JPH1099566A - 車両用シートカバーの端末固定構造 - Google Patents
車両用シートカバーの端末固定構造Info
- Publication number
- JPH1099566A JPH1099566A JP8277241A JP27724196A JPH1099566A JP H1099566 A JPH1099566 A JP H1099566A JP 8277241 A JP8277241 A JP 8277241A JP 27724196 A JP27724196 A JP 27724196A JP H1099566 A JPH1099566 A JP H1099566A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mounting groove
- fixing member
- terminal
- seat cover
- seat back
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Seats For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 シートカバーをシートフレームに容易に、か
つ見栄えよく固定する。 【解決手段】 シートバックフレーム2Aに取付溝22
を形成する。この取付溝22には、固定部材4を脱出不
能に挿入する。固定部材4には、シートバックカバー3
の端末34を予め固定しておき、固定部材4を取付溝2
2に脱出不能に挿入することにより、端末34をシート
フレーム2Aに固定する。
つ見栄えよく固定する。 【解決手段】 シートバックフレーム2Aに取付溝22
を形成する。この取付溝22には、固定部材4を脱出不
能に挿入する。固定部材4には、シートバックカバー3
の端末34を予め固定しておき、固定部材4を取付溝2
2に脱出不能に挿入することにより、端末34をシート
フレーム2Aに固定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両用シートを
被覆するシートカバーの端末を固定する固定構造に関す
る。
被覆するシートカバーの端末を固定する固定構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、車両用シートをシートカバーで被
覆する場合、例えば車両用シートのシートバックをシー
トバックカバーで被覆する場合には、まずシートバック
を袋状に形成されたシートバックカバーの開口部から挿
入する。挿入後、シートバックカバーの開口部(シート
カバーの端末)を、金属線を用いたいわゆるホグリング
という手段で固定するようにしている。
覆する場合、例えば車両用シートのシートバックをシー
トバックカバーで被覆する場合には、まずシートバック
を袋状に形成されたシートバックカバーの開口部から挿
入する。挿入後、シートバックカバーの開口部(シート
カバーの端末)を、金属線を用いたいわゆるホグリング
という手段で固定するようにしている。
【0003】ところで、最近、RV車(レクレーショナ
ル ビークル)等においては、図2に示すように、シー
トバック2をシートクッション1に重なるように前倒し
したとき、シートバック2の背面部をテーブルとして使
用することができるようにすることが要望されるように
なってきた。そのような場合、シートバックカバー3と
しては、シートバック2の背面のうちのテーブルとして
使用される部分21に対向する箇所を開口させるととも
に、その開口部31を区画するシートバックカバー3の
端末をシートバック2に固定する必要がある。
ル ビークル)等においては、図2に示すように、シー
トバック2をシートクッション1に重なるように前倒し
したとき、シートバック2の背面部をテーブルとして使
用することができるようにすることが要望されるように
なってきた。そのような場合、シートバックカバー3と
しては、シートバック2の背面のうちのテーブルとして
使用される部分21に対向する箇所を開口させるととも
に、その開口部31を区画するシートバックカバー3の
端末をシートバック2に固定する必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ホグリングでは、上記のような開口部31を区画する端
末をシートバック2に固定することができない。また、
