JPH109389A - シール構造 - Google Patents
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- JPH109389A JPH109389A JP18018296A JP18018296A JPH109389A JP H109389 A JPH109389 A JP H109389A JP 18018296 A JP18018296 A JP 18018296A JP 18018296 A JP18018296 A JP 18018296A JP H109389 A JPH109389 A JP H109389A
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- Bolts, Nuts, And Washers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 環状凹所に対してシールリングがその全周に
わたって正常に装着されているか否かを確実に判断する
ことができるシール構造を提供すること。 【解決手段】 一端側を環状凹所35、36内のシール
リング25、26により圧縮空気乾燥装置などの流体圧
機器の内部から遮断される位置に開口させ、他端を大気
に開口する連通路39、42を形成する。これにより、
シールリング25、26の一部が環状凹所35、36か
らはみ出した状態で組み付けられても、機器内部の圧力
流体は連通路39、42を介して装置外部に漏洩するの
で、これを検出することにより、環状凹所35、36に
対してシールリング25、26がその全周にわたって正
常に装着されているか否かを確実に判断することができ
る。
わたって正常に装着されているか否かを確実に判断する
ことができるシール構造を提供すること。 【解決手段】 一端側を環状凹所35、36内のシール
リング25、26により圧縮空気乾燥装置などの流体圧
機器の内部から遮断される位置に開口させ、他端を大気
に開口する連通路39、42を形成する。これにより、
シールリング25、26の一部が環状凹所35、36か
らはみ出した状態で組み付けられても、機器内部の圧力
流体は連通路39、42を介して装置外部に漏洩するの
で、これを検出することにより、環状凹所35、36に
対してシールリング25、26がその全周にわたって正
常に装着されているか否かを確実に判断することができ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はシール構造に関す
る。
る。
【0002】
【従来の技術】流体圧機器としては、例えばエアブレー
キ車両に用いられる圧縮空気乾燥装置があるが、その全
体を図8に示す。これは全体として1で示され、その構
成は従来より公知であるのでその詳細な説明は省略する
が、本体2の内部空間8に導入された圧縮空気はフィル
タ室10および乾燥室11を通って浄化、乾燥され、逆
止弁12を開弁してカバー部材4の内部空間9に供給さ
れるようになっている。そこで、この圧縮空気乾燥装置
1内の圧縮空気が装置外部に漏れるのを防止するため、
本体2のフランジ部2aおよび円形の板状部材3にそれ
ぞれシールリング5、6を装着させて本体2のフランジ
部2a、板状部材3およびカバー部材4のフランジ部4
aをねじ部材7により一体的に結合するようにしてい
る。
キ車両に用いられる圧縮空気乾燥装置があるが、その全
体を図8に示す。これは全体として1で示され、その構
成は従来より公知であるのでその詳細な説明は省略する
が、本体2の内部空間8に導入された圧縮空気はフィル
タ室10および乾燥室11を通って浄化、乾燥され、逆
止弁12を開弁してカバー部材4の内部空間9に供給さ
れるようになっている。そこで、この圧縮空気乾燥装置
1内の圧縮空気が装置外部に漏れるのを防止するため、
本体2のフランジ部2aおよび円形の板状部材3にそれ
ぞれシールリング5、6を装着させて本体2のフランジ
部2a、板状部材3およびカバー部材4のフランジ部4
aをねじ部材7により一体的に結合するようにしてい
る。
【0003】このシール構造は、図9に示すように、本
体2のフランジ部2aおよび板状部材3のそれぞれに環
状凹所15、16を形成し、これらに対してシールリン
グ5、6を装着させて本体2のフランジ部2aと板状部
材3、および板状部材3とカバー部材4のフランジ部4
aを相互に気密に結合させている。そして、この圧縮空
気乾燥装置1を組み上げた後、上記シールリング15、
16による密封作用が正常であるか否かを検査するよう
にしている。
体2のフランジ部2aおよび板状部材3のそれぞれに環
