JPH10991A - 自動車のホーン制御装置 - Google Patents

自動車のホーン制御装置

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Publication number
JPH10991A
JPH10991A JP15103996A JP15103996A JPH10991A JP H10991 A JPH10991 A JP H10991A JP 15103996 A JP15103996 A JP 15103996A JP 15103996 A JP15103996 A JP 15103996A JP H10991 A JPH10991 A JP H10991A
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JP
Japan
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horn
electromagnetic relay
steering wheel
electromagnetic
capacitor
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Application number
JP15103996A
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English (en)
Inventor
Makoto Kanai
眞 金井
Toshinori Takahashi
利典 高橋
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Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】スパイラルケーブルのチャネル数を増やすこと
なく、ステアリングホイールにホーンの制御装置を設け
ることが可能な自動車のホーン制御装置を提供する。 【解決手段】FET25をオンオフ動作させて電磁リレ
ー26をパルス駆動する。つまり、FET25がオンの
ときには電磁リレー26へ電源が供給され、FET25
がオフのときには電源コンデンサ24へ電源が供給され
る。従って、ホーン・コントロール回路8の電源線と、
ホーン・コントロール回路8とホーン10とを接続する
信号線とは、スパイラルケーブル9を構成する1本の配
線9aを共用する。マイクロコンピュータ21および定
電圧電源回路22の消費電力が小さいため、FET25
のオフ時において、電磁リレー26の入力側には通電さ
れずホーン本体27は鳴動しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車のホーン制御
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、USP5309135公報に開示
される自動車のホーン・コントロール・システムが提案
されている。このシステムでは、フレキシブル・ポテン
ショメータが接着されたフレキシブル基板が、ステアリ
ングホイール・ハブカバーの内面に接着されている。フ
レキシブル・ポテンショメータは抵抗値可変の導電性材
料から成り、その抵抗値は導電性材料が曲がったときに
著しく変化する。そのため、運転者がハブカバーの外側
を押すとフレキシブル・ポテンショメータが変形して、
その抵抗値が変化する。フレキシブル・ポテンショメー
タは、ホーン・コントロール回路に接続されている。ホ
ーン・コントロール回路は、フレキシブル・ポテンショ
メータの抵抗値の変化を検出し、その抵抗値の変化に従
ってホーンを作動させる。従って、運転者がハブカバー
の外側をある程度以上の力で押すと、ホーンが鳴動す
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ステアリン
グホイールにはクルーズコントロールスイッチや自動車
電話などの各種スイッチが取り付けられている。その各
種スイッチと車体側に設けられた各回路との接続には、
スパイラルケーブルが用いられている。スパイラルケー
ブルは複数本の配線材から成り、ステアリングホイール
の回転運動を妨げないように、ステアリングホイール・
シャフトの外周部に配設されている。
【0004】前記公報に開示されたシステムでは、ホー
ン・コントロール回路に電源を供給するための電源線を
接続する必要がある。また、ホーン・コントロール回路
と車体側に取り付けられたホーンとを信号線で接続する
