JPH0432862B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0432862B2 JPH0432862B2 JP57184666A JP18466682A JPH0432862B2 JP H0432862 B2 JPH0432862 B2 JP H0432862B2 JP 57184666 A JP57184666 A JP 57184666A JP 18466682 A JP18466682 A JP 18466682A JP H0432862 B2 JPH0432862 B2 JP H0432862B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- molding material
- phenolic resin
- weight
- barium sulfate
- glass fiber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は、耐熱性、機械的強度、耐摩耗性、電
気特性に優れたフエノール樹脂成形材料に関す
る。 〔発明の技術的背景とその問題点〕 フエノール樹脂は、基材、可塑剤、着色剤、離
形剤を混合、混練した成形材料等として幅広く用
いられている。 一般的にフエノール樹脂成形材料は主充填剤と
して木粉を用いるため、耐熱性、機械的強度、耐
摩耗性等に欠点があつた。この欠点を改良するも
のとしてアスベスト、炭酸カルシウムおよびタル
ク等の無機質を充填剤として用いたものは、機械
的強度および耐摩耗性に難点がある。この難点を
改良しようとグラフアイトを充填剤として用いた
が耐摩耗性については改善されたものの機械的強
度、電気特性に欠点がある。これらの欠点を改良
するものでガラス繊維を充填剤として用いたもの
は耐熱性、機械的強度は強いが耐摩耗性(特に相
手金属材料の摩耗)に欠点があつた。又天然有機
繊維を充填剤として使用したものは、機械的強度
および耐摩耗性は良いが耐熱性に欠点がある。こ
のような状況で耐熱性、機械的強度、耐摩耗性、
電気特性の優れたバランスのとれたフエノール樹
脂成形材料が求められている。 〔発明の目的〕 本発明は、従来の欠点を解消する耐熱性、機械
的強度、耐摩耗性および電気特性に優れたバラン
スのとれたフエノール樹脂成形材料を提供するこ
とを目的としている。 〔発明の概要〕 本発明は上記の目的を達成すべく鋭意研究を重
ねた結果、フエノール樹脂にガラス繊維と天然有
機繊維と硫酸バリウムとを主成分とする成形材料
が目的としている特性をそなえている事を見出し
たものである。即ち、フエノール樹脂、ガラス繊
維、天然有機繊維および硫酸バリウムを主成分と
し、かつ成形材料に対してガラス繊維5〜40重量
%、天然有機繊維5〜30重量%および硫酸バリウ
ム5〜30重量%含有することを特徴とするフエノ
ール樹脂成形材料で耐熱性、機械的強度、耐摩耗
性および電気特性に優れバランスのとれた成形材
料である。 本発明で使用するフエノール樹脂は、フエノー
ル、クレゾールのフエナール類、又は糖密、リグ
ニン、キシレン、ナフタレン、石油系芳香族炭化
水素による変形フエノール類と、ホルマリン、パ
ラホルムアルデヒド等のアルデヒド類とを適宜の
モル比に配合し、解媒下で反応させたノボラツク
型フエノール樹脂初期縮合物、又はレゾール型フ
エノール樹脂初期縮合物およびノボラツク型フエ
ノール樹脂初期縮合物とレゾール型フエノール樹
脂初期縮合物を組み合わせたもの等があげられ
る。 本発明で使用するガラス繊維は2〜20μ径の単
繊維が集束されたストランドを0.1〜25mmに切断
したもの等があげられる。 本発明で使用する天然有機繊維は、綿フロツ
ク、α−セルロース、亜麻、大麻、黄麻、綿繊
布、綿毛粉などがあげられる。 本発明で使用する硫酸バリウムは、沈降性硫酸
バリウム薬用硫酸バリウムおよび簸性硫酸バリウ
ムなどがあげられる。 上述の如く本発明はフエノール樹脂、ガラス繊
維、天然有機繊維および硫酸バリウムを主成分と
