JPH1097244A - 楽音制御装置 - Google Patents

楽音制御装置

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Publication number
JPH1097244A
JPH1097244A JP8249952A JP24995296A JPH1097244A JP H1097244 A JPH1097244 A JP H1097244A JP 8249952 A JP8249952 A JP 8249952A JP 24995296 A JP24995296 A JP 24995296A JP H1097244 A JPH1097244 A JP H1097244A
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JP
Japan
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tone
sensor
control information
mode
sound
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Pending
Application number
JP8249952A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Okamoto
徹夫 岡本
Naota Katada
直太 片田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
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Publication date
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Priority to JP8249952A priority Critical patent/JPH1097244A/ja
Publication of JPH1097244A publication Critical patent/JPH1097244A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ミブリ(登録商標)演奏装置において、各セン
サにアサインされている音色の設定変更を容易にする。 【解決手段】演奏者は、左右のショルダセンサ11,エ
ルボセンサ12,リストセンサ13を身につけており、
肩,肘,手首の関節を曲げ伸ばしすることによって楽音
を発音することができる。また、両手にグリップユニッ
ト20を持っており、シーソーコントローラやキーを操
作することによって楽音の発音や音色の制御などをする
ことできる。前記各センサには別々の音色が割り当てら
れている。エディットモード時に、各センサで楽音を発
音すると、その楽音を発音したセンサが変更していさ
れ、グリップユニット20を操作することによってその
センサにアサインされる音色が変更される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、身体の動作(身
振り)を検出し、この身振りによって楽音の発音を制御
する楽音制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】腕などの関節に曲げセンサを取り付け、
身体の動作(身振り)による曲げセンサの検出値(曲げ
角度)の変化に応じてノートオン信号を発生する楽音制
御装置が提案されている。曲げセンサは、図1に示すよ
うに、両肩,両肘,両手首など関節部に設けられ、各関
節の曲げ伸ばし状態を検出して演奏者にベルトに取り付
けられているコントロールユニット30に送る。コント
ロールユニット30はこの検出値に応じて各センサ(各
関節)に割り当てられている音色の楽音の発音を指示す
るようになっている。
【0003】各センサに割り当てられている音色はそれ
ぞれ個別に変更可能であり、従来は、前記コントロール
ユニット30のスイッチや楽音信号を形成して発音する
音源装置のパネルスイッチなどを操作することによって
この変更操作を行うようになっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図1にも示す
ように、演奏者は上半身にはセンサを取り付けたウェア
を身につけており、両手にはグリップユニット20を持
っているため、このようなスイッチ操作が極めて面倒で
あった。また、どの曲げセンサの設定を変更するかをパ
ネルスイッチで指定しなければならないため、スイッチ
