JPH1096403A - 油圧ブースタ装置 - Google Patents

油圧ブースタ装置

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JPH1096403A
JPH1096403A JP25126596A JP25126596A JPH1096403A JP H1096403 A JPH1096403 A JP H1096403A JP 25126596 A JP25126596 A JP 25126596A JP 25126596 A JP25126596 A JP 25126596A JP H1096403 A JPH1096403 A JP H1096403A
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Akihiro Furuhata
秋広 古畑
Norihisa Takahashi
典久 高橋
Taro Tsukioka
太郎 月岡
Yoshio Tagami
吉夫 田上
Masakatsu Maeda
真克 前田
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Maxell Izumi Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 単動油圧アクチュエータからの作動油排出を
急速に行ってその解放作動を迅速に行うことができるよ
うにする。 【解決手段】 作動油圧の給排を受けて往復作動される
複動ピストン11およびブースタピストン15を有する
ブースタ機構10と、油圧ポンプPとブースタ機構10
の左右シリンダ室12,13とを繋ぐ油路41a〜41
cと、ブースタシリンダ室14とクランプ工具80の作
動シリンダ室81とを繋ぐ油路44と、ブースタシリン
ダ室14をドレン側に繋ぐ油路45と、これら油路の開
閉制御を行う開閉制御チェックバルブ等と、作動モード
と解放モードとの切換制御を行う作動切換バルブ1とか
ら構成される。作動モードのときには、ブースタシリン
ダ室14から吐出される作動油を作動シリンダ室81に
供給させ、一方、解放モードのときには、ブースタシリ
ンダ室14内に作動シリンダ室81内の作動油を吸引し
てドレン側に排出させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、単動油圧アクチュエー
タに作動油を供給して単動油圧アクチュエータを作動さ
せる往復作動型の油圧ブースタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から用いられている油圧ブースタ装
置としては、図4に示すものがある。この油圧ブースタ
装置は、作動油を供給する油圧ポンプPと、装置の作動
を制御する作動切換バルブ100と、ブースタ機構11
0とを有してなり、単動アクチュエータ機構を有したク
ランプ工具80への超高圧作動油の給排を制御して、こ
のクランプ工具80の作動制御を行う。
【0003】クランプ工具80を使用するときには、作
動切換バルブ100の左ソレノイド101を励磁してこ
れを右動させ、油圧ポンプPからの作動油をブースタ機
構110の左シリンダ室112に供給させる。これによ
り複動ピストン111はその右端に位置するブースタピ
ストン111aとともに右動し、ブースタシリンダ室1
14から超高圧作動油をクランプ工具80の作動シリン
ダ室81に供給する。これにより作動ピストン82が右
動されて移動クランプ84が固定クランプ85に近づく
方向に移動し、対象物のクランプを開始する。
【0004】複動ピストン111が右ストロークエンド
まで移動するとこれに繋がる複動制御バルブ120が切
り替わり、油圧ポンプPからの作動油が右シリンダ室1
13にも供給される。ここで右シリンダ室113の受圧
面積は左シリンダ室112の受圧面積より大きく、この
差により複動ピストン111は今度は左動される。この
とき、ブースタピストン111aも一緒に左動され、チ
ェックバルブ115および116の作用により作動シリ
ンダ室81に超高圧を閉じこめたまま、ブースタシリン
ダ室114に作動油が供給される。
【0005】複動ピストン111が左ストロークエンド
まで移動すると複動制御バルブ120が切り替わり、作
動油が左シリンダ室112に供給されたまま、右シリン