する成形材料であるが各主成分の割合は次の通り
である。 ガラス繊維の配合割合は、成形材料に対して5
〜40重量%の範囲である。5重量%未満では機械
的強度が弱く好ましくない。40重量%を超えると
耐摩耗性が悪くなる。従つて上記範囲に限定され
る。より好ましくは15〜25重量%の範囲である。
天然有機繊維は成形材料に対して5〜30重量%
で、5重量%未満では機械的強度が弱く、30重量
%を超えると耐熱性が悪くなる。より好ましくは
8〜20重量%の範囲である。硫酸バリウムの配合
量は、成形材料に対して5〜30重量%の範囲で、
5重量%未満では耐摩耗性および耐熱性に効果が
なく、30重量%を超えると機械的強度が劣り都合
が悪い。従つて上記範囲に限定される。より好ま
しくは8〜20重量%の範囲である。 本発明の成形材料は必要に応じ、硬化剤、着色
剤、硬化促進剤、難燃剤、離形剤、滑剤、カツプ
リング処理剤、可塑剤等の添加剤を配合すること
は差支えない。 成形材料の製造は通常次のようにして行う。 所定量のフエノール樹脂、ガラス繊維、天然有
機繊維および硫酸バリウム、それに応じ硬化剤、
着色剤、硬化促進剤、難燃剤、離形剤、滑剤、カ
ツプリング処理剤、可塑剤を混合し、均一に分散
させた後、混練機で加熱混練し、ついで冷却固化
させ適当な粉砕機に適当な大きさに粉砕して成形
材料を製造する。 〔発明の効果〕 本発明のフエノール樹脂成形材料は、耐熱性が
高く、機械強度が強く耐摩耗性および電気特性に
優れており極めてバランスのとれた成形材料であ
る。 〔発明の実施例〕 以下本発明を実施例により具体的に説明するが
本発明はこれらの実施例によつて限定されるもの
ではない。以下に「%」は「重量%」を意味す
る。 実施例 1 ノボラツク型フエノール樹脂45%にヘキサメチ
レンテトラミン7%、ガラス繊維20%、綿フロツ
ク10%、硫酸バリウム10%その他の添加剤8%を
常温で混合し90%〜110℃で混練して冷却した後、
粉砕して成形材料とした。この成形材料を圧縮成
形および射出成形で170℃に加熱した金型で成形
硬化させて成形品とした。得られた成形品につい
てその特性を調査し、その結果を第1表に示し
た。 実施例 2 レゾール型フエノール樹脂50%にガラス繊維15
%、綿織布15%、硫酸バリウム15%、その他添加
剤5%を実施例1と同様に処理して成形材料を得
て、成形品とした。この成形品について特性を調
査し、その結果を第1表に示した。 比較例 1 ノボラツク型フエノール樹脂50%にヘキサメチ
レンテトラミン8%、木粉35%、その他添加剤7
%を実施例1と同様に処理して成形爺材料を得て
同様にして成形品を得た。この成形品について特
性を調査し、その結果を第1表に示した。 比較例 2 レゾール型フエノール樹脂50%にガラス繊維45
%その他添加剤5%を実施例1と同様に処理して
成形材料を得て成形品とした。この成形品につい
て特性を調査し、その結果を第1表に示した。 【表】
気特性に優れたフエノール樹脂成形材料に関す
る。 〔発明の技術的背景とその問題点〕 フエノール樹脂は、基材、可塑剤、着色剤、離
形剤を混合、混練した成形材料等として幅広く用
いられている。 一般的にフエノール樹脂成形材料は主充填剤と
して木粉を用いるため、耐熱性、機械的強度、耐
摩耗性等に欠点があつた。この欠点を改良するも
のとしてアスベスト、炭酸カルシウムおよびタル
ク等の無機質を充填剤として用いたものは、機械
的強度および耐摩耗性に難点がある。この難点を
改良しようとグラフアイトを充填剤として用いた
が耐摩耗性については改善されたものの機械的強
度、電気特性に欠点がある。これらの欠点を改良
するものでガラス繊維を充填剤として用いたもの
は耐熱性、機械的強度は強いが耐摩耗性(特に相
手金属材料の摩耗)に欠点があつた。又天然有機
繊維を充填剤として使用したものは、機械的強度
および耐摩耗性は良いが耐熱性に欠点がある。こ
のような状況で耐熱性、機械的強度、耐摩耗性、
電気特性の優れたバランスのとれたフエノール樹
