JPH1099394A - マッサージ機 - Google Patents

マッサージ機

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JPH1099394A
JPH1099394A JP25830896A JP25830896A JPH1099394A JP H1099394 A JPH1099394 A JP H1099394A JP 25830896 A JP25830896 A JP 25830896A JP 25830896 A JP25830896 A JP 25830896A JP H1099394 A JPH1099394 A JP H1099394A
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JP
Japan
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massage
speed
rubbing
shaft
kneading
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Application number
JP25830896A
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English (en)
Inventor
Torahiko Nonogami
寅彦 野々上
Takahiro Yunai
隆博 勇内
Takeya Matsushita
丈也 松下
Yasuhiro Jikiba
安弘 食場
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 人が施す揉みマッサージに近いマッサージ動
作を行なうことのできるマッサージ機を提供する。 【解決手段】 被施療者の背中が当る椅子、ベッド等の
背当り部に配備された一対の施療指と、該施療指を接近
及び離間方向に往復移動させる接離手段を具えたマッサ
ージ機において、接離手段による施療指の接近動作時の
施療指の移動速度と、施療指の離間動作時の施療指の移
動速度を異ならせる制御手段を具える。制御手段は、接
離手段による施療指の接近動作時の移動速度を、施療指
の離間動作時の施療指の移動速度よりも遅くすることが
望ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マッサージ機の施
療指の動作に関するものであり、具体的には、施療指に
よるマッサージ効果をより高めることのできるマッサー
ジ機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、被施療者の肩、腰等の患部にマッ
サージを施す椅子型やベッド型のマッサージ機が知られ
ている。この種装置では、被施療者の背中が当る背当り
部の内部に一対の施療指を具えており、該施療指を横方
向に往復移動させるモータにより接近離間運動させて、
患部の挟み揉みを行なっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のマッサージ機
は、施療指を駆動するモータの回転数は一定であり、ま
た施療指の移動速度が一定であって、人が被施療者にマ
ッサージを施すような強弱のあるマッサージとは異な
り、マッサージ動作が単調で変化に乏しく、飽きやすか
った。発明者らは、人がマッサージを施すように、患部
を揉む際にはゆっくり力を加え、十分に揉み力が伝わっ
た後、急激に力を開放するマッサージを行なえば、効果
的で、且つ被施療者に飽きがこないと考え、本発明に到
った。
【0004】本発明の目的は、人が施す揉みマッサージ
に近いマッサージ動作を行なうことのできるマッサージ
機を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のマッサージ機は、被施療者の背中が当る椅
子、ベッド等の背当り部に配備された一対の施療指と、
該施療指を接近及び離間方向に往復移動させる接離手段
を具えたマッサージ機において、接離手段による施療指
の接近動作時の施療指の移動速度と、施療指の離間動作
時の施療指の移動速度を異ならせる制御手段を具えるも
のである。
【0006】制御手段は、接離手段による施療指の接近
