JPH11103622A - 農作業機 - Google Patents

農作業機

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JPH11103622A
JPH11103622A JP27308697A JP27308697A JPH11103622A JP H11103622 A JPH11103622 A JP H11103622A JP 27308697 A JP27308697 A JP 27308697A JP 27308697 A JP27308697 A JP 27308697A JP H11103622 A JPH11103622 A JP H11103622A
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sensor
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Harumitsu Toki
治光 十亀
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 田植機その他の農作業機は、苗植装置などの
作業装置が地面から高くなりすぎたり、低くなりすぎた
りすると、自動的に昇降して標準の高さに復帰するよう
になっている。ここに、走行車体が前後方向の傾斜をと
もなっているとき、その昇降速度が遅いと、作業深さが
不均一になるおそれがあり、傾斜をともなっていないと
きに昇降速度が速いと、作業機の昇降がハンチングを生
じるおそれがある。 【解決手段】 走行車体の後に作業装置が駆動装置18
で昇降するように設けられ、地面からの作業装置の高さ
が変化すると駆動装置18が作動して作業装置の自動的
な昇降でその高さが標準の範囲内に復帰するように設け
られ、走行車体にその前後方向の傾斜を検出する傾斜角
センサ21が設けられ、走行車体が前後方向に傾斜して
いると傾斜角センサ21からの信号で駆動装置18によ
る上記の作業装置の昇降速度が大になるように設けられ
ている農作業機。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、水田で用いる田
植機や播種機などの農作業機に有効に用いられるもので
ある。
【0002】
【従来の技術】走行車体の後部に苗植装置が油圧シリン
ダで昇降するように設けられて田植機となっている。そ
して、苗の移植中に、苗植装置の泥面からの高さが一定
の範囲を越えて変化すると、ピストンロッドが自動的に
出没して苗植装置が昇降し、上記の高さが標準の範囲内
に復帰するように出来ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】苗植装置の泥面からの
高さの変化は、つぎの二つの原因で発生する。その一
は、耕盤の変動で走行車体が平行して沈没したり、浮上
したりする場合であり、その二は、走行車体が前下り、
又は、前上りに傾斜したときである。前者は徐々に現
れ、後者は急激に出現する傾向がある。従って、油圧シ
リンダによる苗植装置の昇降速度を前者に合わせて設定
すると、後者の場合に遅れが生じて苗の植込深さに不揃
が発生するおそれがある。これを解消するため、その昇
降速度を後者に合せて設定すると、前者の場合に苗植装
置がハンチングを発生するおそれがある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明は、走行車体1の後に作業装置2が駆動装
置18で昇降するように設けられ、地面からの作業装置
2の高さが変化すると駆動装置18が作動して作業装置
2の自動的な昇降でその高さが標準の範囲内に復帰する
ように設けられ、走行車体1が前後方向に傾斜している
と駆動装置18による上記の作業装置2の昇降速度が大
になるように設けられている農作業機とした。
【0005】
【実施例】つぎに、この発明の実施例を説明する。走行
車体1の後に苗植装置(作業装置)2が装着されて田植
機(農作業機)となっている。走行車体1がつぎのよう
に構成されている。フレーム3の前後に主歯車箱4と後
輪歯車箱5が設けられ、それぞれの両横に一対の前輪6
と後輪7が設けられている(図1、図2)。エンジン8
がフレーム4の上に取付けられ、その動力がベルト9,
10で主歯車箱4内に導入されたのち、その中の変速機
で所定の回転に調整されて前輪6と後輪7に伝わってい
る。前輪6と後輪7が耕盤の上で上記のように回転して
走行車体1が水田内を前進する。
【0006】座席11がエンジン8を被うカバー12の
上に設けられ、その前のハンドルポスト13の上のステ
アリングハンドル14を操作すると、前輪6が操縦され
て走行車体1の進路が変わるようになっている。支柱1
5がフレーム4の後部から上に伸び、上下で平行なリン
ク16の両端がこれと後の昇降枠17に回動自在に取付