状凹所15、16を形成し、これらに対してシールリン
グ5、6を装着させて本体2のフランジ部2aと板状部
材3、および板状部材3とカバー部材4のフランジ部4
aを相互に気密に結合させている。そして、この圧縮空
気乾燥装置1を組み上げた後、上記シールリング15、
16による密封作用が正常であるか否かを検査するよう
にしている。
【0004】この検査方法は、例えば次のような方法で
行われる。先ず本体2と板状部材3、および板状部材3
とカバー部材4との結合部C1 、C2 (図9参照)にそ
の全周にわたって石鹸水を塗布し、次いで圧縮空気乾燥
装置1の内部に圧力(圧縮空気)を送る。このとき、例
えば図10に示すように一方の環状凹所15に対してシ
ールリング5を装着し忘れたとき、これらの結合面を通
って空気が漏れて結合部C1 に塗布した石鹸水は泡状と
なり、これを作業者が確認することによりシール不良、
すなわち製品不良と判断する。他方、図9に示すように
シールリング5、6がそれぞれ環状凹所15、16に装
着されている場合は、空気が漏れないので結合部C1 、
C2 に塗布した石鹸水に変化は見られず、これを作業者
が確認してシール正常と判断するようにしている。
行われる。先ず本体2と板状部材3、および板状部材3
とカバー部材4との結合部C1 、C2 (図9参照)にそ
の全周にわたって石鹸水を塗布し、次いで圧縮空気乾燥
装置1の内部に圧力(圧縮空気)を送る。このとき、例
えば図10に示すように一方の環状凹所15に対してシ
ールリング5を装着し忘れたとき、これらの結合面を通
って空気が漏れて結合部C1 に塗布した石鹸水は泡状と
なり、これを作業者が確認することによりシール不良、
すなわち製品不良と判断する。他方、図9に示すように
シールリング5、6がそれぞれ環状凹所15、16に装
着されている場合は、空気が漏れないので結合部C1 、
C2 に塗布した石鹸水に変化は見られず、これを作業者
が確認してシール正常と判断するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
検査方法では、上述した環状凹所に対するシールリング
未装着によるシール不良は検出できるのであるが、図1
1および図12に示すように、例えば一方の環状凹所1
5において、シールリング5の一部が環状凹所15から
はみだした状態で組み付けられた場合、このときにもあ
る程度密封作用が得られるので、シール正常と判断され
ることがある。しかし、この状態のまま出荷して使用す
ると、図13および図14に示すように、圧縮空気乾燥
装置1の内圧(内部空間8の圧力)の影響によりシール
リング5が径外方へと伸び、最終的にシール力が低下し
て空気漏れが発生するおそれがある。なお、図12およ
び図14は、板状部材3より上方を取り除いてシールリ
ング5を平面的に見た概念図であり、各部の大きさは図
8とは対応しない。
検査方法では、上述した環状凹所に対するシールリング
未装着によるシール不良は検出できるのであるが、図1
1および図12に示すように、例えば一方の環状凹所1
5において、シールリング5の一部が環状凹所15から
はみだした状態で組み付けられた場合、このときにもあ
る程度密封作用が得られるので、シール正常と判断され
ることがある。しかし、この状態のまま出荷して使用す
ると、図13および図14に示すように、圧縮空気乾燥
装置1の内圧(内部空間8の圧力)の影響によりシール
リング5が径外方へと伸び、最終的にシール力が低下し
て空気漏れが発生するおそれがある。なお、図12およ
び図14は、板状部材3より上方を取り除いてシールリ
ング5を平面的に見た概念図であり、各部の大きさは図
8とは対応しない。
【0006】また、シールリング5が正常に装着されて
いないにもかかわらず無理にねじ固定されるので、図1
1に示すように環状凹所15の段部が食い込んだシール
リング5はそこで損傷してしまい、これにより密封作用
が損なわれるおそれがある。
いないにもかかわらず無理にねじ固定されるので、図1
1に示すように環状凹所15の段部が食い込んだシール
リング5はそこで損傷してしまい、これにより密封作用
が損なわれるおそれがある。
【0007】本発明は上述の問題に鑑みてなされ、シー
ルリングの未装着によるシール不良は勿論のこと、環状
凹所に対してシールリングがその全周にわたって正常に
装着されているか否かを確実に判断することができるシ
ール構造を提供することを課題とする。
ルリングの未装着によるシール不良は勿論のこと、環状
凹所に対してシールリングがその全周にわたって正常に
装着されているか否かを確実に判断することができるシ