仮にホグリングで固定することができたとしても、その
ような固定方法では固定用の金属線が見えてしまい、美
観が損なわれる。しかも、シートバック2をテーブルと
して使用する際に金属線が邪魔になる。このため、ホグ
リングによる固定は、実用にはほとんど供することがで
きない。
ホグリングでは、上記のような開口部31を区画する端
末をシートバック2に固定することができない。また、
仮にホグリングで固定することができたとしても、その
ような固定方法では固定用の金属線が見えてしまい、美
観が損なわれる。しかも、シートバック2をテーブルと
して使用する際に金属線が邪魔になる。このため、ホグ
リングによる固定は、実用にはほとんど供することがで
きない。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の問題を解決するた
めに、請求項1に係る発明は、シートフレームの表面に
取付溝を形成し、この取付溝にシートカバーの端末を挿
入するとともに、固定部材を脱出不能に挿入し、この固
定部材に上記取付溝に挿入したシートカバーの端末を係
止したことを特徴としている。この場合、上記取付溝の
側面に取付溝の底部側を向く係止面を形成し、この係止
面に上記固定部材を突き当たらせることによって上記固
定部材を取付溝から脱出不能とするのが望ましい。上記
取付溝の両側面の開放側の端部には、取付溝の幅方向に
突出し、底部側を向く面が上記係止面とされた突出部を
それぞれ形成し、上記固定部材の両側部には、上記固定
部材を上記取付溝に挿入する際に弾性変形することによ
って上記突出部を乗り越え可能で、乗り越えた後に上記
突出部の係止面に突き当たる突出片部をそれぞれ形成す
るのが望ましい。上記二つの突出部片部については、上
記取付溝の底部側から開放側へ向かうにしたがって互い
の間隔が広くなるように傾斜させて形成するのが望まし
い。上記シートカバーの端末については、上記取付溝の
内面と上記固定部材とによって挟持固定させるようにす
るのが望ましい。上記シートカバーの端末を、上記固定
部材に上記取付溝への挿入前に予め固定しておくのが望
ましい。上記シートカバーを、上記固定部材を覆うよう
にして上記取付溝の側面と上記固定部材との間に挿入す
るのが望ましい。
めに、請求項1に係る発明は、シートフレームの表面に
取付溝を形成し、この取付溝にシートカバーの端末を挿
入するとともに、固定部材を脱出不能に挿入し、この固
定部材に上記取付溝に挿入したシートカバーの端末を係
止したことを特徴としている。この場合、上記取付溝の
側面に取付溝の底部側を向く係止面を形成し、この係止
面に上記固定部材を突き当たらせることによって上記固
定部材を取付溝から脱出不能とするのが望ましい。上記
取付溝の両側面の開放側の端部には、取付溝の幅方向に
突出し、底部側を向く面が上記係止面とされた突出部を
それぞれ形成し、上記固定部材の両側部には、上記固定
部材を上記取付溝に挿入する際に弾性変形することによ
って上記突出部を乗り越え可能で、乗り越えた後に上記
突出部の係止面に突き当たる突出片部をそれぞれ形成す
るのが望ましい。上記二つの突出部片部については、上
記取付溝の底部側から開放側へ向かうにしたがって互い
の間隔が広くなるように傾斜させて形成するのが望まし
い。上記シートカバーの端末については、上記取付溝の
内面と上記固定部材とによって挟持固定させるようにす
るのが望ましい。上記シートカバーの端末を、上記固定
部材に上記取付溝への挿入前に予め固定しておくのが望
ましい。上記シートカバーを、上記固定部材を覆うよう
にして上記取付溝の側面と上記固定部材との間に挿入す
るのが望ましい。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な実施の形
態を図1〜図4を参照して説明する。なお、この実施の
形態は、この発明をシートバック2(車両用シート)と
これを被覆するシートバックカバー3(シートカバー)
に適用したものであるが、この発明は、シートクッショ
ン1およびこれを被覆するシートクッションカバー(図
示せず)に適用することも可能である。
態を図1〜図4を参照して説明する。なお、この実施の
形態は、この発明をシートバック2(車両用シート)と
これを被覆するシートバックカバー3(シートカバー)
に適用したものであるが、この発明は、シートクッショ
ン1およびこれを被覆するシートクッションカバー(図
示せず)に適用することも可能である。
