JPH109985A - 静電容量式圧力センサとその製造方法およびその静電容量式圧力センサを用いたガス異常監視装置 - Google Patents
静電容量式圧力センサとその製造方法およびその静電容量式圧力センサを用いたガス異常監視装置Info
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- JPH109985A JPH109985A JP8165680A JP16568096A JPH109985A JP H109985 A JPH109985 A JP H109985A JP 8165680 A JP8165680 A JP 8165680A JP 16568096 A JP16568096 A JP 16568096A JP H109985 A JPH109985 A JP H109985A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ガス設備内の微小なガスの漏洩の有無を判断
したり、圧力調整器の圧力調整機能が正常であるかどう
かを正確に判断したりするための圧力センサを提供する
こと。 【解決手段】 固定基板10上のセンシング電極11と
参照電極で極12とを隔離電極13で完全に隔離し、セ
ンシング電極11と参照電極12と隔離電極13とで構
成される第一の電極ならびに第一の電極に直交する導通
用微小孔を備えた固定基板を、第二の電極を形成したダ
イアフラムと対向配置している。これによって、温度特
性の優れた静電容量式圧力センサにすることができる。
したり、圧力調整器の圧力調整機能が正常であるかどう
かを正確に判断したりするための圧力センサを提供する
こと。 【解決手段】 固定基板10上のセンシング電極11と
参照電極で極12とを隔離電極13で完全に隔離し、セ
ンシング電極11と参照電極12と隔離電極13とで構
成される第一の電極ならびに第一の電極に直交する導通
用微小孔を備えた固定基板を、第二の電極を形成したダ
イアフラムと対向配置している。これによって、温度特
性の優れた静電容量式圧力センサにすることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は流体の圧力変化を検
知するための圧力センサ、特に微圧なガス圧の圧力変化
を検知する手段としての小型・高性能・高信頼性の静電
容量式圧力センサとその製造方法およびこの圧力センサ
を用いたガス異常監視装置に関するものである。
知するための圧力センサ、特に微圧なガス圧の圧力変化
を検知する手段としての小型・高性能・高信頼性の静電
容量式圧力センサとその製造方法およびこの圧力センサ
を用いたガス異常監視装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、都市ガスあるいはLPガス設備の
安全性を向上するために、例えばガスメータについて
は、ガスメータから下流側で異常事態が発生した場合、
ガスの供給を自動的に遮断するガス異常監視装置をガス
メータの中に組み込むことが検討されている。また圧力
調整器については、圧力調整手段の調整圧異常やLPガ
スボンベからガスメータまでのガス漏洩検出等を安全管
理のチェックを自動的に行えるガス異常監視装置の組み
込みについて検討されている。LPガスの圧力調整器の
圧力調整機能が正常に動作している場合、ガス器具使用
状態ではガスの供給圧力は230〜330mmH2Oの間
に保たれており、ガス供給圧が正常であるかを圧力セン
サで監視している。またガス設備内でガス漏れ等の異常
がある場合、例えば遮断弁を動作させてガス配管を閉じ
るとガス圧がガス漏れによって徐々に低下(数mmH2O
〜数10mmH2O程度低下)するので、このガス圧低下
を監視することによってガス設備にガス漏れ等の異常が
起こっているかどうかを検知できる。
安全性を向上するために、例えばガスメータについて
は、ガスメータから下流側で異常事態が発生した場合、
ガスの供給を自動的に遮断するガス異常監視装置をガス
メータの中に組み込むことが検討されている。また圧力
調整器については、圧力調整手段の調整圧異常やLPガ
スボンベからガスメータまでのガス漏洩検出等を安全管
理のチェックを自動的に行えるガス異常監視装置の組み
込みについて検討されている。LPガスの圧力調整器の
