JPH1097505A - 情報伝送方法および情報伝送システム - Google Patents

情報伝送方法および情報伝送システム

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JPH1097505A
JPH1097505A JP8251187A JP25118796A JPH1097505A JP H1097505 A JPH1097505 A JP H1097505A JP 8251187 A JP8251187 A JP 8251187A JP 25118796 A JP25118796 A JP 25118796A JP H1097505 A JPH1097505 A JP H1097505A
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JP
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processing device
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JP8251187A
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English (en)
Inventor
Nobuharu Sakuma
信晴 佐久間
Haruyoshi Kumayama
治良 熊山
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Hitachi Ltd
Hitachi Industry and Control Solutions Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Engineering Co Ltd Ibaraki
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数の処理装置間において、所定の時間経過ま
たは所定の時刻に起動を受けた場合でも同一の現在時刻
を受け取り、処理することができる情報伝送システムを
提供する。 【解決手段】情報伝送媒体に送られるメッセージに時刻
登録,時計管理登録,時計要求,時計応答などのメッセ
ージの種別を表すデータ及び、それぞれに必要なデータ
を付加し、共通伝送媒体に接続された各処理装置はメッ
セージに付加されたメッセージの種別を表すデータ及び
それぞれに必要なデータに基づいて処理を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の情報処理装
置が、各装置が接続されたループ伝送路を使用してメッ
セージの伝送を行うシステムに係り、特に、2重系動作
を行う情報処理装置が接続され、情報処理装置内のプロ
グラムが時計管理を必要とする場合に好適な情報伝送方
法および情報伝送システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の1つのループ伝送路に、複数の伝
送制御装置(NCP)を接続し、さらに、各伝送制御装
置に対して処理装置を接続した構成になっており、かか
るシステムを利用して、各処理装置間で必要なメッセー
ジ等の情報の伝送を行っていた。
【0003】具体的には、各処理装置内には、複数のプ
ログラムが格納されており、そのうち特定のプログラム
を使用してメッセージを送出する。なお、メッセージを
送出する際には、メッセージの内容(送出処理装置名,
データ内容等)を示す機能コードを付加してメッセージ
をループ伝送路上に送出する。
【0004】これは、先の特定のプログラムを使用して
メッセージを送出する送出先が同一処理装置内の他のプ
ログラム(受信側プログラム)である時でも、伝送制御
装置を介しメッセージをループ伝送路に送出する。そし
て各伝送制御装置は、ループ伝送路上を伝送するメッセ
ージに付加された機能コードの内容を参照して必要なメ
ッセージを取り込む処理を行い、取り込まれたメッセー
ジは、処理装置に送られる。さらに、メッセージを伝送
路上で一巡させ伝送し、伝送されてきた自装置宛のメッ
セージを自装置の受信部内に取り込み処理装置にメッセ
ージを渡し、その後ループ伝送路上の該当メッセージを
廃棄する方法が行われていた。
【0005】この方法によれば、各伝送制御装置は受信
側装置のアドレスを把握することなくメッセージ伝送を
行え、さらに総てメッセージが伝送路上に送出されるの
で2重系を構成する一対の処理装置の各々に複数のプロ
グラムが格納され、それらのプログラムが起動された場
合であっても、メッセージの受信順序の同一性が保証さ
れる。
【0006】他にも、受信順序の同一性は保証されない
