けて、圧縮機構部が
本来の動きと逆の動きを極力行わないようにしている。
このような逆止弁を圧縮機に内蔵すると、配管系に逆止
弁を改めて取り付けることが不要となるため、圧縮機の
使い勝手が向上する。よって圧縮機の中に確実な動作を
行う逆止弁をコンパクトに設けることが必要になってく
る。
【0003】従来の逆止弁を有する容積形圧縮機は、特
開平1−177481 号公報に記載の容積形圧縮機の一方式で
あるスクロール圧縮機の場合のように、逆止弁の開閉動
作はその平行移動で行っていたため、逆止弁のどの部分
もそれが収容されている箇所に対して移動を拘束されて
いなかった。ところで、逆止弁の開閉動作時にはその動
作の駆動力である流体から受ける抗力が不安定になる。
なぜならばその時には流体の流れが急変するからであ
る。従来の逆止弁のようにどの部分もそれが収容されて
いる箇所に対して移動を拘束されていない形式である
と、開閉動作時には不安定な駆動力となるため、逆止弁
の開閉動作は不安定となった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来技術では、逆止弁
の開閉動作は不安定となったため、逆止弁の開閉動作に
要する時間が長くかかり、運転停止直後の吐出室や圧縮
室内流体の圧力による圧縮機構部の逆転運動が継続する
時間が長くなって、圧縮機の信頼性を低下させた。ま
た、逆止弁と吸入穴の隙間があるために逆止弁が吸入穴
の中心軸に対する垂直面に対し斜めになって吸入穴の途
中でひっかかり吸入路をほぼふさいでしまい圧縮機が運
転不能となる危険性があった。
【0005】本発明の第一の目的は、従来技術の問題点
を解決した容積形圧縮機を提供することにある。また、
本発明の第二の目的は、逆止弁の開閉動作の確実性をさ
らに向上させた容積形圧縮機を提供することにある。さ
らに、本発明の第三の目的は、本発明の第一の目的およ
び第二の目的とともに、加工性を向上させた容積形圧縮
機を提供することにある。さらに、本発明の第四の目的
は、本発明の第三の目的とともに、逆止弁の開閉動作の
確実性をさらに一層向上させた容積形圧縮機を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】第一の目的を達成するた
めに、圧縮機外部より吸込み管を介して導いた圧縮性流
体を一時的に蓄える吸込み室と、その吸込み室より導い
た圧縮性流体を概略閉じた領域に導きその領域の容積を
縮小させることによって圧縮性流体を圧縮させる圧縮部
と、その圧縮部より導いた圧縮性流体を外部に吐出させ
る前に一時的に蓄える吐出室と、前記概略閉じた領域の
容積を縮小させるための駆動源と、前記吸込み管の前記
吸込み室側端部である吸込み口に前記圧縮性流体が圧縮
機外部から前記吸込み室へ流入するときに開口し逆流し
ようとしたときに圧縮性流体から受ける抗力を用いて流
路を閉じて逆流を阻止する吸込み側逆止弁を有する容積
形圧縮機において、前記吸込み側逆止弁は、前記吸込み
口に対して静止した直線である基準線を概略的な回転中
心軸とした回転動作で開閉動作を行うようにした。
【0007】また、第二の目的を達成するために、第一
の目的を達成するための手段とともに、前記基準線を、
前記吸込み管を前記吸込み室側に外挿した領域以外の領
域に設定した。
【0008】また、第三の目的を達成するために、第一
および第二の目的を達成するための手段とともに、前記
基準線の位置に中心軸がくる直線部を有する丸棒部材を
前記吸込み室を形成する部材に固定して設け、前記吸込
み側逆止弁に前記丸棒部材の直線部を挿入する軸支部を
設けた。
【0009】また、第四の目的を達成するために、前記
第三の目的を達成するための手段とともに前記丸棒部材
と前記軸支部の間に隙間を設けた。
【0010】第一の目的を達成する手段により、吸込み
側逆止弁の運動は、基準線を中心軸とした回転運動にほ
ぼ限定され、開閉動作途中での吸込み側逆止弁の姿勢の
不確定性を小さくすることができる。よって、吸入路を
ふさいで圧縮機が運転不能となる危険性を回避できる。
また、吸込み側逆止弁の姿勢の不確定性を小さくするこ
とができるために開閉動作がスムーズに行われるように
なり、開閉動作に要する時間が短くなり、運転停止直後
の吐出室や圧縮室内流体の圧力による圧縮機構部の逆転
運動が継続する時間を短くできる。
【0011】第二の目的を達成する手段により、第一の
目的を達成する手段による効果とともに、吸込み側逆止
弁のうちで軸受部を境にして吸込み口側に圧縮性流体か
らの抗力が主としてかかるために、吸込み側逆止弁に