【0007】図3に示すように、シートバック2は、硬
質樹脂からなるシートバックフレーム2Aと、このシー
トバックフレーム2Aの前面部に取り付けられたシート
バッククッション2Bとから構成されている。シートバ
ックフレーム2Aは、樹脂を成形してなるものであり、
そのの背面には四角形の環状をなす取付溝22が形成さ
れている。この取付溝22は、テーブルとして用いられ
るべき部分21を囲むように配置されている。
質樹脂からなるシートバックフレーム2Aと、このシー
トバックフレーム2Aの前面部に取り付けられたシート
バッククッション2Bとから構成されている。シートバ
ックフレーム2Aは、樹脂を成形してなるものであり、
そのの背面には四角形の環状をなす取付溝22が形成さ
れている。この取付溝22は、テーブルとして用いられ
るべき部分21を囲むように配置されている。
【0008】図1および図4に示すように、上記取付溝
22の両側面23,23の開放側の端部には、取付溝2
2の幅方向内側に突出する突出部24がそれぞれ形成さ
れている。突出部24は、取付溝22に沿って適宜の長
さをもって延びており、取付溝22の4つの辺部のそれ
ぞれに適宜の間隔をおいて複数ずつ形成されている。突
出部24の外面のうちの取付溝22の底部側を向く面が
係止面25になっている。なお、取付溝22および突出
部24は、シートバックフレーム2Aの成形時に同時に
成形される。
22の両側面23,23の開放側の端部には、取付溝2
2の幅方向内側に突出する突出部24がそれぞれ形成さ
れている。突出部24は、取付溝22に沿って適宜の長
さをもって延びており、取付溝22の4つの辺部のそれ
ぞれに適宜の間隔をおいて複数ずつ形成されている。突
出部24の外面のうちの取付溝22の底部側を向く面が
係止面25になっている。なお、取付溝22および突出
部24は、シートバックフレーム2Aの成形時に同時に
成形される。
【0009】図3に示すように、上記シートバックカバ
ー3は、樹脂製のシートからなるものであり、上記シー
トバック2を収容する箱状の収容部31と、この収容部
31の開放部のうちのシートバック2の上端部に対応す
る部分を塞ぐ上カバー部32と、この上カバー部32お
よび収容部の三つの上辺部にそれぞれ連設されたカバー
片33とから構成されている。各カバー片33の先端部
がシートバックフレーム2Aの取付溝22に固定すべき
端末34になっており、収容部31にシートバック2を
挿入した後、各カバー片33を図3において矢印方向へ
回動させてシートバックフレーム2Aに添わせると、端
末34が取付溝22内に入り込むことができるように、
各カバー片33の長さ(カバー片33の基端部から先端
部までの長さ)が設定されている。
ー3は、樹脂製のシートからなるものであり、上記シー
トバック2を収容する箱状の収容部31と、この収容部
31の開放部のうちのシートバック2の上端部に対応す
る部分を塞ぐ上カバー部32と、この上カバー部32お
よび収容部の三つの上辺部にそれぞれ連設されたカバー
片33とから構成されている。各カバー片33の先端部
がシートバックフレーム2Aの取付溝22に固定すべき
端末34になっており、収容部31にシートバック2を
挿入した後、各カバー片33を図3において矢印方向へ
回動させてシートバックフレーム2Aに添わせると、端
末34が取付溝22内に入り込むことができるように、
各カバー片33の長さ(カバー片33の基端部から先端
部までの長さ)が設定されている。
【0010】図1に示すように、シートバックカバー3
の端末には、各カバー片33をシートバックフレーム2
Aに添わせたときにシートバックフレーム2Aと対向す
る面に固定部材4が縫い付けて固定されている。
の端末には、各カバー片33をシートバックフレーム2
Aに添わせたときにシートバックフレーム2Aと対向す
る面に固定部材4が縫い付けて固定されている。
【0011】固定部材4は、取付溝22に脱出不能に挿
入されることにより、シートバックカバー3の各端末3
4をシートバックフレーム2Aに固定するためのもので
あり、次のように構成されている。図1に示すように、
固定部材4は、樹脂を押し出し成形したものを四角形の
取付溝22の各辺部の長さより若干短く切断して形成し
たものであり、平板状をなす板部41と、この板部41
の一端部に形成された一対の突出片部42,42と、板
部41の他端部に形成された当接部43とから構成され
