JPH1091701A - フォーム文書システム - Google Patents

フォーム文書システム

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JPH1091701A
JPH1091701A JP8243192A JP24319296A JPH1091701A JP H1091701 A JPH1091701 A JP H1091701A JP 8243192 A JP8243192 A JP 8243192A JP 24319296 A JP24319296 A JP 24319296A JP H1091701 A JPH1091701 A JP H1091701A
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JP8243192A
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Inventor
Yukio Iijima
幸夫 飯島
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスプレイ表示されたフォーム文書に対す
る記入と紙のフォーム文書に対する記入とを同一に扱う
ことができるシステムを提供する。 【解決手段】 フォーム文書生成装置10で生成された
所定形式の電子フォーム文書は、フォームデータベース
18に登録される。フォーム文書記入装置16は、電子
フォーム文書をディスプレイ表示し、その表示に対する
ユーザの入力を取り込み、それを元の電子フォーム文書
の属性データにセットする。また、記入済の紙フォーム
文書は、スキャナ22によりビットマップ画像として取
り込まれ、その画像はフォーム文書認識・再生装置20
に入力される。フォーム文書認識・再生装置20は、そ
の画像を、フォームデータベース18から検索した元の
電子フォーム文書によって画像解析してユーザの記入結
果を獲得し、これをその電子フォーム文書の属性データ
にセットする。いずれの記入方法でも、記入結果は電子
フォーム文書の形となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フォーム文書に対
するユーザの記入内容を読み取り、この読み取り結果に
対して所定の処理を行うためのフォーム文書システムに
関する。
【0002】
【従来の技術】情報処理システムへの入力方式の一つに
マークシート方式がある。この方式は、鉛筆一本で入力
情報が記入できるという利点はあるが、チェック欄等の
レイアウトが厳格に定まっており、使用目的等に応じて
ユーザに分かりやすいシートを作成することは困難であ
った。
【0003】これに対し、本出願人は、上記マークシー
ト方式の問題点を解決する入力方式として、例えば特開
平7−114610号公報に示すフォーム文書システム
を提案している。このシステムでは、ワードプロセッサ
ソフトウエア等で作成したフォーム文書データから、チ
ェック欄の位置情報等のようにフォーム文書を解析する
ために必要な解析情報を抽出して蓄えておく。そして、
ユーザ記入後のフォーム文書が入力された場合には、そ
の解析情報に基づいてユーザ記入の内容を認識し、その
認識結果をアプリケーションソフトウエアに供給して処
理を行わせていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記フォーム文書シス
テムには、紙のフォーム文書に対するユーザ記入を読み
取って処理を行う利用形態のほかに、フォーム文書をデ
ィスプレイに表示し、その表示に対するユーザの記入入
力に応じて処理を行う利用形態がある。
【0005】後者では、フォーム文書データを作成する
のに用いたワープロを用いてフォーム文書の各記入欄に
対して記入を行う。このため、ユーザ記入情報は、電子
的なフォーム文書データに直接的に書き込まれる。シス
テムは、このフォーム文書データを解析することにより
ユーザ記入情報を獲得し、これに基づき情報処理を行っ
ていた。
【0006】これに対して前者では、いったん画像とし
