JPH1097794A - 低電源電圧不揮発性メモリーのセル読み取り方法および回路 - Google Patents

低電源電圧不揮発性メモリーのセル読み取り方法および回路

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JPH1097794A
JPH1097794A JP16155697A JP16155697A JPH1097794A JP H1097794 A JPH1097794 A JP H1097794A JP 16155697 A JP16155697 A JP 16155697A JP 16155697 A JP16155697 A JP 16155697A JP H1097794 A JPH1097794 A JP H1097794A
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Giovanni Campardo
ジョヴァンニ・カンパールド
Micheloni Rino
リノ・ミケローニ
Stefano Commodaro
ステファノ・コンモダーロ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低電源電圧不揮発性メモリーのセル読み取り
方法および回路を提供する。 【解決手段】 読み取り回路30は、アレイ・セル33
に接続されたアレイ分岐31と、基準セル37に接続さ
れた基準分岐32を有する。アレイ分岐31は、電源線
36とアレイ・セル33の間に挿入されたトランジスタ
42を有し、基準分岐32は、電源線36と基準セル3
7の間に挿入されたトランジスタ43を有する。トラン
ジスタ42、43は、電流ミラーを形成し、該ミラーで
は、トランジスタ42がダイオード接続されて第1の予
め定められたチャンネル幅/長さ比W1 /L1 を示し、
トランジスタ43が第1の比W1 /L1 のN倍い大きい
第2の予め定められたチャンネル幅/長さ比W2 /L2
を示し、その結果、アレイ・セル33内を流れる電流
I’M が増幅されて基準分岐32へ供給される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、低電源電圧不揮発
性メモリー・セルを読み取るための方法および回路に関
する。
【0002】
【従来の技術】公知のように、メモリー・セルを読み取
る最も広く使用されている方法は、図1に示す種類の回
路構成を用いて、読み取られるセルを通って流れる電流
に関係する量を、内容が知られている基準セルを通って
流れる電流に関係する同様な量と比較するものである。
【0003】図1の番号1は、メモリー・アレイのセル
を読み取るための回路を示し、該回路は、アレイ・ビッ
ト線5によって読み取られるアレイ・セル4に接続され
たアレイ分岐2、および、基準ビット線9によって内容
が知られている基準セル8に接続された基準分岐3を有
する。
【0004】アレイ分岐2は、一方側がデコード回路
(図示せず)によってアレイ・ビット線5に接続され他
方側が電圧VCCの電源線7に接続された電流/電圧コン
バーター6(以下、適宜アレイ・コンバーターと呼ぶ)
を有する。
【0005】基準分岐3は、一方側がデコード回路(図
示せず)によって基準ビット線9に接続され他方側が電
源線7に接続された電流/電圧コンバーター10(以
下、適宜基準コンバーターと呼ぶ)を有する。
【0006】電流/電圧コンバーター6および10は、
各々が、(ソフト書き込みなどのスプリアスな(にせ
の)書き込み現象を防ぐためににそれぞれのアレイ・ビ
ット線5および9に適当なバイアスをかけ、また可能で
あれば線5および9を等化するための)プリチャージお
よびバイアス回路11および12と、互いに直列に接続
されたそれぞれの負荷13および14を有する。それぞ
れのプリチャージおよびバイアス回路11および12と
それぞれの負荷13および14の間のアレイ・ノード1
5および基準ノード16(以下、ノード15, 16と略
す)は、それぞれの電流/電圧コンバーター6および1
0の出力を形成し、ノード15および16の電圧を比較
してアレイ・セル4の内容を判別するためのセンスアン
プ17の入力に接続される。
【0007】負荷13は、あらかじめ定められたチャン
ネル幅対長さの比W1 /L1 をもつP−チャンネルMO
Sトランジスタを有する。負荷14は、比W1 /L1
りN倍大きいチャンネル幅対長さの比W2 /L2 を持つ
ダイオード接続されたPチャンネルMOSトランジスタ
