JPH1093163A - 金属蒸気レ−ザ装置 - Google Patents
金属蒸気レ−ザ装置Info
- Publication number
- JPH1093163A JPH1093163A JP24636596A JP24636596A JPH1093163A JP H1093163 A JPH1093163 A JP H1093163A JP 24636596 A JP24636596 A JP 24636596A JP 24636596 A JP24636596 A JP 24636596A JP H1093163 A JPH1093163 A JP H1093163A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metal vapor
- insulating tube
- laser device
- vapor
- temperature
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】この発明は、金属蒸気源の消費を抑制した金属
蒸気レ−ザ装置を提供することを目的とする。 【解決手段】この発明の金属蒸気レ−ザ装置は、金属蒸
気を保つための絶縁管5と、この絶縁管の両端部に設け
られた放電用電極3と、この放電用電極および絶縁管を
覆うように設けられた断熱材2と、絶縁管内に配設され
た金属蒸気源6とを具備し、放電用電極の近傍に温度低
下を防止するヒ−タ1が設けられ、このヒ−タの近傍で
絶縁管内に金属蒸気の拡散を防止する蒸気拡散防止板4
が配設され、この蒸気拡散防止板に金属蒸気源が載置さ
れてなり、ヒータにて管軸方向に沿う温度分布が蒸気拡
散防止板の領域で部分的に低温となる分布となるように
したことにより、上記の目的を達成することが出来る。
蒸気レ−ザ装置を提供することを目的とする。 【解決手段】この発明の金属蒸気レ−ザ装置は、金属蒸
気を保つための絶縁管5と、この絶縁管の両端部に設け
られた放電用電極3と、この放電用電極および絶縁管を
覆うように設けられた断熱材2と、絶縁管内に配設され
た金属蒸気源6とを具備し、放電用電極の近傍に温度低
下を防止するヒ−タ1が設けられ、このヒ−タの近傍で
絶縁管内に金属蒸気の拡散を防止する蒸気拡散防止板4
が配設され、この蒸気拡散防止板に金属蒸気源が載置さ
れてなり、ヒータにて管軸方向に沿う温度分布が蒸気拡
散防止板の領域で部分的に低温となる分布となるように
したことにより、上記の目的を達成することが出来る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、金属蒸気レ−ザ
装置に関する。
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、金属蒸気レ−ザ装置は図3の
(a)に示すように構成され、円筒状のセラミックから
なる絶縁管5内に金属蒸気源6が設けられ、絶縁管5の
両端部にはそれぞれ円筒状の放電用電極3,3が取付け
られている。そして、絶縁管5および放電用電極3,3
は断熱材2で覆われている。
(a)に示すように構成され、円筒状のセラミックから
なる絶縁管5内に金属蒸気源6が設けられ、絶縁管5の
両端部にはそれぞれ円筒状の放電用電極3,3が取付け
られている。そして、絶縁管5および放電用電極3,3
は断熱材2で覆われている。
【0003】動作時には、絶縁管5内にバッファガスを
注入した後、放電用電極3,3間に高電圧を印加して放
電させることで得られる放電エネルギにより絶縁管5内
を高温とさせ、断熱材2により金属蒸気源6の金属の融
点以上に保温することで金属蒸気を得ている。この金属
蒸気がバッファガスの放電エネルギにより励起し、この
金属蒸気の励起光が一対のミラ−で共振することでレ−
ザ発振を行っている。
注入した後、放電用電極3,3間に高電圧を印加して放
電させることで得られる放電エネルギにより絶縁管5内
を高温とさせ、断熱材2により金属蒸気源6の金属の融
点以上に保温することで金属蒸気を得ている。この金属
蒸気がバッファガスの放電エネルギにより励起し、この
金属蒸気の励起光が一対のミラ−で共振することでレ−
ザ発振を行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では図3の(b)に示すように、断熱材2の端
部に急激な温度勾配が生じることから、金属蒸気源6の
金属蒸気が絶縁管5内から断熱材2両端の低温部へ熱拡
散を起こす。この拡散した金属蒸気が放電用電極3等に
付着すると、実質的な金属蒸気源6の消耗が著しくな
る。この金属蒸気源6の消耗が進むと、絶縁管5内に金
属蒸気が存在しなくなり、この結果、レ−ザ−出力の低
下を引き起こす。
来の構成では図3の(b)に示すように、断熱材2の端
部に急激な温度勾配が生じることから、金属蒸気源6の
金属蒸気が絶縁管5内から断熱材2両端の低温部へ熱拡
散を起こす。この拡散した金属蒸気が放電用電極3等に
付着すると、実質的な金属蒸気源6の消耗が著しくな
る。この金属蒸気源6の消耗が進むと、絶縁管5内に金
属蒸気が存在しなくなり、この結果、レ−ザ−出力の低
下を引き起こす。
【0005】この発明は以上のような不都合を解決する
ものであり、金属蒸気源の消耗を抑制してレ−ザ−出力