て紙上に印刷されたフォーム文書に対して書き込みが行
われ、これが画像としてシステム内に取り込まれる。こ
の場合、ユーザ記入情報は、フォーム文書の画像内の個
々の記入欄の画像認識結果として獲得される。
【0007】このように、上記従来システムでは、紙の
フォーム文書に対して記入を行った場合と、ディスプレ
イ上に表示されたフォーム文書にして記入を行った場合
とで、システムが獲得するユーザ記入情報の形態が異な
るため、後段のアプリケーションソフトはそれぞれの場
合に対応した処理を行う必要があった、本発明は、この
ような問題を解決するためになされたものであり、ディ
スプレイ表示されたフォーム文書に対する記入と、紙の
フォーム文書に対する記入とを同一に扱うことができる
フォーム文書システムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
めに、本発明に係るフォーム文書システムは、フォーム
文書の表示内容及びフォーム文書の記入欄の定義情報を
含み、前記各記入欄に対するユーザの記入内容を保持可
能なデータ構造を有するフォームデータを作成するフォ
ーム作成手段と、フォームデータを保持・管理するフォ
ームデータベースと、フォームデータに基づきフォーム
文書をディスプレイ等に電子的に表示し、この表示の各
記入欄に対するユーザの入力を取得し、取得したユーザ
入力を当該フォームデータの対応記入欄の記入内容とし
てセットすることによりユーザ記入を反映したフォーム
データを生成する電子記入手段と、フォームデータに基
づき所定のシート上にフォーム文書を印刷するフォーム
印刷手段と、フォーム文書が印刷されたシートを光学的
に読み取ってフォーム画像を獲得し、フォームデータベ
ースから読み出した当該フォーム文書のフォームデータ
に基づき前記フォーム画像から記入欄部分を抽出してそ
の記入内容を画像認識し、この認識結果を前記フォーム
データの対応記入欄の記入内容としてセットすることに
よりユーザ記入を反映したフォームデータを生成するシ
ート認識手段とを有することを特徴とする。
【0009】この構成によれば、フォーム文書に対する
電子記入手段による電子的記入の結果と、紙等に印刷し
たフォーム文書に対する手書き記入を画像認識した結果
とが同一形式のフォームデータの形で出力されるので、
異なる方法で行われたユーザ記入を同一に扱うことがで
き、ユーザ記入結果を処理する処理ソフトウエアの構成
が簡単になる。
【0010】本発明の好適な態様では、前記フォームデ
ータは、前記各記入欄の定義情報として各記入欄の位
置、形状及び記入内容種別の情報を含み、前記シート認
識手段は、フォームデータ中の各記入欄の位置及び形状
の情報に基づきフォーム画像から記入欄部分を抽出し、
各記入欄の記入内容種別の情報に基づき当該種別に対応
した画像認識手段を起動して記入内容を認識することを
特徴とする。
【0011】この態様では、印刷されたフォーム文書の
各記入欄に対するユーザの記入内容は、各記入欄の定義
情報に基づいて当該記入欄の記入内容種別(例えばチェ
ック欄、数字記入欄などの種別)に対応する画像認識手
段を動作させることにより認識される。このため、各記
入欄の記入結果を、その記入内容種別に応じたデータ形
式(例えばチェック欄はチェックの有無、数字記入欄は
数字データ)で獲得し、フォームデータにセットするこ
とができる。
【0012】また、本発明では、電子記入手段及びフォ
ーム印刷手段に入力されるフォーム文書表示のためのデ
ータと、電子記入手段及びシート認識手段から出力され
るユーザ記入認識結果のデータとが、フォームデータと
いう共通のデータ形式となっているので、一度記入が行
われたフォーム文書のフォームデータ(すなわち電子記
入手段又はシート認識手段で生成されたフォームデー
タ)を再び電子記入手段やフォーム印刷手段に供給する
こともできる。したがって、本発明は、同一のフォーム
文書に対する記入が複数回に分けて行われるような利用
形態にも対応可能である。特に、本発明によれば、フォ
ーム文書を各ユーザの希望に併せて電子的表示、紙文書
と形態を変えながら回覧しつつ、各ユーザからの記入を
受けることができる。