圧力調整機能が正常に動作している場合、ガス器具使用
状態ではガスの供給圧力は230〜330mmH2Oの間
に保たれており、ガス供給圧が正常であるかを圧力セン
サで監視している。またガス設備内でガス漏れ等の異常
がある場合、例えば遮断弁を動作させてガス配管を閉じ
るとガス圧がガス漏れによって徐々に低下(数mmH2O
〜数10mmH2O程度低下)するので、このガス圧低下
を監視することによってガス設備にガス漏れ等の異常が
起こっているかどうかを検知できる。
【0003】従来この種の圧力センサとして、特表昭6
3−501380号公報に記載されている図6のような
静電容量式圧力センサがあった。この静電容量式圧力セ
ンサは、圧力によって円板状ダイアフラム1が変形し、
基板2と円板状ダイアフラム1との間における電極間距
離が変化することによって共通電極3およびセンシング
電極4で形成される静電容量が大きく変化することを利
用したものである。そしてセンシング電極4と参照電極
5との間に隔離電極6を設けることで、センシング電極
4と参照電極5との間あるいは参照電極5と接着層7と
の間に寄生容量が生じることを防止していると考えられ
る。基板2に形成したセンシング電極4、参照電極5お
よび各隔離電極6の外部への電極取り出しは、接着層7
の位置まで引き出されたあとスルーホール8によって行
われる。
3−501380号公報に記載されている図6のような
静電容量式圧力センサがあった。この静電容量式圧力セ
ンサは、圧力によって円板状ダイアフラム1が変形し、
基板2と円板状ダイアフラム1との間における電極間距
離が変化することによって共通電極3およびセンシング
電極4で形成される静電容量が大きく変化することを利
用したものである。そしてセンシング電極4と参照電極
5との間に隔離電極6を設けることで、センシング電極
4と参照電極5との間あるいは参照電極5と接着層7と
の間に寄生容量が生じることを防止していると考えられ
る。基板2に形成したセンシング電極4、参照電極5お
よび各隔離電極6の外部への電極取り出しは、接着層7
の位置まで引き出されたあとスルーホール8によって行
われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の静
電容量式圧力センサは、センシング電極4および参照電
極5を接着層7とが完全には隔離されていないで電極の
一部が接着層7に局部的に近接しているので、センシン
グ電極4と接着層7との間および参照電極5と接着層7
との間での寄生容量が生じていた。この寄生容量は固定
基板材料や接着層材料が誘電体として作用したものと考
えられ、これらの誘電率の温度係数は空気の誘電率の温
度係数より大きいのが普通である。この寄生容量が電極
間によってそれぞれ異なるのでセンシング電極4による
容量の温度特性と参照電極5による容量の温度特性が異
なっていた。したがって廣い温度範囲でセンサの特性を
測定すると、センサ特性の温度変動が大きく温度特性が
悪いという課題を有していた。
電容量式圧力センサは、センシング電極4および参照電
極5を接着層7とが完全には隔離されていないで電極の
一部が接着層7に局部的に近接しているので、センシン
グ電極4と接着層7との間および参照電極5と接着層7
との間での寄生容量が生じていた。この寄生容量は固定
基板材料や接着層材料が誘電体として作用したものと考
えられ、これらの誘電率の温度係数は空気の誘電率の温
度係数より大きいのが普通である。この寄生容量が電極
間によってそれぞれ異なるのでセンシング電極4による
容量の温度特性と参照電極5による容量の温度特性が異
なっていた。したがって廣い温度範囲でセンサの特性を
測定すると、センサ特性の温度変動が大きく温度特性が
悪いという課題を有していた。
【0005】そしてガス異常監視装置に圧力センサを組
み込む場合、温度による圧力センサの特性変動が大きい
と、温度補償が難しくなり回路が複雑になる。微小な温
度でセンサ特性が変化すると、圧力変化を正確にセンシ
ングできなくなる。したがって温度変化を検知するため
の回路を付加する必要があるので、回路が複雑になった
り圧力センサが動作中に消費する電力が大きくなってガ
ス異常監視装置の電池の消耗が早いという課題があっ
た。
み込む場合、温度による圧力センサの特性変動が大きい
