JPH109700A - 低温デバイス装置 - Google Patents

低温デバイス装置

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JPH109700A
JPH109700A JP8161273A JP16127396A JPH109700A JP H109700 A JPH109700 A JP H109700A JP 8161273 A JP8161273 A JP 8161273A JP 16127396 A JP16127396 A JP 16127396A JP H109700 A JPH109700 A JP H109700A
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low
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superconducting
cooling
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栄治 名取
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達也 下田
Taketomi Kamikawa
武富 上川
Setsuya Iwashita
節也 岩下
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 閉サイクル冷凍機の振動を抑制すると共に異
なる特性を有するデバイスのそれぞれの性能を最大限に
引き出す。 【解決手段】 2台以上の閉サイクル型冷凍機を互いに
振動を打ち消し合う方向に連結し振動を抑制すると共に
それぞれの冷却ヘッドには特性の異なるデバイスを搭載
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷凍機を用いた通
信機器、科学機器や情報機器に関する。
【0002】
【従来の技術】最近通信機器、科学機器、情報機器等の
高性能化に伴い、高性能化に重要な役割を持つデバイス
を低温環境で使うことが検討されている。それは低温環
境にすることにより、周知の如く極めて優れた性能を持
つ超電導デバイスを使えるだけでなく半導体デバイスも
低雑音化、高速化、高集積化が図れるためである。
【0003】低温環境にするための冷却装置は開サイク
ルタイプと閉サイクルタイプの2種類に大別できる。開
サイクルタイプはいわゆる寒剤冷却である液体窒素や液
体ヘリウムを用いる液体冷媒冷却、固体アルゴンやメタ
ン等の昇華潜熱を利用する固体冷媒冷却と宇宙空間の様
な低温シンクを利用し受動的に機能する放射冷却があ
る。通常開サイクルタイプによるデバイスの冷却には電
子情報通信学会、信学技報、MW−93−7、pp39
(1993)と電子情報通信学会論文誌、Vol.J7
5−C−II、No.11、pp729(1992)に述
べられている様に液体窒素中または液体ヘリウム中にデ
バイスを浸漬する方法が用いられている。但しこの方法
は実験室レベルであり実用化に向けては大型の装置を除
き検討されていない。
【0004】閉サイクルタイプにはスターリングサイク
ル(ST)、ギフォード・マクマホンサイクル(G
M)、ビルマイヤサイクル(VM)、ジュール・トムソ
ンサイクル(JT)、ブレイトンサイクル(BR)、パ
ルスチューブサイクル等がある。これらの構造は未踏科
学技術協会新超伝導材料研究会の宇宙用超伝導技術の平
成元年度調査研究(その2)p314〜330に述べら
れている。近年は使用場所の制約が少なく、冷却温度を
容易に変えられる後者の閉サイクルタイプが注目されて
いる。中でも冷却効率が最も高いスターリングサイクル
は小型化が期待されている。この閉サイクルタイプによ
るデバイスの冷却は図8に示す様に閉サイクル冷凍機
(シングルヘッド)の冷却ヘッド62にデバイス63を
直接固定して行なうものである。またデバイス63の周
囲即ちガラス65と外枠64の内部は真空に保持され断
熱を行なっている。尚この方法は電子情報通信学会、信
学技報、MW94−143、pp9(1995)に詳細
が述べられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の閉サイ
クル冷却装置を用いた低温デバイス装置は以下の様な問
題を有していた。
【0006】(1)ピストン、クランク、ディスプレー
サーなど高速で摺動する機構を持つスターリングサイク
ル、ギフォードマクマホンサイクル、ビルマイヤーサイ
クル等は冷却ヘッドに於ける振動が大きくデバイスの特