ている。
入されることにより、シートバックカバー3の各端末3
4をシートバックフレーム2Aに固定するためのもので
あり、次のように構成されている。図1に示すように、
固定部材4は、樹脂を押し出し成形したものを四角形の
取付溝22の各辺部の長さより若干短く切断して形成し
たものであり、平板状をなす板部41と、この板部41
の一端部に形成された一対の突出片部42,42と、板
部41の他端部に形成された当接部43とから構成され
ている。
【0012】板部41は、その厚さが取付溝22の幅よ
り薄くなっており、その中間部にはシートバックカバー
3の端末34が固定されている。この場合、端末34は
板部41の両側部のうちの、テーブルとして使用される
部分2a側の側面に固定されている。したがって、固定
部材4をその他端側から取付溝22に挿入すると、シー
トバックカバー3が固定部材4を覆うようになる。な
お、端末34は、縫合によって板部41に固定されてい
るが、他の方法で固定してもよい。
り薄くなっており、その中間部にはシートバックカバー
3の端末34が固定されている。この場合、端末34は
板部41の両側部のうちの、テーブルとして使用される
部分2a側の側面に固定されている。したがって、固定
部材4をその他端側から取付溝22に挿入すると、シー
トバックカバー3が固定部材4を覆うようになる。な
お、端末34は、縫合によって板部41に固定されてい
るが、他の方法で固定してもよい。
【0013】突出片部42,42は、その先端側へ向か
うにしたがって互いに離れるように傾斜しており、これ
によって固定部材4の他端部が「Y」字状に形成されて
いる。各突出片部42,42は、互いに接近離間するよ
うに弾性変形可能である。しかも、一方の突出片部42
の先端部の外側面から他方の突出片部42の先端部の外
側面までの寸法は、取付溝22の幅と同等か若干大きく
なっている。
うにしたがって互いに離れるように傾斜しており、これ
によって固定部材4の他端部が「Y」字状に形成されて
いる。各突出片部42,42は、互いに接近離間するよ
うに弾性変形可能である。しかも、一方の突出片部42
の先端部の外側面から他方の突出片部42の先端部の外
側面までの寸法は、取付溝22の幅と同等か若干大きく
なっている。
【0014】したがって、固定部材4をその他端側から
取付溝22に挿入すると、突出片部42,42が突出部
24,24にそれぞれ突き当たって窄まるように弾性変
形する。固定部材4をさらに取付溝22に挿入して突出
片部42,42が突出部24,24を乗り越えると、突
出片部42,42が元の状態に戻るように広がり、それ
ぞれの先端部が取付溝22の両側面に突き当たるととも
に、突出部24,24の係止面25,25に突き当た
る。これにより、固定部材4が取付溝22から脱出不能
になり、シートバックカバー3がシートバックフレーム
2Aに固定される。しかも、突出片部42,42が傾斜
しているため、固定部材4を取付溝22からその開放側
(図1において上側)へ向かって取り出そうとすると、
突出片部42,42が互いに広がるようになり、取付溝
22の両側面および係止面25,25により一層強固に
押し当たる。したがって、固定部材4は、取付溝22に
一旦挿入されると、取付溝22から抜け出ることがほと
んどない。
取付溝22に挿入すると、突出片部42,42が突出部
24,24にそれぞれ突き当たって窄まるように弾性変
形する。固定部材4をさらに取付溝22に挿入して突出
片部42,42が突出部24,24を乗り越えると、突
出片部42,42が元の状態に戻るように広がり、それ
ぞれの先端部が取付溝22の両側面に突き当たるととも
に、突出部24,24の係止面25,25に突き当た
る。これにより、固定部材4が取付溝22から脱出不能
になり、シートバックカバー3がシートバックフレーム
2Aに固定される。しかも、突出片部42,42が傾斜
しているため、固定部材4を取付溝22からその開放側
(図1において上側)へ向かって取り出そうとすると、
突出片部42,42が互いに広がるようになり、取付溝
22の両側面および係止面25,25により一層強固に
押し当たる。したがって、固定部材4は、取付溝22に
一旦挿入されると、取付溝22から抜け出ることがほと
んどない。
【0015】なお、固定部材4を取付溝22に挿入した
状態においては、一方の突出片部42(図1において左
側の突出片部42)が取付溝22の側面および係止面2