動作時の移動速度を、施療指の離間動作時の施療指の移
動速度よりも遅くすることが望ましい。
【0007】
【作用及び効果】本発明のマッサージ機によれば、施療
指どうしが接近する際の移動速度と、施療指どうしが離
間する際の移動速度とを変えることができるから、単調
でない緩急に富んだマッサージを行なうことができる。
施療指の移動速度は、施療指どうしが接近する場合を、
施療指どうしが離間する場合に比べて遅くすることが望
ましい。このようなマッサージを施すことにより、人に
よって施されるマッサージに近いマッサージを行なうこ
とができる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明を椅子型のマッサージ機(1
0)に適用した例について説明する。しかしながら、本発
明は、椅子型に限定されることなく、例えば、ベッド型
のマッサージ機、更には介護用ベッドなどにも適用する
ことができる。なお、実施例中、図1の椅子(12)に被施
療者が腰掛けた際に向く方向を前、その逆を後、また、
右手側を右、左手側を左とする。
【0009】構造説明 マッサージ機(10)の椅子(12)は、図1に示すように、被
施療者の腰掛ける座部(13)と、該座部(13)の後端から上
向きに形成された背当り部(14)、座部(13)の左右両側に
上向きに形成された肘掛け部(15)とから構成される。座
部(13)、背当り部(14)、肘掛け部(15)は、夫々内部に金
属製のパイプ、フレーム又はプレート等を連結して形成
され、外周は、当て布(16)やクッション(17)にて包囲さ
れる。
【0010】背当り部(14)は、図1、図2に示すよう
に、上部及び下部に夫々上フレーム(20)と下フレーム(2
1)を具え、上下のフレーム(20)(21)は、両端を上下方向
に平行に伸びる一対のガイドレール(22)(22)にて連結さ
れる。ガイドレール(22)(22)の上端は、上フレーム(20)
を越えて上方へ伸び、先端に被施療者の頭部が当る頭当
て部(26)を具える頭当てフレーム(27)にて連結されてい
る。ガイドレール(22)(22)の下部は、座部(13)を形成す
るフレームに枢支される。また、下フレーム(21)は、公
知のリクライニング機構(24)に連結され、背当り部(14)
は、座部(13)に対して揺動可能となっている。ガイドレ
ール(22)(22)は、断面形状がコ字状であって、溝が対向
するように配置され、該ガイドレール(22)(22)に沿って
マッサージユニット(28)が昇降可能に取り付けられてい
る。さらに、上下フレーム(20)(21)には、ガイドレール
(22)(22)と平行にネジ軸(30)が枢支される。図2に示す
ように、ネジ軸(30)の下端にはプーリ(31)が嵌められ、
下フレーム(21)に配備された昇降モータ(32)のプーリ(3
3)とベルト(34)を介して連繋され、昇降モータ(32)の駆
動により、ネジ軸(30)が正回転又は逆回転を行なう。ネ
ジ軸(30)は、上フレーム(20)を貫通し、上端にはネジ軸
(30)の回転数を測定するエンコーダ(35)が配備される。
エンコーダ(35)は、後述の制御回路に接続される。
【0011】マッサージユニット(28)は、図3に示すよ
うに、ガイドレール(22)(22)の溝に嵌まるローラ(40)(4
0)(40)(40)が上下に夫々枢支された一対のサイドプレー
ト(41)(41)と、サイドプレート(41)(41)の上下端を夫々
連結する上支持杆(43)と下支持杆(44)を具える。下支持
杆(44)には、前記ネジ軸(30)に噛合するネジ孔が開設さ
れた昇降用部材(45)を具え、昇降モータ(32)の駆動によ
りネジ軸(30)を回転させると、ネジ推力によってマッサ
ージユニット(28)がガイドレール(22)(22)に沿って昇降
動作を行なう。マッサージユニット(28)の昇降方向の移
動限界は、図2に示すように、一方のガイドレール(22)
の上下に夫々設けられたリミットスイッチ(47)(48)によ
って検出される。リミットスイッチ(47)(48)は、マッサ
ージユニット(28)が上または下方向の移動限界に到達し
たときに、上支持杆(43)または下支持杆(44)と当って、
マッサージユニット(28)の上昇または降下が限界に達し
ていることを検知し、制御回路(37)に送信する。