性劣化を招いていた。特に冷却効率が高く小型化が可能
で民生機器への普及も期待されるスターリングサイクル
は振動が大きい。
【0007】(2)閉サイクル冷凍機を小型化すると冷
却ヘッドも小さくなるため冷却できるデバイスの面積が
少なくなる。ちなみに現在市販されている小型冷凍機の
冷却ヘッドの面積は1〜2cm2程度である。故にデバ
イスの設計が制約される。例えば超電導フィルター、超
電導ミクサ、超電導アンテナ、超電導共振器、超電導遅
延回路等超電導の際だった特徴である抵抗ゼロ・完全反
磁性・量子効果を活かし他のデバイスの追従を許さない
デバイスを組み合わせると理想的な低温デバイス装置が
得られるが小型冷凍機を用いると超電導アンテナ、超電
導ミクサー、超電導フィルターの搭載が限度となる。ち
なみにT.IEE Japan,Vol.113−D,
No.8(1993)では超電導ミクサと超電導フィル
ターが第41回応用物理学関係連合講演会(1994
年)、講演予稿集、29a−ZV−6では超電導アンテ
ナと超電導ミクサのモノリシック化が報告されている。
しかし超電導アンテナ、超電導ミクサー、超電導フィル
ターの3デバイスをモノリシック化した報告は無い。
【0008】(3)閉サイクル冷凍機の冷却能力は冷媒
の量に比例するため小型化すると冷却能力は低下する。
その場合如何に熱浸入を抑えるかがポイントとなる。
【0009】(2)に於て超電導デバイスの優れてい
ることを述べたが残念ながら臨界温度が高い酸化物超電
導体を用いた超電導デバイスには顕著な増幅機能は無
い。故に増幅機能を付加するには半導体デバイスを用い
る必要があるが周知の如く半導体デバイスを用いると増
幅用の半導体デバイスは発熱量が多いため冷却到達温度
が高くなると共に発熱量の変動により温度制御が困難に
なる。超電導デバイスは動作温度に敏感であり特に臨界
温度を越えると全くデバイスとして機能しないため致命
的な問題となる。
【0010】室外で用いる場合は熱線(赤外線)と可
視光線の影響がある。熱線がデバイスに照射されると温
度の上昇が起こる。また可視光線のエネルギーは酸化物
超電導体のエネルギーギャップより大きいため超電導デ
バイスに照射されるとクーパー対が破壊されデバイス機
能を持たなくなる。これらの電磁波の遮断は金属でデバ
イスの周部を覆おうことにより可能であるが電磁波を検
出または放射するデバイスには用いることは出来ない。 (4)小さい冷却ヘッドの限られた面積の中に特性の異
なるデバイスをモノリシック化すると相互干渉により性
能が低下することが多々見られる。その1つに送信デバ
イスと受信デバイスがある。送信デバイスの強い信号が
近傍の受信デバイスに入ると当然ノイズとなり性能は大
幅に低下する。
【0011】(5)アンテナの利得Gは G=η ×D で表される。ここでηは放射効率、Dは指向性利得であ
る。式から分かるように指向性を強くすることによりア
ンテナの利得は向上する。超電導体をアンテナに用いる
と、いわゆる超指向性アンテナが出来る。しかし指向性
を強くすると電磁波の来る方位が分からない場合や移動
体の様にアンテナの方向が刻々と変わる場合は効率の良
い方向にアンテナを向けないと逆に利得は大幅に低下す
る事になる。本発明は以上述べた問題点を解決するもの
であり、民生機器への普及も可能である小型で高性能な
低温デバイス装置を得んとするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明よりなる低温デバイス装置は閉サイクル型冷
凍機を用いた低温デバイス装置であって、前記閉サイク
ル型冷凍機を2台以上互いに振動を打ち消し合う方向に
連結し、各々の冷却ヘッドに特性の異なるデバイスを固
定して成ること、上記の特性の異なるデバイスが通信に
用いる送信用デバイスと受信用デバイスであること、ま
たは上記の特性の異なるデバイスが半導体デバイスと超
電導デバイスであること、または上記の特性の異なるデ
バイスが通信用のアンテナ指向の異なるデバイスであり
都度必要な指向のデバイスを選択し使用することを特徴
とする。また本発明よりなる低温デバイス装置は閉サイ
クル型冷却装置を用いた低温デバイス装置であって閉サ
イクル型冷凍機を2台以上互いに振動を打ち消し合う方
向に連結し、更に各々の冷却ヘッドをデバイスを固定し
た一体の冷却ステージで接合連結して成ることを特徴と
する。冷却ステージは熱電導率が高く変質の少ない材料
が好ましく、冷却ステージに冷却ステージの温度を安定
させる蓄冷材を接合しても良い。また本発明よりなる低
温デバイス装置は冷却するデバイスの周部を該デバイス
