JPH1095896A - 熱硬化性樹脂成形材料 - Google Patents
熱硬化性樹脂成形材料Info
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- JPH1095896A JPH1095896A JP25252596A JP25252596A JPH1095896A JP H1095896 A JPH1095896 A JP H1095896A JP 25252596 A JP25252596 A JP 25252596A JP 25252596 A JP25252596 A JP 25252596A JP H1095896 A JPH1095896 A JP H1095896A
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Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 アルデヒド縮合系熱硬化性樹脂をベースとす
る熱硬化性樹脂成形材料の耐トラッキング性を向上させ
る。 【解決手段】 ユリア樹脂組成物を、ユリア樹脂以外の
アルデヒド縮合系熱硬化性樹脂を主とする樹脂組成物
に、全体に対する比率で5〜50重量%含有させてな
る。
る熱硬化性樹脂成形材料の耐トラッキング性を向上させ
る。 【解決手段】 ユリア樹脂組成物を、ユリア樹脂以外の
アルデヒド縮合系熱硬化性樹脂を主とする樹脂組成物
に、全体に対する比率で5〜50重量%含有させてな
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱硬化性樹脂成形
材料に関し、詳しくは電路機器や200V以上の高電圧
用の電気器具分野等の成形材料に用いて有用な熱硬化性
樹脂成形材料に関するものである。
材料に関し、詳しくは電路機器や200V以上の高電圧
用の電気器具分野等の成形材料に用いて有用な熱硬化性
樹脂成形材料に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、例えばブレーカーやスイッチ
等の電源周辺器具、電路機器周辺器具等の成形材料とし
て、フェノール樹脂やメラミン樹脂等のアルデヒド縮合
系熱硬化性樹脂をベースとした熱硬化性成形材料が使用
されている。これらフェノール樹脂やメラミン樹脂等を
ベースとした熱硬化性成形材料は、上記のような用途の
成形材料として、機械強度、耐久性、耐熱性、成形性な
どに優れた特性を有している。
等の電源周辺器具、電路機器周辺器具等の成形材料とし
て、フェノール樹脂やメラミン樹脂等のアルデヒド縮合
系熱硬化性樹脂をベースとした熱硬化性成形材料が使用
されている。これらフェノール樹脂やメラミン樹脂等を
ベースとした熱硬化性成形材料は、上記のような用途の
成形材料として、機械強度、耐久性、耐熱性、成形性な
どに優れた特性を有している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般住宅の
電源配線では通常100V電圧が用いられているが、工
場、ビル、実験施設等の特殊設備においては200V以
上の高圧電圧を用いる場合がある。上記フェノール樹脂
やメラミン樹脂等をベースとした熱硬化性成形材料は、
通常の用途では良好な耐トラッキング性を有している
が、上記のような高電圧用途では、電源や電路周辺器具
には通常よりも高い耐トラッキング性が要求されるもの
であり、更なる向上が望まれるものであった。
電源配線では通常100V電圧が用いられているが、工
場、ビル、実験施設等の特殊設備においては200V以
上の高圧電圧を用いる場合がある。上記フェノール樹脂
やメラミン樹脂等をベースとした熱硬化性成形材料は、
通常の用途では良好な耐トラッキング性を有している
が、上記のような高電圧用途では、電源や電路周辺器具
には通常よりも高い耐トラッキング性が要求されるもの
であり、更なる向上が望まれるものであった。
【0004】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
ので、耐トラッキング性を向上させた熱硬化性樹脂成形
材料を提供するものである。
ので、耐トラッキング性を向上させた熱硬化性樹脂成形
材料を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の請求項1に係る熱硬化性樹脂成形材料は、
ユリア樹脂組成物を、ユリア樹脂以外のアルデヒド縮合
系熱硬化性樹脂を主とする樹脂組成物に、全体に対する
比率で5〜50重量%含有させてなることを特徴とする
ものである。
