JPH1093334A - 複反射鏡アンテナ - Google Patents
複反射鏡アンテナInfo
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- JPH1093334A JPH1093334A JP24374096A JP24374096A JPH1093334A JP H1093334 A JPH1093334 A JP H1093334A JP 24374096 A JP24374096 A JP 24374096A JP 24374096 A JP24374096 A JP 24374096A JP H1093334 A JPH1093334 A JP H1093334A
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- primary radiation
- radiation system
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 高利得かつ小形な複反射鏡アンテナを得る。
【解決手段】 反射鏡2を一次放射系4に係る副反射
鏡、一次放射系5に係る主反射鏡として用いると共に、
反射鏡3を一次放射系5に係る副反射鏡、一次放射系4
に係る主反射鏡として用いる。反射鏡を大きくする必要
がなくかつ機能的に集積化されているため小形になり、
2枚の反射鏡にて収差を打ち消しあえるため高利得にな
る。一次放射系4に係るビームの放射6と一次放射系5
に係るビームの放射7とを大きな角度で分離できる。一
次放射系4及び5をマルチビームアンテナ、ビーム成形
アンテナ、フェーズドアレイアンテナ等にて置換するこ
ともできる。周波数選択鏡面や偏波選択鏡面を放射6や
7の経路上に設けることにより、ブロッキング防止や、
周波数又は偏波共用アンテナを、実現できる。円偏波も
容易に発生できる。
鏡、一次放射系5に係る主反射鏡として用いると共に、
反射鏡3を一次放射系5に係る副反射鏡、一次放射系4
に係る主反射鏡として用いる。反射鏡を大きくする必要
がなくかつ機能的に集積化されているため小形になり、
2枚の反射鏡にて収差を打ち消しあえるため高利得にな
る。一次放射系4に係るビームの放射6と一次放射系5
に係るビームの放射7とを大きな角度で分離できる。一
次放射系4及び5をマルチビームアンテナ、ビーム成形
アンテナ、フェーズドアレイアンテナ等にて置換するこ
ともできる。周波数選択鏡面や偏波選択鏡面を放射6や
7の経路上に設けることにより、ブロッキング防止や、
周波数又は偏波共用アンテナを、実現できる。円偏波も
容易に発生できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、FFOC(フロン
トフィードオフセットカセグレン)形式、FFOG(フ
ロントフィードオフセットグレゴリアン)形式等、複数
の反射鏡を用いる鏡面構成を有する複反射鏡アンテナに
関する。
トフィードオフセットカセグレン)形式、FFOG(フ
ロントフィードオフセットグレゴリアン)形式等、複数
の反射鏡を用いる鏡面構成を有する複反射鏡アンテナに
関する。
【0002】
【従来の技術】その方向が異なる複数のビームを単一の
アンテナシステムにて発生させる方法の一つは、周知の
フェーズドアレイアンテナを用いることである。フェー
ズドアレイアンテナは、一次元的又は二次元的に配置さ
れた複数の素子アンテナ及び各素子アンテナに係る給電
位相を制御する回路を備えるアンテナである。各素子ア
ンテナに係る給電位相を変化させると、フェーズドアレ
イアンテナのビーム方向は傾く(以下、これをビームの
「偏向」と呼ぶ)から、給電位相の連続的な変更又は小
さな間隔での離散的な変更により、任意の線をビームに
てなぞること(以下、これをビームの「走査」と呼ぶ)
ができる。しかしながら、フェーズドアレイアンテナで
は、一般に、ビームを偏向させればさせるほど利得が落
ちてしまう。この不具合を回避する方法としては、一次
放射系を複数設けると共に、電波を反射する鏡面を有す
る反射鏡(二次放射系とも呼ばれる)を用いて各一次放
射系に係るビームを外部空間に向け反射・放射させる方
法がある。この方法には、大別して、単一の反射鏡を用
いる方法(図13。特開平7−46034号を参照)
と、複数の反射鏡を用いる方法(図14。特公平3−5
2682号を参照)とがある。
アンテナシステムにて発生させる方法の一つは、周知の
フェーズドアレイアンテナを用いることである。フェー
ズドアレイアンテナは、一次元的又は二次元的に配置さ
れた複数の素子アンテナ及び各素子アンテナに係る給電
位相を制御する回路を備えるアンテナである。各素子ア
ンテナに係る給電位相を変化させると、フェーズドアレ
イアンテナのビーム方向は傾く(以下、これをビームの
「偏向」と呼ぶ)から、給電位相の連続的な変更又は小
さな間隔での離散的な変更により、任意の線をビームに
てなぞること(以下、これをビームの「走査」と呼ぶ)
ができる。しかしながら、フェーズドアレイアンテナで
は、一般に、ビームを偏向させればさせるほど利得が落
ちてしまう。この不具合を回避する方法としては、一次
放射系を複数設けると共に、電波を反射する鏡面を有す
る反射鏡(二次放射系とも呼ばれる)を用いて各一次放
射系に係るビームを外部空間に向け反射・放射させる方
法がある。この方法には、大別して、単一の反射鏡を用
いる方法(図13。特開平7−46034号を参照)
と、複数の反射鏡を用いる方法(図14。特公平3−5
2682号を参照)とがある。
【0003】図13に示されるアンテナは、2個の素子
アンテナ1a及び1b並びに反射鏡18を有している。
反射鏡18の鏡面は、F1を焦点とする回転放物面とF
2を焦点とする回転放物面との合成により得られG1及
びG2を焦点とする回転楕円面であり、素子アンテナ1
aはF1に、素子アンテナ1bはF2に、各々位置して
いる。直線F1G1と直線F2G2は回転楕円面上の一
点M0にて交叉しており、素子アンテナ1a及び1bの
ビーム方向19a及び19bは各々F1M0又はF2M
0方向及びその延長方向である。更に、この回転楕円面
は、G1M0間距離L1、G2M0間距離L2及びF1
(又はF2)間距離L0の間に、1/L0=1/L1+
1/L2の関係が成り立つよう設計されている。このよ
うな構成においては、ビーム方向19aとビーム方向1
9bとの間に大きな間隔を設けたとしても、さほど大き
な波面収差は生じない。即ち、低次の収差である像面湾
曲及び非点収差が消失し、かつ高次の収差であるコマ収
差が各ビームに按分されるため、波面収差の抑制ひいて
はそれによる利得低下の防止を、実現できる。
アンテナ1a及び1b並びに反射鏡18を有している。
反射鏡18の鏡面は、F1を焦点とする回転放物面とF
2を焦点とする回転放物面との合成により得られG1及
びG2を焦点とする回転楕円面であり、素子アンテナ1
aはF1に、素子アンテナ1bはF2に、各々位置して
いる。直線F1G1と直線F2G2は回転楕円面上の一
点M0にて交叉しており、素子アンテナ1a及び1bの
ビーム方向19a及び19bは各々F1M0又はF2M
0方向及びその延長方向である。更に、この回転楕円面
は、G1M0間距離L1、G2M0間距離L2及びF1
(又はF2)間距離L0の間に、1/L0=1/L1+
1/L2の関係が成り立つよう設計されている。このよ