【0012】上下の支持杆(43)(44)の略中央には、ギア
ボックス(50)が配備される。ギアボックス(50)には、左
右方向に貫通して低速回転する揉み軸(51)と、揉み軸(5
1)よりも下方でギアボックス(50)を左右方向に貫通して
速い速度で回転する叩き軸(52)とを具える。また、ギア
ボックス(50)の底面からは、これら2本の軸(51)(52)を
駆動するマッサージ軸(53)が突出している。マッサージ
軸(53)の下端にはプーリ(54)が嵌められ、該プーリ(54)
は下支持杆(44)に取り付けられたマッサージモータ(55)
のプーリ(56)とベルト(57)を介して連繋され、マッサー
ジモータ(55)の回転により、マッサージ軸(53)は正回転
又は逆回転を行なう。ギアボックス(50)の内部構造につ
いては説明を省略するが、その動作は、マッサージ軸(5
3)を正回転させたときには、揉み軸(51)のみを図3の矢
印A方向に低速で回転させて、叩き軸(52)はクラッチが
外れて回転させず、他方、マッサージ軸(53)を逆回転さ
せたときには、揉み軸(51)はクラッチが外れて回転せず
に、叩き軸(52)のみが図3の矢印B方向に速い速度で回
転する公知のものである。マッサージ軸(53)に設けられ
たプーリ(54)にはエンコーダ(図示せず)を具え、マッサ
ージ軸(53)の回転数が検出される。エンコーダは、後述
する制御回路(37)に電気的に接続される。
【0013】揉み軸(51)は、ギアボックス(50)の上側に
位置する軸であって、ギアボックス(50)から突出した軸
の両端(51a)が同方向に屈曲している。図5に示すよう
に、揉み軸(51)の一端には端部の屈曲方向と同じ側に、
マグネット(60)を内部に具える突片(61)が形成される。
また、ギアボックス(50)の壁面には、マグネット(60)の
回転移行路に対向して、3つのリードスイッチ(63)(64)
(65)を具える基板(66)が配備される。該リードスイッチ
は、揉み軸の上、後ろ及び下に各1つずつ設けられる。
これらリードスイッチ(63)(64)(65)は、制御回路(37)に
電気的に接続される。上部のリードスイッチ(63)がマグ
ネット(60)を検出したときには、後述する揉み玉(70)(7
0)どうしの間隔が最も離れており、下部のリードスイッ
チ(65)がマグネット(60)を検出したときには、対向する
揉み玉どうしの間隔が最も接近した状態にある。また、
揉み軸(51)は、図3の矢印A方向に回転するため、後部
のリードスイッチ(64)がマグネット(60)を検出したとき
には、揉み玉が離間した状態から接近状態に移行してお
り、且つ対向する揉み玉どうしの間隔が接近と離間の中
間であることを意味する。
【0014】叩き軸(52)は、ギアボックス(50)の下側に
位置する軸であって、ギアボックス(50)から突出した軸
の両端(52a)は、図3に示すとおり、叩き軸(52)の軸心
から夫々距離Hだけ偏心している。端部の偏心方向は、
互いに対称、即ち180°ずれている。
【0015】施療指(71)(71)は、図3、図4に示すよう
に、ギアボックス(50)の左右に配備される。施療指(71)
は、くの字型に略中央が屈曲した板状のアーム(72)の両
端に夫々内向きに取り付けられた一対の揉み玉(70)であ
る。アーム(72)は、屈曲した部分で板状のレバー(73)に
枢支される。レバー(73)の基端は、揉み軸(51)の端部に
回転自由に枢支される。揉み軸(51)の端部(51a)は、前
述のとおり屈曲しているため、レバー(73)は揉み軸(51)
に対して傾いた状態で取り付けられ、揉み軸(51)が回転
すると、レバー(73)は端部(51a)の傾きのため左右に振
れる。レバー(73)の下端には、球関節(74)を介して連結
杆(75)が取り付けられ、該連結杆(75)は、叩き軸(52)の
端部に設けられた偏心部材(76)に枢支して連結されてい
る。
【0016】各アーム(72)には、レバー(73)に対するア
ーム(72)の揺動角度を規制するピン(77)(78)が、夫々上
下に突設されている。また、アーム(72)は、下側のピン
(78)よりも下方位置にて、レバー(73)とバネ(79)で連結
されている。該バネ(79)は、アーム(72)の下部を常にレ
バー方向に付勢している。従って、無負荷の状態では、
