JPH1097138A - 現像装置 - Google Patents
現像装置Info
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- JPH1097138A JPH1097138A JP25041296A JP25041296A JPH1097138A JP H1097138 A JPH1097138 A JP H1097138A JP 25041296 A JP25041296 A JP 25041296A JP 25041296 A JP25041296 A JP 25041296A JP H1097138 A JPH1097138 A JP H1097138A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 磁気的に現像剤を規制する構成を有する場合
の各種設定条件の許容範囲の拡大を図り、帯電十分な磁
性トナーを選択的に現像剤担持体上へ塗布し、均一且つ
安定した画像形成が可能な現像装置を提供する。 【解決手段】 永久磁石10を内部に有する現像スリー
ブと非接触に対向配置された規制部材2aによって磁気
的に現像剤が規制される規制領域G1と、永久磁石10
と規制スリーブ2bとが協働して形成する磁場により現
像スリーブ上の現像剤が規制される規制領域G2を有
し、現像剤容器5から供給される現像剤が予め規制領域
G1において規制を受けた状態で規制領域G2へ供給さ
れるような現像剤の循環経路を形成させる。
の各種設定条件の許容範囲の拡大を図り、帯電十分な磁
性トナーを選択的に現像剤担持体上へ塗布し、均一且つ
安定した画像形成が可能な現像装置を提供する。 【解決手段】 永久磁石10を内部に有する現像スリー
ブと非接触に対向配置された規制部材2aによって磁気
的に現像剤が規制される規制領域G1と、永久磁石10
と規制スリーブ2bとが協働して形成する磁場により現
像スリーブ上の現像剤が規制される規制領域G2を有
し、現像剤容器5から供給される現像剤が予め規制領域
G1において規制を受けた状態で規制領域G2へ供給さ
れるような現像剤の循環経路を形成させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真式画像形
成装置及び静電記録装置等に用いられる現像装置に関す
る。
成装置及び静電記録装置等に用いられる現像装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】これまで、電子写真式画像形成装置に用
いられる現像方式として、米国特許第2874063号
明細書記載の磁気ブラシ現像法等、多数の現像方式が提
案されてきている。
いられる現像方式として、米国特許第2874063号
明細書記載の磁気ブラシ現像法等、多数の現像方式が提
案されてきている。
【0003】例えば、磁性トナーを含む現像剤を用いる
現像方式として、特開昭54−43036号公報記載
の、所謂、「ジャンピング現像法」として知られる現像
方式が提案され、実用化されている。これは、現像スリ
ーブ上に磁性トナーを極めて薄く塗布し、これを摩擦帯
電した後に、磁界の作用下で静電潜像に極めて近接さ
せ、且つ接触させることなく対向させ、現像を行うもの
である。即ち、トナーを極めて薄く塗布する構成をとる
ことで、トナーと現像スリーブとの接触機会を増加さ
せ、現像に供するのに必要且つ十分な摩擦帯電量をトナ
ーに与えることを目的としたものである。
現像方式として、特開昭54−43036号公報記載
の、所謂、「ジャンピング現像法」として知られる現像
方式が提案され、実用化されている。これは、現像スリ
ーブ上に磁性トナーを極めて薄く塗布し、これを摩擦帯
電した後に、磁界の作用下で静電潜像に極めて近接さ
せ、且つ接触させることなく対向させ、現像を行うもの
である。即ち、トナーを極めて薄く塗布する構成をとる
ことで、トナーと現像スリーブとの接触機会を増加さ
せ、現像に供するのに必要且つ十分な摩擦帯電量をトナ
ーに与えることを目的としたものである。
【0004】上記現像方式を用いた、従来例として、磁
性1成分トナーを使用する、所謂「磁気カット方式」を
用いた現像装置を図5に示す。本現像装置は、磁性トナ
ーを表面に担持する現像スリーブ1、トナー層厚を規制
する磁性部材からなるブレード2、トナーの攪拌、なら
びに現像スリーブ1へトナーを供給する搬送部材3を内
部に備えた、現像剤容器4から構成されている。
性1成分トナーを使用する、所謂「磁気カット方式」を
用いた現像装置を図5に示す。本現像装置は、磁性トナ
ーを表面に担持する現像スリーブ1、トナー層厚を規制
する磁性部材からなるブレード2、トナーの攪拌、なら
びに現像スリーブ1へトナーを供給する搬送部材3を内
部に備えた、現像剤容器4から構成されている。
【0005】現像スリーブ1は非磁性部材製で、その内
部に固定配置された永久磁石10を有し、図5中に示し
た矢印方向に回転可能に配設されている。また、ブレー
ド2は現像スリーブ1との間隙が一定になるように配置
されており、その距離Wは一般に100μm〜1mmの
範囲内の値に設定される場合が多い。
部に固定配置された永久磁石10を有し、図5中に示し
た矢印方向に回転可能に配設されている。また、ブレー
ド2は現像スリーブ1との間隙が一定になるように配置
されており、その距離Wは一般に100μm〜1mmの
範囲内の値に設定される場合が多い。
【0006】上記現像方式の電荷付与に関して、上記従
来例に即して簡単に説明する。永久磁石10の磁極P
と、その近傍に対向して配置された磁性部材よりなるブ
レード2が協働して形成する磁場により、現像スリーブ
1とブレード2との近接部一帯に図6において示される
ように磁束密度の集中した領域Gが形成される。
来例に即して簡単に説明する。永久磁石10の磁極P
と、その近傍に対向して配置された磁性部材よりなるブ
レード2が協働して形成する磁場により、現像スリーブ
1とブレード2との近接部一帯に図6において示される
ように磁束密度の集中した領域Gが形成される。
【0007】図7に領域Gの拡大図を示す。磁性トナー
Tは、現像剤容器4より搬送部材3により現像スリーブ
1上へ供給される。現像スリーブ1上のトナーTは、現
像スリーブ1内部の永久磁石10のつくる磁場によって
磁化され、近接するトナー同士の磁気的相互作用により
穂(状態B)を形成して搬送され、領域Gにおいて磁気
的な拘束を受ける。即ち、領域Gとはトナー規制領域で
ある。ここにおいて拘束されたトナーTには回転する現
像スリーブ1との摩擦帯電により電荷の付与が行われる
事が知られている。
Tは、現像剤容器4より搬送部材3により現像スリーブ
1上へ供給される。現像スリーブ1上のトナーTは、現
像スリーブ1内部の永久磁石10のつくる磁場によって
磁化され、近接するトナー同士の磁気的相互作用により
穂(状態B)を形成して搬送され、領域Gにおいて磁気
的な拘束を受ける。即ち、領域Gとはトナー規制領域で
ある。ここにおいて拘束されたトナーTには回転する現
像スリーブ1との摩擦帯電により電荷の付与が行われる
事が知られている。
【0008】上記の摩擦帯電により電荷を付与された磁
性トナーTは、自身の得た電荷によって現像スリーブ1
からの鏡像力を受ける。このトナーは、現像スリーブ1
の回転に伴い現像スリーブ1の回転方向と同方向の搬送
力を受けることとなる。帯電した磁性トナーTに作用す
る搬送力が、規制領域Gにおける磁気的な拘束力に打ち
勝つところ、すなわち、カットラインLで示したところ
でトナーの穂はちぎれ、現像スリーブ1上に残ったトナ
ーが現像スリーブ1の回転方向に搬送されることでトナ
ーの塗布が行われる。
性トナーTは、自身の得た電荷によって現像スリーブ1
からの鏡像力を受ける。このトナーは、現像スリーブ1
の回転に伴い現像スリーブ1の回転方向と同方向の搬送
力を受けることとなる。帯電した磁性トナーTに作用す
る搬送力が、規制領域Gにおける磁気的な拘束力に打ち
勝つところ、すなわち、カットラインLで示したところ
でトナーの穂はちぎれ、現像スリーブ1上に残ったトナ
ーが現像スリーブ1の回転方向に搬送されることでトナ
ーの塗布が行われる。
【0009】以上で示したように、現像剤は、現像剤容
器から、現像剤担持体、領域Gをへて、一部は現像剤担
持体上に塗布され現像に供されたのち、再び現像剤容器
へと戻され、残りは、新たに供給される現像剤と入れ替
わり領域Gから再び現像剤容器へと戻される一連の循環
経路(図5において矢印で図示)を形成する。
器から、現像剤担持体、領域Gをへて、一部は現像剤担
持体上に塗布され現像に供されたのち、再び現像剤容器
へと戻され、残りは、新たに供給される現像剤と入れ替
わり領域Gから再び現像剤容器へと戻される一連の循環
経路(図5において矢印で図示)を形成する。
【0010】しかしながら、上記の磁気カット方式を用
いた従来例において、昨今の高品位の画像形成の要請に
答えるべく、トナー粒径の小粒径化を図るにあたって、
トナー一個あたりの飽和磁化が小さくなり、トナーに対
して作用する磁気的拘束力が弱まる場合が生じることが
ある。その結果、帯電不十分なトナーでも、領域Gにお
ける拘束を抜けて、現像スリーブ1上へ漏出してしまう
ことがあった。また、図7に示すようにブレード2近傍
に生じる帯電不十分なトナーの溜りCが大きくなると、
領域G中への磁気的拘束力が弱まり、トナー溜りCの一
部の帯電不十分なトナーが現像スリーブ1上へ漏出して
しまうことがあった。
いた従来例において、昨今の高品位の画像形成の要請に
答えるべく、トナー粒径の小粒径化を図るにあたって、
トナー一個あたりの飽和磁化が小さくなり、トナーに対
して作用する磁気的拘束力が弱まる場合が生じることが
ある。その結果、帯電不十分なトナーでも、領域Gにお
ける拘束を抜けて、現像スリーブ1上へ漏出してしまう
ことがあった。また、図7に示すようにブレード2近傍
に生じる帯電不十分なトナーの溜りCが大きくなると、
領域G中への磁気的拘束力が弱まり、トナー溜りCの一
部の帯電不十分なトナーが現像スリーブ1上へ漏出して
しまうことがあった。
【0011】帯電不十分なトナーの漏出は、画像のむ
ら、背景部の「かぶり」、トナー飛散等を引き起こし、
良好な画像形成に支障をきたす原因となる。
ら、背景部の「かぶり」、トナー飛散等を引き起こし、
良好な画像形成に支障をきたす原因となる。
【0012】以上のように、上記の磁気カット方式を用
いた従来例においては、帯電不十分なトナーが現像剤担
持体上へ漏出することがあり、そのために良好な画像形
成に支障を来たす場合があった。
いた従来例においては、帯電不十分なトナーが現像剤担
持体上へ漏出することがあり、そのために良好な画像形
成に支障を来たす場合があった。
【0013】そこで、本発明者等は、上記問題を解決す
るために、回転する現像剤規制部材により帯電不十分な
磁性トナーに対して逆搬送力を作用させ、現像剤容器内
に戻すことで、帯電不十分なトナーが現像剤担持体上へ
漏出することを抑制し、帯電十分な磁性トナーを選択的
に現像剤担持体上へ塗布する現像装置を提案した。
るために、回転する現像剤規制部材により帯電不十分な
磁性トナーに対して逆搬送力を作用させ、現像剤容器内
に戻すことで、帯電不十分なトナーが現像剤担持体上へ
漏出することを抑制し、帯電十分な磁性トナーを選択的
に現像剤担持体上へ塗布する現像装置を提案した。
【0014】即ち、図8に示す様に、磁気カット方式を
用いた従来例において用いられた現像剤規制部材たるブ
レードに替えて、現像スリーブ1近傍に、内部に永久磁
石11を有する非磁性部材からなる現像剤規制部材たる
規制スリーブ2を回転自在に設ける構成をとる。以下に
詳しく説明する。
用いた従来例において用いられた現像剤規制部材たるブ
レードに替えて、現像スリーブ1近傍に、内部に永久磁
石11を有する非磁性部材からなる現像剤規制部材たる
規制スリーブ2を回転自在に設ける構成をとる。以下に
詳しく説明する。
【0015】本現像装置は、内部に固定配置された永久
磁石10を有する磁性トナーを表面に担持する現像スリ
