JPH1099196A - オーブンレンジ - Google Patents

オーブンレンジ

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JPH1099196A
JPH1099196A JP8254128A JP25412896A JPH1099196A JP H1099196 A JPH1099196 A JP H1099196A JP 8254128 A JP8254128 A JP 8254128A JP 25412896 A JP25412896 A JP 25412896A JP H1099196 A JPH1099196 A JP H1099196A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glaze
ceramic
antibacterial agent
microwave oven
ceramic dish
Prior art date
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Pending
Application number
JP8254128A
Other languages
English (en)
Inventor
Mamoru Isoya
守 礒谷
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP8254128A priority Critical patent/JPH1099196A/ja
Publication of JPH1099196A publication Critical patent/JPH1099196A/ja
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  • Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はオーブンレンジのセラミック皿に無
機抗菌剤を配合した釉薬を処理し抗菌効果を持たせるこ
とである。 【解決手段】 オーブンレンジは、無機抗菌剤7を配合
した釉薬を用いたセラミック皿4を有している。このセ
ラミック皿4は抗菌効果を持つため、細菌等の増殖を防
止し、より清潔な機器とすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子レンジおよび
オーブンレンジ等の加熱調理器にし、特にそれらに用い
られるオーブン皿に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電子レンジやオーブンレンジは、
マイクロ波もしくはヒータを用いた加熱調理器であり、
調理物を加熱する際には、オーブン庫内に設置したガラ
ス皿やホウロウ処理した金属皿の上に食品などを置いて
加熱する方式が取られていた。従来は、電波調理する際
にはガラス丸皿を用い、スポンジケーキ等のヒータ調理
をする際にはホウロウ処理した金属の丸皿を用いてい
た。最近、セラミックの丸皿を用いて、電波調理もヒー
タ調理も一つの皿で行うことができるオーブンレンジが
発売されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ガラス皿やセラミック皿には、細菌等が付着しているこ
とがあった。これらは、食品に付着していたものが飛散
する場合や、人の手に付着していたものが手が触れた時
に付着したものや、人の汗や唾と共に飛散したものが付
着する場合や、空気中の埃等が付着したもの等がある。
オーブンレンジ等のヒータ付きの電子レンジでは、加熱
して高温になった場合には細菌は死滅するが、その後の
電波調理や扉の開閉等で細菌がガラス皿やセラミック皿
に付着することがあった。このように食品の飛沫などの
栄養源の多い電子レンジやオーブンレンジにおいては、
付着した細菌はガラス皿やセラミック皿の表面で増殖す
ることがあり、非衛生的であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のオーブンレンジは、第1に無機抗菌剤を配
合した釉薬を用いたセラミック皿を持つオーブンレンジ
とした。
【0005】本発明は上記した構成によって、セラミッ
ク皿表面に付着した細菌の増殖を抑制することができ、
セラミック皿表面に生息する細菌の数を減らし、より清
潔な電子レンジとすることができる。セラミック皿の釉
薬の焼成温度はガラスフリットの軟化点以上の高温にな
る。従って、耐熱性の高い無機系の抗菌剤を用いること
によって焼き付け時の温度にも抗菌剤の劣化が少なく、
細菌の増殖を抑制する効果を保持することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明のオーブンレンジは、第1
に無機抗菌剤を配合した釉薬を用いたセラミック皿を持
つオーブンレンジとした。第2に釉薬を2層とし、上層
に無機抗菌剤を配合した釉薬を用いたセラミック皿を持
つオーブンレンジとした。第3に溶出性の高い無機抗菌
剤を配合した釉薬を用いたセラミック皿を持つオーブン
レンジとした。第4に釉薬を2層とし、上層に溶出性の
高い無機抗菌剤を用いたセラミック皿を持つオーブンレ
ンジとした。第5に釉薬表面に銀イオンをドーピングし
たセラミック皿を持つオーブンレンジとした。
【0007】本発明は上記した構成によって、セラミッ
ク皿表面に付着した細菌の増殖を抑制することができ、
セラミック皿表面に生息する細菌の数を減らし、より清
潔な電子レンジとすることができる。セラミック皿の釉
薬の焼成温度はガラスフリットの軟化点以上の高温にな
る。従って、耐熱性の高い無機系の抗菌剤を用いること
によって焼き付け時の温度にも抗菌剤の劣化が少なく、
細菌の増殖を抑制する効果を保持することができる。ま
た、釉薬の表面に銀イオンをドーピングすることによっ
て、セラミック皿の表面に銀イオンを分散させて抗菌性
能を持たせる事ができる。
【0008】セラミック皿の場合、250℃のオーブン
から水中へ投入されることがあるため、高い耐熱衝撃性
が求められる。従って、セラミック皿の材料の熱膨張係
数は低く押さえる必要があり、そのセラミック皿に用い
る釉薬の熱膨張も低いものが求められる。また、釉薬に
抗菌剤を分散すると熱膨張が大きくなり、セラミック基
材と釉薬との密着性を高める事が難しくなり、熱衝撃に
弱くなるという課題があった。そのために、本発明で
は、釉薬を2層とし、上層に無機抗菌剤を配合した釉薬
を用いたセラミック皿を持つ構成とした。この構成にす
ることによって、下層の釉薬でセラミック皿の耐熱衝撃
性を保持させ、上層の釉薬によって抗菌性を持たせこと
ができるようになり、セラミックとの密着性を改善する
ことができる。また、抗菌処理をしていない釉薬を塗布
したセラミック皿に後から抗菌処理を施す事ができるよ