バネ(79)の付勢力により、下側のピン(78)はレバー(73)
に当接している。マッサージを開始し、被施療者に揉み
玉(70)が押し当てられると、バネ(79)の付勢力に抗し
て、揉み玉(70)はレバー(73)に対する揺動範囲内で、揺
動可能となっている。
【0017】マッサージ機(10)の各動作は、操作部(図
示せず)からの指令により行なわれる。操作部は、マッ
サージユニット(28)の高さを「上、下」に調節する昇降
ボタン、揉み動作を開始する揉みボタン、叩き動作を開
始する叩きボタン、揉み玉どうしの間隔を「広、中、
狭」の何れかに調節する幅調節ボタン、揉み動作、叩き
動作の速度を「速、中、遅」の何れかに調節する速度調
節ボタン、後述する動作1を開始する動作1ボタン、リ
クライニング機構を操作するリクライニングボタン、各
動作を停止させる停止ボタンなどを具える。被施療者
が、ボタンを押して、操作部に入力された命令信号は、
制御回路(37)に送信される。
【0018】マッサージ機(10)の動作の制御手段となる
回路について説明する。図6は、マイコンを主体として
構成された制御回路(37)を示している。制御回路(37)
は、マッサージ機(10)の適所に配備される。マイコン(8
0)には、マッサージモータ(55)の正逆転及びその回転速
度を制御するマッサージモータ駆動回路(82)、マッサー
ジ軸(53)のプーリ(54)に配備されたエンコーダ(58)の出
力値と、揉み軸(51)の回転角度を検出するリードスイッ
チ(63)(64)(65)からの出力値を受信するマッサージ検出
回路(83)が接続される。マッサージモータ駆動回路(82)
は、PWM回路(図示せず)を具え、パルス幅変調を行な
って、マッサージモータ(55)へ供給される駆動平均電圧
を調整し、マッサージモータ(55)の回転速度を制御でき
る。なお、以下で説明する動作1では、マッサージモー
タを速い速度で回転させる命令信号をMSG-HIGH信号、マ
ッサージモータを低速回転させる命令信号をMSG-LOW信
号とし、命令信号をマッサージモータ駆動回路(82)が受
信すると、マッサージモータ(55)は、高速回転又は低速
回転を行なう。マッサージ検出回路(83)は、エンコーダ
パルスの検知により、マッサージモータ(55)が所定の回
転数で回転しているかを測定し、所定回転数から外れて
いる場合には、マッサージモータ駆動回路(82)により供
給電圧の調整を行なう。また、リードスイッチ(63)(64)
(65)からの出力値を受信し、対向する揉み玉(70)(70)ど
うしの間隔を判定する。
【0019】マイコン(80)には、昇降モータ(32)の駆動
を制御する昇降モータ駆動回路(84)と、ネジ軸(30)の回
転数を検出するエンコーダ(35)の出力値及び、マッサー
ジユニット(28)の上下限を検出する上下リミットスイッ
チ(47)(48)からの出力値を受信する昇降位置検出回路(8
5)が接続される。上リミットスイッチ(47)がマッサージ
ユニット(28)を検知した状態からのネジ軸(30)の回転数
は、エンコーダパルスの積算値として昇降位置検出回路
(85)にて積算され、マッサージユニット(28)の現在位置
が測定される。なお、マッサージユニット(28)の現在位
置は、下リミットスイッチ(48)、または上下のリミット
スイッチ(47)(48)の両方を基準として測定することもで
きる。
【0020】また、マイコン(80)には、操作部(86)から
の操作信号を受信する操作部I/F回路(87)が接続され
る。マイコン(80)は前述のとおり、多数の操作ボタンを
具えており、これら各ボタンからの命令信号は、操作部
I/F回路(87)を介してマイコン(80)に伝達され、各種
制御が行なわれる。
【0021】さらに、制御回路(37)には、リクライニン
グ機構(24)を制御し、背当り部(14)の揺動を行なうリク
ライニング制御回路(89)が配備されている。なお、リク
ライニング制御回路(89)は、公知であるため説明を省略
する。
【0022】動作説明 まず、マッサージ機(10)の基本的な動作について説明す
る。なお、本発明のマッサージ動作は、後述する動作1
である。マッサージ機(10)に電源を入れると、マッサー
ジユニット(28)の初期位置の確認が行なわれる。これ