と、温度補償が難しくなり回路が複雑になる。微小な温
度でセンサ特性が変化すると、圧力変化を正確にセンシ
ングできなくなる。したがって温度変化を検知するため
の回路を付加する必要があるので、回路が複雑になった
り圧力センサが動作中に消費する電力が大きくなってガ
ス異常監視装置の電池の消耗が早いという課題があっ
た。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の静電容量式圧力センサは、第一の電極と、
前記第一の電極に直交して設けた導通用微小孔とを備え
た固定基板と、第二の電極を形成したダイアフラムと、
前記第一の電極と前記第二の電極とが対向配置し前記固
定基板と前記ダイアフラムとを微小な間隙をもって接合
した接着層とを有するものである。そして第一の電極が
センシング電極と参照電極と隔離電極とから構成され、
センシング電極と参照電極との間および接着層と参照電
極との間を隔離電極で隔離した静電容量式圧力センサで
ある。
に、本発明の静電容量式圧力センサは、第一の電極と、
前記第一の電極に直交して設けた導通用微小孔とを備え
た固定基板と、第二の電極を形成したダイアフラムと、
前記第一の電極と前記第二の電極とが対向配置し前記固
定基板と前記ダイアフラムとを微小な間隙をもって接合
した接着層とを有するものである。そして第一の電極が
センシング電極と参照電極と隔離電極とから構成され、
センシング電極と参照電極との間および接着層と参照電
極との間を隔離電極で隔離した静電容量式圧力センサで
ある。
【0007】上記発明によれば、第一の電極と第二の電
極とで形成される本来の静電容量以外の容量すなわちセ
ンシング電極と参照電極との間および第二の電極である
共通電極と参照電極との間に生じる寄生容量を小さくす
ることができるので、センサ特性の温度変化を小さくす
ることができる。
極とで形成される本来の静電容量以外の容量すなわちセ
ンシング電極と参照電極との間および第二の電極である
共通電極と参照電極との間に生じる寄生容量を小さくす
ることができるので、センサ特性の温度変化を小さくす
ることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明は、第一の電極と前記第一
の電極に直交して設けた導通用微小孔を備えた固定基板
と、第二の電極を形成したダイアフラムと、前記第一の
電極と前記第二の電極とが対向配置し前記固定基板と前
記ダイアフラムとを微小な間隙をもって接合した接着層
を有する静電容量式圧力センサとしたものであり第一の
電極をセンシング電極と参照電極と隔離電極とで構成
し、第二の電極を共通電極とし、センシング電極と参照
電極との間および接着層と参照電極との間を隔離電極を
隔離して寄生容量が小さく、センサ特性の良い静電容量
式圧力センサを実施できる。
の電極に直交して設けた導通用微小孔を備えた固定基板
と、第二の電極を形成したダイアフラムと、前記第一の
電極と前記第二の電極とが対向配置し前記固定基板と前
記ダイアフラムとを微小な間隙をもって接合した接着層
を有する静電容量式圧力センサとしたものであり第一の
電極をセンシング電極と参照電極と隔離電極とで構成
し、第二の電極を共通電極とし、センシング電極と参照
電極との間および接着層と参照電極との間を隔離電極を
隔離して寄生容量が小さく、センサ特性の良い静電容量
式圧力センサを実施できる。
【0009】また、隔離電極を回路のアースに接続した
り隔離電極を共通電極に接続したりして実施することが
できる。
り隔離電極を共通電極に接続したりして実施することが
できる。
【0010】また、第一の電極と前記第一の電極に直交
して設けた導通用微小孔と前記第一の電極を形成した反
対面に設けたリード電極と前記導通用微小孔の内面に形
成し前記第一の電極と前記リード電極とをつなぐリード
部とを有する固定基板と、第二の電極を形成したダイア
フラムと、前記第一の電極と前記第二の電極とが対向配
置し前記固定基板と前記ダイアフラムとを微小な間隙を
もって接合した接着層とを有する構成にすることができ
る。
して設けた導通用微小孔と前記第一の電極を形成した反
対面に設けたリード電極と前記導通用微小孔の内面に形
成し前記第一の電極と前記リード電極とをつなぐリード
部とを有する固定基板と、第二の電極を形成したダイア