が、類似の伝送方法は、特開昭56−40344 号公報に開示
されている。
【0007】また、該装置内のプログラムが現在時刻が
入力でき、かつ所定の時間経過または、所定の時刻に動
作できる方法として各処理装置内に時計を持ち時計管理
を行う方法が一般的に実施されている。
【0008】更に、メッセージの冗長性を防止するもの
として、メッセージにタイムスタンプを付加し、同一の
タイムスタンプが付加されたメッセージを受け取った際
に一方のメッセージの処理を行わないようにする方法が
特開昭62−28510 号公報に開示されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術において
は、処理装置内のプログラムが送出したメッセージを伝
送制御装置を介し、ループ伝送路を一巡させ、そのメッ
セージを必要とするプログラムを格納する処理装置が接
続された伝送制御装置が取り込み処理装置内の該プログ
ラムにメッセージを渡すことにより、該プログラムが動
作し、現在時刻が必要な場合には、該処理装置内の時計
から現在時刻を取り込み処理する方法がとられていた。
【0010】このために、ループ伝送路に接続し、複数
のプログラムを格納するオンライン処理装置に対して、
バックアップ用の処理装置(オンライン処理装置と同一
構成とするために同一のプログラムを格納し2重系を構
成する装置)を設けた場合、両処理装置を非同期で動作
させた時に各々の処理装置内のプログラムが取り込む現
在時刻が同一でなければならないにもかかわらず、必ず
しも現在時刻の同一性が保証されず、オンライン処理装
置とバックアップ用の処理装置の間で時刻に関する処理
が異なってしまい、バックアップ処理装置が、正常なバ
ックアップ機能を有さなくなってしまう可能性がある。
【0011】尚、上記従来技術の特開昭62−28510 号公
報にはメッセージに付加されたタイムスタンプに基づい
て処理される方法が開示されているが、タイムスタンプ
は外部入出力機器から受け取ったメッセージに付加され
るだけであり、一度設定されたタイムスタンプは変更さ
れることがない。
【0012】このことは、例えばオンライン処理装置と
バックアップ処理装置とに格納された同一の、あるプロ
グラムにおける処理において、現在時刻が0時前か後で
日替りの処理を行う時など、オンライン処理装置とバッ
クアップ処理装置が各々持つ時計がわずかでも合ってい
ない時や、たとえ正確にあっていたとしても、各々のプ
ログラムの動作する時刻が非同期で動作するために、一
方が前日の処理を行い、一方が当日の処理を行ってしま
うことが考えられる。
【0013】特に、オンライン処理装置とバックアップ
処理装置の性能が異なる場合等では、各々の処理装置の
動作が異なってしまい、異なる現在時刻を取り込む可能
性がより高まってしまう。したがって、実際にオンライ
ン処理装置が故障し、バックアップ用の処理装置がバッ
クアップ機能を起動しても、起動前までに行われてきた
各種の処理が異なってしまい、正常なバックアップ機能
を有さなくなる可能性がある。
【0014】また、このことは現在時刻取り込みの処理
だけでなく、各々のプログラムが所定の時間経過後や、
所定の時刻に起動を受けたい時に各々の処理装置内の時
計を用いて管理する方法では、前記と同様の問題があ
り、さらに、要求の時刻に達した時に該プログラムに送
出するメッセージは各々の処理装置内で発生し、ループ
伝送路から受信するメッセージとは非同期となり、時間
のメッセージと他のメッセージの処理順も各々の処理装
置では異なってしまうことも考えられる。
【0015】そこで、本発明の目的は、各伝送制御装置
は、受信側のアドレスを把握することなくメッセージ伝
送を行え、さらに、2重系を構成する一対の処理装置の
各々に複数のプログラムが格納され、それらのプログラ
ムが現在時刻を必要とする場合や、所定の時間経過また
は所定の時刻に起動を受けた時でも各々の処理装置内の
プログラムは同一の現在時刻を入力でき、かつ同一の受
信順序で動作することを保証する情報伝送手段を提供す
ることにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的は共通伝送媒
と、該共通伝送媒体を介して送られてくるメッセージを
予め格納したプログラムに基づいて処理すると共に、前
記共通伝送媒体に送出するための少なくともデータの内
容を示す機能コードと処理対象となる情報とメッセージ
の種別を表すデータとからなるメッセージを生成する複
数の処理装置と、前記複数の処理装置のそれぞれに接続
し、該共通伝送媒体を介して送られてくるメッセージに
付加された機能コードと予め記憶した機能コードとを比
較し、該機能コードが一致した場合に該メッセージを接
続された前記処理装置に送ると共に、該処理装置から送