【0013】また、本発明に係るフォーム記入認識装置
は、フォーム文書の記入欄の定義情報を含むとともに前
記各記入欄に対するユーザの記入内容を保持可能なデー
タ構造を有するフォームデータを、各フォーム文書の種
類ごとに保持・管理するデータベースと、前記フォーム
文書の画像からフォーム識別子を検出し、そのフォーム
識別子に対応するフォームデータを前記フォームデータ
ベースから取得するフォーム識別手段と、フォーム識別
手段により取得されたフォームデータに基づき、前記画
像の記入欄部分を特定してその記入内容を画像認識し、
この認識結果を前記フォームデータの対応記入欄の記入
内容としてセットすることにより、ユーザ記入を反映し
たフォームデータを生成する記入認識手段とを有する。
【0014】この構成によれば、フォーム文書に対する
電子的な記入の結果と手書き記入の結果とを同一形式の
フォームデータとして扱うことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るフォーム文書
システムの好適な実施形態を図面に基づいて説明する。
【0016】図1は、本発明に係るフォーム文書システ
ムの全体構成を示す図である。図1において、フォーム
文書生成装置10は、フォーム文書を設計するために用
いる装置であり、フォーム作成者はこの装置により新規
のフォーム文書を作成する。フォーム文書生成装置10
は、ワードプロセッサと同様のユーザインタフェースを
提供しており、フォーム作成者はワープロ感覚でフォー
ム文書を作成することができる。
【0017】図2に、フォーム文書生成装置10で生成
されるフォーム文書の一例を示す。図2に示すように、
フォーム文書は定型部と記入部とから構成される。定型
部は、人間が読む説明文を記述した部分であり、この部
分は通常のワープロ機能により作成することができる。
記入部は、人間が記入を行う部分であると同時に、シス
テムが記入の認識を行う部分でもある。記入部には、記
入内容の種別に応じて複数の種類があり、図2の例で
は、チェックボックス(記入部1及び2)、数字記入欄
(記入部3)及び自由記入欄(記入部4)の3種類が示
されている。これら記入部の作成は、チェックボックス
や数字記入欄など、各記入部種別ごとに設けられた専用
の作成ツールにより行うことができる。すなわち、作成
ツールを起動し、位置やサイズ等をマウス等で指定する
ことにより、フォーム文書内に所望の記入部を設定する
ことができる。
【0018】ユーザが上記のようにWYSIWIGでフ
ォーム文書の外観を設計していくにつれて、フォーム文
書生成装置10では、そのフォーム文書を表す定義デー
タが図3に示す形式で生成される。図3の定義データ
は、定型部情報と記入部情報とからなる。定型部情報
は、フォーム文書の定型部の文書データである。一方、
記入部情報は、各記入部ごとに記述され、記入部の種別
(タイプ)、フォーム文書内での位置、サイズ(幅と高
さ)などがユーザ入力に応じて設定されていく。そし
て、各記入部の情報には、その記入部の種類に合わせ
て、ユーザ記入内容をセットする属性領域が設けられ
る。すなわち、チェックボックスにはチェックのオン・
オフをセットするチェック属性領域が、数字記入欄には
数字列データをセットする数字列属性領域が、自由記入
欄にはビットマップイメージをセットするイメージ属性
領域が、それぞれ設けられる。このようにして作成され
たフォーム文書の定義データを、本実施形態では電子フ
ォーム文書と呼ぶ。電子フォーム文書は、各請求項にお
けるフォームデータに相当する。
【0019】フォーム文書生成装置10は、生成したフ
ォーム文書に対し一意的なフォーム識別子を付与する。
本実施形態では、フォーム識別子は、例えば紙やディス
プレイにフォーム文書を表示した場合には、図2に示す
ようにフォーム文書中の所定の位置に数字で表記された
番号として表示される。このフォーム識別子の情報は、
電子フォーム文書(図3)にもセットされる。
【0020】このようにして生成された電子フォーム文
書は、フォームデータベース18に登録されると共に、
ユーザの要求に応じてフォーム文書印刷装置12やフォ