必要がある。そのため、ホーン・コントロール回路をハ
ブカバーの内部に設けた場合には、前記電源線および信
号線としてスパイラルケーブルを使用しなければならな
い。従って、前記電源線および信号線の分だけ、スパイ
ラルケーブルの配線材の数(すなわち、チャネル数)を
増やす必要がある。
【0005】しかし、スパイラルケーブルは前記した各
種スイッチの配線に使用されているため、そのチャネル
数を増やすのは難しい。本発明は上記問題点を解決する
ためになされたものであって、その目的は、スパイラル
ケーブルのチャネル数を増やすことなく、ステアリング
ホイールにホーンの制御装置を設けることが可能な自動
車のホーン制御装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、車体側に設けられた電磁ホーン(10)と、ステア
リングホイール(W)に設けられたホーンの駆動制御手
段(11,21,24,25)と、電磁ホーンおよび駆
動制御手段の電源供給に共用される配線(9a)と、そ
の配線は車体とステアリングホイールとを接続するスパ
イラルケーブル(9)を構成することとをその要旨とす
る。
【0007】請求項2に記載の発明は、車体側に設けら
れた電磁ホーン(10)と、電磁ホーンをパルス駆動す
るスイッチング素子(25)と、ステアリングホイール
(W)に設けられたホーン操作手段(11)と、ホーン
操作手段の操作に従ってスイッチング素子を駆動制御す
る制御手段(21)と、電磁ホーンの非通電時に充電さ
れ、電磁ホーンの通電時に放電し、その放電時に制御手
段へ電源を供給するコンデンサ(24)と、電磁ホーン
の通電およびコンデンサの充電に共用される配線(9
a)と、その配線は車体とステアリングホイールとを接
続するスパイラルケーブル(9)を構成することとを備
え、コンデンサの充電時間は、電磁ホーンの復帰時間よ
りも短く設定されていることをその要旨とする。
【0008】請求項3に記載の発明は、車体側に設けら
れたホーン(10)と、そのホーンは電磁リレー(2
6)を備え、電磁リレーの通電時に鳴動することと、電
磁リレーの通電を制御することにより、電磁リレーをパ
ルス駆動するスイッチング素子(25)と、ステアリン
グホイール(W)に設けられたホーン操作手段(11)
と、ホーン操作手段の操作に従ってスイッチング素子を
駆動制御する制御手段(21)と、電磁リレーの非通電
時に充電され、電磁リレーの通電時に放電し、その放電
時に制御手段へ電源を供給するコンデンサ(24)と、
電磁リレーの通電およびコンデンサの充電に共用される
配線(9a)と、その配線は車体とステアリングホイー
ルとを接続するスパイラルケーブル(9)を構成するこ
とと、前記配線を介して電磁リレーおよびコンデンサと
接続されるバッテリ(BATT)とを備え、コンデンサの充
電時間は、電磁リレーの復帰時間よりも短く設定されて
いることをその要旨とする。
【0009】(作用)請求項1に記載の発明では、スパ
イラルケーブルを構成する1本の配線が、電磁ホーンお
よび駆動制御手段の電源供給に共用される。
【0010】請求項2に記載の発明では、スパイラルケ
ーブルを構成する1本の配線が、電磁ホーンの通電およ
びコンデンサの充電に共用される。また、電磁ホーンの
通電時において、制御手段はコンデンサの放電によって
電源が供給される。そして、コンデンサの充電時間は、
電磁リレーの復帰時間よりも短いため、スイッチング素
子の駆動に従って電磁ホーンが非通電時であっても、そ
の鳴動は持続される。
【0011】請求項3に記載の発明では、スパイラルケ
ーブルを構成する1本の配線が、電磁リレーの通電およ
びコンデンサの充電に共用される。また、電磁リレーの
通電時において、制御手段はコンデンサの放電によって
電源が供給される。そして、コンデンサの充電時間は、
電磁リレーの復帰時間よりも短いため、スイッチング素
子の駆動に従って電磁ホーンが非通電時であっても、そ
の鳴動は持続される。
【0012】
【発明の効果】請求項1〜3のいずれか1項に記載の発
明によれば、スパイラルケーブルのチャネル数を増やす
ことなく、ステアリングホイールにホーンの制御装置を
設けることが可能な自動車のホーン制御装置を提供する
ことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態を図面に従って説明する。図2は、本実施形態にお
けるステアリングホイールWの平面図を示し、図3は図
2のI−I線断面図を示す。
【0014】これらの図に示すように、ステアリングホ
イールWのステアリングホイール本体101は、円環状