5と端末34を挟持固定する。したがって、端末34は
板部41に縫合固定することは必ずしも必要ではない
が、シートバックフレーム2Aに対する端末34の固定
をより確実にするためには、板部41に固定するのが望
ましい。
状態においては、一方の突出片部42(図1において左
側の突出片部42)が取付溝22の側面および係止面2
5と端末34を挟持固定する。したがって、端末34は
板部41に縫合固定することは必ずしも必要ではない
が、シートバックフレーム2Aに対する端末34の固定
をより確実にするためには、板部41に固定するのが望
ましい。
【0016】当接部43は、断面略「凹」字状をなして
おり、一対の突出片部42,42が係止面25,25に
突き当たった状態においては、取付溝22の底部にほぼ
突き当たるようになっている。これにより、固定部材4
が取付溝22の開放側または底部側へ向かって移動する
のを阻止するようになっている。また、当接部43の幅
は、取付溝22の幅より狭いが、板部41の厚さより大
きくなっている。当接部43の幅を取付溝22に板部4
1の厚さより大きくしたのは次の理由によるものであ
る。
おり、一対の突出片部42,42が係止面25,25に
突き当たった状態においては、取付溝22の底部にほぼ
突き当たるようになっている。これにより、固定部材4
が取付溝22の開放側または底部側へ向かって移動する
のを阻止するようになっている。また、当接部43の幅
は、取付溝22の幅より狭いが、板部41の厚さより大
きくなっている。当接部43の幅を取付溝22に板部4
1の厚さより大きくしたのは次の理由によるものであ
る。
【0017】すなわち、シートバックカバー3が図1に
おいて矢印方向へ引っ張られると、一方の突出片部42
(図1において左側の突出片部42)が他方の突出片部
42に接近するように弾性変形して係止面25から外れ
る。すると、固定部材4が他方の突出片部42と係止面
25との接触箇所を中心として固定部材4の他端部(取
付溝22の底部側の端部)が取付溝22の側面に突き当
たるまで回動する。その状態では、シートバックカバー
3に対する引っ張り力が他方の突出片部42に対してモ
ーメントとして作用する。このとき、固定部材4の回動
角度が大きいと、他方の突出片部42に作用するモーメ
ントが大きくなり、他方の突出片部42が折れてしまう
危険性がある。そして、他方の突出片部42が折れる
と、固定部材4が取付溝22から抜け出てしまう。しか
るに、板部41の下端部にそれより幅の広い当接部43
を形成すると、固定部材4の他端部が取付溝22の側面
に突き当たったときの固定部材4の回動角度を小さくす
ることができる。したがって、他方の突出片部42に作
用するモーメントを小さくすることができ、他方の突出
片部42が折れるのを防止することができる。よって、
固定部材4が取付溝22から抜け出るのを防止すること
ができる。
おいて矢印方向へ引っ張られると、一方の突出片部42
(図1において左側の突出片部42)が他方の突出片部
42に接近するように弾性変形して係止面25から外れ
る。すると、固定部材4が他方の突出片部42と係止面
25との接触箇所を中心として固定部材4の他端部(取
付溝22の底部側の端部)が取付溝22の側面に突き当
たるまで回動する。その状態では、シートバックカバー
3に対する引っ張り力が他方の突出片部42に対してモ
ーメントとして作用する。このとき、固定部材4の回動
角度が大きいと、他方の突出片部42に作用するモーメ
ントが大きくなり、他方の突出片部42が折れてしまう
危険性がある。そして、他方の突出片部42が折れる
と、固定部材4が取付溝22から抜け出てしまう。しか
るに、板部41の下端部にそれより幅の広い当接部43
を形成すると、固定部材4の他端部が取付溝22の側面
に突き当たったときの固定部材4の回動角度を小さくす
ることができる。したがって、他方の突出片部42に作
用するモーメントを小さくすることができ、他方の突出
片部42が折れるのを防止することができる。よって、
固定部材4が取付溝22から抜け出るのを防止すること
ができる。
【0018】次に、シートバックカバー3をシートバッ
ク2に固定する場合について説明する。まず、図3に示
すように、シートバック2をシートバックカバー3の収
容部31に挿入する。次に、シートバックカバー3の各
カバー部33をシートバック2の背面に沿わせる。その
後、図4に示すように、シートバックカバー3の端末3