操作と指定されるセンサとの対応関係が分かりづらく電
気機器の操作になれていないダンサなどの演奏者には向
いていないという欠点があった。
【0005】この発明は、音色やパラメータなどの設定
変更を容易にした身振りの楽音制御装置を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この出願の請求項1の発
明は、演奏者の身体に装着され演奏者の動作を検出する
複数のセンサ手段と、該演奏者の手で操作されるグリッ
プ演奏手段と、各センサ手段の検出内容およびグリップ
演奏手段の操作内容に応じて該センサ手段およびグリッ
プ演奏手段に設定されている楽音制御情報に基づく発音
を指示する発音指示手段と、を備えた楽音制御装置であ
って、前記センサ手段に設定されている楽音制御情報の
設定内容をエディットするエディットモード時に、前記
発音指示手段に発音を指示させたセンサ手段に設定され
ている楽音制御情報をエディット対象として指定する指
定手段と、前記グリップ演奏手段の特定の操作に応じて
該指定手段によって指定された楽音制御情報を変更する
設定変更手段と、を備えたことを特徴とする。
【0007】この出願の請求項2の発明は、前記設定変
更手段によって楽音制御情報が変更されたとき、該変更
された楽音制御情報に基づく発音を指示する確認発音指
示手段を備えたことを特徴とする。
【0008】請求項1の発明では、演奏者の肘や肩など
の身体に装着されるセンサ手段を備え、演奏者が身体を
動かすとその動かし方に応じて楽音の発音を指示する。
この楽音制御装置は、有線または無線で音源装置に接続
されており、この発音指示によって楽音が発生する。各
センサ手段に対応して、音色指定データや音色制御パラ
メータなどからなる楽音制御情報がそれぞれ設定されて
おり、この楽音制御情報に従って発音が指示される。エ
ディットモードにおいては、この楽音制御情報を各セン
サ手段毎に変更することができる。演奏者は、内容を変
更したいセンサ手段を操作して(身体を動かして)その
センサ手段に対応する楽音を発生させる(発音を指示す
る)。このとき、発音を指示したセンサ手段の楽音制御
情報がエディット対象として指定される。このように、
エディットモードでは、演奏者は通常の演奏操作と同じ
操作によってエディット対象を指定できるため、パネル
スイッチによる指定よりも容易になる。また、このとき
このセンサ手段に対応する楽音が発生するため、その楽
音を聴けば、どのセンサ手段(の楽音制御情報)が指定
されたかを容易に確認することができる。
【0009】そして、グリップ演奏手段を特定操作する
ことによって指定された楽音制御情報の設定内容が変更
される。グリップ演奏手段は通常の演奏に用いているも
のであるため操作しなれており、パネルスイッチなどを
操作する場合に比べて容易に設定変更をすることができ
る。
【0010】また、請求項2の発明では、設定変更手段
によって楽音制御情報の設定変更がされたとき、その設
定変更された楽音制御情報に基づいて発音する(発音を
指示する)。これによって、その設定変更の内容を確認
することができ、それでよければエディットを終了し、
不満であれば更に設定変更をすることができる。
【0011】なお、上記請求項において、楽音制御情報
は、音色指定データ,音色制御パラメータ,センサ感度
など楽音の制御に関するものであれば何でもよい。
【0012】
【発明の実施の形態】図面を参照してこの発明の実施形
態であるミブリ演奏装置を用いた電子楽器について説明
する。このミブリ操作型の電子楽器は、演奏者の腕や足
の動きを検出し、この動きに応じた種々の打楽器系の楽
音(打楽器音)を発音できるものである。図1は演奏者
が行う演奏操作(身体の動作)の例を示す図である。図
2は、同演奏者が上半身に装着するウェア(上着)10
を示す図である。図3は、同演奏者が両手に持つハンド
グリップユニット20を示す図である。演奏者は図2の
ウェア10を上半身に装着し、グリップユニット20
R,20Lを左右の手に持って図1や図7に示すように
左右の腕を上げ下げしたり、左右の肘を折り曲げたりす
る身体の動作で楽音の発音を制御する。また、エディッ
トモードでは、上記発音動作をすることによって発音し
たセンサを指定し、グリップユニット20を用いて、そ
のセンサに割り当てられている音色などの楽音制御情報
を変更することができる。
【0013】図2に示すように、ウェア10の内部に
は、左右の肩関節の曲げ角度を検出するショルダセンサ
11(11R,11L)、左右の肘関節の曲げ角度を検
出するエルボセンサ12(12R,12L)、および、
左右の手首関節の曲げ角度を検出するリストセンサ13