と共に冷却した可視光吸収フィルターで覆い、更にその
周部を高真空に維持した断熱室を介して赤外線吸収フィ
ルターで覆ったことを特徴とする。更に本発明よりなる
低温デバイス装置は冷却するデバイスに回転機構を設
け、該デバイスの周部を動作温度より低い沸点を有する
不活性ガス、酸素、窒素、またはそれらの混合ガスを注
入したキャビティーで覆い、さらに該キャビティーの周
部を高真空に維持した断熱室で覆ったことを特徴とす
る。また上記デバイスが通信用デバイスであり、必要な
アンテナの指向位置に於て回転を停止させる制御機能を
設けたことを特徴とする。尚キャビティー内に充填する
ガスは高い熱電導率を有するガスが好ましい。また本発
明よりなる低温デバイス装置は電磁波を透過し真空断熱
を行なう外枠と所定の電磁波を反射または吸収するフィ
ルターをドーム状に形成し、そのドームの径中心にアン
テナ、ミクサまたは電磁波を収束するレンズを配したこ
とを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、実施例に従って本発明を詳
細に説明していく。
【0014】(実施例1)本発明よりなる低温デバイス
装置の部分断面図を図1に示す。2つのインテグラル型
スターリングサイクル1a、1bを互いに振動を打ち消
し合う方向、本実施例ではほぼ圧縮機ピストンの動作方
向に連結し2つの冷却ヘッド2a,2bを有する閉サイ
クル冷凍機を得る。振動を効率良く抑えるため単なる連
結ではなく外部ケースを一体にしている。また作動時に
は振動を抑制させるため2つのインテグラル型スターリ
ングサイクル1a、1bの振動が互いに干渉し減衰する
振動モードになる様に圧縮機の駆動タイミングを同期さ
せる。尚連結方向をほぼ圧縮機ピストンの動作方向とし
たのは圧縮機ピストンの振動がメインであるが摺動部は
他にもあり、更に冷凍機の形状と重心も振動に影響を与
えるため全体の振動バランスを考慮すると多少ずれるた
めである。インテグラル型はスプリット型に比べて小型
化が可能な反面振動が大きいのが特徴であり、振動を抑
えると有効な冷凍機となる。
【0015】次に冷却ヘッド2aに超電導デバイス3a
を一方の冷却ヘッド2bに半導体デバイス3bを低融点
金属であるIn−Ga合金で接着固定する。ここでIn
−Ga合金で接着するのは熱伝導性を良くして効率良く
冷却するためである。次にそれぞれのデバイス3a、3
bの周部をステンレススチールからなる外枠4aと石英
ガラスからなる4bで覆う。通常この様に外枠を2種類
に分けるのは電磁波検出を目的とした場合でありそれを
除くと金属で一体に形成しても良い。次に内部を10-4
Torr以下の圧力に真空引きした後密閉し高真空に保
持した断熱室70を構成して低温デバイス装置を得る。
断熱室70を高真空に維持するには極力部品を一体に作
り、ハーメチックシールや溶接の様に気密性の高い接合
方法により部品間を接合する。パッキンを用いる場合は
排気システムを付加することが好ましい。尚図中では配
線は省略している(以下の実施例も同様)。
【0016】
【表1】
【0017】得られた低温デバイス装置の冷却ヘッド2
a,2bに於ける振動とデバイス動作時に於ける到達温
度を測定した。振動は加速度を測定し評価した。結果を
それぞれ表1と表2に示した。
【0018】表1から判るように本実施例は2つのイン
テグラル型スターリングサイクル1a、1bを互いに振
動を抑制する方向に連結し且つ振動が干渉により減衰す
る駆動タイミングで作動しているため振動が大幅に少な
くなっている。冷却ヘッドを1つにして圧縮機ピストン
部のみ2つ連結する方法も考えられるが振動を発生する
摺動部は圧縮機ピストンだけではなく振動は抑制される
が全体的にバランスが取れないため本実施例より効果は
少ない。また圧縮機ピストンのみ2つ連結する方法は1
つの圧縮ピストンは冷却に関係無いため無駄が生ずる。
【0019】
【表2】
【0020】表2から半導体デバイス側の方が到達温度
が高い、即ち冷却されないことが判る。これは半導体デ
バイスを作動させることにより半導体デバイスが発熱し
ているためである。半導体デバイスを作動しない時は6
0Kであるため作動の有無により15Kの差が生まれ、
これは動作温度のバラツキに繋がる。この温度のバラツ
キは半導体デバイスでは特性に殆ど影響を与えないが超
伝導デバイスでは臨界電流が変わり、さらには非超電導
体へと相転移する場合もあるため特性に大きな影響を与
える。即ち同じ冷却ヘッドに超伝導デバイスと半導体デ
バイスを同時に搭載すると半導体デバイスの発熱により
超伝導デバイスに悪い影響を与えるため、冷却能力の低