4を固定部材4とともに、取付溝22に挿入する。する
と、固定部材4の突出片部42が係止面25によって抜
け止めされ、ひいてはシートバックカバー3がシートバ
ック2のシートバックフレーム2Aに固定される。な
お、固定部材4は、シートバック2をシートバックカバ
ー3に挿入する前に予めシートバックカバー3に固定し
ておいてもよく、挿入後に固定するようにしてもよい。
ク2に固定する場合について説明する。まず、図3に示
すように、シートバック2をシートバックカバー3の収
容部31に挿入する。次に、シートバックカバー3の各
カバー部33をシートバック2の背面に沿わせる。その
後、図4に示すように、シートバックカバー3の端末3
4を固定部材4とともに、取付溝22に挿入する。する
と、固定部材4の突出片部42が係止面25によって抜
け止めされ、ひいてはシートバックカバー3がシートバ
ック2のシートバックフレーム2Aに固定される。な
お、固定部材4は、シートバック2をシートバックカバ
ー3に挿入する前に予めシートバックカバー3に固定し
ておいてもよく、挿入後に固定するようにしてもよい。
【0019】上記構成の固定構造によれば、端末34を
固定部材4とともに取付溝22に単に挿入するだけでシ
ートバックフレーム2Aに固定することができる。した
がって、端末34の固定をきわめて容易に行うことがで
きる。しかも、固定部材4が取付溝22内に挿入されて
おり、ホグリングによる固定のように金属線が外部に突
出することがない。したがって、美観を向上させること
ができるとともに、シートバック2をテーブルとして使
用する場合の邪魔になることがない。
固定部材4とともに取付溝22に単に挿入するだけでシ
ートバックフレーム2Aに固定することができる。した
がって、端末34の固定をきわめて容易に行うことがで
きる。しかも、固定部材4が取付溝22内に挿入されて
おり、ホグリングによる固定のように金属線が外部に突
出することがない。したがって、美観を向上させること
ができるとともに、シートバック2をテーブルとして使
用する場合の邪魔になることがない。
【0020】なお、この発明は、上記の実施の形態に限
定されるものでなく、適宜設計変更可能である。例え
ば、上記の実施の形態においては、端末34を板部41
のテーブルとして使用される部分21側の側面に固定し
ているが、逆側の側面に固定してもよい。ただし、その
ようにする場合には、固定部材4がシートバックカバー
3によって覆われないので、固定部材4の突出片部42
側の端部に化粧用の部材を取り付けておき、固定部材4
を取付溝22に挿入したときに、取付溝22および固定
部材4を外部から見えないよう、それらを化粧用の部材
で覆うようにするのが望ましい。
定されるものでなく、適宜設計変更可能である。例え
ば、上記の実施の形態においては、端末34を板部41
のテーブルとして使用される部分21側の側面に固定し
ているが、逆側の側面に固定してもよい。ただし、その
ようにする場合には、固定部材4がシートバックカバー
3によって覆われないので、固定部材4の突出片部42
側の端部に化粧用の部材を取り付けておき、固定部材4
を取付溝22に挿入したときに、取付溝22および固定
部材4を外部から見えないよう、それらを化粧用の部材
で覆うようにするのが望ましい。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1〜3に係
る発明によれば、シートカバーの端末をシートフレーム
に容易に固定することができ、しかも美観を向上させる
ことができ、特にシートバックに適用した場合にはテー
ブルと使用するするときの邪魔になるものを一切無くす
ことができるという効果が得られる。請求項4に係る発
明によれば、固定部材が取付溝から抜け出るのを確実に
防止することができるという効果が得られる。請求項5
に係る発明によれば、シートカバーの端末をより一層容
易に固定することができるという効果が得られる。請求
項6に係る発明によれば、シートカバーの端末をよりさ
らに容易に固定することができるという効果が得られ
る。請求項7に係る発明によれば、固定部材が外部から
見えないようにすることができ、これによって美観を向
上させることができるという効果が得られる。
る発明によれば、シートカバーの端末をシートフレーム
に容易に固定することができ、しかも美観を向上させる
ことができ、特にシートバックに適用した場合にはテー