ール構造を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】以上の課題は、流体圧機
器を構成する2つの部材の端面を互いに接合させると共
に、一方の部材に形成した環状凹所に、この環状凹所内
壁と他方の部材の端面とに弾接するシールリングを装着
して、前記2つの部材を結合することにより両端面間を
通じた流体圧機器の内外の連通を遮断するシール構造に
おいて、前記一方の部材には、一端側が前記環状凹所内
の前記シールリングにより流体圧機器内部から遮断され
る部分に開口し、他端側が大気に開口する連通路を形成
したことを特徴とするシール構造、によって解決され
る。
器を構成する2つの部材の端面を互いに接合させると共
に、一方の部材に形成した環状凹所に、この環状凹所内
壁と他方の部材の端面とに弾接するシールリングを装着
して、前記2つの部材を結合することにより両端面間を
通じた流体圧機器の内外の連通を遮断するシール構造に
おいて、前記一方の部材には、一端側が前記環状凹所内
の前記シールリングにより流体圧機器内部から遮断され
る部分に開口し、他端側が大気に開口する連通路を形成
したことを特徴とするシール構造、によって解決され
る。
【0009】環状凹所内のシールリングにより流体圧機
器内部から遮断される部分は環状凹所の全周にわたって
相連通しているので、シールリングが環状凹所から部分
的にはみ出した状態で流体圧機器が組み立てられたとし
ても、流体圧機器内部の流体が上記連通路の一端側と連
通することにより、該連通路の他端側において上記流体
を検出することができる。これにより、環状凹所に対し
てシールリングが全周にわたって正常に装着されている
か否かを確実に判断することができる。
器内部から遮断される部分は環状凹所の全周にわたって
相連通しているので、シールリングが環状凹所から部分
的にはみ出した状態で流体圧機器が組み立てられたとし
ても、流体圧機器内部の流体が上記連通路の一端側と連
通することにより、該連通路の他端側において上記流体
を検出することができる。これにより、環状凹所に対し
てシールリングが全周にわたって正常に装着されている
か否かを確実に判断することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態による
シール構造について図面を参照して説明する。
シール構造について図面を参照して説明する。
【0011】図1は本発明の実施の形態による圧縮空気
乾燥装置のシール構造を示す。圧縮空気乾燥装置21の
構成は公知であるのでその詳細な説明は省略するが、本
体22の内部空間28に導入された圧縮空気はフィルタ
室30および乾燥室31を通って浄化、乾燥され、逆止
弁32を開弁してカバー部材24の内部空間29に供給
されるようになっている。図1において符号Aで示す部
分を図2に拡大して示すように、本体22のフランジ部
22aおよび円形の板状部材23にはそれぞれ環状凹所
35、36が形成されており、これら環状凹所35、3
6に断面が角型のシールリング25、26を装着させて
本体22のフランジ部22a、板状部材23およびカバ
ー部材24のフランジ部24aをねじ部材27により一
体的に結合するようにしている。
乾燥装置のシール構造を示す。圧縮空気乾燥装置21の
構成は公知であるのでその詳細な説明は省略するが、本
体22の内部空間28に導入された圧縮空気はフィルタ
室30および乾燥室31を通って浄化、乾燥され、逆止
弁32を開弁してカバー部材24の内部空間29に供給
されるようになっている。図1において符号Aで示す部
分を図2に拡大して示すように、本体22のフランジ部
22aおよび円形の板状部材23にはそれぞれ環状凹所
35、36が形成されており、これら環状凹所35、3
6に断面が角型のシールリング25、26を装着させて
本体22のフランジ部22a、板状部材23およびカバ
ー部材24のフランジ部24aをねじ部材27により一
体的に結合するようにしている。
【0012】本体22のフランジ部22aに形成される
一方の環状凹所35には、図3にさらに拡大して示すよ
うに、その底壁面の径外方側を全周にわたって窪ませて
形成した環状通路37を有しており、これにより環状凹
所35の全周にわたってシールリング25との間に空隙
が形成されている。ここはシールリング25のシール点
S1 、S2 により本体22の内部空間28から遮断され
ている。また、この環状通路37を大気に連通させるよ
うに孔38が形成されている。これら環状通路37と孔
38とにより、本発明に係る一端側が環状凹所35内の
シールリング25により密封されている部分に開口し他