を有する。負荷13, 14を構成するMOSトランジス
タ13および14(以下、トランジスタ13, 14と略
す)は、互いに接続された制御端末、電源線7に接続さ
れたソース端末、およびそれぞれがノード15および1
6に接続されてトランジスタ13内を流れる電流がトラ
ンジスタ14内を流れる電流のN分の1である電流ミラ
ーを形成するドレイン端末を有する。
【0008】アレイ・ビット線5は、同じアレイ列内に
配置された多数のアレイ・セル4に接続され、図1では
それらの容量が等価のアレイ・コンデンサー18で概略
示されているが、該コンデンサーは、単純化のためにノ
ード15に直接接続された状態で示されている。同様
に、基準ビット線9も、同じ基準アレイ列内に配置され
た多数の基準セルに接続され、図1ではそれらの容量が
ノード16に接続された等価の基準コンデンサー19で
概略示されている。
【0009】アレイ・セル4の内容、すなわちセルが消
去されているかあるいは書き込まれているかを安全に判
別するため、基準セル8は、あたえられた読み取り電圧
でバイアスがかけられると、基準電流IR を生成する。
その値は、アレイ分岐2に鏡映され、また消去されたア
レイ・セル4によって生成される電流の値と書き込まれ
たアレイ・セル4によって生成される電流の値の間であ
る。従って、図1の回路においては、センスアンプ17
が、基準ノード16に存在しまた基準セル8によって生
成される電流IR に関係する電圧VR の値を、アレイ・
ノード15に存在しまたアレイ・セル4によって生成さ
れる電流IM と負荷13によって供給される電流IO
間の差に関係する(従って、アレイ分岐2に鏡映され−
係数1/Nを掛けられた−電流IR に等しい)電圧VM
の値と比較する。
【0010】含まれる概念を明確に理解できるように、
図2のグラフで、アレイ・セル4と基準セル8の特性I
DS=f(VGS)を示す。より具体的には、Aは、消去さ
れた時のアレイ・セル4の特性を示す(基準セル8の特
性の周囲に分布する)。Bは、書き込まれた時のアレイ
・セル4の特性を示す。Cは、ミラー回路であるトラン
ジスタ13および14によってアレイ分岐2に鏡映され
た基準セル8の特性を示す。Vth1 は、消去されたアレ
イ・セル4の閾値であり、また、Vth2 は、書き込まれ
たアレイ・セル4の閾値である。図からわかるように、
図1の回路を用いた方法では、トランジスタ13内に流
れ込む電流IO がトランジスタ14内で基準セル8によ
ってあたえられる電流のN分の一であるため、基準セル
8の鏡映された特性Cの傾きは、消去されまた書き込ま
れたアレイ・セル4の特性AおよびBの係数N分の一で
あり、また基準セル8の特性は、消去されたアレイ・セ
ル4の閾値Vth1 に等しい基準閾値を示す。
【0011】図2に示すように、図1の回路の方法で
は、アレイ・セル4および基準セル8の最大読み取り電
圧は、書き込まれたアレイ・セル4の特性Bが基準セル
8の特性Cと交差する値にほぼ等しい、また、読み取り
電圧が読み取り回路1の電源電圧をあらわすため、許容
最大電源電圧値VCCには限度がある。
【0012】この問題を克服するため、1995年10
月11日に公開されたEP−A−O676768に記載
されている方法(図示せず)によれば、基準セル8の特
性が単一の直線ではなく二つのセグメントを持つ折れ線
によって近似的にあらわされる。第1のセグメントは、
図2の線Cと同じ傾きを有し、消去されたセルとあらか
じめ定められた中間電圧の間に含まれるもので、第2の
セグメントは、線AおよびBと同じ傾きを有する。この
ように二つのセグメントに分割することによって、(図
2の点線Dで示される)基準セル8の特性は、特性Aと
Bの間にあって、高い読み取り電圧従って高い電源電圧
の場合でも、書き込まれたアレイ・セル4の特性Bと交
差することがなくなる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上に述べた公知の方法
では、述べられているように、負荷13および14に流
れる電流の比が、書き込まれたセルを消去されたセルか
ら区別するためにきわめて重要である。実際、公知のよ
うに、消去されるときのアレイ・セル4の読み取り時間
を短縮するためには、アレイ・セル4内を流れる電流を
トランジスタ13内を流れる電流よりはるかに大きくし
て、アレイ・コンデンサー18を急速に放電し、従って
ノード15の電圧を急速に低減しなければならない。他
方、書き込まれるときのアレイ・セル4の読み取り時間