は、開口時はほぼ開口させる方向のトルクだけがかか
り、閉口時はほぼ閉口させる方向のトルクだけがかかる
ことになるため、吸込み側逆止弁の開閉動作を確実にし
それに要する時間が短くなり、運転停止直後の吐出室や
圧縮室内流体の圧力による圧縮機構部の逆転運動が継続
する時間をより短くできる。
【0012】また、第三の目的を達成する手段により、
第一および第二の目的を達成する手段による効果ととも
に、弁以外の部品として丸棒部材のみであるため、加工
性を向上できる。
【0013】また、第四の目的を達成する手段により、
第三の目的を達成する手段による効果とともに、基準線
と吸込み口との位置関係や吸込み側逆止弁における弁蓋
部と軸受部との位置関係を厳密にしなくても確実な開閉
動作が可能となるため、吸込み側逆止弁の開閉動作を確
実にしそれに要する時間が一層短くなり、運転停止直後
の吐出室や圧縮室内流体の圧力による圧縮機構部の逆転
運動が継続する時間をより一層短くできる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明を、非旋回スクロール部材
がフレームに固定され、スラスト部材を介して引き付け
力を旋回スクロール部材にかける、横置き形のスラスト
リリース式スクロール圧縮機に実施した第一の実施例
を、図1および図3ないし図7に基づいて説明する。図
1は圧縮機の縦断面図、図3は固定スクロール部材のス
クロールラップ側からの平面図、図4は吸込み側逆止弁
を装着した固定スクロール部材の吸込み逆止弁近くの斜
視図、図5は吸込み側逆止弁を装着した固定スクロール
部材の吸込み逆止弁近くの平面図、図6は旋回スクロー
ル部材のスクロールラップ側からの平面図、図7はスラ
スト部材の斜視図、図8はスラスト部材近くの圧縮機の
縦断面図、図9はオルダムリングの斜視図を示す。
【0015】まず、構造を説明する。
【0016】旋回スクロール部材3は、鏡板3aのスク
ロールラップ3bが立設した面に旋回オルダム溝3g,
3hと鏡板の面を堀込んだ二分割したバランス切欠き部
3kが設けられ、その背面には旋回軸受3wを挿入した
軸受保持部3sが設けられる。また、背面外周部にはス
ラスト面3dが配置されている。ここで、鏡板3aの背
面側の直径がラップ側の直径よりも小さくなっている。
また、中央部に円錐台状の堀込み3tが設けられる。ま
た、スクロールラップ3bは、中央側端部3l,外周側
端部3mを除いて、中央から外周へ向かうにつれて、厚
さが減少する。ここで、このスクロールラップ3bの厚
さは、図2に示すように、ラップ外線とラップ内線との
なす角α,βが等しくなる線分A1,B1の長さとす
る。
【0017】固定スクロール部材2は、スクロールラッ
プ歯先面と同一面である非旋回基準面2uを設け、歯底
に液圧縮防止と過圧縮防止用の4個のリリース穴2eが
設けられる。ここでリリース穴2eを4個設けた理由
は、形成される全ての圧縮室6に常にリリース穴を開口
させるためである。ここに自動弁であるリリース弁23
をリリースねじ50で固定する。また、中央近くには吐
出穴2dが開口している。また、オルダムリング5を旋
回スクロール部材3と固定スクロール部材2の間に配置
するため、固定オルダム溝2g,2hとそのオルダムリ
ング5が運動するオルダムリング摺動面2pを設ける。
また、歯底面の外縁側に吸込み堀込み2qを設け、そこ
に側面から吸込みパイプ54を挿入するための吸込み穴
2vを設ける。さらに、固定スクロール部材2の外周に
吐出ガスおよび油を流す流通溝2rを設ける。この結
果、固定スクロール部材2は、スクロールラップ歯先側
からみて主に五段階の深さの面を有する。非旋回基準面
2uの次に図3の粗い斜線で示すオルダムリング摺動面
2pが浅く、次に浅いのは図3のクロスハッチングで示
す固定オルダム溝2g,2hの底面である。その次が固
定歯底面であり、一番深いのは吸込み堀込み2qとな
る。リリース穴2eにはリリース弁23がリリースねじ
50によってねじ止めされ、中央カバー35が挿入され
る。そして、そのうえに断熱カバー36がねじ止めされ
る。固定スクロールラップ2bは、旋回スクロールラッ
プ3bと同様に、中央から外周へ向かうにつれて、厚さ
が減少する。
【0018】吸込み側逆止弁24は、弁板24aと弁軸
24cからなり、弁板24aの端部を丸めて軸受部24
bを設け、その軸受部24bに弁軸24cを挿入する。
この弁軸24cの一端は固定スクロール2の吸込み堀込
み2q内にある軸穴2fに圧入または接着固定され、他