られてきたメッセージを前記伝送媒体に送出する複数の
伝送制御装置とを備えることにより達成することができ
る。
【0017】また上記目的は共通伝送媒体に接続された
複数の処理装置が、該メッセージに付加された機能コー
ドに基づいて自処理装置に必要なメッセージを前記共通
伝送媒体から取り込むと共に、メッセージに機能コード
を付加して前記共通伝送媒体に送出する情報伝送方法に
おいて、少なくとも時間に関するメッセージの種別を表
すデータを付加したメッセージを前記共通伝送媒体に送
出し、予め定められた処理装置が該メッセージを受け取
ると共に、該メッセージに付加された前記メッセージの
種別を表すデータに基づいて、該受け取ったメッセージ
を前記共通伝送媒体に送出することにより達成すること
ができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の内容について概説
する。
【0019】2重系動作を行う情報処理装置を少なくと
も1組接続したループ伝送路を使用してメッセージの伝
送を行う情報伝送方法を想定する。
【0020】そして、ある1つの(もちろん2重系動作
を行う情報処理装置の一方でもかまわない)情報処理装
置から現在時刻を付加したメッセージを送出する。次
に、前記2重系動作を行う各々の情報処理装置内のプロ
グラムが該メッセージを受信することにより動作し、現
在時刻を必要とする場合には、該メッセージ内に付加さ
れた現在時刻を用いて所定の処理を行う。
【0021】また、前記2重系動作を行う情報処理装置
内のプログラムが所定の時間経過(または所定の時刻)
に起動を受けるために、時計要求メッセージを送出す
る。該メッセージは情報処理装置からループ伝送路に送
出され、予め時計登録メッセージにより定められた時計
管理装置が該メッセージの要求に従い所定の時刻に時計
メッセージをループ伝送路に送出する。送出されたメッ
セージは前記、2重系動作を行う各々の情報処理装置が
受け必要なプログラムを起動する。
【0022】これにより、時間処理を必要とするプログ
ラムを格納するオンライン化処理装置に対し、バックア
ップ用処理装置を備え、非同期で動作させても、現在時
刻,所定の時間経過,所定時刻等の時計管理も含めて両
処理装置内の動作同一性が保証される。もちろん、オン
ライン処理装置とバックアップ処理装置の性能が異なっ
ても、同一の動作を行うことが保証される。
【0023】以下、本発明にかかる実施例について図面
に従って説明する。
【0024】図2は、本発明を実施するためのシステム
の構成例を示す構成図である。ループ伝送路1には、伝
送制御装置11,12,13,14(Network Communica
tionProcessor ;以下、NCPと称す)が接続され、さ
らに、各伝送制御装置11,12,13,14には、各
々処理装置110,120,130,140が接続され
ている。
【0025】また、各々のNCPには時計を持つ(尚、
NCPに接続される各々の処理装置が時計を持つ方式で
もよい)。
【0026】次に、図3に、本システムを構成するルー
プ伝送路1上に伝送されるメッセージのデータフォーマ
ット例を示す。
【0027】各フィールドのうち、「FC」は、機能コ
ードであり、データの内容に対応したコードである。例
えば、「1」から「256」までの番号を表す、8ビッ
トのデータである。
【0028】そして、各NCPは、機能コードを参照し
て、当該データが必要なデータか否かを判定する。この
ために、各NCPには、予め所定のデータを少なくとも
1種類格納しておき、該データと前記機能コードとが一
致すれば、当該機能コードを有するデータ(メッセージ
等)を必要なデータと判定する。
【0029】次に、「SA」は、メッージを作成し、発
信したNCPのアドレス(発信元アドレス)であり、各
NCPに対しては予めアドレスを定めてある。「CC」
は、伝送上必要となる通番であり、例えば、ループ伝送
路1上に送出された順番に、初期値1番からメッセージ
に付加される値である。「Data」は、プログラムでの処
理対象とする情報である。
【0030】TMは、メッセージを送出する時の現在時
刻であり、NCPが持つ時計、または、NCPに接続さ
れる処理装置が持つ時計から取り込みセットする。現在
時刻は、例えば「年・月・日・時・分・秒・ミリ秒」を
表すデータである。
【0031】CDは、メッセージの種別を表すデータで
あり、例えば「1;時刻登録」,「2;時計管理登
録」,「3;時計要求」,「4;時計応答」,「0;一
般メッセージ」により分類するコードであり、それぞれ
に必要なデータはオプションデータとしてOPにセット
される。一般メッセージの時のデータはDataにセットさ
れる。この時、「4;時計応答」は各NCPがセット
し、その他は処理装置内のプログラムがセットする。