に、本発明の請求項1に係る熱硬化性樹脂成形材料は、
ユリア樹脂組成物を、ユリア樹脂以外のアルデヒド縮合
系熱硬化性樹脂を主とする樹脂組成物に、全体に対する
比率で5〜50重量%含有させてなることを特徴とする
ものである。
【0006】請求項2に係る熱硬化性樹脂成形材料は、
請求項1に係る熱硬化性樹脂成形材料において、上記ア
ルデヒド縮合系熱硬化性樹脂が、フェノール樹脂又はメ
ラミン樹脂であることを特徴とするものである。
請求項1に係る熱硬化性樹脂成形材料において、上記ア
ルデヒド縮合系熱硬化性樹脂が、フェノール樹脂又はメ
ラミン樹脂であることを特徴とするものである。
【0007】請求項3に係る熱硬化性樹脂成形材料は、
請求項1又は請求項2記載の熱硬化性樹脂成形材料にお
いて、上記ユリア樹脂組成物が、ユリアホルムアルデヒ
ド樹脂、ユリアパラホルムアルデヒド樹脂、或いはこれ
らを有機繊維に含浸し乾燥させたドライミックスである
ことを特徴とするものである。
請求項1又は請求項2記載の熱硬化性樹脂成形材料にお
いて、上記ユリア樹脂組成物が、ユリアホルムアルデヒ
ド樹脂、ユリアパラホルムアルデヒド樹脂、或いはこれ
らを有機繊維に含浸し乾燥させたドライミックスである
ことを特徴とするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。
て説明する。
【0009】本発明に係る熱硬化性樹脂成形材料におい
ては、ユリア樹脂以外のアルデヒド縮合系熱硬化性樹脂
を主とする樹脂組成物に、ユリア樹脂組成物を全体に対
する比率で5〜50重量%含有させている。
ては、ユリア樹脂以外のアルデヒド縮合系熱硬化性樹脂
を主とする樹脂組成物に、ユリア樹脂組成物を全体に対
する比率で5〜50重量%含有させている。
【0010】該熱硬化性樹脂成形材料のベース樹脂とな
る上記アルデヒド縮合系熱硬化性樹脂としては、フェノ
ール樹脂、メラミン樹脂などが挙げられる。この場合、
フェノール樹脂、メラミン樹脂としては、成形材料用途
に使用されている公知のものを使用することができるも
ので、これらに、必要に応じて適宜、硬化剤、硬化促進
剤、充填材、補強繊維、添加剤、着色剤などを配合して
ベースとなる樹脂組成物が調整される。
る上記アルデヒド縮合系熱硬化性樹脂としては、フェノ
ール樹脂、メラミン樹脂などが挙げられる。この場合、
フェノール樹脂、メラミン樹脂としては、成形材料用途
に使用されている公知のものを使用することができるも
ので、これらに、必要に応じて適宜、硬化剤、硬化促進
剤、充填材、補強繊維、添加剤、着色剤などを配合して
ベースとなる樹脂組成物が調整される。
【0011】上記ユリア樹脂組成物としては、ユリアホ
ルムアルデヒド樹脂、ユリアパラホルムアルデヒド樹
脂、或いはこれらを有機繊維に含浸し乾燥させたドライ
ミックスなどが使用される。ユリア樹脂は、フェノール
樹脂、メラミン樹脂などの他のアルデヒド縮合系熱硬化
性樹脂と比べて耐トラッキング性に優れた特性を有して
おり、本発明においては、このユリア樹脂をベース樹脂
である上記樹脂組成物に添加することにより、全体とし
ての耐トラッキング性の向上を図るものである。ただ
し、本発明においては、上記ユリア樹脂組成物の含有量
を全体に対して5〜50重量%の範囲とすることが必要
である。すなわち、ユリア樹脂組成物の含有量が5重量
%未満だと、十分な耐トラッキング性の向上が図れず、
一方、その含有量が50重量%を越えると、ベース樹脂
の特性を生かすことができなくなることに加えて、ユリ
ア樹脂の欠点である吸湿率の大きさに起因して組成物全
体としての吸湿性が劣化するからである。
ルムアルデヒド樹脂、ユリアパラホルムアルデヒド樹
脂、或いはこれらを有機繊維に含浸し乾燥させたドライ
ミックスなどが使用される。ユリア樹脂は、フェノール
樹脂、メラミン樹脂などの他のアルデヒド縮合系熱硬化
性樹脂と比べて耐トラッキング性に優れた特性を有して
おり、本発明においては、このユリア樹脂をベース樹脂
である上記樹脂組成物に添加することにより、全体とし
ての耐トラッキング性の向上を図るものである。ただ
し、本発明においては、上記ユリア樹脂組成物の含有量
を全体に対して5〜50重量%の範囲とすることが必要
である。すなわち、ユリア樹脂組成物の含有量が5重量
%未満だと、十分な耐トラッキング性の向上が図れず、
一方、その含有量が50重量%を越えると、ベース樹脂
の特性を生かすことができなくなることに加えて、ユリ
ア樹脂の欠点である吸湿率の大きさに起因して組成物全
体としての吸湿性が劣化するからである。
【0012】該熱硬化性樹脂成形材料は、ベースとなる