脂成形材料が求められている。 〔発明の目的〕 本発明は、従来の欠点を解消する耐熱性、機械
的強度、耐摩耗性および電気特性に優れたバラン
スのとれたフエノール樹脂成形材料を提供するこ
とを目的としている。 〔発明の概要〕 本発明は上記の目的を達成すべく鋭意研究を重
ねた結果、フエノール樹脂にガラス繊維と天然有
機繊維と硫酸バリウムとを主成分とする成形材料
が目的としている特性をそなえている事を見出し
たものである。即ち、フエノール樹脂、ガラス繊
維、天然有機繊維および硫酸バリウムを主成分と
し、かつ成形材料に対してガラス繊維5〜40重量
%、天然有機繊維5〜30重量%および硫酸バリウ
ム5〜30重量%含有することを特徴とするフエノ
ール樹脂成形材料で耐熱性、機械的強度、耐摩耗
性および電気特性に優れバランスのとれた成形材
料である。 本発明で使用するフエノール樹脂は、フエノー
ル、クレゾールのフエナール類、又は糖密、リグ
ニン、キシレン、ナフタレン、石油系芳香族炭化
水素による変形フエノール類と、ホルマリン、パ
ラホルムアルデヒド等のアルデヒド類とを適宜の
モル比に配合し、解媒下で反応させたノボラツク
型フエノール樹脂初期縮合物、又はレゾール型フ
エノール樹脂初期縮合物およびノボラツク型フエ
ノール樹脂初期縮合物とレゾール型フエノール樹
脂初期縮合物を組み合わせたもの等があげられ
る。 本発明で使用するガラス繊維は2〜20μ径の単
繊維が集束されたストランドを0.1〜25mmに切断
したもの等があげられる。 本発明で使用する天然有機繊維は、綿フロツ
ク、α−セルロース、亜麻、大麻、黄麻、綿繊
布、綿毛粉などがあげられる。 本発明で使用する硫酸バリウムは、沈降性硫酸
バリウム薬用硫酸バリウムおよび簸性硫酸バリウ
ムなどがあげられる。 上述の如く本発明はフエノール樹脂、ガラス繊
維、天然有機繊維および硫酸バリウムを主成分と
する成形材料であるが各主成分の割合は次の通り
である。 ガラス繊維の配合割合は、成形材料に対して5
〜40重量%の範囲である。5重量%未満では機械
的強度が弱く好ましくない。40重量%を超えると
耐摩耗性が悪くなる。従つて上記範囲に限定され
る。より好ましくは15〜25重量%の範囲である。
天然有機繊維は成形材料に対して5〜30重量%
で、5重量%未満では機械的強度が弱く、30重量
%を超えると耐熱性が悪くなる。より好ましくは
8〜20重量%の範囲である。硫酸バリウムの配合
量は、成形材料に対して5〜30重量%の範囲で、
5重量%未満では耐摩耗性および耐熱性に効果が
なく、30重量%を超えると機械的強度が劣り都合
が悪い。従つて上記範囲に限定される。より好ま
しくは8〜20重量%の範囲である。 本発明の成形材料は必要に応じ、硬化剤、着色
剤、硬化促進剤、難燃剤、離形剤、滑剤、カツプ
リング処理剤、可塑剤等の添加剤を配合すること
は差支えない。 成形材料の製造は通常次のようにして行う。 所定量のフエノール樹脂、ガラス繊維、天然有
機繊維および硫酸バリウム、それに応じ硬化剤、
着色剤、硬化促進剤、難燃剤、離形剤、滑剤、カ
ツプリング処理剤、可塑剤を混合し、均一に分散
させた後、混練機で加熱混練し、ついで冷却固化
させ適当な粉砕機に適当な大きさに粉砕して成形
材料を製造する。 〔発明の効果〕 本発明のフエノール樹脂成形材料は、耐熱性が
高く、機械強度が強く耐摩耗性および電気特性に
優れており極めてバランスのとれた成形材料であ
る。 〔発明の実施例〕 以下本発明を実施例により具体的に説明するが
本発明はこれらの実施例によつて限定されるもの
ではない。以下に「%」は「重量%」を意味す
る。 実施例 1 ノボラツク型フエノール樹脂45%にヘキサメチ
レンテトラミン7%、ガラス繊維20%、綿フロツ
ク10%、硫酸バリウム10%その他の添加剤8%を
常温で混合し90%〜110℃で混練して冷却した後、
粉砕して成形材料とした。この成形材料を圧縮成
形および射出成形で170℃に加熱した金型で成形
硬化させて成形品とした。得られた成形品につい
てその特性を調査し、その結果を第1表に示し
た。 実施例 2 レゾール型フエノール樹脂50%にガラス繊維15