のリング部102と、リング部102の中央に配置され
たハブカバー4と、リング部102から延びる3本のス
ポーク部104とを備えている。また、リング部102
は、例えば鋼管からなるリング部芯金105とそれを被
覆する被覆体107aとにより構成され、スポーク部1
04は、アルミニウム合金等の軽量なダイカスト金属か
らなるスポーク部芯金106とそれらを被覆する被覆体
107bとにより構成されている。被覆体107a,1
07bおよびハブカバー4は、軟質合成樹脂材(例えば
発泡ポリウレタン)により一体的に形成されている。上
記のステアリングホイール本体101は、ボス108に
対し取付固定されている。この取付構造については、後
に詳述することとする。
【0015】一方、前記ハブカバー4の下方には、被覆
体107bにて囲まれた収納凹部111が形成されてい
る。収納凹部111には、フレキシブル基板7、ホーン
・コントロール回路8、エアバッグ装置113が配設さ
れている。フレキシブル基板7は、ハブカバー4の変形
に伴って変形するようになっている。
【0016】エアバッグ装置113は折り畳まれて収納
された袋状のエアバッグ114と、同エアバッグ114
に膨張用のガスを供給するためのインフレータ115
と、エアバッグ114およびインフレータ115を保持
固定するバッグホルダ116とから構成されている。バ
ッグホルダ116は、スポーク部芯金106に固定さ
れ、その一部は垂下することによりブラケット116a
が形成されており、当該ブラケット116aは後述する
ようにしてステアリングホイール本体101に(本実施
形態ではボス108にも)固定されている。
【0017】次に、ステアリングホイールWの取付構造
について詳述する。まず、ボス108の取付構造につい
て説明する。ステアリングホイール・シャフト6の最先
端部には、雄ねじ部(図示略)が形成され、その下方に
はセレーション132およびテーパ面133が形成され
ている。同ステアリングホイール・シャフト6のセレー
ション132には、所定数(一般には、約30個)の歯
132aが形成されている。また、ステアリングホイー
ル・シャフト6の先端には上述したボス108が挿通さ
れており、同ボス108は前記雄ねじ部に螺着されたナ
ット134により固定されている。
【0018】このボス108は、内周側に位置する鋼鉄
部108aと、該鋼鉄部108aの外周側に位置するダ
イカストアルミニウムよりなるアルミ部108bとによ
り構成され、これらは一体となって形成されている。ボ
ス108(鋼鉄部108a)の略中央に設けられた挿通
孔(ステアリングホイール・シャフト挿通孔)119の
内周面には前記ステアリングホイール・シャフト6のセ
レーション132およびテーパ面133に対応するセレ
ーション120およびテーパ面121が形成されてい
る。また、ボス108の上面の一部には上方へ突出する
リブ122が一体的に形成されている。このリブ122
にはボルト孔123が形成されている。さらに、ボス1
08には、斜め上方に向かって延びる連結部124が一
体的に形成されている。
【0019】一方、前記ステアリングホイール本体10
1における3本のスポーク部芯金106のうち、運転者
側に位置する1つの芯金106Aは、前記ボス108か
ら延びる連結部124に対し、ヒンジ部125を介して
相対回動可能に連結されている。すなわち、スポーク部
芯金106Aの先端部両側には、C字状の把持部126
が一体形成されている。これに対し、連結部124の先
端部は、該連結部124と直交する方向に延びる円柱状
の被把持部127が一体形成されている。そして、被把
持部127が把持部126に嵌め込まれることによっ
て、ヒンジ部125が構成されている。このため、スポ
ーク部芯金106A、ひいては、ステアリングホイール
本体101は、連結部124、ひいては、ボス108に
対し、ヒンジ部125を中心として回動できるようにな
っている。
【0020】さらに、本実施形態においては、上記1つ
のスポーク部芯金106Aを除く2つのスポーク部芯金
106については、それぞれのほぼ先端部分において相
互に連結されており、連結スポーク部芯金106Bを構
成している。この連結スポーク部芯金106Bのほぼ中
央部にも、前記ボルト孔123と同様のボルト孔128
が形成されている。そして、両ボルト孔123,128
同士が位置合わせされた状態で、連結スポーク部芯金1
06Bとボス108のリブ122とがボルト29Aおよ
びナット29Bにより螺着固定されている。これらボル
ト129Aおよびナット129Bにより、本実施形態に