上記樹脂組成物と上記ユリア樹脂組成物とを混合するこ
とにより得られる。この混合方法としては特に限定され
ず、例えばベースとなる上記樹脂組成物を固形化させた
粉体と、上記ユリア樹脂組成物を固形化させた粉体と
を、均一に混合することにより得られるもので、その混
合手段としてはロール混練、ボールミル等で行うことが
できる。
上記樹脂組成物と上記ユリア樹脂組成物とを混合するこ
とにより得られる。この混合方法としては特に限定され
ず、例えばベースとなる上記樹脂組成物を固形化させた
粉体と、上記ユリア樹脂組成物を固形化させた粉体と
を、均一に混合することにより得られるもので、その混
合手段としてはロール混練、ボールミル等で行うことが
できる。
【0013】該熱硬化性樹脂成形材料は、所定形状の賦
形部を有する成形金型により、所定形状に成形できるも
のであって、その成形法としては特に限定されず、例え
ば、直圧成形、射出成形などで成形することができるも
のである。
形部を有する成形金型により、所定形状に成形できるも
のであって、その成形法としては特に限定されず、例え
ば、直圧成形、射出成形などで成形することができるも
のである。
【0014】
【実施例】以下、本発明を実施例としてさらに具体的説
明する。
明する。
【0015】○ベース樹脂組成物A メラミン固形樹脂(松下電工社製、品番:CP901
2)70重量%、粉末パルプ28重量%、無水フタル酸
1重量%、WAX(ステアリン酸亜鉛)1重量%をロー
ル根練機(約80〜110℃)にて数回、根練してシー
ト状とし、さらに粉砕して粉体材料化しベース樹脂組成
物Aを得た。
2)70重量%、粉末パルプ28重量%、無水フタル酸
1重量%、WAX(ステアリン酸亜鉛)1重量%をロー
ル根練機(約80〜110℃)にて数回、根練してシー
ト状とし、さらに粉砕して粉体材料化しベース樹脂組成
物Aを得た。
【0016】○ベース樹脂組成物B フェノールノボラック樹脂(松下電工社製、品名:PA
R)50重量%、木粉40重量%、炭酸カルシウム3重
量%、ヘキサメチレンテトラミン6重量%、WAX(ス
テアリン酸亜鉛)1重量%をロール根練機(約80〜1
10℃)にて数回、根練してシート状とし、さらに粉砕
して粉体材料化しベース樹脂組成物Bを得た。
R)50重量%、木粉40重量%、炭酸カルシウム3重
量%、ヘキサメチレンテトラミン6重量%、WAX(ス
テアリン酸亜鉛)1重量%をロール根練機(約80〜1
10℃)にて数回、根練してシート状とし、さらに粉砕
して粉体材料化しベース樹脂組成物Bを得た。
【0017】○ユリア固形樹脂C ユリアシラップ(尿素ホルマリン樹脂)(松下電工社
製、品名:X−104)100重量部をパルプ20重量
部にニーダーで含浸させた後、乾燥させてBステージ化
し、一般にユリアドライミックスと呼ばれるユリア固形
樹脂Cを得た。
製、品名:X−104)100重量部をパルプ20重量
部にニーダーで含浸させた後、乾燥させてBステージ化
し、一般にユリアドライミックスと呼ばれるユリア固形
樹脂Cを得た。
【0018】○ユリア固形樹脂D ユリア(尿素)100重量部、パラホルムアルデヒド
(85%)100重量部を約100℃で混合し、溶融反
応させた後、冷却してユリア固形樹脂D(松下電工社
製、品名:USR)を得た。
(85%)100重量部を約100℃で混合し、溶融反
応させた後、冷却してユリア固形樹脂D(松下電工社
製、品名:USR)を得た。
【0019】−実施例1− 上記ベース樹脂組成物Aに対し、ユリア固形樹脂C又は
Dを全体に対する比率で表1に示すようになるように5
〜50重量%の範囲で配合し、ロール根連して混合し熱
硬化性樹脂成形材料を得た。これを直圧成形して硬化さ
せることにより試験片を作製した。上記ベース樹脂組成
物Aの単独物からなる試験片も比較用に作製した。この
ようにして得た各配合に対応する試験片について、それ
ぞれ耐トラッティング性の評価をIEC法(IEC−1
12)に規定される手法により測定し、その結果を表1
に示した。
Dを全体に対する比率で表1に示すようになるように5
〜50重量%の範囲で配合し、ロール根連して混合し熱
硬化性樹脂成形材料を得た。これを直圧成形して硬化さ
せることにより試験片を作製した。上記ベース樹脂組成
物Aの単独物からなる試験片も比較用に作製した。この
ようにして得た各配合に対応する試験片について、それ
ぞれ耐トラッティング性の評価をIEC法(IEC−1
12)に規定される手法により測定し、その結果を表1
に示した。
【0020】
【表1】
【0021】表1に示すように、メラミン樹脂ベースで
あるベース樹脂組成物Aの耐トラッティング性は、ユリ