フラムと、前記第一の電極と前記第二の電極とが対向配
置し前記固定基板と前記ダイアフラムとを微小な間隙を
もって接合した接着層とを有する構成にすることができ
る。
【0011】さらに、静電容量式圧力センサの製造方法
として、導電性インクを用いて固定基板に第一の電極ま
たはリード電極を弱い吸引力でスクリーン印刷したあ
と、強い吸引力で再び吸引して導通用微小孔の内面に形
成して両者をつなぐリード部を形成して接続を確実なも
のにすることができる。
として、導電性インクを用いて固定基板に第一の電極ま
たはリード電極を弱い吸引力でスクリーン印刷したあ
と、強い吸引力で再び吸引して導通用微小孔の内面に形
成して両者をつなぐリード部を形成して接続を確実なも
のにすることができる。
【0012】また、上記の静電容量式圧力センサと、静
電容量式圧力センサからの電気信号で前記の静電容量式
圧力センサの異常を判定する判定手段と、静電容量式圧
力センサによってガス圧が検出されるガス設備と、ガス
設備のガス流量を検出する流量検出手段と、静電容量式
圧力センサ流量検出手段からの電気信号でガス設備の異
常を判定する判定手段と、判定手段からの信号により動
作する動作手段とを備えることにより、ガスの微小な圧
力変化を広い温度範囲で高精度に検知するとともに、シ
ンプルなセンサ構造と小型でガス異常監視装置の高精度
化と小型化を実現することができる。
電容量式圧力センサからの電気信号で前記の静電容量式
圧力センサの異常を判定する判定手段と、静電容量式圧
力センサによってガス圧が検出されるガス設備と、ガス
設備のガス流量を検出する流量検出手段と、静電容量式
圧力センサ流量検出手段からの電気信号でガス設備の異
常を判定する判定手段と、判定手段からの信号により動
作する動作手段とを備えることにより、ガスの微小な圧
力変化を広い温度範囲で高精度に検知するとともに、シ
ンプルなセンサ構造と小型でガス異常監視装置の高精度
化と小型化を実現することができる。
【0013】以下、本発明の実施例を図1、図2、図3
を参照しながら説明する。 (実施例1)図1において、10は電気絶縁性材料の固
定基板であり、この固定基板10にはセンシング電極1
1と参照電極12と隔離電極13とから構成された第一
の電極が形成され、これらの電極は、電極に直交して設
けた導通用微小孔14に形成したリード部15によって
反対の面のリード電極16に電気的な接続が可能になっ
ている。また17は電気絶縁性材料のダイアフラムであ
り、このダイアフラム17に第二の電極18が形成され
ている。固定基板10とダイアフラム17とが微小な間
隔を保つように接着層19を介して接着している。また
第一の電極を図1のようにセンシング電極11と参照電
極12と隔離電極13とから構成することで、センシン
グ電極11と参照電極12とが隔離電極13によって完
全に隔離されて寄生容量がカットされることで、第二の
電極18とセンシング電極11間の静電容量および第二
の電極18と参照電極12間の静電容量の比は温度が変
化しても変化しない。すなわち温度によってセンサの特
性が変化しないことを意味する。
を参照しながら説明する。 (実施例1)図1において、10は電気絶縁性材料の固
定基板であり、この固定基板10にはセンシング電極1
1と参照電極12と隔離電極13とから構成された第一
の電極が形成され、これらの電極は、電極に直交して設
けた導通用微小孔14に形成したリード部15によって
反対の面のリード電極16に電気的な接続が可能になっ
ている。また17は電気絶縁性材料のダイアフラムであ
り、このダイアフラム17に第二の電極18が形成され
ている。固定基板10とダイアフラム17とが微小な間
隔を保つように接着層19を介して接着している。また
第一の電極を図1のようにセンシング電極11と参照電
極12と隔離電極13とから構成することで、センシン
グ電極11と参照電極12とが隔離電極13によって完
全に隔離されて寄生容量がカットされることで、第二の
電極18とセンシング電極11間の静電容量および第二
の電極18と参照電極12間の静電容量の比は温度が変
化しても変化しない。すなわち温度によってセンサの特
性が変化しないことを意味する。
【0014】次に製造法について具体的に説明する。直
径15mm、板厚1.6mm円板状であり所定の位置に0.