ーブ1と、帯電不十分な磁性トナーを選択的に規制し現
像剤容器内に戻すための、現像スリーブ1内の永久磁石
10の磁極N1の近傍に対向して配置された非磁性部材
製の内部に固定配置された永久磁石11を有する現像剤
規制部材たる規制スリーブ2と、規制スリーブ2に当接
して配置されたスクレーパ3と、トナーの攪拌ならびに
現像スリーブ1へトナーを供給する搬送部材4を内部に
備えた現像剤容器5で構成されている。
磁石10を有する磁性トナーを表面に担持する現像スリ
ーブ1と、帯電不十分な磁性トナーを選択的に規制し現
像剤容器内に戻すための、現像スリーブ1内の永久磁石
10の磁極N1の近傍に対向して配置された非磁性部材
製の内部に固定配置された永久磁石11を有する現像剤
規制部材たる規制スリーブ2と、規制スリーブ2に当接
して配置されたスクレーパ3と、トナーの攪拌ならびに
現像スリーブ1へトナーを供給する搬送部材4を内部に
備えた現像剤容器5で構成されている。
【0016】規制スリーブ2は、その内部に配置された
永久磁石11の磁極S11の近傍において、現像スリー
ブ1と一定の距離Wの間隙をもって対向して配置され、
現像スリーブ1と同方向に回転する。本現像装置では、
現像スリーブ1内の永久磁石10と、規制スリーブ2内
の永久磁石11とが協働して形成する磁場によって先の
磁気カット方式を用いた従来例と同様な現像剤規制領域
Gが、現像スリーブ1と規制スリーブ2との近接部一帯
につくられる。なお、間隙の距離Wには、100μm〜
2mmの範囲の値を用いる。
永久磁石11の磁極S11の近傍において、現像スリー
ブ1と一定の距離Wの間隙をもって対向して配置され、
現像スリーブ1と同方向に回転する。本現像装置では、
現像スリーブ1内の永久磁石10と、規制スリーブ2内
の永久磁石11とが協働して形成する磁場によって先の
磁気カット方式を用いた従来例と同様な現像剤規制領域
Gが、現像スリーブ1と規制スリーブ2との近接部一帯
につくられる。なお、間隙の距離Wには、100μm〜
2mmの範囲の値を用いる。
【0017】本現像装置における現像スリーブ1上への
トナー塗布について以下に説明する。現像剤容器5から
搬送部材4によって現像スリーブ1上へ供給された磁性
トナーは、前述の領域Gにおいて磁気的に拘束され、現
像スリーブ1との摩擦帯電によって電荷を付与される。
摩擦帯電により電荷を付与された磁性トナーは、自身の
得た電荷によって受ける現像スリーブ1からの鏡像力に
よって現像スリーブ1に束縛される。そのために、電荷
を付与されたトナーは現像スリーブ1の回転に伴い現像
スリーブ回転方向への搬送力を受けることとなる。
トナー塗布について以下に説明する。現像剤容器5から
搬送部材4によって現像スリーブ1上へ供給された磁性
トナーは、前述の領域Gにおいて磁気的に拘束され、現
像スリーブ1との摩擦帯電によって電荷を付与される。
摩擦帯電により電荷を付与された磁性トナーは、自身の
得た電荷によって受ける現像スリーブ1からの鏡像力に
よって現像スリーブ1に束縛される。そのために、電荷
を付与されたトナーは現像スリーブ1の回転に伴い現像
スリーブ回転方向への搬送力を受けることとなる。
【0018】同時に領域G内で磁気的に拘束された磁性
トナーは、規制スリーブ2内の磁極S11の磁力によっ
て規制スリーブ12へ束縛される。そのため、規制スリ
ーブ2の回転に伴い現像剤容器内へ戻される方向の搬送
力(逆搬送力)も受ける。
トナーは、規制スリーブ2内の磁極S11の磁力によっ
て規制スリーブ12へ束縛される。そのため、規制スリ
ーブ2の回転に伴い現像剤容器内へ戻される方向の搬送
力(逆搬送力)も受ける。
【0019】従って、領域Gにおいて十分に帯電してい
る磁性トナーは、自身の持つ電荷に作用する鏡像力によ
り、強く現像スリーブへ束縛されているため、規制スリ
ーブ2から受ける現像剤容器内へ戻される方向の搬送力
(逆搬送力)に打ち勝つだけの現像スリーブ回転方向へ
の搬送力を持つことができるため、現像スリーブ1上に
塗布され現像領域へ搬送される。その一方で、帯電不十
分な磁性トナーは、規制スリーブ2から受ける現像剤容
器内へ戻される方向の搬送力(逆搬送力)によって現像
剤容器内へ戻されてしまうことになる。このようにし
て、十分に帯電した磁性トナーのみが、選択的に現像ス
リーブ1上に塗布され、現像領域に搬送される。
る磁性トナーは、自身の持つ電荷に作用する鏡像力によ
り、強く現像スリーブへ束縛されているため、規制スリ
ーブ2から受ける現像剤容器内へ戻される方向の搬送力
(逆搬送力)に打ち勝つだけの現像スリーブ回転方向へ
の搬送力を持つことができるため、現像スリーブ1上に
塗布され現像領域へ搬送される。その一方で、帯電不十
分な磁性トナーは、規制スリーブ2から受ける現像剤容
器内へ戻される方向の搬送力(逆搬送力)によって現像
剤容器内へ戻されてしまうことになる。このようにし
て、十分に帯電した磁性トナーのみが、選択的に現像ス
リーブ1上に塗布され、現像領域に搬送される。
【0020】このような現像装置において、現像剤は現
像剤容器から現像剤担持体、領域Gを経て、一部は現像
剤担持体上に塗布され現像に供されたのち、再び現像剤
容器へと戻され、残りは新たに供給される現像剤と入れ
替わり、領域Gから再び現像剤容器へと戻される一連の
循環経路(図8において矢印で図示)を形成する。この
結果、帯電不十分なトナーが現像剤担持体上へ漏出する
ことを抑制し、帯電十分な磁性トナーを選択的に現像剤
担持体上へ塗布することが可能となった。
像剤容器から現像剤担持体、領域Gを経て、一部は現像
剤担持体上に塗布され現像に供されたのち、再び現像剤
容器へと戻され、残りは新たに供給される現像剤と入れ
替わり、領域Gから再び現像剤容器へと戻される一連の
循環経路(図8において矢印で図示)を形成する。この
結果、帯電不十分なトナーが現像剤担持体上へ漏出する
ことを抑制し、帯電十分な磁性トナーを選択的に現像剤
担持体上へ塗布することが可能となった。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の現像装
置においては、前述のように、回転する現像剤規制部材
により帯電不十分な磁性トナーを現像剤容器内に戻す構
成をとり、規制領域Gにおいて規制された現像剤に対し
て逆搬送力を付加する事で、帯電不十分なトナーが現像
剤担持体上へ漏出することを抑制し、帯電十分な磁性ト
ナーを選択的に現像剤担持体上へ塗布することが可能に
なった。
置においては、前述のように、回転する現像剤規制部材
により帯電不十分な磁性トナーを現像剤容器内に戻す構
成をとり、規制領域Gにおいて規制された現像剤に対し
て逆搬送力を付加する事で、帯電不十分なトナーが現像
剤担持体上へ漏出することを抑制し、帯電十分な磁性ト
ナーを選択的に現像剤担持体上へ塗布することが可能に
なった。
【0022】しかしながら、該構成は、すなわち、その
一連の現像剤循環経路の途中で、単一の前記現像剤規制
領域において、現像剤を規制し、磁性トナーへの十分な
電荷付与を行うとともに、トナーに対して逆搬送力を作
用させ、帯電十分なトナーの選択的塗布を行う構成であ
るために、これらの両立を図る設定条件の許容範囲は、
必ずしも広いわけではなかった。
一連の現像剤循環経路の途中で、単一の前記現像剤規制
領域において、現像剤を規制し、磁性トナーへの十分な
電荷付与を行うとともに、トナーに対して逆搬送力を作
用させ、帯電十分なトナーの選択的塗布を行う構成であ
るために、これらの両立を図る設定条件の許容範囲は、
必ずしも広いわけではなかった。
【0023】というのも、上記構成での磁性トナーへの
電荷付与は、磁気的に拘束された現像剤が、現像剤担持
体の表面と摩擦帯電することにより行われており、その
均一性は、現像剤規制領域における現像剤の規制状態に
大きく依存している。トナーに対する均一且つ十分な電
荷付与が行われるためには、規制領域内の現像剤が磁場
により一様に高密度状態で拘束されることが必要とされ
る。
電荷付与は、磁気的に拘束された現像剤が、現像剤担持
体の表面と摩擦帯電することにより行われており、その
均一性は、現像剤規制領域における現像剤の規制状態に
大きく依存している。トナーに対する均一且つ十分な電
荷付与が行われるためには、規制領域内の現像剤が磁場
により一様に高密度状態で拘束されることが必要とされ
る。
【0024】一方、該構成では、現像剤規制部材として
の規制スリーブにより、規制領域内の現像剤に対して逆
搬送力が作用しているために、常時、規制領域内の現像
剤の一部は現像剤容器へと排出され続けることになる。
これは、規制領域内で拘束される現像剤密度が低下する
ことを意味する。規制領域Gにおける現像剤密度の低下
は、トナーと現像剤担持体表面との摩擦帯電の機会の不
均一を招き、帯電不十分なトナーの比率の変動、増加へ
とつながり、望ましいものではない。
の規制スリーブにより、規制領域内の現像剤に対して逆
搬送力が作用しているために、常時、規制領域内の現像
剤の一部は現像剤容器へと排出され続けることになる。
これは、規制領域内で拘束される現像剤密度が低下する
ことを意味する。規制領域Gにおける現像剤密度の低下
は、トナーと現像剤担持体表面との摩擦帯電の機会の不
均一を招き、帯電不十分なトナーの比率の変動、増加へ
とつながり、望ましいものではない。
【0025】即ち、上記構成での現像剤規制領域におけ
る現像剤の規制状態は、新たに供給される現像剤量と、
現像剤規制部材により現像剤容器へと排出される現像剤
量とのバランスの上に成り立っているのである。従っ
て、帯電十分なトナーの選択塗布性を向上させるべく、
大きな逆搬送力を作用させる設定を採用しようとする
と、規制領域内で拘束される現像剤密度が低下しがちに
なり、規制領域における現像剤の空間的な規制状態が不
安定に成り易い傾向があった。
る現像剤の規制状態は、新たに供給される現像剤量と、
現像剤規制部材により現像剤容器へと排出される現像剤
量とのバランスの上に成り立っているのである。従っ
て、帯電十分なトナーの選択塗布性を向上させるべく、
大きな逆搬送力を作用させる設定を採用しようとする
と、規制領域内で拘束される現像剤密度が低下しがちに
なり、規制領域における現像剤の空間的な規制状態が不
安定に成り易い傾向があった。
【0026】そのため、各種の設定条件、例えば、磁場
発生手段として用いた永久磁石の磁極の位置のズレ、磁
束密度のバラツキ、現像剤担持体と現像剤規制部材との
間隙の振れ等、を厳密に管理することで、現像剤の規制
状態の安定化を図る必要があった。
発生手段として用いた永久磁石の磁極の位置のズレ、磁
束密度のバラツキ、現像剤担持体と現像剤規制部材との
間隙の振れ等、を厳密に管理することで、現像剤の規制
状態の安定化を図る必要があった。
【0027】加えて、高濃度画像の出力を連続して行
い、トナーを著しく消費する場合や、現像剤規制領域へ
の現像剤の供給むらが生じた場合等にも、現像剤規制領
域に新たに供給される現像剤量と、現像剤規制部材によ
り現像剤容器へと排出される現像剤量とのバランスが崩
れ、トナーへの十分な電荷付与と、帯電十分なトナーの
選択的塗布の両立が破綻し、現像剤の塗布が不安定にな
ることがあった。
い、トナーを著しく消費する場合や、現像剤規制領域へ
の現像剤の供給むらが生じた場合等にも、現像剤規制領
域に新たに供給される現像剤量と、現像剤規制部材によ
り現像剤容器へと排出される現像剤量とのバランスが崩
れ、トナーへの十分な電荷付与と、帯電十分なトナーの
選択的塗布の両立が破綻し、現像剤の塗布が不安定にな
ることがあった。
【0028】更に、該構成の現像装置の小型化を図るべ
く、例えば、現像剤担持体として小径の現像スリーブを
用いる場合に、その内部に配置される磁場発生手段たる
永久磁石も小さなものとなるため、現像剤を規制するに
十分な磁場を発生させることは容易ではない。しかも、
図9に示すように、スリーブの外径が小さくなるほど該
永久磁石の大きさによる制約を受けて、磁束密度の集中
した領域が狭くなることで、現像剤規制領域において規
制される現像剤量が少なくなるため、現像剤のわずかな
供給むらによっても、現像剤の規制状態の変動は著しく