おける締結手段が構成されている。なお、本実施形態に
おいて、前記ステアリングホイール・シャフト6の外周
には、複数本の配線材から成るスパイラルケーブル9が
設けられている。さらに、ステアリングホイール本体1
01の下側を囲むようにして樹脂製のロアカバー136
が配設されている。
【0021】ホーン・コントロール回路8は、スパイラ
ルケーブル9を構成する1本の配線9aを介して、車体
(図示略)側に取り付けられたホーン10と接続されて
いる。ステアリングホイール・シャフト6は車体に接地
されている。
【0022】図4に、フレキシブル基板7の平面図を示
す。フレキシブル基板7の形状は、ハブカバー4の内面
の形状に沿ったものになっている。フレキシブル基板7
の表面にはフレキシブル・ポテンショメータ11が接着
されている。フレキシブル・ポテンショメータ11は、
抵抗値可変の導電性材料から成る複数の印刷抵抗体12
と、各印刷抵抗体12を直列に接続するプリント配線1
3とから構成されている。フレキシブル基板7が変形す
ると各印刷抵抗体12が曲がり、各印刷抵抗体12の抵
抗値が大きく変化する。尚、フレキシブル基板7が元の
形状に戻ると各印刷抵抗体12も元の形状に戻り、各印
刷抵抗体12の抵抗値も元の値に戻るようになってい
る。
【0023】図1に、本実施形態のブロック回路図を示
す。ホーン・コントロール回路8は、マイクロコンピュ
ータ21、定電圧電源回路22、ダイオード23、電源
コンデンサ24、電界効果トランジスタ(FET;Fiel
d Effect Transistor )25から構成されている。ホー
ン・コントロール回路8を構成する各部材(21,2
4,25)は、ステアリングホイール・シャフト6を介
して車体に接地されている。
【0024】スパイラルケーブル9を構成する配線9a
は、ダイオード23から電源コンデンサ24を介して、
定電圧電源回路22に接続されている。また、配線9a
は、FET25のソース・ドレイン端子からステアリン
グホイール・シャフト6を介して車体に接地されてい
る。
【0025】スパイラルケーブル9を構成するその他の
各配線9bは、ステアリングホイールWに取り付けられ
たクルーズコントロールスイッチや自動車電話などの各
種スイッチ(図示略)と、車体側に設けられた各回路
(図示略)とを接続している。
【0026】マイクロコンピュータ21には、定電圧電
源回路22から定電圧Vc が供給されている。そして、
マイクロコンピュータ21は、フレキシブル・ポテンシ
ョメータ11の抵抗値の変化を検出し、その抵抗値の変
化に従ってFET25のオンオフ動作を制御する。すな
わち、マイクロコンピュータ21は、フレキシブル・ポ
テンショメータ11の抵抗値が所定時間内に所定値以上
になると、FET25を一定周期でオンオフ動作させ、
フレキシブル・ポテンショメータ11の抵抗値が前記所
定値未満になると、FET25をオフさせる。
【0027】尚、マイクロコンピュータ21を動作させ
るためのクロック周波数は、必要な動作が確保される最
低限の値に設定する。また、定電圧電源回路22はバイ
アス電流が少なくなるような構成とする。具体的には、
3端子レギュレータを使用して定電圧電源回路22を構
成した場合、バイアス電流が少ない3端子レギュレータ
を選択使用する。このようにすれば、各回路21,22
の消費電力を小さくすることができる。
【0028】ホーン10は電磁リレー26とホーン本体
27とから構成されている。電磁リレー26の入力側の
一端(ノードA)はバッテリBATTのプラス側端子に接続
され、入力側の他端(ノードB)は配線9aに接続され
ている。また、電磁リレー26の出力側はホーン本体2
7に接続されている。尚、バッテリBATTのマイナス側端
子は車体に接地されている。そのため、電磁リレー26
の入力側のノードBが接地されると、入力側の各ノード
A,B間に通電され、出力側にも通電される。ホーン本
体27は通電されると鳴動するようになっている。
【0029】次に、上記のように構成された本実施形態
の動作を、図5に示すタイミングチャートに従って説明
する。ハブカバー4に外力が加えられていない状態(通
常の状態)では、フレキシブル基板7は変形しておら
ず、各印刷抵抗体12の抵抗値は前記所定値未満になっ
ている。そのため、マイクロコンピュータ21はFET
25をオフさせる。
【0030】FET25がオフすると、電磁リレー26
の入力側のノードB(すなわち、ダイオード23のアノ
ード)はハイインピーダンス状態になり、そのノードB
は、配線9aからダイオード23を介して電源コンデン