ダ室113は複動制御バルブ120を介してドレンに繋
がる。このため、複動ピストン111は右動される。以
下、このようにして複動ピストン111が連続的に往復
動されて、クランプ工具80によりクランプ作動がなさ
れる。
【0006】このようなクランプ作動において、作動シ
リンダ室81内の油圧が所定高圧に達してクランプ力が
所定値に達すると、リリーフバルブ125が開放され、
この所定高圧を受けて圧力スイッチ127が作動し、作
動切換バルブ100の右ソレノイド102が励磁され
る。これにより作動切換バルブ100は左動され、油圧
ポンプPからの作動油はパイロットチェックバルブ11
6に作用してこれを開放し、作動シリンダ室81の作動
油がこのチェックバルブ116を通ってドレンに放出さ
れる。このため移動クランプ84は戻しスプリング83
の力を受けて左動され、元の位置に戻される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、チェックバ
ルブ116を介して作動シリンダ室81の作動油を放出
させるのは戻しスプリング83の力のみであり、作動油
の放出に時間がかかり、移動クランプ84が元の位置に
戻るまで時間がかかるという問題がある。この時間は特
に作動油温が低温のときに長くなる。このため、クラン
プ工具を用いて作業を行った後、次の作業を行うために
は移動クランプ84が元に戻るまで待つ必要があり、作
業効率が良くないという問題がある。
【0008】本発明はこのような問題に鑑みたもので、
単動油圧アクチュエータに作動油を供給して単動油圧ア
クチュエータを作動させた後、この作動油を排出させて
アクチュエータを戻す作動を早くすることができるよう
な構成の往復作動型の油圧ブースタ装置を提供すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】このような目的達成のた
め、本発明に係る油圧ブースタ装置は、作動油圧の供給
を受けて往復作動される複動シリンダおよびこの複動シ
リンダに連結されて往復動されるブースタシリンダを有
して構成されるブースタ手段と、作動油供給源とブース
タシリンダとを繋ぐ第1油路と、ブースタシリンダと単
動油圧アクチュエータとを繋ぐ第2油路と、油圧ブース
タシリンダをドレン側に繋ぐ第3油路と、第1〜第3油
路に配設されてこれら油路の開閉制御を行う開閉制御バ
ルブ群と、この開閉制御バルブ群の作動を制御して、単
動油圧アクチュエータを作動させる作動モードとこれを
解放させる解放モードとの切換制御を行う作動切換バル
ブとから構成される。そして、この作動切換バルブが作
動モードのときには、ブースタシリンダから吐出される
作動油を単動油圧アクチュエータに供給させるように開
閉制御バルブ群の開閉制御を行う。一方、作動切換バル
ブが解放モードのときには、ブースタシリンダにより単
動油圧アクチュエータから作動油を吸引してドレン側に
排出させるように開閉制御バルブ群の開閉制御を行う。
【0010】この油圧ブースタ装置の場合には、作動切
換バルブが作動モードでも解放モードでも複動シリンダ
を往復動させてブースタシリンダによる作動油の給排を
行うようにした上で、作動モードのときにはブースタシ
リンダの吐出作動を利用して吐出油を単動油圧アクチュ
エータに供給してこれを作動させ、一方、解放モードの
ときにはブースタシリンダの戻り作動(吸引作動)を利
用して単動油圧アクチュエータに供給した作動油を吸引
排出させる。このため、作動油温が低温のような場合で
も、単動油圧アクチュエータの解放作動を短時間で迅速
に行うことができる。
【0011】なお、作動切換バルブが解放モードのとき
には、第3油路を常時ドレン側に開放した状態で、ブー
スタシリンダにより第2油路を介して単動油圧アクチュ
エータから作動油を吸引してドレン側に排出させるよう
に開閉制御バルブ群の開閉制御を行うように構成しても
良い。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
ましい実施形態について説明する。まず図1に第1の実
施形態を示しており、図4に示したものと同じクランプ
工具80への超高圧作動油の給排を行う油圧ブースタ装
置を示している。この油圧ブースタ装置は、作動油を供
給する油圧ポンプPと、油圧ブースタ装置の作動を制御
する(作動モードと解放モードとの切換を行う)作動切