うな構成においては、ビーム方向19aとビーム方向1
9bとの間に大きな間隔を設けたとしても、さほど大き
な波面収差は生じない。即ち、低次の収差である像面湾
曲及び非点収差が消失し、かつ高次の収差であるコマ収
差が各ビームに按分されるため、波面収差の抑制ひいて
はそれによる利得低下の防止を、実現できる。
【0004】図14に示されるアンテナは主反射鏡20
及び副反射鏡21を有しており、その鏡面構成はFFO
Cに属している。また、主反射鏡20の鏡面はFを焦点
とする回転放物面、副反射鏡21の鏡面はF及びF0を
焦点とする回転双曲面であり、一次放射系のうち1個即
ち1aはF0に配置されており、他の2個即ち1b及び
1cはF0から若干オフセットした位置にある。更に、
各鏡面は、いわゆる交差偏波消去条件を満たすよう設計
されている。このような構成によれば、主副の反射鏡2
0及び21を各々平面に近い形状とすることができかつ
3個の素子アンテナ1a〜1cを同一平面上に概ね配置
できるため、3個の素子アンテナ1a〜1cを用いたビ
ーム方向の選択切換即ち偏向による利得低下や、交差偏
波レベルの劣化を防止できる。
及び副反射鏡21を有しており、その鏡面構成はFFO
Cに属している。また、主反射鏡20の鏡面はFを焦点
とする回転放物面、副反射鏡21の鏡面はF及びF0を
焦点とする回転双曲面であり、一次放射系のうち1個即
ち1aはF0に配置されており、他の2個即ち1b及び
1cはF0から若干オフセットした位置にある。更に、
各鏡面は、いわゆる交差偏波消去条件を満たすよう設計
されている。このような構成によれば、主副の反射鏡2
0及び21を各々平面に近い形状とすることができかつ
3個の素子アンテナ1a〜1cを同一平面上に概ね配置
できるため、3個の素子アンテナ1a〜1cを用いたビ
ーム方向の選択切換即ち偏向による利得低下や、交差偏
波レベルの劣化を防止できる。
【0005】尚、本願では、複数の反射鏡を有するアン
テナを複反射鏡アンテナと呼ぶ。また、複反射鏡アンテ
ナを構成する複数の反射鏡のうち外部空間放射に係るも
のを主反射鏡、それ以外のもの例えば一次放射系に面し
ているものを副反射鏡と呼ぶ。更に、一次放射系に係る
放射が主反射鏡副反射鏡間或いは副反射鏡副反射鏡間で
一旦集束する複反射鏡アンテナをグレゴリアンアンテ
ナ、集束しない複反射鏡アンテナをカセグレンアンテナ
と呼ぶ。また、複反射鏡アンテナの中でも反射鏡群の前
面から放射を供給するものをフロントフィードと呼び、
互いにオフセットした位置に配置されている複数の一次
放射系を有するものをオフセットと呼ぶ。例えば、フロ
ントフィードかつオフセットのグレゴリアンはFFO
G、フロントフィードかつオフセットのカセグレンはF
FOCと称する。
テナを複反射鏡アンテナと呼ぶ。また、複反射鏡アンテ
ナを構成する複数の反射鏡のうち外部空間放射に係るも
のを主反射鏡、それ以外のもの例えば一次放射系に面し
ているものを副反射鏡と呼ぶ。更に、一次放射系に係る
放射が主反射鏡副反射鏡間或いは副反射鏡副反射鏡間で
一旦集束する複反射鏡アンテナをグレゴリアンアンテ
ナ、集束しない複反射鏡アンテナをカセグレンアンテナ
と呼ぶ。また、複反射鏡アンテナの中でも反射鏡群の前
面から放射を供給するものをフロントフィードと呼び、
互いにオフセットした位置に配置されている複数の一次
放射系を有するものをオフセットと呼ぶ。例えば、フロ
ントフィードかつオフセットのグレゴリアンはFFO
G、フロントフィードかつオフセットのカセグレンはF
FOCと称する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図を用いて説明した2
種類の従来技術は、いずれも、その方向が大きく異なる
複数のビームを有するアンテナ即ち大ビーム分離角マル
チビームアンテナや、そのビーム方向をステアできるア
ンテナ即ちビーム走査アンテナの実現に、利用できる。
しかし、単純な利用では、新たな問題点が発生する。例
えば図13に示される従来技術では、原理的に、低次の
波面収差は無くせるけれども高次の波面収差は按分され
るのみで解消はできない。従って、大ビーム分離角乃至
ビーム走査アンテナを図13にて実現しようとすると、
偏向乃至走査に伴う収差ひいては利得低下が顕在化しや
すくなる。また、図14に示される従来技術では、主反
射鏡の大きさ(厳密には主反射鏡の鏡面のうち実際に利
用する部分の大きさ)を維持したままビームの偏向角を
大きくしようとすると、副反射鏡が主反射鏡と同程度の
大きさになり更には主反射鏡より大きくなるから、結果
としてアンテナが大形になり、これに伴い波面収差によ
る利得低下も増大してくる。
種類の従来技術は、いずれも、その方向が大きく異なる
複数のビームを有するアンテナ即ち大ビーム分離角マル
チビームアンテナや、そのビーム方向をステアできるア
ンテナ即ちビーム走査アンテナの実現に、利用できる。
しかし、単純な利用では、新たな問題点が発生する。例
えば図13に示される従来技術では、原理的に、低次の
波面収差は無くせるけれども高次の波面収差は按分され
るのみで解消はできない。従って、大ビーム分離角乃至
ビーム走査アンテナを図13にて実現しようとすると、
偏向乃至走査に伴う収差ひいては利得低下が顕在化しや
すくなる。また、図14に示される従来技術では、主反
射鏡の大きさ(厳密には主反射鏡の鏡面のうち実際に利
用する部分の大きさ)を維持したままビームの偏向角を
大きくしようとすると、副反射鏡が主反射鏡と同程度の
大きさになり更には主反射鏡より大きくなるから、結果
としてアンテナが大形になり、これに伴い波面収差によ
る利得低下も増大してくる。
【0007】本発明の目的の一つは、アンテナの構成と
して複反射鏡アンテナに属する構成を採用することによ
り、単一の反射鏡を用いたアンテナにおける収差低減の
限界を回避することにある。本発明の目的の一つは、主
副の反射鏡に新たな機能を付与することにより、複反射
鏡アンテナの高集積化及び小形化と同時に低収差高利得
化を実現し、ひいてはビームを大きく偏向させても又は
ビーム走査を実行しても大形化や利得低下が生じない複
反射鏡アンテナを実現することにある。本発明の目的の
一つは、周波数や偏波に関し選択反射透過特性を有する
鏡面を付加することにより、ある一次放射系により別の
一次放射系に係るビームがブロッキングされることを防
ぎ、また複数の無線周波数にて共用可能な周波数共用ア
ンテナや複数の偏波面にて共用可能な偏波共用アンテナ
を実現することにある。本発明の目的の一つは、周波数
又は偏波選択鏡面の形状の工夫により、更に収差を補正
し偏向による特性劣化を防ぐことにある。本発明の目的
の一つは、円偏波を発生させる部材を付加することによ
り、円偏波に係る放射を得られるようにすることにあ
る。
して複反射鏡アンテナに属する構成を採用することによ
り、単一の反射鏡を用いたアンテナにおける収差低減の
限界を回避することにある。本発明の目的の一つは、主
副の反射鏡に新たな機能を付与することにより、複反射
鏡アンテナの高集積化及び小形化と同時に低収差高利得
化を実現し、ひいてはビームを大きく偏向させても又は
ビーム走査を実行しても大形化や利得低下が生じない複
反射鏡アンテナを実現することにある。本発明の目的の
一つは、周波数や偏波に関し選択反射透過特性を有する
鏡面を付加することにより、ある一次放射系により別の
一次放射系に係るビームがブロッキングされることを防