サ24および定電圧電源回路22に接続される。そのた
め、ダイオード23からマイクロコンピュータ21およ
び定電圧電源回路22を介して接地側へ電流が流れ、電
磁リレー26の入力側の各ノードA,B間にも電流が流
れることになる。
【0031】ここで、そのダイオード23からマイクロ
コンピュータ21および定電圧電源回路22を介して接
地側へ流れる電流を、電磁リレー26を駆動するために
必要な最小の電流値よりも小さくなるように設定してお
く。具体的には、前記したように、マイクロコンピュー
タ21および定電圧電源回路22の消費電力を小さくす
る。
【0032】このようにすれば、通常の状態において、
電磁リレー26の入力側の各ノードA,Bに十分な通電
がなされなくなり、電磁リレー26が駆動されなくな
る。その結果、ホーン本体27は鳴動しなくなる。
【0033】この通常の状態では、ダイオード23に電
流が流れるため、電源コンデンサ24が充電され、後記
する期間T1における放電に備えられる。運転者がハブ
カバー4の外側をある程度以上の力で押すとハブカバー
4が変形し、その変形に伴ってフレキシブル基板7も変
形し、その変形に伴って各印刷抵抗体12が曲がり、各
印刷抵抗体12の抵抗値が大きく変化する。
【0034】マイクロコンピュータ21は、フレキシブ
ル・ポテンショメータ11の抵抗値が所定時間内に所定
値以上になると、FET25を一定周期でオンオフ動作
させ、フレキシブル・ポテンショメータ11の抵抗値が
前記所定値未満になると、FET25をオフさせる。す
なわち、図5に示すように、フレキシブル・ポテンショ
メータ11の抵抗値が所定時間内に所定値以上になる
と、期間T1だけFET25をオンさせたら、続いて、
期間T2だけFET25をオフさせる。そして、この各
期間T1,T2のオンオフ動作を、フレキシブル・ポテ
ンショメータ11の抵抗値が前記所定値未満になるまで
繰り返す。
【0035】尚、フレキシブル・ポテンショメータ11
は、外力が加えられた場合だけでなく、周囲の温度が変
化した場合にもその抵抗値が変化する。但し、温度が変
化した場合のフレキシブル・ポテンショメータ11の抵
抗値の変化は、外力が加えられた場合のそれよりも、小
さく且つ緩やかなものになる。従って、フレキシブル・
ポテンショメータ11の抵抗値の大きさと、その抵抗値
の変化する速度とに基づいて、その抵抗値の変化が外力
によるものか又は温度変化によるものかを判別すること
ができる。マイクロコンピュータ21は、この判別動作
を行い、フレキシブル・ポテンショメータ11の抵抗値
が外力によって変化した場合にのみ、FET25をオン
オフ動作させる。
【0036】図5に示す期間T1において、FET25
がオンすると、電磁リレー26の入力側のノードBはロ
ーインピーダンス状態になり、配線9aからFET25
およびステアリングホイール・シャフト6を介して車体
に接地される。そのため、電磁リレー26の入力側の各
ノードA,Bが、バッテリBATTの両端子間に接続されて
通電される。その結果、ホーン本体27は通電されて鳴
動する。
【0037】この期間T1では、ダイオード23に電流
が流れないため、電源コンデンサ24は充電されず、そ
れ以前に蓄積された電荷を放電する。定電圧電源回路2
2は、その電源コンデンサ24の放電電流から定電圧V
c を生成してマイクロコンピュータ21へ供給する。
尚、電源コンデンサ24の放電電流はダイオード23に
よって逆止されるため、配線9a側へ流れ込むことはな
い。
【0038】続いて、図5に示す期間T2において、F
ET25がオフすると、電磁リレー26の入力側のノー
ドBはハイインピーダンス状態になり、配線9aからダ
イオード23を介して電源コンデンサ24および定電圧
電源回路22に接続される。そのため、電磁リレー26
の入力側の各ノードA,Bには十分な通電がなされなく
なる。そこで、期間T2を、電磁リレー26のリレー復
帰時間よりも短くすることにより、各ノードA,Bに通
電されなくてもホーン本体27の鳴動を持続させる。
【0039】この期間T2では、ダイオード23に電流
が流れるため、電源コンデンサ24が充電され、前記し
た期間T1における放電に備えられる。このように、本
実施形態によれば、以下の作用および効果を得ることが
できる。
【0040】(1)電磁リレー26への電源供給ライン
は、バッテリBATTのプラス側端子→電磁リレー26の入
力側のノードA→入力側のノードB→配線9a→FET
25→ステアリングホイール・シャフト6→バッテリBA
TTのマイナス側端子である。
【0041】一方、定電圧電源回路22(すなわち、マ