端側が大気に開口する連通路39が形成される。
一方の環状凹所35には、図3にさらに拡大して示すよ
うに、その底壁面の径外方側を全周にわたって窪ませて
形成した環状通路37を有しており、これにより環状凹
所35の全周にわたってシールリング25との間に空隙
が形成されている。ここはシールリング25のシール点
S1 、S2 により本体22の内部空間28から遮断され
ている。また、この環状通路37を大気に連通させるよ
うに孔38が形成されている。これら環状通路37と孔
38とにより、本発明に係る一端側が環状凹所35内の
シールリング25により密封されている部分に開口し他
端側が大気に開口する連通路39が形成される。
【0013】他方、円形の板状部材23に形成される環
状凹所36にも同様に、その低壁面の径外方側を全周に
わたって窪ませて形成した環状通路40を有しており、
これにより環状凹所36の全周にわたってシールリング
26との間に空隙が形成されている。ここはシールリン
グ26のシール点S3 、S4 によりカバー部材24の内
部空間29から遮断されている。また、この環状通路4
0を板状部材23と本体22のフランジ部22aとの当
接面を用いて大気に連通させるように孔41が形成され
ている。これら環状通路40と孔41とにより、本発明
に係る一端側が環状凹所36内のシールリング26によ
り密封されている部分に開口し他端側が大気に開口する
連通路42が形成される。
状凹所36にも同様に、その低壁面の径外方側を全周に
わたって窪ませて形成した環状通路40を有しており、
これにより環状凹所36の全周にわたってシールリング
26との間に空隙が形成されている。ここはシールリン
グ26のシール点S3 、S4 によりカバー部材24の内
部空間29から遮断されている。また、この環状通路4
0を板状部材23と本体22のフランジ部22aとの当
接面を用いて大気に連通させるように孔41が形成され
ている。これら環状通路40と孔41とにより、本発明
に係る一端側が環状凹所36内のシールリング26によ
り密封されている部分に開口し他端側が大気に開口する
連通路42が形成される。
【0014】本実施の形態による圧縮空気乾燥装置21
のシール構造は以上のように構成されるのであるが、次
にこの作用について説明する。
のシール構造は以上のように構成されるのであるが、次
にこの作用について説明する。
【0015】圧縮空気乾燥装置21の組み立て工程で
は、本体22の環状凹所35および板状部材23の環状
凹所36にそれぞれシールリング25、26を装着した
後、複数(本実施の形態では5本)のねじ部材27によ
り本体22のフランジ部22a、板状部材23およびカ
バー部材24のフランジ部24aを一体的に結合する。
そして、この圧縮空気乾燥装置21を組み上げた後、上
記シールリング25、26による密封作用が正常である
か否かを検査する。これは、上述の連通路39、42の
大気に連通する他端側C1 ’、C2 ’(図2参照)に石
鹸水を塗布することにより行われる。
は、本体22の環状凹所35および板状部材23の環状
凹所36にそれぞれシールリング25、26を装着した
後、複数(本実施の形態では5本)のねじ部材27によ
り本体22のフランジ部22a、板状部材23およびカ
バー部材24のフランジ部24aを一体的に結合する。
そして、この圧縮空気乾燥装置21を組み上げた後、上
記シールリング25、26による密封作用が正常である
か否かを検査する。これは、上述の連通路39、42の
大気に連通する他端側C1 ’、C2 ’(図2参照)に石
鹸水を塗布することにより行われる。
【0016】このとき、図4に示すように一方の環状凹
所35に対してシールリング25を装着し忘れたとする
と、本体22の内部空間28の圧縮空気は、本体22の
フランジ部22aと板状部材23との結合面の隙間と、
環状凹所35および連通路39を介して大気に漏れる。
よって検査位置C1 ’に塗布された石鹸水は泡状とな
り、これにより本体22と板状部材23との間のシール
不良が判断される。これに対して、図2に示すようにシ
ールリング25、26がそれぞれ環状凹所35、36に
対して正常に装着されている場合は、シール部材25、
26の密封作用により圧縮空気乾燥装置21の内外の空
気の連通が遮断されるので、検査位置C1’およびC
2 ’に塗布された石鹸水は変化せず、これをもって良品
と判断される。
所35に対してシールリング25を装着し忘れたとする
と、本体22の内部空間28の圧縮空気は、本体22の
フランジ部22aと板状部材23との結合面の隙間と、
環状凹所35および連通路39を介して大気に漏れる。