ぎ、また複数の無線周波数にて共用可能な周波数共用ア
ンテナや複数の偏波面にて共用可能な偏波共用アンテナ
を実現することにある。本発明の目的の一つは、周波数
又は偏波選択鏡面の形状の工夫により、更に収差を補正
し偏向による特性劣化を防ぐことにある。本発明の目的
の一つは、円偏波を発生させる部材を付加することによ
り、円偏波に係る放射を得られるようにすることにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明は、第1のビームを有する第1の一次
放射系と、第2のビームを有する第2の一次放射系と、
第1のビームの副反射鏡でありかつ第2のビームの主反
射鏡である第1の反射鏡と、第1のビームの主反射鏡で
ありかつ第2のビームの副反射鏡である第2の反射鏡
と、を備えることを特徴とする。このように、本質的に
複反射鏡アンテナの範疇に属する構成とすることによ
り、単一の反射鏡を用いたアンテナにおける収差低減の
限界、例えば高次の波面収差の余儀ない発生を回避で
き、また第1の反射鏡に起因した収差を第2の反射鏡に
て打ち消す等といった設計が可能になるから、前述の従
来技術のいずれに比べても低収差高利得のアンテナが得
られる。更に、第1及び第2の反射鏡はいずれも二通り
の機能乃至作用(一方のビームについては副反射鏡、他
方のビームについては主反射鏡)を有しているから、機
能的な高集積化従って小形化が達成される。また、ある
反射鏡を常に副反射鏡として、他のある反射鏡を常に主
反射鏡として用いる従来技術と異なり、副反射鏡の鏡面
の拡大を伴うことなく、第1のビームと第2のビームの
方向を大きく分離させることができるから、この面でも
小形化が達成される。従って、本発明においては、ビー
ムを大きく偏向させても又はビーム走査を実行しても大
形化や利得低下が生じないアンテナを提供できる。
るために、本発明は、第1のビームを有する第1の一次
放射系と、第2のビームを有する第2の一次放射系と、
第1のビームの副反射鏡でありかつ第2のビームの主反
射鏡である第1の反射鏡と、第1のビームの主反射鏡で
ありかつ第2のビームの副反射鏡である第2の反射鏡
と、を備えることを特徴とする。このように、本質的に
複反射鏡アンテナの範疇に属する構成とすることによ
り、単一の反射鏡を用いたアンテナにおける収差低減の
限界、例えば高次の波面収差の余儀ない発生を回避で
き、また第1の反射鏡に起因した収差を第2の反射鏡に
て打ち消す等といった設計が可能になるから、前述の従
来技術のいずれに比べても低収差高利得のアンテナが得
られる。更に、第1及び第2の反射鏡はいずれも二通り
の機能乃至作用(一方のビームについては副反射鏡、他
方のビームについては主反射鏡)を有しているから、機
能的な高集積化従って小形化が達成される。また、ある
反射鏡を常に副反射鏡として、他のある反射鏡を常に主
反射鏡として用いる従来技術と異なり、副反射鏡の鏡面
の拡大を伴うことなく、第1のビームと第2のビームの
方向を大きく分離させることができるから、この面でも
小形化が達成される。従って、本発明においては、ビー
ムを大きく偏向させても又はビーム走査を実行しても大
形化や利得低下が生じないアンテナを提供できる。
【0009】また、本発明は、第1及び第2のビーム各
々に関しFFOC形式(又はFFOG方式)の鏡面構成
が提供されるよう第1及び第2の反射鏡の反射面形状及
び配置が設定された複反射鏡アンテナとして、実施可能
である。特に、FFOC形式を用いた場合にはビーム偏
向特性が比較的良好になり(例えばマルチビームアンテ
ナを一次放射系として使用したとき)、FFOG形式を
用いた場合にはビーム走査を実行する際一次放射系の放
射面の使用面積を一定に保てる(例えばフェーズドアレ
イを一次放射系として使用したとき)。尚、本願にいう
「放射」は送信に限定されるものではなく、受信も「放
射」に該当する。即ち、本発明は、上記第1のビームが
電波の送信及び/又は受信に、上記第2のビームが電波
の送信及び/又は受信に、それぞれ使用される複反射鏡
アンテナとして、実施できる。
々に関しFFOC形式(又はFFOG方式)の鏡面構成
が提供されるよう第1及び第2の反射鏡の反射面形状及
び配置が設定された複反射鏡アンテナとして、実施可能
である。特に、FFOC形式を用いた場合にはビーム偏
向特性が比較的良好になり(例えばマルチビームアンテ
ナを一次放射系として使用したとき)、FFOG形式を
用いた場合にはビーム走査を実行する際一次放射系の放
射面の使用面積を一定に保てる(例えばフェーズドアレ
イを一次放射系として使用したとき)。尚、本願にいう
「放射」は送信に限定されるものではなく、受信も「放
射」に該当する。即ち、本発明は、上記第1のビームが
電波の送信及び/又は受信に、上記第2のビームが電波
の送信及び/又は受信に、それぞれ使用される複反射鏡
アンテナとして、実施できる。
【0010】本発明は、上記第1及び第2の一次放射系
のうち少なくとも一方が、そのビームを偏向可能な一次
放射系である複反射鏡アンテナとして、或いはそのビー
ムを所定方向に沿い走査可能な一次放射系である複反射
鏡アンテナとして、或いは対応するビームの形状を可変
成形可能な一次放射系である複反射鏡アンテナとして、
実施できる。即ち、本発明によれば、3本以上のビーム
を選択的に形成しうるマルチビームアンテナ、ビーム方
向を走査可能なビーム走査アンテナ、ビーム形状を制御
可能な成形ビームアンテナを、上述の各種の利点と共
に、実現できる。
のうち少なくとも一方が、そのビームを偏向可能な一次
放射系である複反射鏡アンテナとして、或いはそのビー
ムを所定方向に沿い走査可能な一次放射系である複反射
鏡アンテナとして、或いは対応するビームの形状を可変
成形可能な一次放射系である複反射鏡アンテナとして、
実施できる。即ち、本発明によれば、3本以上のビーム
を選択的に形成しうるマルチビームアンテナ、ビーム方
向を走査可能なビーム走査アンテナ、ビーム形状を制御
可能な成形ビームアンテナを、上述の各種の利点と共
に、実現できる。
【0011】本発明は、上記第1及び第2のビームのう
ち一方のビームを反射しかつ当該一方のビームとはその
周波数(又は偏波)が異なる他方のビームを透過させる
選択鏡面を、当該一方のビームに係る一次放射系と副反
射鏡との間に配設し、当該一方のビームに係る一次放射
系を、上記他方の一次放射系に係るビームをブロックし
ないよう配置した複反射鏡アンテナとして、或いは、上
記第1及び第2の一次放射系のうち少なくとも一方が、
互いにその偏波面が異なる第1及び第2の素子アンテナ
と、第1の素子アンテナに係る偏波を反射し第2の素子
アンテナに係る偏波を透過させる特性を有し第1の素子
アンテナと対応する副反射鏡との間に配設される選択鏡
面と、を有する複反射鏡アンテナとして、実施できる。
即ち、周波数又は偏波に係る選択鏡面を以て複数の周波
数乃至偏波を分離するようにしているため、各反射鏡の
外部空間への開口部において一次放射系によるブロッキ
ングが生じることを、防止できる。また、周波数選択性
の鏡面を用いたときには周波数共用アンテナを、偏波選
択性の鏡面を用いたときには偏波共用アンテナを、各々
提供できる。更に、その組合せも可能である。
ち一方のビームを反射しかつ当該一方のビームとはその
周波数(又は偏波)が異なる他方のビームを透過させる
選択鏡面を、当該一方のビームに係る一次放射系と副反