端の堀込み装着部24eは堀込み凹部2zに装着され
る。ここで、この堀込み装着部24eの外周部は堀込み
凹部2zの内周よりも大きくなっており、この堀込み装
着部24eを弾性変形させて堀込み凹部2zに圧入する
ことにより、弁軸24cを固定スクロール部材2に固定
する。この軸穴2fの堀込み凹部2zにおける位置のた
めに弁軸24cは吸込み穴2vを外挿した領域からはず
れた位置に立設するため、弁板24aが開いている場合
には、吸込みパイプ54から流入する圧縮性ガスの主流
からずれる。よってその流れのじゃまにならず吸込み流
体の圧力損失を回避できるため、全断熱効率の低下を防
止できる。この結果、このような逆止弁を装着しない圧
縮機に比べて全断熱効率を向上できる。
【0019】スラスト部材9は、滑りスラスト軸受9a
側の面の外縁部にストッパ部9fが突出し、その上面は
非旋回基準面対向面9wとなっている。この結果、スラ
スト軸受9aと非旋回基準面対向面9wが同一方向に平
行に設けられるため、旋盤または研磨機でこの二面の距
離を精度よく管理しながら加工が容易に行える。ここ
で、スラスト軸受9aと非旋回基準面対向面9wの距離
はスクロールラップの歯先と歯底の隙間を決める寸法の
一つであるが、この寸法の精度を容易に出せるというこ
とにより、量産時における性能や信頼性のばらつきの小
さいスクロール流体機械を提供できる。また、その滑り
スラスト軸受9a上に円形の油溝9gを設け、そこに、
スラスト部材背面へ抜ける給油孔9cを開ける。このス
ラスト部材9は、軸方向回りに回転してもよいため、回
転止めは不要となり、圧縮機の構造は簡単となり加工性
が向上する。また、スラスト軸受9aとストッパ部9f
の間の角部に補強部9eがあるため、スラスト軸受9a
や背面からかかる荷重によるスラスト部材の変形を抑制
することができ、運転時における両スクロール部材の歯
先と歯底の隙間の管理を容易にする。
【0020】スラストシール97は、耐熱性のエンジニ
アリングプラスチックやばね材であるりん青銅板やステ
ンレス板から形成され、スラスト部材9を押し上げる押
し上げ面97aと背面溝97bと外周シール部97cと
内周シール部97dからなる。
【0021】フレーム4は、外周部の固定スクロール部
材2を取り付ける固定取付け面4bの内周側にスラスト
溝4kが設けられる。外周面にはガスおよび油の流路と
なる流通溝4hが設けられる。また、中央部には軸シー
ル4aと主軸受4mが設けられ、その間の空間に向かっ
てフレーム側面から横穴4nが開口している。スラスト
溝4kの底面から主軸受4mの中心軸にほぼ平行に開け
た貫通した圧力導入路4u,4vが設けられ、そのスラ
スト溝4kにスラストシール97を挿入する。この結
果、スラストシール97の背面にシール背面空間73が
形成される。圧力導入路4uは下方に設けられるため油
中に開口する。一方もう一方の圧力導入路4vは上方に
設けられるため圧縮ガス中に開口する。
【0022】オルダムリング5の一面に固定突起部5
a,5bと固定摺動面5e,5fが設けられ、下面には
旋回突起部5c,5dと旋回摺動面5g,5hが設けら
れる。
【0023】シャフト12には内部にシャフト給油孔1
2aと主軸受給油孔12bと軸シール給油孔12cと副
軸受給油孔12iが設けられる。また、その上部には径
の拡大した軸受保持部12hがあり、その外周に円筒形
状の外周部をもつシャフトバランス49が圧入される。
さらに偏心部12fが設けられる。
【0024】ロータ15は積層鋼板15aに未着磁の永
久磁石(図示せず)を内蔵し、両端にロータバランス1
5c,15fを設ける。
【0025】ステータ16は積層鋼板16bの外周部に
圧縮性ガスや油の流路となるステータ溝16cが設けら
れている。ところで、このステータ溝16cのかわりに
積層鋼板16bの内部に横穴を開けてもよい。
【0026】これらの構成要素を以下のように組み立て
る。まず、スラスト溝4kにスラストシール97を挿入
したフレーム4の主軸受4aにシャフトバランス49が
圧入されたシャフト12を挿入し、ロータ15を圧入ま
たは焼き入れする。さらに、スラスト部材9をスラスト
シール97の押し上げ面97a上に載せてフレーム4に
装着する。一方、固定スクロール部材の固定オルダム溝
2g,2hにオルダムリング5の固定突起部5a,5b
を挿入してオルダム摺動面2pに載せ、さらにオルダム
リング5の旋回突起部5c,5dを旋回オルダム溝3
g,3hに挿入させて、固定スクロール部材3とオルダ
ムリング5と旋回スクロール部材3を組み合わせる。こ
の組み合わせ部の旋回軸受3wにシャフト12の偏心部