ーム文書記入装置16にも供給される。
【0021】フォーム文書印刷装置12は、この電子フ
ォーム文書のデータに基づきフォーム文書の表示データ
を生成し、プリンタ14に送信する。フォーム文書印刷
装置12が生成する表示データの形式は、例えばビット
マップ形式でもページ記述言語の形式でもよく、プリン
タ14が処理できるデータ形式であればよい。すなわ
ち、フォーム文書印刷装置12は、フォーム文書生成装
置10又はフォームデータベース18から供給された電
子フォーム文書に基づき、定型部及び各記入部の表示イ
メージを表す表示データを生成する。ここで、定型部に
ついては、通常のワープロデータと同様の処理で表示デ
ータを生成することができる。一方、記入部について
は、図4に示す手順により表示データを生成する。すな
わち、フォーム文書印刷装置12は、入力された電子フ
ォーム文書から記入部情報を取り出し(S10)、その
記入部情報に記述されているタイプ(種別)情報に基づ
き、当該記入部の種別を判定する(S12)。この例で
は、記入部として、数字記入欄、チェックボックス、自
由記入欄の3種類が提供されている。
【0022】記入部が数字記入欄の場合は、記入部情報
における位置、幅及び高さの設定値に従って長方形を描
画し(S14)、更にその長方形を桁数分の領域に分割
するために、その長方形に対して、記入部情報の桁数設
定値から1を引いた数だけ仕切り線を描画する(S1
6)。そして、記入部情報の数字列属性領域に数字列が
セットされていれば、その数字列を上記長方形内に描画
する(S18)。
【0023】また、記入部がチェックボックスの場合に
は、記入部情報における位置、幅及び高さの設定値に従
って長方形を描画し(S20)、記入部情報のチェック
属性が「オン」にセットされていれば、上記長方形内に
チェックを描画する(S18)。チェックの描画は、例
えば、上記長方形を塗りつぶしたり、あるいはチェック
を示す所定の図形(例えば×印)を上記長方形内に描画
したりすることにより行うことができる。
【0024】また、記入部が自由記入欄の場合は、記入
部情報における位置、幅及び高さの設定値に従って長方
形を描画し(S24)、記入部情報のイメージ属性領域
にイメージデータがセットされていれば、そのイメージ
データを上記長方形内に描画する(S26)。
【0025】フォーム文書印刷装置12は、以上の処理
を、電子フォーム文書に記述されたすべての記入部につ
いて繰り返す(S28)。このような処理により、図3
に示すような電子フォーム文書から、図2に示すような
表示イメージを示す表示データが生成され、この表示デ
ータがプリンタ14に供給される。そして、プリンタ1
4は、供給された表示データに基づき印刷処理を行う。
この結果、プリンタ14からは、図2に示すような外観
の紙フォーム文書が出力される。この紙フォーム文書は
ユーザに配布され、ユーザにより記入欄への記入が行わ
れる。
【0026】ユーザ記入後の紙フォーム文書は、スキャ
ナ22によりシステム内に取り込まれる。スキャナ22
によるスキャン結果のビットマップ画像は、フォーム文
書認識・再生装置20に入力される。図5に、フォーム
文書認識・再生装置20の処理手順を示す。図5に示す
ように、フォーム文書認識・再生装置20は、スキャナ
22からフォーム文書のビットマップ画像を受けとり
(S30)、そのビットマップ画像内の所定のフォーム
識別子位置の画像を切り出し、その画像に対して数字認
識処理を行うことにより、フォーム識別子を認識する
(S32)。次に、フォーム文書認識・再生装置20
は、そのフォーム識別子をキーとしてフォームデータベ
ース18から前記入力フォーム文書に対応する電子フォ
ーム文書を取り出す(S34)。そして、電子フォーム
文書から記入部情報を取り出し(S36)、その取り出
した記入部情報の位置やサイズの情報に基づきビットマ
ップ画像における当該記入部の記入を認識し、その認識
結果を電子フォーム文書の当該記入部の属性領域(例え
ばチェック属性等)にセットする(S38)。以上のS
36及びS38の処理を繰り返し、電子フォーム文書に
含まれるすべての記入部についてそれらの処理が終了す