5mmの導通用微小孔14をあけたアルミナからなる固定
基板10に、導電性インクを用いて第一の電極またはリ
ード電極16を弱い吸引力でスクリーン印刷して導通用
微小孔14に導通性インクをたくわえたあと、強い吸引
力で再び吸引して導通用微小孔14の表面に両者をつな
ぐリード部15を形成することで、第一の電極とリード
電極16とを確実に接続することができた。また導電性
インクを用いて固定基板10にリード電極16を弱い吸
引力でスクリーン印刷したあと、第一の電極を強い吸引
力でスクリーン印刷して導通用微小孔14の内面に形成
して第一の電極とリード電極16とをつなぐリード部1
5を形成しても第一の電極とリード電極16とを確実に
接続することができた。直径12mm、板厚0.635mm
の円板状のアルミナ基板を研磨して0.2mmの板厚に
し、第二の電極18を表面に形成してダイアフラム17
とした。表面に第一の電極が形成されたアルミナからな
る固定基板10と、前述のダイアフラム17とを、第一
の電極と第二の電極18との少なくとも一方の周縁部に
形成したガラスからなる接着層19で熱圧着して、固定
基板10とダイアフラム17とを接合し隔離電極13を
回路のアースに接続してセンサ素子とした。圧力変化と
静電容量との関係をリニアに補正する回路に接続し、本
発明の静電容量式圧力センサに500mmH2Oのガス圧
を引火したとき、3Vの出力電圧が得られるように調整
した。基準となる別の圧力計で、本発明の圧力センサを
計測すると、−40℃〜80℃の温度でセンサ精度は
0.5%FSであり広い温度範囲で極めて精度が高かっ
た。
径15mm、板厚1.6mm円板状であり所定の位置に0.
5mmの導通用微小孔14をあけたアルミナからなる固定
基板10に、導電性インクを用いて第一の電極またはリ
ード電極16を弱い吸引力でスクリーン印刷して導通用
微小孔14に導通性インクをたくわえたあと、強い吸引
力で再び吸引して導通用微小孔14の表面に両者をつな
ぐリード部15を形成することで、第一の電極とリード
電極16とを確実に接続することができた。また導電性
インクを用いて固定基板10にリード電極16を弱い吸
引力でスクリーン印刷したあと、第一の電極を強い吸引
力でスクリーン印刷して導通用微小孔14の内面に形成
して第一の電極とリード電極16とをつなぐリード部1
5を形成しても第一の電極とリード電極16とを確実に
接続することができた。直径12mm、板厚0.635mm
の円板状のアルミナ基板を研磨して0.2mmの板厚に
し、第二の電極18を表面に形成してダイアフラム17
とした。表面に第一の電極が形成されたアルミナからな
る固定基板10と、前述のダイアフラム17とを、第一
の電極と第二の電極18との少なくとも一方の周縁部に
形成したガラスからなる接着層19で熱圧着して、固定
基板10とダイアフラム17とを接合し隔離電極13を
回路のアースに接続してセンサ素子とした。圧力変化と
静電容量との関係をリニアに補正する回路に接続し、本
発明の静電容量式圧力センサに500mmH2Oのガス圧
を引火したとき、3Vの出力電圧が得られるように調整
した。基準となる別の圧力計で、本発明の圧力センサを
計測すると、−40℃〜80℃の温度でセンサ精度は
0.5%FSであり広い温度範囲で極めて精度が高かっ
た。
【0015】(実施例2)センサの構成は実施例1とほ
とんど同じであるが、隔離電極13を第二の電極18に
接続する構成にした。その結果実施例1と同様に、セン
シング電極11と参照電極12とが隔離電極13によっ
て完全に隔離されて寄生容量がカットされることで、第
二の電極18とセンシング電極11間の静電容量と第二
の電極18と参照電極12間の静電容量の比は温度が変
化しても変化しないので、−40℃〜80℃の温度でセ
ンサ精度は0.5%FSであり広い温度範囲で極めて精
度が高かった。
とんど同じであるが、隔離電極13を第二の電極18に
接続する構成にした。その結果実施例1と同様に、セン
シング電極11と参照電極12とが隔離電極13によっ
て完全に隔離されて寄生容量がカットされることで、第
二の電極18とセンシング電極11間の静電容量と第二
の電極18と参照電極12間の静電容量の比は温度が変
化しても変化しないので、−40℃〜80℃の温度でセ
ンサ精度は0.5%FSであり広い温度範囲で極めて精
度が高かった。
【0016】(実施例3)次に、本発明の実施例3につ
いて図1、図2、図3、図4および図5を参照しながら
説明する。図4は本発明のガス異常監視装置の一実施例
のブロック図である。図4において、20は圧力調整
器、21はガス異常監視装置、23はガス設備である。