射鏡との間に配設し、当該一方のビームに係る一次放射
系を、上記他方の一次放射系に係るビームをブロックし
ないよう配置した複反射鏡アンテナとして、或いは、上
記第1及び第2の一次放射系のうち少なくとも一方が、
互いにその偏波面が異なる第1及び第2の素子アンテナ
と、第1の素子アンテナに係る偏波を反射し第2の素子
アンテナに係る偏波を透過させる特性を有し第1の素子
アンテナと対応する副反射鏡との間に配設される選択鏡
面と、を有する複反射鏡アンテナとして、実施できる。
即ち、周波数又は偏波に係る選択鏡面を以て複数の周波
数乃至偏波を分離するようにしているため、各反射鏡の
外部空間への開口部において一次放射系によるブロッキ
ングが生じることを、防止できる。また、周波数選択性
の鏡面を用いたときには周波数共用アンテナを、偏波選
択性の鏡面を用いたときには偏波共用アンテナを、各々
提供できる。更に、その組合せも可能である。
【0012】本発明は、上記一方のビームに係る一次放
射系が、そのビームを偏向可能な一次放射系であり、上
記選択鏡面が、当該一方のビームの偏向に起因した波面
収差の変化を抑制する形状を有する修整曲面である複反
射鏡アンテナとして、或いは上記一方のビームに係る一
次放射系が、そのビームを所定方向に沿い走査可能な一
次放射系であり、上記選択鏡面が、当該一方のビームの
走査に起因した波面収差の変化を抑制する形状を有する
修整曲面である複反射鏡アンテナとして、実施できる。
即ち、偏向乃至走査に伴う収差の発生を防止し特性劣化
を防止することができる。
射系が、そのビームを偏向可能な一次放射系であり、上
記選択鏡面が、当該一方のビームの偏向に起因した波面
収差の変化を抑制する形状を有する修整曲面である複反
射鏡アンテナとして、或いは上記一方のビームに係る一
次放射系が、そのビームを所定方向に沿い走査可能な一
次放射系であり、上記選択鏡面が、当該一方のビームの
走査に起因した波面収差の変化を抑制する形状を有する
修整曲面である複反射鏡アンテナとして、実施できる。
即ち、偏向乃至走査に伴う収差の発生を防止し特性劣化
を防止することができる。
【0013】本発明は、上記第1及び第2のビームのう
ち少なくとも一方の偏波を円偏波に変換する円偏波発生
器を備える複反射鏡アンテナとして、実施できる。即
ち、円偏波を発生させる部材を付加することにより、円
偏波に係る放射が得られる。
ち少なくとも一方の偏波を円偏波に変換する円偏波発生
器を備える複反射鏡アンテナとして、実施できる。即
ち、円偏波を発生させる部材を付加することにより、円
偏波に係る放射が得られる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態に
関し図面に基づき説明する。尚、前述の従来技術と共通
する部材に関しては重複する説明を省略する。但し、同
一符号の部材が厳密に同一の機能及び構成を有すべきこ
とを、要請する趣旨ではない。また、実施形態間で共通
する部材に関しても、重複する説明を省略する。
関し図面に基づき説明する。尚、前述の従来技術と共通
する部材に関しては重複する説明を省略する。但し、同
一符号の部材が厳密に同一の機能及び構成を有すべきこ
とを、要請する趣旨ではない。また、実施形態間で共通
する部材に関しても、重複する説明を省略する。
【0015】基本的な実施形態群.図1に本発明の実施
形態1を、図2に本発明の実施形態2を、図3に本発明
の実施形態3を、それぞれ示す。これらの実施形態は、
いずれも2個の反射鏡2及び3並びに2個の一次放射系
4及び5を備え、かつ一次放射系4が素子アンテナ1a
をまた一次放射系5が素子アンテナ1bを有している。
素子アンテナ1aに係る放射6は反射鏡2を副反射鏡と
し反射鏡3を主反射鏡とする複反射鏡アンテナ構造を経
由し、素子アンテナ1bに係る放射7は反射鏡3を副反
射鏡とし反射鏡2を主反射鏡とする複反射鏡アンテナ構
造を経由する。反射鏡2及び3の鏡面形状は例えば回転
二次曲面であるが、本発明ではこれを平面に近付けるこ
とができる。図2中、反射鏡2の上側及び反射鏡3の下
側に記されている破線は、実施形態2における反射鏡3
及び2の焦点を指し示すものである。
形態1を、図2に本発明の実施形態2を、図3に本発明
の実施形態3を、それぞれ示す。これらの実施形態は、
いずれも2個の反射鏡2及び3並びに2個の一次放射系
4及び5を備え、かつ一次放射系4が素子アンテナ1a
をまた一次放射系5が素子アンテナ1bを有している。
素子アンテナ1aに係る放射6は反射鏡2を副反射鏡と
し反射鏡3を主反射鏡とする複反射鏡アンテナ構造を経
由し、素子アンテナ1bに係る放射7は反射鏡3を副反
射鏡とし反射鏡2を主反射鏡とする複反射鏡アンテナ構
造を経由する。反射鏡2及び3の鏡面形状は例えば回転
二次曲面であるが、本発明ではこれを平面に近付けるこ
とができる。図2中、反射鏡2の上側及び反射鏡3の下
側に記されている破線は、実施形態2における反射鏡3
及び2の焦点を指し示すものである。
【0016】このような構造の下では、放射6に係るビ
ームと放射7に係るビームとの間隔を、反射鏡の寸法を
大きくすることなく、図14に示されるような複反射鏡
アンテナに比べ大きくすることができるため、ビーム分
離角の大きいアンテナを実現できる。更に、複反射鏡ア
ンテナであるため図13に示されるような単一反射鏡ア
ンテナにて生じていた問題点例えば高次の波面収差の解
消困難性を、回避できる。従って、より小形かつ高利得
のアンテナが得られる。また、いわば二組の複反射鏡ア
ンテナを一組の複反射鏡にて実現する高集積型の構成で
あるため、その点でも小形である。加えて、鏡面構成と
して実施形態2のようにFFOC形式を採用することも
でき、実施形態3のようにFFOG形式を採用すること
もできる。尚、実施形態2がFFOC形式であること
は、例えば、素子アンテナ1aに係る放射6を示す3本
の実線が反射鏡2と反射鏡3の間で互いに交わっていな
いことから、また実施形態3がFFOG形式であること
は、例えば、素子アンテナ1aに係る放射6を示す3本
の実線が反射鏡2と反射鏡3の間で互いに交わっている
ことから、見て取ることができる。
ームと放射7に係るビームとの間隔を、反射鏡の寸法を
大きくすることなく、図14に示されるような複反射鏡
アンテナに比べ大きくすることができるため、ビーム分
離角の大きいアンテナを実現できる。更に、複反射鏡ア
ンテナであるため図13に示されるような単一反射鏡ア
ンテナにて生じていた問題点例えば高次の波面収差の解
消困難性を、回避できる。従って、より小形かつ高利得
のアンテナが得られる。また、いわば二組の複反射鏡ア
ンテナを一組の複反射鏡にて実現する高集積型の構成で
あるため、その点でも小形である。加えて、鏡面構成と
して実施形態2のようにFFOC形式を採用することも
でき、実施形態3のようにFFOG形式を採用すること
もできる。尚、実施形態2がFFOC形式であること
は、例えば、素子アンテナ1aに係る放射6を示す3本
の実線が反射鏡2と反射鏡3の間で互いに交わっていな
いことから、また実施形態3がFFOG形式であること
は、例えば、素子アンテナ1aに係る放射6を示す3本
の実線が反射鏡2と反射鏡3の間で互いに交わっている
ことから、見て取ることができる。
【0017】一次放射系の構成の変形に係る実施形態
群.図4に本発明の実施形態4を、図5に本発明の実施
形態5を、図6に本発明の実施形態6を、それぞれ示