の安定化を図った金属蒸気レ−ザ装置を提供することを
目的とする。
ものであり、金属蒸気源の消耗を抑制してレ−ザ−出力
の安定化を図った金属蒸気レ−ザ装置を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、金属蒸気を
保つための絶縁管と、この絶縁管の両端部に設けられた
放電用電極と、この放電用電極および絶縁管を覆うよう
に設けられた断熱材と、絶縁管内に配設された金属蒸気
源とを具備する金属蒸気レ−ザ装置において、放電用電
極の近傍に温度低下を防止するヒ−タが設けられた金属
蒸気レ−ザ装置である。
保つための絶縁管と、この絶縁管の両端部に設けられた
放電用電極と、この放電用電極および絶縁管を覆うよう
に設けられた断熱材と、絶縁管内に配設された金属蒸気
源とを具備する金属蒸気レ−ザ装置において、放電用電
極の近傍に温度低下を防止するヒ−タが設けられた金属
蒸気レ−ザ装置である。
【0007】更に、ヒ−タの近傍で絶縁管内に金属蒸気
の拡散を防止する蒸気拡散防止板が配設され、この蒸気
拡散防止板に金属蒸気源が載置されてなり、ヒータにて
管軸方向に沿う温度分布が蒸気拡散防止板の領域で部分
的に低温となる分布となるように構成されている。
の拡散を防止する蒸気拡散防止板が配設され、この蒸気
拡散防止板に金属蒸気源が載置されてなり、ヒータにて
管軸方向に沿う温度分布が蒸気拡散防止板の領域で部分
的に低温となる分布となるように構成されている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の一実施の形態を詳細に説明する。この発明による金属
蒸気レ−ザ装置は図1(a),(b)に示すように構成
され、(a)はこの発明の一実施の形態に係る金属蒸気
レ−ザ−装置を示す断面図、(b)は(a)の金属蒸気
レ−ザ装置における管内温度と管軸方向の位置との関係
を示すグラフである。
の一実施の形態を詳細に説明する。この発明による金属
蒸気レ−ザ装置は図1(a),(b)に示すように構成
され、(a)はこの発明の一実施の形態に係る金属蒸気
レ−ザ−装置を示す断面図、(b)は(a)の金属蒸気
レ−ザ装置における管内温度と管軸方向の位置との関係
を示すグラフである。
【0009】即ち、従来例(図3)と同一箇所は同一符
号を付すと、図1(a)中の符号5は円筒状の例えばセ
ラミックからなり、金属蒸気を保つための絶縁管であ
る。この絶縁管5の両端部には、それぞれ円筒状の放電
用電極3,3が取付けられている。そして、絶縁管5の
内部を高温に保つために、絶縁管5および放電用電極
3,3は断熱材2で覆われている。
号を付すと、図1(a)中の符号5は円筒状の例えばセ
ラミックからなり、金属蒸気を保つための絶縁管であ
る。この絶縁管5の両端部には、それぞれ円筒状の放電
用電極3,3が取付けられている。そして、絶縁管5の
内部を高温に保つために、絶縁管5および放電用電極
3,3は断熱材2で覆われている。
【0010】更に、この発明では、断熱材2両端の温度
低下を防止するために、放電用電極3,3の近傍にヒ−
タ1,1が設けられ、断熱材2中に埋設されている。ま
た、このヒ−タ1,1の近傍で絶縁管5内には、蒸気拡
散防止板4,4が配設され、この蒸気拡散防止板4,4
上にそれぞれ金属蒸気源6,6が載置されている。つま
り、ヒ−タ1,1にて放電用電極3,3の近傍を加熱す
るとともに温度分布が低温となる箇所に蒸気拡散防止板
4,4が配設されている。この蒸気拡散防止板4,4
は、図2に示すように絶縁管5の内面に沿った湾曲に形
成され、且つ管軸方向に複数の溝4aが形成されてい
る。
低下を防止するために、放電用電極3,3の近傍にヒ−
タ1,1が設けられ、断熱材2中に埋設されている。ま
た、このヒ−タ1,1の近傍で絶縁管5内には、蒸気拡
散防止板4,4が配設され、この蒸気拡散防止板4,4
上にそれぞれ金属蒸気源6,6が載置されている。つま
り、ヒ−タ1,1にて放電用電極3,3の近傍を加熱す
るとともに温度分布が低温となる箇所に蒸気拡散防止板
4,4が配設されている。この蒸気拡散防止板4,4
は、図2に示すように絶縁管5の内面に沿った湾曲に形
成され、且つ管軸方向に複数の溝4aが形成されてい
る。
【0011】動作時には、絶縁管5内に充填されるバッ
ファガスが放電を繰り返す毎に、断熱材2内が高温とな
り、断熱材2内が金属蒸気源6,6の融点以上の温度と
なる。そこで、絶縁管5の両端をヒ−タ1,1で熱し
て、管軸方向に沿う温度分布を図1の(b)に示すよう
に、従来よりも均一化するとともに、更に蒸気拡散防止
板4,4の領域で部分的に低温にする(位置m,n)。
この温度分布では、絶縁管5内の金属蒸気源6,6から
の金属蒸気は蒸気拡散防止板4,4に集中し、バッファ
ガスが一定であるため、ある濃度以上に達すると液化が
生じる。この液化した金属蒸気源6,6の金属が蒸気拡
散防止板4,4へ付着する。付着した励起用金属は蒸気
拡散防止板4,4上の溝4a等の毛細管現象により、絶
縁管5内の高温部に戻り再び蒸気となる。以上の結果、
金属蒸気源6,6の金属の消耗を相当抑制することが出
来る。
ファガスが放電を繰り返す毎に、断熱材2内が高温とな
り、断熱材2内が金属蒸気源6,6の融点以上の温度と
なる。そこで、絶縁管5の両端をヒ−タ1,1で熱し