(13R,13L)が内蔵されており、これらがケーブ
ル14で接続されている。ケーブル14の両端にはプラ
グ端子15,16が接続されている。胴側のプラグ端子
15は図1に示すコントロールユニット30に接続さ
れ、袖側のプラグ端子16はグリップユニット20(2
0R,20L)に接続される。コントロールユニット3
0は、ショルダセンサ11,エルボセンサ12,リスト
センサ13の曲げ角度およびグリップユニット20のキ
ーオン,キーオフを検出し、これらの検出内容に応じ
て、各センサ,キーに割り当てられている打楽器音の発
音を指示するノートオン信号を生成する。この信号は電
波で音源装置60に対して伝達される。
【0014】グリップユニット20は、図3に示すよう
に親指で操作するシーソーコントローラ21と人指し指
〜小指で操作する8個のキー22が設けられている。キ
ー22のいずれかをオンすると、このキーに対応するキ
ーオンの信号がコントロールユニット30に伝達され
る。コントロールユニット30は、このキーオンの信号
に基づいて各キー割り当てられている打楽器音のノート
オン信号を生成する。シーソーコントローラ21は、親
指で右または左に傾けて操作され、その傾きの角度に応
じた信号がコントロールユニット30に伝達される。コ
ントロールユニット30はこの傾きに応じた信号をビブ
ラートなどを制御するモジュレーション信号、発音後の
音量や音色を制御するアフタタッチ信号、楽音の高調波
成分を制御するブライトネス信号などに変換して音源装
置60に送信する。また、各センサ,キーに割り当てら
れている全音色の組み合わせを切り換えるバンクセレク
タとして機能させることもできる。
【0015】図4はコントロールユニット30のブロッ
ク図である。コントロールユニット30は、ショルダセ
ンサ11,エルボセンサ12,リストセンサ13の検出
値(曲げ角度)、および、グリップユニット20に含ま
れるシーソーコントローラ21の検出値(傾き)、各キ
ー22のオン/オフを検出し、これらの検出内容に基づ
いて打楽器音のノートオン信号を形成する。このノート
オン信号は、MIDIフォーマットまたはこれに類似し
たフォーマットで構成されており、ノートオン信号であ
る旨およびどの打楽器音をノートオンするかを示す音色
データが含まれている。生成されたノートオン信号は送
信部38を介して音源装置60に送信される。音源装置
60はコントロールユニット30から受信したノートオ
ン信号に基づいて対応する打楽器音の発音を制御する。
【0016】コントロールユニット30全体の動作を制
御するCPU31には、RAM32,RAM33,タイ
マ34,検出回路35(35R,35L),表示器3
6,ベルトスイッチ37および送信部38が接続されて
いる。検出回路35には、前記ショルダセンサ11,エ
ルボセンサ12,リストセンサ13およびグリップユニ
ット20が接続されている。検出回路35は、前記ショ
ルダセンサ11,エルボセンサ12,リストセンサ13
の曲げ角度を電圧値として検出し、これをディジタルデ
ータに変換してCPU31に供給する。また、グリップ
ユニット20のシーソーコントローラ21の傾きやキー
22のオン/オフを検出してCPU31に供給する。C
PU31は、前記ショルダセンサ11,エルボセンサ1
2,リストセンサ13の曲げ角度の変化に基づいて発音
動作を検出し、この発音動作に応じて、発音指示である
ノートオン信号を生成する。発音動作としては、後述の
クロスモード動作,ストップモード動作がある。このノ
ートオン信号,ノートオフ信号は送信部38に入力され
る。送信部38はこれを高周波信号に乗せて音源装置6
0に送信する。ROM32はCPU31が実行する制御
プログラムを記憶している。RAM33には、各センサ
に割り当てられた打楽器音の音色を記憶する音色アサイ
ンテーブル(図6参照)が設定されているとともに、演
奏モードやエディットモード時に用いられる各種のレジ
スタ群(図5参照)が設定されている。ベルトスイッチ
37には、エディットモードと演奏モードを切り換える
エディットモードスイッチ、ストップ発音モード,クロ
ス発音モードを切り換える発音モード選択スイッチ、エ
ディットする楽音制御情報を指定する楽音制御情報指定
スイッチ、および、エディットモードにおいて楽音制御
情報の変更毎に確認の発音を行うか否かを設定する確認
発音スイッチが含まれている。
【0017】音源装置60は、音源部61,受信部62
およびアンプスピーカ63からなっている。前記送信部
38から送信されたノートオン信号,ノートオフ信号を
受信部62が受信する。音源部61は、ノートオン信号
に含まれている音色データで指定される音色の打楽器音