ると(S40)、入力された紙フォーム文書の記入内容
を反映した電子フォーム文書ができる。
【0027】すなわち、以上の処理によれば、ユーザが
記入を行った紙フォーム文書に基づき、その記入内容
(すなわち認識結果)を保持した電子フォーム文書が再
生される。フォーム文書認識・再生装置20は、この認
識結果が反映された電子フォーム文書を出力する(S4
2)。
【0028】図6は、フォーム文書認識・再生装置20
の処理のうち、記入部の記入内容の認識処理(すなわち
図5のS36〜S40)の手順を更に詳しく示した図で
ある。図6に示すように、フォーム文書認識・再生装置
20は、電子フォーム文書より記入部情報を1つ取り出
し(S50)、タイプの記述から当該記入部の種別を判
定する(S52)。ここで、記入部が数字記入欄の場合
は、記入部情報の位置やサイズの情報に基づき記入範囲
を特定し、フォーム文書のビットマップ画像からその記
入範囲の画像を切り出し、その画像に対して数字認識処
理を施すことにより、ユーザが記入した数字列を認識す
る(S54)。そして、認識した数字列を、電子フォー
ム文書の当該記入部情報の数字列属性領域にセットする
(S56)。また、記入部がチェックボックスの場合に
は、記入部情報の位置やサイズの情報に基づき記入範囲
を特定し、フォーム文書のビットマップ画像からその記
入範囲の画像を切り出し、その画像を解析してチェック
が記入されているか否かを認識する(S58)。そし
て、認識したチェックのオン・オフを、電子フォーム文
書の当該記入部情報のチェック属性領域にセットする
(S60)。そして、記入部が自由記入欄の場合には、
記入部情報の位置やサイズの情報に基づき記入範囲を特
定し、フォーム文書のビットマップ画像からその記入範
囲の画像を切り出し (S62)、切り出した画像をフ
ォーム文書の当該記入部情報のイメージ属性領域にセッ
トする(S64)。以上の処理を、電子フォーム文書の
すべての記入部情報について繰り返す(S66)ことに
より、入力された紙フォーム文書への手書き記入を反映
した電子フォーム文書が生成される。なお、以上では、
各記入部が電子フォーム文書における記載順に順次処理
されていく場合を説明したが、処理方式はこれに限られ
るものではなく、例えば各記入部を認識プログラムを含
んだオブジェクト指向的な部品として実装すれば、各記
入部は順不同で随時処理されていく。
【0029】以上、ユーザが紙フォーム文書に対して記
入を行い、その記入を認識する処理について説明した
が、本実施形態においては、このような記入方式だけで
なく、フォーム文書をコンピュータのディスプレイ画面
に表示して、その表示に対して記入を行うという方式を
採ることもできる。このようなコンピュータ上での記入
のことを、紙フォーム文書における手書き記入と区別す
るために、電子的記入と呼ぶ。この電子的記入を実現す
るのが、フォーム文書記入装置16である。フォーム文
書記入装置16は、フォーム文書生成装置10又はフォ
ームデータベース18からユーザが要求する電子フォー
ム文書を取得し、この電子フォーム文書に基づきフォー
ム文書の表示イメージをディスプレイ画面上に表示す
る。このフォーム文書記入装置16は、その表示に対し
ユーザが記入を行うためのインタフェースを提供する。
ユーザは、その表示に対して、マウスやキーボード等を
用いて例えば文書編集と同様の操作で各記入部に対する
記入内容を入力する。フォーム文書記入装置16は、こ
のユーザ入力内容を取得し、これを電子フォーム文書の
対応記入部の属性領域にセットする。
【0030】図7は、このフォーム文書記入装置16に
よる電子的記入の処理手順を示している。本実施形態に
おいては、各記入部への記入は、マウス等でカーソルを
当該記入部まで移動させたのち、キーボード等によりデ
ータを入力することにより行う。例えば、数字記入欄へ
の記入はテンキー等を打鍵することにより行うことがで
き、チェックボックスへの記入はマウスのクリックに応
じて順次オン・オフ属性を反転させる等の手法で行うこ
とができる。また、自由記入欄への記入は、描画ツール