て、管軸方向に沿う温度分布を図1の(b)に示すよう
に、従来よりも均一化するとともに、更に蒸気拡散防止
板4,4の領域で部分的に低温にする(位置m,n)。
この温度分布では、絶縁管5内の金属蒸気源6,6から
の金属蒸気は蒸気拡散防止板4,4に集中し、バッファ
ガスが一定であるため、ある濃度以上に達すると液化が
生じる。この液化した金属蒸気源6,6の金属が蒸気拡
散防止板4,4へ付着する。付着した励起用金属は蒸気
拡散防止板4,4上の溝4a等の毛細管現象により、絶
縁管5内の高温部に戻り再び蒸気となる。以上の結果、
金属蒸気源6,6の金属の消耗を相当抑制することが出
来る。
【0012】
【発明の効果】この発明によれば、放電用電極の近傍に
ヒ−タが設けられているので、管軸方向に沿う温度分布
が均一化され、更に蒸気拡散防止板を付加すれば、その
領域で部分的に低温となる分布となるので、金属蒸気源
からの金属蒸気が放電用電極等へ付着することが抑制さ
れる。その結果、金属蒸気源の消耗を抑制して長時間安
定に運転することが可能となる。
ヒ−タが設けられているので、管軸方向に沿う温度分布
が均一化され、更に蒸気拡散防止板を付加すれば、その
領域で部分的に低温となる分布となるので、金属蒸気源
からの金属蒸気が放電用電極等へ付着することが抑制さ
れる。その結果、金属蒸気源の消耗を抑制して長時間安
定に運転することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)はこの発明の一実施の形態に係る金属蒸
気レ−ザ装置を示す断面図、(b)は(a)の金属蒸気
レ−ザ装置における管内温度と管軸方向の位置との関係
を示すグラフ。
気レ−ザ装置を示す断面図、(b)は(a)の金属蒸気
レ−ザ装置における管内温度と管軸方向の位置との関係
を示すグラフ。
【図2】この発明の金属蒸気レ−ザ装置で用いる蒸気拡
散防止板を示す斜視図。
散防止板を示す斜視図。
【図3】(a)は従来の金属蒸気レ−ザ装置を示す断面
図、(b)は(a)の金属蒸気レ−ザ装置における管内
温度と管軸方向の位置との関係を示すグラフ。
図、(b)は(a)の金属蒸気レ−ザ装置における管内
温度と管軸方向の位置との関係を示すグラフ。
1…ヒ−タ、2…断熱材、3…放電用電極、4…蒸気拡
散防止板、5…絶縁管、6…金属蒸気源。
散防止板、5…絶縁管、6…金属蒸気源。
フロントページの続き (72)発明者 福田 誠 神奈川県川崎市川崎区日進町7番地1 東 芝電子エンジニアリング株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 金属蒸気を保つための絶縁管と、この絶
縁管の両端部に設けられた放電用電極と、この放電用電
極および上記絶縁管を覆うように設けられた断熱材と、
上記絶縁管内に配設された金属蒸気源とを具備する金属
蒸気レ−ザ装置において、 上記放電用電極の近傍に温度低下を防止するヒ−タが設
けられたことを特徴とする金属蒸気レ−ザ装置。 - 【請求項2】 上記ヒ−タの近傍で上記絶縁管内に金属
蒸気の拡散を防止する蒸気拡散防止板が配設され、この
蒸気拡散防止板に上記金属蒸気源が載置されてなり、上
記ヒータにて管軸方向に沿う温度分布が上記蒸気拡散防
止板の領域で部分的に低温となる分布となるようにした
ことを特徴とする請求項1記載の金属蒸気レ−ザ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24636596A JPH1093163A (ja) | 1996-09-18 | 1996-09-18 | 金属蒸気レ−ザ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24636596A JPH1093163A (ja) | 1996-09-18 | 1996-09-18 | 金属蒸気レ−ザ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1093163A true JPH1093163A (ja) | 1998-04-10 |
Family
ID=17147475
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24636596A Pending JPH1093163A (ja) | 1996-09-18 | 1996-09-18 | 金属蒸気レ−ザ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1093163A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20230086112A (ko) * | 2021-12-08 | 2023-06-15 | 한국과학기술원 | 증기 셀 |
-
1996
- 1996-09-18 JP JP24636596A patent/JPH1093163A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20230086112A (ko) * | 2021-12-08 | 2023-06-15 | 한국과학기술원 | 증기 셀 |
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