よって検査位置C1 ’に塗布された石鹸水は泡状とな
り、これにより本体22と板状部材23との間のシール
不良が判断される。これに対して、図2に示すようにシ
ールリング25、26がそれぞれ環状凹所35、36に
対して正常に装着されている場合は、シール部材25、
26の密封作用により圧縮空気乾燥装置21の内外の空
気の連通が遮断されるので、検査位置C1’およびC
2 ’に塗布された石鹸水は変化せず、これをもって良品
と判断される。
【0017】次に、図5および図6に示すように、例え
ばシールリング25の一部が環状凹所35からはみ出し
た状態で圧縮空気乾燥装置21を組み立てた場合、本実
施の形態によれば、本体22の内部空間28からの圧縮
空気が環状通路37を通り、孔38(図6参照)に導か
れる。すなわち、シールリング25が環状凹所に正常に
装着されていない場所では、そこの環状通路は本体22
の内部空間28から遮断されないので、ここから内部空
間28の圧縮空気が環状通路37の全周にわたって導入
され、孔38に導かれる。よって、検査位置C1 ’に塗
布された石鹸水は泡状となり、シール不良と判断され
る。なお図6は板状部材23より上方を取り除いてシー
ルリング25を平面的に見た概念図であり、各部の大き
さは図1とは対応しない。
ばシールリング25の一部が環状凹所35からはみ出し
た状態で圧縮空気乾燥装置21を組み立てた場合、本実
施の形態によれば、本体22の内部空間28からの圧縮
空気が環状通路37を通り、孔38(図6参照)に導か
れる。すなわち、シールリング25が環状凹所に正常に
装着されていない場所では、そこの環状通路は本体22
の内部空間28から遮断されないので、ここから内部空
間28の圧縮空気が環状通路37の全周にわたって導入
され、孔38に導かれる。よって、検査位置C1 ’に塗
布された石鹸水は泡状となり、シール不良と判断され
る。なお図6は板状部材23より上方を取り除いてシー
ルリング25を平面的に見た概念図であり、各部の大き
さは図1とは対応しない。
【0018】なお図示せずとも、他方の環状凹所36に
おけるシールリング26の未装着、または環状凹所36
からシールリング26の一部がはみ出た状態で組み付け
た場合も、同様にして、カバー部材24の内部空間29
からの圧縮空気が環状通路40を通って孔41に導かれ
る。よって検査位置C2 ’に塗布された石鹸水は泡状と
なり、シール不良と判断される。
おけるシールリング26の未装着、または環状凹所36
からシールリング26の一部がはみ出た状態で組み付け
た場合も、同様にして、カバー部材24の内部空間29
からの圧縮空気が環状通路40を通って孔41に導かれ
る。よって検査位置C2 ’に塗布された石鹸水は泡状と
なり、シール不良と判断される。
【0019】以上のように、本実施の形態による圧縮空
気乾燥装置21のシール構造によれば、シールリング2
5または26の未装着によるシール不良を検出すること
ができるだけでなく、部分的にしか正常に装着されてい
ない状態であっても、確実にシール不良を検出すること
ができるので、環状凹所35、36に対してシールリン
グ25、26がその全周にわたって正常に装着されてい
るか否かを確実に判断することができる。また、本実施
の形態によれば、連通路39、42が形成された位置の
み(本実施の形態によれば検査位置C1 ’、C2 ’のそ
れぞれ1箇所ずつ計2箇所。)検査用の石鹸水を塗布す
ればよいので、従来よりも検査が容易となり、作業効率
が向上する。
気乾燥装置21のシール構造によれば、シールリング2
5または26の未装着によるシール不良を検出すること
ができるだけでなく、部分的にしか正常に装着されてい
ない状態であっても、確実にシール不良を検出すること
ができるので、環状凹所35、36に対してシールリン
グ25、26がその全周にわたって正常に装着されてい
るか否かを確実に判断することができる。また、本実施
の形態によれば、連通路39、42が形成された位置の
み(本実施の形態によれば検査位置C1 ’、C2 ’のそ
れぞれ1箇所ずつ計2箇所。)検査用の石鹸水を塗布す
ればよいので、従来よりも検査が容易となり、作業効率
が向上する。
【0020】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、勿論、本発明はこれに限定されることなく、本発
明の技術的思想に基づいて種々の変形が考えられる。
たが、勿論、本発明はこれに限定されることなく、本発
明の技術的思想に基づいて種々の変形が考えられる。
【0021】例えば以上の実施の形態では、流体圧機器
として圧縮空気乾燥装置21のシール構造について説明