す。実施形態4では素子アンテナ1a又は1bを各々複
数個並設しており、実施形態5では更に給電回路8a及
び8bを設けており、実施形態6では素子アンテナ1a
及び1bに代えフェーズドアレイ9a及び9bを設けて
いる。実施形態4のごとく複数の素子アンテナを同一の
一次放射系中に並設することにより、その一次放射系に
て選択的に実現できるビームの本数を複数本にすること
ができる。図4の例では合計7本のビームを有するマル
チビームアンテナを実現しているが、原理的には3本以
上のビームを有するマルチビームアンテナを実現でき
る。また、実施形態5のごとく給電回路8a及び8bを
設け、各一次放射系に係る給電の振幅及び/又は位相を
可変制御することにより、各一次放射系に係るビームを
成形できる。図5中の曲線は等利得線にて表現したビー
ム形状である。また、実施形態6のごとくフェーズドア
レイ9a及び9bを用い、当該フェーズドアレイを構成
する複数の素子アンテナ(図示せず)への給電位相の制
御を実行することにより、各一次放射系に係るビームを
走査することができる。実施形態4〜6のいずれにおい
ても、反射鏡2及び3の鏡面形状は、対応する一次放射
系における放射点乃至放射領域の位置を焦点とする回転
二次曲面の集合のエンベロープ等とする。
群.図4に本発明の実施形態4を、図5に本発明の実施
形態5を、図6に本発明の実施形態6を、それぞれ示
す。実施形態4では素子アンテナ1a又は1bを各々複
数個並設しており、実施形態5では更に給電回路8a及
び8bを設けており、実施形態6では素子アンテナ1a
及び1bに代えフェーズドアレイ9a及び9bを設けて
いる。実施形態4のごとく複数の素子アンテナを同一の
一次放射系中に並設することにより、その一次放射系に
て選択的に実現できるビームの本数を複数本にすること
ができる。図4の例では合計7本のビームを有するマル
チビームアンテナを実現しているが、原理的には3本以
上のビームを有するマルチビームアンテナを実現でき
る。また、実施形態5のごとく給電回路8a及び8bを
設け、各一次放射系に係る給電の振幅及び/又は位相を
可変制御することにより、各一次放射系に係るビームを
成形できる。図5中の曲線は等利得線にて表現したビー
ム形状である。また、実施形態6のごとくフェーズドア
レイ9a及び9bを用い、当該フェーズドアレイを構成
する複数の素子アンテナ(図示せず)への給電位相の制
御を実行することにより、各一次放射系に係るビームを
走査することができる。実施形態4〜6のいずれにおい
ても、反射鏡2及び3の鏡面形状は、対応する一次放射
系における放射点乃至放射領域の位置を焦点とする回転
二次曲面の集合のエンベロープ等とする。
【0018】また、特に実施形態4においてFFOC形
式を採用した場合には、ビーム偏向特性を良好とするこ
とができる。実施形態6においてFFOG形式を採用し
た場合には、フェーズドアレイ9a及び9bの放射面の
使用面積を変化させないで、かつフェーズドアレイ9a
及び9bからのスピルオーバ(放射の漏れ)を低減で
き、反射鏡面積を有効利用できる。但し、これは、本発
明の実施に際し、実施形態4における鏡面構成をFFO
C以外の形式としまた実施形態6における鏡面構成をF
FOG以外の形式とすることを、妨げるものではない。
また、実施形態5に関しても、本発明の趣旨を逸脱しな
い限りにおいて、FFOC、FFOG及びその他の鏡面
構成を適用できる。
式を採用した場合には、ビーム偏向特性を良好とするこ
とができる。実施形態6においてFFOG形式を採用し
た場合には、フェーズドアレイ9a及び9bの放射面の
使用面積を変化させないで、かつフェーズドアレイ9a
及び9bからのスピルオーバ(放射の漏れ)を低減で
き、反射鏡面積を有効利用できる。但し、これは、本発
明の実施に際し、実施形態4における鏡面構成をFFO
C以外の形式としまた実施形態6における鏡面構成をF
FOG以外の形式とすることを、妨げるものではない。
また、実施形態5に関しても、本発明の趣旨を逸脱しな
い限りにおいて、FFOC、FFOG及びその他の鏡面
構成を適用できる。
【0019】選択鏡面及び円偏波発生器の付加に係る実
施形態群.図7に本発明の実施形態7を、図8に本発明
の実施形態8を、図9に本発明の実施形態9を、図10
に本発明の実施形態10を、図11に本発明の実施形態
11を、図12に本発明の実施形態12を、それぞれ示
す。これらの実施形態は、特定の周波数(帯域)を透過
させ他の特定の周波数(帯域)を反射する周波数選択鏡
面、特定の偏波を透過させ他の特定の偏波を反射する偏
波選択鏡面、入射する直線偏波を円偏波に変換する円偏
波発生器等を適宜組み合わせて付加した実施形態であ
る。鏡面構成や一次放射系の構成に関しては、実施形態
1〜6に関し記載したものを、転用乃至適用できる。
施形態群.図7に本発明の実施形態7を、図8に本発明
の実施形態8を、図9に本発明の実施形態9を、図10
に本発明の実施形態10を、図11に本発明の実施形態
11を、図12に本発明の実施形態12を、それぞれ示
す。これらの実施形態は、特定の周波数(帯域)を透過
させ他の特定の周波数(帯域)を反射する周波数選択鏡
面、特定の偏波を透過させ他の特定の偏波を反射する偏
波選択鏡面、入射する直線偏波を円偏波に変換する円偏
波発生器等を適宜組み合わせて付加した実施形態であ
る。鏡面構成や一次放射系の構成に関しては、実施形態
1〜6に関し記載したものを、転用乃至適用できる。
【0020】実施形態7及び10〜12は、一次放射系
4に係る放射6の周波数と一次放射系5に係る放射7の
周波数とが相違している用途に適用可能な実施形態であ
る。これらの実施形態にて使用されている周波数選択鏡
面10は、一次放射系4からの放射6を反射し一次放射
系5からの放射7を透過させる周波数選択特性を有して
おり、周波数選択鏡面11は一次放射系5からの放射7
を反射し一次放射系4からの放射6を透過させる周波数
選択特性を有している。更に、周波数選択鏡面10及び
11は各々反射鏡2又は3の外部空間への開口の前面に
配置されている。このような配置により、実施形態7〜
12においては、相異なる複数の周波数(帯域)にて共
用できる周波数共用アンテナを実現すると共に、一次放
射系によるブロッキングを防ぎ高能率化を図っている。
具体的には、一次放射系4からの放射が一次放射系5に
よりブロックないようにかつ一次放射系5からの放射が
一次放射系4によりブロックされないようにするため
に、周波数選択鏡面10及び11を放射7又は6の伝搬
経路上に配置し、一次放射系4及び5を当該伝搬経路か
ら隔離している。
4に係る放射6の周波数と一次放射系5に係る放射7の
周波数とが相違している用途に適用可能な実施形態であ
る。これらの実施形態にて使用されている周波数選択鏡
面10は、一次放射系4からの放射6を反射し一次放射
系5からの放射7を透過させる周波数選択特性を有して
おり、周波数選択鏡面11は一次放射系5からの放射7
を反射し一次放射系4からの放射6を透過させる周波数
選択特性を有している。更に、周波数選択鏡面10及び
11は各々反射鏡2又は3の外部空間への開口の前面に
配置されている。このような配置により、実施形態7〜
12においては、相異なる複数の周波数(帯域)にて共
用できる周波数共用アンテナを実現すると共に、一次放
射系によるブロッキングを防ぎ高能率化を図っている。
具体的には、一次放射系4からの放射が一次放射系5に