は、マッサージユニット(28)の移動量を、ネジ軸(30)に
設けられたエンコーダ(35)のパルス数の積算または減算
によって判定するためである。本発明では、マッサージ
ユニット(28)の初期位置をマッサージユニット(28)と上
部リミットスイッチ(47)が当る上部移動限界位置として
いる。従って、マッサージユニット(28)は、上部リミッ
トスイッチ(47)に検知されるまで上方へ移動する。上部
リミットスイッチ(47)がマッサージユニット(28)を検知
すると、ネジ軸(30)のエンコーダパルスの積算値はリセ
ットされる。この状態から、マッサージ機(10)の各動作
を行なうことができる。
【0023】[マッサージユニットの昇降動作]被施療
者が昇降ボタンの「上、下」の何れかを押すと、命令信
号は、制御回路(37)に送られ、操作部I/F回路(87)を
介して、マイコン(80)に入力され、昇降モータ駆動回路
(84)にUP信号またはDOWN信号として出力される。該信号
を受けて、昇降モータ(32)は、所定の方向に回転する。
昇降モータ(32)によるネジ軸(30)の回転数は、マッサー
ジユニット(28)が降下動作を行なっているときには、エ
ンコーダパルスの数が積算値としてカウントされ、ま
た、マッサージユニット(28)が上昇動作を行なっている
ときには、エンコーダパルスの数が積算値から減算され
る。このエンコーダパルスの積算値から、マッサージユ
ニット(28)の現在位置を判定することができる。マッサ
ージユニット(28)は、上下の何れかのリミットスイッチ
(47)(48)に検知されるまで、上昇または降下動作を行な
い、任意の位置で停止できる。
【0024】[揉み動作]被施療者が揉みボタンを押す
と、命令信号が同様に制御回路(37)に送られ、操作部I
/F回路(87)を介して、マイコン(80)に入力され、マッ
サージモータ駆動回路(82)にMSG信号として出力され
る。マッサージモータ駆動回路(82)は、MSG信号を受信
すると、マッサージ軸(53)が正回転するようにマッサー
ジモータ(55)を回転させて、揉み軸(51)のみを図3の矢
印A方向に回転駆動させる。レバー(73)は、揉み軸(51)
の回転中心に対して傾いて枢支されているから、揉み軸
(51)を回転させると、揉み玉(70)は、図3の矢印Cで示
すように、対向する揉み玉(70)(70)どうしが接近離間す
る左右方向にほぼ平行な往復運動を行ない、被施療者に
揉みマッサージが施される。このときレバー(73)の下端
は、球関節(74)、連結杆(75)を介して偏心部材(76)へ回
転自由に枢支しているから、レバー(73)の傾き運動には
支障はない。揉み軸(51)が回転すると、ギアボックス(5
0)に設けられたリードスイッチ(63)(64)(65)が、マグネ
ット(60)を順に検知する。各リードスイッチがマグネッ
ト(60)を検知すると、検知信号は夫々マッサージ検出回
路(83)に送信される。上部のリードスイッチ(63)がマグ
ネット(60)を検出すると、揉み玉(70)(70)どうしの間隔
が最も広い状態にあることを示す信号(WIDE信号)がマッ
サージ検出回路(83)に送信され、後部のリードスイッチ
(64)がマグネット(60)を検出すると、揉み玉(70)(70)ど
うしの間隔が中間であることを示す信号(MIDDLE信号)、
下部のリードスイッチ(65)がマグネット(60)を検出する
と、揉み玉(70)(70)どうしの間隔が最も狭い状態にある
ことを示す信号(NARROW信号)が順次マッサージ検出回路
(83)に送信される。
【0025】揉み動作を行なわず、揉み玉(70)(70)どう
しの間隔を変える、つまり幅調節のみ行なうこともでき
る。この場合、操作部の幅調節ボタンを押して、揉み玉
間隔「広、中、狭」の何れかを選択すると、マッサージ
モータ駆動回路(82)にMSG信号が送信されて、マッサー
ジモータ(55)が揉み軸(51)のみを回転させる。揉み軸(5
1)の回転により、揉み玉(70)(70)間隔は変わって、揉み
玉間隔を示す信号が順にリードスイッチ(63)(64)(65)か
ら検出される。被施療者が選定した揉み玉間隔を示す所
定の信号(WIDE信号、MIDDLE信号、NARROW信号の何れか)
が検出されると、マッサージモータ駆動回路(82)は、マ