を短縮するためには、基準セル8によって生成される電
流を大きくして、トランジスタ13内の対応する鏡映さ
れた電流IO がアレイ・コンデンサー18を急速に充電
して、ノード15の電圧を急速に電源電圧VCCに近い値
にしなければならない。
【0014】しかしながら、現在は、ポータブル機器お
よび低電源電圧の用途でも読み取り回路1の幅広い利用
が可能となるように、電源電圧をできるだけ低くするの
が一般の傾向である。しかし、電源電圧を低減すると、
アレイ・セル4および基準セル8によって生成される電
流IR 、IM がかなり低減し、その結果、回路の読み取
り時間が増大することになる。
【0015】本発明の一つの目的は、電源電圧が低い場
合でも、需要を満たすことのできる読み取り時間が実現
可能な読み取り方法および回路を提供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、低電源
電圧不揮発性メモリー・セルを読み取るための方法およ
び回路が提供される。本発明の一実施形態にあっては、
制御および出力端末を有しまた第1または第2の電圧で
プログラムされた閾値を有する不揮発性メモリー・セル
内に記憶されたデータを読み取るための回路が提供され
る。第1の電圧でプログラムされる場合には、メモリー
・セルは第1のデータ値を記憶し、第2の電圧でプログ
ラムされる場合には、メモリー・セルは第2のデータ値
を記憶する、但し、第2の電圧は、第1の電圧より高
い。該回路は、メモリー・セルの制御端末に連結されま
た読み取り電圧を受け取るように連結される読み取り端
末を含む。増幅器は、メモリー・セルの出力端末に連結
される第1の入力端末、第2の入力端末、および記憶さ
れたデータ値を提供する出力端末を有する。基準セル
は、読み取り端末に連結される制御端末を有し、また増
幅器の第2の入力端末に連結される出力端末を有する。
当該基準セルは、読み取り電圧よりも低い基準閾値を有
する。電流ミラーは、メモリー・セルの出力端末に連結
される電流入力端末を有し、また基準セルの出力端末に
連結される電流出力端末を有する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0018】図3において、番号50は、例えばフラッ
シュEEPROMメモリーなどの不揮発性メモリーを示
し、該メモリーは、本発明に基づく読み取り回路30に
接続された複数のアレイ・セル33を含むメモリー・ア
レイ51を有する。
【0019】図1の読み取り回路1と同様、読み取り回
路30は、アレイ・ビット線34によってアレイ・セル
33に接続されたアレイ分岐31と、基準ビット線38
によって基準セル37に接続された基準分岐32とを有
する。
【0020】アレイ分岐31は、一方側がアレイ・ビッ
ト線34に接続され他方側が電圧VCCの電源線36に接
続されたアレイ・コンバーター35を有し、基準分岐3
2は、一方側が基準ビット線38に接続され他方側が電
源線36に接続された基準コンバーター39を有する。
【0021】図1の読み取り回路1と同様、各コンバー
ター35および39は、それぞれ、互いに直列に接続さ
れた在来のプリチャージおよびバイアス回路40および
41ならびに負荷42および43を有する。それぞれの
プリチャージおよびバイアス回路40および41とそれ
ぞれの負荷42および43の間のノード44および45
は、センスアンプ(比較器)46の入力に接続される。
【0022】公知の読み取り回路1とは異なり、負荷4
2は、あらかじめ定められた比W1/L1 を持つダイオ
ード接続されたPチャンネルMOSトランジスタを有
し、負荷43は、比W1 /L1 よりN倍大きい比W2
2 を持つPチャンネルMOSトランジスタを有する。
負荷42, 43を構成するMOSトランジスタ42およ
び43(以下、トランジスタ42, 43と略す)は、電
流ミラーを形成するように接続され、従って、トランジ
スタ43内に流れ込む電流I’O は、トランジスタ42
内に流れ込む電流I’M よりN倍大きくなるように駆動
される。
【0023】図1の読み取り回路1と同様に、各ノード
44および45は、ノード44および45に接続される
セルの容量をあらわす等価のコンデンサー47および4
8に接続される。
【0024】読み取り回路30は、読み取り回路1と同
様に作動するが、但し、この場合には、センスアンプ4
6が、ノード44に存在してアレイ・セル33によって
生成される電流I’M に関係する電圧V’M の値を、ノ