なる。従って、磁性トナーへの十分な電荷付与と、帯電
十分なトナーの選択的塗布の両立が破綻し、尚更、現像
剤の塗布が不安定に成り易い傾向があった。
く、例えば、現像剤担持体として小径の現像スリーブを
用いる場合に、その内部に配置される磁場発生手段たる
永久磁石も小さなものとなるため、現像剤を規制するに
十分な磁場を発生させることは容易ではない。しかも、
図9に示すように、スリーブの外径が小さくなるほど該
永久磁石の大きさによる制約を受けて、磁束密度の集中
した領域が狭くなることで、現像剤規制領域において規
制される現像剤量が少なくなるため、現像剤のわずかな
供給むらによっても、現像剤の規制状態の変動は著しく
なる。従って、磁性トナーへの十分な電荷付与と、帯電
十分なトナーの選択的塗布の両立が破綻し、尚更、現像
剤の塗布が不安定に成り易い傾向があった。
【0029】そこで、十分且つ均一な磁場を発生させる
べく、希土類元素化合物を用いた永久磁石を使用するこ
ともできるが、非常に高価となり、現像装置の小型化、
廉価化を図る上で、大きな障害となっていた。
べく、希土類元素化合物を用いた永久磁石を使用するこ
ともできるが、非常に高価となり、現像装置の小型化、
廉価化を図る上で、大きな障害となっていた。
【0030】上述の問題点は、規制領域Gにおいて規制
された現像剤に作用する現像剤容器内方向への搬送力
(逆搬送力)を付加することで、現像剤の循環が著しい
上記構成においてとりわけ顕著となるものであるが、程
度の違いはあっても、従来の「磁気カット方式」におい
ても見られる問題点である。
された現像剤に作用する現像剤容器内方向への搬送力
(逆搬送力)を付加することで、現像剤の循環が著しい
上記構成においてとりわけ顕著となるものであるが、程
度の違いはあっても、従来の「磁気カット方式」におい
ても見られる問題点である。
【0031】本出願に係る発明の目的は、磁気的に現像
剤を規制する構成を有する場合の各種設定条件の許容範
囲の拡大を図り、特に、帯電十分な磁性トナーを選択的
に現像剤担持体上へ塗布し、均一、且つ安定した画像形
成が可能となる現像装置を提供することにある。
剤を規制する構成を有する場合の各種設定条件の許容範
囲の拡大を図り、特に、帯電十分な磁性トナーを選択的
に現像剤担持体上へ塗布し、均一、且つ安定した画像形
成が可能となる現像装置を提供することにある。
【0032】また、本出願に係る発明の他の目的は、均
一、且つ安定した画像形成を維持したまま、小型化を可
能とする上記構成の現像装置を提供することにある。
一、且つ安定した画像形成を維持したまま、小型化を可
能とする上記構成の現像装置を提供することにある。
【0033】
【課題を解決するための手段】本出願に係る発明の目的
を実現する第1の構成は、磁性トナーを含む現像剤を収
容する現像剤容器と、表面に現像剤を担持する回転自在
の現像剤担持体と、前記現像剤担持体の内部に設けられ
た磁場発生手段と、前記現像剤担持体と非接触に対向配
置された複数の現像剤規制部材と、前記複数の現像剤規
制部材の内の第1の現像剤規制部材によって磁気的に現
像剤が規制される第1の規制領域と、前記磁場発生手段
と前記複数の現像剤規制部材の内の第2の現像剤規制部
材とが協働して形成する磁場により現像剤担持体上の現
像剤が規制される第2の規制領域とを有し、前記現像剤
容器から供給される現像剤が形成する一連の循環経路に
おいて、現像剤が予め第1の規制領域において規制を受
けた状態で前記第2の規制領域へ供給されることを特徴
とする現像装置にある。
を実現する第1の構成は、磁性トナーを含む現像剤を収
容する現像剤容器と、表面に現像剤を担持する回転自在
の現像剤担持体と、前記現像剤担持体の内部に設けられ
た磁場発生手段と、前記現像剤担持体と非接触に対向配
置された複数の現像剤規制部材と、前記複数の現像剤規
制部材の内の第1の現像剤規制部材によって磁気的に現
像剤が規制される第1の規制領域と、前記磁場発生手段
と前記複数の現像剤規制部材の内の第2の現像剤規制部
材とが協働して形成する磁場により現像剤担持体上の現
像剤が規制される第2の規制領域とを有し、前記現像剤
容器から供給される現像剤が形成する一連の循環経路に
おいて、現像剤が予め第1の規制領域において規制を受
けた状態で前記第2の規制領域へ供給されることを特徴
とする現像装置にある。
【0034】本出願に係る発明の目的を実現する第2の
構成は、上記の第1の構成において、前記第2の規制領
域において規制される現像剤が、前記第2の現像剤規制
部材と、前記現像剤担持体の両方から夫々搬送力を受け
ることを特徴とする現像装置にある。
構成は、上記の第1の構成において、前記第2の規制領
域において規制される現像剤が、前記第2の現像剤規制
部材と、前記現像剤担持体の両方から夫々搬送力を受け
ることを特徴とする現像装置にある。
【0035】本出願に係る発明の目的を実現する第3の
構成は、上記の各構成において、前記現像剤担持体と前
記第1の現像剤規制部材との対向部一帯に、前記第1の
現像剤規制部材と前記磁場発生手段とが協働して形成す
る磁場により前記第1の規制領域を形成することを特徴
とする現像装置にある。
構成は、上記の各構成において、前記現像剤担持体と前
記第1の現像剤規制部材との対向部一帯に、前記第1の
現像剤規制部材と前記磁場発生手段とが協働して形成す
る磁場により前記第1の規制領域を形成することを特徴
とする現像装置にある。
【0036】本出願に係る発明の目的を実現する第4の
構成は、上記の各構成において、前記磁場発生手段を複
数の磁極を有する永久磁石とし、前記第1の現像剤規制
部材が前記永久磁石の近傍に位置する磁極の一つよりも
前記現像剤担持体上の現像剤の搬送方向に対して、上流
側に配置されることを特徴とする現像装置にある。
構成は、上記の各構成において、前記磁場発生手段を複
数の磁極を有する永久磁石とし、前記第1の現像剤規制
部材が前記永久磁石の近傍に位置する磁極の一つよりも
前記現像剤担持体上の現像剤の搬送方向に対して、上流
側に配置されることを特徴とする現像装置にある。
【0037】本出願に係る発明の目的を実現する第5の
構成は、上記の第3または第4の構成において、前記第
1の現像剤規制部材は、前記現像剤担持体と面をもって
対向配置されていることを特徴とする現像装置にある。
構成は、上記の第3または第4の構成において、前記第
1の現像剤規制部材は、前記現像剤担持体と面をもって
対向配置されていることを特徴とする現像装置にある。
【0038】本出願に係る発明の目的を実現する第6の
構成は、上記の第3、第4または第5の構成において、
前記第1の現像剤規制部材は、磁性部材より構成されて
いることを特徴とする現像装置にある。
構成は、上記の第3、第4または第5の構成において、
前記第1の現像剤規制部材は、磁性部材より構成されて
いることを特徴とする現像装置にある。
【0039】上記した第1の構成では、現像剤は、その
一連の循環経路において、予め第1の規制領域における
規制によって高密度化、且つ安定化された状態となって
第2の規制領域へと供給される。これによって、第2の
規制領域内の現像剤密度は高く、安定して維持されるた
め、第2の規制領域における現像剤規制状態の安定化が
図れ、これによって、各種設定条件の許容範囲の拡大を
図ることができる。
一連の循環経路において、予め第1の規制領域における
規制によって高密度化、且つ安定化された状態となって
第2の規制領域へと供給される。これによって、第2の
規制領域内の現像剤密度は高く、安定して維持されるた
め、第2の規制領域における現像剤規制状態の安定化が
図れ、これによって、各種設定条件の許容範囲の拡大を
図ることができる。
【0040】上記した第2の構成では、規制領域におけ
る現像剤の循環が著しく、尚更、現像剤規制状態の変動
が生じやすいため、規制状態安定化の効果が顕著に現れ
るためである。
る現像剤の循環が著しく、尚更、現像剤規制状態の変動
が生じやすいため、規制状態安定化の効果が顕著に現れ
るためである。
【0041】また、二つの現像剤規制領域の夫々で現像
剤の規制を行うことで、第2の規制領域において主に行
われている磁性トナーへの電荷付与と、帯電十分なトナ
ーの選択的塗布の二つの機能のいずれかを、もう一方の
第1の規制領域において補完させることもできる。従っ
て、各種設定条件の許容範囲の拡大を容易に図ることが
できる点でも効果的である。
剤の規制を行うことで、第2の規制領域において主に行
われている磁性トナーへの電荷付与と、帯電十分なトナ
ーの選択的塗布の二つの機能のいずれかを、もう一方の
第1の規制領域において補完させることもできる。従っ
て、各種設定条件の許容範囲の拡大を容易に図ることが
できる点でも効果的である。
【0042】上記した第3の構成では、現像剤を規制す
るに十分な磁場を容易に形成することができる。従っ
て、装置の構成の簡易化が図られ、小型化が容易となる
点で効果的である。
るに十分な磁場を容易に形成することができる。従っ
て、装置の構成の簡易化が図られ、小型化が容易となる
点で効果的である。
【0043】上記した第4の構成では、現像剤の十分な
規制と、その滞留抑止の両立を図ることができる。これ
により、現像剤の安定した状態での供給が達成され、尚
且つ現像剤の滞留による現像剤の劣化も抑えることがで
きる。
規制と、その滞留抑止の両立を図ることができる。これ
により、現像剤の安定した状態での供給が達成され、尚
且つ現像剤の滞留による現像剤の劣化も抑えることがで
きる。
【0044】上記した第5の構成では、第1の現像剤規
制部材が現像剤担持体と面をもって対向配置されている
ことで、装置の小型化が図られた場合でも均一な規制状
態を有する第1の規制領域を容易に形成することができ
る。
制部材が現像剤担持体と面をもって対向配置されている
ことで、装置の小型化が図られた場合でも均一な規制状
態を有する第1の規制領域を容易に形成することができ
る。
【0045】上記した第6の構成では、第1の現像剤規
制部材を、磁性部材により構成することで、安価且つ簡
易に装置を作成できる。
制部材を、磁性部材により構成することで、安価且つ簡
易に装置を作成できる。
【0046】
(第1の実施の形態)図1は本発明による現像装置の第
1の実施の形態を示す。
1の実施の形態を示す。
【0047】本実施の形態の現像装置は、図中の矢印方
向に回転し、静電潜像に対して磁性トナーを供給する現
像剤担持体たる現像スリーブ1と、現像剤容器内の現像
スリーブ1との近接部に配置された第1の現像剤規制部
材たる規制部材2aと、現像スリーブ1と一定の距離W
を有して現像スリーブ1の回転方向と同方向に回転自在
に配置された第2の現像剤規制部材たる規制スリーブ2
bと、規制スリーブ2bに当接して配設されたスクレー
パ3と、現像剤の攪拌ならびに現像スリーブ1へトナー
を供給する搬送部材4と、現像剤容器5により構成され
る。
向に回転し、静電潜像に対して磁性トナーを供給する現
像剤担持体たる現像スリーブ1と、現像剤容器内の現像
スリーブ1との近接部に配置された第1の現像剤規制部
材たる規制部材2aと、現像スリーブ1と一定の距離W
を有して現像スリーブ1の回転方向と同方向に回転自在
に配置された第2の現像剤規制部材たる規制スリーブ2
bと、規制スリーブ2bに当接して配設されたスクレー
パ3と、現像剤の攪拌ならびに現像スリーブ1へトナー
を供給する搬送部材4と、現像剤容器5により構成され
る。
【0048】なお、本現像装置では、現像剤として、市
販の一成分現像剤を3種類使用した。各現像剤で使用さ
れている磁性トナーの重量平均径は、夫々7、9、12
μmの粒径を有するものである。
販の一成分現像剤を3種類使用した。各現像剤で使用さ
れている磁性トナーの重量平均径は、夫々7、9、12
μmの粒径を有するものである。
【0049】本実施の形態で使用される現像スリーブ1
は、φ32の外径をもつ非磁性体製のシリンダと、該シ
リンダの内部に固定配置された磁場発生手段たる永久磁
石10で構成される。永久磁石10は、規制スリーブ2
bとの近接位置近傍に磁極N1を有し、その他に図1中