12fを挿入させながら旋回スクロール部材3をスラス
ト部材9上に載せる。そしてシャフト12を廻しながら
回転トルクの最小となる位置でカバーねじ53でフレー
ム4に固定スクロール2を固定する。この時、スラスト
部材9が固定スクロール部材2に押しつけられ、非旋回
基準面2uと非旋回基準面対向面9wが圧接した状態
で、フレームスラスト面4rと滑りスラスト軸受9aの
軸線方向の間隔が30〜50μmとなるように設定する
ことにより、スラスト部材9と固定スクロール部材の間
の最大距離を規定する最大距離規定機構を設ける。
【0027】次にあらかじめステータ16を焼きばめす
るとともにガス抜き通路88aを有するガスカバー88
が溶接された軸受支持板18をスポット溶接した円筒ケ
ーシング31に、組立て部を挿入しフレームの側面にタ
ック溶接46を行う。これにより、ロータ15とステー
タ16によってモータ15が形成される。次に軸受支持
板18の中央部の穴から出たシャフト12の一端が軸受
ハウジング70に装着した球面軸受72の円筒穴に挿入
されるように軸受ハウジングを組み込み、シャフト12
の回転トルクを検出しながら軸受ハウジング70の位置
を調整してその回転トルクが最小になる位置で軸受ハウ
ジング70を軸受支持板18にスポットを溶接する。そ
して、給油管71を溶接した給油キャップ90をシール
72を挟んで軸受ハウジング70にねじ込む。ここで、
給油管71は給油キャップ90を軸受ハウジング70に
ねじ込んだ後に下方に曲げる。そして、円筒ケーシング
31に吐出管55が上部に溶接された底ケーシング21
を溶接し、貯油室80を形成する。給油管71の先端近
くには、マグネット89が設けられる。また、円筒ケー
シング31にハーメチック端子22が上部に溶接された
上ケーシング20をハーメチック端子22の内部側端子
にモータ線77を装着して溶接する。
【0028】次に動作を説明する。
【0029】モータ15が回転することにより、シャフ
ト12が回転し旋回スクロール部材3が旋回運動する。
ここで、オルダムリング5があるために旋回スクロール
部材3の自転が防止される。この動作により吸込み室6
0内の圧縮性ガスが両スクロール部材の間に形成される
圧縮室に入り圧縮されて吐出孔2dから吐出室61に吐
出される。このとき、吸込み側逆止弁24の弁板24a
は、吸込みパイプ54から吸込み室60に流入しようと
する圧縮性ガスから力を受ける。起動時の場合のように
この吸込み側逆止弁24が閉じているときには、弁板2
4aに圧縮性ガスが垂直にぶつかり弁軸24cまわりの
トルクが発生して弁板24aが回転し、吸込み側逆止弁
24は開口する。この弁板24aの回転角が90度に近
づくにつれて、圧縮性ガスの流れの向きに近づくため、
吸込み側逆止弁24がそこから受ける力が小さくなり、
90度回転したところでその力は概略0となり、弁板24
aはその位置で止まる。しかし、真に弁板24aに働く
力が0になると圧縮機の振動などによる衝撃的な力で弁
板24aが回転することがあり、吸込み側の圧縮性ガス
の流れを乱す危険性がある。そこで固定スクロール部材
2の吸込み側の歯底面を拡大した歯底拡大部2xを設
け、弁板24aが90度回転して吸込み側逆止弁24が
開口している場合でも、歯底拡大部2xに流れ込もうと
する圧縮性ガスの流れを妨げる流路抵抗部24dを設け
る。これにより、吸込み側逆止弁24の開口時にも弁板
24aにトルクがかかり、吸込み堀込み2qの側面に押
しつけられて、吸込み側逆止弁24の開口姿勢が安定す
る。また、圧縮機が停止した直後には、圧縮室6内の圧
縮性ガスの圧力により旋回スクロール部材3が逆回転を
起こすが、逆回転により生じる圧縮室6から吸込みパイ
プ54への圧縮性流体の流れのうち歯底拡大部2xを流
れる流れにより、弁板24aの流路抵抗部24dに力が
かかり、弁板24aが回転を起こして、吸込み孔開口面
2zにぶつかる。ここで、弁軸24cと軸受部24bの
間に隙間があるため、弁板24aと吸込み孔開口面2z
が接触した点を支点とした回転が起こり、弁板24aが
吸込み孔開口面2zに面接触して密着し完全に吸込み側
逆止弁24が吸込み孔2vをふさぐ。よって、吸込み室
60の圧力が急激に上昇し、吐出室61の圧力と同一に
なるため、旋回スクロール部材3の逆回転は短時間で収
まり、圧縮機の信頼性が向上する。弁軸24cは、吸込
みパイプを外挿した領域からはずれているため、圧縮性
ガスから受ける力のほぼすべてが、その軸まわりに弁板
24aを開くかまたは閉じさせる方向のトルクとして作