【0032】また、「FCS」は、誤り検知用データで
あり、「F」は、メッセージの初めと終わりを示すフラ
グである。
【0033】各NCPは、フィールド「F,FC,S
A,CD,OP,FCS」を用いて情報伝送の制御を行
い、Dataは、参照しない。各NCPは、接続されている
処理装置から、予め処理装置に登録されている機能コー
ドと、ループ伝送路1上のメッセージの「FCフィール
ド」とを比較することにより、当該処理装置が、メッセ
ージを必要とするか否かを判定し、必要とする場合の
み、ループ伝送路1上のメッセージを取り込む。
【0034】なお、各処理装置は、プログラム実行によ
りデータが生成される時に、生成されたデータ内容、お
よび、予め定められている機能コードを、それぞれData
フィールド,FCフィールドに設定して、自装置に接続
されるNCPに送出する。
【0035】ループ伝送路1は、各処理装置が、自装置
に接続されるNCPを介して送出したデータ、および、
各処理装置が自装置に接続されるNCPを介して受信す
るデータを伝送するための伝送媒体であり、例えば、光
ファイバケーブル,電気ケーブル等にて実現できる。
【0036】各処理装置は、所定の処理を行うためのプ
ログラムを複数種類記憶する記録領域,プログラムによ
る処理結果を格納するための記憶領域を少なくとも備え
る記憶手段と、プログラムの実行を行うCPUを、少な
くとも有して構成される。
【0037】なお、処理装置内に記憶されているプログ
ラム間で、メッセージの送受信を行う機能も有してい
る。
【0038】また、処理装置110と処理装置140と
は、いわゆる2重系を構成しているものとし、処理装置
110が主系、処理装置140が従系として機能する。
したがって、処理装置110がオンライン用処理装置と
なり、処理装置140がバックアップ用処理装置とな
る。
【0039】主系が故障等の異常状態となったとき、主
系が実行していた処理を引き続き従系が実行する。この
ような2重系の構成を実現するため、処理装置110と
処理装置140とを同一構成とし、同時に同一のプログ
ラムを実行するものとする。なお、後述するが、本発明
によれば、処理装置110と処理装置140の処理は、
同期を取って行う必要はなく、非同期での動作が可能と
なる。
【0040】また、ループ伝送路1に接続される各NC
Pは、同一構成である。各NCPは、ループ伝送路1上
を伝送するメッセージのうち必要なもののみを取り込
み、対応する処理装置に送る機能を有する。ここで、メ
ッセージが必要か否かの判断は、各NCPが、後述する
メッセージデータに付加される機能コードを参照して行
うが、一般には、自NCPに接続されている処理装置宛
に送られてきたメッセージを必要データとして取り込
み、対応する処理装置に送信する。
【0041】処理装置から送られてきたメッセージは、
対応するNCPを介して、ループ伝送路1上へ送出さ
れ、ループ伝送路1上を伝送する。ここで各NCPは、
システム構成や受信側の処理装置のアドレスがいかなる
値であるのかを把握しなくても、メッセージを送信可能
なように、メッセージには受信先アドレスを設定しない
ものとする。
【0042】また、ループ伝送路1上を伝送してきたデ
ータは、NCPを介して必要なメッセージのみ、対応す
る処理装置に送信する。
【0043】なお、図2に記載したシステムを使用して
のメッセージの受信処理等については、後にフローチャ
ートを参照して詳細に説明する。
【0044】そして、各NCPは、対応する処理装置よ
り受信したメッセージを、図3に示すフォーマットを有
するようにフォーマットを整えて、自らが発信元となり
ループ伝送路1上に、メッセージを送出する。
【0045】また、各NCPは、自らが発信元となり送
出したメッセージが、ループ伝送路1を一巡して戻って
来た場合において、対応する処理装置がそのメッセージ
を必要とすると判断する時には、メッセージを取り込
み、対応する処理装置へ、当該メッセージを送った後、
該当メッセージをループ伝送路1から消去する、いわゆ
る廃棄処理を行う。仮に、予め定めた所定時間内に、ル
ープ伝送路1上に送出したメッセージが戻ってこなけれ
ば、このメッセージを戻ってくるまで、所定回数再送す
るリトライ機能を有する構成にしておいてもよい。この
ようなNCPの情報伝送制御処理は、各NCPで全く同
一に行われる。
【0046】次に、図1に、各NCPが行う処理の一実
施例を示すフローチャートを記載する。
【0047】メッセージを受信すると、まず、そのメッ
セージが、接続されている処理装置から送信されてきた
メッセージであるのか、あるいは、ループ伝送路側から
送信されてきたメッセージであるかの判断、即ち、メッ
セージ受信の方向を判断する(ステップ901)。
【0048】このような判断は、対応する処理装置との