を起動することにより行うことができる。このようにし
て入力が行われた場合、フォーム文書記入装置16は、
その入力が行われた位置を取得し(S70)、電子フォ
ーム文書の各記入部情報の位置等の情報に基づき、その
入力が行われた記入部を特定する(S72)と共に、そ
の記入部の種別を判定する(S74)。この判定の結
果、入力が行われた記入部が数字記入欄の場合には、入
力された数字列データを記入部情報の数字列属性領域に
セットする(S76)。また、その記入部がチェックボ
ックスの場合には、そのオン・オフの入力結果を記入部
情報のチェック属性領域にセットする(S78)。ま
た、その記入部が自由記入欄の場合には、描画ツール等
で描画された画像を記入部情報のイメージ属性領域にセ
ットする(S80)。以上の処理は、ユーザが入力を行
う度に実行される。
【0031】以上のような処理により、ユーザの電子的
な記入が反映された電子フォーム文書ができる。なお、
フォーム文書記入装置16と前述のフォーム文書生成装
置10とは機能的に共通する部分が多いので、実装上は
例えばフォーム文書記入装置16とフォーム文書生成装
置10とを共通の装置として構成することも考えられ
る。
【0032】このように、本実施形態によれば、フォー
ム文書を紙に印刷して手書き記入を行った場合でも、フ
ォーム文書をディスプレイ等に表示して電子的記入を行
った場合でも、記入結果を反映した同一形式の電子フォ
ーム文書が生成される。このようにして生成された記入
済みの電子フォーム文書は、記入結果に基づき情報処理
を行うフォーム文書処理装置24に入力される。フォー
ム文書処理装置24は、フォーム文書の記入結果を処理
するアプリケーションソフトウエアとして構築すること
ができ、一例としてはアンケートの集計処理を行う集計
プログラムなどが挙げられる。
【0033】本実施形態では、手書き記入、電子的記入
のいずれの記入方式を取っても、その記入結果はシステ
ム内では電子フォーム文書という統一的なデータ形式に
まとめられるので、フォーム文書処理装置24は、電子
フォーム文書という一つのデータ形式のデータを処理で
きるように構成されていればよく、従来のように手書き
記入と電子的記入とで別々の処理を行う必要はなくな
る。また、本実施形態では、フォーム文書印刷装置1
2、フォーム文書記入装置16、フォーム文書認識・再
生装置20及びフォーム文書処理装置24が、すべて共
通の電子フォーム文書に基づき処理を行う構成としたた
め、システムの運用が容易となる。更に、本実施形態で
は、フォーム文書記入装置16及びフォーム文書認識・
再生装置20から出力されるデータが、フォーム文書記
入装置16及びフォーム文書印刷装置12に入力される
データと同じ電子フォーム文書の形式なので、ユーザに
より一度記入が行われたフォーム文書のフォームデータ
を再び印刷又はディスプレイ表示し、同一ユーザ又は別
ユーザによる更なる記入を受け付けることもできる。
【0034】次に、図8を参照して、本実施形態のシス
テムの利用形態の一例を説明する。なお、図8では、図
1と同様の構成要素には同一の符号を付している。
【0035】例えば、アンケートを行う場合には、フォ
ーム文書生成装置10でアンケートのフォームを電子フ
ォーム文書の形で生成してフォームデータベース18に
登録すると共に、そのアンケートのフォーム文書をアン
ケート対象の人の処理環境に合わせた形で配布する。す
なわち、フォーム文書記入装置16を搭載したコンピュ
ータを有している人には、電子フォーム文書をそのまま
ネットワーク等を介して伝送し、そのようなコンピュー
タを持っていない人には、フォーム文書印刷装置12及
びプリンタ14により紙フォーム文書を生成し、その紙
フォーム文書を配布する。アンケートフォーム文書を受
けとった人は、その人の処理環境に応じて、電子的記入
あるいは手書き記入によりアンケートフォーム文書に対
する記入を行う。記入の結果は、電子的記入の場合に
は、フォーム文書記入装置16により、電子フォーム文
書に直接的に書き込まれる。また、手書き記入の場合に
は、フォーム文書認識・再生装置20の処理により、手
書き記入の画像認識の結果が電子フォーム文書に書き込