用する。よって、吸込み側逆止弁24の動作がスムーズ
に行われるようになり、旋回スクロール部材3の逆回転
は一層短時間で収まり、圧縮機の信頼性が向上する。吐
出室61に吐出された圧縮性ガスは固定スクロール部材
2およびフレーム4hの外周にある流通溝2rおよび4
hを通ってモータ室62に入る。モータ室に入った圧縮
性ガスはステータ溝16cを通りながらモータ19を冷
却する。その過程で、圧縮性ガスはモータ19の各部に
衝突してその中に含まれている油を分離する。分離され
た油はモータ室62の下部に落ちる。モータ室62に入
った圧縮性ガスは、吐出パイプ55より外部に出る。こ
こで、モータ室62内部の圧縮性ガスは小さい通気孔1
8bを通過して貯油室80の上部に流入するため、その
流路抵抗により貯油室80の圧力はモータ室62の圧力
よりも低くなる。よって、モータ室62の潤滑油56は
導油孔18aを通って貯油室80に流入する。このと
き、ガスも同時に貯油室80に流入し、貯油室80内の
潤滑油56中を気泡が上昇するが、ガス抜き通路88a
内を気泡が上昇するため、給油管71には気泡が入ら
ず、軸受の信頼性を向上できる。以上より、モータ室6
2の油面をロータ15やシャフト12へかかることな
く、潤滑油56を小形の圧縮機内部に蓄えることが可能
となるため、高信頼性の横置き圧縮機を小形で実現でき
るという本実施例特有の効果がある。旋回スクロール部
材3は、圧縮室6内部の圧縮性ガスにより固定スクロー
ル部材2から引き離される方向の力を受ける。一方、シ
ール背面空間73は、下部の導油路4uから吐出圧力の
潤滑油56が主に流入し上部の導油路4vから吐出圧力
の圧縮性ガスが主に流入しほぼ吐出圧となるため、外周
シール部97cと内周シール部97dが背面溝97bの
側面に押しつけられてシール性を確保するとともに、押
し上げ面97aによりスラスト部材9を押し上げようと
する引き付け力を発生する。この引き付け力により、旋
回スクロール部材3は、スラスト部材9と接触しなが
ら、固定スクロール部材2へ向けて付勢される。通常運
転時にはスラスト部材9の非旋回基準面対向面9wが非
旋回基準面2uに押し当てられ、そこに引き付け力と引
き離し力の差である付勢力がかかる。その結果、スクロ
ール部材の歯先歯底間に付勢力をかけることなく隙間を
小さく保つことができるので、歯先歯底間の摺動ロスが
なく高い性能で圧縮動作を持続することができる。ま
た、実働時のスクロールラップ変形でラップの歯先歯底
間が圧接しようとしても、旋回スクロール部材3がスラ
スト部材9とともに移動するため、歯先歯底間が圧接せ
ず、圧縮機を高信頼化できる。また、圧力比が小さく、
引き付け力が引き離し力に近いかそれ以下の大きさであ
ると、スラスト部材9が静止できずに、旋回スクロール
部材3が傾いたり、固定スクロール部材2から離れる
が、フレームスラスト面4rとスラスト面3dとの間隔
を30〜50μmとして最大距離規定機構を設けたため
に、その傾き量や離間量が制限されて、高効率ではない
が運転が可能となる運転を実現する運転条件の範囲を広
域化できる。また、起動時は吐出圧力が上昇していない
ためにスラスト部材9が浮き上がらないが、スクロール
部材間の隙間が最大距離規定機構を設けたために、制限
されるため圧縮動作は開始し、引き付け力が発生して、
スラスト部材9を固定スクロール部材2に付勢できる。
これにより、圧縮機の起動の信頼性を向上できるという
特有の効果もある。また、なじみ性があり母材よりも表
面が盛り上がるような表面被膜を、旋回スクロール部材
3や固定スクロー部材2に被覆した場合でも、軸方向の
盛り上がり量の合計が最大距離規定機構の許す最大距離
よりも小さいときにはスラスト部材3が固定スクロール
部材2から離れることにより組み立てることができる。
また、スラスト部材9に与える引き付け力を、背面スラ
スト空間73内の潤滑油56または圧縮性ガスの吐出圧
力により与えるため、専用の部品が不要となり、圧縮機
の部品点数を少なくできる。ここで、シール背面空間7
3には潤滑油が導入されるため、旋回背面空間11との
シールはその潤滑油により確保される。また、スクロー
ルラップ側面間の接触などの衝撃的な荷重によってスラ
スト部材9が固定スクロール部材2から離れ、シール背
面空間73内の潤滑油や圧縮性ガスが外部へ押し出され
ても、圧力導入路4vよりシール背面空間73に圧縮性
ガスが急激に流入する。よって、スラスト部材9は短時
間で固定スクロール部材2に再び接触し、両スクロール
部材の歯先歯底間の隙間の拡大は短時間で回避されるた