ッサージモータ(55)の駆動を停止させ、揉み玉(70)(70)
の移動を止める。これにより、揉み玉間隔は、被施療者
の所望の間隔となる。この状態で、マッサージユニット
(28)を昇降させるとローリングマッサージを行なうこと
ができ、叩き動作を行なうと、被施療者の所望する揉み
玉間隔で、叩きマッサージを行なうことができる。
【0026】[叩き動作]被施療者が叩きボタンを押す
と命令信号が制御回路(37)に送られ、操作部I/F回路
(87)を介して、マイコン(80)に入力され、マッサージモ
ータ駆動回路(82)にTAP信号として出力される。マッサ
ージモータ駆動回路(82)は、TAP信号を受信すると、マ
ッサージ軸(53)が逆回転するようにマッサージモータ(5
5)を駆動し、叩き軸(52)のみを図3の矢印B方向に回転
駆動させる。偏心部材(26)は、叩き軸(52)の回転中心に
対して偏心して枢支され、且つレバー(73)の基端は回転
しない揉み軸(51)に枢支されているから、叩き軸(52)を
回転させると、揉み玉(70)(70)は、図4の矢印Dで示す
ように、ほぼ上下方向の往復運動を行ない、被施療者に
叩きマッサージを施す。
【0027】上記揉み動作、叩き動作において、マッサ
ージモータ(55)の回転速度を変えて、揉み玉の動作速度
の調節を行なうこともできる。動作速度の調節は、操作
部の速度調節ボタンを押して、速度「速、中、遅」の何
れかを選択すると、マッサージモータ駆動回路(82)のP
WM回路(図示せず)によりマッサージモータ(55)への駆
動電圧を調節して印加することにより行なわれる。マッ
サージモータ(55)の回転速度を、所望速度に調節する
と、該モータ(55)により動作する揉み玉(70)(70)の速度
が変化する。揉み玉(70)(70)が所望速度に調節されてい
るか否かは、マッサージ軸(53)のプーリ(54)に配備され
たエンコーダ(58)からのエンコーダパルスの間隔を測定
することにより判定できる。
【0028】次に、本発明のマッサージ動作について説
明する。 [動作1]揉み玉(70)(70)の接近方向への移動速度を、
離間方向への移動速度よりも遅くした揉みマッサージ
(以下「動作1」)について、タイミングチャート図7及
びフローチャート図8に沿って説明する。まず、マッサ
ージユニット(28)を所望の高さ位置まで移動させた後、
操作部の動作1ボタンを押す(ステップ1)と、動作1の
命令信号が制御回路(37)に送信される。マイコン(80)
は、該命令信号を受けると、マッサージモータ駆動回路
(82)にMSG-HIGH信号を送信し(図7の)、マッサージモ
ータ(55)を速い速度で駆動し、揉み玉(70)(70)を左右方
向に往復移動させる(ステップ2)。
【0029】揉み動作が開始され、揉み玉間隔が最も広
くなると、上部リードスイッチ(63)からWIDE信号が送信
される(ステップ3、図7の)。制御回路(37)がWIDE信
号を受信すると、マッサージモータ駆動回路(82)にMSG-
LOW信号が発信され、速い速度で駆動していたマッサー
ジモータ(55)の回転速度が低速に切り替えられて(図7
の)、マッサージモータ(55)は低速で揉み玉(70)(70)
を接近方向に移動させる(ステップ4)。ステップ4の動
作により、揉み玉(70)(70)は、低速で被施療者の患部に
徐々に力を加えながらを揉み込む。
【0030】マッサージモータ(55)が低速でさらに回転
すると、揉み玉(70)(70)どうしが接近して、揉み玉間隔
が最も狭くなり、下部リードスイッチ(65)からNARROW信
号が送信される(ステップ5、図7の)。制御回路(37)
がNARROW信号を受信すると、マッサージモータ駆動回路
(82)にMSG-HIGH信号が発信され(図7の)、低速で駆動
していたマッサージモータ(55)の回転速度が高速に切り
替えられて、マッサージモータ(55)は揉み玉(70)(70)を
高速で且つ離間方向に移動させる(ステップ6)。ステ
ップ6の動作により、揉み玉(70)(70)によって
被施療者の患部に加えられていた揉み力は、一気に開放
される。
【0031】マッサージモータ(55)が高速で更に回転す
ると、再度揉み玉間隔が最も広くなり、上部リードスイ
ッチ(63)がWIDE信号を受信し(図7の)、ステップ3の
状態に戻り、上記揉みサイクルが繰り返される。なお、