よりブロックないようにかつ一次放射系5からの放射が
一次放射系4によりブロックされないようにするため
に、周波数選択鏡面10及び11を放射7又は6の伝搬
経路上に配置し、一次放射系4及び5を当該伝搬経路か
ら隔離している。
【0021】実施形態8及び9は、一次放射系4に係る
放射6の偏波面と一次放射系5に係る放射7の偏波面と
が相違(例えば直交)している用途に適用可能な実施形
態である。これらの実施形態にて使用されている偏波選
択鏡面12は、一次放射系4からの放射6を反射し一次
放射系5からの放射7を透過させる偏波選択特性を有し
ており、偏波選択鏡面13は一次放射系5からの放射7
を反射し一次放射系4からの放射6を透過させる偏波選
択特性を有している。偏波選択鏡面12及び13の幾何
学的配置に関しては、実施形態7等における周波数選択
鏡面10及び11のそれと同様でよい。実施形態8及び
9によれば、(“周波数”と“偏波”の違いを除けば)
実施形態7等と同様の原理にて、一次放射系によるブロ
ッキングが生じにくい高能率の偏波共用アンテナを実現
できる。更に、実施形態9の如く、放射6及び7の伝搬
路上にミアンダライン等から構成された円偏波発生器1
4及び15を配置することにより、直線偏波を円偏波に
容易に変換できる。
放射6の偏波面と一次放射系5に係る放射7の偏波面と
が相違(例えば直交)している用途に適用可能な実施形
態である。これらの実施形態にて使用されている偏波選
択鏡面12は、一次放射系4からの放射6を反射し一次
放射系5からの放射7を透過させる偏波選択特性を有し
ており、偏波選択鏡面13は一次放射系5からの放射7
を反射し一次放射系4からの放射6を透過させる偏波選
択特性を有している。偏波選択鏡面12及び13の幾何
学的配置に関しては、実施形態7等における周波数選択
鏡面10及び11のそれと同様でよい。実施形態8及び
9によれば、(“周波数”と“偏波”の違いを除けば)
実施形態7等と同様の原理にて、一次放射系によるブロ
ッキングが生じにくい高能率の偏波共用アンテナを実現
できる。更に、実施形態9の如く、放射6及び7の伝搬
路上にミアンダライン等から構成された円偏波発生器1
4及び15を配置することにより、直線偏波を円偏波に
容易に変換できる。
【0022】実施形態10及び11は、一次放射系4に
係る放射6の周波数と一次放射系5に係る放射7の周波
数とが相違している用途、特に各一次放射系にて偏波面
を切り替えることが求められる用途に適用可能な実施形
態である。これらの実施形態においては、実施形態7等
と同様周波数選択鏡面10及び11を設けると共に、一
次放射系4に偏波選択鏡面16aを、一次放射系5に偏
波選択鏡面16bを設け、更に各一次放射系の素子アン
テナ1a及び1bを各々複数個(例えば2個)としその
偏波面を互いに異なる偏波面(例えば垂直(V)偏波及
び水平(H)偏波)としている。偏波選択鏡面16a及
び16b並びに素子アンテナ1a及び1bは、放射6及
び7が偏波選択鏡面16a又は16bにて偏波面毎に分
離されるように、かつ分離された各偏波面に対応する素
子アンテナがその偏波面に係る放射を送受信できるよう
に、配置されている。従って、実施形態10及び11に
よれば、一次放射系によるブロッキングが生じにくい高
能率の周波数偏波共用アンテナを実現できる。更に、実
施形態11の如く、偏波選択鏡面16a及び16bと周
波数選択鏡面10及び11との間にミアンダライン等か
ら構成された円偏波発生器14及び15を配置すること
により、直線偏波を円偏波に容易に変換できる。無論、
実施形態9の部分的適用によって円偏波を実現すること
も可能である。尚、実施形態8等の如く偏波選択鏡面1
2及び13を配置し偏波選択鏡面16a及び16bに代
えて周波数選択鏡面を配置することによっても、一次放
射系4に係る放射6の周波数と一次放射系5に係る放射
7の周波数とが相違しておりかつ各一次放射系にて偏波
面を切り替えることが求められる用途に適するアンテナ
を、提供できる。
係る放射6の周波数と一次放射系5に係る放射7の周波
数とが相違している用途、特に各一次放射系にて偏波面
を切り替えることが求められる用途に適用可能な実施形
態である。これらの実施形態においては、実施形態7等
と同様周波数選択鏡面10及び11を設けると共に、一
次放射系4に偏波選択鏡面16aを、一次放射系5に偏
波選択鏡面16bを設け、更に各一次放射系の素子アン
テナ1a及び1bを各々複数個(例えば2個)としその
偏波面を互いに異なる偏波面(例えば垂直(V)偏波及
び水平(H)偏波)としている。偏波選択鏡面16a及
び16b並びに素子アンテナ1a及び1bは、放射6及
び7が偏波選択鏡面16a又は16bにて偏波面毎に分
離されるように、かつ分離された各偏波面に対応する素
子アンテナがその偏波面に係る放射を送受信できるよう
に、配置されている。従って、実施形態10及び11に
よれば、一次放射系によるブロッキングが生じにくい高
能率の周波数偏波共用アンテナを実現できる。更に、実
施形態11の如く、偏波選択鏡面16a及び16bと周
波数選択鏡面10及び11との間にミアンダライン等か
ら構成された円偏波発生器14及び15を配置すること
により、直線偏波を円偏波に容易に変換できる。無論、
実施形態9の部分的適用によって円偏波を実現すること
も可能である。尚、実施形態8等の如く偏波選択鏡面1
2及び13を配置し偏波選択鏡面16a及び16bに代
えて周波数選択鏡面を配置することによっても、一次放
射系4に係る放射6の周波数と一次放射系5に係る放射
7の周波数とが相違しておりかつ各一次放射系にて偏波
面を切り替えることが求められる用途に適するアンテナ
を、提供できる。
【0023】実施形態12は、実施形態7における周波
数選択鏡面10及び11を曲面構成とした実施形態であ
る。具体的には、周波数選択鏡面10を、一次放射系4
の位置と反射鏡2の焦点とを焦点とする回転二次曲面と
し、周波数選択鏡面11を、一次放射系5の位置と反射
鏡3の焦点とを焦点とする回転二次曲面とする。このよ
うに、本発明は、周波数選択鏡面10及び11を平面と
する構成に限定されるものではない。更に、一次放射系
4及び5がその放射点乃至放射領域の変化を伴うことが
ある放射系であるとき、例えばビームの偏向乃至走査を
実行するため複数の素子アンテナを切換使用し又は素子
アンテナ列への給電位相を適宜変化させる放射系(マル
チビームアンテナ、フェーズドアレイアンテナ等)であ
るときには、“一次放射系の位置”が1か所に定まらな
いため、“一次放射系の位置とこれに対応する副反射鏡
の焦点とを焦点とする回転二次曲面”を一意に定めるこ
とはできない。この場合、“素子アンテナ乃至放射点の
位置とこれに対応する副反射鏡の焦点とを焦点とする回
転二次曲面”の集合を各一次放射系毎に想定し、想定し
た回転二次曲面群のエンベロープを求め、このエンベロ
ープを対応する周波数選択鏡面の鏡面形状とする。これ
によって、一次放射系のマルチビーム化又はビームスキ
ャン化に伴う収差の発生等の特性劣化を、防ぐことがで
きる。尚、実施形態12は、その周波数選択鏡面10及
び11を偏波選択鏡面に置換することにより、偏波共用
アンテナとすることもできる。
数選択鏡面10及び11を曲面構成とした実施形態であ
る。具体的には、周波数選択鏡面10を、一次放射系4
の位置と反射鏡2の焦点とを焦点とする回転二次曲面と
し、周波数選択鏡面11を、一次放射系5の位置と反射