換バルブ1と、シャトルバルブ20と、ブースタ機構1
0とを基本構成とし、これにリリーフバルブ25、圧力
スイッチ27、複数のチェックバルブ31〜34等が図
示のように配設されて構成される。
【0013】作動切換バルブ1は左右のソレノイド2,
3が選択的に励磁されて作動される。シャトルバルブ2
0においては、左右の油路41a,41bの油圧に応じ
てシャトルボール21が移動し、高圧側油路を油路41
cと連通させ低圧側の油路を閉止する。ブースタ機構1
0は、左右シリンダ室12,13への作動油の供給を受
けて往復動される複動ピストン11と、この複動ピスト
ンに一体に繋がったブースタピストン15と、複動ピス
トン11に連結されてこれと連動する複動制御バルブ1
7とから構成される。なお、ブースタピストン15はブ
ースタシリンダ室14内で往復作動される。
【0014】ブースタシリンダ室14は第1および第2
チェックバルブ31,32を有する油路42を介して油
路41aに繋がるとともに、第1パイロットチェックバ
ルブ33を有する油路45を介してドレンに繋がり、さ
らに、第2パイロットチェックバルブ34を有する油路
44を介してクランプ工具80の作動シリンダ室81に
繋がる。なお、油路44はクランプ工具80と連結自在
であり、これにより複数の工具を交換使用できる。
【0015】このような構成の油圧ブースタ装置におい
て、クランプ工具80を使用するときには、まず、作動
切換バルブ1の右ソレノイド2を励磁してこれを左動さ
せる(この位置を作動位置と称し、以下のモードを作動
モードと称する)。これにより、油圧ポンプPからの作
動油は作動切換バルブ1から油路41aを通ってシャト
ルバルブ20に供給され、シャトルボール21を左動さ
せて油路41cを通って左シリンダ室12に供給され
る。この油圧を受けて複動ピストン11はブースタピス
トン15とともに右動され、右シリンダ室13の作動油
を油路43a,43b(および複動制御バルブ17)を
介してドレンに排出させ、一方、ブースタシリンダ室1
4の作動油を油路44に供給する。
【0016】ここで、油路41bと第1パイロットチェ
ックバルブ33とを繋ぐ第1パイロット油路51は作動
切換バルブ1を介してドレンに繋がり、右シリンダ室1
3とこのチェックバルブ33とを繋ぐ第2パイロット油
路52もドレンに繋がるため、第1パイロットチェック
バルブ33はスプリング力により閉止されている。一
方、油路41aと第2パイロットチェックバルブ34と
を繋ぐ第3パイロット油路53には作動油が供給され、
第2パイロット油路52は第2パイロットチェックバル
ブ34にも繋がるため、第2パイロットチェックバルブ
34は通常はスプリング力により閉止状態にある。この
状態で上記のようにブースタシリンダ室14から油路4
4に作動油が供給されると、この作動油の油圧は第2チ
ェックバルブ32、第1および第2パイロットチェック
バルブ33,34に作用する。このとき、この油圧は第
2チェックバルブ32および第1パイロットチェックバ
ルブ33をさらに閉止させるように作用するため、この
油圧を受けて第2パイロットチェックバルブ34が開放
され、作動シリンダ室81に作動油が供給される。
【0017】複動ピストン11が右ストロークエンドま
で移動すると、複動制御バルブ17が切り替わり、油路
41dと油路43aとが連通し、作動油が右シリンダ室
13にも供給される。ここで、右シリンダ室13の受圧
面積が左シリンダ室12の受圧面積より大きく設定され
ており、この受圧面積差により複動ピストン11の移動
方向が逆転し、今度は左動される。これに応じてブース
タピストン15も左動し、ブースタシリンダ室14内に
作動油を吸引し始める。
【0018】この状態では、第1パイロット油路51は
ドレンに繋がり、第2および第3パイロット油路52,
53には作動油が供給されるため、第1パイロットチェ
ックバルブ33はこの油圧差を受けて閉塞される。一
方、第2パイロットチェックバルブ34に作用するパイ
ロット油圧は等しいがスプリング力および作動シリンダ
室81内の油圧がこれを閉止するように作用する。この
ため、ブースタピストン15が左動すると、この移動に
伴って第1および第2チェックバルブ31,32が開放
され、油路41a内の作動油をブースタシリンダ室14
内に導入する。
【0019】このようにして複動ピストン11が左スト
ロークエンドまで移動すると、複動制御バルブ17が切