したが、これに限らず、フィルタ装置、弁装置、エアシ
リンダなどの空圧機器、もしくはマスタシリンダ、ホイ
ールシリンダなどの油圧機器のシール構造についても、
本発明は適用可能である。
として圧縮空気乾燥装置21のシール構造について説明
したが、これに限らず、フィルタ装置、弁装置、エアシ
リンダなどの空圧機器、もしくはマスタシリンダ、ホイ
ールシリンダなどの油圧機器のシール構造についても、
本発明は適用可能である。
【0022】また以上の実施の形態で説明した圧縮空気
乾燥装置21は、フィルタ室30と乾燥室31とを板状
部材23に固定し、この板状部材23を本体22に固定
することにより、フィルタ室30と乾燥室31とをカバ
ー部材24内の所定位置で固定させるようにするもので
あったが、上記板状部材23がなく、上記フィルタ室3
0および乾燥室31を直接本体22に固定した圧縮空気
乾燥装置のような場合でも、本発明は適用可能である。
乾燥装置21は、フィルタ室30と乾燥室31とを板状
部材23に固定し、この板状部材23を本体22に固定
することにより、フィルタ室30と乾燥室31とをカバ
ー部材24内の所定位置で固定させるようにするもので
あったが、上記板状部材23がなく、上記フィルタ室3
0および乾燥室31を直接本体22に固定した圧縮空気
乾燥装置のような場合でも、本発明は適用可能である。
【0023】また以上の実施の形態では、断面が角形の
シールリング25、26を用いたが、これに代えて、断
面が円形のシールリング(O−リング)を用いてもよ
い。この場合、図7に示すように環状凹所35、36内
にはO−リング25’、26’により装置内部から遮断
される空隙45、46が自動的に形成されるので、ここ
を装置外部と連通するように孔47、48を設ければよ
い。これにより、本発明に係る連通路が形成され、上述
の実施の形態で説明した環状通路37、40を形成する
必要がなくなる。
シールリング25、26を用いたが、これに代えて、断
面が円形のシールリング(O−リング)を用いてもよ
い。この場合、図7に示すように環状凹所35、36内
にはO−リング25’、26’により装置内部から遮断
される空隙45、46が自動的に形成されるので、ここ
を装置外部と連通するように孔47、48を設ければよ
い。これにより、本発明に係る連通路が形成され、上述
の実施の形態で説明した環状通路37、40を形成する
必要がなくなる。
【0024】また以上の実施の形態では、連通路39、
42を構成する孔38、41を環状凹所35、36に対
してそれぞれ1箇所形成したが、勿論これに限らず、流
体圧機器の種類、大きさに応じて適宜、その数を増やし
てもよい。
42を構成する孔38、41を環状凹所35、36に対
してそれぞれ1箇所形成したが、勿論これに限らず、流
体圧機器の種類、大きさに応じて適宜、その数を増やし
てもよい。
【0025】さらに、以上の実施の形態では、連通路3
9、42を構成する環状通路37、40は、窪ませるこ
とにより形成したが、例えば切削加工を施したり、鋳型
に予め形成させておいてもよい。
9、42を構成する環状通路37、40は、窪ませるこ
とにより形成したが、例えば切削加工を施したり、鋳型
に予め形成させておいてもよい。
【0026】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のシール構造
によれば、シールリングの装着忘れによるシール不良は
勿論のこと、環状凹所に対してシールリングが正常に装
着されているか否かを確実に判断することができる。ま
た、このシール検査を従来より容易に行うことができ、
作業効率を向上させることができる。
によれば、シールリングの装着忘れによるシール不良は
勿論のこと、環状凹所に対してシールリングが正常に装
着されているか否かを確実に判断することができる。ま
た、このシール検査を従来より容易に行うことができ、
作業効率を向上させることができる。
【図1】本発明の実施の形態によるシール構造を適用し
た圧縮空気乾燥装置の断面図である。
た圧縮空気乾燥装置の断面図である。
【図2】図1におけるA部の拡大図である。
【図3】図2における要部の拡大図である。
【図4】本実施の形態の作用を説明する図であり、シー
ルリングの1つが装着されずに機器が組み立てられた状
態を示す拡大断面図である。
ルリングの1つが装着されずに機器が組み立てられた状
態を示す拡大断面図である。
【図5】同作用を説明する図であり、シールリングの1
つが一部、環状凹所からはみ出して機器が組み立てられ
た状態を示す拡大断面図である。
つが一部、環状凹所からはみ出して機器が組み立てられ
た状態を示す拡大断面図である。