揉みサイクルは、停止ボタンが押されると、任意のステ
ップで停止することができる。また、タイマー(図示せ
ず)によって所定時間経過後、揉みサイクルを停止する
構成としてもよい。
【0032】上記揉みサイクルによれば、揉み玉が接近
するときには、低速で徐々に患部に力が加えられ、揉み
玉が離間するときには、高速で一気に開放されるため、
緩急のあるマッサージを施すことができ、人によるマッ
サージに近い動作を得ることができる。
【0033】図9は、本発明の他の実施例であり、揉み
玉が接近するときのマッサージモータの高速から低速へ
の速度切替えを、緩やかに行なったものである。上部リ
ードスイッチ(63)がWIDE信号を受信すると、マッサージ
モータ駆動回路(82)のPWM回路(図示せず)は、マッサ
ージモータ(55)に供給する駆動平均電圧を直線的に小さ
くして、徐々に回転速度を低速に近づけるよう制御して
いる。このため、揉み玉(70)(70)は、接近、つまり揉み
込むにつれて低速となる。揉み玉接近後の離間動作は、
接近時よりも高速であるが、前記動作1よりも緩やかに
開放されるようにマッサージモータ(55)への駆動平均電
圧の変化に勾配を設けている。上記の如く、揉み玉の接
近速度を接近つれて緩やかに低速化させることによっ
て、より人によるマッサージに近いマッサージ動作を行
なうことができる。
【0034】上記実施例では、何れもマッサージモータ
(55)の回転速度の変化を、リードスイッチ(63)(65)に基
づいて行なったが、マッサージ軸(53)のプーリ(54)に配
備されたエンコーダ(58)からのエンコーダパルスに基づ
いて、マッサージモータ(55)の回転速度を変化させるこ
ともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】マッサージ機の断面図である。
【図2】当て布を取り外したマッサージ機の背当り部の
正面図である。
【図3】マッサージユニットの正面図である。
【図4】図3の線X−Xに沿うマッサージユニットの左
断面図である。
【図5】図3の線Y−Yに沿うマッサージユニットの右
断面図である。
【図6】制御回路のブロック図である。
【図7】動作1のタイミングチャート図である。
【図8】動作1のフローチャート図である。
【図9】本発明の他の実施例のタイミングチャート図で
ある。
【符号の説明】
(10) マッサージ機 (28) マッサージユニット (32) 昇降モータ (37) 制御回路 (51) 揉み軸 (55) マッサージモータ (70) 揉み玉
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 食場 安弘 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被施療者の背中が当る椅子、ベッド等の
    背当り部に配備された一対の施療指と、該施療指を接近
    及び離間方向に往復移動させる接離手段を具えたマッサ
    ージ機において、 接離手段による施療指の接近動作時の施療指の移動速度
    と、施療指の離間動作時の施療指の移動速度を異ならせ
    る制御手段を具えることを特徴とするマッサージ機。
  2. 【請求項2】 制御手段は、接離手段による施療指の接
    近動作時の移動速度を、施療指の離間動作時の施療指の
    移動速度よりも遅くすることを特徴とする請求項1に記
    載のマッサージ機。
JP25830896A 1996-09-30 1996-09-30 マッサージ機 Pending JPH1099394A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002159549A (ja) * 2000-11-24 2002-06-04 Kyushu Hitachi Maxell Ltd マッサージ機

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002159549A (ja) * 2000-11-24 2002-06-04 Kyushu Hitachi Maxell Ltd マッサージ機

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