間に接続されたデータバス、あるいは、ループ伝送路と
の間に接続されたデータバスのいずれかからメッセージ
が送られてきたかを把握することによって判断すること
ができる。
【0049】そして、接続された処理装置から送信され
てきたメッセージであれば、図3にて説明したフォーマ
ットを有するようにメッセージのフォーマットを生成し
(ステップ916)、自らが発信元となり、ループ伝送
路上へメッセージを送出して処理を終了する(ステップ
917)。
【0050】一方ループ伝送路から送信されてきたメッ
セージであれば、そのメッセージの種別を参照する。種
別は、図3のCDにより判断する。
【0051】時刻登録用メッセージか判断し(ステップ
902)、時刻登録用メッセージであれば、図3のOP
に含まれる現在時刻を取り出し自ら持つ時計に現在時刻
にセットする(ステップ909)。
【0052】さらに、そのメッセージの発信元のNCP
が、自NCPであるのか他NCPであるのかを図3にて
説明した、SAを参照して判断する(ステップ90
7)。メッセージの発信元のNCPが、自NCPであれ
ば、そのメッセージを処理装置に取り込んだ後、ループ
伝送路上のメッセージを廃棄し(ステップ908)、一
方、メッセージの発信元のNCPが、他NCPであれ
ば、何ら処理を行わずに、ループ伝送路上にメッセージ
を伝送させるべく、そのメッセージをそのまま、ループ
伝送路上へ転送し、処理を終了する(ステップ90
9)。
【0053】また、送信されてきたメッセージが、時計
管理登録用メッセージか判断し(ステップ903)、時
計管理登録用メッセージであれば、図3のOPに含まれ
る時計管理装置Noと自ら持つ装置Noが一致している
か判定し(ステップ910)、一致していれば自処理装
置を時計管理装置と認識し、NCP内の時計管理テーブ
ルに登録する(ステップ911)。そして前述のステッ
プ907へ進む。また、送信されてきたメッセージが、
時計要求メッセージか判断(ステップ904)、時計要
求メッセージであれば、自装置が時計管理装置であるか
を前述の時計管理テーブルで判断し(ステップ91
3)、時計管理装置であれば、図3のOPに含まれる要
求情報(所定の時間経過メッセージ要求または、所定の
時刻メッセージ要求)に従い時間管理処理を行う(ステ
ップ914)。
【0054】この時計管理処理は、NCP内の時計、ま
たはNCPに接続される処理装置の時計(915)を用
いて行う。そして前述のステップ907へ進む。
【0055】また、時計により所定の時刻に達した時
は、割込みなどによって起動され、前述のステップ91
6へ進み時計応答としてフォーマットを生成しループへ
メッセージを送出する。また、送信されてきたメッセー
ジが前述のものに該当しない時(時計応答または一般メ
ッセージ)は、そのメッセージを対応する処理装置が必
要とするか否かを図3のFCを参照して判断する(ステ
ップ905)。そしてそのメッセージを必要とする場合
には、対応する処理装置へメッセージを転送する(ステ
ップ906)。そして前述のステップ907へ進む。以
上のNCPの処理は、従来技術に対し、送出するメッセ
ージに現在時刻を付加する機能を設け、かつ所定の時間
経過や所定の時刻にメッセージを送出できるように時間
管理機能を設けたことを示している。
【0056】次に、図4を参照して、図2に示したシス
テムにおけるメッセージの流れについて説明する。
【0057】処理装置110,140は、それぞれプロ
グラム310,311と、プログラム340,341と
格納しており、プログラム310が実行されることによ
って、メッセージ200が発生し、これをプログラム3
11と341とが受信して、使用するものとする。
【0058】この場合、まず処理装置110が、プログ
ラム310によって発生したメッセージ200をNCP
11に送出する。NCP11は、接続された処理装置1
10からのメッセージ200を受信し、ループ伝送路1
上にメッセージを送出する。ループ伝送路1上を伝送し
たメッセージ200は、NCP12,13を介してNC
P14に到達する。
【0059】NCP14は、接続された処理装置140
が、そのメッセージ200を必要とするので、そのメッ
セージを取り込み、処理装置140へ、取り込んだメッ
セージを送信するとともに、ループ伝送路1上にメッセ
ージ200を転送する。
【0060】そして、処理装置140は、メッセージ2
00を必要とするプログラム341にメッセージ200
を渡し、プログラム341は、メッセージ200を用い
た処理を実行する。
【0061】また、ループ伝送路1上を伝送するメッセ
ージ200は、NCP11に到達する。NCP11は、
接続された処理装置110が、そのメッセージ200を
必要とするので取り込んで処理装置110へ送るととも