ード45に存在して基準セル37によって生成される電
流I’R と負荷43によって供給される電流I’O の間
の差に関係する電圧V’R の値と比較する。電流I’O
は、鏡映されて基準分岐32内で係数N倍される電流
I’M に等しい。従って、図1の読み取り回路1と異な
り、鏡映されるのは、基準セル37によって生成される
電流I’R ではなくアレイ・セル33によって生成され
る電流I’M である。本発明の一実施形態にあっては、
Nは、2と10の間である。
【0025】図3の回路の動作を見る他の方法を以下に
説明する。アレイ・セル33が消去されるとき、電圧
V’M は、電圧V’R より低く、従って、比較器46
は、この状態をアレイ・セル33が消去されていると認
識する。逆に、アレイ・セル33に書き込みが行なわれ
るとき、電圧V’M は、電圧V’R より高く、従って、
比較器46は、これをアレイ・セル33に書き込みが行
なわれていると認識する。より具体的には、アレイ・セ
ル33が消去されて読み取り電圧がそのゲートに加えら
れると、アレイ・セル33が、ノード44から電流I’
M を引き付ける。比較器46への入力が高インピーダン
スであるため、ノード44から比較器46内へは、ほと
んどあるいは全く電流が流れ込まない。従って、キルヒ
ホッフの電流の法則により、負荷42は、ノード44へ
電流I’M を供給し、その結果、ノード44へ流れ込む
電流は正味ゼロとなる。トランジスタ42および43に
よって形成される電流ミラーの乗算作用のために、トラ
ンジスタ43は、N×I’M に等しいI’O を生成しよ
うとする。しかし、やはりキルヒホッフの電流の法則の
ために、基準電流I’R はノード45から流れ出してし
まう。従って、定常状態では、I’O の最大値は、I’
R に等しい。しかし、電流ミラーがI’O をより大きい
値に押し上げようとするため、トランジスタ43は、そ
の飽和領域へと向かい、ノード45の電圧V’R をB’
M より高い値へと押し上げる。逆に、アレイ・セル33
に書き込みが行なわれるときには、I’M はゼロに等し
い。従って、電流ミラーの作用によってトランジスタ4
3にバイアスがかけられ、やはりゼロに等しいI’O
生成される。但し、基準セル37は、ノード45から
I’Rを引き付けようとする。しかし、キルヒホッフの
電流の法則のため、I’R は、ゼロに等しいI’O に等
しくなければならない。従って、基準セル37は、飽和
領域へ向かい、電圧V’R をゼロ近くまで、すなわち電
圧V’M よりはるか下まで低下させる。書き込まれたア
レイ・セル33の読み取りおよび/またはアレイ・セル
33の消去のいずれの間でも、電圧V’M は、VCCと接
地のほぼ中間の値を示す。
【0026】さらに、メモリー・アレイ51の外部の単
一の基準セル37を用いて、EWS(Electrical Wafer
Sort ;電気的ウエハー分類)試験の課程でその閾電圧
を低い値に調節し、低電源電圧VCCが存在する場合でも
基準セル37が高い電流を導くようにすることができ
る。他方、アレイ・セル33の閾電圧を同様に低下させ
ようとすると、メモリー・アレイ51内の消耗したセル
の数が増大するため、これは行なうことができない。本
発明による方法は、しかし、アレイ・セル33内を流れ
る電流をN倍し、この大きい電流を基準分岐32内の電
流I’O として供給することによって、アレイ・セル3
3の読み取り電流を効果的に大きくし、従って読み取り
時間を短縮することができる。
【0027】従って、読み取り回路30によって、図4
に示す特性を得ることができる。図4において、Eは、
消去時のアレイ・セル33の特性(基準セル37のそれ
と一致する)を示し、Fは、書き込み時のアレイ・セル
33の特性を示し、GおよびHは、それぞれ、基準分岐
32に鏡映されたアレイ・セルの消去および書き込み特
性を示す。図4において、Vth1 およびVth2 は、図2
のそれらと同じ意味をもつ。
【0028】以上の説明からわかるように、この場合、
鏡映された電流I’O の特性GおよびHの傾きは、電流
I’O が比較される基準電流I’R の特性Eの傾きより
係数N倍大きいため、消去されて書き込まれたアレイ・
セル33を読み取るときの読み取り回路30の切り替え
要件と、適用されるであろう最大読み取り電圧を支配す
る要件の両方を満たす電流の間で比較が行なわれること
になる。
【0029】実際、消去されたアレイ・セル33の読み
取りを行なうときには、一方では、アレイ・セル33
が、ノード44に接続されたコンデンサー47を放電す