ブルと使用するするときの邪魔になるものを一切無くす
ことができるという効果が得られる。請求項4に係る発
明によれば、固定部材が取付溝から抜け出るのを確実に
防止することができるという効果が得られる。請求項5
に係る発明によれば、シートカバーの端末をより一層容
易に固定することができるという効果が得られる。請求
項6に係る発明によれば、シートカバーの端末をよりさ
らに容易に固定することができるという効果が得られ
る。請求項7に係る発明によれば、固定部材が外部から
見えないようにすることができ、これによって美観を向
上させることができるという効果が得られる。
【図1】この発明の一実施の形態の要部を示す図であっ
て、図2のA−A断面図である。
て、図2のA−A断面図である。
【図2】この発明の一実施の形態を示す斜視図である。
【図3】同実施の形態において、シートバックカバーに
シートバックを挿入する工程を示す斜視図である。
シートバックを挿入する工程を示す斜視図である。
【図4】同実施の形態において、シートバックカバーの
端末と固定部材とを取付溝に挿入する工程を示す斜視図
である。
端末と固定部材とを取付溝に挿入する工程を示す斜視図
である。
1 シートクッション(車両用シート) 2 シートバック(車両用シート) 2A シートバックフレーム(シートフレーム) 3 シートバックカバー(シートカバー) 4 固定部材 22 取付溝 24 突出部 25 係止面 34 端末 42 突出片部
Claims (7)
- 【請求項1】 シートフレームの表面に取付溝を形成
し、この取付溝にシートカバーの端末を挿入するととも
に、固定部材を脱出不能に挿入し、この固定部材に上記
取付溝に挿入したシートカバーの端末を係止したことを
特徴とする車両用シートカバーの端末固定構造。 - 【請求項2】 上記取付溝の側面に取付溝の底部側を向
く係止面が形成され、この係止面に上記固定部材が突き
当たることによって上記固定部材が取付溝から脱出不能
とされていることを特徴とする請求項1に記載の車両用
シートカバーの端末固定構造。 - 【請求項3】 上記取付溝の両側面の開放側の端部に
は、取付溝の幅方向に突出し、底部側を向く面が上記係
止面とされた突出部がそれぞれ形成され、上記固定部材
の両側部には、上記固定部材を上記取付溝に挿入する際
に弾性変形することによって上記突出部を乗り越え可能
で、乗り越えた後に上記突出部の係止面に突き当たる突
出片部がそれぞれ形成されていることを特徴とする請求
項2に記載の車両用シートカバーの端末固定構造。 - 【請求項4】 上記二つの突出部片部が、上記取付溝の
底部側から開放側へ向かうにしたがって互いの間隔が広
くなるように傾斜して形成されていることを特徴とする
請求項3に記載の車両用シートカバーの端末固定構造。 - 【請求項5】 上記シートカバーの端末が上記取付溝の
内面と上記固定部材とによって挟持固定されていること
を特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の車両用シ
ートカバーの端末固定構造。 - 【請求項6】 上記シートカバーの端末が上記固定部材
に上記取付溝への挿入前に予め固定されていることを特
徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の車両用シート
カバーの端末固定構造。 - 【請求項7】 上記シートカバーが上記固定部材を覆う
ようにして上記取付溝の側面と上記固定部材との間に挿
入されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか
に記載の車両用シートカバーの端末固定構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8277241A JPH1099566A (ja) | 1996-09-27 | 1996-09-27 | 車両用シートカバーの端末固定構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8277241A JPH1099566A (ja) | 1996-09-27 | 1996-09-27 | 車両用シートカバーの端末固定構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1099566A true JPH1099566A (ja) | 1998-04-21 |