に、メッセージ200の発信元NCPが、自NCP11
であるため、そのメッセージ200を廃棄する。そし
て、処理装置110は、メッセージ200を必要とする
プログラム311に渡し、プログラム311は、メッセ
ージ200を用いた処理を実行する。
【0062】さらに、図5を参照して、オンライン処理
装置に対してバックアップ用処理装置を設けた場合のデ
ータの流れについて説明する。なお、本例においては、
オンライン処理装置110に対して、バックアップ処理
装置140がバックアップ機能を有し、オンライン処理
装置110が主系、バックアップ処理140が従系とな
り、2重系動作を行っているものとする。
【0063】したがって、処理装置110,140内の
プログラム構成は同一であり、ここではプログラム31
0と、プログラム340とは、それぞれ同一内容のもの
である。
【0064】図5(a)は、例えば図示しない処理装置
から送出されたループ伝送路1上を伝送するメッセージ
201を、プログラム340とプログラム310が受信
する場合の、メッセージ201の流れを示した図であ
り、ループ伝送路1上を伝送するメッセージ201は、
NCP14とNCP11に、それぞれ取り込まれ、NC
P14とNCP11は、それぞれ、対応する処理装置1
40と110に、メッセージ201を送信し、処理装置
140,110は、それぞれ自装置内のプログラム34
0,プログラム310にメッセージ201を渡し、プロ
グラム340,プログラム310は、それぞれ、渡され
たメッセージ201を用いた処理を実行する。
【0065】次にプログラム340とプログラム310
の処理が現在時刻を必要とする場合には、図1で説明し
たNCPの処理により、図3のフォーマットでメッセー
ジが構成されているので、メッセージから図3のTMを
取り出して処理を実行すればよく、プログラム340と
プログラム310の処理の同一性が保証される。
【0066】仮に、現在時刻の取り込みにおいて、プロ
グラム340とプログラム310が各々処理装置140
と110が持つ時計から取り出すと、その2つの時計は
合っている保証はなく、従って、プログラム340と3
10の動作の同一性が保証されないことになる。このよ
うになると、2重動作の機能が正常に発揮されないこと
になってしまう。
【0067】また、図6を用いて、所定の時間経過や所
定の時刻に対するメッセージの流れを順次説明する。
【0068】本図も図5と同様にオンライン処理装置1
10に対して、バックアップ処理装置140がバックア
ップ機能を有し、オンライン処理装置110が主系、バ
ックアップ処理装置140が従系となり、2重系動作を
行っているものとする。
【0069】図6(a)は例えば図示しない処理装置か
ら送出されたループ伝送路1上を伝送するメッセージ2
02をプログラム340と310が受信する場合のメッ
セージの流れを示す。
【0070】メッセージ202を受信し、メッセージ2
02を用いて処理を実行したプログラムは、それぞれ、
次に所定の時間経過(例えば1分後)で動作する必要が
生じそれぞれ時計要求メッセージ203,204を送出
する処理を行うものとする。2重系動作を行っているた
め、時計要求メッセージ204,203は、同一内容の
メッセージとなるが、バックアップ処理装置140は、
同一内容のメッセージをループ伝送路1上に送出しない
ようにするため、時計要求メッセージ204を、NCP
14に送出しない。このような送出を阻止するために
は、主系の処理装置が正常に動作している場合には、従
系から、このような送出を阻止するための処理を行うよ
うにしておけばよい。なお、主系の処理装置が正常に動
作しているか否かは、公知の技術により、所定時間間隔
で調べること等により行えば良い。
【0071】そして、処理装置110は、時計要求メッ
セージ204をNCP11に送出する。NCP11は、
処理装置110から送信されてきた時計要求メッセージ
204を取り込みループ伝送路1へ送出する。そして、時
計要求メッセージ204がループ伝送路1上を伝送す
る。
【0072】図6(b)は、時計要求メッセージを時計
管理装置に伝送する流れを示したものである。後で時計
管理装置に指定のメッセージの流れを説明するが、ここ
ではNCP13を時計管理装置と想定して説明する。
【0073】図6(a)に示す時計要求メッセージ20
4は、NCP12,13,14を介し一巡するが、NC
P13が時計管理装置であるため、メッセージ203は
NCP13に取り込まれる。NCP13は時計要求メッ
セージの内容が所定の時間経過(1分後)要求であるこ
とからNCP13内の時計に1分後起動を登録して処理
を一旦処理する。
【0074】図6(c)は所定時間経過(1分)し所定
の時刻に達したことにより時計応答メッセージが流れる