ることなく、全部が負荷42によって供給される電流
I’M を引き付ける。他方では、負荷42内を流れる電
流は、ミラー回路となるトランジスタ42および基準分
岐32内のトランジスタ43によって増幅されると、基
準セル37が必要とする電流I’R よりはるかに大きい
電流なため、ノード45に接続されたコンデンサー48
を急速に充電し、従って、ノード45の電圧を急速に引
き上げる。同様に、書き込まれたアレイ・セル33を読
み取るときには、アレイ・セル33は、考慮されている
読み取り電圧(すなわち、Vth1 とVth2 の間の読み取
り電圧)では電流を引き付けないため、電流I’O がほ
ぼゼロであることから、基準セル37によって引き付け
られる電流I’R が、ノード45に接続されたコンデン
サー48を急速に放電し、ノード45の電圧V’R を急
速に降下させる。
【0030】図5および6は、アレイのそれぞれの出力
ノード44および45およびアレイ・コンバーター35
および基準コンバーター39での電圧V’M およびV’
R を電源電圧VCC(アレイの制御端末および、アレイ・
セル33および基準セル37に加えられる読み取り電圧
gsに等しい)の関数として、また消去されたアレイ・
セル33の閾電圧Vth1 と書き込まれたアレイ・セル3
3の閾電圧Vth2 の間の差を3V(図5)および1V
(図6)としてプロットしたものである。
【0031】図5に示すように、N=8、また電源電圧
CC、従って、読み取り電圧Vgsがアレイ・セル33の
消去された閾電圧Vth1 より低い場合、電圧V’M およ
びV’R は等しく、またアレイ・セル33および基準セ
ル37の何れによっても電流が引き付けられない点で電
源電圧VCCにほぼ追従する。基準セル37がほぼVth 1
の閾値とアレイ・セル33のIDS/Vgsの傾きとほぼ同
様な傾きを持つ場合、電源電圧がVth1 とVth2 の間で
あれば、基準セル37のみが電流を引き付け、従って、
ノード45の電圧V’R は急速に降下してゼロ近くにと
どまるのに対して、ノード44の電圧V’M はほぼ電源
電圧VCCに追従する(アレイ・セル33は、書き込まれ
て消去されないため、まだオフにされている)。最後
に、電源電圧が書き込まれた閾値Vth2 を越えると、ア
レイ・セル33がやはり電流を通し始めて電流を引き付
け、ノード45の電圧V’R がやはり電源電圧VCCに追
従する。
【0032】図6においては、N=8、また基準セル3
7の閾値がほぼVth1 であり、IDS/Vgsの傾きは、ア
レイ・セル33のそれとほぼ同じであり、アレイ・セル
33は、消去されずに書き込まれる。電源電圧VCCの関
数としてのアレイ・セル33および基準セル37の行動
は、図5に示したものと同様であり、図6のプロット
は、また、消去され書き込まれた閾値Vth1 およびV
th2 よりはるかに高い電源電圧VCCに関する出力電圧
V’M およびV’R を示している。より具体的には、回
路50のこの実施形態にあっては、電源電圧VCCがあら
かじめ定められた値(図示の例では約7V)に達する
と、ノード45の電圧V’R がノード44の電圧V’M
を越え、従って、VCCのこの値が読み取り回路30が正
しく機能するために許容される最大読み取り電圧をあら
わすことになる。
【0033】もちろん、VM およびVR のそれぞれのプ
ロットは、N、Vth1 およびVth2、基準セル37の閾
値、およびアレイ・セル33および基準セル37のIDS
/Vgsの傾きに依存する。従って、回路50の他の実施
形態では、Vm およびVr のプロットは、これらの特性
を変えることによって変えることができる。IDS/Vgs
の傾きの通常の値は、Vth1 が0.5−3V(例、1.25
V)、Vth2 が2.5−7V(例、5V)では、25−4
0mA/V(例、30mA/V)である。
【0034】本発明による読み取り回路30の効果は以
下の通りである。特に、当該回路は、アレイ・セル33
によって生成される電流I’M を増幅することによっ
て、低い電源電圧の場合でも、高い電源電圧作動時と比
較して読み取り時間を増やすことなくメモリー・アレイ
51のアレイ・セル33の読み取りを行なう。さらに、
当該回路は、簡単でしかも信頼性が高い。
【0035】最後に、適用された回路は、付加的な構成
要素を必要とせず、単にトランジスタのダイオード接続
をシフトさせるだけなので、読み取り回路30の製造コ
ストを増大させたりあるいは難しい設計要件を導入する
ことがない。