には図示されていない5極の磁極を有する計6極を有す
るものである。
は、φ32の外径をもつ非磁性体製のシリンダと、該シ
リンダの内部に固定配置された磁場発生手段たる永久磁
石10で構成される。永久磁石10は、規制スリーブ2
bとの近接位置近傍に磁極N1を有し、その他に図1中
には図示されていない5極の磁極を有する計6極を有す
るものである。
【0050】また、規制部材2aは、現像剤容器5の底
面に面する磁極Pを有する図中の斜線部で示される永久
磁石12を非磁性部材で覆った構成をもつものである。
該磁極Pの磁性密度としては、規制領域G1を形成する
に十分な磁束密度が必要なために、300G以上の値を
有することが望ましい。
面に面する磁極Pを有する図中の斜線部で示される永久
磁石12を非磁性部材で覆った構成をもつものである。
該磁極Pの磁性密度としては、規制領域G1を形成する
に十分な磁束密度が必要なために、300G以上の値を
有することが望ましい。
【0051】また、規制スリーブ2bは、φ32の外径
をもつ非磁性体製のシリンダと、該シリンダの内部に、
現像スリーブ1と規制スリーブ2bとの対向位置近傍に
位置する磁極S11と、図1中には図示されていないも
う一つの磁極の、計2極を有する磁場発生手段たる永久
磁石11で構成されている。
をもつ非磁性体製のシリンダと、該シリンダの内部に、
現像スリーブ1と規制スリーブ2bとの対向位置近傍に
位置する磁極S11と、図1中には図示されていないも
う一つの磁極の、計2極を有する磁場発生手段たる永久
磁石11で構成されている。
【0052】上記磁極N1、S11としては、相互に協
働して現像剤の規制状態を形成するに十分な磁束密度を
有するものが必要である。磁極S11の磁束密度として
は、500〜1250Gの範囲の値を有することが望ま
しい。磁束密度が、500G未満では、現像剤の規制に
十分な磁場を形成することができず、1250Gを越え
る場合には、磁場による規制が過剰となることで、現像
剤が滞留し、規制によるストレスの蓄積によって現像剤
の劣化を招いてしまう。また、磁極N1に関しても、前
述と同様の理由により、その磁束密度として、300G
以上の値を有することが望ましい。
働して現像剤の規制状態を形成するに十分な磁束密度を
有するものが必要である。磁極S11の磁束密度として
は、500〜1250Gの範囲の値を有することが望ま
しい。磁束密度が、500G未満では、現像剤の規制に
十分な磁場を形成することができず、1250Gを越え
る場合には、磁場による規制が過剰となることで、現像
剤が滞留し、規制によるストレスの蓄積によって現像剤
の劣化を招いてしまう。また、磁極N1に関しても、前
述と同様の理由により、その磁束密度として、300G
以上の値を有することが望ましい。
【0053】本実施の形態における現像装置では、現像
スリーブ1内の永久磁石10と、第1の現像剤規制部材
たる規制部材2aが形成する磁場、ならびに第2の現像
剤規制部材たる規制スリーブ2b内の永久磁石11とが
協働して形成する磁場によって二つの現像剤規制領域が
つくられる。
スリーブ1内の永久磁石10と、第1の現像剤規制部材
たる規制部材2aが形成する磁場、ならびに第2の現像
剤規制部材たる規制スリーブ2b内の永久磁石11とが
協働して形成する磁場によって二つの現像剤規制領域が
つくられる。
【0054】第1の規制領域G1は、図1中に示される
ように、第1の現像剤規制部材たる規制部材2aの下部
一帯に形成される。これは、第1の現像剤規制部材たる
規制部材2aに設けられた磁極Pが形成する磁場によっ
て、現像剤が磁気的に拘束され、該領域で規制されるこ
とによる。
ように、第1の現像剤規制部材たる規制部材2aの下部
一帯に形成される。これは、第1の現像剤規制部材たる
規制部材2aに設けられた磁極Pが形成する磁場によっ
て、現像剤が磁気的に拘束され、該領域で規制されるこ
とによる。
【0055】また、第2の規制領域G2は、第2の現像
剤規制部材たる規制スリーブ2bと、現像スリーブ1と
の近接部一帯に形成される。これは、第2の現像剤規制
部材たる規制スリーブ2b内の永久磁石11と、現像ス
リーブ1内の永久磁石10とが協働して形成する磁場の
内の特に近接する磁極N1、S11とが主に協働して形
成する磁場によって現像剤が磁気的に拘束され、該領域
で規制されることによる。
剤規制部材たる規制スリーブ2bと、現像スリーブ1と
の近接部一帯に形成される。これは、第2の現像剤規制
部材たる規制スリーブ2b内の永久磁石11と、現像ス
リーブ1内の永久磁石10とが協働して形成する磁場の
内の特に近接する磁極N1、S11とが主に協働して形
成する磁場によって現像剤が磁気的に拘束され、該領域
で規制されることによる。
【0056】なお、規制スリーブ2bは、現像スリーブ
1と、一定の距離Wを置いて配置されており、その間隙
の距離Wは、100μm〜2mmの範囲内の値をとる。
間隙が100μmより狭い場合には、規制が過剰とな
り、現像剤の滞留による劣化を引き起こしたり、間隙間
への異物のつまり等の問題が生じる。また、間隙が2m
mより広い場合には、現像剤の規制に十分な磁場を形成
することができない。
1と、一定の距離Wを置いて配置されており、その間隙
の距離Wは、100μm〜2mmの範囲内の値をとる。
間隙が100μmより狭い場合には、規制が過剰とな
り、現像剤の滞留による劣化を引き起こしたり、間隙間
への異物のつまり等の問題が生じる。また、間隙が2m
mより広い場合には、現像剤の規制に十分な磁場を形成
することができない。
【0057】本実施の形態における現像装置の現像スリ
ーブ1上へのトナー塗布について以下に順に説明する。
ーブ1上へのトナー塗布について以下に順に説明する。
【0058】現像剤容器5内の磁性トナーは、搬送部材
4によって現像スリーブ1へと供給される。ここで、磁
性トナーは、一旦、前述の第1の現像剤規制領域G1に
おいて、磁気的な規制を受け、一定量が拘束された状態
となる。このとき、搬送部材4によって供給される現像
剤量は、現像スリーブ1上へ塗布される量よりも過剰と
なるように設定してある。続いて、規制領域G1におい
て規制を受けた現像剤は、次なる第2の規制領域G2へ
と搬送される。領域G2へと供給された現像剤は、再
び、磁気的に拘束され、現像スリーブ1との摩擦帯電に
よってトナーへ電荷が付与される。電荷を有する磁性ト
ナーは、自身の持つ電荷によって受ける現像スリーブ1
からの鏡像力によって現像スリーブ1に束縛される。そ
のため、電荷を有するトナーは現像スリーブ1の回転に
伴い現像スリーブ回転方向への搬送力を受ける。
4によって現像スリーブ1へと供給される。ここで、磁
性トナーは、一旦、前述の第1の現像剤規制領域G1に
おいて、磁気的な規制を受け、一定量が拘束された状態
となる。このとき、搬送部材4によって供給される現像
剤量は、現像スリーブ1上へ塗布される量よりも過剰と
なるように設定してある。続いて、規制領域G1におい
て規制を受けた現像剤は、次なる第2の規制領域G2へ
と搬送される。領域G2へと供給された現像剤は、再
び、磁気的に拘束され、現像スリーブ1との摩擦帯電に
よってトナーへ電荷が付与される。電荷を有する磁性ト
ナーは、自身の持つ電荷によって受ける現像スリーブ1
からの鏡像力によって現像スリーブ1に束縛される。そ
のため、電荷を有するトナーは現像スリーブ1の回転に
伴い現像スリーブ回転方向への搬送力を受ける。
【0059】一方、領域G2において拘束された磁性ト
ナーは、近傍に配置された規制スリーブ2b内の磁極S
11の磁力によって規制スリーブ2bへ束縛される。そ
のため、規制スリーブ2bの回転に伴い、現像剤容器内
へ戻される方向の搬送力を受ける。
ナーは、近傍に配置された規制スリーブ2b内の磁極S
11の磁力によって規制スリーブ2bへ束縛される。そ
のため、規制スリーブ2bの回転に伴い、現像剤容器内
へ戻される方向の搬送力を受ける。
【0060】即ち、領域G2において拘束されているト
ナーには、自身の電荷に作用する現像スリーブ回転方向
への搬送力と、規制スリーブ2bから受ける現像剤容器
内へ戻される方向の搬送力の二つが作用している。
ナーには、自身の電荷に作用する現像スリーブ回転方向
への搬送力と、規制スリーブ2bから受ける現像剤容器
内へ戻される方向の搬送力の二つが作用している。
【0061】従って、帯電十分な磁性トナーは、規制ス
リーブ2bから受ける現像剤容器内へ戻される方向の搬
送力に打ち勝つだけの現像スリーブ回転方向への搬送力
を持つことが可能であり、現像スリーブ1上に塗布され
現像領域へ搬送される。その一方で、帯電不十分な磁性
トナーは、規制スリーブ2bからうける現像剤容器内へ
戻される方向の搬送力(逆搬送力)によって現像剤容器
内へ戻されることになる。
リーブ2bから受ける現像剤容器内へ戻される方向の搬
送力に打ち勝つだけの現像スリーブ回転方向への搬送力
を持つことが可能であり、現像スリーブ1上に塗布され
現像領域へ搬送される。その一方で、帯電不十分な磁性
トナーは、規制スリーブ2bからうける現像剤容器内へ
戻される方向の搬送力(逆搬送力)によって現像剤容器
内へ戻されることになる。
【0062】以上の様にして、十分に帯電した磁性トナ
ーのみが、選択的に現像スリーブ1上へ安定して塗布さ
れる。また、上述のような一連の経路(図1中において
矢印で図示)を経て現像剤は循環している。
ーのみが、選択的に現像スリーブ1上へ安定して塗布さ
れる。また、上述のような一連の経路(図1中において
矢印で図示)を経て現像剤は循環している。
【0063】上述の様に、一連の現像剤循環経路におい
て、規制領域G1において規制を受け、安定した状態の
現像剤が、順次、次なる現像剤規制領域G2へと一定量
供給される構成をとることが、本実施の形態による現像
装置の最も特徴的な点である。
て、規制領域G1において規制を受け、安定した状態の
現像剤が、順次、次なる現像剤規制領域G2へと一定量
供給される構成をとることが、本実施の形態による現像
装置の最も特徴的な点である。
【0064】この構成による作用を以下に詳述する。該
構成では、帯電十分なトナーの選択塗布を行う規制領域
G2へ供給される現像剤は、すでに先の規制領域G1に
おいて受けた規制により、高密度状態となっているた
め、規制領域G2内での現像剤密度を、実質的に高い状
態で維持することができる。更に、予め、規制領域G1
において規制をすることにより、現像剤の供給変動、む
ら等の影響を緩和させることができる。そのため、規制
領域G2における現像剤の空間的な規制状態の安定性が
大幅に向上した。
構成では、帯電十分なトナーの選択塗布を行う規制領域
G2へ供給される現像剤は、すでに先の規制領域G1に
おいて受けた規制により、高密度状態となっているた
め、規制領域G2内での現像剤密度を、実質的に高い状
態で維持することができる。更に、予め、規制領域G1
において規制をすることにより、現像剤の供給変動、む
ら等の影響を緩和させることができる。そのため、規制
領域G2における現像剤の空間的な規制状態の安定性が
大幅に向上した。
【0065】従って、逆搬送力を強める設定を採用し、
帯電十分なトナーの選択塗布性を高めた場合でも、安定
した現像剤の規制状態を維持することができ、現像剤の
塗布の安定化がはかられた。
帯電十分なトナーの選択塗布性を高めた場合でも、安定
した現像剤の規制状態を維持することができ、現像剤の
塗布の安定化がはかられた。
【0066】また、該作用に付随して、各種の設定条
件、例えば、磁場発生手段として用いた永久磁石の磁極
の位置のズレ、磁束密度のバラツキ、現像剤担持体と現
像剤規制部材との間隙の振れ等の許容範囲の拡大を図る
ことも可能となった。
件、例えば、磁場発生手段として用いた永久磁石の磁極
の位置のズレ、磁束密度のバラツキ、現像剤担持体と現
像剤規制部材との間隙の振れ等の許容範囲の拡大を図る
ことも可能となった。
【0067】加えて、本現像装置は、体積平均径が、9
ないし12μmの磁性トナーを使用した現像剤を使用し
た場合は言うまでもなく、体積平均径が、7μmの小粒