【図6】図5における板状部材およびカバー部材を取り
外した状態を平面的に見た模式図である。
外した状態を平面的に見た模式図である。
【図7】シールリングをO−リングとした場合の変形例
を示す拡大断面図である。
を示す拡大断面図である。
【図8】従来の圧縮空気乾燥装置のシール構造を示す断
面図である。
面図である。
【図9】図8におけるA’部の拡大図である。
【図10】従来例の作用を説明する図であり、シールリ
ングの1つが装着されずに機器が組み立てられた状態を
示す拡大断面図である。
ングの1つが装着されずに機器が組み立てられた状態を
示す拡大断面図である。
【図11】同作用を説明する図であり、シールリングの
1つが一部、環状凹所からはみ出して機器が組み立てら
れた状態を示す拡大断面図である。
1つが一部、環状凹所からはみ出して機器が組み立てら
れた状態を示す拡大断面図である。
【図12】図11における板状部材およびカバー部材を
取り外した状態を平面的に見た模式図である。
取り外した状態を平面的に見た模式図である。
【図13】図11の状態で機器が使用されたときのシー
ルリングの作用を模式的に説明する図である。
ルリングの作用を模式的に説明する図である。
【図14】図13における板状部材およびカバー部材を
取り外した状態を平面的に見た模式図である。
取り外した状態を平面的に見た模式図である。
21 圧縮空気乾燥装置 25 シールリング 26 シールリング 35 環状凹所 36 環状凹所 37 環状通路 38 孔 39 連通路 40 環状通路 41 孔 42 連通路
Claims (3)
- 【請求項1】 流体圧機器を構成する2つの部材の端面
を互いに接合させると共に、一方の部材に形成した環状
凹所に、この環状凹所内壁と他方の部材の端面とに弾接
するシールリングを装着して、前記2つの部材を結合す
ることにより両端面間を通じた流体圧機器の内外の連通
を遮断するシール構造において、 前記一方の部材には、一端側が前記環状凹所内の前記シ
ールリングにより流体圧機器内部から遮断される部分に
開口し、他端側が大気に開口する連通路を形成したこと
を特徴とするシール構造。 - 【請求項2】 前記連通路は、前記環状凹所内の全周に
わたって前記環状凹所に嵌着された前記シールリングと
の間に空隙を形成する環状通路と、この環状通路を大気
に常時連通させる少なくとも1つの孔とを有することを
特徴とする請求項1に記載のシール構造。 - 【請求項3】 前記環状通路は、前記環状凹所の内壁を
窪ませることにより形成したことを特徴とする請求項2
に記載のシール構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18018296A JPH109389A (ja) | 1996-06-19 | 1996-06-19 | シール構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18018296A JPH109389A (ja) | 1996-06-19 | 1996-06-19 | シール構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH109389A true JPH109389A (ja) | 1998-01-13 |
Family
ID=16078827
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18018296A Pending JPH109389A (ja) | 1996-06-19 | 1996-06-19 | シール構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH109389A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006207768A (ja) * | 2005-01-31 | 2006-08-10 | Kayaba Ind Co Ltd | シールチェック機能を備えた接続構造 |
-
1996
- 1996-06-19 JP JP18018296A patent/JPH109389A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006207768A (ja) * | 2005-01-31 | 2006-08-10 | Kayaba Ind Co Ltd | シールチェック機能を備えた接続構造 |
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