い小型冷凍機に超伝導デバイスと半導体デバイスを搭載
する場合は冷却ヘッドを別々にする必要がある。この様
に本実施例は振動の抑制だけでなく超伝導デバイスと半
導体デバイスの特徴を共に活かすことが出来る。
【0021】(実施例2)実施例1により得た冷凍機の
冷却ヘッド2a、2bに5素子スーパーゲインアンテナ
(超利得アンテナ)、超電導ミクサ等を形成した超電導
デバイス3a、3bを指向方位を45°〜90°ずらし
て冷却ヘッド2a、2bにIn−Gaにより接合固定す
る。次に実施例1と同様に超電導デバイス3a、3bの
周部をステンレススチールからなる外枠4aと石英ガラ
スからなる外枠4bで覆い、更に内部を10-4Torr
以下の圧力に真空引きし断熱室70を構成して低温デバ
イス装置を得る。
【0022】得られた通信用低温デバイス装置の指向性
を図2に示す。左が超電導デバイス3a、右が超電導デ
バイス3bの指向性であり最大(外周円)で15dBで
ある。図から判るように超利得アンテナの指向性は強く
利得が高い反面超利得アンテナ単独では直角方向では逆
に極めて利得が低くなる。それを本実施例の様に指向を
ずらして2つ配置することにより欠点を補うことが出来
る。超利得アンテナは給電を逆にすると指向性を反転で
きるため180°の方向は問題ない。尚本実施例では2
方向の指向性で説明しているが冷凍機を更に連結し多方
向に超利得アンテナを配置すると更に効率を良くするこ
とが出来る。
【0023】また受けた電磁波の電界強度の強い方の超
利得アンテナ、または通信する相手の位置が判っている
場合最も指向の合った超利得アンテナを選択して用いる
とより効率の良い通信が可能になる。更に人、装置の有
る方向を避ける様に超利得アンテナを選択すると電磁波
の存在する範囲を必要最小限にできるため最近の問題と
なっている電磁波による脳障害や電子機器の誤動作防止
に有効となる。
【0024】(実施例3)実施例2と同様に実施例1に
より得た冷凍機の冷却ヘッド2a、2bに5素子スーパ
ーゲインアンテナ(超利得アンテナ)、超電導ミクサ等
を形成した超電導デバイス3a、3bを冷却ヘッド2
a、2bにIn−Gaにより接合固定する。超電導デバ
イス3aは発信用デバイス、超電導デバイス3bは受信
用デバイスである。次に超電導デバイス3a、3bの周
部をステンレススチールからなる外枠4aと石英ガラス
からなる4bで覆い、更に内部を10-4Torr以下の
圧力に真空引きし断熱室70を構成して低温デバイス装
置を得る。
【0025】得られた低温デバイス装置の通信実験を電
波暗室に於て行なったところ超伝導デバイス3aと3b
には十分な間隔があるため互いの干渉による性能低下は
なかった。また間隔が有るとシールドも容易に図れる。
【0026】(実施例4)本発明よりなる低温デバイス
装置の部分断面図を図3に示す。2つのインテグラル型
スターリングサイクルを互いに振動を打ち消し合う方向
に連結し閉サイクル冷凍機10を得る。実施例1では外
枠4aを取り付けるフランジは別々にあったが本実施例
では一体となっている。
【0027】次に冷却ヘッド12aと12bに無酸素銅
に金メッキを施した冷却ステージ16をIn−Ga合金
で接合し冷却ヘッド12aと12bを連結する。次に冷
却ステージ16の裏面に高比熱金属からなる蓄冷体17
を、表面に超電導デバイス13a、13bをIn−Ga
合金で接合する。ここで冷却ステージ16に無酸素銅を
用いたのは熱伝導性に優れた無酸素銅を用いることによ
り効率良く超電導デバイス13a、13bを冷却するた
めであり、金メッキは酸化による熱伝導率の低下、熱射
出率の増加を抑制するためである。また蓄冷体17は外
部からの熱浸入など温度ゆらぎによる冷却ステージ16
の温度変動を抑制する働きをする。
【0028】次に超電導デバイス13a、13bの周部
をステンレススチールからなる外枠14aと石英ガラス
からなる外枠14bで覆い、更に内部を10-4Torr
以下の圧力に真空引きし断熱室70を構成して低温デバ
イス装置を得る。
【0029】得られた低温デバイス装置の冷却ステージ
16の77Kに於ける温度分布を電波暗室内で測定し
た。結果を1つの冷却ヘッドに本実施例と同一面積の冷
却ステージ16を接合した比較例と共に表3に示した。
【0030】
【表3】
【0031】表から判るように本実施例によると広い面
積を有する冷却ステージ16の温度分布を少なく出来
る。即ち広い面積の超電導デバイス13a、13bを使
うことが出来、超電導ミクサ、超電導アンテナ、超電導
フィルター、超電導共振器、超電導遅延回路等のモノリ