径の磁性トナーを使用した現像剤を使用した場合におい
ても、良好な画像形成を安定して行うことが出来た。
ないし12μmの磁性トナーを使用した現像剤を使用し
た場合は言うまでもなく、体積平均径が、7μmの小粒
径の磁性トナーを使用した現像剤を使用した場合におい
ても、良好な画像形成を安定して行うことが出来た。
【0068】上述したように、本実施の形態によれば、
各種設定条件の許容範囲の拡大を図ると共に、帯電十分
な磁性トナーを選択的に現像剤担持体上へ塗布すること
で、均一、且つ安定した画像形成が可能となる現像装置
が提供された。
各種設定条件の許容範囲の拡大を図ると共に、帯電十分
な磁性トナーを選択的に現像剤担持体上へ塗布すること
で、均一、且つ安定した画像形成が可能となる現像装置
が提供された。
【0069】(第2の実施の形態)図2は本発明の現像
装置の第2の実施の形態を示す。
装置の第2の実施の形態を示す。
【0070】本実施の形態における現像装置は、第1の
実施の形態における現像装置の小型化を図ったものであ
り、使用する現像剤担持体、第2の現像剤規制部材、お
よび第1の現像剤規制部材と、その配置位置が異なる点
以外は、第1の実施の形態における現像装置と同様であ
る。従って、詳細については略し、異なる点のみ以下に
説明する。
実施の形態における現像装置の小型化を図ったものであ
り、使用する現像剤担持体、第2の現像剤規制部材、お
よび第1の現像剤規制部材と、その配置位置が異なる点
以外は、第1の実施の形態における現像装置と同様であ
る。従って、詳細については略し、異なる点のみ以下に
説明する。
【0071】本実施の形態における現像装置では、現像
剤担持体として、小径化されたφ20の外径を有する現
像スリーブ1、第1の現像剤規制部材としてマグシート
2a、第2の現像剤規制部材として、φ20の外径を有
する規制スリーブ2bを用いている。
剤担持体として、小径化されたφ20の外径を有する現
像スリーブ1、第1の現像剤規制部材としてマグシート
2a、第2の現像剤規制部材として、φ20の外径を有
する規制スリーブ2bを用いている。
【0072】現像剤担持体たる、現像スリーブ1は、φ
20の外径をもつ非磁性体からなるシリンダと、その内
部に固定配置された磁場発生手段たる永久磁石10から
なる。該永久磁石10は、現像スリーブ1とマグシート
2aとの対向位置近傍に磁極S1、規制スリーブ2bと
の近接位置近傍に磁極N1、その他に図2中には図示さ
れていない4極の磁極の、計6極を有するものである。
20の外径をもつ非磁性体からなるシリンダと、その内
部に固定配置された磁場発生手段たる永久磁石10から
なる。該永久磁石10は、現像スリーブ1とマグシート
2aとの対向位置近傍に磁極S1、規制スリーブ2bと
の近接位置近傍に磁極N1、その他に図2中には図示さ
れていない4極の磁極の、計6極を有するものである。
【0073】また、第1の現像剤規制部材たる、マグシ
ート2aは、シート状の永久磁石であり、その表面に一
様な磁束密度の磁場を形成するものである。
ート2aは、シート状の永久磁石であり、その表面に一
様な磁束密度の磁場を形成するものである。
【0074】また、規制スリーブ2bは、φ20の外径
をもつ非磁性体からなるシリンダと、その内部に、現像
スリーブ1と規制スリーブ2bとの対向位置近傍に位置
する磁極S11と、図2中には図示されていないもう一
つの磁極の、計2極を有する磁場発生手段たる永久磁石
11からなる。
をもつ非磁性体からなるシリンダと、その内部に、現像
スリーブ1と規制スリーブ2bとの対向位置近傍に位置
する磁極S11と、図2中には図示されていないもう一
つの磁極の、計2極を有する磁場発生手段たる永久磁石
11からなる。
【0075】上記磁極N1、S1、S11、ならびにマ
グシート2aは、相互に協働して現像剤の規制状態を形
成するに十分な磁束密度を有するものが必要であり、磁
極S1、S11の磁束密度としては、500〜1250
Gの範囲の値を有することが望ましい。磁束密度が、5
00G未満では、現像剤の規制に十分な磁場を形成する
ことが出来ず、1250Gを越える場合には、磁場によ
る規制が過剰となることで、現像剤が滞留し、規制によ
るストレスの蓄積によって現像剤の劣化を招いてしま
う。また、磁極N1の磁束密度としては、上記と同様な
理由から、300G以上の値を有することが望ましい。
グシート2aは、相互に協働して現像剤の規制状態を形
成するに十分な磁束密度を有するものが必要であり、磁
極S1、S11の磁束密度としては、500〜1250
Gの範囲の値を有することが望ましい。磁束密度が、5
00G未満では、現像剤の規制に十分な磁場を形成する
ことが出来ず、1250Gを越える場合には、磁場によ
る規制が過剰となることで、現像剤が滞留し、規制によ
るストレスの蓄積によって現像剤の劣化を招いてしま
う。また、磁極N1の磁束密度としては、上記と同様な
理由から、300G以上の値を有することが望ましい。
【0076】また、マグシート2aの磁束密度は、協働
して磁場を形成する磁極S1に対して、同程度ないしは
それ以下の磁束密度を有することが望ましい。マグシー
ト2aの磁束密度が、磁極S1よりも大きな場合には、
規制される現像剤が、マグシート2a近傍で滞留しがち
となり、劣化しやすくなるため望ましくない。
して磁場を形成する磁極S1に対して、同程度ないしは
それ以下の磁束密度を有することが望ましい。マグシー
ト2aの磁束密度が、磁極S1よりも大きな場合には、
規制される現像剤が、マグシート2a近傍で滞留しがち
となり、劣化しやすくなるため望ましくない。
【0077】本実施の形態における現像装置では、現像
スリーブ1内の永久磁石10と、第1の現像剤規制部材
たるマグシート2a、ならびに第2の現像剤規制部材た
る規制スリーブ2b内の永久磁石11とが夫々協働して
形成する磁場によって二つの現像剤規制領域がつくられ
る。
スリーブ1内の永久磁石10と、第1の現像剤規制部材
たるマグシート2a、ならびに第2の現像剤規制部材た
る規制スリーブ2b内の永久磁石11とが夫々協働して
形成する磁場によって二つの現像剤規制領域がつくられ
る。
【0078】第1の規制領域G1は、マグシート2a
と、現像スリーブ1との対向部一帯に形成される。これ
は、マグシート2aと、現像スリーブ1内の永久磁石1
0の磁極のうち、特に近傍に位置する磁極S1とが主に
協働して形成する磁場によって、現像剤が磁気的に拘束
され、該領域で規制されることによる。また、マグシー
ト2aは、図3に示すように、その面部をもって、現像
スリーブ1と対向しており、これにより規制領域G1に
おいて規制する現像剤の量を確保し、しかも一様な規制
状態を形成することを可能としている。
と、現像スリーブ1との対向部一帯に形成される。これ
は、マグシート2aと、現像スリーブ1内の永久磁石1
0の磁極のうち、特に近傍に位置する磁極S1とが主に
協働して形成する磁場によって、現像剤が磁気的に拘束
され、該領域で規制されることによる。また、マグシー
ト2aは、図3に示すように、その面部をもって、現像
スリーブ1と対向しており、これにより規制領域G1に
おいて規制する現像剤の量を確保し、しかも一様な規制
状態を形成することを可能としている。
【0079】また、該磁極S1は、マグシート2aとの
対向部より、現像剤の搬送方向に対して、下流側にずれ
た位置に設けられている。これにより、第1の規制領域
G1において規制される現像剤に対して、現像スリーブ
の周方向への分力を生じるような勾配を有する磁場を形
成することが可能となり、現像剤の滞留防止に効果的で
ある。
対向部より、現像剤の搬送方向に対して、下流側にずれ
た位置に設けられている。これにより、第1の規制領域
G1において規制される現像剤に対して、現像スリーブ
の周方向への分力を生じるような勾配を有する磁場を形
成することが可能となり、現像剤の滞留防止に効果的で
ある。
【0080】さらに、マグシート2aは、現像スリーブ
1と、一定の距離W1を置き、その面部をもって、現像
スリーブ1と対向して配置されている。これにより規制
領域G1において規制する現像剤の量を確保し、しかも
一様な規制状態を形成することを可能としている。ま
た、間隙の距離W1は、100μm〜5mmの範囲内の
値をとる。間隙が100μmより狭い場合には、規制が
過剰となり、現像剤の滞留による劣化を引き起こした
り、間隙間への異物のつまり等の問題が生じる。また、
間隙が5mmよりも広い場合には、現像剤の規制に十分
な磁場を形成することが出来ない。
1と、一定の距離W1を置き、その面部をもって、現像
スリーブ1と対向して配置されている。これにより規制
領域G1において規制する現像剤の量を確保し、しかも
一様な規制状態を形成することを可能としている。ま
た、間隙の距離W1は、100μm〜5mmの範囲内の
値をとる。間隙が100μmより狭い場合には、規制が
過剰となり、現像剤の滞留による劣化を引き起こした
り、間隙間への異物のつまり等の問題が生じる。また、
間隙が5mmよりも広い場合には、現像剤の規制に十分
な磁場を形成することが出来ない。
【0081】加えて、該構成によれば、現像に供されず
現像スリーブ上に残ったトナーに対して、規制された現
像剤による慴擦による剥ぎ取りと、新たな現像剤の一様
な供給がなされるため、「ゴースト」の改善にも効果が
ある。
現像スリーブ上に残ったトナーに対して、規制された現
像剤による慴擦による剥ぎ取りと、新たな現像剤の一様
な供給がなされるため、「ゴースト」の改善にも効果が
ある。
【0082】また、第2の規制領域G2は、第2の現像
剤規制部材たる規制スリーブ2bと、現像スリーブ1と
の近接部一帯に形成される。これは、第2の現像剤規制
部材たる規制スリーブ2b内の永久磁石11と、現像ス
リーブ1内の永久磁石10とが、協働して形成する磁場
の内の、特に近接する磁極N1、S11とが主に協働し
て形成する磁場によって、現像剤が磁気的に拘束され、
該領域で規制されることによる。
剤規制部材たる規制スリーブ2bと、現像スリーブ1と
の近接部一帯に形成される。これは、第2の現像剤規制
部材たる規制スリーブ2b内の永久磁石11と、現像ス
リーブ1内の永久磁石10とが、協働して形成する磁場
の内の、特に近接する磁極N1、S11とが主に協働し
て形成する磁場によって、現像剤が磁気的に拘束され、
該領域で規制されることによる。
【0083】なお、規制スリーブ2bは、現像スリーブ
1と、一定の距離W2を置いて配置されており、その間
隙の距離W1は、100μm〜2mmの範囲内の値をと
る。間隙が100μmより狭い場合には、規制が過剰と
なり、現像剤の滞留による劣化を引き起こしたり、間隙
間への異物のつまり等の問題が生じる。また、間隙が2
mmよりも広い場合には、現像剤の規制に十分な磁場を
形成することが出来ない。
1と、一定の距離W2を置いて配置されており、その間
隙の距離W1は、100μm〜2mmの範囲内の値をと
る。間隙が100μmより狭い場合には、規制が過剰と
なり、現像剤の滞留による劣化を引き起こしたり、間隙
間への異物のつまり等の問題が生じる。また、間隙が2
mmよりも広い場合には、現像剤の規制に十分な磁場を
形成することが出来ない。
【0084】本現像装置では、その最も特徴的な点の一
つとして、その一連の現像剤循環経路において、規制領
域G1において規制を受け安定した状態の現像剤が、順
次、次なる現像剤規制領域G2へと一定量供給される構
成をとっている。
つとして、その一連の現像剤循環経路において、規制領
域G1において規制を受け安定した状態の現像剤が、順
次、次なる現像剤規制領域G2へと一定量供給される構
成をとっている。
【0085】本現像装置のように、小型化をはかり、φ
20の外径を有する小径の現像スリーブを使用するよう
な場合には、帯電十分なトナーの選択塗布を行う第2の
現像剤規制領域G2において規制される現像剤量が少な
くなるために、領域G2内の現像剤は、規制状態の変動
要因の影響を受けやすく、規制状態が不安定に成り易い
傾向があるが、該構成では、帯電十分なトナーの選択塗
布を行う規制領域G2へ供給される現像剤は、すでに先