ことを示す。
【0075】NCP13内の時計が所定の時刻に達した
ことにより時計応答メッセージ205がNCP13よりル
ープ伝送路1に伝送され、NCP14,11,12を介
し一巡する。その間、時計応答メッセージ205はNC
P14,11に取り込まれ対応する処理装置140,1
10に時計応答メッセージ205を送信し、処理装置1
40,110は、それぞれプログラム340,310に
時計応答メッセージ205を渡し、プログラム340,
310は、それぞれ時計応答メッセージ205を用いた処
理を実行する。
【0076】以上のように、時間に関する処理も全てル
ープ伝送路を用いてメッセージとして処理されるので他
のメッセージがほぼ同一時刻に発生しても、他のメッセ
ージと時間に関するメッセージの順序性が保証される。
これは、特別の同期化手段を設けなくても、処理装置1
40と処理装置110の動作が非同期とはならないこと
を示す。
【0077】仮に、プログラム340,310の時間経
過要求を、従来のように各々の処理装置140,110
内の時計を用いて行うと、時計応答メッセージは、各々
の処理装置140,110内で発生することになり、時
間が合わないことが考えられる。また、たとえ時間が合
っていたとしてもほぼ同一時刻に図5に示すようなメッ
セージ201が発生したとすると、時計応答メッセージ
205とメッセージ201の受信順がプログラム340
と310では逆になってしまうことがある。このように
なると前例と同じように2重系動作の機能が正常に発揮
されないことになってしまう。
【0078】図7に時刻登録と時計管理登録のメッセー
ジの流れを示す。
【0079】図7(a)は時刻登録の流れを示す。
【0080】処理装置120からの人手による設定等で
各NCP11,12,13,14の時刻を登録するため
処理装置120から時刻登録メッセージ206がNCP
12からNCP13,14,11を介し一巡する。各々
のNCP13,14,11,12はその時刻登録メッセ
ージ206が時刻登録用であることを図1のフローに従
い認識し、自らの時計に時刻を登録する。
【0081】図7(b)は時計管理登録の流れを示す。
【0082】処理装置120からの人手による設定等で
NCP13を時計管理装置とし登録する場合、処理装置
120から時計管理登録メッセージ207がNCP12
からNCP13,14,11を介し一巡する。各々のN
CP13,14,11,12はその時計管理登録メッセ
ージ207が時計管理登録用であることを認識し、その
メッセージの内の装置Noと、自らが持つ装置が一致す
るNCP13が時計管理装置と認識し時計管理装置の登
録を行う。
【0083】以上のように本発明によれば、ループ伝送
路を有して構成された伝送システムにおいて、特別のN
CPを設けることなく、かつ、全てのNCPは、受信側
のNCPのアドレスを認識することなく、オンライン処
理装置に対してバックアップ用処理装置を設けた場合
で、かつ、処理装置内のプログラムが時間処理を必要と
する場合であっても、同じ現在時刻を取り込むことがで
き、さらに所定時間内経過、所定の時刻でのメッセージ
も含めて、両処理装置が受信するメッセージの順序の同
一性を保持することが出来る。
【0084】したがって、同期化のための特別な手段を
設けなくとも、オンライン処理装置とバックアップ用処
理装置が、同期がとれた状態で動作することを保証する
ことができる。なお、オンライン処理装置とバックアッ
プ用処理装置の性能が、仮に異なっていたとしても、両
処理装置において、メッセージの受信順の同一性が保証
されるため本発明は有効である。
【0085】
【発明の効果】本発明によれば、各処理装置内で受信さ
れるメッセージにより現在時刻が取り込め、かつ時間処
理を含めて受信順番の同一性が保証されるので、例え
ば、オンライン処理装置に対してバックアップ用処理装
置を設けて動作させても、両装置の同期をとる手段を設
けることなく、正常な2重系動作を保証することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる処理を示すフローチャートであ
る。
【図2】ループシステムの構成例を示す構成図である。
【図3】伝送されるメッセージのフォーマットの説明図
である。
【図4】ループ中を伝送されるメッセージの流れを示す
説明図である。
【図5】バックアップ処理装置を備えたシステムにおい
て伝送される現在時刻を含めたメッセージの流れを示す
説明図である。
【図6】バックアップ処理装置を備えたシステムにおい
て時間処理のメッセージの流れを示す説明図である。
【図7】ループ中の時刻登録および時計管理登録の流れ
を示す説明図である。
【符号の説明】
1…ループ伝送路、11,12,13,14…伝送制御
装置(NCP)、110,120,130,140…処理