の楽音信号を形成する。音源部61が形成した楽音信号
はアンプスピーカ63に入力される。アンプスピーカ6
3はこの信号を増幅して楽音として出力する。
【0018】図7,図8を参照して、ミブリ演奏装置の
操作方法を説明する。演奏者は図7(A)〜(C)に示
すように、左右の腕や手首を動す動作によってミブリ演
奏装置を操作する。具体的な動作としては、同図(A)
に示すように上腕を上下させて肩の関節を曲げ伸ばし
し、ショルダセンサ11の検出値(曲げ角度)を変化さ
せる動作、同図(B)に示すように、前腕を上下させる
ことによって肘の関節を曲げ伸ばしし、エルボセンサ1
2の検出値を変化させる動作、同図(C)に示すように
手を前後に曲げることによって手首の関節を曲げ伸ばし
し、リストセンサ13の検出値を変化させる動作などが
ある。また、グリップユニット20は、同図(D)に示
すように、親指でシーソーコントローラ21を操作し、
人指し指〜小指でキー22をオンして操作する。シーソ
ーコントローラ21が操作されると、その操作角度に応
じた制御データ(モジュレーション,アフタタッチな
ど)が発生され、キー22がオンされると、そのキーに
割り当てられている打楽器音のノートオン信号が生成さ
れる。
【0019】図8を参照して各種センサ(ショルダセン
サ11,エルボセンサ12,リストセンサ13)を用い
た発音動作について説明する。ここで、図8はエルボセ
ンサ12を用いたトリガ発生動作のみを示している。発
音動作としては、ストップモード動作およびクロスモー
ド動作があり、このミブリ演奏装置はストップモード動
作を受け付けるストップ発音モード,クロスモード動作
を受け付けるクロス発音モードのいずれかを設定するこ
とができる。この設定は発音モード選択スイッチによっ
て行われる。同図(A)はストップモード動作を示して
いる。ストップモード動作は、前腕を一定以上のスピー
ド(速度しきい値)で動作させたのち停止(ストップ)
させる動作であり、このとき、エルボセンサ12の検出
値は一定速度以上で変化したのち変化しなくなる。スト
ップ発音モードではこのような変化を検出したとき発音
動作であるとしてノートオン信号を生成する。なお、振
る方向は上向き,下向きのどちらでもよい。同図(B)
はクロスモード動作を示している。クロスモード動作
は、前腕(肘関節)の曲げ角度を上側クロスポイント以
上にする動作、および、曲げ角度を下側クロスポイント
以下に伸ばす動作である。曲げ角度が上側クロスポイン
トを越えたときエルボセンサ12の検出値は上側しきい
値を越え、曲げ角度が下側クロスポイントを越えたとき
エルボセンサ12の検出値は下側しきい値を越える(下
回る)。クロス発音モードでこの範囲の検出値が入力さ
れたとき発音動作であるとしてノートオン信号を発生す
る。なお、上記速度しきい値,上側しきい値および下側
しきい値は、各センサ毎にユーザが設定することがで
き、設定された値はRAM33に設定されるレジスタに
記憶される。
【0020】なお、図8においては、右肘の動作および
右エルボセンサ12Rによる発音動作について説明した
が、右ショルダセンサ11R〜左リストセンサ13Lの
全てのセンサについても同様の動作でノートオン信号を
生成することができ、これによって各センサに割り当て
られている打楽器音を発音することができる。
【0021】ここで、図5を参照して前記RAM33の
記憶内容を説明する。この図は、エディットモードにお
いて使用されるレジスタ群を示している。エディットモ
ードフラグEMは現在エディットモードであるか演奏モ
ードであるかを示すフラグである。なお、エディットモ
ードは、上述したように各センサ・キーに割り当てられ
ている音色やパラメータなどの楽音制御情報の内容を変
更するモードである。発音モードフラグTMは、現在の
発音モードがストップ発音モード,クロス発音モードの
どちらであるかを示すフラグである。TM=0であれば
ストップ発音モードであり、TM=1であればクロス発
音モードである。角度検出値レジスタANGは各センサ
の検出値(曲げ角度)を記憶するためのレジスタであ
り、左ショルダセンサ11L〜右リストセンサ13Rの
各センサについてそれぞれ設けられている。指定センサ
レジスタSSは楽音制御情報のエディット対象として指
定されたセンサまたはキーの番号を記憶するレジスタで
ある。指定情報レジスタSPは上記エディット対象とし
て指定されたセンサまたはキーに対して設定されている
楽音制御情報のうち、どの情報を変更するかを指定する
レジスタである。パラメータレジスタは各センサに設定
されている音量,タッチカーブ,センサ感度などの各種
パラメータを記憶するレジスタである。また、音色アサ