うになり、抗菌処理の有無を後から選べるようになっ
た。
【0009】また、釉薬の中に抗菌剤を配合すると焼成
時にガラス成分が抗菌剤の表面を覆い抗菌剤が塗膜の表
面にで難くなり、抗菌性能が低下することがあった。そ
のために、本発明では、溶出性の高い無機抗菌剤を配合
する事によって、釉薬のガラスの中に抗菌剤が埋め込ま
れても抗菌剤中の銀成分が溶出して抗菌性能を発揮する
ことができるようにした。
【0010】以下、本発明の実施例について図面を用い
て説明する。 (実施例1)図1は、本発明の実施例1の電子レンジの
外観図である。
【0011】図において、1は電子レンジのオーブンで
あり、庫内に食品入れて加熱するためのものである。2
はオーブンのドアであり、庫内の電波漏洩を抑える機能
を持つ。3は操作部であり、加熱時間など設定を行い加
熱を開始および中止させるスイッチなどを持つ。4は、
食品を置くセラミック皿である。
【0012】図2は、本発明の実施例1のセラミック皿
の構成概要図である。図において、5はセラミック皿基
材であり、6は釉薬層、7は無機抗菌剤である。実施例
1では、セラミック皿はコージェライト磁器を用いてい
る。セラミック原料の鉱石や粘土、添加剤等を水と共に
粉砕混合し、型を用いて成形する。その後、乾燥し12
50℃で焼成し、セラミック皿の形を形成する。一方、
ホウケイ酸ガラスフリットや顔料等を水と共に粉砕混合
し、その中にシリカとほう酸とカルシウムを組成とする
セラミックに銀イオンを担持した抗菌剤を配合し、前記
セラミック皿に塗布して800℃で焼成する。このセラ
ミック皿より5cm×5cmの試料を切り出し、抗菌品
1とした。セラミック皿の断面をみるとセラミック基材
5の上に抗菌剤7が分散した釉薬層6を持つ構成となっ
ている。
【0013】(実施例2)図3は、本発明の実施例2の
セラミック皿の構成概要図である。
【0014】実施例2では、前記セラミック皿の上に、
ホウケイ酸ガラスフリットや顔料等を水と共に粉砕混合
した釉薬を塗布し1050℃で焼成し下層釉薬層8を形
成する、さらに、シリカとほう酸とカルシウムを組成と
するセラミックに銀イオンを担持した抗菌剤10を配合
した上層釉薬層9を形成する構成となっている。このセ
ラミック皿より5cm×5cmの試料を切り出し、抗菌
品2とした。セラミック皿の断面をみるとセラミック基
材5の上に下層釉薬層8を持ち抗菌剤10が分散した上
層釉薬層9を持つ構成となっている。
【0015】(実施例3)図4は、本発明の実施例3の
セラミック皿の構成概要図である。
【0016】実施例3では、前記セラミック皿の上に、
ホウケイ酸ガラスフリットや顔料等を水と共に粉砕混合
した釉薬を塗布し1050℃で焼成し釉薬層11を形成
する、スパッタリングによって、銀イオンを釉薬層11
にドーピングした構成となっている。このセラミック皿
より5cm×5cmの試料を切り出し、抗菌品3とし
た。セラミック皿の断面をみるとセラミック基材5の上
に銀イオン12がドーピングされた釉薬層11を持つ構
成となっている。一方、抗菌剤を配合していない釉薬を
用いて作成した試料を無添加品とした。また、銀リン酸
ジルコニウム系抗菌剤を釉薬に配合して作成した試料を
抗菌品4とした。
【0017】上記抗菌品1〜4および無添加品の表面に
大腸菌および黄色ブドウ球菌を接種したのち表面をフィ
ルムでラップして37℃24時間保持後の生菌数を測定
した。測定した結果を(表1)に示す。(表1)に示す
ように、抗菌品4は抗菌性能が他のものに比べて低い。
これは、表面に出ている抗菌剤の量が少ないためと考え
られる。抗菌品1および抗菌品2は表面に出ている抗菌
剤の量は変わらないが、シリカとほう酸とカルシウムを
組成とするセラミックに銀イオンを担持した溶出性の高
い抗菌剤を用いているため、抗菌性能が高いと考えられ
る。
【0018】銀リン酸ジルコニウム抗菌剤を純水に添加
し5%の懸濁液を作成し60℃で1時間恒温震とうした
後、細孔径0.01μmのメンブレンフィルターで濾過
したろ液中のAg+濃度を測定したところ0.01pp
m以下であった。また、シリカとほう酸とカルシウムを
組成とするセラミックに銀イオンを担持した抗菌剤につ
いて同様にAg+濃度を測定したところ80ppmであ
った。これから分かるように抗菌剤によって、銀イオン
の溶出性が異なり、それが釉薬に添加した際に抗菌性能
に影響している事が分かる。溶出性の小さい抗菌剤は釉
薬の表面に出ていないと細菌等に接触しないので抗菌性
能が出にくい。溶出性の高い抗菌剤は抗菌剤が表面に出
てくるため抗菌性能を発揮する。
【0019】同様に、耐熱性のあるセラミックを母体と
し銀イオンを配合した抗菌剤が使用できる。セラミック
としてゼオライト、ヒドロキシアパタイト、燐酸カルシ
ウム等の耐熱性のあるものを用いることができる。
【0020】銀系無機抗菌剤以外に、銅、亜鉛錫等の金
属および金属化合物が用いることができるが、持続性や
安定性等を考えると銀系を主とすることが望ましい。
【0021】銀系無機抗菌剤に他の金属系無機抗菌剤を
混合して用いることもできる。セラミック皿の基材とし
てコージェライト(MgO・Al23・SiO2)以外
にも、スポンジュメン(Li2O・Al23・Si
2)、ムライト(Al23・SiO2)、ジルコン(Z
rO2・SiO2)ワラストナイト(CaO・Si
2))、ヘマタイト磁器、ペタライト磁器、結晶化硝
子等の耐熱性の基材を用いることができる。
【0022】本実施例では、オーブンレンジについて用
いるセラミック皿について述べたが、このセラミック皿
を電子レンジに用いても問題ない。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明のオーブンレンジに
よれば、オーブンレンジのセラミック皿の釉薬に無機抗
菌剤を配合することあるいは、銀イオンをドーピングす
ることによって、セラミック皿の表面での細菌の増殖を
抑制する効果の高いオーブンレンジとすることができ
る。溶出性の高い抗菌剤を用いる事によって、釉薬層の
内部の抗菌剤が溶出してくるため抗菌性能をより高くす
る事ができる。また、釉薬を2層にし、下層に密着性の
高い釉薬を設け、上層に無機抗菌剤を配合した釉薬を用
いたセラミック皿とすることによって、耐熱衝撃性の高
い抗菌性セラミック皿とすることができる。
【0024】
【表1】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の電子レンジの外観図
【図2】同電子レンジのセラミック皿の要部断面図
【図3】本発明の実施例2のセラミック皿の要部断面図
【図4】本発明の実施例3のセラミック皿の要部断面図
【符号の説明】
4 セラミック皿 6 釉薬層 7 無機抗菌剤 8 下層釉薬層 9 上層釉薬層 10 無機抗菌剤 11 釉薬層 12 銀イオン