シック化が可能になる。
【0032】また振動を抑制するため必然的に長くなっ
たスターリングサイクルの連結方向に冷却ステージ16
を長くしてデバイスを搭載する面積を広くしているため
空間を有効に利用しデバイスの搭載面積を稼ぐことが出
来る。即ち小型化が図れる。
【0033】以上の実施例ではスターリングサイクルを
用い説明したがギフォードマクマホンサイクル、ビルマ
イヤーサイクル等ピストン、クランク、ディスプレーサ
ーなど高速で摺動する機構を持つサイクルであれば効果
は同じである。
【0034】(実施例5)本発明よりなる低温デバイス
装置の部分断面図を図4に示す。冷却ヘッド22に接合
した内枠28、内枠28に接合した超電導デバイス2
3、超電導デバイス23を覆うように内枠に28に接合
した可視光吸収フィルター29a、更に其れらを覆うよ
うに形成した外枠24a、赤外線吸収フィルター(赤外
線反射フィルターでも良い)29bと電磁波遮断層29
cを形成した外枠24bと断熱室70により構成され
る。
【0035】本実施例のポイントは次の通りである。ス
ターリングサイクルの冷却ヘッド22に無酸素銅に金メ
ッキを施した内枠28をIn−Ga合金で接合し、該内
枠28の内部に超電導アンテナと超電導ミクサ等を形成
した超電導デバイス23を同じくIn−Gaで接合す
る。更に超電導デバイス23を覆うように可視光吸収フ
ィルター29aを内枠28に固定する。この可視光吸収
フィルター29aは内枠28に固定することにより超電
導デバイス23と同様に内枠28を通して冷却せしめら
れる。尚可視光吸収フィルター29aと内枠28を強固
に接合すると可視光吸収フィルター29aが内枠28と
の線膨張係数の違いにより降温または昇温時に割れるた
め熱伝導性が良く軟らかい金属シートを可視光吸収フィ
ルター29aと内枠28の間に挟み機械的に固定してい
る。次に内枠28と可視光吸収フィルター29aの周部
をステンレススチールからなる外枠24aと赤外線(熱
線)吸収フィルター29bと電磁波遮断層29cを形成
した石英ガラスからなる外枠24bで覆う。電磁波遮断
層29cはAl、Ag、Cu等電磁波を遮断し且つ熱放
射の射出率が少ない材料を蒸着して形成する。尚熱放射
の射出率は鏡面で有るほど少ないが平坦性の良い石英ガ
ラスに金属を蒸着すると良い鏡面が得られる。更に内部
を10-4Torr以下の圧力に真空引きし断熱室70を
構成して低温デバイス装置を得る。
【0036】得られた低温デバイス装置の冷却ヘッドの
到達温度と温度バラツキ、10GHzのマイクロ波を照
射した時のシャピロステップの形状をオープンサイト
(太陽下)に於て評価した。
【0037】
【表4】
【0038】結果を可視光吸収フィルター、赤外線吸収
フィルター共に形成しない場合(比較例1)、内枠に可
視光吸収フィルターのみ形成した場合(比較例2)、外
枠に赤外線吸収フィルターのみ形成した場合(比較例
3)、内枠に赤外線吸収フィルターのみ形成した場合
(比較例4)、外枠に可視光吸収フィルターのみ形成し
た場合(比較例5)、内枠に赤外線吸収フィルター、外
枠に可視光吸収フィルターを形成した場合(比較例
6)、外枠に赤外線吸収フィルターと可視光吸収フィル
ターを形成した場合(比較例7)、金属の外枠で完全に
覆った場合の比較例と共に表4に示した。尚表4の中の
○は明瞭なシャピロステップ、△は鈍りがあるシャピロ
ステップ、×はシャピロステップなしを示す。
【0039】表に示す様に超電導デバイス23の周囲を
冷却した可視光吸収フィルター29aで、更にその外周
を断熱室70を介して赤外線吸収フィルター29bで覆
うことにより太陽下でも超電導デバイス23の冷却温度
を安定させ且つ明瞭なシャピロステップを得ることが出
来る。この理由を説明する。先ず温度バラツキに関して
は、実施例、比較例3、比較例7の様に赤外線吸収フィ
ルター29bを断熱室70の外に配したものが最も温度
バラツキが少なく太陽光を全く通さない金属の外枠のみ
からなる比較例8とほぼ同等となっている。比較例4と
比較例6の様に断熱室70の内部に赤外線吸収フィルタ
ーを配したものは赤外線吸収フィルターを全く用いない
ものより温度バラツキは少ないものの効果は顕著ではな
い。これは赤外線吸収フィルターは赤外線を吸収して赤
外線を透過させないが自体は赤外線を吸収することによ
り発熱する、その時前者は断熱室70により熱の内部へ
の浸入を抑制するが後者は熱が遮断されないため内枠2
8を通して冷却ヘッド22や超電導デバイス23の温度
を変化させるためである。シャピロステップの波形に関
しては可視光吸収フィルターを用いない比較例1、比較