インテーブルは各センサに割り当てられている音色を記
憶するテーブルである。
【0022】図6は、前記音色アサインテーブルを示す
図である。音色アサインテーブルは同図に示すようにジ
ャンル別に複数種類設定されており、前記シーソーコン
トローラ21やコントロールユニット30に設けられて
いるスイッチを操作して切り換えることができる。各音
色アサインテーブルにおいて、左右の人指し指〜小指
(LGRP2〜5,RGRP2〜5)および左右のリス
トセンサ(LWST,RWST)、左右のエルボセンサ
(LELB,RELB)、左右のショルダセンサ(LS
LD,RSLD)に、それぞれロックタム5,ハイハッ
トクローズなどの音色が割り当てられている。なお、そ
のジャンルの動作においてあまり使用しないセンサに
は、誤って楽音を発音しないように音色を割り当てない
(オフ)することができる。
【0023】演奏時にはいずれかの音色アサインテーブ
ルが指定され、各センサのトリガやスイッチのオンに応
じてこの音色アサインテーブルを参照して音色が決定さ
れる。また、コントロールユニット30に設けられてい
るエディットモードスイッチをオンすると、エディット
モードとなり、そのとき指定されている音色アサインテ
ーブルの内容を個々に書き換えることができる。
【0024】図9〜図11は同ミブリ演奏装置のコント
ロールユニットの動作を示すフローチャートである。図
9(A)はメインルーチンを示している。このミブリ演
奏装置の電源がオンされると、レジスタのリセットなど
の初期設定動作を行い(s1)、こののち、角度センサ
処理(s2)、グリップ処理(s3)、ベルトスイッチ
処理(s4)、その他処理(s5)の処理動作を繰り返
し実行する。角度センサ処理(s2)は、左右のショル
ダセンサ11L,R、エルボセンサ12L,R、リスト
センサ13L,Rの曲げ角度を検出し、この検出値およ
び発音モードに応じてノートオン信号を生成する動作で
ある(図10参照)。グリップ処理(s3)は、グリッ
プユニット20のシーソーコントローラ21やキー22
の操作内容を検出して対応する処理を行う動作である
(図11参照)。ベルトスイッチ処理(s4)は、図9
(B)〜(D)に示すようにコントロールユニット30
に設けられた各種スイッチの操作に対応する処理であ
る。その他処理(s5)は、モードや音色の切り換えに
対応する表示変更処理などである。
【0025】図9(B)は、エディットモードスイッチ
のオンに対応する動作を示している。エディットモード
スイッチがオンされるとエディットモードフラグEMを
反転する(s10)。この反転の結果EMがセット
“1”になったときには、音源装置60に対してエディ
ットの開始を送信し(s12)、コントロールユニット
30の表示器36にエディットモードである旨を表示す
る(s13)。また、s10のEM反転の結果EMがリ
セット“0”になったときには、音源装置60に対して
エディットの終了を送信し(s14)、コントロールユ
ニット30の表示器36に通常の演奏モードである旨を
表示する(s15)。
【0026】図9(C)は発音モード選択スイッチのオ
ンに対応する動作を示している。発音モード選択スイッ
チがオンされると、発音モードフラグTMを反転すると
ともに(s20)、現在の発音モードを表示器36に表
示する。
【0027】図9(D)はパラメータ指定スイッチのオ
ンに対応する動作を示している。この動作はエディット
モード時のみ有効となる。楽音制御情報指定スイッチが
オンされると、指定情報レジスタSPの値を1カウント
アップする。この指定情報レジスタはエディット対象と
なる楽音制御情報を指し示すポインタの機能をしてい
る。s25の動作において、SPが最大値になるとリセ
ットされ1に戻るものとする。そしてこのSPの示す楽
音制御情報をバッファに読み出すなどの処理によってエ
ディットする楽音制御情報として指定し(s26)、こ
の楽音制御情報の現在値を表示器36に表示する(s2
7)。
【0028】なお、上記楽音制御情報には音色指定デー
タ,音色制御パラメータ,センサ感度など種々のパラメ
ータが含まれているものとする。また、エディットモー
ド時にこの楽音制御情報指定スイッチの設定を省略する
ことができ、省略されたときにはデフォルトで音色(音
色指定データ)がエディット対象に指定されるものとす
る。
【0029】図10はセンサ処理を示すフローチャート
である。このフローチャートは1つのセンサに対応する
動作のみ記載しているが左ショルダセンサ11L〜右リ
ストセンサ13Rの各センサについて動作が繰り返し実
行される。まず、センサの検出を取り込み、これを角度
検出値レジスタANGに記憶する(s30)。そして、