まれる。すなわち、いずれの記入方法を取った場合で
も、記入の結果は、記入内容がセットされた電子フォー
ム文書の形となる。このような記入済電子フォーム文書
は、アンケート集計処理の機能を有するフォーム文書処
理装置24に入力される。フォーム文書処理装置24
は、入力された電子フォーム文書の各記入部の属性情報
を集計することにより、アンケート集計を行う。
【0036】また、本実施形態のシステムは、作成した
文書に対し各部門で承認を受けるような場合などのよう
に、文書を複数のユーザに回覧して各ユーザから記入を
受けるような場合にも利用できる。すなわち、本実施形
態では、ユーザの記入結果は、最終的には電子フォーム
文書の形となるため、この記入済の電子フォーム文書を
再びフォーム文書記入装置16やフォーム文書印刷装置
12に供給することにより、当該フォーム文書に対する
更なる記入を受け付けることができる。従って、例え
ば、Aさんがフォーム文書生成装置10で作成した文書
を電子フォーム文書の形でBさんに送付し、Bさんがこ
れに対する意見をフォーム文書記入装置16で電子的に
記入し、この記入結果の電子フォーム文書をフォーム文
書印刷装置12で印刷してCさんに回覧し、Cさんが更
にこれに対する記入を行い、この記入結果をスキャナ2
2からシステム内に入力し、最終的にBさん及びCさん
の記入結果を反映したフォーム文書を得るというような
利用の仕方が可能となる。なお、この場合においてフォ
ーム文書の記入内容の一貫性を保つためには、各ユーザ
が電子的記入を行ったり、手書き記入の結果をシステム
内に入力したりするごとに、この記入結果が反映された
電子フォーム文書をフォームデータベース18に登録す
る必要がある。
【0037】なお、上記実施形態におけるフォーム文書
生成装置10、フォーム文書印刷装置12、フォーム文
書記入装置16及びフォーム文書認識・再生装置20
は、コンピュータ上で実行されるソフトウエアとして実
現してもよいし、ハードウエア回路として構成してもよ
い。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ユーザがフォーム文書に対して手書き記入、電子的記入
のいずれで記入したとしても、その記入結果はフォーム
データという統一的なデータ形式にまとめられるので、
その記入結果について処理を行う処理アプリケーション
はそのフォームデータを処理対象とすればよく、従来の
ように手書き記入と電子的記入とで別々の処理を行う必
要はなくなる。
【0039】また、本発明によれば、電子記入手段及び
フォーム印刷手段に入力されるフォーム文書表示のため
のデータと、電子記入手段及びシート認識手段から出力
されるユーザ記入認識結果のデータとが、フォームデー
タという共通のデータ形式となっているので、一度記入
が行われたフォーム文書のフォームデータを再び電子記
入手段やフォーム印刷手段に供給することもでき、同一
のフォーム文書に対する記入が複数回に分けて行われる
ような利用形態にも対応できる。
【0040】また、本発明によれば、フォーム文書を表
示・印刷するための情報とユーザ記入を認識するための
情報とが1つのフォームデータの形でまとめられている
ので、フォーム文書の管理が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るフォーム文書システムの全体構
成を示す機能ブロック図である。
【図2】 フォーム文書生成装置で生成されるフォーム
文書の一例の外観を示す図である。
【図3】 図2のフォーム文書のシステム内における定
義データ(電子フォーム文書)の構成を示す図である。
【図4】 フォーム文書印刷装置における記入部の印刷
処理手順を示すフローチャートである。
【図5】 フォーム文書認識・再生装置の全体的な処理
手順を示すフローチャートである。
【図6】 フォーム文書認識・再生装置における記入部
の処理手順を詳細に示したフローチャートである。
【図7】 フォーム文書記入装置の処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図8】 本発明に係るフォーム文書システムの利用方