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】無機抗菌剤を配合した釉薬を用いたセラミ
    ック皿を持つオーブンレンジ。
  2. 【請求項2】釉薬を2層とし、上層に無機抗菌剤を配合
    した釉薬を用いたセラミック皿を持つオーブンレンジ。
  3. 【請求項3】溶出性の高い無機抗菌剤を配合した釉薬を
    用いたセラミック皿を持つオーブンレンジ。
  4. 【請求項4】釉薬を2層とし、上層に溶出性の高い無機
    抗菌剤を配合した釉薬を用いたセラミック皿を持つオー
    ブンレンジ。
  5. 【請求項5】釉薬表面に銀イオンをドーピングしたセラ
    ミック皿を持つオーブンレンジ。
JP8254128A 1996-09-26 1996-09-26 オーブンレンジ Pending JPH1099196A (ja)

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JP8254128A JPH1099196A (ja) 1996-09-26 1996-09-26 オーブンレンジ

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JP8254128A JPH1099196A (ja) 1996-09-26 1996-09-26 オーブンレンジ

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JPH1099196A true JPH1099196A (ja) 1998-04-21

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ID=17260621

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JP8254128A Pending JPH1099196A (ja) 1996-09-26 1996-09-26 オーブンレンジ

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20040086671A (ko) * 2003-04-03 2004-10-12 주식회사 대우일렉트로닉스 나노 실버를 이용한 전자렌지용 항균 사절판
JP2008510548A (ja) * 2004-08-24 2008-04-10 セブ エスアー 付着防止コーティングを備えた調理器具

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KR20040086671A (ko) * 2003-04-03 2004-10-12 주식회사 대우일렉트로닉스 나노 실버를 이용한 전자렌지용 항균 사절판
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