め、性能の高い圧縮機を提供できる。また、圧縮室6と
吐出圧力である吐出室61を常につなぐように4個のリ
リース穴2eとそれらに各々リリース弁23を設けたの
で、液圧縮が生じようとしても圧力が極端に上がる前に
リリース弁23が開いて流体は吐出室61に排出される
ため、ラップの損傷の危険性を回避し、信頼性を向上で
きる。また、同時に過圧縮が抑制でき、圧力比の低い運
転条件で高効率化できる。また、オルダムリング5を鏡
板3aの上面に載せたので、圧縮機を小径化できる。ま
た、シャフトバランス49は外周が円形状であることか
ら、シャフト12の回転に伴う粘性ロスを低減できる。
【0030】また、旋回スクロール部材3の鏡板3aの
歯底面およびスクロールラップ3bの全表面や固定スク
ロール部材2の歯底面およびスクロールラップ2bの全
表面に、なじみ性と潤滑性を備えた表面被膜を設けても
よい。たとえば、浸硫窒化処理や燐酸マンガン被膜処理
による表面被膜が考えられる。これにより、スクロール
ラップ3b,2bの側面間および歯先歯底間の隙間を小
さくしさらにスクロールラップ3b,2bの接触部にお
ける摺動性を向上できるので、内部漏れが少なく摩擦ロ
スを小さくできる。この結果、圧縮機の性能を向上でき
る。また、オルダムリング5と摺動するオルダムリング
摺動面2pや固定オルダム溝2g,2hに同様の表面被
膜を設けてもよい。これにより、旋回スクロール部材3
とオルダムリング5の間の摩擦ロスも小さくできる。こ
の結果、圧縮機の性能を向上できる。
【0031】また、旋回スクロール部材3の鏡板3aの
歯底面およびスクロールラップ3bの全表面、さらに、
固定スクロール部材2の歯底面およびスクロールラップ
2bの全表面に、なじみ性と潤滑性を備えた表面被膜を
設けてもよい。たとえば、浸硫窒化処理や燐酸マンガン
被膜処理による表面被膜が考えられる。これにより、ス
クロールラップ3b,2bの側面間および歯先歯底間の
隙間を容易に小さくしさらにスクロールラップ3b,2
bの接触部における摺動性を一層向上できるので、内部
漏れが少なく摩擦ロスを小さくできる。この結果、圧縮
機のなじみ運転期間を短縮できるとともに性能を一層向
上できる。また、オルダムリング5と摺動する箇所の少
なくとも一箇所に同様の表面被膜を設けてもよい。これ
により、旋回スクロール部材3とオルダムリング5の間
の摩擦ロスも小さくできる。
【0032】また、スラスト部材9の全表面に潤滑性を
備えた表面被膜を設けてもよい。たとえば、浸硫窒化処
理や燐酸マンガン被膜処理による表面被膜が考えられ
る。これにより、スラスト面とスラスト軸受面間の摺動
性を向上できるので、そこでの摩擦ロスを小さくでき
る。この結果、圧縮機の性能を一層向上できる。なじみ
性のある表面被膜のときには、被膜厚さを小さくする。
たとえば、2〜3μmとする。この結果、スラスト軸受
面9aのなじみがスクロールラップの歯先歯底間のなじ
みよりも早く完了するため、歯先歯底間のなじみ後の隙
間を拡大することはない。
【0033】また、スクロールラップ2b,3bをイン
ボリュート曲線で形成してもよい。これにより、スクロ
ールラップの加工が容易となるので、圧縮機の加工性を
向上できる。
【0034】また、固定スクロール部材2と旋回スクロ
ール部材3の材質を同様とし、固定スクロールラップ2
bの高さを旋回スクロールラップ3bの高さと3μm以
内の精度で同一寸法に加工してもよい。この結果、運転
時にスクロール部材2,3やスラスト部材9が変形しな
いと仮定すれば、旋回スクロール部材3のスラスト面3
dの位置における鏡板3aの厚さに対してスラスト部材
9のスラスト軸受9aと非旋回基準面対向面9wの距離
の大きい分だけスクロールラップの旋回歯先と固定歯底
の隙間および旋回歯底と固定歯先の隙間が3μm以内の
精度で同じ寸法だけ確保される。つまり、その分だけ変
形しても歯先と歯底が接触しないということになる。圧
縮機はいろいろな条件下で運転されるため、スクロール
部材2,3やスラスト部材9の変形量も一定ではなく、
歯先と歯底間に隙間を設ける。固定スクロール部材2と
旋回スクロール部材3が同様の材質である場合には、ス
クロールラップの旋回歯先と固定歯底の隙間および旋回
歯底と固定歯先の隙間の二箇所の隙間は同じ寸法にした
ほうがよいことから、旋回スクロール部材3のスラスト
面3dの位置における鏡板3aの厚さとスラスト部材9
のスラスト軸受9aと非旋回基準面対向面9wの距離を
測定し、その差がスクロールラップの歯先歯底間の最適
な隙間と同じになるような選択組み合わせを行うことに