ガス異常監視装置21は、静電容量式圧力センサ23と
流量検出手段24(例えば流量計)と判定手段25(例
えばマイコン)と動作手段26(例えば遮断弁)とで構
成されている。
いて図1、図2、図3、図4および図5を参照しながら
説明する。図4は本発明のガス異常監視装置の一実施例
のブロック図である。図4において、20は圧力調整
器、21はガス異常監視装置、23はガス設備である。
ガス異常監視装置21は、静電容量式圧力センサ23と
流量検出手段24(例えば流量計)と判定手段25(例
えばマイコン)と動作手段26(例えば遮断弁)とで構
成されている。
【0017】また図5はガス異常監視装置21の動作を
示すフローチャートである。ガスの漏洩検出は、動作手
段26(例えば遮断弁)を動作して、ガス設備22を使
用していない時の流量および圧力変動の有無をステップ
1、2で流量検出手段24および圧力センサ23により
検出し、ステップ3で判定手段25により判断すること
によって行う。すなわち微量のガスが漏洩しているので
あれば、ガス流量が0のとき配管内のガス圧は時間と共
にわずかずつ低下する。このガス圧のわずかな変化の状
態を圧力センサ23でモニターし、マイコン等の判定手
段25で判定し、圧力低下が所定の値より大きければ、
ガス漏洩ありと判断して、ステップ4で動作手段26
(遮断弁)を動作させる。また判定手段25がガス漏洩
が無いと判定したときは再び動作手段26と圧力センサ
23と流量検出手段24とを動作させてガス設備22の
圧力と流量を測定して長期間のガス漏れをモニターす
る。
示すフローチャートである。ガスの漏洩検出は、動作手
段26(例えば遮断弁)を動作して、ガス設備22を使
用していない時の流量および圧力変動の有無をステップ
1、2で流量検出手段24および圧力センサ23により
検出し、ステップ3で判定手段25により判断すること
によって行う。すなわち微量のガスが漏洩しているので
あれば、ガス流量が0のとき配管内のガス圧は時間と共
にわずかずつ低下する。このガス圧のわずかな変化の状
態を圧力センサ23でモニターし、マイコン等の判定手
段25で判定し、圧力低下が所定の値より大きければ、
ガス漏洩ありと判断して、ステップ4で動作手段26
(遮断弁)を動作させる。また判定手段25がガス漏洩
が無いと判定したときは再び動作手段26と圧力センサ
23と流量検出手段24とを動作させてガス設備22の
圧力と流量を測定して長期間のガス漏れをモニターす
る。
【0018】実施例1および2で説明した静電容量式圧
力センサ23をガス異常監視装置21に組み込み、ガス
配管から僅かな漏れがあるように擬似的に作成したガス
配管システムを用いて、経過時間とガス圧との関係を調
べた。すなわちガス設備22の実際のガス圧が200mm
H2O(別の基準の圧力センサで測定)であったもの
を、ガス設備22のコックと動作手段26としての遮断
弁を閉にしてガス流量を0にした状態でガス異常監視装
置21とガス設備22との間のガス配管の圧力変化を調
べた結果、ガス圧が20秒で約6mmH2O低下したこと
が測定でき、ガス配管からの僅かな漏れの有無を短時間
で検知することができた。
力センサ23をガス異常監視装置21に組み込み、ガス
配管から僅かな漏れがあるように擬似的に作成したガス
配管システムを用いて、経過時間とガス圧との関係を調
べた。すなわちガス設備22の実際のガス圧が200mm
H2O(別の基準の圧力センサで測定)であったもの
を、ガス設備22のコックと動作手段26としての遮断
弁を閉にしてガス流量を0にした状態でガス異常監視装
置21とガス設備22との間のガス配管の圧力変化を調
べた結果、ガス圧が20秒で約6mmH2O低下したこと
が測定でき、ガス配管からの僅かな漏れの有無を短時間
で検知することができた。
【0019】(比較例)次に比較例として、センシング
電極と参照電極が隔離電極で完全に分離されていない静
電容量式圧力センサについて説明する。
電極と参照電極が隔離電極で完全に分離されていない静
電容量式圧力センサについて説明する。
【0020】センサ素子は図6のように基板2にセンシ
ング電極4と電極電極5と隔離電極6が形成され、円板
状ダイアフラム1に第二の電極である共通電極3が形成
され、基板2と円板状ダイアフラム1とを接着層7を介
して接着したものである。実施例1と同じ直径12mm、
板圧0.2mmの円板状のアルミナ基板を円板状ダイアフ
ラム1として用いた場合、センシング電極4と参照電極
5とが隔離電極6によって完全に隔離されておらず寄生
容量をカットすることが不十分であったので温度によっ