の規制領域G1において受けた規制により、高密度状態
となっているため、規制領域G2内での現像剤密度を、
実質的に高い状態で維持することができる。更に、予
め、規制領域G1において規制をすることにより、顕著
となりがちな現像剤の供給変動、むら等の影響を緩和さ
せることができる。そのため、規制領域G2における現
像剤の空間的な規制状態の安定性が大幅に向上した。
20の外径を有する小径の現像スリーブを使用するよう
な場合には、帯電十分なトナーの選択塗布を行う第2の
現像剤規制領域G2において規制される現像剤量が少な
くなるために、領域G2内の現像剤は、規制状態の変動
要因の影響を受けやすく、規制状態が不安定に成り易い
傾向があるが、該構成では、帯電十分なトナーの選択塗
布を行う規制領域G2へ供給される現像剤は、すでに先
の規制領域G1において受けた規制により、高密度状態
となっているため、規制領域G2内での現像剤密度を、
実質的に高い状態で維持することができる。更に、予
め、規制領域G1において規制をすることにより、顕著
となりがちな現像剤の供給変動、むら等の影響を緩和さ
せることができる。そのため、規制領域G2における現
像剤の空間的な規制状態の安定性が大幅に向上した。
【0086】即ち、小型化を図る場合でも、安定した現
像剤の規制状態を維持することができ、現像剤の塗布の
安定化がはかられた。
像剤の規制状態を維持することができ、現像剤の塗布の
安定化がはかられた。
【0087】また、該作用に付随して、各種の設定条
件、例えば、磁場発生手段として用いた永久磁石の磁極
の位置のズレ、磁束密度のバラツキ、現像剤担持体と現
像剤規制部材との間隙の振れ等の許容範囲の拡大をはか
ることも可能となった。
件、例えば、磁場発生手段として用いた永久磁石の磁極
の位置のズレ、磁束密度のバラツキ、現像剤担持体と現
像剤規制部材との間隙の振れ等の許容範囲の拡大をはか
ることも可能となった。
【0088】また、本発明による現像装置の特徴的な点
の一つである、二つの規制領域が磁場発生手段と各規制
部材との協働作用により、それぞれ独立して形成されて
いることも、本実施の形態による現像装置の特徴的な点
の一つである。該構成によって、現像剤の供給変動、む
ら等の影響の緩和と、現像剤の滞留防止、との両立をは
かることが可能となっている。
の一つである、二つの規制領域が磁場発生手段と各規制
部材との協働作用により、それぞれ独立して形成されて
いることも、本実施の形態による現像装置の特徴的な点
の一つである。該構成によって、現像剤の供給変動、む
ら等の影響の緩和と、現像剤の滞留防止、との両立をは
かることが可能となっている。
【0089】本発明者等の検討によれば、本実施の形態
のように、現像剤担持体と各規制部材が、協働して規制
領域を形成するような構成において、現像剤の供給変
動、むら等の影響の緩和には、第1の規制領域G1でよ
り多くの現像剤を一様に規制することが望ましいことが
判っている。
のように、現像剤担持体と各規制部材が、協働して規制
領域を形成するような構成において、現像剤の供給変
動、むら等の影響の緩和には、第1の規制領域G1でよ
り多くの現像剤を一様に規制することが望ましいことが
判っている。
【0090】そこで、例えば、第1の規制領域G1にお
いて規制部材を用いず、磁場発生手段が形成する磁場に
よってのみ現像剤の規制を行うべく、大きな磁束密度と
広い半値幅を有する磁極を設けることが考えられる。な
るほど、確かに、より多くの現像剤を規制することが可
能であるが、このようにして形成される磁場は、現像ス
リーブ表面近傍で非常に強く、しかも現像スリーブから
の距離が離れるに従って急激に減衰するものであり、規
制された現像剤は、現像スリーブ表面近傍で過剰な規制
を受ける半面、現像スリーブから離れた場所での規制は
弱いという、不均一な規制状態をもつものとなる。従っ
て、現像スリーブ表面近傍では、過剰な規制による現像
剤の滞留が生じ、劣化を招く。また、次なる規制領域G
2へ供給される現像剤が、不均一な規制状態では、規制
領域G2内の現像剤密度を高く、しかも安定させる作用
は、不十分でしかない。
いて規制部材を用いず、磁場発生手段が形成する磁場に
よってのみ現像剤の規制を行うべく、大きな磁束密度と
広い半値幅を有する磁極を設けることが考えられる。な
るほど、確かに、より多くの現像剤を規制することが可
能であるが、このようにして形成される磁場は、現像ス
リーブ表面近傍で非常に強く、しかも現像スリーブから
の距離が離れるに従って急激に減衰するものであり、規
制された現像剤は、現像スリーブ表面近傍で過剰な規制
を受ける半面、現像スリーブから離れた場所での規制は
弱いという、不均一な規制状態をもつものとなる。従っ
て、現像スリーブ表面近傍では、過剰な規制による現像
剤の滞留が生じ、劣化を招く。また、次なる規制領域G
2へ供給される現像剤が、不均一な規制状態では、規制
領域G2内の現像剤密度を高く、しかも安定させる作用
は、不十分でしかない。
【0091】即ち、規制領域G1において、現像剤の均
一な規制状態を達成するには、本実施の形態のように、
規制部材と磁場発生手段が協働して形成する一様な磁場
によって現像剤の規制を行うことが不可欠である。
一な規制状態を達成するには、本実施の形態のように、
規制部材と磁場発生手段が協働して形成する一様な磁場
によって現像剤の規制を行うことが不可欠である。
【0092】また、別の解決手段として、二つの規制部
材を用いるものの、磁場発生手段と協働して形成する磁
場によって、実質的に単一で、広範囲の現像剤規制領域
を形成する構成を採用することも考えられる。該構成で
も、確かに、より多くの現像剤を規制することは可能で
ある。しかしながら、該磁場は、二つの現像剤規制部材
と現像剤担持体との近接部の領域で、実質的に閉じた系
となるため、規制領域内の現像剤は滞留しがちな傾向を
有し、劣化しやすくなる。加えて、十分集中した磁場を
形成することが難しいため、高い現像剤密度を得るに十
分な規制状態を得るのは困難である。
材を用いるものの、磁場発生手段と協働して形成する磁
場によって、実質的に単一で、広範囲の現像剤規制領域
を形成する構成を採用することも考えられる。該構成で
も、確かに、より多くの現像剤を規制することは可能で
ある。しかしながら、該磁場は、二つの現像剤規制部材
と現像剤担持体との近接部の領域で、実質的に閉じた系
となるため、規制領域内の現像剤は滞留しがちな傾向を
有し、劣化しやすくなる。加えて、十分集中した磁場を
形成することが難しいため、高い現像剤密度を得るに十
分な規制状態を得るのは困難である。
【0093】即ち、本実施の形態のように、現像剤担持
体と各規制部材が、協働して規制領域を形成するような
構成においては、現像剤の滞留防止をはかるためには、
二つの現像剤規制領域を近接させ、しかも独立して形成
させることが望ましいのである。
体と各規制部材が、協働して規制領域を形成するような
構成においては、現像剤の滞留防止をはかるためには、
二つの現像剤規制領域を近接させ、しかも独立して形成
させることが望ましいのである。
【0094】加えて、磁場発生手段として複数の磁極を
有する永久磁石を用いる場合には、図2に示すように、
第1の現像剤規制部材を、最近傍に位置する前記磁極と
の対向部より現像剤担持体上の現像剤の搬送方向に対し
て、上流側にずらして配置するのもよい。該構成とする
ことで、第1の規制領域G1において規制される現像剤
に対して、現像スリーブの回転方向への分力を生じるよ
うな勾配を有する磁場を形成することが可能となり、現
像剤の滞留防止に効果的である。
有する永久磁石を用いる場合には、図2に示すように、
第1の現像剤規制部材を、最近傍に位置する前記磁極と
の対向部より現像剤担持体上の現像剤の搬送方向に対し
て、上流側にずらして配置するのもよい。該構成とする
ことで、第1の規制領域G1において規制される現像剤
に対して、現像スリーブの回転方向への分力を生じるよ
うな勾配を有する磁場を形成することが可能となり、現
像剤の滞留防止に効果的である。
【0095】また、低濃度画像の出力等の、トナー消費
が少ない場合に、現像スリーブ1上には、現像に供され
なかったトナーが残され、所謂「ゴースト」として知ら
れる履歴が発生する場合がある。しかしながら、本実施
の形態における現像装置においては、このように現像ス
リーブ1上に残されたトナーは、その一連の現像剤の循
環経路における規制領域G1において拘束された現像剤
との慴擦によって剥ぎ取られ、その代わりに、新たな現
像剤が一様に供給されるため、「ゴースト」の改善にも
効果がある。
が少ない場合に、現像スリーブ1上には、現像に供され
なかったトナーが残され、所謂「ゴースト」として知ら
れる履歴が発生する場合がある。しかしながら、本実施
の形態における現像装置においては、このように現像ス
リーブ1上に残されたトナーは、その一連の現像剤の循
環経路における規制領域G1において拘束された現像剤
との慴擦によって剥ぎ取られ、その代わりに、新たな現
像剤が一様に供給されるため、「ゴースト」の改善にも
効果がある。
【0096】更に、規制部材たるマグシート2aと、現
像スリーブ1とを近接させて配置することで、第1の規
制領域G1における規制を高め、拘束されたトナーを現
像スリーブ1と積極的に摩擦帯電させることで、予め、
電荷付与を行わせるのもよい。これにより、例えば、現
像スリーブ表面が、トナーに対する電荷付与能が低い材
質で形成されていた場合でも、第1、第2の規制領域の
それぞれで電荷付与が行われるため、トナーに十分な電
荷を付与することが可能となり、効果的である。なお、
そのための構成として望ましい。磁性部材2aと、現像
スリーブ1との間隙の距離W1は、100〜500μm
である。距離W1が、500μmを越える値では、規制
が弱いため、積極的な摩擦帯電を行わせるには望ましく
ない。
像スリーブ1とを近接させて配置することで、第1の規
制領域G1における規制を高め、拘束されたトナーを現
像スリーブ1と積極的に摩擦帯電させることで、予め、
電荷付与を行わせるのもよい。これにより、例えば、現
像スリーブ表面が、トナーに対する電荷付与能が低い材
質で形成されていた場合でも、第1、第2の規制領域の
それぞれで電荷付与が行われるため、トナーに十分な電
荷を付与することが可能となり、効果的である。なお、
そのための構成として望ましい。磁性部材2aと、現像
スリーブ1との間隙の距離W1は、100〜500μm
である。距離W1が、500μmを越える値では、規制
が弱いため、積極的な摩擦帯電を行わせるには望ましく
ない。
【0097】逆に、例えば、低融点化、迅速溶融化がは
かられたトナーを使用する場合のように、規制による劣
化を受けやすい現像剤を用いる場合には、必要最低限の
規制が望ましく、そのための構成としての望ましい間隙
の距離W1は、300μm〜5mmである。距離W1
が、300μm未満の値では、規制が強いため、劣化に
対する許容範囲が狭くなり望ましくない。
かられたトナーを使用する場合のように、規制による劣
化を受けやすい現像剤を用いる場合には、必要最低限の
規制が望ましく、そのための構成としての望ましい間隙
の距離W1は、300μm〜5mmである。距離W1
が、300μm未満の値では、規制が強いため、劣化に
対する許容範囲が狭くなり望ましくない。
【0098】なお、本実施の形態では、第1の規制部材
として、マグシート2aを使用したが、磁場発生手段た
る永久磁石10と協働して磁場を形成可能な部材であれ
ばよく、例えば、電磁石や、簡易且つ安価な磁性部材等
を使用するのもよい。
として、マグシート2aを使用したが、磁場発生手段た
る永久磁石10と協働して磁場を形成可能な部材であれ
ばよく、例えば、電磁石や、簡易且つ安価な磁性部材等
を使用するのもよい。
【0099】上述したように、本実施の形態によれば、
均一、且つ安定した画像形成を維持したまま、小型化を
可能とする上記構成の現像装置を提供することができ
た。
均一、且つ安定した画像形成を維持したまま、小型化を
可能とする上記構成の現像装置を提供することができ