【0036】以上、本発明者によってなされた発明を実
施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実
施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱し
ない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0037】本発明の精神および範囲から逸脱すること
なく図示して説明した読み取り回路30に変更を行なう
ことが可能なことは明らかであろう。さらに、わかりや
すさのために具体的な実施形態について説明したが、該
実施形態には、本発明の精神および範囲から逸脱するこ
となく各種の修正を行なうことが可能である。従って、
本発明は、請求項に定義される以外では限定されない。
【0038】また、以上の説明では主として本発明者に
よってなされた発明をその利用分野である低電源電圧不
揮発性メモリー・セルに適用した場合について説明した
が、これに限定されるものではない。
【0039】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0040】すなわち、本発明による読み取り回路で
は、アレイ・セルによって生成される電流を増幅するこ
とによって、低い電源電圧の場合でも、高い電源電圧作
動時と比較して読み取り時間を増やすことなくメモリー
・アレイのセルの読み取りを行なうことができる。
【0041】また、本発明による読み取り回路は、簡単
でしかも信頼性が高く、さらに、付加的な構成要素を必
要とせず、単にトランジスタのダイオード接続をシフト
させるだけなので、製造コストを増大させたり、むずか
しい設計要件を導入する必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】公知の読み取り回路の回路図である。
【図2】図1の回路によってメモリー・セルを評価する
ための特性を示す図である。
【図3】本発明による読み取り回路の回路図である。
【図4】図3の読み取り回路を用いて得られる特性を示
す図である。
【図5】図3の読み取り回路の出力電圧をプロットした
図である。
【図6】図3の読み取り回路の出力電圧をプロットした
図である。
【符号の説明】
1 読み取り回路 2 アレイ分岐 3 基準分岐 4 アレイ・セル 5 アレイ・ビット線 6 電流/電圧コンバーター(アレイ・コンバータ
ー) 7 電源線 8 基準セル 9 基準ビット線 10 電流/電圧コンバーター(基準コンバーター) 11 バイアス回路 12 バイアス回路 13 負荷(MOSトランジスタ) 14 負荷(MOSトランジスタ) 15 アレイ・ノード 16 基準ノード 17 センスアンプ 18 アレイ・コンデンサー 19 基準コンデンサー 30 読み取り回路 31 アレイ分岐 32 基準分岐 33 アレイ・セル 34 アレイ・ビット線 35 アレイ・コンバーター 36 電源線 37 基準セル 38 基準ビット線 39 基準コンバーター 40 プリチャージおよびバイアス回路 41 プリチャージおよびバイアス回路 42 負荷(MOSトランジスタ) 43 負荷(MOSトランジスタ) 44 ノード 45 ノード 46 センスアンプ(比較器) 47 コンデンサー 48 コンデンサー 50 回路 51 メモリー・アレイ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 リノ・ミケローニ イタリア国、22078 トゥラーテ、ヴィ ア・マッツィーニ、13 (72)発明者 ステファノ・コンモダーロ イタリア国、16031 ボッリャスコ、ヴィ ア・ジー・マルコーニ、2

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 低電源電圧不揮発性メモリー(50)の
    セル読み取り方法であって、メモリー・セル(33、3
    7)の特性(E、F)より急な傾きを示す特性(G、
    H)を有する読み取り電流信号(I’O ) を生成するス
    テップを特徴とする低電源電圧不揮発性メモリーのセル
    読み取り方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の低電源電圧不揮発性メモ
    リーのセル読み取り方法であって、前記低電源電圧不揮
    発性メモリー(50)は、1つのアレイ・セル(33)
    に接続されたアレイ分岐(31)と、基準セル(37)