%、綿織布15%、硫酸バリウム15%、その他添加
剤5%を実施例1と同様に処理して成形材料を得
て、成形品とした。この成形品について特性を調
査し、その結果を第1表に示した。 比較例 1 ノボラツク型フエノール樹脂50%にヘキサメチ
レンテトラミン8%、木粉35%、その他添加剤7
%を実施例1と同様に処理して成形爺材料を得て
同様にして成形品を得た。この成形品について特
性を調査し、その結果を第1表に示した。 比較例 2 レゾール型フエノール樹脂50%にガラス繊維45
%その他添加剤5%を実施例1と同様に処理して
成形材料を得て成形品とした。この成形品につい
て特性を調査し、その結果を第1表に示した。 【表】
Claims (1)
- 1 フエノール樹脂、ガラス繊維、天然有機繊維
および硫酸バリウムを主成分とし、成形材料に対
し、ガラス繊維5〜40重量%、天然有機繊維5〜
30重量%、硫酸バリウム5〜30重量%含有するこ
とを特徴とするフエノール樹脂成形材料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18466682A JPS5974155A (ja) | 1982-10-22 | 1982-10-22 | フェノ−ル樹脂成形材料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18466682A JPS5974155A (ja) | 1982-10-22 | 1982-10-22 | フェノ−ル樹脂成形材料 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5974155A JPS5974155A (ja) | 1984-04-26 |
| JPH0432862B2 true JPH0432862B2 (ja) | 1992-06-01 |
Family
ID=16157227
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18466682A Granted JPS5974155A (ja) | 1982-10-22 | 1982-10-22 | フェノ−ル樹脂成形材料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5974155A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62275151A (ja) * | 1986-05-23 | 1987-11-30 | Fudo Kagaku Kogyo Kk | 耐熱性高強度フエノ−ル樹脂成形材料及びその製造方法 |
| JP5592728B2 (ja) * | 2010-08-09 | 2014-09-17 | 雅一 塚本 | 成型用樹脂組成物 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS49102774A (ja) * | 1973-01-29 | 1974-09-27 | ||
| JPS5716050A (en) * | 1980-07-02 | 1982-01-27 | Matsushita Electric Works Ltd | Phenolic molding material |
| JPS5792043A (en) * | 1980-11-29 | 1982-06-08 | Matsushita Electric Works Ltd | Phenolic resin molding material |
-
1982
- 1982-10-22 JP JP18466682A patent/JPS5974155A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5974155A (ja) | 1984-04-26 |
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