り替わり、油路41dは閉塞されるとともに油路43a
がドレンに繋がり、複動ピストン11は再び右動を開始
する。以下、このようにして複動シリンダ11が連続的
に往復動されて、クランプ工具80の作動シリンダ室8
1内に超高圧作動油が供給される。このようにして作動
シリンダ室81内に作動油が供給されると作動ピストン
82は徐々に右動され、これに繋がる移動クランプ84
が固定クランプ85に近づく方向に移動し、両クランプ
84,85による対象物のクランプが行われる。このよ
うなクランプ作動において、作動シリンダ室81内の油
圧が所定高圧に達してクランプ力が所定値に達すると、
リリーフバルブ25が開放して圧力スイッチ27がオン
作動するように設定されている。
【0020】この圧力スイッチ27がオン作動すると、
作動切換バルブ1の右ソレノイド2が消磁されて左ソレ
ノイド3が励磁され、作動切換バルブ1は右動される
(この位置を解放位置と称し、以下のモードを解放モー
ドと称する)。このため、油圧ポンプPからの作動油は
油路41bに供給され、油路41aはドレンに繋がる。
油路41bに供給された作動油はシャトルボール21を
右動させて油路41cを介して左シリンダ室12に供給
される。このため、このように作動切換バルブ1の切換
が行われても、複動ピストン11は上記と同様に連続的
に往復作動される。
【0021】ところが、油路41a,41bの作動油圧
状態が逆転するため、第1および第2パイロット油路5
1,52の油圧状態も逆転し、第1および第2パイロッ
トチェックバルブ33,34の作動が上記と異なる。ま
ず、複動ピストン11が右動するときには、第1パイロ
ットチェックバルブ33は常時開放され、第2パイロッ
トチェックバルブ34はスプリング力により閉止された
状態となる。このため、ブースタピストン15の右動に
伴ってブースタシリンダ室14から吐出される作動油は
第1パイロットチェックバルブ33を介してドレンに排
出され、クランプ工具80に供給されなくなる。
【0022】そして、複動ピストン11が左動されると
きには、第2パイロット油路52に作動油が供給される
ため、第1パイロットチェックバルブ33はスプリング
力により閉止され、第2パイロットチェックバルブ34
は常時開放される。このため、ブースタピストン15の
左動に伴ってブースタシリンダ室14に作動シリンダ室
81内の作動油が強制的に吸引される。なお、このと
き、第1および第2チェックバルブ31,32にも吸引
作用が働くが、第1チェックバルブ31はスプリング力
により閉止されたまま保持される。
【0023】以上のように、圧力スイッチ27がオン作
動されて作動切換バルブ1が右動されると、複動ピスト
ン11の往復動に応じて作動シリンダ室81内の作動油
がブースタシリンダ室14に吸引されてドレンに排出さ
れる。このため、クランプ工具80の移動クランプ84
を迅速に解放位置まで戻すことができ、次のクランプ作
業を直ぐに開始することができる。
【0024】次に、本発明の第2の実施形態について図
2を参照して説明する。なお、図1に示した第1の実施
形態と同一構成部分には同一番号を付して説明する。図
1と図2を比較すれば分かるように、図2の油圧ブース
タ装置は、図1の第1および第2パイロットチェックバ
ルブ33,34に代えて第3および第4パイロットチェ
ックバルブ35,36を設けた構成が異なるだけであ
り、同一構成部分についての説明はできる限り省略す
る。第3および第4パイロットチェックバルブ35,3
6はそれぞれ油路45,44中に配設され、第4パイロ
ット油路54を介して油路41bからのパイロット油圧
を受けたときに解放されるチェックバルブから構成され
る。
【0025】この油圧ブースタ装置においても、クラン
プ工具80を使用するときには、まず、作動切換バルブ
1の右ソレノイド2を励磁してこれを左動させ、作動位
置に位置せしめる。これにより、油圧ポンプPからの作
動油は作動切換バルブ1から油路41a、シャトルバル
ブ20および油路41cを通って左シリンダ室12に供
給され、複動ピストン11をブースタピストン15とと
もに右動させる。これにより、ブースタシリンダ室14
の作動油は油路44に供給される。このとき、第4パイ
ロット油路54はドレンに繋がるため、油路44に供給
された作動油は、第4パイロットチェックバルブ36を
開放して作動シリンダ室81に供給される。