イクロコンピュータ21)への電源供給ラインは、バッ
テリBATTのプラス側端子→電磁リレー26の入力側のノ
ードA→入力側のノードB→配線9a→ダイオード23
→電源コンデンサ24→ステアリングホイール・シャフ
ト6→バッテリBATTのマイナス側端子である。
【0042】そして、FET25がオンのときには電磁
リレー26への電源供給ラインが形成され、FET25
がオフのときには電源コンデンサ24への電源供給ライ
ンが形成される。つまり、電磁リレー26とマイクロコ
ンピュータ21とは、配線9aを電源供給ラインとして
共用している。そして、FET25のオンオフ動作はマ
イクロコンピュータ21によって制御される。つまり、
電磁リレー26への電源供給ラインは、ホーン・コント
ロール回路8とホーン10とを接続する信号線として機
能する。また、マイクロコンピュータ21への電源供給
ラインは、ホーン・コントロール回路8の電源線とみな
すことができる。
【0043】従って、ホーン・コントロール回路8の電
源線と、ホーン・コントロール回路8とホーン10とを
接続する信号線とは、スパイラルケーブル9を構成する
1本の配線9aを共用していることになる。そのため、
スパイラルケーブル9の配線材の数(すなわち、チャネ
ル数)を増やす必要がない。
【0044】(2)ハブカバー4に外力が加えられてい
ない状態(通常の状態)では、ダイオード23からマイ
クロコンピュータ21および定電圧電源回路22を介し
て接地側へ流れる電流が小さいため、電磁リレー26の
入力側には十分な通電がなされず、ホーン本体27が鳴
動することはない。
【0045】(3)FET25をオンオフ動作させるこ
とにより、電磁リレー26をパルス駆動している。つま
り、FET25がオフのときには、電源コンデンサ24
が充電され、電磁リレー26へは電源が供給されない。
そこで、FET25のオフ時間(=期間T2=電源コン
デンサ24の充電時間)を、電磁リレー26のリレー復
帰時間よりも短くすることにより、期間T2において
も、ホーン10を鳴動させるようにしている。従って、
FET25のオンオフ動作によってホーン10の鳴動が
途切れることはない。
【0046】(4)マイクロコンピュータ21および定
電圧電源回路22の消費電力は小さい。また、FET2
5は電圧駆動素子であるため、駆動電流(ゲート電流)
は必要ない。従って、ホーン・コントロール回路8の消
費電力を低減することができる。
【0047】(5)上記(4)より、電源コンデンサ2
4の容量を小さくすることができる。従って、ホーン・
コントロール回路8の外形寸法も小さくなり、ハブカバ
ー4内で場所をとらなくなるため、ハブカバー4内にエ
アバックを装着した場合でもホーン・コントロール回路
8が邪魔になることはない。
【0048】尚、上記各実施形態は以下のように変更し
てもよく、その場合でも同様の作用および効果を得るこ
とができる。 (1)抵抗値可変の導電性材料から成る印刷抵抗体12
を、半導体歪みゲージから成る圧抵抗素子に置き代え
る。
【0049】(2)フレキシブル・ポテンショメータ1
1を、ハブカバー4に加えられた外力を検出する他の方
式の感圧センサ(圧電変換器、コンデンサピックアップ
など)に置き代える。
【0050】以上、各実施形態について説明したが、各
実施形態から把握できる請求項以外の技術的思想につい
て、以下にそれらの効果と共に記載する。 (イ)請求項2または請求項3に記載の自動車のホーン
制御装置において、前記ホーン操作手段は、ステアリン
グホイール(1)のハブカバー(4)の内面に接着され
たフレキシブル基板(7)に接着されたフレキシブル・
ポテンショメータ(11)から成り、前記制御手段(2
1)は、フレキシブル・ポテンショメータの抵抗値の変
化に従ってホーン操作手段が操作されたことを検出する
自動車のホーン制御装置。
【0051】このようにすれば、使用者がハブカバーの
外側を押すことで、フレキシブル・ポテンショメータの
抵抗値が変化し、制御手段はホーン操作手段が操作され
たことを検知することができる。
【0052】(ロ)請求項2または請求項3に記載の自
動車のホーン制御装置において、前記制御手段(21)
に流れる電流は、ホーン(10)の駆動に要する電流よ
りも小さい自動車のホーン制御装置。
【0053】このようにすれば、スイッチング素子によ
ってホーンが駆動されていないときに、ホーンが鳴動す
るのを防止することができる。 (ハ)請求項2または請求項3に記載の自動車のホーン
制御装置において、前記スイッチング素子(25)は電