より、性能や信頼性のばらつきの少ない量産が可能とな
る。
【0035】また、スラスト部材9に回転止めを設けて
もよい。この場合には、給油孔の9cの位置が変化しな
いために、最適な位置に給油孔9cを設けることができ
る。たとえば、スラスト背面空間11に軸受から出た潤
滑油が溜ってバランスウエイト49による撹拌損失が増
大するような場合には、給油孔9cの一個を給油溝9g
の一番下方に設ける。この結果、スラスト背面空間11
の潤滑油は重力によりその下方から溜ってくるが、そこ
に給油孔が開口しているため、効率的に潤滑油をスラス
ト背面空間11から排出することができる。よって、バ
ランスウエイト49による撹拌損失は低減され、圧縮機
の効率が向上する。
【0036】また、吸込み堀込み2qをスクロールラッ
プ2bの近くまで伸ばしたため、圧縮開始時の圧縮室に
圧縮性ガスが入りやすくなり、吸込み時の圧力損失が低
減され、圧縮機の性能が向上する。
【0037】次に、本発明の第二の実施例を、吸込み側
逆止弁の斜視図である図10と固定スクロール部材の吸
込み側逆止弁近くの平面図である図11に従って説明す
る。ここで、固定スクロール部材2に弁軸堀込み2yを
設け、弁軸24cにはめこみ部24fを設けた以外は、
第一の実施例と同様なので、その他の部分の構成および
動作の説明は省略する。はめこみ部24fは弁軸24c
の一端を折り曲げて形成されその幅24gは弾性により
少し小さくなる。一方、弁軸堀込み2yの幅ははめこみ
部の幅4gよりも少し小さく形成される。はめこみ部2
4fを弁軸堀込み2yに圧入することにより弁軸24c
が固定されるため、吸込み側逆止弁24の組立て性を向
上できる。
【0038】次に、第三の実施例を、弁板の平面図であ
る図12に従って説明する。ここで、軸支部24bの中
央部に支持無し部24hを設ける以外は、第一および第
二の実施例と同様なので、その他の部分の構成および動
作の説明は省略する。支持無し部24hから潤滑油が軸
支部24bの中に入るために、それがないときと比較し
て軸支部24bの潤滑が良好となるため、軸板24aの
動きがスムーズになる。この実施例では支持無し部24
hを一箇所としたが、それ以上の数でもよい。
【0039】次に、第四の実施例を、弁板の平面図であ
る図13に従って説明する。ここで、軸支部24bの両
端に軸支持突起部24iを設ける以外は、第一ないし第
三の実施例と同様なので、その他の部分の構成および動
作の説明は省略する。軸支持突起部24iを設けたため
に弁板24aの一側面全域が吸込み堀込み2qと接触し
ながら開閉動作することがなくなり、軸板24aの動き
がスムーズになる。
【0040】次に、第五の実施例を、弁板の平面図であ
る図14と吸込み側逆止弁の側面図である図15と軸ホ
ルダーの斜視図である図16に従って説明する。ここで
弁板を形成する板材の側面に突起部を設けそれを丸める
ことで弁板24aの側面に軸部24jを設けその軸部2
4jを保持する軸ホルダー24kを設ける以外は、第一
の実施例と同様なので、その他の部分の構成および動作
の説明は省略する。軸部24jの一方を軸穴2fに挿入
しもう一方の軸部24jを軸ホルダー24kの軸穴24
lに挿入し、軸ホルダー24kをホルダーフランジ24
mの弾性を利用して固定スクロール部材に固定する。こ
れまでの実施例と同様に簡単な構成で動作の確実な吸込
み側逆止弁を実現できる。
【0041】次に、第六の実施例を、弁板の平面図であ
る図17に従って説明する。ここで、別体の軸部24n
を弁板24aに接着または圧入した以外は、第五の実施
例と同様なので、その他の部分の構成および動作の説明
は省略する。軸部を別体としたので軸の円筒形状の精度
を向上できるため、軸板24aの動きがスムーズにな
る。
【0042】次に、第七の実施例を、弁スラスト部材2
4p,24qの側面図である図18に従って説明する。
ここで、弁板24aの上下に耐熱プラスチックで摺動性
のあるテフロン等でできた弁スラスト部材24p,24
qを軸部に通して設けた以外は、第一ないし第六の実施
例と同様なので、その他の部分の構成および動作の説明
は省略する。弁板24aの回転時の摺動部に摺動性のよ
い材料を用いたので、軸板24aの動きがスムーズにな
る。
【0043】次に、第八の実施例を、吸込み側逆止弁の
斜視図である図19に従って説明する。ここで、弁板2
4aの下に耐熱プラスチックで摺動性のあるテフロン等
でできた弁スラスト部材24qと軸ばね24rおよび軸
板24aの側面にばね支持部24sを設けた以外は、第