て特性が変動して精度が1.2%FSであった。
ング電極4と電極電極5と隔離電極6が形成され、円板
状ダイアフラム1に第二の電極である共通電極3が形成
され、基板2と円板状ダイアフラム1とを接着層7を介
して接着したものである。実施例1と同じ直径12mm、
板圧0.2mmの円板状のアルミナ基板を円板状ダイアフ
ラム1として用いた場合、センシング電極4と参照電極
5とが隔離電極6によって完全に隔離されておらず寄生
容量をカットすることが不十分であったので温度によっ
て特性が変動して精度が1.2%FSであった。
【0021】なお、本発明の静電容量式圧力センサとそ
の製造方法およびその静電容量式圧力センサを用いたガ
ス異常監視装置において、静電容量式圧力センサの各種
材料(ダイアフラム、固定基板、接着層等)、センサ形
状(径、電極パターン、厚み、ギャップ、ダイアフラ
ム、導通用微小孔等)、設置場所、回路構成、測定圧
力、ガス異常監視装置の構成等は本実施例に限定される
ものではない。
の製造方法およびその静電容量式圧力センサを用いたガ
ス異常監視装置において、静電容量式圧力センサの各種
材料(ダイアフラム、固定基板、接着層等)、センサ形
状(径、電極パターン、厚み、ギャップ、ダイアフラ
ム、導通用微小孔等)、設置場所、回路構成、測定圧
力、ガス異常監視装置の構成等は本実施例に限定される
ものではない。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、第一の電
極と前記第一の電極に直交して設けた導通用微小孔を備
えた固定基板と、第二の電極を形成したダイアフラム
と、前記第一の電極と前記第二の電極とが対向配置し、
前記固定基板と前記ダイアフラムとを微小な間隙をもっ
て接合した接着層を有する静電容量式圧力センサとした
もので、第一の電極がセンシング電極と参照電極と隔離
電極とから構成され、第二の電極が共通電極から構成さ
れ、センシング電極と参照電極との間および接着層と参
照電極との間を隔離電極で隔離している。従って、第一
の電極と第二の電極とで形成される本来の静電容量以外
の容量すなわちセンシング電極と参照電極との間および
第二の電極である共通電極と参照電極との間に生じる寄
生容量を小さくすることができるので、センサ特性の温
度変化を小さくすることができるという有利な効果を有
する。
極と前記第一の電極に直交して設けた導通用微小孔を備
えた固定基板と、第二の電極を形成したダイアフラム
と、前記第一の電極と前記第二の電極とが対向配置し、
前記固定基板と前記ダイアフラムとを微小な間隙をもっ
て接合した接着層を有する静電容量式圧力センサとした
もので、第一の電極がセンシング電極と参照電極と隔離
電極とから構成され、第二の電極が共通電極から構成さ
れ、センシング電極と参照電極との間および接着層と参
照電極との間を隔離電極で隔離している。従って、第一
の電極と第二の電極とで形成される本来の静電容量以外
の容量すなわちセンシング電極と参照電極との間および
第二の電極である共通電極と参照電極との間に生じる寄
生容量を小さくすることができるので、センサ特性の温
度変化を小さくすることができるという有利な効果を有
する。
【0023】また本発明の圧力センサがガスの微小な圧
力変化を高精度に検知するとともに、シンプルなセンサ
構造と小型であることで、ガス異常監視装置の高精度化
と小型化を実現することができる。
力変化を高精度に検知するとともに、シンプルなセンサ
構造と小型であることで、ガス異常監視装置の高精度化
と小型化を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1〜3における圧力センサの要
部断面図
部断面図
【図2】同圧力センサのダイアフラムの模式図
【図3】同圧力センサの固定基板の模式図
【図4】本発明の実施例3におけるガス異常監視装置を
示すブロック図
示すブロック図
【図5】同装置のフローチャート
【図6】(a)従来の静電容量式圧力センサの要部断面
図 (b)同圧力センサのダイアフラムの模式図 (c)同圧力センサの固定基板の模式図
図 (b)同圧力センサのダイアフラムの模式図 (c)同圧力センサの固定基板の模式図
10 固定基板 11 センシング電極 12 参照電極 13 隔離電極 14 導通用微小孔 17 ダイアフラム 18 第二の電極 19 接着層
Claims (13)
- 【請求項1】第一の電極と、前記第一の電極に直交して
設けた導通用微小孔を備えた固定基板と、第二の電極を
形成したダイアフラムと、前記第一の電極と前記第二の
電極とを対向配置し、前記固定基板と前記ダイアフラム