【0026】複動ピストン11が右ストロークエンドま
で移動すると、複動制御バルブ17が切り替わり、図1
の場合と同様に、複動ピストン11の移動方向が逆転
し、左動される。これに応じてブースタピストン15も
左動し、第1および第2チェックバルブ31,32を有
する油路42を介してブースタシリンダ室14内に作動
油を導入する。この後、複動ピストン11が左ストロー
クエンドまで移動すると、複動制御バルブ17が切り替
わり、複動ピストン11は再び右動を開始する。以下、
このようにして複動シリンダ11が連続的に往復動され
て、クランプ工具80の作動シリンダ室81内に超高圧
作動油が供給される。
【0027】このようにしてクランプ作動が行われ、ク
ランプ力が所定値に達してリリーフバルブ25が開放し
て圧力スイッチ27がオン作動すると、作動切換バルブ
1の右ソレノイド2が消磁されて左ソレノイド3が励磁
され、作動切換バルブ1は右動されて解放位置に位置す
る。解放モードにおいては、油圧ポンプPからの作動油
は油路41bに供給され、さらに左シリンダ室12に供
給される。このため、この場合にも作動切換バルブ1の
切換が行われても、複動ピストン11は上記と同様に連
続的に往復作動される。
【0028】但し、このとき第4パイロット油路54に
油路41bから作動油圧が供給され、第3および第4パ
イロットチェックバルブ35,36が常時開放される。
このため解放モードになると、クランプ工具80の作動
シリンダ室81内の作動油は、常時開放状態となる第3
および第4パイロットチェックバルブ35,36を介し
て常時ドレンに連通する状態となる。このため、作動シ
リンダ室81内の作動油は油路44,45を介してドレ
ンに排出される。
【0029】但しこの排出はクランプ工具80の戻しス
プリング83によるものであり、図4に示した従来の装
置の場合と同じである。しかしながら、この図2の油圧
ブースタ装置においては、解放モードにおいても複動ピ
ストン11によりブースタピストン14が往復動されて
いる。このため、複動ピストン11が右動するときに、
ブースタピストン15の右動に伴ってブースタシリンダ
室14から吐出される作動油は開放状態の第3パイロッ
トチェックバルブ35を介してドレンに排出される。そ
して、複動ピストン11が左動されるときには、ブース
タピストン15の左動に伴ってブースタシリンダ室14
に作動シリンダ室81内の作動油が強制的に吸引され
る。
【0030】以上のように、図2の油圧ブースタ装置の
場合には、圧力スイッチ27がオン作動されて作動切換
バルブ1が右動されると、作動シリンダ室81はドレン
に連通し、連続的に作動シリンダ室81から作動油が排
出される。但し、この排出では油温の低い場合等にクラ
ンプ工具80の解放が遅い(移動クランプ84の戻りが
遅い)という問題が生じる可能性があるが、この装置で
は、複動ピストン11の往復動に応じて作動シリンダ室
81内の作動油がブースタシリンダ室14に吸引されて
ドレンに排出される。このため、クランプ工具80の移
動クランプ84を迅速に解放位置まで戻すことができ、
次のクランプ作業を直ぐに開始することができる。すな
わち、この装置では、作動シリンダ室81内の油圧が高
い状態では自分の圧力でドレンに直接流れ出させ、この
油圧が低くなり且つ低温でその粘性が高いようなときに
はブースタピストン15の吸引の助けを借りて、すなわ
ち、作動油の強制排出も並行して行わせ、クランプ工具
80の解放速度を早くするようになっている。
【0031】次に、本発明の第3の実施形態について図
3を参照して説明する。なお、図1および図2に示した
第1の実施形態と同一構成部分には同一番号を付して説
明する。図2と図3を比較すれば分かるように、図3の
油圧ブースタ装置は、図2の第3および第4パイロット
チェックバルブ35,36に供給されるパイロット油路
構成が異なるだけであり、その他の構成は図2の装置と
同一である。このため、同一構成部分についての説明は
できる限り省略する。
【0032】まず、第3パイロットチェックバルブ35
は第5パイロット油路55を介して油路41bからのパ
イロット油圧を受けたときに解放されるチェックバルブ
から構成される。一方、第4パイロットチェックバルブ
36は第8パイロット油路58からのパイロット油圧を
受けたときに解放されるチェックバルブから構成され