法を説明するための図である。
【符号の説明】
10 フォーム文書生成装置、12 フォーム文書印刷
装置、14 プリンタ、16 フォーム文書記入装置、
18 フォームデータベース、20 フォーム文書認識
・再生装置、22 スキャナ、24 フォーム文書処理
装置。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フォーム文書を印刷物又は電子的表示と
    してユーザに提示し、そのフォーム文書に対してユーザ
    が行った記入内容を獲得するフォーム文書システムにお
    いて、 フォーム文書の表示内容及びフォーム文書の記入欄の定
    義情報を含み、前記各記入欄に対するユーザの記入内容
    を保持可能なデータ構造を有するフォームデータを作成
    するフォーム作成手段と、 フォームデータを保持・管理するフォームデータベース
    と、 フォームデータに基づきフォーム文書をディスプレイ等
    に電子的に表示し、この表示の各記入欄に対するユーザ
    の入力を取得し、取得したユーザ入力を当該フォームデ
    ータの対応記入欄の記入内容としてセットすることによ
    りユーザ記入を反映したフォームデータを生成する電子
    記入手段と、 フォームデータに基づき所定のシート上にフォーム文書
    を印刷するフォーム印刷手段と、 フォーム文書が印刷されたシートを光学的に読み取って
    フォーム画像を獲得し、フォームデータベースから読み
    出した当該フォーム文書のフォームデータに基づき前記
    フォーム画像から記入欄部分を抽出してその記入内容を
    画像認識し、この認識結果を前記フォームデータの対応
    記入欄の記入内容としてセットすることによりユーザ記
    入を反映したフォームデータを生成するシート認識手段
    と、 を有することを特徴とするフォーム文書システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のフォーム文書システム
    において、 前記フォームデータは、前記各記入欄の定義情報として
    各記入欄の位置、形状及び記入内容種別の情報を含み、 前記シート認識手段は、フォームデータ中の各記入欄の
    位置及び形状の情報に基づきフォーム画像から記入欄部
    分を抽出し、各記入欄の記入内容種別の情報に基づき当
    該種別に対応した画像認識手段を起動して記入内容を認
    識することを特徴とするフォーム文書システム。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載のフォーム文書シ
    ステムにおいて、 前記電子記入手段又はシート認識手段で生成されたユー
    ザ記入を反映したフォームデータを、更に前記電子記入
    手段及び印刷手段に対して供給可能としたことを特徴と
    するフォーム文書システム。
  4. 【請求項4】 フォーム文書を光学的に読み取って得た
    画像を解析してユーザ記入情報を獲得するフォーム記入
    認識装置であって、 フォーム文書の記入欄の定義情報を含むとともに前記各
    記入欄に対するユーザの記入内容を保持可能なデータ構
    造を有するフォームデータを、各フォーム文書の種類ご
    とに保持・管理するデータベースと、 前記フォーム文書の画像からフォーム識別子を検出し、
    そのフォーム識別子に対応するフォームデータを前記フ
    ォームデータベースから取得するフォーム識別手段と、 フォーム識別手段により取得されたフォームデータに基
    づき、前記画像の記入欄部分を特定してその記入内容を
    画像認識し、この認識結果を前記フォームデータの対応
    記入欄の記入内容としてセットすることにより、ユーザ
    記入を反映したフォームデータを生成する記入認識手段
    と、 を有することを特徴とするフォーム記入認識装置。
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