例3、比較例4はシャピロステップが見られない。これ
は超電導体のエネルギーギャップより大きいエネルギー
(hν)の可視光が超電導デバイス23に入射すること
により超電導体のクーパー対が破壊され量子効果が現れ
ないためである。また可視光吸収フィルターを用いたも
のでも実施例2、実施例5、実施例6、実施例7は明瞭
なシャピロステップが現れていない。これは太陽光の赤
外線入射による温度上昇により超電導状態が不安定にな
ったためと外枠や外枠に形成したフィルターからの熱放
射によるものである。物体から射出される電磁波の波長
は λ=b/T b=0.289cmK T:絶対温度 で表わされる。この式から太陽下に於ける外枠またフィ
ルターの温度50℃を当てはめると数μmの電磁波が射
出されていることが判る。石英ガラスやフィルターの射
出率は高い(ちなみに石英ガラスの射出率は約0.9
5)ためこの電磁波の放射がシャピロステップの波形を
鈍らしているものと考えられる。
【0040】またそのエネルギーは S=σT4 σ=5.67×10ー12W・cm-2de
-4 で表される。この式から温度の4乗に比例して低くなる
ことが判る。即ち実施例の様にフィルターを冷却するこ
とにより射出される電磁波の波長は長波長になり、さら
にエネルギーが極めて少なくなる。実施例では冷却して
いるのは可視光吸収フィルター29aであるが可視光吸
収フィルター29aの用いられているガラス基板はちょ
うど外枠24bや外枠24bに形成した赤外線吸収フィ
ルター29b等からの電磁波を吸収するため明瞭なシャ
ピロステップが出ているものと考えられる。以上の点を
鑑みると断熱室70の外に赤外線吸収フィルター29b
を断熱室70の内に冷却した可視光吸収フィルター29
aを形成することが最も良いことが判る。
【0041】(実施例6)本発明よりなる低温デバイス
装置の部分断面図を図5に示す。冷却ヘッド32に接合
した内枠38aと該内枠38aに接合した内枠38bに
より形成したキャビティー39、該キャビティー39の
内部に内枠38aに固定された永久磁石41、永久磁石
に係合したローター42、ローター42上に固定された
超電導デバイス33、超電導デバイス33周囲を覆う熱
伝導ガス40、そしてキャビティー39の周部に配した
外枠34a、34b、断熱室70より構成される。
【0042】本実施例のポイントは次の通りである。N
i−Fe系合金(パーマロイ)、Co−Fe系合金(パ
ーメンジュール)、純鉄など高透磁率材料からなる円筒
状の内枠38aの内面に多極着磁をしたリング状Pr−
Fe−B系の永久磁石41を固定する。ここで内枠38
aに高透磁率材料を用いたのは超電導デバイス33への
磁束の漏洩を極力少なくするためであり、Pr−Fe−
B系永久磁石を用いたのは多分野に応用されているNd
−Fe−B系永久磁石は低温領域に於てスピンの再配列
があり冷却することにより性能が低下するがPr−Fe
−B系永久磁石は相転移がなく冷却する程磁気性能は高
くなるためである。次に永久磁石41にローター42を
係合する。ローター42にはヨークにコイルが巻かれて
いるためコイルに制御電流を流すことにより所定の条件
で回転するステップモーターとなる。尚回転をより精密
に制御する場合はエンコーダーを用いてもよい。次にロ
ーター42に超電導デバイス33を固定する。ローター
42他からの磁束の漏洩があり超電導デバイス33に影
響を与える場合は漏洩場所に超電導体を配すると磁束を
排除出来る。また回転機構をステップモーターで説明し
たが、これに限定されるものではなく、例えば超電導体
のピンニング効果による磁石化やマイスナー効果による
磁気浮上を利用すると回転抵抗の少ないアクチュエータ
ーを形成出来る。
【0043】次に石英ガラスから成る内枠38bを内枠
38aに接合しキャビティー39を形成する。更にキャ
ビティー39の内部を真空引きした後にHe、Ne、A
r、酸素、窒素単体またはそれらの混合ガスからなる熱
伝導ガス40を注入し密閉する。但し用いる熱伝導ガス
40は超電導デバイス33の動作温度より低い沸点を有
する必要がある。熱伝導ガス40の中では沸点が低く熱
伝導性の優れたHeやNeが好ましい。次にキャビティ
ー39を冷凍機の冷却ヘッド32にIn−Gaで接合し
更に前記実施例と同様に周囲をステンレススチールから
なる外枠35aと石英からなる外枠35b、断熱室70
で覆い低温デバイス装置を得る。
【0044】超利得アンテナは指向性が強く利得が高い
反面指向に対して直角方向は極めて利得が低いことを前
述したが本実施例では超電導デバイス33を自由に回転
出来るため必要な時に必要な方向に自由に指向を調整す