る。但し、第8パイロット油路58はパイロット切換バ
ルブ28を介して油路41bおよびドレンに選択的に接
続され、パイロット切換バルブ28は右シリンダ室13
に繋がる第6パイロット油路56からの油圧と油路41
aに繋がる第7パイロット油路57からの油圧とに基づ
いて切り換え作動される。
【0033】この油圧ブースタ装置においても、クラン
プ工具80を使用するときには、まず、作動切換バルブ
1の右ソレノイド2を励磁してこれを左動させて作動位
置に位置せしめ、油圧ポンプPからの作動油を左シリン
ダ室12に供給して、複動ピストン11をブースタピス
トン15とともに右動させる。これにより、ブースタシ
リンダ室14の作動油は油路44に供給され、第4パイ
ロットチェックバルブ36を開放して作動シリンダ室8
1に供給される。
【0034】複動ピストン11が右ストロークエンドま
で移動すると、複動制御バルブ17の作動により複動ピ
ストン11の移動方向が逆転し、左動される。これに応
じてブースタピストン15も左動し、第1および第2チ
ェックバルブ31,32を有する油路42を介してブー
スタシリンダ室14内に作動油を導入する。この後、複
動ピストン11が左ストロークエンドまで移動すると、
複動制御バルブ17が切り替わり、複動ピストン11は
再び右動を開始する。以下、このようにして複動シリン
ダ11が連続的に往復動されて、クランプ工具80の作
動シリンダ室81内に超高圧作動油が供給される。
【0035】このようにしてクランプ作動が行われ、ク
ランプ力が所定値に達してリリーフバルブ25が開放し
て圧力スイッチ27がオン作動すると、作動切換バルブ
1の右ソレノイド2が消磁されて左ソレノイド3が励磁
され、作動切換バルブ1は右動されて解放位置に位置す
る。解放モードにおいては、油圧ポンプPからの作動油
は油路41bに供給され、さらに左シリンダ室12に供
給される。このため、この場合にも作動切換バルブ1の
切換が行われても、複動ピストン11は上記と同様に連
続的に往復作動される。なお、このとき第5パイロット
油路55に油路41bから作動油圧が供給され、第3パ
イロットチェックバルブ35が常時開放される。
【0036】まず、複動ピストン11が右動されるとき
には、第6および第7パイロット油路56,57はとも
にドレンに繋がるためスプリング力によりパイロット切
換バルブ28は上動され、第8パイロット油路58はド
レンに繋がる。このため、作動シリンダ室81の油圧を
受けて第4パイロットチェックバルブ36は閉止され、
ブースタシリンダ室14からの排出油は常時開放された
第3パイロットチェックバルブ35を通ってドレンに排
出される。
【0037】一方、複動ピストン11が左動されるとき
には、第6パイロット油路56には作動油が供給されて
パイロット切換バルブ28は下動され、油路41bから
第8パイロット油路58に作動油が供給され、第4パイ
ロットチェックバルブ36が開放される。このため、作
動シリンダ室81内の作動油はブースタピストン15の
左動に応じてブースタピストン室14内に吸引される。
以下、この作動が繰り返され、作動シリンダ室81内の
作動油は第3パイロットチェックバルブ35を介して直
接、もしくはブースタピストン15の吸引作用を受けて
ドレンに排出される。
【0038】以上のように、図3の油圧ブースタ装置の
場合には、解放モードにおいて、ブースタピストン15
が戻りストロークにあるときに、作動シリンダ室81は
ドレンに連通して作動油が排出されるとともに、作動シ
リンダ室81内の作動油がブースタシリンダ室14に吸
引されてドレンに排出される。このため、クランプ工具
80の移動クランプ84を迅速に解放位置まで戻すこと
ができ、次のクランプ作業を直ぐに開始することができ
る。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
作動切換バルブが作動モードのときには、ブースタシリ
ンダから吐出される作動油を単動油圧アクチュエータに
供給させるように開閉制御バルブ群の開閉制御を行い、
作動切換バルブが解放モードのときには、ブースタシリ
ンダにより単動油圧アクチュエータから作動油を吸引し
てドレン側に排出させるように開閉制御バルブ群の開閉
制御を行うようになっているので、作動切換バルブが作
動モードでも解放モードでも複動シリンダを往復動させ
てブースタシリンダによる作動油の給排を行うようにし