三の実施例と同様なので、その他の部分の構成および動
作の説明は省略する。支持無し部24hの部分の弁軸2
4cにねじりばねである軸ばね24rを装着し、その一
端を固定スクロール部材2に押しつけ、もう一方の一端
をばね支持部24sにかけた。この軸ばね24rは、荷
重がかからないときには吸込み逆止弁を開いた状態に保
持するため、圧縮性ガスの流れが急変して逆止弁にかか
る力が急激に変動しても、吸込み逆止弁は安定して開口
し、吸込みでの圧縮性ガスの流れを乱さない。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、運転停止時の圧縮機の
信頼性を簡単な構成の逆止弁で向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一の実施例の縦断面図。
【図2】一般的スクロールラップのラップ幅の説明図。
【図3】第一の実施例の固定スクロール部材のスクロー
ルラップ側からの平面図。
【図4】第一の実施例の吸込み側逆止弁の斜視図。
【図5】第一の実施例の固定スクロール部材の吸込み側
逆止弁近くの平面図。
【図6】第一の実施例の旋回スクロール部材のスクロー
ルラップ側からの平面図。
【図7】第一の実施例のスラスト部材の斜視図。
【図8】第一の実施例のスラスト部材近くの縦断面図。
【図9】第一の実施例のオルダムリングの斜視図。
【図10】第二の実施例の吸込み側逆止弁の斜視図。
【図11】第二の実施例の固定スクロール部材の吸込み
側逆止弁近くの平面図。
【図12】第三の実施例の弁板の平面図。
【図13】第四の実施例の弁板の平面図。
【図14】第五の実施例の弁板の平面図。
【図15】第五の実施例の吸込み側逆止弁の側面図。
【図16】第五の実施例の軸ホルダーの斜視図。
【図17】第六の実施例の弁板の平面図。
【図18】第七の実施例の弁スラスト部材の側面図。
【図19】第八の実施例の吸込み側逆止弁の斜視図。
【符号の説明】
2…固定スクロール部材、3…旋回スクロール部材、9
…スラスト部材、9a…滑りスラスト軸受、24…吸込
み側逆止弁、24a…弁板、24b…軸支部、24c…
弁軸、97…スラストシール部材。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧縮機外部より吸込み管を介して導いた圧
    縮性流体を一時的に蓄える吸込み室と、前記吸込み室よ
    り導いた圧縮性流体を概略閉じた領域に導きその領域の
    容積を縮小させることによって前記圧縮性流体を圧縮さ
    せる圧縮部と、前記圧縮部より導いた圧縮性流体を外部
    に吐出させる前に一時的に蓄える吐出室と、前記概略閉
    じた領域の容積を縮小させるための駆動源と、前記吸込
    み管の前記吸込み室側端部である吸込み口に前記圧縮性
    流体が圧縮機外部から前記吸込み室へ流入するときに開
    口し逆流しようとしたときに前記圧縮性流体から受ける
    抗力を用いて流路を閉じて逆流を阻止する吸込み側逆止
    弁を有する容積形圧縮機において、 前記吸込み側逆止弁は、前記吸込み口に対して静止した
    直線である基準線を中心軸とした回転動作で開閉動作を
    行うことを特徴とする容積形圧縮機。
  2. 【請求項2】前記基準線を、前記吸込み管を前記吸込み
    室側に外挿した領域以外の領域に設定した請求項1に記
    載の容積形圧縮機。
  3. 【請求項3】前記基準線の位置に中心軸がくる直線部を
    有する丸棒部材を前記吸込み室を形成する部材に固定し
    て設け、前記吸込み側逆止弁に前記丸棒部材の直線部を
    挿入する軸支部を設ける請求項1または2に記載の容積
    形圧縮機。
  4. 【請求項4】前記丸棒部材と前記軸支部の間に隙間のあ
    る請求項3に記載の容積形圧縮機。
JP16411396A 1996-06-25 1996-06-25 容積形圧縮機 Pending JPH109159A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2338749A (en) * 1998-04-06 1999-12-29 Scroll Tech Check valve for a compressor
KR100390780B1 (ko) * 2000-12-29 2003-07-10 주식회사 엘지이아이 스크롤 압축기의 역회전 방지장치

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