ることが出来る。即ち電磁波の受信方向に関係なく超利
得アンテナの利点を最大限に引き出すことが出来る。
【0045】尚本実施例では冷却に閉サイクル冷凍機を
用いているがキャビティー39と断熱室70の間に液体
窒素や液体ヘリウムを入れる開サイクル冷凍機を用いて
も何等差し支えない。
【0046】(実施例7)本発明よりなる低温デバイス
装置の部分断面図を図6に示す。本実施例のポイントは
電磁波を透過する石英からなる外枠54bをドーム状に
形成したことと該ドームの半径中心部かその近傍にデバ
イス53を配したことにある。デバイス53が大面積で
あり様々な素子を形成してある場合はデバイス53の中
でも電磁波を直接検出するアンテナをドームの半径中心
近傍に配する。
【0047】前述の実施例(1〜6)や従来例では電磁
波を透過する外枠4b、14b、24b、34b、65
にフラットなガラスを用いている。しかしフラットな場
合電磁波の入射してくる角度が変わると電磁波の反射率
と透過するガラスの厚さが異なりアンテナに入る電磁波
の電界強度が変わる。特にガラス面に対して垂直に入射
する場合は良いが低角度になると電磁波の電界強度は少
なくなる。その点本実施例の用に電磁波を透過する外枠
54bをドーム状に形成し、ドームの半径中心部かその
近傍にアンテナを配したことにより電磁波の入射する角
度が変わっても反射率やガラスの厚さ等電磁波の入射条
件が一定になり安定した電界強度となる。尚図6ではド
ーム状にしたのは外枠54bのみであるがフィルターを
用いる場合はフィルターもドーム状にした方が好まし
い。また図7に示す用にレンズ(図7では超半球レン
ズ)を用いて電磁波を収束させる場合はアンテナではな
くレンズをドームの半径中心部かその近傍に配する。
【0048】
【発明の効果】本発明は、以上説明した様に構成されて
いるので、以下に記載される様な効果を奏する。
【0049】2台以上の閉サイクル型冷凍機を互いに振
動を打ち消し合う方向に連結したことにより低い振動の
冷凍機を得られ、それに搭載するデバイスの振動による
性能の低下を抑制出来る。また振動を抑制するためだけ
の連結ではなく各々の冷却ヘッドには特性の異なるデバ
イスを搭載しているため下記の様に各々のデバイスの特
徴を最大限に引き出すことが出来る。(1)送信用デバ
イスと受信用デバイスを別々の冷却ヘッドに搭載したこ
とにより互いの干渉による性能の低下を抑制出来る。
(2)半導体デバイスと超電導デバイスを別々の冷却ヘ
ッドに搭載したことにより冷却能力の少ない小型冷凍機
でも超電導デバイスは半導体デバイスの発熱による影響
を受けないため性能の低下はない。(3)指向性の異な
るアンテナをそれぞれの冷却ヘッドに配したため、例え
ば指向性の強い超利得アンテナを用いても多方位に渡り
利用出来る。また都度必要な指向のアンテナを選択する
と効率の良い通信が可能になるだけでなく人や装置の有
る方向を避ける様にアンテナを選択すると電磁波の存在
する範囲を必要最小限にできるため最近の問題となって
いる電磁波による脳障害や電子機器の誤動作防止に有効
となる。
【0050】またそれぞれの冷却ヘッドを冷却ステージ
により連結することにより温度分布の少ない広い面積の
冷却ステージを確保出来る。即ち広い面積のデバイスを
使うことが出来、例えば超電導デバイスでは超電導ミク
サ、超電導アンテナ、超電導フィルター、超電導共振
器、超電導遅延回路等のモノリシック化が可能になる。
【0051】また振動を抑制するため必然的に長くなっ
たサイクルの連結方向に冷却ステージを長くしてデバイ
スを搭載する面積を広くしているため空間を有効に利用
して小型化が図れる。
【0052】また超電導デバイスの周囲を超電導デバイ
スと同様に冷却した可視光吸収フィルターでさらにその
外周を断熱室を介して赤外線吸収フィルターで覆ったこ
とにより冷却能力の低い小型冷凍機を用いても安定して
冷却でき動作温度に敏感な超電導デバイスを安定して使
うことが出来る。更に輻射など必要外の電磁波の超電導
デバイスへの入射を抑制できるため鈍りのない出力信号
波形を得ることが出来る。
【0053】また超電導デバイスを自由に回転出来るた
め必要な時に必要な方向に自由に指向を調整することが
出来る。即ち電磁波の受信方向に関係なく超利得アンテ
ナの利点を最大限に引き出すことが出来る。将来イリジ
ューム計画、テレデシック計画など衛星通信が計画され
ているがこれらは低軌道衛星で静止衛星ではなく追尾の
必要がある。本実施例によればそれらに用いる通信装置
として容易に対応がとれる。
【0054】更に電磁波を透過し真空断熱を行なう外枠