鏡3の焦点とを焦点とする回転二次曲面とする。このよ
うに、本発明は、周波数選択鏡面10及び11を平面と
する構成に限定されるものではない。更に、一次放射系
4及び5がその放射点乃至放射領域の変化を伴うことが
ある放射系であるとき、例えばビームの偏向乃至走査を
実行するため複数の素子アンテナを切換使用し又は素子
アンテナ列への給電位相を適宜変化させる放射系(マル
チビームアンテナ、フェーズドアレイアンテナ等)であ
るときには、“一次放射系の位置”が1か所に定まらな
いため、“一次放射系の位置とこれに対応する副反射鏡
の焦点とを焦点とする回転二次曲面”を一意に定めるこ
とはできない。この場合、“素子アンテナ乃至放射点の
位置とこれに対応する副反射鏡の焦点とを焦点とする回
転二次曲面”の集合を各一次放射系毎に想定し、想定し
た回転二次曲面群のエンベロープを求め、このエンベロ
ープを対応する周波数選択鏡面の鏡面形状とする。これ
によって、一次放射系のマルチビーム化又はビームスキ
ャン化に伴う収差の発生等の特性劣化を、防ぐことがで
きる。尚、実施形態12は、その周波数選択鏡面10及
び11を偏波選択鏡面に置換することにより、偏波共用
アンテナとすることもできる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
第1及び第2の反射鏡を有する複反射鏡アンテナとした
ため、単一の反射鏡を用いたアンテナにおける収差低減
の限界を回避できる。また、第1の一次放射系に係る第
1のビームについては第1の反射鏡を副反射鏡としてか
つ第2の反射鏡を主反射鏡として用い、第2の一次放射
系に係る第2のビームについては第2の反射鏡を副反射
鏡としてかつ第1の反射鏡を主反射鏡として用いるよう
にしたため、第1の反射鏡に起因した収差を第2の反射
鏡にて打ち消す等といった設計が可能になる。従って、
前述の従来技術のいずれに比べても、低収差高利得のア
ンテナが得られる。更に、第1及び第2の反射鏡はいず
れも二通りの機能を有しており、また、副反射鏡の鏡面
の拡大を伴うことなく第1のビームと第2のビームの方
向を大きく分離させることができるから、高集積化、小
形化、設置スペース節約の面で優れた複反射鏡アンテナ
が得られる。従って、本発明によれば、ビームを大きく
偏向させても又はビーム走査を実行しても大形化や利得
低下が生じないアンテナを提供できる。
第1及び第2の反射鏡を有する複反射鏡アンテナとした
ため、単一の反射鏡を用いたアンテナにおける収差低減
の限界を回避できる。また、第1の一次放射系に係る第
1のビームについては第1の反射鏡を副反射鏡としてか
つ第2の反射鏡を主反射鏡として用い、第2の一次放射
系に係る第2のビームについては第2の反射鏡を副反射
鏡としてかつ第1の反射鏡を主反射鏡として用いるよう
にしたため、第1の反射鏡に起因した収差を第2の反射
鏡にて打ち消す等といった設計が可能になる。従って、
前述の従来技術のいずれに比べても、低収差高利得のア
ンテナが得られる。更に、第1及び第2の反射鏡はいず
れも二通りの機能を有しており、また、副反射鏡の鏡面
の拡大を伴うことなく第1のビームと第2のビームの方
向を大きく分離させることができるから、高集積化、小
形化、設置スペース節約の面で優れた複反射鏡アンテナ
が得られる。従って、本発明によれば、ビームを大きく
偏向させても又はビーム走査を実行しても大形化や利得
低下が生じないアンテナを提供できる。
【0025】また、本発明においてFFOC形式を用い
た場合にはビーム偏向特性が比較的良好になり、FFO
G形式を用いた場合にはビーム走査を実行する際一次放
射系の放射面の使用面積を一定に保てる。更に、本発明
は送信及び受信のいずれにも適用できる。また、一次放
射系の選択次第で、3本以上のビームを選択的に形成し
うるマルチビームアンテナ、ビーム方向を走査可能なビ
ーム走査アンテナ、ビーム形状を制御可能な成形ビーム
アンテナ等を、上述の各種の利点と共に、実現できる。
更に、周波数選択鏡面や偏波選択鏡面の使用によって、
各反射鏡の外部空間への開口部において一次放射系によ
るブロッキングが生じることを防止でき、また周波数選
択性の鏡面を用いたときには周波数共用アンテナを、偏
波選択性の鏡面を用いたときには偏波共用アンテナを、
各々提供できる。更に、修整曲面の使用によって、偏向
乃至走査に伴う収差の発生を防止し特性劣化を防止する
ことができる。そして、円偏波発生器を付加することに
より、円偏波に係る放射が得られる。
た場合にはビーム偏向特性が比較的良好になり、FFO
G形式を用いた場合にはビーム走査を実行する際一次放
射系の放射面の使用面積を一定に保てる。更に、本発明
は送信及び受信のいずれにも適用できる。また、一次放
射系の選択次第で、3本以上のビームを選択的に形成し
うるマルチビームアンテナ、ビーム方向を走査可能なビ
ーム走査アンテナ、ビーム形状を制御可能な成形ビーム
アンテナ等を、上述の各種の利点と共に、実現できる。
更に、周波数選択鏡面や偏波選択鏡面の使用によって、
各反射鏡の外部空間への開口部において一次放射系によ
るブロッキングが生じることを防止でき、また周波数選
択性の鏡面を用いたときには周波数共用アンテナを、偏
波選択性の鏡面を用いたときには偏波共用アンテナを、
各々提供できる。更に、修整曲面の使用によって、偏向
乃至走査に伴う収差の発生を防止し特性劣化を防止する
ことができる。そして、円偏波発生器を付加することに
より、円偏波に係る放射が得られる。
【図1】 本発明の実施形態1に係る複反射鏡アンテナ
の概略構成を示す縦断面図である。
の概略構成を示す縦断面図である。
【図2】 本発明の実施形態2に係る複反射鏡アンテナ
の概略構成を示す縦断面図である。
の概略構成を示す縦断面図である。
【図3】 本発明の実施形態3に係る複反射鏡アンテナ
の概略構成を示す縦断面図である。
の概略構成を示す縦断面図である。
【図4】 本発明の実施形態4に係る複反射鏡アンテナ
の概略構成を示す縦断面図である。
の概略構成を示す縦断面図である。
【図5】 本発明の実施形態5に係る複反射鏡アンテナ
の概略構成を示す縦断面図である。
の概略構成を示す縦断面図である。
【図6】 本発明の実施形態6に係る複反射鏡アンテナ
の概略構成を示す縦断面図である。
の概略構成を示す縦断面図である。
【図7】 本発明の実施形態7に係る複反射鏡アンテナ
の概略構成を示す縦断面図である。
の概略構成を示す縦断面図である。
【図8】 本発明の実施形態8に係る複反射鏡アンテナ
の概略構成を示す縦断面図である。
の概略構成を示す縦断面図である。
【図9】 本発明の実施形態9に係る複反射鏡アンテナ
の概略構成を示す縦断面図である。
の概略構成を示す縦断面図である。
【図10】 本発明の実施形態10に係る複反射鏡アン
テナの概略構成を示す縦断面図である。
テナの概略構成を示す縦断面図である。
【図11】 本発明の実施形態11に係る複反射鏡アン
テナの概略構成を示す縦断面図である。
テナの概略構成を示す縦断面図である。
【図12】 本発明の実施形態12に係る複反射鏡アン
テナの概略構成を示す縦断面図である。
テナの概略構成を示す縦断面図である。
【図13】 第1の従来技術に係るアンテナの概略構成
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図14】 第2の従来技術に係るアンテナの概略構成