とを微小な間隙をもって接合した接着層を有する静電容
量式圧力センサ。 - 【請求項2】第一の電極がセンシング電極と参照電極と
隔離電極とを有し、第二の電極が共通電極から構成され
ている請求項1記載の静電容量式圧力センサ。 - 【請求項3】センシング電極と参照電極との間および接
着層と参照電極との間を隔離電極で隔離した請求項1ま
たは2記載の静電容量式圧力センサ。 - 【請求項4】隔離電極を回路のアースに接続した請求項
1から3のいずれか1項記載の静電容量式圧力センサ。 - 【請求項5】隔離電極を共通電極に接続した請求項1か
ら3のいずれか1項記載の静電容量式圧力センサ。 - 【請求項6】第一の電極と、前記第一の電極に直交して
設けた導通用微小孔と前記第一の電極を形成した反対面
に設けたリード電極と前記導通用微小孔の内面に形成し
前記第一の電極と前記リード電極とをつなぐリード部と
を有する固定基板と、第二の電極を形成したダイアフラ
ムと、前記第一の電極と前記第二の電極とを対向配置し
前記固定基板板と前記ダイアフラムとを微小な間隙をも
って接合した接着層とを有する静電容量式圧力センサ。 - 【請求項7】第一の電極がセンシング電極と参照電極と
隔離電極とから構成され、第二の電極が共通電極から構
成されている請求項6記載の静電容量式圧力センサ。 - 【請求項8】センシング電極と参照電極との間および接
着層と参照電極との間を隔離電極で隔離した請求項6ま
たは7記載の静電容量式圧力センサ。 - 【請求項9】隔離電極を回路のアースに接続した請求項
6から8のいずれか1項記載の静電容量式圧力センサ。 - 【請求項10】隔離電極を共通電極に接続した請求項6
から8のいずれか1項記載の静電容量式圧力センサ。 - 【請求項11】導電性インクを用いて固定基板に第一の
電極を弱い吸引力でスクリーン印刷したあと、強い吸引
力で再び吸引して導通用微小孔の内面に形成し前記第一
の電極と前記リード電極とをつなぐリード部を形成する
請求項6または7記載の静電容量式圧力センサの製造方
法。 - 【請求項12】導電性インクを用いて固定基板にリード
電極を弱い吸引力でスクリーン印刷したあと、前記第一
の電極を強い吸引力でスクリーン印刷して導通用微小孔
の内面に形成し前記第一の電極と前記リード電極とをつ
なぐリード部を形成する請求項6または7記載の静電容
量式圧力センサの製造方法。 - 【請求項13】請求項1から10のいずれか1項記載の
静電容量式圧力センサと、前記静電容量式圧力センサか
らの電気信号で前記静電容量式圧力センサの異常を判定
する判定手段と、前記静電容量式圧力センサによってガ
ス圧が検出されるガス設備と、前記ガス設備のガス流量
を検出する流量検出手段と、前記静電容量式圧力センサ
と前記流量検出手段からの電気信号で前記ガス設備の異
常を判定する判定手段と、前記判定手段からの信号によ
り動作する動作手段とを備えたガス異常監視装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8165680A JPH109985A (ja) | 1996-06-26 | 1996-06-26 | 静電容量式圧力センサとその製造方法およびその静電容量式圧力センサを用いたガス異常監視装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8165680A JPH109985A (ja) | 1996-06-26 | 1996-06-26 | 静電容量式圧力センサとその製造方法およびその静電容量式圧力センサを用いたガス異常監視装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH109985A true JPH109985A (ja) | 1998-01-16 |
Family
ID=15817007
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8165680A Pending JPH109985A (ja) | 1996-06-26 | 1996-06-26 | 静電容量式圧力センサとその製造方法およびその静電容量式圧力センサを用いたガス異常監視装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH109985A (ja) |
-
1996
- 1996-06-26 JP JP8165680A patent/JPH109985A/ja active Pending
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