けられている。油圧シリンダ(駆動装置)18の前部が
フレーム4に取付けられ、これからピストンロッド18
aが斜後上に突出し、上のリンク16と一体のアーム1
9の下端とその突端が連結している。後記の電磁バルブ
20の作動でタンク(図示していない)の油が油圧シリ
ンダ18に給排されると、ピストンロッド18aが出没
し、昇降枠17が昇降するように出来ている。電磁バル
ブ20は、時間当りの油の給排量を変化させて昇降枠1
7(苗植装置2)の昇降速度を調節することができる。
【0007】傾斜角センサ21が走行車体1の機台に固
定され、その前後方向の傾斜角が制御装置22に入力さ
れている(図3)。昇降レバー23が座席11の左に設
けられ、その作動で昇降センサ24から制御装置22に
達する入力が変化するようになっている。速度センサ2
5が変速機と後輪7の間の伝動経路に設けられ、走行車
体1の車速が制御装置22に入力されている。
【0008】感度ダイヤル26が操作盤27(図2)に
設けられ、オペレータが操作すると、制御装置22への
入力が変化するようになっている。苗植装置2がつぎの
ように構成されている。歯車箱28が前後方向のローリ
ング軸で昇降枠17の下部に揺動自在に取付けられてい
る。3本の苗植フレーム29が歯車箱28から後に伸
び、それぞれの後部の両横に回転ケース30が取付けら
れている。この回転ケース30は、主歯車箱4から取り
出されて歯車箱28に導入されたエンジン8の動力の一
部で、左側方から見て反時計方向に回転するようになっ
ている。一対の植込杆31がそれぞれの回転ケース30
に取付けられ、その中の遊星歯車で、上記の回転中に同
じような姿勢を保って旋回するように出来ている。
【0009】6個の苗取口を有する苗受板32が苗植フ
レーム29に固定され、一対の植込杆31の先端が下降
の初期にそれぞれの苗取口を交互に通過するように出来
ている。一対の支柱33が歯車箱28の両横から斜前上
に伸び、それぞれの突端と苗受板32の前部で苗載台3
4が左右に移動するように支持されている。苗載台34
は、下面にベルトコンベア35を備え、その上に6枚の
マット苗が横並びに載り、それぞれの後端を苗受板32
上に突出させて、歯車箱28内のエンジン8の動力の一
部で左右に往復駆動される。そして、苗載台34が横端
に到達すると、ベルトコンベア35が作動してマット苗
を後に繰り出すように出来ている。
【0010】従って、マット苗は、苗受板32の上に来
ると、植込杆31の先端で一株分が順次欠ぎ取られる。
欠ぎ取られた苗は、植込杆31の先端が旋回の下端で泥
土に突入し、下部をこれに差し込むようにして移植す
る。3枚のフロート36がそれぞれの苗植フレーム29
の下に配置されている。フロート36は、後部が横軸3
7で回動自在に取付けられ、走行車体1の前進で、その
回りに揺動しながら泥面を滑走するように出来ている。
そして、前部の張出部が、苗が移植される泥面を予じめ
整地するようになっている。
【0011】中央のフロート36がセンサフロート36
aとなり、上記の揺動がレバー38でフロートセンサ
(ポテンショメータ)39の出力を変化させるようにな
っている。その出力が制御装置22に入力されている。
制御装置22は、それぞれの入力で電磁バルブ20に出
力し、油圧シリンダ18が苗植装置2をつぎのように昇
降させる。
【0012】昇降レバー23を「上げ」にすると、昇降
センサ24からの入力で、傾斜角センサ39からの入力
に優先して苗植装置2を地面(泥面を含む)から高い位
置に上昇させる。これは、路面を走行するときや、枕地
でUターンさせるときに用いる。苗植装置2が所定の位
置まで上昇すると、自動的に又は手動で昇降レバー23
を「中立」に戻す。
【0013】昇降レバー23をその位置から「下げ」に
すると、苗植装置2が下降する。昇降レバー23の「下
げ」では、フロートセンサ39からの入力が優先して用
いられる。すなわち、水田内で苗植装置2が下降する
と、前下り傾斜して下降するセンサフロート36aの下
面が泥面に接触して姿勢が標準(ほぼ水平)になった所
で、下降が停止する。
【0014】この状態で苗植作業が行なわれる。そし
て、作業中、走行車体1が耕盤の深い所に来て、泥面
から平行に沈むと、苗植装置2が泥面(地面)に近づ
く。すると、センサフロート36aの下面が泥土で押さ
れて前上りに傾斜し、フロートセンサ39からの入力が
変化する。そして、苗植装置2が上昇し、センサフロー
ト36aが横軸37で引き上げられ、その姿勢が標準に
戻ると、上昇が停止する。
【0015】これとは逆に、耕盤の浅い所に来て平行
に浮き上がると、苗植装置2が泥面(地面)から離れる
(高くなる)。すると、横軸37が上ってセンサフロー
ト36aが前下りに傾斜し、フロートセンサ39からの
入力が変化する。そして、苗植装置2が下降し、横軸3