を示す縦断面図である。
を示す縦断面図である。
1a,1b 素子アンテナ、2,3 反射鏡、4,5
一次放射系、6,7放射、8a,8b 給電回路、9
a,9b フェーズドアレイ、10,11 周波数選択
鏡面、12,13,16a,16b 偏波選択鏡面、1
4,15,17a,17b 円偏波発生器。
一次放射系、6,7放射、8a,8b 給電回路、9
a,9b フェーズドアレイ、10,11 周波数選択
鏡面、12,13,16a,16b 偏波選択鏡面、1
4,15,17a,17b 円偏波発生器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 片木 孝至 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内
Claims (13)
- 【請求項1】 第1のビームを有する第1の一次放射系
と、第2のビームを有する第2の一次放射系と、第1の
ビームの副反射鏡でありかつ第2のビームの主反射鏡で
ある第1の反射鏡と、第1のビームの主反射鏡でありか
つ第2のビームの副反射鏡である第2の反射鏡と、を備
えることを特徴とする複反射鏡アンテナ。 - 【請求項2】 第1及び第2のビーム各々に関しFFO
C形式の鏡面構成が提供されるよう第1及び第2の反射
鏡の反射面形状及び配置が設定されたことを特徴とする
請求項1記載の複反射鏡アンテナ。 - 【請求項3】 第1及び第2のビーム各々に関しFFO
G形式の鏡面構成が提供されるよう第1及び第2の反射
鏡の反射面形状及び配置が設定されたことを特徴とする
請求項1記載の複反射鏡アンテナ。 - 【請求項4】 上記第1のビームが電波の送信及び/又
は受信に、上記第2のビームが電波の送信及び/又は受
信に、それぞれ使用されることを特徴とする請求項1乃
至3記載の複反射鏡アンテナ。 - 【請求項5】 上記第1及び第2の一次放射系のうち少
なくとも一方が、そのビームを偏向可能な一次放射系で
あることを特徴とする請求項1乃至4記載の複反射鏡ア
ンテナ。 - 【請求項6】 上記第1及び第2の一次放射系のうち少
なくとも一方が、そのビームを所定方向に沿い走査可能
な一次放射系であることを特徴とする請求項1乃至5記
載の複反射鏡アンテナ。 - 【請求項7】 上記第1及び第2の一次放射系のうち少
なくとも一方が、対応するビームの形状を可変成形可能
な一次放射系であることを特徴とする請求項1乃至6記
載の複反射鏡アンテナ。 - 【請求項8】 上記第1及び第2のビームのうち一方の
ビームを反射しかつ当該一方のビームとはその周波数が
異なる他方のビームを透過させる選択鏡面を、当該一方
のビームに係る一次放射系と副反射鏡との間に配設し、
当該一方のビームに係る一次放射系を、上記他方の一次
放射射系に係るビームをブロックしないよう配置したこ
とを特徴とする請求項1乃至7記載の複反射鏡アンテ
ナ。 - 【請求項9】 上記第1及び第2のビームのうち一方の
ビームを反射しかつ当該一方のビームとはその偏波が異
なる他方のビームを透過させる選択鏡面を、当該一方の
ビームに係る一次放射系と副反射鏡との間に配設し、当
該一方のビームに係る一次放射系を、上記他方の一次放
射系に係るビームをブロックしないよう配置したことを
特徴とする請求項1乃至7記載の複反射鏡アンテナ。 - 【請求項10】 上記第1及び第2の一次放射系のうち
少なくとも一方が、互いにその偏波面が異なる第1及び
第2の素子アンテナと、第1の素子アンテナに係る偏波
を反射し第2の素子アンテナに係る偏波を透過させる特
性を有し第1の素子アンテナと対応する副反射鏡との間
に配設される選択鏡面と、を有することを特徴とする請
求項1乃至9記載の複反射鏡アンテナ。 - 【請求項11】 上記一方のビームに係る一次放射系
が、そのビームを偏向可能な一次放射系であり、上記選
択鏡面が、当該一方のビームの偏向に起因した波面収差
の変化を抑制する形状を有する修整曲面であることを特
徴とする請求項8乃至10記載の複反射鏡アンテナ。 - 【請求項12】 上記一方のビームに係る一次放射系
が、そのビームを所定方向に沿い走査可能な一次放射系
であり、上記選択鏡面が、当該一方のビームの走査に起
因した波面収差の変化を抑制する形状を有する修整曲面
であることを特徴とする請求項8乃至10記載の複反射
鏡アンテナ。 - 【請求項13】 上記第1及び第2のビームのうち少な
くとも一方の偏波を円偏波に変換する円偏波発生器を備
えることを特徴とする請求項1乃至12記載の複反射鏡
アンテナ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24374096A JPH1093334A (ja) | 1996-09-13 | 1996-09-13 | 複反射鏡アンテナ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24374096A JPH1093334A (ja) | 1996-09-13 | 1996-09-13 | 複反射鏡アンテナ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1093334A true JPH1093334A (ja) | 1998-04-10 |
Family
ID=17108288
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24374096A Pending JPH1093334A (ja) | 1996-09-13 | 1996-09-13 | 複反射鏡アンテナ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1093334A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014017708A (ja) * | 2012-07-10 | 2014-01-30 | Nippon Hoso Kyokai <Nhk> | 空間合成アンテナ装置及び鏡面修整反射鏡の製造方法 |
| US11943047B2 (en) | 2022-05-06 | 2024-03-26 | Agency For Defense Development | Apparatus and method of CRPA neutralization for illegal unmanned aerial vehicle |
-
1996
- 1996-09-13 JP JP24374096A patent/JPH1093334A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014017708A (ja) * | 2012-07-10 | 2014-01-30 | Nippon Hoso Kyokai <Nhk> | 空間合成アンテナ装置及び鏡面修整反射鏡の製造方法 |
| US11943047B2 (en) | 2022-05-06 | 2024-03-26 | Agency For Defense Development | Apparatus and method of CRPA neutralization for illegal unmanned aerial vehicle |
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