た上で、作動モードのときにはブースタシリンダの吐出
作動を利用して吐出油を単動油圧アクチュエータに供給
してこれを作動させ、一方、解放モードのときにはブー
スタシリンダの戻り作動(吸引作動)を利用して単動油
圧アクチュエータに供給した作動油を吸引排出させるこ
とができる。このため、作動油温が低温のような場合で
も、単動油圧アクチュエータの解放作動を短時間で迅速
に行うことができる。
【0040】なお、作動切換バルブが解放モードのとき
には、第3油路を常時ドレン側に開放した状態で、ブー
スタシリンダにより第2油路を介して単動油圧アクチュ
エータから作動油を吸引してドレン側に排出させるよう
に開閉制御バルブ群の開閉制御を行うように構成しても
良く、この場合には、単動油圧アクチュエータに供給さ
れた作動油を、第3油路から自力で排出させる作用と、
ブースタシリンダの吸引により排出させる作用とを併用
して急速な作動油排出を行わせることができ、この場合
でも単動油圧アクチュエータの解放作動を短時間で迅速
に行うようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る油圧ブースタ装置
を示す油圧回路図である。
【図2】本発明の第2実施形態に係る油圧ブースタ装置
を示す油圧回路図である。
【図3】本発明の第3実施形態に係る油圧ブースタ装置
を示す油圧回路図である。
【図4】従来の油圧ブースタ装置を示す油圧回路図であ
る。
【符号の説明】
P 油圧ポンプ 1 作動切換バルブ 10 ブースタ機構 11 複動ピストン 15 ブースタピストン 20 シャトルバルブ 27 圧力スイッチ 80 クランプ工具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 典久 埼玉県上尾市大字領家字山下1152番地の10 株式会社アイチコーポレーション上尾工 場内 (72)発明者 月岡 太郎 埼玉県上尾市大字領家字山下1152番地の10 株式会社アイチコーポレーション上尾工 場内 (72)発明者 田上 吉夫 群馬県利根郡新治村大字東峰須川414−1 株式会社アイチコーポレーション新治工 場内 (72)発明者 前田 真克 群馬県利根郡新治村大字東峰須川414−1 株式会社アイチコーポレーション新治工 場内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作動油を供給して単動油圧アクチュエー
    タを作動させ、供給した作動油をドレン側に排出させて
    前記単動油圧アクチュエータを解放させる油圧ブースタ
    装置であって、 作動油圧の供給を受けて往復作動される複動シリンダお
    よびこの複動シリンダに連結されて往復動されるブース
    タシリンダを有して構成されるブースタ手段と、 作動油供給源と前記ブースタシリンダとを繋ぐ第1油路
    と、 前記ブースタシリンダと前記単動油圧アクチュエータと
    を繋ぐ第2油路と、 前記油圧ブースタシリンダをドレン側に繋ぐ第3油路
    と、 前記第1〜第3油路に配設されてこれら油路の開閉制御
    を行う開閉制御バルブ群と、 この開閉制御バルブ群の作動を制御して、前記単動油圧
    アクチュエータを作動させる作動モードとこれを解放さ
    せる解放モードとの切換制御を行う作動切換バルブとか
    らなり、 この作動切換バルブが前記作動モードのときには前記ブ
    ースタシリンダから吐出される作動油を前記単動油圧ア
    クチュエータに供給させ、前記作動切換バルブが前記解
    放モードのときには前記ブースタシリンダにより前記単
    動油圧アクチュエータから作動油を吸引してドレン側に
    排出させるように前記開閉制御バルブ群の開閉制御を行
    うことを特徴とする油圧ブースタ装置。
  2. 【請求項2】 前記作動切換バルブが解放モードのとき
    には、前記第3油路を常時ドレン側に開放した状態で、
    前記ブースタシリンダにより前記第2油路を介して前記
    単動油圧アクチュエータから作動油を吸引してドレン側
    に排出させるように前記開閉制御バルブ群の開閉制御を
    行うことを特徴とする請求項1に記載の油圧ブースタ装
    置。
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