と所定の電磁波を反射または吸収するフィルターをドー
ム状に形成し、そのドームの径中心近傍にアンテナ、ミ
クサまたは電磁波を収束するレンズを配したことにより
検出部への電磁波の照射を均一にし利得の向上が図れ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明よりなる第1の実施例に於ける低温デバ
イス装置の部分断面図。
【図2】本発明よりなる第2の実施例に於ける低温デバ
イス装置のアンテナの指向性を示す図。
【図3】本発明よりなる第4の実施例に於ける低温デバ
イス装置の部分断面図。
【図4】本発明よりなる第5の実施例に於ける低温デバ
イス装置の部分断面図。
【図5】本発明よりなる第6の実施例に於ける低温デバ
イス装置の部分断面図。
【図6】本発明よりなる第7の実施例に於ける低温デバ
イス装置の部分断面図。
【図7】本発明よりなる第7の実施例のレンズを用いた
場合に於ける低温デバイス装置の部分断面図。
【図8】従来の低温デバイス装置の部分断面図。
【符号の説明】
1a、1b・・・閉サイクル冷凍機 2a、2b、12a、12b、22、32、52、62
・・・冷却ヘッド 3a、3b、13a、13b、23、33、53、63
・・・デバイス 4a、4b、14a、14b、24a、24b、34
a、34b、54a、54b、64・・・外枠 16・・・冷却ステージ 17・・・蓄冷剤 28、38a,38b・・・内枠 29a・・・可視光吸収フィルター 29b・・・赤外線吸収フィルター 29c・・・遮断層 39・・・キャビティー 40・・・熱伝導ガス 41・・・永久磁石 42・・・ローター 65・・・ガラス 70・・・断熱室 80・・・ドーム半径の中心 90・・・レンズ r ・・・ドーム内半径
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩下 節也 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 閉サイクル型冷凍機を用いた低温デバイ
    ス装置であって、前記閉サイクル型冷凍機を2台以上互
    いに振動を打ち消し合う方向に連結し、各々の冷却ヘッ
    ドに特性の異なるデバイスを固定して成ることを特徴と
    する低温デバイス装置。
  2. 【請求項2】 上記の特性の異なるデバイスが通信に用
    いる送信用デバイスと受信用デバイスであることを特徴
    とする請求項1記載の低温デバイス装置。
  3. 【請求項3】 上記の特性の異なるデバイスが半導体デ
    バイスと超電導デバイスであることを特徴とする請求項
    1記載の低温デバイス装置。
  4. 【請求項4】 上記の特性の異なるデバイスが通信用の
    アンテナ指向の異なるデバイスであり都度必要な指向の
    デバイスを選択し使用することを特徴とする請求項1記
    載の低温デバイス装置。
  5. 【請求項5】 閉サイクル型冷却装置を用いた低温デバ
    イス装置であって、前記閉サイクル型冷凍機を2台以上
    互いに振動を打ち消し合う方向に連結し、更に各々の冷
    却ヘッドをデバイスを固定した一体の冷却ステージで接
    合連結して成ることを特徴とする低温デバイス装置。
  6. 【請求項6】 冷却するデバイスの周部を該デバイスと
    共に冷却した可視光吸収フィルターで覆い、更にその周
    部を高真空に維持した断熱室を介して赤外線吸収フィル
    ターで覆ったことを特徴とする低温デバイス装置。
  7. 【請求項7】 冷却するデバイスに回転機構を設け、該
    デバイスの周部を動作温度より低い沸点を有する不活性
    ガス、酸素、窒素、またはそれらの混合ガスを注入した
    キャビティーで覆い、更に該キャビティーの周部を高真
    空に維持した断熱室で覆ったことを特徴とする低温デバ
    イス装置。
  8. 【請求項8】 上記デバイスが通信用デバイスであり、
    必要なアンテナの指向位置に於てデバイスの回転を停止
    させる制御機能を設けたことを特徴とする請求項7記載
    の低温デバイス装置。
  9. 【請求項9】 電磁波を透過し真空断熱を行なう外枠と
    所定の電磁波を反射または吸収するフィルターをドーム
    状に形成し、そのドームの半径の中心近傍にアンテナ、
    ミクサまたは電磁波を収束するレンズを配したことを特
    徴とする低温デバイス装置。
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