7が下って姿勢が標準に戻ると、下降が停止する。つぎ
に、前輪6が耕盤の深い所に落ち込むと(又は、後輪
7が高い所に乗り上げると)、走行車体1が前下りに傾
くとともに、苗植装置2が泥面から離れる(高くな
る)。すると、と同様に、苗植装置2を下降させる
が、このときは、傾斜角センサ21からの入力で、苗植
装置2を下降させる速度をよりも大にする。
【0016】また、耕盤の深い所から浅い所に移ると
きや、前輪6が耕盤の浅い所に乗り上がるときなどは、
走行車体1が前上りに傾くとともに、苗植装置2が泥面
に近づく。すると、と同様に、苗植装置2を上昇させ
るが、このときは、傾斜角センサ21からの入力で、苗
植装置2を上昇させる速度をよりも大にする。泥土
の硬軟に応じて感度ダイヤル26を操作することができ
る。感度ダイヤル26を「鈍感」側に操作すると、標準
時におけるセンサフロート36aの姿勢がやや前上りと
なり、硬い泥土において、ハンチングが防止される。ま
た、「敏感」側に操作すると、標準時におけるセンサフ
ロート36aの姿勢がやや前下りとなり、軟い泥土にお
いて検出遅れや、フロート36の前進による泥押しが防
止される。なお、傾斜角センサ21からの入力で、走行
車体1が前上り又は前下りに傾斜していると、それぞれ
上記の「鈍感」又は「敏感」が自動的に選択できるよう
に構成することができる。
【0017】なお、の昇降速度の変更に当り、走行
車体1が前上りに傾斜したときは、苗植装置2の上昇速
度のみを大にして下降速度は大にしないことが出来る。
また、走行車体1が前下りに傾斜したときは、苗植装置
2の下降速度のみを大にして上昇速度は大にしないこと
ができる。フロート36に硬軟センサを設け、感度ダイ
ヤル26による入力を自動化することができる。すなわ
ち、図4のように、フロート36の側方に配置したアー
ム40がばね41で引かれて中間がストッパー43に当
り、下端がその下に突出し、泥面を滑走すると、泥の抵
抗でばね41を引き伸して反時計回りに回動するように
なっている。ポテンショメータで出来た硬軟センサ42
がその回動部に設けられ、アーム40が回動すると、制
御装置22のこれからの入力が変化するように出来てい
る。
【0018】泥土の硬度が一定であると、走行車体1の
前進速度が大になるに従って、アーム40の回動量(回
動角)が大になる(図5)。硬い泥土、標準の泥土およ
び軟い泥土につき、種々の車速におけるアーム40の回
動量(硬軟センサ42からの入力)を制御装置22に記
憶させる。そして、農作業中の田植機において、制御装
置22は、速度センサ25からの入力でその速度を認識
し、硬軟センサ42からの入力でアーム40の回動量を
認識し、その車速におけるアーム40の回動量を先の記
憶と比較して泥土の硬軟(又はその度合)を判定し、そ
の判定に応じて苗植装置2の昇降制御の制御感度すなわ
ちセンサフロート36aの姿勢の制御目標を変更する
(図6)。
【0019】
【効果】以上のように、この発明によると、走行車体1
が前後方向に傾斜しているときは、傾斜していないとき
に比較して、作業装置2が自動的に昇降する速度が大に
なるので、その泥面からの高さが迅速に均一化され、農
作業が均一に行なわれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を施した田植機の側面図
【図2】その平面図
【図3】その一部のブロック回路図
【図4】そのフロートの側面図
【図5】泥内を滑走するアームの回動量と車速の関係を
示すグラフ
【図6】泥土の硬軟判定のフローチャート
【符号の説明】
1 走行車体 2 作業装置(苗植装置) 18 駆動装置(油圧シリンダ) 21 傾斜センサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行車体1の後に作業装置2が駆動装置
    18で昇降するように設けられ、地面からの作業装置2
    の高さが変化すると駆動装置18が作動して作業装置2
    の自動的な昇降でその高さが標準の範囲内に復帰するよ
    うに設けられ、走行車体1が前後方向に傾斜していると
    駆動装置18による上記の作業装置2の昇降速度が大に
    なるように設けられている農作業機。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017153382A (ja) * 2016-02-29 2017-09-07 井関農機株式会社 作業車両

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JP2017153382A (ja) * 2016-02-29 2017-09-07 井関農機株式会社 作業車両

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