圧駆動素子である自動車のホーン制御装置。
【0054】このようにすれば、スイッチング素子の駆
動に電流が必要ないため、装置の消費電力を低減するこ
とができる。ところで、本明細書において、スイッチン
グ素子とは、FETだけでなく、バイポーラトランジス
タ、SIT(Static Induction Transistor )、サイリ
スタなどをも含むものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態のブロック回路図。
【図2】一実施形態のステアリングホイールの平面図。
【図3】一実施形態のステアリングホイールの一部断面
図。
【図4】一実施形態のフレキシブル基板の平面図。
【図5】一実施形態の動作を説明するためのタイミング
チャート。
【符号の説明】
W…ステアリングホイール、9…スパイラルケーブル、
9a…配線、10…ホーン、11…駆動制御手段または
ホーン操作手段としてのフレキシブル・ポテンショメー
タ、21…駆動制御手段または制御手段としてのマイク
ロコンピュータ、24…駆動制御手段としてのコンデン
サ、25…スイッチング素子、26…電磁リレー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体側に設けられた電磁ホーン(10)
    と、 ステアリングホイール(W)に設けられたホーンの駆動
    制御手段(11,21,24,25)と、 電磁ホーンおよび駆動制御手段の電源供給に共用される
    配線(9a)と、その配線は車体とステアリングホイー
    ルとを接続するスパイラルケーブル(9)を構成するこ
    ととを備えた自動車のホーン制御装置。
  2. 【請求項2】 車体側に設けられた電磁ホーン(10)
    と、 電磁ホーンをパルス駆動するスイッチング素子(25)
    と、 ステアリングホイール(W)に設けられたホーン操作手
    段(11)と、 ホーン操作手段の操作に従ってスイッチング素子を駆動
    制御する制御手段(21)と、 電磁ホーンの非通電時に充電され、電磁ホーンの通電時
    に放電し、その放電時に制御手段へ電源を供給するコン
    デンサ(24)と、 電磁ホーンの通電およびコンデンサの充電に共用される
    配線(9a)と、その配線は車体とステアリングホイー
    ルとを接続するスパイラルケーブル(9)を構成するこ
    ととを備え、 コンデンサの充電時間は、電磁ホーンの復帰時間よりも
    短く設定されている自動車のホーン制御装置。
  3. 【請求項3】 車体側に設けられたホーン(10)と、
    そのホーンは電磁リレー(26)を備え、電磁リレーの
    通電時に鳴動することと、 電磁リレーの通電を制御することにより、電磁リレーを
    パルス駆動するスイッチング素子(25)と、 ステアリングホイール(W)に設けられたホーン操作手
    段(11)と、 ホーン操作手段の操作に従ってスイッチング素子を駆動
    制御する制御手段(21)と、 電磁リレーの非通電時に充電され、電磁リレーの通電時
    に放電し、その放電時に制御手段へ電源を供給するコン
    デンサ(24)と、 電磁リレーの通電およびコンデンサの充電に共用される
    配線(9a)と、その配線は車体とステアリングホイー
    ルとを接続するスパイラルケーブル(9)を構成するこ
    とと、 前記配線を介して電磁リレーおよびコンデンサと接続さ
    れるバッテリ(BATT)とを備え、 コンデンサの充電時間は、電磁リレーの復帰時間よりも
    短く設定されている自動車のホーン制御装置。
JP15103996A 1996-06-12 1996-06-12 自動車のホーン制御装置 Pending JPH10991A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102290046A (zh) * 2011-07-15 2011-12-21 莱州市金声汽车电器有限公司 一种蜗牛电喇叭
JPWO2020065923A1 (ja) * 2018-09-28 2021-11-25 本田技研工業株式会社 車両用電気負荷制御装置

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CN102290046A (zh) * 2011-07-15 2011-12-21 莱州市金声汽车电器有限公司 一种蜗牛电喇叭
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