    に接続された基準分岐(32)とを含む読み取り回路を
    有してなり、前記読み取り電流信号(I’O )を前記基
    準分岐(32)へ供給し、前記読み取り電流信号(I’
    O )に関係する量(V’M )を前記基準セル(37)内
    を流れる電流(I’R )に関係する量(V’R )と比較
    するステップを特徴とする低電源電圧不揮発性メモリー
    のセル読み取り方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の低電源電圧不揮
    発性メモリーのセル読み取り方法であって、前記生成ス
    テップは、前記アレイ・セル(33)内を流れるアレイ
    電流(I’M )を生成するステップと、前記アレイ電流
    (I’M )を増幅するステップとを有することを特徴と
    する低電源電圧不揮発性メモリーのセル読み取り方法。
  4. 【請求項4】 低電源電圧不揮発性メモリー(50)の
    セル読み取り回路であって、メモリー・セル(33、3
    7)の特性(E、F)より急な傾きを示す特性(G、
    H)を有する読み取り電流信号(I’O )を生成するた
    めの生成手段(33、42、43)を特徴とする低電源
    電圧不揮発性メモリーのセル読み取り回路。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の低電源電圧不揮発性メモ
    リーのセル読み取り回路であって、アレイ・セル(3
    3)に接続されるアレイ分岐(31)と基準セル(3
    7)に接続される基準分岐(32)とを有し、前記読み
    取り電流信号(I’O )を前記基準分岐(32)へ供給
    する供給手段(42、43)と、前記読み取り電流信号
    (I’O )に関係する量(V’M )を前記基準セル(3
    7)内を流れる電流(I’R )に関係する量(V’R
    と比較する比較手段(46)とを特徴とする低電源電圧
    不揮発性メモリーのセル読み取り回路。
  6. 【請求項6】 請求項4または5記載の低電源電圧不揮
    発性メモリーのセル読み取り回路であって、前記生成手
    段(33、42、43)は、アレイ電流(I’M )を生
    成する前記アレイ・セル(33)と、前記アレイ電流
    (I’M )を増幅する増幅手段(42、43)とを有す
    ることを特徴とする低電源電圧不揮発性メモリーのセル
    読み取り回路。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の低電源電圧不揮発性メモ
    リーのセル読み取り回路であって、前記増幅手段(4
    2、43)は、基準電位(VCC)線(36)と前記アレ
    イ・セル(33)の間に挿入されたアレイ負荷トランジ
    スタ素子(42)と、前記基準電位(VCC)線(36)
    と前記基準セル(37)の間に挿入された基準負荷トラ
    ンジスタ素子(43)とを有し、前記アレイ負荷トラン
    ジスタ素子(42)および前記基準負荷トランジスタ素
    子(43)は、前記アレイ負荷トランジスタ素子(4
    2)がダイオード接続される電流ミラーを形成すること
    を特徴とする低電源電圧不揮発性メモリーのセル読み取
    り回路。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の低電源電圧不揮発性メモ
    リーのセル読み取り回路であって、前記アレイ負荷トラ
    ンジスタ素子(42)は、予め定められた第1のチャン
    ネル幅/長さ比(W1 /L1 )を示し、前記基準負荷ト
    ランジスタ素子(43)は、前記第1の比(W1
    1 )よりN倍大きい予め定められた第2のチャンネル
    幅/長さ比(W2 /L2 )を示すことを特徴とする低電
    源電圧不揮発性メモリーのセル読み取り回路。
  9. 【請求項9】 請求項7または8記載の低電源電圧不揮
    発性メモリーのセル読み取り回路であって、前記アレイ
    負荷トランジスタ素子(42)および前記基準負荷トラ
    ンジスタ素子(43)は、各々が、それぞれのPチャン
    ネルMOSトランジスタを有することを特徴とする低電
    源電圧不揮発性メモリーのセル読み取り回路。
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