発音モードを判断し(s31)、クロス発音モード(T
M=1)であればs32以下の動作に進み、ストップ発
音モード(TM=0)であればs36以下の動作に進
む。
【0030】クロス発音モードの場合、ANGを角度し
きい値と比較してオン/オフを判定する(s32)。こ
のしきい値は、音色アサインテーブルによってこのセン
サにアサインされている音色TP毎に設定されている。
オンイベントであればこのTPに基づいてノートオン信
号を生成して音源装置60に送信したのち(s34)、
このセンサの識別番号を指定センサレジスタSSにセッ
トする(s35)。
【0031】ストップ発音モードの場合、ANGの変化
率から移動中(MOVE)または停止(STOP)を判
定し(s36)、ストップイベントであればこのセンサ
に指定されているTPに基づいてノートオン信号を生成
して音源装置60に送信したのち(s38)、このセン
サの識別番号を指定センサレジスタSSにセットする
(s39)。
【0032】上記の指定センサレジスタSSへの書き込
みはエディットモード時のみ有効であり、この指定され
たセンサに設定されている楽音制御情報を後述のシーソ
ーコントローラ21の操作で変更することができる。す
なわち、エディットモードにおいては、エディット対象
とするセンサ(楽音制御情報)の指定を演奏モード時の
発音動作で行うことができ、且つ、このとき演奏モード
と同じように楽音が発音されるためこのセンサが指定さ
れたことを耳から確認することができる。
【0033】図11はグリップ処理を示すフローチャー
トである。この動作は一方のグリップユニットについて
のみ示しているが左右のグリップユニット20L,20
Rについてこの動作が順次実行される。まず各キーの状
態を検出する(s41)。いずれかのキーにオンイベン
トが発生した場合には(s42)、そのキーにアサイン
されている音色TPに基づいてノートオン信号を生成し
て音源装置60に送信する(s43)。そして、このキ
ーの番号を指定センサレジスタSSにセットする(s4
4)。
【0034】つぎに、シーソーコントローラ21の角度
を検出し(s45)、エディットモードであるか否かを
判断する(s46)。エディットモードでなければ(E
M=0)、通常のシーソーコントローラ対応処理を実行
する(s47)。通常のシーソーコントローラ対応処理
とは、音色アサインテーブルに記憶されている機能を実
行する処理動作であり、たとえばモジュレーション信号
を生成して音源装置60に送信したり、アフタタッチ信
号を生成して音源装置60に送信したりする動作であ
る。一方、エディットモードであれば(EM=1)、シ
ーソーの角度が所定のしきい値を越えているかを判断す
る(s48)。所定のしきい値を越えていれば、エディ
ット対象となっている楽音制御情報の変更指示であるた
め、指定センサレジスタSSに記憶されているセンサ,
キーに設定されている楽音制御情報のうちSPで指定さ
れているものの値を変更する(s49)。この変更は、
たとえば、シーソーの角度が正側のしきい値を越えてい
れば+1し、負側のしきい値を越えていれば−1するな
どの動作である。そして、楽音制御情報を変更するごと
に確認の発音をするか、すなわち、確認発音スイッチが
発音する側に設定されているかを判断し(s50)。発
音するように設定されている場合には指定されている音
色TPに基づいて確認のためのノートオン信号を生成し
て音源装置60に送信する(s51)。
【0035】このように、楽音制御情報を変更したとき
に確認のための楽音を発音するようにしているため、楽
音制御情報の変更が適当であるか否かを聴覚的に判断す
ることができ、変更が適当でない場合にはさらに変更を
することができる。また、確認の発音をするか否かを設
定できるようにしたことにより、微妙なパラメータの変
更の場合には、パラメータ変更毎に確認発音させず、適
当に変更したのち発音モードに従った発音動作によって
発音させて確認することも可能である。
【0036】また、上記エディットモードで変更される
パラメータは、音色に限らず、タッチカーブ,音量,パ
ンなどどのようなパラメータでもよい。音色変更時には
変更毎に確認発音をするモードにデフォルト設定され、
通常のパラメータを変更する場合には確認発音をしない
モードにデフォルト設定されるようにすればよい。
【0037】なお、上記実施形態では、ミブリ演奏装置
および音源装置が打楽器音を発音するように設定されて
いるが、楽音の種類はこれに限定されず、音階を有する
楽音を発音するようにしてもよい。
【0038】また、上記実施形態では、音色アサインテ
ーブルをベルトに取り付けられたコントロールユニット