Family
ID=17580794
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8277241A Pending JPH1099566A (ja) | 1996-09-27 | 1996-09-27 | 車両用シートカバーの端末固定構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1099566A (ja) |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0385997U (ja) * | 1989-12-19 | 1991-08-30 | ||
| JPH06304351A (ja) * | 1993-02-25 | 1994-11-01 | Araco Corp | シート |
| JPH0720999U (ja) * | 1993-09-25 | 1995-04-18 | 株式会社タチエス | 車両用シートにおける表皮の端末係止構造 |
-
1996
- 1996-09-27 JP JP8277241A patent/JPH1099566A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0385997U (ja) * | 1989-12-19 | 1991-08-30 | ||
| JPH06304351A (ja) * | 1993-02-25 | 1994-11-01 | Araco Corp | シート |
| JPH0720999U (ja) * | 1993-09-25 | 1995-04-18 | 株式会社タチエス | 車両用シートにおける表皮の端末係止構造 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0667257B1 (en) | Closure for a seat trim cover | |
| JPH06233876A (ja) | 座席クッションのカバーのエッジを座席フレームに固定する固定用デバイス | |
| JP2002276633A (ja) | 樹脂クリップ | |
| JPH092185A (ja) | エアバッグモジュール取付け組立体とエアバッグモジュール組立体の組立方法 | |
| JPH0247898Y2 (ja) | ||
| JPH06304351A (ja) | シート | |
| JPH1127835A (ja) | ゴム製部品の取り付け構造 | |
| JP4731753B2 (ja) | 椅子における張り材の取付構造 | |
| JP4270490B2 (ja) | 隙間調整方法 | |
| JP3496730B2 (ja) | シート | |
| JP3174857B2 (ja) | 車両用シートの表皮材の取付構造 | |
| JP2594376Y2 (ja) | ガーニッシュ端部の接続構造 | |
| JPH0721154Y2 (ja) | 椅子の背凭れ等の取付装置 | |
| JP3480278B2 (ja) | 車両用シート | |
| JPH0622286Y2 (ja) | シート | |
| JPH0148163B2 (ja) | ||
| JPS6344961B2 (ja) | ||
| JPH1134713A (ja) | アームレスト構造 | |
| JP3101871B2 (ja) | 椅子の組立構造 | |
| JP2002308150A (ja) | フェンダーライナー取付クリップ及びフェンダーライナー取付構造 | |
| JP2002325616A (ja) | 鞄におけるフレームとシェルの固定構造 | |
| JPH0741029U (ja) | クリップ | |
| JPH0763284A (ja) | グロメット付プロテクタ | |
| JP2003275067A (ja) | 車両用シートカバー | |
| JPH0339114Y2 (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050512 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050524 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20051101 |