た。
【0100】(第3の実施の形態)図4は第3の実施の
形態を示す。
形態を示す。
【0101】本実施の形態における現像装置は、第2の
実施の形態における現像装置の更なる小型化、簡易構成
化を図ったものであり、使用する現像剤担持体、第1の
現像剤規制部材、および第2の現像剤規制部材が異なる
点以外は、第2の実施の形態における現像装置と同様で
ある。従って、詳細については略し、異なる点のみ以下
に説明する。
実施の形態における現像装置の更なる小型化、簡易構成
化を図ったものであり、使用する現像剤担持体、第1の
現像剤規制部材、および第2の現像剤規制部材が異なる
点以外は、第2の実施の形態における現像装置と同様で
ある。従って、詳細については略し、異なる点のみ以下
に説明する。
【0102】本実施の形態における現像装置では、現像
剤担持体として、小径化されたφ16の外径を有する現
像スリーブ1、第1の現像剤規制部材として磁性板2
a、第2の現像剤規制部材として、φ10の外径を有す
る磁性棒2bを用いている。
剤担持体として、小径化されたφ16の外径を有する現
像スリーブ1、第1の現像剤規制部材として磁性板2
a、第2の現像剤規制部材として、φ10の外径を有す
る磁性棒2bを用いている。
【0103】現像剤担持体たる、現像スリーブ1は、φ
16の外径をもつ非磁性体からなるシリンダと、その内
部に固定配置された磁場発生手段たる永久磁石10で構
成される。永久磁石10は、現像スリーブ1と磁性板2
aとの対向位置近傍に磁極S1、磁性棒2bとの近接位
置近傍に磁極N1、その他に図4中には図示されていな
い2極の磁極の、計4極を有するものである。
16の外径をもつ非磁性体からなるシリンダと、その内
部に固定配置された磁場発生手段たる永久磁石10で構
成される。永久磁石10は、現像スリーブ1と磁性板2
aとの対向位置近傍に磁極S1、磁性棒2bとの近接位
置近傍に磁極N1、その他に図4中には図示されていな
い2極の磁極の、計4極を有するものである。
【0104】上記磁極N1、S1は、現像剤の規制状態
を形成するに十分な磁束密度を有するものが必要であ
り、磁極N1、S1の磁束密度としては、500〜12
50Gの範囲の値を有することが望ましい。磁束密度
が、500G未満では、現像剤の規制に十分な磁場を形
成することが出来ず、1250Gを越える場合には、磁
場による規制が過剰となることで、現像剤が滞留し、規
制によるストレスの蓄積によって現像剤の劣化を招いて
しまう。
を形成するに十分な磁束密度を有するものが必要であ
り、磁極N1、S1の磁束密度としては、500〜12
50Gの範囲の値を有することが望ましい。磁束密度
が、500G未満では、現像剤の規制に十分な磁場を形
成することが出来ず、1250Gを越える場合には、磁
場による規制が過剰となることで、現像剤が滞留し、規
制によるストレスの蓄積によって現像剤の劣化を招いて
しまう。
【0105】また、磁性板2aは、板状の磁性部材、磁
性棒2bは、φ10の外径をもつ棒状の磁性部材からな
る。
性棒2bは、φ10の外径をもつ棒状の磁性部材からな
る。
【0106】本実施の形態における現像装置では、現像
スリーブ1内の永久磁石10と、第1の現像剤規制部材
たる磁性板2a、ならびに第2の現像剤規制部材たる磁
性棒2bとがそれぞれ相互に協働して形成する磁場によ
って二つの現像剤規制領域がつくられる。
スリーブ1内の永久磁石10と、第1の現像剤規制部材
たる磁性板2a、ならびに第2の現像剤規制部材たる磁
性棒2bとがそれぞれ相互に協働して形成する磁場によ
って二つの現像剤規制領域がつくられる。
【0107】第1の規制領域G1は、磁性板2aと、現
像スリーブ1との対向部一帯に形成される。これは、磁
性板2aが、現像スリーブ1内の永久磁石10の磁極の
うち、特に近傍に位置する磁極S1が主となり作用する
磁場によって磁化され、相互に協働して形成する磁場に
よって、現像剤が磁気的に拘束され、該領域で規制され
ることによる。
像スリーブ1との対向部一帯に形成される。これは、磁
性板2aが、現像スリーブ1内の永久磁石10の磁極の
うち、特に近傍に位置する磁極S1が主となり作用する
磁場によって磁化され、相互に協働して形成する磁場に
よって、現像剤が磁気的に拘束され、該領域で規制され
ることによる。
【0108】また、該磁極S1は、磁性板2aとの対向
部より、現像剤の搬送方向に対して、下流側にずれた位
置に設けられている。これにより、第1の規制領域G1
において規制される現像剤に対して、現像スリーブの周
方向への分力を生じるような勾配を有する磁場を形成す
ることが可能となり、現像剤の滞留防止に効果的であ
る。
部より、現像剤の搬送方向に対して、下流側にずれた位
置に設けられている。これにより、第1の規制領域G1
において規制される現像剤に対して、現像スリーブの周
方向への分力を生じるような勾配を有する磁場を形成す
ることが可能となり、現像剤の滞留防止に効果的であ
る。
【0109】さらに、磁性板2aは、現像スリーブ1
と、一定の距離W1を置き、その面部をもって、現像ス
リーブ1と対向して配置されている。これにより規制領
域G1において規制する現像剤の量を確保し、しかも一
様な規制状態を形成することを可能としている。
と、一定の距離W1を置き、その面部をもって、現像ス
リーブ1と対向して配置されている。これにより規制領
域G1において規制する現像剤の量を確保し、しかも一
様な規制状態を形成することを可能としている。
【0110】また、間隙の距離W1は、100μm〜5
mmの範囲内の値をとる。間隙が100μmより狭い場
合には、規制が過剰となり、現像剤の滞留による劣化を
引き起こしたり、間隙間への異物のつまり等の問題が生
じる。また、間隙が5mmよりも広い場合には、現像剤
の規制に十分な磁場を形成することが出来ない。
mmの範囲内の値をとる。間隙が100μmより狭い場
合には、規制が過剰となり、現像剤の滞留による劣化を
引き起こしたり、間隙間への異物のつまり等の問題が生
じる。また、間隙が5mmよりも広い場合には、現像剤
の規制に十分な磁場を形成することが出来ない。
【0111】加えて、該構成によれば、現像に供されず
現像スリーブ上に残ったトナーに対して、規制された現
像剤による慴擦による剥ぎ取りと、新たな現像剤の一様
な供給がなされるため、「ゴースト」の改善にも効果が
ある。
現像スリーブ上に残ったトナーに対して、規制された現
像剤による慴擦による剥ぎ取りと、新たな現像剤の一様
な供給がなされるため、「ゴースト」の改善にも効果が
ある。
【0112】また、第2の規制領域G2は、第2の現像
剤規制部材たる磁性棒2bと、現像スリーブ1との近接
部一帯に形成される。これは、第2の現像剤規制部材た
る磁性棒2bが、現像スリーブ1内の永久磁石10の特
に近接する磁極N1が主に作用する磁場によって磁化さ
れ、相互に協働して形成する磁場によって、現像剤が磁
気的に拘束され、該領域で規制されることによる。
剤規制部材たる磁性棒2bと、現像スリーブ1との近接
部一帯に形成される。これは、第2の現像剤規制部材た
る磁性棒2bが、現像スリーブ1内の永久磁石10の特
に近接する磁極N1が主に作用する磁場によって磁化さ
れ、相互に協働して形成する磁場によって、現像剤が磁
気的に拘束され、該領域で規制されることによる。
【0113】規制領域G2で規制された現像剤には、現
像スリーブ1との摩擦帯電によってトナーへ電荷が付与
される。電荷を有する磁性トナーは、自身の持つ電荷に
よってうける現像スリーブ1からの鏡像力によって現像
スリーブ1に束縛される。そのため、電荷を有するトナ
ーは現像スリーブ1の回転に伴い現像スリーブ回転方向
への搬送力をうける。その一方で、領域G2内の磁性ト
ナーは、近傍に配置され磁化されている磁性棒2bの磁
力によって磁性棒2bへ束縛されている。そのため、磁
性棒2bの回転に伴い、現像剤容器内へ戻される方向の
搬送力をうける。
像スリーブ1との摩擦帯電によってトナーへ電荷が付与
される。電荷を有する磁性トナーは、自身の持つ電荷に
よってうける現像スリーブ1からの鏡像力によって現像
スリーブ1に束縛される。そのため、電荷を有するトナ
ーは現像スリーブ1の回転に伴い現像スリーブ回転方向
への搬送力をうける。その一方で、領域G2内の磁性ト
ナーは、近傍に配置され磁化されている磁性棒2bの磁
力によって磁性棒2bへ束縛されている。そのため、磁
性棒2bの回転に伴い、現像剤容器内へ戻される方向の
搬送力をうける。
【0114】即ち、領域G2において拘束されているト
ナーには、自身の電荷に作用する現像スリーブ回転方向
への搬送力と、磁性棒2bから受ける現像剤容器内へ戻
される方向の搬送力の二つが作用している。そのため、
帯電十分な磁性トナーは、磁性棒2bから受ける現像剤
容器内へ戻される方向の搬送力に打ち勝つだけの現像ス
リーブ回転方向への搬送力を持つことが可能であり、現
像スリーブ1上に塗布され現像領域へ搬送される。その
一方で、帯電不十分な磁性トナーは、磁性棒2bからう
ける逆搬送力によって現像剤容器内へ戻されることにな
る。以上のようにして、規制領域G2において、十分に
帯電した磁性トナーのみが、選択的に現像スリーブ1上
へ安定して塗布される。
ナーには、自身の電荷に作用する現像スリーブ回転方向
への搬送力と、磁性棒2bから受ける現像剤容器内へ戻
される方向の搬送力の二つが作用している。そのため、
帯電十分な磁性トナーは、磁性棒2bから受ける現像剤
容器内へ戻される方向の搬送力に打ち勝つだけの現像ス
リーブ回転方向への搬送力を持つことが可能であり、現
像スリーブ1上に塗布され現像領域へ搬送される。その
一方で、帯電不十分な磁性トナーは、磁性棒2bからう
ける逆搬送力によって現像剤容器内へ戻されることにな
る。以上のようにして、規制領域G2において、十分に
帯電した磁性トナーのみが、選択的に現像スリーブ1上
へ安定して塗布される。
【0115】なお、磁性棒2bは、現像スリーブ1と、
一定の距離W2を置いて配置されており、その間隙の距
離W1は、100μm〜1mmの範囲内の値をとる。間
隙が100μmより狭い場合には、規制が過剰となり、
現像剤の滞留による劣化を引き起こしたり、間隙間への
異物のつまり等の問題が生じる。また、間隙が1mmよ
りも広い場合には、現像剤の規制に十分な磁場を形成す
ることが出来ない。
一定の距離W2を置いて配置されており、その間隙の距
離W1は、100μm〜1mmの範囲内の値をとる。間
隙が100μmより狭い場合には、規制が過剰となり、
現像剤の滞留による劣化を引き起こしたり、間隙間への
異物のつまり等の問題が生じる。また、間隙が1mmよ
りも広い場合には、現像剤の規制に十分な磁場を形成す
ることが出来ない。
【0116】本現像装置では、その最も特徴的な点の一
つとして、規制領域G1において規制を受け、安定した
状態の現像剤が、順次、次なる現像剤規制領域G2へと
一定量供給される構成をとっている。
つとして、規制領域G1において規制を受け、安定した
状態の現像剤が、順次、次なる現像剤規制領域G2へと
一定量供給される構成をとっている。
【0117】本現像装置のように、小型化をはかり、φ
16の外径を有する小径の現像スリーブを使用する場合
には、帯電十分なトナーの選択塗布を行う第2の現像剤
規制領域G2において規制される現像剤量が尚更少なく
なるために、領域G2内の現像剤は、規制状態の変動要
因の影響を受けやすく、規制状態が不安定に成り易い傾
向があるが、該構成では、帯電十分なトナーの選択塗布
を行う規制領域G2へ供給される現像剤は、すでに先の
規制領域G1において受けた規制により、高密度状態と
なっているため、規制領域G2内での現像剤密度を、実
質的に高い状態で維持することができる。更に、予め、
規制領域G1において規制をすることにより、顕著とな
りがちな現像剤の供給変動、むら等の影響を緩和させる
ことができる。そのため、規制領域G2における現像剤
の空間的な規制状態の安定性が大幅に向上した。
16の外径を有する小径の現像スリーブを使用する場合
には、帯電十分なトナーの選択塗布を行う第2の現像剤