30内に設け、音源を据え置きの音源装置内に設けてい
るが、音源もコントロールユニット30内に設けて楽音
信号を無線で送信してFM受信機などで受信して聴くよ
うにしてもよい。また、音色アサインテーブルを音源装
置60内に設けて、コントロールユニット30からはど
のセンサ,キーがオン/オフしたかのみを送信し、上記
音色のアサインやエディットを音源装置側の動作として
処理するようにしてもよい。
【0039】また、上記実施形態では、楽音制御情報の
変更をシーソーコントローラ21で行うようにしている
が、いずれかのキー22を用いて設定変更するようにし
てもよい。上記フローチャートではエディットモード動
作は全てミブリ演奏装置の操作で行うようにしている
が、エディットモードにパネル操作による設定変更を許
可してもよい。この場合には、パネル操作とミブリ演奏
装置の操作とを併用して設定変更をすることができる。
【0040】また、上記実施例ではシーソーコントロー
ラ21の出力するシーソーの傾斜角度を3段階に判定
し、それぞれ楽音制御情報を+1,無変化,−1に制御
するようにしているが、この角度を4段階以上の複数段
階に判定し、それぞれの角度に対応する制御を行っても
よい。たとえば、5段階に判定し、+10,+1,無変
化,−1,−10の処理を行うなどである。
【0041】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明によれば、
エディットモードにおいて、エディット対象とするセン
サ手段(楽音制御情報)を発音指示と同様の操作で指定
をすることができるため、分かりやすい操作で容易に指
定をすることができる。また、指定された楽音制御情報
の変更をグリップ演奏手段を用いて行うことができるた
め、パネルスイッチなどを操作する場合に比べて容易に
設定変更をすることができる。
【0042】また、請求項2の発明では、設定変更手段
によって楽音制御情報が変更されたとき、その変更され
た楽音制御情報に基づいて楽音を発音するようにしたこ
とにより、その設定変更の状態を聴覚的に確認すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態であるミブリ演奏装置を用
いた電子楽器の演奏形態を示す図
【図2】前記ミブリ演奏装置のウェア(上着)を示す図
【図3】前記ミブリ演奏装置のグリップユニットを示す
【図4】前記ミブリ演奏装置のコントロールユニットの
ブロック図
【図5】同コントロールユニットのメモリの構成図
【図6】同コントロールユニットのメモリの構成図
【図7】前記ミブリ演奏装置の操作態様を説明する図
【図8】前記ミブリ演奏装置の操作モードを説明する図
【図9】前記コントロールユニットの動作を示すフロー
チャート
【図10】前記コントロールユニットの動作を示すフロ
ーチャート
【図11】前記コントロールユニットの動作を示すフロ
ーチャート
【符号の説明】
10…ウェア 11(11R,11L)…ショルダセンサ 12(12R,12L)…エルボセンサ 13(13R,13L)…リストセンサ 20…グリップユニット 21…シーソーコントローラ 22…キーシステム 30…コントロールユニット 33…RAM 35…検出回路 38…送信部 60…音源装置 61…音源部 62…受信部 63…アンプスピーカ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 演奏者の身体に装着され演奏者の動作を
    検出する複数のセンサ手段と、 該演奏者の手で操作されるグリップ演奏手段と、 各センサ手段の検出内容およびグリップ演奏手段の操作
    内容に応じて、該センサ手段およびグリップ演奏手段に
    設定されている楽音制御情報に基づく発音を指示する発
    音指示手段と、 を備えた楽音制御装置であって、 前記センサ手段に設定されている楽音制御情報の設定内
    容をエディットするエディットモード時に、 前記発音指示手段に発音を指示させたセンサ手段に設定
    されている楽音制御情報をエディット対象として指定す
    る指定手段と、 前記グリップ演奏手段の特定の操作に応じて、該指定手
    段によって指定された楽音制御情報を変更する設定変更
    手段と、 を備えたことを特徴とする楽音制御装置。
  2. 【請求項2】 前記設定変更手段によって楽音制御情報
    が変更されたとき、該変更された楽音制御情報に基づく
    発音を指示する確認発音指示手段を備えたことを特徴と
    する請求項1に記載の楽音制御装置。
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