装置、200,201…メッセージ、203,204…
時計要求メッセージ、205…時計応答メッセージ、2
06…時刻登録メッセージ、207…時計管理登録メッ
セージ、310,311,340,341…プログラム。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】共通伝送媒と、 該共通伝送媒体を介して送られてくるメッセージを予め
    格納したプログラムに基づいて処理すると共に、前記共
    通伝送媒体に送出するための少なくともデータの内容を
    示す機能コードと処理対象となる情報とメッセージの種
    別を表すデータとからなるメッセージを生成する複数の
    処理装置と、 前記複数の処理装置のそれぞれに接続し、該共通伝送媒
    体を介して送られてくるメッセージに付加された機能コ
    ードと予め記憶した機能コードとを比較し、該機能コー
    ドが一致した場合に該メッセージを接続された前記処理
    装置に送ると共に、該処理装置から送られてきたメッセ
    ージを前記伝送媒体に送出する複数の伝送制御装置とを
    備えた情報伝送システム。
  2. 【請求項2】前記複数の処理装置はそれぞれ時計を有
    し、前記共通伝送媒体に伝送するメッセージが時刻登録
    用メッセージであることを示すデータを前記メッセージ
    の種別を表すデータとすると共に該時計の時刻を付加し
    てメッセージを生成し、前記共通伝送媒体から受け取っ
    たメッセージの前記メッセージの種別を表すデータが時
    刻登録用メッセージである場合には、前記処理装置が備
    える時計に該メッセージに付加されている時刻を登録す
    ることを特徴とする請求項1の情報伝送システム。
  3. 【請求項3】前記複数の処理装置はそれぞれ、情報伝送
    システムにおける時間を管理するための時計管理装置と
    なることを示すデータを前記メッセージの種別を表すデ
    ータとすると共に、該時計管理装置となる処理装置の固
    有番号を付加してメッセージを生成し、前記共通伝送媒
    体から受け取ったメッセージの前記メッセージの種別を
    表すデータが時計管理装置メッセージである場合、該メ
    ッセージに付加されている処理装置の固有番号と予め登
    録されている固有番号とを比較し、該比較した結果に基
    づいて時計管理装置となることを特徴とする請求項1の
    情報伝送システム。
  4. 【請求項4】前記複数の処理装置はそれぞれ、一定の時
    間経過、又は一定の時刻にメッセージを受け取ることを
    示すデータを前記メッセージの種別を表すデータとする
    と共に、該一定の経過時間、又は一定の時刻を付加して
    メッセージを生成し、前記共通伝送媒体から受け取った
    メッセージの前記メッセージの種別を表すデータが一定
    の時間経過、又は一定の時刻にメッセージを受け取るこ
    とを示すデータであって、自処理装置が時計管理装置で
    ある場合に該受け取ったメッセージに付加された一定の
    時間経過後、又は一定の時刻に該メッセージを前記共通
    伝送媒体に送出することを特徴とする請求項1の情報伝
    送システム。
  5. 【請求項5】共通伝送媒体に接続された複数の処理装置
    が、該メッセージに付加された機能コードに基づいて自
    処理装置に必要なメッセージを前記共通伝送媒体から取
    り込むと共に、メッセージに機能コードを付加して前記
    共通伝送媒体に送出する情報伝送方法において、 少なくとも時間に関するメッセージの種別を表すデータ
    を付加したメッセージを前記共通伝送媒体に送出し、 予め定められた処理装置が該メッセージを受け取ると共
    に、該メッセージに付加された前記メッセージの種別を
    表すデータに基づいて、該受け取ったメッセージを前記
    共通伝送媒体に送出することを特徴とする情報伝送方
    法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008508796A (ja) * 2004-07-30 2008-03-21 フィッシャー−ローズマウント システムズ, インコーポレイテッド 自動タイムスタンプを備える通信コントローラ
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CN115981924A (zh) * 2022-12-26 2023-04-18 元心信息科技集团有限公司 设备控制方法、电子设备及存储介质

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