規制領域G2において規制される現像剤量が尚更少なく
なるために、領域G2内の現像剤は、規制状態の変動要
因の影響を受けやすく、規制状態が不安定に成り易い傾
向があるが、該構成では、帯電十分なトナーの選択塗布
を行う規制領域G2へ供給される現像剤は、すでに先の
規制領域G1において受けた規制により、高密度状態と
なっているため、規制領域G2内での現像剤密度を、実
質的に高い状態で維持することができる。更に、予め、
規制領域G1において規制をすることにより、顕著とな
りがちな現像剤の供給変動、むら等の影響を緩和させる
ことができる。そのため、規制領域G2における現像剤
の空間的な規制状態の安定性が大幅に向上した。
【0118】即ち、小型化をはかる場合でも、安定した
現像剤の規制状態を維持することができ、現像剤の塗布
の安定化がはかられた。
現像剤の規制状態を維持することができ、現像剤の塗布
の安定化がはかられた。
【0119】また、該作用に付随して、各種の設定条
件、例えば、磁場発生手段として用いた永久磁石の磁極
の位置のズレ、磁束密度のバラツキ、現像剤担持体と現
像剤規制部材との間隙の振れ等の許容範囲の拡大をはか
ることも可能となった。
件、例えば、磁場発生手段として用いた永久磁石の磁極
の位置のズレ、磁束密度のバラツキ、現像剤担持体と現
像剤規制部材との間隙の振れ等の許容範囲の拡大をはか
ることも可能となった。
【0120】加えて、前記現像スリーブ1の様に、その
外径がφ16のような小径のものを使用する場合には、
その内部の永久磁石10も小さなものとなるため、単独
で強い磁場を発生させることは容易ではないが、本実施
の形態のように、磁性を有する第1、第2の現像剤規制
部材と相互に協働して磁場を形成させたことで、現像剤
を規制するに十分な磁場を形成することが容易且つ簡易
に可能となった。
外径がφ16のような小径のものを使用する場合には、
その内部の永久磁石10も小さなものとなるため、単独
で強い磁場を発生させることは容易ではないが、本実施
の形態のように、磁性を有する第1、第2の現像剤規制
部材と相互に協働して磁場を形成させたことで、現像剤
を規制するに十分な磁場を形成することが容易且つ簡易
に可能となった。
【0121】また、本発明による現像装置の特徴的な点
の一つである、二つの規制領域が磁場発生手段と各規制
部材との協働作用により、それぞれ独立して形成されて
いる構成により、小型化により顕著となる現像剤の供給
変動、むら等の影響の緩和と、現像剤の滞留防止、との
両立をはかることが可能となった。
の一つである、二つの規制領域が磁場発生手段と各規制
部材との協働作用により、それぞれ独立して形成されて
いる構成により、小型化により顕著となる現像剤の供給
変動、むら等の影響の緩和と、現像剤の滞留防止、との
両立をはかることが可能となった。
【0122】更に、規制部材たる磁性部材2aと、現像
スリーブ1とを近接させて配置することで、第1の規制
領域G1における規制を高め、拘束されたトナーと現像
スリーブ1と積極的に摩擦帯電させ、予め、電荷付与を
行わせるのもよい。これにより、例えば、現像スリーブ
表面が、トナーに対する電荷付与能が低い材質で形成さ
れていた場合でも、第1、第2の規制領域のそれぞれで
電荷付与が行われるため、トナーに十分な電荷を付与す
ることが可能となる。とりわけ、本現像装置のように、
自ら磁場を生じない磁性棒2bを規制部材として用いる
場合には、内部に磁場発生手段を有する規制スリーブを
用いる場合に比べて、現像スリーブ1内の永久磁石10
と協働して形成する磁場の分布に制限を受けるため、設
定条件の自由度をとることは難しくなる。従って、第1
の規制領域において積極的に電荷付与を行うことで、第
2の規制領域における電荷付与の役割を軽減させること
は、非常に効果的である。なお、そのための構成として
望ましい、磁性部材2aと、現像スリーブ1との間隙の
距離W1は、100〜500μmである。距離W1が、
500μmを越える値では、規制が弱いため、積極的な
摩擦帯電を行わせるには望ましくない。
スリーブ1とを近接させて配置することで、第1の規制
領域G1における規制を高め、拘束されたトナーと現像
スリーブ1と積極的に摩擦帯電させ、予め、電荷付与を
行わせるのもよい。これにより、例えば、現像スリーブ
表面が、トナーに対する電荷付与能が低い材質で形成さ
れていた場合でも、第1、第2の規制領域のそれぞれで
電荷付与が行われるため、トナーに十分な電荷を付与す
ることが可能となる。とりわけ、本現像装置のように、
自ら磁場を生じない磁性棒2bを規制部材として用いる
場合には、内部に磁場発生手段を有する規制スリーブを
用いる場合に比べて、現像スリーブ1内の永久磁石10
と協働して形成する磁場の分布に制限を受けるため、設
定条件の自由度をとることは難しくなる。従って、第1
の規制領域において積極的に電荷付与を行うことで、第
2の規制領域における電荷付与の役割を軽減させること
は、非常に効果的である。なお、そのための構成として
望ましい、磁性部材2aと、現像スリーブ1との間隙の
距離W1は、100〜500μmである。距離W1が、
500μmを越える値では、規制が弱いため、積極的な
摩擦帯電を行わせるには望ましくない。
【0123】逆に、例えば、低融点化、迅速溶融化がは
かられた反面、規制による劣化を受けやすい現像剤を使
用する場合には、必要且つ十分な規制が望ましく、その
ための構成としての望ましい間隙の距離W1は、300
μm〜5mmである。距離W1が、300μm未満の値
では、規制が強いため、劣化に対する許容範囲が狭くな
り望ましくない。
かられた反面、規制による劣化を受けやすい現像剤を使
用する場合には、必要且つ十分な規制が望ましく、その
ための構成としての望ましい間隙の距離W1は、300
μm〜5mmである。距離W1が、300μm未満の値
では、規制が強いため、劣化に対する許容範囲が狭くな
り望ましくない。
【0124】上述したように、本実施の形態によれば、
均一、且つ安定した画像形成を維持したまま、小型、簡
易化を可能とする上記構成の現像装置を提供することが
できた。
均一、且つ安定した画像形成を維持したまま、小型、簡
易化を可能とする上記構成の現像装置を提供することが
できた。
【0125】なお、本発明は以上に示した実施の形態の
みに限定されるものでもなく、広く一般的な現像装置に
応用可能である。
みに限定されるものでもなく、広く一般的な現像装置に
応用可能である。
【0126】
【発明の効果】請求項1〜6に係る発明によれば、磁性
トナーを含んだ現像剤を使用し、該現像剤が、磁場発生
手段と現像剤規制部材とが協働して形成する磁場により
規制される構成を有する現像装置、とりわけ、現像剤規
制部材と現像剤担持体の両方から、それぞれの回転方向
への搬送力を受ける構成を加えて有する現像装置におい
て、帯電十分なトナーの選択塗布に先だって、現像剤を
規制する規制領域を設けることで、各種設定条件の許容
範囲の拡大をはかると共に、均一、且つ安定した画像形
成が可能となる現像装置を容易に提供することが可能と
なった。
トナーを含んだ現像剤を使用し、該現像剤が、磁場発生
手段と現像剤規制部材とが協働して形成する磁場により
規制される構成を有する現像装置、とりわけ、現像剤規
制部材と現像剤担持体の両方から、それぞれの回転方向
への搬送力を受ける構成を加えて有する現像装置におい
て、帯電十分なトナーの選択塗布に先だって、現像剤を
規制する規制領域を設けることで、各種設定条件の許容
範囲の拡大をはかると共に、均一、且つ安定した画像形
成が可能となる現像装置を容易に提供することが可能と
なった。
【0127】加えて、均一、且つ安定した画像形成を維
持したまま、小型化を可能とする上記構成の現像装置を
提供することも可能となった。
持したまま、小型化を可能とする上記構成の現像装置を
提供することも可能となった。
【図1】第1の実施の形態における現像装置の概略構成
図
図
【図2】第2の実施の形態における現像装置の概略構成
図
図
【図3】第2の実施の形態における要部の拡大図
【図4】第3の実施の形態における現像装置の概略構成
図
図
【図5】従来の磁気カット方式の現像装置の概略図
【図6】従来の磁気カット方式の現像装置の現像剤規制
領域近傍の拡大図
領域近傍の拡大図
【図7】従来の磁気カット方式の現像装置の現像剤規制
原理を示す図
原理を示す図
【図8】従来の他の現像装置の概略図
【図9】現像剤担持体と規制部材の大きさによる規制領
域の範囲を大小を示す図
域の範囲を大小を示す図
1 現像スリーブ 2a 規制部材 2b 規制スリーブ 3 スクレーパ 4 搬送部材 5 現像剤容器 10、12 永久磁石
Claims (6)
- 【請求項1】 磁性トナーを含む現像剤を収容する現像
剤容器と、表面に現像剤を担持する回転自在の現像剤担
持体と、前記現像剤担持体の内部に設けられた磁場発生
手段と、前記現像剤担持体と非接触に対向配置された複
数の現像剤規制部材と、前記複数の現像剤規制部材の内
の第1の現像剤規制部材によって磁気的に現像剤が規制
される第1の規制領域と、前記磁場発生手段と前記複数
の現像剤規制部材の内の第2の現像剤規制部材とが、協
働して形成する磁場により、前記第1の規制領域と近接
した位置に形成される、現像剤担持体上の現像剤が規制
される現像剤第2の規制領域とを有し、前記現像剤容器
から供給される現像剤が、予め第1の規制領域において
規制を受けた状態で前記第2の規制領域へと供給される
ような、現像剤の循環経路を形成することを特徴とする
現像装置。 - 【請求項2】 前記第2の規制領域において規制される
現像剤が、前記第2の現像剤規制部材と、前記現像剤担
持体の両方から夫々搬送力を受けることを特徴とする請
求項1記載の現像装置。 - 【請求項3】 前記現像剤担持体と前記第1の現像剤規
制部材との対向部一帯に、前記第1の現像剤規制部材と
前記磁場発生手段とが協働して形成する磁場により前記
第1の規制領域を形成することを特徴とする請求項1ま
たは2記載の現像装置。 - 【請求項4】 前記磁場発生手段を複数の磁極を有する
永久磁石とし、前記第1の現像剤規制部材が前記永久磁
石の近傍に位置する磁極の一つよりも前記現像剤担持体
上の現像剤の搬送方向に対して、上流側に配置されるこ
とを特徴とする請求項1、2または3記載の現像装置。 - 【請求項5】 前記第1の現像剤規制部材は、前記現像
剤担持体と面をもって対向配置されていることを特徴と
する請求項3または4記載の現像装置。 - 【請求項6】 前記第1の現像剤規制部材は、磁性部材
より構成されていることを特徴とする請求項3、4また
は5記載の現像装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25041296A JPH1097138A (ja) | 1996-09-20 | 1996-09-20 | 現像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25041296A JPH1097138A (ja) | 1996-09-20 | 1996-09-20 | 現像装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1097138A true JPH1097138A (ja) | 1998-04-14 |
Family
ID=17207514
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25041296A Pending JPH1097138A (ja) | 1996-09-20 | 1996-09-20 | 現像装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1097138A (ja) |
-
1996
- 1996-09-20 JP JP25041296A patent/JPH1097138A/ja active Pending
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