ア固形樹脂C又はDの添加により向上することが確認さ
れた。
あるベース樹脂組成物Aの耐トラッティング性は、ユリ
ア固形樹脂C又はDの添加により向上することが確認さ
れた。
【0022】−実施例2− 上記ベース樹脂組成物Bに対し、ユリア固形樹脂C又は
Dを全体に対する比率で表2に示すようになるように5
〜50重量%の範囲で配合し、ロール根連して混合し熱
硬化性樹脂成形材料を得た。これを直圧成形して硬化さ
せることにより試験片を作製した。上記ベース樹脂組成
物Bの単独物からなる試験片も比較用に作製した。この
ようにして得た各配合に対応する試験片について、それ
ぞれ耐トラッティング性の評価をIEC法(IEC−1
12)に規定される手法により測定し、その結果を表2
に示した。
Dを全体に対する比率で表2に示すようになるように5
〜50重量%の範囲で配合し、ロール根連して混合し熱
硬化性樹脂成形材料を得た。これを直圧成形して硬化さ
せることにより試験片を作製した。上記ベース樹脂組成
物Bの単独物からなる試験片も比較用に作製した。この
ようにして得た各配合に対応する試験片について、それ
ぞれ耐トラッティング性の評価をIEC法(IEC−1
12)に規定される手法により測定し、その結果を表2
に示した。
【0023】
【表2】
【0024】表1に示すように、フェノール樹脂ベース
であるベース樹脂組成物Bの耐トラッティング性は、ユ
リア固形樹脂C又はDの添加により向上することが確認
された。
であるベース樹脂組成物Bの耐トラッティング性は、ユ
リア固形樹脂C又はDの添加により向上することが確認
された。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の熱硬化性
樹脂成形材料によると、フェノール樹脂、メラミン樹脂
等のアルデヒド縮合系熱硬化性樹脂をベースとする熱硬
化性樹脂成形材料の耐トラッキング性を向上させること
ができる。
樹脂成形材料によると、フェノール樹脂、メラミン樹脂
等のアルデヒド縮合系熱硬化性樹脂をベースとする熱硬
化性樹脂成形材料の耐トラッキング性を向上させること
ができる。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI (C08L 61/28 61:24)
Claims (3)
- 【請求項1】 ユリア樹脂組成物を、ユリア樹脂以外の
アルデヒド縮合系熱硬化性樹脂を主とする樹脂組成物
に、全体に対する比率で5〜50重量%含有させてなる
ことを特徴とする熱硬化性樹脂成形材料。 - 【請求項2】 上記アルデヒド縮合系熱硬化性樹脂が、
フェノール樹脂又はメラミン樹脂であることを特徴とす
る請求項1記載の熱硬化性樹脂成形材料。 - 【請求項3】 上記ユリア樹脂組成物が、ユリアホルム
アルデヒド樹脂、ユリアパラホルムアルデヒド樹脂、或
いはこれらを有機繊維に含浸し乾燥させたドライミック
スであることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の
熱硬化性樹脂成形材料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25252596A JPH1095896A (ja) | 1996-09-25 | 1996-09-25 | 熱硬化性樹脂成形材料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25252596A JPH1095896A (ja) | 1996-09-25 | 1996-09-25 | 熱硬化性樹脂成形材料 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1095896A true JPH1095896A (ja) | 1998-04-14 |
Family
ID=17238590
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25252596A Pending JPH1095896A (ja) | 1996-09-25 | 1996-09-25 | 熱硬化性樹脂成形材料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1095896A (ja) |
-
1996
- 1996-09-25 JP JP25252596A patent/JPH1095896A/ja active Pending
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